WO2013179367A1 - 数値制御装置 - Google Patents
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Abstract
工作機械を制御する加工プログラムを入力としてオペレータに通知するメッセージを生成し、前記メッセージをメッセージ通知装置(6)へ出力する数値制御装置(1)において、前記加工プログラム中のメッセージ通知指令(21)に基づいて、前記メッセージの雛形となる基本メッセージおよび前記基本メッセージに対する変更内容を示すメッセージ変更情報を取得するメッセージ材料情報取得部(3)と、前記基本メッセージに対して前記メッセージ変更情報に基づいた変更を加えて前記メッセージを生成し、当該メッセージを前記メッセージ通知装置(6)へ出力する派生メッセージ生成部(4)と、を備える。
Description
本発明は、数値制御装置に関する。
一般に、数値制御装置は、あらかじめ作成しておいた加工プログラムを用い、前記加工プログラムから出力される制御指令に従って工作機械を制御し加工物を加工する。通常、数値制御装置では、加工プログラム作成者と機械のオペレータが異なる場合が多く、機械のオペレータは加工プログラムを見ただけでは必ずしも加工プログラム作成者の意図を理解しきれないため、加工内容の把握ができずに作業効率が低下する可能性や、作業の誤操作を起こす可能性がある。そこで、下記特許文献1~3に開示されているように、加工プログラムに加工内容や作業指示に関する情報をテキストデータとして表示指令とともに挿入し、数値制御装置が、加工プログラム実行中に前記表示指令を見つけると前記テキストデータをメッセージとして表示装置に出力することが行われている。
具体的に、下記特許文献1には、加工プログラム実行中にテキストを注釈記号”( )”で閉じた注釈文を見つけた場合、数値制御装置が、前記テキストを表示装置上に表示し、加工内容や作業指示を機械のオペレータに知らせる技術が開示されている。
また、下記特許文献2には、加工プログラム実行中に注釈文あるいは制御指令で使用しない記号の記述を見つけた場合、数値制御装置が、前記記述が注釈文の場合は前記注釈文に含まれるテキストデータを表示装置上に表示し、前記記述が制御指令で使用しない記号の場合は記憶領域から取得した前記記号に対応するテキストデータを表示装置上に表示して、加工プログラムの内容を機械のオペレータに知らせる技術が開示されている。
また、下記特許文献3には、あらかじめ加工に関する情報をテキストデータとして対応する番号とともに記憶領域に登録し、数値制御装置が、加工プログラム実行中に前記番号を見つけた場合、前記番号に対応する前記テキストデータを表示装置上に表示する技術が開示されている。
しかしながら、上記従来の技術によれば、工作機械のオペレータに知らせたい加工に関する情報は多種多様である。そのため、各加工に関する情報について個別に対応すると、加工プログラム中の注釈文のテキストデータや記憶領域に登録するテキストデータの作成に手間がかかる、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、メッセージに使用するデータ作成の手間を削減可能な数値制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、工作機械を制御する加工プログラムを入力としてオペレータに通知するメッセージを生成し、前記メッセージをメッセージ通知装置へ出力する数値制御装置において、前記加工プログラム中のメッセージ通知指令に基づいて、前記メッセージの雛形となる基本メッセージおよび前記基本メッセージに対する変更内容を示すメッセージ変更情報を取得するメッセージ材料情報取得部と、前記基本メッセージに対して前記メッセージ変更情報に基づいた変更を加えて前記メッセージを生成し、当該メッセージを前記メッセージ通知装置へ出力する派生メッセージ生成部と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる数値制御装置は、メッセージに使用するデータ作成の手間を削減できる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる数値制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る数値制御装置の構成例を示すブロック図である。数値制御装置1は、メッセージ通知指令取得部2と、メッセージ材料情報取得部3と、派生メッセージ生成部4と、記憶部5と、を備え、メッセージ通知装置6と接続する。メッセージ通知指令取得部2は、入力された加工プログラムに基づいて取得したメッセージ通知指令21を出力する。メッセージ材料情報取得部3は、メッセージ通知指令取得部2からメッセージ通知指令21が入力されると、入力されたメッセージ通知指令21に基づいて取得したメッセージ材料情報22を出力する。ここで、メッセージ材料情報22は、基本メッセージおよびメッセージ変更情報を含むものとする。派生メッセージ生成部4は、メッセージ材料情報22に含まれる基本メッセージに対して、メッセージ材料情報22に含まれるメッセージ変更情報に基づく変更を加えて派生メッセージ23を生成し、メッセージ通知装置6へ出力する。記憶部5は、取得したメッセージの情報やあらかじめメッセージの情報を記憶するための記憶領域である。数値制御装置1が記憶部5を備える構成について説明するが、一例であり、外部記憶装置で代用することも可能であり、以降の実施の形態についても同様とする。なお、メッセージ通知装置6は、メッセージを出力できる機能を備えている装置であり、例えば、表示装置や音声出力装置等があるが、これらに限定するものではない。
図1は、本実施の形態に係る数値制御装置の構成例を示すブロック図である。数値制御装置1は、メッセージ通知指令取得部2と、メッセージ材料情報取得部3と、派生メッセージ生成部4と、記憶部5と、を備え、メッセージ通知装置6と接続する。メッセージ通知指令取得部2は、入力された加工プログラムに基づいて取得したメッセージ通知指令21を出力する。メッセージ材料情報取得部3は、メッセージ通知指令取得部2からメッセージ通知指令21が入力されると、入力されたメッセージ通知指令21に基づいて取得したメッセージ材料情報22を出力する。ここで、メッセージ材料情報22は、基本メッセージおよびメッセージ変更情報を含むものとする。派生メッセージ生成部4は、メッセージ材料情報22に含まれる基本メッセージに対して、メッセージ材料情報22に含まれるメッセージ変更情報に基づく変更を加えて派生メッセージ23を生成し、メッセージ通知装置6へ出力する。記憶部5は、取得したメッセージの情報やあらかじめメッセージの情報を記憶するための記憶領域である。数値制御装置1が記憶部5を備える構成について説明するが、一例であり、外部記憶装置で代用することも可能であり、以降の実施の形態についても同様とする。なお、メッセージ通知装置6は、メッセージを出力できる機能を備えている装置であり、例えば、表示装置や音声出力装置等があるが、これらに限定するものではない。
つづいて、本実施の形態に係る数値制御装置1がオペレータに対してメッセージを通知する動作について、具体的に、加工プログラムの記述例を用いて説明する。図2は、本実施の形態に係る数値制御装置のメッセージを通知する動作を示すフローチャートである。また、図3は、本実施の形態に係る加工プログラムの記述例を示す図である。ここで、図3の加工プログラムの「#3010」で始まり、セミコロン;で終わる一行がメッセージ通知指令である。メッセージ通知指令の等号記号=に続いて記述されている丸括弧()を含む部分が基本メッセージである。また、基本メッセージに続き、カンマ区切りで記述されている山括弧<>を含む部分がメッセージ変更情報である。なお、EX104aやEX105aのように、メッセージ変更情報は複数記述することが可能である。
以下、図2のフローチャートの各ステップに従って説明する。ステップS11では、メッセージ材料情報取得部3が、メッセージ通知指令取得部2より入力されたメッセージ通知指令21に基づいて、基本メッセージ(等号記号=に続いて記述されている丸括弧()を含む部分)を取得する。
ステップS12では、メッセージ材料情報取得部3が、メッセージ通知指令21に基づいてメッセージ変更情報(基本メッセージに続き、カンマ区切りで記述されている山括弧<>を含む部分)を取得できるか判定する。メッセージ材料情報取得部3は、メッセージ変更情報を取得できる場合(ステップS12:Yes)はステップS13へ進み、メッセージ変更情報を取得できない場合(ステップS12:No)はステップS17へ進む。
ステップS13では、メッセージ材料情報取得部3が、メッセージ通知指令21に基づいてメッセージ変更情報(基本メッセージに続き、カンマ区切りで記述されている山括弧<>を含む部分)を取得する。そして、ステップS14では、メッセージ材料情報取得部3が、メッセージ通知指令21に基づいてすべてのメッセージ変更情報が取得できているか判定する。メッセージ材料情報取得部3は、未取得のメッセージ変更情報がある場合(ステップS14:No)はステップS13へ戻り、未取得のメッセージ変更情報がない場合(ステップS14:Yes)はステップS15へ進む。ステップS15へ進むにあたり、メッセージ材料情報取得部3は、取得した基本メッセージおよびメッセージ変更情報を含むメッセージ材料情報22を、派生メッセージ生成部4へ出力する。
ステップS15では、派生メッセージ生成部4が、メッセージ材料情報22から基本メッセージおよびメッセージ変更情報を取得して、メッセージ変更情報中の基本メッセージに加える変更内容を判別し、メッセージ変更情報による変更内容に基づいて基本メッセージに変更を加えて、派生メッセージを生成する。そして、ステップS16では、派生メッセージ生成部4が、未処理のメッセージ変更情報がないかどうかを判定する。派生メッセージ生成部4は、未処理のメッセージ変更情報がある場合(ステップS16:No)はステップS15へ戻り、未処理のメッセージ変更情報がない場合(ステップS16:Yes)はステップS17へ進む。
ここで、派生メッセージ生成部4において、基本メッセージに対して、メッセージ変更情報を用いて変更を加える方法について説明する。基本メッセージに加える変更内容には、置換、追加、削除、挿入があり、派生メッセージ生成部4は、メッセージ変更情報の記述によって区別する。
具体的に、図3のEX101a行は、基本メッセージ「早送り速度ゼロ。早送り速度を上げてください」中の「早送り」を「切削送り」で置換し、派生メッセージ「切削送り速度ゼロ。切削送り速度を上げてください」を生成する例である。派生メッセージ生成部4は、ふたつの山括弧<>をスラッシュ記号/で区切った記述をステップS15では置換と判別する。ここで、スラッシュ記号の前の山括弧<>で括った部分が置換前の内容、スラッシュ記号の後の山括弧<>で括った部分が置換後の内容である。派生メッセージ生成部4は、ステップS15において、置換前の内容を置換後の内容で置き換える変更を基本メッセージ内に加える処理を実行する。
また、基本メッセージに置換前内容をあらかじめ置換記号として含めておき、メッセージ変更情報に変更後情報のみを記述することも可能である。図3のEX102a行は、基本メッセージ「%1ゼロ。%1を上げてください」に含まれる置換記号「%1」を「早送り速度」で置換し、派生メッセージ「早送り速度ゼロ。早送り速度を上げてください」を生成する例である。派生メッセージ生成部4は、ステップS15において、「%1」を「早送り速度」で置き換える変更を基本メッセージ内に加える処理を実行する。
図3のEX103a行は、基本メッセージ「スキップ座標読取」に「不可」を追加し、派生メッセージ「スキップ座標読取不可」を生成する例である。派生メッセージ生成部4は、加算記号+に続けて山括弧<>の記述をステップS15では追加と判別する。派生メッセージ生成部4は、ステップS15において、加算記号+に続く山括弧<>で括った部分を追加内容として、基本メッセージの後ろに追加内容を追加する変更処理を実行する。
図3のEX104a行は、EX103a行に「座標読取」を削除するメッセージ変更情報を追加し、基本メッセージ「スキップ座標読取」に「不可」の追加と「座標読取」の削除を行い、派生メッセージ「スキップ不可」を生成する例である。派生メッセージ生成部4は、減算記号-に続けて山括弧<>の記述をステップS15では削除と判別する。派生メッセージ生成部4は、ステップS15において、減算記号-に続く山括弧<>で括った部分を削除内容として、基本メッセージ内の削除内容に一致する部分を削除する変更処理を実行する。
図3のEX105a行は、EX104a行に「多段」を挿入するメッセージ変更情報を追加し、基本メッセージ「スキップ座標読取」に「不可」の追加、「座標読取」の削除、0文字目に「多段」の挿入を行い、派生メッセージ「多段スキップ不可」を生成する例である。派生メッセージ生成部4は、加算記号+と山括弧<>に続いて、アットマーク記号@の記述をステップS15では挿入と判別する。派生メッセージ生成部4は、ステップS15において、加算記号+に続く山括弧<>で括った部分を挿入内容、アットマーク記号@に続く部分を挿入箇所として、基本メッセージ内の挿入箇所に挿入内容を挿入する変更処理を実行する。
図2のフローチャートに戻って、ステップS17では、派生メッセージ生成部4が、ステップS15、S16で生成した派生メッセージをメッセージ通知装置6へ出力する。
また、ステップS12においてメッセージ変更情報を取得できなかった場合(ステップS12:No)、ステップS17へ進むにあたり、メッセージ材料情報取得部3は、取得した基本メッセージを含むメッセージ材料情報22を、派生メッセージ生成部4へ出力する。そして、ステップS17では、派生メッセージ生成部4が、メッセージ材料情報22から取得した基本メッセージを派生メッセージとしてメッセージ通知装置6へ出力する。
このよう、数値制御装置1では、メッセージ通知指令に基づいて取得した基本メッセージに対して、メッセージ通知指令に基づいて取得したメッセージ変更情報に基づく変更を加えることで、派生メッセージを生成することができる。
図4は、図3に示すメッセージ通知指令により生成される派生メッセージを、メッセージ変更情報を使用せずに基本メッセージで記述した従来の加工プログラムの記述例を示す図である。各行の記載はそれぞれ独立しており、各行に対応した記載が必要である。一方、図3では、過去に使用したメッセージ通知指令に対して、共通部分を基本メッセージとして使いまわすことができ、変更する部分のみをメッセージ変更情報として記述することができる。そのため、図4の記述例と比較して、加工プログラム作成者がメッセージ通知指令を作成する手間を削減することが可能となる。また、既存のメッセージを流用できることから、メッセージ表記を少ない手間で統一することが可能となる。
なお、図3ではメッセージ全体が短く字数も多くないが、例えば、基本メッセージが長く、繰り返し同一の用語が使用される場合には、図3のEX102aと図4のEX102bとを比較しても分かるように、メッセージ通知指令を短くできるため、加工プログラムのサイズを小さくすることも可能である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、数値制御装置では、基本メッセージを流用して新しい派生メッセージを生成することができる。これにより、加工プログラムのメッセージ通知指令の作成の手間を削減することができる。また、メッセージ表記を少ない手間で統一することができる。
また、基本メッセージが長く、繰り返し同一の用語が使用される場合には、従来と比較して、加工プログラムのサイズを小さくすることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、メッセージ通知指令中に基本メッセージおよびメッセージ変更情報をテキストデータとして記述した。本実施の形態では、テキストデータを自装置内に記憶する場合について説明する。実施の形態1と異なる部分について説明する。
実施の形態1では、メッセージ通知指令中に基本メッセージおよびメッセージ変更情報をテキストデータとして記述した。本実施の形態では、テキストデータを自装置内に記憶する場合について説明する。実施の形態1と異なる部分について説明する。
図5は、本実施の形態に係る加工プログラムの記述例を示す図である。また、図6は、記憶部で記憶している識別子とテキストデータとの対応を示すテーブルを示す図である。図5に示す加工プログラム中のメッセージ通知指令(基本メッセージ、メッセージ変更情報)にある識別子(ID)に対応したテキストデータの組み合わせが、図6のテーブルに記憶されている。
具体的に、記憶部5では、図6に示すように、テキストデータ「%1ゼロ。%1を上げてください」と前記テキストデータを示す識別子ID1、テキストデータ「スキップ座標」と前記テキストデータを示す識別子ID2、テキストデータ「読取不可」と前記テキストデータを示す識別子ID3、およびテキストデータ「座標読取」と前記テキストデータを示す識別子ID4を関連付けて記憶している。
つづいて、本実施の形態に係る数値制御装置1がオペレータに対してメッセージを通知する動作について、具体的に、加工プログラムの記述例を用いて説明する。なお、本実施の形態に係る動作のフローチャートは実施の形態1(図2参照)と同様である。
図5のEX101c行に対して、メッセージ材料情報取得部3が、ステップS11において、メッセージ通知指令21から基本メッセージに含まれる識別子ID1を読み取り、記憶部5から識別子ID1に対応するテキストデータ「%1ゼロ。%1を上げてください」を取得し、基本メッセージとする。以降の動作は図3のEX102aの場合と同様である。メッセージ材料情報取得部3が、メッセージ変更情報として「切削送り速度」を取得し(ステップS13、S14)、派生メッセージ生成部4が、基本メッセージ「%1ゼロ。%1を上げてください」に含まれる置換記号「%1」を「切削送り速度」で置換し、派生メッセージ「切削送り速度ゼロ。切削送り速度を上げてください」を生成する(ステップS15、S16)。
図5のEX102c行に対して、EX101c行と同様、メッセージ材料情報取得部3が、ステップS11において、メッセージ通知指令21から基本メッセージに含まれる識別子ID1を読み取り、記憶部5から識別子ID1に対応するテキストデータ「%1ゼロ。%1を上げてください」を取得し、基本メッセージとする。以降の動作は図3のEX102aの場合と同様である。メッセージ材料情報取得部3が、メッセージ変更情報として「早送り速度」を取得し(ステップS13、S14)、派生メッセージ生成部4が、基本メッセージ「%1ゼロ。%1を上げてください」に含まれる置換記号「%1」を「早送り速度」で置換し、派生メッセージ「早送り速度ゼロ。早送り速度を上げてください」を生成する(ステップS15、S16)。
図5のEX103c行に対して、メッセージ材料情報取得部3が、ステップS11において、メッセージ通知指令21から基本メッセージに含まれる識別子ID2を読み取り、記憶部5から識別子ID2に対応するテキストデータ「スキップ座標」を取得し、基本メッセージとする。また、メッセージ変更情報を取得できることから(ステップS12:Yes)、メッセージ材料情報取得部3が、ステップS13において、メッセージ通知指令21から基本メッセージに含まれる一番目の識別子ID3を読み取り、記憶部5から識別子ID3に対応するテキストデータ「読取不可」を取得し、メッセージ変更情報とする。ステップS14の判定でステップS13に戻るため、さらにステップS13でメッセージ通知指令21から基本メッセージに含まれる二番目の識別子ID4を読み取り、記憶部5から識別子ID4に対応するテキストデータ「座標読取」を取得し、メッセージ変更情報とする。また、ステップS14の判定でステップS13に戻るため、さらにステップS13でメッセージ通知指令21から基本メッセージに含まれる<多段>@0を取得し、メッセージ変更情報とする。そして、派生メッセージ生成部4が、取得したメッセージ変更情報の順に基本メッセージに変更を加える。具体的に、派生メッセージ生成部4は、基本メッセージ「スキップ座標」に「読取不可」を追加して「スキップ座標読取不可」とし、さらに「座標読取」を削除して「スキップ不可」とし、最後に「多段」を先頭に挿入して「多段スキップ不可」とする(ステップS15、S16)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、数値制御装置では、加工プログラムのメッセージ通知指令中の識別子に関連付けてテキストデータを記憶することとした。これにより、実施の形態1と比較して、加工プログラムのサイズを小さくすることができる。また、従来では、テキストデータを含めたことにより加工プログラムのサイズが大きくなるといった問題があった。本実施の形態では、この問題を解消することができる。
また、従来では、自装置において、メッセージをそのままテキストデータとして登録する場合、登録する記憶領域に多くの容量を必要とするという問題があった。本実施の形態では、記憶部に記憶するデータを識別子と関連付けてテキストデータで記憶して、各基本メッセージやメッセージ変更情報に使い回しができるため、自装置において、テキストデータを登録する記憶領域を従来よりも小さくすることができる。
なお、上記説明ではテキストデータおよび前記テキストデータを示す識別子をあらかじめ記憶する記憶部5を数値制御装置1内に備える場合について説明したが、これに限定するものではない。記憶部5に記憶する内容を、数値制御装置1外の外部記憶装置で記憶することも可能である。
実施の形態3.
実施の形態2では数値制御装置1の記憶部5にテキストデータと前記テキストデータを示す識別子をあらかじめ記憶するようにしたが、前記テキストデータだけでなく、画像データ、サウンドデータ、動画データ等を記憶することも可能である。実施の形態2と異なる部分について説明する。
実施の形態2では数値制御装置1の記憶部5にテキストデータと前記テキストデータを示す識別子をあらかじめ記憶するようにしたが、前記テキストデータだけでなく、画像データ、サウンドデータ、動画データ等を記憶することも可能である。実施の形態2と異なる部分について説明する。
例えば、画像データの場合、変更を行う領域をメッセージ変更情報に含めることで、追加、削除、挿入を行うことが可能であり、公知の画像認識技術を用いることで置換も可能である。また、サウンドデータ、動画データの場合、変更を行う時間軸をメッセージ変更情報に含めることで追加、削除、挿入を行うことが可能であり、公知の音声認識技術や動画認識技術を用いることで置換も可能である。また、メッセージ変更情報のデータ種類と基本メッセージのデータ種類が異なる場合は、ある種類のデータを別の種類のデータに変換する公知のデータ変換技術を用いることで、メッセージ変更情報のデータ種類と基本メッセージのデータ種類に変換して基本メッセージのデータに変更を加えることも可能である。
具体的に、画像データを用いる場合の数値制御装置1の動作について説明する。図7は、本実施の形態に係る基本メッセージおよびメッセージ変更情報に画像データを含む場合の加工プログラムの記述例を示す図である。記憶部5から取得した画像データを基本メッセージに含め、記憶部5から取得したテキストデータおよび画像データをメッセージ変更情報に含めたものである。
図8は、自装置内の記憶部で記憶している識別子と画像データおよびテキストデータとの対応を示すテーブルである。図7に示す加工プログラム中のメッセージ通知指令(基本メッセージ、メッセージ変更情報)にある識別子(ID)に対応した画像データおよびテキストデータが、図8のテーブルに記憶されている。図9は、識別子ID11の画像データ11に対応する画像を示す図である。また、図10は、識別子ID12の画像データ12に対応する画像を示す図である。
つづいて、本実施の形態に係る数値制御装置1がオペレータに対してメッセージを通知する動作について、具体的に、加工プログラムの記述例を用いて説明する。なお、本実施の形態に係る動作のフローチャートは実施の形態1、2(図2参照)と同様である。
図7のEX101dに対して、メッセージ材料情報取得部3が、ステップS11において、メッセージ通知指令21から基本メッセージに含まれる識別子ID11を読み取り、数値制御装置1の記憶部5から識別子ID11に対応する画像データ11を取得し、基本メッセージとする。また、メッセージ材料情報取得部3が、ステップS13、S14において、メッセージ変更情報として識別子ID12に対応する画像データ12、識別子ID13に対応するテキストデータ「ストロークエンド軸あり。」、識別子ID14に対応するテキストデータ「X(-)方向へ移動してください。」を取得する。ここで、各メッセージ変更情報には、基本メッセージの画像データに挿入する座標位置がアットマーク記号@の後に記述されている。派生メッセージ生成部4は、ステップS15、S16において、前記座標位置に従い、画像データ11に対して、画像データ12を指定された座標(X=10,Y=10)に挿入する。次に、派生メッセージ生成部4は、テキストデータ「ストロークエンド軸あり。」を画像データに変換し、指定された座標(X=40,Y=100)に挿入する。同様に、派生メッセージ生成部4は、テキストデータ「X(-)方向へ移動してください。」を画像データに変換後、指定された座標(X=40,Y=110)にする。図11は、本実施の形態に係る派生メッセージを示す図である。派生メッセージ生成部4は、派生メッセージとして図11に示す画像データを生成する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、数値制御装置では、テキストデータだけではなく、画像データ、サウンドデータ、動画データを用いて派生メッセージを生成できることとした。これにより、従来と比較して、表現力が高く効果的なメッセージをオペレータに通知することができる。
なお、実施の形態3と同様、上記説明ではデータ(テキストデータ、画像データ、サウンドデータ、動画データ)および前記データを示す識別子をあらかじめ記憶する記憶部5を数値制御装置1内に備える場合について説明したが、これに限定するものではない。記憶部5に記憶する内容を、数値制御装置1外の外部記憶装置で記憶することも可能である。
実施の形態4.
本実施の形態では、メッセージ変更情報として、数値制御装置1内の内部情報を表す内部情報識別子を指定し、数値制御装置1の記憶部5に記憶されている、内部情報識別子に対応する数値制御装置1内の内部情報を取得する場合について説明する。実施の形態1~3と異なる部分について説明する。
本実施の形態では、メッセージ変更情報として、数値制御装置1内の内部情報を表す内部情報識別子を指定し、数値制御装置1の記憶部5に記憶されている、内部情報識別子に対応する数値制御装置1内の内部情報を取得する場合について説明する。実施の形態1~3と異なる部分について説明する。
内部情報識別子は、例えば、加工プログラム内で使用する変数番号(コモン変数、ローカル変数、システム変数)や数値制御装置のパラメータ番号、PLC(Programmable Logic Controller)デバイス番号を用いることができる。
図12は、本実施の形態に係るメッセージ変更情報に内部情報識別子を用いた加工プログラムの記述例を示す図である。メッセージ変更情報に数値制御装置1内の内部情報を表す内部情報識別子を指定し、数値制御装置1の記憶部5に記憶されている、前記内部情報識別子に対応する数値制御装置1内の内部情報をメッセージ変更情報とする。具体的に、図12においてメッセージ変更情報として記述されている内部情報識別子#3901は、数値制御装置1の記憶部5に記憶されている、加工が完了したワークの個数(ワーク加工数)を読み取るためのシステム変数である。
数値制御装置1では、派生メッセージを作成する処理において(フローチャートは実施の形態1(図2参照)と同様)、メッセージ材料情報取得部3が、ステップS13において、メッセージ通知指令からメッセージ変更情報に含まれている内部情報識別子#3901を読み取り、記憶部5から内部情報識別子#3901に対応するワーク加工数の値を取得し、メッセージ変更情報に含める。その他の処理は実施の形態1等と同様である。これにより、数値制御装置1では、ワーク加工数を派生メッセージとしてオペレータへ通知することができる。なお、ここで示す内部情報識別子#3901のシステム変数は一例であり、他のシステム変数を用いることにより、数値制御装置1の他、制御対象の工作機械の情報の状態を取得することも可能である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、数値制御装置では、メッセージ変更情報として、数値制御装置1内の内部情報等を表す内部情報識別子を指定できることとした。これにより、時々刻々と変化する数値制御装置や工作機械の状態をメッセージに含めることができるので、従来と比較して表現力が高く効果的なメッセージをオペレータに通知することができる。
また、従来では、加工プログラム中の注釈文のテキストデータや記憶領域にあらかじめ登録されたテキストデータをそのままメッセージとして表示装置上に表示するため、加工プログラム実行中に時々刻々と変化する数値制御装置や工作機械の状態をメッセージに含めてオペレータに知らせることができないという問題があった。本実施の形態では、加工プログラム実行中に時々刻々と変化する数値制御装置や工作機械の状態を派生メッセージに含めることができ、このような問題を解消することができる。
実施の形態5.
実施の形態2~4では、数値制御装置1の記憶部5にテキストデータ等とデータを示す識別子を1対1で関連付けて記憶していた。本実施の形態では、内部情報識別子が示す内部情報の値に応じて、使用する基本メッセージおよびメッセージ変更情報を切り替える。実施の形態1~4と異なる部分について説明する。
実施の形態2~4では、数値制御装置1の記憶部5にテキストデータ等とデータを示す識別子を1対1で関連付けて記憶していた。本実施の形態では、内部情報識別子が示す内部情報の値に応じて、使用する基本メッセージおよびメッセージ変更情報を切り替える。実施の形態1~4と異なる部分について説明する。
図13は、本実施の形態に係る加工プログラムの記述例を示す図である。また、図14は、記憶部で記憶している内部情報識別子とテキストデータとの対応を示すメッセージ切替テーブルを示す図である。図13に示す加工プログラム中のメッセージ通知指令(基本メッセージ、メッセージ変更情報)にある識別子(ID)に関連付けられた内部情報識別子、および識別子(ID)に対応したテキストデータが、図14のメッセージ切替テーブルに記憶されている。また、図14において、識別子ID15、識別子ID16は、数値制御装置1の内部情報識別子#1043に関連づけられている。具体的に、内部情報識別子#1043は、数値制御装置1がメッセージ通知装置6に表示する言語を切替えるパラメータである。
数値制御装置1では、派生メッセージを作成する処理において(フローチャートは実施の形態1(図2参照)と同様)、メッセージ材料情報取得部3が、ステップS11において、メッセージ通知指令から基本メッセージに含まれる識別子ID15を読み取り、記憶部5から識別子ID15に対応するテキストデータを取得する際、内部情報識別子#1043の値をチェックし、内部情報識別子#1043の値に対応するテキストデータを取得する。メッセージ材料情報取得部3は、例えば、内部情報識別子#1043が0であればデータD0「Program error %1」を基本メッセージとして取得し、内部情報識別子#1043が1であればデータD1「プログラムエラー %1」を基本メッセージとして取得し、内部情報識別子#1043が2であればデータD2「程式錯誤 %1」を基本メッセージとして取得する。
また、メッセージ材料情報取得部3が、ステップS13において、メッセージ通知指令からメッセージ変更情報に含まれる識別子ID16を読み取り、記憶部5から識別子ID16に対応するテキストデータを取得する際、内部情報識別子#1043の値をチェックし、内部情報識別子#1043の値に対応するテキストデータを取得する。メッセージ材料情報取得部3は、例えば、内部情報識別子#1043が0であればデータD0「Divided by zero」をメッセージ変更情報として取得し、内部情報識別子#1043が1であればデータD1「ゼロ割」をメッセージ変更情報として取得し、内部情報識別子#1043が2であればデータD2「分母用0分割」をメッセージ変更情報として取得する。
そして、数値制御装置1では、派生メッセージ生成部4が、ステップS15において、メッセージ材料情報取得部3が取得したメッセージ材料情報(基本メッセージおよびメッセージ変更情報)に基づいて、内部情報識別子#1043が0のときは「Program error Divided by zero」の派生メッセージを生成し、内部情報識別子#1043が1のときは「プログラムエラー ゼロ割」の派生メッセージを生成し、内部情報識別子#1043が2のときは「程式錯誤 分母用0分割」の派生メッセージを生成する。
図15は、図13に示すメッセージ通知指令により生成される派生メッセージを、メッセージ変更情報を使用せずに基本メッセージで記述した従来の加工プログラムの記述例を示す図である。本実施の形態では、図13に示すように、内部情報識別子#1043の値に応じて派生メッセージを生成できることから、図15の場合と比較して、加工プログラムにおいて、条件分岐を作成する手間を削除することが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、数値制御装置では、取得する基本メッセージおよびメッセージ変更情報を数値制御装置の内部情報の値によって切り替えることとした。これにより、加工プログラム実行中に変化する数値制御装置やPLCの状態、パラメータ値等に応じて取得する基本メッセージおよびメッセージ変更情報を変更することができるため、加工プログラム中において数値制御装置やPLCの状態、パラメータ値等に応じてメッセージ通知指令を切り替える条件分岐を作成する手間を削減し、加工プログラムサイズを小さくすることができる。
実施の形態6.
本実施の形態では、以前のメッセージ通知指令で取得した基本メッセージを記憶する。実施の形態1~5と異なる部分について説明する。
本実施の形態では、以前のメッセージ通知指令で取得した基本メッセージを記憶する。実施の形態1~5と異なる部分について説明する。
数値制御装置1の構成は実施の形態1(図1参照)等と同様である。ただし、数値制御装置1において、メッセージ材料情報取得部3は、以前のメッセージ通知指令で取得した基本メッセージを記憶部5に記憶しておくことが可能である。
また、メッセージを通知する動作を示すフローチャートも実施の形態1(図2参照)と同様であるが、ステップS11に示す基本メッセージを取得する処理について、本実施の形態に係る処理の詳細を説明する。図16は、本実施の形態に係る数値制御装置において基本メッセージを取得する処理を示すフローチャートである。メッセージ材料情報取得部3が、メッセージ通知指令から基本メッセージを取得できなかった場合に、記憶部5に記憶した、以前実施したメッセージ通知指令で取得した基本メッセージを取得する処理を示すものである。
図16のステップS11-aでは、メッセージ材料情報取得部3が、メッセージ通知指令に基づいて基本メッセージを取得できるか判定する。メッセージ材料情報取得部3は、取得できる場合(ステップS11-a:Yes)はステップS11-bに進み、取得できない場合(ステップS11-a:No)はステップS11-dに進む。ステップS11-bでは、メッセージ材料情報取得部3が、図2のステップS11と同様の処理を行う。ステップS11-cでは、メッセージ材料情報取得部3が、ステップS11-bで取得した基本メッセージを記憶部5に記憶しておく。ステップS11-aでメッセージ通知指令に基づいて基本メッセージを取得できないと判定した場合(ステップS11-a:No)のステップS11-dでは、メッセージ材料情報取得部3が、記憶部5に記憶してある基本メッセージを取得する。
図17は、本実施の形態に係る加工プログラムの記述例を示す図である。また、図18は、記憶部で記憶している識別子とテキストデータの対応を示すテーブルを示す図である。図17に示す加工プログラム中のメッセージ通知指令(基本メッセージ、メッセージ変更情報)にある識別子(ID)に対応したテキストデータが、図18のテーブルに記憶されている。
つづいて、本実施の形態に係る数値制御装置1がオペレータに対してメッセージを通知する動作について、具体的に、加工プログラムの記述例を用いて説明する。なお、本実施の形態に係る動作のフローチャートは、ステップS11以外は実施の形態1(図2参照)と同様である。
図17のEX201a行に対してメッセージ通知指令を実施する場合、メッセージ材料情報取得部3が、ステップS11-aにおいて、メッセージ通知指令21に基本メッセージの識別子ID21があるためステップS11-bへ進む。メッセージ材料情報取得部3は、ステップS11-bにおいて、識別子ID21に対応するテキストデータ「%1が%2です。%3を%4ください。」を取得する。そして、メッセージ材料情報取得部3は、ステップS11-cにおいて、前記テキストデータ「%1が%2です。%3を%4ください。」を記憶部5に記憶する。
以降の数値制御装置1における処理は実施の形態1と同様である。ステップS13、S14において、メッセージ材料情報取得部3が、識別子ID22に対応するテキストデータ「切削送り速度」、識別子ID23に対応するテキストデータ「ゼロ」、識別子ID22に対応するテキストデータ「切削送り速度」、および識別子ID24に対応するテキストデータ「上げて」を取得する。そして、ステップS15、S16において、派生メッセージ生成部4が、基本メッセージ「%1が%2です。%3を%4ください。」に対して置換を行い、派生メッセージ「切削送り速度がゼロです。切削送り速度を上げてください。」を生成する。
次に、図17のEX202a行に対してメッセージ通知指令を実施する場合、メッセージ材料情報取得部3が、ステップS11-aにおいて、メッセージ通知指令21に基本メッセージの識別子がないことから基本メッセージを取得できないと判断し、ステップS11-dへ進む。メッセージ材料情報取得部3は、ステップS11-dにおいて、記憶部5に記憶されている基本メッセージ「%1が%2です。%3を%4ください。」を取得する。
以降の数値制御装置1における処理は実施の形態1と同様である。ステップS13、S14において、メッセージ材料情報取得部3が、識別子ID25に対応するテキストデータ「早送り速度」、識別子ID23に対応するテキストデータ「ゼロ」、識別子ID25に対応するテキストデータ「早送り速度」、および識別子ID24に対応するテキストデータ「上げて」を取得する。そして、ステップS15、S16において、派生メッセージ生成部4が、基本メッセージ「%1が%2です。%3を%4ください。」に対して置換を行い、派生メッセージ「早送り速度がゼロです。早送り速度を上げてください。」を生成する。
ここで、加工プログラムには、基本メッセージが複数含まれる場合がある。そのため、数値制御装置1では、例えば、メッセージ材料情報取得部3は、最新の基本メッセージ1つを記憶部5に記憶する。メッセージ材料情報取得部3は、新たに基本メッセージを取得した場合は、それまでに記憶していた基本メッセージを上書き更新し、新たに取得した基本メッセージを記憶部5に記憶することとする。なお、基本メッセージを記憶する方法として上書きする方法は、一例であり、この方法に限定するものではない。
以上説明したように、本実施の形態によれば、数値制御装置では、以前実行したメッセージ通知指令の基本メッセージを記憶しておくこととした。これにより、以前に使用した基本メッセージを流用できるため、メッセージ通知指令作成の手間を削減し、また、従来と比較して、加工プログラムのサイズを小さくすることができる。
実施の形態7.
本実施の形態では、生成する派生メッセージに数値演算結果を含める場合について説明する。実施の形態1~6と異なる部分について説明する。
本実施の形態では、生成する派生メッセージに数値演算結果を含める場合について説明する。実施の形態1~6と異なる部分について説明する。
数値制御装置1の構成は実施の形態1(図1参照)等と同様である。また、メッセージを通知する動作を示すフローチャートも実施の形態1(図2参照)と同様であるが、ステップS13およびステップS17に示す処理について、本実施の形態に係る処理の詳細を説明する。
図19は、メッセージ変更情報に数値演算指示識別子が付加された場合のメッセージ変更情報取得処理を行うフローチャートである。図19のステップS13-aでは、メッセージ材料情報取得部3が、図2のステップS13と同様の処理を行う。ステップS13-bでは、メッセージ材料情報取得部3が、取得したメッセージ変更情報内に数値演算指示識別子が付加されているか判定する。メッセージ材料情報取得部3は、付加されている場合(ステップS13-b:Yes)はステップS13-cへ進み、付加されていない場合(ステップS13-b:No)は次のステップS14へ進む。ステップS13-cでは、メッセージ材料情報取得部3が、メッセージ変更情報内の数値演算式を計算して得られた数値演算結果で、前記メッセージ変更情報内の数値演算式を置き換える。
また、図20は、数値演算指示識別子が付加された基本メッセージから生成した派生メッセージを処理するフローチャートである。図20のステップS17-aでは、派生メッセージ生成部5が、派生メッセージに数値演算指令識別子が付加されているか判定する。付加されている場合(ステップS17-a:Yes)はステップS17-bへ進み、付加されていない場合(ステップS17-a:No)はステップS17-cへ進む。ステップ17-bでは、派生メッセージ生成部5が、派生メッセージ内の数値演算式を計算して得られた数値演算結果で、前記派生メッセージ内の数値演算式を置き換える。ステップS17-cでは、派生メッセージ生成部5が、図2のステップS17と同様の処理を行う。
具体的に、数値演算指令識別子が付加された場合の数値制御装置1の動作について説明する。図21は、本実施に形態に係るメッセージ変更情報に数値演算指示識別子が付加された場合の加工プログラムの記述例を示す図である。また、図22は、図21に示す加工プログラム中のメッセージ通知指令の識別子ID26に対応する画像データを示す図である。また、図23は、図21に示す加工プログラム実行後の派生メッセージを示す図である。図21に示すEX201b行は、図22の画像イメージを基本メッセージとして取得し、メッセージ変更情報としてタッチセンサに工具先端が接触したときのZ軸座標を記憶するシステム変数#5063と、基準となるZ軸座標を格納したコモン変数#1との差分を計算し、前記計算結果を図22の画像イメージ中に挿入して図23の派生メッセージを生成する処理を示す加工プログラムである。ここでは、EX201bのメッセージ変更情報の山括弧<>の後にある&Cが数値演算指示識別子である。なお、前記数値演算指示識別子は、置換、追加、削除、挿入の記述と併記可能である。
EX201b行のメッセージ通知指令が指令された場合、図19のステップS13-aでは、メッセージ材料情報取得部3が、メッセージ変更情報<#5063-#1>@X60Y20&Cを取得する。ステップS13-bでは、メッセージ材料情報取得部3が、メッセージ変更情報内の数値演算指示識別子&Cを判別し、数値演算指示識別子が付加されているとして(ステップS13-b:Yes)、ステップS13-cへ進む。ステップS13-cでは、メッセージ材料情報取得部3が、メッセージ変更情報内の数値演算式#5063-#1を判別し、システム変数#5063の値と、コモン変数#1の値を記憶部5から取得後、差分を計算して得られた計算結果200.000で前記数値演算式#5063-#1を置き換え、メッセージ変更情報を<200.000>@X60Y20とする。ここで、メッセージ材料情報取得部3では、数値演算指示識別子&Cは処理済みのため、メッセージ変更情報から&Cを削除する。以降、数値制御装置1では、派生メッセージ生成部4が、図22に示す画像データに対して、メッセージ変更情報内の計算結果を指定された座標(X=60,Y=20)に挿入し、図23に示す派生メッセージを生成する。
また、図24は、本実施の形態に係る基本メッセージに数値演算指示識別子が付加された場合の加工プログラムの記述例を示す図である。EX201c行の基本メッセージの丸括弧()の後にある&Cが数値演算指示識別子である。
EX201cのメッセージ通知指令が指令された場合、メッセージ通知指令に基づいてメッセージ変更情報を取得できないため(図2におけるステップS12:No)、基本メッセージ(計測した工具長は#5063-#1です)&Cが派生メッセージとなる。図20のステップS17-aでは、派生メッセージ生成部4が、派生メッセージ内の数値演算指示識別子&Cを判別し、数値演算指示識別子が付加されているとして(ステップS17-a:Yes)、ステップS17-bへ進む。ステップS17-bでは、派生メッセージ生成部4が、派生メッセージ内の数値演算式#5063-#1を判別し、システム変数#5063の値と、コモン変数#1の値を記憶部5から取得後、差分を計算して得られた計算結果200.000で前記数値演算式#5063-#1を置き換え、派生メッセージ「計測した工具長は200.000です」を生成する。ここで、派生メッセージ生成部4では、数値演算指示識別子&Cは処理済みのため、基本メッセージから&Cを削除する。ステップS17-cでは、派生メッセージ生成部4が、生成した派生メッセージ「計測した工具長は200.000です」を通知する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、数値制御装置では、加工プログラム中のメッセージ通知指令に付加された数値演算指示識別子に対する計算結果を派生メッセージに含めて通知することとした。これにより、変化する数値制御装置やPLCの状態を含んだ数式の演算結果を派生メッセージに含めて通知することができる。
実施の形態8.
本実施の形態では、複数のメッセージ通知装置と接続する場合について説明する。実施の形態1~7と異なる部分について説明する。
本実施の形態では、複数のメッセージ通知装置と接続する場合について説明する。実施の形態1~7と異なる部分について説明する。
図25は、本実施の形態に係る数値制御装置の構成例を示すブロック図である。数値制御装置1において、派生メッセージ生成部4が、複数のメッセージ通知装置6A、6B、6Cと接続する点が実施の形態1(図1参照)等と異なる。なお、数値制御装置1において、派生メッセージを通知する処理については、これまでに説明した実施の形態1~7のいずれの方法を用いてもよい。
図26は、本実施の形態に係る加工プログラムの記述例を示す図である。EX301a行の基本メッセージの丸括弧()の後にある&Pがメッセージ通知形式情報識別子であり、&Pの次のアットマーク記号@以降にメッセージ通知形式情報を記述する。EX301a行においてメッセージ通知形式情報はV1であり、これはサウンドデータを再生する際の音量を示す。また、EX302a行の基本メッセージの丸括弧()の後にある&Sがメッセージ通知装置選択情報識別子であり、&Sの次のアットマーク記号@以降にメッセージ通知装置識別子を記述する。ここでは、図25に示すメッセージ通知装置6Bに対応するメッセージ通知装置識別子をBとする。
図27は、記憶部5で記憶している識別子とテキストデータの対応を示すテーブルである。図26に示す加工プログラム中のメッセージ通知指令(基本メッセージ)にある識別子ID31に対応したデータが、図27のテーブルに記憶されている。
つづいて、数値制御装置1において、メッセージ通知装置6A、6B、6Cへ派生メッセージを通知する処理について説明する。一例として、実施の形態1の場合(図2のフローチャート参照)について説明する。
EX301a行のメッセージ通知指令を実行すると、ステップS11において、メッセージ材料情報取得部3が、図27の識別子ID31に対応するサウンドデータ1を基本メッセージとして取得する。ステップS12において、メッセージ材料情報取得部3が、EX301a行のメッセージ通知指令に基づいてメッセージ変更情報を取得できないため(ステップS12:No)、基本メッセージが派生メッセージとなる(ステップS17)。派生メッセージ生成部4は、派生メッセージをメッセージ通知装置側へ出力する際、派生メッセージにメッセージ通知形式情報識別子&Pが付加されている場合、アットマーク記号@以降にあるメッセージ通知形式情報を識別し、派生メッセージを通知するときの形式を変更する。例えば、EX301a行のメッセージ通知形式情報V1はサウンドデータを再生する際の音量であるため、派生メッセージ生成部4は、メッセージ通知装置側に出力する際は指定された音量で再生する。また、EX301a行にはメッセージ通知装置選択情報識別子がないため、派生メッセージ生成部4は、派生メッセージの種類がサウンドデータであることを判別し、サウンドデータのメッセージ通知装置としてあらかじめ指定されているメッセージ通知装置へ派生データを出力する。
また、EX302a行のメッセージ通知指令を実行すると、ステップS11において、メッセージ材料情報取得部3が、図27の識別子ID31に対応するサウンドデータ1を基本メッセージとして取得する。ステップS12において、メッセージ材料情報取得部3が、EX301a行のメッセージ通知指令に基づいてメッセージ変更情報を取得できないため(ステップS12:No)、基本メッセージが派生メッセージとなる(ステップS17)。派生メッセージ生成部4は、派生メッセージをメッセージ通知装置側へ出力する際、派生メッセージにメッセージ通知装置選択情報識別子&Sが付加されている場合、アットマーク記号@以降にあるメッセージ通知装置識別子を識別し、メッセージ通知装置識別子に対応するメッセージ通知装置へ派生メッセージを出力する。例えば、EX302a行の場合はメッセージ通知装置識別子がBのため、派生メッセージ生成部4は、派生メッセージをメッセージ通知装置6Bへ出力する。
なお、EX303a行のようにメッセージ通知装置識別子の前に加算記号+を付加することで、派生メッセージ生成部4は、サウンドデータのメッセージ通知装置としてあらかじめ指定されているメッセージ通知装置と、メッセージ通知装置6Bの両方に派生メッセージを出力することも可能である。メッセージ通知形式情報識別子&Pおよびメッセージ通知装置選択情報識別子&Sがない場合、派生メッセージ生成部4は、あらかじめ指定されているメッセージ通知装置への出力を行う。
以上説明したように、本実施の形態によれば、数値制御装置1では、派生メッセージを通知する際の形式を変更可能とする。これにより、生成した派生メッセージの内容に応じて、メッセージ通知装置がオペレータに対して派生メッセージを通知するときの最適な形式を選択することができる。
また、数値制御装置1では、接続するメッセージ通知装置が複数ある場合、加工プログラム中のメッセージ通知指令の記載に基づいて、最適なメッセージ通知装置を選択することが可能である。
1 数値制御装置
2 メッセージ通知指令取得部
3 メッセージ材料情報取得部
4 派生メッセージ生成部
5 記憶部
6、6A、6B、6C メッセージ通知装置
2 メッセージ通知指令取得部
3 メッセージ材料情報取得部
4 派生メッセージ生成部
5 記憶部
6、6A、6B、6C メッセージ通知装置
Claims (11)
- 工作機械を制御する加工プログラムを入力としてオペレータに通知するメッセージを生成し、前記メッセージをメッセージ通知装置へ出力する数値制御装置において、
前記加工プログラム中のメッセージ通知指令に基づいて、前記メッセージの雛形となる基本メッセージおよび前記基本メッセージに対する変更内容を示すメッセージ変更情報を取得するメッセージ材料情報取得部と、
前記基本メッセージに対して前記メッセージ変更情報に基づいた変更を加えて前記メッセージを生成し、当該メッセージを前記メッセージ通知装置へ出力する派生メッセージ生成部と、
を備えることを特徴とする数値制御装置。 - 自装置内または自装置外の記憶部において、過去のメッセージ通知指令から取得した基本メッセージが記憶されている場合に、
前記メッセージ材料情報取得部は、前記メッセージ通知指令に基づいて基本メッセージを取得できない場合、前記記憶部から基本メッセージを取得する、
ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。 - 前記メッセージ通知指令において前記基本メッセージおよび前記メッセージ変更情報が識別子の形式で記述され、自装置内または自装置外の記憶部において、前記識別子と当該識別子に対応したデータとの組み合わせが記憶されている場合に、
前記メッセージ材料情報取得部は、前記メッセージ通知指令から前記基本メッセージおよび前記メッセージ変更情報に対応する識別子を取得し、前記記憶部から、当該識別子に対応するデータを取得して前記基本メッセージおよび前記メッセージ変更情報とする、
ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。 - 前記データは、テキストデータ、サウンドデータ、動画データのうち少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の数値制御装置。 - 自装置内または自装置外の記憶部において、自装置の内部情報が記憶されている場合に、
前記メッセージ材料情報取得部は、前記メッセージ変更情報として前記自装置の内部情報を示す内部情報識別子が指定されている場合、前記内部情報識別子に基づいて前記記憶部から取得した内部情報をメッセージ変更情報とする、
ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。 - 自装置内または自装置外の記憶部において、内部情報識別子と前記内部情報識別子が示す内部情報の値に対応した前記基本メッセージとを関連付けて記述した基本メッセージ切替テーブルが記憶されている場合に、
前記メッセージ材料情報取得部は、前記基本メッセージを取得する際、前記基本メッセージ切替えテーブルを参照し、前記内部情報の値によって取得する基本メッセージを切替える、
ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。 - 自装置内または自装置外の記憶部において、内部情報識別子と前記内部情報識別子が示す内部情報の値に対応した前記メッセージ変更情報とを関連付けて記述したメッセージ変更情報切替テーブルが記憶されている場合に、
前記メッセージ材料情報取得部は、前記メッセージ変更情報を取得する際、前記メッセージ変更情報切替えテーブルを参照し、前記内部情報の値によって取得するメッセージ変更情報を切替える、
ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。 - 前記メッセージ変更情報に数値演算指示識別子が付加されている場合、
前記メッセージ材料情報取得部は、前記メッセージ変更情報内の数値演算式を計算して得られた数値演算結果をメッセージ変更情報とする、
ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。 - 前記基本メッセージに数値演算指示識別子が付加されている場合、
前記派生メッセージ生成部は、前記基本メッセージ内の数値演算式を計算して得られた数値演算結果を用いて派生メッセージを生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。 - 前記基本メッセージにメッセージ通知形式情報識別子が付加されている場合、
前記派生メッセージ生成部は、前記メッセージ通知形式情報識別子に基づいて、前記メッセージ通知装置が前記派生メッセージを通知するときの形式を変更する、
ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。 - 複数のメッセージ通知装置と接続している場合に、
前記派生メッセージ生成部は、前記基本メッセージにメッセージ通知装置選択情報識別子が付加されているときは、当該メッセージ通知装置選択情報識別子に基づいて、前記派生メッセージの出力先となるメッセージ通知装置を切り替え、前記基本メッセージに前記メッセージ通知装置選択情報識別子が付加されていないときは、前記派生メッセージの種類に応じて出力先となるメッセージ通知装置を切り替える、
ことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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121 | Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application |
Ref document number: 12877908 Country of ref document: EP Kind code of ref document: A1 |
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NENP | Non-entry into the national phase |
Ref country code: DE |
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122 | Ep: pct application non-entry in european phase |
Ref document number: 12877908 Country of ref document: EP Kind code of ref document: A1 |
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NENP | Non-entry into the national phase |
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