WO2013171952A1 - 点灯装置および照明装置 - Google Patents

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Definitions

  • a noise reducing capacitor or a firefly circuit neon lamp is connected in parallel to the opening / closing unit, so that the power source and the lighting device are electrically connected by the capacitor or neon lamp even when the opening / closing unit is off. Connected. Therefore, when the opening / closing part is off, the power supply from the power source should be cut off originally, but in the configuration described in Document 1, a leakage current is supplied to the lighting device.
  • the cutoff circuit 17 forcibly turns off the switching element 151 according to the comparison result of the detection circuit 16 so as to fix the switching element 151 of the step-down chopper circuit 15 to OFF when the detection voltage is equal to or lower than the threshold voltage Vth.
  • the cutoff circuit 17 is configured to allow the switching element 151 to be turned on when the detection voltage exceeds the threshold voltage Vth.
  • the cutoff circuit 17 is inserted between the source terminal of the switching element 151 and the circuit ground.
  • the cutoff circuit 17 connected in series with the switching element 151 is turned off, thereby fixing the switching element 151 to be off.
  • the lighting device 1 determines that the detection voltage exceeds the threshold voltage Vth at the determination unit 162 when 20 ms elapses after the H level signal starts to be output. At this time, the lighting device 1 restarts the power supply to the control circuit 152 of the step-down chopper circuit 15 because the output of the determination unit 162 becomes H level as shown in FIG. Then, the switching operation of the switching element 151 resumes.

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

 降圧チョッパ回路15は、一対の入力端子11間において発光素子41と直列に接続されるスイッチング素子151と、スイッチング素子151をオンオフ制御する制御回路152とを有している。検出回路16は、整流器14の出力電圧を検出電圧とし、検出電圧を制御回路152が動作する最低電圧よりも大きい閾値電圧Vthと比較する比較器161からなり、検出電圧が閾値電圧Vthを超えるときにHレベルの信号を出力する。遮断回路17は、制御回路152への電力供給路に挿入されており、比較器161の出力がHレベルのときにオンになり、比較器161の出力がLレベルのときにはオフになってスイッチング素子151をオフに固定する。

Description

点灯装置および照明装置
 本発明は、発光素子とスイッチング素子とが直列接続されスイッチング素子をオンオフ制御して発光素子を点灯させる点灯装置および照明装置に関する。
 一般的な照明装置として、電源から電力供給を受けて負荷を点灯させる点灯装置を備えた照明装置が広く普及している。従来、この種の照明装置としては、負荷として白熱電球や蛍光灯を用いた装置が主流であったが、近年では、低消費電力で且つ長寿命の発光ダイオード(LED)などの発光素子を負荷として用いた照明装置も急速に普及している。
 ところで、点灯装置と電源との間には、電源から点灯装置への電力供給を入切するように動作するスイッチ装置が挿入されることがある。この種のスイッチ装置の例として、交流電源と点灯装置との間に挿入され、オン・オフの2状態を切替可能な開閉部(スイッチング素子)を、設定された電源位相角でオンすることにより調光制御を行う位相制御式調光器がある(文献1:特開2004-296205号公報参照)。
 文献1に記載の構成では、雑音低減用のコンデンサ、あるいはホタル回路のネオンランプが開閉部に並列接続されることにより、開閉部のオフ時でも、コンデンサあるいはネオンランプにより電源と点灯装置とが電気的に接続されている。したがって、開閉部がオフのとき、本来は電源からの電力供給はカットされなければならないが、文献1に記載の構成では、点灯装置に漏れ電流が供給されることになる。
 ここで、負荷が白熱電球や蛍光灯などの比較的大きな電流で発光する場合や、点灯装置がたとえば昇圧チョッパ回路と降圧チョッパ回路といった二段構成である場合には、開閉部がオフのときに点灯装置に漏れ電流が供給されても負荷が発光することはない。しかし、LEDなどの微少電流で発光する発光素子が負荷で点灯装置が一段構成の場合、開閉部がオフしている期間に漏れ電流によって発光素子が発光してしまうことがある。
 そこで、文献1に記載の構成では、点灯装置の入力電源部に並列にインピーダンス手段(抵抗、コンデンサ等)を接続し、開閉部がオフしている期間に漏れ電流により点灯装置に発生する電圧を低減して、漏れ電流による発光素子の発光をなくしている。
 ただし、文献1に記載の構成では、開閉部がオンのときも、インピーダンス手段に電流が流れる。そのため、文献1に記載の構成では、インピーダンス手段に抵抗を使用した場合には損失が増え、電源効率が低下し、また、インピーダンス手段にコンデンサを使用した場合には位相がずれるため力率が下がり、やはり電源効率が低下する。
 これに対して、発光素子(LED)に電流を供給するための電流供給ラインから引き抜いた電流を流すためのバイパスライン上に能動素子を有した構成の点灯装置(LED駆動回路)が提案されている(文献2:特開2010-92776号公報参照)。文献2に記載の点灯装置は、開閉部がオフになって入力電流が不要電流になると、能動素子をオンして電流供給ラインから電流を引き抜くことによって、発光素子の不要な点灯を防止する。また、文献2に記載の点灯装置は、入力電流が不要電流から発光素子の駆動電流に切り替わると、能動素子をオフにして電流の引き抜き量を減少させるので、電源効率を高くすることができる。
 しかしながら、文献2に記載の構成では、開閉部がオフのときにも、バイパスラインに電流が引き抜かれることにより電流が消費されている状態にあるので、待機時消費電力(いわゆる待機電力)が増加するという問題がある。
 本発明は上記事由に鑑みて為されており、電源効率の低下を抑制し、且つ待機時消費電力の増加を抑制しながらも、開閉部がオフのときには発光素子を確実に消灯させることができる点灯装置および照明装置を提供することを目的とする。
 本発明の点灯装置は、スイッチング素子をオンオフ制御することによって発光素子を点灯させる制御回路と、電源から一対の入力端子間に印加されている入力電圧に対応する電圧を検出電圧として検出し、前記制御回路が動作する最低電圧よりも大きく設定された閾値電圧と前記検出電圧とを比較する検出回路と、前記検出電圧が前記閾値電圧以下のときには前記スイッチング素子をオフに固定するように、前記検出回路の比較結果に応じて前記スイッチング素子を強制的にオフする遮断回路とを備えることを特徴とする。
 この発明によれば、点灯装置は、検出電圧が閾値電圧以下のときにはスイッチング素子をオフに固定するように、検出回路の比較結果に応じてスイッチング素子を強制的にオフする遮断回路を備えている。したがって、電源効率の低下を抑制し、且つ待機時消費電力の増加を抑制しながらも、開閉部がオフのときには発光素子を確実に消灯させることができるという利点がある。
 この点灯装置において、前記電源に接続される前記一対の入力端子間において前記発光素子と直列に接続される前記スイッチング素子を備えることが望ましい。
 この点灯装置において、前記遮断回路は、前記検出電圧が前記閾値電圧を超えるときには前記スイッチング素子がオンすることを許容するように構成されていることが望ましい。
 この点灯装置において、前記制御回路は、前記スイッチング素子を周期的にオンオフさせるスイッチング動作によって、一定の直流電圧を発生して前記発光素子を点灯させるように構成されていることが望ましい。
 この点灯装置において、前記遮断回路は、前記検出電圧が前記閾値電圧を超える期間に前記制御回路への電力供給路の一部を形成し、前記検出電圧が前記閾値電圧以下の期間に前記制御回路への電力供給を遮断して前記スイッチング素子をオフに固定するように構成されていることが望ましい。
 この点灯装置において、前記遮断回路は、前記制御回路への電力供給路に挿入されたスイッチ要素であることが望ましい。
 この点灯装置において、前記検出回路は、前記検出電圧の大きさを前記閾値電圧と比較して、前記検出電圧が閾値を超える期間に第1の値を出力し、前記検出電圧が前記閾値電圧以下の期間に第2の値を出力する比較器を有し、前記遮断回路は、前記比較器の出力が前記第2の値の期間に前記スイッチング素子をオフに固定するように構成されていることが望ましい。
 この点灯装置において、前記電源は交流電源であって、前記検出回路は、前記入力電圧の絶対値が前記閾値電圧を超えたときに第1の値を出力する比較器と、前記比較器から前記第1の値が出力されるタイミングを検出し、前記電源の周波数に対応する周期で前記第1の値が出力されていなければ前記検出電圧が前記閾値電圧以下であると判断する判断部とを有することが望ましい。
 この点灯装置において、前記電源は交流電源であって、前記検出回路は、前記比較器に入力される前記検出電圧を平滑する平滑コンデンサをさらに有することがより望ましい。
 本発明の照明装置は、上記いずれかの点灯装置と、前記発光素子とを備えていることを特徴とする。
実施形態1に係る点灯装置の構成を示す概略回路図である。 実施形態1に係る点灯装置の動作の説明図である。 実施形態1に係る点灯装置の他の構成を示す概略回路図である。 実施形態1に係る点灯装置のさらに他の構成を示す概略回路図である。 実施形態2に係る点灯装置の構成を示す概略回路図である。 実施形態2に係る点灯装置の動作の説明図である。 実施形態3に係る点灯装置の構成を示す概略回路図である。 実施形態3に係る点灯装置の動作の説明図である。
 (実施形態1)
 本実施形態の点灯装置1は、図1に示すように、スイッチ装置2を介して交流電源3に接続されており、交流電源3からの電力供給を受けて負荷としての発光素子41を点灯させる。この点灯装置1は、発光素子41と共に照明装置を構成する。
 スイッチ装置2は、オン・オフの2状態を切替可能な開閉部21と、開閉部21に並列接続されたインピーダンス素子としてのコンデンサ22と、開閉部21を制御する制御部23とを備えている。開閉部21は、ここでは双方向三端子サイリスタからなり、その第1端子が交流電源3側、第2端子が点灯装置1側となるように交流電源3-点灯装置1間に挿入され、その制御端子(ゲート端子)が制御部23に接続されている。コンデンサ22は雑音低減用に設けられている。
 このスイッチ装置2は、たとえば壁スイッチなどに連動して制御部23が開閉部21のオン・オフを切り替えることより、発光素子41の点灯・消灯を切り替える。つまり、スイッチ装置2は、開閉部21がオンの状態では開閉部21を通して交流電源3から点灯装置1に電力供給し、発光素子41を点灯させる。ただし、開閉部21がオフの状態でも、スイッチ装置2は、雑音低減用のコンデンサ22を通して交流電源3と点灯装置1とが電気的に接続されるため、コンデンサ22を通して微少な交流電流が流れることによって、点灯装置1には比較的小さな電流が供給される。
 点灯装置1は、スイッチ装置2を介して交流電源3に接続される一対の入力端子11と、発光素子41に接続される一対の出力端子12とを備えている。本実施形態では、発光素子41は発光ダイオード(LED)であって、一対の出力端子12間において複数個(ここでは3個)直列に接続されて発光部4を構成している。なお、発光部4は1個の発光素子41あるいは並列接続された複数個の発光素子41で構成されていてもよく、また、発光素子41はたとえば有機EL(Electro Luminescence)素子など発光ダイオード以外の素子であってもよい。
 さらに、点灯装置1は、高周波電流を除去するコンデンサ13と、交流電圧を全波整流する整流器14と、全波整流後の電圧から一定の直流電圧を生成する降圧チョッパ回路15と、後述する検出回路16および遮断回路17とを備えている。コンデンサ13は一対の入力端子11間に接続されており、ダイオードブリッジからなる整流器14の入力端はコンデンサ13の両端に接続されている。
 降圧チョッパ回路15は、一対の入力端子11間において発光部(発光素子41)4と直列に接続されるスイッチング素子151と、スイッチング素子151をオンオフ制御する制御回路152と、ダイオード153とインダクタ154とを有している。スイッチング素子151とダイオード153とは、整流器14の出力端間において直列に接続されている。スイッチング素子151は、Nチャネル型のMOSFETからなり、そのソース端子が回路グランド(整流器14の負極の出力端)に接続され、その制御端子(ゲート端子)が制御回路152に接続されている。スイッチング素子151のドレイン端子はダイオード153のアノードに接続され、ダイオード153のカソードは整流器14の正極の出力端に接続されている。
 ダイオード153の両端は、インダクタ154を介して一対の出力端子12に接続されている。インダクタ154は低電位側の出力端子12とダイオード153のアノード(スイッチング素子151との接続点)との間に挿入されており、高電位側の出力端子12はダイオード153のカソードに直接接続されている。この構成により、降圧チョッパ回路15は、スイッチング素子151を周期的にオンオフさせるスイッチング動作によって、整流器14の出力電圧を降圧して一対の出力端子12間に一定の直流電圧を発生する。つまり、制御回路152は、スイッチング素子151を周期的にオンオフさせるスイッチング動作によって、一定の直流電圧を発生して発光素子41を点灯させるように構成されている。
 なお、点灯装置1は、整流器14の出力端間に接続された抵抗181およびツェナダイオード182の直列回路と、ツェナダイオード182に並列に接続されたコンデンサ183とで構成される制御電源回路にて制御回路152の動作電源Vccを確保する。つまり、制御回路152は、開閉部21がオフの状態であっても、スイッチ装置2のコンデンサ22を通して流れる微少な電流によってコンデンサ183の両端に生じる電圧により動作電源Vccを確保できる。
 検出回路16は、一対の入力端子11間に印加されている入力電圧に対応する電圧を検出電圧として検出し、検出電圧の検出結果に基づいて、スイッチ装置2の開閉部21のオン・オフの別を判断する。本実施形態では、検出回路16は、整流器14の出力電圧を検出電圧として、検出電圧を制御回路152が動作する最低電圧(後述の最低入力電圧Vmin)よりも大きく設定された閾値電圧Vthと比較する比較器(コンパレータ)161を有している。比較器161は、+側入力端子に検出電圧が入力され、-側入力端子に閾値電圧Vthが入力されており、検出電圧が閾値電圧Vthを超える期間に出力が第1の値としてのH(ハイ)レベルとなる。比較器161は、検出電圧が閾値電圧Vth以下の期間には出力が第2の値としてのL(ロー)レベルとなる。
 ここで、閾値電圧Vthは、開閉部21がオフのときの検出電圧より大きく、開閉部21がオンのときの検出電圧より小さく設定されている。つまり、検出回路16は、全波整流後の入力電圧の大きさ(絶対値)を閾値電圧Vthと大小比較し、検出電圧が閾値電圧Vth以下になる開閉部21のオフ時に出力をLレベルにし、検出電圧が閾値電圧を超える開閉部21のオン時には出力をHレベルにする。
 なお、本実施形態の点灯装置1は、整流器14の出力端間に接続された抵抗191およびツェナダイオード192の直列回路と、ツェナダイオード192に並列に接続されたコンデンサ193とで構成される制御電源回路にて比較器161の動作電源を確保する。つまり、比較器161は、コンデンサ193の両端に発生した電圧によって動作するので、開閉部21がオフの状態であっても、コンデンサ22を通して流れる微少な電流によってコンデンサ193の両端に生じる電圧により動作電源を確保できる。
 遮断回路17は、検出電圧が閾値電圧Vth以下のときには降圧チョッパ回路15のスイッチング素子151をオフに固定するように、検出回路16の比較結果に応じてスイッチング素子151を強制的にオフにする。遮断回路17は、検出電圧が閾値電圧Vthを超えるときには、スイッチング素子151がオンすることを許容するように構成されている。
 本実施形態では、遮断回路17は、制御回路152への電力供給路に挿入されており、比較器161の出力に応じてオンオフ制御されるスイッチ要素からなる。ここでは、遮断回路17は、比較器161の出力がHレベルのときにオンになり、比較器161の出力がLレベルのときにオフになる。要するに、遮断回路17は、検出回路16の検出電圧が閾値電圧Vthを超えるとオンになり、開閉部21がオフになって検出電圧が閾値電圧Vth以下になるとオフになる。言い換えれば、遮断回路17は、比較器161の出力がLレベルの期間にスイッチング素子151をオフに固定するように構成されている。
 具体的には、遮断回路17は、整流器14の正極の出力端に接続された抵抗181と、制御回路152における制御電源入力用の正極側端子との間に挿入されている。つまり、遮断回路としてのスイッチ要素は、抵抗181とツェナダイオード182との間に挿入されており、オンのときには制御回路152への電力供給路の一部を形成し、オフのときには制御回路152への電力供給を遮断(停止)する。降圧チョッパ回路15は、制御回路152への電力供給の停止中にはスイッチング動作を停止するので、スイッチング素子151がオフに固定されることになる。
 以下、上述したように構成される本実施形態の点灯装置1の動作について、図2を参照して説明する。以下では一例として、交流電源3の出力が交流100V(実効値)で、開閉部21がオンのときの発光部4の順方向電圧は20Vで、発光部(発光素子41)4が発光する点灯装置1の最低入力電圧Vminは15Vであると仮定する。
 開閉部21がオフのときのスイッチ装置2のインピーダンスをZ1、点灯装置1のインピーダンスをZ2とし、Z1:Z2=5:1と仮定すると、開閉部21がオフのときに点灯装置1へ入力される入力電圧(全波整流後)のピーク値Voffは下記数1で表される。なお、ここでいうスイッチ装置2のインピーダンスZ1は、主にコンデンサ22のインピーダンスである。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000001
 
 つまり、開閉部21がオフのときの入力電圧のピーク値Voff(≒23.6V)は、最低入力電圧Vmin(=15V)よりも大きい(Voff>Vmin)ので、遮断回路17がなければ発光素子41は微発光することになる。
 そこで、本実施形態の点灯装置1では、閾値電圧Vthは、図2(a)に示すように開閉部21のオフ時の入力電圧のピーク値Voffより大きく、開閉部21のオン時の入力電圧(全波整流後)のピーク値Vonより小さな電圧、たとえば24Vに設定されている。なお、図2(a)では、点灯装置1の入力電圧(全波整流後)を「A」、最低入力電圧Vminを「B」、閾値電圧Vthを「C」で表している。
 すなわち、この点灯装置1は、開閉部21がオフの期間T1には、図2(a)に示すように検出回路16の検出電圧(全波整流後の入力電圧)が閾値電圧Vth(>Voff)以下になる。そのため、点灯装置1は、図2(b)に示すように比較器161の出力がLレベルになり、遮断回路17がオフになって降圧チョッパ回路15の制御回路152への電力供給を遮断し、スイッチング素子151がオフに固定される。その結果、点灯装置1は、スイッチ装置2の開閉部21がオフの期間T1にはスイッチング素子151がオフに保持されるから、開閉部21がオフのときに発光素子41が微発光することを回避できる。
 一方、点灯装置1は、開閉部21がオンの期間T2には、図2(a)に示すように検出回路16の検出電圧が閾値電圧Vthより大きくなる。そのため、点灯装置1は、図2(b)に示すように比較器161の出力がHレベルになり、遮断回路17がオンになって降圧チョッパ回路15の制御回路152への電力供給を再開し、スイッチング素子151のスイッチング動作が再開する。その結果、点灯装置1は、スイッチ装置2の開閉部21がオンの期間T2にはスイッチング素子151がスイッチング動作を行うから、発光素子41を発光させることができる。
 以上説明した本実施形態の点灯装置1によれば、開閉部21に並列にインピーダンス素子が接続されたスイッチ装置2を介して電源に接続された場合でも、開閉部21がオフのときには発光素子41を確実に消灯できる。つまり、この点灯装置1は、開閉部21がオフになって検出回路16の検出電圧が閾値電圧Vth以下になれば、遮断回路17によりスイッチング素子151が強制的にオフに固定されるので、発光素子41の微発光を防止し、発光素子41を確実に消灯できる。
 しかも、この点灯装置1によれば、入力端子11に並列にインピーダンス手段(抵抗、コンデンサ等)を接続した構成のように、開閉部21がオンのときにインピーダンス手段に電流が流れることはなく、電源効率の低下を抑制することができる。さらに、この点灯装置1では、開閉部21がオフのときに、スイッチング素子151がオフに固定されることで発光素子41の微発光を防止するので、待機時消費電力(いわゆる待機電力)の増加を抑制することができる。
 また、本実施形態の点灯装置1は、遮断回路17が、制御回路152への電力供給路に挿入されており、検出電圧が閾値電圧Vth以下であるときに制御回路152への電力供給を遮断するように構成されている。したがって、点灯装置1は、開閉部21がオフで検出電圧が閾値電圧Vth以下となるときには、制御回路152での電力消費がなくなることにより、待機時消費電力を最小限に抑えることができる。
 ところで、本実施形態の他の例として、点灯装置1は、たとえば図3あるいは図4に示すように遮断回路17が制御回路152への電力供給路以外に挿入された構成であってもよい。なお、図3,4においては、制御回路152並びに比較器161の動作電源を生成する制御電源回路(抵抗181,191、ツェナダイオード182,192、コンデンサ183,193)の図示を省略している。
 図3の例では、遮断回路17は、制御回路152の出力とスイッチング素子151の制御端子(ゲート端子)との間、つまり制御回路152の出力経路(スイッチング素子151のゲートドライブ経路)に挿入されている。図3に示す点灯装置1は、検出電圧が閾値電圧Vth以下のときには、制御回路152の出力経路上の遮断回路17がオフすることにより、遮断回路17にて制御回路の出力を遮断してスイッチング素子151をオフに固定する。
 また、図4の例では、遮断回路17は、スイッチング素子151のソース端子と回路グランドとの間に挿入されている。図4に示す点灯装置1は、検出電圧が閾値電圧Vth以下のときには、スイッチング素子151と直列に接続されている遮断回路17がオフすることにより、スイッチング素子151をオフに固定する。
 なお、スイッチ装置2は、上述したように壁スイッチなどに連動して制御部23が開閉部21のオン・オフを切り替えることより、発光素子41の点灯・消灯を切り替える構成に限らず、背景技術の欄で説明したような位相制御式調光器であってもよい。さらに、スイッチ装置2は、オン・オフの2状態を切替可能な開閉部とインピーダンス素子とが並列接続された構成であればよく、上述したように双方向三端子サイリスタからなる開閉部21に雑音低減用のコンデンサ22が並列接続された構成に限らない。たとえば、開閉部21は機械接点であってもよく、通電状態を表すネオンランプなどが、雑音低減用のコンデンサ22に代えてインピーダンス素子として開閉部21と並列に接続されていてもよい。
 また、本実施形態では点灯装置1に電力供給する電源が交流電源3である場合を例示したが、この例に限らず電源は直流電源であってもよい。
 (実施形態2)
 本実施形態の点灯装置1は、図5に示すように検出回路16が比較器161に加えて、後述する判断部162を有している点で、実施形態1の点灯装置1と相違する。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。なお、図5においては、制御回路152並びに比較器161の動作電源を生成する制御電源回路(抵抗181,191、ツェナダイオード182,192、コンデンサ183,193)の図示を省略している。
 本実施形態においては、検出回路16は、比較器161の出力が判断部162に入力されており、比較器161の出力に基づき判断部162にて検出電圧と閾値電圧Vthとの大小を判断する。さらに、検出回路16は、判断部162の出力により遮断回路17のオンオフ制御を行う。ここでは判断部162はマイコン(マイクロコンピュータ)にて構成されており、マイコンが適宜のプログラムを実行することにより判断部162としての機能を実現する。
 判断部162は、比較器161の出力がHレベル(第1の値)か、Lレベル(第2の値)かを識別し、比較器161からHレベルの信号が出力されるタイミングを検出する。判断部162は、交流電源3の周波数に対応する周期でHレベルの信号が出力されていなければ、検出電圧が閾値電圧Vth以下であると判断する。要するに、判断部162は、交流電源3の周波数に対応する周期で比較器161に入力される電圧を検出電圧とし、この検出電圧と閾値電圧Vthとの大小比較を行う。
 具体的には、判断部162は、所定時間内に比較器161からHレベルの信号が出力された回数をカウントし、カウントされた回数によって検出電圧と閾値電圧Vthとの大小を判断する。すなわち、検出回路16の検出電圧(全波整流後の入力電圧)が100Hz(つまり入力電圧が50Hz)と仮定すると、判断部162は、20ms中にHレベルの信号が2回出力された場合に、検出電圧が閾値電圧Vthを超えていると判断する。言い換えれば、交流電源3の周波数(50Hz)に対応する周期(10ms)でHレベルの信号が出力されている場合には、判断部162は、検出電圧が閾値電圧Vthを超えていると判断して遮断回路17をオンする。一方、判断部162は、20ms中にHレベルの信号が2回出力されなければ、検出電圧が閾値電圧Vth以下であると判断して遮断回路17をオフにリセットする。
 このように、本実施形態の点灯装置1は、判断部162にて検出電圧が閾値電圧Vth以下であると判断したときには、遮断回路17をオフにして制御回路152への電力供給を遮断することにより、スイッチング素子151が強制的にオフに固定する。したがって、点灯装置1は、開閉部21がオフのときに発光素子41の微発光を防止し、発光素子41を確実に消灯できる。
 以下、上述したように構成される本実施形態の点灯装置1の動作について、図6を参照して説明する。本実施形態の点灯装置1では、実施形態1で説明した図2の例と同様の条件下において、閾値電圧Vthは、図6(a)に示すように、開閉部21のオフ時の入力電圧のピーク値Voff(≒23.6V)に対して十分大きな電圧、たとえば50Vに設定されている。なお、図6(a)では、点灯装置1の入力電圧(全波整流後)を「A」、最低入力電圧Vminを「B」、閾値電圧Vthを「C」で表している。
 この点灯装置1は、開閉部21がオフの期間T1には、図6(a)に示すように検出回路16の検出電圧(全波整流後の入力電圧)が閾値電圧Vth以下になり、図6(b)に示すように比較器161からHレベルの信号が出力されることはない。そのため、点灯装置1は、図6(c)に示すように判断部162の出力がLレベルになり、遮断回路17がオフになって降圧チョッパ回路15の制御回路152への電力供給を遮断し、スイッチング素子151がオフに固定される。
 一方、点灯装置1は、開閉部21がオンの期間T2には、図6(a)に示すように検出回路16の検出電圧が閾値電圧Vthより大きくなって、図6(b)に示すように比較器161からHレベルの信号が10ms周期で出力されることになる。そのため、点灯装置1は、Hレベルの信号が出力され始めてから20ms経過した時点で、判断部162にて検出電圧が閾値電圧Vthを超えていると判断する。このとき、点灯装置1は、図6(c)に示すように判断部162の出力がHレベルになり、遮断回路17がオンになって降圧チョッパ回路15の制御回路152への電力供給を再開し、スイッチング素子151のスイッチング動作が再開する。
 その後、期間T3において開閉部21がオフすると、点灯装置1は、図6(a)に示すように検出回路16の検出電圧が再び閾値電圧Vth以下になり、図6(b)に示すように比較器161からHレベルの信号が出力されることはない。そのため、点灯装置1は、Hレベルの信号の出力が停止してから20ms経過した時点で、判断部162にて検出電圧が閾値電圧Vth以下であると判断する。このとき、点灯装置1は、図6(c)に示すように判断部162の出力がLレベルになり、遮断回路17がオフになって降圧チョッパ回路15の制御回路152への電力供給を遮断し、スイッチング素子151をオフに固定する。
 以上説明した本実施形態の点灯装置1によれば、検出電圧が平滑されていない脈流である場合に、スイッチ装置2の開閉部21がオンであれば、検出電圧の谷間(入力電圧のゼロクロス点付近)でも、遮断回路17を継続的にオンさせることができる。
 すなわち、検出電圧が平滑されていない脈流である場合、開閉部21がオンであっても、検出電圧の谷間(入力電圧のゼロクロス点付近)においては、比較器161の入力が閾値電圧Vth以下となるため比較器161の出力はLレベルになる。したがって、比較器161の出力で遮断回路17を直接制御する構成の点灯装置1を比較例とすると、比較例では、開閉部21がオンであっても、検出電圧の谷間で遮断回路17がオフになりスイッチング素子151がオフに固定される区間が存在する。そして、比較例では、この区間が長いほど点灯装置1への入力電流がゼロとなる区間が長くなって点灯装置1の力率が低下するので、この区間を短くするために、閾値電圧Vthを極力低く設定(たとえばVoff≒23.6の場合に24V)する必要がある。
 これに対して、本実施形態の点灯装置1によれば、判断部162にて検出電圧が閾値電圧Vthを超えると一旦判断されると、その後、判断部162にて検出電圧が閾値電圧Vth以下と判断されるまでは、入力電圧の変動にかかわらず遮断回路17はオンし続ける。そのため、検出電圧の谷間で点灯装置1への入力電流がゼロとなることを回避でき、結果的に、点灯装置1は、開閉部21がオフのときの入力電圧のピーク値Voffに対して余裕をもって閾値電圧Vthを設定することができる。要するに、本実施形態の点灯装置1は、たとえば定格入力電圧の1/2など、入力電圧のピーク値Voffに対して十分に大きな電圧に閾値電圧Vthを設定しても力率が低下することはなく、比較例に比べて設計が容易である。
 さらに本実施形態の点灯装置1は、開閉部21がオフのときにノイズ等の影響により一時的に閾値電圧Vthを超える大きな電圧が入力された場合でも、判断部162にて一定回数以上Hレベルの信号がカウントされない限り、遮断回路17がオンすることはない。したがって、この点灯装置1によれば、開閉部21がオフのときにノイズ等の影響により降圧チョッパ回路15が誤って起動して発光素子4が発光することを回避できる。
 なお、本実施形態の点灯装置1は、実施形態1と同様に、たとえば図3あるいは図4に示すように遮断回路17が制御回路152への電力供給路以外に挿入された構成を採用可能である。
 その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
 (実施形態3)
 本実施形態の点灯装置1は、図7に示すように検出回路16が比較器161に加えて、後述する平滑コンデンサ163を有している点で、実施形態1の点灯装置1と相違する。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。なお、図7においては、制御回路152並びに比較器161の動作電源を生成する制御電源回路(抵抗181,191、ツェナダイオード182,192、コンデンサ183,193)の図示を省略している。
 本実施形態においては、検出回路16は、比較器161の+側入力端子と回路グランドとの間に平滑コンデンサ163が挿入されており、比較器161に入力される検出電圧を平滑コンデンサ163で平滑している。すなわち、平滑コンデンサ163は、全波整流後の入力電圧(脈流)を平滑した電圧を、比較器161の+側入力端子に検出電圧として入力する。これにより、比較器161は、全波整流後の入力電圧を平滑した検出電圧が閾値電圧Vthを超えると出力がHレベル(第1の値)となり、検出電圧が閾値電圧Vth以下のときには出力がLレベル(第2の値)となる。
 以下、上述したように構成される本実施形態の点灯装置1の動作について、図8を参照して説明する。ここでは、実施形態1で説明した図2の例と同様の条件下において、開閉部21がオフのときの検出電圧(平滑後)のピーク値VoffがVoff=100/6≒16.7で表されると仮定する。この場合に、閾値電圧Vthは、図8(a)に示すように、開閉部21のオフ時の検出電圧のピーク値Voff(≒16.7V)より大きな電圧、たとえば18Vに設定されている。なお、図8(a)では、点灯装置1の入力電圧(全波整流後)を「A」、最低入力電圧Vminを「B」、閾値電圧Vthを「C」、検出電圧(平滑後)を「D」で表している。
 この点灯装置1は、開閉部21がオフの期間T1には、図8(a)に示すように検出回路16の検出電圧(平滑後)が閾値電圧Vth以下になり、図8(b)に示すように比較器161の出力がLレベルになる。そのため、点灯装置1は、遮断回路17がオフになって降圧チョッパ回路15の制御回路152への電力供給を遮断し、スイッチング素子151がオフに固定されるから、開閉部21がオフのときに発光素子41が微発光することを回避できる。
 一方、点灯装置1は、開閉部21がオンの期間T2には、図8(a)に示すように検出回路16の検出電圧(図の上限を超えている)が閾値電圧Vthより大きくなって、図8(b)に示すように比較器161の出力がHレベルになる。そのため、点灯装置1は、遮断回路17がオンになって降圧チョッパ回路15の制御回路152への電力供給を再開し、スイッチング素子151のスイッチング動作が再開するから、発光素子41が発光する。
 以上説明した本実施形態の点灯装置1によれば、入力電圧が交流である場合に、スイッチ装置2の開閉部21がオンであれば、入力電圧のゼロクロス点付近でも、遮断回路17を継続的にオンさせることができる。
 すなわち、平滑コンデンサ163がない構成の点灯装置1を比較例とすると、比較例では、開閉部21がオンであっても、入力電圧のゼロクロス点付近において、検出電圧が閾値電圧Vth以下となるため比較器161の出力はLレベルになる。したがって、比較例では、開閉部21がオンであっても、検出電圧の谷間で遮断回路17がオフになりスイッチング素子151がオフに固定される区間が存在する。そして、比較例では、この区間が長いほど点灯装置1への入力電流がゼロとなる区間が長くなって点灯装置1の力率が低下するので、この区間を短くするために、閾値電圧Vthを極力低く設定(たとえばVoff≒23.6の場合に24V)する必要がある。
 これに対して、本実施形態の点灯装置1によれば、比較器161に入力される検出電圧を平滑コンデンサ163で平滑しているので、開閉部21がオンの期間に、入力電圧のゼロクロス点付近において、検出電圧が閾値電圧Vth以下となることを回避できる。そのため、検出電圧の谷間で点灯装置1への入力電流がゼロとなることを回避でき、結果的に、点灯装置1は、開閉部21がオフのときの入力電圧のピーク値Voffに対して余裕をもって閾値電圧Vthを設定することができる。要するに、本実施形態の点灯装置1は、たとえば定格入力電圧の1/2など、入力電圧のピーク値Voffに対して十分に大きな電圧に閾値電圧Vthを設定しても力率が低下することはなく、比較例に比べて設計が容易である。
 なお、本実施形態の点灯装置1は、実施形態1と同様に、たとえば図3あるいは図4に示すように遮断回路17が制御回路152への電力供給路以外に挿入された構成を採用可能である。
 その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
 上記各実施形態では、遮断回路17は、一対の入力端子11間において発光部(発光素子41)4と直列に接続されたスイッチング素子151を強制的にオフする対象としているが、この例に限らない。点灯装置1は、制御回路がスイッチング素子をオンオフ制御することによって発光素子41を点灯させる構成を前提としている。言い換えれば、点灯装置1は、スイッチング素子がオンオフ制御されている期間には発光素子41が点灯し、スイッチング素子がオフに固定されている期間には発光素子41が消灯する構成を前提としている。
 遮断回路17は、このような制御回路の制御対象であるスイッチング素子を、強制的にオフする対象とすればよい。したがって、遮断回路17にて強制的にオフされるスイッチング素子は、降圧チョッパ回路15のスイッチング素子151に限らず、たとえばフライバック式コンバータやフォワード式コンバータのスイッチング素子であってもよい。

Claims (10)

  1.  スイッチング素子をオンオフ制御することによって発光素子を点灯させる制御回路と、
     電源から一対の入力端子間に印加されている入力電圧に対応する電圧を検出電圧として検出し、前記制御回路が動作する最低電圧よりも大きく設定された閾値電圧と前記検出電圧とを比較する検出回路と、
     前記検出電圧が前記閾値電圧以下のときには前記スイッチング素子をオフに固定するように、前記検出回路の比較結果に応じて前記スイッチング素子を強制的にオフする遮断回路と
     を備えることを特徴とする点灯装置。
  2.  前記電源に接続される前記一対の入力端子間において前記発光素子と直列に接続される前記スイッチング素子を備える
     ことを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
  3.  前記遮断回路は、
     前記検出電圧が前記閾値電圧を超えるときには前記スイッチング素子がオンすることを許容するように構成されている
     ことを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
  4.  前記制御回路は、
     前記スイッチング素子を周期的にオンオフさせるスイッチング動作によって、一定の直流電圧を発生して前記発光素子を点灯させるように構成されている
     ことを特徴とする請求項2に記載の点灯装置。
  5.  前記遮断回路は、
     前記検出電圧が前記閾値電圧を超える期間に前記制御回路への電力供給路の一部を形成し、
     前記検出電圧が前記閾値電圧以下の期間に前記制御回路への電力供給を遮断して前記スイッチング素子をオフに固定するように構成されている
     ことを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
  6.  前記遮断回路は、
     前記制御回路への電力供給路に挿入されたスイッチ要素である
     ことを特徴とする請求項5に記載の点灯装置。
  7.  前記検出回路は、
     前記検出電圧の大きさを前記閾値電圧と比較して、前記検出電圧が閾値を超える期間に第1の値を出力し、前記検出電圧が前記閾値電圧以下の期間に第2の値を出力する比較器を有し、
     前記遮断回路は、
     前記比較器の出力が前記第2の値の期間に前記スイッチング素子をオフに固定するように構成されている
     ことを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
  8.  前記電源は交流電源であって、
     前記検出回路は、
     前記入力電圧の絶対値が前記閾値電圧を超えたときに第1の値を出力する比較器と、
     前記比較器から前記第1の値が出力されるタイミングを検出し、前記電源の周波数に対応する周期で前記第1の値が出力されていなければ前記検出電圧が前記閾値電圧以下であると判断する判断部とを有する
     ことを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
  9.  前記電源は交流電源であって、
     前記検出回路は、
     前記比較器に入力される前記検出電圧を平滑する平滑コンデンサをさらに有する
     ことを特徴とする請求項7に記載の点灯装置。
  10.  請求項1~9のいずれか1項に記載の点灯装置と、前記発光素子とを備えていることを特徴とする照明装置。
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