WO2013094533A1 - 中空糸膜モジュールおよびこれに用いられるケーシング筒 - Google Patents

中空糸膜モジュールおよびこれに用いられるケーシング筒 Download PDF

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Abstract

 処理液入口、出口ノズルを備えたケーシング筒と、一方向に引き揃えられた状態でケーシング筒に内装されている中空糸膜束と、中空糸膜束の両端部をケーシング筒の内壁に中空糸膜の中空部が開口するように固定している隔壁と、中空糸膜束の開口端面を包囲し、ケーシング筒の両端部に取り付けられる、被処理液入口ノズル、出口ノズルを備えたヘッダー部材とを有する中空 糸膜モジュールであって、ケーシング筒の内部における処理液入口ノズル直下に、ケーシング筒の処理液入口ノズルの内側開口から所定の隙間を隔てて設けられた上バッフル板と、前記上バッフル板と筒軸の軸線に関して線対称となる位置に設けられた下バッフル板を備えており、ケーシング筒の内周において上バッフル板と下バッフル板との間にバッフル板が存在しないことを 特徴とする、処理液流速をより均一化することができる、工業的に採用可能な中空糸膜モジュールを提供する。

Description

中空糸膜モジュールおよびこれに用いられるケーシング筒
 本発明は、人工透析、血液濾過に必要な血液処理器、浄水器、ガス分離膜等に用いられる中空糸膜モジュールおよびこれに用いられるケーシング筒に関するものである。
 処理液と被処理液により物質の濾過、透析等を行う中空糸膜モジュールは単位容積当たりの有効膜面積が大きくとれるため、これまで精密濾過、限外濾過等の水処理関係、窒素、酸素、水素等のガス分離関係、薬品関係、バイオ関係等多くの分野で使用されており、とりわけ血液透析、血液濾過等の血液処理器(以下、ダイアライザーと称する)として好適に利用されている。以下、ダイアライザーを中心に詳しく説明する。
 ダイアライザーは、例えば図6に示すように、一端部に処理液入口ノズル11を、他端部に処理液出口ノズル12を備えたケーシング筒10と、このケーシング筒10に内装された中空糸膜束5と、この中空糸膜束5を各端部においてケーシング筒10の内壁に固定している隔壁3、6とを有し、ヘッダー部材1、8が、隔壁3、6の外側表面に形成された中空糸膜束5の中空部開口面4、7の全体を包囲するように、ケーシング筒10の両端に取り付けられている。該ヘッダー部材1、8には被処理液入口ノズル2、被処理液出口ノズル9が備えられている。中空糸膜モジュールをダイアライザーとして用いる場合は、被処理液は血液であり、処理液は透析液である。
 上記のようなダイアライザーは、例えば中空糸膜の内側に血液を流し、中空糸の外側に透析液を流すことで、その圧力差による濾過や、濃度差による拡散によって、中空糸膜を介して血液中の尿毒素やβ2ミクログロブリンなどの除去したい物質を透析液側に移動させ、血液を浄化することができる。すなわち、ヘッダー部材1の被処理液入口ノズル2から流入した血液は、隔壁3の中空部開口面4から中空糸膜の内部に流入し、中空糸膜の内側を流れて、他端の隔壁6の中空部開口面7から流出し、ヘッダー部材8に備えられた被処理液出口ノズル9から流出する。一方、ケーシング筒10の処理液入口ノズル11から流入した透析液は、中空糸膜の外側を流れて処理液出口ノズル12から流出する。図6に示すように、被処理液と処理液の流れ方向を対向させる、いわゆるカウンターフローで使用するのが一般的である。こうすることで中空糸膜を介しての物質交換が良好に行われるようにするためである。
 このようなダイアライザーの中空糸膜で物質交換を良好に行うためには、中空糸膜1本1本の外側に均等に透析液を流すことが有効である。透析液の流れに偏りがあると、血液浄化器全体でみたとき、浄化性能が低くなってしまうためである。従来のダイアライザーでは、ケーシング筒の横断面における透析液入口と対向する側の透析液流速が大きくなり、透析液の流れにムラが生じている。それは図7に示すように、透析液が処理液入口ノズル11直下の上バッフル板13に衝突、分散し、ケーシング筒内周に誘導され、再び合流して流速が大きくなるためである。
 透析液の流れを均等にするための試みとしては、ケーシング筒形状の工夫による透析液流れの改善策が数多く特許出願にて提案されている。例えば、特許文献1には、処理液流入部に設けるバッフル板の一方の側部とケース内周面との間を閉塞する工夫により処理液流れを改善する技術が開示されている。しかしながら、ノズル直下のバッフル板に衝突した処理液がケーシング筒内周に一方向に誘導されて、ケーシング横断面における内周面を周回して、最終的には閉塞されたバッフル板の壁に衝突して、局所的に処理液流速ムラができやすいという課題を残している。
 また、特許文献2には、複数枚のバッフル板をケーシング筒端部付近の全周にわたって配置して、バッフル板間にはケーシング筒の筒軸に対して斜交する方向に延在するスリットを設ける技術が記載されているが、バッフル板の一部が逆に処理液の流れを阻害し得るという課題がある。
特開2005-296265号公報 特開2004-154772号公報
本発明の目的は、上述した従来技術の問題点を鑑み、処理液流速をより均一にすることができる、工業的に採用可能な中空糸膜モジュールおよびこれに用いられるケーシング筒を提供することにある。
 本発明は、上記目的を達成せんとするものであり、以下のいずれかの構成を特徴とするものである。
1.処理液入口、出口ノズルを備えたケーシング筒と、一方向に引き揃えられた状態でケーシング筒に内装されている中空糸膜束と、中空糸膜束の両端部をケーシング筒の内壁に中空糸膜の中空部が開口するように固定している隔壁と、中空糸膜束の開口端面を包囲し、ケーシング筒の両端部に取り付けられる、被処理液入口ノズル、出口ノズルを備えたヘッダー部材とを有する中空糸膜モジュールであって、前記ケーシング筒の内部における処理液入口ノズル直下に、前記ケーシング筒の処理液入口ノズルの内側開口から所定の隙間を隔てて設けられた上バッフル板と、前記上バッフル板と筒軸の軸線に関して線対称となる位置に設けられた下バッフル板を備えており、前記ケーシング筒の内周において前記上バッフル板と下バッフル板との間にバッフル板が存在しないことを特徴とする中空糸膜モジュール。
2.中空糸膜モジュールに用いられる、胴体部側方に処理液入口ノズル、出口ノズルを備えたケーシング筒であって、前記ケーシング筒の内部における処理液入口ノズルの直下に、前記ケーシング筒の処理液入口ノズルの内側開口から所定の隙間を隔てて設けられた上バッフル板と、前記上バッフル板と筒軸の軸線に関して線対称となる位置に設けられた下バッフル板を備えており、前記上バッフル板はノズルを下から見たときにノズル内側開口を覆っており、前記ケーシング筒の内周において前記上バッフル板と下バッフル板との間にバッフル板が存在しないことを特徴とするケーシング筒。
 上記上バッフル板は、前述の背景技術にて挙げた図7に係る従来のダイアライザーに存在する上バッフル板と同様の位置に設けられることが好ましい。本発明は、上バッフル板と筒軸の軸線に関して線対称となる位置に下バッフル板を設けることを大きな特徴の一つとする。
 ここで、筒軸の軸線に関して線対称となる位置とは、詳細は後述するが、上バッフル板と下バッフル板とが正確に線対称の位置関係に有る場合に限られるものではなく、また、下バッフル板の形状、大きさは上バッフル板と同一のものに限られるものではない。
 上記所定の隙間は、ある範囲に限定されるものではなく、モジュールの大きさによって変わり得るものであり、後述の通り定義される隙間Sは処理液ノズルの内側開口を塞ぐことのない程度の距離分が設けられていればよい。また、下バッフル板においても、上バッフル板と筒軸の軸線に関して線対称となる位置に設けられることから、後述ケーシング筒の内周面との隙間S’としては、隙間Sと同様の距離を設けることがよい。したがって、一般的なダイアライザーの場合、SおよびS’は2mm以上とすることが好ましく、3mm以上であることがより好ましい。また、SおよびS’を6mm以下とすることが好ましく、5mm以下とすることがより好ましい。
 一方で、処理液が衝突してケーシング筒の内周方向に流れるよう、処理液入口ノズルを下から見たときに上バッフル板はノズル内側開口を覆っていることが好ましい。
 上記の通り、本発明では、ケーシング筒の内周において前記上バッフル板と下バッフル板との間にバッフル板が存在しない。すなわち、図3にその一態様を示すように、処理液ノズル入口直下の断面には1つの上バッフル板、1つの下バッフル板以外のバッフル板は存在しない。
 上記下バッフル板は、上バッフル板と共に、処理液入口、出口ノズルの両方の下方に配置されることが好ましい。
 また、処理液入口ノズル内径をdiとして、モジュール断面方向から見たときの処理液入口ノズル下方の上バッフル板、下バッフル板における長手方向の長さをそれぞれWi1、Wi2とすると、di≦Wi1≦3di、di≦Wi2≦3diの関係が成り立つことが好ましい。
出口ノズル内径をdoとすると、
 同様に、処理液出口ノズルの内径をdo、上記Wi1、Wi2に対応する処理液出口ノズル下方の上バッフル板、下バッフル板の長さをそれぞれWo1、Wo2とすると、do≦Wo1≦3doであり、do≦Wo2≦3doの関係が成り立つことが好ましい。
 本発明によれば、ケーシング筒の内部における処理液ノズル直下に、処理液入口ノズルの内側開口から所定の隙間を設けて、上バッフル板を配置し、該上バッフル板と筒軸の軸線に関して線対称となる位置に下バッフル板を配置しているので、処理液入口ノズルから処理液を導入すると、処理液入口ノズル直下の上バッフル板により、処理液が周方向に分散されてケーシング筒内周面に誘導された後、処理液入口ノズルと対向した位置で合流するが、下バッフル板に衝突することにより処理液は周囲に拡散するため、流速は大きくならない。その結果、処理液の流れがより均等になる。そして、中空糸膜モジュール内の処理液の流れが均一となることにより、性能向上を図ることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る中空糸膜モジュールの概略縦断面図である。 図2は、図1に示した中空糸膜モジュールにおいて、透析液入口ノズルのある端部を示す概略部分縦断面図である。 図3は、図2に示した中空糸膜モジュールの処理液入口ノズルのある端部において、A-A断面で切断したとき概略部分断面図である。 図4は、図1に示した中空糸膜モジュールの処理液入口、出口ノズルのある端部において、ケーシング筒の円周に沿って切断し、中空糸膜束5を取り除いた概略部分断面図である。 図5は、図1に示した中空糸膜モジュールにおいて、糸束5、隔壁6、ヘッダー8を取り除いたケーシング筒の一端を示す概略部分縦断面図である。 図6は、従来の中空糸膜モジュールの概略縦断面図である。 図7は、図6に示した中空糸膜モジュールの処理液入口ノズルのある端部において、ケーシング筒の円周に沿って切断したときの概略部分断面図である。
 まず、図面に基づいて、本発明の中空糸膜モジュールを説明する。
 図1は、本発明の中空糸膜モジュールの一例について示すものである。図1において、中空糸膜モジュールは、ケーシング筒10と、ケーシング筒10に内装されている中空糸膜束5と、中空糸膜束5の両端部をケーシング筒10の内壁に中空糸膜の中空部が開口するように固定している隔壁3、6と、ケーシング筒10の一方の端部に装着されたヘッダー部材1と、ケーシング筒10の他方の端部に装着されたヘッダー部材8などから構成されている。
 ケーシング筒10は、中空糸膜束5を内装する円筒形部材であって、その胴体部側方の一端部に近い箇所に処理液入口ノズル11を備え、他端部に近い箇所には処理液出口ノズル12を備えている。材質は特に限定されるものではないが、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ四フッ化エチレン、ポリエステル、ポリカーボネート、あるいはABS(アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン)等のプラスチックからなるケーシング筒が好適に用いられる。
 中空糸膜束5は、複数本の中空糸膜(半透膜)が一方向(ケーシング筒10の筒軸方向)に引き揃えられた状態でケーシング筒10に内装されてなり、各端部が隔壁3、6により中空部が開口するようにケーシング筒10の内壁に固定されている。中空糸膜は特に限定されるものではないが、アクリル、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、セルロース、トリアセテート、ポリエチレンおよびポリプロピレン等の素材からなる中空糸膜が好適に用いられる。
 隔壁3、6は、中空糸膜束をケーシング筒の両端部で固定し、中空糸膜モジュールとして用いる場合は、被処理液と処理液が流れる領域を分離する。基本的に、ポリウレタン、シリコーン、またはエポキシ等の高分子材料(換言すれば、2液混合硬化型の高分子接着剤)を注型してなる。
 また、ケーシング筒の一端にはヘッダー部材1、他端にはヘッダー部材8が装着されている。ヘッダー部材1は、被処理液入口ノズル2を備え、中空糸膜の中空部開口端面4を包囲するように、ケーシング筒10の一方の端部に装着されている。ヘッダー部材8は、被処理液出口ノズル9を備え、中空糸膜の中空部開口端面7を包囲するように、他方の端部に装着されている。ヘッダー部材1、8は好ましくはケーシング筒10の両端部に液密に装着されている。なお、これらヘッダー部材1、8は、ケーシング筒10と同様の材料で構成することができる。
 そして、図1に示す中空糸膜モジュールにおいては、処理液入口ノズル11の直下に上バッフル板13、ならびに処理液出口ノズル12の直下には、上バッフル板14が備えられている。さらに、本発明に係る中空糸膜モジュールにおいては、処理液入口ノズル直下の上バッフル板13と筒軸の軸線に関して線対称となる位置に下バッフル板15が設けられている。また、好ましい態様として示される図1に示す態様においては、処理液出口ノズル直下の上バッフル板14と筒軸の軸線に関して線対称となる位置に下バッフル板16が設けられている。ここで、筒軸とは、ケーシング筒において中空糸膜束が引き揃えられている方向と垂直の断面の中心点を通る軸であり、また、筒軸の軸線に関して線対称であるとは、上バッフル板と下バッフル板とが筒軸の軸線に関して正確に線対称の位置関係に有る場合のみならず、一方のバッフル板に関し正確に線対称の関係にある位置の範囲の70%以上を他方のバッフル板が占めていればよく、好ましくは80%以上を他方のバッフル板が占めていればよく、より好ましくは90%以上であればよい。また、両者間で形状、大きさが異なっていてもよい。図4に示すように、上バッフル板13、14は、ケーシング筒の処理液ノズルの内側開口17から所定の隙間Sを隔てて設けられている。ここで、隙間Sは、処理液ノズルの内側開口のケーシング端部側の位置から上バッフル板までの最短距離を示すものである。また、下バッフル板における隙間S’は、上記処理液ノズルの内側開口のケーシング端部側の位置と同一のケーシング横断面におけるケーシング筒内周面から下バッフル板までの最短距離を示すものである。両者ともに中空糸膜モジュールの種類や大きさにより適宜定めればよいが、ダイアライザーにおいては、SおよびS’は2mm以上とすることが好ましく、3mm以上であることがより好ましい。また、SおよびS’を6mm以下とすることが好ましく、5mm以下とすることがより好ましい。
 ここで、図5において、処理液ノズルはケーシングの内径が拡径する両端部付近の部分に配置されており、上下バッフルは拡径し始めるところのケーシング内周面を基端部として、その先端部がケーシング端部に向けて延びている。本発明において、ケーシング筒の内周において上バッフル板と下バッフル板との間にバッフル板が存在しない。ここでいう上記ケーシング筒の内周とは、図3に内周18として示す如く、内周面から所定の隙間Sを隔てて設けられる上下バッフルが存在するところのケーシング筒内部の周、好ましくはその近傍の周を含んだ範囲を指すものである。もしかかる範囲に他のバッフル板が存在した場合は、処理液の流れが阻害され、不均一になるという結果を最近の研究で得ている。上バッフル板13、14は処理液入口、出口ノズルを下から見たときにそれぞれのノズルの内側開口を覆う大きさで形成されることが好ましい。ここで、上記ノズルを下から見るとは、ノズル先端を上方向として、ノズル内側開口を真下からみることであり、モジュールに中空糸膜が挿入されている場合や、ケーシングが透明でない場合等、ノズルを下から見ることが難しい場合は、ノズルを上から見て、上バッフル板がノズルの内側開口を覆っているか確認することもできる。いずれにしても、処理液が上バッフル板に衝突して、ケーシング筒の内周方向に分散される機能を有することがよい。また、上バッフル板13、14および下バッフル板15、16のそれぞれの先端は隔壁に向けて延設されることが好ましい。ここで、図4に示すように、モジュール断面方向から見たとき、上バッフル板、下バッフル板における処理液ノズルの軸に対し垂直な方向の長さをそれぞれW1、W2として、処理液ノズル内径をdとし、さらに処理液入口ノズル下における上記バッフル板の長さをそれぞれWi1、Wi2とすると、Wi1は、流入した処理液をケーシング筒の内周面に誘導し、かつ、処理液流れを均一にする目的から、処理液入口ノズルのケーシング内周面における内径diに対して、di≦Wi1≦3diとすることが好ましい。下バッフル板15、16の幅Wi2は、処理液入口ノズル内の流速のムラによる処理液ノズル直下と対向する位置での処理液合流位置のばらつきを包含し、かつ、処理液流れを均一にするため、上記内径diに対して、di≦Wi2≦3diが好ましい。また、本発明においては、上バッフル板、下バッフル板が処理液入口ノズルのみでなく、出口ノズルの下方に配置されていれば、ケーシング筒が左右対称になるため、製造工程でのケースの方向性を考えなくてよいことから好ましいが、その場合においても、モジュール断面方向から見たとき、上バッフル板、下バッフル板における処理液ノズルの軸に対し垂直な方向の長さをそれぞれWo1、Wo2として、処理液入口ノズルのケーシング内周面における内径doとすると、do≦Wo1≦3doとして、またdo≦Wo2≦3doの関係が成り立つよう設計することが好ましい。なお、W2はW1と等しくある必要はない。
 図1に示す血液透析用の中空糸膜モジュールを製作するため、ポリカーボネートからなるケーシング筒と、日本特開2001-170172号公報の実施例1に開示されているポリサルホン中空糸膜を用意した。
 中空糸膜は約1万本を束ねて一方向に引き揃えて中空糸膜束とし、該中空糸膜束をケーシンング筒の内部に筒軸方向から装填した。
その後、注型キャップを被せ、遠心ポッティング方法(約80Gの遠心力下)で中空糸膜束の端部の中空部を樹脂で封止してから、隔壁を形成し、中空糸膜束の両端部をケーシング筒の内壁にポッティング材で接着した。ポッティング材は、ウレタン樹脂を使用した。隔壁が固化した後に注型キャップを取り外し、両端部を鋭利な刃物で切断して隔壁の端面に中空糸膜の中央部を開口、露出させた。その後、ケーシング筒の両端部にマニホールドを形成するために、ヘッダー部材をそれぞれ超音波接着で接合した。このとき、ケーシング筒は、筒軸方向長さ285mmとし、ケーシング筒の処理液入口、出口ノズルの内径dは8mmとした。また、ケーシングの両端部付近では内径が拡径しており、かかる拡径部に処理液入口、出口ノズルが配置され、それぞれの直下には、拡径し始めるところのケーシング内周面を基端部として、その先端部がケーシング端部に向けて延びる上バッフル板を、それぞれのノズルの内側開口からの隙間Sとして3mmを設け、処理液ノズル孔を下から見たときにノズルの内側開口を覆うように配置した。いずれの上バッフル板も幅W1が13mmであった。さらに、該上バッフル板と筒軸の軸線に関して線対称となる位置に、下バッフル板を配置した。下バッフル板は、上バッフル板と同様、拡径し始めるところのケーシング内周面を基端部として、その先端部がケーシング端部に向けて延びるものとした。また、ケーシング筒の樹脂成形を容易にするため、下バッフル板の幅W2は、上バッフル板の幅W1と同じ13mmとして、さらに、ケーシング内周面からの隙間S’は3mmとして、本発明の血液浄化器を得た(実施例1)。なお、ヘッダー部材の材質は、ケーシング筒と同じ材質のポリカーボネートを使用した。
 また、比較例として、上記下バッフル板を処理液入口、出口側の両方に配置しなかった以外は実施例1と同様にして、一般的なダイアライザーを得た(比較例1)。複数枚のバッフル板をケーシング筒の処理液入口ノズルの内側開口から隙間として3mmを設けて全周に配置し、バッフル板間にケーシング筒の筒軸に対して斜交する方向に延在するスリットを設けたダイアライザーも得た(比較例2)。
 これら3つのダイアライザーの性能を比較評価した結果、表1の結果を得、実施例のダイアライザーの方が優れた性能を発揮していることを確認した。
Figure JPOXMLDOC01-appb-T000001
なお、上記溶質のクリアランス測定は、平成20年8月1日発行日本医療器材工業会編「ダイアライザー機能分類実施マニュアル」に基づいて行った。この中で測定方法が2種類あるが、本実験はクリアランス測定時の測定条件を基準とした。クリアランスは以下の式を用いて計算した。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000002
 本発明に係る中空糸膜モジュールまたはこれに用いられるケーシング筒は、上述したように血液浄化用途に用いられ、特に人工透析用のダイアライザーとして好適に用いるが、下排水の浄化や、飲料水の製造、燃料電池の加湿装置等に用いられる中空糸膜モジュール等の構造にも応用することが出来る。
    1 ヘッダー部材
    2 被処理液入口ノズル
    3 隔壁
    4 中空部開口端面
    5 中空糸膜束
    6 隔壁
    7 中空部開口端面
    8 ヘッダー部材
    9 被処理液出口ノズル
   10 ケーシング筒
   11 処理液入口ノズル
   12 処理液出口ノズル
   13 上バッフル板
   14 上バッフル板
   15 下バッフル板
   16 下バッフル板
   17 ケーシング筒の処理液ノズルの内側開口
   18 ケーシング筒の内周
    d 処理液ノズル内径
    S ケーシング筒の処理液ノズルの内側開口のケーシング端部側の位置から上バッフル板までの最短距離
    S’ケーシング筒の処理液ノズルの内側開口のケーシング端部側の位置から下バッフル板までの最短距離
   W1 上バッフル板の幅
   W2 下バッフル板の幅

Claims (12)

  1. 処理液入口、出口ノズルを備えたケーシング筒と、一方向に引き揃えられた状態でケーシング筒に内装されている中空糸膜束と、中空糸膜束の両端部をケーシング筒の内壁に中空糸膜の中空部が開口するように固定している隔壁と、中空糸膜束の開口端面を包囲し、ケーシング筒の両端部に取り付けられる、被処理液入口ノズル、出口ノズルを備えたヘッダー部材とを有する中空糸膜モジュールであって、前記ケーシング筒の内部における処理液入口ノズル直下に、前記ケーシング筒の処理液入口ノズルの内側開口から所定の隙間を隔てて設けられた上バッフル板と、前記上バッフル板と筒軸の軸線に関して線対称となる位置に設けられた下バッフル板を備えており、前記ケーシング筒の内周において前記上バッフル板と下バッフル板との間にバッフル板が存在しないことを特徴とする中空糸膜モジュール。
  2. 前記上バッフル板は前記ノズルを下から見たときにノズルの内側開口を覆っていることを特徴とする請求項1に記載の中空糸膜モジュール。
  3. 前記処理液入口ノズルの内径diに対して、前記上バッフル板の幅Wi1が、di≦Wi1≦3diであり、前記下バッフル板の幅Wi2が、di≦Wi2≦3diであることを特徴とする請求項1または2に記載の中空糸膜モジュール。
  4. 前記上バッフル板と前記下バッフル板が、前記処理液入口、出口ノズルの両方の下方に配置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の中空糸膜モジュール。
  5. 前記処理液出口ノズルの内径doに対して、前記上バッフル板の幅Wo1が、do≦Wo1≦3doであり、前記下バッフル板の幅Wo2が、do≦Wo2≦3doであることを特徴とする請求項4に記載の中空糸膜モジュール。
  6. 血液処理器に用いられることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の中空糸膜モジュール。
  7. 中空糸膜モジュールに用いられる、胴体部側方に処理液入口ノズル、出口ノズルを備えたケーシング筒であって、前記ケーシング筒の内部における処理液入口ノズルの直下に、前記ケーシング筒の処理液入口ノズルの内側開口から所定の隙間を隔てて設けられた上バッフル板と、前記上バッフル板と筒軸の軸線に関して線対称となる位置に設けられた下バッフル板を備えており、前記上バッフル板はノズルを下から見たときにノズルの内側開口を覆っており、前記ケーシング筒の内周において前記上バッフル板と下バッフル板との間にバッフル板が存在しないことを特徴とするケーシング筒。
  8. 前記上バッフル板は前記ノズルを下から見たときにノズルの内側開口を覆っていることを特徴とする請求項7に記載のケーシング筒。
  9. 前記処理液入口ノズルまたは出口ノズルの内径diに対して、前記上バッフル板の幅Wi1が、di≦Wi1≦3diであり、前記下バッフル板の幅Wi2が、di≦Wi2≦3diであることを特徴とする請求項7または8に記載のケーシング筒。
  10. 前記上バッフル板と前記下バッフル板が、前記処理液入口、出口ノズルの両方の下方に配置されていることを特徴とする請求項7~9のいずれかに記載のケーシング筒。
  11. 前記処理液入口ノズルまたは出口ノズルの内径doに対して、前記上バッフル板の幅Wo1が、do≦Wo1≦3doであり、前記下バッフル板の幅Wo2が、do≦Wo2≦3doであることを特徴とする請求項10に記載のケーシング筒。
  12. 血液処理用中空糸膜モジュールに用いられることを特徴とする請求項7~11のいずれかに記載のケーシング筒。
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