JP3943953B2 - 中空糸膜型モジュール - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は中空糸膜型モジュールに関し、例えば、中空糸膜型の人工透析器、血液濾過器、血漿分離器などとして用いられる中空糸膜型モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、中空糸膜型モジュールとして、中空糸膜型の人工透析器、血液濾過器、血漿分離器などが知られている。例えば、中空糸膜型人工透析器では、中空糸膜の内腔に血液(被処理液)を流通させ、中空糸膜外面側に透析液(浄化処理液)を流通させ、血液中の不要物を膜を介した透析により除去するようになっている。
【0003】
その一般的構造は、両端をウレタンのような樹脂組成物(ポッティング剤)で固定した樹脂層部を持つ中空糸膜束を収容した筒型ケーシングと、筒型ケーシングの両端部に取り付けられた被処理液(例えば、血液)の供給口または排出口となる接続口を備える閉塞蓋と、筒型ケーシングの両端部付近の外周面に形成した浄化処理液(例えば、透析液)の入口および出口となる接続口と、筒型ケーシングの内周面における浄化処理液入口および浄化処理液出口に対応する位置に、内周面から隙間をおいて内周面にほぼ沿った曲率で形成された舌片状の入口側邪魔板と出口側邪魔板とを少なくとも備えている(特開2000−42100号公報、特開2000−350781号公報など参照)。
【0004】
中空糸膜型モジュールにおいて中空糸膜の破損はリークを招くので回避しなければならない。そのために従来から種々の技術手段が提案されており、例えば、前記特開2000−42100号公報に記載のものでは、浄化処理液入口および浄化処理液出口に対応して配置される舌片状の邪魔板の頂部近傍での中空糸膜束の側面との間の隙間を大きくとるようにして、邪魔板と中空糸膜束とが直接接触するのを回避することにより、破断の発生を防止しようとしている。また、特開2000−350781号公報に記載のものでは、製造時、すなわちポッティング工程において邪魔板に中空糸膜が固着して破損の一因となるのを防止するために、邪魔板の先端を中空糸膜束の両端に形成した樹脂層部に届く長さとしている。いずれにおいても、筒型ケーシングの内周面における浄化処理液入口および浄化処理液出口に対応する位置に、内周面から隙間をおいて内周面にほぼ沿った曲率で形成される舌片状の邪魔板の形状と大きさは、入口側および出口側とも同じとされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報に記載されるような手段を講じることにより、中空糸膜型モジュールにおける中空糸膜破損の問題は徐々に解決されつつある。しかし、まだ十分とはいえず、予期しない過酷な使用条件に曝されたときに、破断が生じる可能性を残している。従って、本発明は、中空糸膜が破損する可能性を大きく低減することのできるさらに改良された中空糸膜型モジュールを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的を達成するために、種々の実験とコンピュータによる解析とを行うことにより、浄化処理液出口での舌片状の邪魔板の先端と中空糸膜束を固定する樹脂層部との間に隙間があることは必須であるが、その隙間は狭い方がよく、特に、隙間が0mm〜5mm、好ましくは、0mm〜2mmの範囲のときに、中空糸膜の破損率を大きく低減できることを見い出した。
【0007】
その場合に、筒型ケーシングの浄化処理液入口および浄化処理液出口に対応する位置に配置される舌片状の邪魔板の形状と大きさは同じであってもよいが、非対称のものとする、すなわち、入口側と出口側とで異ならせることにより、中空糸膜の破損率をさらに低減できることを見い出した。
【0008】
本発明は、上記知見に基づくものであり、基本的に、両端を樹脂組成物で固定した樹脂層部を持つ中空糸膜束を収容した筒型ケーシングと、筒型ケーシングの両端部に取り付けられた被処理液の供給口または排出口となる接続口を備える閉塞蓋と、筒型ケーシングの両端部付近の外周面に形成した浄化処理液の入口および出口となる接続口と、筒型ケーシングの内周面における浄化処理液入口および浄化処理液出口に対応する位置に、内周面から隙間をおいて内周面にほぼ沿った曲率で形成された舌片状の入口側邪魔板と出口側邪魔板とを少なくとも備えた中空糸膜型モジュールにおいて、入口側邪魔板の先端および出口側邪魔板の先端と、対応する樹脂層部の裏面との間には隙間が設けてあり、少なくとも出口側邪魔板の先端と、対応する樹脂層部の裏面との隙間Xは、0mm<X<5mm、好ましくは、0mm<X≦2mmであることを特徴とする。隙間Xが上記の範囲内であれば、入口側邪魔板および出口側邪魔板の双方が同じ値の隙間Xを持つように設計してもよい。いずれの場合も、隙間Xは邪魔板の先端が対応する樹脂層部の裏面と接触が全くないことを条件に微少な隙間があればよい。
【0009】
上記の中空糸膜型モジュールにおいて、入口側邪魔板と出口側邪魔板の周方向の開き角度は同じであってもよいが、好ましくは、出口側邪魔板の周方向の開き角度は入口側邪魔板の周方向の開き角度よりも小さくされており、さらに好ましくは、入口側邪魔板の周方向の開き角度が100〜360度、また、出口側邪魔板の周方向の開き角度が48〜100度とされる。なお、出口邪魔板の最少の開き角度は浄化処理液出口の口径を覆うことのできる横幅(通常の中空糸膜型モジュールにおいて、それは開き角度48度である)である。入口側邪魔板と出口側邪魔板の周方向の開き角度を同じものとする場合には、共に、100〜150度の範囲とすることで、中空糸膜の破損率を充分に低減できる中空糸膜型モジュールが得られることも実験的に確認された。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る中空糸膜型モジュール1の断面図、図2は図1のII−II線による断面図、図3は筒型ケーシング2の左側面図、図4は筒型ケーシング2の右側面図である。図5は本発明に係る中空糸膜型モジュールの他の形態を示す図2に相当する断面図であり、図6は、図5に示す中空糸膜型モジュールにおける筒型ケーシングの図3に相当する左側面図である。また、図7はリークテストの方法を説明する図である。
【0011】
図1〜図4に示す中空糸膜型モジュール1は、筒型ケーシング2の内部に中空糸膜束4を装填し、筒型ケーシング2の一方の端部に、被処理液、例えば血液を注入する血液供給口5を突設した閉塞蓋6を装着し、処理された血液が流出する血液排出口7を突設した閉塞蓋8を他方の端部に装着している。筒型ケーシング2内の両端部には、中空糸膜束4の端部をポリウレタン樹脂などの樹脂組成物により接着固定する樹脂層部9がそれぞれ設けられている。なお、上記中空糸膜束4の各中空糸膜10は、中空孔の開口端が封止されることなく樹脂層部9の外側の面で開口している。また、上記血液供給口5と血液排出口7は、本発明における浄化処理液の接続口として機能するものである。
【0012】
上記中空糸膜10としては、セルロースアセテート、銅アンモニアセルロース、ポリアクリロニトリル、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレン、ポリビニルアルコール、ポリスルホン、ポリアミド、ポリエステル系ポリマーアロイ等、セルロース系中空繊維や合成高分子中空繊維等、適宜な材質の中空繊維を用いることができる。
【0013】
本発明に係る中空糸膜型モジュール1においては、浄化処理液である透析液の入口11および出口12に対応する位置に、使用時に注入される透析液を分散して案内する入口側邪魔板30と、出口12に中空糸膜が引き込まれるのを防止するための出口側邪魔板40を設ける。入口側邪魔板30と出口側邪魔板40は、図2に示すように、筒型ケーシング2の内周面から所定の隙間をおいて、かつ、内周面にほぼ沿った曲率で形成されており、上記透析液の入口11および出口12の基端側開口部分を所定の間隔を開けて覆うことができる面積を少なくとも有している。また、入口側邪魔板30と出口側邪魔板40は、ともに、基端部がケーシング2の内周面に固定される共に、先端部がケーシング2の開口部に向かって延出した舌片状であり、基端部から先端部に向けて縮幅している。
【0014】
入口側邪魔板30は、この図示の実施形態では、基端部における幅を、入口11の中心に対して各50〜180度、すなわち100〜360度の範囲、好ましくは120度程度の開き角度αとしている。また、入口側邪魔板30の先端部と樹脂層部9の裏面との間の距離Yは、その先端が透析液の入口11よりも高いことを条件に、特に制限はないが、好ましくは0.5〜5mm程度である。一方、出口側邪魔板40は、基端部における幅を、出口12の中心に対して各24〜50度、すなわち、入口側邪魔板30よりも小さいことを条件に48〜100度の範囲、より好ましくは48度程度の開き角度βとしている。すなわち、出口邪魔板40の最少の開き角度は出口12の口径を覆うことのできる横幅(通常の中空糸膜型モジュールにおいて、それは開き角度48度である)であればよい。また、出口側邪魔板40の先端部と樹脂層部9の裏面との間の距離Xは好ましくは0〜2mmである。すなわち、隙間Xは出口側邪魔板40の先端が対応する樹脂層部9の裏面と接触が全くないことを条件に微少な隙間があればよく、距離Xは0mm<X<5mmの範囲であれば、所期の目的が達成されることは実験的に確認されている。
【0015】
この中空糸膜型モジュール1を使用して血液の浄化処理を行う場合、入口側邪魔板30は広い開き角度α(例えば、100〜360度)を有しているので、入口11から注入した透析液は入口側邪魔板30に当たって確実に左右方向に分散され、直接中空糸膜10に当たることがない。また、入口側邪魔板30の表と裏との間の差圧も小さくなる。それらにより、入口側邪魔板30での中空糸膜10に作用する応力は小さくなり、入口側での中空糸膜の破損発生は大きく抑制されることが実験的に確認された。
【0016】
一方、出口側では、出口側邪魔板40は入口側邪魔板30よりも小さい開き角度β(例えば、48〜100度)であり、また、出口側邪魔板40の先端部と樹脂層部9の裏面との間の距離Xは0〜2mmときわめて狭い。実験では、出口側邪魔板40がより大きい開き角度(例えば、120度)の場合よりも、また、距離Xがより広い(例えば、5mm)場合よりも、出口側邪魔板40の裏と表との間の差圧が小さくなっており、また、出口側邪魔板40の先端部と樹脂層部9の裏面との間での中空糸膜の変形量が小さくなることから、出口側での中空糸膜の破損発生は大きく抑制されることが実験的に確認された。
【0017】
上記の形態のように、入口側邪魔板30および出口側邪魔板40とを非対称に設計する、すなわち、入口側邪魔板30および出口側邪魔板40の先端部からそれぞれの樹脂層部9の裏面までの距離を異ならせた中空糸膜型モジュール、あるいは、入口側邪魔板30および出口側邪魔板40の周方向の開き角度も異ならせた中空糸膜型モジュールは、使用現場において、常に使用者が中空糸膜型モジュールの方向性を認識することが必要であり、また、製造コストも高いものとなる。図5、図6に示す中空糸膜型モジュール1Aは、それに答えるものであり、入口側邪魔板30と出口側邪魔板40とが、図1〜図4に示したもののように非対称なものではなく、対称型すなわち同じ大きさと形状のものとしている。この中空糸膜型モジュール1Aは、その点でのみ、図1〜図4に示した中空糸膜型モジュール1と異なっており、他の構成は同じである。従って、同じ機能を奏する部材には同じ符号を付し、当該部材の詳細な説明は省略する。
【0018】
この形態においても、入口側邪魔板30aと出口側邪魔板40aは、筒型ケーシング2の内周面から所定の隙間をおいて、かつ、内周面にほぼ沿った曲率で形成されており、上記透析液の入口11および出口12の基端側開口部分を所定の間隔を開けて覆うことができる面積を少なくとも有している。入口側邪魔板30aと出口側邪魔板40aは、この形態では、基端部における幅を共に100〜150度の範囲、好ましくは120〜130度程度の開き角度α1としている。また、入口側邪魔板30aの先端部と樹脂層部9の裏面との間の距離、および出口側邪魔板40aと樹脂層部9の裏面との間の距離、すなわち、双方の邪魔板の先端と、対応する樹脂層部の裏面との隙間Xは、共に、0mm<X<5mm、好ましくは、0mm<X≦2mmとしている。後記するように、この態様の中空糸膜型モジュール1Aであっても、所期の目的が達成されることは実験的に確認されている。
【0019】
以下に、具体的な試験結果を以下に示す。実験は、図7に示すように、中空糸膜型モジュール1の被処理液の供給口5と浄化処理液入口11から同時に加圧水注入(注入時間2分/回)した。圧力は、被処理液の出口7と浄化処理液出口12からの流量の和が9.6リットル/分になるように予め調圧した。次に、注入毎に水中陽圧テスト(1.5kg/Gの空気を注入)を実施してリークの有無を確認することを、リークが確認できるまで繰り返し、例えば、繰り返し注入5回目でリークが確認されたものを「耐リーク性(回)5」とした。なお、繰り返し注入は最大25回まで実施し、25回でリークが確認されないものは「耐リーク性>25」とした。
【0020】
最初に、出口側邪魔板40の先端部から樹脂層部9の裏面までの距離Xについて検討した。結果表1および表2に示す。この結果から、距離Xが5mm以下、好ましくは2mm以下であり、かつ、0mmではない、すなわち出口側邪魔板の先端が樹脂層部に接触または進入していない場合が、高い耐リーク性を示すことが確認された。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
次に、入口側および出口側邪魔板の開き角度について検討した。この場合には、入口側および出口側の邪魔板が同じ角度のもの、すなちわ、48゜、100゜360゜の3種のものを用いて、入口側及び出口側での耐リーク性を調べた。結果を表3および表4に示す。この結果から、入口側邪魔板30は開き角度が大きい方が、また、出口側邪魔板40は開き角度が小さい方が、それぞれ耐リーク性が高いことを確認した。なお、ここでは、入口側邪魔板30および出口側邪魔板40の先端部からそれぞれの樹脂層部9の裏面までの距離は変化させなかった。
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】
上記の実験結果から、本発明による中空糸膜型モジュール、すなわち、入口側邪魔板30の先端および出口側邪魔板40の先端と、対応する樹脂層部9の裏面との間には隙間が設けてあり、かつ、出口側邪魔板40の周方向の開き角度は入口側邪魔板40の周方向の開き角度よりも小さくされている中空糸膜型モジュールは、中空糸膜の破損に対して高い安全性を示すこと、なかでも、出口側邪魔板40の先端と樹脂層部の裏面との隙間Xが0mm<X<5mm、より好ましくは0mm<X≦2mmである場合に一層高い耐破損性を示すことが確認できる。
次に、図5、図6に示した、入口側邪魔板30および出口側邪魔板40とが対称形のものについても、同様な耐リーク性試験を行った。その結果を表5に示す。
【0027】
【表5】
【0028】
上記の実験結果から、本発明品1、2に示すように、入口側邪魔板の先端および出口側邪魔板とを対称型とした場合でも、隙間Xを5mm以下、特に、0mm<X≦2mmとした場合に、中空糸膜の破損に対して高い安全性を示すことが示される。なお、本発明品3は、入口側邪魔板と出口側邪魔板を非対称とした図1〜図4に示した形態の本発明による中空糸膜型モジュールの結果であり、中空糸膜の破損に対してより高い安全性を示している。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、中空糸膜型モジュールにおいて中空糸膜が破損する可能性を大きく低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る中空糸膜型モジュールの断面図。
【図2】図1のII−II線による断面図。
【図3】筒型ケーシングの左側面図。
【図4】筒型ケーシング2の右側面図。
【図5】本発明に係る中空糸膜型モジュールの他の形態を示す図2に相当する断面図。
【図6】図5に示す中空糸膜型モジュールにおける筒型ケーシングの図3および図4に相当する側面図である。
【図7】リークテストの方法を説明する図。
【符号の説明】
1、1A…中空糸膜型モジュール、2…ケーシング、4…中空糸膜束、9…樹脂層部、10…中空糸膜、11…浄化処理液の入口、12…浄化処理液の出口、30…入口側邪魔板、40…出口側邪魔板、X…邪魔板の先端部と樹脂層部の裏面との間の距離
Claims (8)
- 両端を樹脂組成物で固定した樹脂層部を持つ中空糸膜束を収容した筒型ケーシングと、
筒型ケーシングの両端部に取り付けられた被処理液の供給口または排出口となる接続口を備える閉塞蓋と、筒型ケーシングの両端部付近の外周面に形成した浄化処理液の入口および出口となる接続口と、筒型ケーシングの内周面における浄化処理液入口および浄化処理液出口に対応する位置に、内周面から隙間をおいて内周面にほぼ沿った曲率で形成された舌片状の入口側邪魔板と出口側邪魔板とを少なくとも備えた中空糸膜型モジュールにおいて、
入口側邪魔板の先端および出口側邪魔板の先端と、対応する樹脂層部の裏面との間には隙間が設けてあり、少なくとも出口側邪魔板の先端と、対応する樹脂層部の裏面との隙間Xは、0mm<X<5mmであることを特徴とする中空糸膜型モジュール。 - 出口側邪魔板の先端と、対応する樹脂層部の裏面との隙間Xは、0mm<X≦2mmであることを特徴とする請求項1記載の中空糸膜型モジュール。
- 入口側邪魔板および出口側邪魔板双方の先端と、対応する樹脂層部の裏面との隙間Xは、0mm<X<5mmであることを特徴とする請求項1記載の中空糸膜型モジュール。
- 入口側邪魔板および出口側邪魔板双方の先端と、対応する樹脂層部の裏面との隙間Xは、0mm<X≦2mmであることを特徴とする請求項3記載の中空糸膜型モジュール。
- 出口側邪魔板の周方向の開き角度が入口側邪魔板の周方向の開き角度よりも小さくされていることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の中空糸膜型モジュール。
- 入口側邪魔板の周方向の開き角度が100〜360度である請求項1ないし5いずれか記載の中空糸膜型モジュール。
- 出口側邪魔板の周方向の開き角度が48〜100度である請求項1ないし5いずれか記載の中空糸膜型モジュール。
- 入口側邪魔板および出口側邪魔板双方の開き角度が同じ開き角度であり、100〜150度の範囲であることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の中空糸膜型モジュール。
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