WO2013011674A1 - 半導体発光素子 - Google Patents

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Abstract

 本発明の半導体発光素子は、光透過性を有する基板と、基板に積層されたn型半導体層、発光層およびp型半導体層を備えた半導体層と、半導体層の上に設けられた透明導電層と、透明導電層の上面を、発光層からの光を反射させるための領域である反射領域とそれ以外の導通領域とに分けて反射領域に積層された多層反射層と、導通領域および多層反射層を覆って設けられた金属反射層とを備え、多層反射層は、屈折率n1の第1屈折率透明層と、屈折率がn1よりも小さいn2である第2屈折率透明層とが交互にそれぞれ1層以上積層されてなり、多層反射層において金属反射層側の最外層が第2屈折率透明層である。

Description

半導体発光素子
 本発明は、基板に発光層を含む半導体層が積層され、発光層からの光を基板方向へ反射する金属反射層を備えた半導体発光素子に関するものである。
 実装基板にフリップチップ実装される従来の半導体発光素子として、例えば、特許文献1および2に記載のものが知られている。
 特許文献1には、アノード電極が、p形半導体層上に、第1の透明導電膜と、第2の透明導電膜と、発光層から放射された光を反射する複数の多層反射膜層と、多層反射膜層により覆われていない部位および多層反射膜層を覆うように形成され大きい反射率を有する金属反射膜と、バリアメタル膜と、金属材料からなる外部接続用金属膜とで構成された半導体発光素子が記載されている。
 また、特許文献2には、p形窒化物半導体層とアノード電極との間に、p形窒化物半導体層よりも屈折率が小さな透明導電膜と、透明導電膜上に部分的に積層され屈折率が小さな低屈折率透明膜と、光を反射するAg膜からなる反射導電膜とを備えた半導体発光素子が記載されている。
 このように特許文献1および2では、透明導電膜と、金属反射膜(反射導電膜)との間に、屈折率の異なる2種類の誘電体膜により発光層からの光を反射させる多層反射膜層や低屈折率透明膜を設けている。
特開2007-258276号公報 特開2010-087282号公報
 ここで、特許文献1および2に記載の半導体素子を、特許文献1および2に記載された内容に沿って反射率についてシミュレーションを行った。
 特許文献1では、図17に示すように、多層反射膜層(多層反射層)53を形成する誘電体膜(低屈折透明層)53aをSiOとし、誘電体膜(高屈折透明膜)53bをZnOとしたときに、多層反射膜層53のそれぞれの各誘電体膜53a,53bの層厚Dを、(層厚D×屈折率n)/(2m-1)=λ/4(但し、m=1、2、・・・、λ=470nm)の関係式から求めると、誘電体膜53aが82nm、誘電体膜53bが62nmとなることが記載されている。これらの条件に基づいて、多層反射膜層(多層反射層)と金属反射膜(金属反射層)との反射率のシミュレーションを行った。
 その結果、図18に示すように、入射角によっては大きく落ち込むことがあることがわかった。特に、多層反射膜層53の層面に垂直に入射する0°方向から15°ずれた方向からの入射角のときに、反射率が約55%近く低下していることがわかった。また、平均反射率は92.8%であった。
 次に、特許文献2では、低屈折率透明膜(低屈折率透明層)をSiO層とZrO層との積層により構成し、(t1・λ/4n1+t2・λ/4n2)≧(5/4)・λ(但し、SiO層の厚さがt1、屈折率がn1、ZrO層の厚さがt2、屈折率がn2である。)の条件を満たすようにして、t1、t2を設定すると、t1=31.1nm、t2=159.1nmとなることが記載されている。これらの条件に基づいて、低屈折率透明膜(低屈折率透明層)と反射導電膜(金属反射層)との反射率のシミュレーションを行った。
 その結果、図19に示すように、各層面と垂直に入射する0°方向においては反射率が大きくならず、平均反射率は95.3%であった。低屈折率透明膜を設けない場合の平均反射率は94.3%であったことと比較すると、低屈折率透明膜を設けたことによる改善は1%程度であった。
 このように、特許文献1については、発光層から放射された様々な角度の光の全てを、光取り出し面側に効率よく反射するには不十分である。
 また、特許文献2について、低屈折率透明膜による改善が見られるが、大きな効果が得られていない。
 そこで本発明は、発光層から放射される様々な角度の光を効率よく反射させることで、光取り出し効率の高い半導体発光素子を提供することを目的とする。
 本発明の半導体発光素子は、光透過性を有する基板と、前記基板に積層されたn型半導体層、発光層およびp型半導体層を備えた半導体層と、前記半導体層の上に設けられた透明導電層と、前記透明導電層の上面を、前記発光層からの光を反射させるための領域である反射領域とそれ以外の導通領域とに分けて、前記反射領域に積層された多層反射層と、前記導通領域、および前記多層反射層を覆って設けられた金属反射層とを備え、前記多層反射層は、屈折率がn1である第1屈折率透明層と、屈折率がn1よりも小さいn2である第2屈折率透明層とが交互にそれぞれ1層以上積層されてなり、前記多層反射層において前記金属反射層側の最外層が前記第2屈折率透明層であることを特徴とする。ここで光透過性を有するというのは、発光層からの光を通過させることができるということである。
 本発明の半導体発光素子によれば、金属反射層と第2屈折率透明層との界面で、発光層から放射される様々な角度の光を効率よく反射させることができるので、光取り出し効率を更に向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係る半導体発光素子を示す図 図1に示す半導体発光素子の導通領域と反射領域とを説明するための図 図1に示す半導体発光素子の多層反射層の構成を示す図 (A)は図1に示す半導体発光素子の多層反射層の屈折率を示す図、(B)は比較例の半導体発光素子の多層反射層の屈折率を示す図 実施の形態1に係る半導体発光素子をシミュレーションするときの条件を示す図 図5に示す多層反射層の構成を示す図 図5に示す条件でシミュレーションした結果を示すグラフ 実施の形態2に係る半導体発光素子の多層反射層の構成を示す図 実施の形態2に係る半導体発光素子をシミュレーションするときの条件を示す図 図8に示す条件でシミュレーションした結果を示すグラフ 実施の形態3に係る半導体発光素子の多層反射層の構成を示す図 実施の形態3に係る半導体発光素子をシミュレーションするときの条件を示す図 図11に示す条件でシミュレーションした結果を示すグラフ 実施の形態4に係る半導体発光素子の多層反射層の構成を示す図 実施の形態4に係る半導体発光素子をシミュレーションするときの条件を示す図 図14に示す条件でシミュレーションした結果を示すグラフ 特許文献1に記載の半導体発光素子の多層反射層の図 図17に示す半導体発光素子をシミュレーションした結果を示すグラフ 特許文献2に記載の半導体発光素子をシミュレーションした結果を示すグラフ
 ある実施形態に係る半導体発光素子は、光透過性を有する基板と、基板に積層されたn型半導体層、発光層およびp型半導体層を備えた半導体層と、半導体層の上に設けられた透明導電層と、透明導電層の上面を、発光層からの光を反射させるための領域である反射領域とそれ以外の導通領域とに分けて、反射領域に積層された多層反射層と、導通領域、および多層反射層を覆って設けられた金属反射層とを備え、多層反射層は、屈折率がn1である第1屈折率透明層と、屈折率がn1よりも小さいn2である第2屈折率透明層とが交互にそれぞれ1層以上積層されてなり、多層反射層において金属反射層側の最外層が第2屈折率透明層であることを特徴としている。
 上記の特徴のため、多層反射層の金属反射層側の最外層が、第1屈折率透明層より屈折率の低い第2屈折率透明層であるため、金属反射層との屈折率の差が、最外層を第1屈折率透明層とするより大きくすることができる。従って、金属反射層と第2屈折率透明層との界面で効率よく反射させることができるため、光取り出し効率を更に高めることができる。
 ある好ましい実施形態において、第1屈折率透明層の層厚みは、λ/4n1であり、第2屈折率透明層の層厚みは、λ/4n2である(但し、λは発光層から発せられる光の波長である)。このような構成であると、反射率を高めることができるとともに、第1屈折率透明層および第2屈折率透明層の内部応力が緩和できる。
 より好ましい実施形態においては、多層反射層と透明導電層との間には、第2屈折率透明層より屈折率が低く、層厚がλ/4よりも厚い誘電体層が設けられている。このような構成であると、入射角に対する反射率のカーブにおいて、特定の入射角で反射率が落ち込むものの、誘電体層の臨界角以上の入射角領域の反射率を上げる効果を有し、平均的な反射率を更に高めることができ、光取り出し効率を高めることができる。
 別の好ましい実施形態では、多層反射層において、発光層側の最外層は第1屈折率透明層である。このような構成であると、金属反射層側の最外層が第2屈折率透明層であるために、第1屈折率透明層と第2屈折率透明層とを1ペアとしたときに、発光層側の最外層を第1屈折率透明層とすることにより、同じペア数であれば、発光層側の最外層を第2屈折率透明層とするよりも多層反射層の層数を少なくすることができ、多層反射層の内部応力をより小さくすることができる。
 他の好ましい実施形態では、多層反射層において、発光層側の最外層は第2屈折率透明層である。このような構成であると、入射角が0°付近の反射率を特に高くすることができ、発光層側の最外層を第1屈折率透明層とした場合よりも層数が増えるものの、平均反射率を更に高めることができる。
 さらに別の好ましい実施形態では、第2屈折率透明層はAlからなり、金属反射層はAgからなる。このような構成であると、第2屈折率透明層に用いられるAlは付着力が強いために、金属反射層として反射率を高めるのに好ましいAgとの付着性に優れている。また熱伝導率が第2屈折率透明層として優れており、発光層で発生する熱を放熱するのに効果的である。
 (実施の形態1)
 実施の形態1に係る半導体発光素子を図面に基づいて説明する。図1に示す発光素子は、バンプを介在させて実装基板にフリップチップ実装されるLEDチップである。
 図1に示すように、半導体発光素子は、透光性基板11に積層された半導体層12と、半導体層12に成膜された透明導電層13と、透明導電層13に積層された多層反射層14と、多層反射層14に成膜された金属反射層15と、バリアメタル層16と、カソードであるn電極17と、アノードであるp電極18とを備えている。
 透光性基板11は、発光層122からの光を透過させるものが使用できる。透光性基板11としては、例えば、サファイア基板、SiC基板、ZnO基板、GaN基板、AlN基板などが使用できる。また、透光性基板11は、絶縁性であってもかまわないが、n型の導電性があれば、電流をより広げることができて、より低い電圧で半導体発光素子を動作させることができる。
 半導体層12は、n型半導体層121と、発光層122と、p型半導体層123とが積層されたものである。
 n型半導体層121は、n型GaN層とすることができる。また、n型半導体層121は、単層構造に限らず、多層構造でもよい。例えば、透光性基板11がサファイア基板の場合には、AlN層やAlGaN層などのバッファ層を介在させ、n型半導体層121を、n型AlGaN層と、n型AlGaN層上にn型GaN層とを積層した構成としてもよい。
 発光層122は、少なくともGaとNとを含み、必要に応じて適量のInを含ませることで、所望の発光波長を得ることができる。また、発光層122としては、1層構造とすることもできるが、例えば、InGaN層とGaN層を交互に少なくとも一対積層した多重量子井戸構造とすることができる。本実施の形態では、発光層122による発光ピーク波長が450nmとなるようにInGaN層の組成を設定してある。なお、発光層122は、単一量子井戸構造としたり、単層構造としたりすることも可能である。
 p型半導体層123は、p型GaN層とすることができる。また、p型半導体層123は、単層構造に限らず、多層構造とすることも可能である。その場合には、例えば、p型半導体層123をp型AlGaN層とp型GaN層とを積層した多層膜とすることができる。p型半導体層123を、p型GaN層や、p型AlGaN層とp型GaN層とを積層した多層膜としたときには、屈折率は各層の屈折率と層厚を考慮した平均値とみなしてよい。
 半導体層12は、透光性基板11にMOVPE法のようなエピタキシャル成長技術により成膜することができるが、例えば、ハイドライド気相成長法(HVPE法)や、分子線エピタキシー法(MBE法)などにより積層することも可能である。
 透明導電層13は、p型半導体層123よりも屈折率が低いGZO膜、例えば、GZO(GaをドープしたZnO)、AZO(AlをドーピングしたZnO)、ITOの群から選択される三元系の金属酸化物の成膜材料から成膜することができる。透明導電層13の層厚としては、10nm以上あればよいが、本実施の形態では、透明導電層13の層厚を100nmに設定されている。このような材料により透明導電層13を成膜することで、透明導電層13とp型半導体層123との接触をオーミック接触とすることができる。
 透明導電層13には、多層反射層14が積層されている。多層反射層14は、図2に示すように、透明導電層13の周縁部C1と、円形領域を縦列および横列に配置した格子部C2とを透明導電層13と金属反射層15との導通を図る導通領域として除いた領域であって、透明導電層13から透過した光を反射する反射領域R1として割り当てた領域に設けられている。
 多層反射層14は、図3に示すように、相対的に屈折率が大きい高屈折率透明層(第1屈折率透明層)141と、p型半導体層123よりも屈折率が小さく、かつ高屈折率透明層141より屈折率が小さい低屈折率透明層(第2屈折率透明層)142との組み合わせの順に、1層以上、交互に周期的に、反射領域R1に積層されたものである。本実施の形態1では、多層反射層14について、透明導電層13側の最外層を高屈折率透明層141とし、金属反射層15側の最外層を低屈折率透明層142としている。なお、1つの高屈折率透明層141と1つの低屈折率透明層142とを1ペアとした場合に、1ペア以上積層されていれば本発明の効果が得られる。しかし、高屈折率透明層141と低屈折率透明層142とのそれぞれの屈折率にもよるが3ペア以上を積層するのが望ましい。
 高屈折率透明層141は、層厚がλ/4n1から求められる厚みに成膜されている。また、低屈折率透明層142は、層厚がλ/4n2から求められる厚みに成膜されている。但し、λは発光層122の発光波長、n1は高屈折率透明層141の屈折率、n2は低屈折率透明層142の屈折率である。層厚は、この層厚を算出する式から求められる数値とするのが望ましいが、成膜する際の誤差程度や、数nm程度の変動なら実質的に許容される。
 高屈折率透明層141は、Ta、ZrO、Nb、TiO等により成膜することができる。高屈折率透明層141をこのような材質のものとすることで、p型半導体層123より屈折率が小さくなる。また、低屈折率透明層142は、Al、SiO、SiN等により成膜することができる。低屈折率透明層142をこのような材質のものとすることで、p型半導体層123より屈折率が小さくなる。このように、高屈折率透明層141と低屈折率透明層142とは、p型半導体層123より屈折率が低いが、p型半導体層123を形成するGaNやAlGaNは屈折率が約2.5と高いので、それより屈折率が高くて成膜できる透明層はほとんど存在しない。しかし、そのような膜が成膜できるならば、高屈折率透明層141の屈折率がp型半導体層123の屈折率より大きくなっても、また低屈折率透明層142の屈折率がp型半導体層123の屈折率より大きくなってもかまわない。
 なお、高屈折率透明層141と低屈折率透明層142との屈折率の差が大きいほど入射光に対する反射の度合いが高くなるので、高屈折率透明層141と低屈折率透明層142との材質を検討するときは、屈折率の差が大きくなるように選択する。
 図1に示すように、金属反射層15は、透明導電層13との導通を取る導通領域(周縁部C1および格子部C2)と、反射領域R1に設けられた低屈折率透明層142とを被覆する金属層である。本実施の形態1では、金属反射層15を、高い反射率を有するAg層としている。Ag層とした金属反射層15は、層厚を100nmとすることができる。この層厚は、例えば、50nm~400nm程度の範囲で設定することが可能である。金属反射層15は、Ag層とする以外に、Al層とすることができる。しかし、金属反射層15は、Al層よりAg層の方が、反射率が高いので、Ag層とするのが好ましい。
 バリアメタル層16はTi、Mo、Pt等からなり、これらを金属反射層15とp電極18との間に形成することにより、両者間の金属の拡散を防止し、合金化を防ぐことができる。バリアメタル層16は金属反射層15を覆うように形成すると金属反射層15のマイグレーションをよりよく抑えられる。バリアメタル層16の厚さは10nm~200nmが望ましい。バリアメタル層16が10nm以上であれば十分なバリア性を得ることができ、200nm以下であると層の形成に必要となる原料が少なくて済むと共に、この工程にかかる時間が短くて済むからである。好ましくは100nm程度が良い。なお、バリアメタル層16としてはTi、Mo、Ptに限られずこれらの混合であっても、その他の材料であってもよい。高融点で、かつ抵抗値があまり高くない材料が適している。
 n電極17は、p型半導体層123と発光層122とn型半導体層121の一部とをエッチングしたn型半導体層121上の領域に設けられたカソード電極である。n電極17は、矩形状に形成された透光性基板11の対角となる位置に設けられている。n電極17の位置や形状については、図2に示すものに限定されるわけではない。例えば、4つの隅全てに設けられる場合や、円形の4分の1以外の形状であってもかまわない。n電極17は、Al層とTi層とAu層とが積層されて形成されている。n型半導体層121上に積層されるn電極17のAl層は、n型半導体層121に対するオーミックコンタクト層として機能する。オーミックコンタクト層の材質は、例えば、Ti、V、Alやこれらのいずれか一種類の金属を含む合金などとすることができる。Ti層に積層されたAu層はnパッド層として機能する。
 p電極18は、バリアメタル層16上に積層されたアノード電極である。p電極18は、n電極17が設けられている残余の範囲に設けられている。p電極18は、バリアメタル層16上に積層されたTi層と、Au層とが積層されて形成されている。最表面のAu層がpパッド層として機能する。p電極18は、等間隔のマトリクス状に配置されたバンプを介在させて実装基板に導通搭載される。
 このように構成された半導体発光素子によれば、金属反射層15が非光透過性の金属層に成膜され、この金属反射層15に最外層の低屈折率透明層142が接しているため(図4(A)参照)、金属反射層15に高屈折率透明層が接した比較例の場合(図4(B)参照)と比較して、界面での屈折率の差を大きくすることができる。従って、多層反射層14を通過して金属反射層15へ達した光をその界面で効率よく反射させることができるので、反射した光を透光性基板11から出射させることができる。よって、本実施の形態1に係る半導体発光素子は、光取り出し効率を高めることができる。
 また、高屈折率透明層141と低屈折率透明層142とを1ペアとしたときに、発光層122側の最外層が高屈折率透明層141であることにより、同じペア数であれば、発光層122側の最外層を低屈折率透明層142とするより、多層反射層14の層数を少なくすることができ、多層反射層の内部応力をより小さくすることができる。
 (実施の形態1に係る半導体発光素子のシミュレーション)
 実施の形態1に係る半導体発光素子を、図5に示す条件に基づいて、シミュレーションを行った。
 このシミュレーションでは、発光層122を発光波長のピークが442nmの青色光を発光するものとし、発光層122、透明導電層13、多層反射層14(高屈折率透明層141、低屈折率透明層142)、金属反射層15を、図5に示すような屈折率のものとした。また、層厚については、ITO層とした透明導電層13を100nm、Ag層とした金属反射層15を100nmとした。また、多層反射層14については、図6に示すような高屈折率透明層141、と低屈折率透明層142とのペアで3層とした。また、多層反射層14の高屈折率透明層141の層厚については、高屈折率透明層141を屈折率が2.20のTa層としたため、442nm/(4×2.20)=50.23から小数点以下を四捨五入して50nmとした。また、低屈折率透明層142の層厚については、低屈折率透明層142を屈折率が1.66のAl層としたため442nm/(4×1.66)=66.57から67nmとした。
 上記条件にて、多層反射層14の層面に垂直に入射する0°方向から層面と平行となる90°方向までの入射角について、シミュレーションを行った結果、平均反射率は97.1%であった(シミュレーション結果のグラフを図7に示す)。
 これは、金属反射層15がAgで成膜されており、複素屈折率の実数部が0.07であるが、虚数部が2.44と高いため、Alで成膜され、屈折率が1.66の低屈折率透明層142との差が大きいためである。
 例えば、特許文献1に記載の半導体発光素子では、図17に示す多層反射膜層53として、誘電体膜53aがSiO(屈折率1.43)により成膜され、誘電体膜53bがZrO(屈折率1.89)により成膜されているため、SiO層である誘電体膜53aが低屈折率透明層142に対応し、ZrO層である誘電体膜53bが高屈折率透明層141に対応する。従って、特許文献1に記載の半導体発光素子における金属反射膜と誘電体膜53bとの組み合わせでは、屈折率の差を大きく確保することができない。
 また、特許文献2に記載の半導体発光素子では、同様に、低屈折率透明膜がSiO(屈折率1.43)とZrO(屈折率1.89)とにより成膜され、この低屈折率透明膜と反射導電膜との間には、金属層による接着導電層が成膜されているため、SiO層が低屈折率透明層142に対応し、ZrO層が高屈折率透明層141に対応する。従って、特許文献2に記載の半導体発光素子における反射導電膜と低屈折率透明膜との組み合わせでは、屈折率の差を大きく確保することができない。
 このように、実施の形態1に係る半導体発光素子は、平均反射率が、特許文献1に記載の半導体発光素子より4.1%改善することができ、特許文献2に記載の半導体発光素子より1.8%改善することができたことからも分かるように、実施の形態1に係る半導体発光素子は、特許文献1、2に記載の半導体発光素子よりも高い光取り出し効率を得ることができる。
 (実施の形態2)
 本発明の実施の形態2に係る半導体発光素子を図面に基づいて説明する。なお、図8においては、図6と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
 本実施の形態2に係る半導体発光素子では、図8に示すように、多層反射層14aにおいて、発光層側の最外層が低屈折率透明層142であることを特徴とするものである。
 このような多層反射層14aとすることで、ITO層で成膜された透明導電層13と、ITO層との付着力に優れているAl層で成膜された低屈折率透明層142とが接しているため、透明導電層13に対する低屈折率透明層142の耐剥離強度を高めることができる。
 (実施の形態2に係る半導体発光素子のシミュレーション)
 実施の形態2に係る半導体発光素子を、図9に示す条件に基づいて、シミュレーションを行った。図9に示す条件は、透明導電層13側に低屈折率透明層142が増えた以外は、図5に示す実施の形態1における条件と同じである。
 上記条件にて、多層反射層14aへの入射角について、シミュレーションを行った結果、発光層122側の最外層を高屈折率透明層141とした場合よりも、同じペア数であれば、発光層122側の最外層が低屈折率透明層142であるため、層数が増えるものの、入射角が0°付近の反射率を特に高くすることができる。また、平均反射率は97.4%であった(シミュレーション結果のグラフを図10に示す)。この結果から、実施の形態1に係る半導体発光素子より更に平均反射率が改善されたことが分かる。
 (実施の形態3)
 本発明の実施の形態3に係る半導体発光素子を図面に基づいて説明する。なお、図11においては、図6と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
 本実施の形態3に係る半導体発光素子では、図11に示すように、多層反射層14と、透明導電層13との間に、誘電体層19が設けられていることを特徴とするものである。
 この誘電体層19は、例えば、SiO等により成膜することができる。誘電体層19の層厚は、発光層122の発光波長の4分の1より厚く成膜されているのが望ましい。
 このような誘電体層19を設けることで、入射角が35~40°の間で反射率が落ち込む領域が出現するが、入射角が40°以上になると誘電体層19の全反射の効果が加味されて平均的に反射率を高めることができる。
 (実施の形態3に係る半導体発光素子のシミュレーション)
 実施の形態3に係る半導体発光素子を、図12に示す条件に基づいて、シミュレーションを行った。図12に示す条件は、透明導電層13側に誘電体層19が増えた以外は、図5に示す実施の形態1における条件と同じである。
 上記条件にて、多層反射層14への入射角について、シミュレーションを行った結果、平均反射率は97.6%であった(シミュレーション結果のグラフを図13に示す)。この結果から、実施の形態2に係る半導体発光素子より更に平均反射率が改善されたことが分かる。
 (実施の形態4)
 本発明の実施の形態4に係る半導体発光素子を図面に基づいて説明する。なお、図14においては、図11と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
 図14に示す本実施の形態4に係る半導体発光素子では、実施の形態2に係る多層反射層14aと、実施の形態3に係る誘電体層19とを備えたことを特徴とするものである。
 (実施の形態4に係る半導体発光素子のシミュレーション)
 実施の形態4に係る半導体発光素子を、図15に示す条件に基づいて、シミュレーションを行った。図15に示す条件は、透明導電層13側に低屈折率透明層142が増え、透明導電層13側に誘電体層19が増えた以外は、図5に示す条件と同じである。
 上記条件にて、多層反射層14への入射角について、シミュレーションを行った結果、約40°付近で反射率の急激な落ち込みがあるものの、平均反射率は97.7%であった(シミュレーション結果のグラフを図16に示す)。この結果から、実施の形態3に係る半導体発光素子より更に平均反射率が改善されたことが分かる。
 本発明は、発光層から放射される様々な角度の光を効率よく反射させることで、更なる光取り出し効率の向上を図ることができるので、基板に発光層を含む半導体層が積層され、発光層からの光を基板方向へ反射する金属反射層を備えた発光素子の製造方法に好適である。
 11     透光性基板
 12     半導体層
 13     透明導電層
 14、14a 多層反射層
 15     金属反射層
 16     バリアメタル層
 17     n電極
 18     p電極
 19     誘電体層
 121    n型半導体層
 122    発光層
 123    p型半導体層
 141    高屈折率透明層(第1屈折率透明層)
 142    低屈折率透明層(第2屈折率透明層)
 C1     周縁部
 C2     格子部
 R1     反射領域

Claims (7)

  1.  光透過性を有する基板と、
     前記基板に積層されたn型半導体層、発光層およびp型半導体層を備えた半導体層と、
     前記半導体層の上に設けられた透明導電層と、
     前記透明導電層の上面を、前記発光層からの光を反射させるための領域である反射領域とそれ以外の導通領域とに分けて、前記反射領域に積層された多層反射層と、
     前記導通領域、および前記多層反射層を覆って設けられた金属反射層とを備え、
     前記多層反射層は、屈折率がn1である第1屈折率透明層と、屈折率がn1よりも小さいn2である第2屈折率透明層とが交互にそれぞれ1層以上積層されてなり、
     前記多層反射層において前記金属反射層側の最外層が前記第2屈折率透明層であることを特徴とする半導体発光素子。
  2.  前記第1屈折率透明層の層厚みは、λ/4n1であり、
     前記第2屈折率透明層の層厚みは、λ/4n2である、請求項1記載の半導体発光素子(但し、λは前記発光層から発せられる光の波長である)。
  3.  前記多層反射層と前記透明導電層との間には、前記第2屈折率透明層より屈折率が低く、層厚がλ/4よりも厚い誘電体層が設けられている、請求項2記載の半導体発光素子。
  4.  前記多層反射層において、前記発光層側の最外層は前記第1屈折率透明層である、請求項1から3のいずれかの項に記載の半導体発光素子。
  5.  前記多層反射層において、前記発光層側の最外層は前記第2屈折率透明層である、請求項1から3のいずれかの項に記載の半導体発光素子。
  6.  前記p型半導体層の屈折率はn2よりも大きい、請求項1から5のいずれかの項に記載の半導体発光素子。
  7.  前記第2屈折率透明層はAlからなり、
     前記金属反射層はAgからなる、請求項1から6のいずれかの項に記載の半導体発光素子。
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