WO2012172885A1 - 体内挿入具 - Google Patents

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Definitions

  • the surgeon While viewing the image displayed on the monitor (not shown) of the endoscope apparatus, the surgeon operates the elevator of the distal end portion 11A to introduce the distal end of the in-body insertion portion 21 into the opening of the fatter nipple AV. can do.
  • the intracorporeal insertion device 21 passes not from the main pancreatic duct MPD but from the common bile duct CD from the fater papilla AV.
  • the surgeon can pass the internal insertion tool 21 into the common bile duct CD and further advance the distal end portion 21a of the internal insertion tool 21 toward the liver LV.
  • the distal end portion of the common hepatic duct CHD on the distal end side of the common bile duct CD branches to the right hepatic duct RHD and the left hepatic duct LHD, and the respective ends of the right hepatic duct RHD and the left hepatic duct LHD further diverge.
  • the bile duct is finely branched to form a dendritic network, and in the liver LV, becomes a capillary bile duct.

Abstract

 体内挿入具(11)は、先端部の断面形状が非円形で、先端部に曲げ癖が付けられている、細長の2本のガイドワイヤ(25,26)と、ガイドワイヤ(25,26)が複数の基端開口から挿入されて各ガイドワイヤが各先端開口から突出可能に形成された複数の管腔(23,24)を有し、各ガイドワイヤが先端開口において各ガイドワイヤの軸周りに回動せず、かつガイドワイヤ(25,26)の先端部が突出方向に沿って互いに離れるように、各先端開口は形成されている、シース本体(22)と、を有する。

Description

体内挿入具
 本発明は、体内挿入具に関する。
 従来より、医療分野において、体内挿入具が各種検査、各種処置のために用いられている。体内挿入具としては、CTO(慢性総合閉塞)のためのカテーテルや、胆管、膵管の狭窄部位の通過のためのガイドワイヤ等がある。
 例えば、ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影法)では、内視鏡を用いて、十二指腸乳頭から造影剤を注入し、X線画像を見ながら、胆管の狭窄部位を確認し、ガイドワイヤを用いて狭窄部位に、ステント等を入れるなどして胆管の狭窄部位を拡張する処置が行われる。
 この場合、体内挿入具は、このような狭窄部位の近傍まで挿入される。胆管などは複雑に分岐するため、術者は、X線画像を見ながら、複数な方向に分岐する複数の分岐管の中から、狭窄部位のある1つの分岐管を選択し、ガイドワイヤを挿通させて留置することは容易ではない。CTO(慢性総合閉塞)の治療ために用いられるカテーテルにおいても、同様である。
 管腔内で、分岐点で所望の管路の方向にガイドワイヤを進めるために、カテーテルの導管内を通って先端から突出するガイドワイヤを、ガイドワイヤが狭い導管から突出して解放されたときに、ガイドワイヤが曲がるように、予め成形しておく技術が、日本特表2008-509718号公報に開示されている。
 さらに、日本特表2011-500191号公報には、先端部から突出するガイドワイヤを所望の分岐方向に向けさせるために、ガイドワイヤの移動方向を変更可能にするカテーテル器具も提案されている。その提案では、カテーテル器具は、ガイドワイヤの移動方向を変更するために、2つのガイドワイヤ間の離隔距離を変更するための機構を有する。例えば、2つのガイドワイヤ間の離隔距離を制御するためのバルーン機構等が、カテーテル器具の先端部に設けられる。
 しかし、上記の第1の提案に係るカテーテル器具のように、ガイドワイヤに予め曲がり癖を付けても、カテーテルの先端部から解放されたときに、複数のガイドワイヤが必ず異なる方向に曲がるとは限らない。カテーテルの導管内において、ガイドワイヤがガイドワイヤの軸方向に回転して、カテーテルの先端部から突出したときの、ガイドワイヤの曲がり癖の方向が不定となるからである。
 また、上記の第2の提案のカテーテル器具の場合、ガイドワイヤの移動方向を変更するために、2つのガイドワイヤ間の離隔距離を変更するための構成が必要となるため、構成が複雑であり、結果としてカテーテル器具の径が太くなるという問題がある。さらに、術者は、バルーン膨張のための操作が必要なため、カテーテル器具を一方の手で把持しながら、他方の手でバルーンの膨張操作とガイドワイヤの挿入作業を行わなければならず、作業性も良くない。
 そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、構成が簡単でかつ細径化に適し、複数のガイドワイヤが互いに異なる方向に突出するようにした体内挿入具を提供することを目的とする。
 本発明の一態様の体内挿入具は、少なくとも先端部の断面形状が非円形で、かつ前記少なくとも先端部に曲げ癖が付けられている、細長の複数の案内具と、基端部に設けられた複数の基端開口から前記複数の案内具が挿入されて、先端部に設けられた複数の先端開口から前記複数の案内具が突出可能に形成された複数の管腔を有し、各案内具が各先端開口において前記各案内具の軸周りに回動せず、かつ前記複数の案内具の複数の先端部が突出方向に沿って互いに離れるように、前記複数の先端開口が形成されている、シース本体と、を有する。
 本発明の一態様の体内挿入具は、少なくとも先端部の断面形状が非円形で、かつ前記少なくとも先端部に曲げ癖が付けられている、細長の複数の案内具と、基端部に設けられた基端開口から前記複数の案内具が挿入されて、先端部に設けられた先端開口から前記複数の案内具が突出可能に形成された1つの管腔を有し、各案内具が前記先端開口において前記各案内具の軸周りに回動せず、かつ前記複数の案内具の前記複数の先端部が突出方向に沿って互いに離れるように、前記先端開口が形成されている、シース本体と、を有する。
本発明の第1の実施の形態に係わる、ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影法)において、胆管の1つの分岐点において、ガイドワイヤを、所望の方向に挿入する状態を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる体内挿入具21の構成を示す正面図である。 図2の体内挿入具21のIII-III線に沿った断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる、シース本体22の先端部22aから突出するガイドワイヤ25,26の状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる、シース本体22の基端部22bにおいて、拡径された基端開口23tb、24tbを説明するための斜視図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例1に係る体内挿入具の構成の正面図である。 図6において、矢印Vpで示す基端側から、基端開口を見たときの図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例2に係る体内挿入具を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例3に係る、シース本体の先端開口の形状と、ガイドワイヤの形状の他の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例3に係る、シース本体の先端開口の形状と、ガイドワイヤの形状のさらに他の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る体内挿入具21の断面図である。
 以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。 
 なお、以下の説明に用いる各図においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものであり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、及び各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
 本実施の形態を、複数の胆管用のガイドワイヤと、複数のガイドワイヤが挿通されるシース本体とからなる体内挿入具の例で説明する。図1は、ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影法)において、胆管の1つの分岐点において、ガイドワイヤを、所望の方向に挿入する状態を説明するための図である。
 図1は、被検者の口から挿入された内視鏡の挿入部11の先端部11Aが、食道ESと胃STを通って、十二指腸DUのファーター乳頭AVの近傍まで位置している状態を示している。内視鏡の挿入部11内を挿通する処置具挿通チャンネル内には、胆管用の体内挿入具21が挿通されている。内視鏡は、側視鏡であり、体内挿入具21が挿入部11の先端部11Aの開口部から突出可能に構成されている。
 術者は、内視鏡装置のモニタ(図示せず)に表示される画像を見ながら、先端部11Aの起上台を操作して、体内挿入部21の先端を、ファーター乳頭AVの開口へ導入することができる。図1では、体内挿入具21は、ファーター乳頭AVから、主膵管MPD内ではなく、総胆管CD内を通っている。術者は、X線画像を見ながら、体内挿入具21を総胆管CD内に通し、さらに体内挿入具21の先端部21aを、さらに肝臓LVの方へ進めることができる。総胆管CDの先端側の総肝管CHDの先端部は、右肝管RHDと左肝管LHDに分岐し、右肝管RHDと左肝管LHDのそれぞれの先もさらに分岐している。胆管は細かく分岐しており、樹状のネットワークを形成し、肝臓LV内では、毛細胆管となっている。
 図1は、体内挿入具21の先端部21aが、総肝管CHDにおける右肝管RHDと左肝管LHDの分岐点Dp1に位置している状態を示している。 
 図2は、体内挿入具21の構成を示す正面図である。体内挿入具21は、細長の、すなわち長尺状の、ダブルルーメンチューブであるシース本体22と、シース本体22の基端部22bから先端部22aまで貫通する2つの管腔23、24に挿通される2本のガイドワイヤ25、26とを有して構成される。すなわち、管腔23、24は、案内具としての各ガイドワイヤが、挿通可能で、シース本体22の先端開口から突出可能に形成されている。 
 なお、ここでは、シース本体22は、2つの管腔を有するダブルルーメンチューブであるが、3つ以上の管腔を有するマルチルーメンチューブでもよい。
 シース本体22は、断面が円形で、シース本体22の軸に沿って形成された2つの管腔23、24を内部に有する。シース本体22は、軸方向に直交する断面の円の直径D1が、例えば、1.2mmで、材質は、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素樹脂である。
 図3は、図2の体内挿入具21のIII-III線に沿った断面図である。図3に示すように、体内挿入具21は、どこの位置の断面も、同じ断面形状を有する。管腔23と24のそれぞれの、シース本体22の軸に直交する方向に沿った断面形状は、非円形、ここでは、半円形である。
 2つの管腔23と24は、図3に示すように、シース本体22を真っ直ぐに伸ばしたときに、半円形の直線の部分に相当する2つの平面部23a、24aの内壁が互いに平行になるように、形成されている。シース本体22は、例えば、2m程度の長さを有する。このような2つの管腔23,24を内部に有するシース本体22は、公知の押し出し成形により製造することができる。
 2本のガイドワイヤ25、26のそれぞれは、細長い、弾力性を有するステンレス製のワイヤであり、管腔23、24の断面形状に相似で、かつ管腔23、24内に挿通できる大きさの半円形状の断面形状を有する。すなわち、ガイドワイヤ25,26は、管腔23,24の断面形状と相補的な形状を有する。よって、図3に示すように、ガイドワイヤ25,26は、それぞれ平坦部25a,26aと、シリンドリカル面25b、26bを有している。ガイドワイヤ25,26の表面は、例えばフッ素コーティングによるコーティングがされている。
 さらに、ガイドワイヤ25,26は、それぞれの管腔内において、各ガイドワイヤの軸周りに回動しないような大きさの断面形状を有する。よって、ガイドワイヤ25,26と、管腔23,24の内壁との間には、わずかな隙間しかない。ガイドワイヤ25,26の長さは、例えば、2m以上である。
 このようなガイドワイヤ25,26は、ダイスを用いて、円柱状の部材を、ダイスの半円形の孔に通して、引っ張ることにより、形成することができる。あるいは、半円柱状部材を、引っ張り伸ばすことによって、図3に示すようなガイドワイヤ25,26を製造することもできる。 
 なお、案内具としてのガイドワイヤ25,26は、中実のワイヤでなく、管状のワイヤでもよい。
 ガイドワイヤ25、26のそれぞれの先端部25t、26tは、予め曲げ癖が付けられている。ここでは、ガイドワイヤ25,26のシリンドリカル面25b、26b側に反るような曲げ癖が、各ガイドワイヤの軸方向に沿って、ガイドワイヤ25、26のそれぞれの先端部25a、26aに付けられている。
 曲げ癖は、例えば、人間の手作業により、ガイドワイヤ25、26の先端部25t、26tを固定台上に固定して、先端部25t、26tのシリンドリカル面25b、26bを、ガイドワイヤ25、26の軸上に沿って所定の治具などを押しつけながら、扱く(しごく)ことによって、付けることができる。
 なお、曲げ癖は、ガイドワイヤ25,26の全体に亘って付けられていてもよいが、少なくともガイドワイヤ25,26の先端部25t、26tに付けられていればよい。よって、案内具としてのガイドワイヤ25,26は、少なくとも先端部の断面形状が非円形で、かつ少なくとも先端部に、軸方向に沿った曲げ癖が付けられている、細長の部材である。
 ガイドワイヤ25、26は、それぞれシース本体22の基端部22bの管腔23,24のそれぞれの基端開口から挿入される。2つの基端開口の形状は、管腔23,24の断面形状と同じである。ガイドワイヤ25,26は、細いステンレスであり、弾力性があるので、先端部25t、26tが曲がっていても、それぞれの基端開口から、管腔23,24に容易に挿入することができる。
 ガイドワイヤ25,26がそれぞれ管腔23,24に挿入され、先端部25t、26tが、シース本体22の先端部22aから突出すると、ガイドワイヤ25,26の先端部25t、26tは、管腔23,24の内壁に当たることなくなり、解放されるので、ガイドワイヤ25,26の先端部25t、26tは、曲げ癖の付いた方向に曲がる。
 図4は、シース本体22の先端部22aから突出するガイドワイヤ25,26の状態を示す斜視図である。図4に示すように、ガイドワイヤ25,26は、管腔23,24の先端開口23t、24tから突出すると、ガイドワイヤ25,26の先端部25t、26tは、予め曲げ癖の付けられている方向である、シリンドリカル面25b、26b側に反るため、先端部25a、26aは、互いに異なる方向に向かって突出する。
 シース本体22の先端部22aでは、ガイドワイヤ25の平坦面25aとガイドワイヤ26の平坦面26aが互いに対向するように、先端部22aにおける管腔23,24の先端開口23t、24tは、形成されている。よって、ガイドワイヤ25,26は、シース本体22の先端部22aから突出すると、予め決められた、互いに異なる方向に必ず曲がる。
 先端開口23t、24tは、ガイドワイヤ25,26の先端部25t、26tが、その軸周りに回動しないように形成され、さらに、先端開口23t、24tは、先端部25tと26tが矢印a1で示すように突出方向に沿って互いに離れるように、形成されている。
 すなわち、シース本体22は、基端部22bに設けられた複数の基端開口から複数のガイドワイヤ25、26が挿入されて、先端部22aに設けられた複数の先端開口23t、24tから複数のガイドワイヤ25,26が突出可能に形成された複数の管腔23,24を有する。さらに、各ガイドワイヤが各先端開口において各ガイドワイヤの軸周りに回動せず、かつ複数のガイドワイヤ25,26の複数の先端部25t、26tが突出方向に沿って互いに離れるように、複数の先端開口23t、24tが、先端部22aに形成されている。
 よって、2つのガイドワイヤ25,26の曲がる方向は、シース本体22の先端部22aにおける2つの管腔23,24の先端開口23t、24tの位置及び向きと、ガイドワイヤ25,26に予め付けられた曲がり癖による曲げの方向とによって、決まる。
 上記の例では、各ガイドワイヤ25,26は、シリンドリカル面25b、26b側に反るように、曲げ癖が予め付けられており、シース本体22の先端部22aでは、管腔23,24の先端開口23t、24tが、各ガイドワイヤ25,26の平坦面25a、26aが対向しかつ平行になるように形成されている。よって、図4に示すように、先端部22aから突出する2つのガイドワイヤ25,26の先端部25t、26tは、シース本体22の軸方向において、先端方向に向かうにつれて、矢印a1で示すように、互いに離れる方向に曲がる。
 例えば、図1において、体内挿入具21の先端部21aが、右肝管RHDと左肝管LHDの分岐点にあるとき、ガイドワイヤ25,26の先端部25t、26tは、互いに異なる方向に突出するので、術者は、いずれかのガイドワイヤを所望の胆管の方へ通し易い。
 さらに、例えば、図1において、点線で示すように、右胆管RHDのさらに先の分岐点Dp2においても、ガイドワイヤ25,26の先端部25tと26tは、互いに異なる方向に突出するので、術者は所望の部位まで、体内挿入具21を導入し易い。
 なお、上述したシース本体22の管腔23,24の断面形状は、基端部22bから22aまで同じであるが、図4に示したように、2本のガイドワイヤ25,26が先端部22aにおいて、必ず異なる方向曲がるためには、シース本体22の先端開口23t、24tで軸周りに回動しなければよい。よって、管腔23,24の断面形状は、基端部22bから先端部22aまで同じでなくてもよい。
 以上のように、本実施の形態によれば、構成が簡単でかつ細径化に適し、複数のガイドワイヤを互いに異なる方向に突出させる体内挿入具を実現することができる。結果として、術者は、このような体内挿入具21を用いることによって、ガイドワイヤを所望の位置まで迅速に挿入することができるので、術者及び患者の負荷を低減することができる。 
 また、上述した体内挿入具は、構造が簡単であるため、安価に製造できる。さらに、上述した体内挿入具は、構造が簡単なため、洗浄し易いためリユースにも適している。
 なお、シース本体22の基端部22bにおいて、ガイドワイヤ25,26をそれぞれ基端開口23tb、24tbへ挿入し易くするために、基端開口23tb、24tbの開口面積を大きくしてもよい。言い換えると、複数の管腔23,24のそれぞれの断面形状は、シース本体22の先端部22aと基端部22bにおいて、異なっており、各管腔の基端開口は先端開口よりも大きくしてもよい。
 図5は、シース本体22の基端部22bにおいて、拡径された基端開口23tb、24tbを説明するための斜視図である。図5に示すように、基端開口23tb、24tbのそれぞれの断面積は、シース本体22内の管腔23,24のそれぞれの断面積よりも大きい。すなわち、各管腔の断面積が、基端部22bの所定の範囲Rにおいて、基端開口23tb、24tbに向かって、徐々に大きくなるように、管腔23,24は形成されている。
 このような管腔23,24は、図5に示すように、先端部がテーパー状の治具31を、シース本体22の基端部22bから各管腔23,24内へ、押し込むように挿入することによって、開口面積が大きくされた基端開口23tb、24tbを形成することができる。治具31のテーパー部31aは、シース本体22内の管腔23,24の断面積よりも大きな部分を有する。 
 言い換えると、シース本体22の各管腔の断面形状は、基端開口から先端開口に向かって徐々に変化する部分を有し、基端部22bから先端部22aに向かって緩やかに形状が変化して、管腔の径が基端部22bから先端部22aに向かって小さくなる。 
 このような開口面積が大きくされた基端開口23tb、24tbによれば、ユーザは、ガイドワイヤ25,26を管腔23,24内に挿入し易い。
 以下、本実施の形態の変形例を説明する。 
(変形例1)
 上述した実施の形態のシース本体は、図2に示したように、先端部22aから基端部22bまで1本のシースであるが、本変形例1の体内挿入具は、基端部側に、管腔毎に分岐した複数のシース部を有する。 
 図6は、本変形例に係る体内挿入具の構成の正面図である。本変形例のシース本体22Aの基端部22bは、図5に示すように、二股に分かれている。すなわち、基端部22bは、管腔毎に分岐したシース部22A1と22A2とを有する。シース部22A1は、管腔23のシース部であり、シース部22A2は、管腔24のシース部である。二股部の各シース部22A1、22A2の長さは、例えば20~30cm程度の長さである。
 シース本体22Aの基端部22bには、各管腔に対応したシース部が設けられているので、術者等のユーザは、ガイドワイヤ25、26を、それぞれの管腔23,24に挿入し易い。 
 さらに、本変形例においても、基端部22bの管腔23,24を広げ、ガイドワイヤ25,26を挿入し易くするようにしてもよい。
 図7は、図6において、矢印Vpで示す基端側から、基端開口を見たときの図である。図7に示すように、各シース部22A1,22A2の基端開口の内径d2は広げられているので、ユーザは、ガイドワイヤ25,26を管腔23,24内に挿入し易い。基端開口の内径を広げることは、上述したような治具31であって、テーパー部の断面が円形のものを用いることによって、行うことができる。
(変形例2)
 本変形例2の体内挿入具は、ユーザがガイドワイヤを基端部22bから挿入するときに、平坦部とシリンドリカル面の区別ができるようにしたものである。ユーザは、ガイドワイヤとシース本体のそれぞれの向きが判別できるので、ガイドワイヤを管腔内に挿入し易くなるものである。
 図8は、本変形例に係る体内挿入具を説明するための図である。基端部22bのシース本体22の外周側には、各管腔のシリンドリカル面23b、24b側に、シース本体22の軸方向に沿って、シース本体22の外周面の色とは異なる線状の着色部41が設けられている。同様に、ガイドワイヤ25のシリンドリカル面25bにも、ガイドワイヤ25の外周面の色とは異なる線状の着色部が設けられている。
 具体的には、シース本体22の少なくとも基端部22bの外周面に、2本の線状の着色部41が設けられている。管腔23、24は、それぞれ、図3に示したように、シリンドリカル面23b、24bが、シース本体22の外周側に向かうように、形成されている。よって、着色部41は、各管腔のシリンドリカル面の頂部に近接する位置に設けられる。
 ガイドワイヤ25,26においても、シリンドリカル面25b、26bの頂部に沿って。着色部42が設けられている。 
 なお、着色部41,42は、所定の色の塗料を塗布する等することによって、シース本体22あるいはガイドワイヤ25,26に設けることができる。
 すなわち、各管腔23,24の断面において円弧を形成する部分の頂部の近傍に沿って、シース本体22の外周面に、着色部41を設け、ガイドワイヤ25,26においても、その断面において円弧を形成する部分の頂部に沿って着色部42を設ける。言い換えれば、各ガイドワイヤのそれぞれ及びシース本体22に、シース本体22の基端開口における各ガイドワイヤの挿入軸の周方向における位置合わせのための指標部としての着色部41,42が設けられている。
 その結果、ユーザは、シース本体22とガイドワイヤ25,26をみたときに、着色部41,42同士が一直線上に重なるようにして、ガイドワイヤ25,26をシース本体22の基端部22bから挿入すれば、非円形の断面形状の基端開口23tb、24tbに、非円形の断面形状のガイドワイヤ25,26を挿入することができる。よって、ユーザは、ガイドワイヤをシース本体の管腔に容易に挿入することができる。
(変形例3)
 上述した実施の形態及び各変形例では、先端開口の形状及びガイドワイヤの先端部の断面形状は、半円形であるが、他の形状でもよい。 
 図9及び図10は、シース本体の先端開口の形状と、ガイドワイヤの形状の他の例を示す図である。
 図9は、シース本体が4つの管腔を有する体内挿入具の断面図である。図9に示すように、シース本体22Bは、内部に4つの管腔51を有し、各管腔51にガイドワイヤ52が挿入可能となっている。シース本体22Bの先端開口の形状は、図9に示す管腔51の断面形状と同じである。すなわち、複数の先端開口の形状は、互いに異なっている。
 各管腔51の先端開口の形状は、扇形であり、ガイドワイヤ52の断面形状も、管腔51の扇形と相似で、大きさが小さい扇形を有する。ガイドワイヤ52の先端部は、シリンドリカル面52a側に反るように、曲げ癖が付けられている。 
 よって、図9のような体内挿入具によっても、複数のガイドワイヤ52を互いに異なる方向に突出させることができる。
 図10は、形状の異なる複数の管腔を有する体内挿入具の断面図である。図10に示すように、シース本体22Cは、内部に2つの管腔61、62を有し、管腔61、62にそれぞれガイドワイヤ63,64が挿入可能となっている。シース本体22Cの先端開口の形状は、図10に示す管腔61,62の断面形状と同じである。
 管腔61の先端開口の形状は、扇形であり、ガイドワイヤ63の断面形状も、管腔61の扇形と相似で、大きさが小さい扇形を有する。ガイドワイヤ63の先端部は、シリンドリカル面63a側に反るように、曲げ癖が付けられている。
 管腔62の先端開口の形状は、半円形であり、ガイドワイヤ64の断面形状も、管腔62の扇形と相似で、大きさが小さい半円形を有する。ガイドワイヤ64の先端部は、平坦面64a側に反るように、曲げ癖が付けられている。 
 よって、図10のような体内挿入具によっても、互いに形状が異なる複数のガイドワイヤ63,64を互いに異なる方向に突出させることができる。
 なお、互いに形状の異なる複数のガイドワイヤを、それぞれ、対応する管腔に正しく挿入できるように、ガイドワイヤとシース本体のそれぞれに、識別手段としての識別用のタグを設けてもよい。
 例えば、図6において、一点鎖線で示したように、基端部22bがガイドワイヤ毎のシース部を有する場合、各シース部に挿入すべきガイドワイヤの種類、形状等を記したタグ81a、81bを取り付け、各ガイドワイヤにも、ガイドワイヤの種類、形状等を記したタグ82a、82bを取り付ける。各タグは、例えば、粘着性のシール等で、種類等の文字、記号などが印刷されたもので、基端部22bの各シース部、及びガイドワイヤの基端部に、シールの粘着性を利用して貼り付けられている。 
 例えば、図10における2つの形状の異なるガイドワイヤ63には、タグ82aを貼付し、対応する管腔61のシース部がシース部22A1としたとき、そのシース部22A1にタグ81aが貼付される。タグ81aと82aは、それぞれ同じ記号、マークなどが付いていれば、ユーザは、シース部22A1に、ガイドワイヤ63を挿入することを簡単に認識することができる。ガイドワイヤ64と管腔62も同様である。 
 従って、このようなタグを用いることによって、ユーザは、ガイドワイヤを正しい管腔に容易に挿入することができる。
 さらになお、先端開口の形状は、以上挙げた半円形、扇形の代わりに、三角形、台形、星形等でも良い。 
 以上のように、上述した本実施の形態及び各変形例によれば、構成が簡単でかつ細径化に適し、複数のガイドワイヤが互いに異なる方向に突出するようにした体内挿入具を提供することができる。
(第2の実施の形態)
 上述した実施の形態では、シース本体に複数の管腔が形成され、各管腔にガイドワイヤが挿通されているが、本実施の形態では、シース本体は、1つの管腔に複数のガイドワイヤが挿通可能となっている。 
 図11は、本実施の形態に係る体内挿入具21の断面図である。図11において、上述した第1の実施の形態に係る部材に対応する部材は、同様の材質からなり、かつ同様の製造方法により製造される。
 図11に示すように、シース本体22Dは、1つの管腔71を有し、管腔71は、3つのガイドワイヤ72が挿通可能となっている。 
 各ガイドワイヤ72は、軸方向に沿った突出部72aを有する、断面が略円形の部材である。各ガイドワイヤ72の先端部には、突出部72a側に反るように、曲げ癖が付けられている。
 一方、管腔71には、3つのガイドワイヤ72の突出部72aに係合する、軸方向に沿って形成された3つの溝部71aが、形成されている。術者等のユーザは、各溝部71aに、各ガイドワイヤ71の突出部72aが係合するような状態で、シース本体22Dの基端部22bの基端開口から3本のガイドワイヤ72を挿入することができる。 
 図11に示すように、管腔71内では、3本のガイドワイヤ72は、突出部72aが溝部71aに入り込むことにより、軸方向に回動することはできない。
 すなわち、本実施の形態では、シース本体22Dは、基端部22bに設けられた基端開口から複数のガイドワイヤが挿入されて、先端部22aに設けられた先端開口から複数のガイドワイヤが突出可能に形成された1つの管腔71を有する。さらに、各ガイドワイヤが1つの先端開口において各ガイドワイヤの軸周りに回動せず、かつ複数のガイドワイヤの複数の先端部が突出方向に沿って互いに離れるように、先端開口が形成されている。
 よって、3本のガイドワイヤは、シース本体22Dの管腔71の先端開口から、互いに異なる方向に突出する。 
 なお、本第2の実施の形態に関しても、第1の実施の形態で説明した各変形例1から3は、適用可能である。
 本実施の形態は、第1の実施の形態と同様の効果を有すると共に、1つの管腔に複数のガイドワイヤを挿通できるようにしたので、シース本体22Dの径を、第1の実施の形態のシース本体の径とよりも小さくすることができる。
 以上のように、上述した2つの実施の形態及び各変形例によれば、構成が簡単でかつ細径化に適し、複数のガイドワイヤが互いに異なる方向に突出するようにした体内挿入具を提供することができる。 
 なお、以上の例は、胆管用の体内挿入具を例に挙げて説明したが、心臓の血管、脳の血管など用の体内挿入具でも適用できる。
 本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
 本出願は、2011年6月16日に日本国に出願された特願2011-134500号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲に引用されるものとする。

Claims (15)

  1.  少なくとも先端部の断面形状が非円形で、かつ前記少なくとも先端部に曲げ癖が付けられている、細長の複数の案内具と、
     基端部に設けられた複数の基端開口から前記複数の案内具が挿入されて、先端部に設けられた複数の先端開口から前記複数の案内具が突出可能に形成された複数の管腔を有し、各案内具が各先端開口において前記各案内具の軸周りに回動せず、かつ前記複数の案内具の複数の先端部が突出方向に沿って互いに離れるように、前記複数の先端開口が形成されている、シース本体と、
    を有することを特徴とする体内挿入具。
  2.  前記複数の管腔のそれぞれの断面形状は、前記シース本体の前記先端部と前記基端部において、異なっており、各管腔の前記基端開口は前記先端開口よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の体内挿入具。
  3.  前記複数の管腔のそれぞれの断面形状は、前記基端開口から前記先端開口に向かって徐々に変化する部分を有することを特徴とする請求項2に記載の体内挿入具。
  4.  前記複数の先端開口の形状は、互いに異なっていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の体内挿入具。
  5.  前記シース本体は、前記シース本体の前記基端部おいて、管腔毎に分岐した複数のシース部を有することを特徴とする請求項1に記載の体内挿入具。
  6.  各シース部において、前記基端開口の内径は広げられていることを特徴とする請求項5に記載の体内挿入具。
  7.  前記複数の案内具の前記少なくとも先端部の断面形状は、同じであり、かつ前記少なくとも先端部は、前記シース本体の前記複数の先端開口の断面形状と相補的な断面形状を有することを特徴とする請求項1に記載の体内挿入具。
  8.  前記複数の案内具の前記少なくとも先端部の断面形状は、半円形状、扇形、三角形、台形、あるいは星形であることを特徴とする請求項1に記載の体内挿入具。
  9.  前記複数の案内具は、ワイヤであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の体内挿入具。
  10.  前記ワイヤは、中実又は管状のワイヤであることを特徴とする請求項9に記載の体内挿
  11.  前記複数の案内具のそれぞれの表面は、コーティングされていることを特徴とする請求項10に記載の体内挿入具。
  12.  前記複数の案内具のそれぞれ及び前記シース本体には、前記基端開口における各案内具の挿入軸の周方向における位置合わせのための指標部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の体内挿入具。
  13.  少なくとも先端部の断面形状が非円形で、かつ前記少なくとも先端部に曲げ癖が付けられている、細長の複数の案内具と、
     基端部に設けられた基端開口から前記複数の案内具が挿入されて、先端部に設けられた先端開口から前記複数の案内具が突出可能に形成された1つの管腔を有し、各案内具が前記先端開口において前記各案内具の軸周りに回動せず、かつ前記複数の案内具の前記複数の先端部が突出方向に沿って互いに離れるように、前記先端開口が形成されている、シース本体と、
    を有することを特徴とする体内挿入具。
  14.  前記シース本体は、前記シース本体の前記基端部おいて、案内具毎に分岐した複数のシース部を有することを特徴とする請求項13に記載の体内挿入具。
  15.  各シース部において、前記基端開口の内径は広げられていることを特徴とする請求項14に記載の体内挿入具。
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