JP2010000351A - ガイドシース拡張器およびこれを使用する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガイドシース拡張器およびこれを使用する方法を提供する。
【解決手段】拡張器30はシャフト32と管腔41とハブ31とを有する。シャフトは少なくとも二つの硬性部分を有し、硬性部分はシャフトの遠位端に近づくにつれて硬くなくなる。変化硬性部分は、拡張器が進められ硬さが変更されるときに、より硬いシース42が血管を通って滑らかに進むことができるように、拡張器がガイドワイヤー20に沿って曲がりくねった脈管を通って追跡することを可能にする。拡張器はまた、最初の穿刺穴をより大きく伸ばして拡張器シャフトを収容にするため、また脈管へのシースチップ挿入を容易にするために、遠位チップにおいて先細になっていてもよい。あるいは、シャフトは、脈管内のさらなる遠位に到達することができるように、シース遠位チップを越えて遠位端へ延びている所から先細になってもよい。
【選択図】図1

Description

この発明は拡張器に関する。具体的には、この発明は、複合硬性部分を備えた選択的ガイドシース拡張器に関する。
今日の医療分野では、多くの医療処置は、所望部位にアクセスする目的、たとえば血管形成やステント挿入のために、患者の血管への進入を必要とする。所望部位へのアクセスを得るために、シースが血管を通して一般に進められる。ひとたび患者の管内の適所に進められたならば、処置が実施され得るように、さまざまなタイプの医療機器がシースを通して供給され、所望部位に配置されることができる。
患者内の特定の部位へのアクセスを最初に得るために、針を使用して患者の皮膚を穿刺し、所望血管への進入を得る。それからガイドワイヤーが針の管腔内に挿入され、血管内に供給される。それから針が取り除かれ、ガイドワイヤーが適所に残される。
それから拡張器/シースアッセンブリーがガイドワイヤー上に置かれ、血管の内部の位置に進められる。拡張器の遠位端は、比較的小径に先細にされて、シースの遠位端を越えて延びていてもよい。拡張器の先細遠位端は、患者に外傷、損傷または他の障害を引き起こすことなく、より大きいサイズのシースを管が最終的に収容することができるように、管の開口のサイズを徐々に増大させる手法で患者の管内に拡張器/シースアッセンブリーが導入されることを可能にする。
ひとたびガイドワイヤーと拡張器/シースアッセンブリーが血管内に所望部位に進められたならば、拡張器は取り除かれる。ガイドワイヤーとシースは現在、血管内の所望部位に医療機器を導入しガイドするために使用されている。
上記システムと方法の欠点は、シースを血管内にガイドするための機構として一般に使用される拡張器が、主に最初のアクセスのために設計された均一の物質から作られているということである。しばしば拡張器は、非常に曲がりくねった組織を通して管中の所望部位までシースを追跡するより可撓な成形カテーテルに取り替えなければならない。したがって、可撓性を有するが、シースアッセンブリーの前進に必要とされる硬さを維持する拡張器の要望が存在する。
先行技術の短所を解決するために、この発明の拡張器は複合硬性部分を提供する。具体的には、この拡張器は、遠位端と近位端と少なくとも二つの硬性部分とを有するシャフトを有する。これらの硬性部分は、遠位端に近づくにつれて硬くなくなり、先細になっていてもよい。
硬性部分は共に融合されていて、それにより拡張器に変化硬性および/または可撓性を作り出す。拡張器はさらに、シャフトの近位端で設置されたハブのほかに近位端から遠位端までシャフトの内部を横切る管腔を有する。
拡張器はまた、シャフトの遠位端に連結され得る非外傷性チップ(すなわち外傷または損傷を引き起こさないチップ)を有していてもよい。このチップを使用すれば、チップは好ましくはシャフトの最も柔らかく最も硬くない部分になるであろう。
一実施形態では、拡張器は三つの部分を有する。これらの部分のおのおのについて好ましい長さは以下の通りである。第一の硬性部分は約25〜90cmであってもよく、第二の硬性部分は約1〜70cmであってもよく、第三の硬性部分は約1〜70cmであってもよい。ほとんどの場合、第三の硬性部分は、シースの遠位端から約15cmから始まり、シースの遠位チップを越えて延びているであろう。
拡張器はまた、透視検査下の視界を改善するために、またもしかすると測定近似に使用されるために、一つ以上の放射線不透過性マーカーを遠位領域に包含していてもよい。拡張器はまた、より容易な管選択を可能にする成形遠位端を有していてもよい。さらに、遠位端は、作業目的地域に造影剤を配達するように拡張器のチップの近くに設置された開口を有していてもよい。
各硬性部分は、異なる物質のブレンドおよび/またはグレードから製造される。好適な実施形態では、硬性部分の物質は好ましくはポリプロピレン(PP)とエラストマーで製造され、透視検査下の視界を可能にするために十分な放射線不透過性フィラーを包含していてもよくない。TPEやホモポリマーや共重合体などの、脈管系内に配置されている間じゅうそこに形を維持する他の医療グレード物質が、上記物質の一つの代わりとして使用されてもよいことが注目される。
一実施形態では、三つの部分は、(1)第一の硬性部分が20%と80%間の高機能エラストマー(TPV)と20%と80%間のPPインパクト共重合体(好ましくは各50%)のブレンドから作られ、(2)第二の硬性部分が20%ないし60%間の高機能エラストマー(TPV)と40%ないし80%のPPインパクト共重合体(好ましくは60/40高機能エラストマー(TPV)/PPインパクト共重合体)のブレンドから作られ、(3)第三の硬性部分が、0%ないし25%間のPPインパクト共重合体と75%ないし100%の高機能エラストマー(TPV)(好ましくは100%の高機能エラストマー(TPV))から作られて、製造されてもよい。
拡張器はシースアッセンブリーの一部として使用される。アッセンブリーはガイドワイヤーと拡張器とシースとを有する。上に説明したように、拡張器は遠位端と近位端と管腔と少なくとも二つの硬性部分とを有し、硬性部分は遠位端に近づくにつれて硬くなくなる。
ガイドワイヤーは拡張器の管腔を通って延びていて、シースアッセンブリーを進めるためのガイドとして使用される。好適な実施形態では、ガイドワイヤーは、適当な長さの0.038”(0.097cm)径のステンレス鋼またはニチノールタイプワイヤーである。
シースはまた遠位端と近位端と管腔とを有する。拡張器はシースの管腔を通って延びていて、拡張器の遠位端はシースの遠位端を越えて延びている。シースは、大腿部のアクセスポイントに使用されるとき、長さが約90cmで、止血バルブが設けられたハウジングに連結される。回転可能キャップはまた、キャップの回転によってバルブを操縦するための止血バルブと操縦的に関連していてもよい。
シースアッセンブリーを使用する方法は、針を患者に挿入して患者皮膚を穿刺し所望血管への進入を得るステップと、針の管腔にガイドワイヤーを挿入するステップと、血管にガイドワイヤーを供給するステップと、針を取り除きガイドワイヤーを適所に残すステップと、シース内にほぼ同軸に配置された拡張器をガイドワイヤー上に置くステップとを有し、拡張器は遠位端と近位端と管腔とを有し、拡張器は少なくとも二つの硬性部分を有し、硬性部分は遠位端に近づくにつれて硬くなくなり、拡張器は近位端から遠位端へ先細になっており、さらに、シースが続く拡張器が続くガイドワイヤーを血管を通して特定地点に進めるステップと、特定地点に到達したときに拡張器を取り除くステップと、シースを通して進められたツールを使用して特定地点に処置を施すステップとを有する。
拡張器は、たとえば、大腿部のアクセスポイントから大動脈弓を越えて脈管系にアクセスすることにより、または、大腿動脈を経由して患者のより下方の四肢(膝の近くおよび/または下方の領域)にアクセスすることにより、血管形成やステント挿入などの処置を助けるために使用される。後者は拡張器を使用して、アクセスポイントから下方へ膝に近い領域へ延びるか、アクセスポイントから上方に腸骨弓の周りを回って下方へ他方の脚の膝の近くおよび/または下方に向かって延びる。
アクセスによって引き起こされた外傷は、拡張器の変化硬性のために低減される。なぜなら、拡張器が脈管を通ってより容易に移動することを硬性が可能にするからである。拡張器がシースから取り除かれるとき、シースは、シースの遠位端に医療用具の配置を許す均一な硬さを維持する。
この発明の第一の実施形態による不組立シースアッセンブリーの斜視図である。 この発明の第二の実施形態による拡張器の斜視図である。 この発明の第三の実施形態による拡張器の斜視図である。 この発明の第一の実施形態による組み立てられたシースアッセンブリーの斜視図である。 開口を有する拡張器の遠位端の側面図である。 開口を有する拡張器の遠位端の側面図である。
この発明は、拡張器の各部が異なるデュロメーター硬さを有することを意味する複合硬性部分を有する拡張器を提供することによって拡張器の特徴を高める。図1は、ガイドワイヤー20およびシースデバイス40はもちろんこの発明の拡張器30を有する不組立シースアッセンブリー10を示している。
血管に最初にアクセスするガイドワイヤー20のために、この技術分野で周知の挿入ツールが、図示しないが、使用される。挿入ツールは穿刺針を有する。穿刺針は、脈管の適当な地点を穿刺する。それからガイドワイヤー20が針を通して脈管内に挿入される。ひとたび管内に挿入されたならば、ガイドワイヤー20の近位端に設置された操縦アッセンブリー21における手によるまたはトルクデバイスでの押し引きおよび回転技法によりガイドワイヤー20の遠位端が操作される。
ガイドワイヤー20を脈管内に挿入するときに滑らかな操作を達成するために、ガイドワイヤー20は、確かな多重機械的特性を有する必要である。多重機械的性質としては、可撓性、無制限な自由状態において直線のままである能力および変形状態から戻るときの良好な回復がある。
このタイプのガイドワイヤー20はまた、その遠位端部において高い可撓性特性を有することが好ましく、それと同時に、その近位端部に12おいて機能的勾配硬さを有することが好ましい。遠位端は、操縦アッセンブリー21において行なわれるべき操作に適切に応答するために高い操縦性を有するべきである。好適な実施形態では、ガイドワイヤー20は、適当な長さの0.038”(0.097cm)径のステンレス鋼またはニチノールタイプワイヤーであるが、どのようなサイズのガイドワイヤーが使用されてもよい。
拡張器デバイス30は、延長管状シャフト/拡張器32とハブ31とからなる。延長管状シャフト32は管にアクセスするために使用され、一方、ハブ31はシース40と相互作用するために使用される。
拡張器32とハブ31は、ハブ31に対する拡張器32の軸上および回転の移動を防止する手法で互いに固定して固着されている。拡張器32とハブ31は共に中心延在管腔を有し、管腔は、遠位端36と近位端37から拡張器32の内部を横切っており、拡張器32の管腔の遠位端36は拡張器32の管腔の近位端37とつながっている。ハブ31の管腔の近位端37はハブ31の近位端において開口しており、拡張器32の管腔の遠位端36は拡張器32の遠位端に開いている。したがって、管腔は拡張器デバイス30を完全に通って延びていて、拡張器デバイス30の反対端において外部に開いている。
さらに、図1から分かるように、この発明の拡張器デバイス30の第一の実施形態は、複合硬性部分32a〜bを提供する。すなわち、拡張器デバイス30は、遠位端33と近位端34と二つの硬性部分32a〜bとを有するシャフト32を有する。これらの硬性部分32a〜bは遠位端33に近づくにつれて硬くなくなる。言いかえれば、シャフトは、遠位端において最も柔らかく(約30ショアDないし70ショアD)、近位端において最も硬い部分(約50ショアDないし80ショアD)に移り変わる。変化硬性部分32a〜bは、拡張器32が進められ硬さが変更されるときに曲がった脈管が真っすぐにされるように、拡張器デバイス30がねじれ曲がった脈管の曲がったところでわずかに曲がることを可能にする。変化硬性部分はまた、脈管を通って進むときに、より大きな押し能力を提供する。
拡張器32はまた、拡張器33の長さに沿って先細になっていてもよい。すなわち、拡張器は拡張器の全長に沿って先細になっていてもよく、あるいは、拡張器は拡張器に沿った二つの特定の二点間で先細になっていてもよい。たとえば、拡張器は近位端から拡張器の中間点まで先細になっていてもよく、あるいは、拡張器は、近位チップからの有限距離から遠位チップからの有限距離まで先細になっていてもよい。
拡張器はまた、より容易な管選択を可能にする事前成形形態で提供されてもよい。これらの成形は、これらに限定されないが、ストレート、角度、角度先細、多目的、コブラ、シモンズ(simmons)、ヘッドハンター(headhunter)、ミニ、JB、ホッケースティック、LIMA、RDC、椎骨、Jカーブおよびヴィテック(vitek)を含む。
利用されるシース40の長さのほかに、硬性部分は長さが用途に基づいて変わってもよい。好適な実施形態では、長さが少なくとも95cmの拡張器32を一般にもたらす90cmシースが使用される。拡張器32は二つの硬性部分32a〜bを有し、第一の硬性部分32aは長さが約25〜90cmであり、第二の硬性部分32bは長さが約1〜70cmである。一般に、第二の硬性部分32bはシース40の遠位端から約15cmから始まり、シース40の遠位チップを越えて延びている。
これらの硬性部分の物質ブレンドは拡張器の用途と長さに著しく依存して変わる。硬性部分32a〜bは、0〜95%間のPPインパクト共重合体と5〜100%間の高機能エラストマー(TPV)とのブレンドから作ることができる。好適な実施形態では、第一の部分は約50/50の高機能エラストマー(TPV)/PPインパクト共重合体ブレンドであり、第二の部分は、約20/80のPPインパクト共重合体/高機能エラストマー(TPV)ブレンドである。この実施形態では、高機能エラストマー(TPV)とPPインパクト共重合体が使用されたが、高機能エラストマー(TPV)/PPインパクト共重合体ブレンドの代わりに他のポリプロピレンとエラストマー選択を用いることができる。そのような選択は、ポリプロピレンとインパクトポリプロピレン共重合体、熱可塑性エラストマー(たとえばTPO、TPU、TPV、ポリエステル・エラストマー(Hytrel)、ポリアミドエラストマー(PEBAX)および同様物)、ナイロン、ポリエチレン、フッ素重合体(FEP、PFA、ETFEおよび同様物)、ホモポリマー、共重合体、その他を含んでいてもよい。
拡張器はまた、透視検査下の視界を改善するために、またもしかすると測定近似に使用されるために、一つ以上の放射線不透過性マーカーを遠位領域に包含していてもよい。放射線不透過性マーカーは、追加の着色剤のほかに次炭酸ビスマスまたは硫酸バリウムから形成されてもよい。
図5Aと図5Bに示されるように、シャフト32の遠位端33はまた、拡張器管材料壁70と80を横切る真っすぐ開口71〜78および/または角度付き開口81〜86を有していてもよい。これらの真っすぐおよび角度付き開口71〜78および81〜86は、作業部位の吸引のほかに従事者が作業する部位を視覚的に高めることにより、医療処置が実施されるべき部位に造影剤を配達するのを支援し得る。開口の数と角度とサイズは、実施される処置と、拡張器と作業部位の他のさまざまな観点とに依存して変わる。
硬性部分32a〜bは一般に、RFエネルギーまたは熱気銃で互いに融合/接合され、これにより拡張器30に変化硬性および/または可撓性を作り出すが、物質を接合する他の方法が使用されてもよい。
第二の実施形態では、図2に示されるように、シャフト51は三つの硬性部分51a〜cを有していてもよい。第一の硬性部分51aは長さが約25〜90cmで約50ショアDないし80ショアDのデュロメーターを有していてもよく、第二の硬性部分51bは長さが約1〜70cmで約30ショアDないし70ショアDのデュロメーターを有していてもよく、第三の硬性部分51cは長さが約1〜70cmで約40ショアAないし40ショアDのデュロメーター有していてもよい。
これらの硬性部分の物質ブレンドはまた、拡張器の用途と長さに著しく依存して変わる。硬性部分51a〜cはまた、0〜95%間のPPインパクト共重合体と5〜100%間の高機能エラストマー(TPV)とのブレンドから作ることができる。好適な実施形態では、第一の硬性部分51aは、約30%のBiSOを包含している50%の高機能エラストマー(TPV)と50%のPPインパクト共重合体との近似ブレンドから作られてもよく、第二の硬性部分51bは、約30%のBiSOを包含している60%のPPインパクト共重合体と40%の高機能エラストマー(TPV)との近似ブレンドから作られてもよく、第三の硬性51部分cは、約30%のBiSOを包含している約100%の高機能エラストマー(TPV)から作られてもよい。
第三の実施形態では、図3に示されるように、チップ62は、シャフト61の遠位端に連結することができる。チップは、非外傷性チップ62をもたらすシャフト61の最も柔らかく最も硬くない部分になるであろう。この実施形態では、チップが、三つの硬性部分61a〜cを有する拡張器60に取り付けられている。しかし、チップは、実質的に一様な勾配の硬さを有するシャフトを含む、いかなる個数の硬性部分を有するシャフトと関連して使用されてもよい。
拡張器30,50,60はすべてシースデバイス40と関連して使用される。これらの拡張器30,50,60はシースデバイス40の管腔41内に同軸に配置される。大腿部のアクセスポイントに使用されるとき、シース40は約90cm長であるが、管にアクセスするとき、より長い(約120cm)およびより短い(約30cm)シースと拡張器が使用されてもよい。
シースデバイス40は、延長管状シース42とハブ43とバルブ44とを有する。シース42は、シース42の近位端に設けられた付属品を経由してハブ43に固定することができる。ハブ43の近位端部は、バルブ44の(図示しない)内面的ねじによってねじ的に係合し得る(図示しない)外面的ねじ部が設けられている。したがってバルブ44はハブ43に対して回転することができ、それによりバルブをシース/ハブアッセンブリーから取り外し可能にする。
バルブ44はまた好ましくは、配管46に連結された一体形成分岐ポート45が設けられている。配管46は、処置の間に流体が患者内に注入されるまたは患者から取り出されるのを可能にする(図示しない)三方活栓に連結することができる。たとえば、配管46と活栓は、図5Aと図5Bに示された開口と関連して血液を採取するか造影剤を注入するために使用することができる。
延長シース42とハブ43は共に管腔41が設けられている。配管46はまた管腔41と連絡している。管腔41はハブ43の近位端に開いており、シース42の遠位端に開いている。
バルブ44のための別の実施形態は(図示しない)ハウジングであってもよい。ハウジングは(図示しない)止血バルブが設けられていてもよい。止血バルブは、略中心設置貫通穴を有する円筒状プラスチック素子の形態である。止血バルブはハウジングのチャンバー内に配置されている。バルブはスリットスタイル開口を有し、それを通してカテーテルまたは他のデバイスが挿入されるのを可能にし、また挿入デバイスを抱え込んで止血を提供する。回転可能キャップ44は、止血バルブと操縦的に関連している。すなわち、キャップ44が延長シース42に向かう方向にハブ43に対して軸上で移動するようにキャップ44を回転させることによって、キャップ44の内部部分が、止血バルブを形成する円筒状素子に係合し、それにより円筒状素子を押して円筒状部材の貫通穴が閉じられるようにする。したがって、ハブ43上のキャップ44を適切に回転させることによって、止血バルブは開位置と閉位置との間を移動することができる。
止血バルブはまた、拡張器デバイス30の外側のまわりに密封を提供することにより、シースアッセンブリー40の使用に関する処置の間の失血を防止するために使用することができる。止血バルブはまた、異なるサイズと外形の拡張器が止血バルブを通過することを可能にする。また、延長シース40はバルブの管腔に挿入され、それから延長シース40がバルブの管腔を通って延びるように進められるように適用される。
さらに、拡張器デバイス30の先細遠位端部は、拡張器30の先細遠位端部とシース40の遠位端部との間に滑らかな移り変わりが存在するように延長シース40の遠位端を越えて延びている。拡張器30の大部分は硬く、シース40が脈管系を通って進められるときにシース40の支持を可能にすることに注目するのに値する。また拡張器30がシース40から取り除かれたとき、シース40はその全長にわたって実質的に均一かつ一貫した硬さを維持する。
さらに、シース40の遠位端部は、拡張器30の先細遠位端部とシース40の遠位端部との間の滑らかな移り変わりをさらに容易にする(たとえば若干先細端を有する)成形チップとして構成することができる。シース40と拡張器30との間の接触を維持するために、その全体が参照によってここに組み込まれる米国特許第6,719,772号に開示されたような維持デバイスが使用されてもよい。
ガイドシースアッセンブリー10を組み立てるため、延長拡張器30がバルブの開放端内に挿入される。それから、延長拡張器30がシースの管腔を通って延びるように延長拡張器30が進められる。組み立て状態では、図4に示されるように、拡張器30の先細遠位端部は、拡張器30の先細遠位端部とシース40の先細遠位端部との間に滑らかな移り変わりが存在するように延長シース40の遠位端を越えて延びている。
シースアッセンブリー10を使用するために、針が最初に使用されて患者の皮膚を穿刺し患者の管へのアクセスを得る。これは一般に血管であるが、他のタイプの身体管であってもよい。ひとたび血管へのアクセスが針で得られたならば、ガイドワイヤー20が針内に挿入され、血管内に配置される。針はそれから取り除くことができる。それからシースアッセンブリー10がガイドワイヤー20上に配置され、ガイドワイヤー20は拡張器30とハブ31の管腔を通過している。このようにして、シースアッセンブリー10は管内に導入することができる。それからガイドワイヤー20が血管内の所望部位に供給される。それからシースアッセンブリー10がガイドワイヤー20上を所望の位置まで進められる。
管内へのシースアッセンブリー10の導入の間じゅう、拡張器30の露出先細遠位端部は、より大径サイズのシース40を管が最終的に収容することができるように、管内への開口のサイズが徐々に拡大されるのを可能にする。さらに、延長拡張器30の先細遠位端部とシース40の成形遠位端部との間の滑らかな移り変わりは、シースアッセンブリーの遠位端部の滑らかな導入を容易にする。さらに、変化硬性部分は、拡張器が進められ硬さが変更されるときに曲がった血管が真っすぐにされてシースが管を通る前進の間じゅう妨げられないことを可能するように、拡張器がねじれ曲がった脈管の曲がったところでわずかに曲がることを可能にする。変化硬性の別の有益性は、より容易なシースの前進とワイヤー上の追跡のために硬さが滑らかに移り変わるということである。
(たとえば延長シース40または拡張器デバイス30の遠位端内に埋め込まれた放射線不透過性マーカーの位置を識別することによって)ひとたび延長シース40の遠位端が管内の所望位置に設置されたならば、延長拡張器30とハブ31とからなる拡張器デバイス30がシースアッセンブリーから軸方向に取り出される。これにより延長シース40とガイドワイヤー20とが血管内の適所に残される。それから延長シース40は、たとえば、さまざまな医療機器を管内の所望部位にガイドまたは導入するためのガイドシースまたは導入器として使用することができる。
この発明の拡張器デバイス30の主な目的は、これに限定されないが、大腿部のアクセスポイントからの大動脈弓を越える脈管にアクセスすることと、曲がったまたはねじれた任意の脈管を真っすぐにするほかに拡張器30が脈管を通ってより容易に移動することを可能にする硬性部とを有する。追加の用途は、大腿動脈を介して患者のより下方の四肢(膝の近くおよび/または下方の領域)へのアクセスであってもよい。拡張器はアクセスポイントから下方へ延びるために使用されてもよく、または、アクセスポイントの上方に腸骨弓の周りを回って下方へ他方の脚の膝(たとえば膝窩動脈)の近くおよび/または下方に向かって延びてもよい。
本発明の好ましい実施形態であると考えられるものを図示し説明したが、もちろん、本発明の要旨から逸脱することなく形式または詳細のさまざまな修正と変更がなされ得ることは理解されるであろう。したがって、本発明は、説明し図示した正確な形式に限定されるのではなく、添付の請求の範囲内にあり得るすべての修正をおおうように構築されるべきであると意図されている。
10…シースアッセンブリー、20…ガイドワイヤー、21…操縦アッセンブリー、30…拡張器、31…ハブ、32…シャフト、32a〜b…硬性部分、33…遠位端、34…近位端、36…遠位端、37…近位端、40…シースデバイス、41…管腔、42…シース、43…ハブ、44…バルブ、45…一体形成分岐ポート、46…配管、50…拡張器、51…シャフト、51a〜c…硬性部分、60…拡張器、61…シャフト、61a〜c…硬性部分、62…チップ、70…拡張器管材料壁、71〜78…真っすぐ開口、80…拡張器管材料壁、81〜86…角度付き開口。

Claims (40)

  1. 遠位端と近位端とを有するシャフトを備え、前記シャフトは少なくとも二つの硬性部分を有し、前記硬性部分は前記遠位端に近づくにつれて硬くなくなり、
    前記近位端から前記遠位端まで前記シャフトを横切る管腔と、
    前記シャフトの前記近位端に設置されたハブとを備えている拡張器。
  2. 前記シャフトは、前記シャフトに沿った一点から前記遠位端へ先細になっている請求項1に記載の拡張器。
  3. 前記シャフトの前記遠位端は、少なくとも一つの放射線不透過性マーカーを包含している請求項1に記載の拡張器。
  4. 前記少なくとも一つの放射線不透過性マーカーは透視検査下の視界を改善する請求項3に記載のシースアッセンブリー。
  5. 前記少なくとも一つの放射線不透過性マーカーは測定近似に使用される請求項3に記載のシースアッセンブリー。
  6. 前記シャフトの前記遠位端は、より容易な管選択を考慮して成形されている請求項1に記載の拡張器。
  7. 前記拡張器はシースと関連して使用される請求項1に記載の拡張器。
  8. 前記シャフトの大部分は硬く、前記シースが脈管を通って進められるときに前記シースの支持を可能にする請求項7に記載の拡張器。
  9. 前記拡張器が前記シースから取り除かれたとき、前記シースが均一かつ一貫した硬さを有する請求項8に記載の拡張器。
  10. 前記シャフトは、第一の硬性部分と第二の硬性部分と第三の硬性部分とを有する請求項7に記載の拡張器。
  11. 前記第三の硬性部分は、前記シースの前記遠位端から約15cmから始まり、前記シースの前記遠位端を越えて延びている請求項10に記載の拡張器。
  12. (1)前記第一の硬性部分は、約0〜95%のポリプロピレンインパクト共重合体と約5〜100%の高機能エラストマーとのブレンドから作られ、(2)前記第二の硬性部分は、約0〜95%のポリプロピレンインパクト共重合体と約5〜100%の高機能エラストマーとのブレンドから作られ、(3)前記第三の硬性部分は、0〜95%のポリプロピレンインパクト共重合体と約5〜100%の高機能エラストマーとから作られている請求項10に記載の拡張器。
  13. (1)前記第一の硬性部分は約25〜90cmであり、(2)前記第二の硬性部分は約1〜70cmであり、(3)前記第三の硬性部分は約1〜70cmである請求項10に記載の拡張器。
  14. 前記拡張器は、大腿部のアクセスポイントから大動脈弓を越えて脈管にアクセスするために使用される請求項1に記載の拡張器。
  15. 前記拡張器は、大腿部のアクセスポイントから下方へ延びることにより、または、大腿部のアクセスポイントから上方に患者の腸骨弓の周りを回って反対側の脚の下方へ延びることにより、患者のより低い四肢にアクセスするために使用される請求項1に記載の拡張器。
  16. 前記拡張器は血管形成またはステント挿入などの処置を助けるために使用される請求項1に記載のシースアッセンブリー。
  17. 前記硬性部分は共に接合され、それにより前記拡張器に変化硬性および/または可撓性を作り出す請求項1に記載の拡張器。
  18. 前記硬性部分はRFエネルギーで融合されている請求項17に記載の拡張器。
  19. 前記シャフトは、前記遠位端に最も柔らかい部分を有し、前記近位端で最も硬い部分に移り変わる請求項1に記載の拡張器。
  20. 前記硬性部分は、異なる物質ブレンドを有する請求項1に記載の拡張器。
  21. 前記硬性部分は、異なる物質グレードを有する請求項1に記載の拡張器。
  22. 前記シャフトの前記遠位端に連結されたチップをさらに備えている請求項1に記載の拡張器。
  23. 前記チップは非外傷性のチップである請求項22に記載の拡張器。
  24. 前記シャフトの前記遠位端に設置された少なくとも一つの開口をさらに備え、前記少なくとも一つの開口は造影剤を前記遠位端に配達するのを支援する請求項1に記載の拡張器。
  25. ガイドワイヤーと、
    拡張器とを備え、前記拡張器は遠位端と近位端と管腔とを有し、前記拡張器は少なくとも二つの硬性部分を有し、前記硬性部分は前記遠位端に近づくにつれて硬くなくなり、
    遠位端と近位端と管腔とを有するシースをさらに備え、前記拡張器は前記シースの前記管腔を通って延び、前記拡張器の前記遠位端は前記シースの前記遠位端を越えて延びているシースアッセンブリー。
  26. 前記拡張器は、前記シャフトに沿った一点から先細になっている請求項25に記載のシースアッセンブリー。
  27. 前記シャフトの遠位端は少なくとも一つの放射線不透過性マーカーを包含している請求項25に記載のシースアッセンブリー。
  28. 前記シャフトの前記遠位端は、より容易な管選択を考慮して成形されている請求項25に記載のシースアッセンブリー。
  29. 前記シャフトの前記遠位端は、造影剤を配達するように前記拡張器の前記チップの近くに設置された開口を有する請求項25に記載のシースアッセンブリー。
  30. 前記拡張器の前記管腔は、前記近位端から前記遠位端まで前記拡張器を横切っている請求項25に記載のシースアッセンブリー。
  31. 前記拡張器はチップを有し、前記チップは前記拡張器の前記遠位端に連結されている請求項25に記載のシースアッセンブリー。
  32. 前記チップは非外傷性チップである請求項31に記載のシースアッセンブリー。
  33. 前記拡張器がハブを有する請求項25に記載のシースアッセンブリー。
  34. 前記ガイドワイヤーが前記拡張器の前記管腔を通って延びている請求項25に記載のシースアッセンブリー。
  35. 前記ガイドワイヤーが、0.038”(0.097cm)径のステンレス鋼またはニチノールタイプワイヤーである請求項25に記載のシースアッセンブリー。
  36. 前記シースは長さが約5cm〜120cmである請求項25に記載のシースアッセンブリー。
  37. 針を患者に挿入して患者皮膚を穿刺し所望血管への進入を得るステップと、
    前記針の管腔にガイドワイヤーを挿入するステップと、
    前記所望血管にガイドワイヤーを供給するステップと、
    前記針を取り除き前記ガイドワイヤーを適所に残すステップと、
    シース内にほぼ同軸に配置された拡張器を前記ガイドワイヤー上に置くステップとを有し、前記拡張器は遠位端と近位端と管腔とを有し、前記拡張器は少なくとも二つの硬性部分を有し、前記硬性部分は前記遠位端に近づくにつれて硬くなくなり、前記拡張器は前記近位端から前記遠位端へ先細になっており、
    さらに、前記シースが続く前記拡張器が続く前記ガイドワイヤーを血管を通して特定地点に進めるステップと、
    前記特定地点に到達したときに前記拡張器を取り除くステップと、
    前記シースを通して進められたツールを使用して前記特定地点に処置を施すステップとを有する、シースアッセンブリーを使用する方法。
  38. 前記拡張器は大腿部のアクセスポイントから大動脈弓を越えて脈管にアクセスするために使用される請求項37に記載の方法。
  39. 前記拡張器は、大腿部のアクセスポイントから下方へ延びるか、アクセスポイントの上方に患者の腸骨弓の周りを回って他方の脚の下方へ延びることにより、患者のより下方の四肢にアクセスするために使用される請求項37に記載の方法。
  40. 前記拡張器が前記シースから取り除かれたとき、前記シースは均一かつ一貫した硬さを有する請求項37に記載の方法。
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