WO2012093647A1 - 鹿角霊芝抽出液による動植物の細菌性病害治療溶液とその生産方法 - Google Patents
鹿角霊芝抽出液による動植物の細菌性病害治療溶液とその生産方法 Download PDFInfo
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Abstract
鹿角霊芝の有する抗菌性物質と免疫増強成分の抽出により殺菌·治療効果の高い動物及び植物の難治療性病害の治療溶液とその生産方法を提供した。 治療溶液の生産方法は、抽出溶液への水素ガスによる還元処理、空気及び酸素ガスによるナノバブル処理を行うことにより抽出効率を高めた。還元条件による抗酸化処理で治療溶液の機能性の長期維持技術を確立した。 植物の病害における病原に対する治療溶液の効果はアルコール抽出、グリセリン抽出、稀酸抽出、稀アルカリ抽出、木酢液抽出、何れも病徴快復の効果が認められる。 特に、発病後の期間が短いと極めて効果が高いことが判明した。動物の病害における病原に対する治療溶液の効果は、先の抽出液何れも治癒効果があり、動物が自分で嘗める行動を有するので、回数を多く丹念に塗布すれば極めて効果が高いことが判明した。
Description
この発明は、還元処理、ナノバブル処理など各種の効率的抗酸化抽出方法を活用し、鹿角霊芝の有する抗菌性物質と免疫増強成分の抽出による殺菌・治療効果の高い動植物の細菌性病害治療溶液に関する。
作物及び動物の細菌性及びその他の病原による病害は、抗生物質、化学薬品などの殺菌剤を中心に予防、治療及び防除に使用されてきた。
殺菌剤の使用は、薬事法、農薬取締法、食品衛生法等で登録制度があり、無登録の薬剤は売買も使用も禁止されており、違法者には厳しい罰則もある。
一方、社会的には、食品や動物飼料の農薬汚染が問題になり、食品安全の立場から、薬剤検査も分析方法が発達し、極めて微量な薬剤や農薬も検出されるようになってきた。即ち、薬剤の濃度、残効性、慢性毒性などその利用には厳しい制限が生じている。
また一方、長年に亘る抗生物質、化学薬品の使用に伴って、細菌の抗生物質耐性、病害の薬剤抵抗性が高まり、薬剤が効かない耐性菌も増大している。
従って次々と出される新型薬剤も、新しい耐性菌の発生と鼬ごっこの状態が続いている。
この微量農薬検出技術の発達と耐性菌の出現によって、病気の治療、農産物・畜産物・水産物の生産現場では、使用できる薬剤が大きく制限されている。即ち、病害に適合して使用できる医薬品、農薬の数が少なくなっている。 こうした中で、食の安全が重視され、現在は安全な有機農業の推進などが重要視されるに至っている。
しかし、農薬や化学肥料を使用しないで、収益性の高い有機農業を推進するには、有機肥料と自然を活かした人畜無害で殺菌力と免疫増強の機能を有する新しい資材が必要である。
病害虫に効果のある資材としては、古来から天然の生薬として知られているものも少なくない。除虫菊、海人藻、茸類など薬草類がこれに相当し、多くは食用としても薬用としても人畜に毒性の少ないものが使用されている。
殺菌剤の使用は、薬事法、農薬取締法、食品衛生法等で登録制度があり、無登録の薬剤は売買も使用も禁止されており、違法者には厳しい罰則もある。
一方、社会的には、食品や動物飼料の農薬汚染が問題になり、食品安全の立場から、薬剤検査も分析方法が発達し、極めて微量な薬剤や農薬も検出されるようになってきた。即ち、薬剤の濃度、残効性、慢性毒性などその利用には厳しい制限が生じている。
また一方、長年に亘る抗生物質、化学薬品の使用に伴って、細菌の抗生物質耐性、病害の薬剤抵抗性が高まり、薬剤が効かない耐性菌も増大している。
従って次々と出される新型薬剤も、新しい耐性菌の発生と鼬ごっこの状態が続いている。
この微量農薬検出技術の発達と耐性菌の出現によって、病気の治療、農産物・畜産物・水産物の生産現場では、使用できる薬剤が大きく制限されている。即ち、病害に適合して使用できる医薬品、農薬の数が少なくなっている。 こうした中で、食の安全が重視され、現在は安全な有機農業の推進などが重要視されるに至っている。
しかし、農薬や化学肥料を使用しないで、収益性の高い有機農業を推進するには、有機肥料と自然を活かした人畜無害で殺菌力と免疫増強の機能を有する新しい資材が必要である。
病害虫に効果のある資材としては、古来から天然の生薬として知られているものも少なくない。除虫菊、海人藻、茸類など薬草類がこれに相当し、多くは食用としても薬用としても人畜に毒性の少ないものが使用されている。
特にきのこ類は抗菌性に加え免疫増強作用も認められており、漢方では一部使用されているが、抗生物質、化学薬品の陰に隠れて一般的には作物や家畜の病気治療には余り知られていない上、使用されているものも極めて少ない。また、それらの資材をどの様に用いたら良いかなど技術的にも未開発の部分が多い分野である。
霊芝については、近年抗癌性や各種の機能成分が注目され、その有効成分の抽出技術が多く研究開発されている。その機能としては、抽出物の塗布によりヒスタミン増加の抑制によるアトピー性皮膚炎の防止、飲用による成人病、糖尿病、高血圧、癌、リウマチ、アトピー性皮膚炎の防止などがあげられている。
有効成分は、エルゴステロール、βグルカンなどであるが、免疫増強作用、抗酸化作用、抗菌作用等を有する未知の成分も多く含まれている。その抽出方法は抗酸化抽出が必要であるが、従来何れの有効成分抽出でも還元処理は含まれていない。
[先行技術文献]
霊芝については、近年抗癌性や各種の機能成分が注目され、その有効成分の抽出技術が多く研究開発されている。その機能としては、抽出物の塗布によりヒスタミン増加の抑制によるアトピー性皮膚炎の防止、飲用による成人病、糖尿病、高血圧、癌、リウマチ、アトピー性皮膚炎の防止などがあげられている。
有効成分は、エルゴステロール、βグルカンなどであるが、免疫増強作用、抗酸化作用、抗菌作用等を有する未知の成分も多く含まれている。その抽出方法は抗酸化抽出が必要であるが、従来何れの有効成分抽出でも還元処理は含まれていない。
[先行技術文献]
特許文献1では、鹿角霊芝の水−アルコール抽出物による皮膚炎治療薬開発を行い、これをスプレーすることにより「かゆみ」が止まり、掻くことによる炎症の発生を防止するとされる。しかし、ここでは細菌性の病害に対する抗菌性の発想はなく、還元処理による酸化防止技術も伴っていない。
特許文献2では、鹿角霊芝抽出物活性物質及びそれを含む医薬、健康食品、化粧料の課題で、鹿角霊芝の糖尿病治療、免疫増強作用組成物、癌等の抗腫瘍成分、メラニン生成抑制成分等の生理的活性物質を水、エタノール、高級アルコールで抽出した血糖低下用医薬、癌予防治療医薬、血圧低下用医薬、免疫増強作用、健康食品、化粧料等を主眼としている。
本出願の抗菌成分と免疫増加資材の動物の皮膚病、植物の細菌性病害治療の内容とは相違する上、溶出方法も本願の還元条件抽出保存方法、還元細断抽出方法及び還元循環抽出方法は行われていない。
本出願の抗菌成分と免疫増加資材の動物の皮膚病、植物の細菌性病害治療の内容とは相違する上、溶出方法も本願の還元条件抽出保存方法、還元細断抽出方法及び還元循環抽出方法は行われていない。
特許文献3は、鹿角霊芝から水、低級アルコール、有機溶媒、超臨界流体により、メラニン生成阻害成分を抽出する技術を提案しているが、還元抽出方法は行われていない。
特許文献4では、霊芝に含まれる水溶性多糖体の高分子成分を利用し、コラーゲン繊維の生成及び人体の皮膚の皺、たるみを改善し、リフテイング効果を高める機能である。この発明でも抗酸化作用には触れていない。
特許文献5では、鹿角霊芝処理物を有効成分とする肝中脂質蓄積抑制剤の開発である。
特許文献6では、鹿角霊芝の粉砕物の摂食によるマクロファージ貪食能の向上によって、免疫機能の向上を図る。本出願の抗菌性成分、還元条件創出の機能とは相違する。
特許文献7では、食酢製造の原料に鹿角霊芝の粉末を投入して醸造し、鹿角霊芝の成分を含む黒酢とその製造法である。還元抽出方法やマイクロバブル抽出は行われていない。
特許文献8では、超臨界流体によるマンネンタケ抽出法により、メラニン生成抑制作用を低下させることなく、マンネンタケ抽出物を美白剤として皮膚外用剤等に応用する。
特許文献9では、白色ないし黄色鹿角霊芝の子実体から人の生理活性を有する成分を熱水抽出し、ヒト正常繊維芽胞の増殖促進作用、チロシナーゼ阻害活性作用、抗酸化作用、抗腫瘍効果を有する化粧品、健康食品の開発であるが還元抽出方法は行われていない。
特許文献10及び特許文献11は、本発明者の提案したガス溶存液状媒体の生産システムと水素ガスと酸素ガスの減圧・加圧溶解方式のコロイド溶液による酸化・還元システムとの二つの出願であるが、主要部を本発明の有効成分還元抽出システムに活用している。
[特許文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開平11−18089号公開
[特許文献2]特開2001−131083号公開
[特許文献3]特開2003−171254号公開
[特許文献4]特開2006−24130号公開
[特許文献5]特開2007−0965号公開
[特許文献6]特開2007−0966号公開
[特許文献7]特開2007−174908号公開
[特許文献8]特開2007−27120号公開
[特許文献9]特開2010−043017号公開
[特許文献10]特開2003−019426号公開
[特許文献11]特開2004−344859号公開
[特許文献2]特開2001−131083号公開
[特許文献3]特開2003−171254号公開
[特許文献4]特開2006−24130号公開
[特許文献5]特開2007−0965号公開
[特許文献6]特開2007−0966号公開
[特許文献7]特開2007−174908号公開
[特許文献8]特開2007−27120号公開
[特許文献9]特開2010−043017号公開
[特許文献10]特開2003−019426号公開
[特許文献11]特開2004−344859号公開
農薬耐性菌や薬剤耐性菌の拡大によって、薬剤では治療できない動植物の病気が拡大しきた。本発明では鹿角霊芝の抽出液に強い抗菌性があることを見出し、これが霊芝の免疫強化機能とも共役して病害による損傷から早期に回復することを確認した。この作用は、農薬耐性菌や薬剤耐性菌に対しても有効で、病原の霊芝に対する耐性も発生しないことが判明した。
この鹿角霊芝の病原細菌に対する抗菌性については、誰も従来取り上げていない。また、免疫増強成分その他の成分も酸化による機能低下や風化が進行するが、何れの抽出技術でも、酸化防止と抽出効率を向上させる技術が含まれていない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、抗菌性成分及び免疫強化成分の抽出に当たり、溶液を還元処理やマイクロバブル処理によって効率よくを溶液へ抽出する技術と併せ、抗菌性、高免疫性の効果が減衰したり、失効すること防止する抗酸化技術を提案した。
この鹿角霊芝の病原細菌に対する抗菌性については、誰も従来取り上げていない。また、免疫増強成分その他の成分も酸化による機能低下や風化が進行するが、何れの抽出技術でも、酸化防止と抽出効率を向上させる技術が含まれていない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、抗菌性成分及び免疫強化成分の抽出に当たり、溶液を還元処理やマイクロバブル処理によって効率よくを溶液へ抽出する技術と併せ、抗菌性、高免疫性の効果が減衰したり、失効すること防止する抗酸化技術を提案した。
上記課題を解決する手段として、本発明では還元処理又はマイクロバブル処理を有する次の六つの方法で抗菌性成分と免疫強化成分を抽出することを提案した。
即ち、1.加温循環抽出冷凍保存方法、2.常温靜置抽出方法、3.加温循環抽出方法、4.マイクロバブル抽出方法、5.還元細断抽出方法、6.還元循環抽出方法である。
即ち、1.加温循環抽出冷凍保存方法、2.常温靜置抽出方法、3.加温循環抽出方法、4.マイクロバブル抽出方法、5.還元細断抽出方法、6.還元循環抽出方法である。
還元処理又はマイクロバブル処理を行うことによって、抽出液のクラスターが小さくなる等、物性の変化により物質への抽出液の侵入速度が高まるので抽出効率が高くなることと、還元処理による物質の酸化抑制機能が働くので、抽出液の変性が防止される。
1 各種抽出液の事前還元処理方法
水又は各種溶液の還元処理は、当発明者の保有する特許第3829170号の装置(図1参照)を用いて、水素ガスを溶液に加えながら、高速撹拌処理し、還元溶液として溶解性を高める。
方法は、第1図に示すように、抽出液槽1から抽出液2を循環ポンプ6で、キャビテーション酸化還元装置10へ送り、水素ガス供給装置11からガス供給パイプ12を通じて還元装置10で抽出液と水素ガスを撹拌混合して強制還元処理を行い、循環パイプ5で循環させながら、溶液を還元状態にする。
水又は各種溶液の還元処理は、当発明者の保有する特許第3829170号の装置(図1参照)を用いて、水素ガスを溶液に加えながら、高速撹拌処理し、還元溶液として溶解性を高める。
方法は、第1図に示すように、抽出液槽1から抽出液2を循環ポンプ6で、キャビテーション酸化還元装置10へ送り、水素ガス供給装置11からガス供給パイプ12を通じて還元装置10で抽出液と水素ガスを撹拌混合して強制還元処理を行い、循環パイプ5で循環させながら、溶液を還元状態にする。
2 抗菌成分の常温靜置抽出方法(常温靜置抽出方法)
請求項1に関する技術として、万年茸特に鹿角霊芝の子実体又は菌糸体の生体又は風乾体又は乾物を利用し、細断して抽出槽1抽出液2に浸漬する。
通常の抽出の場合は、密閉可能な容器に、細断した組織を無機酸、酢酸、クエン酸、リンゴ酸などのその他の有機酸類を用い、単独の酸、複合した酸で浸出する。
一方、稀アルカリ抽出には重炭酸ソーダが望ましい、アルカリによる抽出溶液は抗菌性の作用とウイルス不活化に役立ち、霊芝の免疫増強作用と抗菌作用との共役によって効果が高まる。
請求項1に関する技術として、万年茸特に鹿角霊芝の子実体又は菌糸体の生体又は風乾体又は乾物を利用し、細断して抽出槽1抽出液2に浸漬する。
通常の抽出の場合は、密閉可能な容器に、細断した組織を無機酸、酢酸、クエン酸、リンゴ酸などのその他の有機酸類を用い、単独の酸、複合した酸で浸出する。
一方、稀アルカリ抽出には重炭酸ソーダが望ましい、アルカリによる抽出溶液は抗菌性の作用とウイルス不活化に役立ち、霊芝の免疫増強作用と抗菌作用との共役によって効果が高まる。
2 抗菌成分の加温循環抽出冷凍保存方法
請求項2に関する技術としては、万年茸特に鹿角霊芝の子実体又は菌糸体の生体又は風乾体又は乾物を利用し細断する。
細断した組織の成分の抽出は、第1図により予め還元処理した水又は温湯又は、アルコールを第2図に示す抽出装置1を用い、抽出循環を行う。還元処理した溶液に鹿角霊芝を先の浸出液2に浸漬し、摂氏60度以上の温度で、加温ボイラー7と循環ポンプ6で、ゆっくり加温循環させながら2日以上抗菌成分と免疫成分を抽出する。
水浸、湯浸の場合は、雑菌が繁殖し易い条件下にあるので、抽出後は冷凍庫に入れ、冷凍保存し、抽出液が黴その他の雑菌の繁殖による腐敗を防止し、抗菌成分、免疫成分の失効を防止し、使用に当たって解凍する。抽出温度を摂氏60度以上としたのは、抽出期間が2日以上と長く、抽出期間に雑菌による腐敗を防止する為である。
但し、摂氏60度~70度の範囲は、霊芝の抗菌成分、免疫強化成分の変性も起こり難いので、抽出には望ましい温度範囲である。。還元アルコールの場合は加温も低温保蔵も必要としないが、還元性により酸化されない特徴がある。
請求項2に関する技術としては、万年茸特に鹿角霊芝の子実体又は菌糸体の生体又は風乾体又は乾物を利用し細断する。
細断した組織の成分の抽出は、第1図により予め還元処理した水又は温湯又は、アルコールを第2図に示す抽出装置1を用い、抽出循環を行う。還元処理した溶液に鹿角霊芝を先の浸出液2に浸漬し、摂氏60度以上の温度で、加温ボイラー7と循環ポンプ6で、ゆっくり加温循環させながら2日以上抗菌成分と免疫成分を抽出する。
水浸、湯浸の場合は、雑菌が繁殖し易い条件下にあるので、抽出後は冷凍庫に入れ、冷凍保存し、抽出液が黴その他の雑菌の繁殖による腐敗を防止し、抗菌成分、免疫成分の失効を防止し、使用に当たって解凍する。抽出温度を摂氏60度以上としたのは、抽出期間が2日以上と長く、抽出期間に雑菌による腐敗を防止する為である。
但し、摂氏60度~70度の範囲は、霊芝の抗菌成分、免疫強化成分の変性も起こり難いので、抽出には望ましい温度範囲である。。還元アルコールの場合は加温も低温保蔵も必要としないが、還元性により酸化されない特徴がある。
4 抗菌成分の加温循環抽出方法
請求項2に関する抽出効率を高める技術としては、万年茸特に鹿角霊芝の子実体又は菌糸体の生体又は風乾体又は乾物を利用し細断する。
細断した組織は、第2図に示すとおり、抽出槽内1で予め還元処理を加えた稀酸水溶液又は稀アルカリ水溶液又は有機溶剤等の抽出溶液2に浸漬し、加温ボイラー7と循環ポンプで、摂氏0度~99度の温度に加温しながらゆっくり循環により攪拌しながら2日以上抗菌成分と免疫成分を抽出する。
抽出する溶液は希釈して用いるので、酢酸で行う場合は3~50%程度が適当である。他の有機酸、例えばクエン酸等の場合では3~25%程度が適当である。
木酢液、竹酢液では原液を用い浸出する。
稀アルカリ溶液で抽出する場合は、3~25%重炭酸ソーダ(重ソー)が適当であり、重炭酸カリウムを用いる場合も同様である。
有機溶剤による抽出は、アルコールの場合が10~25%程度が適当ある。グリセリン、プロピレングライコールの場合は100%の原液を用いる。
抽出溶液の還元処理は、当発明者の保有する特許第3829170号の装置を用いて、水素ガスを溶液に加えながら、撹拌処理する。
使用に当たっては、酸による抗菌成分抽出液は使用時は500~1,000倍に薄めて用いる。稀アルカリ溶液で抽出する場合は、使用に当たって500倍に薄めて用いる。アルコールによる抽出液は1~100倍に薄めて使用する。
グリセリン、プロピレングライコールの場合は、原液のまま高濃度で使用する。
請求項2に関する抽出効率を高める技術としては、万年茸特に鹿角霊芝の子実体又は菌糸体の生体又は風乾体又は乾物を利用し細断する。
細断した組織は、第2図に示すとおり、抽出槽内1で予め還元処理を加えた稀酸水溶液又は稀アルカリ水溶液又は有機溶剤等の抽出溶液2に浸漬し、加温ボイラー7と循環ポンプで、摂氏0度~99度の温度に加温しながらゆっくり循環により攪拌しながら2日以上抗菌成分と免疫成分を抽出する。
抽出する溶液は希釈して用いるので、酢酸で行う場合は3~50%程度が適当である。他の有機酸、例えばクエン酸等の場合では3~25%程度が適当である。
木酢液、竹酢液では原液を用い浸出する。
稀アルカリ溶液で抽出する場合は、3~25%重炭酸ソーダ(重ソー)が適当であり、重炭酸カリウムを用いる場合も同様である。
有機溶剤による抽出は、アルコールの場合が10~25%程度が適当ある。グリセリン、プロピレングライコールの場合は100%の原液を用いる。
抽出溶液の還元処理は、当発明者の保有する特許第3829170号の装置を用いて、水素ガスを溶液に加えながら、撹拌処理する。
使用に当たっては、酸による抗菌成分抽出液は使用時は500~1,000倍に薄めて用いる。稀アルカリ溶液で抽出する場合は、使用に当たって500倍に薄めて用いる。アルコールによる抽出液は1~100倍に薄めて使用する。
グリセリン、プロピレングライコールの場合は、原液のまま高濃度で使用する。
5 抗菌成分のマイクロバブル抽出方法
請求項3に関する技術としては、万年茸特に鹿角霊芝の子実体又菌糸体の生体や風乾体及び乾物を細断する。
第3図に示すとおり、抽出槽1に霊芝4と抽出溶液2を入れ、濾過膜3を通過させて送液パイプ5により、循環ポンプ6で強制的に送液し、エジェクター9、とキャビテーション酸化還元装置10でマイクロバブルを発生させる。マイクロバブル処理した抽出液は、加温ボイラー7で加温して加温液パイプ8を使って、マイクロバブルを抽出槽1へ返送する。抽出時にはこれを継続して循環させる。
抽出液の循環方向は、図3の矢印の方向である。マイクロバブルは微細な泡の表面にマイナスチャージのエリアを発生させ、溶液の分子間に作用し、液のクラスターを小さくするので強い浸透力を有し、霊芝の成分抽出を促進する。
水浸以外の抽出では、30%以下の稀有機酸水溶液又は30%以下の稀炭酸水素ナトリウム等の稀アルカリ水溶液又はエチルアルコール、グリセリン、プロピレングライコール等の有機溶剤、又は木酢液及び竹酢液等の溶液を用い抽出する。
抽出は用途に応じ、抽出槽で摂氏0度~100度の温度でゆっくり攪拌しながら5日以上抗菌成分を抽出する。
抽出時間中は抽出条件を一定に保持するため、マイクロバブル生産を継続する。
請求項3に関する技術としては、万年茸特に鹿角霊芝の子実体又菌糸体の生体や風乾体及び乾物を細断する。
第3図に示すとおり、抽出槽1に霊芝4と抽出溶液2を入れ、濾過膜3を通過させて送液パイプ5により、循環ポンプ6で強制的に送液し、エジェクター9、とキャビテーション酸化還元装置10でマイクロバブルを発生させる。マイクロバブル処理した抽出液は、加温ボイラー7で加温して加温液パイプ8を使って、マイクロバブルを抽出槽1へ返送する。抽出時にはこれを継続して循環させる。
抽出液の循環方向は、図3の矢印の方向である。マイクロバブルは微細な泡の表面にマイナスチャージのエリアを発生させ、溶液の分子間に作用し、液のクラスターを小さくするので強い浸透力を有し、霊芝の成分抽出を促進する。
水浸以外の抽出では、30%以下の稀有機酸水溶液又は30%以下の稀炭酸水素ナトリウム等の稀アルカリ水溶液又はエチルアルコール、グリセリン、プロピレングライコール等の有機溶剤、又は木酢液及び竹酢液等の溶液を用い抽出する。
抽出は用途に応じ、抽出槽で摂氏0度~100度の温度でゆっくり攪拌しながら5日以上抗菌成分を抽出する。
抽出時間中は抽出条件を一定に保持するため、マイクロバブル生産を継続する。
6 抗菌成分の還元細断抽出方法
請求項4に関する技術としては、万年茸特に鹿角霊芝の子実体又菌糸体の生体や風乾体の生きている組織を利用し、ブレンダー容器13に生体組織と抽出液を入れる。
抽出液は水又は30%以下の稀有機酸水溶液又は30%以下の稀炭酸水素ナトリウム等の稀アルカリ水溶液又はエチルアルコール又は、植物性油又は、動物性油又は、グリセリン又はプロピレングライコール等の有機溶剤又は木酢液及び竹酢液等である。
第4図に示すように、抽出液と水素ガスを通気しながらカッターを高速回転し、細断抽出する。還元抽出の酸化還元電位はマイナス100ミリボルト以下で望ましくはマイナス600ミリボルトの強還元性を確保するように調整する。
抽出はブレンダー容器13の器底へ、水素ガス供給ノズル14から、水素ガスを供給しながら、渦発生17に伴う空気を遮断プレート15で遮断して、モーター18を回転し、カッター16で高速裁断し、溶液の酸化還元電位がマイナス100ミリボルト以下の強い還元状態にしながら、摂氏0度~70度の温度で、2分~3時間抗菌成分を抽出する。
抽出に要する水素ガスは、水素額供給装置11から水素ガス少量供給パイプ19を通じて供給する。抽出後水浸抽出液は冷凍保存し、他の抽出液は常温保存する。
請求項4に関する技術としては、万年茸特に鹿角霊芝の子実体又菌糸体の生体や風乾体の生きている組織を利用し、ブレンダー容器13に生体組織と抽出液を入れる。
抽出液は水又は30%以下の稀有機酸水溶液又は30%以下の稀炭酸水素ナトリウム等の稀アルカリ水溶液又はエチルアルコール又は、植物性油又は、動物性油又は、グリセリン又はプロピレングライコール等の有機溶剤又は木酢液及び竹酢液等である。
第4図に示すように、抽出液と水素ガスを通気しながらカッターを高速回転し、細断抽出する。還元抽出の酸化還元電位はマイナス100ミリボルト以下で望ましくはマイナス600ミリボルトの強還元性を確保するように調整する。
抽出はブレンダー容器13の器底へ、水素ガス供給ノズル14から、水素ガスを供給しながら、渦発生17に伴う空気を遮断プレート15で遮断して、モーター18を回転し、カッター16で高速裁断し、溶液の酸化還元電位がマイナス100ミリボルト以下の強い還元状態にしながら、摂氏0度~70度の温度で、2分~3時間抗菌成分を抽出する。
抽出に要する水素ガスは、水素額供給装置11から水素ガス少量供給パイプ19を通じて供給する。抽出後水浸抽出液は冷凍保存し、他の抽出液は常温保存する。
7 抗菌成分の還元循環抽出方法
請求項5に関する技術として、万年茸特に鹿角霊芝の子実体又菌糸体の生体や風乾体及び乾物を細断する。
還元抽出は、第5図に示したとおり、抽出槽1に霊芝4と抽出溶液2を入れ、濾過膜3を通過させて、送液パイプ5から、循環ポンプ6で強制的にパイプ5を使って送液し、還元撹拌槽10で水素ガス供給装置11からガス供給パイプ12で送られ来る水素ガスと混合し、還元処理を行って加温ボイラー7で加温し、加温液パイプ8を使って、抽出槽1へ返送する。抽出時にはこれを継続して循環させる。抽出液の循環方向は、図5の矢印の方向である。
還元処理溶液は、液がマイナスにチャージし、クラスターが小さくなるので浸透力が強く、プラスにチャージした霊芝の抗菌成分を効率よく溶かす機能がある。
本技術では還元溶液の強い抽出力を利用しようとするものである。抽出液は30%以下の稀酢酸又は稀有機酸水溶液又は30%以下の稀炭酸水素ナトリウム等の稀アルカリ水溶液又はエチルアルコール、グリセリン、プロピレングライコール等の有機溶剤又は木酢液及び竹酢液等の溶液を用い抽出する。
抽出は、用途に応じ、抽出槽で摂氏0度~100度の温度でゆっくり攪拌子ながら5日以上抗菌成分を抽出する。
抽出に当たっては還元条件を担保するため、抽出槽と還元処理槽とを連絡し、循環ポンプを用いて抽出液を二つの槽間に循環させ、還元槽で抽出液に水素ガスを溶解させて抽出液がマイナス100ミリボルト以下、望ましくはマイナス600ミリボルトの強還元性を示すように調整する。この技術では、抽出効率と成分の酸化を防止するため、抽出液が常に還元状態で霊芝の抗菌成分を抽出する。
稀酢酸、稀炭酸水素ナトリウム水溶液を用いるのは、現状で特定農薬と認められる殺菌剤であるので、霊芝の有効成分と相互に補完強化することが理由である。
請求項5に関する技術として、万年茸特に鹿角霊芝の子実体又菌糸体の生体や風乾体及び乾物を細断する。
還元抽出は、第5図に示したとおり、抽出槽1に霊芝4と抽出溶液2を入れ、濾過膜3を通過させて、送液パイプ5から、循環ポンプ6で強制的にパイプ5を使って送液し、還元撹拌槽10で水素ガス供給装置11からガス供給パイプ12で送られ来る水素ガスと混合し、還元処理を行って加温ボイラー7で加温し、加温液パイプ8を使って、抽出槽1へ返送する。抽出時にはこれを継続して循環させる。抽出液の循環方向は、図5の矢印の方向である。
還元処理溶液は、液がマイナスにチャージし、クラスターが小さくなるので浸透力が強く、プラスにチャージした霊芝の抗菌成分を効率よく溶かす機能がある。
本技術では還元溶液の強い抽出力を利用しようとするものである。抽出液は30%以下の稀酢酸又は稀有機酸水溶液又は30%以下の稀炭酸水素ナトリウム等の稀アルカリ水溶液又はエチルアルコール、グリセリン、プロピレングライコール等の有機溶剤又は木酢液及び竹酢液等の溶液を用い抽出する。
抽出は、用途に応じ、抽出槽で摂氏0度~100度の温度でゆっくり攪拌子ながら5日以上抗菌成分を抽出する。
抽出に当たっては還元条件を担保するため、抽出槽と還元処理槽とを連絡し、循環ポンプを用いて抽出液を二つの槽間に循環させ、還元槽で抽出液に水素ガスを溶解させて抽出液がマイナス100ミリボルト以下、望ましくはマイナス600ミリボルトの強還元性を示すように調整する。この技術では、抽出効率と成分の酸化を防止するため、抽出液が常に還元状態で霊芝の抗菌成分を抽出する。
稀酢酸、稀炭酸水素ナトリウム水溶液を用いるのは、現状で特定農薬と認められる殺菌剤であるので、霊芝の有効成分と相互に補完強化することが理由である。
作物の難防除土壌病害に罹病した組織に対し、抗菌性と免疫強化作用を有する鹿角霊芝抽出物を、噴霧塗布して行った病害の回復試験と、動物皮膚病のの細菌性病害に対し、鹿角霊芝抽出物を、噴霧塗布して行った病気の回復試験を実施した。
作物の病害については、
ナスの青枯病に対する鹿角霊芝アルコール抽出物の塗布試験。
トマトの青枯病に対する鹿角霊芝アルコール抽出物及びグリセリン抽出物の塗布試験。
キューリの立枯病に対する鹿角霊芝木酢液抽出物の500倍希釈液による噴霧試験を行った。
動物の皮膚病については、犬の細菌性皮膚炎に対する霊芝抽出溶液によるスプレー試験並びに大型犬の免疫異常と細菌性による湿疹に伴う湿疹の治療に霊芝の20%アルコール抽出液スプレー試験を行った。
作物の病害については、
ナスの青枯病に対する鹿角霊芝アルコール抽出物の塗布試験。
トマトの青枯病に対する鹿角霊芝アルコール抽出物及びグリセリン抽出物の塗布試験。
キューリの立枯病に対する鹿角霊芝木酢液抽出物の500倍希釈液による噴霧試験を行った。
動物の皮膚病については、犬の細菌性皮膚炎に対する霊芝抽出溶液によるスプレー試験並びに大型犬の免疫異常と細菌性による湿疹に伴う湿疹の治療に霊芝の20%アルコール抽出液スプレー試験を行った。
[実施例1]ナスの青枯病に対する鹿角霊芝アルコール抽出物の噴霧試験
青枯病は細菌Ralstoniasolanacearumによるナス、トマトなど主としてナス科の作物の病害である。青枯病は病原が植物の維管束内で増殖し、大量に生産する多糖が維管束の通水を悪化させることから萎凋が起きるという過程をたどる。
青枯病菌は地中深くに何年も生残し、適当な宿主が植えられると再び増殖する厄介な土除病害である。
実施場所=熊本市植木町山本(上田農園内)
概要:ハウス栽培におけるナスの収穫期に、青枯病が5株発生した。その治療に鹿角霊芝の20%アルコール抽出液を数回噴霧塗布した。
発病株5株のうち、初期段階の3株については回復した(写真1参照)が、発病後の経過が長い2株については回復しなかった。(写真2参照)
従って、ナスの青枯病については、鹿角霊芝の抗菌性、免疫増強作用による回復は、発病初期のものではアルコール抽出物で大いに効果が認められた。
青枯病は細菌Ralstoniasolanacearumによるナス、トマトなど主としてナス科の作物の病害である。青枯病は病原が植物の維管束内で増殖し、大量に生産する多糖が維管束の通水を悪化させることから萎凋が起きるという過程をたどる。
青枯病菌は地中深くに何年も生残し、適当な宿主が植えられると再び増殖する厄介な土除病害である。
実施場所=熊本市植木町山本(上田農園内)
概要:ハウス栽培におけるナスの収穫期に、青枯病が5株発生した。その治療に鹿角霊芝の20%アルコール抽出液を数回噴霧塗布した。
発病株5株のうち、初期段階の3株については回復した(写真1参照)が、発病後の経過が長い2株については回復しなかった。(写真2参照)
従って、ナスの青枯病については、鹿角霊芝の抗菌性、免疫増強作用による回復は、発病初期のものではアルコール抽出物で大いに効果が認められた。
[実施例2] トマトの青枯病に対する鹿角霊芝木酢液抽出物噴霧及び潅注試験
実施場所=奈良県高市郡明日香村坂田(西川農園内)
概要;ハウス栽培におけるトマトの収穫期に、発生した青枯病3株の治療に鹿角霊芝の20%アルコール抽出液を数回噴霧塗布した区と青枯病5株に木酢液抽出物を500倍に希釈して1株当たり2lの希釈液を噴霧及び土中に潅注した区を設けた。
アルコール抽出区の場合は、トマトに対しては、アルコール障害が発生して、発病株は回復しなかった(写真3参照)
木酢液抽出物噴霧及び潅注区の場合は、5株について試験した結果は全て回復した。(写真4)
すなわち、鹿角霊芝木酢液抽出物は青枯病の発生抑制の効果が高いことが判明した。
実施場所=奈良県高市郡明日香村坂田(西川農園内)
概要;ハウス栽培におけるトマトの収穫期に、発生した青枯病3株の治療に鹿角霊芝の20%アルコール抽出液を数回噴霧塗布した区と青枯病5株に木酢液抽出物を500倍に希釈して1株当たり2lの希釈液を噴霧及び土中に潅注した区を設けた。
アルコール抽出区の場合は、トマトに対しては、アルコール障害が発生して、発病株は回復しなかった(写真3参照)
木酢液抽出物噴霧及び潅注区の場合は、5株について試験した結果は全て回復した。(写真4)
すなわち、鹿角霊芝木酢液抽出物は青枯病の発生抑制の効果が高いことが判明した。
[実施例3] トマトの青枯病に対する鹿角霊芝グリセリン抽出物塗布試験
実施場所=奈良県高市郡明日香村坂田(西川農園内) 概要;ハウス栽培におけるトマトの収穫期に、発生した青枯病5株の治療に鹿角霊芝のグリセリン抽出液を数回塗布した。
発病株5株のうち、初期段階の3株については回復したが、発病後の経過が長い2株については回復しなかった。
従ってトマトの青枯病について、鹿角霊芝の抗菌性・免疫増強作用による回復は、グリセリン抽出物でも発病初期のものでは効果が認められた。
実施場所=奈良県高市郡明日香村坂田(西川農園内) 概要;ハウス栽培におけるトマトの収穫期に、発生した青枯病5株の治療に鹿角霊芝のグリセリン抽出液を数回塗布した。
発病株5株のうち、初期段階の3株については回復したが、発病後の経過が長い2株については回復しなかった。
従ってトマトの青枯病について、鹿角霊芝の抗菌性・免疫増強作用による回復は、グリセリン抽出物でも発病初期のものでは効果が認められた。
[実施例4] キューリの立枯病に対する鹿角霊芝木酢液抽出物潅注試験
立枯病は、湿潤状態でピシュームPythium属、乾燥状態でリゾクトニアRhizoctonia属の糸状菌が原因になるが、他にフザリウムFusarium属菌、フィトフソラPhytophthora属菌等立枯性の症状を引き起こす病原菌は多い。菌は担子胞子の状態で土中に潜み、湿潤、乾燥の条件それぞれに、対応した病原が作物を汚染する。
実施場所=奈良県高市郡明日香村坂田(西川農園内)
概要;ハウス栽培におけるキューリの収穫期に、発生した青枯病5株の治療に鹿角霊芝の木酢液抽出液を50倍に薄めて2l/1株潅注した。発病株5株のうち、初期段階の4株については回復したが、発病後の経過が長い1株については回復しなかった。その1株は蔓枯病を併発しているようであった。
従って、キューリの立枯病について、鹿角霊芝の抗菌性、免疫増強作用による回復は、木酢液抽出物の場合は、木酢液の抗菌作用とも共役して大いに効果が認められた。
立枯病は、湿潤状態でピシュームPythium属、乾燥状態でリゾクトニアRhizoctonia属の糸状菌が原因になるが、他にフザリウムFusarium属菌、フィトフソラPhytophthora属菌等立枯性の症状を引き起こす病原菌は多い。菌は担子胞子の状態で土中に潜み、湿潤、乾燥の条件それぞれに、対応した病原が作物を汚染する。
実施場所=奈良県高市郡明日香村坂田(西川農園内)
概要;ハウス栽培におけるキューリの収穫期に、発生した青枯病5株の治療に鹿角霊芝の木酢液抽出液を50倍に薄めて2l/1株潅注した。発病株5株のうち、初期段階の4株については回復したが、発病後の経過が長い1株については回復しなかった。その1株は蔓枯病を併発しているようであった。
従って、キューリの立枯病について、鹿角霊芝の抗菌性、免疫増強作用による回復は、木酢液抽出物の場合は、木酢液の抗菌作用とも共役して大いに効果が認められた。
[実施例5] 犬の細菌性皮膚炎に対する霊芝抽出溶液によるスプレー試験
犬、猫の細菌性皮膚炎には、アトピー性の他にノミ、ダニ等の痒みの掻き傷に、ブドウ球菌Staphylococusや細菌性、真菌性の病原が侵入し、これらが複雑に絡んで病状を起こし、次第に症状を重くする。更に犬、猫はそこを嘗めるので、その治療は嘗めても生体に無害な治療薬が必要である。
実施場所=熊本市植木町滴水千本桜(木庭動物病院内)
概要:犬の細菌性皮膚炎は、衛生状態、温度、湿度、環境、免疫異常(アレルギー等)により細菌感染または細菌の異常増殖が起こり発症するものと考えられている。
通常は消毒(シャンプー療法)や抗菌剤の投与により治療されるものであるが、今回は、そこに霊芝抽出液成分をスプレーして用いた治療例を写真5及び写真6に示した。
写真5は、犬5歳のアフガンハウンド♀で、免疫異常と細菌性皮膚炎発症2日目の無治療時は多数の発疹が認められる。
写真6では霊芝20%アルコール抽出液のスプレー噴霧を1日5回以上2週間継続後、発疹はほぼ消失している。霊芝のアルコール抽出物で明らかに細菌性皮膚炎が治癒された。
犬、猫の細菌性皮膚炎には、アトピー性の他にノミ、ダニ等の痒みの掻き傷に、ブドウ球菌Staphylococusや細菌性、真菌性の病原が侵入し、これらが複雑に絡んで病状を起こし、次第に症状を重くする。更に犬、猫はそこを嘗めるので、その治療は嘗めても生体に無害な治療薬が必要である。
実施場所=熊本市植木町滴水千本桜(木庭動物病院内)
概要:犬の細菌性皮膚炎は、衛生状態、温度、湿度、環境、免疫異常(アレルギー等)により細菌感染または細菌の異常増殖が起こり発症するものと考えられている。
通常は消毒(シャンプー療法)や抗菌剤の投与により治療されるものであるが、今回は、そこに霊芝抽出液成分をスプレーして用いた治療例を写真5及び写真6に示した。
写真5は、犬5歳のアフガンハウンド♀で、免疫異常と細菌性皮膚炎発症2日目の無治療時は多数の発疹が認められる。
写真6では霊芝20%アルコール抽出液のスプレー噴霧を1日5回以上2週間継続後、発疹はほぼ消失している。霊芝のアルコール抽出物で明らかに細菌性皮膚炎が治癒された。
[実施例6] 大型犬の免疫異常と細菌性による湿疹に伴う湿疹の治療に対する鹿角霊芝抽出液スプレー試験
実施場所=熊本市植木町滴水千本桜(木庭動物病院内)
概要:写真7では、犬1歳でゴールデンレトリーバーの♂腹部に粟粒状の免疫異常と細菌性による湿疹が多数認められる。
写真8では、上記細菌性湿疹に対し、霊芝20%アルコール抽出液を2週間1日5回以上噴霧スプレーし、湿疹は完全に消失している。
このように鹿角霊芝の溶液抽出物は、その抗菌作用と免疫増強作用が病原の除去と生体の快復力を強化して、病徴を早期に回復させることが判明した。
実施場所=熊本市植木町滴水千本桜(木庭動物病院内)
概要:写真7では、犬1歳でゴールデンレトリーバーの♂腹部に粟粒状の免疫異常と細菌性による湿疹が多数認められる。
写真8では、上記細菌性湿疹に対し、霊芝20%アルコール抽出液を2週間1日5回以上噴霧スプレーし、湿疹は完全に消失している。
このように鹿角霊芝の溶液抽出物は、その抗菌作用と免疫増強作用が病原の除去と生体の快復力を強化して、病徴を早期に回復させることが判明した。
万年茸、取り分け鹿角霊芝はその抗菌作用と免疫増強作用が、共役して病原を抑え、植物、動物を侵す通常の化学薬品では効果が見られない病気も治癒することが可能で、農薬、医療薬品による病気治療によらずとも病気を快癒させる。
この点、農作物においては、農薬耐性病害の出現が顕在化している現在、難防除病害罹患の作物に対し、農薬散布によらない治療が可能となり、農産物の収穫までの期間を大幅に短縮し、収穫できる期間を大幅に拡大することも可能となった。
また、動物においては、皮膚病の治療に大きな効果があり、副作用もなく治癒までの期間が大幅に短縮された。
将来は、人間の病気にも適用させ、鹿角霊芝の抗菌作用と免疫増強作用で、治療困難な難病に対しての効果を確認し、霊芝抽出液で手軽に使用でき、自然に存在する安全な医薬品として提供することが可能である。
この点、農作物においては、農薬耐性病害の出現が顕在化している現在、難防除病害罹患の作物に対し、農薬散布によらない治療が可能となり、農産物の収穫までの期間を大幅に短縮し、収穫できる期間を大幅に拡大することも可能となった。
また、動物においては、皮膚病の治療に大きな効果があり、副作用もなく治癒までの期間が大幅に短縮された。
将来は、人間の病気にも適用させ、鹿角霊芝の抗菌作用と免疫増強作用で、治療困難な難病に対しての効果を確認し、霊芝抽出液で手軽に使用でき、自然に存在する安全な医薬品として提供することが可能である。
各抽出装置に共通の符号である。
1 抽出槽、2 抽出溶液、3 濾過膜、4 細断霊芝、5 抽出液の送液パイプ、6 循環ポンプ、7加温ボイラー、8加温液パイプ、9エジェクター、10キャビテーション酸化還元処理装置(特許第3829170号)、11 水素ガス供給装置、12 ガス供給パイプ、13 ブレンダー容器、14 水素ガス供給ノズル、15 ブレンダー作動に伴う渦発生の巻き込み空気遮断プレート、16 カッター、17 ブレンダー作動に伴って発生する渦流、18モーター、19水素ガス少量供給パイプ
1 抽出槽、2 抽出溶液、3 濾過膜、4 細断霊芝、5 抽出液の送液パイプ、6 循環ポンプ、7加温ボイラー、8加温液パイプ、9エジェクター、10キャビテーション酸化還元処理装置(特許第3829170号)、11 水素ガス供給装置、12 ガス供給パイプ、13 ブレンダー容器、14 水素ガス供給ノズル、15 ブレンダー作動に伴う渦発生の巻き込み空気遮断プレート、16 カッター、17 ブレンダー作動に伴って発生する渦流、18モーター、19水素ガス少量供給パイプ
Claims (11)
- 万年茸特に鹿角霊芝の子実体又は/及び菌糸体の生体及び風乾体を、有機溶剤又は、希酸水溶液又は、希アルカリ水溶液の抽出用液で、ゆっくり攪拌しながら、摂氏0~100度の温度で長時間攪拌抽出し、霊芝生体の抗菌成分を抽出後、これを動物の皮膚又は、植物表皮に直接又は、希釈して噴霧又は、塗布することにより、霊芝の抗菌作用で病害細菌を殺菌し、免疫増強作用との共役で病害細菌による傷病の修復を促進し、動物の細菌性皮膚病の治癒、作物の茎葉などに発生した細菌性植物病害を治癒することを特徴とする動物及び植物の細菌性病害治療溶液。
- 万年茸特に鹿角霊芝の子実体又は菌糸体の生体又は、風乾体又は乾物を細断し、細断した組織を予め還元処理した水又は、有機溶剤又は、希酸水溶液又は、希アルカリ水溶液の抽出用液に浸漬し、摂氏60度以上の温度で、ゆっくり攪拌しながら、抗菌成分を抽出するが、特に水又は温水抽出液は抽出後冷凍庫に入れて冷凍保存し、これを使用時に融解し、その後は他の抽出液と同様、動物の皮膚又は、植物表皮に直接噴霧又は、塗布することにより、霊芝の抗菌作用で病害細菌を殺菌し、免疫増強作用と共役して病害細菌による損傷の修復を速め、動物の細菌性皮膚病の治癒、作物の茎葉などに発生した細菌性植物病害を治癒することを特徴とする動物及び植物の細菌性病害治療溶液。
- 万年茸特に鹿角霊芝の子実体又は、菌糸体の生体や風乾体及び乾物を細断し、30%以下の稀有機酸水溶液又は、30%以下の稀アルカリ水溶液又は、有機溶剤又は、木酢液又は、竹酢液等の溶液を用いてマイクロバブルを発生させながら抽出槽で摂氏0度~99度の温度で攪拌しながら、長時間かけて抗菌成分を抽出し、動物及び植物の細菌性病害治療溶液と成すことを特徴とする鹿角霊芝の抗菌成分治療液のマイクロバブルによる抽出方法。
- カッターミキサー又は、ブレンダー容器に万年茸特に鹿角霊芝の子実体又は、菌糸体の生体や風乾体及び、乾物を入れ、稀有機酸水溶液又は、稀アルカリ水溶液又は、有機溶剤を加え、カッターミキサー又は、ブレンダー容器の器底から水素ガスを供給しながら、渦による空気の侵入を遮断する装置を付設して、高速裁断し、溶液の酸化還元電位がマイナス100ミリボルト以下の強い還元状態にしながら、摂氏0度~99度の温度で2分~3時間、抗菌成分と免疫増強成分を抽出することを特徴とする霊芝抗菌成分の還元細断抽出方法。
- 破砕霊芝を濾し分ける濾過膜を内蔵する抽出槽を用い、霊芝と予め還元処理した30%以下の稀有機酸水溶液又は、30%以下の稀アルカリ水溶液又は、有機溶剤の抽出液を抽出槽へ入れ、還元処理溶液を加え、抽出に当たっては抽出槽から濾過膜を透過して還元処理槽へポンプで溶液を送り、還元処理槽では溶液へ水素ガスを微細気泡として攪拌溶解させ、還元処理槽から抽出槽へ溶液を循環させて、摂氏0度~99度の温度で1時間~3日間抗菌成分を抽出し、浸出溶液を還元条件下で効率良く、抗菌成分と免疫増強成分の各種の霊芝茸成分を抽出することを特徴とする霊芝抗菌成分の還元循環抽出方法。
- 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4及び請求項5において、稀酸水溶液が30%以下の無機酸又は、酢酸及び/又はクエン酸又は、その他の有機酸溶液であることを特徴とする霊芝抽出液による動物の細菌性病害治療及び植物の細菌性病害治療溶液。
- 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4及び請求項5において、稀アルカリ水溶液が30%以下の炭酸水素ナトリウム又は、水酸化ナトリウムであることを特徴とする霊芝抽出液による動物の細菌性病害治療及び植物の細菌性病害治療溶液。
- 請求項2、請求項3、請求項4及び請求項5において、有機溶剤が1%~90%のアルコール水溶液であることを特徴とする霊芝抽出液の動物の細菌性病害治療及び植物の細菌性病害治療溶液。
- 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4及び請求項5において、有機溶剤がプロピレングライコール又は、エチレングライコール又は,アセトン又は、グリセリン又は、植物性油又は、動物性油であることを特徴とする霊芝抽出液による動物の細菌性病害治療及び植物の細菌性病害治療溶液。
- 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4及び請求項5において、希酸水溶液が木酢液又は、竹酢液であることを特徴とする霊芝抽出液による動物の細菌性病害治療及び植物の細菌性病害治療溶液。
- 請求項4、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10において、各種の水溶液と霊芝をカッターミキサー又はブレンダー内で細断混合し、粘性の高いコラーゲン等の蛋白質又はヒアルロン酸などの保水性炭水化物と混合し、表皮に付着性の高いゲル状の溶液を創出し、高粘度の組織抽出液を作成し、植物表皮上又は動物皮膚上を覆い、その外部を乾燥防止の乾燥防止膜で巻いて、湿布材として使用することを特徴とする動物の皮膚病及び植物病害の治療乳液、ジェリー及びゲルコロイド。
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