WO2012086115A1 - 防水構造及びその形成方法 - Google Patents

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Abstract

 パッキンの位置決めを容易に行うことができる防水構造を提供する。本発明の一形態に係る防水構造は、溝部(11)が形成される第1の筐体(1)と、溝部(11)に配置されるパッキン(3)と、パッキン(3)を押し込み、第1の筐体(1)とで密閉空間を形成する第2の筐体(2)と、を備え、パッキン(3)は、屈曲部(32)を有し、第2の筐体(2)で押し込まれていない状態で、屈曲部(32)の先端と第1の筐体(1)の溝部底面(18)との接触点(P)が、屈曲部(32)の屈曲点(O)を通り第2の筐体(2)におけるパッキン(3)との接触面と略直交する直線(N)より、屈曲部(32)の屈曲方向側に配置され、溝部(11)は、屈曲部(32)の先端を第1の筐体(1)の溝部底面(18)の所定の位置に誘導する誘導部(16)を有する。

Description

防水構造及びその形成方法
 本発明は、防水構造及びその形成方法に関し、特に第1の筐体と第2の筐体とで密閉空間を形成するために用いられる防水構造及びその形成方法に関する。
 第1の筐体と第2の筐体とで密閉空間を形成する場合、図1に示すように、第1の筐体1と第2の筐体2との間にパッキン3を配置することが一般的である。つまり、第1の筐体1に形成された溝部11内にパッキン3が配置される。そして、当該パッキン3を介して第1の筐体1と第2の筐体2とがボルト4で接合される。
 このような場合、図11に示すように、パッキン3は第2の筐体2に形成された突出部21で押し込まれる。なお、図11では、第2の筐体2の突出部21で押し込まれていない状態でのパッキン3を示している。そのため、図11の破線は突出部21の仮想線である。
 上述のように、パッキン3が圧縮された際に、パッキン3が大きな反力を発現すると、第2の筐体2が浮き上がる可能性がある。そのため、パッキン3に突出部31を形成することで、図12に示すように、パッキン3が第2の筐体2の突出部21で押し込まれても、当該突出部31部分が変形して大きな反力が発現しないように工夫している。
 しかし、パッキン3に突出部31を形成しても、パッキン3は大きな反力を発現する。そのため、図11及び図12に示すように、例えば第1の筐体1に爪部12を形成している。また、第2の筐体2に爪部25を形成している。そして、第1の筐体1の爪部12と第2の筐体2の爪部25とを噛み合わせることで、当該反力に対抗して第2の筐体2の浮き上がりを防いでいる。このような構成では、相互に爪部を形成するため、筐体の大型化を招く。
 ところで、特許文献1には、断面形状が上下両端に同一方向に設けられた突出部と、略中央部に当該突出部と同一方向に向けて設けられた中央突出部とを備えるガスケットを用いて、第1の筐体と第2の筐体とで密閉空間を形成する技術が開示されている。
 また、特許文献2には、断面形状が略楕円形状の本体部から斜め上方に延びるリップ部を備えるガスケットを用いて、第1の筐体と第2の筐体とで密閉空間を形成する技術が開示されている。
特開平10-154750号公報 特開2006-220229号公報
 特許文献1及び2の技術は、第1の筐体の溝部に配置されたガスケットを第2の筐体で押し込む際の、当該ガスケットの位置を容易に定めることができない。そのため、第2の筐体の押し込みによって、突出部やリップ部が意図しない方向に曲がる可能性がある。
 本発明の目的は、上述した課題を解決する防水構造及びその形成方法を提供することにある。
 本発明の一形態に係る防水構造は、溝部が形成される第1の筐体と、前記溝部に配置されるパッキンと、前記パッキンを押し込み、前記第1の筐体とで密閉空間を形成する第2の筐体と、を備え、前記パッキンは、屈曲部を有し、前記第2の筐体で押し込まれていない状態で、前記屈曲部の先端と前記第1の筐体の溝部底面との接触点が、前記屈曲部の屈曲点を通り前記第2の筐体における前記パッキンとの接触面と略直交する直線より、前記屈曲部の屈曲方向側に配置され、前記溝部は、前記屈曲部の先端を前記第1の筐体の溝部底面の所定の位置に誘導する誘導部を有する。
 本発明の一形態に係る防水構造の形成方法は、第1の筐体に形成された溝部にパッキンを配置し、前記パッキンの屈曲部の先端を、前記第1の筐体の誘導部によって当該第1の筐体の溝部底面の所定の位置に誘導して、前記パッキンの屈曲部の先端と前記第1の筐体の溝部底面との接触点を、前記屈曲部の屈曲点を通り前記第2の筐体における前記パッキンとの接触面と略直交する直線より、前記屈曲部の屈曲方向側に配置し、前記第2の筐体で前記パッキンを押し込み、前記第1の筐体とで密閉空間を形成する。
 本発明によれば、パッキンの位置決めを容易に行うことができる防水構造及びその形成方法を提供することができる。
一般的な防水構造を概略的に示す構造図である。 本発明の実施の形態1に係る防水構造における、第2の筐体でパッキンを押し込む前の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る防水構造における、第2の筐体でパッキンを押し込んだ後の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る防水構造における、第2の筐体でパッキンを押し込む前の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る防水構造における、第2の筐体でパッキンを押し込んだ後の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係る防水構造における、第2の筐体でパッキンを押し込む前の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態4に係る防水構造における、第2の筐体でパッキンを押し込んだ後の状態を示す断面図である。 異なる防水構造における、第2の筐体でパッキンを押し込む前の状態を示す断面図である。 異なる防水構造における、第2の筐体でパッキンを押し込んだ後の状態を示す断面図である。 更に異なる防水構造における、第2の筐体でパッキンを押し込んだ後の状態を示す断面図である。 関連する防水構造を示す断面図である。 関連する防水構造を示す断面図である。
 本発明の実施の形態に係る防水構造及びその形成方法について説明する。但し、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。また、以下の説明の上下方向は、図面に基づいており、使用形態によって変化する。
 <実施の形態1>
 実施の形態1の防水構造及びその形成方法を説明する。本実施の形態の防水構造及びその形成方法は、例えば携帯電話、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistants)、タブレットPC(Personal Computer)等の電子機器の防水構造に好適に用いることができる。
 この防水構造は、一般的な防水構造と同様の構成要素を備えている。つまり、防水構造は、図1に示すように、第1の筐体1、第2の筐体2、パッキン3を備えている。
 第1の筐体1は、上面(但し、下面でも良い。)に開口部分を有する。第1の筐体1は、例えば内部に電子機器の機能を実現する電子基板や表示装置等を搭載可能な空間13を有する。この空間13を取り囲むように、立ち上がり部14が形成されている。
 立ち上がり部14の上面15は、図2に示すように、平面に形成されている。立ち上がり部14は、パッキン3を嵌め込むための溝部11を形成するのに十分な幅寸法を有する。溝部11は、立ち上がり部14に形成されている。溝部11は、第1の筐体1の外縁を囲むように、平面から見て環状に形成されている。なお、溝部11の具体的な形状については、後述する。立ち上がり部14の外方における第1の筐体1の四隅部分には、ボルト孔5が形成されている。
 第2の筐体2は、第1の筐体1とで密閉空間を形成するために、第1の筐体1の開口部分を覆う蓋部材である。第2の筐体2は、図2に示すように、第1の筐体1を覆うように配置された際に、少なくとも第1の筐体1の立ち上がり部14の上面15と接触する領域22が、平面に形成されている。そのため、図3に示すように、第2の筐体2で第1の筐体1を覆った際に、第1の筐体1の立ち上がり部14の上面15と第2の筐体2の領域22とは、面接触する。
 第2の筐体2は、第1の筐体1と略等しい平面形状に形成されている。第2の筐体2は、図2に示すように、第1の筐体1の溝部11と対応する位置に、パッキン3を押し込む突出部21が形成されている。突出部21も、平面から見て環状に形成されている。そして、突出部21の下面23は、領域22と略平行面を形成する。
 突出部21の幅寸法は、突出部21を第1の筐体1の溝部11内に挿入することができるように、設定されている。また、突出部21の高さは、詳細は後述するが、図2の状態から図3の状態に、パッキン3の屈曲部32を当該屈曲部32の屈曲方向(矢印Q方向(第1の筐体1の外方側))に屈曲させることができるように、設定されている。
 パッキン3は、図1及び図2等に示すように、第1の筐体1の溝部11内に配置される。つまり、パッキン3は、第1の筐体1の溝部11の形状に倣って、環状に形成されている。パッキン3は、例えばゴム等の弾性を有する樹脂成形品である。パッキン3は、図2に示すように、屈曲部32、基部33を備えている。
 基部33は、断面視が略矩形状に形成されている。基部33の下端から屈曲部32が突出している。詳細には、屈曲部32は、基部33の下端における第1の筐体1の内方側の角部から所定の角度で突出する。屈曲部32は、上方から第2の筐体2の突出部21で押し込まれた際に、当該屈曲部32が屈曲方向に回転するように、基部33との連結部分の厚さが設定されており、その厚さで斜め下方に向かって延在する。つまり、屈曲部32は、基部33の下端から舌状に突出している。
 屈曲部32の先端部は、後述するように溝部11の誘導部16及び底面18上を良好に摺動することができるように、丸みを帯びた形状とされている。なお、基部33の下端には、屈曲部32の屈曲を阻害しないように、切り欠き部34が形成されている。
 このようなパッキン3は、図2に示すように、パッキン3が溝部11内に配置され、且つパッキン3が第2の筐体2の突出部21で未だに押し込まれていない状態で、パッキン3における屈曲部32の先端と第1の筐体1における溝部11の底面18との接触点Pは、屈曲部32の屈曲点(くびれている部分の底部)Oを通り第2の筐体2における突出部21の下面23と略直交する直線N上、又は当該直線Nより屈曲部32の屈曲方向側に配置される。
 ここで、第1の筐体1の溝部11の形状を説明する。溝部11は、図2に示すように、断面視が略矩形状に形成されている。溝部11の幅寸法は、図3に示すように、パッキン3の屈曲部32が良好に屈曲方向に回転することができるように、設定されている。また、溝部11の深さは、当該溝部11内に配置されたパッキン3が第2の筐体2の突出部21で押し込まれた際に、基部33が略圧縮せずに、屈曲部32が屈曲方向に回転して、当該突出部21の押し込み量を吸収するように、設定されている。この溝部11の底部は、パッキン3における屈曲部32の先端を所定の位置に誘導する誘導部16を有する。
 誘導部16は、溝部11における内方側の面17から底面18まで連続して下方に向かって傾斜する傾斜面である。誘導部16と底面18との交差部Cは、図2に示すように、パッキン3における屈曲部32の屈曲方向を第1の筐体1の外方に向けた状態で当該パッキン3を溝部11内に配置し、パッキン3の基部33における屈曲部32の屈曲方向と逆側の面(本実施の形態では、基部33における第1の筐体1の内方側の面)35を溝部11の内方側の面17に接触させた際に、パッキン3における屈曲部32の先端が溝部11の底面18に接触する位置に設定される。但し、交差部Cは、第1の筐体1の外方側又は内方側にずれていても良く、要するにパッキン3における屈曲部32が本来の屈曲方向に向かうように誘導することができれば良い。誘導部16の傾斜角度は、パッキン3を溝部11内に配置した際に、パッキン3における屈曲部32の先端を滑らせて誘導することができるように、設定されている。
 このような構成の第1の筐体1、第2の筐体2、パッキン3を用いて、以下のように防水構造を実現する。
 図2に示すように、パッキン3における屈曲部32の屈曲方向を第1の筐体1の外方に向けた状態で、パッキン3を第1の筐体1の溝部11内に配置する。このとき、パッキン3の屈曲部32の先端は誘導部16上を摺動して、交差部Cに誘導される。また、パッキン3の基部33における屈曲部32の屈曲方向と逆側の面35が溝部11における第1の筐体1の内方側の面17に接触した状態となる。つまり、パッキン3が溝部11における第1の筐体1の内方側の面17に凭れた状態で位置決めされる。
 この状態のパッキン3を第2の筐体2の突出部21で押し込むことになるが、押し込まれる直前の状態で、屈曲部32の先端が配置されている交差点Cは、当該屈曲部32の屈曲点Oを通り第2の筐体2における突出部21の下面23と略直交する直線N上、又は当該直線Nより屈曲部32の屈曲方向側に配置される。
 パッキン3の上方に第2の筐体2の突出部21を配置する。そして、第2の筐体2の突出部21でパッキン3を押し込む。すると、パッキン3は、基部33が殆ど圧縮されずに、屈曲部32が屈曲方向に回転して、図3に示す状態になる。このとき、パッキン3における屈曲部32の先端と溝部11の底面18との接触点Pは、第1の筐体1の外方側に移動すると共に、屈曲部32における屈曲方向と逆側の面(本実施の形態では、屈曲部32における第1の筐体1の内方側の面)36が誘導部16に接触する。そのため、パッキン3を溝部11内で安定させることができる。しかも、パッキン3と溝部11との接触面積を稼ぐことができるので、防水性能を向上させることができる。
 最後に、第1の筐体1と第2の筐体2とをボルト4で接合すると、防水構造を実現することができる。
 このような防水構造は、パッキン3における屈曲部32の先端を、誘導部16によって溝部11の底面18における所定の位置(交差点C)に誘導することができる。そのため、溝部11内でのパッキン3の位置決めを容易に行うことができる。したがって、パッキン3を第2の筐体2の突出部21で押し込んだ際に、パッキン3の屈曲部32が意図しない方向に回転することがない。よって、パッキン3の損傷を防ぐことができ、防水性能に優れた電子機器の生産性を向上させることができる。
 しかも、パッキン3の屈曲部32が回転することで、第2の筐体2の突出部21の押し込み量を吸収するので、パッキン3は殆ど反力を発現しない。そのため、第1の筐体1及び第2の筐体2は、パッキン3の反力に対抗する必要が殆ど無いので、第1の筐体1及び第2の筐体2を小型化、簡素化することができる。
 ちなみに、本実施の形態のパッキン3は、屈曲部32の屈曲方向を第1の筐体1の外方に向けている。つまり、屈曲部32は、第1の筐体1の内方に向かって回転し難い。そのため、万一に、第1の筐体1の外部から溝部11内に水が浸入しても、屈曲部32が弁の役割を果たして、水の浸入を防ぐことができる。
 <実施の形態2>
 実施の形態1のパッキン3は、屈曲部32の屈曲方向を第1の筐体1の外方に向けたが、内方に向けても略同様に実施することができる。
 つまり、図4に示すように、パッキン3における屈曲部32の屈曲方向を第1の筐体1の内方側に向けた状態で、パッキン3を第1の筐体1の溝部11内に配置する。このときも、第1の筐体1における溝部11の誘導部16は、パッキン3を第1の筐体1の溝部11内に配置した際に、パッキン3における屈曲部32の先端が当該溝部11の底面における所定の位置に配置されるように形成される。
 詳細には、誘導部16は、溝部11における第1の筐体1の外方側の面19から底面18まで連続して下方に向かって傾斜する傾斜面である。誘導部16と底面18との交差部Cは、図4に示すように、パッキン3の屈曲部32を第1の筐体1の内方に向けた状態で当該パッキン3を溝部11内に配置し、パッキン3の基部33における屈曲部32の屈曲方向側の面(本実施の形態では、基部33における第1の筐体1の内方側の面)37を溝部11における第1の筐体1の内方側の面17に接触させた際に、パッキン3における屈曲部32の先端が溝部11の底面18に接触する位置に設定される。但し、交差部Cは、第1の筐体1の外方側又は内方側にずれていても良く、要するにパッキン3における屈曲部32が本来の屈曲方向に向かうように誘導することができれば良い。
 これにより、パッキン3を第1の筐体1の溝部11内に配置した際に、パッキン3における屈曲部32の先端を、誘導部16によって溝部11の底面18における所定の位置(交差点C)に誘導することができる。そして、実施の形態1と同様に、パッキン3を第2の筐体2の突出部21で押し込むと、パッキン3は、基部33が殆ど圧縮されずに、屈曲部32が屈曲方向(矢印R方向)に回転して、図5に示す状態になる。このとき、パッキン3における屈曲部32の先端と溝部11の底面18との接触点Pは、第1の筐体1の内方側に移動すると共に、屈曲部32における屈曲方向と逆側の面(本実施の形態では、屈曲部32における第1の筐体1の外方側の面)36が誘導部16に接触する。また、パッキン3の基部33における屈曲部32の屈曲方向と逆側の面(本実施の形態では、基部33における第1の筐体1の外方側の面)35が溝部11における第1の筐体1の外方側の面19に接触する。
 ちなみに、パッキン3の屈曲部32を第1の筐体1の内方側に向けて配置した場合、屈曲部32は第1の筐体1の内方側に向かって回転し易い。そのため、万一に、第1の筐体1の外部から溝部11内に水が浸入すると、屈曲部32が水に押されて屈曲方向に回転して、第1の筐体1の内部に水の浸入を許す結果となる。そのため、屈曲部32の屈曲点O近傍を肉盛り6等によって補強していることが好ましい。これにより、第1の筐体1の内部への水の浸入を防ぐことができる。
 <実施の形態3>
 実施の形態1及び2のパッキン3における屈曲部32の先端は、丸みをおびた形状とされているが、図6に示すように、鋭角に形成されていても良い。これにより、屈曲部32の先端と溝部11の誘導部16及び底面18との接触面積を低減することができ、屈曲部32の先端が摺動する際の摩擦を低減することができる。
 <実施の形態4>
 実施の形態1乃至3では、第2の筐体2の突出部21がパッキン3を押し込む構成とされているが、突出部21を省略して第2の筐体2の下面24でパッキン3を押し込んでも良い。このとき、パッキン3の高さは、溝部11の高さより高く設定される。そして、パッキン3は、第2の筐体2の下面24で押し込まれた際に、図7に示すように、基部33が殆ど圧縮することなく、屈曲部32が屈曲方向に回転して、パッキン3の溝部11からの突出量を吸収するように、設定される。
 このような構成により、溝部11の高さを低くすることができるので、防水構造の厚さ、ひいては電子機器の厚さを薄くすることができる。
 本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
 上記実施の形態では、パッキン3における屈曲部32の先端の摺動抵抗を低減するために、当該屈曲部32の先端を、丸みをおびた形状としたり、鋭角に形成したりしたが、この限りでない。つまり、屈曲部32の先端近傍にシボ処理を施しても良い。シボ処理によって屈曲部32の先端近傍に凹凸が形成され、溝部11の誘導部16及び底面18との摩擦を低減することができる。
 また、屈曲部32の先端近傍や溝部11の誘導部16及び底面18に油等の潤滑剤を塗布しても良い。さらに屈曲部32の先端近傍を潤滑剤が含有された材質で構成しても良い。
 ちなみに、上述のパッキン3を用いて、以下に示す形態で防水構造を実現することも可能である。
 図8及び図9に示す防水構造は、実施の形態1のパッキン3を上下逆に配置している。つまり、パッキン3の屈曲部32は、図8に示すように、第2の筐体2で押し込まれていない状態で、斜め上方であって、且つ第1の筐体1の外方側(但し、内方側でも良い。)に向かって配置されている。このパッキン3は、図9に示すように、実施の形態4と同様に第2の筐体2の下面24で押し込まれる。そのため、パッキン3の高さは、第1の筐体1の溝部110の高さより高く設定されている。但し、実施の形態1及び2のパッキン3のように、パッキン3を第2の筐体2の突出部21で押し込んでも良い。
 第1の筐体1の溝部110は、拘束部111、逃げ部112を備えている。拘束部111には、パッキン3の基部33が嵌め込まれる。拘束部111の幅寸法及び高さは、基部33を良好に拘束することができるように、設定されている。これにより、パッキン3を溝部110の拘束部111に嵌め込むだけで、パッキン3を位置決めすることができる。
 逃げ部112は、パッキン3の屈曲部32が屈曲方向に回転した際に当該屈曲部32が溝部110に干渉しないように、形成されている。本実施の形態の逃げ部112は、拘束部111における第1の筐体1の外方側の面113から連続するように、斜め上方であって、且つ第1の筐体1の外方側に向かって形成されている。但し、逃げ部112の形状は、特に限定されず、要するに屈曲部32が屈曲方向に回転した際に当該屈曲部32が溝部11に干渉しないように形成されていれば良い。
 このような第1の筐体1における溝部110の拘束部111に、パッキン3の屈曲部32を斜め上方であって、且つ第1の筐体1の外方側に向けた状態で、当該パッキン3の基部33を嵌め込む。そして、上方から第1の筐体1の開口部分を覆うように第2の筐体2を配置すると、図9に示すように、パッキン3の屈曲部32が第2の筐体2の下面24に押し込まれて矢印S方向に回転し、当該屈曲部32の先端近傍が溝部110の逃げ部112に逃げる。このとき、実施の形態1乃至4のパッキン3と異なり、基部33が上下方向に移動しないので、パッキン3の劣化を低減することができる。しかも、溝部110の拘束部111の幅寸法は、パッキン3の基部33と略等しい幅寸法で良いので、実施の形態1乃至4の溝部11よりも溝部110の幅寸法を小さくすることができる可能性がある。
 このようにパッキン3を上下逆に用いても、図9に示すようにパッキン3の屈曲部32が第2の筐体2の下面24に接触し、しかもパッキン3の基部33が溝部110の拘束部111にしっかりと嵌め込まれるので、第1の筐体1の外方からの水の浸入を防止することができる。
 ちなみに、図10に示すように、パッキン3の基部33から爪部38を側方に突出させ、当該爪部38を第1の筐体1に形成した引っ掛け片120に引っ掛けて、パッキン3を固定する構成でも良い。これにより、立ち上がり部14における第1の筐体1の内方側の一部分を省略することができる。
 この出願は、2010年12月21日に出願された日本出願特願2010-284625を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
 本発明は、例えば携帯電話、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistants)、タブレットPC(Personal Computer)等の電子機器の防水構造に好適に用いることができる。
1 第1の筐体
2 第2の筐体
3 パッキン
4 ボルト
5 ボルト孔
6 肉盛り
11 溝部
12 第1の筐体の爪部
13 空間
14 立ち上がり部
15 立ち上がり部の上面
16 誘導部
17 溝部の内方側の面
18 溝部の底面
19 溝部の外方側の面
21 突出部
22 第2の筐体における第1の筐体の立ち上がり部と接触する領域
23 突出部の下面
24 第2の筐体の下面
25 第2の筐体の爪部
31 パッキンの突出部
32 パッキンの屈曲部
33 パッキンの基部
34 基部の切り欠き部
35 基部における屈曲部の屈曲方向と逆側の面
36 屈曲部における屈曲方向と逆側の面
37 基部における屈曲部の屈曲方向側の面
38 パッキンの爪部
110 溝部
111 拘束部
112 逃げ部
113 拘束部における第1の筐体に外方側の面
120 引っ掛け片

Claims (10)

  1.  溝部が形成される第1の筐体と、
     前記溝部に配置されるパッキンと、
     前記パッキンを押し込み、前記第1の筐体とで密閉空間を形成する第2の筐体と、を備え、
     前記パッキンは、屈曲部を有し、前記第2の筐体で押し込まれていない状態で、前記屈曲部の先端と前記第1の筐体の溝部底面との接触点が、前記屈曲部の屈曲点を通り前記第2の筐体における前記パッキンとの接触面と略直交する直線より、前記屈曲部の屈曲方向側に配置され、
     前記溝部は、前記屈曲部の先端を前記第1の筐体の溝部底面の所定の位置に誘導する誘導部を有する防水構造。
  2.  前記誘導部は傾斜面であって、前記パッキンが前記第2の筐体に押し込まれている状態で、前記屈曲部における屈曲方向と逆側の面が接触する請求項1に記載の防水構造。
  3.  前記屈曲部の屈曲方向は、前記第1の筐体の外方に向かっている請求項1又は2に記載の防水構造。
  4.  前記屈曲部の屈曲方向は、前記第1の筐体の内方に向かっている請求項1又は2に記載の防水構造。
  5.  前記屈曲部の屈曲点近傍は、補強されている請求項4に記載の防水構造。
  6.  前記屈曲部の先端は、鋭角に形成されている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の防水構造。
  7.  前記屈曲部の先端近傍は、シボ処理されている請求項1乃至6のいずれか1項に記載の防水構造。
  8.  前記屈曲部の先端近傍には、潤滑剤が塗布されている請求項1乃至7のいずれか1項に記載の防水構造。
  9.  前記溝部の底面には、潤滑剤が塗布されている請求項1乃至8のいずれか1項に記載の防水構造。
  10.  第1の筐体に形成された溝部にパッキンを配置し、
     前記パッキンの屈曲部の先端を、前記第1の筐体の誘導部によって当該第1の筐体の溝部底面の所定の位置に誘導して、前記パッキンの屈曲部の先端と前記第1の筐体の溝部底面との接触点を、前記屈曲部の屈曲点を通り前記第2の筐体における前記パッキンとの接触面と略直交する直線より、前記屈曲部の屈曲方向側に配置し、
     前記第2の筐体で前記パッキンを押し込み、前記第1の筐体とで密閉空間を形成する防水構造の形成方法。
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