WO2012046698A1 - 揚水管およびそれを含む揚水装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、揚水のためのエネルギーを必要とせず、配置の自由度が高く、かつ、充分な高さまで揚水可能な構造を備えた揚水装置等に関する。当該揚水装置1は、揚水管10と、フィルタ20を備える。揚水管10は、長手方向全長に亘って略均一な内径を持つ貫通孔を有する微小管を含む。フィルタ20は、微小管の貫通孔の内径より小さい目を有する。フィルタ20の目を通過した液体は、揚水管10の第1端に供給されると、貫通孔における毛細管現象により揚水管10の第1端から第2端へ導かれる。
Description
本発明は、揚水管およびそれを含む揚水装置に関するものである。
揚水装置は、液体を或る位置から他の位置まで導く装置であって、例えば貯水槽に容れられた水を鉢植えの植物の根本まで導くよう機能する。揚水装置としては、例えば特許文献1~3に開示された発明が知られている。
特許文献1に記載された発明は、液体を容れる貯留部と栽培容器との間に給排チューブを設け、ポンプを動力源として用いて、貯留部から給排チューブを経て栽培容器まで液体を導く。特許文献2に記載された発明は、動力源を必要とせず、砂を充填した孔あき管における毛細管現象を利用して、貯水槽から植生部まで水を導く。特許文献3に記載された発明は、所定径の気孔が連通し且つ一次元配向したセラミック多孔体からなる揚水材を用いて水を導く。
発明者らは、従来の揚水装置について検討した結果、以下のような課題を発見した。すなわち、特許文献1に記載された揚水装置は、貯留部から給排チューブを経て栽培容器まで液体を導くために動力源を必要とし、エネルギーを必要とする。これに対して、特許文献2、3それぞれに記載された揚水装置は、動力源を必要としない。
しかしながら、特許文献2に記載された揚水装置は、砂を充填した孔あき管における毛細管現象を利用するものであるが、砂の大きさ,孔あき管の孔の径、孔の向き及び孔の繋がり方などが制御されていないので、毛細管現象により重力に打ち勝って揚水できる高さが制限される。また、特許文献3に記載された揚水装置は、セラミック多孔体からなる揚水材が用途や配置条件に応じて所定の形状を有する必要があることから、配置の自由度が低い。
本発明は上述のような課題を解決するためになされたものであり、揚水のためのエネルギーを必要とせず、配置の自由度が高く、かつ、充分な高さまで揚水可能な構造を備えた揚水管およびそれを含む揚水装置を提供することを目的としている。
本発明に係る揚水装置は、少なくとも、揚水管と、フィルタを備える。揚水管は、第1端とこの第1端に対向する第2端を有する。また、揚水管は、第1端から第2端に向かって伸びるとともに、その長手方向全長に亘って略均一な内径を持つ貫通孔を有する微小管を含む。フィルタは、揚水管の前記第1端側に配置される。また、フィルタは、微小管の貫通孔の内径より小さい目を有する。このような構成の当該揚水装置では、揚水管が、フィルタの目を通過した液体を、貫通孔における毛細管現象を利用して第1端から第2端へ導く。
本発明に係る揚水装置において、微小管の貫通孔の内径は、0.1μm以上かつ100μm以下であるのが好ましい。また、微小管は、上述の貫通孔を含む複数の貫通孔を有してもよい。或いは、揚水管は、上述の微小管を含む複数の微小管を束ねることにより構成されてもよい。
本発明に係る揚水装置は、揚水管の第2端において貫通孔に挿入された1又はそれ以上の毛状体を、更に備えてもよい。これにより、貫通孔内の液体は、毛状体を解して貫通孔の外部に取り出される。なお、毛状体の直径および間隔は、貫通孔の直径より小さいのが好ましい。また、毛状体の長さは、貫通孔の直径より長いのが好ましい。毛状体は。ナノインプリント技術により作製されるのが好ましい。
また、本発明に係る揚水管は、複数の微小管を束ねることにより構成されるのが好ましい。この場合、複数の微小管のそれぞれは、その長手方向全長に亘って略均一な内径をもつ複数の貫通孔を有し、複数の貫通孔のそれぞれは、0.1μm以上かつ100μm以下の内径を持つのが好ましい。
本発明に係る揚水装置は、揚水のためのエネルギーを必要とせず、配置の自由度が高く、かつ、充分な高さまで揚水することができる。
1,2…揚水装置、10…揚水管、11…微小管、12…外被、13…ガラス部、14…貫通孔、15…被覆部、20…フィルタ、30…貯水槽、40…繊維材シート、41…毛状体、50…微小管母材、51…ガラスパイプ、52…ガラスパイプ。
以下、本発明に係る揚水装置の各実施形態を、図1~図8を参照しながら詳細に説明する。なお、図面の説明において同一部位、同一要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る揚水装置1の構成を示す図である。この図1には、揚水管10およびフィルタ20を備える揚水装置1の他に、貯水槽30および繊維材シート40も示されている。図2は、揚水装置1に含まれる揚水管10の断面図である。また、図3は、揚水管10に含まれる微小管11の断面図である。
図1は、第1実施形態に係る揚水装置1の構成を示す図である。この図1には、揚水管10およびフィルタ20を備える揚水装置1の他に、貯水槽30および繊維材シート40も示されている。図2は、揚水装置1に含まれる揚水管10の断面図である。また、図3は、揚水管10に含まれる微小管11の断面図である。
揚水管10は、長手方向全長に亘って略均一な内径を持つ貫通孔を有する微小管11を含む。フィルタ20は、微小管11の貫通孔の内径より小さい目を有する。このフィルタ20は、揚水管10の第1端側に設けられており、具体的には、第1端の端面を覆うように、第1端に固定されている。また、揚水管10の第1端は、貯水槽30内の水31に沈められる。揚水管10の第2端における貫通孔の開口は、繊維材シート40と接触している。そして、当該揚水装置1において、フィルタ20の目を通過した水31が揚水管10の第1端に供給されると、その水は、貫通孔における毛細管現象により揚水管10の第1端から第2端へ導かれ、最終的に、揚水管10の第2端と接触している繊維材シート40へ到達する。
揚水管10は、図2の断面図に示されたように、複数本(図2では109本)の微小管11を束ねることにより構成され、これら束ねられた複数本の微小管11の外周が外被12で覆われている。揚水管10に含まれる各微小管11は、図3の断面図に示されたように、長手方向に亘って外径が略均一であるガラス部13に複数本(図3では91本)の貫通孔14が長手方向に設けられている。このガラス部13の外周が被覆部15で覆われている。各貫通孔14は、長手方向全長に亘って略均一な内径を持つ。例えば、各貫通孔14の内径は、0.1μm以上かつ100μm以下であるのが好ましい。
一例として、各貫通孔14の内径は、8μm程度であり、ガラス部13の外径は125μm程度であり、被覆部15の外径は170μm程度であり、外被12の外径は2mm程度である。フィルタ20のメッシュの目の粗さは、各貫通孔14の内径の2分の1以下であるのが好ましく、この場合には4μm以下であるのが好ましい。
図4は、微小管11を作製するための微小管母材50の断面図である。微小管母材50は、それぞれが同一形状を有する複数本(図4では91本)のガラスパイプ51が束ねられ、これらガラスパイプ51が内径の大きいガラスパイプ52内に挿入されることにより構成される。このように構成された微小管母材50が加熱して一体化するとともに微小管母材50の線引が行われる。また、この線引の工程において、線引された部分(ガラス部13)の表面が、紫外線硬化樹脂等により適切な被覆部15で覆われることで、図3に示されたような微小管11が製造される。
図5は、貫通孔14の内径と揚水高さとの関係を示すグラフである。この図5に示されたように、毛細管現象により揚水管10が揚水できる高さは、貫通孔14の内径等に依存する。貫通孔14の内径が8μmであるとき、3m程度の高さまで揚水することが可能である。したがって、繊維材シート40が取り付けられた揚水管10の第2端が貯水槽30内の水31の水面より3m程度高くても、給水が可能となる。
この結果、揚水管10の第2端に水が達すると、第2端において貫通孔14の開口に接触した繊維材シート40による毛細管現象により、繊維材シート40全体に水が拡がっていく。この繊維材シート40を給水が必要な植物等が入れられた植木鉢・プランター等に設置することにより、貯水槽30の水が涸れない限りは、動力減を使用すること無く自動給水が可能となる。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態に係る揚水装置2の構成を示す図である。図6には、揚水管101~105およびフィルタ201~203を備える揚水装置2の他に、貯水槽30および繊維材シート40も示されている。揚水管101~105それぞれは、第1実施形態における揚水管10と同様の構造を有する。
図6は、第2実施形態に係る揚水装置2の構成を示す図である。図6には、揚水管101~105およびフィルタ201~203を備える揚水装置2の他に、貯水槽30および繊維材シート40も示されている。揚水管101~105それぞれは、第1実施形態における揚水管10と同様の構造を有する。
フィルタ201~203それぞれは、貯水槽30へ水31を供給する経路上に順に設けられている。フィルタ201~203それぞれの目の粗さは、供給される水31に含まれる異物の想定される大きさに応じて決定される。第1段のフィルタ201の目より第2段のフィルタ202の目が小さく、第2段のフィルタ202の目より第3段のフィルタ203の目が小さい。第3段のフィルタ203の目は、揚水管101~105それぞれの貫通孔の内径より小さい。
このように水の供給経路に沿って順にフィルタ201~203の目が小さくなっていると、効率的な異物除去(すなわち、貫通孔内に異物が入ることの防止)の点で好適である。また、フィルタ201~203のメンテナンスの点で好適である。本実施形態では、揚水管101~105それぞれの第1端の端面を覆うように固定されて設けられるフィルタは不要である。
(第3実施形態)
第1実施形態および第2実施形態それぞれでは、微小管11の貫通孔14の開口から水を取り出すために揚水管10の第2端に繊維状シート40が設けられていて、揚水管10の第2端に水が達すると、繊維材シート40による毛細管現象により繊維材シート40全体に水が拡がっていく。
第1実施形態および第2実施形態それぞれでは、微小管11の貫通孔14の開口から水を取り出すために揚水管10の第2端に繊維状シート40が設けられていて、揚水管10の第2端に水が達すると、繊維材シート40による毛細管現象により繊維材シート40全体に水が拡がっていく。
第3実施形態では、揚水管10の第2端において貫通孔14の開口から外へ水を効率よく取り出すために、繊維材シート40に毛状体41が設けられる。図7は、第3実施形態に係る揚水装置に含まれる繊維材シート40および毛状体41の構成を示す図である。図8は、第3実施形態に係る揚水装置に含まれる微小管11,繊維材シート40および毛状体41の構成を示す図である。第3実施形態における他の構成要素は、第1実施形態の場合と同様である。
繊維材シート40の一方の主面上に多数の毛状体41が設けられている。毛状体41はナノインプリント技術により作製され得る。各毛状体41の直径および間隔は貫通孔14の直径より短く、各毛状体41の長さは貫通孔14の直径より長い。例えば、各貫通孔14の内径が8μm程度であるとき、各毛状体41の間隔は5μmであり、各毛状体41の長さは10μmである。また、各毛状体41は柔軟性を有する。
揚水管10の第2端において、貫通孔14内には1又はそれ以上の毛状体41が挿入される。上記の寸法例の場合、各貫通孔14に4本程度の毛状体41が挿入されることとなる。なお、各毛状体41が柔軟性を有することから、貫通孔14に挿入されずに微小管11端面のガラス部分に突き当たった毛状体41は、曲がる(撓る)ことにより、他の毛状体41が貫通孔14内に挿入されることを妨げない。
貫通孔14内を毛細管現象により揚水された水は、揚水管10の第2端に達すると、今度は貫通孔14内に挿入された毛状体41の毛細管現象により毛状体41の根元に達し、貫通孔14の外に出る。さらに、貫通孔14の外に出た水は、毛状体41の根元部分に設けられた繊維材シート40の毛細管現象により繊維材シート40全体に拡がっていく。
貫通孔14に繊維材シート40が直接接触する第1実施形態の場合と比較して、貫通孔14の大きさを考慮した毛状体41を使用する第3実施形態では、より確実に貫通孔14内の水を外部に取り出すことが可能となり、揚水の効率向上や設置の簡便化が可能となる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、微小管母材50の材料としては、加熱・線引により縮径・長尺化が可能な材料が好適であり、ガラス以外にプラッチック等を活用することも可能である。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、微小管母材50の材料としては、加熱・線引により縮径・長尺化が可能な材料が好適であり、ガラス以外にプラッチック等を活用することも可能である。
微小管母材50の製造方法として、所望の位置に所望の形状・大きさの貫通孔を軸方向に実現できればよく、パイプの積み上げの他に、ロッド材に穴あけ加工により貫通孔を形成することも可能である。
微小管11の貫通孔14の大きさについては、図5に示された直径と揚水高さとの関係等も考慮して決定されればよく、第1実施形態で示された値に限定されない。また、貫通孔の数についても所望の揚水量等を元に決定されればよい。
微小管11の被覆部15は、微小管11の保護・取扱い性の観点から要否・使用材料を決定されればよい。被覆部15が必要な場合においても、第1実施形態に記載した紫外線硬化樹脂に限定されない。また、このことは外被12についても同様である。
揚水管10の第2端には、微小管11の貫通孔14の開口から水を取り出すための機能が必要であり、第1実施形態では繊維材料からなるシート40の毛細管現象を利用したが、同様に毛細管現象を利用する場合には、微小多孔質、あるいは、砂などの粉体を利用することも可能である。
また、用途として第1実施形態では植物への給水を挙げたが、この他に、気化熱による冷却等、水が必要とされる様々な用途に利用可能である。さらに、“揚水”、“貯水”等の用語を使用したが、液体としては水に限定されない。
Claims (8)
- 第1端と前記第1端に対向する第2端を有する揚水管であって、前記第1端から前記第2端に向かって伸びるとともに、その長手方向全長に亘って略均一な内径を持つ貫通孔を有する微小管を含む揚水管と、
前記揚水管の前記第1端側に配置されたフィルタであって、前記微小管の前記貫通孔の内径より小さい目を有するフィルタと、を備え、
前記揚水管は、前記フィルタの目を通過した液体を、前記貫通孔における毛細管現象を利用して前記第1端から前記第2端へ導く、
ことを特徴とする揚水装置。 - 請求項1記載の揚水装置において、
前記微小管の前記貫通孔の内径は、0.1μm以上かつ100μm以下である。 - 請求項1記載の揚水装置において、
前記微小管は、前記貫通孔を含む複数の貫通孔を有する。 - 請求項1記載の揚水装置において、
前記揚水管は、前記微小管を含む複数の微小管を束ねることにより構成されている。 - 請求項1記載の揚水装置は、更に、
前記揚水管の前記第2端側において、少なくとも一部が前記貫通孔に挿入された1又はそれ以上の毛状体を備え、これにより、前記貫通孔内の液体が、前記毛状体を介して前記貫通孔の外部へ取り出される。 - 請求項5記載の揚水装置において、
前記毛状体の直径および間隔は前記貫通孔の直径より小さく、前記毛状体の長さは前記貫通孔の直径より長い。 - 請求項5記載の揚水装置において、
前記毛状体は、ナノインプリント技術により作製される。 - 複数の微小管を束ねることにより構成された揚水管であって、
前記複数の微小管のそれぞれは、その長手方向全長に亘って略均一な内径をもつ複数の貫通孔を有し、
前記複数の貫通孔のそれぞれは、0.1μm以上かつ100μm以下の内径を持つ、
ことを特徴とする揚水管。
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