WO2011121721A1 - 鋳造ノズル - Google Patents
鋳造ノズル Download PDFInfo
- Publication number
- WO2011121721A1 WO2011121721A1 PCT/JP2010/055679 JP2010055679W WO2011121721A1 WO 2011121721 A1 WO2011121721 A1 WO 2011121721A1 JP 2010055679 W JP2010055679 W JP 2010055679W WO 2011121721 A1 WO2011121721 A1 WO 2011121721A1
- Authority
- WO
- WIPO (PCT)
- Prior art keywords
- nozzle
- injection
- plate
- injection nozzle
- metal case
- Prior art date
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
- B22D41/50—Pouring-nozzles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/10—Supplying or treating molten metal
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
- B22D41/50—Pouring-nozzles
- B22D41/502—Connection arrangements; Sealing means therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
- B22D41/50—Pouring-nozzles
- B22D41/56—Means for supporting, manipulating or changing a pouring-nozzle
Definitions
- This pressing force is obtained by a spring arranged at a fixed distance of the injection hole or is activated by a rocker. This upward pressing force presses the injection nozzle plate relatively firmly against the upstream refractory member, particularly the upper nozzle or refractory plate.
- the metal case for covering and reinforcing the nozzle is an injection nozzle characterized in that it has projections (24) that fill a gap with the insertion guide (25) on both outer sides in the Y direction.
- This nozzle is used for casting a slab having a width of 200 mm ⁇ 1200 to 2000 mm mainly in the case of steel.
- 200Ton of molten steel is cast in about 1 hour with a 2-strand continuous caster.
- the dimension, casting time, etc. were described in the above, it is not limited to these numerical values.
- the nozzle desirably has a metal case 23 that covers and reinforces the upper portion of the nozzle, and is provided with protrusions 24 that fill a gap with the insertion guide 25 on both outer sides in the Y direction. It is preferable that the protrusion is integrally formed when the metal case is processed.
- the metal case is, for example, a steel plate with a thickness of 3 to 5 mm and high strength.
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Abstract
本発明は、ノズルの挿入及び/又は除去装置用の注入ノズル(1)であって、 該ノズルは、注入路(20)を構成する管状部(21)と、 その上端の4角形プレート(22)と、を備え、 前記プレート(22)は、注入路の上流の部材と接触する上面と、ノズルの管状部(21)の上部と接続する下面とを有し、かつ、ノズル挿入方向と直角方向(以下X方向という)の両側に配置された所定の半径Rを有する2つの円弧部(27)と、ノズル挿入方向(以下Y方向という)の両側に配置された2つの水平な支持面(29)を備え、前記管状部(21)上部が金属製ケース(23)で被覆補強されているノズルの挿入及び/又は除去装置用の注入ノズル。
Description
本発明は、溶融金属を上方の冶金容器から下方の冶金容器に移すための注入ノズルに関する。特に、溶鋼をタンディッシュから鋳型へ、或いは、鋳造取鍋からタンディッシュに移すための耐火物製の注入ノズルに関する。
冶金容器の一方から他方に移すための注入ノズルは、溶融金属と大気との化学的な侵食を防止し、また周辺の雰囲気から熱的に遮蔽するために使用されるが、溶融金属から強く熱応力を受け磨耗する部材であり、その寿命が鋳造時間を制限する。最近、従来技術に記載されているノズルの挿入/除去装置が、この問題を解決してきた。(例えば、米国特許USP4,669,528号参照)。
例えば、ノズル注入路や溶融金属の注入流を配分するノズル孔にAl2O3等の非金属介在物が付着し堆積するノズル閉塞により鋳造ができなくなる場合や、鋳型内のメニスカス近傍でノズル外壁の侵食が一定のレベルに達し又はノズルが折損すると、直ちに、鋳造を中断し、十分短い時間で、磨耗したノズルが新しいノズルに交換され、鋳造が継続される。
通常このノズルは、アルミナグラファイト製で、形状は上部にフランジ状のプレートとこのフランジに続き円筒状注入路があり、溶融金属に浸漬する部位に注入流を配分するノズル孔を備える。
通常このノズルは、アルミナグラファイト製で、形状は上部にフランジ状のプレートとこのフランジに続き円筒状注入路があり、溶融金属に浸漬する部位に注入流を配分するノズル孔を備える。
即ち、これらの装置においては、注入路を構成する管状部とその上端で注入孔を備えたプレートとで構成された注入ノズルを使用する。前記プレートは、注入路の上流部材に接触する上面と、ノズルの下部と接続する下面を備えている。通常前記下面は、鋳造孔の両側に配置された2つの平坦な支持面を備えている。
ノズルは、ガイド内で、溶湯を上部のタンディシュから排出するノズルのような注入孔、或いは、そのような注入孔に取り付けられた底板、或いは注入孔(例えば、上部ノズル)と注入ノズルとの間に挿入された鋳造流量制御装置に取り付けられた固定プレート、のいずれかの平坦な下面に対しても摺動するようになっている。本発明において、注入ノズルという場合、これは上部ノズルのような固定されたノズルではなく、装置内を摺動するようになっている注入ノズルとする。
PCTWO00/32337号公報には、金属ケースと耐火性ノズルとの間に衝撃吸収中間領域を備えたノズルが記載されている。
この中間領域は、周辺温度では固体であるが高温では変形する熱特性を有する材料で構成される。この緩衝領域は、鋳造の開始時に現れる熱-機械的応力によって発生する亀裂や微小亀裂の形成の危険性を減少させる。特にこのノズルは、上向きに押付け力を伝達できる 押し付け装置のガイド内に摺動する注入ノズルを開示し、ノズルはフランジの下面にテーパを設けて、このテーパを斜め上方に押付け、ノズルを固定する。この押付け力は、注入孔の一定の距離に配置されたバネにより得られ、或いはロッカーによって起動する。
この上向きの押付け力が、注入ノズルプレートを上流の耐火性部材、特に上部ノズル或いは耐火性プレート、に相対的にしっかりと押し付ける。
この中間領域は、周辺温度では固体であるが高温では変形する熱特性を有する材料で構成される。この緩衝領域は、鋳造の開始時に現れる熱-機械的応力によって発生する亀裂や微小亀裂の形成の危険性を減少させる。特にこのノズルは、上向きに押付け力を伝達できる 押し付け装置のガイド内に摺動する注入ノズルを開示し、ノズルはフランジの下面にテーパを設けて、このテーパを斜め上方に押付け、ノズルを固定する。この押付け力は、注入孔の一定の距離に配置されたバネにより得られ、或いはロッカーによって起動する。
この上向きの押付け力が、注入ノズルプレートを上流の耐火性部材、特に上部ノズル或いは耐火性プレート、に相対的にしっかりと押し付ける。
注入ノズルは、一体ブロックであり、あるいは数個の耐火性部材を組み合わせて構成されうる。ほとんどの場合、プレートの下面、およびノズルの管状部の上端は、金属ケースにより保護されている。
しかしながら、管状部材の上端に位置する管状部材とプレートの接合の位置に、亀裂や微小亀裂がしばしば現れることがある。
これらの亀裂は、ノズルの使用中に発生することがある。亀裂は、過度の熱的応力、機械的応力或いは熱-機械的応力が起源である。
これらの応力は、このノズルを装置内に維持するために加えられた力、振動或いは溶融金属流によっても発生する。
これらの亀裂は、ノズルの使用中に発生することがある。亀裂は、過度の熱的応力、機械的応力或いは熱-機械的応力が起源である。
これらの応力は、このノズルを装置内に維持するために加えられた力、振動或いは溶融金属流によっても発生する。
これらの亀裂はノズル部材の破壊を引き起こす。ノズルに亀裂が発生した場合は亀裂を通じてノズル内に空気が吸引される。空気中の酸素或いは窒素は、液体金属、特に溶鋼にとっては重大な汚染源となる。さらに、酸素と高温が組み合わさった作用の下では、耐火性材料は、酸素侵入により、亀裂の程度はかなり増大する。
この亀裂がさらに耐火性材料の局部的な劣化を増加させ、鋳造を停止せざるを得ない程度にまで拡大する。
この亀裂がさらに耐火性材料の局部的な劣化を増加させ、鋳造を停止せざるを得ない程度にまで拡大する。
現状の技術において、ノズルの亀裂に対する抵抗性を増加させるためのいくつかの方法が提案されている。亀裂に対して優れた抵抗性を有する耐火性材料が知られている。しかし、これらの材料は、一般に侵食や腐食のような他の現象に対して敏感である。上記の解決手段及びここ数年続けられてきたそれらの改善により、技術は進歩したが、まだ多くの問題がある。
ノズル挿入及び/又は除去のための公知の装置では、ノズルプレート面を押してノズルを挿入する時の衝撃や、また、ノズル交換をする場合は新しいノズルを装置にセットし、新しいノズルのプレート前面で前ノズルのプレート後面を押出しながらノズル交換する。この時ノズルはフランジ部の側面下端傾斜面で押し付けられており、また、プレートが摺動するガイド方向からの押出し応力はプレート下端と本体首部の形状変化点を起点として水平及び上方に応力が掛り亀裂形成の原因となる。
プレートが摺動するガイドの方向に平行な軸の周りの曲げにより、変形することがある。
プレートが摺動するガイドの方向に平行な軸の周りの曲げにより、変形することがある。
そこで、EP1590114B1(特表2006-515803)号公報には、図1に示すように、ノズル(1)のフランジ部(以下プレートという)(2)の下面側を2段の傾斜面(3、5)で構成し、押付け力(4)による亀裂発生を防止せんとしている。なを、この例ではプレートと注入ノズル(1)を金属ケースで保護されていない。このノズルは例えば図2に示すようにスプリングを介して押付け力を傾斜面(5)に対して作用させている。この図で、上部注入ノズル(7)は固定板(8)で固定されている。
上述の解決手段は、これらの曲げ応力を阻止し、或いはいこれら曲げ応力を緩和し、材料自体またはノズル組み立て技術に反映させることによって、これらの曲げ応力を低下させるものである。しかし、実施において、図3に示すような亀裂(10、11)が首部(12)に発生することがあった。この理由はノズル押付け力は面積の小さい押付け板(9)で作用させているため、ノズル押付け力が水平方向又は垂直上方に向かい、図に示すような亀裂が発生しためであった。
このため、ノズル挿入時や鋳造中において、たびたびノズルが折損し、鋳造を中断した。
そこで更なる鋳造時間を延長し、安定した鋳造を行うためには、更なる改善が必要であった。そこで、新たなノズルを発明する必要があった。
そこで更なる鋳造時間を延長し、安定した鋳造を行うためには、更なる改善が必要であった。そこで、新たなノズルを発明する必要があった。
本発明は、使用の際に発生する応力及び、特に装置へのノズルの維持に関連した応力を分散するように設計された形状の注入ノズルを目的とする。
本発明は、連続鋳造ノズルの挿入及び/又は除去装置用の注入ノズル(1)であって、該ノズルは、注入路(20)を構成する管状部(21)と、
その上端で注入路(20)を構成する孔を有する4角形プレート(22)と、
前記プレート(22)は、注入路の上流の部材と接触する上面と、ノズルの管状部(21)の上部と接続する下面とを有し、かつ、ノズル挿入方向と直角方向(以下X方向という)の両側に配置された所定の半径Rを有する2つの円弧状の支持面(27)と、ノズル挿入方向(以下Y方向という)の両側に配置された2つの水平な支持面(29)を備え、
前記プレート(22)とこれに接続する前記管状部(21)上部が金属製ケース(23)で被覆補強されていることを特徴とするノズルの挿入及び/又は除去装置用の注入ノズルである。
その上端で注入路(20)を構成する孔を有する4角形プレート(22)と、
前記プレート(22)は、注入路の上流の部材と接触する上面と、ノズルの管状部(21)の上部と接続する下面とを有し、かつ、ノズル挿入方向と直角方向(以下X方向という)の両側に配置された所定の半径Rを有する2つの円弧状の支持面(27)と、ノズル挿入方向(以下Y方向という)の両側に配置された2つの水平な支持面(29)を備え、
前記プレート(22)とこれに接続する前記管状部(21)上部が金属製ケース(23)で被覆補強されていることを特徴とするノズルの挿入及び/又は除去装置用の注入ノズルである。
さらに、前記ノズルを被覆補強する金属ケースは、Y方向の両面外側に挿入ガイド(25)との隙間を充填する突起部(24)を備えていることを特徴とする注入ノズルである。
本発明のノズルは、
1)押付け板26(図4)が円弧部27を1点で押付けるため押付け力が均等に分散し、ノズルの首部形状変化点(10)での亀裂が発生しにくい。
2)従って、1本のノズルをより長時間使用でき、鋳造を中断せずそれだけ長時間使用でき、生産能率を保持できる。
3)また、ノズル交換のために鋳造を中断すると鋳片の表面性状が変化するためその部分をスカーフィング等をするので、製造歩留まりが低下するが、本発明ノズルでは、鋳片歩留まりが高くなる。その他多くの利点がある。
1)押付け板26(図4)が円弧部27を1点で押付けるため押付け力が均等に分散し、ノズルの首部形状変化点(10)での亀裂が発生しにくい。
2)従って、1本のノズルをより長時間使用でき、鋳造を中断せずそれだけ長時間使用でき、生産能率を保持できる。
3)また、ノズル交換のために鋳造を中断すると鋳片の表面性状が変化するためその部分をスカーフィング等をするので、製造歩留まりが低下するが、本発明ノズルでは、鋳片歩留まりが高くなる。その他多くの利点がある。
本発明をより理解しやすくするために、本発明の実施形態を図面を参照して記述するが、本発明はこれらの寸法に限定されるものではない。
本発明の注入ノズルは、先行文献に記載してあるとおり、例えばアルミナグラファイト製で、上部プレートの大きさは約200mm角、厚さ40mm、垂直方向の長さ1000mm、注入孔の直径80mm、外直径150mm前後のノズルである。ノズルの下端部にはノズル側方に溶湯を排出させる流出孔を備える。
本発明の注入ノズルは、先行文献に記載してあるとおり、例えばアルミナグラファイト製で、上部プレートの大きさは約200mm角、厚さ40mm、垂直方向の長さ1000mm、注入孔の直径80mm、外直径150mm前後のノズルである。ノズルの下端部にはノズル側方に溶湯を排出させる流出孔を備える。
このノズルは、主に鉄鋼の場合200mm×1200から2000mm巾のスラブを鋳型で鋳造するために使用する。200Tonの溶鋼を2ストランド連続鋳造機で約1時間で鋳造する。望ましくは、ノズル1本で、連続して長時間(例えば6時間)鋳造したいので、ノズルの折損、溶損を可及的に防止したい。
なお、上記において寸法、鋳造時間等を述べたが、これ等の数値に限定されない。
なお、上記において寸法、鋳造時間等を述べたが、これ等の数値に限定されない。
本発明のノズルの形状を、図4に示す。図4はノズル1を挿入する鋳型の厚み方向(以下X方向という)のノズル断面図である。溶鋼は上部方向から注入路20に流れる。挿入及び/又は除去装置用の注入ノズル1であって、該ノズルは、注入路20を構成する管状部21と、
その上端で注入路20を設けた孔を有する4角形プレート22と、を備える。
その上端で注入路20を設けた孔を有する4角形プレート22と、を備える。
前記プレート22の厚みは例えば30~70mm程度であり、注入路の上流の部材と接触する上面と、ノズルの管状部21の上部と接続する下面とを有し、かつ、ノズル挿入方向と直角方向(以下X方向という)の両側に配置された所定の半径Rを有する2つの円弧状の支持部27と、ノズル挿入方向(以下Y方向という)の両側に配置された2つの水平な支持面26を備え、前記プレート22とこれに接続する前記管状部21上部が金属製ケース23で被覆補強されていることを特徴とする。
さらに、前記ノズルは望ましくは、ノズル上部を被覆補強する金属ケース23を有し、Y方向の両面外側に挿入ガイド25との隙間を充填する突起部24を備えていることが望ましい。この突起部は、金属ケースを加工する際に一体的に成形されることがのぞましい。金属ケースは例えば鋼板で3~5mmの厚さがあり、強度が高い。
前記突起部24の水平方向厚みと両先端部の差が1mm以上であり、Y方向では先端部又は後端部で0mm、又は先端部及び後端部の両方とも0mmであり、ノズルを交換する場合、円滑にノズル支持ガイド25に挿入できる構造となっている。
前記ノズルの円弧の半径Rは、15mm以上40mm以下で、例えば20mmであることが実用的である。このRは図4に示すように菅状部外形とプレートの外形との水平方向の距離差と等しく、円弧部が開始し終了する間の垂直方向の高さでもある。従って円弧部は円の1/4円弧である。前記2つの円弧状の支持面27は、ノズルを支持する垂直方向に傾斜した平面26を備えているガイドで支持される。
また、この平面26に代えて、前記半径Rより大きな半径を有する凹状円弧部28で支持されることも可能である。
また、この平面26に代えて、前記半径Rより大きな半径を有する凹状円弧部28で支持されることも可能である。
前記従来ノズルでアルミキルド鋼を2ストランド連続鋳造機で鋳造した場合と本発明のノズルを使用した場合の亀裂発生トラブル発生比率は下記の通りであり、100本のテスト結果では0%になった。単にノズル費用を低減したばかりでなく、鋳造能率も20%増加した。
操業条件
取鍋容量:200t
TD容量: 70t
モールド幅:225mm
モールド長さ:2050mm
鋳造速度 :Max.1.6m
2ストランド
操業条件
取鍋容量:200t
TD容量: 70t
モールド幅:225mm
モールド長さ:2050mm
鋳造速度 :Max.1.6m
2ストランド
1 注入ノズル
2 従来ノズルのプレート部
3 従来ノズルの管状部
4 ノズルに対する押付け力
5 傾斜した平坦な支持面
7 注入軸
8 上部排出ノズルの固定板
7 上部排出ノズル
9 ノズル押付け板
10、11 ノズル首部に発生する亀裂
12 ノズル首部(プレートと管状部と接合部)
20 本発明ノズルの注入路
21 本発明ノズルの管状部
22 本発明ノズルの4角形プレート部
23 本発明ノズルの金属ケース
24 金属ケースのX方向外側に設けた突起部
25 Y方向に挿入するためのガイド
26 上記ガイドの傾斜したノズル支持平面
27 ノズル支持部の円弧部(半径R)
28 金属ケースを支持するガイドの凹部円弧部
29 ノズル支持面
2 従来ノズルのプレート部
3 従来ノズルの管状部
4 ノズルに対する押付け力
5 傾斜した平坦な支持面
7 注入軸
8 上部排出ノズルの固定板
7 上部排出ノズル
9 ノズル押付け板
10、11 ノズル首部に発生する亀裂
12 ノズル首部(プレートと管状部と接合部)
20 本発明ノズルの注入路
21 本発明ノズルの管状部
22 本発明ノズルの4角形プレート部
23 本発明ノズルの金属ケース
24 金属ケースのX方向外側に設けた突起部
25 Y方向に挿入するためのガイド
26 上記ガイドの傾斜したノズル支持平面
27 ノズル支持部の円弧部(半径R)
28 金属ケースを支持するガイドの凹部円弧部
29 ノズル支持面
Claims (7)
- ノズルの挿入及び/又は除去装置用の注入ノズル(1)であって、
該ノズルは、注入路(20)を構成する管状部(21)と、
その上端で注入路(20)を設けた孔を有する4角形プレート(22)と、
を備え、
前記プレート(22)は、注入路の上流の部材と接触する上面と、ノズルの管状部(21)の上部と接続する下面とを有し、かつ、ノズル挿入方向と直角方向(以下X方向という)の両側に配置された所定の半径Rを有する2つの円弧部(27)と、ノズル挿入方向(以下Y方向という)の両側に配置された2つの水平な支持面(29)を備え、
前記プレート(22)とこれに接続する前記管状部(21)上部が金属製ケース(23)で被覆補強されていることを特徴とするノズルの挿入及び/又は除去装置用の注入ノズル。 - さらに、前記ノズルを被覆補強する金属ケースは、Y方向の両面外側に挿入ガイド(25)との隙間を充填する突起部(24)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の注入ノズル。
- 前記突起部(24)は前記金属ケースを成形加工する際に一体的に形成されたものであることを特徴とする請求項2記載の注入ノズル。
- 前記突起部(24)の水平方向厚みと両先端部の差が1mm以上であり、Y方向では先端部又は後端部で0mm、又は先端部及び後端部の両方とも0mm、であることを特徴とする請求項2記載の注入ノズル。
- 前記円弧部の半径Rは、15mm以上であることを特徴とする請求項1又は2記載の注入ノズル。
- 前記2つの円弧部(27)は、ノズルを支持する垂直方向に対して傾斜した支持平面(26)を備えているガイドで支持されることを特徴とする請求項1又は2に記載の注入ノズル。
- 前記注入ノズルは、該ノズルを支持する垂直方向に対して傾斜した支持平面(26)に代えて、前記半径Rより大きな半径を有する凹状円弧部(28)で支持されることを特徴とする請求項1又は2に記載の注入ノズル。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
ES10747781T ES2697023T3 (es) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | Buza de colada |
JP2010530209A JP5116852B2 (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | 鋳造ノズル |
PCT/JP2010/055679 WO2011121721A1 (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | 鋳造ノズル |
EP10747781.2A EP2407262B1 (en) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | Cast nozzle |
TR2018/15687T TR201815687T4 (tr) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | Döküm memesi. |
US13/086,693 US9931694B2 (en) | 2010-03-30 | 2011-04-14 | Casting nozzle for continuous casting |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2010/055679 WO2011121721A1 (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | 鋳造ノズル |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
US13/086,693 Continuation US9931694B2 (en) | 2010-03-30 | 2011-04-14 | Casting nozzle for continuous casting |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
WO2011121721A1 true WO2011121721A1 (ja) | 2011-10-06 |
Family
ID=44708261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
PCT/JP2010/055679 WO2011121721A1 (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | 鋳造ノズル |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9931694B2 (ja) |
EP (1) | EP2407262B1 (ja) |
JP (1) | JP5116852B2 (ja) |
ES (1) | ES2697023T3 (ja) |
TR (1) | TR201815687T4 (ja) |
WO (1) | WO2011121721A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7461442B1 (ja) | 2022-11-14 | 2024-04-03 | 黒崎播磨株式会社 | 連続鋳造用ノズル |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI647029B (zh) | 2014-02-19 | 2019-01-11 | 比利時商維蘇威集團股份有限公司 | 用於鑄造金屬的鋼包長水口、用於將該鋼包長水口聯結至鋼包的聯結總成之零件套組、金屬鑄造設備及聯結方法 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4669528A (en) | 1985-01-24 | 1987-06-02 | International Industrial Engineering Sprl | Device for introducing and exchanging a casting tube |
JPS62200986U (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-21 | ||
JPH1184474A (ja) * | 1997-09-08 | 1999-03-26 | Olympus Optical Co Ltd | カメラ |
WO2000032337A1 (en) | 1998-11-27 | 2000-06-08 | Didier-Werke Ag | Improvements in or relating to refractory products |
JP2000343208A (ja) * | 1999-06-02 | 2000-12-12 | Kurosaki Harima Corp | 摺動型浸漬ノズル |
JP2001314949A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-13 | Akechi Ceramics Co Ltd | 連続鋳造ノズル |
JP2005211905A (ja) * | 2004-01-27 | 2005-08-11 | Shinagawa Refract Co Ltd | 連続鋳造用浸漬ノズル |
EP1590114B1 (en) | 2003-01-20 | 2006-03-22 | Vesuvius Group S.A | Pouring nozzle, pushing device for a pouring nozzle and casting installation |
JP2009190085A (ja) * | 2008-01-16 | 2009-08-27 | Shinagawa Refract Co Ltd | 浸漬ノズル支持交換機構 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH650176A5 (fr) * | 1982-08-23 | 1985-07-15 | Daussan & Co | Dispositif pour la coulee du metal fondu. |
JP2587873B2 (ja) * | 1989-04-21 | 1997-03-05 | 東芝セラミックス株式会社 | 溶融金属排出用ノズル装置 |
US5954989A (en) * | 1997-03-20 | 1999-09-21 | Vesuvius Crucible Company | Erosion and abrasion resistant refractory composition and article made therefrom |
US5866022A (en) * | 1997-03-24 | 1999-02-02 | North American Refractories Company | Refractory pour tube with cast plate |
ES2338186T3 (es) * | 2001-05-21 | 2010-05-04 | Krosaki Harima Corporation | Tobera de inmersion para un aparato de cambio de toberas de inmersion. |
JP2008178899A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Kurosaki Harima Corp | 連続鋳造用浸漬ノズル |
JP5433423B2 (ja) * | 2007-12-28 | 2014-03-05 | 黒崎播磨株式会社 | タンディッシュノズル交換装置及びそれに用いるタンディッシュノズル |
JP5001213B2 (ja) * | 2008-04-16 | 2012-08-15 | 品川リフラクトリーズ株式会社 | 連続鋳造用浸漬ノズル |
CN201201049Y (zh) * | 2008-06-17 | 2009-03-04 | 濮阳濮耐高温材料(集团)股份有限公司 | 一种连铸用中间包透气上水口及其固定所用的夹持头 |
-
2010
- 2010-03-30 EP EP10747781.2A patent/EP2407262B1/en active Active
- 2010-03-30 TR TR2018/15687T patent/TR201815687T4/tr unknown
- 2010-03-30 ES ES10747781T patent/ES2697023T3/es active Active
- 2010-03-30 WO PCT/JP2010/055679 patent/WO2011121721A1/ja active Application Filing
- 2010-03-30 JP JP2010530209A patent/JP5116852B2/ja active Active
-
2011
- 2011-04-14 US US13/086,693 patent/US9931694B2/en active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4669528A (en) | 1985-01-24 | 1987-06-02 | International Industrial Engineering Sprl | Device for introducing and exchanging a casting tube |
JPS62200986U (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-21 | ||
JPH1184474A (ja) * | 1997-09-08 | 1999-03-26 | Olympus Optical Co Ltd | カメラ |
WO2000032337A1 (en) | 1998-11-27 | 2000-06-08 | Didier-Werke Ag | Improvements in or relating to refractory products |
JP2000343208A (ja) * | 1999-06-02 | 2000-12-12 | Kurosaki Harima Corp | 摺動型浸漬ノズル |
JP2001314949A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-13 | Akechi Ceramics Co Ltd | 連続鋳造ノズル |
EP1590114B1 (en) | 2003-01-20 | 2006-03-22 | Vesuvius Group S.A | Pouring nozzle, pushing device for a pouring nozzle and casting installation |
JP2006515803A (ja) | 2003-01-20 | 2006-06-08 | ベスビウス グループ ソシエテ アノニム | 注入ノズル、注入ノズルの押し付け装置及び鋳造装置 |
JP2005211905A (ja) * | 2004-01-27 | 2005-08-11 | Shinagawa Refract Co Ltd | 連続鋳造用浸漬ノズル |
JP2009190085A (ja) * | 2008-01-16 | 2009-08-27 | Shinagawa Refract Co Ltd | 浸漬ノズル支持交換機構 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7461442B1 (ja) | 2022-11-14 | 2024-04-03 | 黒崎播磨株式会社 | 連続鋳造用ノズル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5116852B2 (ja) | 2013-01-09 |
EP2407262B1 (en) | 2018-08-22 |
EP2407262A1 (en) | 2012-01-18 |
ES2697023T3 (es) | 2019-01-21 |
TR201815687T4 (tr) | 2018-11-21 |
EP2407262A4 (en) | 2013-10-16 |
US9931694B2 (en) | 2018-04-03 |
JPWO2011121721A1 (ja) | 2013-07-04 |
US20110240248A1 (en) | 2011-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5926230B2 (ja) | 注入ノズル、注入ノズルの押し付け装置及び鋳造装置 | |
JP6465854B2 (ja) | 金属流インパクトパッド及びタンディッシュ用ディフューザー | |
RU2466825C2 (ru) | Разливочный стакан для непрерывного литья | |
WO2011121721A1 (ja) | 鋳造ノズル | |
JP6122393B2 (ja) | 浸漬ノズル | |
JP4337565B2 (ja) | 鋼のスラブ連続鋳造方法 | |
AU754513B2 (en) | Pouring tube | |
JP2008178899A (ja) | 連続鋳造用浸漬ノズル | |
JP2000343208A (ja) | 摺動型浸漬ノズル | |
US20060118268A1 (en) | Refractory plate for a device for the insertion and/or removal of a nozzle for a casting installation combined with a sliding plate flow-control device | |
JP5885339B2 (ja) | 溶鋼用ストッパーの使用方法 | |
WO2024048381A1 (ja) | 浸漬ノズル | |
JP4444034B2 (ja) | 連続鋳造用浸漬ノズルおよびこの連続鋳造用浸漬ノズルを用いる連続鋳造用モールドへの注湯方法 | |
KR20100003387U (ko) | 용강 주조설비용 콜렉터 노즐 | |
JP4321813B2 (ja) | 鋼の連続鋳造用浸漬ノズル | |
JP2013173149A (ja) | 注入管 | |
JP3267909B2 (ja) | 連続鋳造用ロングノズル | |
JP2024071220A (ja) | 連続鋳造用ノズル | |
JP2011189381A (ja) | ロングノズル | |
JP2010179340A (ja) | 鋼中の非金属介在物の除去方法 | |
JP2005238239A (ja) | 鋼の高速連続鋳造方法 | |
JP2010125455A (ja) | 鋼の連続鋳造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
WWE | Wipo information: entry into national phase |
Ref document number: 2010530209 Country of ref document: JP |
|
WWE | Wipo information: entry into national phase |
Ref document number: 2010747781 Country of ref document: EP |
|
WWE | Wipo information: entry into national phase |
Ref document number: 2010151429 Country of ref document: RU |
|
121 | Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application |
Ref document number: 10747781 Country of ref document: EP Kind code of ref document: A1 |
|
NENP | Non-entry into the national phase |
Ref country code: DE |