WO2011118511A1 - 回転レーザ装置及び回転レーザシステム - Google Patents

回転レーザ装置及び回転レーザシステム Download PDF

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Abstract

レーザ光線を発する発光部(41,42)と、前記レーザ光線を回転照射して基準面を形成する回動部と、前記基準面を傾斜させる傾斜駆動部(21)と、前記発光部の発光を制御する制御部(35)と、傾斜を設定する為の傾斜設定基準軸の方向で傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させる傾斜軸指示手段(35,44)とを具備する。

Description

回転レーザ装置及び回転レーザシステム
 本発明は、レーザ光線を回転照射して基準面を形成する回転レーザ装置、特にレーザ光線を回転照射する本体の向きを、対象反射体の方向と一致させることが可能な回転レーザ装置及び回転レーザシステムに関するものである。
 回転レーザ装置は、レーザ光線を回転照射して水平基準面、或は水平面に対して傾斜した傾斜基準面を形成する。更に傾斜面の傾斜角は水平な基準線に対して設定される為、先ず基準線の方向(以下傾斜方向)を設定する必要がある。
 従来、傾斜面の傾斜方向を設定する方法について、図15を参照して説明する。
 図15中、1は回転レーザ装置、2は受光装置を示し、前記回転レーザ装置1は、レーザ光線を水平方向に偏向し、回転照射する回動部3、前記レーザ光線を射出し、前記回動部3を傾動させ、照射方向を傾斜させる機能を有する本体部4、該本体部4を水平方向に回転させる本体回転部5を具備している。前記回動部3より前記レーザ光線が回転照射されることで基準面6が形成される。
 又、前記受光装置2は、受光部7を有し、該受光部7を通過する前記レーザ光線を検知する。
 傾斜方向を設定する為に傾斜方向に前記受光装置2を設置し、整準する。その後前記レーザ光線により形成される前記基準面6を正逆方向に大きく傾斜させ、その際に動かない点(クロスポイント)が前記受光装置2の方向になる様に、前記本体部4の向きを合わせる。
 前記回動部3の回転中心と基準面6,6′のクロスポイントとを結ぶ線が、傾斜面の傾斜中心線(耳軸8)となる。従って、該耳軸8と直交する方向が傾斜方向となる。
 前記本体回転部5により、前記本体部4を90°回転させると、該本体部4は正しく傾斜方向に向けられる。
 この状態で、傾斜角を設定することで、所望の傾斜基準面を設定することができる。
 上記した従来の方法では、前記回転レーザ装置1に前記回動部3、前記本体部4の向きを検出する為の、角度検出器が必要になり、前記回転レーザ装置1の製作コストが増大する。
 又、前記受光装置2でクロスポイントを正確に検出することは、大変難しい作業であり、時間が掛り、作業効率が悪く、又作業者の負担も大きかった。
 又、日本国特開平9−257478号公報(特許文献1)に示される様に、前記受光装置2が前記レーザ光線を反射し、前記回転レーザ装置1が反射光を検出して前記回転レーザ装置1に対する前記受光装置2の方向を検出し、前記回転レーザ装置1を前記受光装置2の方向に向けるものがある。
 然し乍ら、特許文献1に示されるものでは、前記受光装置2からの反射光を検出する機能と、検出した際の前記回転レーザ装置1の向きを検出する機能と、該回転レーザ装置1の向きを前記受光装置2に向ける機能を必要とし、やはり、回転レーザ装置1の製作コストが増大する問題を有している。
 本発明は斯かる実情に鑑み、構造の簡単な安価な回転レーザ装置により、簡単に傾斜方向を設定でき、又簡単に傾斜基準面の設定を可能とするものである。
特開平9−257478号公報 特開平11−257960号公報
 本発明は、レーザ光線を発する発光部と、前記レーザ光線を回転照射して基準面を形成する回動部と、前記基準面を傾斜させる傾斜駆動部と、前記発光部の発光を制御する制御部と、傾斜を設定する為の傾斜設定基準軸の方向で傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させる傾斜軸指示手段とを具備する回転レーザ装置に係るものである。
 又本発明は、前記回動部の回転位置を検出する角度検出器を具備し、前記制御部は前記角度検出器の検出結果に基づき前記発光部を制御し、傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させる回転レーザ装置に係るものである。
 又本発明は、前記制御部は、前記傾斜基準軸指示範囲で前記レーザ光線を消灯させる様に前記発光部を制御する回転レーザ装置に係るものである。
 又本発明は、前記制御部は、前記傾斜基準軸指示範囲の前後で前記レーザ光線を消灯させる様に前記発光部を制御する回転レーザ装置に係るものである。
 又本発明は、前記傾斜設定基準軸方向は、傾斜方向又は傾斜方向に直交する方向である回転レーザ装置に係るものである。
 又本発明は、前記傾斜駆動部は、前記回動部を第1の傾斜方向に傾斜させる第1傾斜駆動部と、前記第1の傾斜方向と直交する第2の傾斜方向に傾斜させる第2傾斜駆動部とを有する回転レーザ装置に係るものである。
 又本発明は、前記制御部は、前記角度検出器からの検出結果に基づき、傾斜基準軸指示範囲の方向を変更する様、前記発光部の発光を制御する回転レーザ装置に係るものである。
 又本発明は、前記制御部は、前記第1傾斜駆動部と、前記第2傾斜駆動部とを駆動し、2方向に前記基準面を傾斜させて複合傾斜角を有する傾斜基準面を形成すると共に該傾斜基準面についての傾斜設定基準軸方向で傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させる回転レーザ装置に係るものである。
 又本発明は、前記制御部は、所望の方向に設定された傾斜設定基準軸及び該傾斜設定基準軸に関して設定された傾斜角に基づき、前記第1傾斜駆動部の駆動量と、前記第2傾斜駆動部の駆動量を演算し、演算結果に基づき前記第1傾斜駆動部と、前記第2傾斜駆動部とを制御して複合傾斜基準面を形成する回転レーザ装置に係るものである。
 又本発明は、前記制御部は、前記第1傾斜駆動部と、前記第2傾斜駆動部とを駆動し、基準面の勾配の方向を変更し、前記第1傾斜駆動部の駆動量と、前記第2傾斜駆動部の駆動量に基づき仮傾斜設定基準軸を演算し、該仮傾斜設定基準軸の方向で傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させる回転レーザ装置に係るものである。
 又本発明は、回転レーザ装置と受光装置とを具備し、前記回転レーザ装置は、レーザ光線を発する発光部と、前記レーザ光線を回転照射して基準面を形成する回動部と、前記基準面を傾斜させる傾斜駆動部と、前記発光部の発光を制御する制御部と、傾斜を設定する為の傾斜設定基準軸方向で傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させる傾斜軸指示手段とを有し、前記受光装置は、傾斜方向又は傾斜方向と直交する方向に設置され、前記回転レーザ装置からの前記レーザ光線を検出する回転レーザシステムに係るものである。
 又本発明は、前記回転レーザ装置は、前記回動部の回転位置を検出する角度検出器を具備し、前記制御部は前記角度検出器の検出結果に基づき前記発光部を制御し、傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させる回転レーザシステムに係るものである。
 又本発明は、前記回動部の回転位置を検出する角度検出器を有し、前記傾斜駆動部は、前記回動部を第1の傾斜方向に傾斜させる第1傾斜駆動部と、前記第1の傾斜方向と直交する方向に傾斜させる第2傾斜駆動部とを有し、前記制御部は任意の方向に仮傾斜設定基準軸を有し、前記角度検出器の検出結果に基づき前記発光部を制御し、前記仮傾斜設定基準軸を含む傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させると共に前記傾斜基準軸指示範囲の方向を前記受光装置の設置位置に変更可能であり、前記制御部は前記傾斜基準軸指示範囲変更後の仮傾斜設定基準軸に基づき傾斜角の設定を行う回転レーザシステムに係るものである。
 又本発明は、前記受光装置は、受光センサと、検出告知部とを具備し、前記受光センサが前記傾斜基準軸指示範囲を検知することで、前記検出告知部が告知サインを発する様構成した回転レーザシステムに係るものである。
 又本発明は、前記回転レーザ装置は第1通信部を有し、前記受光装置は、受光センサと、第2通信部とを有し、前記受光センサが前記傾斜基準軸指示範囲を検知した信号が前記第2通信部を介して前記第1通信部に送信される様構成された回転レーザシステムに係るものである。
 又本発明は、前記受光装置は、受光装置操作部を具備し、該受光装置操作部により前記回転レーザ装置を遠隔操作可能とした回転レーザシステムに係るものである。
 図1は本発明の第1の実施例に用いられる回転レーザ装置の立断面図である。
 図2は第1の実施例に用いられる回転レーザ装置の制御系統図である。
 図3は第1の実施例に用いられる受光装置の概略ブロック図である。
 図4は第1の実施例の作用を説明する説明図である。
 図5は第1の実施例の作用を説明する説明図であり、耳軸が受光装置の方向に合致した状態を示す。
 図6は第1の実施例の作用を説明する説明図であり、耳軸が受光装置の方向に合致した状態で、傾斜角を設定した状態を示す。
 図7は本発明の第2の実施例に用いられる回転レーザ装置の立断面図である。
 図8は図7のA矢視図である。
 図9は第2の実施例に用いられる回転レーザ装置の制御系統図である。
 図10は第2の実施例に用いられる受光装置の概略ブロック図である。
 図11は第2の実施例の作用を説明する説明図である。
 図12は受光装置の受光信号を示す図である。
 図13は第2の実施例の作用を説明する説明図であり、耳軸が受光装置の方向に合致した状態で、傾斜角を設定した状態を示す。
 図14は複合傾斜角と傾斜方向と傾斜アーム24a、傾斜アーム24bの傾斜との関係を示す説明図である。
 図15は従来例での耳軸の設定、複合傾斜角の設定を示す説明図である。
 1       回転レーザ装置
 11      投光光軸
 12      レーザ投光器
 15      回動部
 18      走査モータ
 20      傾斜機構
 21      傾斜用モータ
 24      傾斜アーム
 28      傾斜センサ
 29      傾斜センサ
 31      傾斜検出部
 34      レーザ光線
 35      制御部
 36      操作部
 39      傾斜用モータ駆動部
 41      発光素子
 42      発光駆動部
 44      基準位置検出センサ
 46      受光装置
 47      受光センサ
 48      制御部
 49      検出告知部
 51      耳軸指示範囲
 53      連続発光範囲
 55      エンコーダ
 56      第1通信部
 59      第2通信部
 61      受光装置操作部
 以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
 図1~図6により、本発明の第1の実施例を説明する。
 図1は、第1の実施例に使用される回転レーザ装置1を示している。以下回転レーザ装置1について説明する。
 該回転レーザ装置1はケーシング10と、投光光軸11(後述)を有するレーザ投光器12とを具備し、該レーザ投光器12は前記ケーシング10に傾動可能(少なくとも紙面に対して平行な方向に)に収納されている。尚、図示していないが前記回転レーザ装置1は、該回転レーザ装置1を水平に設置する為の整準部を具備している。
 倒立円錐台形の凹部13が前記ケーシング10の上面中央に形成され、前記レーザ投光器12が前記凹部13の中央を上下方向に貫通する。前記レーザ投光器12は傾斜することができる様に、球面座14を介して前記凹部13に支持される。前記レーザ投光器12の上部に回動部15が回転自在に設けられ、該回動部15には偏向部材、例えばペンタプリズム16が設けられている。
 前記回動部15には走査ギア17が設けられ、前記レーザ投光器12には走査モータ18が設けられ、該走査モータ18の出力軸には駆動ギア19が設けられ、該駆動ギア19と前記走査ギア17とが噛合し、前記走査モータ18により前記駆動ギア19、前記走査ギア17を介して前記回動部15が回転駆動される。
 前記ケーシング10の内部には、傾斜機構20が収納され、該傾斜機構20は傾斜用モータ21と、前記レーザ投光器12と平行な方向の回転中心を有する傾斜用スクリュー22と、該傾斜用スクリュー22に螺合する傾斜ナット23とを有する。
 前記レーザ投光器12は前記投光光軸11に対して直交する方向(図示では紙面に対して平行な方向)に延出する傾斜アーム24を有し、該傾斜アーム24の先端には断面円形のピン25が突設され、前記傾斜アーム24は前記ピン25を介して前記傾斜機構20と係合している。前記レーザ投光器12は中空構造となっており、該レーザ投光器12の内部にはレーザ光線34を発する発光素子(図示せず)、該発光素子から発せられた前記レーザ光線34を前記投光光軸11上に射出する投光光学系(図示せず)を内蔵し、射出された前記レーザ光線34は前記ペンタプリズム16によって水平方向に偏向される様になっている。
 前記傾斜用モータ21はギア列26を介して前記傾斜用スクリュー22を回転させることができる。該傾斜用スクリュー22の回転により前記傾斜ナット23が上下に移動し、該傾斜ナット23が上下動することによって前記ピン25を介して前記傾斜アーム24が傾動し、前記レーザ投光器12が傾斜する。又、前記傾斜用モータ21にはエンコーダ27が設けられ、前記傾斜用モータ21の回転量が検出される様になっている。又、前記傾斜用モータ21をステッピングモータとして、前記エンコーダ27を省略してもよい。以下の説明は、前記傾斜用モータ21をステッピングモータとして説明する。
 尚、図1中、30は、前記ピン25と前記傾斜機構20との係合状態を維持するスプリングである。
 前記レーザ投光器12の軸心、即ち前記投光光軸11と垂直な平面内に傾斜センサ28,29が設けられ、1つの傾斜センサ28は前記傾斜アーム24に平行であり、もう1つの傾斜センサ29は前記傾斜アーム24に対して直交する。前記傾斜センサ28、前記傾斜センサ29は傾斜検出部31を形成する。
 前記傾斜センサ28、傾斜センサ29により前記レーザ投光器12の任意な方向の傾斜角を検出でき、又前記傾斜センサ28の検出結果に基づき、前記傾斜機構20により前記傾斜アーム24を介して前記レーザ投光器12を傾斜させ、該レーザ投光器12を鉛直とし、又所定の傾斜角で傾斜させることができる。又、傾斜設定は前記傾斜用モータ21を駆動するパルス数に換算した角度で前記傾斜用モータ21を駆動することで達成される。
 前記ケーシング10の上面には、回動部カバー32が液密に設けられ、該回動部カバー32は前記回動部15を収納する。又、前記回動部カバー32は透明で円筒状のレーザ光線透過窓33を有し、前記ペンタプリズム16で偏向された前記レーザ光線34が前記レーザ光線透過窓33を透過して照射される様になっている。
 前記ケーシング10の内部には、前記発光素子の発光を制御し、前記走査モータ18を定速で回転制御し、前記傾斜用モータ21を設定された駆動量(設定角度を回転量に換算した量)で駆動する様に制御する制御部35が設けられている。又、前記ケーシング10の外部には操作部36が設けられ、該操作部36より、測定の開始/停止、或は基準面の傾斜角の設定を行う様になっている。
 前記制御部35を含む制御系37について図2を参照して略述する。
 前記走査モータ18は走査モータ駆動部38を介して駆動制御され、前記傾斜用モータ21は傾斜用モータ駆動部39を介して駆動制御され、前記レーザ光線34を発する発光素子41は発光駆動部42を介して発光が制御される。ここで、前記発光素子41、前記発光駆動部42は発光部を構成する。
 又、前記傾斜センサ28,29の検出結果は前記制御部35に入力され、前記操作部36からは測定開始、測定終了の指令信号、傾斜角の設定信号が前記制御部35に入力される。又、前記回転レーザ装置1の運転状態、或は設定した傾斜角等は、表示部43に表示される。尚、該表示部43は前記操作部36に設けてもよく、或は、前記ケーシング10に別途設けてもよい。
 又、前記回動部15の回転基準位置を検出する基準位置検出センサ44が設けられる。該基準位置検出センサ44は、前記走査ギア17等の回転部と前記ケーシング10との間に設けられた近接センサ、或は前記レーザ光線34の光路上、或は分岐光路上に設けたフォトセンサ等であってもよく、或は前記傾斜用モータ21の駆動パルスに基づき演算により求めるものであってもよい。尚、前記基準位置検出センサ44の検出する回転位置は、後述する耳軸の位置であり、或は該耳軸の位置と関連付けられた位置である。
 前記制御部35が、前記発光駆動部42を介して前記発光素子41を駆動、発光させると共に前記走査モータ18を前記走査モータ駆動部38を介して駆動し、前記ペンタプリズム16を介して前記レーザ光線34を回転照射する。該レーザ光線34の回転照射によって基準面が形成される。
 又前記制御部35は、前記傾斜用モータ駆動部39を介して前記傾斜用モータ21を駆動することで前記傾斜用スクリュー22が回転され、前記傾斜ナット23を介して前記傾斜アーム24が傾動し、更に該傾斜アーム24と一体に前記レーザ投光器12が傾動する。該レーザ投光器12の傾動により、前記レーザ光線34の射出方向が水平に対して傾斜し、又基準面は、傾斜中心線(耳軸)を中心とし、傾斜する。本実施例の場合、前記耳軸は、前記球面座14の球面の中心を通り、前記傾斜アーム24と直交する中心線(図示では前記球面座14の球面の中心を通り紙面に垂直な中心線)となる。
 前記制御部35は、前記基準位置検出センサ44からの検出信号に基づき、前記耳軸を中心とした所定範囲(耳軸指示範囲51)(図4参照)で点灯し、該耳軸指示範囲51を挾んで両側で前記レーザ光線34を消灯する消灯範囲52,52を形成する様に、前記発光素子41の発光を制御する。前記制御部35、前記基準位置検出センサ44等は、耳軸指示手段を形成する。尚、前記耳軸指示範囲51は、図示の様に1箇所でもよく、或は対称の位置の計2箇所に設けてもよい。
 図3は、本回転レーザシステムに用いられる受光装置46の一例を示している。
 該受光装置46は、受光センサ47、制御部48、検出告知部49を具備し、前記受光センサ47は前記回転レーザ装置1からの前記レーザ光線34を受光検出し、検出信号を前記制御部48に発し、該制御部48は前記検出信号に基づき前記検出告知部49を駆動するものであり、該検出告知部49は前記制御部48からの駆動信号により告知サイン、例えば光又は音、或は光と音の両方を発する様になっている。
 前記制御部48は、前記受光センサ47からの検出信号が入力されると所定時間、例えば、前記レーザ光線34の1回転周期以上の間、駆動信号を継続して出力する様になっている。或は、前記検出告知部49は、前記制御部48から駆動信号を受信すると、所定時間、例えば前記レーザ光線34の1回転周期以上継続して、告知サインを出力する様に構成されている。尚、前記レーザ光線34が走査する回転数を所定回転数(例えば25回転/秒)以上とした場合、視覚的には前記レーザ光線34の走査軌跡は連続光として認識されるので、前記受光センサ47の前記レーザ光線34の検出に対応して、告知サインを点滅してもよい。
 図4~図6により、第1の実施例の作用について説明する。
 前記回転レーザ装置1を基準位置(或は既知点)に設置し、整準する。又、前記受光装置46を傾斜したい方向と直交する方向(耳軸8方向)に設置する。設置の状態は、前記回転レーザ装置1から回転照射される前記レーザ光線34を受光し得る様、前記受光センサ47を前記回転レーザ装置1に対峙させ、又前記受光センサ47の高さを前記レーザ光線34の走査高さに合わせる。
 作業者による前記操作部36からの操作で、前記回転レーザ装置1が運転開始され、前記レーザ光線34が回転照射される。該レーザ光線34の回転照射によって、水平基準面が形成される。
 前記制御部35は、前記基準位置検出センサ44からの検出信号に基づき、前記耳軸を中心とした前記耳軸指示範囲51で前記レーザ光線34を点灯し、該耳軸指示範囲51を挾んで消灯範囲52,52で前記レーザ光線34を消灯し、残りの範囲(連続発光範囲53)で連続発光する様に前記発光素子41の発光を制御する。
 前記回転レーザ装置1の前記耳軸8の方向が前記受光装置46の設置位置と合致していない場合(図4参照)は、該受光装置46が前記連続発光範囲53に位置し、前記レーザ光線34が1回転毎に前記受光センサ47を通過する。この為、前記検出告知部49からは継続して告知サインが発せられる。
 尚、継続して告知サインが発せられる場合は、図4で示される様な、前記耳軸8の方向が前記受光装置46の設置位置と合致していない場合か、或は前記受光装置46が前記耳軸8上に設置され、前記受光センサ47が前記耳軸指示範囲51を検出している場合である。従って、前記回転レーザ装置1を少し回転させ、前記耳軸8を少し振ってみることで、前記受光センサ47が前記耳軸指示範囲51を検出しているかが分る。
 作業者は、前記受光装置46の告知状態を確認しながら、前記回転レーザ装置1を徐々に回転させる。やがて、前記消灯範囲52が前記受光センサ47に到達すると、前記受光装置46からの告知サインが消滅する。更に回転させると、再び前記受光装置46から告知サインが発せられる。この状態が、前記受光センサ47により前記耳軸指示範囲51を検出している状態である。この状態に、前記回転レーザ装置1を設置することで、基準面の傾斜方向が設定されたことになる(図5参照)。
 尚、前記受光センサ47が前記耳軸指示範囲51を検出したかどうかを確認する為、再び前記受光装置46から告知サインが発せられた後、更に回転レーザ装置1を同方向に継続して回転させると、反対側の前記消灯範囲52に至り、再び告知サインが消滅する。この、再び告知サインが消滅することで、先の前記耳軸指示範囲51を検出したことが適正であったことが確認される。
 前記耳軸指示範囲51を前記受光センサ47に検出させる様、前記回転レーザ装置1を設置することで、該回転レーザ装置1の設置が完了する。
 次に、前記操作部36から、基準面の傾斜角を設定することで、前記制御部35により前記傾斜用モータ駆動部39が所定量駆動され、前記耳軸8を中心に基準面が傾斜し、所定の傾斜角θで基準傾斜面が設定される(図6参照)。
 尚、前記レーザ光線34に可視光を使用することで、前記受光装置46は、前記レーザ光線34の受光が確認できるものであればよく、単に反射率のよい、例えば白色の板、或は拡散板であってもよい。又、上記実施例では、耳軸指示範囲51を挾んで、前記消灯範囲52,52を形成したが、前記耳軸指示範囲51を消灯させ、前記消灯範囲52,52を省略してもよい。この場合、作業者の認識を容易にする為、前記受光センサ47が前記耳軸指示範囲51にある場合、即ち、前記レーザ光線34を受光していない状態で、前記検出告知部49からの告知サインが点滅される様にしてもよい。
 又、前記耳軸指示範囲51を形成する耳軸指示手段として、より簡便に、前記耳軸指示範囲51が形成される様、マスキングを前記レーザ光線透過窓33に貼付けてもよい。該マスキングは、回転照射される前記レーザ光線34を局部的に遮断して、部分的に消灯としたと同等の効果を発揮して前記耳軸指示範囲51を形成する。
 又、上記実施例では、前記耳軸8の方向で告知サインが発せられる様に設定したが、前記耳軸8と直交する軸の方向、即ち傾斜方向で告知サインが発せられる様にしてもよい。この場合、前記受光装置46は傾斜方向に設置される。同様に、前記マスキングは、前記耳軸8と直交する方向、即ち前記傾斜アーム24の軸心と直交する方向に貼付けられてもよい。即ち、前記耳軸8及び該耳軸8と直交する軸心は、傾斜角度を設定する場合の傾斜設定基準軸であり、前記耳軸8の方向に限らず、前記耳軸8と直交する方向で前記告知サインが発せられる様に傾斜基準軸指示手段が設けられればよい。
 本実施例によれば、簡単な構成で装置の向きを確認でき、又勾配設定の為の傾斜モータは1方向のみでよい。更に、作業手順が簡略化され、傾斜方向の設定時間を著しく短縮できる。
 尚、前記回転レーザ装置1を垂直軸心を中心として回転させる為の、回動装置を設け、前記回転レーザ装置1の向きの変更を前記回動装置により行ってもよい。
 次に、図7~図10により、第2の実施例を説明する。尚、図7~図10中、図1~図6中で示したものと同等のものには同符号を付し、その説明を省略する。
 第2の実施例に係る回転レーザ装置1では、基準面を直交する2方向に傾斜設定でき、複合傾斜角を有する傾斜基準面の設定が可能となっている。
 図8にも示される様に、第1の実施例の傾斜機構20と同様に第1傾斜機構20aが設けられる。尚、該第1傾斜機構20aを構成する要素には、添字としてaを付している。
 前記第1傾斜機構20aに対して、90°回転させた位置に第2傾斜機構20bが設けられる。以下、第2傾斜機構20bについて説明する。尚、該第2傾斜機構20bを構成する要素には、添字としてbを付している。
 傾斜アーム24aに対して直交する方向(図7に於いて紙面に対して垂直な方向で、紙面の裏側に突出する方向)に延出する傾斜アーム24bが設けられる。該傾斜アーム24bにピン25bを介して前記第2傾斜機構20bが係合している。
 尚、該第2傾斜機構20bと前記第1傾斜機構20aとは、同様な構成であるので、構造の詳細な説明については省略する。
 又、前記第1傾斜機構20a、前記第2傾斜機構20bによりそれぞれ、レーザ投光器12を傾斜させるが、この場合の傾斜方向は、前記第1傾斜機構20aに傾斜させる方向は傾斜センサ28が検出する傾斜方向と同一であり、前記第2傾斜機構20bに傾斜させる方向は傾斜センサ29が検出する傾斜方向と同一である(図8参照)。
 回動部15の向き(回転位置)、即ちレーザ光線34が射出される方向を検出する為の角度検出器が設けられる。該角度検出器として、エンコーダ55が用いられ、該エンコーダ55は前記回動部15と前記レーザ投光器12との間に設けられる。前記エンコーダ55は、回転角の絶対角度を検出可能なアブソリュートエンコーダ、或はゼロ位置検出機能を有し、ゼロ位置からの角度を検出可能なインクレメンタルエンコーダが用いられることが好ましい。
 ここで、前記エンコーダ55が検出する角度0の位置は、前記傾斜アーム24a又は傾斜アーム24bの軸心の方向とするのが好ましい。或は、角度0の位置を前記傾斜アーム24a又は傾斜アーム24bの軸心の方向に対して、既知の角度としてもよい。
 又、角度検出器の他の例としては、前記回動部15の回転速度を検出すると共に基準点(ゼロ位置)を検出可能であり、ゼロ位置検出から時間を検出し、検出時間及び回転速度から角度を求めるものでもよい。
 ケーシング10内部には第1通信部56が設けられ、受光装置46と相互通信可能となっている。
 図9により、第2の実施例に於ける制御系37について説明する。尚、図9中、図2中で示したものと同等のものには同符号を付し、その説明を省略する。
 図9中、57は記憶部を示し、該記憶部57としては半導体メモリ、HDD、メモリカード等種々の記憶装置が用いられる。56は前記第1通信部であり、該第1通信部56は、前記受光装置46との間で無線通信を行う。
 前記記憶部57には、前記回転レーザ装置1を駆動する為に必要なプログラムが格納されている。プログラムとしては、シーケンスプログラム、発光駆動部42による発光素子41の発光を制御する為の発光制御プログラム、2方向の傾斜角を設定することで、複合傾斜基準面を設定する様に、傾斜用モータ駆動部39a,39bの駆動を制御し、更に任意の方向での任意の傾斜角(複合角)を設定することで、複合角を2方向の傾斜角に分析演算し、前記傾斜用モータ駆動部39a,39bの駆動を制御する傾斜角設定プログラム、更に傾斜角の設定をマニュアルで設定するマニュアルモード、自動で設定するオートモードの選択実行を行うモード選択プログラム、前記受光装置46との間で無線通信を行う通信プログラム等である。
 図10は、第2の実施例に於ける、前記受光装置46を示している。
 該受光装置46は、前記レーザ光線34を受光検出する為の、受光センサ47、前記回転レーザ装置1の前記第1通信部56との間で無線通信を行う第2通信部59と、前記受光センサ47からのレーザ光線検出信号に基づき前記第2通信部59の通信を制御する制御部48と、前記回転レーザ装置1を遠隔操作可能な受光装置操作部61とを有している。
 前記受光センサ47、前記受光装置操作部61、前記第1通信部56等は、受光装置検出手段を構成する。
 以下、第2の実施例に於ける作用について図11~図13を参照して説明する。
 前記回転レーザ装置1を基準位置(或は既知点)に設置し、整準する。尚、好ましくは、前記回転レーザ装置1の機械基準方向(例えば、前記傾斜アーム24a又は前記傾斜アーム24bの軸心方向)を既知の方位角に設定する。
 前記受光装置46を傾斜したい方向と直交する方向(耳軸8方向)に設置する。設置の状態は、前記回転レーザ装置1から回転照射される前記レーザ光線34を受光し得る様、前記受光センサ47を前記回転レーザ装置1に対峙させ、又前記受光センサ47の高さを前記レーザ光線34の走査高さに合わせる。
 作業者による前記受光装置操作部61からの操作で、前記回転レーザ装置1が運転開始され、前記レーザ光線34が回転照射される。該レーザ光線34の回転照射によって水平基準面が形成される。
 前記発光素子41から発せられる前記レーザ光線34の発光状態は、制御部35により前記発光駆動部42を介して制御される。発光状態の制御の一例として、図11に示される様に、耳軸指示範囲51が消灯される。第2の実施例に於いては、前記耳軸指示範囲51の中心線が仮耳軸8′となる。尚、該仮耳軸8′は、予め基準方向が初期設定として、前記制御部35に設定されている。基準方向としては、例えば、前記機械基準方向である前記傾斜アーム24a又は前記傾斜アーム24bの軸心方向である。
 前記耳軸8の設定を行う場合は、前記受光装置操作部61により前記回転レーザ装置1をオートアライメントモードに切替えておく。
 前記受光装置46、即ち前記受光センサ47が前記レーザ光線34を受光すると、前記受光センサ47から受光信号が前記制御部48に送出され、該制御部48は受光信号を前記第2通信部59を介して前記回転レーザ装置1に送信する。前記第1通信部56が受光信号を受信し、受信結果を前記制御部35に入力する。該制御部35は、入力時点の前記エンコーダ55の角度を読取る。角度検出結果を呼込み、前記受光装置46の方向(角度)を判断する。尚、無線通信によるタイムラグ、信号処理によるタイムラグを考慮して、アライメント時には、前記レーザ光線34の回転速度を遅くしてもよい。
 前記制御部35は、前記仮耳軸8′の方向(角度)と前記受光装置46との方向の違い(角度差)を演算し、前記発光駆動部42を介して前記発光素子41の発光状態を制御し、前記仮耳軸8′の方向(前記耳軸指示範囲51が形成される位置)を漸次変更していく。
 前記仮耳軸8′が移動し、前記受光センサ47の受光範囲に到達すると、該受光センサ47からの受光信号が消失する。前記受光装置46からの受光信号が途絶えたことは前記制御部35によって判断され、途絶えた時点の角度が前記エンコーダ55から読取られる。前記受光信号の消失状態は、前記仮耳軸8′が前記受光センサ47を通過する間中、継続する。更に、前記仮耳軸8′が移動し、前記受光センサ47の受光範囲から逸脱すると、前記受光センサ47は、再び前記レーザ光線34を受光し、受光信号を発する。該受光信号は、上記したと同様、前記第2通信部59を介して前記回転レーザ装置1に送信され、前記第1通信部56によって受信されると、受信された時点の角度が、前記エンコーダ55から読取られる。
 この時の、前記受光センサ47からの受光信号の様子は、図12に示されている。前記受光信号が消失した時点、及び再び受光信号が発せられた時点のそれぞれの角度は前記エンコーダ55から読取られる。受光信号の消失した範囲の中心が、前記耳軸8であり、該耳軸8の角度、即ち信号の消失した範囲の中心Oの角度は、前記エンコーダ55から読取った2つの角度によって、算出することができる。
 前記仮耳軸8′の角度は、前記発光駆動部42による発光状態の制御で分っており、前記仮耳軸8′の角度が前記耳軸8の角度と合致する様に、前記制御部35により前記発光駆動部42を制御し、前記仮耳軸8′を移動させる。
 前記仮耳軸8′と前記耳軸8が合致すると、前記回転レーザ装置1又は前記受光装置46から告知サインが発せられ、作業者は前記耳軸8の設定が完了したと判断する。尚、前記仮耳軸8′と前記耳軸指示範囲51との関係は、前記仮耳軸8′が前記耳軸指示範囲51の中心にある必要はなく、前記耳軸指示範囲51の範囲に含まれ、該耳軸指示範囲51との関係が既知となっていればよい。
 作業者により、前記受光装置操作部61、又は操作部36から傾斜角度の設定が行われる。ここで、設定された前記耳軸8の方向、即ち前記仮耳軸8′の方向は、発光状態の制御で移動させたので、初期設定の方向、即ち前記傾斜アーム24a,24bの方向(機械基準方向)と一致していない。この為、設定される傾斜角(設定傾斜角)は、前記第1傾斜機構20a、前記第2傾斜機構20bそれぞれにより傾斜角が設定される複合傾斜角となる。
 傾斜角が設定されると、前記制御部35は、設定傾斜角を前記傾斜アーム24aの方向の傾斜角度、前記傾斜アーム24bの方向の傾斜角度に分析、演算し、演算して得られた角度及び機械基準方向と前記耳軸8の方向との角度差に基づき、前記制御部35は、前記傾斜用モータ駆動部39a,39bそれぞれの駆動量を演算により求め、求められた駆動量に基づき前記傾斜用モータ21a,21bを駆動し、複合傾斜角の設定を行う。
 次に、図14を参照して、複合傾斜角θと、傾斜方向(前記機械基準方向に対する水平角)α、前記傾斜アーム24aの傾斜角度β、前記傾斜アーム24bの傾斜角度γとの関係について説明する。
 複合勾配面に於ける、複合傾斜角θと傾斜方向角α及び前記傾斜アーム24a、前記傾斜アーム24bの傾斜角度β,γは下記の関係になる。
 β=tan−1(cosα・tanθ)
 γ=tan−1(−tanθ・cos(90°−α))
 尚、上記実施例の受光装置検出手段として、前記受光センサ47でのレーザ光線34受光結果を通信手段で通信することで行ったが、前記受光装置46を反射ターゲットとし、前記回転レーザ装置1に反射ターゲットからの反射光を検出する受光センサを設け、該受光センサからの受光信号を基に受光装置を検出する様にしてもよい。
 又、前記受光装置操作部61は、前記受光装置46に対して着脱可能とし、該受光装置操作部61を単体でリモートコントローラとしてもよく、前記受光装置46とは無線、或は有線で接続され、前記受光装置46の前記レーザ光線34の受光状態が、前記受光装置操作部61に通信されると共に表示され、受光状態を確認しながら、前記回転レーザ装置1を遠隔操作可能としてもよい。
 本発明によれば、前記耳軸8を検出する為に、前記回転レーザ装置1自体を回転させる必要がなく、装置が簡潔となると共に作業が簡単で、作業誤差が発生しない。又、作業時間を大幅に短縮できる。
 第2の実施例に於いても、告知サインが傾斜方向で発せられる様にしてもよい。この場合も、前記受光装置46は傾斜方向に設置される。
 尚、前記回転レーザ装置1の設置姿勢、即ち向き(方位角)が既知の場合で、施工データ等により、設定する傾斜方向(方位)、設定する傾斜角が事前に分っている場合は、前記受光装置46無しで所望の傾斜基準面の設定ができる。
 前記受光装置操作部61より、傾斜方向(耳軸8の方位角)及び設定する基準面の傾斜角を入力することで、前記制御部35が前記回転レーザ装置1の機械基準方向と設定された前記耳軸8との間の角度を演算し、前記耳軸8の角度と設定する基準面の傾斜角に基づき、前記傾斜用モータ21a,21bの駆動量を演算する。
 演算された前記傾斜用モータ21a,21bの駆動量に基づき、前記傾斜用モータ駆動部39a,39bを介して前記傾斜用モータ21a,21bを駆動制御することで、所望の傾斜基準面が得られる。
 次に、傾斜基準面の設定の他の実施例について説明する。
 上記した傾斜基準面の設定は、水平基準を設定した後、行ったが、基準面が傾斜した状態での基準面の傾斜角、傾斜方向を再設定する場合である。
 前記受光装置操作部61、又は前記操作部36から、傾斜方向の再設定、傾斜角の再設定を行う。傾斜方向の再設定としては、絶対角(方位角)を入力しても、或は現在の傾斜方向を基準とした角度であってもよい。
 傾斜基準面が形成されている状態では、前記耳軸8、即ち前記仮耳軸8′(回転レーザ装置1内部で認識している耳軸)の角度は、既知となっており、再設定した傾斜方向に基づき再設定後の新耳軸8′が演算され、該新耳軸8′に基づき、再設定傾斜角が前記第1傾斜機構20a,前記第2傾斜機構20bの傾斜方向の傾斜角に分析され、前記第1傾斜機構20a,前記第2傾斜機構20bが駆動され、再設定傾斜方向の、再設定傾斜角で基準面設定され、前記レーザ光線34が回転照射されることで、再設定後の傾斜基準面が形成される。
 他の実施例では、基準面を水平に設定する必要がなく、又前記受光装置46を前記耳軸8の方向に再設置する必要がないので、傾斜基準面の再設定作業が、極めて迅速に設定できる。
 本発明によれば、レーザ光線を発する発光部と、前記レーザ光線を回転照射して基準面を形成する回動部と、前記基準面を傾斜させる傾斜駆動部と、前記発光部の発光を制御する制御部と、傾斜を設定する為の傾斜設定基準軸の方向で傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させる傾斜軸指示手段とを具備するので、容易に回転レーザ装置の向きを確認でき、容易に前記レーザ光線の傾斜基準軸指示範囲を傾斜させたい方向に関して設定することができ、傾斜方向を設定する作業手順が簡略化され、傾斜方向の設定時間を著しく短縮できる。
 又本発明によれば、前記回動部の回転位置を検出する角度検出器を具備し、前記制御部は前記角度検出器の検出結果に基づき前記発光部を制御し、傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させるので、形成した傾斜基準軸指示範囲の方向が前記角度検出器により検出されるので、回転レーザ装置に対して形成される傾斜基準軸指示範囲の方向を規定することができる。
 又本発明によれば、前記制御部は、前記傾斜基準軸指示範囲で前記レーザ光線を消灯させる様に前記発光部を制御するので、又本発明によれば、前記制御部は、前記傾斜基準軸指示範囲の前後で前記レーザ光線を消灯させる様に前記発光部を制御するので、前記レーザ光線の発光状態を確認することで、容易に傾斜基準軸を検出することができる。
 又本発明によれば、前記傾斜駆動部は、前記回動部を第1の傾斜方向に傾斜させる第1傾斜駆動部と、前記第1の傾斜方向と直交する第2の傾斜方向に傾斜させる第2傾斜駆動部とを有するので、回転レーザ装置の向きを変えることなく、任意の方向に基準面を傾斜させることができる。
 又本発明によれば、前記制御部は、前記角度検出器からの検出結果に基づき、傾斜基準軸指示範囲の方向を変更する様、前記発光部の発光を制御するので、回転レーザ装置を回転させることなく、任意の方向に傾斜方向を設定することができる。
 又本発明によれば、前記制御部は、前記第1傾斜駆動部と、前記第2傾斜駆動部とを駆動し、2方向に前記基準面を傾斜させて複合傾斜角を有する傾斜基準面を形成すると共に該傾斜基準面についての傾斜設定基準軸方向で傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させるので、回転レーザ装置の向きを変えることなく、任意の方向で、任意の角度に傾斜させた基準面を形成することができる。
 又本発明によれば、前記制御部は、所望の方向に設定された傾斜設定基準軸及び該傾斜設定基準軸に関して設定された傾斜角に基づき、前記第1傾斜駆動部の駆動量と、前記第2傾斜駆動部の駆動量を演算し、演算結果に基づき前記第1傾斜駆動部と、前記第2傾斜駆動部とを制御して複合傾斜基準面を形成するので、回転レーザ装置の向きを変えることなく、任意の方向で、任意の角度に傾斜させた基準面を形成することができる。
 又本発明によれば、前記制御部は、前記第1傾斜駆動部と、前記第2傾斜駆動部とを駆動し、基準面の勾配の方向を変更し、前記第1傾斜駆動部の駆動量と、前記第2傾斜駆動部の駆動量に基づき仮傾斜設定基準軸を演算し、該仮傾斜設定基準軸の方向で傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させるので、回転レーザ装置の向きを変えることなく、任意の方向で、任意の角度に傾斜させた基準面を形成することができる。
 又本発明によれば、回転レーザ装置と受光装置とを具備し、前記回転レーザ装置は、レーザ光線を発する発光部と、前記レーザ光線を回転照射して基準面を形成する回動部と、前記基準面を傾斜させる傾斜駆動部と、前記発光部の発光を制御する制御部と、傾斜を設定する為の傾斜設定基準軸方向で傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させる傾斜軸指示手段とを有し、前記受光装置は、傾斜方向又は傾斜方向と直交する方向に設置され、前記回転レーザ装置からの前記レーザ光線を検出するので、前記受光装置を傾斜面を設定したい所要の位置に設定することで容易に傾斜基準面の設定が行え、作業手順が簡略化され、傾斜方向の設定時間を著しく短縮できる。
 又本発明によれば、前記回転レーザ装置は、前記回動部の回転位置を検出する角度検出器を具備し、前記制御部は前記角度検出器の検出結果に基づき前記発光部を制御し、傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させるので、前記回転レーザ装置と傾斜基準軸指示範囲との関係を容易に確認でき、又前記回転レーザ装置を回転させることなく、任意の方向に傾斜方向を設定することができる。
 又本発明によれば、前記回動部の回転位置を検出する角度検出器を有し、前記傾斜駆動部は、前記回動部を第1の傾斜方向に傾斜させる第1傾斜駆動部と、前記第1の傾斜方向と直交する方向に傾斜させる第2傾斜駆動部とを有し、前記制御部は任意の方向に仮傾斜設定基準軸を有し、前記角度検出器の検出結果に基づき前記発光部を制御し、前記仮傾斜設定基準軸を含む傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させると共に前記傾斜基準軸指示範囲の方向を前記受光装置の設置位置に変更可能であり、前記制御部は前記傾斜基準軸指示範囲変更後の仮傾斜設定基準軸に基づき傾斜角の設定を行うので、回転レーザ装置の向きを変えることなく、傾斜方向を任意に設定でき、又設定した傾斜方向での傾斜基準面の形成が容易に行え、作業手順が簡略化される。
 又本発明によれば、前記受光装置は、受光センサと、検出告知部とを具備し、前記受光センサが前記傾斜基準軸指示範囲を検知することで、前記検出告知部が告知サインを発する様構成したので、前記受光装置を傾斜方向、或は傾斜方向に直交する方向に設置するだけで、基準面の傾斜方向の設定を行える。
 又本発明によれば、前記回転レーザ装置は第1通信部を有し、前記受光装置は、受光センサと、第2通信部とを有し、前記受光センサが前記傾斜基準軸指示範囲を検知した信号が前記第2通信部を介して前記第1通信部に送信される様構成されたので、前記受光装置側で前記傾斜基準軸指示範囲を認識する作業者が必要なく、前記回転レーザ装置側での1人作業が可能となる。
 又本発明によれば、前記受光装置は、受光装置操作部を具備し、該受光装置操作部により前記回転レーザ装置を遠隔操作可能としたので、遠隔操作による傾斜基準面の自動設定が可能となる。

Claims (16)

  1. レーザ光線を発する発光部と、前記レーザ光線を回転照射して基準面を形成する回動部と、前記基準面を傾斜させる傾斜駆動部と、前記発光部の発光を制御する制御部と、傾斜を設定する為の傾斜設定基準軸の方向で傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させる傾斜軸指示手段とを具備する回転レーザ装置。
  2. 前記回動部の回転位置を検出する角度検出器を具備し、前記制御部は前記角度検出器の検出結果に基づき前記発光部を制御し、傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させる請求項1の回転レーザ装置。
  3. 前記制御部は、前記傾斜基準軸指示範囲で前記レーザ光線を消灯させる様に前記発光部を制御する請求項1の回転レーザ装置。
  4. 前記制御部は、前記傾斜基準軸指示範囲の前後で前記レーザ光線を消灯させる様に前記発光部を制御する請求項1の回転レーザ装置。
  5. 前記傾斜設定基準軸方向は、傾斜方向又は傾斜方向に直交する方向である請求項1の回転レーザ装置。
  6. 前記傾斜駆動部は、前記回動部を第1の傾斜方向に傾斜させる第1傾斜駆動部と、前記第1の傾斜方向と直交する第2の傾斜方向に傾斜させる第2傾斜駆動部とを有する請求項1の回転レーザ装置。
  7. 前記制御部は、前記角度検出器からの検出結果に基づき、傾斜基準軸指示範囲の方向を変更する様、前記発光部の発光を制御する請求項2の回転レーザ装置。
  8. 前記制御部は、前記第1傾斜駆動部と、前記第2傾斜駆動部とを駆動し、2方向に前記基準面を傾斜させて複合傾斜角を有する傾斜基準面を形成すると共に該傾斜基準面についての傾斜設定基準軸方向で傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させる請求項6の回転レーザ装置。
  9. 前記制御部は、所望の方向に設定された傾斜設定基準軸及び該傾斜設定基準軸に関して設定された傾斜角に基づき、前記第1傾斜駆動部の駆動量と、前記第2傾斜駆動部の駆動量を演算し、演算結果に基づき前記第1傾斜駆動部と、前記第2傾斜駆動部とを制御して複合傾斜基準面を形成する請求項6の回転レーザ装置。
  10. 前記制御部は、前記第1傾斜駆動部と、前記第2傾斜駆動部とを駆動し、基準面の勾配の方向を変更し、前記第1傾斜駆動部の駆動量と、前記第2傾斜駆動部の駆動量に基づき仮傾斜設定基準軸を演算し、該仮傾斜設定基準軸の方向で傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させる請求項6の回転レーザ装置。
  11. 回転レーザ装置と受光装置とを具備し、前記回転レーザ装置は、レーザ光線を発する発光部と、前記レーザ光線を回転照射して基準面を形成する回動部と、前記基準面を傾斜させる傾斜駆動部と、前記発光部の発光を制御する制御部と、傾斜を設定する為の傾斜設定基準軸方向で傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させる傾斜軸指示手段とを有し、前記受光装置は、傾斜方向又は傾斜方向と直交する方向に設置され、前記回転レーザ装置からの前記レーザ光線を検出する回転レーザシステム。
  12. 前記回転レーザ装置は、前記回動部の回転位置を検出する角度検出器を具備し、前記制御部は前記角度検出器の検出結果に基づき前記発光部を制御し、傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させる請求項11の回転レーザシステム。
  13. 前記回動部の回転位置を検出する角度検出器を有し、前記傾斜駆動部は、前記回動部を第1の傾斜方向に傾斜させる第1傾斜駆動部と、前記第1の傾斜方向と直交する方向に傾斜させる第2傾斜駆動部とを有し、前記制御部は任意の方向に仮傾斜設定基準軸を有し、前記角度検出器の検出結果に基づき前記発光部を制御し、前記仮傾斜設定基準軸を含む傾斜基準軸指示範囲を形成する様前記レーザ光線を消灯させると共に前記傾斜基準軸指示範囲の方向を前記受光装置の設置位置に変更可能であり、前記制御部は前記傾斜基準軸指示範囲変更後の仮傾斜設定基準軸に基づき傾斜角の設定を行う請求項11の回転レーザシステム。
  14. 前記受光装置は、受光センサと、検出告知部とを具備し、前記受光センサが前記傾斜基準軸指示範囲を検知することで、前記検出告知部が告知サインを発する様構成した請求項11の回転レーザシステム。
  15. 前記回転レーザ装置は第1通信部を有し、前記受光装置は、受光センサと、第2通信部とを有し、前記受光センサが前記傾斜基準軸指示範囲を検知した信号が前記第2通信部を介して前記第1通信部に送信される様構成された請求項11の回転レーザシステム。
  16. 前記受光装置は、受光装置操作部を具備し、該受光装置操作部により前記回転レーザ装置を遠隔操作可能とした請求項11の回転レーザシステム。
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