WO2011065462A1 - 研磨具 - Google Patents

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Abstract

 支持板11、支持板の下方に環状接続部12を介して支持板と間隔をあけて平行に支持され、下面に環状の砥石13が装着された環状砥石装着板14、および砥石装着板に固定された超音波振動子を備え、上記環状接続部12の上側環状接続面12aの内周縁が下側環状接続面12bの外周縁よりも外周側に位置していて、この接続部12の上側環状接続面12aの内周縁と下側環状接続面12bの外周縁との間に、環状空気相含有帯域16、17を接続部12の径方向に多重に形成してなる環状空気相含有領域18が、この環状空気相含有領域により超音波振動子から発生される超音波振動が砥石装着板と平行な方向に沿って環状接続部12の環状空気相含有領域18よりも外周側の領域に伝達されないように設けられていることを特徴とする研磨具は、超音波振動子にて発生させた超音波振動を効率良く砥石に付与することができる。

Description

研磨具
 本発明は、研磨対象物の表面を研磨するために用いられる研磨具に関する。
  従来より、薄膜型電子部品の製造のため、ガラス基板、シリコン基板、シリコンカーバイド基板、シリコンナイトライド基板、サファイア基板、あるいはアルミナ-チタンカーバイド基板などが用いられている。これらの基板の表面は、研磨装置を用いて平滑に研磨される。
 研磨装置は、研磨具とその駆動装置から構成される。研磨具は、駆動装置が備える回転軸に接続される砥石装着板と、砥石装着板の下面に装着された環状の砥石とから構成される。この駆動装置の回転軸を研磨具と共に回転させ、そして砥石の下面を加工対象物の表面に接触させることにより、加工対象物の表面の研磨が行なわれる。
 一方、研磨具の砥石装着板に超音波振動子を固定して、この超音波振動子にて発生させた超音波振動を砥石装着板を介して砥石に付与することも知られている。これにより砥石と研磨対象物との摩擦が低減されるため、研磨対象物の発熱が抑制される。従って、研磨対象物に発熱による膨張や変質を生じ難くなる。このため研磨対象物の表面を高い精度で研磨することができる。
 特許文献1には、図13に示す研磨具が開示されている。図13の研磨具130は、回転軸に固定される環状の砥石保持部材134、砥石保持部材134の下面に装着された環状の砥石133、そして砥石保持部材134に固定された超音波振動子135から構成されている。この研磨具130の砥石保持部材134の内周面と外周面との各々には周溝134aが形成されている。
 同文献には、上記周溝134aの形成により、砥石保持部材134の周溝134aよりも下側の部分を、その幅方向の中央の位置を振動の節として径方向に超音波振動させることができ、この超音波振動は砥石保持部材134の周溝134aよりも上側の部分には伝達しないため、砥石133を効率良く超音波振動させることができると記載されている。
 特許文献2には、図14に示す研磨具が開示されている。図14の研磨具140は、回転軸149に固定される砥石保持部材144、砥石保持部材144の下面に装着された環状の砥石143、そして砥石保持部材144に固定された超音波振動子145から構成されている。砥石保持部材144は、円板部144aとその周縁から下方に伸びる円筒部144bとから構成されている。
 円筒部144bには、環状に形成した連続の空気相を含む空気相含有帯域146、147が円筒部144bの軸方向に(上下に)二重に形成された構成の環状空気相含有領域148が設けられている。環状空気相含有帯域146は、円筒部144bの内周面に形成された円環状内側溝146cの内部の空気相146aと連結領域146bとから構成されている。環状空気相含有帯域147は、円筒部144bの外周面に形成された円環状外側溝147cの内部の空気相147aと連結領域147bとから構成されている。
 同文献には、上記超音波振動子145にて発生させた超音波振動は、円筒部144bと溝146c、147cの各々の内部の空気相との界面から形成される超音波反射面にて反射され、円筒部144bの各溝よりも上側の部分には伝達し難いため、その大部分が円筒部144bの各溝よりも下側の部分を介して砥石143に効率良く付与されると記載されている。
特開2009-226575(第7図) 国際公開第08/108463号パンフレット(第15図)
 特許文献1の研磨具は、超音波振動を効率良く砥石に付与するため、砥石保持部材の内周面と外周面との各々に周溝を形成している。
 特許文献2の研磨具は、超音波振動を効率良く砥石に付与するため、砥石保持部材の円筒部の内周面に円環状内側溝を、そして外周面に円環状外側溝を形成されている。
 本発明の課題は、超音波振動子にて発生させた超音波振動を効率良く砥石に付与することができる新規な構成の研磨具を提供することにある。
 本発明は、回転軸の下端部に回転軸に対して垂直に固定される円盤状もしくは環状の支持板、支持板の下方に環状接続部を介して支持板と間隔をあけて平行に支持され、下面に環状の砥石が装着された環状砥石装着板、および砥石装着板に固定された超音波振動子を含む研磨具であって、上記環状接続部の支持板と接続する上側環状接続面の内周縁が、環状砥石装着板と接続する下側環状接続面の外周縁よりも外周側に位置していて、この接続部の上側環状接続面の内周縁と下側環状接続面の外周縁との間に、環状に形成もしくは配置した連続もしくは非連続の空気相を含む環状空気相含有帯域を上記接続部の径方向に多重に形成してなる環状空気相含有領域が、この環状空気相含有領域により超音波振動子から発生される超音波振動が上記砥石装着板と平行な方向に沿って環状接続部の環状空気相含有領域よりも外周側の領域に伝達されないように設けられていることを特徴とする研磨具にある。
 本発明はまた、回転軸の下端部に回転軸に対して垂直に固定される円盤状もしくは環状の支持板、支持板の下方に環状接続部を介して支持板と間隔をあけて平行に支持され、下面に環状の砥石が装着された環状砥石装着板、および砥石装着板に固定された超音波振動子を含む研磨具であって、上記環状接続部の支持板と接続する上側環状接続面の外周縁が、環状砥石装着板と接続する下側環状接続面の内周縁よりも内周側に位置していて、この接続部の上側環状接続面の外周縁と下側環状接続面の内周縁との間に、環状に形成もしくは配置した連続もしくは非連続の空気相を含む環状空気相含有帯域を上記接続部の径方向に多重に形成してなる環状空気相含有領域が、この環状空気相含有領域により超音波振動子から発生される超音波振動が上記砥石装着板と平行な方向に沿って環状接続部の環状空気相含有領域よりも内周側の領域に伝達されないように設けられていることを特徴とする研磨具にもある。
 上記の各研磨具の好ましい態様は、次の通りである。
 (1)環状接続部の環状空気相含有領域が設けられた部位の上下面の各々が環状砥石装着板と平行な面である。
 (2)環状接続部の下側環状接続面の外周縁が砥石の内周縁よりも内周側に位置している。
 (3)超音波振動子が環状接続部の下側環状接続面の内周縁の直径よりも小さな外径を持つ環状の形状にあり、この超音波振動子が環状砥石装着板の上面もしくは下面に環状砥石装着板と同軸に固定されている。
 (4)環状空気相含有領域が、環状接続部に連結領域を介して断続的に形成された内周側の複数の貫通溝と連結領域を介して断続的に形成された外周側の複数の貫通溝とから構成されていて、内周側の連結領域は外周側の貫通溝に接するように配置され、かつ外周側の連結領域は内周側の貫通溝に接するように配置されている。
 (5)環状空気相含有領域が、環状接続部に連結領域を介して断続的に形成された内周側の複数の貫通孔と連結領域を介して断続的に形成された外周側の複数の貫通孔とから構成されていて、内周側の連結領域は外周側の貫通孔に接するように配置され、かつ外周側の連結領域は内周側の貫通孔に接するように配置されている。
 (6)環状空気相含有領域が、環状接続部の上側から上下方向に延びる非貫通の円環状上側溝と環状接続部の下側から上下方向に延びる非貫通の円環状下側溝とから構成されていて、上側溝の底面が下側溝の底面よりも下側に位置する。
 (7)環状空気相含有領域が多孔質環状部材から構成されている。
 本発明の研磨具において、超音波振動子にて発生させた超音波振動が環状砥石装着板を介して環状接続部に伝達すると、この環状接続部を環状砥石装着板と平行な方向に沿って伝達する超音波振動(あるいは超音波振動成分)は、この環状接続部に設けられた環状空気相含有領域が形成する超音波反射面によって反射される。このため、超音波振動子にて発生させた超音波振動が、環状砥石装着板を介して効率良く砥石に付与される。
本発明の研磨具の構成例を示す断面図である。 図1に記入した切断線II-II線に沿って切断した研磨具の断面図である。 環状接続部の別の構成例を示す断面図である。 図3の環状接続部の平面図である。 環状接続部の更に別の構成例を示す断面図である。 図5の環状接続部の平面図である。 環状接続部の更に別の構成例を示す断面図である。 図7の環状接続部の平面図である。 本発明の研磨具の別の構成例を示す断面図である。 本発明の研磨具の更に別の構成例を示す断面図である。 本発明の研磨具の更に別の構成例を示す断面図である。 本発明の研磨具の更に別の構成例を示す断面図である。 従来の研磨具の構成を示す断面図である。 従来の研磨具の別の構成を示す断面図である。
 本発明の研磨具を、添付の図面を用いて説明する。図1は、本発明の研磨具の構成例を示す断面図である。そして図2は、図1に記入した切断線II-II線に沿って切断した研磨具10の断面図である。
 図1及び図2に示す研磨具10は、回転軸19の下端部に回転軸19に対して垂直に固定される環状の支持板11、支持板11の下方に環状接続部12を介して支持板11と間隔をあけて平行に支持され、下面に環状の砥石13が装着された環状砥石装着板14、および砥石装着板14に固定された超音波振動子15から構成されている。この研磨具10は、環状接続部12の支持板11と接続する上側環状接続面12aの内周縁が、環状砥石装着板14と接続する下側環状接続面12bの外周縁よりも外周側に位置していて、この接続部12の上側環状接続面12aの内周縁と下側環状接続面12bの外周縁との間に、環状に配置した非連続の空気相を含む環状空気相含有帯域を接続部12の径方向に二重に形成してなる環状空気相含有領域18が、環状空気相含有領域18により超音波振動子15から発生される超音波振動が砥石装着板14と平行な方向に沿って環状接続部12の環状空気相含有領域18よりも外周側の領域に伝達されないように設けられていることに主な特徴がある。
 研磨具10の支持板11は、駆動装置が備える回転軸19の下端部に固定される。駆動装置としては、例えば、特許文献1あるいは特許文献2に記載された研磨装置が備える駆動装置を用いることができる。なお、回転軸は、水平方向に配置されていてもよい。この場合、本発明の研磨具の「上側」とは支持板の側を、そして「下側」とは砥石の側を意味する。
 支持板11は、ボルト21を用いて回転軸19の下端部に固定されている。支持板11はまた、ボルト22を用いて環状接続部12に固定されている。環状接続部12は、接着剤を用いて環状砥石装着板14に固定されている。回転軸19と支持板11、支持板11と環状接続部12、そして環状接続部12と環状砥石装着板14のそれぞれの固定方法に特に制限はない。
 回転軸19と支持板11、支持板11と環状接続部12、あるいは環状接続部12と環状砥石装着板14を予め一体に(一つの部品として)形成することもできる。なお、例えば、回転軸と支持板とを予め一体に形成する場合あるいは互いに溶接により固定する場合には、支持板の形状を円盤状とすることもできる。
 支持板11、環状接続部12及び環状砥石装着板14の各々は、例えば、金属材料やセラミック材料から形成される。金属材料の例としては、アルミニウム、ステンレス鋼などの鋼、ジュラルミンなどのアルミニウム合金、および青銅などの銅合金が挙げられる。
 環状砥石装着板14の下面には、環状の砥石13が装着されている。環状砥石装着板14と環状の砥石13とは、例えば、接着剤を用いて固定される。
 環状の砥石13としては、例えば、ダイヤモンド砥粒に代表される砥粒を、金属ボンドやレジンボンドで結着して環状に形成した砥石を用いることができる。通常、砥粒の平均粒径は0.1乃至50μmの範囲内に設定される。
 なお、環状の砥石には、環状に並べて配置された複数個(例えば、2乃至50個)の砥石片の集合体も含まれる。このように、環状の砥石を複数個の砥石片から構成すると、環状の砥石(特にサイズの大きいもの)の作製が容易になる。また、砥石への超音波振動の付与により、あるいは砥石と研磨対象物との摩擦により砥石内部に生じる応力が低減されるため、砥石の破損(例、クラックの発生)を防止することができる。
 環状砥石装着板14の上面には、例えば、エポキシ樹脂を用いて環状の超音波振動子15が固定されている。
 環状の超音波振動子15としては、環状の圧電体の上面及び下面の各々に電極層を付設した構成の圧電振動子が用いられている。
 圧電体の材料の例としては、ジルコン酸チタン酸鉛系の圧電セラミック材料が挙げられる。圧電体は、例えば、その厚み方向(図1にて上下方向)に分極処理される。電極層の材料の例としては、銀やリン青銅などの金属材料が挙げられる。
 超音波振動子15は、その電極層に電源にて発生した電気的エネルギー(代表例、交流電圧)が付与されると超音波振動を発生する。超音波振動子15と電源とは、例えば、ロータリートランスやスリップリングを介して互いに電気的に接続される。超音波振動子と電源との電気的な接続方法については、前記の特許文献2に詳しい記載がある。従って、例えば、前記の特許文献2に記載された電気的な接続方法により、本発明の研磨具の超音波振動子と電源とを互いに電気的に接続することができる。
 なお、超音波振動子の形状に特に制限はないが、環状の超音波振動子を用いることが好ましい。これにより、環状砥石装着板の周方向の全体を環状の砥石と共に径方向に均一な振幅にて超音波振動させることができる。このため、長期間にて使用しても環状の砥石に偏摩耗(周方向における不均一な摩耗)を生じ難くなる。従って、安定した高い精度で研磨対象物の表面の研磨を続けることができる。環状の超音波振動子に代えて、環状に並べて配置された複数個(例えば、2乃至50個)の超音波振動子片の集合体を用いることもできる。
 また、超音波振動子は、環状砥石装着板の上面、下面、外周面及び内周面の何れの面に固定してもよいが、環状砥石装着板の上面に固定することが好ましい。これにより、研磨の際に研磨対象物の表面に供給される研削補助液(代表例、水)を介した超音波振動子の上下面の電極層の電気的な短絡を防止することができる。
 次に、本発明の研磨具10の特徴である環状接続部12について詳しく説明する。
 図1の研磨具10では、環状接続部12の支持板11と接続する上側環状接続面12aの内周縁が、環状砥石装着板14と接続する下側環状接続面12bの外周縁よりも外周側に位置している。すなわち、上側環状接続面12aの内周縁の直径が、下側環状接続面12bの外周縁の直径よりも大きくされている。
 環状接続部12の上側環状接続面12aの内周縁と下側環状接続面12bの外周縁との間の部位には、環状空気相含有領域18が設けられている。
 環状空気相含有領域18は、環状に配置した合計で12個の空気相16aを含む環状空気相含有帯域16と、環状に配置した合計で12個の空気相17aを含む環状空気相含有帯域17とが、環状接続部12の径方向に二重に形成された構成を有している。
 これにより、環状接続部12には、接続部(固体)12と各空気相(気体)16aとの界面(後に説明する貫通溝16cの内周側の表面に相当する面)からなる超音波反射面と、接続部12と各空気相17aとの界面(後に説明する貫通溝17cの内周側の表面に相当する面)からなる超音波反射面とが形成される。
 従って、超音波振動子15にて発生させた超音波振動が環状砥石装着板14を介して環状接続部12に伝達すると、この環状接続部12の内部を環状砥石装着板14と平行な方向に沿って伝達する超音波振動(あるいは超音波振動成分)は、環状空気相含有領域18により形成される何れかの超音波反射面によって反射され、環状接続部12の環状空気相含有領域18よりも外周側の領域に伝達することがない。このため、超音波振動子15にて発生させた超音波振動は、環状砥石装着板14を介して効率良く砥石13に付与される。
 環状砥石装着板は、その固有振動の振動数に対応する周波数の超音波振動が付与されると大きな振幅にて超音波振動(固有振動)する。従って、環状砥石装着板に、例えば、その幅方向の振動を主成分とする固有振動の振動数に対応する周波数の超音波振動を付与するか、あるいは厚み方向の振動を主成分とする固有振動の振動数に対応する周波数の超音波振動を付与することにより、この環状砥石装着板を大きな振幅にて超音波振動させることができる。そして、前記の砥石装着板の幅方向の振動を主成分とする固有振動の振動数は、厚み方向の振動を主成分とする固有振動の振動数よりも小さいため、前者の固有振動はその振幅が後者の固有振動の振幅よりも大きいという利点を有している。
 このため、超音波振動子にて環状砥石装着板14の幅方向の振動を主成分とする固有振動の振動数に対応する周波数の超音波振動を発生させ、この超音波振動を砥石装着板14に付与することにより、砥石装着板14を大きな振幅にて超音波振動(固有振動)させることが望ましい。
 ところが、仮に環状接続部の環状空気相含有帯域が環状接続部の軸方向(上下に)に多重に配置されていると、上記のような環状砥石装着板の幅方向の振動を主成分とする固有振動(超音波振動)の一部分が、環状接続部の上下の環状空気相含有帯域の間の部位を通って環状空気相含有領域よりも外周側の領域に伝達して超音波振動のエネルギーの損失を生じることがある。この損失を抑制するには、環状空気相含有帯域を環状接続部の径方向に多重に配置することが必要である。しかしながら、環状接続部の形状が、例えば、円筒状の形状であると、空気相含有帯域を環状接続部の径方向に多重に配置することができない。
 このため、本発明の研磨具10では、環状接続部12の上側環状接続面12aの内周縁が下側環状接続面12bの外周縁よりも外周側に位置する構成、すなわち上側環状接続面12aの内周縁の直径が下側環状接続面12bの外周縁の直径よりも大きくされた構成が採用されている。これにより、環状接続部12の上側環状接続面12aの内周縁と下側環状接続面12bの外周縁との間の部位に、環状空気相含有帯域16、17が環状接続部12の径方向に多重に形成された構成の環状空気相含有領域18を設けることが可能とされている。
 なお、超音波振動子15にて発生させる超音波振動の周波数、すなわち超音波振動子15に付与する交流電圧の周波数は、例えば、次のようにして定めることができる。先ず、砥石13が装着された環状砥石装着板14に固定された超音波振動子15のインピーダンスの周波数特性を、例えば、インピーダンスアナライザを用いて測定する。そして超音波振動子15に付与する交流電圧の周波数を、得られたインピーダンス特性に表れる複数のアドミタンス(インピーダンスの逆数)のピークのうち、上記の砥石装着板の幅方向の振動を主成分とする固有振動の振動数に対応するピーク(通常は、20~100kHzの範囲の周波数に現れるピーク)と対応する周波数に決定する。
 環状空気相含有領域18は、環状接続部12に連結領域16bを介して断続的に形成された内周側の複数(例えば、12個)の貫通溝16cと、連結領域17bを介して断続的に形成された外周側の複数(例えば、12個)の貫通溝17cとから構成されていて、内周側の連結領域16bは、外周側の貫通溝17cに接するように配置され、かつ外周側の連結領域17bは、内周側の貫通溝16cに接するように配置されていることが好ましい。これにより、環状接続部12の内部を砥石装着板14と平行な方向に沿って伝達する超音波振動の殆どが、各貫通溝16cの内部の空気相16a、および各貫通溝17cの内部の空気相17aにより形成される超音波反射面のうちの何れかによって反射される。このため、超音波振動子15にて発生させた超音波振動が環状砥石装着板14を介して効率良く砥石13に付与される。
 環状空気相含有領域18は、その周方向の85乃至100%(特に、90乃至100%)の範囲内の部位に、超音波反射面を形成する空気相16a、17aの少なくとも一方が配置された構成を有していることが好ましい。
 図1に示すように、環状接続部12の環状空気相含有領域18が設けられた部位の上下面の各々が環状砥石装着板14と平行な面であることが好ましい。これにより、環状空気相含有領域18の貫通溝16c、17cの形成が容易になる。貫通溝16c、17cの形成は、例えば、放電加工や切削加工によって行なわれる。
 環状接続部12の下側環状接続面12bの外周縁は、砥石13の内周縁よりも内周側に位置している、すなわち下側環状接続面12bの外周縁の直径は、砥石13の内周縁の直径よりも小さくされていることが好ましい。このような構成を採用すると、環状接続部12によって、環状砥石装着板14が環状の砥石13の装着位置よりも内周側の位置にて支持される。このため、環状の砥石13をより大きな振幅にて超音波振動させることができる。
 環状砥石装着板14にその幅方向の振動を主成分とする固有振動を生じさせ易くするため、通常、砥石装着板14の幅(最大値)は、厚み(最大値)の2~20倍(好ましくは3~20倍、更に好ましくは4~20倍、特に好ましくは4~15倍)の範囲内の長さに設定される。同様の理由により、砥石装着板14の幅(最大値)は、通常、環状接続部12の下端部の幅の2~50倍(好ましくは5~45倍、更に好ましくは8~40倍)の範囲内の長さに設定される。
 なお、超音波振動子15は、環状接続部12の下側環状接続面12bの内周縁の直径よりも小さな外径を持つ環状の形状にあり、この超音波振動子15が環状砥石装着板14の上面もしくは下面に砥石装着板14と同軸に固定されていることが好ましい。これにより、同じ振幅の超音波振動を発生させる場合に、超音波振動子15にて消費される電力を小さくすることができる。
 図3は、環状接続部の別の構成例を示す断面図であり、そして図4は、図3の環状接続部32の平面図である。
 図3及び図4に示す環状接続部32の構成は、環状空気相含有領域38が、環状接続部32に連結領域36bを介して断続的に形成された内周側の複数の貫通孔36cと、連結領域37bを介して断続的に形成された外周側の複数の貫通孔37cとから構成されていて、内周側の連結領域36bは、外周側の貫通孔37cに接するように配置され、かつ外周側の連結領域37bは、内周側の貫通孔36cに接するように配置されていること以外は図1に示す環状接続部12と同様である。
 この複数の貫通孔36cの内部の空気相36aと複数の連結領域36bとにより環状空気相含有帯域36が構成され、そして複数の貫通孔37cの内部の空気相37aと複数の連結領域37bとにより環状空気相含有帯域37が構成されている。環状空気相含有帯域36と環状空気相含有帯域37とは、環状接続部32の径方向に二重に配置されていて、環状空気相含有領域38を構成している。
 図5は、環状接続部の更に別の構成例を示す断面図であり、そして図6は、図5の環状接続部52の平面図である。
 図5及び図6に示す環状接続部52の構成は、環状空気相含有領域58が、環状接続部52の上側から上下方向に延びる非貫通の円環状上側溝56cと環状接続部52の下側から上下方向に延びる非貫通の円環状下側溝57cとから構成されていて、上側溝56cの底面が下側溝57cの底面よりも下側に位置していること以外は図1に示す環状接続部12と同様である。
 この上側溝56cの内部の空気相(環状に形成した連続の空気相)56aと連結領域56bとにより環状空気相含有帯域56が構成され、そして下側溝57cの内部の空気相57aと連結領域57bとにより環状空気相含有帯域57が構成されている。環状空気相含有帯域56と環状空気相含有帯域57とは、環状接続部52の径方向に二重に配置されていて、環状空気相含有領域58を構成している。
 図7は、環状接続部の更に別の構成例を示す断面図であり、そして図8は、図7の環状接続部72の平面図である。
 図7及び図8に示す環状接続部72の構成は、環状空気相含有領域78が多孔質環状部材から構成されていること以外は図1に示す環状接続部12と同様である。
 この多孔質環状部材の内部にて、例えば、環状接続部72の周方向に沿って環状に配置している多数の気泡(空気相)76aと、そして環状接続部72の周方向に沿って環状に配置している多数の気泡77aとが、それぞれ環状空気相含有帯域を構成している。
 本発明の研磨具が備える環状空気相含有領域の構成は、前記の特許文献2に記載された研磨具が備える環状空気相含有領域と同様であるので、これ以上の説明は行なわない。
 図9は、本発明の研磨具の別の構成例を示す断面図である。図9の研磨具90の構成は、環状接続部92と環状砥石装着板94とが予め一体に(一つの部品として)形成されていること、そして砥石装着板94の上面に超音波振動子15の位置決め用の環状の突起94aが形成されていること以外は図1の研磨具10と同様である。
 図10は、本発明の研磨具の更に別の構成例を示す断面図である。図10の研磨具100の構成は、環状接続部102の内周面と外周面とがそれぞれ上側の開口径が下側の開口径よりも大きな円筒面とされていること以外は図1の研磨具10と同様である。
 図11は、本発明の研磨具の更に別の構成例を示す断面図である。
 図11の研磨具110の構成は、環状接続部112の支持板11と接続する上側環状接続面112aの外周縁が、環状砥石装着板14と接続する下側環状接続面112bの内周縁よりも内周側に位置していて、この接続部112の上側環状接続面112aの外周縁と下側環状接続面112bの内周縁との間に、環状に配置した非連続の空気相を含む環状空気相含有帯域16、17を上記接続部112の径方向に多重に形成してなる環状空気相含有領域18が、この環状空気相含有領域18により超音波振動子15から発生される超音波振動が砥石装着板14と平行な方向に沿って環状接続部112の環状空気相含有領域18よりも内周側の領域に伝達されないように設けられていること以外は図1の研磨具10と同様である。また、図11の研磨具110の好ましい態様は、図1の研磨具10の場合と同様である。
 図12は、本発明の研磨具の更に別の構成例を示す断面図である。図12の研磨具120の構成は、環状接続部122の内周面と外周面とがそれぞれ上側の開口径が下側の開口径よりも小さな円筒面とされていること以外は図11の研磨具110と同様である。
 なお、本発明の研磨具の環状接続部は、上記環状空気相含有領域が形成される部位(上面が支持板に接触することがなく、かつ下面が環状砥石装着板に接触することがない部位)を備えていれば、その上端部が支持板に沿って延長されていてもよいし、その下端部が環状砥石装着板に沿って延長されていてもよい。
10 研磨具
11 支持板
12 環状接続部
12a 上側環状接続面
12b 下側環状接続面
13 環状の砥石
14 環状砥石装着板
15 超音波振動子
16、17 環状空気相含有帯域
16a、17a 空気相
16b、17b 連結領域
16c、17c 貫通溝
18 環状空気相含有領域
19 回転軸
21、22 ボルト
32 環状接続部
36、37 環状空気相含有帯域
36a、37a 空気相
36b、37b 連結領域
36c、37c 貫通孔
38 環状空気相含有領域
52 環状接続部
56、57 環状空気相含有帯域
56a、57a 空気相
56b、57b 連結領域
56c 円環状上側溝
57c 円環状下側溝
58 環状空気相含有領域
72 環状接続部
76a、77a 気泡(空気相)
78 環状空気相含有領域
90、100 研磨具
92、102 環状接続部
94 環状砥石装着板
94a 環状の突起
110、120 研磨具
112、122 環状接続部
112a 上側環状接続面
112b 下側環状接続面
130 研磨具
133 環状の砥石
134 砥石保持部材
134a 周溝
135 超音波振動子
140 研磨具
143 環状の砥石
144 砥石保持部材
144a 円板部
144b 円筒部
145 超音波振動子
146、147 環状空気相含有帯域
146a、147a 空気相
146b、147b 連結領域
146c 円環状内側溝
147c 円環状外側溝
148 環状空気相含有領域
149 回転軸

Claims (9)

  1.  回転軸の下端部に該回転軸に対して垂直に固定される円盤状もしくは環状の支持板、該支持板の下方に環状接続部を介して該支持板と間隔をあけて平行に支持され、下面に環状の砥石が装着された環状砥石装着板、および該砥石装着板に固定された超音波振動子を含む研磨具であって、
     上記環状接続部の支持板と接続する上側環状接続面の内周縁が、環状砥石装着板と接続する下側環状接続面の外周縁よりも外周側に位置していて、該接続部の上側環状接続面の内周縁と下側環状接続面の外周縁との間に、環状に形成もしくは配置した連続もしくは非連続の空気相を含む環状空気相含有帯域を該接続部の径方向に多重に形成してなる環状空気相含有領域が、該環状空気相含有領域により超音波振動子から発生される超音波振動が上記砥石装着板と平行な方向に沿って環状接続部の環状空気相含有領域よりも外周側の領域に伝達されないように設けられていることを特徴とする研磨具。
  2.  回転軸の下端部に該回転軸に対して垂直に固定される円盤状もしくは環状の支持板、該支持板の下方に環状接続部を介して該支持板と間隔をあけて平行に支持され、下面に環状の砥石が装着された環状砥石装着板、および該砥石装着板に固定された超音波振動子を含む研磨具であって、
     上記環状接続部の支持板と接続する上側環状接続面の外周縁が、環状砥石装着板と接続する下側環状接続面の内周縁よりも内周側に位置していて、該接続部の上側環状接続面の外周縁と下側環状接続面の内周縁との間に、環状に形成もしくは配置した連続もしくは非連続の空気相を含む環状空気相含有帯域を該接続部の径方向に多重に形成してなる環状空気相含有領域が、該環状空気相含有領域により超音波振動子から発生される超音波振動が上記砥石装着板と平行な方向に沿って環状接続部の環状空気相含有領域よりも内周側の領域に伝達されないように設けられていることを特徴とする研磨具。
  3.  環状接続部の環状空気相含有領域が設けられた部位の上下面の各々が環状砥石装着板と平行な面である請求項1もしくは2に記載の研磨具。
  4.  環状接続部の下側環状接続面の外周縁が砥石の内周縁よりも内周側に位置している請求項1もしくは2に記載の研磨具。
  5.  超音波振動子が環状接続部の下側環状接続面の内周縁の直径よりも小さな外径を持つ環状の形状にあり、この超音波振動子が環状砥石装着板の上面もしくは下面に該環状砥石装着板と同軸に固定されている請求項1もしくは2に記載の研磨具。
  6.  環状空気相含有領域が、環状接続部に連結領域を介して断続的に形成された内周側の複数の貫通溝と連結領域を介して断続的に形成された外周側の複数の貫通溝とから構成されていて、内周側の連結領域は外周側の貫通溝に接するように配置され、かつ外周側の連結領域は内周側の貫通溝に接するように配置されている請求項1もしくは2に記載の研磨具。
  7.  環状空気相含有領域が、環状接続部に連結領域を介して断続的に形成された内周側の複数の貫通孔と連結領域を介して断続的に形成された外周側の複数の貫通孔とから構成されていて、内周側の連結領域は外周側の貫通孔に接するように配置され、かつ外周側の連結領域は内周側の貫通孔に接するように配置されている請求項1もしくは2に記載の研磨具。
  8.  環状空気相含有領域が、環状接続部の上側から上下方向に延びる非貫通の円環状上側溝と環状接続部の下側から上下方向に延びる非貫通の円環状下側溝とから構成されていて、上側溝の底面が下側溝の底面よりも下側に位置する請求項1もしくは2に記載の研磨具。
  9.  環状空気相含有領域が多孔質環状部材から構成されている請求項1もしくは2に記載の研磨具。
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