WO2011048680A1 - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Definitions

  • a transformer T1 having a primary winding n1 and a secondary winding n2, a switching element Q1 connected to one end of the primary winding n1, a diode D5 and a capacitor C5 connected to the secondary winding n2
  • a switching power supply device 10 comprising a rectifier circuit, a series circuit of a snubber capacitor C1 and a diode D1 is provided at both ends of a primary winding n1, and a resistor R1 is connected in parallel to the snubber capacitor C1.
  • the steep surge voltage generated when the switching element Q1 is turned off is suppressed by once charging the capacitor C1, and thereafter, the charge of the capacitor C1 is discharged through the resistor R1.
  • the discharge by the resistor R1 is stable in operation, but it is natural that the discharge current flowing through the resistor R1 becomes a power loss, which reduces the conversion efficiency of the switching power supply device. is not.
  • each of the embodiments described above is an embodiment of the energy regeneration snubber circuit according to the present invention.
  • the polarity is input It can be appropriately set according to the polarity of the voltage and the polarity of the output voltage.
  • the MOSFET shown in the embodiment is suitable for the power switching element, it is of course possible to widely select other types of switching elements such as bipolar transistors and IGBTs depending on the application and situation of application. is there.

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Abstract

【課題】スイッチング電源装置の電力スイッチング素子におけるスナバエネルギーを効率よく回生する。 【解決手段】入力端子1、2から、オンオフ駆動される電力スイッチング素子Q1と変圧器T1により数十kHz~数百kHzの交流に一旦変換の後ダイオードD5とコンデンサC5に整流されて出力端子3、4より直流出力を得るスイッチング電源装置が構成される。電力スイッチング素子Q1のオフ時には、スナバエネルギーを、一次巻線n1にダイオードD1を介して接続されたコンデンサC1に吸収し、Q1のオン時には、コンデンサC1とダイオードD1との接続点とコモンライン12との間にダイオードD2、D3とインダクタL1との直列回路を接続して、コンデンサC1に吸収されたスナバエネルギーを、次のQ1のオフ時にインダクタL1を介して、コモンライン12と電源ライン11との間に回生する。

Description

スイッチング電源装置
本発明は、スイッチング電源装置に関するものであり、そのスナバエネルギーを効率よく回生して、電力スイッチング素子への印加電圧を低減することにより高効率化を図り、併せてノイズの低減を得ることができるエネルギー回生スナバ回路を備えたスイッチング電源装置に関するものである。
直流電源を受けて、目的の電圧の直流に変換する、スイッチング電源装置が広く使われている。このスイッチング電源装置においては、高速度、電力スイッチングをするスイッチング素子を用いるので、そのスイッチングに伴うスナバエネルギーの処理が問題になる。
スイッチング電源装置におけるスナバ回路としては、従来使用されている回路であって、図9に示すような回路が知られている。一次巻線n1と、二次巻線n2とを有する変圧器T1と、一次巻線n1の一端に接続されたスイッチング素子Q1と、二次巻線n2に接続されたダイオードD5とコンデンサC5とからなる整流回路とからなるスイッチング電源装置10において、一次巻線n1の両端にスナバ用のコンデンサC1とダイオードD1との直列回路を設けて、スナバ用のコンデンサC1には抵抗器R1を並列接続して構成する。スイッチング素子Q1のオフ時に発生する急峻なサージ電圧は、一旦コンデンサC1を充電することで抑制されて、その後にコンデンサC1の充電電荷は、抵抗器R1を介して放電される。抵抗器R1による放電は、動作としては安定しているが、当然のことながら、この抵抗器R1に流れる放電電流は、電力損失となり、スイッチング電源装置の変換効率を低下させることになり、好ましいことではない。
スイッチング電源装置におけるスナバ回路に関する先行する発明としては、例えば、特開2000-92834号公報(特許文献1)に開示されている発明がある。その発明は、直流入力を受けて、この直流入力を互いに直列接続された変圧器の一次巻線とスイッチング素子に接続し、そのスイッチング素子を数百kHzの周波数で繰り返しオンオフさせる。そして、その変圧器の二次巻線に接続された整流回路を経て所望の値の電圧出力を得る。スナバ回路としては、この変圧器の一次巻線に、互いに直列接続されたコンデンサとダイオードとを接続する。このコンデンサに充電されたエネルギーの処理については、変圧器に設けた補助巻線と補助ダイオードとの回路をスナバ回路のコンデンサとダイオードとの接続点に接続構成して、スイッチング素子のオフ時に吸収したスナバ回路のコンデンサに蓄えたエネルギーを、オン時に変圧器の励磁エネルギーに変換して、その結果、二次側にエネルギー回生するものである。
また、特開2002-101656号公報(特許文献2)に開示されている発明は、本件出願人と同一の出願人による発明であって、第1の巻線と第2の巻線を備えた変圧器を備えて、その第1の巻線の一端を主スイッチ素子に、他端を直流入力電圧にそれぞれ接続し、その他端と同極の第2の巻線の一端をゼロボルトに、他端をコンデンサを介して第1の巻線の主スイッチ素子との接続点にそれぞれ接続し、主スイッチ素子がOFFする際、主スイッチ素子の負荷である変圧器の巻線からリーケージインダクタンスに起因して発生するスナバエネルギーを、回路の0Vに接続した第1のコンデンサで吸収し、主スイッチ素子がONのときその吸収したエネルギーを主スイッチ素子と変圧器の巻線の接続部に接続された第2のコンデンサに移行し、次に主スイッチ素子がOFFのとき、第2のコンデンサに移行したエネルギーを入力電源側に回生するように、主スイッチ素子、コンデンサおよび変圧器の巻線を接続したスナバ回路である。
以上の先行する発明の構成は、いずれも、電力スイッチング素子の電流経路にも、スナバエネルギー処理用の電流経路にも、抵抗などのエネルギー損出となるような要素を含まない回路構成で、良好な高効率動作が期待できるものである。ただし、動作モード上の制限や、回路常数選定には、制限条件が存在する。
本発明は上記の問題点に鑑みて提案されるもので、変圧器を備えたスイッチング電源装置において、変圧器に補助巻線を備えることを必須とせず、スナバエネルギーを効率よく回生して、電力スイッチング素子への印加電圧を低減することにより高効率化を図り、併せてノイズの低減を得ることを目的とするものである。
本発明は、下記の第1の手段、すなわち、
直流入力電源を受ける一対の入力端子(1、2)と、該一対の入力端子にそれぞれ接続されたコモンライン(12)と電源ライン(11)と、二つの主電流電極と一つの制御電極とを有する電力スイッチング素子(Q1)と、該制御電極に接続された駆動信号発生回路と、一次巻線(n1)と二次巻線(n2)とを備える変圧器(T1)と、該変圧器の二次巻線に接続された整流回路と、該整流回路に接続された一対の出力端子(3、4)とを備えてなり、前記コモンラインと電源ライン間に、互いに直列接続された前記電力スイッチング素子の二つの主電流電極と前記変圧器の一次巻線とが接続され、前記電力スイッチング素子の制御電極が前記駆動信号発生回路によりオンオフ駆動してなるスイッチング電源装置において、
前記電力スイッチング素子のオフ時には、前記変圧器のリーケージインダクタンスに起因して発生するスナバエネルギーを、前記一次巻線に第1のダイオード(D1)を介して接続された第1のコンデンサ(C1)に吸収し、
次に前記電力スイッチング素子のオン時には、前記第1のコンデンサと第1のダイオードとの接続点とコモンラインとの間に第2のダイオード(D2)とインダクタ(L1)との直列回路を接続して、前記第1のコンデンサに吸収されたスナバエネルギーを前記インダクタ(L1)に蓄積し、該蓄積エネルギーを次の前記電力スイッチング素子のオフ時に、前記コモンラインと電源ラインとの間に回生するエネルギー回生スナバを有する、スイッチング電源装置を提案するものである。
本発明は、第2の手段として、上記第1の手段に加えて、
前記変圧器(T1)が、互いに並列接続された二つの一次巻線(n11,n12)を有し、該二つの一次巻線の層の間に挟まれた二次巻線(n2)を有することを提案するものである。
本発明は、第3の手段として、上記第1の手段に加えて、
前記変圧器(T1)が、互いに直列接続された二つの一次巻線(n101,n102)を有し、該二つの一次巻線の層の間に挟まれた二次巻線(n2)を有することを提案するものである。
本発明は、第4の手段として、上記第1~3の手段に加えて、
前記インダクタ(L1)に直列接続された第3のダイオード(D3)を備えることを提案するものである。
本発明は、第5の手段、すなわち、
直流入力電源を受ける一対の入力端子(1、2)と、該一対の入力端子にそれぞれ接続されたコモンライン(12)と電源ライン(11)と、二つの主電流電極と一つの制御電極とを有する電力スイッチング素子(Q1)と、該制御電極に接続された駆動信号発生回路と、一次巻線(n1)と補助一次巻線(n10)の間の層に挟まれた二次巻線(n2)とを備える変圧器(T1)と、該変圧器の二次巻線に接続された整流回路と、該整流回路に接続された一対の出力端子(3,4)とを備え、前記コモンラインと電源ライン間に、互いに直列接続された前記電力スイッチング素子の二つの主電流電極と前記変圧器の一次巻線とが接続され、前記電源ライン(11)に一端が接続された第1のダイオード(D1)と前記変圧器の一次巻線(n1)の一端に接続された第1のコンデンサ(C1)と、該第1のコンデンサ(C1)と第1のダイオード(D1)との接続点と前記コモンライン(12)との間に互いに直列接続されたインダクタ(L1)と第2のダイオード(D2)とを備え、前記電力スイッチング素子(Q1)の制御電極が前記駆動信号発生回路によりオンオフ駆動してなるとともに、
前記補助一次巻線(n10)の一端が前記電力スイッチング素子(Q1)の主電流電極と前記一次巻線(n1)との接続点に接続されるとともに前記補助一次巻線(n10)の他端とコモンライン(12)との間に接続され、かつ、前記第1のダイオード(D1)と前記第1のコンデンサ(C1)との接続点から第4のダイオード(D4)を介して接続された第2のコンデンサ(C2)を備えてなるスイッチング電源装置を提案するものである。
この場合、電力スイッチング素子(Q1)のオフ時には、変圧器(T1)のリーケージインダクタンスに起因して発生するスナバエネルギーを、一次巻線(n1)に第1のダイオード(D1)を介して接続された第1のコンデンサ(C1)に吸収し、
次に電力スイッチング素子(Q1)のオン時には、第1のコンデンサ(C1)と第1のダイオード(D1)との接続点とコモンライン(12)との間に第2のダイオード(D2)とインダクタ(L1)との直列回路を接続して、前記第1のコンデンサに吸収されたスナバエネルギーを前記インダクタ(L1)に蓄積し、該蓄積エネルギーを次の前記電力スイッチング素子のオフ時に、コモンライン(12)と電源ライン(11)との間に回生するとともに、第1のコンデンサ(C1)から第4のダイオード(D4)を介して接続された第2のコンデンサ(C2)にも同時に回生することができる。
本発明は、第6の手段として、
直流入力電源を受ける一対の入力端子と、該一対の入力端子にそれぞれ接続されたコモンライン(12)と電源ライン(11)と、二つの主電流電極と一つの制御電極とを有する電力スイッチング素子(Q1)と、該制御電極に接続された駆動信号発生回路と、一次巻線(n1)と二次巻線(n2)とを備える変圧器(T1)と、該変圧器(T1)の二次巻線(n2)に接続された整流回路と、該整流回路に接続された一対の出力端子とを備え、前記コモンラインと電源ライン間に、互いに直列接続された前記電力スイッチング素子(Q1)の二つの主電流電極と前記変圧器(T1)の一次巻線とが接続され、前記電源ラインに一端が接続された第1のダイオード(D1)と前記変圧器(T1)の一次巻線(n1)の一端に接続された第1のコンデンサ(C1)と、該第1のコンデンサ(C1)と第1のダイオード(D1)との接続点と前記コモンライン(12)との間に互いに直列接続されたインダクタ(L1)と第2のダイオード(D2)とを備え、前記電力スイッチング素子(Q1)の制御電極が前記駆動信号発生回路によりオンオフ駆動してなるとともに、
前記補助一次巻線(n10)の一端が前記電力スイッチング素子(Q1)の主電流電極と前記一次巻線(n1)との接続点に接続されるとともに、前記第1のダイオード(D1)と前記第1のコンデンサ(C1)との接続点から第4のダイオード(D4)を介して前記補助一次巻線(n10)の他端に接続されてなることを特徴とする、スイッチング電源装置を提案するものである。
 
本発明は、上記第5、第6の手段に加えて、第7の手段として、
前記変圧器(T1)の二次巻線(n2)が、一次巻線(n1)と補助一次巻線(n10)の間の層に挟まれたことを提案するものである。
本発明は、上記第5~7の手段に加えて、第8の手段として、
前記インダクタ(L1)に直列接続された第3のダイオード(D3)を有することを提案するものである。
上記のように、本発明に係るエネルギー回生スナバ回路は、コンデンサとインダクタとダイオードとから構成されており、抵抗のような本質的な電力消費となる部品は含まれていない。また、本発明に係るエネルギー回生スナバ回路の接続関係は、電力スイッチング素子の主電流端子間には並列接続されたもののみであり、電力スイッチング素子の主電流端子間に直列接続された構成要素は存在しない。さらにまた、出力電流の経路にもスナバ回路の構成要素が直列接続されるものは存在しない。したがって、本発明に係るエネルギー回生スナバ回路は、電力損失が少なく、極めて効率が高いという効果がある。
また、このエネルギー回生スナバ回路を用いたスイッチング電源装置においては、電力スイッチング素子のターンオフ時の損失を減少させることができて変換効率を高めることができ、電力スイッチング素子の放熱対策の構成がより簡素になり経済的となる。また、電力スイッチング素子への印加電圧が低減することによりノイズの発生が低減するので、必要なEMI対策用の構成部品の定数選定について経済的になる。
本発明に係るエネルギー回生スナバ回路を備えたスイッチング電源装置の第1の実施例の図である。 本発明に係るエネルギー回生スナバ回路を備えたスイッチング電源装置の各部の電流、電圧波形の図である。 本発明に係るエネルギー回生スナバ回路を備えたスイッチング電源装置の第2の実施例の図である。 本発明に係るエネルギー回生スナバ回路を備えたスイッチング電源装置の第3の実施例の図である。 図4に示すエネルギー回生スナバ回路を備えたスイッチング電源装置の各部の電流、電圧波形の図である。 本発明に係るエネルギー回生スナバ回路を備えたスイッチング電源装置の第4の実施例の図である。 本発明に係るエネルギー回生スナバ回路を備えたスイッチング電源装置の変圧器の巻線構成の一実施例である。 本発明に係るエネルギー回生スナバ回路を備えたスイッチング電源装置の変圧器の巻線構成の他の一実施例である。 従来のスナバ回路の一例の図である。
本発明に係るエネルギー回生スナバ回路を備えたスイッチング電源装置を、図1に示す実施例に基づいて具体的に説明する。
図1に示すスイッチング電源装置10において、1、2は直流入力電源を受ける入力端子で、入力端子2が0V側ラインであり、3、4は直流出力電圧を発生する出力端子であり、この出力端子3、4には負荷5が接続されている。Q1は電力スイッチング素子であるMOSFETであり、T1は変圧器であって、一次巻線n1と二次巻線n2とを有する。一次巻線n1の一端は入力端子1に接続され、その他方の一端は電力スイッチング素子Q1主電流電極の一方であるドレインに接続される。また、電力スイッチング素子Q1の主電流電極の他方であるソースは入力端子2に接続される。電力スイッチング素子Q1の制御用電極であるゲートは、図示しない制御駆動回路から信号を受けて、数十kHz~数百kHzの周波数でオンオフ駆動されている。変圧器T1の一次巻線n1には、スイッチングされたオンオフ波形の電圧が現れて、その二次巻線n2には、一次巻線n1と二次巻線n2との巻数比に応じた電圧が現れて、この電圧を整流用のダイオードD5と平滑用のコンデンサC5とにより目的の電圧値の電圧を出力端子3、4の間に発生させて、負荷5に直流電力供給する。変圧器T1の一次巻線n1には、互いに直列接続されたスナバ用のコンデンサC1とダイオードD1とが接続されており、電力スイッチング素子Q1のオフ時のサージ電圧が、コンデンサC1を充電する。コンデンサC1とダイオードD1との接続点と、0V側ラインとの間には、互いに順次直列接続されたダイオードD2と回生回路用のインダクタL1とダイオードD3とが接続されている。
この回路の中で、破線で囲まれて符号7で示した、ダイオードD1、D2、D3、コンデンサC1、インダクタL1とにより、本発明に係るエネルギー回生スナバ回路が構成される。
このように構成されたエネルギー回生スナバ回路7を備えたスイッチング電源装置10の動作を説明する。ここで参照する各部の波形を図2に示す。図2の各縦軸については、(a)は電力スイッチング素子Q1のドレイン・ソース間電圧波形を示し、(b)は電力スイッチング素子Q1のドレイン・ソース間電流波形を示し、(c)はエネルギー回生スナバ回路7のコンデンサC1の電圧波形を示し、ダイオードD1との接続点を基準とした電圧波形であり、(d)はエネルギー回生スナバ回路のコンデンサC1の電流波形を示し、(e)はエネルギー回生スナバ回路7のダイオードD2の電流波形を示し、(f)はエネルギー回生スナバ回路7のダイオードD1の電流波形をそれぞれ示す。なお、横軸は、時間軸であって、図2の(a)~(f)まですべて共通で、それぞれ同じ時間軸として現象が対応するものであり、また、スイッチング電源装置の動作が定常運転状態にあるときの波形を示すものである。
まず、電力スイッチング素子Q1がオンしている区間では、変圧器T1に電流エネルギーが蓄積されている。
次に、時間t0で電力スイッチング素子Q1がターンオフすると、変圧器T1に蓄積された磁気エネルギーが変圧器T1の二次巻線n2から出力として供給されると同時に、一次巻線n1のリーケージインダクタンスに起因するサージ電流として、ダイオードD1が導通してコンデンサC1にエネルギーを蓄積する。このとき、一次巻線n1の両端の電圧は、定常時運転時には、このフライバックモードでは、出力端子3、4間の電圧を一次巻線n1に換算した電圧にクランプされる。この電流ループは、一次巻線n1→コンデンサC1→ダイオードD1→一次巻線n1となる。このときコンデンサC1に流れるサージ電流の波形は、図2(d)に示すように時間t0から時間t1までの短時間である。このスナバ回路の作用により、電力スイッチング素子Q1のドレイン・ソース間電圧は、一次巻線n1のクランプ電圧に等しいコンデンサC1の電圧に直流入力電源の電圧(E)を加算した電圧にクランプされるが、図2(a)に示すように時間t0から時間t1までの区間において、わずかな上昇に抑制される。
なお、いわゆるフォワードモード(後に図4に示す)では、一次巻線n1の電圧は、通常、直流入力電源の電圧(E)にほぼ等しい電圧にクランプされる。このとき、電力スイッチング素子Q1のドレイン・ソース間電圧は、該クランプ電圧に等しいコンデンサC1の電圧に直流入力電源の電圧(E)を加算した電圧にクランプされる。
次のスイッチング周期の始期tcにおいて、電力スイッチング素子Q1がオンすると、電力スイッチング素子Q1は、変圧器T1の一次巻線n1に電流を流して磁気エネルギーとして蓄積するとともに、コンデンサC1に充電された電荷が、コンデンサC1→電力スイッチング素子Q1→ダイオードD3→インダクタL1→ダイオードD2→コンデンサC1の経路で電流が流れて、コンデンサC1の電荷の一部が、インダクタL1の磁気エネルギーとして移動蓄積されるが、コンデンサC1の電圧値はわずかに減少するに留まる。
そして、次の電力スイッチング素子Q1のオフに伴って、インダクタL1の両端の電圧が極性反転すると、インダクタL1の電圧は、インダクタL1→ダイオードD2→ダイオードD1→電源ライン11→コモンライン12→ダイオードD3→インダクタL1のループで電流が流れて、インダクタL1の磁気エネルギーは、回生エネルギーとして、電源ライン11とコモンライン12に接続された入力直流電源に回生供給される。また、インダクタL1の電圧は、インダクタL1→ダイオードD2→コンデンサC1→一次巻線n1→電源ライン11→コモンライン12→ダイオードD3→インダクタL1のループでも電流が流れることがある。
この回生エネルギーは、電源ライン11とコモンライン12に接続された電解コンデンサや他の負荷、回路などに給電することもできる。なお、このときのフォワードモードの電流もフライバックモードのときと同様である。
インダクタL1から回生エネルギー放出として電流が流れるとき、インダクタL1の両端の電圧は、定常運転時には、このフライバックモードでも、フォワードモードでも、直流入力電源の電圧(E)にクランプされる。
ここで、インダクタL1の両側に直列接続されたダイオードD2、D3はともにファーストリカバリーの特性のものが好ましい。なお、二つのダイオードD2、D3は、これらの二つのダイオードを設けることで、ファーストリカバリーの特性がより効果的となるものであるが、本発明の基本的な作用しては、いずれか一つのダイオードでも実施可能である。
次に、図3に示す本発明に係るエネルギー回生スナバ回路を備えたスイッチング電源装置の第2の実施例について説明する。
図3において、図3の符号が、図1に示す第1の実施例と同じ符号の構成要素は、それぞれ、同じ構成要素に対応する。変圧器T1については、一次巻線n1と基本的に同じ巻数の補助一次巻線n10を備えて、この補助一次巻線n10と一次巻線n1との間の層に二次巻線n2を挟む、いわゆるサンドイッチ巻きの構造とする。このサンドイッチ巻きの巻線配置によって、変圧器T1の一次巻線と二次巻線との間の結合が向上して、リーケージインダクタンスも低下する。
そして、補助一次巻線n10の一端は、一次巻線n1の一端であって電力スイッチング素子Q1の主電流電極の一つであるドレインとの接続点に接続される。補助一次巻線n10の他の一端は、第2のコンデンサC2を介してコモンライン12に接続される。また、補助一次巻線n10の他の一端と第2のコンデンサC2との接続点は、第4のダイオードD4を介して第1のダイオードD1と第1のコンデンサC1との接続点に接続される。
このようにして、第1~4のダイオードD1~4と第1のコンデンサC1と第2のコンデンサC2とインダクタL1とにより、エネルギー回生スナバ回路8が構成される。
この図3に示す本発明に係るスイッチング電源装置の第2の実施例において、その回路構成は、図1に示す第1の実施例に追加して、補助一次巻線n10と第2のコンデンサC2と第4のダイオードD4と、これらに係る回路が加わったものである。エネルギー回生スナバ回路8のうち、電力スイッチング素子Q1と第1のコンデンサC1とインダクタL1と第1のコンデンサC1と第1のダイオードD1と第2のダイオードD2と第3のダイオードD3とに係る動作は、第1の実施例において説明した動作と同様であるので、補助一次巻線n10と第2のコンデンサC2と第4のダイオードD4とに係る回路の動作を中心に以下説明する。
図3において、電力スイッチング素子Q1がオンすると、変圧器T1の一次巻線n1と補助一次巻線n10とには、それぞれ、電源ライン11とコモンライン12に接続された直流入力電源の電圧(E)にほぼ等しい電圧が発生する。一次巻線n1と補助一次巻線n10とに発生する電圧の極性は、各巻線の黒点の側がプラスとなる向きである。この補助一次巻線n10の黒点側は、第2のコンデンサC2を、直流入力電源の電圧(E)にほぼ等しい電圧に充電する。
次に電力スイッチング素子Q1がオフすると、補助一次巻線n10に係る磁気エネルギーは、一次巻線n1に係る磁気エネルギーとともに、二次巻線に移動するとともに、極性は反転する。このとき、補助一次巻線n10→第1のコンデンサC1→第4のダイオードD4→補助一次巻線n10のループで電流が流れる。また同時に、一次巻線n1→第1のコンデンサC1→第1のダイオードD1→一次巻線n1のループでも電流が流れる。この電流ループによって、補助一次巻線n10の電圧は第1のコンデンサC1の電圧にクランプされ、電力スイッチング素子Q1のドレイン・ソース電圧は、該クランプ電圧に直流入力電源の電圧(E)を加算した電圧にクランプされる。
また、電力スイッチング素子Q1のオフに伴って、インダクタL1の両端の電圧が極性反転すると、インダクタL1の電圧は、一方では、インダクタL1→ダイオードD2→ダイオードD1→電源ライン11→コモンライン12→ダイオードD3→インダクタL1のループで電流が流れて、インダクタL1の磁気エネルギーは、回生エネルギーとして、電源ライン11とコモンライン12に接続された入力直流電源に回生供給される。
また、インダクタL1の電圧は、同時に、インダクタL1→ダイオードD2→ダイオードD4→補助一次巻線n10→コンデンサC2→コモンライン12→ダイオードD3→インダクタL1のループで電流が流れて、インダクタL1の磁気エネルギーは、回生エネルギーとして、電源ライン11とコモンライン12に接続された入力直流電源に回生供給される。
また、さらに、インダクタL1の電圧は、インダクタL1→ダイオードD2→コンデンサC1→一次巻線n1→電源ライン11→コモンライン12→ダイオードD3→インダクタL1のループで電流が流れることもある。あるいは、インダクタL1の電圧は、インダクタL1→ダイオードD2→コンデンサC1→補助一次巻線n10→コンデンサC2→コモンライン12→ダイオードD3→インダクタL1のループで電流が流れることもある。
このとき、変圧器T1の補助一次巻線n10の両端の瞬時電圧と一次巻線n1の両端の瞬時電圧とは図3の極性指示どおりで、それらの瞬時電圧は常に等しいので、互いに打ち消しあう関係にあるので、ダイオードD4のアノードから見た電位は、電源ライン11の電位と等しい関係にある。なお、上記の変圧器T1の補助一次巻線n10→一次巻線n1→電源ライン11のループを流れる電流は、変圧器T1の巻線利用率を向上させる可能性がある。
すなわち、インダクタL1に蓄えられたエネルギーは、以上の二つのループに分流してエネルギー回生される。したがって、この二つの電流ループがあるので、エネルギー回生の回路のインピーダンスが半減するので、効率が向上するとともに応答速度がより速くなる。
このようにして、図3に示すスイッチング電源装置は、変圧器T1の一次巻線、二次巻線間の結合を高めつつ、良好なエネルギー回生スナバ回路の動作をするものであり、これら両方の作用により、一層変換効率を高めることができる。
なお、この第2の実施例の各部の電圧電流の波形は、図2に示す波形図における各電圧電流の波形とほぼ同様である。
図1および図3に示すスイッチング電源装置は、いわゆるフライバック型と呼ばれる動作モードで、電力スイッチング素子がオンしたときには磁気エネルギーを蓄えておき、電力スイッチング素子がオフしたときに出力エネルギーを取り出す動作モードである。
もう一つの動作モード、いわゆるフォワード型、すなわち、電力スイッチング素子がオンしている時に同時に出力エネルギーを取り出す動作モードにも、本発明を実施することができる。
図4は、本発明に係るエネルギー回生スナバ回路を備えたスイッチング電源装置の第3の実施例を示す。この実施例は、いわゆるフォワードモードのスイッチング電源装置であり、変圧器T1の一次巻線n1と二次巻線n2との極性の相互関係が図1に示す実施例とは反対である。
図4において、図4の符号が、図1に示す第1の実施例と同じ符号の構成要素は、それぞれ、同じ構成要素に対応する。変圧器T1の二次巻線n2は、整流用の第5のダイオードD5と、いわゆるフリーホイーリング用の第6のダイオードD6と、平滑用の第2のインダクタと、平滑用のコンデンサC5とからなる整流回路によって、出力端子3、4間に目的の直流電圧を発生させる。
図5は、本発明に係るエネルギー回生スナバ回路を備えたスイッチング電源装置の第3の実施例における各部の電流、電圧波形を示す。図5に示す各部の波形は、おおむね、図2に示す波形図と同様であり、フォワード型のモード固有の動作の性質上、図5(a)に示す電力スイッチング素子Q1のドレイン・ソース間電圧波形と、図5(b)に示す電力スイッチング素子Q1のドレイン・ソース間電流波形が、特有の波形である。
図6は、本発明に係るエネルギー回生スナバ回路を備えたスイッチング電源装置の第4の実施例を示す。図6において、図6の符号が、図3に示す第2の実施例と同じ符号の構成要素は、それぞれ、同じ構成要素に対応する。この第4の実施例は、第3の実施例と同様のフォワード型の動作モードである。
図8は、本発明に係るエネルギー回生スナバ回路を備えたスイッチング電源装置における変圧器の巻線構造の一実施例である。図8において、変圧器T1の一次巻線は、二つの互いに等しい巻数の一次巻線n11、n12を設けて、これら一次巻線n11、n12の間に二次巻線n2を挟み込み巻線構造にする。一次巻線n11、n12は、互いに並列接続してスイッチング電源装置に接続する。この変圧器T1の構成によって、一次、二次巻線間の結合がより密接になり、リーケージインダクタがより低減することになる。
図9は、本発明に係るエネルギー回生スナバ回路を備えたスイッチング電源装置における変圧器の巻線構造の他の一実施例である。図9において、変圧器T1の一次巻線は、二つの互いに等しいか又はほぼ等しい巻数の一次巻線n101、n102を設けて、これら一次巻線n101、n102の間に二次巻線n2を挟み込み巻線構造にする。一次巻線n101、n102は、互いに直列接続してスイッチング電源装置に接続する。この変圧器T1の構成によって、一次、二次巻線間の結合がより密接になり、リーケージインダクタがより低減することになる。
以上説明した各実施例は、それぞれ、本発明に係るエネルギー回生スナバ回路の一実施例であって、たとえば、本発明に係るエネルギー回生スナバ回路の構成要素の各ダイオードについては、その極性は、入力電圧の極性、出力電圧の極性に応じて適宜設定することができる。さらに、電力スイッチング素子は、実施例に示したMOSFETが好適ではあるが、適用の用途と状況によっては、他の種類のスイッチング素子であるバイポーラトランジスタ、IGBTなど広く選択することは当然にも可能である。
1、2 入力端子
3、4 出力端子
5  負荷
7、8 エネルギー回生スナバ回路
10 スイッチング電源装置
11 電源ライン
12 コモンライン
Q1 電力スイッチング素子
L1、L2 インダクタ
C1、C2、C3、C4、C5 コンデンサ
D1、D2、D3、D4、D5、D6 ダイオード
T1   変圧器
n1 一次巻線
n2 二次巻線
n10 補助一次巻線
n11、n12 一次巻線
n101、n102 一次巻線
特開2000-92834号公報 特開2002-101656号公報

Claims (8)

  1. 直流入力電源を受ける一対の入力端子と、該一対の入力端子にそれぞれ接続されたコモンラインと電源ラインと、二つの主電流電極と一つの制御電極とを有する電力スイッチング素子と、該制御電極に接続された駆動信号発生回路と、一次巻線と二次巻線とを備える変圧器と、該変圧器の二次巻線に接続された整流回路と、該整流回路に接続された一対の出力端子とを備えてなり、前記コモンラインと電源ライン間に、互いに直列接続された前記電力スイッチング素子の二つの主電流電極と前記変圧器の一次巻線とが接続され、前記電力スイッチング素子の制御電極が前記駆動信号発生回路によりオンオフ駆動してなるスイッチング電源装置において、
    前記電力スイッチング素子のオフ時には、前記変圧器のリーケージインダクタンスに起因して発生するスナバエネルギーを、前記一次巻線に第1のダイオードを介して接続された第1のコンデンサに吸収し、
    次に前記電力スイッチング素子のオン時には、前記第1のコンデンサと第1のダイオードとの接続点とコモンラインとの間に第2のダイオードとインダクタとの直列回路を接続して、前記第1のコンデンサに吸収されたスナバエネルギーを、前記電力スイッチング素子のオフ時に前記インダクタを介して、前記コモンラインと電源ラインとの間に回生するエネルギー回生スナバを有する、スイッチング電源装置。
  2. 前記変圧器が、互いに並列接続された二つの一次巻線を有し、該二つの一次巻線の層の間に挟まれた二次巻線を有することを特徴とする、請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記変圧器が、互いに直列接続された二つの一次巻線を有し、該二つの一次巻線の層の間に挟まれた二次巻線を有することを特徴とする、請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  4. 前記インダクタに直列接続された第3のダイオードを有する、請求項1~3のいずれか一つに記載のスイッチング電源装置。
  5. 直流入力電源を受ける一対の入力端子と、該一対の入力端子にそれぞれ接続されたコモンラインと電源ラインと、二つの主電流電極と一つの制御電極とを有する電力スイッチング素子と、該制御電極に接続された駆動信号発生回路と、一次巻線と補助一次巻線と二次巻線とを備える変圧器と、該変圧器の二次巻線に接続された整流回路と、該整流回路に接続された一対の出力端子とを備え、前記コモンラインと電源ライン間に、互いに直列接続された前記電力スイッチング素子の二つの主電流電極と前記変圧器の一次巻線とが接続され、前記電源ラインに一端が接続された第1のダイオードと前記変圧器の一次巻線の一端に接続された第1のコンデンサと、該第1のコンデンサと第1のダイオードとの接続点と前記コモンラインとの間に互いに直列接続されたインダクタと第2のダイオードとを備え、前記電力スイッチング素子の制御電極が前記駆動信号発生回路によりオンオフ駆動してなるとともに、
    前記補助一次巻線の一端が前記電力スイッチング素子の主電流電極と前記一次巻線との接続点に接続されるとともに前記補助一次巻線の他端とコモンラインとの間に接続され、かつ、前記第1のダイオードと前記第1のコンデンサとの接続点から第4のダイオードを介して接続された第2のコンデンサを備えてなることを特徴とする、スイッチング電源装置。
  6. 直流入力電源を受ける一対の入力端子と、該一対の入力端子にそれぞれ接続されたコモンラインと電源ラインと、二つの主電流電極と一つの制御電極とを有する電力スイッチング素子と、該制御電極に接続された駆動信号発生回路と、一次巻線と補助一次巻線と二次巻線とを備える変圧器と、該変圧器の二次巻線に接続された整流回路と、該整流回路に接続された一対の出力端子とを備え、前記コモンラインと電源ライン間に、互いに直列接続された前記電力スイッチング素子の二つの主電流電極と前記変圧器の一次巻線とが接続され、前記電源ラインに一端が接続された第1のダイオードと前記変圧器の一次巻線の一端に接続された第1のコンデンサと、該第1のコンデンサと第1のダイオードとの接続点と前記コモンラインとの間に互いに直列接続されたインダクタと第2のダイオードとを備えを備え、前記電力スイッチング素子の制御電極が前記駆動信号発生回路によりオンオフ駆動してなるとともに、
    前記補助一次巻線の一端が前記電力スイッチング素子の主電流電極と前記一次巻線との接続点に接続されるとともに、第1のダイオードと第1のコンデンサとの接続点から第4のダイオードを介して前記補助一次巻線の他端に接続されてなることを特徴とする、スイッチング電源装置。
  7. 前記変圧器の二次巻線が、一次巻線と補助一次巻線の間の層に挟まれたことを特徴とする、請求項5又は請求項6に記載のスイッチング電源装置。
  8. 前記インダクタに直列接続された第3のダイオードを有する、請求項5~7のいずれか一つに記載のスイッチング電源装置。
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