WO2010100716A1 - 車両の骨格構造 - Google Patents

車両の骨格構造 Download PDF

Info

Publication number
WO2010100716A1
WO2010100716A1 PCT/JP2009/053882 JP2009053882W WO2010100716A1 WO 2010100716 A1 WO2010100716 A1 WO 2010100716A1 JP 2009053882 W JP2009053882 W JP 2009053882W WO 2010100716 A1 WO2010100716 A1 WO 2010100716A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
spreader
vehicle
bumper reinforcement
main body
reinforcing member
Prior art date
Application number
PCT/JP2009/053882
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
秀逸 山本
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to PCT/JP2009/053882 priority Critical patent/WO2010100716A1/ja
Publication of WO2010100716A1 publication Critical patent/WO2010100716A1/ja

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R19/02Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
    • B60R19/24Arrangements for mounting bumpers on vehicles
    • B60R19/26Arrangements for mounting bumpers on vehicles comprising yieldable mounting means
    • B60R19/34Arrangements for mounting bumpers on vehicles comprising yieldable mounting means destroyed upon impact, e.g. one-shot type

Definitions

  • the problem of the present invention is that when a load is input from the bumper reinforcement, the load can be accurately input in a direction in which the impact absorbing power in the impact absorbing member is increased, and a high EA effect can be exhibited. It is to provide a skeleton structure of a vehicle.
  • the cross-sectional secondary moment in the protruding portion is smaller than the cross-sectional secondary moment in the reinforcing member body. For this reason, when the load of the bumper reinforcement is input, the protruding portion is bent with respect to the reinforcing member. For this reason, it is possible to prevent the reinforcing member from being inclined. Therefore, it is possible to input a load with high accuracy in the direction in which the shock absorbing force in the shock absorbing member is increased, and to exhibit a high EA effect.
  • FIG. 1 is an exploded perspective view of a main part of a skeleton structure of a vehicle according to the present invention.
  • FIG. 2 is a plan view of an essential part of the vehicle skeleton structure according to the present invention.
  • FIG. 3 is a front view of the spreader.
  • Fig.4 (a) is a top view which shows the destruction state at the time of the collision in the skeleton structure which concerns on this embodiment,
  • (b) is a top view which shows the state following (a).
  • Fig.5 (a) is a top view which shows the destruction state at the time of the collision in the conventional skeleton structure,
  • (b) is a top view which shows the state following (a).
  • FIG. 6 is a graph showing the relationship between the crash rail stroke and the generated load.
  • FIG. 7 is an exploded perspective view of main parts of a conventional vehicle skeleton structure.
  • the spreader projecting portion 42 is formed integrally with the spreader main body portion 41 and is disposed so as to project outward from the spreader main body portion 41 in the vehicle width direction. For this reason, the spreader projecting portion 42 is disposed so as to project outward in the vehicle width direction from the position where the crash rail 2 is attached in a front view.
  • the skeleton structure of the vehicle according to the present embodiment it is possible to input the load with high accuracy in the direction in which the shock absorption force in the crash rail 2 is increased.
  • FIG. 5A when a load is input to the bumper reinforcement 1, the load flows to the front side member 3 via the crash rail 2, and the crash rail 2 is crushed. Absorbs impact energy.
  • the spreader projecting portion 42 has a smaller sectional moment than the spreader main body 41. For this reason, in the spreader 4, as shown in FIG. 5B, the spreader projecting portion 42 is bent and deformed, and the spreader main body portion 41 is in a state of being straight with respect to the bumper reinforcement 1. Is maintained. Therefore, since the load can be input with high accuracy in the direction in which the shock absorbing power increases with respect to the crash rail 2, the EA effect by the crash rail 2 can be increased.

Abstract

 バンパリーンホースメントから荷重が入力された際に、衝撃吸収部材における衝撃吸収力が高くなる方向に荷重を精度よく入力させ、もって高いEA効果を発揮することができる車両の骨格構造を提供する。 バンパリーンホースメント1には、クラッシュレール2を介してフロントサイドメンバ3が接続されている。また、バンパリーンホースメント1とクラッシュレール2との間には、スプレッタ4が介在されている。スプレッタ4は、バンパリーンホースメント1とクラッシュレール2とに挟まれるスプレッタ本体部41と、スプレッタ本体部41から車両の外側に突出するスプレッタ突出部42とを備えている。スプレッタ突出部42は、スプレッタ本体部41よりも断面2次モーメントが低くされている。

Description

車両の骨格構造
 本発明は、車両の骨格構造に係り、特に、衝撃吸収性に優れる車両の骨格構造に関するものである。
 車両の骨格構造として、従来、バンパリーンホースメントの端部にクラッシュレールやクラッシュボックスなどの衝撃吸収体を取り付ける構造が知られている。この衝撃吸収体は、衝撃等によってバンパリーンホースメントに荷重が入力された際に、その荷重を吸収して車体の損傷の軽減を図るものである。
 このようなバンパリーンホースメントにエネルギー吸収部材を取り付けた車両の骨格構造として、従来、バンパリーンホースメントとエネルギー吸収部材であるクラッシュボックスとの間に補強部材を介在させたバンパリーンホースメント支持構造が知られている(たとえば、特許文献1参照)。このバンパリーンホースメント支持構造は、図7に示すように、車両の幅方向に長手方向が沿うように配設されたバンパリーンホースメント51を備えている。また、バンパリーンホースメント51の端部には、クラッシュボックス52を介してフロントサイドメンバ53が取り付けられている。さらに、バンパリーンホースメント51とクラッシュボックス52との間に、板状の補強部材54が介在されているというものである。
 このバンパリーンホースメント支持構造では、バンパリーンホースメント51とクラッシュボックス52との間に補強部材54を介在させている。このため、バンパリーンホースメント51の取付部からクラッシュボックス52の長手方向端に該長手方向へ向けて荷重が不均一に作用しようとした場合に、バンパリーンホースメント51からの荷重がクラッシュボックス52の取付壁部の先端面に略均一に伝達させることができるというものである。
特開2008-221987号公報
 しかし、上記特許文献1に開示されたバンパリーンホースメント支持構造では、バンパリーンホースメントにおけるクラッシュボックスが取り付けられた位置よりも車幅方向外側まで補強部材が延在している。このため、バンパリーンホースメントに荷重が入力された際に補強部材が傾いてしまい、衝撃吸収力が高くなるクラッシュボックス(衝撃吸収部材)の長手方向に荷重を入力させることができなくなり、高いEA(Energy Absorb)効果を得ることが困難となることがあるという問題があった。
 そこで、本発明の課題は、バンパリーンホースメントから荷重が入力された際に、衝撃吸収部材における衝撃吸収力が高くなる方向に荷重を精度よく入力させ、もって高いEA効果を発揮することができる車両の骨格構造を提供することにある。
 上記課題を解決した本発明に係る車両の骨格構造は、車両の幅方向に沿って配設されるバンパリーンホースメントに取り付けられ、バンパリーンホースメントから入力される衝撃を吸収する衝撃吸収体を備え、バンパリーンホースメントと衝撃吸収体との間に補強部材が介在される車両の骨格構造であって、補強部材は、衝撃吸収体が取り付けられる補強部材本体と、補強部材本体よりも外側に突出する突出部と、を備えており、突出部における断面2次モーメントが、補強部材本体における断面2次モーメントよりも小さくされていることを特徴とする。
 本発明に係る車両の骨格構造では、突出部における断面2次モーメントが、補強部材本体における断面2次モーメントよりも小さくされている。このため、バンパリーンホースメントの荷重が入力されると、補強部材に対して突出部が屈曲することとなる。このため、補強部材を傾かないようにすることができる。したがって、衝撃吸収部材における衝撃吸収力が高くなる方向に荷重を精度よく入力させ、もって高いEA効果を発揮することができる。
 ここで、補強部材本体は略矩形状をなしており、突出部は、略矩形状から角部を切り欠かれた略台形状をなしている態様とすることができる。このように、突出部が略矩形状から角部を切り欠かれた略台形状をなしていることにより、突出部における断面2次モーメントを容易に小さくすることができる。
 また、補強部材本体における上下端部の少なくとも一方にフランジが設けられており、突出部の上下端部には、フランジが設けられていない態様とすることができる。このように、補強部材本体における上下端部の少なくとも一方にフランジが設けられており、突出部の上下端部には、フランジが設けられていないことにより、突出部における断面2次モーメントを容易に小さくすることができる。
 さらに、衝撃吸収体がクラッシュレールである態様とすることができる。このように、商的吸収体としては、クラッシュレールを好適に用いることができる。
 本発明に係る車両の骨格構造によれば、バンパリーンホースメントから荷重が入力された際に、衝撃吸収部材における衝撃吸収力が高くなる方向に荷重を精度よく入力させ、もって高いEA効果を発揮することができる。
図1は、本発明に係る車両の骨格構造の要部分解斜視図である。 図2は、本発明に係る車両の骨格構造の要部平面図である。 図3は、スプレッタの正面図である。 図4(a)は、本実施形態に係る骨格構造における衝突時の破壊状態を示す平面図、(b)は、(a)に続く状態を示す平面図である。 図5(a)は、従来の骨格構造における衝突時の破壊状態を示す平面図、(b)は、(a)に続く状態を示す平面図である。 図6は、クラッシュレールストロークと発生荷重との関係を示すグラフである。 図7は、従来における車両の骨格構造の要部分解斜視図である。
符号の説明
 1…バンパリーンホースメント、2…クラッシュレール、3…フロントサイドメンバ、4…スプレッタ、41…スプレッタ本体部、42…スプレッタ突出部、43…フランジ、44…貫通孔。
 
 以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図示の便宜上、図面の寸法比率は説明のものと必ずしも一致しない。
 図1は、本発明の実施形態に係る車両の骨格構造の要部分解斜視図、図2は、その要部平面図である。図1および図2に示すように、本実施形態に係る車両の骨格構造は、車両のフロント側に配置されるバンパリーンホースメント1を備えている。バンパリーンホースメント1が、長尺状をなしており、その長手方向が車幅方向に沿って配設されている。
 バンパリーンホースメント1における端部には、クラッシュレール2を介してフロントサイドメンバ3が取り付けられている。クラッシュレール2は、長尺状をなしており、その長手方向がバンパリーンホースメント1の長手方向に対して略直角となるように配置されている。クラッシュレール2は、たとえば炭素繊維強化樹脂(CFRP)によって構成されている。また、クラッシュレール2は、正断面に沿った形状が凹凸形状を備えており、高さ方向の変化に沿って車幅方向左右に交互に突出する形状をなしている。
 また、クラッシュレール2における後端部には、フロントサイドメンバ3の前端部が接続されている。フロントサイドメンバ3は、車両の側部において車両の後方部にまで延在して配設されている。このフロントサイドメンバ3に対して、図示しないフロアクロスメンバやピラー等が接合されて車両の剛性が高められる。
 さらに、バンパリーンホースメント1とクラッシュレール2との間には、補強部材であるスプレッタ4が介在されている。スプレッタ4は、図3に示すように、スプレッタ本体部41およびスプレッタ突出部42を備えている。スプレッタ本体部41には、バンパリーンホースメント1とクラッシュレール2がボルト5およびナット6によって締め付けられて取り付けられている。このため、バンパリーンホースメント1とクラッシュレール2とは、スプレッタ本体部41を挟んで配置されている。
 また、スプレッタ突出部42は、スプレッタ本体部41と一体的に形成されており、スプレッタ本体部41よりも車幅方向外側に突出する形で配設されている。このた、正面視した状態で、スプレッタ突出部42は、クラッシュレール2が取り付けられた位置よりも車幅方向外側に突出するように配置されている。
 スプレッタ本体部41は、正面視した形状が縦長の長方形となる矩形状をなしている。また、スプレッタ本体部41における上下片には、それぞれフランジ43が形成されている。フランジ43は、その上下片のそれぞれにおいて、スプレッタ本体部41の幅方向の全域にわたって形成されている。
 さらに、スプレッタ本体部41には、3つの貫通孔44が形成されている。3つの貫通孔44は、互いに上下方向に離間して配置されている。これらの3つの貫通孔44に対して、バンパリーンホースメント1とクラッシュレール2とを接合するボルト5が貫通している。
 また、スプレッタ突出部42は、車両の幅方向外側に突出するように配置されており、略矩形状から角部を切り欠かれた略台形状をなしている。略台形状のスプレッタ突出部42の底辺はスプレッタ本体部41側に上下方向に沿って配置されており、上辺は底辺の外側に配置され、底辺よりも長さが短くされている。
 さらに、スプレッタ本体部41の幅L1は、スプレッタ突出部42の幅L2よりも長くされている。また、スプレッタ本体部41は、矩形状であるのに対して突出部は略台形状とされている。これらのスプレッタ本体部41とスプレッタ突出部42との間における幅および形状の相違により、スプレッタ突出部42における断面2次モーメントが、スプレッタ本体部41における断面2次モーメントよりも小さくされている。
 次に、本実施形態に係る車両の骨格構造の作用について説明する。本実施形態に係る車両の骨格構造では、バンパリーンホースメント1とクラッシュレール2との間にスプレッタ4が介在されている。このスプレッタ4は、バンパリーンホースメント1とクラッシュレール2との間に挟まれるスプレッタ本体部41とスプレッタ本体部41よりも車両外側に位置するスプレッタ突出部42を備えている。
 ここで、車両が正面衝突等してバンパリーンホースメント1に衝突エネルギーが入力されると、クラッシュレール2が圧潰して衝突エネルギーを吸収する。このとき、スプレッタ突出部42にはフランジが形成されておらず、スプレッタ本体部41にはフランジ43が形成されている。また、スプレッタ突出部42は、断面略台形状であるのに対して、スプレッタ本体部41は断面矩形状とされている。こうして、スプレッタ突出部42は、スプレッタ本体部41よりも断面2次モーメントが小さくされている。このため、車両が正面衝突等してバンパリーンホースメント1に衝突エネルギーが入力された際に、スプレッタ4の傾斜を防止することができる。
 車両が正面衝突等してクラッシュレール2が圧潰して衝突エネルギーを吸収する際の例を説明する。まず、たとえば図7に示す従来の車両の骨格構造を備える車両が正面衝突等してバンパリーンホースメント51に荷重が入力された際について説明する。この場合、図4(a)に示すように、バンパリーンホースメント51に入力された荷重は、クラッシュボックス52を介してフロントサイドメンバ53に荷重が流れるとともに、クラッシュボックス52が圧潰して衝撃エネルギーを吸収する。
 ここで、バンパリーンホースメント51からクラッシュボックス52を介してフロントサイドメンバ53に荷重が流れる際、補強部材54は板状をなしていることから、補強部材54はその形状を維持している。このため、図4(b)に示すように、補強部材54が傾いてしまい、バンパリーンホースメント51を一様に潰すことができず、クラッシュボックス52の長手方向に荷重を入力させることができなくなってしまう。その結果、クラッシュボックスのEA効率が低下してしまう。
 この点、本実施形態に係る車両の骨格構造では、クラッシュレール2における衝撃吸収力が高くなる方向に荷重を精度よく入力させることができる。いま、図5(a)に示すように、バンパリーンホースメント1に荷重が入力された際には、クラッシュレール2を介してフロントサイドメンバ3に荷重が流れるとともに、クラッシュレール2が圧潰して衝撃エネルギーを吸収する。
 ここで、バンパリーンホースメント1からクラッシュレール2を介してフロントサイドメンバ3に荷重が流れる際、スプレッタ4では、スプレッタ突出部42がスプレッタ本体部41よりも断面2次モーメントが小さくされている。このため、スプレッタ4では、図5(b)に示すように、スプレッタ突出部42が折曲変形して潰れる一方で、スプレッタ本体部41は、バンパリーンホースメント1に対して面直な状態を維持している。したがって、クラッシュレール2に対して衝撃吸収力が高くなる方向に荷重を精度よく入力させることができるので、クラッシュレール2によるEA効果を高くすることができる。
 しかも、スプレッタ突出部42は、バンパリーンホースメント1における平面曲げに追従して変形する。このためクラッシュレール2が、その先端外側に向けてぶれることを防止することができる。したがって、さらにクラッシュレール2によるEA効果を高いものとすることができる。
 さらには、スプレッタ突出部42が折曲変形することにより、スプレッタ本体部41とスプレッタ突出部42との間に稜線が形成される。この稜線によってスプレッタ4の側面曲げ剛性が向上させられ、スプレッタ本体部41のバンパリーンホースメント1に対する傾きをのより好適に防止することができる。したがって、クラッシュレール2における衝撃吸収力が高くなる方向に荷重を精度よく入力させることができ、クラッシュレール2によるEA効果をより高いものとすることができる。
 次に、本実施形態に係る車両の骨格構造におけるバンパリーンホースメント1に入力される発生荷重とクラッシュレール2のストローク量との関係を図6に示す。図6に示すように、本実施形態に係る車両の骨格構造では、発生荷重に応じて右肩上がりにクラッシュレールストロークが向上している。このように、安定した荷重特性が確保されており、高効率なEA特性を発揮する。
 以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、種々の変形した形態とすることができる。たとえば、上記実施形態では、スプレッタ4におけるスプレッタ突出部42がスプレッタ本体部41よりも断面2次モーメントが低くなるように、スプレッタ突出部42の形状を略台形状とし、フランジを形成しないようにしているが、他の態様とすることもできる。たとえば、スプレッタ突出部42をスプレッタ本体部41と略同一形状の矩形状としながら、フランジを形成しない態様とすることができる。あるいは、スプレッタ本体部41よりも強度の低い素材でスプレッタ突出部42を形成する態様とすることもできる。
 また、上記実施形態では、車両の骨格構造としてフロント側に配置されるバンパリーンホースメントとフロントサイドメンバとの接合部位を対象としているが、その他の部位を対象とすることもできる。たとえば、車両のリア側に配置されるバンパリーンホースメントとリアサイドメンバとの接合部位を対象とすることもできる。
 本発明は、車両の骨格構造に係り、特に、衝撃吸収性に優れる車両の骨格構造に利用することができる。

Claims (4)

  1.  車両の幅方向に沿って配設されるバンパリーンホースメントに取り付けられ、前記バンパリーンホースメントから入力される衝撃を吸収する衝撃吸収体を備え、前記バンパリーンホースメントと前記衝撃吸収体との間に補強部材が介在される車両の骨格構造であって、
     前記補強部材は、前記衝撃吸収体が取り付けられる補強部材本体と、前記補強部材本体よりも外側に突出する突出部と、を備えており、
     前記突出部における断面2次モーメントが、前記補強部材本体における断面2次モーメントよりも小さくされていることを特徴とする車両の骨格構造。
  2.  前記補強部材本体は略矩形状をなしており、前記突出部は、略矩形状から角部を切り欠かれた略台形状をなしている請求項1に記載の車両の骨格構造。
  3.  前記補強部材本体における上下端部の少なくとも一方にフランジが設けられており、前記突出部の上下端部には、フランジが設けられていない請求項1または請求項2に記載の車両の骨格構造。
  4.  前記衝撃吸収体がクラッシュレールである請求項1~請求項3のうちのいずれか1項に記載の車両の骨格構造。
PCT/JP2009/053882 2009-03-02 2009-03-02 車両の骨格構造 WO2010100716A1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2009/053882 WO2010100716A1 (ja) 2009-03-02 2009-03-02 車両の骨格構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2009/053882 WO2010100716A1 (ja) 2009-03-02 2009-03-02 車両の骨格構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2010100716A1 true WO2010100716A1 (ja) 2010-09-10

Family

ID=42709294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2009/053882 WO2010100716A1 (ja) 2009-03-02 2009-03-02 車両の骨格構造

Country Status (1)

Country Link
WO (1) WO2010100716A1 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013169875A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Toyota Motor Corp 車両端部構造
JP2015145240A (ja) * 2015-04-06 2015-08-13 トヨタ自動車株式会社 車両端部構造
WO2017086205A1 (ja) * 2015-11-20 2017-05-26 マツダ株式会社 車両の衝撃吸収部材構造
JP2018030466A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 マツダ株式会社 車両の衝撃吸収構造
JP2018062291A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 マツダ株式会社 車両の衝撃吸収構造
JP2018062218A (ja) * 2016-10-12 2018-04-19 マツダ株式会社 車両の衝撃吸収構造
WO2018079562A1 (ja) * 2016-10-28 2018-05-03 マツダ株式会社 車両の衝撃吸収構造
WO2019167699A1 (ja) * 2018-02-28 2019-09-06 マツダ株式会社 車両の衝撃吸収構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005271858A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Aisin Seiki Co Ltd 車両用バンパ装置
JP2008221987A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Toyota Motor Corp バンパリインフォースメント支持構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005271858A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Aisin Seiki Co Ltd 車両用バンパ装置
JP2008221987A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Toyota Motor Corp バンパリインフォースメント支持構造

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013169875A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Toyota Motor Corp 車両端部構造
JP2015145240A (ja) * 2015-04-06 2015-08-13 トヨタ自動車株式会社 車両端部構造
US20180257589A1 (en) * 2015-11-20 2018-09-13 Mazda Motor Corporation Impact absorption member structure for vehicle
WO2017086205A1 (ja) * 2015-11-20 2017-05-26 マツダ株式会社 車両の衝撃吸収部材構造
CN107921920A (zh) * 2015-11-20 2018-04-17 马自达汽车株式会社 车辆的冲击吸收构件结构
US10604094B2 (en) 2015-11-20 2020-03-31 Mazda Motor Corporation Impact absorbing member structure of vehicle
JPWO2017086205A1 (ja) * 2015-11-20 2018-08-09 マツダ株式会社 車両の衝撃吸収部材構造
JP2018030466A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 マツダ株式会社 車両の衝撃吸収構造
JP2018062218A (ja) * 2016-10-12 2018-04-19 マツダ株式会社 車両の衝撃吸収構造
JP2018062291A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 マツダ株式会社 車両の衝撃吸収構造
JP2018069905A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 マツダ株式会社 車両の衝撃吸収構造
CN109963752A (zh) * 2016-10-28 2019-07-02 马自达汽车株式会社 车辆的冲击吸收结构
WO2018079562A1 (ja) * 2016-10-28 2018-05-03 マツダ株式会社 車両の衝撃吸収構造
US10994680B2 (en) 2016-10-28 2021-05-04 Mazda Motor Corporation Impact-absorbing structure for vehicle
CN109963752B (zh) * 2016-10-28 2022-06-03 马自达汽车株式会社 车辆的冲击吸收结构
WO2019167699A1 (ja) * 2018-02-28 2019-09-06 マツダ株式会社 車両の衝撃吸収構造
CN110203161A (zh) * 2018-02-28 2019-09-06 马自达汽车株式会社 车辆的冲击吸收构造
JP2019151130A (ja) * 2018-02-28 2019-09-12 マツダ株式会社 車両の衝撃吸収構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2010100716A1 (ja) 車両の骨格構造
JP6866784B2 (ja) 車体下部構造
JP6631472B2 (ja) 車両下部構造
JP5040568B2 (ja) 自動車の車体構造
JP5637203B2 (ja) 車体前部構造
JP6550419B2 (ja) バンパビーム構造
US8066322B2 (en) Vehicle body structure
JP5929256B2 (ja) 車体構造
WO2015098628A1 (ja) 車両パネル構造
WO2014061109A1 (ja) 車両用電池搭載構造
JP2008105561A (ja) 車両前部構造
WO2016060255A1 (ja) 衝撃吸収部材
JP2008222097A (ja) 自動車の車体構造
JP5009068B2 (ja) 車体後部構造
WO2014156065A1 (ja) バンパ結合構造体及びクラッシュボックス
JP2009208610A (ja) 自動車のリヤバンパ支持構造
JP2009227037A (ja) 車両のバンパ構造及びエネルギ吸収体
JP5297288B2 (ja) 衝撃吸収構造体
JP2008273411A (ja) 車体前部構造
JP2016074269A (ja) 自動車の衝撃吸収構造
JP5861288B2 (ja) 車両の前部車体構造
JP5234324B2 (ja) 車両の車体構造
JP6451614B2 (ja) 車両バンパ構造
JP5027684B2 (ja) 車体前部構造
JP5333352B2 (ja) 車両端部構造

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 09841081

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 09841081

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: JP