WO2010092717A1 - 表示装置用照明装置、表示装置、テレビ受信装置 - Google Patents
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Abstract
本発明の表示装置用照明装置は、並列配置される複数の放電管(17)と、複数の放電管(17)の端部を支持する支持部材(151)と、支持部材(151)上に複数の放電管(17)の並び方向に並設されて、複数の放電管(17)を個別に保持するとともに、複数の放電管(17)のそれぞれに対する駆動電力の供給用端子として機能する複数の接続端子(152)と、電源(170)と複数の接続端子(152)のそれぞれとの間に介在して、複数の接続端子(152)のそれぞれに供給される駆動電力の電流量を均一化する複数のバランス素子(56)と、を備え、複数のバランス素子(56)は、それぞれ対応する接続端子(152)よりも並び方向中央側となるように接続端子(152)に隣接して、支持部材(151)上に配置されていることを特徴とする。
Description
本発明は、表示装置用照明装置、表示装置、テレビ受信装置に関するものである。
液晶表示装置に代表される非発光型の光学素子を用いた表示装置においては、液晶パネル等の表示パネルに対して光を照射すべく、当該表示パネルの背面にはバックライト装置が設けられている(例えば特許文献1参照)。
特開2006-19260公報
(発明が解決しようとする課題)
上記特許文献1に開示されたバックライト装置では、並列駆動可能なCCFLの構造が具備されている。すなわち、特許文献1には、並列に接続された複数個の冷陰極線管ランプと、その複数個の冷陰極線管ランプの両端にそれぞれ接続されて、冷陰極線管ランプに供給される電流量を均一化するコンデンサと、該コンデンサに接続されて冷陰極線管ランプへの駆動電力を供給するインバータと、を含む構成が開示されている。このような構成により、CCFLを並列駆動して、均一な輝度を得ることが可能とされている。ところが特許文献1では、各冷陰極線管ランプに対するコンデンサの配置についての詳細は開示されておらず、各冷陰極線管の両端にコンデンサが接続されるという構成のみが開示されているに過ぎない。
上記特許文献1に開示されたバックライト装置では、並列駆動可能なCCFLの構造が具備されている。すなわち、特許文献1には、並列に接続された複数個の冷陰極線管ランプと、その複数個の冷陰極線管ランプの両端にそれぞれ接続されて、冷陰極線管ランプに供給される電流量を均一化するコンデンサと、該コンデンサに接続されて冷陰極線管ランプへの駆動電力を供給するインバータと、を含む構成が開示されている。このような構成により、CCFLを並列駆動して、均一な輝度を得ることが可能とされている。ところが特許文献1では、各冷陰極線管ランプに対するコンデンサの配置についての詳細は開示されておらず、各冷陰極線管の両端にコンデンサが接続されるという構成のみが開示されているに過ぎない。
本発明は、表示装置の狭額縁化を可能とするような、放電管の並列駆動のための構成を備えた表示装置用照明装置を提供することを目的としている。また、本発明は、そのような表示装置用照明装置を備えた表示装置、さらに、そのような表示装置を備えたテレビ受信装置を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するために、本発明の表示装置用照明装置は、並列配置される複数の放電管と、前記複数の放電管を並列駆動するための駆動電力を供給する電源と、前記複数の放電管の端部を支持する支持部材と、前記支持部材上に前記複数の放電管の並び方向に並設されて、前記複数の放電管を個別に保持するとともに、前記複数の放電管のそれぞれに対する前記駆動電力の供給用端子として機能する複数の接続端子と、前記電源と前記複数の接続端子のそれぞれとの間に介在して、前記複数の接続端子のそれぞれに供給される前記駆動電力の電流量を均一化する複数のバランス素子と、を備え、前記複数のバランス素子は、それぞれ対応する前記接続端子よりも前記並び方向中央側となるように前記接続端子に隣接して、前記支持部材上に配置されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明の表示装置用照明装置は、並列配置される複数の放電管と、前記複数の放電管を並列駆動するための駆動電力を供給する電源と、前記複数の放電管の端部を支持する支持部材と、前記支持部材上に前記複数の放電管の並び方向に並設されて、前記複数の放電管を個別に保持するとともに、前記複数の放電管のそれぞれに対する前記駆動電力の供給用端子として機能する複数の接続端子と、前記電源と前記複数の接続端子のそれぞれとの間に介在して、前記複数の接続端子のそれぞれに供給される前記駆動電力の電流量を均一化する複数のバランス素子と、を備え、前記複数のバランス素子は、それぞれ対応する前記接続端子よりも前記並び方向中央側となるように前記接続端子に隣接して、前記支持部材上に配置されていることを特徴とする。
このような表示装置用照明装置によると、接続端子に供給される駆動電力の電流量がバランス素子により均一化され、これにより各放電管の電流を均一(一定)化することが可能となり、共通の電源により複数の放電管を並列駆動することが可能となる。
さらに、各バランス素子が、対応する接続端子よりも放電管の並び方向中央側となるように接続端子に隣接して、同じ支持部材上に配置されることで、接続端子よりも放電管の並び方向外側にバランス素子が配される構成に比して、表示装置用照明装置の周辺部である額縁領域を狭小化することができ、これにより表示装置の狭額縁化が可能となる。なお、この場合の支持部材としては、例えば薄板の基板等を例示することができる。
さらに、各バランス素子が、対応する接続端子よりも放電管の並び方向中央側となるように接続端子に隣接して、同じ支持部材上に配置されることで、接続端子よりも放電管の並び方向外側にバランス素子が配される構成に比して、表示装置用照明装置の周辺部である額縁領域を狭小化することができ、これにより表示装置の狭額縁化が可能となる。なお、この場合の支持部材としては、例えば薄板の基板等を例示することができる。
本発明の表示装置用照明装置は、前記複数のバランス素子に接続していると共に前記駆動電力の供給のため前記電源が接続される電源接続部を、前記支持部材上に備え、当該電源接続部は、前記並び方向最も外側に配置された前記接続端子よりも前記並び方向中央側となるように、前記支持部材上に配置されているものとすることができる。この場合、前記電源接続部は、例えば、前記並び方向最も中央側に配置された前記バランス素子に隣接して配置することができる。
このように、最も外側に配置された放電管を保持する接続端子よりも中央側となるように電源接続部を支持部材上に配置することで、最も外側の放電管よりもさらに外側に電源接続部が配される構成に比して、表示装置用照明装置の周辺部である額縁領域を狭小化することができ、これにより表示装置の狭額縁化が可能となる。
このように、最も外側に配置された放電管を保持する接続端子よりも中央側となるように電源接続部を支持部材上に配置することで、最も外側の放電管よりもさらに外側に電源接続部が配される構成に比して、表示装置用照明装置の周辺部である額縁領域を狭小化することができ、これにより表示装置の狭額縁化が可能となる。
また、本発明の表示装置用照明装置は、前記複数の放電管を収容するシャーシを備え、前記シャーシの内側には前記支持部材が配され、前記複数の放電管を保持した前記複数の接続端子と前記複数のバランス素子とが前記支持部材の前記シャーシとは反対側の面に配される一方、前記シャーシの外側には前記電源が配されており、前記シャーシと前記支持部材との間には、絶縁部材が介在されているものとすることができる。
このように支持部材とシャーシとの間に絶縁部材を介在させることで、支持部材側とシャーシとを確実に絶縁することが可能となり、シャーシへの漏電発生を好適に防止ないし抑制することが可能となる。
このように支持部材とシャーシとの間に絶縁部材を介在させることで、支持部材側とシャーシとを確実に絶縁することが可能となり、シャーシへの漏電発生を好適に防止ないし抑制することが可能となる。
本発明の表示装置用照明装置は、前記複数の放電管を収容するシャーシを備え、前記シャーシの内側には前記支持部材が配され、前記複数の放電管を保持した前記複数の接続端子と前記複数のバランス素子とが前記支持部材の前記シャーシとは反対側の面に配される一方、前記シャーシの外側には前記電源が配されており、前記シャーシには、前記支持部材と重なる位置に開口部が形成されているものとすることができる。
このようにシャーシにおいて、支持部材と重なる部分に開口を設けることで、支持部材側とシャーシとを確実に絶縁することが可能となり、シャーシへの漏電発生を好適に防止ないし抑制することが可能となる。
このようにシャーシにおいて、支持部材と重なる部分に開口を設けることで、支持部材側とシャーシとを確実に絶縁することが可能となり、シャーシへの漏電発生を好適に防止ないし抑制することが可能となる。
本発明の表示装置用照明装置は、前記複数の放電管を収容する樹脂製のシャーシを備え、前記シャーシの内側には前記支持部材が配され、前記複数の放電管を保持した前記複数の接続端子と前記複数のバランス素子とが前記支持部材の前記シャーシとは反対側の面に配される一方、前記シャーシの外側には前記電源が配されているものとすることができる。
このように、放電管をその接続端子およびバランス素子が設けられた支持部材と共に収容するシャーシを樹脂製とすることで、これらシャーシ内部からシャーシへの漏電発生を好適に防止ないし抑制することが可能となる。
このように、放電管をその接続端子およびバランス素子が設けられた支持部材と共に収容するシャーシを樹脂製とすることで、これらシャーシ内部からシャーシへの漏電発生を好適に防止ないし抑制することが可能となる。
前記複数の放電管の端部には、それぞれ前記複数の接続端子と電気的に接続可能な口金が配されているものとすることができる。
このような口金を備えた放電管は、接続端子への組み付けと同時に当該口金と接続端子との電気的接続を実現することが可能となるなど、簡便な構成で、製造工程における大幅なコスト削減に寄与することができる。
このような口金を備えた放電管は、接続端子への組み付けと同時に当該口金と接続端子との電気的接続を実現することが可能となるなど、簡便な構成で、製造工程における大幅なコスト削減に寄与することができる。
前記複数の放電管は、冷陰極管とすることができる。冷陰極管は細い形状が可能であるため、冷陰極管を光源として用いることによって、表示装置用照明装置を薄型化することができ、これによって表示装置の薄型化が可能となる。
前記複数のバランス素子は、コンデンサにより構成することができる。一般に、放電管を並列駆動する場合には、放電管とシャーシとの間に形成される寄生容量などによって、均一な輝度を得ることが難しい。しかしながら、本発明によると、例えば、これら寄生容量の大きさなどに応じた容量のコンデンサを、電源と接続端子との間にバランス素子として接続することで、放電管の並列駆動により均一な輝度を得ることが可能となる。
前記電源は、高周波電圧を生成するインバータ回路を含むものとすることができる。
本発明によれば、複数の放電管に対して共通の電源により電力供給が可能なため、高周波電圧を生成するインバータ回路を含むような構成においては、当該インバータ回路を個々の放電管に対して別個に設ける必要がなく構成が簡便となるため好適である。
本発明によれば、複数の放電管に対して共通の電源により電力供給が可能なため、高周波電圧を生成するインバータ回路を含むような構成においては、当該インバータ回路を個々の放電管に対して別個に設ける必要がなく構成が簡便となるため好適である。
次に、上記課題を解決するために、本発明の表示装置は、上記本発明に係る表示装置用照明装置と、前記表示装置用照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルと、を備えることを特徴とする。
このような表示装置によると、表示装置用照明装置の周辺部である額縁領域を狭小化することができ、これによって当該表示装置においても狭額縁化が可能となり、デザイン性に優れた表示装置を提供することができる。また、限られたスペースにおいてより大型の画面を確保することが可能となる。
このような表示装置によると、表示装置用照明装置の周辺部である額縁領域を狭小化することができ、これによって当該表示装置においても狭額縁化が可能となり、デザイン性に優れた表示装置を提供することができる。また、限られたスペースにおいてより大型の画面を確保することが可能となる。
前記表示パネルとしては液晶パネルを例示することができる。このような表示装置は液晶表示装置として、種々の用途、例えばテレビやパソコン用モニタディスプレイ等に適用でき、特にパソコン用モニタとして複数台のディスプレイを並べて使用するマルチモニタ環境に適している。
また、本発明のテレビ受信装置は、上記表示装置を備えることを特徴とする。
このようなテレビ受信装置によると、デザイン性に優れたものを提供することができ、また、限られたスペースにおいてより大型の画面を確保することが可能となる。
このようなテレビ受信装置によると、デザイン性に優れたものを提供することができ、また、限られたスペースにおいてより大型の画面を確保することが可能となる。
(発明の効果)
本発明によると、表示装置の狭額縁化を可能とするような、放電管の並列駆動のための構成を備えた表示装置用照明装置を提供することができる。また、そのような表示装置用照明装置を備えることにより狭額縁化が可能な表示装置を提供することができ、さらに、そのような表示装置を備えることでデザイン性に優れたテレビ受信装置を提供することが可能となる。
本発明によると、表示装置の狭額縁化を可能とするような、放電管の並列駆動のための構成を備えた表示装置用照明装置を提供することができる。また、そのような表示装置用照明装置を備えることにより狭額縁化が可能な表示装置を提供することができ、さらに、そのような表示装置を備えることでデザイン性に優れたテレビ受信装置を提供することが可能となる。
TV…テレビ受信装置、10…液晶表示装置(表示装置)、11…表示パネル(液晶パネル)、12…バックライト装置(表示装置用照明装置)、14…シャーシ、17…冷陰極管(放電管)、56…バラストコンデンサ(バランス素子)、61…絶縁基板(絶縁部材)、62…開口部、136…口金、151…支持板(支持部材)、152…クリップ端子(接続端子)、158…電源接続用コネクタ(電源接続部)、170…電源基板(電源)
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本実施形態のテレビ受信装置TVの全体構成を示す分解斜視図であり、図2はテレビ受信装置TVが備える液晶表示装置(表示装置)10の全体構成を示す分解斜視図、図3は図2のA-A断面の構成を示す断面図である。また、図4は液晶表示装置10が備えるバックライト装置12の要部構成を示す正面図、図5は同バックライト装置12におけるフレーム16の配置を示す正面図、図6は同バックライト装置12の要部構成を示す背面図である。
図1は本実施形態のテレビ受信装置TVの全体構成を示す分解斜視図であり、図2はテレビ受信装置TVが備える液晶表示装置(表示装置)10の全体構成を示す分解斜視図、図3は図2のA-A断面の構成を示す断面図である。また、図4は液晶表示装置10が備えるバックライト装置12の要部構成を示す正面図、図5は同バックライト装置12におけるフレーム16の配置を示す正面図、図6は同バックライト装置12の要部構成を示す背面図である。
本実施形態に係るテレビ受信装置TVは、図1に示すように、液晶表示装置(表示装置)10と、当該液晶表示装置10を挟むようにして収容する表裏両キャビネットCa,Cbと、後述する電源基板170(本発明の電源)とは別の電源Pと、チューナーTと、スタンドSとを備えて構成される。液晶表示装置10は、全体として横長の方形を成し、図2に示すように、平面視矩形をなす表示パネルである液晶パネル11と、外部光源であるバックライト装置(表示装置用照明装置)12とを備え、これらがベゼル13などにより一体的に保持されるようになっている。
液晶パネル11は、透光性のTFT基板と透光性のCF基板との隙間に、電圧印加に伴って光学特性が変化する液晶(液晶層)を封入した周知構造のものである。TFT基板の内面には、縦方向に延びるソース配線と、横方向に延びるゲート配線とが多数本配設され、格子状をなしている。一方、CF基板には、赤(R),緑(G),青(B)の三原色の着色部をマトリックス状に配置したカラーフィルタが設けられている。また、両基板の液晶側とは反対側の面には、それぞれ偏光板が貼り付けられている。
バックライト装置12は、液晶パネル11の背面直下となる位置に光源が配置されてなる、いわゆる直下型のバックライトであり、表側(光出射側)に開口したシャーシ14と、シャーシ14内に敷設される反射シート14aと、シャーシ14の開口部分に取り付けられる光学部材15と、光学部材15を固定するためのフレーム16と、シャーシ14内に収容される複数本の冷陰極管17と、冷陰極管17の端部を遮光するとともに自身が光反射性を備えてなるランプホルダ19と、を有して構成されている。
光学部材15は、線状光源である各冷陰極管17(放電管)から発せられる線状の光を面状に変換するとともに、その光を液晶パネル11における有効表示領域に向けて方向付ける機能(指向性)等を有する。
シャーシ14は、平面視矩形の金属製のもので、表側(光出射側)に開口する略箱型に形成されている。反射シート14aは、合成樹脂製の反射性に優れた白色部材であり、シャーシ14の内面のほぼ全域を覆う形で敷設されている。この反射シート14aにより、各冷陰極管17から発せられる光の殆どをシャーシ14の開口側へと導くことができるものとされている。
また、シャーシ14の表側(内面側)には、図4及び図5に示すように、冷陰極管17の端部を保持するとともに、その冷陰極管17に駆動電力を供給するためのクリップ端子(接続端子)152を備えた光源保持部材150が配設されている。冷陰極管17は、この光源保持部材150に保持されることで、シャーシ14の表側に並列配置されている。
一方、シャーシ14の裏面側には、図6に示すように、冷陰極管17に駆動電力を供給するためのインバータ回路を含む電源基板170(電源)が配設されており、これによって複数本の冷陰極管17は並列駆動される。本実施形態は、このような電源基板170がシャーシ14背面の両側部に設けられ、電源からの電力が冷陰極管17の両端部から供給される両側駆動方式を採用している。以下、冷陰極管17への駆動電力の供給に係る構成と、その作用について説明する。
一方、シャーシ14の裏面側には、図6に示すように、冷陰極管17に駆動電力を供給するためのインバータ回路を含む電源基板170(電源)が配設されており、これによって複数本の冷陰極管17は並列駆動される。本実施形態は、このような電源基板170がシャーシ14背面の両側部に設けられ、電源からの電力が冷陰極管17の両端部から供給される両側駆動方式を採用している。以下、冷陰極管17への駆動電力の供給に係る構成と、その作用について説明する。
ここで、図7は光源保持部材150の構成を示す斜視図、図8は電力供給に係る回路構成を示す説明図、図9は電力供給に係る構成を模式的に示す説明図、図10はクリップ端子152の構成を示す斜視図、図11は冷陰極管17の構成を示す斜視図、図12は冷陰極管17が備える口金136の構成を示す平面図、図13はクリップ端子152に冷陰極管17を保持させた状態の構成を示す正面図、図14はクリップ端子152に冷陰極管17を保持させた状態の構成を示す平面図である。
[冷陰極管17]
まず、冷陰極管17の構成について説明する。
冷陰極管17は、図11に示すように、全体として細長く円形断面の直線状のガラス管134と、ガラス管134の両端からガラス管134と同軸状に且つ直線状に突出する円形断面の細長い金属製(例えば、ニッケル系、或いはコバルト系の金属)のアウタリード135と、ガラス管134の両端部に取り付けられる口金136とから構成される。ガラス管134の内部には水銀が封入され、ガラス管134の両端部は、加熱して溶融させることで概ね半球状に形成されている。そして、アウタリード135は、この半球部を貫通している。
まず、冷陰極管17の構成について説明する。
冷陰極管17は、図11に示すように、全体として細長く円形断面の直線状のガラス管134と、ガラス管134の両端からガラス管134と同軸状に且つ直線状に突出する円形断面の細長い金属製(例えば、ニッケル系、或いはコバルト系の金属)のアウタリード135と、ガラス管134の両端部に取り付けられる口金136とから構成される。ガラス管134の内部には水銀が封入され、ガラス管134の両端部は、加熱して溶融させることで概ね半球状に形成されている。そして、アウタリード135は、この半球部を貫通している。
口金136は、図12に示すように、所定の形状に打ち抜かれた金属製(例えば、ステンレス製)の板材に曲げ加工や叩き出し加工を施すことによって形成された単一部品である。口金136は、1つの本体137と1片の導電片140とを備えている。本体137は、全体としてガラス管134と同心の円筒形をなし、本体137の内径はガラス管134の外径よりも少し大きい寸法に設定されている。
本体137には、その一部をスリット状に切欠することによって三対の弾性保持片138A,138Bが周方向において等角度のピッチで配置されるように形成されている。
対をなす弾性保持片138A,138Bのうち一方の第1弾性保持片138Aは、全体として後方へ(詳しくは、やや径方向内向きへ斜め方向に)片持ち状に延出した形態であって、その基端(前端)を支点として径方向に弾性撓みし得るようになっている。第1弾性保持片138Aの延出端部(後端部)には、径方向外側へ斜めに曲げられた屈曲部139が形成され、この屈曲部139の曲げの外側の面(つまり、内側に臨む面)はガラス管134の外周面に当接する接点となっている。この3本の第1弾性保持片138Aの接点を結ぶ仮想円は、本体137と同心の円形であり、この仮想円の径寸法は、第1弾性保持片138Aが弾性撓みしていない自由状態のときにガラス管134の外径よりも小さい寸法となっている。
対をなす弾性保持片138A,138Bのうち一方の第1弾性保持片138Aは、全体として後方へ(詳しくは、やや径方向内向きへ斜め方向に)片持ち状に延出した形態であって、その基端(前端)を支点として径方向に弾性撓みし得るようになっている。第1弾性保持片138Aの延出端部(後端部)には、径方向外側へ斜めに曲げられた屈曲部139が形成され、この屈曲部139の曲げの外側の面(つまり、内側に臨む面)はガラス管134の外周面に当接する接点となっている。この3本の第1弾性保持片138Aの接点を結ぶ仮想円は、本体137と同心の円形であり、この仮想円の径寸法は、第1弾性保持片138Aが弾性撓みしていない自由状態のときにガラス管134の外径よりも小さい寸法となっている。
対をなす弾性保持片138A,138Bのうち他方の第2弾性保持片138Bは、第1弾性保持片138Aに対して周方向に隣り合うように配置され、全体として第1弾性保持片138Aと逆に前方へ(詳しくは、やや径方向内向きへ斜め方向に)片持ち状に延出した形態となっていて、その基端(後端)を支点として径方向に弾性撓みし得るようになっている。第2弾性保持片138Bの延出端はガラス管134の外周面に当接する接点となっており、この3片の第2弾性保持片138Bの接点を結ぶ仮想円は、本体137と同心の円形であり、この仮想円の径寸法は、第2弾性保持片138Bが弾性撓みしていない自由状態のときにガラス管134の外径よりも小さい寸法となっている。
本体137には、その端部から前方へ片持ち状に延出してなる導電片140が設けられている。導電片140は、本体137の前端に連なる細長部141と、細長部141の前端(延出端)から更に前方へ突出する筒状部142とからなるものとされている。細長部141は、本体137に対して面一状であって本体137からその軸線と平行に延出する基端部141aと、基端部141aの延出端から本体137の軸線に向かって径方向内向きに延出する中間部141bと、中間部141bの延出端から本体137の軸線と平行に延出する先端部141cとからなり、先端部141cの延出端に筒状部142が連なっている。細長部141の幅寸法は細長部141の長さ寸法に対して充分に小さく、したがって、細長部141は、本体137の径方向への弾性変形、径方向と交差する方向(細長部141の長さ方向と交差する方向)への弾性変形、及び細長部141自身を軸とする弾性的な捻れ変形が可能となっている。筒状部142は、細長部141の延出端から横方向へ張り出した部分を円筒状に曲げ加工したものであり、軸線は概ね本体137と同軸状に配置されている。かかる筒状部142は、細長部141を弾性撓みさせつつ、口金136の軸回り方向及び径方向へ変位し得るようになっている。
[光源保持部材150]
次に、光源保持部材150の構成について、まず図4及び図5を参照して説明する。ここで、図4及び図5は、いずれも光源保持部材150の全体構成を示すバックライト装置12の正面図であり、図5では冷陰極管17が省略されている。
光源保持部材150は、冷陰極管17の端部を保持して当該冷陰極管17をシャーシ14に取り付ける機能を担うもので、細長い支持板(支持部材)151と、この支持板151の表面側に並設された複数のクリップ端子152と、各クリップ端子152に供給される駆動電力の電流量を均一化する複数のバラストコンデンサ56と、を備えて構成されている。
次に、光源保持部材150の構成について、まず図4及び図5を参照して説明する。ここで、図4及び図5は、いずれも光源保持部材150の全体構成を示すバックライト装置12の正面図であり、図5では冷陰極管17が省略されている。
光源保持部材150は、冷陰極管17の端部を保持して当該冷陰極管17をシャーシ14に取り付ける機能を担うもので、細長い支持板(支持部材)151と、この支持板151の表面側に並設された複数のクリップ端子152と、各クリップ端子152に供給される駆動電力の電流量を均一化する複数のバラストコンデンサ56と、を備えて構成されている。
支持板151は、金属等の導電材料にて構成された基板からなり、シャーシ14の面内に4箇所配置され(それぞれ支持板151a、151b、151c、151dとする)、シャーシ14の両側縁部に沿ってそれぞれ2枚ずつ取り付けられている。支持板151には、各クリップ端子152と対応して3つずつの取付孔151H(図13参照)が貫通して形成されており、これらの取付孔151Hにクリップ端子152が取り付けられている。
クリップ端子152は、図10に示すように、所定形状に打ち抜いた金属製(例えば、洋白合金)の板材に曲げ加工を施したものであって、ベース部153と、ベース部153の上下両縁部から正面側へ延出する上下対称な一対の弾性押圧片154と、ベース部153の一方の側縁部から正面側へ延出するストッパ155とを備えて構成される。
一対の弾性押圧片154は、ストッパ155とは反対側の側縁部に配置され、相手側の弾性押圧片154側へ膨らむように湾曲した形状をなしている。弾性押圧片154は、その間隔を拡開するように弾性撓みすることが可能であり、弾性押圧片154が弾性撓みしていない状態での一対の弾性押圧片154の最小間隔は、冷陰極管17のガラス管134の外径よりも小さい寸法となっている。
一対の弾性押圧片154は、ストッパ155とは反対側の側縁部に配置され、相手側の弾性押圧片154側へ膨らむように湾曲した形状をなしている。弾性押圧片154は、その間隔を拡開するように弾性撓みすることが可能であり、弾性押圧片154が弾性撓みしていない状態での一対の弾性押圧片154の最小間隔は、冷陰極管17のガラス管134の外径よりも小さい寸法となっている。
ストッパ155は、ベース部153から冷陰極管17の軸線と直角に立ち上がっており、ストッパ155には略円弧状に凹んだ形態の凹部156が形成されている。凹部156の上下両側におけるベース部153からの立ち上がり寸法は、クリップ端子152に必要な金属材料が削減されるよう、小さく抑えられている。
さらに、ベース部153には、3片の脚部157が一体形成されている。3片のうち2片の脚部157は、弾性押圧片154とストッパ155との間であって、ベース部153の上下両縁部から弾性押圧片154及びストッパ155とは反対側(裏面側)へ突出しており、残りの1片の脚部157は、ベース部153におけるストッパ155とは反対側の側縁における両弾性押圧片154の中間位置から弾性押圧片154及びストッパ155とは反対側(裏面側)へ突出している。
かかるクリップ端子152は、合成樹脂製のハウジング等の部材には収容されておらず、剥き出しの状態のままで、脚部157を支持板151の取付孔151Hに貫通させて半田付け等により支持板151に対して固着されている。
バラストコンデンサ56は、バランス素子であって、全てのクリップ端子152に対して一対一で対応するように設けられている。各バラストコンデンサ56は、対応するクリップ端子152に対して直列に接続されて(図8参照)、このクリップ端子152よりも冷陰極管17の並び方向中央側となるようにクリップ端子152に隣接して、支持板151上に配設されている(図4参照)。これにより、例えば、図4においてシャーシ14の左上の側縁部に配置されている支持板151cの上には、図7に示すように、支持板151cにおける冷陰極管17並び方向外側端部(図示では上側端部)から中央側端部(図示では下側端部)へ向けて、クリップ端子152とバラストコンデンサ56とが交互に並んでいる。
図7では、1つの支持板151cのみを示したが、他の支持板151a、151b、151dにおいても同様に、各バラストコンデンサ56が、対応するクリップ端子152よりも冷陰極管17の並び方向中央側となるようにクリップ端子152に隣接して、配設されている。その結果、図4及び図5に示すように、シャーシ14の右側縁部に上下に並べて配置されている2枚の支持板151a、151bにおけるクリップ端子152およびバラストコンデンサ56の配置は、これら支持板151a、151bの間の境界線に関して線対称となっており、同様に、シャーシ14の左側縁部に上下に並べて配置されている2枚の支持板151c、151dにおいても、クリップ端子152およびバラストコンデンサ56の配置は線対称となっている。
これら複数のバラストコンデンサ56は電源基板(電源)170に対して並列接続されている。より具体的には、例えば図8及び図9に示すように、バラストコンデンサ56は、支持板151の裏面側に配された共通配線161に接続されて、これにより、支持板151の中央側端部に設けられた電源接続用コネクタ158(電源接続部)に繋がっており、この電源接続用コネクタ158に対して、電源基板170からの電力供給線160が接続されている。
本実施形態では、図4及び図5に示すように、電源接続用コネクタ158を、冷陰極管17の並び方向最も中央側に配置されたバラストコンデンサ56に隣接させて、各支持板151a、151b、151c、151dの上に配設している。
本実施形態では、図4及び図5に示すように、電源接続用コネクタ158を、冷陰極管17の並び方向最も中央側に配置されたバラストコンデンサ56に隣接させて、各支持板151a、151b、151c、151dの上に配設している。
[電源基板170]
電源基板170は、図9に示すように、背面(シャーシ14と反対側の面)に回路が形成された回路基板172と、回路基板172の背面に実装された電子部品171と、回路基板172のシャーシ14側の面に取り付けられた基板コネクタ173とを備えている。電子部品171としてはトランス等を含み、これにより回路基板172は高周波電圧を生成するインバータ回路基板として構成されている。基板コネクタ173は、電力供給線160を介して、シャーシ14内の支持板151上に設けられた上記電源接続用コネクタ158に接続されている。なお、当該電源基板170は、例えばネジ止め等によりシャーシ14に対して組み付け固定されている。
電源基板170は、図9に示すように、背面(シャーシ14と反対側の面)に回路が形成された回路基板172と、回路基板172の背面に実装された電子部品171と、回路基板172のシャーシ14側の面に取り付けられた基板コネクタ173とを備えている。電子部品171としてはトランス等を含み、これにより回路基板172は高周波電圧を生成するインバータ回路基板として構成されている。基板コネクタ173は、電力供給線160を介して、シャーシ14内の支持板151上に設けられた上記電源接続用コネクタ158に接続されている。なお、当該電源基板170は、例えばネジ止め等によりシャーシ14に対して組み付け固定されている。
[クリップ端子152に対する冷陰極管17の取付]
冷陰極管17をクリップ端子152に取り付ける際には、冷陰極管17を水平に向けた状態でシャーシ14の正面に接近させ、ガラス管134の端部と口金136を対向する一対の弾性押圧片154の間に正面側から嵌め込む(図13及び図14参照)。このとき、一対の弾性押圧片154が、口金136の本体137によって拡開するように弾性撓みさせられ、本体137が一対の弾性押圧片154の最小間隔部分を通過した後は、両弾性押圧片154が、その弾性復元力によって本体137をベース部153側に引き込み、本体137をベース部153に当接させ、これにより、冷陰極管17の取付けが完了する。
冷陰極管17をクリップ端子152に取り付ける際には、冷陰極管17を水平に向けた状態でシャーシ14の正面に接近させ、ガラス管134の端部と口金136を対向する一対の弾性押圧片154の間に正面側から嵌め込む(図13及び図14参照)。このとき、一対の弾性押圧片154が、口金136の本体137によって拡開するように弾性撓みさせられ、本体137が一対の弾性押圧片154の最小間隔部分を通過した後は、両弾性押圧片154が、その弾性復元力によって本体137をベース部153側に引き込み、本体137をベース部153に当接させ、これにより、冷陰極管17の取付けが完了する。
取り付けられた冷陰極管17は、その両端部においてクリップ端子152によって支持される。一対の弾性押圧片154が口金136の本体137の外周面に弾性的に接触するので、アウタリード135が口金136を介してクリップ端子152に電気的導通可能に接続される。さらに、一対の弾性押圧片154の弾性復元力により、ガラス管134がストッパ155の凹部156に押し付けられた状態に保持されており、冷陰極管17の軸方向に見たときには、本体137の一部がストッパ155と重なるように位置する。つまり、本体137における導電片140とは反対側の端縁の一部がストッパ155に対して軸線方向に接近して対向する状態となる。
以上のような本実施形態のテレビ受信装置TVによると、液晶表示装置10が本発明に係る構成のバックライト装置12を備えるため、以下のような作用効果を奏する。
すなわち、クリップ端子152と電源基板170との間にバラストコンデンサ56を介在させ、これにより、クリップ端子152のそれぞれに供給される駆動電力の電流量を均一化するものとしているため、各冷陰極管17に供給する電流を均一(一定)化することが可能となり、共通の電源170により複数の冷陰極管17を並列駆動することが可能となる。
すなわち、クリップ端子152と電源基板170との間にバラストコンデンサ56を介在させ、これにより、クリップ端子152のそれぞれに供給される駆動電力の電流量を均一化するものとしているため、各冷陰極管17に供給する電流を均一(一定)化することが可能となり、共通の電源170により複数の冷陰極管17を並列駆動することが可能となる。
さらに、各バラストコンデンサ56が、対応するクリップ端子152よりも冷陰極管17の並び方向中央側となるようにクリップ端子152に隣接して、同じ支持板151上に配設されることで、バラストコンデンサがクリップ端子よりも冷陰極管の並び方向外側に配される構成に比して、バックライト装置12の周辺部である額縁領域を狭小化することができる。
つまり、最も外側に配置された冷陰極管を保持するクリップ端子よりも外側に配置されるバラストコンデンサがある場合、このバラストコンデンサの配置領域は光量が不足するため、有効表示領域外の周辺領域(額縁領域)となる。これに対して、本実施形態によると、最も外側に配置された冷陰極管17を保持するクリップ端子152よりも外側に配置されるバラストコンデンサ56がないため、図5に示すように、バックライト装置12においてフレーム16が配置される周辺領域を狭小化することができる。
このように、バックライト装置12の額縁領域の狭小化が可能であることによって、表示装置10の狭額縁化が可能となる。
つまり、最も外側に配置された冷陰極管を保持するクリップ端子よりも外側に配置されるバラストコンデンサがある場合、このバラストコンデンサの配置領域は光量が不足するため、有効表示領域外の周辺領域(額縁領域)となる。これに対して、本実施形態によると、最も外側に配置された冷陰極管17を保持するクリップ端子152よりも外側に配置されるバラストコンデンサ56がないため、図5に示すように、バックライト装置12においてフレーム16が配置される周辺領域を狭小化することができる。
このように、バックライト装置12の額縁領域の狭小化が可能であることによって、表示装置10の狭額縁化が可能となる。
また、本実施形態によると、電源接続用コネクタ158が、冷陰極管17の並び方向最も中央側に配置されたバラストコンデンサ56に隣接して、支持板151上に配設されるため、最も外側に配置された冷陰極管を保持するクリップ端子よりも外側に電源接続用コネクタが配される構成に比して、バックライト装置12の周辺部である額縁領域を狭小化することができ、これによって表示装置10の狭額縁化が可能となる。
<他の実施形態>
本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば以下のような構成を含むこともできる。
上記実施形態においては、電源接続用コネクタ158を、各支持板151において、冷陰極管17の並び方向最も中央側に配置されたバラストコンデンサ56に隣接して配設したが、電源接続用コネクタ158の各支持板151における配置位置はこれに限らず、冷陰極管17の並び方向最も外側に配設されているクリップ端子152よりも中央側であれば、支持板151上のどの位置に電源接続用コネクタ158を配置してもよい。
本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば以下のような構成を含むこともできる。
上記実施形態においては、電源接続用コネクタ158を、各支持板151において、冷陰極管17の並び方向最も中央側に配置されたバラストコンデンサ56に隣接して配設したが、電源接続用コネクタ158の各支持板151における配置位置はこれに限らず、冷陰極管17の並び方向最も外側に配設されているクリップ端子152よりも中央側であれば、支持板151上のどの位置に電源接続用コネクタ158を配置してもよい。
上記実施形態においては、バランス素子として、バラストコンデンサ56を採用したが、これに代えて、一次側コイルと二次側コイルとを備えるバランスコイルを用いてもよい。この場合、例えば、各バランスコイルの一次側コイルは、対応するクリップ端子152に直列に接続されると共に電源170に対して並列に接続される一方、全てのバランスコイルの二次側コイル同士が直列に接続される。
上記実施形態において、並列駆動される光源は冷陰極管に限らず、例えば熱陰極管であってもよい。
上記実施形態においては、シャーシ14の両側縁部にそれぞれ2枚ずつに分割された支持板151a、151b、151c、151dを配設したが、両側縁部に、それぞれ1枚の基板からなる支持板を設けてもよい。
口金の構成としては、例えば図15のような構成を採用することもできる。つまり、図11及び図12に示した口金136の筒状部142をU字状の接続部142aとすることができる。この場合、口金136に対してガラス管134を嵌め込んだ後、U字状の接続部142aをアウタリード135に沿って曲げ加工することで、これらアウタリード135と接続部142aとの電気的接続が可能となる。このようなU字状の接続部142aを曲げ加工する態様によれば、アウタリード135に対する電気的接続性が一層良好なものとなる。
シャーシ14と支持板151との絶縁を図るために、例えば図16に示すようにシャーシ14と支持板151との間に絶縁基板(絶縁部材)61を介在させることができる。また、図17に示すように、シャーシ14のうち支持板151と重畳する位置に開口部62を形成するものとしても良い。或いは、シャーシ14を樹脂材料から構成することもできる。
また、液晶表示装置10の表示パネル11は、スイッチング素子がTFTであるものに限らず、スイッチング素子がMIM(Metal Insulator Metal)等、TFT以外のものであってもよい。また、本発明の表示装置としては、液晶表示装置に限らず、表示パネルの背面側に照明装置を必要する種々の表示装置が含まれる。
Claims (13)
- 並列配置される複数の放電管と、
前記複数の放電管を並列駆動するための駆動電力を供給する電源と、
前記複数の放電管の端部を支持する支持部材と、
前記支持部材上に前記複数の放電管の並び方向に並設されて、前記複数の放電管を個別に保持するとともに、前記複数の放電管のそれぞれに対する前記駆動電力の供給用端子として機能する複数の接続端子と、
前記電源と前記複数の接続端子のそれぞれとの間に介在して、前記複数の接続端子のそれぞれに供給される前記駆動電力の電流量を均一化する複数のバランス素子と、を備え、
前記複数のバランス素子は、それぞれ対応する前記接続端子よりも前記並び方向中央側となるように前記接続端子に隣接して、前記支持部材上に配置されていることを特徴とする表示装置用照明装置。 - 前記複数のバランス素子に接続していると共に前記駆動電力の供給のため前記電源が接続される電源接続部を、前記支持部材上に備え、
当該電源接続部は、前記並び方向最も外側に配置された前記接続端子よりも前記並び方向中央側となるように、前記支持部材上に配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の表示装置用照明装置。 - 前記電源接続部は、前記並び方向最も中央側に配置された前記バランス素子に隣接して、前記支持部材上に配置されていることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の表示装置用照明装置。
- 前記複数の放電管を収容するシャーシを備え、
前記シャーシの内側には前記支持部材が配され、前記複数の放電管を保持した前記複数の接続端子と前記複数のバランス素子とが前記支持部材の前記シャーシとは反対側の面に配される一方、
前記シャーシの外側には前記電源が配されており、
前記シャーシと前記支持部材との間には、絶縁部材が介在されていることを特徴とする請求の範囲第1項から請求の範囲第3項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。 - 前記複数の放電管を収容するシャーシを備え、
前記シャーシの内側には前記支持部材が配され、前記複数の放電管を保持した前記複数の接続端子と前記複数のバランス素子とが前記支持部材の前記シャーシとは反対側の面に配される一方、
前記シャーシの外側には前記電源が配されており、
前記シャーシには、前記支持部材と重なる位置に開口部が形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項から請求の範囲第3項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。 - 前記複数の放電管を収容する樹脂製のシャーシを備え、
前記シャーシの内側には前記支持部材が配され、前記複数の放電管を保持した前記複数の接続端子と前記複数のバランス素子とが前記支持部材の前記シャーシとは反対側の面に配される一方、
前記シャーシの外側には前記電源が配されていることを特徴とする請求の範囲第1項から請求の範囲第3項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。 - 前記複数の放電管の端部には、それぞれ前記複数の接続端子と電気的に接続可能な口金が配されていることを特徴とする請求の範囲第1項から請求の範囲第6項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
- 前記複数の放電管は冷陰極管であることを特徴とする請求の範囲第1項から請求の範囲第7項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
- 前記複数のバランス素子は、コンデンサにより構成されていることを特徴とする請求の範囲第1項から請求の範囲第8項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
- 前記電源は、高周波電圧を生成するインバータ回路を含むことを特徴とする請求の範囲第1項から請求の範囲第9項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
- 請求の範囲第1項から請求の範囲第10項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置と、
前記表示装置用照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルと、を備えることを特徴とする表示装置。 - 前記表示パネルが液晶を用いた液晶パネルであることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の表示装置。
- 請求の範囲第11項又は請求の範囲第12項に記載の表示装置を備えたことを特徴とするテレビ受信装置。
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