WO2010026761A1 - 無線通信装置および帯域幅決定方法 - Google Patents

無線通信装置および帯域幅決定方法 Download PDF

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Abstract

 端末が基地局からの再送Grantまたは応答信号の受信を誤ってしまう場合でも、端末が再送時に干渉を与える他の端末の数を低減することができる無線通信装置。この装置において、決定部(205)は、送信信号の再送時にその送信信号に割り当てられる送信帯域の両端間の帯域幅を決定し、割当部(209)は、決定部(205)から入力される帯域幅に基づいて、送信信号を周波数リソースに割り当てる。決定部(205)は、送信信号の周波数領域での連続度が低いほど、前回送信時に対する再送時の帯域幅の減少量をより大きくする。

Description

無線通信装置および帯域幅決定方法
 本発明は、無線通信装置および帯域幅決定方法に関する。
 3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long-term Evolution)またはLTEの発展形であるLTE-Advancedの上り回線では、ローカライズド(Localized)送信およびディストリビューテッド(Distributed)送信の双方を用いることが検討されている。すなわち、各無線通信端末装置(以下、単に端末という)から無線通信基地局装置(以下、単に基地局という)への通信において、Localized送信およびDistributed送信の双方が用いられる。
 また、LTEでは、上り回線で端末から基地局へ送信される送信データ(上り回線データ)に対してHARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)が適用される。HARQでは、基地局は上り回線データに対しCRC(Cyclic Redundancy Check)判定を行って、CRC=OK(誤り無し)であればACK(Acknowledgment)信号を、CRC=NG(誤り有り)であればNACK(Negative Acknowledgment)信号を応答信号として端末へフィードバックする。端末は、応答信号としてNACK信号を受信した場合、上り回線データ(再送データ)を基地局へ再送する。
 ここで、上り回線データに適用されるHARQとして、2つのHARQ(以下、第1HARQおよび第2HARQとする)が検討されている(例えば、非特許文献1および非特許文献2参照)。
 第1HARQでは、基地局は、初回送信時に、上り回線データ(初回送信データ)のリソース割当情報(以下、Grantと呼ぶ)を端末へ送信する。また、基地局は、端末からの上り回線データを受信する度に応答信号を端末へフィードバックする。一方、端末は、初回送信時は受信したGrantに示される周波数リソースに上り回線データを割り当て、再送時は初回送信時に受信したGrantに示される周波数リソースと予め決められた規則とに基づいて決定される周波数リソースに上り回線データを割り当て、上り回線データを基地局へ送信する。このように、第1HARQでは、端末は初回送信時のみにGrantが通知されるため、リソース割当の通知に要するシグナリング量を少なく抑えることができる。ただし、再送時に用いる周波数リソースが規則により予め決定されており、端末は再送毎に周波数リソースを選択できないため、再送時にはその周波数リソースの受信品質が良好であるとは限らない。
 第2HARQでは、基地局は、初回送信時に、Grantを端末へ送信する。さらに、基地局は、上り回線データに誤りがあり(CRC=NG)、応答信号としてNACK信号を端末へフィードバックする際、上り回線データ(再送データ)のリソース割当を示す再送用Grantを端末へ送信する。一方、端末は、初回送信時および再送時において、基地局からのGrantまたは再送用Grantに示される周波数リソースに上り回線データを割り当てて、上り回線データを基地局へ送信する。このように、第2HARQでは、端末は、上り回線データの再送の度に通知される再送用Grantを用いるため、再送時には良好な受信品質の周波数リソースに上り回線データを割り当てることができる。ただし、再送の度に基地局から端末へ再送用Grantを通知するため、リソース割当の通知に要するシグナリング量が増加してしまう。
 そこで、リソース割当情報(Grantおよび再送用Grant)のシグナリング量の増加を抑えつつ、再送時の上り回線データの受信品質を改善するために、第1HARQと第2HARQとを組み合わせることが検討されている(例えば、非特許文献2参照)。具体的には、基地局は、例えば端末との間の伝搬路品質の変動等に応じて第1HARQおよび第2HARQのいずれか1つを適用する。そして、端末は、応答信号を受信するタイミングにおいて、NACK信号のみを受信した場合には、第1HARQを適用し、初回送信時にGrantで通知された周波数リソースと予め決められた規則とに基づいて決定される周波数リソースを用いて上り回線データを再送する。一方、端末は、応答信号を受信するタイミングにおいて、NACK信号および再送用Grantを受信した場合には、第2HARQを適用し、再送用Grantで通知された周波数リソースを用いて上り回線データを再送する。すなわち、端末は、再送用Grantを受信するか否かによって、上り回線データ(再送データ)に適用するHARQを判断する。
R1-070244, "Modifications of Downlink Asynchronous HARQ scheme", 3GPP TSG RAN1#47bis, Sorrento, Italy, January 15-19, 2007 R1-070245, "Modifications of Uplink Synchronous HARQ scheme", 3GPP TSG RAN1#47bis, Sorrento, Italy, January 15-19, 2007
 上記従来技術では、基地局は、上り回線データを再送する端末(以下、再送端末という)に再送用Grantを送信する場合(上り回線データに第2HARQが適用される場合)、同時に、再送端末が第1HARQで送信する予定であった周波数リソース、つまり、初回送信時にGrantで通知した周波数リソースと予め決められた規則とに基づいて決定される周波数リソースに他の端末を割り当てることができる。すなわち、基地局は、再送端末の上り回線データ(再送データ)には再送用Grantを用いて新たな周波数リソースを割り当て、他の端末の上り回線データ(初回送信データ)には、Grant用いて、再送端末が初回送信時に用いた周波数リソースを割り当てる。
 しかしながら、基地局が再送端末に再送用Grantを送信したにもかかわらず、再送端末が自端末宛ての再送用Grantを検出できなかった場合(つまり、NACK信号のみを検出した場合)が考えられる。この場合、再送端末は、NACK信号のみを正常に受信するので、自端末の上り回線データに対して第1HARQが適用されたと判断してしまう。よって、再送端末は、上り回線データ(再送データ)を、初回送信時に用いた周波数リソースと予め決められた規則とに基づいて決定される周波数リソースに割り当てる。
 そのため、再送端末が初回送信時に用いた周波数リソースと予め決められた規則とに基づいて決定される周波数リソースでは、再送端末の上り回線データ(再送データ)と他の端末の上り回線データ(初回送信データ)との間で衝突が発生してしまう。つまり、再送端末の上り回線データ(再送データ)が他の端末の上り回線データ(初回送信データ)に干渉を与えてしまう。このように、再送端末からの上り回線データ(再送データ)が他の端末からの上り回線データ(初回送信データ)に干渉を与えるため、基地局では、他の端末からの上り回線データ(初回送信データ)の受信品質が劣化してしまい、CRC判定は高い確率でNG(誤り有り)となる。特に、再送端末が上り回線データ(再送データ)をDistributed送信する場合には、上り回線データ(再送データ)が広い帯域に分散された非連続な周波数リソース(送信帯域)に割り当てられるため、より多くの他の端末に干渉を与える可能性が高くなってしまう。
 また、基地局は、端末からの上り回線データを正常に受信した場合、ACK信号をその端末に送信すると同時に、その端末が用いる予定の再送用の周波数リソースを他の端末の上り回線データに割り当てることもできる。しかしながら、端末がACK信号を誤ってNACK信号として検出した場合、その端末は、再送用の周波数リソースに上り回線データ(再送データ)を割り当ててしまう。そのため、端末がACK信号を誤ってNACK信号として検出した場合にも、上記同様、再送端末の再送用の周波数リソースでは、再送端末の上り回線データ(再送データ)と他の端末の上り回線データ(初回送信データ)との間で衝突が発生してしまう。つまり、再送端末の上り回線データ(再送データ)が他の端末の上り回線データ(初回送信データ)に干渉を与えてしまう。
 本発明の目的は、端末が基地局からの再送用Grantまたは応答信号の受信を誤ってしまう場合でも、端末が再送時に干渉を与える他の端末の数を低減することができる無線通信装置および帯域幅決定方法を提供することである。
 本発明の無線通信装置は、送信信号の再送時に前記送信信号に割り当てられる送信帯域の両端間の帯域幅を決定する決定手段と、前記帯域幅に基づいて、前記送信信号を周波数リソースに割り当てる割当手段と、を具備し、前記決定手段は、前回送信した前記送信信号の周波数領域での連続度が低いほど、前回送信時に対する前記再送時の前記帯域幅の減少量をより大きくする構成を採る。
 本発明の帯域幅決定方法は、送信信号の再送時に前記送信信号に割り当てられる送信帯域の両端間の帯域幅を決定する帯域幅決定方法において、前回送信した前記送信信号の周波数領域での連続度が低いほど、前回送信時に対する前記再送時の前記帯域幅の減少量をより大きくするようにした。
 本発明によれば、端末が基地局からの再送Grantまたは応答信号の受信を誤ってしまう場合でも、端末が再送時に干渉を与える他の端末の数を低減することができる。
本発明の実施の形態1に係るLocalized送信時における送信信号の送信帯域を示す図 本発明の実施の形態1に係るDistributed送信時における送信信号の送信帯域を示す図 本発明の実施の形態1に係る基地局の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る端末の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る送信信号の帯域幅決定処理を示す図 本発明の実施の形態1に係るシーケンスを示す図 本発明の実施の形態1に係る前回送信時の連続度と再送時の連続度との対応関係を示す図(決定例1-1) 本発明の実施の形態1に係る前回送信時の連続度と再送時の連続度との対応関係を示す図(決定例1-2) 本発明の実施の形態1に係る前回送信時の連続度と再送時の連続度との対応関係を示す図(決定例1-3) 本発明の実施の形態1に係る前回送信時の連続度と再送時の連続度との対応関係を示す図(決定例1-3) 本発明の実施の形態1に係る前回送信時の連続度と再送時の連続度との対応関係を示す図(決定例1-4) 本発明の実施の形態1に係る前回送信時の連続度と再送時の連続度とのその他の対応関係を示す図 本発明の実施の形態1に係る前回送信時の連続度と再送時の連続度とのその他の対応関係を示す図 本発明の実施の形態1に係るその他の送信信号の帯域幅決定処理を示す図 本発明の実施の形態1に係るその他の送信信号の帯域幅決定処理を示す図 本発明の実施の形態1に係る連続度と帯域幅の減少量との対応を示す図 本発明の実施の形態2に係る送信信号の帯域幅決定処理を示す図 本発明の実施の形態2に係る送信信号の帯域幅決定処理を示す図 本発明の実施の形態3に係る送信信号の帯域幅決定処理を示す図 本発明の実施の形態3に係る送信信号の帯域幅決定処理を示す図 本発明の実施の形態4に係る送信信号の帯域幅決定処理を示す図 本発明の実施の形態4に係る送信信号の帯域幅決定処理を示す図
 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
 以下の説明では、1つの端末に割り当てられる複数の送信帯域(周波数リソース)すべてが周波数領域で連続になるようにして送信する送信方法をLocalized送信とする。例えば、図1Aに示すように、Localized送信では、連続する4リソースブロック(RB:Resource Block)に1つの端末の送信信号(上り回線データ)が割り当てられる。一方、1つの端末に割り当てられる複数の送信帯域のうち少なくとも1つが不連続になるようにして送信する送信方法をDistributed送信とする。例えば、図1Bに示すように、Distributed送信では、3RB間隔の不連続な4RBに1つの端末の送信信号が割り当てられる。
 ここで、LTEに対応する端末では、図1Aに示すようなLocalized送信が用いられ、LTE-Advancedに対応する端末では、図1Aに示すLocalized送信に加え、図1Bに示すようなDistributed送信が用いられることが考えられる。また、LTE-Advancedでは、LTE-Advancedに対応する端末のみでなく、LTEに対応する端末が収容されることが検討されている。つまり、LTE-Advancedでは、LTE対応の端末およびLTE-Advanced対応の端末が同一周波数帯域で共存することが考えられる。すなわち、LTE-Advancedでは、LTE対応の端末およびLTE-Advanced対応の端末がLocalized送信を用いるのに対して、LTE-Advanced対応の端末のみがDistributed送信を用いる。よって、LTE-Advancedでは、Distributed送信を用いる端末の数よりも、Localized送信を用いる端末の数の方が多くなる。
 よって、端末が基地局からの再送用Grantを検出できなかった場合に、その端末から干渉を受けてしまう可能性がある他の端末として、Localized送信を用いる端末を考慮することが望ましい。そこで、以下の説明では、基地局が再送用Grantを端末に送信する際にその端末が前回送信時に用いた周波数リソースに割り当てる他の端末として、Localized送信を用いる端末を想定する。
 また、Distributed送信を用いる端末が基地局からの再送用Grantを検出できなかった場合の方が、Localized送信を用いる端末が基地局からの再送用Grantを検出できなかった場合よりも、再送時においてより多くの他の端末に干渉を与えてしまう。例えば、図1Aに示すように、Localized送信を用いる端末の送信信号は、連続する4RBに割り当てられる。この場合、送信信号が割り当てられた送信帯域(4RB)以外の送信帯域として、図1Aに示すように、送信信号の送信帯域の前後にそれぞれ、連続する6RBの送信帯域および連続する5RBの送信帯域が確保される。ここで、基地局は、再送用Grantを、Localized送信を用いる端末に送信するとともに、複数の他の端末(例えば、Localized送信を用いる端末)の送信信号を図1Aに示す周波数帯域に新たに割り当てるとする。ここで、Localized送信を用いる端末が基地局からの再送用Grantを検出できず、例えば、図1Aに示す送信帯域(前回送信時と同一の送信帯域)を用いて送信信号(再送信号)を再送する場合、図1Aに示す送信帯域(4RB)では再送信号と他の端末の送信信号との間で衝突が発生する。しかし、Localized送信を用いる端末の送信帯域以外の送信帯域では、Localized送信に十分な連続した送信帯域が確保されているため、他の端末がLocalized送信を用いる場合でも、再送信号と衝突する可能性が低くなる。
 これに対し、図1Bに示すように、Distributed送信を用いる端末の送信信号は、周波数帯域全体に分散された4RBに割り当てられる。この場合、送信信号が割り当てられた送信帯域(4RB)以外の送信帯域として、図1Bに示すように、最大3RBの連続した送信帯域しか確保されない。ここで、基地局は、上記同様、再送用Grantを、Distributed送信を用いる端末に送信するとともに、複数の他の端末(例えば、Localized送信を用いる端末)の送信信号を図1Bに示す周波数帯域に割り当てるとする。ここで、Distributed送信を用いる端末が基地局からの再送用Grantを検出できず、例えば、図1Bに示す送信帯域(前回送信時と同一の送信帯域)を用いて送信信号(再送信号)を再送する場合、再送信号の送信帯域が周波数帯域全体に均等に分散されているため、再送信号の一部と、Localized送信を用いる他の端末の送信信号とが衝突する可能性が高くなる。
 よって、Distributed送信を用いる端末が基地局からの再送用Grantを検出できない場合に再送信号が干渉を与える他の端末の数は、Localized送信を用いる端末が基地局からの再送用Grantを検出できない場合に再送信号が干渉を与える他の端末の数よりも多くなる可能性が高くなる。また、送信信号が割り当てられる送信帯域が不連続になるほど、つまり、送信信号が割り当てられる各送信帯域の周波数領域における距離が離れるほど、基地局が送信した再送用Grantを検出できなかった端末の再送信号と、他の端末の送信信号とが衝突する可能性がより高くなる。その結果、基地局における受信品質が劣化してしまう他の端末の数が多くなる。換言すると、送信信号が割り当てられる送信帯域の連続度(つまり、送信信号の周波数領域での連続度)が低くなるほど、基地局における受信品質が劣化してしまう他の端末の数が多くなる。
 そこで、本発明では、前回送信した送信信号の周波数領域での連続度に応じて、その送信信号が再送時に割り当てられる送信帯域の両端間の帯域幅を決定する。また、以下の説明では、送信信号が割り当てられる送信帯域の両端間の帯域幅を有する帯域を所定の周波数帯域とする。
 (実施の形態1)
 本実施の形態では、所定の周波数帯域における送信信号の送信帯域の割合を送信信号の周波数領域での連続度として用い、その割合が小さいほど前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量をより大きくする。
 本実施の形態に係る基地局100の構成について、図2を用いて説明する。
 図2に示す基地局100の符号化部101には、送信データ(下り回線データ)と、誤り検出部116から入力される応答信号(ACK信号またはNACK信号)と、スケジューリング部118から入力される、初回送信時のリソース割当情報を示すGrantまたは再送時のリソース割当情報を示す再送用Grantとが入力される。ここで、応答信号、および、Grantまたは再送用Grantにより制御情報が構成される。そして、符号化部101は、送信データおよび制御情報を符号化し、符号化データを変調部102に出力する。
 変調部102は、符号化部101から入力される符号化データを変調し、変調後の信号を送信RF部103に出力する。
 送信RF部103は、変調部102から入力される信号にD/A変換、アップコンバート、増幅等の送信処理を施し、送信処理を施した信号をアンテナ104から各端末へ無線送信する。
 受信RF部105は、アンテナ104を介して受信した各端末からの信号にダウンコンバート、A/D変換等の受信処理を施し、受信処理を施した信号を分離部106に出力する。
 分離部106は、受信RF部105から入力される信号を参照信号とデータ信号とに分離する。そして、分離部106は、参照信号をDFT(Discrete Fourier transform)部107に出力し、データ信号をDFT部110に出力する。
 DFT部107は、分離部106から入力される参照信号にDFT処理を施し、時間領域から周波数領域の信号に変換する。そして、DFT部107は、周波数領域に変換した参照信号をデマッピング部108に出力する。
 デマッピング部108は、DFT部107から入力される周波数領域の参照信号から各端末の送信帯域に対応した部分の参照信号を抽出する。そして、デマッピング部108は、抽出した各参照信号を推定部109に出力する。
 推定部109は、デマッピング部108から入力される参照信号に基づいて、伝搬路の周波数変動(伝搬路の周波数応答)の推定値および受信品質の推定値を推定する。そして、推定部109は、伝搬路の周波数変動の推定値を周波数領域等化部112に出力し、受信品質の推定値をスケジューリング部118に出力する。
 一方、DFT部110は、分離部106から入力されるデータ信号にDFT処理を施し、時間領域から周波数領域の信号に変換する。そして、DFT部110は、周波数領域に変換したデータ信号をデマッピング部111に出力する。
 デマッピング部111は、DFT部110から入力される信号から各端末の送信帯域に対応した部分のデータ信号を抽出する。そして、デマッピング部111は、抽出した各信号を周波数領域等化部112に出力する。
 周波数領域等化部112は、推定部109から入力される伝搬路の周波数変動の推定値を用いて、デマッピング部111から入力されるデータ信号に等化処理を施す。そして、周波数領域等化部112は、等化処理を施した信号をIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部113に出力する。
 IFFT部113は、周波数領域等化部112から入力されるデータ信号にIFFT処理を施す。そして、IFFT部113は、IFFT処理を施した信号を復調部114に出力する。
 復調部114は、IFFT部113から入力される信号に復調処理を施し、復調処理を施した信号を復号部115に出力する。
 復号部115は、復調部114から入力される信号に復号処理を施し、復号処理を施した信号(復号ビット列)を誤り検出部116に出力する。
 誤り検出部116は、復号部115から入力される復号ビット列に対して誤り検出を行う。例えば、誤り検出部116は、CRCを用いて誤り検出を行う。誤り検出部116は、誤り検出の結果、復号ビットに誤りが有る場合には応答信号としてNACK信号を生成し、復号ビットに誤りが無い場合には応答信号としてACK信号を生成する。そして、誤り検出部116は、生成した応答信号を符号化部101および決定部117に出力する。また、誤り検出部116は、復号ビットに誤りが無い場合には、データ信号を受信データとして出力する。
 決定部117およびスケジューリング部118には、第1HARQおよび第2HARQのうち、いずれのHARQを用いるかを示すHARQ選択情報が入力される。
 誤り検出部116から入力される応答信号がNACK信号であり、かつ、HARQ選択情報に示されるHARQが第1HARQの場合(つまり、第1HARQの再送時)、決定部117は、スケジューリング部118から入力される前回送信時のスケジューリング情報(Grantまたは再送用Grant)に基づいて、端末の送信信号(送信データおよび参照信号)の再送時に、その送信信号に割り当てられる送信帯域の両端間の帯域幅、つまり、所定の周波数帯域の帯域幅を決定する。具体的には、決定部117は、まず、スケジューリング部118から入力される前回送信時のGrantを用いて、端末が前回送信した送信信号の周波数領域での連続度を算出する。ここでは、所定の周波数帯域における送信信号の送信帯域の割合を、端末が送信する送信信号の周波数領域での連続度とする。
 そして、決定部117は、前回送信時の連続度に応じて、再送時の所定の周波数帯域の帯域幅を決定する。具体的には、決定部117は、前回送信時の所定の周波数帯域における送信信号の送信帯域の割合が小さいほど(連続度が低いほど)、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量をより大きくする。つまり、決定部117は、前回送信時の連続度が低いほど、再送時の所定の周波数帯域における送信データの送信帯域の割合、つまり、連続度の増加量を大きくする。そして、決定部117は、決定した帯域幅を示す情報をスケジューリング部118に出力する。
 スケジューリング部118は、HARQ選択情報、推定部109から入力される受信品質の推定値および決定部117から入力される帯域幅を示す情報に基づいて、各端末が送信する送信信号の送信帯域(周波数リソース)をスケジューリングする。例えば、スケジューリング部118は、初回送信時には、受信品質の推定値に基づいて初回送信時の送信信号の送信帯域をスケジューリングし、スケジューリング結果を示すGrantを符号化部101および決定部117に出力する。
 また、HARQ選択情報に示されるHARQが第2HARQの場合、スケジューリング部118は、受信品質の推定値に基づいて、再送端末の送信信号(再送信号)の送信帯域をスケジューリングし、スケジューリング結果を示す再送用Grantを符号化部101および決定部117に出力する。また、スケジューリング部118は、再送端末以外の他の端末の送信信号を、再送端末が再送時に用いる予定であった送信帯域を含む周波数帯域に割り当てる。
 一方、HARQ選択情報に示されるHARQが第1HARQの場合、スケジューリング部118は、決定部117から入力される情報に示される帯域幅に基づいて、再送端末の送信信号(再送信号)に割り当てる送信帯域を確保するとともに、再送端末以外の他の端末の送信信号を、再送端末に確保した送信帯域以外の送信帯域に割り当てる。
 次に、本実施の形態に係る端末200の構成について、図3を用いて説明する。
 図3に示す端末200の受信RF部202は、アンテナ201を介して受信した基地局100からの信号にダウンコンバート、A/D変換等の受信処理を施し、受信処理を施した信号を復調部203に出力する。
 復調部203は、受信RF部202から入力される信号に等化処理および復調処理を施し、これらの処理を施した信号を復号部204に出力する。
 復号部204は、復調部203から入力される信号に復号処理を施し、受信データおよび制御情報を抽出する。復号部204は、抽出した制御情報を決定部205に出力する。なお、制御情報には、応答信号(ACK信号またはNACK信号)、および、Grantまたは再送用Grantが含まれる。
 決定部205は、復号部204から入力される制御情報にNACK信号のみが含まれる場合、前回送信時の送信信号(送信データおよび参照信号)の所定の周波数帯域における送信帯域の割合、つまり、自端末が前回送信した送信信号の周波数領域での連続度を算出する。そして、決定部205は、送信信号の再送時に、送信信号に割り当てられる送信帯域の両端間の帯域幅(すなわち、所定の周波数帯域の帯域幅)を決定する。ここで、決定部205は、決定部117(図2)と同様にして、前回送信時の所定の周波数帯域における送信信号の送信帯域の割合が小さいほど(連続度が低いほど)、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量をより大きくする。そして、決定部205は、決定した帯域幅を示す情報を割当部209に出力する。なお、決定部205における所定の周波数帯域の帯域幅の決定処理の詳細については後述する。
 CRC部206は、送信データに対してCRC符号化を行ってCRC符号化データを生成し、生成したCRC符号化データを符号化部207に出力する。
 符号化部207は、CRC部206から入力されるCRC符号化データを符号化し、符号化データを変調部208に出力する。
 変調部208は、符号化部207から入力される符号化データを変調し、変調後のデータ信号を割当部209に出力する。
 割当部209は、復号部204から入力されるGrant、再送用Grantまたは決定部205から入力される帯域幅を示す情報に基づいて、変調部208から入力されるデータ信号(初回送信信号または再送信号)を周波数リソース(RB)に割り当てる。割当部209は、RBに割り当てられた信号を多重化部210に出力する。
 多重化部210は、参照信号と割当部209から入力される信号とを時間多重し、多重信号を送信RF部211に出力する。
 送信RF部211は、多重化部210から入力される多重信号にD/A変換、アップコンバート、増幅等の送信処理を施し、送信処理を施した信号をアンテナ201から基地局100へ無線送信する。
 次に、本実施の形態における端末200の決定部205(図3)における再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の決定処理の詳細について説明する。
 以下の説明では、例えば、図1Aに示すように、端末200の送信信号がLocalized送信される場合、端末200の送信信号が割り当てられた送信帯域の両端間の帯域幅を有する所定の周波数帯域(A)は4RBであり、送信信号の送信帯域(B)も4RBである。よって、所定の周波数帯域(A)における送信信号の送信帯域(B)の割合B/A(連続度)は1(=4/4)となる。すなわち、Localized送信時における連続度(割合B/A)は最大値1となる。一方、図1Bに示すように、端末200の送信信号がDistributed送信される場合、所定の周波数帯域(A)は、13RBであり、送信信号の送信帯域(B)は4RBである。よって、所定の周波数帯域(A)における送信信号の送信帯域(B)の割合B/A(連続度)は4/13となる。すなわち、Distributed送信時における連続度(割合B/A)は1未満となる。
 また、以下の説明では、端末200が基地局100からの再送用Grantを検出しなかった場合について説明する。なお、端末200が基地局100からの再送用Grantを検出しなかった場合としては、端末200の送信信号に対して第2HARQを適用し、基地局100が端末200に再送用Grantを送信したにもかかわらず、端末200が再送用Grantを検出できなかった場合、および、端末200の送信信号に対して第1HARQを適用する場合がある。
 決定部205は、割合B/Aが小さいほど(連続度が低いほど)、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域(A)の帯域幅の減少量をより大きくする。例えば、図1Aに示すように連続度(割合B/A)が1(=4/4)の場合には、決定部205は、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域(A)の帯域幅の減少量を0RBとする。これにより、再送時の所定の周波数帯域(A)は、前回送信時と同一の4(=4-0)RBとなる。つまり、再送時の送信信号の周波数領域での連続度(割合B/A)は前回送信時と同一の1(=4/4)となる。これに対し、図1Bに示すように前回送信時の連続度(割合B/A)が4/13の場合には、決定部205は、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域(A)の帯域幅の減少量を、連続度が1の場合(減少量=0RB)よりも大きい4RBとする。これにより、再送時の所定の周波数帯域(A)は、9(=13-4)RBとなる。つまり、再送時の送信信号の周波数領域での連続度(割合B/A)は4/9となる。
 このように、端末200が自端末宛ての再送用Grantを受信しない場合、端末200は、再送時には、前回送信時の所定の周波数帯域(A)の帯域幅よりも、再送時の所定の周波数帯域(A)の帯域幅を狭くする。ただし、端末200は、前回送信時の連続度が低いほど(図1Bでは連続度:4/13)、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量をより大きくし(図1Bでは減少量:4RB)、前回送信時の連続度が高いほど(図1Aでは連続度:最大値1)、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量をより小さくする(図1Aでは減少量:最小値0RB)。
 ここで、基地局100は、端末200に再送用Grantを送信するとともに、例えば図4に示すように、前回送信時(初回送信時)に端末200に割り当てた送信帯域を含む周波数帯域を他の端末(端末Aおよび端末B)に割り当てる。図4では、端末Aおよび端末Bの送信信号が、端末200の再送時(2回目送信時)にLocalized送信される。しかし、基地局100が再送用Grantを送信したにもかかわらず、端末200が自端末宛ての再送用Grantを検出できなかった場合、端末200は、前回送信時(初回送信時)に端末200に割り当てられた送信帯域に再送信号を割り当てる。ただし、端末200は、図4に示すように、前回送信時(初回送信時)と比較して、再送時(2回目送信時)の送信信号(再送信号)の所定の周波数帯域(A)の帯域幅を狭くする。これにより、図4に示すように、端末200が再送する再送信号は、端末Aが割り当てられた送信帯域のみに重複して割り当てられる。例えば、端末200が再送する再送信号を、前回送信時と全く同一の送信帯域に割り当てると、再送信号は、端末Aおよび端末Bの双方に干渉を与えてしまう。しかし、本実施の形態によれば、図4に示すように、端末200が再送する再送信号は、端末Aのみに干渉を与え、端末Bには干渉を与えない。
 次に、本実施の形態に係る具体的なシーケンス例を図5に示す。図5では、端末200の送信信号に対して第2HARQを適用し、基地局100が端末200に再送用Grantを送信したにもかかわらず、端末200が再送用Grantを検出できなかった場合について説明する。
 ステップ(以下、STという)101では、基地局100のスケジューリング部118は、受信品質の推定値(つまり、端末200からフィードバックされる受信品質)に基づいて、端末200の送信信号(データ信号)に割り当てる送信帯域(周波数リソース)をスケジューリングする。ST102では、基地局100は、スケジューリング結果を示すGrantを端末200へ送信する。
 ST103では、端末200の割当部209は、基地局100からのGrantに基づいてデータ信号をRBに割り当てる。ST104では、端末200は、RBに割り当てたデータ信号を基地局100へ送信する。
 ST105では、基地局100の誤り検出部116は、端末200から送信されたデータ信号に対して誤り検出を行い、応答信号(ACK信号またはNACK信号)を生成する。ここでは、誤り検出部116は、応答信号としてNACK信号を生成する。また、基地局100のスケジューリング部118は、端末200の再送信号を割り当てる送信帯域を示す再送用Grantを生成する。また、基地局100は、ST101で生成したGrantに示される送信帯域を他の端末(例えば、図4に示す端末Aおよび端末B)に割り当てる。ST106では、基地局100は、生成した応答信号(NACK信号)および再送用Grantを含む制御情報を端末200へ送信する。しかし、端末200は、例えば、下り回線のこの時の回線品質が低いこと等の影響により、自端末宛ての再送用Grantを検出できなかったものとする。
 よって、端末200は、基地局100からの制御情報としてNACK信号のみを受信し、自端末のデータ信号に第1HARQが適用された判断するため、ST107では、決定部205は、ST102で受信したGrantに示される送信帯域、つまり、前回送信時の送信帯域に基づいて、前回送信時の送信信号の周波数領域での連続度を算出する。そして、決定部205は、連続度に応じて、再送時の送信信号の所定の周波数帯域の帯域幅を決定する。
 ST108では、端末200の割当部209は、ST107で決定した帯域幅に基づいて、再送信号をRBに割り当て、再送信号を基地局100へ再送する。
 なお、端末200の送信信号に対して第1HARQが適用される場合、基地局100の決定部117は、決定部205と同様にして、前回送信時の連続度が低いほど、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量をより大きくする。このとき、基地局100は、所定の周波数帯域の帯域幅の減少量だけの送信帯域を他の端末に割り当てることができる。具体的には、端末200の前回送信時(初回送信時)の送信信号に誤りがある場合、基地局100は、NACK信号のみを端末200に送信する。ここで、基地局100および端末200は、図4に示すように、前回送信時と比較して、再送時(例えば、2回目送信時)の送信信号(再送信号)の所定の周波数帯域の帯域幅を狭くする。これにより、端末200の送信信号の再送時(2回目送信時)には、前回送信時(初回送信時)に対する所定の周波数帯域の帯域幅の減少量だけの送信帯域(図4に示す端末Bの帯域幅に相当する送信帯域)が確保される。よって、基地局100は、端末200の送信信号の送信帯域を確保しつつ、新たに確保された送信帯域において、他の端末(例えば、図4に示す端末BのようなLocalized送信を用いる端末)に対してスケジューリングすることができる。
 次に、決定部117および決定部205における送信信号の所定の周波数帯域の帯域幅の決定例1-1~1-4について説明する。図6~9に前回送信時の連続度と再送時の連続度との対応関係を示す。図6~9では、前回送信時の連続度をx(0<x≦1)とし、再送時の連続度をy(0<y≦1)とする。ここで、前回送信時の連続度x=1では、再送時の連続度yも1となる。また、図6~9では、前回送信時の連続度xと再送時の連続度yとが同一である場合、すなわち、y=xの場合を破線で示す。
 <決定例1-1(図6)>
 本決定例では、前回送信した送信信号の周波数領域での連続度が低いほど、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量をより大きくする。
 すなわち、決定部117および決定部205は、前回送信時の連続度が低いほど、再送時には、割合B/Aの分母である、所定の周波数帯域(A)の帯域幅の減少量をより大きくする。ここで、割合B/Aのうち、送信帯域(B)は前回送信時および再送時において不変である。このため、前回送信時の連続度が低いほど、所定の周波数帯域(A)の帯域幅の減少量をより大きくすることにより、再送時の連続度(割合B/A)の増加量はより大きくなる。具体的には、図6に示すように、前回送信時の連続度xと再送時の連続度yとの間には、y=αx+S(ただし、α<1,Sは任意の数)の関係がある。ここで、図6ではS=1-αとなる。
 図6に示すように、前回送信時の連続度xが低いほど、再送時の連続度yの増加量(すなわち、同一の値を採るxにおける、y軸での実線と破線との差分)がより大きくなる。また、図6に示すようにαの値を小さくするほど、S(=1-α)の値が大きくなり、前回送信時の連続度xに対する再送時の連続度yの増加量はより大きくなる。
 このように、本決定例によれば、端末200は、前回送信時の連続度が低いほど、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量をより大きくする。これにより、端末200は、基地局100が送信した再送用Grantを検出しなかった場合、前回送信時よりも狭い帯域幅の所定の周波数帯域に割り当てる。よって、端末200が再送用Grantを検出できずに、他の端末の送信信号が割り当てられている送信帯域に再送信号を誤って割り当てる場合でも、端末200の再送信号は、他の端末のうちの一部の端末の送信信号と衝突して干渉を与えるものの、他の端末のうち一部の端末以外の端末には干渉を与えない。換言すると、本決定例によれば、端末200の再送信号が割り当てられる送信帯域を一部の周波数帯域に集中させることにより、再送信号が干渉を与える他の端末の数を低減することができる。よって、端末200の再送信号と衝突して受信品質が劣化してしまう他の端末の数を低減することができる。
 <決定例1-2(図7)>
 本決定例では、前回送信した送信信号の周波数領域での連続度が低いほど、前回送信時に対する再送時の帯域幅の減少量をより大きくすることにより、再送時の連続度が1となる所定の周波数帯域の帯域幅を決定する。
 具体的には、決定部117および決定部205は、決定例1-1と同様、前回送信時の連続度が低いほど、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域(A)の帯域幅の減少量をより大きくする。ただし、決定部117および決定部205は、前回送信時の連続度がいずれの値でも、再送時の連続度(割合B/A)が1となる帯域幅を決定する。換言すると、決定部117および決定部205は、前回送信時の連続度がいずれの値でも、再送時の送信信号がLocalized送信されるように、再送時の所定の周波数帯域(A)の帯域幅を決定する。
 具体的には、図7に示すように、前回送信時の連続度xと再送時の連続度yとの間には、y=b(ただし、b=1)の関係がある。すなわち、前回送信時の連続度xがいずれの値でも、再送時の連続度yは1となる。ここで、図7に示す本決定例は、決定例1-1(図6)の前回送信時の連続度xと再送時の連続度yとの関係y=αx+S(ただし、α=1-S)において、S=1としたときと等価である。
 このように、決定部117および決定部205は、再送時には、送信信号(再送信号)がLocalized送信されるように所定の周波数帯域(A)の帯域幅を最小にする。例えば、前回送信時では図1Bに示すように、送信信号が周波数帯域全体に分散して割り当てられている場合(連続度:4/13)でも、再送時には、図1Aに示すように、送信信号は、連続する送信帯域(連続度:1(=4/4))に割り当てられる。
 よって、端末200が、基地局100が送信した再送用Grantを検出できずに、他の端末の送信信号が割り当てられている送信帯域に再送信号を誤って割り当てる場合でも、決定例1-1と同様にして、端末200の再送信号が干渉を与える他の端末の数を低減することができる。また、基地局100は、例えば、図1Aに示すように、再送信号が割り当てられる送信帯域(すなわち、干渉が発生する送信帯域)以外の送信帯域において、連続する送信帯域をより多く確保することができる。よって、基地局100は、端末200の再送信号が割り当てられる送信帯域以外の連続する送信帯域に、他の端末(例えば、Localized送信を用いる端末)の送信信号を割り当てることができる。
 このように、本決定例によれば、決定例1-1と同様、再送時に干渉を与える他の端末の数を低減することができる。さらに、本決定例によれば、再送時には端末200の送信信号が連続する送信帯域に割り当てられるため、基地局100は、他の端末に対しても連続する送信帯域を確保することができる。よって、基地局100は、他の端末に対して柔軟にスケジューリングすることが可能となる。
 <決定例1-3(図8A,B)>
 端末200が前回送信した送信信号の所定の周波数帯域の帯域幅が、例えば、図4に示す端末Aの送信信号が割り当てられる送信帯域の帯域幅以下の場合を考える。この場合、上記決定例1-1および1-2のようにして、基地局100および端末200が端末200の送信信号の所定の周波数帯域の帯域幅を狭くしなくても、端末200の送信信号は端末Aのみに干渉を与え、端末Bの送信信号には干渉を与えない。
 すなわち、前回再送時の連続度によっては、再送時に所定の周波数帯域の帯域幅を狭くしなくても、端末200の送信信号が干渉を与える他の端末の数を低く抑えることが可能となる。
 そこで、本決定例では、送信信号の周波数領域での連続度が所定の閾値未満の場合のみ、その送信信号の周波数領域での連続度が低いほど、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量をより大きくする。
 具体的には、決定部117および決定部205では、再送時に所定の周波数帯域の帯域幅を狭くするか否かを判断するための所定の閾値が予め設定されている。そして、決定部117および決定部205は、前回送信時の連続度が所定の閾値未満の場合、決定例1-1(または、決定例1-2)と同様、前回送信時の連続度が低いほど、所定の周波数帯域の帯域幅の減少量をより大きくする。一方、決定部117および決定部205は、前回送信時の連続度が所定の閾値以上の場合、所定の周波数帯域の帯域幅の減少量を0とする。すなわち、決定部117および決定部205は、前回送信時の連続度が所定の閾値以上の場合、再送時の連続度を前回送信時の連続度と同一にする。
 例えば、図8Aに示すように、前回送信時の連続度xが閾値T未満の場合、前回送信時の連続度xと再送時の連続度yとの間には、y=αx+(T(1-α))(ただし、α<1)の関係がある。また、前回送信時の連続度xが閾値T以上の場合、前回送信時の連続度xと再送時の連続度yとの間には、y=xの関係がある。これは、y=αx+(T(1-α))において、α=1にした場合と等価である。すなわち、前回送信時の連続度xが閾値T以上の場合には、連続度yの傾きαを1にすることにより、再送時の連続度yは、前回送信時の連続度xと同一となり、前回送信時の連続度xが閾値T未満の場合には、連続度yの傾きαを1未満にすることにより、再送時の連続度yは、前回送信時の連続度xよりも高くなる。
 ここで、閾値Tは、例えば、図4に示す端末Aの送信信号の送信帯域幅となるような連続度に設定される。この場合、端末200の送信信号の連続度が閾値T以上では、再送時の連続度yが前回送信時の連続度xと同一であっても、端末200の送信信号が端末Aにのみ干渉を与え、端末Bに干渉を与えない。なお、閾値Tの設定値は、上述した設定値に限らない。
 このように、前回送信時の連続度xが高い場合(閾値T以上の場合)、端末200は、所定の周波数帯域の帯域幅を狭くしなくても、再送時に端末200の送信信号が干渉を与える他の端末の数を少なく抑えることができる。一方、前回送信時の連続度xが低い場合(閾値T未満の場合)、端末200は、連続度xが低いほど、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量をより大きくするため、決定例1-1と同様、再送時に端末200の送信信号が干渉を与える他の端末の数を低減することができる。
 このように、本決定例によれば、前回送信時の連続度が閾値T未満では、決定例1-1と同様の効果を得ることができる。また、本決定例によれば、前回送信時の連続度が閾値T以上では、再送時の連続度を前回送信時と同一の連続度とするため、端末200の送信信号が干渉を与える他の端末の数を少なく抑えつつ、前回送信時と同一の周波数ダイバーシチ効果を得ることができる。
 なお、本決定例では、前回送信時の連続度xと再送時の連続度yとの対応関係として、図8Aの代わりに例えば図8Bに示す対応関係を用いてもよい。図8Bでは、前回送信時の連続度xが閾値T以上の場合は図8Aと同様であり、前回送信時の連続度xが閾値T未満の場合、前回送信時の連続度xと再送時の連続度yとの間には、y=Tの関係がある。
 <決定例1-4(図9)>
 送信信号の周波数領域での連続度がより低いほど、所定の周波数帯域の帯域幅はより広くなる。そのため、前回送信時の連続度が低いほど、端末200が再送用Grantを検出できなかった場合に再送信号が干渉を与える他の端末の数を低減するためには、再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量をより大きくする必要がある。一方、前回送信時の連続度がより高いほど、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅を狭くすることによる、再送信号が干渉を与える他の端末の数を低減する効果はより小さい。
 そこで、本決定例では、前回送信時の連続度が閾値T未満の場合と、前回送信時の連続度が閾値T以上の場合とで、再送時の所定の周波数帯域(A)の帯域幅の減少量の割合を異ならせる。具体的には、前回送信時の連続度が閾値T以上の場合よりも、前回送信時の連続度が閾値T未満の場合における再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量の割合をより大きくする。
 例えば、図9に示すように、前回送信時の連続度xが閾値T未満の場合、前回送信時の連続度xと再送時の連続度yとの間には、y=βx+S’(ただし、β<α,S’は任意の数)の関係がある。一方、図9に示すように、前回送信時の連続度xが閾値T以上の場合、前回送信時の連続度xと再送時の連続度yとの間には、y=α(x-T)+(βT+S’)(ただし、α<1,S’は任意の数)の関係がある。
 前回送信時の連続度xが閾値T未満の場合の再送時の連続度yの傾きはβであり、前回送信時の連続度が閾値T以上の場合の再送時の連続度yの傾きは、βよりも大きい値のαである。すなわち、再送時の連続度yの傾きαおよびβには、β<α<1の関係がある。よって、図9に示すように、前回送信時の連続度xが閾値T未満の場合(傾き:β)の方が、前回送信時の連続度が閾値T以上の場合(傾き:α)よりも、前回送信時(傾き:1)に対する再送時の連続度の増加量の割合がより大きくなる。換言すると、前回送信時の連続度xが閾値T未満の場合(傾き:β)の方が、前回送信時の連続度が閾値T以上の場合(傾き:α)よりも、前回送信時(傾き:1)に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量の割合がより大きくなる。
 このように、本決定例によれば、前回送信時の連続度xが低いほど(連続度xが閾値T未満の場合)、つまり、基地局100が送信した再送用Grantを検出できなかった端末200の再送信号が干渉を与える他の端末の数が多くなる可能性が高いほど、再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量の割合をより大きくすることができる。
 よって、本決定例によれば、前回送信時の連続度に応じて、再送時の所定の周波数帯域の帯域幅を、決定例1-1よりもさらに細かく決定することができる。
 以上、決定部117および決定部205における送信信号の所定の周波数帯域の帯域幅の決定例1-1~1-4について説明した。
 このようにして、本実施の形態によれば、端末200は、前回送信した送信信号の周波数領域での連続度が低いほど、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量をより大きくする。これにより、前回送信時の連続度が低い場合でも、再送時には送信信号を狭帯域で送信することができるため、端末200の送信信号(再送信号)からの干渉を受けることにより、送信信号の受信品質が劣化してしまう他の端末の数を低減することができる。よって、本実施の形態によれば、端末が基地局からの再送用Grantの受信を誤ってしまう場合でも、再送時に干渉を与える他の端末の数を低減することができる。
 なお、本実施の形態では、基地局100が再送用Grantを送信したにもかかわらず、端末200が再送用Grantを検出できなかった場合について説明した。しかし、本発明は、基地局が応答信号としてACK信号を送信したにもかかわらず、端末200がACK信号を誤ってNACK信号として検出した場合についても適用することができる。具体的には、基地局100は、端末200にACK信号を送信するとともに、端末200が用いる予定の再送用の送信帯域を他の端末の送信信号に割り当てる。一方、端末200は、ACK信号を誤ってNACK信号として受信するため、送信信号を再送用の送信帯域に割り当てて再送してしまう。ただし、本実施の形態と同様にして、端末200は、前回送信時の連続度に応じて、再送時の送信信号の所定の周波数帯域の帯域幅を決定するため、基地局100で新たに割り当てられた他の端末の送信信号と端末200の再送信号とが衝突する可能性を低減することができる。このようにして、本実施の形態によれば、端末が基地局からのACK信号を誤ってNACK信号として検出する場合でも、再送時に干渉を与える他の端末の数を低減することができる。
 また、本実施の形態では、例えば、決定例1-3(図8A,B)および決定例1-4(図9)に示すように、閾値Tを設定した場合、閾値Tの前後において再送時の連続度yが連続する場合について説明した。しかし、本発明では、例えば、図10に示すように、閾値Tの前後において再送時の連続度yが不連続であってもよい。図10では、前回送信時の連続度xが閾値T未満の場合、前回送信時の連続度xと再送時の連続度yとの間には、y=βx+S”(ただし、β<α,S”は任意の数)の関係がある。また、前回送信時の連続度xが閾値T以上の場合、前回送信時の連続度xと再送時の連続度yとの間には、y=α(x-T)+R(ただし、α<1,Rは任意の数)の関係がある。すなわち、閾値Tの前後における再送時の連続度yには、図10に示すように、βTだけ差が生じる。
 また、本実施の形態では、例えば図6~10に示すように、前回送信時の連続度xと再送時の連続度yとが1次関数で表される場合について説明した。しかし、本発明では、前回送信時の連続度xが低いほど、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域(A)の帯域幅の減少量がより大きくなるという条件を満たせばよい。例えば、本発明は、図11に示すように、前回送信時の連続度xと再送時の連続度yとが2次関数で表される場合についても適用することができる。
 また、本実施の形態では、図4に示すように、送信信号の所定の周波数帯域全体に対して本発明を適用する場合について説明した。しかし、本発明は、例えば、図12および図13に示す送信信号の所定の周波数帯域(A)のうち、一部の周波数帯域に対して部分的に適用してもよい。具体的には、図12および図13に示すように、送信信号の所定の周波数帯域(A)をブロック1とブロック2とに分割し、それぞれのブロック毎に部分的に本発明を適用してもよい。
 また、本実施の形態では、前回送信時の連続度に応じて、再送時の所定の周波数帯域の帯域幅を決定する場合について説明した。例えば、本発明では、前回送信時の連続度を2値(連続度1(Localized送信)および連続度1未満(Distributed送信))としてもよい。例えば、図14に示すように、連続度が最大値1(Localized送信)では、決定部117および決定部205は、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量をXとする。一方、図14に示すように、連続度が1未満(Distributed送信)では、決定部117および決定部205は、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量を、連続度が1における減少量Xよりも大きいYとする。
 (実施の形態2)
 実施の形態1では、所定の周波数帯域における送信信号の送信帯域の割合を送信信号の周波数領域での連続度とする場合について説明した。これに対し、本実施の形態では、送信信号の周波数領域で隣接する送信帯域間の周波数間隔を送信信号の周波数領域での連続度とする場合について説明する。
 例えば、図1Aに示すように、端末200の送信信号がLocalized送信される場合、自端末の送信信号が割り当てられる送信帯域は連続であるため、隣接する送信帯域間の周波数間隔は最小値0となる。一方、図1Bに示すように、端末200の信号がDistributed送信される場合、自端末の送信信号が割り当てられる送信帯域のうち、隣接する送信帯域間の周波数間隔は3RBとなる。すなわち、本実施の形態では、送信信号の周波数領域での連続度は、Localized送信時のように隣接する送信帯域間の周波数間隔が最小の場合に最大となる。また、送信信号の周波数領域での連続度は、隣接する送信帯域間の周波数間隔が大きくなるほど、より低くなる。
 そこで、本実施の形態における基地局100の決定部117(図2)および端末200の決定部205(図3)は、端末200の送信信号が割り当てられた送信帯域のうち、隣接する送信帯域間の周波数間隔に応じて、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅を決定する。ここで、決定部117および決定部205は、前回送信した送信信号の隣接する送信帯域間の周波数間隔が大きいほど(つまり、連続度が低いほど)、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量をより大きくする。
 以下、具体的に説明する。実施の形態1と同様、ここでは、端末200が基地局100が送信した再送用Grantを検出しなかった場合、および、端末200の送信信号に対して第1HARQが適用された場合について説明する。
 例えば、図15Aに示すように、前回送信時(初回送信時)における隣接する送信帯域間の周波数間隔が4RBの場合、決定部117および決定部205は、再送時(2回目送信時)における隣接する送信帯域の周波数間隔を2RBに決定する。すなわち、決定部117および決定部205は、隣接する送信帯域間の周波数間隔の前回送信時に対する再送時の減少量を2RBとする。
 また、例えば、図15Bに示すように、前回送信時(初回送信時)における隣接する送信帯域間の周波数間隔が2RBの場合、決定部117および決定部205は、再送時(2回目送信時)における隣接する送信帯域の周波数間隔を1RBに決定する。すなわち、決定部117および決定部205は、隣接する送信帯域間の周波数間隔の前回送信時に対する再送時の減少量を1RBとする。
 このように、決定部117および決定部205は、前回送信時において、隣接する送信帯域間の周波数間隔が4RBの場合(図15A)には、隣接する送信帯域間の周波数間隔が2RBの場合(図15B)よりも、隣接する送信帯域間の周波数間隔の前回送信時に対する再送時の減少量をより大きくする。これにより、送信信号の所定の周波数帯域全体では、図15Aおよび図15Bに示すように、実施の形態1と同様、前回送信時の送信信号の隣接する送信帯域間の周波数間隔が大きいほど、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量はより大きくなる。すなわち、図15A(前回送信時の周波数間隔4RB)における前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量の方が、図15B(前回送信時の周波数間隔2RB)における前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量よりも大きくなる。
 前回送信時において、隣接する送信帯域間の周波数間隔が大きいほど(例えば、図15A)、再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量がより大きくなる。これにより、端末200が再送Grantを検出できない場合でも、実施の形態1と同様、再送時に端末200の送信信号が干渉を与える他の端末の数を低減することができる。また、前回送信時において、隣接する送信帯域間の周波数間隔が小さいほど(例えば、図15B)、端末200の再送信号が干渉を与える他の端末の数を低減するための、再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少量はより小さくてよい。よって、前回送信時において、隣接する送信帯域間の周波数間隔が小さいほど、再送時の送信信号が干渉を与える他の端末の数を低減しつつ、端末200の送信信号の周波数ダイバーシチ効果の劣化を抑えることができる。
 このようにして、本実施の形態では、周波数領域で隣接する送信帯域間の周波数間隔に応じて、再送時の所定の周波数帯域の帯域幅を決定する。これにより、実施の形態1と同様、端末が基地局からの再送用Grantの受信を誤ってしまう場合でも、端末が再送時に干渉を与える他の端末の数を低減することができる。
 (実施の形態3)
 本実施の形態では、前回送信した送信信号の送信帯域の分割数(以下、分割帯域数という)が多いほど、前回送信時に対する再送時の分割帯域数の減少数をより多くする場合について説明する。
 本実施の形態に係る基地局100の決定部117(図2)は、HARQ選択情報に示されるHARQが第1HARQであり、かつ、誤り検出部116から入力される応答信号がNACK信号の場合、端末200から前回送信時の送信信号の分割帯域数に応じて、その送信信号の再送時の分割帯域数を決定する。ここで、決定部117は、前回送信時の分割帯域数が多いほど、再送時の分割帯域数の減少数をより多くする。
 一方、本実施の形態に係る端末200の決定部205(図3)は、復号部204からの制御情報に再送用Grantが含まれない場合、決定部117と同様にして、前回送信時の分割帯域数に応じて、送信信号の再送時の分割帯域数を決定する。ここで、決定部205は、前回送信時の分割帯域数が多いほど、再送時の分割帯域数の減少数をより多くする。
 以下、具体的に説明する。実施の形態1と同様、ここでは、端末200が基地局100が送信した再送用Grantを検出しなかった場合、および、端末200の送信信号に対して第1HARQが適用された場合について説明する。
 例えば、図16Aに示すように、前回送信時(初回送信時)における送信信号の分割帯域数が4の場合、決定部117および決定部205は、再送時(2回目送信時)の分割帯域数を2に決定する。すなわち、決定部117および決定部205は、前回送信時に対する再送時の分割帯域数の減少数を2とする。
 また、例えば、図16Bに示すように、前回送信時(初回送信時)における送信信号の分割帯域数が3の場合、決定部117および決定部205は、再送時(2回目送信時)の分割帯域数を2に決定する。すなわち、決定部117および決定部205は、前回送信時に対する再送時の分割帯域数の減少量を1とする。
 このように、決定部117および決定部205は、前回送信時において、分割帯域数が4の場合(図16A)には、分割帯域数が3の場合(図16B)よりも、前回送信時に対する再送時の分割帯域数の減少数をより多くする。
 図16Aおよび図16Bに示すように、前回送信時では、送信信号は、所定の周波数帯域に分散した送信帯域に割り当てられている。また、図16Aに示すように、分割帯域数が多いほど、所定の周波数帯域に送信信号の送信帯域が細かく分散されている。換言すると、分割帯域数が多いほど、所定の周波数帯域において、端末200の送信信号が割り当てられる送信帯域以外の送信帯域として、連続する送信帯域を確保することが困難となる。これに対し、図16Aおよび図16Bに示すように、再送時では、送信信号は、送信信号の周波数帯域の両端にまとまって割り当てられる。これにより、端末200の送信信号が割り当てられた送信帯域以外の送信帯域として、連続する送信帯域(図16Aおよび図16Bでは所定の周波数帯域の中央付近)を確保することができる。
 これにより、基地局100が再送用Grantを送信したにもかかわらず、端末200が再送用Grantを検出できなかった場合でも、端末200の再送信号の送信帯域以外の送信帯域として連続する送信帯域が確保されるため、実施の形態1と同様、端末200の再送信号が干渉を与える他の端末の数を低減することができる。また、例えば、端末200に対して第1HARQを適用する場合、基地局100は、端末200の送信信号が割り当てられた送信帯域以外の連続する送信帯域に、他の端末(例えば、Localized送信する端末)を割り当てることができる。
 このようにして、本実施の形態では、前回送信した送信信号の分割帯域数に応じて、再送時の分割帯域数を決定する。これにより、実施の形態1と同様、端末が基地局からの再送用Grantの受信を誤ってしまう場合でも、再送時に干渉を与える他の端末の数を低減することができる。
 (実施の形態4)
 本実施の形態では、前回送信した送信信号の所定の周波数帯域の帯域幅が広いほど、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少率をより大きくする場合について説明する。
 本実施の形態に係る基地局100の決定部117(図2)は、HARQ選択情報に示されるHARQが第1HARQであり、かつ、誤り検出部116から入力される応答信号がNACK信号の場合、端末200から前回送信された送信信号の所定の周波数帯域の帯域幅に応じて、再送時の送信信号の所定の周波数帯域の帯域幅を決定する。ただし、決定部117は、前回送信時の所定の周波数帯域の帯域幅が広いほど、再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少率をより大きくする。
 一方、本実施の形態に係る端末200の決定部205(図3)は、復号部204からの制御情報に再送用Grantが含まれない場合、決定部117と同様にして、前回送信した送信信号の所定の周波数帯域の帯域幅に応じて、再送時の送信信号の所定の周波数帯域の帯域幅を決定する。ただし、決定部205は、前回送信時の所定の周波数帯域の帯域幅が広いほど、再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少率をより大きくする。
 以下、具体的に説明する。実施の形態1と同様、ここでは、端末200が基地局100からの再送用Grantを検出しなかった場合、および、端末200の送信信号に対して第1HARQが適用された場合について説明する。また、図17Aおよび図17Bにおいて、所定の周波数帯域の帯域幅Wは、所定の周波数帯域の帯域幅W’よりも広い(つまり、帯域幅W>帯域幅W’)。
 例えば、図17Aに示すように、前回送信時(初回送信時)における送信信号の所定の周波数帯域の帯域幅がWの場合、決定部117および決定部205は、再送時(2回目送信時)における所定の周波数帯域の帯域幅を、前回送信時の1/2の帯域幅(W/2)に決定する。すなわち、決定部117および決定部205は、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少率を1/2とする。
 一方、図17Bに示すように、前回送信時(初回送信時)における送信信号の所定の周波数帯域の帯域幅がW’の場合、決定部117および決定部205は、再送時(2回目送信時)における所定の周波数帯域の帯域幅を、前回送信時の2/3の帯域幅(2W’/3)に決定する。すなわち、決定部117および決定部205は、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少率を2/3とする。
 このように、決定部117および決定部205は、前回送信時において、所定の周波数帯域の帯域幅がW(>帯域幅W’)の場合には、所定の周波数帯域の帯域幅がW’の場合よりも、前回送信時に対する再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少率をより大きくする。
 前回送信時において、所定の周波数帯域の帯域幅が広いほど(例えば、図17A)、再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少率がより大きくなる。これにより、端末200が再送Grantを検出できない場合でも、実施の形態1と同様、再送時に端末200の送信信号が干渉を与える他の端末の数を低減することができる。また、前回送信時において、所定の周波数帯域の帯域幅(W’)が狭いほど(例えば、図17B)、端末200の再送信号が干渉を与える他の端末の数を低減するための、再送時の所定の周波数帯域の帯域幅の減少率は小さくてよい。前回送信時において、所定の周波数帯域の帯域幅が狭いほど、再送時の送信信号が干渉を与える他の端末の数を低減しつつ、端末200の送信信号の周波数ダイバーシチ効果の劣化を抑えることができる。
 このようにして、本実施の形態では、前回送信した送信信号の所定の周波数帯域の帯域幅に応じて、再送時の所定の周波数帯域の帯域幅を決定する。これにより、実施の形態1と同様、端末が基地局からの再送用Grantの受信を誤ってしまう場合でも、再送時に干渉を与える他の端末の数を低減することができる。
 以上、本発明の各実施の形態について説明した。
 なお、上記実施の形態では、本発明をLocalized送信およびDistributed送信に適用する場合を一例として説明した。しかし、本発明は、Localized送信およびDistributed送信に限らず、非離散的な送信帯域を用いる伝送方式および離散的な送信帯域を用いる伝送方式に適用してもよい。例えばLocalized送信の代わりにSC-FDMA(Single Carrier-Frequency Division Multiplexing Access)伝送を適用し、Distributed送信の代わりにOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)を適用してもよい。
 また、本実施の形態では、複数の送信帯域すべてが周波数領域で連続になる場合の連続度を最大値1とし、複数の送信帯域のうち少なくとも1つが不連続になる場合の連続度を1未満とする場合について説明した。しかし、本発明では、例えば、送信帯域をサブキャリアに置き換え、複数のサブキャリアすべてが連続になる場合の連続度を最大値1とし、複数のサブキャリアのうち少なくとも1つが不連続になる場合の連続度を1未満としてもよい。また、本発明では、例えば、複数のサブキャリアすべてが一定間隔である場合の連続度を最大値1とし、複数のサブキャリアのうち少なくとも1つが一定間隔ではない場合の連続度を1未満としてもよい。
 また、上記実施の形態では、端末が再送用Grantを検出できなかった場合に再送信号を割り当てる送信帯域として、ロバストな他の端末(例えば、誤り訂正の性能が高い端末)が割り当てられた送信帯域を用いてもよい。これにより、再送信号が割り当てられた送信帯域以外の送信帯域では、他の端末は再送信号からの干渉を受けることなく通信することが可能となり、再送信号が割り当てられた送信帯域では、ロバストな他の端末は再送信号からの干渉を受けるものの、誤り訂正処理により正常に通信することができる可能性が高くなる。
 また、上記実施の形態では、端末から基地局への上り回線においてデータおよび参照信号を送信する例を挙げたが、基地局から端末への下り回線における送信の場合でも同様に適用できる。
 また、上記実施の形態では、HARQを用いる場合について説明したが、本発明ではARQを用いてもよい。
 また、上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
 また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
 また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
 さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
 2008年9月4日出願の特願2008-227501の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
 本発明は、移動体通信システム等に適用することができる。

Claims (7)

  1.  送信信号の再送時に前記送信信号に割り当てられる送信帯域の両端間の帯域幅を決定する決定手段と、
     前記帯域幅に基づいて、前記送信信号を周波数リソースに割り当てる割当手段と、を具備し、
     前記決定手段は、前回送信した前記送信信号の周波数領域での連続度が低いほど、前回送信時に対する前記再送時の前記帯域幅の減少量をより大きくする、
     無線通信装置。
  2.  前記決定手段は、
     前記帯域幅を有する周波数帯域における前記送信帯域の割合を前記連続度として用い、
     前記割合が小さいほど前記減少量をより大きくする、
     請求項1記載の無線通信装置。
  3.  前記決定手段は、
     隣接する送信帯域間の周波数間隔を前記連続度として用い、
     前記周波数間隔が大きいほど前記減少量をより大きくする、
     請求項1記載の無線通信装置。
  4.  前記決定手段は、前記連続度が低いほど前記減少量をより大きくすることにより、前記再送時の連続度が1となる前記帯域幅を決定する、
     請求項1記載の無線通信装置。
  5.  前記決定手段は、前記連続度が低いほど前記減少量をより大きくすることにより、前記再送時の前記送信信号がローカライズド送信されるように前記帯域幅を決定する、
     請求項1記載の無線通信装置。
  6.  前記決定手段は、前記連続度が所定の閾値未満の場合のみ、前記連続度が低いほど前記減少量をより大きくする、
     請求項1記載の無線通信装置。
  7.  送信信号の再送時に前記送信信号に割り当てられる送信帯域の両端間の帯域幅を決定する帯域幅決定方法において、
     前回送信した前記送信信号の周波数領域での連続度が低いほど、前回送信時に対する前記再送時の前記帯域幅の減少量をより大きくする、
     帯域幅決定方法。
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