JP5137959B2 - 無線リソース管理装置、無線通信基地局装置及び無線リソース管理方法 - Google Patents

無線リソース管理装置、無線通信基地局装置及び無線リソース管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線リソース管理装置、無線通信基地局装置及び無線リソース管理方法に関する。
移動体通信では、無線通信基地局装置(以下、「基地局」と省略する)から無線通信移動局装置(以下、「移動局」と省略する)への下り回線データに対してARQ(Automatic Repeat Request)が適用される。ARQでは、移動局は下り回線データの誤り検出結果を示す応答信号を基地局へフィードバックする。具体的には、移動局は下り回線データに対しCRC(Cyclic Redundancy Check)を行って、CRC=OK(誤り無し)であればACK(Acknowledgment)を応答信号として、CRC=NG(誤り有り)であればNACK(Negative Acknowledgment)を応答信号として基地局へフィードバックする。この応答信号は、例えば、PUCCH(Physical Uplink Control Channel),上りL1/L2CCH(L1/L2 Control Channel)等の上り回線制御チャネルを用いて基地局へ送信される。
また、図1に示すように、CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto Correlation)系列及びウォルシュ(Walsh)系列を用いて応答信号を拡散することにより、複数の移動局からそれぞれ送信される応答信号をコード多重することが検討されている(非特許文献1参照)。図1において、(W,W,W,W)は系列長4のウォルシュ系列を表わす。図1に示すように、移動局では、ACK又はNACKの応答信号が、まず周波数軸上でCAZAC系列(系列長12)によって1SC−FDMA(Single Carrier-Frequency
Division Multiple Access)シンボル内に1次拡散される。次いで、1次拡散後の応答信号がW〜Wにそれぞれ対応させてIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)される。周波数軸上で系列長12のCAZAC系列によって拡散された応答信号は、このIFFTにより時間軸上の系列長12のCAZAC系列に変換される。そして、IFFT後の信号がさらにウォルシュ系列(系列長4)を用いて2次拡散される。つまり、1つの応答信号は4つのSC−FDMAシンボルS〜Sにそれぞれ配置される。他の移動局でも同様に、CAZAC系列及びウォルシュ系列を用いて応答信号が拡散される。ただし、異なる移動局間では、時間軸上での巡回シフト(Cyclic Shift)量が互いに異なるCAZAC系列、または、互いに異なるウォルシュ系列が用いられる。
なお、ここでは、CAZAC系列の時間軸上での系列長が12であるため、同一CAZAC系列から生成される巡回シフト量0〜11の12個のCAZAC系列を用いることができる。また、ウォルシュ系列の系列長が4であるため、互いに異なる4つのウォルシュ系列を用いることができる。よって、理想的な通信環境では、最大48(12×4)の移動局からの応答信号をコード多重することができる。
一方、移動局では、移動局毎に異なる巡回シフト量のCAZAC系列がACK/NACK用参照信号(以下、「RS:Reference Signal」という)として用いられ、系列長3の拡散符号(F,F,F)を用いてRSが2次拡散される。したがって、理想的な通信環境では、最大36(12×3)の移動局からの応答信号をコード多重することができる。
ここで、同一CAZAC系列から生成される巡回シフト量が互いに異なるCAZAC系列間での相互相関は0となる。よって、理想的な通信環境では、巡回シフト量が互いに異なるCAZAC系列(巡回シフト量0〜11)でそれぞれ拡散され、コード多重された複数の応答信号は、基地局での相関処理により時間軸上で符号間干渉なく分離することがで
きる。
しかしながら、移動局での送信タイミングずれ、マルチパスによる遅延波、周波数オフセット等の影響により、複数の移動局からそれぞれ送信された応答信号は基地局に同時に到達するとは限らない。例えば、巡回シフト量0のCAZAC系列で拡散された応答信号の送信タイミングが正しい送信タイミングより遅れた場合は、巡回シフト量0のCAZAC系列の相関ピークが巡回シフト量1のCAZAC系列の検出窓に現れてしまう。また、巡回シフト量0のCAZAC系列で拡散された応答信号に遅延波がある場合には、その遅延波による干渉漏れが巡回シフト量1のCAZAC系列の検出窓に現れてしまう。これらの場合には、巡回シフト量1のCAZAC系列が巡回シフト量0のCAZAC系列からの干渉を受ける。よって、巡回シフト量0のCAZAC系列で拡散された応答信号と巡回シフト量1のCAZAC系列で拡散された応答信号との分離特性が劣化する。このように、互いに隣接する巡回シフト量のCAZAC系列を用いると、応答信号の分離特性が劣化する可能性がある。
そこで、従来は、CAZAC系列の拡散により複数の応答信号をコード多重する場合には、CAZAC系列間での符号間干渉を抑えるためにCAZAC系列間に巡回シフト間隔を設けている。例えば、CAZAC系列間の巡回シフト間隔を2として、巡回シフト量0〜11の12個のCAZAC系列のうち、巡回シフト量0,2,4,6,8,10あるいは1,3,5,7,9,11の6つのCAZAC系列のみを応答信号の1次拡散に用いることが検討されている。よって、系列長が4のウォルシュ系列を応答信号の2次拡散に用いる場合には、最大24(6×4)の移動局からの応答信号をコード多重することができる。
また、基地局は下り回線データのリソース割当結果を通知するための制御情報を移動局へ送信する。この制御情報は、例えば、移動局毎に用意されたPDCCH(Physical Downlink Control Channel),下りL1/L2CCH(L1/L2 Control Channel),DL Grant(Downlink scheduling Grant)等の下り回線制御チャネルを用いて移動局へ送信される。各PDCCHは1つ又は複数のCCE(Control Channel Element)を占有する。1つのPDCCHが複数のCCEを占有する場合、1つのPDCCHは連続する複数のCCEを占有する。制御情報を通知するために必要なCCE数に従って、基地局は各移動局に対し複数のPDCCHの中のいずれかのPDCCHを割り当て、各PDCCHが占有するCCEに対応する物理リソースに制御情報をマッピングして送信する。
応答信号の送信に用いるPUCCHを基地局から各移動局へ通知するためのシグナリングを不要にして、下り回線の通信リソースを効率よく使用するために、CCEとPUCCHとを1対1で対応付けることが検討されている。各移動局は、この対応付けに従って、自局への制御情報がマッピングされている物理リソースに対応するCCEから、自局からの応答信号の送信に用いるPUCCHを判定することができる。つまり、各移動局は、自局への制御情報がマッピングされている物理リソースに対応するCCEに基づいて、自局からの応答信号をPUCCHの物理リソースにマッピングする。
ここで、PDCCHが占有するCCEの数は、PDCCHの変調方式及び符号化率(MCS:Modulation and Coding Scheme)に応じて変化する。移動局が基地局から遠い場所に位置して移動局の受信品質が低い場合には、基地局はPDCCHのMCSレベルを低くする(変調多値数又は符号化率を低くする)一方でCCEの数を増加させる。また、移動局が基地局から近い場所に位置して移動局の受信品質が高い場合には、基地局はPDCCHのMCSレベルを高くする(変調多値数又は符号化率を高くする)一方でCCEの数を減少させる。つまり、MCSレベルが低いPDCCHが占有するCCEの数は多く、MCSレベルが高いPDCCHが占有するCCEの数は少ない。換言すれば、MCSレベルが低いPDCCHを割り当てられた移動局に対するCCE数は多く、MCSレベルが高いP
DCCHを割り当てられた移動局に対するCCE数は少ない。例えば、PDCCHの符号化率が2/3,1/3,1/6のいずれかであり、符号化率2/3のPDCCHが1つのCCEを占有するものとした場合、符号化率1/3のPDCCHは2つのCCEを占有し、符号化率1/6のPDCCHは4つのCCEを占有する。
そして、このように1つの移動局に対し複数のCCEが割り当てられる場合に、移動局がそれら複数のCCEにおいて最小番号のCCEに対応するPUCCHのみを用いてACK/NACK応答信号を送信することが検討されている(非特許文献2参照)。
PUCCH信号として送信されるACK/NACK応答信号は、検出誤りが生じると大きなデータ送信遅延が生じるため、一般に、誤検出率が低くなるように送信される。誤検出率を低減させる1つのアプローチとして、マルチセルを用いる移動通信システム等では、隣接するセル間からのセル間干渉(符号間干渉)を低減する方法が検討されている。
非特許文献3に記載のCCEと応答信号用リソースの割り当て方法では、割り当てる応答信号用リソースを隣接するセル間で異ならせることにより、同じ時間−周波数で送信される応答信号のセル間干渉(符号間干渉)を低減する方法が検討されている。より具体的には、図2に示すように、ACK/NACK送信パラメータの1つである巡回シフト系列に対して、セルで用いる巡回シフト系列をセル間(図中、セル#A、セル#B、セル#C)で異ならせることにより、セル間干渉を低減する方法が開示されている。
さらに、非特許文献2及び非特許文献4には、PDCCHを割り当てるCCEに対して、ACK/NACKリソースを一対一に割り当てることにより、シグナリングなしに上りACK/NACKリソースを通知しており、複数CCEを用いてPDCCHが送信された場合、例えば、先頭のCCEに対応するACK/NACKリソースを用いて、ACK/NACK応答信号を送信する方法が開示されている。
R1-072315, Nokia Siemens Networks, Nokia, "Multiplexing capability of CQIs and ACK/NACKsform different UEs," 3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #48bis, St.Julians, Malta, March 26-30, 2007 R1-072348, LG Electronics, "Allocation of UL ACK/NACK index", 3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #49, Kobe, Japan, May 7-11, 2007 R1-073661, Nokia Siemens Networks, Nokia, "Signaling of Implicit ACK/NACK resources" 3GPP TSG RAN WG1 Meeting #49bis, Orlando, USA, June 25-29, 2007 R1-073122, Samsung, "Implicit mapping of CCE to UL ACK/NACK resource," 3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #49bis, Orlando, USA, June 25-39, 2007
しかしながら、上記従来の方法では、隣接するセル間で巡回シフト量の異なる巡回シフト系列及び異なる直交系列(ウォルシュ系列)を割り当てることにより、応答信号のセル間干渉(符号間干渉)を低減することができるものの、隣接セル数が増加するほど、1つのセルあたりに利用可能な符号リソース数(巡回シフト系列数×ウォルシュ系列数)が減少する。
また、PDCCH送信に複数CCEが割り当てられた場合、利用されない巡回シフト系列、直交系列(ウォルシュ系列)が発生し、1つのセルあたりに利用可能な符号リソース数(巡回シフト系列数×ウォルシュ系列数)が減少する。
このように1つのセルあたりに利用可能な符号リソース数が減少すると、送信可能なA
CK/NACK数が制限され、PDCCH数が制限されることとなる。これにより、PDCCHと対をなすPDSCH数も制限されることとなる。
本発明の目的は、応答信号のセル間干渉を低減しつつ、送信可能なACK/NACK数の減少を抑制する無線リソース管理装置、無線通信基地局装置及び無線リソース管理方法を提供することである。
本発明の無線リソース管理装置は、隣接セルのPDCCHに割り当てられたCCEのうちの一部または全てが共用される、自セルのPDCCHに割り当てられた連続する複数のCCEのうち、前記隣接セルにおいて利用されるCCE番号とは異なるCCE番号を自セルに対して割り当てるリソース割当手段と、前記リソース割当手段による割当結果を自セル配下の無線通信装置に通知する通知手段と、を具備する構成を採る。
本発明の無線通信基地局装置は、上記の無線リソース管理装置を具備する無線通信基地局装置であって、前記リソース割当手段によって割り当てられたCCE番号に対応するPUCCHリソースを用いて、前記無線通信装置から送信されたACK/NACK応答信号を受信する受信手段、さらに具備する構成を採る。
本発明の無線リソース管理方法は、隣接セルのPDCCHに割り当てられたCCEのうちの一部または全てが共用される、自セルのPDCCHに割り当てられた連続する複数のCCEのうち、リソース割当手段が前記隣接セルにおいて利用されるCCE番号とは異なるCCE番号を自セルに対して割り当てるリソース割当工程と、通知手段が前記リソース割当工程における割当結果を自セル配下の無線通信装置に通知する通知工程と、を具備するようにした。
本発明によれば、応答信号のセル間干渉を低減しつつ、送信可能なACK/NACK数の減少を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
ここで、基地局が各移動局に割り当てるすべての上り回線制御チャネルの総称がPUCCHである場合がある。しかし、以下の説明では、説明の便宜上、移動局毎に用意されたそれぞれの上り回線制御チャネルをPUCCHと称する。なお、前者のPUCCHと後者のPUCCHとの間に技術的相違はないため、いずれのPUCCHに対しても本発明を適用することができる。
同様に、基地局が各移動局に割り当てるすべての下り回線制御チャネルの総称がPDCCHである場合がある。しかし、以下の説明では、説明の便宜上、移動局毎に用意されたそれぞれの下り回線制御チャネルをPDCCHと称する。なお、前者のPDCCHと後者のPDCCHとの間に技術的相違はないため、いずれのPDCCHに対しても本発明を適用することができる。
図3は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成を示すブロック図である。この図において、無線リソース管理部51は、PUCCHリソース割当部52及び通知部53を備え、複数の基地局(#1〜#M)100−1〜100−Mに割り当てる無線リソースを管理する。
PUCCHリソース割当部52は、配下の基地局100−1〜100−Mにおいて利用可能なPUCCH送信用無線リソースを決定し、PUCCHリソース割当情報Rを生成する。PUCCHリソース割当情報Rは、複数CCEが割り当てられた場合に、各移動局が利用可能なCCE番号のうち、PUCCH送信に用いるリソースを選択するために必要な情報を含む。生成されたPUCCHソース割当情報Rは、通知部53に出力される。
通知部53は、PUCCHリソース割当部52から出力されたPUCCHリソース割当情報Rを基地局100−1〜100−Mに通知する。
基地局100−1〜100−Mは、通知部53から通知されたPUCCHリソース割当情報Rに基づいて、後述する通知方法によりPUCCHリソース割当情報Rを自セル内の移動局に報知し、移動局から送信されたPUCCHを検出する。基地局100−1〜100−Mは全て同一の機能を有することから、以下の説明では、基地局100として一括して扱うものとする。
以下、図3に示した基地局100の構成を図4に示し、本発明の実施の形態に係る移動局200の構成を図5に示す。
なお、説明が煩雑になることを避けるために、図4では、本発明と密接に関連する下り回線データの送信、及び、その下り回線データに対する応答信号の上り回線での受信に係わる構成部を示し、上り回線データの受信に係わる構成部の図示および説明を省略する。同様に、図5では、本発明と密接に関連する下り回線データの受信、および、その下り回線データに対する応答信号の上り回線での送信に係わる構成部を示し、上り回線データの送信に係わる構成部の図示および説明を省略する。
図4に示す基地局100において、下り回線データのリソース割当結果が制御情報生成部101及びマッピング部108に入力される。
制御情報生成部101は、リソース割当結果を通知するための制御情報を移動局毎に生成し符号化部102に出力する。移動局毎の制御情報には、どの移動局宛ての制御情報であるかを示す移動局ID情報が含まれる。例えば、制御情報の通知先の移動局のID番号でマスキングされたCRCビットが移動局ID情報として制御情報に含まれる。移動局毎の制御情報は符号化部102で符号化され、変調部103で変調されてマッピング部108に入力される。また、制御情報生成部101は、送信PUCCH制御部104から出力されるCCE番号情報に基づいて、制御情報を通知するために必要なCCE数(CCE占有数)に応じたPDCCH割り当てを各移動局のPDCCH毎に行い、割り当てたPDCCHに対応するCCE番号をマッピング部108に出力する。なお、符号化部102及び
変調部103は、上記のように、1つのPDCCHが占有するCCEの数に応じて制御情報の符号化率及び変調多値数を変化させる。
送信PUCCH制御部104は、無線リソース管理部51から通知されたPUCCHリソース割当情報Rに基づいて、移動局が応答信号送信用に利用可能なPUCCHのCCE番号を決定し、決定したCCE番号情報を制御情報生成部101に出力する。
一方、符号化部105は、各移動局への送信データ(下り回線データ)及び無線リソース管理部51から出力されたPUCCHリソース割当情報Rを符号化して再送制御部106に出力する。
再送制御部106は、初回送信時には、符号化後の送信データを移動局毎に保持するとともに変調部107に出力する。再送制御部106は、各移動局からのACKが判定部117から入力されるまで送信データを保持する。また、再送制御部106は、各移動局からのNACKが判定部117から入力された場合、すなわち、再送時には、そのNACKに対応する送信データを変調部107に出力する。
変調部107は、再送制御部106から入力される符号化後の送信データを変調してマッピング部108に出力する。
マッピング部108は、制御情報の送信時には、変調部103から入力される制御情報を制御情報生成部101から入力されるCCE番号に従って物理リソースにマッピングしてIFFT部109に出力する。つまり、マッピング部108は、移動局毎の制御情報を、OFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアにおいてCCE番号に対応するサブキャリアにマッピングする。
一方、下り回線データの送信時には、マッピング部108は、リソース割当結果に従って各移動局への送信データを物理リソースにマッピングしてIFFT部109に出力する。つまり、マッピング部108は、移動局毎の送信データを、リソース割当結果に従ってOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアのいずれかにマッピングする。
IFFT部109は、制御情報または送信データがマッピングされた複数のサブキャリアに対してIFFTを行ってOFDMシンボルを生成し、CP(Cyclic Prefix)付加部110に出力する。
CP付加部110は、OFDMシンボルの後尾部分と同じ信号をCPとしてOFDMシンボルの先頭に付加する。
無線送信部111は、CP付加後のOFDMシンボルに対しD/A変換、増幅及びアップコンバート等の送信処理を行ってアンテナ112から移動局200(図5)へ送信する。
無線受信部113は、移動局200から送信されたACK/NACK応答信号をアンテナ112を介して受信し、ACK/NACK応答信号に対しダウンコンバート、A/D変換等の受信処理を行う。
CP除去部114は、受信処理後のACK/NACK応答信号に付加されているCPを除去する。
逆拡散部115は、受信PUCCH制御部118から出力される拡散符号、すなわち、
移動局200において2次拡散に用いられたウォルシュ系列でACK/NACK応答信号を逆拡散し、逆拡散後のACK/NACK応答信号を相関処理部116に出力する。
相関処理部116は、逆拡散部115から入力されるACK/NACK応答信号、すなわち、CAZAC系列で拡散されているACK/NACK応答信号と、受信PUCCH制御部118から出力される拡散符号、すなわち、移動局200において1次拡散に用いられたCAZAC系列との相関値を求め判定部117に出力する。
判定部117は、時間軸上に移動局毎に設定された検出窓を用いて、移動局毎に相関値の閾値判定等を行うことにより、移動局毎のACK/NACK応答信号を検出する。例えば、判定部117は、移動局#1用の検出窓#1において相関値が所定の閾値を超えた場合には、移動局#1からのACK/NACK応答信号を検出する。そして、判定部117は、検出されたACK/NACK応答信号がACK又はNACKのいずれであるかを判定し、移動局毎のACK又はNACKを再送制御部106に出力する。
受信PUCCH制御部118は、移動局から送信され、かつ、セルで利用しているCCE番号に対応するACK/NACK応答信号を復調及び検出するために、無線リソース管理部51から通知されるPUCCHリソース割当情報Rに基づいて、拡散符号(巡回シフト系列及びウォルシュ系列)を逆拡散部115及び相関処理部116に出力し、受信時に移動局から送信されるACK/NACK応答信号の検出窓を判定部117に通知する。
一方、図5に示す移動局200において、無線受信部202は、基地局100から送信されたOFDMシンボルをアンテナ201を介して受信し、OFDMシンボルに対しダウンコンバート、A/D変換等の受信処理を行う。
CP除去部203は、受信処理後のOFDMシンボルに付加されているCPを除去する。
FFT(Fast Fourier Transform)部204は、OFDMシンボルに対してFFTを行って複数のサブキャリアにマッピングされている制御情報または下り回線データを得て、それらを抽出部205に出力する。
抽出部205は、制御情報の受信時には、複数のサブキャリアから制御情報を抽出して復調部206に出力する。この制御情報は、復調部206で復調され、復号部207で復号されて判定部208に入力される。
判定部208は、復号部207から入力された制御情報が自局宛ての制御情報であるか否かをブラインド判定する。判定部208は、CRC=OK(誤り無し)となった制御情報を自局宛ての制御情報であると判定した場合、自局宛ての制御情報、すなわち、自局に対する下り回線データのリソース割当結果を抽出部205に出力する。また、判定部208は、自局宛ての制御情報(PDCCH)がマッピングされていたサブキャリアに対応するCCE番号を判定し、判定結果(CCE番号)を制御部209に出力する。
制御部209は、判定部208から入力されたCCE番号及びCRC部212から入力されたPUCCHリソース割当情報Rに基づいて、自局の応答信号の送信に用いることが可能なPUCCHを判定し、判定結果(PUCCH番号)に対応する拡散部215での1次拡散に用いるCAZAC系列の巡回シフト量及び拡散部218での2次拡散に用いるウォルシュ系列を制御する。すなわち、制御部209は、判定結果(PUCCH番号)に基づいて選択した巡回シフト量のCAZAC系列を拡散部215に設定するとともに、判定結果(PUCCH番号)に基づいて選択したウォルシュ系列を拡散部218に設定する
一方、下り回線データの受信時には、抽出部205は、判定部208から入力されるリソース割当結果に従って、複数のサブキャリアから自局宛ての下り回線データを抽出して復調部210に出力する。この下り回線データは、復調部210で復調され、復号部211で復号されてCRC部212に入力される。
CRC部212は、復号後の下り回線データに対してCRCを用いた誤り検出を行って、CRC=OK(誤り無し)の場合はACKを応答信号として生成し、CRC=NG(誤り有り)の場合はNACKを応答信号として生成する。CRC部212は生成した応答信号を変調部214に出力する。また、CRC部212は、CRC=OK(誤り無し)の場合、復号後の下り回線データを受信データとして出力する。また、CRC部212は、受信した上位レイヤの制御情報に含まれるPUCCHリソース割当情報Rを制御部209に出力する。
変調部214は、CRC部212から入力されるACK/NACK応答信号を変調して拡散部215に出力する。
拡散部215は、図1に示したように、制御部209によって設定されたCAZAC系列でACK/NACK応答信号を1次拡散し、1次拡散後のACK/NACK応答信号をIFFT部216に出力する。
IFFT部216は、図1に示したように、1次拡散後のACK/NACK応答信号に対してIFFTを行い、IFFT後のACK/NACK応答信号をCP付加部217に出力する。
CP付加部217は、IFFT後のACK/NACK応答信号の後尾部分と同じ信号をCPとしてそのACK/NACK応答信号の先頭に付加する。
拡散部218は、図1に示したように、制御部209によって設定されたウォルシュ系列でCP付加後のACK/NACK応答信号を2次拡散し、2次拡散後のACK/NACK応答信号を無線送信部219に出力する。
なお、拡散部215及び拡散部218では、受信したデータ信号がPDCCHを伴う場合、つまり、ダイナミックスケジューリングされる場合は、制御部209によりPUCCH送信時に用いる巡回シフト系列及びウォルシュ系列を設定する。
無線送信部219は、2次拡散後のACK/NACK応答信号に対しD/A変換、増幅及びアップコンバート等の送信処理を行ってアンテナ201から基地局100(図4)へ送信する。
ここで、図3に示したPUCCHリソース割当部52の詳細について説明する。1移動局に対して複数のCCEが割り当てられる場合、移動局がそれら複数のCCEにおいて最小番号のCCEに対応するPUCCHのみを用いて応答信号を送信すると、それら複数のCCEにおいて最小番号以外のCCEに対応するPUCCHは使用されない。つまり、1移動局に対して複数のCCEが割り当てられる場合には、使用されない応答信号用物理リソース(空きリソース)が発生する。
そこで、本実施の形態では、1移動局に対し複数のCCEが割り当てられる場合、上記のようにして生じる空きリソースを複数のセルに対して互いに異なるように割り当てる。
つまり、ダイナミックスケジューリングされる移動局のACK/NACK応答信号において、複数CCEが割り当てられた場合は利用可能なCCEのうち、利用するCCEをセル間で異ならせる。
セル間で利用するCCEを異ならせる方法としては、複数のCCE番号が利用可能な場合、ACK/NACK送信に利用するCCE番号を1つ選択するために、次式(1)のRを決定し、その決定されたRとなるCCE番号に対応するPUCCHリソースを用いてACK/NACK送信を行う。
=(利用可能なCCE番号m)mod N・・・(1)
ここで、Nは予め決められた値(N=2,3,…)、PUCCHリソース割当情報Rは0,1,…,N−1とする。
セル間で利用するCCEを異ならせるために、異なるRを隣接セルに割り当てる。なお、式(1)のNは予めシステムで決められた値、あるいは、変更可能であるが報知情報として通知されるなどして予め基地局及び移動局の間で既知となっているとする。
次に、上式(1)においてN=2の場合のACK/NACKリソース割り当てについて説明する。ここでは、2つのセル(セル#A、セル#B)を想定し、セル#Aでは移動局#0〜#4宛てにそれぞれPDCCH#0〜#4を送信し、セル#Bでは移動局#0〜#4宛てにそれぞれPDCCH#0〜#4を送信する場合を想定する。
まず、PUCCHリソース割当部52では、セル#Aに対してR=0を割り当て、セル#Bに対してR=1を割り当てる。隣接するセル(セル#A及びセル#B)に割り当てられた各PUCCHリソース割当情報(R=0及びR=1)は、セル#A及びセル#Bの基地局へそれぞれ通知される。各基地局では、無線リソース管理部51より通知されたPUCCHリソース割当情報Rに基づいて、送信PUCCH制御部104において、利用可能なCCE番号に対してPDCCH(PDCCH#0〜#4)を割り当てて送信する。また、PUCCHリソース割当情報Rを上位レイヤ制御情報として移動局へ通知する。
各移動局では、基地局から通知されるPUCCHリソース割当情報Rを受信し、制御部209において、複数のCCE番号が利用可能な場合にPUCCHリソース割当情報RをCCE番号の決定に利用する。
図6において、セル#Aの移動局#0は、自局宛てのPDCCH#0を受信する。PDCCH#0がCCE番号m=0(CCE#0)及びCCE番号m=1(CCE#1)を用いて送信されるため、セル#Aの移動局#0はACK/NACK送信に利用するCCE番号を選択する。セル#Aには前述のようにR=0が割り当てられているため、制御部209では、R=0の場合に式(1)を満たすCCE#0が選択され、CCE#0に対応する巡回シフト系列及びウォルシュ系列を拡散符号に用いてACK/NACK応答信号を送信する。セル#Aの移動局#1〜#4も同様に、複数CCEが割り当てられた場合、自局宛てのPDCCHが割り当てられたCCEのうち、R=0となるCCE番号m=0,2,4,6,8,…に対応する巡回シフト系列及びウォルシュ系列を拡散符号に用いてACK/NACK応答信号を送信する。
一方、セル#Bの移動局#1は、自局宛てのPDCCH#1を受信する。PDCCH#1がCCE#2及びCCE#3を用いて送信されるため、セル#Bの移動局#1はACK/NACK送信に利用するCCE番号を選択する。セル#Bには前述のようにR=1が割り当てられているため、制御部209では、R=1の場合に式(1)を満たすCCE
#3が選択され、CCE#3に対応する巡回シフト系列及びウォルシュ系列を拡散符号に用いてACK/NACK応答信号を送信する。セル#Bの移動局#0,#2〜#4も同様に、複数CCEが割り当てられた場合は、自局宛てのPDCCHが割り当てられたCCEのうち、R=1となるCCE番号m=1,3,5,7,…に対応する巡回シフト系列及びウォルシュ系列を拡散符号に用いてACK/NACK応答信号を送信する。
受信PUCCH制御部118では、PUCCHリソース割当情報Rに基づいて、そのセルで利用されるCCE番号に該当するACK/NACK応答信号を受信及び検出するため、拡散符号系列情報を逆拡散部115及び相関処理部116に出力する。
ここで、セル#AではR=0であるため、CCE番号m=0,2,4,6,8,…に対応する巡回シフト系列及びウォルシュ系列を拡散符号に用いてACK/NACK応答信号を逆拡散及び相関処理する。同様に、セル#BではR=1であるため、CCE番号m=1,3,5,7,9,…に対応する巡回シフト系列及びウォルシュ系列を拡散符号に用いてACK/NACK応答信号を逆拡散及び相関処理する。
なお、CCE数がN以上の場合は、ACK/NACK用としてPUCCHリソース割当情報R及び式(1)を満たす複数のCCE番号が存在することがあるが、この場合、予め選択するCCE番号を基地局と移動局との間で決めておけばよい。例えば、最も小さい、あるいは、最も大きい偶数CCE番号を選択するにようにしてもよい。または、本実施の形態に記載のCCE決定方法を再帰的に利用するようにしてもよい。すなわち、さらに利用可能なCCE番号に対して、第2のPUCCHリソース割当情報R2を定義し、送信に利用するCCE番号をさらに選択するなどが考えられる。
次に、本発明の実施の形態に係るPUCCHリソース割り当ての効果について説明する。ここでは、PUCCHあたりのCCE数を12とする。
まず、従来のPUCCHリソース割当方法について説明する。従来方法では、セルで利用可能なPUCCHリソースをセル間で異ならせる。例えば、図7に示すように、セル#Aに対しては、CCE#0〜#5に対してPUCCHリソース#a,#c,#e,#g,#i,#kを1つおきに割り当てる。また、セル#Bに対しては、CCE#0〜#5に対してPUCCHリソース#b,#d,#f,#h,#j,#lを1つおきに割り当てる。この場合、複数CCE割り当てがある場合、利用されないCCE番号が生じるため、結果として、セル間の符合間干渉は低減できるものの、空きリソースが発生し、送信可能なACK/NACK数及び下り回線で送信可能なPDCCH数が制約され、さらにPDCCHに伴うPUSCH数も制約される。
これに対して、本実施の形態に係るPUCCHリソース割当方法について説明する。この方法では、CCEとPUCCHリソースは一対一に対応づけられ、複数CCEが割り当てられた場合、セルで利用可能なCCE番号をセル間で異ならせる。例えば、図8に示すように、セル#Aは、複数CCE割り当てがある場合、利用可能なCCE番号のうち、セル#Aでは偶数番号のCCE(CCE#0,#2,#4,#6,#8,#10)を、セル#Bでは奇数番号のCCE(CCE#1,#3,#5,#7,#9,#11)をACK/NACKリソースとして選択し、予め確保する。結果として、セル間の符合間干渉を低減しつつ、空きリソースの発生を低減できるため、送信可能なACK/NACK数及び下り回線で送信可能なPDCCH数を増大させ、さらにPDCCHに伴うPUSCH数を従来方法に比べて増大させることができる。
このように本実施の形態によれば、PDCCH送信に複数のCCEが割り当てられた場合、利用可能なCCEのうち、隣接セル間で利用するCCE番号を異ならせることにより
、PDCCH送信に複数のCCEが割り当てられた場合でも、応答信号のセル間干渉を低減しつつ、送信可能なACK/NACK数の減少を抑制することができる。
また、送信するPDCCHが一定数の場合、ACK/NACK数も一定となり、この場合、ACK/NACK送信に必要なPUCCHの無線リソース(時間周波数リソース)を低減することができ、PUCCH無線リソースの低減により生じた上り回線の空き無線リソースをPUCCH以外のデータ送信に利用することができる。
なお、図9に示すように、本発明と非特許文献3に記載の技術(異なるシフト量の巡回シフト系列及びウォルシュ系列をセル間で割り当て)とを組み合わせることにより、セル間干渉をさらに低減することができる。
また、各CCE番号の利用率を考慮することにより、セル間の符号間干渉を低減できるセル数を増加させる方法も適用可能である。具体的には、CCE番号の昇順(降順)にPDCCHを割り当てると仮定した場合、巡回シフト系列番号、ウォルシュ系列番号に対し、隣接セル間で、図10Aに示すように昇順にCCE番号を割り当てる場合と、図10Bに示すように降順にCCE番号を割り当てる場合とで異ならせる。
また、本実施の形態では、ACK/NACK応答信号のデータ部の符号拡散を例に説明したが、参照信号の符号拡散もウォルシュ系列をフーリエ系列に置き換えることで本実施の形態と同様に適用できる。
また、本実施の形態では、DLで送信される制御情報(PDCCH)が送信されるCCEに対応してULで送信されるDL用ACK/NACK応答信号を例に説明したが、下り送信信号のリソースに対応してULもしくはDLで送信するデータの無線リソースが決定される仕組みを用いた全ての無線リソース通知方法に対して適用可能であり、PDCCH、CCE,DL用ACK/NACK応答信号には限定されない。したがって、PDCCHは第1のチャネル、CCEは第1のチャネルの送信に利用する物理的あるいは論理的なリソース割当単位、ACK/NACK応答信号は第2のチャネルと定義することができる。
また、本実施の形態では、ULで送信されるDL用ACK/NACK応答信号を例に説明したが、同じ送信構成で送信される他のデータであってもよい。例えば、スケジューリングリクエスト(Scheduling Request)、CQI、他のユーザデータなどが挙げられる。
また、本実施の形態では、ULで送信されるDL用ACK/NACK応答信号を例に説明したが、DLで送信されるUL用ACK/NACK応答信号の場合にも同様に適用できる。
また、本実施の形態では、図3に示すように、複数の基地局に対して1つの系列割当部が存在する集中管理型のシステム構成について説明したが、図11に示すように、基地局毎に系列割当部を備え、複数の基地局間で互いに異なる系列番号のCAZAC系列を割り当てるように情報交換する分散管理型のシステム構成であってもよい。
また、本実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、本実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
2007年9月21日出願の特願2007−246270の日本出願に含まれる明細書、図面及び要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明にかかる無線リソース管理装置、無線通信基地局装置及び無線リソース管理方法は、応答信号のセル間干渉を低減しつつ、送信可能なACK/NACK数の減少を抑制することができ、例えば、移動通信システム等に適用できる。
ACK/NACK応答信号の拡散方法を示す図 非特許文献3に記載の技術を説明するための図 本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成を示すブロック図 図3に示した基地局の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態に係る移動局の構成を示すブロック図 ACK/NACKリソース割り当ての様子を示す図 従来のPUCCHリソース割り当ての様子を示す図 本発明の実施の形態のPUCCHリソース割り当ての様子を示す図 非特許文献3に記載の技術に本発明を適用した様子を示す図 昇順にCCE番号を割り当てる様子を示す図 降順にCCE番号を割り当てる様子を示す図 分散管理型システム構成を示すブロック図

Claims (9)

  1. 隣接セルのPDCCHに割り当てられたCCEのうちの一部または全てが共用される、自セルのPDCCHに割り当てられた連続する複数のCCEのうち、前記隣接セルにおいて利用されるCCE番号とは異なるCCE番号を自セルに対して割り当てるリソース割当手段と、
    前記リソース割当手段による割当結果を自セル配下の無線通信装置に通知する通知手段と、
    を具備する無線リソース管理装置。
  2. 前記リソース割当手段は、R=(前記複数のCCEのうち任意のCCEを示すCCE番号m)mod N(Nは2以上の整数)を満たすリソース割当情報Rのうち、異なるリソース割当情報R前記自セルおよび前記隣接セルに割り当てる請求項1に記載の無線リソース管理装置。
  3. 請求項1に記載の無線リソース管理装置を具備する無線通信基地局装置であって、
    前記リソース割当手段によって割り当てられたCCE番号に対応するPUCCHリソースを用いて、前記無線通信装置から送信されたACK/NACK応答信号を受信する受信手段、
    をさらに具備する無線通信基地局装置。
  4. 隣接セルのPDCCHに割り当てられたCCEのうちの一部または全てが共用される、自セルのPDCCHに割り当てられた連続する複数のCCEのうち、リソース割当手段が前記隣接セルにおいて利用されるCCE番号とは異なるCCE番号を自セルに対して割り当てるリソース割当工程と、
    通知手段が前記リソース割当工程における割当結果を自セル配下の無線通信装置に通知する通知工程と、
    を具備する無線リソース管理方法。
  5. 前記RN=(前記複数のCCEのうち任意のCCEを示すCCE番号m)mod Nを満たす利用可能なCCE番号mが複数存在する場合、前記複数の利用可能なCCE番号のうち、最も小さいあるいは最も大きいCCE番号を自セルに割り当てる、請求項2に記載の無線リソース管理装置。
  6. 前記自セルに対して割り当てられるCCE番号が偶数番号のとき、前記隣接セルにおいて利用されるCCE番号は奇数番号である、請求項1に記載の無線リソース管理装置。
  7. 前記隣接セルとの間において異なるシフト量の巡回シフト系列及びウォルシュ系列を用いる、請求項1に記載の無線リソース管理装置。
  8. 前記自セルに対して割り当てられるCCE番号昇順にPDCCHに対して割り当られたとき、前記隣接セルにおいて利用されるCCE番号降順にPDCCHに対して割り当てられる、請求項1に記載の無線リソース管理装置。
  9. 自セルのPDCCHに割り当てられた連続する複数のCCEのうち、隣接セルにおいて利用されるCCE番号とは異なるCCE番号を自セルに対して割り当てるリソース割当手段と、
    前記リソース割当手段による割当結果を自セル配下の無線通信装置に通知する通知手段と、
    を具備し、
    前記隣接セルとの間において異なるシフト量の巡回シフト系列及びウォルシュ系列を用いる、
    無線リソース管理装置。
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