JP5340156B2 - 無線通信装置および応答信号拡散方法 - Google Patents

無線通信装置および応答信号拡散方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信装置および応答信号拡散方法に関する。
移動体通信では、無線通信基地局装置(以下、基地局と省略する)から無線通信移動局装置(以下、移動局と省略する)への下り回線データに対してARQ(Automatic Repeat Request)が適用される。つまり、移動局は下り回線データの誤り検出結果を示す応答信号を基地局へフィードバックする。移動局は下り回線データに対しCRC(Cyclic Redundancy Check)を行って、CRC=OK(誤り無し)であればACK(Acknowledgment)を、CRC=NG(誤り有り)であればNACK(Negative Acknowledgment)を応答信号として基地局へフィードバックする。この応答信号は例えばPUCCH(Physical Uplink Control Channel),上りL1/L2CCH(L1/L2 Control Channel)等の上り回線制御チャネルを用いて基地局へ送信される。
また、図1に示すように、複数の移動局からの複数の応答信号をCAZAC(Constant Amplitude Zero Auto Correlation)系列の1つであるZC(Zadoff-Chu)系列およびウォルシュ(Walsh)系列を用いて拡散することによりコード多重することが検討されている(非特許文献1参照)。図1において(W,W,W,W)は系列長4のウォルシュ系列を表わす。図1に示すように、移動局では、ACKまたはNACKの応答信号が、まず周波数軸上でZC系列(系列長12)によって1シンボル内に1次拡散される。次いで1次拡散後の応答信号がW〜Wにそれぞれ対応させてIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)される。周波数軸上で系列長12のZC系列によって拡散された応答信号は、このIFFTにより時間軸上の系列長12のZC系列に変換される。そして、IFFT後の信号がさらにウォルシュ系列(系列長4)を用いて2次拡散される。つまり、1つの応答信号は4つのシンボルS〜Sにそれぞれ配置される。他の移動局でも同様に、ZC系列およびウォルシュ系列を用いて応答信号が拡散される。但し、異なる移動局間では、時間軸上での循環シフト(Cyclic Shift)量が互いに異なるZC系列、または、互いに異なるウォルシュ系列が用いられる。ここではZC系列の時間軸上での系列長が12であるため、同一ZC系列から生成される循環シフト量0〜11の12個のZC系列を用いることができる。また、ウォルシュ系列の系列長が4であるため、互いに異なる4つのウォルシュ系列を用いることができる。よって、理想的な通信環境では、最大48(12×4)の移動局からの応答信号をコード多重することができる。
ここで、同一ZC系列から生成される循環シフト量が互いに異なるZC系列間での相互相関は0となる。よって、理想的な通信環境では、循環シフト量が互いに異なるZC系列(循環シフト量0〜11)でそれぞれ拡散されコード多重された複数の応答信号は基地局での相関処理により時間軸上で符号間干渉なく分離することができる。
しかしながら、移動局での送信タイミングずれ、マルチパスによる遅延波、周波数オフセット等の影響により、複数の移動局からの複数の応答信号は基地局に同時に到達するとは限らない。例えば、循環シフト量0のZC系列で拡散された応答信号の送信タイミングが正しい送信タイミングより遅れた場合は、循環シフト量0のZC系列の相関ピークが循環シフト量1のZC系列の検出窓に現れてしまう。また、循環シフト量0のZC系列で拡散された応答信号に遅延波がある場合には、その遅延波による干渉漏れが循環シフト量1のZC系列の検出窓に現れてしまう。つまり、これらの場合には、循環シフト量1のZC系列が循環シフト量0のZC系列からの干渉を受ける。よって、これらの場合には、循環シフト量0のZC系列で拡散された応答信号と循環シフト量1のZC系列で拡散された応答信号との分離特性が劣化する。つまり、互いに隣接する循環シフト量のZC系列を用いると、応答信号の分離特性が劣化する可能性がある。
そこで、従来は、ZC系列の拡散により複数の応答信号をコード多重する場合には、ZC系列間での符号間干渉を抑えるためにZC系列間に循環シフト間隔を設けている。例えば、ZC系列間の循環シフト間隔を2として、循環シフト量0〜11の12個のZC系列のうち、循環シフト量0,2,4,6,8,10の6つのZC系列のみを応答信号の1次拡散に用いることが検討されている。よって、系列長が4のウォルシュ系列を応答信号の2次拡散に用いる場合には、最大24(6×4)の移動局からの応答信号をコード多重することができる。
また、基地局は下り回線データのリソース割当結果を通知するための制御情報を移動局へ送信する。この制御情報は例えば各移動局毎に用意されたPDCCH(Physical Downlink Control Channel),下りL1/L2CCH(L1/L2 Control Channel),DL Grant(Downlink Grant)等の下り回線制御チャネルを用いて移動局へ送信される。各PDCCHは1つまたは複数のCCE(Control Channel Element)を占有する。1つのPDCCHが複数のCCEを占有する場合、1つのPDCCHは連続する複数のCCEを占有する。制御情報を通知するために必要なCCE数に従って、基地局は各移動局に対し複数のPDCCHの中のいずれかのPDCCHを割り当て、各PDCCHが占有するCCEに対応する物理リソースに制御情報をマッピングして送信する。
また、応答信号の送信に用いるPUCCHを基地局から各移動局へ通知するためのシグナリングを不要にして下り回線の通信リソースを効率よく使用するために、CCEとPUCCHとを1対1で対応付けることが検討されている。各移動局は、この対応付けに従って、自局への制御情報がマッピングされている物理リソースに対応するCCEから、自局からの応答信号の送信に用いるPUCCHを判定することができる。つまり、各移動局は、自局への制御情報がマッピングされている物理リソースに対応するCCEに基づいて、自局からの応答信号をPUCCHの物理リソースにマッピングする。
ここで、PDCCHが占有するCCEの数は、PDCCHの変調方式および符号化率(MCS:Modulation and Coding Scheme)に応じて変化する。移動局が基地局から遠い場所に位置して移動局の受信品質が低い場合には、基地局はPDCCHの変調レベルまたは符号化率を低くする一方でCCEの数を増加させる。また、移動局が基地局から近い場所に位置して移動局の受信品質が高い場合には、基地局はPDCCHの変調レベルまたは符号化率を高くする一方でCCEの数を減少させる。つまり、MCSレベルが低いPDCCHが占有するCCEの数は多く、MCSレベルが高いPDCCHが占有するCCEの数は少ない。換言すれば、MCSレベルが低いPDCCHを割り当てられた移動局に対するCCEの数は多く、MCSレベルが高いPDCCHを割り当てられた移動局に対するCCE数は少ない。例えば、PDCCHの符号化率が2/3,1/3,1/6のいずれかであり、符号化率2/3のPDCCHが1つのCCEを占有するものとした場合、符号化率1/3のPDCCHは2つのCCEを占有し、符号化率1/6のPDCCHは4つのCCEを占有する。
そして、このように1移動局に対し複数のCCEが割り当てられる場合に、移動局がそれら複数のCCEにおいて最小番号のCCEに対応するPUCCHのみを用いて応答信号を送信することが検討されている(非特許文献2参照)。
Multiplexing capability of CQIs and ACK/NACKs form different UEs(ftp://ftp.3gpp.org/TSG_RAN/WG1_RL1/TSGR1_49/Docs/R1-072315.zip) R1-072348, LG Electronics, "Allocation of UL ACK/NACK index", 3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #49, Kobe, Japan, May 7-11, 2007
しかしながら、上記従来技術では、ZC系列の利用効率(すなわちPUCCHの利用効率)を考慮してZC系列間の循環シフト間隔を最低限の間隔である2としているため、ZC系列間に符号間干渉が生じて応答信号の分離特性が劣化することがある。
本発明の目的は、PUCCH等の上り回線制御チャネルの利用効率を維持したまま符号間干渉を確実に防止して応答信号の分離特性の劣化を抑えることができる無線通信装置および応答信号拡散方法を提供することである。
本発明の無線通信装置は、互いに異なる循環シフト量により互いに分離可能な複数の系列のいずれかを用いて応答信号を拡散する拡散手段と、拡散された前記応答信号を送信する送信手段と、を具備し、前記拡散手段は、前記複数の系列のうち検出窓区間の両端のガード区間が最大になるような循環シフト量を有する系列を用いて前記応答信号を拡散する構成を採る。
本発明の応答信号拡散方法は、互いに異なる循環シフト量により互いに分離可能な複数の系列のいずれかを用いて応答信号を拡散する拡散ステップと、拡散された前記応答信号を送信する送信ステップと、を具備し、前記拡散ステップにおいて、前記複数の系列のうち検出窓区間の両端のガード区間が最大になるような循環シフト量を有する系列を用いて前記応答信号を拡散するようにした。
本発明によれば、上り回線制御チャネルの利用効率を維持したまま符号間干渉を確実に防止して応答信号の分離特性の劣化を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
ここで、基地局が各移動局に割り当てるすべての上り回線制御チャネルの総称がPUCCHである場合がある。しかし、以下の説明では、説明の便宜上、各移動局毎に用意されたそれぞれの上り回線制御チャネルをPUCCHと称する。なお、前者のPUCCHと後者のPUCCHとの間に技術的相違はないため、いずれのPUCCHに対しても本発明を適用することができる。
同様に、基地局が各移動局に割り当てるすべての下り回線制御チャネルの総称がPDCCHである場合がある。しかし、以下の説明では、説明の便宜上、各移動局毎に用意されたそれぞれの下り回線制御チャネルをPDCCHと称する。なお、前者のPDCCHと後者のPDCCHとの間に技術的相違はないため、いずれのPDCCHに対しても本発明を適用することができる。
本実施の形態に係る基地局100の構成を図2に示し、本実施の形態に係る移動局200の構成を図3に示す。
なお、説明が煩雑になることを避けるために、図2では、本発明と密接に関連する下り回線データの送信、および、その下り回線データに対する応答信号の上り回線での受信に係わる構成部を示し、上り回線データの受信に係わる構成部の図示および説明を省略する。同様に、図3では、本発明と密接に関連する下り回線データの受信、および、その下り回線データに対する応答信号の上り回線での送信に係わる構成部を示し、上り回線データの送信に係わる構成部の図示および説明を省略する。
また、以下の説明では、1次拡散にZC系列を用い、2次拡散にウォルシュ系列を用いる場合について説明する。しかし、1次拡散には、ZC系列以外の、互いに異なる循環シフト量により互いに分離可能な系列を用いてもよい。同様に、2次拡散にはウォルシュ系列以外の直交系列を用いてもよい。
また、以下の説明では、系列長12のZC系列および系列長4のウォルシュ系列(W,W,W,W)を用いる場合について説明する。しかし、本発明はこれらの系列長には限定されない。
また、以下の説明では、循環シフト量p=0〜11の12個のZC系列をそれぞれZC#0〜ZC#11と表記し、系列番号0〜3の4つのウォルシュ系列をそれぞれW#0〜W#3と表記する。
また、以下の説明では、ウォルシュ系列W#0〜W#3のうち、W#0〜W#2の3つのウォルシュ系列を用いる場合について説明する。
また、図4に示すように、PUCCH番号はZC系列の循環シフト量およびウォルシュ系列番号によって定義される。以下の説明では、CCE番号とPUCCH番号とが1対1で対応付けられているものとする。
図2に示す基地局100において、下り回線データのリソース割当結果が制御情報生成部101およびマッピング部104に入力される。
制御情報生成部101は、リソース割当結果を通知するための制御情報を移動局毎に生成し符号化部102に出力する。移動局毎の制御情報には、どの移動局宛ての制御情報であるかを示す移動局ID情報が含まれる。例えば、制御情報の通知先の移動局のID番号でマスキングされたCRCビットが移動局ID情報として制御情報に含まれる。移動局毎の制御情報は符号化部102で符号化され、変調部103で変調されてマッピング部104に入力される。また、制御情報生成部101は、制御情報を通知するために必要なCCE数(CCE占有数)に応じたPDCCH割当を各移動局のPDCCH毎に行い、割り当てたPDCCHに対応するCCE番号をマッピング部104に出力する。なお、符号化部102および変調部103は、上記のように、1つのPDCCHが占有するCCEの数に応じて制御情報の符号化率および変調レベルを変化させる。
一方、符号化部105は、各移動局への送信データ(下り回線データ)を符号化して再送制御部106に出力する。
再送制御部106は、初回送信時には、符号化後の送信データを移動局毎に保持するとともに変調部107に出力する。再送制御部106は、各移動局からのACKが判定部116から入力されるまで送信データを保持する。また、再送制御部106は、各移動局からのNACKが判定部116から入力された場合、すなわち、再送時には、そのNACKに対応する送信データを変調部107に出力する。
変調部107は、再送制御部106から入力される符号化後の送信データを変調してマッピング部104に出力する。
マッピング部104は、制御情報の送信時には、変調部103から入力される制御情報を制御情報生成部101から入力されるCCE番号に従って物理リソースにマッピングしてIFFT部108に出力する。つまり、マッピング部104は、移動局毎の制御情報を、OFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアにおいてCCE番号に対応するサブキャリアにマッピングする。
一方、下り回線データの送信時には、マッピング部104は、リソース割当結果に従って各移動局への送信データを物理リソースにマッピングしてIFFT部108に出力する。つまり、マッピング部104は、移動局毎の送信データを、リソース割当結果に従ってOFDMシンボルを構成する複数のサブキャリアのいずれかにマッピングする。
IFFT部108は、制御情報または送信データがマッピングされた複数のサブキャリアに対してIFFTを行ってOFDMシンボルを生成し、CP(Cyclic Prefix)付加部109に出力する。
CP付加部109は、OFDMシンボルの後尾部分と同じ信号をCPとしてOFDMシンボルの先頭に付加する。
無線送信部110は、CP付加後のOFDMシンボルに対しD/A変換、増幅およびアップコンバート等の送信処理を行ってアンテナ111から移動局200(図3)へ送信する。
一方、無線受信部112は、移動局200から送信された応答信号をアンテナ111を介して受信し、応答信号に対しダウンコンバート、A/D変換等の受信処理を行う。
CP除去部113は、受信処理後の応答信号に付加されているCPを除去する。
逆拡散部114は、移動局200において2次拡散に用いられたウォルシュ系列で応答信号を逆拡散し、逆拡散後の応答信号を相関処理部115に出力する。
相関処理部115は、逆拡散部114から入力される応答信号、すなわち、ZC系列で拡散されている応答信号と、移動局200において1次拡散に用いられたZC系列との相関値を求め判定部116に出力する。
判定部116は、時間軸上に移動局毎に設定された検出窓を用いて移動局毎に相関ピークを検出することにより、移動局毎の応答信号を検出する。例えば、判定部116は、移動局#1用の検出窓#1に相関ピークが検出された場合には、移動局#1からの応答信号を検出する。そして、判定部116は、検出された応答信号がACKまたはNACKのいずれであるかを判定し、移動局毎のACKまたはNACKを再送制御部106に出力する。
一方、図3に示す移動局200において、無線受信部202は、基地局100から送信されたOFDMシンボルをアンテナ201を介して受信し、OFDMシンボルに対しダウンコンバート、A/D変換等の受信処理を行う。
CP除去部203は、受信処理後のOFDMシンボルに付加されているCPを除去する。
FFT(Fast Fourier Transform)部204は、OFDMシンボルに対してFFTを行って複数のサブキャリアにマッピングされている制御情報または下り回線データを得て、それらを抽出部205に出力する。
抽出部205は、制御情報の受信時には、複数のサブキャリアから制御情報を抽出して復調部206に出力する。この制御情報は、復調部206で復調され、復号部207で復号されて判定部208に入力される。
一方、下り回線データの受信時には、抽出部205は、判定部208から入力されるリソース割当結果に従って、複数のサブキャリアから自局宛の下り回線データを抽出して復調部210に出力する。この下り回線データは、復調部210で復調され、復号部211で復号されてCRC部212に入力される。
CRC部212は、復号後の下り回線データに対してCRCを用いた誤り検出を行って、CRC=OK(誤り無し)の場合はACKを、CRC=NG(誤り有り)の場合はNACKを応答信号として生成し、生成した応答信号を変調部213に出力する。また、CRC部212は、CRC=OK(誤り無し)の場合、復号後の下り回線データを受信データとして出力する。
判定部208は、復号部207から入力された制御情報が自局宛の制御情報であるか否かをブラインド判定する。例えば、判定部208は、CRCビットを自局のID番号でデマスキングすることによりCRC=OK(誤り無し)となった制御情報を自局宛の制御情報であると判定する。そして、判定部208は、自局宛の制御情報、すなわち、自局に対する下り回線データのリソース割当結果を抽出部205に出力する。また、判定部208は、自局宛の制御情報がマッピングされていたサブキャリアに対応するCCE番号から、自局の応答信号の送信に用いることが可能なPUCCHを判定し、判定結果(PUCCH番号)を制御部209に出力する。
制御部209は、判定部208から入力されたPUCCH番号に基づいて、拡散部214での1次拡散に用いるZC系列の循環シフト量および拡散部217での2次拡散に用いるウォルシュ系列を制御する。すなわち、制御部209は、判定部208から入力されたPUCCH番号に基づいて選択した循環シフト量のZC系列を拡散部214に設定するとともに、判定部208から入力されたPUCCH番号に基づいて選択したウォルシュ系列を拡散部217に設定する。制御部209での系列制御の詳細については後述する。
変調部213は、CRC部212から入力される応答信号を変調して拡散部214に出力する。
拡散部214は、図1に示すようにして、制御部209によって設定されたZC系列で応答信号を1次拡散し、1次拡散後の応答信号をIFFT部215に出力する。
IFFT部215は、図1に示すようにして、1次拡散後の応答信号に対してIFFTを行い、IFFT後の応答信号をCP付加部216に出力する。
CP付加部216は、IFFT後の応答信号の後尾部分と同じ信号をCPとしてその応答信号の先頭に付加する。
拡散部217は、図1に示すようにして、制御部209によって設定されたウォルシュ系列でCP付加後の応答信号を2次拡散し、2次拡散後の応答信号を無線送信部218に出力する。
無線送信部218は、2次拡散後の応答信号に対しD/A変換、増幅およびアップコンバート等の送信処理を行ってアンテナ201から基地局100(図2)へ送信する。
このように本実施の形態では、ZC系列を用いた1次拡散およびウォルシュ系列を用いた2次拡散により、応答信号を2次元拡散する。つまり、本実施の形態では、循環シフト軸上およびウォルシュ軸上の双方で応答信号を拡散する。
次いで、移動局200の制御部209での系列制御の詳細について説明する。
上記のように、1移動局に対し複数のCCEが割り当てられる場合に移動局がそれら複数のCCEにおいて最小番号のCCEに対応するPUCCHのみを用いて応答信号を送信すると、それら複数のCCEにおいて最小番号以外のCCEに対応するPUCCHは使用されない。つまり、1移動局に対し複数のCCEが割り当てられる場合には、使用されない応答信号用物理リソース(空き物理リソース)が発生する。そこで、本実施の形態では、1移動局に対し複数のCCEが割り当てられる場合に、このようにして生じる空き物理リソースをZC系列の検出窓区間のガード区間として利用する。これにより、PUCCHの利用効率を維持したままZC系列間の符号間干渉を防止することができる。
なお、以下の説明では、図5に示すように、CCE番号と図4に示すPUCCH番号とが1対1で対応付けられているものとする。
(1)1PDCCHが1CCEを占有する場合(図6)
例えばある移動局200へのPDCCHがCCE#3を占有する場合、その移動局200の判定部208は、CCE#3に対応するPUCCH#3を自局の応答信号の送信に用いることが可能なPUCCHと判定する。よって、この場合に制御部209は、図4に示す対応付けに従って、図6に示すようにW#0を拡散部217に設定する。また、この場合に制御部209は、ZC系列としてZC#4(循環シフト量p=4)またはZC#5(循環シフト量p=5)を選択可能である。そこで、制御部209は、図6に示すようにZC#4を選択して拡散部214に設定する。
(2)1PDCCHがCCE#3およびCCE#4の2つのCCEを占有する場合(図
7)
例えばある移動局200へのPDCCHがCCE#3およびCCE#4の2つのCCEを占有する場合、その移動局200の判定部208は、CCE#3およびCCE#4にそれぞれ対応するPUCCH#3およびPUCCH#4を自局の応答信号の送信に用いることが可能なPUCCHと判定する。よって、この場合に制御部209は、図4に示す対応付けに従って、図7に示すようにW#0を拡散部217に設定する。また、この場合に制御部209は、ZC系列としてZC#4(循環シフト量p=4)〜ZC#7(循環シフト量p=7)を選択可能である。そこで制御部209は、自局が使用するZC系列の検出窓区間の両端のガード区間を最大にすべく、図7に示すようにZC#5(循環シフト量p=5)を選択して拡散部214に設定する。これにより、自局が使用するZC系列(ZC#5)の検出窓区間の両端にそれぞれ循環シフト量1つ分に相当するガード区間を設けることができる。つまり、自局が使用するZC系列(ZC#5)と他の移動局が使用する可能性があるZC系列(ZC#2,ZC#8)との間の循環シフト間隔を3にすることができる。よって、ZC#2またはZC#8を用いて応答信号を1次拡散する他の移動局との間の符号間干渉を確実に防止することができる。
(3)1PDCCHがCCE#3,CCE#4,CCE#5の3つのCCEを占有する場合(図8)
例えばある移動局200へのPDCCHがCCE#3,CCE#4,CCE#5の3つのCCEを占有する場合、その移動局200の判定部208は、CCE#3,CCE#4,CCE#5にそれぞれ対応するPUCCH#3,PUCCH#4,PUCCH#5を自局の応答信号の送信に用いることが可能なPUCCHと判定する。よって、この場合に制御部209は、図4に示す対応付けに従って、図8に示すようにW#0を拡散部217に設定する。また、この場合に制御部209は、ZC系列としてZC#4(循環シフト量p=4)〜ZC#9(循環シフト量p=9)を選択可能である。そこで制御部209は、自局が使用するZC系列の検出窓区間の両端のガード区間を最大にすべく、図8に示すようにZC#6(循環シフト量p=6)を選択して拡散部214に設定する。これにより、自局が使用するZC系列(ZC#6)の検出窓区間の両端にそれぞれ循環シフト量2つ分に相当するガード区間を設けることができる。つまり、自局が使用するZC系列(ZC#6)と他の移動局が使用する可能性があるZC系列(ZC#2,ZC#10)との間の循環シフト間隔を4にすることができる。よって、ZC#2またはZC#10を用いて応答信号を1次拡散する他の移動局との間の符号間干渉を確実に防止することができる。
(4)1PDCCHがCCE#6,CCE#7,CCE#8の3つのCCEを占有する場合(図9)
例えばある移動局200へのPDCCHがCCE#6,CCE#7,CCE#8の3つのCCEを占有する場合、その移動局200の判定部208は、CCE#6,CCE#7,CCE#8にそれぞれ対応するPUCCH#6,PUCCH#7,PUCCH#8を自局の応答信号の送信に用いることが可能なPUCCHと判定する。この場合に制御部209は、W#0に対応するZC系列としてZC#10(循環シフト量p=10),ZC#11(循環シフト量p=11)を、W#1に対応するZC系列としてZC#0(循環シフト量p=0)〜ZC#3(循環シフト量p=3)を選択可能である。そこで、制御部209は、W#0,W#1のうち、図9に示すように循環シフト量の選択可能範囲がより広いW#1を拡散部217に設定する。よって、制御部209が選択可能なZC系列はZC#0(循環シフト量p=0)〜ZC#3(循環シフト量p=3)となる。そこで制御部209は、自局が使用するZC系列の検出窓区間の両端のガード区間を最大にすべく、図9に示すようにZC#1(循環シフト量p=1)を選択して拡散部214に設定する。これにより、自局が使用するZC系列(ZC#1)の検出窓区間の両端にそれぞれ循環シフト量1つ分に相当するガード区間を設けることができる。つまり、自局が使用するZC系列(ZC#1)と他の移動局が使用する可能性があるZC系列(ZC#4)との間の循環シフト間隔を3にすることができる。よって、ZC#4を用いて応答信号を1次拡散する他の移動局との間の符号間干渉を確実に防止することができる。
このように、本実施の形態では、複数のCCEを占有するPDCCHを割り当てられた移動局は、選択可能な循環シフト量のうち検出窓区間の両端のガード区間が最大になるような循環シフト量を選択する。
ここで、例えば1PDCCHがCCE#3およびCCE#4の2つのCCEを占有する場合、従来の移動局は、ZC系列として選択可能なZC#4(循環シフト量p=4)〜ZC#7(循環シフト量p=7)のうち、最小番号のCCEに対応するPUCCH#3に従ってZC#4(循環シフト量p=4)を使用する。このため、基地局100の相関処理部115で求められる相関値は図10に示すようになる。つまり、自局が使用するZC#4(循環シフト量p=4)の検出窓区間に他の移動局が使用するZC#2(循環シフト量p=2)の干渉成分が現れて、ZC#4はZC#2からの符号間干渉を受けてしまう。
これに対し、本実施の形態に係る移動局100は、1PDCCHがCCE#3およびCCE#4の2つのCCEを占有する場合、上記のように、ZC系列として選択可能なZC#4(循環シフト量p=4)〜ZC#7(循環シフト量p=7)のうちZC#5(循環シフト量p=5)を使用する。よって、基地局100の相関処理部115で求められる相関値は図11に示すようになる。つまり、自局が使用するZC#5(循環シフト量p=5)の検出窓区間の両端にガード区間を設けることができる。これにより、ZC#2(循環シフト量p=2)からの干渉をZC#5(循環シフト量p=5)の前方のガード区間で吸収して、自局が使用するZC#5(循環シフト量p=5)の検出窓区間に他の移動局が使用するZC#2(循環シフト量p=2)の干渉成分が現れることを防止できる。さらに、ZC#5(循環シフト量p=5)からの干渉をZC#5(循環シフト量p=5)の後方のガード区間で吸収して、他の移動局が使用するZC#8(循環シフト量p=8)の検出窓区間に自局が使用するZC#5(循環シフト量p=5)の干渉成分が現れることを防止できる。
また、本実施の形態によれば、PUCCH番号は従来同様、ZC系列の循環シフト量およびウォルシュ系列番号によって図4に示すように定義される。
よって、本実施の形態によれば、PUCCHの利用効率を維持したまま符号間干渉を確実に防止して応答信号の分離特性の劣化を抑えることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。
なお、上記実施の形態では、ウォルシュ系列W#0〜W#2の3つのウォルシュ系列を用いる場合を示した。しかし、2つ、または、4つ以上のウォルシュ系列を用いる場合でも、上記同様にして本発明を実施することができる。
また、上記実施の形態では、1次拡散にZC系列を用いる場合について説明した。しかし、1次拡散には、ZC系列以外の、互いに異なる循環シフト量により互いに分離可能な系列を用いてもよい。例えば、GCL(Generalized Chirp like)系列、ZC系列以外のCAZAC系列、M系列や直交ゴールド符号系列等のPN系列、または、計算機を用いて生成した系列を1次拡散に用いてもよい。
また、上記実施の形態では、2次拡散にウォルシュ系列を用いる場合について説明した。しかし、2次拡散には、離散フーリエ変換行列の係数(各行または各列)で構成される系列等、ウォルシュ系列以外の直交系列を用いてもよい。また、本発明は、2次拡散にウォルシュ系列等の完全直交系列を用いる場合だけでなく、例えばPN系列等の非完全直交系列を2次拡散に用いる場合にも適用することができる。
つまり、本発明は、互いに異なる循環シフト量により互いに分離可能な系列を1次拡散に用い、系列の相違により互いに分離可能な系列を2次拡散に用いるすべての無線通信装置に適用することができる。
また、PUCCH番号の定義は図4に示すものに限定されない。また、CCE番号とPUCCH番号との対応付けは図5に示すものに限定されない。本発明は、互いに異なる循環シフト量により互いに分離可能な系列間に循環シフト間隔が存在するすべての場合において実施可能である。
また、上記実施の形態では、複数の移動局からの複数の応答信号がコード多重される場合について説明した。しかし、本発明は、複数の移動局からの複数の参照信号(パイロット信号)がコード多重される場合においても上記同様にして実施可能である。図12に示すように、ZC系列(系列長12)から3シンボルの参照信号R,R,Rを生成する場合、まずZC系列が系列長3の直交系列(F,F,F)にそれぞれ対応させてIFFTされる。このIFFTにより時間軸上の系列長12のZC系列が得られる。そして、IFFT後の信号が直交系列(F,F,F)を用いて拡散される。つまり、1つの参照信号(ZC系列)は3つのシンボルR,R,Rにそれぞれ配置される。他の移動局でも同様にして1つの参照信号(ZC系列)が3つのシンボルR,R,Rにそれぞれ配置される。但し、異なる移動局間では、時間軸上での循環シフト量が互いに異なるZC系列、または、互いに異なる直交系列が用いられる。ここではZC系列の時間軸上での系列長が12であるため、同一ZC系列から生成される循環シフト量0〜11の12個のZC系列を用いることができる。また、直交系列の系列長が3であるため、互いに異なる3つの直交系列を用いることができる。よって、理想的な通信環境では、最大36(12×3)の移動局からの参照信号をコード多重することができる。
また、上記実施の形態の説明で用いたPUCCHは、ACKまたはNACKをフィードバックするためのチャネルであるため、ACK/NACKチャネルと称されることもある。
また、本発明は、応答信号以外の制御情報をフィードバックする場合にも上記同様にして実施可能である。
また、ACKまたはNACKの応答信号を送信するための上り回線制御チャネルはPUCCHに限定されない。また、下り回線データのリソース割当結果を通知するための制御情報を送信するための下り回線制御チャネルはPDCCHに限定されない。
また、移動局は端末局、UE、MT、MS、STA(Station)と称されることもある。また、基地局はNode B、BS、APと称されることもある。また、サブキャリアはトーンと称されることもある。また、CPはガードインターバル(Guard Interval;GI)と称されることもある。
また、誤り検出の方法はCRCに限られない。
また、周波数領域と時間領域との間の変換を行う方法は、IFFT、FFTに限られない。
また、上記実施の形態では、本発明を移動局に適用する場合について説明した。しかし、本発明は、固定された静止状態の無線通信端末装置や、基地局との間で移動局と同等の動作をする無線通信中継局装置に対しても適用することができる。つまり、本発明は、すべての無線通信装置に対して適用することができる。
また、上記実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
2007年8月14日出願の特願2007−211544の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明は、移動体通信システム等に適用することができる。
応答信号拡散方法を示す図 本発明の一実施の形態に係る基地局の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係る移動局の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係るZC系列とウォルシュ系列とPUCCHとの対応を示す図 本発明の一実施の形態に係るZC系列とウォルシュ系列とCCEとの対応を示す図 本発明の一実施の形態に係るZC系列の選択例を示す図(1PDCCHがCCE#3の1CCEを占有する場合) 本発明の一実施の形態に係るZC系列の選択例を示す図(1PDCCHがCCE#3およびCCE#4の2つのCCEを占有する場合) 本発明の一実施の形態に係るZC系列の選択例を示す図(1PDCCHがCCE#3,CCE#4,CCE#5の3つのCCEを占有する場合) 本発明の一実施の形態に係るZC系列の選択例を示す図(1PDCCHがCCE#6,CCE#7,CCE#8の3つのCCEを占有する場合) 従来の相関値を示す図 本発明の一実施の形態に係る相関値を示す図 参照信号の拡散方法を示す図

Claims (5)

  1. 1つ以上のコントロールチャネルエレメント(CCE)を用いて送信された下り制御チャネルを受信する受信手段と、
    互いに異なる循環シフト量により互いに分離可能な第1の複数の系列のうちの一つの系列であって、前記CCEの番号から特定される前記一つの系列を用いて応答信号を拡散する拡散手段と、
    拡散された前記応答信号を送信する送信手段と、を具備し、
    前記拡散手段は、前記下り制御チャネルが複数のCCEで送信された場合、前記第1の複数の系列のうち、前記複数のCCEの番号からそれぞれ特定される第2の複数の系列のうちの一つの系列であって、前記第2の複数の系列を除く前記第1の複数の系列とは循環シフト量が隣り合わない前記一つの系列を用いて、前記応答信号を拡散する、
    無線通信装置。
  2. 1つ以上のコントロールチャネルエレメント(CCE)を用いて送信された下り制御チャネルを受信する受信手段と、
    互いに異なる循環シフト量により互いに分離可能な複数の系列のうちの一つの系列であって、前記CCEの番号から特定される前記一つの系列を用いて応答信号を拡散する拡散手段と、
    拡散された前記応答信号を送信する送信手段と、を具備し、
    前記拡散手段は、前記下り制御チャネルが複数のCCEで送信された場合、前記複数のCCEの番号のうち、最小番号から特定される系列に循環シフト量を1以上足した前記一つの系列を用いて、前記応答信号を拡散する、
    無線通信装置。
  3. 前記拡散手段は、前記下り制御チャネルが複数のCCEで送信された場合、前記複数のCCEの番号のうち、最大番号以外の番号から特定される前記一つの系列を用いて、前記応答信号を拡散する、
    請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 1つ以上のコントロールチャネルエレメント(CCE)を用いて送信された下り制御チャネルを受信する受信ステップと、
    互いに異なる循環シフト量により互いに分離可能な第1の複数の系列のうちの一つの系列であって、前記CCEの番号から特定される前記一つの系列を用いて応答信号を拡散する拡散ステップと、
    拡散された前記応答信号を送信する送信ステップと、を具備し、
    前記拡散ステップは、前記下り制御チャネルが複数のCCEで送信された場合、前記第1の複数の系列のうち、前記複数のCCEの番号からそれぞれ特定される第2の複数の系列のうちの一つの系列であって、前記第2の複数の系列を除く前記第1の複数の系列とは循環シフト量が隣り合わない前記一つの系列を用いて、前記応答信号を拡散する、
    応答信号拡散方法。
  5. 1つ以上のコントロールチャネルエレメント(CCE)を用いて送信された下り制御チャネルを受信する受信ステップと、
    互いに異なる循環シフト量により互いに分離可能な複数の系列のうちの一つの系列であって、前記CCEの番号から特定される前記一つの系列を用いて応答信号を拡散する拡散ステップと、
    拡散された前記応答信号を送信する送信ステップと、を具備し、
    前記拡散ステップは、前記下り制御チャネルが複数のCCEで送信された場合、前記複数のCCEの番号のうち、最小番号から特定される系列に循環シフト量を1以上足した前記一つの系列を用いて、前記応答信号を拡散する、
    応答信号拡散方法。
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