WO2010021165A1 - 放射線画像検出器 - Google Patents

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Abstract

 充電可能な内部給電手段を備える放射線画像検出器において、外部電源から電力を供給して内部給電手段の充電を行う場合にも、実写画像データ等の信号がノイズの影響を受けるのを防止することのできる放射線画像検出器を提供する。  各部に電力を供給するバッテリ28と、外部電源PWから供給される電力を受電してバッテリ28を充電可能とする外部給電端子27と、外部給電端子27を介して外部電源PWから受電した電力のバッテリ28に対する供給を制御するカセッテ制御部30を備え、カセッテ制御部30は、外部給電端子27が外部電源PWから電力を受電したと検知したとき、各機能部の稼動状態を判断し、この各機能部の稼動状態に応じて外部給電端子27を介して外部電源PWから受電した電力のバッテリ28に対する供給を制御する。

Description

放射線画像検出器
 本発明は、放射線画像検出器に関するものである。
 近年、医療用の放射線画像を取得する手段として、いわゆるフラットパネルディテクタ(Flat Panel Detector:FPD)と呼ばれる固体撮像素子を2次元的に配置した放射線画像検出器が知られている。このような放射線画像検出器には、放射線検出素子として、a-Se(アモルファスセレン)のような光導電物質を用いて放射線エネルギーを直接電荷に変換し、この電荷を2次元的に配置されたTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)等の信号読出し用のスイッチ素子によって画素単位に電気信号として読み出す直接方式のものや、放射線エネルギーをシンチレータ等で光に変換し、この光を2次元的に配置されたフォトダイオード等の光電変換素子で電荷に変換してTFT等によって電気信号として読み出す間接方式のもの等があることが知られている。
 そして、何れの方式においても、被写体を透過してきた放射線を放射線画像検出器で検出して得られた実写画像データに対してゲイン補正やオフセット補正等を行い、実写画像データを補正する必要があることが知られている。
 ゲイン補正やオフセット補正を行うためには、ゲイン補正値、オフセット補正値が必要であるが、これらの補正値は、経時的に変化するものであるため、放射線画像検出器に対して定期的にキャリブレーションを行い、補正値を更新するのが一般的である。
 特に、オフセット補正値は、ゲイン補正値に比べて比較的変動周期が短く(すなわち変動しやすく)、温度変化等により大きく変化することが知られている。
 そこで、オフセット補正値の経時的な特性の変動を把握するために、放射線画像検出器に放射線を照射しないで読み取りを実施するいわゆるダーク読取を定期的に行い、このダーク読取値に基づきオフセット補正値を算出して、適宜オフセット補正値を更新するオフセットキャリブレーションが行われている。
 このダーク読取値を取得する際には、各種電気ノイズ、すなわち、フォトダイオードの暗電流ノイズ、TFT過渡ノイズ、TFTサーマルノイズ、TFTリークノイズ、TFTから電荷を読み出すデータラインの寄生容量によって生じるサーマルノイズ、読出し回路内部のアンプノイズ、A/D変換によって生じる量子化ノイズ等が信号に重畳し、ダーク読取値に影響を及ぼす。
 このため、オフセット補正値を算出する際には、ダーク読取の信号に電気的に重畳するこれらのノイズの影響を緩和するため、個々の放射線検出素子ごとに複数回ダーク読取を行い、それによって得たダーク読取値の平均値を求めてオフセット補正値として採用することがしばしば行われている(例えば、特許文献1から特許文献3等参照)。
 ところで、近年では、内部給電手段としてバッテリを内蔵し、ケーブルレスで駆動する可搬型の放射線画像検出器も開発されている。
 また、バッテリを内蔵し、ベッドサイド等におけるポータブル撮影をはじめとするケーブルレスでの自由度の高い撮影を可能とするとともに、撮影室等においては、ケーブルを接続して外部より電力を供給し、バッテリの寿命を気にすることなく、撮影を継続することのできる可搬型(カセッテ型)の放射線画像検出器(例えば、特許文献4等参照)や、放射線画像検出器を単体で使用する場合には、内蔵バッテリで電力供給行い、当該放射線画像検出器がブッキー装置に装填されると、ブッキー装置から電力供給を受けるように構成された可搬型の放射線画像検出器も提案されている(例えば、特許文献5等参照)。
 そして、外部電源から電力を供給してバッテリを充電する際には、一般に外部電源から大容量の電力を一度に供給して高速で充電し、充電時間を短くすることが行われている。
米国特許第5452338号明細書 米国特許第6222901号明細書 米国特許第7041955号明細書 特開2003-172783号公報 特開2000-347330号公報
 しかしながら、実写画像データやダーク読取値を取得するために信号を読取っている最中に、バッテリの充電のために外部電源から大容量の電力が供給されると、信号にノイズが重畳し、実写画像データや、ダーク読取値に著しい影響を及ぼしてしまう。
 このように信号にノイズが重畳すると、高画質の実写画像データを得ることができず、また、ノイズが重畳したダーク読取値を用いてオフセット補正値を算出すると、オフセット補正値の精度が低下する。
 また、ケーブルレスで用いられる放射線画像検出器では、取得した実写画像データやダーク読取値(又はこれに基づいて算出されたオフセット補正値)を無線方式でコンソール等の外部装置に送信する。しかし、この送信を行っている途中でバッテリの充電のために外部電源から大容量の電力が供給されると、送信中の信号にノイズが重畳し、実写画像データや、ダーク読取値に影響を及ぼすとの問題もある。
 本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、充電可能な内部給電手段を備える放射線画像検出器において、外部電源から電力を供給して内部給電手段の充電を行う場合にも、実写画像データ等の信号がノイズの影響を受けるのを防止することのできる放射線画像検出器を提供することを目的とする。
 上記課題を解決するため、本発明は、
 画素単位に電気信号を取り出し可能に構成された複数の放射線検出素子が二次元状に配置された検出手段、前記検出手段によって取得された信号を読み取る読取手段、演算手段を含む画像データ生成手段と、
 前記画像データ生成手段により生成された画像データを外部に送信する通信手段と、
 前記検出手段及び前記読取手段を含む各機能部に対して電力を供給する充電可能な内部給電手段と、
 外部電源から供給される電力を受電して前記内部給電手段を充電可能とする外部給電端子と、
 前記外部給電端子を介して外部電源から受電した電力の前記内部給電手段に対する供給を制御する給電制御手段と、
 を備え、
 前記給電制御手段は、前記外部給電端子が前記外部電源から電力を受電したと検知したとき、前記各機能部の稼動状態を判断し、前記外部給電端子を介して前記外部電源から受電した電力の前記内部給電手段に対する供給を、この各機能部の稼動状態に応じて制御することを特徴としている。
 本発明によれば、外部給電端子が外部電源から電力を受電したときに、給電制御手段が各機能部の稼動状態を判断し、この各機能部の稼動状態に応じて外部電源から受電した電力の内部給電手段に対する供給を制御する。
 このため、例えば、外部電源から大容量の電力が供給されたときに、ノイズの影響を受けやすい機能部が稼動しているときは、外部電源から内部給電手段に対する電力供給を行わないようにすること等が可能となり、実写画像データ等の信号がノイズの影響を受けるのを防止することができるとの効果を奏する。
放射線画像撮影システムの一実施形態のシステム構成を示す概略図である。 本実施形態におけるFPDカセッテを示す斜視図である。 図2に示すFPDカセッテのセンサパネル部及び読取部等の構成を示す等価回路図である。 図2に示すFPDカセッテの機能的構成及びバッテリを充電する給電回路を示す要部ブロック図である。 図1に示す放射線画像撮影システムに適用されるコンソールの機能的構成を示す要部ブロック図である。
 以下、図1から図5を参照しながら、本発明に係る放射線画像検出器の好適な一実施形態について説明する。ただし、本発明を適用可能な実施形態は図示例のものに限定されるものではない。
 放射線画像検出器は、例えば図1に示すような放射線画像撮影システム1内に配置されて、放射線画像データ(以下、単に「画像データ」と称する。)を取得するものである。
 本実施形態において放射線画像検出器は、いわゆるフラットパネルディテクタ(Flat Panel Detector:以下「FPD」という。)をカセッテ型(可搬型)に構成したカセッテ型のFPD2(以下「FPDカセッテ2」と称する。)である。
 本実施形態において、放射線画像撮影システム1は、このFPDカセッテ2と、FPDカセッテ2と通信可能なコンソール5とを備えている。
 図1に示すように、FPDカセッテ2は、例えば、放射線を照射して図示しない患者の一部である被写体(患者の撮影対象部位)の撮影を行う撮影室R1に設けられており、コンソール5は、この撮影室R1に対応して設けられている。
 なお、本実施形態においては、放射線画像撮影システム内に1つの撮影室R1が設けられており、撮影室R1内に3つのFPDカセッテ2が配置されている場合を例として説明するが、撮影室の数、各撮影室に設けられるFPDカセッテ2の数は図示例に限定されない。
 また、撮影室R1が複数ある場合に、コンソール5は各撮影室R1に対応して設けられていなくてもよく、複数の撮影室R1に対して1台のコンソール5が対応付けられていてもよい。
 撮影室R1内には、FPDカセッテ2を装填・保持可能なカセッテ保持部48を備えるブッキー装置3、被写体(患者Mの撮影対象部位)に放射線を照射するX線管球等の放射線源を備える放射線発生装置4が設けられている。カセッテ保持部48は、撮影時にFPDカセッテ2を装填するものである。なお、カセッテ保持部48は、ブッキー装置3に設けられているものに限定されず、例えば後述するバッテリ28の充電や有線による通信可能な端子部を備える図示しないクレードル等に備えられていてもよい。
 なお、図1には撮影室R1内に臥位撮影用のブッキー装置3aと立位撮影用のブッキー装置3bとがそれぞれ1つずつ設けられている場合を例示しているが、撮影室R1内に設けられるブッキー装置3の数は特に限定されない。また、本実施形態では、各ブッキー装置3に対応して1つずつ放射線発生装置4が設けられている構成を例示しているが、例えば、撮影室R1内に放射線発生装置4を1つ備え、複数のブッキー装置3に対して1つの放射線発生装置4が対応し、適宜位置を移動させたり、放射線照射方向を変更する等して使用するようになっていてもよい。
 また、撮影室R1は、放射線を遮蔽する室であり、無線通信用の電波も遮断されるため、撮影室R1内には、FPDカセッテ2とコンソール5等の外部装置とが通信する際にこれらの通信を中継する無線アクセスポイント(基地局)6等が設けられている。
 また、本実施形態では、撮影室R1に隣接して前室R2が設けられている。前室R2には、放射線技師や医師等(以下「操作者」と称する。)が被写体に放射線を照射する放射線発生装置4の管電圧、管電流、照射野絞り等の制御を行ったり、ブッキー装置3の操作等を行う操作装置7が配置されている。
 操作装置7にはコンソール5から放射線発生装置4の放射線照射条件を制御する制御信号が送信されるようになっており、放射線発生装置4の放射線照射条件は、操作装置7に送信されたコンソール5からの制御信号に応じて設定される。放射線照射条件としては、例えば、曝射開始/終了タイミング、放射線管電流の値、放射線管電圧の値、フィルタ種等がある。
 放射線発生装置4には、操作装置7から放射線の曝射を指示する曝射指示信号が送信されるようになっており、放射線発生装置4は、曝射指示信号に従って所定の放射線を所定時間、所定のタイミングで照射するようになっている。
 本実施形態では、後述するように曝射指示信号の送信後実際に放射線の照射が開始されるまでの間にFPDカセッテ2においてダーク読取が行われるように連携制御される。放射線発生装置4は、曝射指示信号の受信後、このダーク読取に必要な時間を経過した後に放射線を照射する。
 なお、曝射指示信号が送信されてからどの程度の時間経過後に実際の曝射を行うか及び放射線をどの程度の時間照射するか等は、予め撮影部位等に応じて規定されており、放射線発生装置4は、これに基づいて放射線の照射を行う。
 また、ダーク読取の終了後に曝射指示信号が放射線発生装置4に送信される構成としてもよい。
 図2は、本実施形態におけるFPDカセッテ2の斜視図である。
 FPDカセッテ2は、図2に示すように、内部を保護する筐体21を備えている。なお、図2では、筐体21がフロント部材21aとバック部材21bとで形成されている場合が示されているが、その形状、構成は特に限定されず、この他にも、筐体21を筒状のモノコック状に形成することも可能である。
 FPDカセッテ2は、その厚さやサイズが図示しないCRカセッテの場合と同様であって、CRカセッテ用に設置されている各種ブッキー装置3等に装填して使用可能であることが好ましい。具体的には、CRカセッテと同様に、従来のスクリーン/フィルム用のカセッテにおける規格であるJIS Z 4905(対応する国際規格はIEC 60406)に準拠する寸法で構成されていることが好ましく、この場合、FPDカセッテ2の放射線入射方向の厚さは15mm+1mm~15mm-2mmの範囲内に形成される。このようにCRカセッテとの互換性を有することにより、FPDカセッテ2を用いた撮影にも既存の設備をそのまま利用することができ、便宜である。なお、FPDカセッテ2の厚みはここに示したものに限定されない。
 また、FPDカセッテ2としては、例えば、8インチ×10インチ、10インチ×12インチ、11インチ×14インチ、14インチ×14インチ、14インチ×17インチ、17インチ×17インチ等のサイズのものが用意されているが、サイズはここに挙げたものに限定されない。
 図2に示すように、本実施形態において、FPDカセッテ2の側面部分には、電源スイッチ22、インジケータ25、コネクタ部26等が配置されている。
 電源スイッチ22は、FPDカセッテ2の電源のON/OFFを切り替えるものであり、電源スイッチ22を操作することにより、後述するバッテリ28(図4参照)によるFPDカセッテ2の各機能部に対する電力供給の開始及び停止を指示する信号が後述するカセッテ制御部30(図3及び図4参照)に出力される。FPDカセッテ2を撮影に使用しないときには、電源をOFF(すなわち、バッテリ28による各機能部に対する電力供給を停止)にしておくことにより、バッテリ28の消費を抑えることができる。
 インジケータ25は、例えばLED等で構成されバッテリ28の充電残量や各種の操作状況等を表示するものである。
 インジケータ25は、例えばFPDカセッテ2が実写画像データを生成中の場合、ダーク読取を行っている場合、外部機器に対して画像データを送信中の場合等に、点滅等によってその旨を報知するようになっている。また、コネクタ部26にケーブル49等が接続されて充電可能状態となったときに、その旨を点滅等により報知してもよい。
 コネクタ部26は、外部電源PW(図4参照)と接続されるケーブル49を接続可能となっている。コネクタ部26には、外部電源PWから供給される電力を受電してバッテリ28に電力を供給するための外部給電端子27(図4参照)が接続されており、コネクタ部26にケーブル49が接続されることによりバッテリ28の充電が可能となる。
 なお、コネクタ部26を介して外部給電端子27にケーブル49が接続されることによりFPDカセッテ2の各機能部に対して直接外部電源PWから給電が行われるようにしてもよい。
 また、FPDカセッテ2の側面部分には、筐体21内に内蔵されたバッテリ28の交換のために開閉される蓋部材47が設けられており、蓋部材47の側面部には、FPDカセッテ2が無線アクセスポイント6を介して外部と無線方式で情報の送受信を行うためのアンテナ装置46が埋め込まれている。
 筐体21の放射線入射面X(図2参照)の内側には、照射された放射線を光に変換するシンチレータにより構成される図示しないシンチレータ層が形成されている。シンチレータ層は、例えばCsI:TlやGdS:Tb、ZnS:Ag等の母体内に発光中心物質が付活された蛍光体を用いて形成されたものを用いることができる。
 シンチレータ層の放射線が入射する側の面とは反対側の面側には、シンチレータ層から出力された光を電気信号に変換する複数の光電変換素子23(図3参照)が2次元状に複数配列された検出手段としてのセンサパネル部24が設けられている。光電変換素子23は、例えばフォトダイオード等であり、シンチレータと共に、被写体を透過した放射線を電気信号に変換する放射線検出素子を構成する。なお、放射線検出素子の構成は光電変換素子とシンチレータとの構成に限定されない。
 また、本実施形態においては、カセッテ制御部30、走査駆動回路32、信号読出し部33等により、このセンサパネル部24の各光電変換素子23の出力値を読み取る読取手段である読取部45(図3参照)が構成されている。
 センサパネル部24及び読取部45の構成について、図3の等価回路図を参照しつつ、さらに説明する。
 図3に示すように、センサパネル部24の各光電変換素子23の一方の電極にはそれぞれ信号読出し用のスイッチ素子であるTFT41のソース電極が接続されている。また、各光電変換素子23の他方の電極にはバイアス線Lbが接続されており、バイアス線Lbはバイアス電源36に接続されていて、バイアス電源36から各光電変換素子23にバイアス電圧が印加されるようになっている。
 各TFT41のゲート電極はそれぞれ走査駆動回路32から延びる走査線Llに接続されており、各TFT41のドレイン電極はそれぞれ信号線Lrに接続されている。各信号線Lrは、それぞれ信号読出し回路40内の増幅回路37に接続されており、各増幅回路37の出力線はそれぞれサンプルホールド回路38を経てアナログマルチプレクサ39に接続されている。また、アナログマルチプレクサ39にはA/D変換器42が接続されており、A/D変換器42により信号がアナログ信号からデジタル信号に変換され、変換後の信号は画像データメモリ43に記憶される。画像データメモリ43は、伝送回路44を介してカセッテ制御部30に接続されている。本実施形態では、増幅回路37、サンプルホールド回路38、アナログマルチプレクサ39を備える信号読出し回路40と、A/D変換器42と、画像データメモリ43と、伝送回路44とにより信号読出し部33が構成されている。
 画像データメモリ43に記憶されたデジタル画像信号は、適宜カセッテ制御部30に送信されるようになっている。カセッテ制御部30には、記憶部31が接続されている。カセッテ制御部30は、送信されたデジタル画像信号を画像データとして記憶部31に記憶させる。
 ここで、放射線画像撮影時とダーク読取時における電気信号の流れ等について説明する。
 被写体を撮影する通常の放射線画像撮影においては、被写体を透過した放射線がシンチレータ層に入射すると、シンチレータ層からセンサパネル部24に光が照射され、光の照射を受けた量に応じて、光電変換素子23の特性が変化する。
 そして、放射線画像撮影を終了し、放射線画像検出器1から実写画像データを電気信号として読み出す際には、走査線LlからTFT41のゲート電極に読み出し電圧を印加して各TFT41のゲートを開き、光電変換素子23からTFT41を介して電気信号を信号値として信号線Lrに取り出す。そして、信号値は増幅回路37で増幅される等して、アナログマルチプレクサ39から順次A/D変換器42に送られる。そしてデジタル信号に変換された信号は各光電変換素子23(すなわち画素)ごとに画像データメモリ43に記憶される。画像データメモリ43に記憶された信号は、伝送回路44を介して適宜カセッテ制御部30に送信され、実写画像データとして記憶部31に記憶される。
 そして、TFT41に読み出し電圧を印加する走査線Llを順次走査して上記の読出し処理を走査線Llごとに行うことで、センサパネル部24の全光電変換素子23から電気信号をそれぞれ読み出していくことにより、1回の放射線画像撮影において、各光電変換素子23でそれぞれ検出され増幅される等により得られた実写画像データが、各光電変換素子23(すなわち各画素)ごとのデータとして記憶部31に記憶される。
 それに対し、ダーク読取においては、FPDカセッテ2の全ての光電変換素子23を一旦リセットして電荷を放出させた後、各TFT41のゲートを閉じて、FPDカセッテ2を放射線が照射されない状態で放置する。
 そして、所定時間経過後、走査線LlからTFT41のゲート電極に読み出し電圧を印加して各TFT41のゲートを開いて、各光電変換素子23に溜まった電荷を信号線Lrに取り出し、放射線画像撮影時と同様に、電荷を増幅回路37で増幅する等してアナログマルチプレクサ39を介して順次A/D変換器42に送る。A/D変換器42においてデジタル信号に変換された信号は各光電変換素子23(すなわち画素)ごとに画像データメモリ43に記憶される。なお、このように、放射線が曝射されない状態において、各光電変換素子23から出力された電荷を増幅する等して得られた出力値(ダーク画像データ)を、以下「ダーク読取値」と称する。画像データメモリ43に記憶されたダーク読取値は、伝送回路44を介して適宜カセッテ制御部30に送信され、各光電変換素子23のダーク読取値として記憶部31に記憶される。
 そして、TFT41に読み出し電圧を印加する走査線Llを順次走査して上記の読出し処理を走査線Llごとに行うことで、センサパネル部24の全光電変換素子23から電気信号をそれぞれ読み出していくことにより、全ての光電変換素子23についてダーク読取値が取得され、取得されたダーク読取値が、各光電変換素子23(すなわち各画素)ごとのデータとして記憶部31に記憶される。
 本実施形態では、各撮影の直前、すなわち操作装置7から放射線発生装置4に対して曝射指示信号が送信されたときに、FPDカセッテ2において複数回のダーク読取が行われるようになっている。そして、1つの光電変換素子23から各回のダーク読取ごとにダーク読取値が出力され、カセッテ制御部30は、この複数回のダーク読取値(出力値)の平均値を算出する。この平均値の算出が全ての光電変換素子23について行われ、この平均値はオフセット補正値として記憶部31に記憶されるようになっている。
 なお、オフセット補正値を生成するために何回のダーク読取を行うかの基準回数は特に規定されない。例えば、ダーク読取を1回行うことによりオフセット補正値を生成してもよい。この場合には、ダーク読取値の平均値を算出する処理は必要なく、当該1回のダーク読取におけるダーク読取値がオフセット補正値となる。
 ダーク読取の回数が多いほど、ノイズ重畳影響の少ない、安定したオフセット補正値を算出することができるが、その分オフセット補正値を取得するまでに時間を要することとなるし、バッテリ28を消耗することにもなる。なお、本実施形態においては、各撮影の直前に5回のダーク読取を行ってオフセット補正値を算出する場合を例として以下説明する。
 また、本実施形態では、ダーク読取中でも後述するバッテリ28(図4参照)の充電を行うようになっており、カセッテ制御部30は、ダーク読取中にコネクタ部26にケーブル等が接続されたことを検知すると、ダーク読取の回数を所定の基準回数(本実施形態では5回)よりも1回多くするようにセンサパネル部24及び読取部45を制御するようになっている。なお、ダーク読取の回数を所定の基準回数よりも何回多くするかは特に限定されず、2回以上多くするようにしてもよい。
 なお、ダーク読取を行っている最中にコネクタ部26にケーブル49が接続されて、ON/OFFスイッチSW(図4参照)をONとすると、その瞬間に外部電源PWからバッテリ28に大容量の電力が供給される。このためON/OFFスイッチSWをONとした瞬間に行われたダーク読取において得られたダーク読取値には最も多くノイズが重畳するおそれがある。したがって、カセッテ制御部30は、ON/OFFスイッチSWをONとした際に行われたダーク読取において読取られたダーク読取値を破棄し、これを除いて基準回数+1回のダーク読取を行い、この平均値をオフセット補正値とすることが好ましい。
 図4は、FPDカセッテ2の機能的構成及びFPDカセッテ2のバッテリ28を充電する給電回路を示す要部ブロック図である。
 図4に示すように、FPDカセッテ2は、カセッテ制御部30、記憶部31、走査駆動回路32、信号読出し回路40を備える信号読出し部33、計時手段34、通信部35、バイアス電源36、外部給電端子27、バッテリ28等を備えている。
 カセッテ制御部30は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random・Access Memory)等を備えるコンピュータであり、画像データの生成やオフセット補正値の算出を行う演算手段である。
 ROMには、実写画像データ生成処理、オフセット補正値生成処理等、FPDカセッテ2において各種の処理を行うためのプログラム、各種の制御プログラムやパラメータ等が記憶されている。
 カセッテ制御部30は、ROMに格納された所定のプログラムを読み出してRAMの作業領域に展開し、当該プログラムに従ってCPUが各種処理を実行するようになっている。
 なお、本実施形態においては、演算手段であるカセッテ制御部30を含む読取部45及びセンサパネル部24により画像データ生成手段が構成される。
 記憶部31は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等で構成されており、記憶部31には、読取部45(図4参照)により生成される実写画像データ(被写体を透過した放射線に基づく画像データ)や、ダーク読取値(放射線を照射しない状態で取得された画像データ)、オフセット補正値等が記憶されるようになっている。
 なお、記憶部31は内蔵型のメモリでもよいし、メモリカード等の着脱可能なメモリでもよい。また、その容量は特に限定されないが、複数枚分の画像データを保存可能な容量を有することが好ましい。このような記憶手段を備えることによって、被写体に対して連続して放射線を照射し、その度ごとに画像データを記録し蓄積していくことができ、連続撮影や動画撮影を行うことが可能となる。
 計時手段34は、操作装置7から曝射指示信号が送信されてからの経過時間を計時するものである。計時手段34は、曝射指示信号が送信されてからの経過時間の情報を、カセッテ制御部30に出力するようになっている。なお、計時手段34は、カセッテ制御部30内でソフト的に実現されるものであってもよい。
 通信部35は、アンテナ装置46と接続されており、カセッテ制御部30の制御に従って、コンソール5等の外部装置との間で各種信号の送受信を行う通信手段である。通信部35は、無線アクセスポイント6を介して無線方式でコンソール5等の外部装置との通信を行う。
 本実施形態において、通信部35は、読取部45によって読み取られた画像信号に基づく画像データ(実写画像データ又はダーク読取により得られたデータ)を外部機器であるコンソール5に送信するとともにコンソール5等から撮影オーダ情報を受信する。
 また、FPDカセッテ2は、FPDカセッテ2の各機能部に電力を供給する内部給電手段として、バッテリ28を備えている。
 バッテリ28としては、例えばニッカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、小型シール鉛電池、鉛蓄電池、電気二重層コンデンサ等の充電自在な電池を適用することができる。
 外部給電端子27は、コネクタ部26と接続されており、コネクタ部26に外部電源PWと接続されるケーブル49が接続されることにより、コネクタ部26を介して外部給電端子27にケーブル49が接続される。外部給電端子27は、コネクタ部26にケーブル49が接続されると、外部電源PWから供給される電力を受電してバッテリ28に電力を供給可能となる。
 図4に示すように、外部給電端子27からバッテリ28までの間の給電回路C上には、外部電源PWからバッテリ28に対する電力供給のON/OFFを切り替えるON/OFFスイッチSWが設けられており、カセッテ制御部30がこのON/OFFスイッチSWを制御することにより、外部給電端子27からバッテリ28に対する電力供給を制御することができるようになっている。本実施形態において、カセッテ制御部30は、この外部電源PWからバッテリ28に対する電力供給を制御する給電制御手段として機能する。
 ここで、カセッテ制御部30による外部電源PWからバッテリ28に対する電力供給の制御について説明する。
 本実施形態では、コネクタ部26にケーブル49が接続されると、カセッテ制御部30はこれを検知するようになっている。そして、カセッテ制御部30は、外部給電端子27が外部電源PWから電力を受電したと検知すると、各機能部の稼動状態を判断して、外部給電端子27を介して外部電源PWから受電した電力のバッテリ28に対する供給を、この各機能部の稼動状態に応じて制御する。
 すなわち、例えば、コネクタ部26にケーブル49が接続され外部電源PWからの給電が可能な状態になると、カセッテ制御部30は、センサパネル部24と読取部45とにおいて実写画像データの読取り処理が行われているか否かを判断し、読取り処理が行われている間は、ON/OFFスイッチSWをOFFとするように制御信号S1を出力する。これにより、外部給電端子27からバッテリ28に対する電力供給が停止し、バッテリ28の充電が行われないように電力供給が制御される。
 具体的には、前述のように、放射線発生装置4は曝射指示信号が送信されてから所定の時間経過後に所定の時間放射線を照射するようになっており、カセッテ制御部30は、計時手段34から出力される経過時間から放射線が照射されているか否かを判断する。そして、放射線発生装置4から放射線が照射されている時間及び照射後画像信号の読取りに必要な一定時間内はON/OFFスイッチSWをOFFとするように制御を行う。
 なお、曝射指示信号が送信されてからどの程度の時間経過後に実際の曝射が行われるか、放射線をどの程度の時間照射するか、及び放射線の照射終了からどの程度の時間が画像信号の読取りに必要な一定時間であるかは予め撮影部位等に応じて規定されている。カセッテ制御部30は、撮影オーダ情報等に基づいて撮影ごとにこれらの時間を判断し、ON/OFFスイッチSWの制御を行うようになっている。なお、放射線を検出する検出手段をFPDカセッテ2に設けて、放射線の照射の開始と終了についてはこの検出手段の検出結果に基づいて判断するようにしてもよい。
 カセッテ制御部30は、センサパネル部24及び読取部45においてダーク読取が行われていると判断した場合には、ON/OFFスイッチSWをONとするように制御信号S1を出力する。これにより、外部給電端子27からバッテリ28に対して電力が供給され、バッテリ28の充電が行われる。
 なお、この場合、ON/OFFスイッチSWをONとして、外部電源PWからの大容量の電力がバッテリ28に供給された瞬間に多くのノイズが生じる。このため、前述のように、ON/OFFスイッチSWをONとした瞬間に行われたダーク読取において得られたダーク読取値は破棄することが好ましい。
 また、カセッテ制御部30は、通信部35の稼動状態を判断し、通信部35が画像データ(実写画像データ又はダーク読取により得られたデータ)の送信中であれば、ON/OFFスイッチSWをOFFとするように制御信号S1を出力する。これにより、外部給電端子27からバッテリ28に対する電力供給が停止し、バッテリ28の充電が行われないように電力供給が制御される。
 なお、画像データの送信中にバッテリ28の容量が不足した場合には、カセッテ制御部30は、一旦画像データの送信を中止して、ON/OFFスイッチSWをONとするように制御信号S1を出力する。これにより、外部給電端子27からバッテリ28に対して電力が供給され、バッテリ28の充電が行われる。そして、バッテリ28の充電完了後、記憶部31に記憶されている当該画像データをコンソール5に対して再送する。
 コンソール5は、図5に示すように、CPU(Central Processing Unit)等で構成される制御部51、記憶部52、入力部53、表示部54、通信部55、ネットワーク通信部56、等を備えて構成されており、各部はバス57により接続されている。
 記憶部52は、図示しないROM(read only memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成されている。
 ROMは、例えばHDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリ等で構成されており、ROMには、患部を検出するための自動部位認識に基づく階調処理・周波数処理等の画像処理を行うためのプログラム等、各種のプログラムが記憶されているほか、撮影画像の画像データを診断に適した画質に調整するための画像処理パラメータ(階調処理に用いる階調曲線を定義したルックアップテーブル、周波数処理の強調度等)等が記憶されている。
 RAMは、制御部51により実行制御される各種処理において、ROMから読み出されて制御部51で実行可能な各種プログラム、入力若しくは出力データ、及びパラメータ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
 本実施形態では、記憶部52は、患者情報、撮影オーダ情報等を記憶している。また、記憶部52は、FPDカセッテ2から送信された実写画像データやこれに付帯する情報等を一時的に記憶するようになっている。
 制御部51は、ROMに記憶されているシステムプログラムや処理プログラム等の各種プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行するコンソール5の制御手段である。
 制御部51は、FPDカセッテ2から送られた実写画像データに基づく画像を表示する表示するように表示部54の表示を制御する表示制御手段である。
 また、制御部51は、被写体を提供する患者の患者情報、撮影オーダ情報を取得するとともに、取得した患者情報・撮影オーダ情報とFPDカセッテ2で生成されコンソール5に送信された画像データとを対応付ける対応付け手段として機能する。なお、撮影オーダ情報等は、入力部53から入力され記憶部52等に記憶されているものであってもよいし、HIS/RIS8等から予め登録されている被写体情報(撮影オーダ情報)を取得するようになっていてもよい。
 さらに、制御部51は、FPDカセッテ2から送信された実写画像データについてオフセット補正値を用いてオフセット補正を行う。
 また、制御部51は、同様に、HIS/RIS等に記憶されているFPDカセッテごとのゲイン補正値の中から、カセッテIDに基づいて、撮影に用いられたFPDカセッテに対応するゲイン補正値を抽出し、抽出されたゲイン補正値を用いてゲイン補正を行う。
 さらに、制御部51は、このオフセット補正・ゲイン補正後の実写画像データに対して、撮影部位に応じた階調処理・周波数処理等の画像処理を行い、診断用の確定画像データを生成する。
 入力部53は、文字入力キー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号とマウスによる操作信号とを、入力信号として制御部51に出力する。
 表示部54は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等のモニタを備えて構成されており、制御部51から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
 通信部55は、無線アクセスポイント6を介してFPDカセッテ2等との間で無線方式により情報の送受信を行うものである。
 ネットワーク通信部56は、ネットワークインターフェース等により構成され、スイッチングハブを介してネットワークNに接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。
 本実施形態において、ネットワークNを介してコンソール5のネットワーク通信部56と接続される外部装置としては、HIS/RIS8、PACSサーバ9、イメージャ10等があるが、ネットワークNに接続される外部装置はここに例示したものに限定されない。
 HIS/RIS8は、撮影に関する被写体の撮影オーダ情報をコンソール5に提供する。撮影オーダ情報は、例えば検査対象を提供する患者の氏名等の患者情報や、撮影部位、撮影方法、撮影に使用するブッキー装置3の種類(臥位用のブッキー装置3aか立位用のブッキー装置3bか等)等の撮影予約に関する情報等を含んでいる。なお、撮影オーダ情報はここに例示したものに限定されず、これ以外の情報を含んでいてもよいし、上記に例示した情報のうちの一部でもよい。
 また、本実施形態において、HIS/RIS8は、FPDカセッテ2ごとに予め定められているゲイン補正値等を、各FPDカセッテ2のカセッテIDと対応付けて記憶する記憶手段である。なお、オフセット補正値やゲイン補正値を記憶する記憶手段は、HIS/RIS8に限定されない。
 PACSサーバ9は、コンソール5から出力された診断用の確定画像データを保存するものである。
 また、イメージャ10は、コンソール5から出力された確定画像データに基づいて放射線画像をフィルムなどの画像記録媒体に記録し、出力する。
 次に、本実施形態におけるFPDカセッテ2の作用について説明する。
 コネクタ部26にケーブル49が接続されると、カセッテ制御部30は、計時手段34から出力される情報や撮影オーダ情報等に基づいてセンサパネル部24及び読取部45において実写画像データの読取り処理が行われているか否か、及び通信部35からコンソール5に対して画像データを送信中であるか否かを判断する。
 そして、実写画像データの読取り処理中である場合又は画像データ(実写画像データ又はダーク読取により得られたデータ)を送信中である場合には、ON/OFFスイッチSWをOFFとして、バッテリ28の充電を行わないようにする。そして、実写画像データの読取り処理の終了後、すなわち、放射線の照射が終了してから読取り処理に必要な所定時間を経過した後、又は画像データの送信終了後に、ON/OFFスイッチSWをONとして外部電源PWからバッテリ28に対して電力を供給し、バッテリ28の充電を行う。
 なお、画像データの送信中にバッテリ28の容量が不足となった場合には、送信処理を中止してバッテリ28の充電を行った後、記憶部31に記憶されている画像データをコンソール5に再送する。コンソール5の制御部51は、画像データの受信を完了すると、その旨の信号をFPDカセッテ2に送信するようになっている。カセッテ制御部30は、コンソール5の制御部51から画像データの受信を完了した旨の信号を受信すると、記憶部31に記憶されている当該画像データを削除する。
 他方、実写画像データの読取り処理中でも画像データの送信中でもない場合には、ON/OFFスイッチSWをONとして外部電源PWからバッテリ28に対して電力を供給し、バッテリ28の充電を行う。ただし、このとき、ダーク読取中である場合には、カセッテ制御部30は、ダーク読取を所定回数よりも1回多く行うようにセンサパネル部24及び読取部45を制御する。
 なお、前述のように、ダーク読取の最中にコネクタ部26にケーブル49が接続され、外部電源PWから大容量の電力が供給されたときは、カセッテ制御部30は、ON/OFFスイッチSWをONとした際に読取られたダーク読取値を破棄し、これを除いて基準回数+1回のダーク読取を行い、この平均値をオフセット補正値とすることが好ましい。
 以上のように、本実施形態によれば、実写画像データの読取り処理中にはバッテリ28の充電を行わず、また、ダーク読取中である場合にはバッテリ28の充電は行うがダーク読取の回数を所定の基準回数より1回多くする。
 外部電源PWからバッテリ28に電力を供給し、バッテリ28の充電を行うと、充電中は外部電源PWから大容量の電力が供給されるため、これと同時に信号の読取り処理を行っている場合には、この信号にノイズが重畳してしまう。この点、本実施形態では、実写画像データにノイズが重畳することを回避できるため、高画質の画像を得ることができる。また、ダーク読取中にバッテリ28の充電が行われると、ダーク読取値にノイズが重畳するが、ダーク読取の回数を増やして値を平均化することにより、ノイズの影響を緩和することができる。これにより、充電を行いつつ適切なオフセット補正値を算出することができる。
 また、本実施形態では、FPDカセッテ2の通信部35からコンソール5に画像データを送信しているときにも、これと同時にバッテリ28の充電を行うと、信号にノイズが重畳してしまう。この点、本実施形態では、FPDカセッテ2の通信部35からコンソール5に画像データを送信している際にはバッテリ28の充電を行わない。このため、外部電源PWからの電力供給に起因するノイズが送信中の画像データに影響を与えるのを回避することができる。
 なお、本実施形態では、実写画像データの読取り処理中又は通信部35からコンソール5に画像データを送信中である場合にはバッテリ28の充電を行わず、また、ダーク読取中である場合にはバッテリ28の充電は行うがダーク読取の回数を所定の基準回数より1回多くするようにしたが、外部電源PWからバッテリ28に対する電力供給の制御の仕方はこれに限定されない。
 例えば、実写画像データの読取り処理中又はダーク読取中である場合には、カセッテ制御部30は画像データ生成手段が稼働中であると判断し、バッテリ28に対して外部電源PWから受電した電力を所定容量に制限して供給するようにし、実写画像データの読取り処理中又はダーク読取中でない場合には、カセッテ制御部30は画像データ生成手段が稼働していないと判断し、バッテリ28に対して外部電源PWから受電した電力を容量制限せずに供給するようにバッテリ28に対する電力供給を制御するようにしてもよい。
 また、同様に、通信部35からコンソール5に画像データを送信中には、カセッテ制御部30は、バッテリ28に対して外部電源PWから受電した電力を所定容量に制限して供給するようにし、通信部35から画像データを送信していない場合には、カセッテ制御部30は、バッテリ28に対して外部電源PWから受電した電力を容量制限せずに供給するようにバッテリ28に対する電力供給を制御するようにしてもよい。
 なお、ここで、所定容量の電力とは各機能部を稼動させるために必要な電力量+αの電力である。このように電力の容量を制限して充電を行う場合、バッテリ28の充電完了までに時間を要することとなるが、ノイズの発生を抑制することができ、画像データ等に影響を及ぼすことなくバッテリ28の充電を行うことができる。
 また、カセッテ制御部30が画像データ生成手段が稼働中であると判断した場合に、バッテリ28の充電を行わないようにしたり、外部電源PWからの電力を所定容量に制限して供給したりするとした場合、どのような場合にカセッテ制御部30が画像データ生成手段が稼働中であると判断するかは、予め定めておくことができる。
 例えば、実写画像データの読取り処理中(すなわち、実写画像データの生成中)又はダーク読取中であれば、画像データ生成手段が稼働中であると判断することとしてもよい。
 また、画像データ生成手段により一の撮影に係る一連の処理が行われているときは、カセッテ制御部30は、画像データ生成手段が稼働中であると判断することとしてもよい。この場合には、例えば曝射指示信号が送信されてダーク読取が行われ、その後放射線が曝射されて実写画像データが生成されると一の撮影に係る一連の処理が終了したとされる。なお、曝射指示信号が送信されてから放射線が曝射されて実写画像データが生成された後にダーク読取を行い、一の撮影に係る一連の処理が終了したとされてもよい。
 また、同一患者に係る撮影オーダ情報に対応する撮影が行われている間は、カセッテ制御部30は、画像データ生成手段が稼働中であると判断することとしてもよい。
 このように、画像データ生成手段により一の撮影に係る一連の処理が行われているとき又は同一患者に係る撮影オーダ情報に対応する撮影が行われている間を画像データ生成手段が稼働中であると判断することにより、信号にノイズが重畳するおそれをより確実に排除することができる。
 また、FPDカセッテ2においてゲイン補正を行う場合には、カセッテ制御部30は、このゲイン補正時(すなわち、ゲインキャリブレーション時)にも画像データ生成手段が稼働中であると判断することとしてもよい。
 また、本実施形態では、FPDカセッテ2が計時手段を備え、この計時手段34により曝射指示信号が送信されてからの経過時間を計時し、読取り処理中か否かを判断して、ON/OFFスイッチSWの制御を行うようにしたが、読取り処理中か否かを判断する手法はこれに限定されない。例えば、曝射指示信号が送信されてからの経過時間をコンソール5からFPDカセッテ2に送信し、カセッテ制御部30は、これに基づいて読取り処理中か否かを判断してもよい。
 また、本実施形態では、FPDカセッテ2でオフセット補正値を生成した場合、これを画像データとともにコンソール5に送信して、コンソール5においてオフセット補正を行うようにしたが、FPDカセッテ2でオフセット補正値を生成した場合には、FPDカセッテのカセッテ制御部30において当該オフセット補正値を用いてオフセット補正を行い、補正後の画像データをコンソール5に送信するようにしてもよい。
 また、本実施形態では、FPDカセッテ2でダーク読取を行った場合に、カセッテ制御部30がダーク読取値の平均値を算出する等によりオフセット補正値を算出するオフセット補正値生成手段として機能する場合を例としたが、オフセット補正値はカセッテ制御部30において生成される場合に限定されない。例えば、FPDカセッテ2でダーク読取を行った場合には、当該ダーク読取によるダーク読取値(例えば5回のダーク読取による5回分のダーク読取値を加算したデータ)を実写画像データとともにコンソール5に送信し、コンソール5の制御部51により、当該ダーク読取値からオフセット補正値を算出(例えば5回分のダーク読取値の平均値を算出)してオフセット補正を行うように構成してもよい。
 また、本実施形態においては、前室R2に、操作装置7を備え、これとは別個に放射線画像撮影システム1全体の制御を行うコンソール5が設けられる構成としたが、各前室R2に操作装置7に代えてコンソール5を備える構成としてもよい。この場合、コンソール5は、放射線画像撮影システム1全体の制御を行うとともに、放射線発生装置4の制御や、ブッキー装置3の操作等も適宜行う。
 また、本実施形態においては、撮影オーダ情報は、コンソール5の制御部51が、記憶部52に予め保存してあるものを読み出したり、HIS/RIS8等に予め登録されている撮影オーダ情報をネットワークNを介して取得するものとしたが、撮影オーダ情報は、必ずしも放射線画像撮影前に作成されている必要はなく、放射線画像撮影後に、取得された画像データと対応付けるようにして撮影オーダ情報を作成するように構成することも可能である。
 また、本実施形態では、コネクタ部26に直接ケーブル49が接続される構成を例として説明したが、コネクタ部26にケーブル49が接続される構成はこれに限定されない。例えば、FPDカセッテ2をクレードル等に載置したり、ブッキー装置3に装填したりすると、外部電源PW等に接続されているケーブル49が、クレードルやブッキー装置3を介してFPDカセッテ2のコネクタ部26に間接的に接続される構成としてもよい。
 その他、本発明が本実施の形態に限定されず、適宜変更可能であることはいうまでもない。
 医療の分野において、診断用の放射線画像を得るための放射線画像検出器に利用可能性がある。
符号の説明
1 放射線画像撮影システム
2 FPDカセッテ(放射線画像検出器)
5 コンソール
7 操作装置
22 電源スイッチ
24 アンテナ装置
27 外部給電端子
28 バッテリ
30 カセッテ制御部
35 通信部
51 制御部
55 通信部
N ネットワーク
R1 撮影室
R2 前室

Claims (9)

  1.  画素単位に電気信号を取り出し可能に構成された複数の放射線検出素子が二次元状に配置された検出手段、前記検出手段によって取得された信号を読み取る読取手段、演算手段を含む画像データ生成手段と、
     前記画像データ生成手段により生成された画像データを外部に送信する通信手段と、
     前記検出手段及び前記読取手段を含む各機能部に対して電力を供給する充電可能な内部給電手段と、
     外部電源から供給される電力を受電して前記内部給電手段を充電可能とする外部給電端子と、
     前記外部給電端子を介して外部電源から受電した電力の前記内部給電手段に対する供給を制御する給電制御手段と、
     を備え、
     前記給電制御手段は、前記外部給電端子が前記外部電源から電力を受電したと検知したとき、前記各機能部の稼動状態を判断し、前記外部給電端子を介して前記外部電源から受電した電力の前記内部給電手段に対する供給を、この各機能部の稼動状態に応じて制御することを特徴とする放射線画像検出器。
  2.  前記画像データ生成手段により実写画像データの生成が行われているときには、前記給電制御手段は、前記外部電源から受電した電力の前記内部給電手段に対する供給を行わないように電力供給を制御することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像検出器。
  3.  前記通信手段により画像データを外部に送信しているときには、前記給電制御手段は、前記外部電源から受電した電力の前記内部給電手段に対する供給を行わないように電力供給を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の放射線画像検出器。
  4.  前記画像データ生成手段により放射線を照射しない状態で前記各放射線検出素子の出力値を読み取るダーク読取が行われているときには、前記給電制御手段は、前記外部電源から受電した電力の前記内部給電手段に対する供給を行うように電力供給を制御し、
     前記外部電源から受電した電力の前記内部給電手段に対する供給が行われるときには、前記画像データ生成手段は、ダーク読取を所定の基準回数よりも多く行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の放射線画像検出器。
  5.  前記給電制御手段は、前記画像データ生成手段が稼働中であるときは、前記外部電源から受電した電力を所定容量に制限して前記内部給電手段に対して供給し、前記画像データ生成手段が稼働していないときは、前記外部電源から受電した電力を容量制限せずに前記内部給電手段に対して供給するように、前記内部給電手段に対する電力供給を制御することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像検出器。
  6.  前記読取手段により前記検出手段によって取得された信号の読み取りが行われているときは、前記給電制御手段は、前記画像データ生成手段が稼働中であると判断することを特徴とする請求項5に記載の放射線画像検出器。
  7.  前記画像データ生成手段により一の撮影に係る一連の処理が行われているときは、前記給電制御手段は、前記画像データ生成手段が稼働中であると判断することを特徴とする請求項5に記載の放射線画像検出器。
  8.  前記通信手段は、外部から撮影オーダ情報を受信するようになっており、
     同一患者に係る前記撮影オーダ情報に対応する撮影が行われている間は、前記給電制御手段は、前記画像データ生成手段が稼働中であると判断することを特徴とする請求項5に記載の放射線画像検出器。
  9.  前記給電制御手段は、前記通信部が稼働中であるときは、前記外部電源から受電した電力を所定容量に制限して前記内部給電手段に対して供給し、前記通信部が稼働していないときは、前記外部電源から受電した電力を容量制限せずに前記内部給電手段に対して供給するように、前記内部給電手段に対する電力供給を制御することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像検出器。
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