WO2008068957A1 - 塗装用カートリッジ - Google Patents

Abstract

タンクベース(12)を取付部(13)とフィードチューブ(16)とにより形成し、フィードチューブ(16)には第1の塗料通路(17)を設ける。袋状タンク(19)は、円柱体からなる支持体(20)と、両端側が支持体(20)に固着された袋体(21)とにより形成し、内部に塗料収容室(22)を画成する。支持体(20)の前端部(20A)には第2の塗料通路(23)を設ける。さらに、袋体(21)を収容するタンク収容筒体(25)を有している。そして、支持体(20)の両端をタンクベース(12)の取付部(13)とタンク収容筒体(25)の間で挟持した状態で、袋状タンク(19)をタンク収容筒体(25)内に収容する。このとき、塗料収容室(22)は、第2の塗料通路(23)を介して第1の塗料通路(17)に連通する。

Description

装用力 卜 U ッジ 術分野

本発明は 例えば塗 に対し して取付けられ、 部に充填された塗料 に

けて供給する塗装用 卜 U ッジに関する明 田

背景技術

書

一般に、 自動車のボディ等の被塗物を塗装する塗壮 ¾κ ノ ステムは、 色替時に廃棄される塗料の量を削減でき 、 ま た多く の塗色に対応できる ことが望まれている。 れに 対応する塗装システムとしては、 各色毎の塗料が充填さ れた塗装用力 卜 リ ッジを 、 被塗物を塗装する度に交換 して取付ける構成となったカー ト リ ッジ式の塗装システ ムが知 られている (例えば 、 特許文献 1 ： 特開平 1 1 一

2 6 2 6 9 9号公報参照 )。

また、 上述した塗装システムに用いる塗装用力 ―卜 U ッジは、 塗装機に着脱可能に取付けられ、 筒状をした中 空なタ ンク と該夕ンクカゝら軸方向の前側に延ぴたフィ― ドチューブとからなるボディ と、 該ボディ のタンク内を 軸方向に移動可能に配置され、 その外周側に設けられた シール部材によ り該タンク内を塗料収容室と押出し液体 収容室とに画成するビス 卜 ンと、 前記塗料収容室からフ チューブ内を通って形成された塗料通路と 刖 Β己 押出し液体収容室に押出し液体の供給と排出を行う押出 し液体通路とによって大略構成されている。

一方、 特許文献 1 の塗装用カー ト リ ッジは、 タンク内 を塗料収容室と押出し液体収容室とに画成する可動隔壁 として、 前述したビス ト ン以外に蛇腹状のベローズを備 えたものも記載している。

よ 、 3¾用カー ト リ ッジには、 前述したピス ト ン ベローズの他に、 タンク内に風船を設ける構成としたち のがある （例えば、 特許文献 2 ： 特開平 8 — 2 2 9 4 4

6号公報参照）。 さ ら に、 タ ンク 内に伸縮自在な袋状の 膜体を設ける構成としたものもある （例えば、 特許文献

3 ： 実開平 9 一 4 1 号公報参照）。

これらの塗装用カー ト リ ッジのうち、 特許文献 1 に るものでは、 押出し液体収容室に押出し液体を供給する とによ り 、 ピス ト ンまたはべローズを変位させ、 塗料 収容室内の塗料を塗装機に向けて吐出する構成となつて いる

また、 特許文献 2 によるものでは、 風船内に空気を供 給して膨らませる こ とによ り 、 タンク内に充填された塗 料を塗装機に向けて吐出する。 さ らに、 特許文献 3では 作動流体によつて袋状の膜体を押圧し、 この膜体内の塗 料を塗装機に向け吐出する。

この他にも 、 塗装用カー ト リ ッジを、 基台に押出し用 液体収容室を画成する画成膜を取付けてなる画成膜ュ

V 卜 と、 該画成膜ュニッ トを収容する筒状のタンク本体 とによ り構成し、 タンク本体と画成膜ユニッ ト との間に 塗料収容室を形成したものがある。 このカー ト リ ッジで は 、 画成膜内に押出し液体を供給し、 塗料収容室内の塗 料を塗装機に向け吐出する ことができる （例えば、 特許 文献 4 ： 特開 2 0 0 6 — 1 8 7 7 3 2号公報参照）。

さ らに、 塗装用カー ト リ ッジを、 周囲が可撓なチュ ブとなって塗料を収容す.る塗料ユニッ ト と、 該塗料ュ ッ トを取付けるケース とによ り構成し、 この塗装用カー 卜 リ ッジのケ一スを塗装機の力一卜 リ ッジ収納室に揷入 する構成としたものがある この塗装用力一 卜 リ ッジで は 、 力一 卜 リ ッジ収納室とケ ―スとの間を液密に保持す る ことによ り 、 塗料ュ一ッ 卜の周囲に押出し液体収容室 を画成している 。 そして 、 塗装用力一卜 リ ツジは、 押出 し液体収容室に押出し液体を供給する しとによ り、 塗料 ュニッ 卜内の塗料をチュ一プを介して押圧し、 塗装機側 に吐出する こ とができる (例えば 、 特許文献 5 ： 特開 2

0 0 5 - 2 3 0 7 1 8号公報参照）。

ところで、 上述した特許文献 1 のビス ト ンを用いたも のは、 ポンプ内にビス ト ンを設ける構成としているから、 ピス 卜 ンが摺動するタンクの内面は高い寸法精度 、 滑ら かな仕上げ面に加工する必要がある上に、 液密性を維持 するために高価なシール部材を定期的に交換しなくては ならず 、 ィ二シヤ レコス 卜、 ランニングコス トが嵩 ruで しまう という問題がある。

また 、 夕ンクの内面でピス ト ン （シール部材） が摺動 するときには 、 塗料収容室内の塗料が僅かずつ押出し液 体収容至に漏れ出てしまい、 押出し液体の電気絶縁性を 低下させる。 このために、 押出し液体は定期的に交換し なくてはならず、 この点でもランニングコス トが嵩んで しまう という 問題がある。

一方 、 特許文献 1 のべローズを用いたもの、 特許文献

2 の風船を用いたもの、 特許文献 3 の膜体を用いたもの、 特許文献 4の画成膜を用いたものは、 いずれも膨張、 収 縮する とさに負荷が作用するから、 大量に塗料を充填し て大きく膨張させた場合や、 経年的な劣化によつて損傷 する虞があ り 、 比較的頻繁に交換しなく てはならない この 合、 ベローズ、 風船、 膜体および画成膜は、 タン ク、 基台側に一体的に取付けられているから 、 交換が非 常に困難で、 作業性が悪いという問題がある しかも、 ベ口 ―ズ、 風船、 膜体および画成膜は、 夕ンク内に収容 されて外部から 目視する ことができないために 、 塗装不 良が発生するまでは損傷を発見する こ とがでさないとい う 問題がある。

さ らに、 特許文献 5 の塗装用カー 卜 U ッ ジは 塗装を 行う に塗料ュニッ トを塗料が充填された新しいものと 交換する必要がある力ゝら、 塗装準備作業に時間を要して しまう という問題がある。 また、 特許文献 5 に るもの では 、 塗装機を構成する Λウジングにカー h U 、ソジ収納 室を形成し、 この力一 ト リ ッジ収納室の内面を利用して 押出し液体収容室を画成している。 このため、 塗料ュニ ッ 卜のチューブが破損した場合、 内部の塗料がカー ト リ ッジ収納室であるハウジング内面に付着してしまい、 ハ ウジングを洗浄するまで塗装機を使用できなく なるとい う 問題がある。 発明の開示

本発明は上述した従来技術の問題に みなされたもの で、 本発明の目的は、 袋状のタ ンクの構成を簡略化する と共に、 この袋状タンクをタンクべ一スに対して簡単な 作業で交換できるよう にした塗装用力一卜 U ッジを提供 する ことにある。

( 1 ) . 本発明による塗装用カー 卜 U ッ ジは 、 噴霧手 段に取付けられる取付部と該取付部から刖方に延びたフ ィ一ドチューブとによ り形成された夕ンクベ一スと、 刖 記フィ ー ドチューブ内を通って前記夕ンクベ一スに形成 された第 1 の塗料通路と、 前， 後方向に延びる支持体と 可撓性材料によって形成されて該支持体の外周に配置さ れた袋体とを備え、 該袋体の両端が支持体に液密に固着 されて該袋体の内部に塗料収容室が形成された袋状タン ク と、 該袋状タンクの支持体に形成され、 後側が前記塗 料収容室に開口 し、 前側が前記袋状タンク を前記タンク ベースに取付けたとき前記第 1 の塗料通路と連通する こ とができる第 2 の塗料通路と、 前側が開口部となると共 に、 後側に蓋部を有する有蓋筒体として形成され、 前記 袋状タンクの支持体の両端を前記タンクベースの取付部 と蓋部との間で挟持した状態で、 前記開口部が前記取付 部に着脱可能に取付けられるタンク収容筒体と、 前記袋 状タンクをタンク収容筒体内に収容すると共に該タンク 収容筒体をタンクベースの取付部に取付けた状態で、 該 袋状タンク とタンク収容筒体との間に画成される押出し 液体収容室と、 前記タンクベースに設けられ、 前記押出 し液体収容室に押出し液体の供給と排出を行う押出し液 体通路とによ り構成してなる。

のよう に構成したこ とによ り、 夕ンクベースの取付 部に対して袋状タ ンクの支持体の前端部を取付け、 第 2 の 料通路をタンクベースの第 1 の塗料通路に連通させ る また、 袋状タンクを収容するよう に夕ンク収容筒体 の開 □部を取付部に取付ける。 このときには、 袋状タン クの支持体の後端部を夕ンク収容筒体の 部に取付ける とによ り 、 袋状タンクの支持体を夕ンクベースの取付 部と夕ンク収容筒体の蓋部との間に挟持して固定する こ とがでさる れによ り、 袋状タンクの衣体とタンク収 容筒体との間には 、 押出し液体収容室を画成でき、 この 押出し液体収容室は押出し液体の供給と排出を行う押出 し液体通路に連通する ことができる

そして、 塗装を行う場合には、 袋状タンクの袋体内の 塗料収容室に所定量の塗料が充填された塗装用カー ト リ ッジを塗料の噴霧手段に取付ける。 この状態で、 押出し 液体通路を通じて押出し液体収容室に押出し液体を供給 し、 袋体を周囲から押圧する ことによ り、 塗料収容室内 の塗料は 、 支持体の第 2 の塗料通路、 夕ンクベ スの第

1 の塗料通路を通じてフィ ー ドチューブの先端から吐出 するこ とができる。

一方、 塗料を充填する場合には、 使用済みの塗装用力 — 卜 リ ツジを塗料充填装置に取付ける。 これによ り、 袋 状タンクを取付けたままの状態でフィ ドチュ プの先 端から各塗料通路を経由して袋体内の塗料収容室に塗料 を充填する こ とがでさる。

次に、 袋状タンクを交換する士县 Aには、 夕ンクベ ス の取付部に着脱可能に取付けられている夕ンク収容筒体 を取外すこ とによ り 、 袋状夕ンクを取外す とがで含、 新しい袋状タンク に短時間で簡単に交換する とができ る。

この結果、 交換対象となる袋状夕ンクは、 支持体と袋 体とによって構成しているから 、 構成を簡略化して製造 費を低く抑える こ とができ 、 ィ二シャルコス ト、 ラン二 ングコス トを低減する こ とができる o また、 袋状タンク は、 夕ンクベースの取付部からタンク収容筒体を取外す だけで 、 別途工具等を用いる ことな <簡単に交換する こ とができ、 交換時の作業性を向上する ことができる。 さ らに、 夕ンク収容筒体は 袋状夕ンクを収容するもので、 ビス 卜 ンが摺動するものではないから 、 例えば殆ど仕上 げ加工を行わず射出成型加ェのまま使用する ことができ、 容易に製造する こ とができる。

( 2 ) . また、 本発明による と、 前記袋状タ ンクの塗 料収容室の体積は、 前記タンク収容筒体をタンクベ ス に取付けたときに、 これらによって画成される刖記タン ク収容筒体内の体積よ り も大きな値に設定した とにめ る。

れに Ό 塗料収容室に大量の塗料を充填し と した場 Πで 袋体に負荷が作用する刖に、 該袋体を夕 ンクベ スと夕ンク収容筒体の内面に当接させる とが でさるから 袋状タンクの寿命を延ばすこ とがでさる また、 袋体には大きな負荷が作用しないか ら、 一般的な 材料を用いて袋体を安価に形成する こ とができる。

( 3 ) . また、 本発明による と、 前記タ ンク収容筒体 は、 透明または半透明の樹脂材料によ り形成したこ とに ある。

これによ り 、 袋状タンクの点検作業を、 透明または半 透明なタンク収容筒体を透して、 外部から 目視によって 容易に行う ことができる。 また、 袋状タンクの袋体が損 傷した場合には、 外部か らの目視によって早期に発見す る こ とができ、 損害を最小限に抑える ことができる。

( 4 ) . また、 本発明による と、 前記袋状タ ンクの袋 体は内袋と外袋との二重構造と して、 これらの間に隙間 を形成し、 前記袋状タンクの支持体には前記隙間を前記 タンク収容筒体の蓋部を通って外部に連通する漏洩液体 排出通路を設ける構成と したこ とにある。

これによ り、 内袋が破損した場合には、 内袋から漏れ 出た塗料を内袋と外袋との隙間から支持体に設けられた 漏洩液体排出通路を介して外部に排出する ことができ、 この排出された塗料によ り 内袋の破損を早期に発見する とができる。 また、 外袋が破損した場合には、 外袋か ら漏れ出た押出し液体を、 前記内袋と外袋との隙間から 漏洩液体排出通路を介して外部に排出する ことができ の排出された押出し液体によ り外袋の僅かな破損 早 期に発見する ことができる。

( 5 ) . また、 本発明による と、 前記タンク収容筒体 の蓋部には、 前記漏洩液体排出通路を外部に連通する連 通通路を設けたことにある。

これによ り 、 内袋または外袋が破損した場合には 塗 料または押出し液体は漏洩液体排出通路に流出し、 さ ら に蓋部に設けられた連通通路から外部に排出する ことが でさる。

( 6 ) . —方、 本発明による と、 前記押出し液体通路 は前記タンクベースの取付部の底面に開口 し、 該底面に は前記押出し液体通路と連通する押出し液体案内溝を設 ける構成としたことにある。

この構成によ り 、 押出し液体通路が袋体によつて覆わ れる虞がなく 、 押出し液体案内溝によって押出し液体通 路と押出し液体収容室とを常時連通させる ことがでさ 充填不良を防止して信頼性を高める ことができる

( 7 ) . また、 本発明による と、 前記タ ンク収容筒体 は 、 前側が開口部となる と共に後側が蓋部着脱用開 □と なつたカバー筒と、 該カバー筒の蓋部着脱用開口に着脱 可能に取付けられた蓋部とによ り構成する ことがでさる これによ り、 袋状タンクの袋体が損傷した場合には 力パー筒の蓋部着脱用開口から蓋部を取外すことに り の蓋部着脱用開口を介して袋体を簡単に取出したり 揷入した りする こ とができる。

( 8 ) . また、 本発明による と、 前記タンク収容筒体 は、 前側が開口部となる と共に後側が閉塞された 1個の 有蓋筒体として形成する ことができる。

これによ り 、 1個の有蓋筒体によ り形成されたタンク 収容筒体を用いて、 タンクベースに対する着脱作業を容 易に行う ことができる。

( 9 ) . また、 本発明による と、 前記タ ンク収容筒体 の開口部の外周側にはリ テ一ナリ ングを設け、 該リテ一 ナリ ングを前記タンクベースの取付部に螺着する ことに よって、 前記タンク収容筒体をタンクベースの取付部に 固定する構成としたことにある。

これによ り 、 リ テ一ナリ ングを手で回すだけで、 別途 工具等を用いる こ となく 、 タンクベースの取付部に対し てタンク収容筒体を簡単に着脱する ことができる。

( 1 0 ) . さ ら に、 本発明による塗装用カー ト リ ッ ジ は、 噴霧手段に取付けられる取付部と該取付部から後側 に延びた筒状のタンク収容筒体と前記取付部から前方に 延びたフィ ー ドチューブとによ り形成されたタンクべ一 スと、 前記フィ ー ドチューブ内を通って前記タンクベ'一 スに形成された第 1 の塗料通路と、 前， 後方向に延びる 支持体と可撓性材料によって形成されて該支持体の外周 に配置された袋体とを備え、 該袋体の両端が支持体に液 密に固着されて該袋体の内部に塗料収容室が形成された 袋状タンク と、 該袋状タンクの支持体に形成され、 後側 が前記塗料収容室に開口 し、 前側が前記袋状タンクを前 記タンクベースに取付けたとき前記第 1 の塗料通路と連 通する ことができる第 2 の塗料通路と、 前記タンクべ一 スのタンク収容筒体の後側に着脱可能に取付けられ、 前 記袋状タンクの支持体の両端を前記タンクベースの取付 部との間で挾持する蓋体と、 前記袋状タンクをタンク収 容筒体内に収容すると共に前記蓋体をタンク収容筒体に 取付けた状態で、 該袋状タンク とタンク収容筒体との間 に画成される押出し液体収容室と、 前記タンクベースに 設けられ、 前記押出し液体収容室に押出し液体の供給と 排出を行う押出し液体通路とによ り構成してなる。

このよう に構成したこ とによ り 、 タンク収容筒体内に 収容するよう にタンクべ一スの取付部に対して袋状タン クの支持体の前端部を取付け、 第 2 の塗料通路をタンク ベースの第 1 の塗料通路に連通させる。 また、 タンク収 容筒体の後側を閉塞するよう に蓋体を取付ける。 このと きには、 袋状タンクの支持体の後端部を蓋体に取付ける ことによ り、 袋状タンクの支持体をタンクベースの取付 部と蓋体との間に挟持して固定する ことができる。 これ によ り、 袋状タンクの袋体と夕ンク収容筒体との間には、 押出し液体収容室を画成でき、 この押出し液体収容室は 押出し液体の供給と排出を行う押出し液体通路に連通す る ことができる。

一方、 袋状タンク を交換する楊合には、 タンクべ一ス のタンク収容筒体に着脱可能に取付けられている蓋体を 取外すことによ り、 袋状タンクを取外すことができ、 新 しい袋状タンクに短時間で簡単に交換する ことができる 図面の簡単な説明

図 1 は 、 本発明の第 1 の実施の形態による塗装用力 卜 U ッジを備えた塗装システムを示す全体構成図でめ 図 2 は 、 図 1 中の回転霧化頭型塗装装置を拡大して す縦断面図である。

図 3 は 、 本発明の第 1 の実施の形態による塗装用力 卜 U ッジを単体で拡大して示す縦断面図である 図 4 は、 図 3 に示す塗装用力一 h リ ッジの分解断面図 でめ

図 5 は、 タンクベースの取付部の底面を図 3 中の矢示

V ― V方向からみた右側面図である

図 6 は、 袋状タンクを単体で拡大して示す外観斜視図 である

図 7 は、 袋状タンクの前側部分と第 2 の塗料通路を拡 大して示す要部拡大断面図である

図 8 は、 袋状タンクの後側部分と漏洩液体排出通路を 拡大して示す要部拡大断面図である

図 9 は、 本発明の第 2 の実施の形態による袋状タンク を単体で示す縦断面図である。

図 1 0 は、 本発明の第 3 の実施の形態による袋状タン クを単体で示す縦断面図である。

図 1 1 は、 本発明の第 4の実施の形態によるタンク収 容筒体を備えた塗装用カー ト リ ツジを示す縦断面図であ る

図 1 2 は、 本発明の第 5 の実施の形態に る塗装用力 一卜 U ッジを示す縦断面図である

図 1 3 は、 本発明の第 1 の変形例を図 7 と同様位置か らみた要部拡大断面図である

図 1 4 は、 本発明の第 2 の亦形例を図 7 と同様位置か らみた 部拡大断面図である 発明を実施するための最良の形

以下、 本発明の実施の形態に る塗 用力 ッジ を 、 回転霧化頭型塗装 置に適用した場 a を例に挙げ、 添付図面に従 て詳細に説明する

まず、 図 1 ないし図 8 は本発明の第 1 の実施の形態を 示している 図 1 に いて、 1 は塗装システムの一部を 構成する塗装用口ポッ トである。 この塗装用ロポッ 卜 1 は 、 取付べ ―ス 1 Aと 、 該取付ベース 1 A上に回転可能 かつ揺動可能に Β又けられた垂直アーム 1 B と、 該垂直ァ

―ム 1 Bの先端に揺動可能に設けられた水平アーム 1 C と 、 該水平ァ ム 1 Cの先端に設けられた手首 1 Dとに よ り大略構成されている

2 は塗装用 Πボッ 卜 1 に設けられた噴霧手段をなす回 転霧化頭型塗装装置 (以下、 塗装装置 2 という） で、 該 塗装装置 2 は 図 2 に示す如く 、 後述の八ウジング 3 塗装機 4 力 ―卜 U ッジ 1 1 等によって大略構成されて いる

3 は塗装用 Πポ V 1 の手首 1 D先端に取付けられた 八ウジングで 該八クジング 3 の先端はへッ ド部 3 Aと なつている また へッ ド部 3 Aの前側には塗装機取付 部 3 Bが凹円筒状に形成され、 後側には力 — ト リ ッジ取 付部 3 Cが凹円筒状に形成されている。 また、 カー 卜 リ ッジ取付部 3 Cの底部には、 後述する塗装用力一 卜 リ ツ ン 1 1 の急速 手 3 4が接続する雌接続部 3 Dが形成さ れている。

さ らに、 八ゥンング 3 には、 ヘッ ド部 3 Aの中心部を 軸方向に延ぴてフィ ドチューブ揷通孔 3 Eが形成され ている。 このフィ ― チューブ揷通孔 3 Eは、 後述する 塗装用カー U ッ ン 1 1 のフィ ー ドチューブ 1 6 を揷通 させるもので 塗壮機取付部 3 Bを通り後述するエアモ 夕 5 の回転軸 5 Β内を貫通して軸方向に形成されてい

4は八ゥジング 3 の塗装機取付部 3 B内に取付けられ た塗装機を示している 。 この塗装機 4 は、 モータケース 5 A、 回転軸 5 B、 エアタービン 5 Cおよびェァ軸受 5

Dからなるエアモータ 5 と、 該ェァモータ 5 によって回 転せしめられ、 供給された塗料を遠心霧化して微粒化し 被塗物に向け噴霧する回転霧化頭 6 とによ り大略構成さ れている。

7 はノ、ゥジング 3 に設けられた高電圧発生器で、 該高 電圧発生器 7 は、 例えばコ ッ クク フ 卜回路によって構 成さ 源装置 （図示せず） から供給される電圧を ―

3 0 1 5 0 k Vに昇圧するもの ある。 そして、 高 電圧発生器 7 の出力側は例えばェァモータ 5 に電気的に 接続され、 これによ り高電圧発生器 7 は、 ェァモータ 5 の回転軸 5 B を介して回転霧化頭 6 に高電圧を印加し 塗料に直接 電 せる。

8 は Λゥジング 3 に設け られ、 制御エア源 (図示せ ず） に接続された複数本のエア通路を示している れ らのエア通路 8 は、 エアモ一夕 5 を制御するための夕 ビンェァ、 軸受エア、 ブレーキエァ 、 塗料の噴霧パ夕 ― ンを成形するためのシェービングエア、 押出し液体弁 1 0 、 塗料弁 1 8 を駆動するパイ ロッ トエア等を供給する ものである。

9 は Λゥンング 3 に設けられた八クジング側押出し液 体通路である の押出し液体通路 9 は 端が押出し 液体供給装 (図示せず） に接続され 他端が八ゥジン グ 3 のカー h リ ッ ジ取付部 3 Cに形成された雌接続部 3

Dの底部に開 □ している。

1 0 は八クジング 3 のへッ ド部 3 Aに設けられた押出 し液体弁である この押出し液体弁 1 0 は、 常時は押出 し液体通路 9 を遮断し、 力 — 卜 リ ツン 1 1 の押出し液体 収容室 3 1 に対する押出し液体の供給を停止している。 方、 ノヽ。イ ロ ッ トェァが供給されたときには、 開弁して 押出し液体収容室 3 1 に対し押出し液体の供給を行う も のである。

次に、 1 1 はハウジング 3 のカー ト リ ッジ取付部 3 C に着脱可能に取付けられる塗装用力一 リ ッジを示して いる 。 この塗装用力一 卜 リ ッジ 1 1 は 、 図 1 に示すよう に 、 複数個設けられ 、 後述する塗料充填装置 3 5 の充填 台 3 7 に着脱可能に取付けられている また、 各力一 卜

U ッジ 1 1 は、 複数種類 （複数色） の塗料毎にそれぞれ 専用で使用されるものである。 そして 、 カー 卜 リ ッジ 1

1 は 、 図 3 に示す如く 、 後述するタンクベース 1 2 、 第

1 の塗料通路 1 7 、 袋状タンク 1 9 、 料収容室 2 2 、 第 2 の塗料通路 2 3 、 漏洩液体排出通路 2 4、 タンク収 容筒体 2 5 、 押出し液体収容室 3 1 、 カー ト リ ッジ側押 出し液体通路 3 2等によって大略構成されている。

こ こで、 塗装用カー ト リ ッジ 1 1 のベースとなるタン クベース 1 2 に いて述べる

このタンクべ一ス 1 2 は、 後側に位置して短尺な円柱 状ないし円板状に形成された取付部 1 3 と 、 該取付部 1

3 の中央から前方に延びた長尺なフィ —— チユーブ 1 6 と、 前記取付部 1 3 とフィー ドチューブ 1 6 とに亘つて 設けられた第 1 の塗料通路 1 7 と、 該第 1 の塗料通路 1

7 を連通、 遮断する塗料弁 1 8 とによ り大略構成されて いる。

1 3 はタンクベ一ス 1 2 の後部を構成する取付部で、 該取付部 1 3 は 、 八ウジング 3 のカー U ジ取付部 3

C に取付けられる塗装機 4への取付部となるものである この取付部 1 3 は 、 円柱状ないし円板状に形成され、 そ の後面側には円筒状のねじ筒 1 3 Aが突設されている。 そして ねじ筒 1 3 Aの外周には雄ねじが設けられてい また 、 ねじ筒 1 3 Aの内側は円柱状の空間となり 、 その奥所の底面 1 3 Bの中心部に 、 図 4、 図 5 に示す 如く 、 後述する袋状タンク 1 9 の支持体 2 0 の前端部が 嵌合する支持体嵌合穴 1 3 Cが凹設されている。 また、 支持体飲合穴 1 3 Cには 袋状タンク 1 9 の支持体 2 0 との間を液密にシ —ルする環状のシール部材 1 4が装着 されている —力 J&面 1 3 Βの径方向の外側には、 後 述する力バ一筒 2 6 の開 Ρ部 2 6 Αと密着して押出し液 体収容室 3 1 を密閉するためのシール部材 1 5が装着さ れている

さ らに 、 取付部 1 3 の中央部には 支持体嵌合穴 1 3

Cの前側に位置して後述の塗料弁 1 8 を収容する弁体収 容空間 1 3 Dが形成されている。 また 取付部 1 3 の前 面側には 、 後述の 、速継手 3 4 を取付けるための継手取 付穴 1 3 Eが形成されている。 そして 取付部 1 3 は、 塗装用力 — 卜 リ ツジ 1 1 を塗装装置 2 に取付けるとさに 八ゥジング 3 の力 ト リ ッジ取付部 3 C内に嵌合状態で 取付けられ、 塗装用力一 卜 リ ッジ 1 1 を塗料充填装置 3

5 に取付ける ときに、 充填台 3 7 の力 卜 リ ッジ取付部

(図示せず） 内に嵌合状態で取付けられるものである。

1 6 は取付部 1 3 の前面側から軸方向の前側に向け延 びて設けられたフイ ー ドチューブで 該フィ一 ドチュー ブ 1 6 の内部には後述する第 1 の塗料通路 1 7 が形成さ れ、 先端部内側には弁座 1 6 Aが設けられてい

で、 フィ ー ドチュ —ブ 1 6 は、 後述の塗料収容室 2 2 か ら供給される塗料を第 1 の塗料通路 1 7 を介して先端か ら回転霧化頭 6 に向け流出するものである また、 フィ ー ドチューブ 1 6 は、 塗料の充填口 として利用され、 該 フィ— ドチューブ 1 6から塗料収容室 2 2 内に塗料を充 填する ことができる。

1 7 はフィ ー ドチューブ 1 6 内を通って夕ンクベース

1 2 に形成された第 1 の塗料通路で、 この塗料通路 1 7 は、 取付部 1 3 とフィ一 チユーブ 1 6 とに亘 て設け られている。 また 、 第 1 の塗料通路 1 7 は、 後端が取付 部 1 3 の支持体嵌合穴 1 3 Cの底部に開口 し 後 する 第 2 の塗料通路 2 3 を介して塗料収容室 2 2 とフィ一 ド チュ —ブ 1 6 の先端との間を連通している。 れによ り 第 1 の塗料通路 1 7 は、 フィ ー ドチューブ 1 6 内を通し て塗料を流通させるものである

1 8 は取付部 1 3 内に設けられた塗料弁で 該塗料弁

1 8 は常閉弁として構成されている。 また、 塗料弁 1 8 は、 取付部 1 3 の弁体収容空間 1 3 D内に軸方向に移動 可能に揷嵌されたビス 卜 ン 1 8 Aと、 基端側が該ビス 卜 ン 1 8 Aに取付けられ、 先端側がフィ ー ドチュ ―ブ 1 6 の先端まで軸方向に延び弁座 1 6 Aに離着座する長尺な 弁体 1 8 B と、 前記ピス 卜ン 1 8 Aを該弁体 1 8 Bの閉 弁方向に付勢する弁ばね 1 8 C とによ り大略構成されて いる

そして、 塗料弁 1 8 は 常時は弁ばね 1 8 Cの付勢力 によ り弁体 1 8 Bが弁座 1 6 Aに着座する こ とによ り フ ィ― ドチューブ 1 6 内の第 1 の塗料通路 1 7 を遮断して いる 。 一方、 パイ Π ッ 卜 Xァが供給されたときには、 弁 ばね 1 8 Cに抗してビス hン 1 8 Aを変位させる ことに よ り 、 弁体 1 8 B を開弁させ 、 第 1 の塗料通路 1 7 を連 通する こ とができる。

次に、 タンクべース 1 2 に着脱可能に取付けられる袋 状夕ンク 1 9 について述ベる この袋状タンク 1 9 は、 図 4， 図 6 に示す如く 、 中心 に位置する支持体 2 0 と、 該支持体 2 0 の外周に配置さ れた袋体 2 1 と、 該袋体 2 1 内に画成された塗料収容室 2 2 と、 前記支持体 2 0 の前側に設けられた第 2 の塗料 通路 2 3 と、 前記支持体 2 0 の後側に設けられた漏洩液 体排出通路 2 4 とによ り大略構成されている。 こ こで、 袋状タンク 1 9 は、 支持体 2 0 の外周に袋体 2 1 を取付 けただけの簡単な構成となってお り 、 交換するときには 後述するカバ一筒 2 6 の狭い蓋部着脱用開口 2 6 D力 ら 容易に出し入れする ことができる。

2 0 は袋状タンク 1 9 を支持する支持体である。 この 支持体 2 0 は、 前， 後方向に延びる 1 本の細長い円柱体 として形成されている。 また 、 支持体 2 0 は、 前端部 2

0 Aがタンクべ一ス 1 2 を構成する取付部 1 3 の支持体 σ穴 1 3 Cに着脱可能に揷嵌し、 後端部 2 0 Bが後述 の夕ンク収容筒体 2 5 を構成する蓋部 2 7 の支持体嵌合 穴 2 7 Bに着脱可能に揷嵌するものである。 さ らに、 支 持体 2 0 の前側外周には、 図 7 に示す如く 、 後述する袋 体 2 1 の前側固定 U ング 2 1 Cが嵌合状態で固着される 溝 2 0 Cが形成され、 後側外周には、 図 8 に示す如

< 、 袋体 2 1 の後側固定リ ング 2 1 Dが嵌合状態で固着 される嵌合溝 2 0 Dが形成されている。

2 1 は支持体 2 0 の外周に配置された袋体である。 こ の袋体 2 1 は、 内衣 2 1 Aと該内袋 2 1 Aを覆う外袋 2

1 B とからなる二重構； に形成されている。 これらの内 衣 2 1 A、 外袋 2 1 Bは、 塗料、 押出し液体に冒されな い耐薬品性、 繰返される屈曲にも損傷しない可撓性を有 する フイ ルム状の樹脂材料、 例えばポリ エチレン （ P

E )、 ナイ ロ ン、 好ま し く は低密度ポリ エチレン （ L D P E )、 直鎖状低密度ポ リ エチレン （ L L D P E ) 等に よ り形成されている の場合、 袋体 2 1 は透明な樹脂 材料が用いられている また、 袋体 2 1 には、 前側位置 に前側固定リ ング 2 1 Cが接着、 溶着等の固 手段をも つて液密に固着され 、 また後側位置にも後側固定リ ング

2 1 Dが 様に液密に固着されている。

また、 内袋 2 1 Aと外袋 2 1 Bは、 図 7 、 図 8 に示す よう に、 目 IJ , 後方向に間隔をもって各固定リ ング 2 1 C，

2 1 Dに固着されている これによ り 、 内袋 2 1 Aと外 袋 2 1 B との間には 、 隙間 2 1 Eが形成されている。 こ の隙間 2 1 Eは、 内袋 2 1 Aまたは外袋 2 1 Bが破損し たときに 、 漏れ出た塗料または押出し液体を流通をなし ている。 さ 側固定リ ング 2 1 Dには、 前記隙間

2 1 Eに漏れ出た塗料または押出し液体を後述の漏洩液 体排出通路 2 4 に流通させる連通孔 2 1 Fが形成されて いる。 なお、 隙間 2 1 Eは、 常時は内側の塗料と外側の 押出し液体とに挟まれて閉塞している。 ~ '方、 内袋 2 1

Aまたは外袋 2 1 Bの一部が破損したときには 、 隙間 2

1 Eは漏れ出た塗料または押出し液体を流通させる通路 として機能するちのである。

そして、 袋体 2 1 は、 支持体 2 0 の外周を覆う よう に 配置し、 前側固定 U ング 2 1 C を支持体 2 0 の嵌合溝 2

0 Cに液密に固着し 、 後側固定 ング 2 1 Dを支持体 2

0 の嵌合溝 2 0 Dに液密に固着する こ とによ り形成され ている。 これによ り 、 内袋 2 1 A内には後述の塗料収容 室 2 2 が画成され 、 隙間 2 1 Eは連通孔 2 1 Fを介して 漏洩液体排出通路 2 4 に連通している。

2 2 は袋体 2 1 の内袋 2 1 A内に画成された塗料収容 室である。 この塗料収容室 2 2 は 、 回転霧化頭 6 に向け て供給する塗料を収容するものである。 こ こで、 塗料収 容室 2 2 の体積 （内袋 2 1 Aの内容積） は、 後述のタン ク収容筒体 2 5 をタンクべ一ス 1 2 の取付部 1 3 に取付 けたときに、 この取付部 1 3 との間で画成される前記夕 ンク収容筒体 2 5 内の体積、 即ち、 後述する押出し液体 収容室 3 1 の体積よ り も大きな値に設定している。 これ によ り 、 誤って塗料収容室 2 2 に大量の塗料が充填され るような事態が生じても、 袋体 2 1 に負荷が作用する前 に、 該袋体 2 1 を取付部 1 3 の底面 1 3 B、 タンク収容 筒体 2 5 の内面に当接させるこ とができ、 袋体 2 1 の損 傷を未然に防ぐこ とができる。

2 3 は支持体 2 0 の前側に形成された第 2 の塗料通路 である。 この第 2 の塗料通路 2 3 の後側は、 塗料収容室 2 2 に開口 し、 前側は、 支持体 2 0 の前端面に開口 して いる。 これによ り 、 第 2 の塗料通路 2 3 は、 支持体 2 0 の前端部 2 O Aが取付部 1 3 の支持体嵌合穴 1 3 Cに揷 嵌した状態では、 塗料収容室 2 2 とタンクベース 1 2側 の第 1 の塗料通路 1 7 とを連通する ことができる。

2 4 は支持体 2 0 の後側に設けられた漏洩液体排出通 路である。 この漏洩液体排出通路 2 4は、 一端が連通孔 2 1 Fを介して袋体 2 1 の隙間 2 1 Eに連通し、 他端が 後端面に開口 している。 そして、 漏洩液体排出通路 2 4 は、 支持体 2 0 の後端部 2 0 Bが後述する蓋部 2 7 の支 持体嵌合穴 2 7 B に揷嵌した状態では、 この蓋部 2 7 の 連通通路 2 7 Cを通って隙間 2 1 E を外部 （大気） に連 通する こ とができる。

これによ り 、 漏洩液体排出通路 2 4は、 袋体 2 1 の内 袋 2 1 Aが破損し、 塗料収容室 2 2 の塗料が内袋 2 1 A の破損箇所か ら隙間 2 1 Eに漏れ出したときには、 この 塗料を外部に排出する こ とによ り、 内袋 2 1 Aの破損を 報知するものである。 また、 同様に外袋 2 1 Bが破損し た場合には、 隙間 2 1 Eに漏れ出した押出し液体を外部 に排出する ことによ り 、 外袋 2 1 Bの破損を報知する こ とができる。

次に、 タンクベース 1 2 の取付部 1 3 に着脱可能に取 付けられるタンク収容筒体 2 5 について述べる。

このタンク収容筒体 2 5 は、 袋状タンク 1 9 を収容す るために後側が閉塞された有蓋筒体として形成されてい る。 即ち、 タンク収容筒体 2 5 は、 後述の力パー筒 2 6 、 蓋部 2 7 、 リ テ一ナリ ング 2 9 によ り大略構成されてい る。

2 6 は夕ンク収容筒体 2 5 の本体部分を構成する力パ 一筒で、 該力パ一筒 2 6 は 、 袋状夕ンク 1 9 の周囲に所 定の体積の空間を形成するものである た、 力パー筒

2 6 は、 袋状夕ンク 1 9 の状態を外部から 目視で確 o さる う に 、 透明または半透明の樹脂材料、 例えばァク

Uル樹脂、 塩化ピ ― ル樹脂、 ポリ エステル樹脂等によ り 、 射出成型加ェ等を用いて形成されている。 また、 力

、

パ一筒 2 6 は、 側に して拡径した厚肉な開口部 2

6 Aと、 後側を閉塞する う に縮径した縮径部 2 6 B と、 該縮径部 2 6 Bか ら後側に突出し外周側に雄ねじが刻設 されたねじ筒 2 6 C とによ り大略構成されている 0 よ / 、 ねじ筒 2 6 Cの内周側は、 小径な蓋部着脱用開口 2 6 D となり 、 該蓋部着脱用開口 2 6 Dには、 後述の蓋部 2 7 が着脱可能に取付けられ、 該蓋部 2 7 を取外した状態で は袋状タンク 1 9 を着脱するときの開口をなしている。

2 7 はカバ一筒 2 6 の後部に着脱可能に取付けられた 蓋部で、 該蓋部 2 7 は、 カバー筒 2 6 の蓋部着脱用開口 2 6 D に嵌合する段付円柱状に形成されている。 また、 蓋部 2 7 の後側部分は、 塗装用カー ト リ ッジ 1 1 を搬送 する ときに挟み持つ挟持部 2 7 Aとなっている。 また、 蓋部 2 7 の中心位置には、 図 4等に示す如く 、 前側に位 置して袋状タンク 1 9 の支持体 2 0 の後端部 2 0 Bが嵌 合する支持体嵌合穴 2 7 Bが凹設されている。 一方、 蓋 部 2 7 には、 支持体 2 0 の漏洩液体排出通路 2 4 を外部 に連通する連通通路 2 7 Cが軸方向に設けられている。

また 、 支持体嵌 n穴 2 7 Bには、 袋状タ ンク 1 9 の支 持体 2 0 との間を液密にシ ―ルする前述のシ —ル部材 1

4が装着されている 。 さ らに 、 蓋部 2 7 の外周側には、 力バ―筒 2 6 の蓋部着脱用開口 2 6 D との間を液密にシ

―ルするシール部材 2 8 が挿着されている。 そして、 蓋 部 2 7 は 、 力バ一筒 2 6 の蓋部着脱用開口 2 6 Dに嵌合 した状 、で 、 リ テ ナリ ング 2 9 を用いてねじ筒 2 6 C 対し着脱可能に締着されている

このよう に構成されたタンク収容筒体 2 5 は、 力バ一 筒 2 6 の開口部 2 6 Aを夕ンクベース 1 2 の取付部 1 3 のねじ筒 1 3 A内に嵌合し 、 後述の リテーナリ ング 3 0 によつて締着する このときに、 袋状タンク 1 9 の支持 体 2 0 の後端部 2 0 B を蓋部 2 7 の支持体嵌合穴 2 7 Β に嵌合する ことによ り、 取付部 1 3 との間で袋状タンク

1 9 を挟持する ことがでさる

3 0 はタンク収容筒体 2 5 をタンクべ一ス 1 2 に着脱 可能に取付ける リテーナリ ングでめる。 のリテーナリ ング 3 0 には 、 その内周側に雌ねじが刻設されている。 そして、 リ テ ナリ ング 3 0 は 、 力パー筒 2 6 の開口部

2 6 Αの外周側に係合した状 で 、 取付部 1 3 のねじ筒

1 3 Aの雄ねじに螺着し 、 夕ンク収容筒体 2 5 をタンク ベース 1 2 に固定するものでめる。

次に、 力パ —筒 2 6 と夕ンクベース 1 2 との間に設け られた押出し液体収容室 3 1 について述べる。

この押出し液体収容室 3 1 は 、 図 3 に示す如く 、 袋状 タンク 1 9 をタンク収容筒体 2 5 内に収容すると共に該 夕ンク収容筒体 2 5 をタンクベース 1 2 の取付部 1 3 に 取付けた状態で、 該袋状夕ンク 1 9 の袋体 2 1 の外袋 2

1 B とタンク収容筒体 2 5 の力バー筒 2 6 内面と取付部

1 3 の底面 1 3 B との間に画成される。 そして、 押出し 液体収容室 3 1 は、 袋体 2 1 を介して塗料収容室 2 2 に 充填された塗料を押圧するための押出し液体が供給され または排出するものである

さ らに、 タ ンクべ一ス 1 2 に設けられたカー ト リ ッジ 側押出し液体通路側 3 2 、 押出し液体案内溝 3 3 、 急速 継手 3 4 について述べる。

3 2 はタンクベース 1 2 の取付部 1 3 に設けられた力 — ト リ ッジ側押出し液体通路である。 この押出し液体通 路 3 2 は、 押出し液体収容室 3 1 をハウジング側押出し 液体通路 9 または充填台側押出し液体通路 （図示せず） に接続するために、 一端が取付部 1 3 の底面 1 3 Bに開 口 し、 他端が継手取付穴 1 3 Eに開口 している。

3 3 は取付部 1 3 の底面に凹設された押出し液体案内 溝を示している。 この押出し液体案内溝 3 3 は、 押出し 液体通路 3 2 と連通する位置に円環状に形成されている。 これによ り 、 押出し液体案内溝 3 3 は、 塗料を塗料収容 室 2 2 に充填し、 これに伴って押出し液体収容室 3 1 か ら押出し液体通路 3 2 を通じて押出し液体が排出される ときに、 この押出し液体通路 3 2 が袋体 2 1 によって覆 われるのを防止でき、 塗料の充填不良を防止する ことが できる。 なお、 押出し液体案内溝 3 3 は、 押出し液体通 路 3 2が詰まるのを防止するものであるか ら、 述した 円環状以外の形状 例えば半円弧状、 直線状等の他の形 状としてもよい。

3 4 は取付部 1 3 の継手取付穴 1 3 Eに設けられた逆 止め弁付きの急速紘手である。 この急速継手 3 4 は、 弁 ケース 3 4 Aと、 該弁ケース 3 4 Aに変位可能に設けら れた弁体 3 4 B と 該弁体 3 4 Bが離着座する弁座 3 4

C と、 前記弁体 3 4 B を弁座 3 4 C に向けて付勢する弁 ばね 3 4 D とによ り構成されている。

そして、 急速継手 3 4 は、 図 2等に示す如く 塗装装 置 2 のハウジング 3 または塗料充填装置 3 5 の充填台 3

7 に取付けたときに 、 弁体 3 4 Bが押動されて開弁する。 一方、 図 3 に示すよう に、 八ウジング 3 、 充填台 3 7 か ら取外したときには 、 弁ばね 3 4 Dによ り弁体 3 4 B を 閉弁してカー ト リ Vジ側押出し液体通路 3 2 から押出し 液体が流出するのを防止する。

なお、 3 5 は塗 用カー 卜 リ ッジ 1 1 に a色 b色， n色の塗料をそれぞれ充填する塗料充填装置である。 の塗料充填装置 3 5 は、 塗装用口ボッ 卜 1 の作動範囲 に配置され、 架台 3 6 に各色毎の充填台 3 7 を備えてい る (図 1 参照）。 そして、 各充填台 3 7 には それぞれ に対応する塗装用カー ト リ ッジ 1 1 が着脱可能に取付け られる。

第 1 の実施の形態による塗装システムは上述の如き構 成を有するもので、 次に、 塗装用カー ト リ ッ ジ 1 1 を用 いた塗装動作について説明する。

まず、 塗装装置 2 に塗料収容室 2 2 に塗料が充填され た塗装用カー ト リ ッジ 1 1 を取付け、 塗装作業を行う場 合について述べる。 この場合には 図 2 に示すよう に、 このカー ト リ ッジ 1 1 を八ゥジング 3 のカー ト リ ッジ取 付部 3 Cに取付ける。 次に、 この状態で押出し液体弁 1

0 塗料弁 1 8 を開弁する。 そして 、 押出し液体通路 9 ,

3 2 を介して押出し液体収容室 3 1 に押出し液体を供給 し、 袋体 2 1 を押圧して塗料収容室 2 2 を縮小させる。 これによ り、 塗料収容室 2 2 内の塗料は、 塗料通路 2 3

1 7 を介してフィ 一 ドチューブ 1 6 の先端から回転霧化 頭 6 に向け吐出される。

のとさには、 咼電圧発生器 7 によって塗料を咼電圧 に帯電させる 。 これによ り 、 フィ ドチューブ 1 6 力、ら 吐出された塗料は、 回転霧化頭 6 によって霧化されつつ 被塗物との間に形成される電気力線に沿つて飛行し、 該 被塗物に塗着する。

方 、 塗装作業を行う とによ り空になつた塗装用力

― 卜 U ッン 1 1 に塗料を充填する場合について述ベる。 この場合には 、 使用済みの塗装用力ー ト リ ツジ 1 1 を、 ハゥジング 3 のカー ト リ ッジ取付部 3 Cカゝら取外し、 塗 料充填装置 3 5 の充填台 3 7 に取付ける。 この状能 塗 料弁 1 8等を開弁する こ とによ り 、 塗料供給源からの塗 料をフィ ― チューブ 1 6 の先端に流入させ 、 各塗料通 路 1 7 , 2 3 を通じて塗料収容室 2 2 内に塗料を充填す る。

次に、 塗装用力 卜 U ッジ 1 1 の袋状夕ンク 1 9 は、 その袋体 2 1 が塗料の充填 吐出の繰返しによつて損傷 する虡がある そ で、 袋体 2 1 が損傷した 合につい て説明する。

まず、 袋体 2 1 の内側に位置して塗料収容室 2 2 を画 成している内衣 2 1 Aが損傷した場合には 塗料収容室 2 2 の塗料が内袋 2 1 Aの損傷箇所から隙間 2 1 E に漏 洩する。 そして、 この漏洩した塗料は、 この隙間 2 1 E を流れて支持体 2 0 の漏洩液体排出通路 2 4 に流出し、 蓋部 2 7 の連通通路 2 7 Cから外部に漏れ出る。 従って、 蓋部 2 7 の連通通路 2 7 Cから塗料が流出したときには、 袋体 2 1 の内袋 2 1 Aが破れたことを知る ことができ、 損害を最小限に抑えるこ とができる。

一方、 袋体 2 1 の外袋 2 1 Bが損傷した場合には、 押 出し液体収容室 3 1 の押出し液体が外袋 2 1 Bの損傷箇 所から隙間 2 1 E、 漏洩液体排出通路 2 4、 連通通路 2 7 Cか ら外部に漏れ出るから、 この押出し液体を目視す る こ とによ り 、 袋体 2 1 の外袋 2 1 Bが破れたこ とを知 る こ とができる。

次に、 袋体 2 1 が損傷した場合には、 袋状タンク 1 9 を交換する必要がある。 そこで、 袋状タンク 1 9 の交換 作業について説明する。

まず、 リ テ一ナリ ング 2 9 を緩めて外し、 カバー筒 2 6 のねじ筒 2 6 Cから蓋部 2 7 を抜き取る。 これによ り、 ねじ筒 2 6 C内の蓋部着脱用開口 2 6 Dに袋状タンク 1 9 の支持体 2 0 の後端部 2 0 Bが露出するから、 この支 持体 2 0 の後端部 2 0 B を掴んで引張る こ とによ り 、 力 バー筒 2 6 の蓋部着脱用開口 2 6 Dから損傷した袋状タ ンク 1 9 だけを簡単に取外すこ とができる。

一方、 損傷した袋状タンク 1 9 を取外したら、 新しい 袋状タンク 1 9 を蓋部着脱用開口 2 6 Dからカバ一筒 2 6 内に挿入し、 支持体 2 0 の前端部 2 O Aをタンクべ一 ス 1 2 を構成する取付部 1 3 の支持体嵌合穴 1 3 Cに揷 嵌する。 次に、 蓋部 2 7 を力パー筒 2 6 のねじ筒 2 6 C に取付け、 支持体 2 0 の後端部 2 0 Bを支持体嵌合穴 2 7 Bに挿嵌する。 この状態でリ テ ナリ ング 2 9 をねじ 筒 2 6 Cに螺着する ことによ り 新しい袋状タンク 1 9 に交換する こ とができる。

か < して、 第 1 の実施の形態に る塗装用カー 卜 リ ッ ジ 1 1 は、 袋状タンク 1 9 を、 刖 後方向に延びる 1 本 の細長い円柱体か らなる支持体 2 0 と、 該支持体 2 0 の 外周に位置し両端側が該支持体 2 0 に液密に固着された 袋体 2 1 と、 該袋体 2 1 内に画成された塗料収容室 2 2 と 支持体 2 0 の前側に位置して塗料収容室 2 2 を第 1 の塗料通路 1 7 に連通させる第 2 の塗料通路 2 3 とによ り構成している。

従 て、 定期的な交換が必要な消耗品である袋状タン ク 1 9 を、 棒状の支持体 2 0 と袋体 2 1 から形成でき、 構成の簡略化と部品点数の削減によつて安価に製造する とができる。 この結果、 塗装用力ー 卜 リ ッジ 1 1 の製 に関するイニシャルコス ト、 袋状タ ンク 1 9 を定期的 に交換するためのランニングコス 等を削減する ことが でさ 顧客の負担を軽減する こ とができる

しかも、 塗装用カー ト リ ッジ 1 1 は、 袋状タンク 1 9 の支持体 2 0 を、 タンクベース 1 2 の取付部 1 3 とタン ク収容筒体 2 5 の蓋部 2 7 との間で挟持して取付ける構 成としている。 従って、 タンク収容筒体 2 5 から蓋部 2 7 を取外すだけで、 別途工具等を用いる こ となく 、 袋状 タンク 1 9 を短時間で簡単に交換する こ とができるから、 交換時の作業性を向上する ことができる。 なお、 タンク ベース 1 2 からタンク収容筒体 2 5 を取外しても袋状タ ンク 1 9 を交換する ことができる。

また、 塗装用カー ト リ ッジ 1 1 は、 袋状タンク 1 9 の 袋体 2 1 内を塗料収容室 2 2 とするもので、 従来技術と して述ベた特開平 1 1 - 2 6 2 6 9 9号公報のよつ に、 ピス 卜 ンが摺動する ちのではない れによ り 、 例えば 袋状夕ンク 1 9 の支持体 2 0 、 夕ンク収容筒体 2 5 の力 パ一筒 2 6等は 、 殆ど仕上げ加ェを行わず射出成型加ェ のまま使用する とができ、 容易に製造する こ とがでさ る。

また 、 衣状夕ンク 1 9 の袋体 2 1 内の塗料収容室 2 2

(内袋 2 1 A ) は 、 その体積を夕ンクベ一ス 1 2 の取付 部 1 3 と夕ンク収容筒体 2 5 とによ 画成される該タ ン ク収容筒体 2 5 内の体積、 即ち 、 押出し液体収容室 3 1 の最大体積よ り 大きな値に設定している 。 従 て、 塗 料収容室 2 2 に大量の塗料を充填しよう とした場合でも 袋体 2 1 は 、 膨張した りする刖に 、 タンクベ一ス 1 2 の 取付部 1 3 と夕ンク収容筒体 2 5 の内面に当接する力、ら 殆ど負荷を受ける とがないため 、 その寿命を延ばすこ とがでさる しかち 、 袋体 2 1 を形成する内袋 2 1 A 、 外袋 2 1 B には殆ど負荷が作用しないから 、 般的な材 料を用いて袋体 2 1 を安価に形成する とがで含る

一方 、 夕ンク収容筒体 2 5 の力パ一筒 2 6 は 、 透明ま たは半透明の樹脂材料によ り形成しているから 、 袋状タ ンク 1 9 の 作業を外部から 視によ て容易に行う こ とができる また 、 袋状タンク 1 9 の袋体 2 1 が損傷 した場合には、 外部力 らの目視によ て早期に発見す こ とができ 、 損害を最小限に抑える とができる

また 、 衣状夕ンク 1 9 の袋体 2 1 は 、 内袋 2 1 Aと外 袋 2 1 B との二重構造とし、 れらの内袋 2 1 Aと外袋

2 1 B との間に隙間 2 1 Eを形成している た 、 支持 体 2 0 には 、 隙間 2 1 E を蓋部 2 7 の 通通路 2 7 Cを 通って外部に連通する漏洩液体排出通路 2 4 を設けてい る。 従って、 袋体 2 1 の内袋 2 1 Aが破損した場合には、 該内袋 2 1 Aから漏れ出た塗料を内袋 2 1 Aと外袋 2 1 B との隙間 2 1 E、 漏洩液体排出通路 2 4 、 連通通路 2 7 C を介して外部に排出する こ とができ、 この排出され た塗料によ り 内袋 2 1 Aの破損を早期に発見する ことが できる。 一方、 袋体 2 1 の外袋 2 1 Bが破損した場合に は、 外袋 2 1 Bから漏れ出た押出し液体を隙間 2 1 E 漏洩液体排出通路 2 4、 連通通路 2 7 Cを介して外部に 排出する ことができ、 この排出された押出し液体によ り 外袋 2 1 Bの僅かな破損も早期に発見する ことができる。 これによ り、 袋体 2 1 の損傷による被害を最小限に抑え る こ とができる。

また 、 タンクベース 1 2 の取付部 1 3 の底面 1 3 B に は、 力ー ト リ ツジ側押出し液体通路 3 2 と連通して円環 状に延びた押出し液体案内溝 3 3 を設ける構成としてい る れによ り 塗料を塗料収容室 2 2 に充填し

に伴 て押出し液体収容室 3 1 から押出し液体通路から 排出されるときに 、 押出し液体通路 3 2 は 袋体 2 1 に よつて覆われて閉塞する虞がある。 しかし 実施の形態 では 押出し液体案内溝 3 3 を設けたことによ て、 袋 体 2 1 に邪魔される こ となく 、 押出し液体通路 3 2 と押 出し液体収容室 3 1 とを常時連通させる こ とができる力 ^ ら、 充填不良を防止して信頼性を高める ことができる。 また 、 タンク収容筒体 2 5 の開口部 2 6 Aの外周側に リ テ ―ナリ ング 3 0 を設け、 このリ テーナ U ング 3 0 を、 夕ンクベース 1 2 の取付部 1 3 に設けたねじ筒 1 3 Aに 螺着する ことに つて、 タンク収容筒体 2 5 を夕ンクべ ス 1 2 の取付部 1 3 に固定する こ とができる 従って、 塗装用カー ト リ ッジ 1 1 の点検作業、 修理作業等を行う 場合には、 リ テーナリ ング 3 0 を手で回すだけで、 別途 工具等を用いる ことなく 、 簡単にタンク収容筒体 2 5 を 取付け、 取外しする ことができる。

さ らに 、 ィ衣状夕ンク 1 9 は、 塗装用カー ト リ ツジ 1 1 に取付けたまま繰返して使用する こ とができるから、 塗 料の充填作業だけで塗装準備作業を終える ことができ、 塗装時の作業性を向上する こ とができる。 しかも 、 袋状 タンク 1 9 は 、 塗装用力一 ト リ ッジ 1 1 内に収容してい るから、 損傷して内部の塗料が漏れ出すこ とがあつても、 ハウジング 3等に塗料が付着するのを防止できる

次に、 図 9 は本発明の第 2 の実施の形態を示している。 本実施の形能の特徴は、 袋状タ ンクの支持体を、 長さ方 向に伸縮可能な複数の部材によって構成したことにある。 なあ、 2 の実施の形態では、 前述した第 1 の実施の形 態と同一の構成要素に同一の符号を付し、 その説明を省 略する ものとする

図 9 において、 4 1 は第 2 の実施の形態による袋状夕 ンク、 4 2 は該袋状タンク 4 1 を構成する支持体をそれ ぞれ示している の支持体 4 2 は、 長さ方向に伸縮可 能に構成されている 。 即ち、 支持体 4 2 は、 前側 □ッ ド

4 3 と、 該刖側口 ッ ド 4 3 と間隔をもって同軸に配置さ れた後側 Π ッ H 4 4 と、 前記各ロッ ド 4 3 ， 4 4間に設 けられた圧縮ばね 4 5 と、 該圧縮ばね 4 5 を覆う よう に 各ロッ ド 4 3 , 4 4 に摺動自在に外嵌したカバ一部材 4 6 とによ り構成されている。

また、 前側ロッ ド 4 3 の前端部 4 3 Aには、 袋体 2 1 の前側固定リ ング 2 1 Cが液密に固着されると共に、 第 2 の塗料通路 4 7 が設けられている。 さ らに、 後側ロ ッ ド 4 4 の後端部 4 4 Aには、 袋体 2 1 の後側固定リ ング 2 1 Dが液密に固着されると共に、 漏洩液体排出通路 4 8 が設けられている。 さ らに、 袋体 2 1 の内部は、 支持 体 4 2 との間で塗料収容室 4 9 を画成している。

そして、 袋状タンク 4 1 は、 支持体 4 2 の前側ロッ ド 4 3 をタンクベース 1 2 を構成する取付部 1 3 の支持体 嵌合穴 1 3 C に着脱可能に揷嵌し、 後側ロ ッ ド 4 4 を夕 ンク収容筒体 2 5 を構成する蓋部 2 7 の支持体嵌合穴 2 7 B に着脱可能に揷嵌する。 これによ り 、 袋状タンク 4 1 を、 タンクベース 1 2 とタンク収容筒体 2 5 との間に 挟持して取付ける こ とができる。

のとさに 、 支持体 4 2 は 、 長さ方向に伸縮可能な各

Πッ ド、 4 3 4 4 を圧縮ばね 4 5 で付勢しているから、 前側 π ッ ド 4 3 の前端部 4 3 Aを取付部 1 3 の支持体嵌 合穴 1 3 Cに押付け、 後側口ッ ド 4 4 の後端部 4 4 Aを

^部 2 7 の支持体嵌合穴 2 7 B に押付ける ことができる。 これによ り 、 支持体 4 2 は、 夕 ンクベース 1 2 、 タンク 収容筒体 2 5等の加工誤差を吸収し、 これらに対して密 着して取付ける こ とができる

かく して 、 このよ う に構成された第 2 の実施の形態に おいても、 前述した第 1 の実施の形態とほぼ同様の作用 効果を得る こ とができる。 特に、 第 2 の実施の形態によ れば、 袋状タンク 4 1 の支持体 4 2 を、 長さ方向に伸縮 可能な前側ロ ッ ド 4 3 、 後側ロッ ド 4 4、 圧縮ばね 4 5 、 力パー部材 4 6等によ り構成している しれによ り、 タ ンクべ —ス 1 2 の取付部 1 3 と夕ンク収容筒体 2 5 の蓋 部 2 7 との間隔寸法等に多少の誤差が生じた場合でも、 伸縮する支持体 4 2 を押付ける ことによ り誤差を吸収す る こ とができる し の結果、 袋状タンク 4 1 をタンクべ ース 1 2 とタ ンク収容筒体 2 5 の間にがたつさを抑えた 状態で安定的に挟持する こ とができる。

次に、 図 1 0 は本発明の第 3 の実施の形態を示してい る。 本実施の形態の特徴は、 袋状タンクの支持体を 長 さ方向の中間部で複数本の細軸に分岐させたことにある な 、 3 の実施の形態では 、 前述した第 1 の実施の形 態と同一の構成要素に同一の符号を付し、 その説明を省 略するものとする。

図 1 0 において、 5 1 は第 3 の実施の形態による袋状 タンク、 5 2 は該袋状タンク 5 1 を構成する支持体をそ れぞれ示している。 この支持体 5 2 は、 前端部 5 2 Aと 後端部 5 2 B との間に位置する長さ方向の中間部が湾曲 した複数本の細軸 5 2 C (例えば 4本に分岐したうちの

3 本のみ図示） とによ り構成されている。

また、 支持体 5 2 の前端部 5 2 Aには、 袋体 2 1 の前 側固定リ ング 2 1 Cが液密に固着されると共に、 第 2 の 塗料通路 5 3 が設けられている。 さ らに、 支持体 5 2 の 後端部 5 2 B には、 袋体 2 1 の後側固定リ ング 2 1 Dが 液密に固着されると共に、 漏洩液体排出通路 5 4がき又 ftけ られている。 さ らに、 袋体 2 1 の内部は、 支持体 5 2 と の間で塗料収容室 5 5 を画成している。

かく して、 このよう に構成された第 3 の実施の形能に おいても 、 前述した第 1 の実施の形態とほぼ同様の作用 効果を得る こ とができる。 特に、 第 3 の実施の形能に れば、 支持体 5 2 の長さ方向の中間部を、 複数本の細軸

5 2 C に分岐しているから、 十分な強度を確保しつつ軽 量化する ことができる。

次に、 図 1 1 は本発明の第 4 の実施の形態を示してい る 本実施の形態の特徴は、 タンク収容筒体を 1個の部 品として形成したことにある 。 なお、 第 4 の実施の形 では、 前述した第 1 の実施の形能と同 の構成要素に同 一の符号を付し、 その説明を 略するものとする

図 1 1 において 6 1 は第 4 の実施の形態による塗装 用カー 卜 リ ッ ン、 6 2 は該塗 用力 卜 U ッ ン 6 1 の夕 ンク収容筒体である この夕ンク収容筒体 6 2 は 前側 が開口 し後側が閉塞された 1個の有蓋筒体として形成さ れている。 即ち、 夕ンク収容筒体 6 2 の刖側は 拡径し て厚肉な開口部 6 2 Aとなり 後側は 体成型された蓋 部 6 2 B によって閉塞されている た 蓋部 6 2 Bの 後側は挟持部 6 2 C となっている 方 ^部 6 2 B の 中心位置には、 支持体嵌合穴 6 2 D と連通通路 6 2 Eが 同軸に設けられている。

そして 夕ンク収容筒体 6 2 は 開 P部 6 2 Aを夕 クベ ス 1 2 の取付部 1 3 のねじ筒 1 3 A内に嵌 し この状態で U テーナ U ング 3 0 をねじ筒 1 3 Aに螺着 る とによ り 夕ンク収容筒体 6 2 を夕ンクベ ス 1 に取付ける とができる

かく して このよう に構成された第 4 の実施の形態に おいても、 刖述した第 1 の実施の形能とほぼ同様の作用 効果を得る とがでさる 特に、 第 4 の実施の形態によ れば、 夕ンク収容筒体 6 2 を 1 個の部 として形成して いるから、 夕ンクべ ―ス 1 2 に対する夕ンク収容筒体 6

2 の着脱作業を容易に行ラ とがでさる

次に 、 図 1 2 は本発明の第 5 の実施の形 を示してい 本実施の形態の特徴は タ ンクベ スを 、 取付部、 タンク収容筒体およびフィ ドチュ ブに り一体的に 形成し 、 夕ンク収容筒体の後側に蓋体を着脱可能に取付 ける構成としたことにめる な 、 第 5 の実施の形態で は、 前述した第 1 の実施の形態と同 のネ接成要奉に同一 の符号を付し、 その説明を 略する ものとする

図 1 2 において、 7 1 は第 5 の実施の形目 による塗装 用カー ト リ ッ ジ、 7 2 は該塗装用カー ト リ ッジ 7 1 の夕 ンクベースを示している ゲ

のタンクべ一ス 7 2 は、 円 柱状ないし円板状に形成され塗装装置 2 の八ゥジング 3 に取付けられる取付部 7 3 と 、 該取付部 7 3 の後面から 後側に向けて延びた筒状の夕ンク収容筒体 7 4 と 、 HU記 取付部 7 3 力 ら前方に延びて設けられたフィ ― ドチュ —— ブ 7 5 とからなり 、 これらは一体的に形成されている また、 取付部 7 3 の底面 7 3 Aの中心部には 、 袋状夕ン ク 1 9 の支持体 2 0 の前端部 2 0 Aが嵌合する支持体嵌 合穴 7 3 Bが凹設されている さ ら に、 夕 ンク収容筒体

7 4の後側は蓋部着脱用開 P 7 4 Aとな り 、 その外周に 雄ねじが設けられている

また、 夕ンクベ一ス 7 2 は 、 その全体または夕ンク収 容筒体 7 4が透明または半透明の樹脂材料を用いて形成 されている 。 しれによ り 、 述した第 1 の実施の形態と 同様に、 袋状タ ンク 1 9 の占検作業を外部から簡単に行 う ことができる。

7 6 はタンクベ ス 7 2 のタンク収容筒体 7 4 の蓋部 着脱用開口 7 4 Aに着脱可能に取付けられた蓋体でめる。 この蓋体 7 6 は 、 夕ンク収容筒体 7 4 の後側の開 □を閉 塞するよう に螺着された蓋板部 7 6 Aと、 該蓋板部 7 6

Aの中央から後側に突出した挟持部 7 6 B と 、 蓋板部 7 6 Aの中心位置に凹設された支持体嵌合穴 7 6 C と 、 該 支持体嵌合穴 7 6 Cを外部に連通する連通通路 7 6 D と によ り構成されている

そして、 蓋体 7 6 は、 タンク収容筒体 7 4 の後側に螺 着する こ とによ り 、 袋状夕ンク 1 9 の支持体 2 0 の両端 をタンクベ―ス 7 2 の取付部 7 3 との間で挟持する こと ができる また 、 体 7 6 は、 タンク収容筒体 7 4の後 側を閉塞する ことによ Ό 、 袋状夕ンク 1 9 とタンク収容 筒体 7 4 との間に押出し液体収容室 7 7 を画成する こと ができる

で 夕ンク ス 7 2 の取付部 7 3 、 タンク収容 筒体 7 4および蓋体 7 6 によ り画成された押出し液体収 容室 7 7 の体積は、 袋状タンク 1 9 の袋体 2 1 の体積の 方が大含 < なるよう に 該袋体 2 1 の体積よ り も小さな 値に設定されている。 れによ り 、 第 1 の実施の形態と 同様に 袋体 2 1 の負荷を軽減して損傷を防止する こと ができる さ らに、 蓋体 7 6 には、 連通通路 7 6 Dを設 けているから、 袋体 2 1 の隙間 2 1 Eから漏洩液体排出 通路 2 4 に流出した塗料または押出し液体を、 当該連通 通路 7 6 Dを通じて外部に排出する とができ、 袋体 2

1 の破損を報知する こ とができる。

かく して のよう に構成された第 5 の実施の形態に おいても した第 1 の実施の形 とほぼ同様の作用 効果を得る こ とができる 。 特に、 第 5 の実施の形態によ れば、 夕ンク収容筒体 7 4 をタンクベース 7 2 の一部と して 体的に形成しているから、 部品点数を削減でき、 組立作業性等を向上する こ とができる □

なお 第 1 の実施の形態では、 支持体 2 0 の前側と後 側に嵌 溝 2 0 C 2 0 Dを形成し 該各嵌合溝 2 0 C

2 0 Dに袋体 2 1 の固定リ ング 2 1 C 2 1 Dを嵌合し て液密に固着した場合を例に挙げて 明した。 しかし、 本発明は れに限らず 例えば図 1 3 に示す第 1 の変形 例のよ に 、 支持体 8 1 の前側の段差の無い外周面とし て形成し この支持体 8 1 の前側外周面に袋体 2 1 の固 定リ ング 2 1 Cを液密に接着剤等を用いて固着する構成 としても い 。 この構成は 支持体 8 1 の後側について も同様であるので省略する さ らに 、 他の実施の形態に ついても同様に適用する こ とができる

また 図 1 4 に示す第 2 の変形例のよ 5 に 支持体 9

1 の前側に袋体 9 2 の内袋 9 2 A 外袋 9 2 Bの前側部 分を直接的に挟込むよう に固着する構成としてもよい。 この構成は、 支持体 9 1 と农体 9 2 の後側についても同 様であるので省略する。 さ らに、 他の実施の形態にも同 様に適用する ことができる

また 第 1 の実施の形態では、 袋状タンク 1 9 の袋体

2 1 を 内袋 2 1 Aと外袋 2 1 B とから二重構 ； とし こ 塲合を例に挙げて説明した しかし 、 本発明はこれに限 る こ となぐ 、 例えば袋体を 1 枚の樹脂フィ ルムによって 形成してもよい。 この構成は 、 他の実施の形 にも同様 に適用する ことができるものである

一方 第 1 の実施の形態では、 夕ンクべ ス 1 2 の取 付部 1 3 に対し、 タンク収容筒体 2 5 の力 n 筒 2 6 を リ テーナリ ング 3 0 を用いて取付ける構成とした場合を 例示している 。 しかし、 本発明はこれに限らず 、 例えば 取付部のねじ筒にカバー筒の開口部を直接的に螺着する 構成と してもよい。 この構成は、 他の実施の形 liにも同 様に適用する ことができるものである。

さ ら に 、 第 1 の実施の形 では、 袋状タンク 1 9 の支 持体 2 0 に漏洩液体排出通路 2 4 を設け、 該漏洩液体排 出通路 2 4 は夕ンク収容筒体 2 5 の蓋部 2 7 に形成した ffi通通路 2 7 Cを介して外部に連通する構成とした場 を例に挙げて説明した。 しかし、 本発明は れに限らず 例えば 部を軸方向に短く したり 、 支持体を後側に延ば すことによ り 、 漏洩液体排出通路を外部に直接的に開放 する ことができる。 この構成は、 他の実施の形態にも同 様に適用する ことができるものである。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . 噴霧手段 （ 2 ) に取付けられる取付部 （ 1 3 ) と 該取付部 （ 1 3 ) か ら前方に延びたフィ ー ドチューブ ( 1 6 ) とによ り形成されたタンクベース （ 1 2 ) と、 前記フィ ー ドチューブ （ 1 6 ) 内を通って前記タンク ベース （ 1 2 ) に形成された第 1 の塗料通路 （ 1 7 ) と、 前， 後方向に延びる支持体 （ 2 0 4 2 , 5 2 ) と可 撓性材料によって形成されて該支持体 （ 2 0 , 4 2 , 5 2 ) の外周に配置された袋体 （ 2 1 ) とを備え、 該袋体 ( 2 1 ) の両端が支持体 （ 2 0 4 2 5 2 ) に液密に 固着されて該袋体 （ 2 1 ) の内部に塗料収容室 （ 2 2 ) が形成された袋状タンク ( 1 9 , 4 1 5 1 ) と、

該袋状タンク ( 1 9 , 4 1 , 5 1 ) の支持体 （ 2 0 , 4 2 5 2 ) に形成され、 後側が前記塗料収容室 （ 2

2 ) に開口 し 、 前側が前記袋状タンク （ 1 9 4 1 5

1 ) を刖 夕ンクベ —ス （ 1 2 ) に取付けたとき目 記第

1 の塗料通路 ( 1 7 ) と連通する とができる第 2の塗 料通路 （ 2 3 4 7 5 3 ) と

前側が開口部 （ 2 6 A , 6 2 A ) となる itに、 後側 に 部 （ 2 7 6 2 B ) を有する有蓋筒体として形成さ れ、 前記袋状夕ンク ( 1 9 , 4 1 5 1 ) の支持体 （ 2

0 , 4 2 , 5 2 ) の両端を刖 タンクベ ス （ 1 2 ) の 取付部 （ 1 3 ) と蓋部 （ 2 7 , 6 2 B ) との間で挟持し た状態で、 前 開 Ρ部 （ 2 6 A 6 2 A ) が前記取付部

( 1 3 ) に着脱可能に取付けられる夕ンク収容筒体 （ 2

5 6 2 ) と

刖記袋状夕ンク ( 1 9 , 4 1 5 1 ) を夕ンク収容筒 体 （ 2 5 6 2 ) 内に収容する せ z に該夕ンク収容筒体 8/068957

( 2 5 ， 6 2 ) をタ ンクベース （ 1 2 ) の取付部 （ 1 3 ) に取付けた状態で、 該袋状タンク （ 1 9， 4 1 ， 5 1 ) とタンク収容筒体 （ 2 5， 6 2 ) との間に画成され る押出し液体収容室 （ 3 1 ) と、

前記タンクベース （ 1 2 ) に設けられ、 前記押出し液 体収容室 ( 3 1 ) に押出し液体の供給と排出を行う押出 し液体通路 ( 3 2 ) とによ り構成してなる塗装用カー 卜 リ ッジ。

2 . 前記袋状タンク （ 1 9， 4 1 ， 5 1 ) の塗料収容 室 （ 2 2 ) の体積は、 前記タ ンク収容筒体 ( 2 5 ， 6

2 ) を夕ンクベース （ 1 2 ) に取付けたときに 、 これら によって画成される前記タンク収容筒体 （ 2 5 ， 6 2 ) 内の体積よ り も大きな値に設定してなる請求項 1 に記載 の塗装用カー ト リ ッジ

3. 前記タンク収容筒体 ( 2 5， 6 2 ) は、 透明また は半透明の樹脂材料によ Ό形成してなる請求項 1 §匚 ι の塗装用カー 卜 リ ッジ

4. 前記袋状タンク ( 1 9， 4 1， 5 1 ) の袋体 （ 2

1 ) は内袋 （ 2 1 A) と外袋 （ 2 1 B ) との二重構造と して 、 これらの間に隙間 ( 2 1 E ) を形成し、 前記袋状 夕ンク ( 1 9 , 4 1 ， 5 1 ) の支持体 ( 2 0， 4 2 , 5

2 ) には前記隙間 （ 2 1 E ) を前記夕ンク収容筒体 （ 2

5， 6 2 ) の蓋部 （ 2 7 6 2 B ) を通つて外部に連通 する漏洩液体排出通路 ( 2 4 , 4 8 ) を 又ける構成と し てなる請求項 1 に記載の塗装用カー 卜 U ジ。

5 . 前記タンク収容筒体 ( 2 5 , 6 2 ) の蓋部 （ 2 7

6 2 B ) には、 前記漏洩液体排出通路 ( 2 4 , 4 8 ) を 外部に連通する連通通路 ( 2 7 C， 6 2 E ) を設けてな る m求項 4 に記載の塗装用力一 卜 U ッジ 6• 前記押出し液体通路 （ 3 2 ) は前記タンクベ―ス

( 1 2 ) の取付部 （ 1 3 ) の底面 （ 1 3 B ) に開 Pし、 該底面 （ 1 3 B ) には前記押出し液体通路 （ 3 2 ) と連 通する押出し液体案内溝 （ 3 3 ) を設ける構成としてな る 求項 1 に記載の塗装用力一 ト リ ッジ。

7 • 前記タ ンク収容筒体 （ 2 5 ) は、 前側が開 口部

( 2 6 A ) となる と共に後側が蓋部着脱用開 口 ( 2 6

D ) となったカバー筒 （ 2 6 ) と、 該カバー筒 （ 2 6 ) の 部着脱用開口 （ 2 6 D ) に着脱可能に取付けられた 蓋部 ( 2 7 ) とによ り構成してなる請求項 1 に記載の塗

¾¾用カー ト リ ッジ。

8 • 前記タ ンク収容筒体 （ 6 2 ) は、 前側が開 口部

( 6 2 A ) となる と共に後側が閉塞された 1個の有遠 体として形成してなる請求項 1 に記載の塗装用力一 b U

V ン

9 • 前記タンク収容筒体 （ 2 5， 6 2 ) の開口部 ( 2

6 A ， 6 2 A ) の外周側にはリ テーナリ ング （ 3 0 ) を 又け 、 該リ テ一ナ リ ング ( 3 0 ) を前記タ ンクベ一ス

( 1 2 ) の取付部 （ 1 3 ) に螺着する ことによつて 、 刖 記夕 ンク収容筒体 （ 2 5， 6 2 ) をタ ンクべ一ス ( 1

2 ) の取付部 （ 1 3 ) に固定する構成としてなる 求項

1 に記載の塗装用力一 ト リ ッジ。

1 0 . 噴霧手段 （ 2 ) に取付けられる取付部 （ 7 3 ) と該取付部 （ 7 3 ) から後側に延びた筒状のタンク収容 筒体 ( 7 4 ) と前記取付部 （ 7 3 ) から前方に延びたフ ィ ドチューブ （ 7 5 ) とによ り形成されたタンクベ一 ス ( 7 2 ) と、

刖記フィ ー ドチューブ （ 7 5 ) 内を通って前記タンク ベ一ス （ 7 2 ) に形成された第 1 の塗料通路 （ 1 7 ) と 前， 後方向に延びる支持体 （ 2 0 ) と可撓性材料によ つて形成されて該支持体 （ 2 0 ) の外周に配置された袋 体 （ 2 1 ) と を備え、 該袋体 （ 2 1 ) の両端が支持体 ( 2 0 ) に液密に固着されて該袋体 （ 2 1 ) の内部に塗 料収容室 （ 2 2 ) が形成された袋状タンク （ 1 9 ) と、 該袋状タンク （ 1 9 ) の支持体 （ 2 0 ) に形成され、 後側が前記塗料収容室 （ 2 2 ) に開口 し、 前側が前記袋 状タンク （ 1 9 ) を前記タンクベース （ 7 2 ) に取付け たとき前記第 1 の塗料通路 （ 1 7 ) と連通する ことがで きる第 2 の塗料通路 （ 2 3 ) と、

前記タンクベース （ 7 2 ) のタンク収容筒体 （ 7 4 ) の後側に着脱可能に取付け られ、 前記袋状タ ンク （ 1 9 ) の支持体 （ 2 0 ) の両端を前記タ ンクべ一ス （ 7 2 ) の取付部 （ 7 3 ) との間で挟持する蓋体 （ 7 6 ) と、 前記袋状タンク （ 1 9 ) をタンク収容筒体 （ 7 4 ) 内 に収容する と共に前記蓋体 （ 7 6 ) をタ ンク収容筒体 ( 7 4 ) に取付けた状態で、 該袋状タ ンク （ 1 9 ) と夕 ンク収容筒体 （ 7 4 ) との間に画成される押出し液体収 容室 （ 7 7 ) と、

前記タンクべ一ス （ 7 2 ) に設けられ、 前記押出し液 体収容室 （ 7 7 ) に押出し液体の供給と排出を行う押出 し液体通路 （ 3 2 ) とによ り構成してなる塗装用カー ト リ ッジ。