JPH08229446A - 回転霧化静電塗装装置 - Google Patents
回転霧化静電塗装装置Info
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- JPH08229446A JPH08229446A JP4176095A JP4176095A JPH08229446A JP H08229446 A JPH08229446 A JP H08229446A JP 4176095 A JP4176095 A JP 4176095A JP 4176095 A JP4176095 A JP 4176095A JP H08229446 A JPH08229446 A JP H08229446A
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- Japan
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- coating
- tank unit
- nozzle
- gun
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B12/00—Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
- B05B12/14—Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for supplying a selected one of a plurality of liquids or other fluent materials or several in selected proportions to a spray apparatus, e.g. to a single spray outlet
- B05B12/1463—Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for supplying a selected one of a plurality of liquids or other fluent materials or several in selected proportions to a spray apparatus, e.g. to a single spray outlet separate containers for different materials to be sprayed being moved from a first location, e.g. a filling station, where they are fluidically disconnected from the spraying apparatus, to a second location, generally close to the spraying apparatus, where they are fluidically connected to the latter
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B5/00—Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
- B05B5/025—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
- B05B5/04—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by having rotary outlet or deflecting elements, i.e. spraying being also effected by centrifugal forces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B5/00—Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
- B05B5/16—Arrangements for supplying liquids or other fluent material
- B05B5/1691—Apparatus to be carried on or by a person or with a container fixed to the discharge device
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- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 色替え時の洗浄シンナー量および洗い流し塗
料量を低減でき、しかも塗装色の数が増えても対応でき
る回転霧化静電塗装装置の提供。 【構成】 塗装ガン１を、洗浄ノズル１０側の塗装ガン
本体３と、塗料ノズル１１側の塗料タンクユニット４に
分割構成し、塗料タンクユニット４に塗料タンク１２を
含ませてカートリッジに構成し、塗料タンクユニット４
を塗装ガン本体３に交換可能に装着したこと。
料量を低減でき、しかも塗装色の数が増えても対応でき
る回転霧化静電塗装装置の提供。 【構成】 塗装ガン１を、洗浄ノズル１０側の塗装ガン
本体３と、塗料ノズル１１側の塗料タンクユニット４に
分割構成し、塗料タンクユニット４に塗料タンク１２を
含ませてカートリッジに構成し、塗料タンクユニット４
を塗装ガン本体３に交換可能に装着したこと。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、色替え時の洗浄シンナ
ー、洗い流し塗料の量を少なくできる回転霧化静電塗装
装置に関する。
ー、洗い流し塗料の量を少なくできる回転霧化静電塗装
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車の生産工場においては、ボデーや
バンパー等の塗装は塗装ロボットを用いて行われてい
る。この場合、１台の塗装ロボットには１台の塗装ガン
が保持され、ボデーやバンパーの塗装色が変わるごと
に、塗装ガンおよび塗料経路内を洗浄し、色まじりを防
止している。そのため、洗浄シンナー量、塗料経路内に
残存していた洗い流される塗料の量が多く、不経済であ
る。この対策として、特開平６−１３４３５４号公報
は、塗装ガンに複数の塗料ノズルを具備させ、塗装色ご
とに専用経路でベルヘッドに塗料を供給して、塗料経路
内を色替えごとに洗浄しなくても済むようにし、洗浄シ
ンナー量、洗い流し塗料量を低減させた回転霧化静電塗
装装置を提案している。
バンパー等の塗装は塗装ロボットを用いて行われてい
る。この場合、１台の塗装ロボットには１台の塗装ガン
が保持され、ボデーやバンパーの塗装色が変わるごと
に、塗装ガンおよび塗料経路内を洗浄し、色まじりを防
止している。そのため、洗浄シンナー量、塗料経路内に
残存していた洗い流される塗料の量が多く、不経済であ
る。この対策として、特開平６−１３４３５４号公報
は、塗装ガンに複数の塗料ノズルを具備させ、塗装色ご
とに専用経路でベルヘッドに塗料を供給して、塗料経路
内を色替えごとに洗浄しなくても済むようにし、洗浄シ
ンナー量、洗い流し塗料量を低減させた回転霧化静電塗
装装置を提案している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
には、１台の塗装ガン内に配置できる塗料供給ノズルの
数には限界があり、塗装色の数が大きくなると対応でき
なくなるという問題があった。また、塗装ガンの軸芯か
ら半径方向に隔たった位置にある塗料供給ノズルから噴
出された塗料はベルヘットのノズル対向壁の中心に当ら
ないため、塗料のはねかえり等が生じ塗装ガンの汚れを
生じやすくなる等の問題もあった。本発明の目的は、色
替え時の洗浄シンナー量および洗い流し塗料量を低減で
き、しかも塗装色の数が増えても対応できる回転霧化静
電塗装装置を提供することにある。
には、１台の塗装ガン内に配置できる塗料供給ノズルの
数には限界があり、塗装色の数が大きくなると対応でき
なくなるという問題があった。また、塗装ガンの軸芯か
ら半径方向に隔たった位置にある塗料供給ノズルから噴
出された塗料はベルヘットのノズル対向壁の中心に当ら
ないため、塗料のはねかえり等が生じ塗装ガンの汚れを
生じやすくなる等の問題もあった。本発明の目的は、色
替え時の洗浄シンナー量および洗い流し塗料量を低減で
き、しかも塗装色の数が増えても対応できる回転霧化静
電塗装装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の回転霧化静電塗装装置は次の通りである。ベルヘッ
ドおよび洗浄ノズルを有する塗装ガン本体と、塗料定量
供給手段を内蔵した塗料タンクと該塗料タンクからベル
ヘッドに向って延びる塗料ノズルを有し前記塗装ガン本
体と分離可能に構成され前記塗装ガン本体に着脱可能に
装着される塗料タンクユニットと、を有する回転霧化静
電塗装装置。
明の回転霧化静電塗装装置は次の通りである。ベルヘッ
ドおよび洗浄ノズルを有する塗装ガン本体と、塗料定量
供給手段を内蔵した塗料タンクと該塗料タンクからベル
ヘッドに向って延びる塗料ノズルを有し前記塗装ガン本
体と分離可能に構成され前記塗装ガン本体に着脱可能に
装着される塗料タンクユニットと、を有する回転霧化静
電塗装装置。
【０００５】
【作用】上記本発明の回転霧化静電塗装装置では、色替
え時には、塗料タンクユニットごと交換する。したがっ
て、塗料ノズルを含む塗料供給経路内の残存塗料の洗い
流しとシンナーによる洗浄は行わず、洗い流し塗料量、
シンナー量は激減する。また、１つの塗装ガンには１つ
の塗料タンクユニットが装着され、１つの塗料タンクユ
ニットは１つの塗料ノズルが存在するだけであるから、
塗装色の数が塗料ノズルの配置スペースから制限される
ことはなく、塗装色の数の増大に自由に対応できる。さ
らに、塗装ガンに装着された塗料タンクユニットの塗料
ノズルは塗装ガン軸芯上に配置でき、軸芯からずれた配
置の場合に生じる不具合は生じない。
え時には、塗料タンクユニットごと交換する。したがっ
て、塗料ノズルを含む塗料供給経路内の残存塗料の洗い
流しとシンナーによる洗浄は行わず、洗い流し塗料量、
シンナー量は激減する。また、１つの塗装ガンには１つ
の塗料タンクユニットが装着され、１つの塗料タンクユ
ニットは１つの塗料ノズルが存在するだけであるから、
塗装色の数が塗料ノズルの配置スペースから制限される
ことはなく、塗装色の数の増大に自由に対応できる。さ
らに、塗装ガンに装着された塗料タンクユニットの塗料
ノズルは塗装ガン軸芯上に配置でき、軸芯からずれた配
置の場合に生じる不具合は生じない。
【０００６】
【実施例】図１〜図９に本発明の望ましい実施例を示
す。図１に示すように、本発明実施例の回転霧化静電塗
装装置は、塗装ガン１と、塗装ガン１を保持し移動させ
る塗装ロボット２と、塗装ガン１へのシンナー、エアの
供給ホース、電線ケーブル類と、を有する。塗装ガン１
は塗装ロボット２の手首部３４に取り付けられている。
塗装ガン１は、図１、図２に示すように、互いに分離可
能な、２つの部分から構成されている。この２つの部分
のうちの１つは、ベルヘッド５および洗浄ノズル１０を
備えた塗装ガン本体３で、他の１つは塗料ノズル１１と
塗料タンク１２を備えた塗料タンクユニット４（図２に
示すユニット）である。塗装ガン１は塗装ガン本体３の
部位で塗装ロボット２に保持され、塗料タンクユニット
４はカートリッジタイプに構成されて塗装ガン本体３に
着脱可能に装着される。塗装色ごとに塗料タンクユニッ
ト４が用意され、色替え時には塗料タンクユニット４ご
と交換する。１つの塗料タンクユニット４は１つの塗料
ノズル１１と１つの塗料タンク１２を有する。１つの塗
料ノズル１１は、塗料タンクユニット４が塗装ガン本体
３にとり付けられたときに、ベルヘッド５の軸芯の延長
上に塗料ノズル軸芯が位置するように、塗料タンクユニ
ットに設けられる。塗料タンクユニット４の塗料タンク
１２は塗料定量供給手段１３を有している。
す。図１に示すように、本発明実施例の回転霧化静電塗
装装置は、塗装ガン１と、塗装ガン１を保持し移動させ
る塗装ロボット２と、塗装ガン１へのシンナー、エアの
供給ホース、電線ケーブル類と、を有する。塗装ガン１
は塗装ロボット２の手首部３４に取り付けられている。
塗装ガン１は、図１、図２に示すように、互いに分離可
能な、２つの部分から構成されている。この２つの部分
のうちの１つは、ベルヘッド５および洗浄ノズル１０を
備えた塗装ガン本体３で、他の１つは塗料ノズル１１と
塗料タンク１２を備えた塗料タンクユニット４（図２に
示すユニット）である。塗装ガン１は塗装ガン本体３の
部位で塗装ロボット２に保持され、塗料タンクユニット
４はカートリッジタイプに構成されて塗装ガン本体３に
着脱可能に装着される。塗装色ごとに塗料タンクユニッ
ト４が用意され、色替え時には塗料タンクユニット４ご
と交換する。１つの塗料タンクユニット４は１つの塗料
ノズル１１と１つの塗料タンク１２を有する。１つの塗
料ノズル１１は、塗料タンクユニット４が塗装ガン本体
３にとり付けられたときに、ベルヘッド５の軸芯の延長
上に塗料ノズル軸芯が位置するように、塗料タンクユニ
ットに設けられる。塗料タンクユニット４の塗料タンク
１２は塗料定量供給手段１３を有している。
【０００７】塗装ガン本体３はエアモーター３５を内蔵
しており、エアモーター３５の先端にベルヘッド５が螺
着されており、塗料を霧化する。霧化された塗料は、シ
ェーピングエア噴射部６により塗装パターンが制御され
る。シェーピングエア噴射部６およびベルヘッド５は、
誤動作時でも静電スパークが生じるのを防止するため
に、静電気的に半導電性の材料（抵抗が１０〜１０００
ＭΩ程度）で構築されている。エアモーター３５は、回
転軸１４、回転軸１４を回転自在に支持するラジアル空
気軸受部１５、スラスト空気軸受部１６、回転軸１４を
回転駆動するタービン部１７等で構成されている。塗装
ガン本体３の、エアモーター３５外周部７は、電気絶縁
性樹脂で構成され、Ｔ型構造で、ロボット手首部３４に
保持されている。絶縁樹脂の外周部７には、高電圧発生
器８が内蔵され、高電圧ケーブル９を介してエアモータ
ー３５、ベルヘッド５に３０〜１００ＫＶ程度の高電圧
が印加される。高電圧発生器８には、低電圧電源（０〜
２４Ｖ）２７から電力が低電圧ケーブル２８を介して送
られる。
しており、エアモーター３５の先端にベルヘッド５が螺
着されており、塗料を霧化する。霧化された塗料は、シ
ェーピングエア噴射部６により塗装パターンが制御され
る。シェーピングエア噴射部６およびベルヘッド５は、
誤動作時でも静電スパークが生じるのを防止するため
に、静電気的に半導電性の材料（抵抗が１０〜１０００
ＭΩ程度）で構築されている。エアモーター３５は、回
転軸１４、回転軸１４を回転自在に支持するラジアル空
気軸受部１５、スラスト空気軸受部１６、回転軸１４を
回転駆動するタービン部１７等で構成されている。塗装
ガン本体３の、エアモーター３５外周部７は、電気絶縁
性樹脂で構成され、Ｔ型構造で、ロボット手首部３４に
保持されている。絶縁樹脂の外周部７には、高電圧発生
器８が内蔵され、高電圧ケーブル９を介してエアモータ
ー３５、ベルヘッド５に３０〜１００ＫＶ程度の高電圧
が印加される。高電圧発生器８には、低電圧電源（０〜
２４Ｖ）２７から電力が低電圧ケーブル２８を介して送
られる。
【０００８】エアモーター３５の内側には、二重管構造
の洗浄シンナーおよび洗浄エアを供給する洗浄ノズル１
０が配設されている。洗浄ノズル１０には、図４に示す
ように、絶縁樹脂部７の後方から、塗料タンクユニット
４の塗料ノズル１１が挿入される構造となっており、か
つ洗浄ノズル１０の内外管の間にシンナーおよびエアが
供給されるようになっている。塗料ノズル１１が洗浄ノ
ズル１０に挿入された状態では、塗料ノズル１０の先端
は洗浄ノズル１０の先端から突出し、シンナーが塗料ノ
ズル１０内に入らないようにしてある。洗浄ノズル１０
の二重管の間には、シンナーおよびエア通路３１からシ
ンナーとエアが交互に供給され、通路３１には、シンナ
ーホース３２、エアホース３３から、バルブ３９とホー
ス３０を介して、シンナーとエアが供給される。
の洗浄シンナーおよび洗浄エアを供給する洗浄ノズル１
０が配設されている。洗浄ノズル１０には、図４に示す
ように、絶縁樹脂部７の後方から、塗料タンクユニット
４の塗料ノズル１１が挿入される構造となっており、か
つ洗浄ノズル１０の内外管の間にシンナーおよびエアが
供給されるようになっている。塗料ノズル１１が洗浄ノ
ズル１０に挿入された状態では、塗料ノズル１０の先端
は洗浄ノズル１０の先端から突出し、シンナーが塗料ノ
ズル１０内に入らないようにしてある。洗浄ノズル１０
の二重管の間には、シンナーおよびエア通路３１からシ
ンナーとエアが交互に供給され、通路３１には、シンナ
ーホース３２、エアホース３３から、バルブ３９とホー
ス３０を介して、シンナーとエアが供給される。
【０００９】塗料タンクユニット４の塗料タンク１２
は、図２に示すように、所定の容積の塗料室１８をも
ち、スプール弁で塗料室１８の塗料を塗料ノズル１１に
押し出す塗料定量供給手段１３を備えている。塗料定量
供給手段１３′は、また、図７に示すように、塗料室１
８の中の風船で押し出すような構造のものからなってい
てもよい。塗料タンクユニット４は樹脂材の高電圧絶縁
部２４を有し、その部分で位置決めシリンダ２５により
塗装ガン本体３に対し保持される。位置決めシリンダ２
５は、図５に示すように、ピストン３７とばね３８をも
つ。塗料ノズル１１の先端には、図４に示すように、ば
ねと鋼球からなる逆流防止弁２６が設けられ、シンナー
が塗料ノズル１１内に入らないようにしてある。図２に
示すように、塗料室１８は塗料供給口２１を有し、塗料
供給口２１にはボール２２およびばね２３からなる逆流
防止弁が設けられている。
は、図２に示すように、所定の容積の塗料室１８をも
ち、スプール弁で塗料室１８の塗料を塗料ノズル１１に
押し出す塗料定量供給手段１３を備えている。塗料定量
供給手段１３′は、また、図７に示すように、塗料室１
８の中の風船で押し出すような構造のものからなってい
てもよい。塗料タンクユニット４は樹脂材の高電圧絶縁
部２４を有し、その部分で位置決めシリンダ２５により
塗装ガン本体３に対し保持される。位置決めシリンダ２
５は、図５に示すように、ピストン３７とばね３８をも
つ。塗料ノズル１１の先端には、図４に示すように、ば
ねと鋼球からなる逆流防止弁２６が設けられ、シンナー
が塗料ノズル１１内に入らないようにしてある。図２に
示すように、塗料室１８は塗料供給口２１を有し、塗料
供給口２１にはボール２２およびばね２３からなる逆流
防止弁が設けられている。
【００１０】塗装ガン本体３と塗料タンクユニット４に
は、塗料吸い込みエア経路１９と塗料押し出しエア経路
２０とが設けられている。塗料吸い込みエア経路１９か
ら圧縮エアを供給してスプール弁を塗料室１８が拡大す
る方向に移動させると、塗料供給口２１を通して塗料が
塗料室１８に吸い込まれ、塗料押し出しエア経路２０か
ら圧縮エアを供給してスプール弁を塗料室１８が縮少す
る方向に移動させると、塗料室１８から塗料ノズル１１
に塗料が押し出され、ベルヘッド５に供給される。ただ
し、塗料室１８への塗料の吸い込みは、後述するよう
に、塗料タンクユニット４を塗装ガン本体３からとり外
して行われる。塗料吸い込みエア経路１９および塗料押
し出しエア経路２０の、塗装ガン本体３と塗料タンクユ
ニット４とのつなぎ目部分は、図６に示すように、ゴム
パッキン３６にて気密が保たれる構造となっている。
は、塗料吸い込みエア経路１９と塗料押し出しエア経路
２０とが設けられている。塗料吸い込みエア経路１９か
ら圧縮エアを供給してスプール弁を塗料室１８が拡大す
る方向に移動させると、塗料供給口２１を通して塗料が
塗料室１８に吸い込まれ、塗料押し出しエア経路２０か
ら圧縮エアを供給してスプール弁を塗料室１８が縮少す
る方向に移動させると、塗料室１８から塗料ノズル１１
に塗料が押し出され、ベルヘッド５に供給される。ただ
し、塗料室１８への塗料の吸い込みは、後述するよう
に、塗料タンクユニット４を塗装ガン本体３からとり外
して行われる。塗料吸い込みエア経路１９および塗料押
し出しエア経路２０の、塗装ガン本体３と塗料タンクユ
ニット４とのつなぎ目部分は、図６に示すように、ゴム
パッキン３６にて気密が保たれる構造となっている。
【００１１】塗装ガン本体３からとり外された塗料タン
クユニット４は、図３に示すように、配置台３４に順立
てされる。塗料タンクユニット４ａ〜４ｄは、塗装色が
異なる。この状態で、図８に示すように、各塗料タンク
ユニット４ａ〜４ｄには、塗料循環配管３７から、それ
ぞれの色の塗料が、クイックジョイント３８を介して充
填される。図９は、任意の１つの色の塗料循環配管３７
に塗料を供給する塗料タンク３９、ポンプ４０を示して
おり、エアシリンダ４１にてクイックジョイント３８を
下げて、クイックジョイント３８を塗料供給口２１に嵌
着し、塗料を塗料室１８内に供給する。
クユニット４は、図３に示すように、配置台３４に順立
てされる。塗料タンクユニット４ａ〜４ｄは、塗装色が
異なる。この状態で、図８に示すように、各塗料タンク
ユニット４ａ〜４ｄには、塗料循環配管３７から、それ
ぞれの色の塗料が、クイックジョイント３８を介して充
填される。図９は、任意の１つの色の塗料循環配管３７
に塗料を供給する塗料タンク３９、ポンプ４０を示して
おり、エアシリンダ４１にてクイックジョイント３８を
下げて、クイックジョイント３８を塗料供給口２１に嵌
着し、塗料を塗料室１８内に供給する。
【００１２】つぎに、作用を説明する。塗装ロボット２
に取り付けられた塗装ガン１が塗料供給タンク配置台３
４部へロボット動作で移動され、塗装順の塗料タンクユ
ニット４ａ、４ｂ、…の１つ（たとえば、４ａ）を塗装
ガン本体３の後方からさし込み、エアシリンダ２５を動
作させ固定する。つぎに、塗装ロボット２を動作させ、
塗装部位に塗装ガン１を移動させ、スプール弁１３を定
速で前進させて塗料を押し出し、回転ベルヘッド５から
噴霧し塗装を行う。塗装終了後、二重管洗浄ノズル１０
から洗浄シンナーおよびエアを交互に噴射して、ベルヘ
ッド５および塗料ノズル１１先端部を洗浄する。その
後、再度塗料タンクユニット配置台３４部へ塗装ガン１
を移動し、使用済みの塗料タンクユニット４ａを配置台
３４へ返却し、次の塗装色の塗料タンクユニット４ｂを
取り、上と同じ操作を繰り返す。上記の洗浄において
は、カートリッジ式の塗料タンクユニット４を交換する
だけで、塗料ノズル１１の内部を洗浄する必要がなく、
かつ色替え時に塗料ノズル１１の内部に残っていた塗料
を洗い流す必要もないから、色替え時の洗浄シンナー量
が少なくかつ塗料ロスもなく、次々に塗装色を替えて塗
装することができる。
に取り付けられた塗装ガン１が塗料供給タンク配置台３
４部へロボット動作で移動され、塗装順の塗料タンクユ
ニット４ａ、４ｂ、…の１つ（たとえば、４ａ）を塗装
ガン本体３の後方からさし込み、エアシリンダ２５を動
作させ固定する。つぎに、塗装ロボット２を動作させ、
塗装部位に塗装ガン１を移動させ、スプール弁１３を定
速で前進させて塗料を押し出し、回転ベルヘッド５から
噴霧し塗装を行う。塗装終了後、二重管洗浄ノズル１０
から洗浄シンナーおよびエアを交互に噴射して、ベルヘ
ッド５および塗料ノズル１１先端部を洗浄する。その
後、再度塗料タンクユニット配置台３４部へ塗装ガン１
を移動し、使用済みの塗料タンクユニット４ａを配置台
３４へ返却し、次の塗装色の塗料タンクユニット４ｂを
取り、上と同じ操作を繰り返す。上記の洗浄において
は、カートリッジ式の塗料タンクユニット４を交換する
だけで、塗料ノズル１１の内部を洗浄する必要がなく、
かつ色替え時に塗料ノズル１１の内部に残っていた塗料
を洗い流す必要もないから、色替え時の洗浄シンナー量
が少なくかつ塗料ロスもなく、次々に塗装色を替えて塗
装することができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、回転霧化静電塗装装置
が、塗装ガン本体と、該塗装ガン本体と分離可能で塗装
ガン本体に着脱可能に装着される塗料タンクユニットと
を有しているので、色替え時に塗料ノズルを含む塗料供
給経路内を洗浄する必要がなく、塗料ノズル内に残存し
ている塗料を洗い流す必要もないので、洗浄シンナー
量、洗い流し塗料量を低減できる。また、塗料タンクユ
ニットごと交換するので、塗装ガンに複数の塗料ノズル
を設ける必要がなく、塗装色の数が増えても、塗料ノズ
ルの配置スペースから制限を受けることがなく、塗装色
の数の増大に自由に対応できる。
が、塗装ガン本体と、該塗装ガン本体と分離可能で塗装
ガン本体に着脱可能に装着される塗料タンクユニットと
を有しているので、色替え時に塗料ノズルを含む塗料供
給経路内を洗浄する必要がなく、塗料ノズル内に残存し
ている塗料を洗い流す必要もないので、洗浄シンナー
量、洗い流し塗料量を低減できる。また、塗料タンクユ
ニットごと交換するので、塗装ガンに複数の塗料ノズル
を設ける必要がなく、塗装色の数が増えても、塗料ノズ
ルの配置スペースから制限を受けることがなく、塗装色
の数の増大に自由に対応できる。
【図１】本発明の一実施例に係る回転霧化静電塗装装置
の断面図である。
の断面図である。
【図２】図１のうちの塗料タンクユニットの断面図であ
る。
る。
【図３】複数の塗料タンクユニットを配置台に順立てし
た場合の正面図である。
た場合の正面図である。
【図４】洗浄ノズルに塗料タンクユニットをさし込むと
きの断面図である。
きの断面図である。
【図５】塗料タンクユニットを塗装ガン本体に固定する
シリンダの断面図である。
シリンダの断面図である。
【図６】塗料タンクユニットを動作させるためのエア通
路の連結部の断面図である。
路の連結部の断面図である。
【図７】塗料タンクユニットの塗料供給手段のもう一つ
の例を示す断面図である。
の例を示す断面図である。
【図８】塗料タンクユニットに塗料を充填するシステム
の系統図である。
の系統図である。
【図９】図８のうち、１つの色のシステムを示す系統図
である。
である。
１ 塗装ガン ２ 塗装ロボット ３ 塗装ガン本体 ４ 塗料タンクユニット ５ ベルヘッド ８ 高電圧発生器 １０ 洗浄ノズル １１ 塗料ノズル １２ 塗料タンク １３ 塗料定量供給手段 １８ 塗料室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 勇 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 本間 健吾 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 ベルヘッドおよび洗浄ノズルを有する塗
装ガン本体と、 塗料定量供給手段を内蔵した塗料タンクと該塗料タンク
からベルヘッドに向って延びる塗料ノズルを有し前記塗
装ガン本体と分離可能に構成され前記塗装ガン本体に着
脱可能に装着される塗料タンクユニットと、を有する回
転霧化静電塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7041760A JP3013734B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 回転霧化静電塗装装置、および回転霧化静電塗装装置の塗装ガン本体へ塗料タンクユニットを装着する方法、並びに回転霧化静電塗装装置の塗料タンクユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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