WO2008013020A1 - Decoding method, program for decoding method, recording media with recorded program for decoding method, and decoding device - Google Patents

Decoding method, program for decoding method, recording media with recorded program for decoding method, and decoding device Download PDF

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Daijou Shigemoto
Masashi Miyazaki
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    • H04N19/91Entropy coding, e.g. variable length coding [VLC] or arithmetic coding

Definitions

  • FIG. 3 (A) shows coefficient data obtained by orthogonal transform processing
  • levelll ⁇ level 0 is coefficient data defined by level
  • 0 is coefficient data of value 0.
  • Tl-2 to tl_0 are coefficient data defined by trailing ones sign flag.
  • step S P 15 the encoding process encodes total zeros using the encoding table.
  • FIGS. 11 and 12 show variable-length coding tables for coding the total zeros prepared for the 4 ⁇ 4 block and 2 ⁇ 2 block coding processing units, respectively.
  • Total zeros has a table for each value of TotalCoeff. Therefore, the encoding process selects a table according to the value of TotalCoeff, and encodes total zeros using this selected table. Therefore, the total zeros value 5 in the example of FIG. 2 (B) is encoded to “11” because TotalCoeff is the value 7. .
  • the present invention is applied to a decoding method for decoding a coefficient data sequence subjected to orthogonal transform processing in a predetermined encoding processing unit from an input bitstream, and Using the table selection step for selecting a table in accordance with the number of unprocessed coefficient data of the specific value and the table selected in the table selection step, the specific number of coefficient data of the specific value is 0.
  • each functional block shown in FIG. 18 is formed by an arithmetic processing unit such as a digital signal processor.
  • the program executed by the arithmetic processing unit is provided by being installed in advance in the decoding device 1, but instead, it is stored in a recording medium such as an optical disk, a magnetic disk, or a memory card. It may be recorded and provided, or it may be provided via a network such as the Internet. Further, the decryption device 1 may be configured by noware.

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Description

明細書
復号化方法、 複号化方法のプログラム、 複号化方法のプログラムを記録した記 録媒体、 復号化装置 発明の背景
技術分野
本発明は、 複号化方法、 復号化方法のプログラム、 復号化方法のプログラムを 記録した記録媒体、 複号化装置に関し、 例えば ITU (International Telecommunica tion Union) - T Η.264 方式のデコーダに適用することができる。 本発明は、 値 が 0等の特定値のシンタックスエレメントの連続数を検出し、 この検出結果に基 づぃてこのシンタックスエレメントを復号することにより、 従来に比して複号化 処理を高速度化する。 背景技術
従来、 MPEG (Moving Picture Experts Group) —2、 MP EG— 4等の符 号化処理では、 所定の符号化処理単位で画像データを直交変換処理し、 その結果 得られる係数データを可変長符号化処理している。 またこの可変長符号化処理で は、 ジグザグスキャンの順序で得られる係数データ列において、 値 0の係数の連 続する長さ (ラン) と、 続く値 0でない係数データの係数値とを組み合わせた符 号語毎に、 可変長符号テーブルを参照して可変長符号化データを生成している。 この符号化処理に関して、 例えば日本特開 2002-76908号公報には、 ラン長と値 0でなレ、係数値とを同時並列的に処理して、 処理速度を向上する工夫 が提案されている。
これに対して ITU-T H.264方式の CAVLC (Context Adaptive Variable Len gth Coding ) 処理では、 ラン数と値 0でない係数値とを個別に可変長符号化処理 している。 より具体的に、 ITU-T H.264 方式の CAVLC処理では、 値 0でない 係数値を適応可変長符号化処理する。 また未処理のラン数の総数に応じて複数の 可変長符号化テーブルから 1つの可変長符号化テーブルを選択し、 この選択した 可変長符号化テーブルでラン数を符号化処理している。 ここで第 1図は、 ITU- T H. 264方式の C A V L C処理におけるシンタックスェ レメントを示す図表である。 なお以下において、 各シンタックスエレメントは、 例えば TotalCoeffのシンタックスエレメントを TotalCoeffと記載して、 シンタツ タスエレメントの表記を省略する。 これらのシンタックスエレメントにおいて、 T otalCoeffは、 符号化処理する処理ブロック中に存在する値 0でない係数 (以下、 非 0係数と呼ぶ) の数である。 従って第 2 (A) 図に示すように係数データが計 算された場合にあって、 低次の側からジグザグスキャンした係数データ列が第 2 ( B ) 図で示される場合、 値 + 2 3、 一4、 + 1 1、 + 8、 一 3、 + 1、 一 1の 7個の係数データが TotalCoeffの対象となり、 TotalCoeffは値 7となる。 なおこ こで第 2 (A) 図は、 4 X 4画素の処理ブロックを直交変換処理して得られる係 数データを示す図であり、 係数値を数字で示し、 矢印で低次側から高次側へのジ グザクスキャンを示す。 また第 2 ( B ) 図は、 第 2図 (A) の係数値をスキャン 順に並べた表である。
TrailingOnesは、 処理ブロック中において最後に連続する絶対値 1の係数の個 数である。 なお Trail ingOnesは、 絶対値 1の係数の個数が 3個以上の場合、 3個 とされる。 また間に含まれる値 0の係数は、 無視される。 従って第 2 (A) 図の 例では、 第 2 ( B ) 図に示すように、 値 + 1、 0、 一 1で連続する係数データの うちの値 + 1、 一 1の係数データが TrailingOnesで表され、 この場合、 Trail ingO nesは値 2となる。
coeff token は、 TotalCoeffと TrailingOnesとを組み合わせたシンタックスェ レメントであり、 第 2 (B ) 図の例では、 〔2, 7〕 で表される。
trailing ones sign flag は、 最後に連続する絶対値 1の係数の符号である。 従って trailing ones sign fla は、 TrailingOnesで表された係数値が対象とな り、 第 2 ( B ) 図の例では、 値 + 1、 0、 一 1で連続する係数データのうちの値 + 1、 一 1の係数データが TrailingOnesで表されることから、 この場合、 この値 + 1、 一 1の係数データの符号が trailing ones sign flag で表される。 trailin g ones sign flag は、 高次側より、 +及び一がそれぞれ 0及び 1で表される。 level prefixは、 係数を符号化した際の prefix部分であり、 level suffixは、 係数を符号ィヒした際の suffix部分である。 level は、 D C T係数値であり、 trail ing ones sign flag で定義される絶対値が値 1の係数データ、 値 0の係数データ は除外される。
total zeros は、 0係数の総数であり、 最後の非 0係数以前の 0係数の個数で ある。 従って第 2図の例では、 total zeros は、 値 5である。
run beforeは、 係数データ列を高次側から見た場合に、 各非 0係数の直前の 0 係数の連続個数である。 従って第 2図の例では、 値 + 2 3、 —4、 + 1 1、 + 8 、 _ 3、 + 1、 一 1の 7個の係数データが非 0係数であり、 値一 1の係数データ が高次側の先頭、 非 0係数であることから、 第 2 ( B ) 図に示すように、 run bef oreは、 値一 1、 + 1、 一 3、 + 8、 + 1 1、 _ 4、 + 2 3の係数データに対して 、 それぞれ値 1、 2、 0、 2、 0、 0となる。
zerosLeft は、 total zeros の内の未処理の 0係数の数である。 従って第 2 ( B ) 図の例において、 値一 1の係数データが処理対象である場合、 zerosLeft は 、 値 5となる。
ITU-T H. 26 方式の C AV L C処理では、 この第 1図で定義される各シンタツ タスエレメントが、 第 3図に示す順序でビットストリーム中に格納される。 なお ここで第 3 (A) 図は、 直交変換処理による係数データを示し、 levelll 〜: Level 0は、 level で定義される係数データであり、 0は、 値 0の係数データである。 ま た tl- 2〜tl_0は、 trailing ones sign flag で定義される係数データである。
すなわちビットストリームは、 初めに coeff token が割り当てられ、 続いて tra iling ones sign flag が順次高次側から割り当てられる。 また続いて level が高 次側から割り当てられ、 total zeros が割り当てられる。 また続いて nm before が高次側から割り当てられる。
従って第 2図の例では、 第 4図に示すように; coeff token 〔2, 7〕 、 trail ing ones sign flag ―、 trailing ones sign flag +、 level —3、 level + 8 、 level + 1 1、 level ― 4、 level + 2 3、 total zeros 5、 run before 1 、 run before 2、 run before 0、 run before 2のシンタックスエレメント が順次ビットストリーム中に格納される。 ここで値 + 8に対する run before 2を 処理することにより zerosLeftが 0になり値 + 1 1と値一 4の係数データに対する run bef oreの処理は行わない。 このシンタックスエレメントの格納順序に対応して C A V L C処理では、 第 5 図及び第 6図に示す処理手順を符号化処理単位毎に実行して、 各シンタックスェ レメントを符号化処理する。
すなわち C A V L Cの符号化処理は、 ステップ S P 1からステップ S P 2に移 り、 coeff token を符号化処理する。 ここで符号化処理は、 ラスタ走查開始端側 に隣接する符号化処理プロックから可変長符号化テーブルの選択基準値 n Cを求 める。 なおここでこのラスタ走查開始端側に隣接する符号化処理プロックは、 真 上及び左側の符号化処理ブロックである。 また選択基準値 n Cは、 例えばこの 2 つの符号化処理ブロックにおける D C T係数の平均値である。 符号化処理は、 こ の選択基準値 n Cに応じて coeff token を符号化処理する複数の可変長符号化テ 一ブルから 1つの可変長符号化テーブルを選択し、 この選択した可変長符号化テ 一ブルで coeff token を符号化処理する。
なおここで第 7図〜第 1 0図に、 coeff token を符号化処理する可変長符号化 テーブルを示す。 coeff token には、 選択基準値 n Cが値 0以上、 値 2未満の場 合、 選択基準値 n Cが値 2以上、 値 4未満の場合、 選択基準値 n Cが値 4以上、 値 8未満の場合、 選択基準値 n Cが値 8以上の場合、 選択基準値 n Cが値一 1の 場合の、 5のテーブルが用意されている。 従って第 2図の例による coeff token 〔2, 7〕 は、 選択基準値 n Cに応じて、 第 8図の上から 7段目の 「0000 0000 1 01 」 、 「0000 0010 1 」 、 「0010 01 」 又は 「0110 10J に符号化処理されるこ とになる。 従って例えば選択基準値 n Cが値 0以上、 値 2未満の場合、 coeff tok en 〔2 , 7〕 は、 「0000 0000 101 」 にエンコードされる。
続いて符号化処理は、 ステップ S P 3に移り、 係数データの総数 TotalCoeff が 0個でないことを確認する。 またここで係数データの総数 TotalCoeff が 0個の場 合、 ステップ S P 3からステップ S P 4に移り、 この符号化ブロックの処理を完 了する。
これに対して係数データの総数 TotalCoeff が 0個でない場合、 ステップ S P 3 からステップ S P 5に移る。 このステップ S P 5において、 符号化処理は、 Trail ingOnesが値 0で無いことを確認し、 ステップ S P 5からステップ S P 6に移る。 このステップ S P 6において、 TrailingOnesの値 tls を trailing ones sign fl 4 ag の処理回数をカウントするカウント値 nにセットする。 また続くステップ S P 7において、 TrailingOnesに設定した係数データのうちの、 カウント値 nで特定 される係数データ (この場合は、 TrailingOnesに設定した最も高次の係数データ である) の符号を判定し、 trailing ones sign flag をセットする。 またカウン ト値 nを値 1だけディクリメントし、 続くステップ S P 8において、 このカウン ト値の判定により trailing ones sign flag のセットを全て完了したか否か判断 する。 ここで否定結果が得られると、 符号化処理は、 ステップ S P 7に戻り、 続 < trailing ones sign flag をセットする。 これに対して trailing ones sign fl ag のセットを全て完了すると、 ステップ S P 8からステップ S P 9に移る。 なお ステップ S P 5において、 TrailingOnesが値 0であることが確認された場合、 こ のステップ S P 5から直接ステップ S P 9に移る。
従ってこの第 5図に示す処理では、 trailing ones sign flag の数だけステツ プ S P 7の処理を実行し、 第 2 (B ) 図の例では、 2つの trailing ones sign fl ag を 「10」 に符号化処理する。
続くステップ S P 9において、 符号化処理は、 TotalCoeffの値が、 TrailingOne sの値と一致しないことを確認する。 ここで TotalCoeffの値が、 TrailingOnesの値 と一致しないことを確認すると、 符号化処理は、 ステップ S P 1 0に移り、 Total Coeffの値から TrailingOnesの値を減算し、 trailing ones sign flag に ッ卜 れていない非 0係数の数を計算する。 またこの計算した値を非 0係数の処理回数 をカウントするカウント値 nにセットする。
符号化処理は、 続いてステップ S P 1 1に移り、 カウント値 nで特定される非 0係数の level をコンテキスト計算して符号化処理する。 またカウント値 nを値 1だけディクリメントし、 続くステップ S P 1 2において、 このカウント値 nの 判定により非 0係数の level を全て処理したか否か判断する。 ここで否定結果が 得られると、 符号化処理は、 ステップ S P 1 1に戻り、 続く非 0係数の level を 符号化処理する。 これに対して非 0係数の level を全て処理すると、 ステップ S P 1 2からステップ S P 1 3に移る。
このステップ S P 1 3において、 TotalCoeffが取り得る値の最大値でないこと を確認する。 ここで TotalCoeffが取り得る値の最大値の場合、 既に全ての係数デ ータの符号化処理が完了していることから、 ステップ S P 1 3からステップ S P 1 4に移ってこの処理手順を終了する。 これに対して TotalCoeffが取り得る値の 最大値でないことが確認されると、 ステップ S P 1 3からステップ S P 1 5に移 る。 なおステップ S P 9において、 TotalCoeffの値力 S、 TrailingOnesの値と一致 することが確認された場合、 ステップ S P 9から直接ステップ S P 1 5に移る。 従って符号化処理は、 TotalCoeffの値の数だけ、 ステップ S P 1 1の処理を実 行して非 0係数の level をデコードし、 第 2 ( B ) 図の例では、 一 3、 + 8、 + 1 1、 一 4 、 + 2 3の level を順次処理して 「0001 0000 0001 0000 0010 0111 1 000 0011 00」 の符号化データ列を生成する。
続くステップ S P 1 5において、 符号化処理は、 符号化テーブルを用いて total zeros を符号化処理する。 ここで第 1 1図及び第 1 2図に、 それぞれ 4 X 4プロ ック及び 2 X 2ブロックの符号化処理単位に用意された total zeros を符号化処 理する可変長符号化テーブルを示す。 total zeros には、 TotalCoeffの各値に応 じてテーブルが用意されている。 従って符号化処理は、 TotalCoeffの値に応じて テーブルを選択し、 この選択したテーブルを用いて total zeros を符号化処理す る。 従って第 2 ( B ) 図の例による total zeros の値 5は、 TotalCoeffが値 7で あることから、 「11」 に符号化処理される。 .
また続いて zerosLeft の初期値に total zeros の値をセットする。 また zerosLe ft の処理回数をカウントするカウント値 nに TotalCoeffの値をセットする。 続い てステップ S P 1 6に移り、 total zeros の値が 0でないことを確認し、 total z eros の値が 0の場合、 ステップ S P 1 6からステップ S P 1 4に移ってこの処理 手順を終了する。 これに対して total zeros の値が 0でない場合、 ステップ S P 1 6からステップ S P 1 7に移る。
このステップ S P 1 7において、 符号化処理は、 処理回数を示すカウント値 n で特定される非 0係数 (この場合、 最も高次側の非 0係数である) の run before を符号化処理し、 zerosLeft 、 カウント値 nを更新する。 また続くステップ S P 1 8において、 zerosLeft を判定して未だ未処理の run beforeが存在するか否か 判断し、 ここで否定結果が得られると、 ステップ S P 1 8からステップ S P 1 4 に移ってこの処理手順を終了する。 これに対してステップ S P 1 8で肯定結果が 得られると、 ステップ S P 1 8からステップ S P 1 9に移り、 カウント値 nの判 定により未だ未処理の係数処理の run beforeが存在するか否か判断する。 ここで 否定結果が得られると、 ステップ S P 1 9からステップ S P 1 4に移ってこの処 理手順を終了する。 これに対してステップ S P 1 9で肯定結果が得られると、 ス テツプ S P 1 9からステップ S P 1 7に移って続く run beforeを符号化処理する ここで第 1 3図は、 run beforeのシンタックスエレメントの符号化処理の処理 手順を示すフローチャートである。 なおこの第 1 3図の処理手順は、 第 6図のス テツプ S P 1 7— S P 1 8— S P 1 9 - S P 1 7の処理手順を詳細に示すもので ある。 従って以下の説明は、 言うまでもなく第 5図及び第 6図の説明と重複する 部分がある。
符号化処理は、 この処理手順を開始すると、 ステップ S P 3 1からステップ S P 3 2に移り、 TotalCoeffを処理回数を示すカウント値 nにセットする。 また未 処理の 0係数の数である zerosLeft の初期値に total zeros をセットする。
また続くステップ S P 3 3において、 zerosLeft の値で run beforeを符号化処 理するテーブルを選択する。 ここで第 1 4図に、 run beforeを符号化処理するテ 一ブルを示す。 run beforeには、 未処理の 0ィ系数の数である zerosLeft の値が値 1の場合、 zerosLeft の値力 直 2の場合、 zerosLeft の値力 S値 3の場合、 zerosLe ft の値が値 4の場合、 zerosLeft の値が値 5の場合、 zerosLeft の値が値 6の場 合、 zerosLeft の値が値 6より多い場合の、 7個のテーブルが用意されており、 z erosLeft の値に応じて符号化処理に使用するテーブルが選択される。 ここで第 2 ( B ) 図の場合、 total zeros は 5であること力 ら、 この場合、 total zeros が 値 5のテーブルが選択される。
続いて符号化処理は、 ステップ S P 3 4に移り、 ステップ S P 3 3で選択した テーブルを用いて、 カウント値 nで特定される run beforeを符号化処理する。 従 つて第 2 ( B ) 図の例では、 髙次側から 5番目の一 1の係数について、 この係数 の直前の 0係数の連続する個数である値 1の run beforeが、 「10」 に符号化処理 される。
続いて C A V L C処理では、 ステップ S P 3 5に移り、 zerosLeft の値から、 直前のステップ S P 3 4で符号化処理した run beforeの値を減算し、 未処理の 0 係数の数である zerosLeft の値を更新する。 また処理回数を示すカウント値 nを 値 1だけ減算する。
続いて C AV L C処理では、 zerosLeft の値の判定により、 全ての run before の符号化処理を完了したか否か判断し、 ここで肯定結果が得られると、 ステップ S P 3 7に移ってこの処理手順を終了する。 これに対してステップ S P 3 6で否 定結果が得られると、 ステップ S P 3 6からステップ S P 3 8に移る。
ここで C A V L C処理では、 処理回数を示すカウント値 nの判定により全ての r un beforeの符号化処理を完了したか否か判断し、 ここで肯定結果が得られると、 ステップ S P 3 7に移ってこの処理手順を終了する。 これに対してステップ S P 3 8で否定結果が得られると、 ステップ S P 3 8からステップ S P 4 0に移る。 またこのステップ S P 4 0において、 zerosLeft の値で: run beforeを符号化処理 するテーブルを選択し、 ステップ S P 3 4に移る。
従って第 2 ( B ) 図の例では、 このステップ S P 3 4の処理において、 zerosLe ft の値が 4である場合のテーブルが選択され、 このテーブルを用いて、 高次側か ら 7番目の + 1の係数について、 この係数の直前の 0係数の連続する個数である 値 2の run beforeが、 「01」 に符号化処理される。 また続くステップ S P 3 5で 、 zerosLeft の値が値 2に更新された後、 ステップ S P 3 6、 S P 3 8からステ ップ S P 4 0に移り、 ここで zerosLeft が値 2のテーブルを選択する。 またこの テーブルを用いて、 高次側から 1 0番目の一 3の係数について、 run before値 0 を 「1」 に符号化処理する。 また同様の処理の繰り返しによって、 続く値 + 8の 係数データの run beforeの値 2を、 zerosLeft の値 2のテーブルを用いて 「00」 に符号ィヒ処理し、 run beforeの符号化処理を完了する。
第 5図、 第 6図及び第 1 3図の処理により、 第 2 ( B ) 図に示す例では、 「000 0 0000 1011 0000 1000 0000 1000 0001 0011 1100 0001 1001 1100 1100 」 のビ ットストリームが生成される。 なお第 1 5図は、 この第 2 ( B ) 図を例に取って 示す符号化処理を示す図表である。
これに対して復号時、 符号化時と同一の順序で順次ビットストリームを処理し てシンタックスを順次デコードし、 このデコードしたシンタックスを用いて各係 数データを復号する。 なおこの復号時は、 テーブルの検索方法、 コンテキストの 処理方法が復号化の処理に対応するように実行される点を除いて、 第 5図、 第 6 図の処理手順を順次実行して符号化処理時と同一に実行される。 従って復号時の 処理は、 第 5図及び第 6図を流用して説明する。 また第 1 6図は、 第 2図の例に よる 「0000 0000 1011 0000 1000 0000 1000 0001 0011 1100 0001 1001 1100 11 00」 の入力ビットストリームを復号化処理する場合の、 一連の処理を示す図表で ある。
この場合、 複号化処理では、 選択基準値 n Cを計算して第 7図〜第 1 0図に示 すテーブルから符号化時に選択したテープルが選択され、 このテーブルを用いた パターンマッチングにより、 入力ビットストリームの先頭側、 1 1ビッ トの 「000 0 0000 101 」 を coeff token 〔2 , 7〕 にデコードする (第 5図、 ステップ S P 2 ) 。 またこの先頭側、 1 1ビット分だけ入力ビットストリームをビットシフト させる。
また続いて coeff token 〔2, 7〕 のデコード結果から TrailingOnesが値 2で あることを検出し、 この検出結果に基づいて、 続く 2ビット 「10」 を trailing on es sign flag 一及び十にデコードする (第 5図、 ステップ S P 7 ) 。 またこの 2 ビット分だけ入力ビットストリームをビットシフトさせる。
続いて coeff token 〔2 , 7〕 のデコード結果から TotalCoeff が値 7であるこ とが判り、 また TrailingOnesが値 2であることから、 5個の係数 0係数の level をコンテキス ト計算して複号化処理する (第 6図、 ステップ S P 1 1 ) 。 またこ の level をデコードした分だけ、 入力ビットス トリームをビットシフトさせ、 第
2図の例では、 「1 1100 1100」 のビットストリームが残ることになる。
複号化処理では、 続いて TotalCoeff が値 7のテーブル (第 1 1図、 第 1 2図) を選択し、 この残るビットストリームをパターンマッチング処理し、 この残る入 力ビッ トス トリームの先頭 2ビッ ト 「11」 を total zeros の値 5に復号する (第
6図、 ステップ S P 1 5 ) 。 またこの 2ビット分だけ、 残る入力ビットストリー ム 「1 1100 1100」 をビットシフトさせ、 入力ビットストリーム 「100 1100」 とす る。
続いて復号化処理は、 残る入力ビットストリーム 「100 1100」 を順次処理して 、 run beforeをデコ一ドする。
ここで第 1 7図は、 第 1 3図との対比により、 run beforeの複号化処理手順を 示すフローチャートである。 復号化処理は、 この処理手順を開始すると、 ステツ プ S P 4 1からステップ S P 4 2に移り、 TotalCoeffを処理回数を示すカウント 値 nにセットする。 また未処理の 0係数の数である zerosLeft の初期値に total z eros をセッ卜する。
また続くステップ S P 4 3において、 zerosLeft の値で run beforeを復号化処 理するテーブルを選択する。 続いて複号化処理は、 ステップ S P 4 4に移り、 ス テツプ S P 4 3で選択したテーブルを用いて、 カウント値 nで特定される run bef oreを符号化処理する。 従って第 2 ( B ) 図の例では、 高次側から 5番目の一 1の 係数について、 残る入力ビットストリーム 「100 1100」 の先頭 2ビット 「10」 を r un beforeの値 1に復号する。 またこの 2ビット分だけ、 残る入力ビットストリー ム 「100 1100」 をビットシフトさせ、 入力ビットストリームを 「0 1100」 とする 続いて復号化処理は、 ステップ S P 4 5に移り、 zerosLeft の値から、 直前の ステップ S P 4 4で復号化処理した run beforeの値を減算し、 未処理の 0係数の 数である zerosLeft の値を更新する。 また処理回数を示すカウント値 nを値 1だ け減算する。
続いて複号化処理は、 zerosLeft の値の判定により、 全ての run beforeの復号 化処理を完了したか否か判断し、 ここで肯定結果が得られると、 ステップ S P 4 7に移ってこの処理手順を終了する。 これに対してステップ S P 4 6で否定結果 が得られると、 ステップ S P 4 6からステップ S P 4 8に移る。
ここで復号化処理では、 処理回数を示すカウント値 nの判定により全ての run b eforeの復号化処理を完了したか否か判断し、 ここで肯定結果が得られると、 ステ ップ S P 4 7に移ってこの処理手順を終了する。 これに対してステップ S P 4 8 で否定結果が得られると、 ステップ S P 4 8からステップ S P 4 9に移る。 また このステップ S P 4 9において、 zerosLeft の値で run beforeを符号化処理する テーブルを選択し、 ステップ S P 4 4に移る。
従って第 2 ( B ) 図の例では、 このステップ S P 4 4の処理において、 zerosLe ft の値が 4である場合のテーブルが選択され、 このテーブルを用いたパターンマ ツチング処理により、 高次側から 7番目の + 1の係数について、 残る入力ビット ストリーム 「0 1100」 の先頭 2ビット 「01」 を run beforeの値 2に復号する。 ま たこの 2ビット分だけ、 残る入力ビットストリーム 「0 1100」 をビットシフトさ せ、 入力ビットストリームを 「100」 とする。
また続くステップ S P 4 5で、 zerosLeft の値が値 2に更新された後、 ステツ プ S P 4 6、 S P 4 8からステップ S P 4 4に移り、 ここで zerosLeft が値 2の テーブルを選択する。 またこのテーブルを用いたパターンマッチング処理により 、 高次側から 1 0番目の一 3の係数について、 残る入力ビットストリーム 「100」 の先頭 1ビット 「1」 を run beforeの値 0に復号する。 またこの 1ビット分だけ、 残る入力ビッ トストリーム 「100」 をビットシフトさせ、 入力ビットストリームを 「00」 とする。 また同様の処理の繰り返しによって、 続く値 + 8の係数データに ついて、 zerosLeftが値 2のテーブルを選択してパターンマッチング処理し、 残る 入力ビットストリーム 「00」 の先頭 2ビット 「00」 を run beforeの値 2に復号す る。 続いてステップ S P 4 5で zerosLeftの値が値 0に更新され、 ステップ S P 4 6で肯定結果となり復号処理を終了する。 '
ところで上述した復号処理では、 直前の処理結果でテーブルを選択して、 特定 のシンタックスエレメントを復号していることになる。 具体的に、 run beforeを 復号する場合、 復号に使用する可変長テーブルを、 未処理のラン数の総数により 切り換えており、 この未処理のラン数の総数は、 直前の run beforeの復号によつ て確定する。 従って run beforeの復号処理では、 結局、 連続する run beforeを順 次処理する必要があり、 複号化処理を高速度化できない問題があった。 発明の開示
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、 従来に比して復号化処理を高速 度化することができる複号化方法、 復号化方法のプログラム、 複号化方法のプロ グラムを記録した記録媒体、 復号ィヒ装置を提案しょうとするものである。
上記の課題を解決するため本発明は、 所定の符号化処理単位で直交変換処理し た係数データ列を入力ビットストリームから復号する復号化方法に適用して、 前 記特定値の未処理の係数データの数に応じてテーブルを選択するテーブル選択ス テツプと、 前記テーブル選択ステップで選択したテーブルを用いて、 前記特定値 の係数データの数が 0である前記特定のシンタックスエレメントの連続数を検出 する連続数検出ステップと、 前記連続数検出ステップで検出した連続数の前記特 定のシンタックスエレメントに続く前記特定のシンタックスエレメントを復号す る特定シンタックスエレメントの復号ステップと、 前記連続数検出ステップ、 前 記特定シンタックスエレメントの復号ステップの処理に応じて、 前記特定値の未 処理の係数データの数を更新する更新ステツプと、 前記連続数検出ステップで検 出した連続数と、 前記特定シンタックスエレメントの復号ステップの復号結果と に基づいて、 前記係数データ列を復号する係数データの復号ステップとを有する ようにする。
また本発明は、 所定の符号化処理単位で直交変換処理した係数データ列を入力 ビットストリームから復号する複号化方法のプログラムに適用して、 前記複号化 方法は、 前記特定値の未処理の係数データの数に応じてテーブルを選択するテー プル選択ステップと、 前記テーブル選択ステップで選択したテーブルを用いて、 前記特定値の係数データの数が 0である前記特定のシンタックスエレメントの連 続数を検出する連続数検出ステップと、 前記連続数検出ステップで検出した連続 数の前記特定のシンタックスエレメントに続く前記特定のシンタックスエレメン トを復号する特定シンタックスエレメントの復号ステップと、 前記連続数検出ス テツプ、 前記特定シンタックスエレメントの復号ステップの処理に応じて、 前記 特定値の未処理の係数データの数を更新する更新ステップと、 前記連続数検出ス テツプで検出した連続数と、 前記特定シンタックスエレメントの復号ステツプの 復号結果とに基づいて、 前記係数データ列を復号する係数データの復号ステップ とを有するようにする。
また本発明は、 所定の符号化処理単位で直交変換処理した係数データ列を入力 ビットストリームから復号する複号化方法のプログラムを記録した記録媒体に適 用して、 前記復号化方法は、 前記特定値の未処理の係数データの数に応じてテー ブルを選択するテーブル選択ステップと、 前記テーブル選択ステップで選択した テーブルを用いて、 前記特定値の係数データの数が 0である前記特定のシンタッ Γ J I / U l u、 タスエレメントの連続数を検出する連続数検出ステップと、 前記連続数検出ステ ップで検出した連続数の前記特定のシンタックスエレメントに続く前記特定のシ ンタックスエレメントを復号する特定シンタックスエレメントの復号ステップと 、 前記連続数検出ステップ、 前記特定シンタックスエレメントの復号ステップの 処理に応じて、 前記特定値の未処理の係数データの数を更新する更新ステップと
、 前記連続数検出ステップで検出した連続数と、 前記特定シンタックスエレメン トの復号ステップの復号結果とに基づいて、 前記係数データ列を復号する係数デ 一タの復号ステップとを有するようにする。
また本発明は、 所定の符号化処理単位で直交変換処理した係数データ列を入力 ビットストリームから復号する復号化装置に適用して、 前記特定値の未処理の係 数データの数に応じてテーブルを選択するテーブル選択部と、 前記テーブル選択 部で選択したテーブルを用いて、 前記特定値の係数データの数が 0である前記特 定のシンタックスエレメントの連続数を検出する連続数検出部と、 前記連続数検 出部で検出した連続数の前記特定のシンタックスエレメントに続く前記特定のシ ンタックスエレメントを復号する特定シンタックスエレメントの復号部と、 前記 連続数検出部、 前記特定シンタックスエレメントの復号部の処理に応じて、 前記 特定値の未処理の係数データの数を更新する更新部と、 前記連続数検出部で検出 した連続数と、 前記特定シンタックスエレメントの復号部の復号結果とに基づい て、 前記係数データ列を復号する係数データの復号部とを有するようにする。 本発明の構成によれば、 特定値の係数データの数が 0である特定のシンタック スエレメントは、 連続するシンタックスエレメントがまとめて検出されて復号化 され、 また続く特定値の係数データの数が 0でない特定のシンタックスエレメン トについても、 同時に復号される。 従ってこれらの特定のシンタックスエレメン トは、 1つのシンタックスエレメント毎に処理することなく、 まとめて処理する ことができ、 従来に比して復号ィ匕処理を高速度化することができる。 本発明によれば、 従来に比して復号化処理を高速度化することができる。 図面の簡単な説明 第 1図は、 ITU- T H. 26 方式の C AV L C処理におけるシンタックスエレメン トを示す図表である。
第 2 (A) 図及び第 2 ( B ) 図は、 C AV L C処理におけるビットス トリーム の構成の説明に供する図表である。
第 3図は、 第 2図とは異なる例による C AV L C処理におけるビットス トリー ムの構成の説明に供する図表である。
第 4図は、 シンタックスエレメントの jl頃番を示す図表である。
第 5図は、 C AV L C処理における符号ィ匕処理手順を示すフローチヤ一トであ る。
第 6図は、 第 5図の続きを示すフローチャートである。
第 7図は、 coeff token を符号化処理する可変長符号化テーブルを示す図表で ある。
第 8図は、 第 7図の続きを示す図表である。
第 9図は、 第 8図の続きを示す図表である。
第 1 0図は、 第 9図の続きを示す図表である。
第 1 1図は、 4 X 4ブロックの符号化処理単位に用意された total zeros を符 号ィ匕処理する可変長符号ィヒテーブルを示す図表である。
第 1 2図は、 2 X 2ブロックの符号化処理単位に用意された total zeros を符 号化処理する可変長符号化テーブルを示す図表である。
第 1 3図は、 run beforeの符号化処理手順を示すフローチャートである。
第 1 4図は、 run beforeの符号ィ匕処理テーブルを示す図表である。
第 1 5図は、 第 2図の例による係数データ列を符号化処理する場合の処理手順 を示す図表である。
第 1 6図は、 第 2図の例による係数データ列を復号化処理する場合の処理手順 を示す図表である。
第 1 7図は、 run beforeの復号ィヒ処理手順を示すフローチャートである。
第 1 8図は、 本発明の実施例 1の復号化装置を示すブロック図である。
第 1 9図は、 第 1 8図の復号化装置における入力ビットストリームの構成を示 す図表である。 第 2 0図は、 第 1 8図の複号化装置のラン数複数同時可変長符号テ一ブル比較 部を詳細に示すプロック図である。
第 2 1図は、 第 2 0図のラン数複数同時可変長符号テーブル比較部における連 続数判定部の、 zerosLeftが値 1又は値 2の場合のテープルを示す図表である。 第 2 2図は、 第 2 0図のラン数複数同時可変長符号テーブル比較部における連 続数判定部の、 zerosLeftが値 3〜値 6の場合のテーブルを示す図表である。
第 2 3図は、 第 2 0図のラン数複数同時可変長符号テーブル比較部における連 続数判定部の、 zerosLeftが値 7以上の場合のテーブルを示す図表である。
第 2 4図は、 第 2 0図のラン数複数同時可変長符号テーブル比較部における run before復号部のテーブルを示す図表である。
第 2 5図は、 第 2 0図のラン数複数同時可変長符号テーブル比較部における処 理手順を示すフローチャートである。
第 2 6図は、 本発明の実施例 2の復号化装置を示すブロック図である。
第 2 7図は、 第 2 6図の復号ィヒ装置に適用されるテーブルを示す図表である。 第 2 8図は、 第 2 7図の続きを示す図表である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 適宜図面を参照しながら本発明の実施例を詳述する。
( 1 ) 実施例 1
( 1 - 1 ) 実施例の構成
第 1 8図は、 本発明の実施例 1の復号化装置を示すブロック図である。 この復 号化装置 1は、 C A V L C処理により、 順次入力される ITU- T H. 264方式の入力ビ ットストリーム bitstream から各符号ィヒ処理単位の係数データを復号する。 この 復号化装置 1は、 run beforeの処理を除いて、 この係数データを復号するための 各シンタックスエレメントの処理が、 第 5図及び第 6図を用いて説明した従来の 復号化装置と同一に実行される。 復号化装置 1は、 複号した係数データを逆量子 ィ匕、 逆 D C T部 2で逆量子化処理、 逆 D C T処理した後、 図示しないイントラ予 測部、 インター予測部で生成される予測値と逆量子化、 逆 D C T部 2の出力デー タ S 1とを加算し、 元の画像データを復号する。 この複号化装置 1は、 例えばディジタルシグナルプロセッサ等の演算処理部に よりこの第 1 8図に示す各機能ブロックが形成される。 なおこの実施例において 、 この演算処理部が実行するプログラムは、 この復号化装置 1に事前にインスト ールされて提供されるものの、 これに代えて光ディスク、 磁気ディスク、 メモリ カード等の記録媒体に記録して提供するようにしてもよく、 またインターネット 等のネットワークを介して提供するようにしてもよレ、。 また復号化装置 1は、 ノヽ 一ドウエアにより構成するようにしてもよい。
この複号化装置 1において、 可変長符号テーブル比較部 3は、 制御部 4の制御 に従って coeff token の復号化に使用する可変長復号ィヒテーブルを選択し、 この 選択した可変長復号化テーブルを使用したパターンマッチングにより、 coeff tok en を復号化して制御部 4に通知する。 また同様にして、 total zeroの復号結果を 制御部 4に通知する。
ラン数複数同時可変長符号テーブル比較部 5は、 制御部 4の制御に従って入力 ビットストリーム bitstream から値 0の run beforeが連続する個数 xと、 値 0以 外の run beforeの値を検出して出力する。
有意テーブル作成部 6は、 ラン数複数同時可変長符号テーブル比較部 5から出 力される値 0の run beforeが連続する個数 Xと、 値 0以外の run beforeの値とか ら、 非 0係数の配列を示す有意テーブルを作成する。 より具体的に、 値 0以外の r un beforeの値は、 対応する非 0係数データに続く値 0の係数データの数を示すこ とになる。 これに対して値 0の run beforeが連続する個数 Xは、 対応する非 0係 数データに続く非 0係数の個数を示すことになる。 これらの関係を利用して有意 テーブル作成部 6は、 入力ビットストリーム bitstream におけるシンタックスェ レメントの配列の順序で、 非 0係数と、 値 0の係数とを識別する識別情報をテー ブル形式で表した有意テーブルを作成する。 有意テーブル作成部 6は、 この有意 テーブルの識別データを低次側から逆量子化、 逆 D C T部 2の処理に対応する順 序で出力する。
係数復号部 7は、 制御部 4の制御に従つて入力ビットストリーム bitstream か ら trailing ones sign flag 、 level を順次復号して出力する。
係数一時格納部 8は、 係数復号部 7から出力される復号結果を一時格納し、 逆 量子化、 逆 D C T部 2の処理に対応する順序に並べ替える。 またこの並べ替えた 複号化結果を、 有意テーブル作成部 6から対応する識別データが出力されるタイ ミングで順次出力する。
係数格納部 9は、 有意テーブル作成部 6から出力される識別データが値 0の係 数を示している場合には、 値 0の係数値を格納するのに対し、 有意テーブル作成 部 6から出力される識別データが非 0係数を示している場合、 係数一時格納部 8 から出力される復号化結果を格納し、 符号化処理単位の係数データを再生する。 係数格納部 9は、 この係数データを逆量子化、 逆 D C Τ部 2の処理に対応する順 序で順次出力する。
逆量子化、 逆 D C T部 2は、 係数格納部 9の出力データを逆量子化処理、 逆 D
C T処理して出力する。
制御部 4は、 この復号化装置 1全体の動作を制御する制御部である。 制御部 4 は、 各符号化処理単位の復号を開始すると、 選択基準値 n Cを計算し、 この計算 結果から処理に使用するテーブルを指示して、 可変長符号テーブル比較部 3に coe ff token の復号を指示する。 また可変長符号テープル比較部 3から coeff token の復号結果を取得し、 TotalCoeff、 TrailingOnesを検出する。
またこの検出した TrailingOnesに基づいて係数復号部 7に trailing ones sign flag の復号を指示し、 さらに TotalCoeffに基づいて係数復号部 7に level の復号 を指示する。
さらに制御部 4は、 続く total zeros の復号を可変長符号テーブル比較部 3に 指示し、 復号結果を取得する。 制御部 4は、 この取得した total zeros の復号結 果に基づいて、 run beforeの復号をラン数複数同時可変長符号テーブル比較部 5 に指示する。 また coeff token の復号結果と total zeros の復号結果に基づいて 有意テーブル作成部 6に、 ラン数複数同時可変長符号テーブル比較部 5から出力 される復号結果の処理を指示する。
従ってこの複号化装置 1では、 第 3図との対比により第 1 9図に示すように、 従来と同一の順序で入力ビットストリーム bit stream から各シンタックスエレメ ントを復号化するようにして、 run beforeの復号をまとめて実行する。
第 2 0図は、 ラン数複数同時可変長符号テーブル比較部 5を詳細に示すプロッ ク図である。 連続数判定部 1 1は、 制御部 4の制御により、 zerosLeftの値に応じ て複数のテーブルから 1つのテーブルを選択し、 この選択したテーブルを用いた 入力ビットストリーム bitstream のパターンマッチングにより、 値 0が連続する r un beforeの数 xを検出する。
ここで第 1 4図に示す run beforeのテーブルでは、 run beforeの値が 0の場合 、 zerosLeftの値に応じたビット長で値 1を出力するように構成されている。 従つ て zerosLeftが値 1又は値 2の場合、 値 1で連続するビット数が、 値 0の run befo reが違続する数 χであると判る。 また zerosLeftが値 3〜値 6の場合、 値 1で連続 するビット数を値 2で割り算した値が、 値 0の run beforeが連続する数 xである と判る。 また zerosLeftが値 7以上の場合、 値 1で連続するビット数を値 3で割り 算した値が、 値 0の run beforeが連続する数 Xであると判る。
この zerosLeftと値 0の run beforeが連続する数 xとの関係に基づいて、 連続数 判定部 1 1は、 zerosLeftが値 1又は値 2の場合、 第 2 1図のテーブルを選択して パターンマッチングの処理を実行し、 値 0の run beforeが連続する数 Xを検出す る。 また zerosLeftが値 3〜値 6の場合、 第 2 2図のテーブルを選択してパターン マッチングの処理を実行し、 値 0の run beforeが連続する数 Xを検出する。 また z erosLeftが値 7以上の場合、 第 2 3図のテーブルを選択してパターンマッチング の処理を実行し、 値 0の run beforeが連続する数 Xを検出する。
なお連続数判定部 1 1は、 パターンマッチングする入力ビットストリーム bitst ream のビット長を未処理 Coeff 数に応じて可変し、 処理の負担を軽減する。 この 第 2 1図〜第 2 3図において、 このパターンマッチングする範囲を丸印により示 す。 連続数判定部 1 1は、 各範囲内で検出された値 0の run beforeが連続する数 のうちで、 最も値の大きな数を選択し、 値 0の run beforeが連続する数 Xとする 。 またこれに対応するビットシフト量を検出してバレルシフト 1 2に出力する。 バレルシフト 1 2は、 連続数判定部 1 1で値 0の run beforeが連続する数 xが 検出されると、 連続数判定部 1 1から出力されるビットシフト量の分だけ、 入力 ビットス トリーム bitstream をビットシフトさせ、 値 0以外の run beforeに対応 する入力ビットストリーム bitstream を選択的に run before復号部 1 3に出力す る。 run before復号部 1 3は、 第 2 4図に示すテーブルを用いたパターンマツチン グにより、 バレルシフト 1 2から出力される入力ビットストリーム bitstream か ら run beforeを復号する。 ここでこのバレルシフト 1 2から出力される入力ビッ トストリーム bitstream は、 連続数判定部 1 1で値 0の run beforeが連続する数 Xが検出されて、 値 0以外の run beforeに対応する入力ビットストリーム bitstre araであることから、 この第 2 4図に示すテーブルは、 第 1 4図に示す従来の run beforeのテーブルから値 0の run beforeを除いて作成される。
第 2 5図は、 このラン数複数同時可変長符号テーブル比較部 5を制御する制御 部 4の処理手順を詳細に示すフローチャートである。 制御部 4は、 この処理手順 I を開始すると、 ステップ S P 5 1からステップ S P 5 2に移る。 ここで制御部 4 は、 TotalCoeffを処理回数をカウントするカウント値 nにセットする。 また未処 理の 0係数の数である zerosLeft の初期値に total zeros をセットする。
また続くステップ S P 5 3で、 zerosLeftに基づいて、 第 2 1図〜第 2 3図のテ 一ブルの選択を連続数判定部 1 1に指示する。
; 続いて制御部 4は、 ステップ S P 5 4に移り、 連続数判定部 1 1で、 値 0で連 続する run beforeの数 Xを検出し、 また続く値 0以外の run beforeの復号結果を r un before復号部 1 3で検出する。
続いて制御部 4は、 ステップ S P 5 5において、 直前のステップ S P 5 4で処 理した分、 zerosLeftの値、 処理回数を示すカウント値 nを更新する。
) また続くステップ S P 5 6において、 zerosLeft の値の判定により、 全ての run beforeの符号化処理を完了したか否か判断し、 ここで肯定結果が得られると、 ス テツプ S P 5 7に移ってこの処理手順を終了する。
これに対してステップ S P 5 6で否定結果が得られると、 制御部 4は、 ステツ プ S P 5 6からステップ S P 5 8に移る。 ここで制御部 4は、 処理回数を示す力 ; ゥント値 nの判定により全ての run beforeの符号化処理を完了したか否か判断し 、 ここで肯定結果が得られると、 ステップ S P 5 7に移ってこの処理手順を終了 する。
これに対してステップ S P 5 8で否定結果が得られると、 ステップ S P 5 8か らステップ S P 5 9に移る。 またこのステップ S P 5 9において、 現在の zerosLe ft の値に基づいて、 第 2 1図〜第 2 3図のテーブルの選択を連続数判定部 1 1に :旨示し、 ステップ S P 5 4に移る。
( 1 - 2 ) 実施例の動作
以上の構成において、 この復号化装置 1 (第 1 8図) では、 ITU- T H. 264方式の 入力ビットストリーム bitstream が可変長符号テーブル比較部 3に入力され、 選 択基準値 n Cに応じたテーブル (第 7図〜第 1 0図) を用いたパターンマツチン グにより、 TrailingOnesが復号される。 またこの TrailingOnesに基づいて、 続く t railing ones sign flag 、 level が係数復号部 7で復号される。 また続く total zeros が可変長符号テーブル比較部 3で復号され (第 1 1図及び第 1 2図) 、 続 く run beforeがラン数複数同時可変長符号テーブル比較部 5で処理される。 また このラン数複数同時可変長符号テーブル比較部 5の処理結果が有意テーブル作成 部 6で処理され、 この有意テーブル作成部 6の処理結果と、 係数一時格納部 8を 介して得られる係数復号部 7の level の処理結果とから、 直交変換処理した符号 化処理単位をジグザグスキャンした係数データ列が生成される (第 2図、 第 3図 、 第 1 9図) 。 この復号化装置 1では、 この係数データ列が逆量子化、 逆 D C T 部 2で処理された後、 画像データに復号される。
このラン数複数同時可変長符号テ一プル比較部 5、 有意テーブル作成部 6にお ける run beforeの処理において (第 2 0図) 、 入力ビットストリーム bitstream は、 連続数判定部 1 1で、 現在の zerosLeftの値に応じたテーブルを用いたパター ンマッチングにより値 0の run beforeが連続する個数 Xが検出され、 この検出結 果に基づいて、 続く値 0でない run beforeが run before復号部 1 3で復号される 。 またこの連続数判定部 1 1、 run before復号部 1 3における処理によって、 zer osLeftの値が更新され、 さらに続く値 0の run beforeが連続する個数が検出され 、 この検出結果に基づいて、 続く値 0でない run beforeが run before復号部 1 3 で復号される (第 2 0図及び第 2 5図) 。 復号化装置 1では、 このラン数複数同 時可変長符号テーブル比較部 5における処理が繰り返され、 またこのラン数複数 同時可変長符号テーブル比較部 5の処理結果が有意テーブル作成部 6で処理され 、 この有意テーブル作成部 6の処理結果に従つて係数格納部 9に係数データ列が 格納される。 この複号化装置 1では、 このラン数複数同時可変長符号テーブル比 較部 5、 有意テーブル作成部 6における run beforeの処理によって、 従来に比し て複号化処理を高速度化することができる。
すなわち第 1 7図で説明した従来の run beforeの復号では、 run beforeのシン タックスエレメントの数だけ、 ステップ S P 4 4— S P 4 5の処理を繰り返すこ とが必要になる。 しかしながらこの実施例では、 値 0の連続する run beforeの数 と、 続く値 0でない run beforeとをまとめて処理することができる。 従って第 1 7図のステップ S P 4 4— S P 4 5に対応する第 2 5図のステップ S P 5 4— S P 5 5の処理回数を、 第 1 7図の場合に比して格段的に少なくすることができ、 r un beforeの処理に要する時間を短くして復号化処理を高速度化することができる 。
なおこのように値 0の連続する run beforeの数を検出して処理する場合、 値 0 の連続する run beforeの数が多くなれば多くなる程、 ステップ S P 5 4— S P 5 5の処理回数を少なくすることができる。 従って値 0の run beforeの数が多くな れば、 値 0の連続する run beforeの数も増大することから、 ステップ S P 5 4— S P 5 5の処理回数を少なくして処理時間を短くすることができる。
しかしながら逆の見方をすれば、 run beforeが値 0でない場合には、 それ程、 ステップ S P 5 4 - S P 5 5の処理回数を少なくすることができず、 複号化処理 の時間短縮を図れないようにも思われる。 しかしながら run beforeが値 0でない 場合には、 その分、 入力ビットストリーム中の level の個数も少なくなり、 値 0 の係数データが多くなる。 従ってこの場合には、 元々、 復号化処理には、 時間を 要しないことになり、 高速度に複号化処理することができる。
実際上、 第 3図に示すように、 入力ビットストリームにおいて、 level のシン タックスエレメントが 1 2個であり、 run beforeのシンタックスエレメントカ S 1 4である場合、 第 1 7図に示す従来方法では、 1 4回、 ステップ S P 5 4— S P 5 5の処理を繰り返す必要がある。 これに対して復号化装置 1では、 これら 1 4 個の run beforeのシンタックスエレメントのうちの 1 3個が値 0であり、 最後の 1個が値 1であることから、 これら 1 4個の run beforeのシンタックスエレメン トを同時に処理することができる。
なおこのような値 0で連続する run beforeのシンタックスエレメントの数を検 出する処理に代えて、 第 1 4図に示す従来の run beforeのテーブルを拡張して、 複数の run beforeを同時並列的に復号することにより処理速度を高速度化するこ とも考えられる。 しかしながらこの場合、 run beforeを復号するテーブルの構成 が格段的に大型化する欠点がある。 これに対してこの実施例によれば、 テーブル の大型化を有効に回避して、 複数の run beforeシンタックスエレメントをまとめ て処理して処理速度を高速度化することができる。
( 1 - 3 ) 実施例の効果
以上の構成によれば、 例えば値が 0の特定値のシンタックスエレメントの連続 数を検出し、 この検出結果に基づいてこのシンタックスエレメントを復号するこ とにより、 従来に比して復号化処理を高速度化することができる。
またこの特定のシンタックスエレメントが、 run beforeのシンタックスエレメ ントであることにより、 run beforeの処理を高速度化して、 従来に比して復号化 処理を高速度化するととができる。
またこの復号する入力ビットストリームが、 ITU- T H. 264方式の C A V L C処 理によるビットストリームであることにより、 ITU - T H. 264 方式の C AV L C処 理による入力ビットストリームを従来に比して高速度に復号することができる。 より具体的に、 coeff token 、 total zeros のシンタックスエレメントを復号 するステップを設けることにより、 ITU - T H. 264 方式の C A V L C処理による入 カビットストリームを従来に比して高速度に復号することができる。
また level のシンタックスエレメントを復号する level の復号ステップを有す ることにより、 ラン数と値 0でない係数値とを個別に可変長符号化した入力ビッ トス トリームの処理に適用して、 入力ビッ トス トリームを従来に比して髙速度に 復号することができる。
( 2 ) 実施例 2
第 2 6図は、 第 1 8図との対比により、 本発明の実施例 2の復号化装置を示す ブロック図である。 この複号化装置 2 1は、 ラン数複数同時可変長符号テーブル 比較部 5、 有意テーブル作成部 6、 係数格納部 9に代えて、 ラン数複数同時可変 長符号テーブル比較部 2 2、 係数格納部 2 3が設けられる点を除いて、 実施例 1 の復号ィヒ装置 1と同一に構成される。 ここでラン数複数同時可変長符号テーブル比較部 2 2は、 制御部 4の制御によ り、 zerosLef tの値に応じて複数のテーブルから 1つのテーブルを選択し、 この選 択したテープノレを用いた入力ビットストリーム bitstream のパターンマツチング により、 値 0が連続する run beforeの数 x、 続く mn beforeの復号結果を同時に 検出し、 この値 0が連続する run beforeの数 Xと、 続く run beforeの復号結果と を対にして出力する。
ここで第 2 7図及ぴ第 2 8図は、 zerosLeft が 1の場合を例に取って、 ラン数 複数同時可変長符号テーブル比較部 2 2に保持されるテーブルを示す図表である 。 このテーブルは、 第 2 1図〜第 2 4図について上述したテーブルを zerosLeft 毎に、 1つにまとめて、 値 0が連続する run beforeの数 x、 続く run beforeの復 号結果とを同時に検出できるように形成される。
係数格納部 2 3は、 このラン数複数同時可変長符号テーブル比較部 2 2の出力 データに基づいて、 係数データを構築して保持し、 続く逆量子化、 逆 D C T部 2 に出力する。
この実施例のように値 0の連続する run beforeの数 xを検出するテーブルと続 く run beforeを復号するテ一ブルとを一体化して、 これら値 0の連続する run bef oreの数 xと続く run beforeの復号結果とを対にして出力するようにしても、 上述 の実施例と同様の効果を得ることができる。
( 3 ) 他の実施例
なお上述の実施例 1においては、 有意テーブル作成部 6で非 0係数と、 値 0の 係数とを識別する識別データを用いて有意テーブルを作成し、 この有意テーブル を用いて係数格納部 9で元の係数データ列を復号する場合について述べたが、 本 発明はこれに限らず、 ラン数複数同時可変長符号テーブル比較部 2 2の処理結果 に基づいて値 0の係数値を生成し、 この生成した係数値を係数格納部 9に格納し て元の係数データ列を復号するようにしてもよい。 このようにすれば有意テープ ル作成部を省略することができる。
またこれとは逆に、 値 0の run beforeが連続する個数 Xを直接、 係数格納部 9 に入力し、 この個数 Xに基づいて値 0の係数を係数格納部 9で生成するようにし て、 処理サイクルを削減するようにしてもよい。 また上述の実施例においては、 本発明を復号化装置に適用する場合について述 ベたが、 本発明はこれに限らず、 符号化機能を有する複号化装置に本発明を適用 して、 第 2 1図〜第 2 4図のテーブルを符号化処理に使用するようにしてもよい 。 なおこの場合に、 実施例 2について上述したテーブルを使用すれば、 複数のラ ン数を同時可変長符号化処理することができる。
また上述の実施例においては、 run beforeである特定のシンタックスエレメン トについて、 値 0で連続するシンタックスエレメントを検出してこれら連続する 複数のシンタックスエレメントをまとめて処理する場合について述べたが、 本発 明はこれに限らず、 種々の値で連続する種々のシンタックスエレメントの数を検 出してこれら連続する複数のシンタックスエレメントをまとめて処理するように して、 処理に要する時間を短くすることができる。
また上述の実施例においては、 ITU - T H. 264方式の C A V L C処理による入力 ビッ トストリームの復号処理に本発明を適用した場合について述べたが、 本発明 はこれに限らず、 種々のフォーマツトによる入力ビットストリームを復号化する 場合に広く適用することができる。 産業上の利用可能性
本発明は、 例えば ITU - T H. 264方式の C A V L C処理による入力ビットス トリ 一ムの復号処理に適用することができる。

Claims

請求の範囲
1 . 所定の符号化処理単位で直交変換処理した係数データ列を入力ビットス トリ ームから復号する復号化方法において、
前記入力ビッ トストリームは、
前記係数データ列における特定値の未処理の係数データの数に応じて選択され たテーブルを用いて、 前記特定値でない前記係数データ毎に、 前記係数データ列 における続く前記特定値の係数データの数を示す特定のシンタックスエレメント が少なくとも割り当てられ、
前記復号化方法は、
前記特定値の未処理の係数データの数に応じてテーブルを選択するテープル選 択ステップと、
前記テ一ブル選択ステツプで選択したテーブルを用いて、 前記特定値の係数デ ータの数が 0である前記特定のシンタックスエレメントの連続数を検出する連続 数検出ステップと、
前記連続数検出ステップで検出した連続数の前記特定のシンタックスエレメン トに続く前記特定のシンタックスエレメントを復号する特定シンタックスエレメ ントの復号ステップと、
前記連続数検出ステップ、 前記特定シンタックスエレメントの復号ステツプの 処理に応じて、 前記特定値の未処理の係数データの数を更新する更新ステップと 前記連続数検出ステツプで検出した連続数と、 前記特定シンタックスエレメン トの復号ステップの復号結果とに基づいて、 前記係数データ列を復号する係数デ 一タの復号ステツプとを有する
ことを特徴とする復号化方法。
2 . 前記特定のシンタックスエレメントが、
run beforeのシンタックスエレメントである
ことを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の複号化方法。
3 . 前記入力ビットス トリームが、
ITU-T H. 264方式の C AV L C処理によるビットストリームである
ことを特徴とする請求の範囲第 2項に記載の複号化方法。
4 . coeff token のシンタックスエレメントを復号する coeff token の復号ステ ップと、
total zeros のシンタックスエレメントを復号する total zeros の復号ステツ プとを有する
ことを特徴とする請求の範囲第 3項に記載の複号化方法。
5 . level のシンタックスエレメントを復号する level の復号ステップを有する ことを特徴とする請求の範囲第 2項に記載の複号化方法。
6 . 所定の符号化処理単位で直交変換処理した係数データ列を入力ビットストリ ームから復号する復号化方法のプログラムにおいて、
前記入力ビットストリームは、
前記係数データ列における特定値の未処理の係数データの数に応じて選択され たテーブルを用いて、 前記特定値でない前記係数データ毎に、 前記係数データ列 における続く前記特定値の係数データの数を示す特定のシンタックスエレメント が少なくとも割り当てられ、
前記復号化方法は、
前記特定値の未処理の係数データの数に応じてテーブルを選択するテーブル選 択ステップと、
前記テーブル選択ステップで選択したテーブルを用いて、 前記特定値の係数デ ータの数が 0である前記特定のシンタックスエレメントの連続数を検出する連続 数検出ステップと、
前記連続数検出ステップで検出した連続数の前記特定のシンタックスエレメン トに続く前記特定のシンタックスエレメントを復号する特定シンタックスエレメ ントの復号ステップと、
前記連続数検出ステップ、 前記特定シンタックスエレメントの復号ステップの 処理に応じて、 前記特定値の未処理の係数データの数を更新する更新ステップと 前記連続数検出ステップで検出した連続数と、 前記特定シンタックスエレメン トの復号ステップの復号結果とに基づいて、 前記係数データ列を復号する係数デ 一タの復号ステップとを有する
ことを特徴とする複号化方法のプログラム。
7 . 所定の符号化処理単位で直交変換処理した係数データ列を入力ビットストリ ームから復号する復号ィ匕方法のプログラムを記録した記録媒体において、
前記入力ビットストリームは、
前記係数データ列における特定値の未処理の係数データの数に応じて選択され たテーブルを用いて、 前記特定値でない前記係数データ毎に、 前記係数データ列 における続く前記特定値の係数データの数を示す特定のシンタックスエレメント が少なくとも割り当てられ、
前記復号化方法は、
前記特定値の未処理の係数データの数に応じてテーブルを選択するテーブル選 択ステップと、
前記テーブル選択ステップで選択したテーブルを用いて、 前記特定値の係数デ ータの数が 0である前記特定のシンタックスエレメントの連続数を検出する連続 数検出ステップと、
前記連続数検出ステツプで検出した連続数の前記特定のシンタックスエレメン トに続く前記特定のシンタックスエレメントを復号する特定シンタックスエレメ ントの復号ステップと、
前記連続数検出ステップ、 前記特定シンタックスエレメントの復号ステップの 処理に応じて、 前記特定値の未処理の係数データの数を更新する更新ステップと 前記連続数検出ステツプで検出した連続数と、 前記特定シンタックスエレメン トの復号ステップの復号結果とに基づいて、 前記係数データ列を復号する係数デ 一タの復号ステップとを有する
ことを特徴とする復号化方法のプログラムを記録した記録媒体。
8 . 所定の符号化処理単位で直交変換処理した係数データ列を入力ビットストリ ームから復号する復号化装置において、
前記入力ビットストリームは、
前記係数データ列における特定値の未処理の係数データの数に応じて選択され たテーブルを用いて、 前記特定値でない前記係数データ毎に、 前記係数データ列 における続く前記特定値の係数データの数を示す特定のシンタックスエレメント が少なくとも割り当てられ、
前記復号化装置は、
前記特定値の未処理の係数データの数に応じてテーブルを選択するテーブル選 択部と、
前記テーブル選択部で選択したテーブルを用いて、 前記特定値の係数データの 数が 0である前記特定のシンタックスエレメントの連続数を検出する連続数検出 部と、
前記連続数検出部で検出した連続数の前記特定のシンタックスエレメントに続 く前記特定のシンタックスエレメントを復号する特定シンタックスエレメントの 復号部と、
前記連続数検出部、 前記特定シンタックスエレメントの復号部の処理に応じて 、 前記特定値の未処理の係数データの数を更新する更新部と、
前記連続数検出部で検出した連続数と、 前記特定シンタックスエレメントの復 号部の復号結果とに基づいて、 前記係数データ列を復号する係数データの復号部 とを有する
ことを特徴とする復号化装置。
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