WO2007144934A1

WO2007144934A1 - アフィリエイト管理システム及びその方法並びにプログラム

Info

Publication number: WO2007144934A1
Application number: PCT/JP2006/311793
Authority: WO
Inventors: Katsuhide Asanuma
Original assignee: Fugaku Bussan Co., Ltd.
Priority date: 2006-06-13
Filing date: 2006-06-13
Publication date: 2007-12-21

Abstract

　本発明には、外部機器（６）の機能呼び出しに必要な情報に基づき外部機器（６）を制御する外部機器制御装置（３）と、外部機器制御装置（３）に接続され、販売した商品又はサービスに関する情報を管理する売り上げ管理装置（７）とを備えたアフィリエイト管理システムであって、前記利用者が選択した外部機器（６）の機能呼び出しに必要な情報と、前記利用者に販売した商品又はサービスに関する情報とが共通すると判断した場合に、前記外部機器（６）の機能呼び出しに必要な情報を提供した管理者の報酬額を算出することを特徴とする。

Description

明細書

ァフイリエイト管理システム及びその方法並びにプログラム

技術分野

[0001] 本発明は、ァフイリエイト管理システム及びその方法並びにプログラムに関する。

背景技術

[0002] 近年、インターネットに代表される通信ネットワークの発展に伴レ、、この通信ネットヮークを利用した新たな広告手法として、ァフイリエイトシステムが注目されている（公知 •公用の従来技術に基づき発明したため、出願人は本発明に関連する先行技術文献を知らない）。

[0003] このァフイリエイトシステムは、商品やサービスの販売額に応じて報酬を支払う成果保証型の広告の一種であり、ウェブサイトやメールマガジン等に広告主のサイトへのリンクを張り、顧客がそのリンクを経由して商品を購入したり、サービスの提供を受けたりすると、ウェブサイトやメールマガジンの管理者に報酬が支払われる仕組みになつている。

[0004] し力、しながら、従来のこの種のシステムは、インターネット等の通信ネットワークに接続されていることを前提にした技術であるため、通信ネットワークに接続されていない店舗等においては、商品を購入したり、サービスの提供を受けたりした顧客が、ゥヱブサイト等から誘導されて来たの力 \或いは、どのウェブサイトから誘導されてきたのか等について把握することが困難であった。そのため、ァフイリエイトシステムの利用範囲が限定され、十分に普及させることができないといった問題があった。

[0005] 本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、顧客を商品やサービスに誘導した情報源の管理者を容易且つ確実に把握することができるァフイリエイト管理システム及びその方法並びにプログラムを提供することを目的とするものである。発明の開示

[0006] 本発明は、外部機器の機能呼び出しに必要な情報に基づき該外部機器を制御する外部機器制御装置と、該外部機器制御装置に接続され、販売した商品又はサービスに関する情報を管理する売り上げ管理装置とを備えたァフイリエイト管理システムであって、利用者が選択した前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報と、前記利用者に販売した商品又はサービスに関する情報とが共通すると判断した場合に、前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を提供した管理者の報酬額を算出することを特徴とする。

[0007] そして、本発明は、通信ネットワークを介して個人端末と情報管理サーバーと前記外部機器制御装置とが通信ネットワークを介して相互に接続されており、前記情報管理サーバーは、利用者が個人端末で収集した情報を利用者別に格納する個人別ゥォレット領域と、利用者の前記個人別ゥォレット領域に格納された情報の中力前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段とを備えていてもよい

[0008] また、前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報は、ハイパーリンク化されて画面に表示され、該画面上でハイパーリンク化された情報を前記利用者が選択することにより、前記外部機器が制御されていてもよい。

[0009] さらに、本発明は、ァフイリエイト管理方法であって、利用者が外部機器の機能呼び出しに必要な情報を選択するステップと、前記利用者に販売した商品又はサービスに関する情報を保持するステップと、前記利用者が選択した外部機器の機能呼び出しに必要な情報と、前記利用者に販売した商品又はサービスに関する情報とが共通するかどうかを判断するステップと、前記両情報が共通すると判断した場合に、前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を提供した管理者の報酬額を算出するステップとを備えてレ、ることを特徴とする。

[0010] さらにまた、本発明は、上記記載の各ステップをコンピュータに実行させるためのァフイリエイト管理プログラムである。

[0011] 本発明によれば、顧客を商品やサービスに誘導した情報源の管理者を容易且つ確実に把握することができ、ァフイリエイトシステムの利用範囲の拡大化を図ることができる。

図面の簡単な説明

[0012] [図 1]本発明の実施の形態に係るァフイリエイト管理システムの構成を示すネットヮーク図である。 [図 2]本発明の実施の形態に係るァフイリエイト管理システムの情報管理サーバーの構成を示すブロック図である。

[図 3]本発明の実施の形態に係るァフイリエイト管理システムにおいて、情報管理サ一バーの個人別ゥォレット領域に格納されるデータの例を示す図である。

[図 4]本発明の実施の形態に係るァフイリエイト管理システムにおいて、情報管理サ一バーの個人別ゥォレット領域に格納されるソースコードの例を示す図である。

[図 5]本発明の実施の形態に係るァフイリエイト管理システムの外部機器制御装置の構成を示すブロック図である。

[図 6]本発明の実施の形態に係るァフイリエイト管理システムにおいて、外部機器制御装置のキーワードデータベースに格納されるデータの例を示す図である。

[図 7]本発明の実施の形態に係るァフイリエイト管理システムにおいて、外部機器制御装置の IDデータ商品コード保持部に格納されるデータの例を示す図である。

[図 8]本発明の実施の形態に係るァフイリエイト管理システムにおいて、外部機器制御装置の売り上げデータ保持部に格納されるデータの例を示す図である。

[図 9]本発明の実施の形態に係るァフイリエイト管理システムにおいて、外部機器制御装置のァフイリエイト報酬額データベースに格納されるデータの例を示す図である

[図 10]本発明の実施の形態に係るァフイリエイト管理システムの売り上げ管理装置の構成を示すブロック図である。

[図 11]本発明の実施の形態に係る情報管理システムにおいて、個人別ゥォレット領域への利用者のデータの収集処理を行う時の動作を示すフローチャートである。

[図 12]本発明の実施の形態に係るァフイリエイト管理システムにおいて、外部機器制御装置の動作を示すフローチャートである。

[図 13]本発明の実施の形態に係るァフイリエイト管理システムにおいて、情報源の管理者の報酬額を算出する時の動作を示すフローチャートである。発明を実施するための最良の形態

以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の説明では、外部機器が店頭ディスプレイの場合について例示して説明する。 [0014] (ァフイリエイト管理システムの全体構成）

図 1に示されているように、本実施の形態に係るァフイリエイト管理システムは、インターネット回線 1等の通信ネットワークを介して相互に接続された、情報管理サーバ一 2、外部機器制御装置 3、個人端末 4、ァフイリエイト管理サーバー 5と、 LAN回線等の通信ネットワークを介して外部機器制御装置 3に接続された外部機器 6及び売り上げ管理装置 7と、売り上げ管理装置 7に接続された販売レジスター 8と、 IDメディア 9又は携帯端末 10とを備えて構成されている。

[0015] (情報管理サーバーの構成）

図 2に示されているように、情報管理サーバー 2は、個人別ゥォレット領域 11、通信部 12、 IDメディア書き込み部 13、システム管理部 14を備えている。そして、通信部 1 2は、通信ネットワークを介して外部機器制御装置 3、個人端末 4、携帯端末 10と接続する機能を有し、システム管理部 14は、情報管理サーバー 2に入力された情報を各構成部位に分配し、システムの同期を取る機能を有している。

[0016] 個人別ゥォレット領域 11には、図 3及び図 4に示されているように、利用者本人の ID と個人情報、端末アドレス、暗証番号、収集登録された HTMLソースコード形式ゃヮ一プロソフトや表計算ソフトのファイル形式での画面情報、或いは URLが登録されるようになっている。また、顧客カードや電子マネー機能とリンクする場合には、その対応する ID情報が保存されるようになっている。さらに、これら収集される画面情報には、キーワードと関連付けされた外部機器の機能呼び出しファイル位置情報が含まれる。この情報は、主として HP製作者が外部機器のメーカーや小売店のサイト等で取得する。また、ァフイリエイト用の管理者の ro情報も含まれる。これはリンク用タグに直接含まれるか、又はページの決まった位置に登録されている。また、管理用のページ番号も登録されるようになってレ、る。

[0017] 暗証番号は画面登録時、或いは外部での機能利用時に本人確認のために使用される。なお、個人情報漏洩の危険性を考慮し、この領域には IDと端末アドレス、暗証番号など必要最小限の情報を保持するに止め、画面での個人名表示サービスや配送先指示など個人情報が必要なときには、 ICカードの個人情報を随時利用する形式も考えられる。また、画面情報は利用者個人が主に利用するブログサーバー等外部に保存し、利用時に呼び出す形式を採用することも可能である。

[0018] IDメディア書き込み部 13は、 ID登録が申請されたとき、 ICカードの ICチップに登録情報の書き込みを行う機能を備えている。このシステムに利用される ICカードは、加盟店舗で発行される顧客カードの ICチップの情報に付加された IDを利用する力、、或いは、利用者の携帯端末 10の ICチップ領域に制御アプリケーションと共に携帯端末 10の通信回線を利用してダウンロードされるようになると思われるため、そのような場合には、この IDメディア書き込み部 14の機能は外部に分散される。そして、店頭で IDを登録する場合には、外部機器制御装置 3のローカルインターフェイスと ICカードを連繋し、編集用個人端末アドレスを登録し、暗証番号を表示し、入手する。この I Dメディア書き込み部 13の機能は、磁力式カード、バーコードカードでも達成可能であり、また、携帯端末 10のローカルインターフェイスを利用する場合には、携帯端末 1 0にアプリケーションをダウンロードすることによって達成可能である。

[0019] (外部機器制御装置の構成）

図 5に示されているように、外部機器制御装置 3は、ローカルインターフェイス受信部 15、通信部 16、機器連繋部 17、入力部 18、画像表示部 19、ゥォレットデータ保持部 20、キーワードデータベース 21、入出力情報の管理を行うシステム管理部 22、制御ファイル領域 23、 IDデータ商品コード保持部 24、売り上げデータ保持部 25、報画額計算部 26、ァフイリエイト報酬額データベース 27を備えており、画像表示機能と入力機能、ローカルインターフェイス受信機能、通信機能を有している。

[0020] ローカルインターフェイス受信部 15は、登録利用者の IDメディア 7や携帯端末 8からの ro情報が入力される機能を備えており、 Iひ青報が入力されると、その情報をシステム管理部 25に送るようになつている。ローカルインターフェイス受信部 18は、 IC力一ド読取器、磁力式カード読取器、赤外線やブルートゥース受信器、バーコード読取器などから成り、カード形式の IDメディアに対応してスロット式のホルダーを備えていてもよレ、。また、 IDとパスワード等の情報を表示画面上から入力するように構成してもよい。

[0021] 通信部 16は、専用回線やインターネットを介して情報管理サーバー 2と接続し、また、入力を携帯端末 8から行う場合には、コントロールデータを、公衆回線を経由して受け取る機能を備えている。また、通信部 16は、売り上げ管理システムと連繋し、 ID 情報と商品情報をやり取りする機能を備えている。

[0022] 機器連繋部 17は、制御ファイル領域 23の制御命令を、接続回線を通じて外部機器 6に伝達する機能を備えている。

[0023] 入力部 18は、表示された画面のハイパーリンク或いは抽出リストの項目の選択情報を入力したり、或いは、再検索する文字列の位置を選択したり、或いは、利用の終了を入力したりする機能を備えている。また、リモコン形式のポインタゃタツチパネル、通常のキーボードやマウスであってもよい。さらに、携帯端末 10とローカルインターフエイスや通信回線を利用して連繋し、ポインタの移動や各種選択を行うように構成してあよい。

[0024] 画像表示部 19は、ゥォレットデータ保持部 20に保持された情報の内容を表示し、選択可能な文字列を強調表示するようになっている。外部機器 6と画面を共有してもよぐその場合は、選択後の操作画面も表示されるようにすることもできる。携帯端末 10から操作する場合は、携帯端末 10の種類に応じた操作凡例がグラフィック表示されるようにしてもよい。

[0025] ゥォレットデータ保持部 20には、情報管理サーバー 2より送られた個人別ゥォレット領域の情報が保存されるようになっており、この情報は必要に応じて閲覧することができる。

[0026] 図 6に示されているように、キーワードデータベース 21には、制御ファイル領域 23 のアドレスと組になった機器制御用の文字列のリストが含まれている。この情報は、ィンターネット上から閲覧可能であり、外部の HP作成者はここの URLをコピー若しくは参照することにより、この外部機器 6において利用できるリンクを形成することができる。なお、ここで指定される URLは外部機器制御装置 3を基点としたものである力仕様（HP閲覧を対象のサーバーにアクセスして行う場合）によってはサーバーベースにすることも可能である。この場合、リンクされる相手先は WEB上の機器の管理サーバ一になると思われるため、機器の管理サーバー上にアクセスログから情報の入力状況を判定し、ファイルの起動位置情報を発信元（外部機器 6)に返すシステム、或いは関連発明による URL情報の検索と置換が必要となる。対象となるファイルのァドレス指定による起動か或いは対象ファイルの機能によってはアドレスの他にオプション命令の文字列がリストに含まれる場合もある。検索対象が大きくなつたときのためにリスト中の検索優先順位を設定することもできる。この場合には、商品名、商品コード、ツアー名や旅行先、カラオケなら曲名や歌手名、入力コードなどがキーワードとして登録される。なお、外部機器 6がカーナビゲーシヨンの場合には、地名、駅、病院などの施設名、住所などがキーワードとして登録される。

[0027] 制御ファイル領域 23には、外部機器 6の制御用の各種制御ファイルが納められるようになつている。該当する文字列の入力があると、キーワードデータベース 21により関連付けられた制御ファイルが起動し、制御ファイルが外部機器 6におレ、て実行されるようになっている。実行時の文字列に関するオプション命令の選択画面が表示されることもある。この場合には、在庫情報と棚位置、商品に関する広告商品情報が表示される。なお、外部機器 6がカラオケ機の場合には、該当する歌の予約登録がなされる。また、実行した機能に関連する商品コード情報を IDデータ商品コード保持部 24 に送る機能も有している。なお、この機能はキーワードデータベース 21に必要な項目を追加し、それを参照する形でも可能となる。

[0028] 図 7に示されているように、 IDデータ商品コード保持部 24には、入力された ID毎に参照したリンクの情報源の管理者の m情報 (以下「ァフイリエイト ro情報」と言う。 )、商品コード情報が保持されるようになっている。この情報は、通常、当日の閉店まで保持される。

[0029] 図 8に示されているように、売り上げデータ保持部 25には、売り上げ管理装置 7より返信されてきた外部機器制御装置の ro情報 (若しくは売り上げ管理装置 7の顧客 ID 情報）、商品コードと対応する売り上げ情報が保持されるようになっている。

[0030] 報酬額計算部 26は、 IDデータ商品コード保持部 24のァフイリエイト IDと関連付けられた商品コード毎に売り上げデータを集計しァフイエイト報酬額データベース 27に送る機能を有している。ァフイリエイト報酬額の計算は売り上げデータがシステムに返つてきた時点で行われるようにしてもよいし、 IDデータ商品コード保持部 24が予め締め時点を設定し、その時点で計算されるようにしてもよい。

[0031] 図 9に示されているように、ァフイエイト報酬額データベース 27には、ァフイリエイト I Dと商品コード、売り上げデータとその IDごとの合計等のデータが格納されており、これらのデータは定期的に通信部 16を介してァフイリエイト管理サーバー 5に送られるようになつている。

[0032] (売り上げ管理装置の構成）

売り上げ管理装置 7は、商品データベース 28、 ID別に管理できる販売データ保持部 29、外部機器制御装置 3と連繋を行う通信部 30、入力された情報を各部に分配し、システムの同期を取るシステム管理部 31を備えている。そして、売り上げ管理装置 7は、標準の POSシステムの機能や、商品コードと売り上げをその時点で管理する機能を有してレ、ると共に、購買者の購買時の ID確認機能を有してレ、る。

[0033] 商品データベース 28には、商品コードと価格情報が格納されるようになっており、サービスに関するシステムの場合には、価格情報を導くような時間情報や施設情報が格納されるようなっている。

[0034] 販売データ保持部 29には、販売レジスター 8より送られる商品コードと購買された商品価格及び購入者の ro情報が保持されるようになっている。これらの情報は、通常は売り上げおよび在庫管理に利用されるが、この場合は外部機器制御装置 3に送られ、ァフイリエイト情報に利用されるようになっている。

[0035] 販売レジスター 8は、通常の販売機能に加え、電子マネーの ICチップ情報入力端末やポイントカードのポイント管理機能などの ID登録を備えており、販売された商品情報を ID別に管理できる販売データ保持部 29に送る機能を有している。

[0036] (個人端末の構成）

個人端末 4は、 WEB閲覧機能力ワープロソフトなどによる文章入力機能を備えた P

Cもしくは携帯端末、 PCDなど、インターネットや大規模ネットワークシステムの情報閲覧機能を備えた情報端末全般を含んでおり、ファイルの形で保存された HPのソースコードやワープロ表計算ソフト画面、ネット上のアドレス情報を情報管理サーバー ₂ に送信するプログラムを備えている。このプログラムは、単独のアプリケーションであるか、或いはその他のソフトウェアの一部の機能として個人端末 4に格納される力他のソフトの WEB閲覧機能を利用して、制御ファイルの検索抽出機能を持たせ、サーバー画面の機能として実行することも可能である。 [0037] (IDメディアの構成）

IDメディア 9は、 ICチップや磁気カード、バーコード情報などに利用者の IDが記録され、外部機器制御装置 3によって読取り可能なものである。そして、この IDメディア 9には、付加的な個人情報、氏名や配送先住所、メールアドレスなどの情報が記憶される場合もある。また、ショップなどの顧客カード、ポイントカードの付加価値機能として、それらのカードと同一媒体上に記録されることもある。また、この IDメディア 7にフラッシュメモリ等で記憶機能を付与し、個人別ゥォレットデータをここに格納し、直接外部機器制御装置 3に入力する形としても良い。

[0038] (携帯端末の構成）

携帯端末 10は、個人端末 4、 IDメディア 9、外部機器制御装置 3の表示及び入力機としての機能を代行することができる。そして、携帯端末 10は、 ICチップ等、ロー力ノレインターフェイスが搭載されていれば、 IDの登録等を通信回線経由で行うことができる。また、携帯端末 10は、単独で外部機器制御装置 3の表示及び入力機能を代行する場合、抽出リスト等の簡略された項目が表示されるが、大きな画面のある外部機器制御装置 3と併用する場合には携帯端末 10の画面に入力するための凡例などが表示されるように構成してもよレ、。

[0039] (個人別ゥォレット領域への情報収集処理）

次に、図 11を参照しつつ、個人別ゥォレット領域への利用者のデータの収集処理を行う時の動作について説明する。

[0040] 個人端末 4において、本システムのアプリケーションソフト（以下「ァフイリエイト管理プログラム」と言う。）が起動されると（S101)、個人端末 4のディスプレイ上に認証画面が表示される（S102)。この認証画面上において、 ID及び暗証番号が入力され、送信されると、情報管理サーバー 2において認証作業が行われる（S103)。その結果、認証された場合には、次のステップ 107に進み、認証されなかった場合には、前記認証作業が繰り返し行われる。また、この情報管理サーバー 2における認証の可否情報は個人端末 4に送信され、その情報が認証の可否のいずれに関する情報であるかが判断される（S104)。その結果、認証可の情報であると判断された場合には、次のステップ 106に進み、認証否の情報であると判断された場合には、認証画面が再度表示される。

[0041] 次いで、個人端末 4において閲覧中の画面表示ソフトからコピーされた画面情報、ファイルィヒされた画面情報、 URL等の情報が指定され、入力されると（S105)、該情報は、ァフイリエイト管理プログラムに取り込まれ、情報管理サーバー 2に送信される（ S106)。情報管理サーバー 2に送信されたこれらの情報は、システム管理部 14を経由して、認証された IDの個人別ゥォレット領域 11に送られ、各ページの情報にぺージコードが付与された後（S107)、個人別ゥォレット領域 11に格納される（S108)。

[0042] (外部機器制御装置の動作）

次に、図 12を参照しつつ、外部機器制御装置 3の動作について説明する。

[0043] 外部機器制御装置 3のローカルインターフェイス受信部 15よりを介して、例えば、 I

Dメディア 7の ro情報が入力されると（S20i)、該 ro情報は、システム管理部 22を経由して通信部 16によって情報管理サーバー 2に送信され (S202)、情報管理サーバ一 2では、この ro情報に基づき、認証作業が行われる。その結果、認証された場合には、前記 ro情報に該当する利用者の情報が、個人別ゥォレット領域 11から検索され

、外部機器制御装置 3に送信される（S203)。

[0044] 次いで、外部機器制御装置 3では、情報管理サーバー 2から送信された情報がゥォレットデータ保持部 20に格納された後（S204)、画像表示部 19に表示される（S205 )。そして、入力部 18よりハイパーリンクが選択されると（S206)、その選択情報がシステム管理部 22に送られ、リンクの制御ファイル指定情報により制御ファイル領域 23 を参照して、該当する制御ファイルを実行し (S207)、機器連繋部 17を介して外部機器 6を操作する（S208)。また、この時、制御ファイル領域 23よりリンクに対応する商品コード情報が IDデータ商品コード保持部 24に送られる（S209)と同時に、ァフィリエイト HD情報が IDデータ商品コード保持部 24に送られる（S210)。

[0045] (情報源の管理者の報酬額を算出する時の動作）

次に、図 13を参照しつつ、情報源の管理者の報酬額を算出する時の動作について説明する。

[0046] 特定の商品を顧客に販売する際、販売レジスター 8より、該顧客の HD情報と販売した商品の商品コード情報がシステム管理部 31に送られると（S301)、商品データべース 28の該当する価格情報が参照され (S302)、前記商品の価格情報がレジスター 8に送信され、該商品が販売される（S303)。そして、前記利用者の ID、商品コード情報、価格情報は、販売データ保持部 29に格納され (S304)、通信部 30より外部機器制御装置 3に送られる（S305)。

[0047] 次いで、外部機器制御装置 3に送られた販売情報は、売り上げデータ保持部 25に保持され (S306)、 HD情報により IDデータ商品コード保持部 24を参照し、該当する I Dが存在するかどうかが判断される（S307)。その結果、該当する IDが存在した場合には、売り上げデータ保持部及び IDデータ商品コード保持部 24にそれぞれ保持されている内容が報酬額計算部 26に送られる（S308)。

[0048] 報酬額計算部 26では、共通する商品コード情報が存在するかどうかが判断され (S 309)、共通する商品コード情報が存在すると判断された場合には、該商品コード情報を IDデータ商品コード保持部 24のァフイリエイト HD情報毎に結合し (S310)、ァフイエイト報酬額データベース 27に送る。ァフイエイト報酬額データベース 27では、ァフイリエイト ID毎に報酬額がまとめられて保存され (S311)、該報酬額に関する情報は、ァフイリエイト管理サーバー 5より照会があった時、或いは定期的にァフイリエイト管理サーバー 5に送られる（S312)。

[0049] このように上記した本発明を利用することにより、実店舗やインターネット関連外のサービスにも、インターネット市場より顧客を誘導できるようになると共に、顧客を商品やサービスに誘導した情報源の管理者を容易且つ確実に把握することができる。また、利用者に対して実店舗で販売する商品やサービスの利用や購買に必要な情報を安価に豊富に提供することができるようになる。したがって、ァフイリエイトシステムの利用範囲の拡大化を図ることができる。

[0050] なお、上記した実施の形態においては、本発明を店舗での商品情報提示ディスプレイと P〇Sシステムに適用した場合について説明した力これは単なる例示に過ぎず、例えば、通信カラオケで選択した曲の合計時間と延長時間の料金算出などに適用することちできる。

Claims

請求の範囲

[1] 外部機器の機能呼び出しに必要な情報に基づき該外部機器を制御する外部機器制御装置と、該外部機器制御装置に接続され、販売した商品又はサービスに関する情報を管理する売り上げ管理装置とを備えたァフイリエイト管理システムであって、利用者が選択した前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報と、前記利用者に販売した商品又はサービスに関する情報とが共通すると判断した場合に、前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を提供した管理者の報酬額を算出することを特徴とするァフイリエイト管理システム。

[2] 通信ネットワークを介して個人端末と情報管理サーバーと前記外部機器制御装置とが通信ネットワークを介して相互に接続されており、前記情報管理サーバーは、禾 IJ 用者が個人端末で収集した情報を利用者別に格納する個人別ゥォレット領域と、利用者の前記個人別ゥォレット領域に格納された情報の中から前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段とを備えている請求の範囲第 1項に記載のァフイリエイト管理システム。

[3] 前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報は、ノ、ィパーリンク化されて画面に表示され、該画面上でハイパーリンク化された情報を前記利用者が選択することにより、前記外部機器が制御される請求の範囲第 1項又は第 2項に記載のァフイリエイト管理システム。

[4] 利用者が外部機器の機能呼び出しに必要な情報を選択するステップと、前記利用者に販売した商品又はサービスに関する情報を保持するステップと、前記利用者が選択した外部機器の機能呼び出しに必要な情報と、前記利用者に販売した商品又はサービスに関する情報とが共通するかどうかを判断するステップと、前記両情報が共通すると判断した場合に、前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を提供した管理者の報酬額を算出するステップと、を備えていることを特徴とするァフイリエイト管理方法。

[5] 請求の範囲第 4項に記載の各ステップをコンピュータに実行させるためのァフイリエイト管理プログラム。