WO2007142363A1 - シート表皮吊込み用クリップの自動装着工具 - Google Patents

Description

明 細 書 シート表皮吊込み用クリップの自動装着工具 技術分野

本発明は、 シートパッ ドを覆うシート表皮の吊込みコードとシ一トパッドの内 部に埋め込まれた吊込みワイヤの軸線とに止着されるクリ ップをワイヤの軸線に 自動的に掛止め保持させるクリ ップの自動装着工具に関するものである。 背景技術

自動車用シートにおいては、 シートパッ ドを覆うシー卜表皮の端末をシ一トパ ッドに吊込み止着するために、 クリップが用いられている （日本特許出願公開番 号：特開 2 0 0 6— 9 5 0 9 3 )。 このクリップは、 略 U字状の主部と、 その略 U 字状主部の開放端の両側より内方に向けて伸びた一対の逆さ爪を有するチヤック 部と、 略 U字状主部の底部の外面から略 U字状主部の開口部と反対方向に伸びた 略 J字状のフック部とを有している。 シート表皮の端末に取り付けられた吊込み コードの玉縁をクリップのチヤック部に挟込み保持させると共に、 シ一トパッ ド の内部に埋め込まれた吊込みワイヤの軸線をフック部に掛止め保持させることに より、 シート表皮の端末はクリ ップを介してシートパッ ドに止着される。

この種のシート表皮吊込み用クリップは、 専ら作業員による手間や時間の掛か る手作業でシート表皮の吊込みコードの玉縁及びシートパッ ドの吊込みワイヤに 対して装着されている。 発明の概要

本発明は、 シートパッ ドの内部に埋め込まれた吊込みワイヤの軸線をフック部 で掛止め保持するシート表皮吊込み用のクリ ップを自動的に吊込みワイヤの軸線 に装着可能な工具を提供することを目的とする。

更に、 本発明は、 クリ ップを簡単に保持することができると共に、 クリ ップの 装着向きを正確に規制しつつクリ ップを吊込みワイヤの軸線に確実に装着するこ とができる簡便な工具を提供することを目的とする。 本発明によれば、 シートパッ ドを覆うシ一ト表皮の吊込みコードとシ一トパッ ドの内部に埋め込まれた吊込みワイヤの軸線とに止着されるクリ ップをワイヤの 軸線に自動的に掛止め保持させるためのクリップの自動装着工具であって、 前記 クリップが、 吊込みワイヤの軸線に掛止め保持されるフック部を有し、 前記自動 装着工具が、 ベースフレームと、 前記ベースフレームの後端部上に配置された駆 動シリンダと、前記ベースフレームの先端側より前方へ伸びたガイ ドブレートと、 前記駆動シリンダのロッ ド先端に連結されて、 前記駆動シリンダの駆動によって 前記ガイ ドプレートの板面に沿って摺接移動可能で、 前記フック部が外方に向け られた状態で前記クリップが開口内に嵌合せ装填される略コ字状のクリップホル ダ一と、 前記ガイ ドプレートの先端部の側縁に沿って伸びて前記ガイ ドプレート の前記先端部より斜め上方へ折れ曲がって前記先端部より前方へ突出し、 シート パッ ドの内部に埋め込まれた吊込みワイヤの軸線直下まで挿入可能で、 吊込みヮ ィャの軸線を係止する切欠溝を備えた差込みアームを有し、 クリ ップを装填した クリ ップホルダーの開口側を差込みアームの切欠溝で係止した吊込みワイヤの軸 線に向けて、 クリップホルダーをガイ ドプレー卜の板面に沿って駆動シリンダで 移動可能に組み立ててなるシ一卜表皮吊込み用クリップの自動装着工具が得られ る。

このように構成したクリップの自動装着工具は、 クリ ップを開口内に嵌合せ装 填する略コ字状のクリップホルダーと、 クリ ップホルダ一を摺接移動可能に支持 するガイ ドプレートと、 吊込みワイヤの軸線を係止する切欠溝を設けた差込みァ 一ムとを備え、 クリ ップホルダーを駆動シリンダで移動可能に構成したので、 フ ック部を外方に向けてクリ ップをクリップホルダーの開口内に嵌合せ保持し、 差 込みアームをシートパッ ドの内部に埋め込まれた吊込みワイヤの軸線直下まで揷 入させて吊込みワイヤの軸線を差込みアームの切欠溝で係止してから、 駆動シリ ンダを駆動させて、 クリ ップホルダーをガイ ドプレートの板面に沿って前進動さ せれば、 フック部を差込みアームの切欠溝で係止した吊込みワイヤの軸線に自動 的に掛け止められるから、 クリ ップを吊込みワイヤの軸線に能率よく装着するよ うにできる。

前記略コ字状のクリップホルダ一の上側辺の先端内側に斜めに傾斜した面取り 部を設けることができる。 この場合には、 フック部を外方へ向けた状態のクリ ツ プを面取り部でガイ ドさせつつクリ ップホルダーの開口内に容易に嵌込み保持さ せるようにできる。

また、 クリップの横ズレを防止するガイ ド縁を前記ガイ ドブレ一トの先端部の 側縁より立ち上がり形成することもできる。 この場合には、 クリ ップホルダーで 保持されたクリ ップのフック部を差込みアームの切欠溝で係止した吊込みワイヤ の軸線に向けて安定よく移動させるようにできる。

更に、 前記ガイ ドブレー卜と平行で前記クリ ップホルダーによって保持された 前記クリ ップの前記フック部の湾曲部を通る仮想線に対して直交し前記差込ァー ムを通る垂線上に溝底の略中央が位置するように、 前記切欠溝を前記差込アーム に形成してもよい。 この場合には、 差込みアームの切欠溝で係止した吊込みワイ ャの軸線をフック部の湾曲内まで確実に誘導させるようにできる。

また、 駆動シリンダを作動する引き金を備える銃把状の取っ手をベースフレー ムに取り付けて、 ハンドガン型のクリップ自動装着工具として構成してもよい。 この場合には、 クリップを装着する工具として使い勝手がよく、 作業能率を向上 させることの可能なクリップの自動装着工具が得られる。 図面の簡単な説明

図 1は、 本発明に係る自動装着工具で取り扱うことの可能なクリ ップの一例を 示す側面図である。

図 2は、 本発明に係るクリ ップの自動装着工具を示す側面図である。

図 3は、 図 2の工具を構成する部品の一つであるクリップホルダーを主に示す 側面図である。

図 4は、 図 2の工具を構成する部品の一^ Dであるガイ ドプレートを主に示す平 面図である。

図 5は、 図 2の工具を構成する部品の一つであるガイ ドプレー トのガイ ド縁を 主に示す側面図である。

図 6は、 図 2の工具を構成する部品の一つであるクリップホルダーに装填され るクリ ップと差込みアームに設けられる切欠溝との位置関係を主に示す説明図で ある。

図 7は、 図 2の工具によるクリ ップの装着動作を主に示す説明図である。 図 8は、 図 1のク リ ップによるシート表皮の端末の吊込み構造を示す説明図で ある。 好ましい具体例の詳細な説明

本発明に係る工具は、 図 1で例示するようなクリ ップ Cをシートパッ ドの内部 に埋め込まれた吊込みワイヤの軸線に自動装着するものとして構成されている。 そのクリップ Cは、 略 U字状の主部 1と、 その略 U字主部 1の開放端の両側より 内方に向かう一対の逆さ爪 2 a , 2 bを有するチャック部 2と、 略 U字状主部 1 の両側部の一方から略 U字状主部 1の開口部と反対方向に伸びた略 J字状のフッ ク部 3と、 略 U字状主部 1の両側部の他方から略 U字状主部 1の開口部と反対方 向に、 フック部 3から間隔を隔てて伸びたガイ ド部 4とを有している。 ガイ ド部 4は、 シートパッ ドの内部に埋め込まれた吊込みワイヤ W (図 8参照） をフック 部 3に誘導係止させるよう機能する。 クリ ップ Cは、 略 U字状主部 1 と、 チヤッ ク部 2と、 フック部 3と、 ガイ ド部 4とを含むワンピース部材として、 樹脂にて 形成されている。

図 2を参照すると、 本発明に係るクリ ップの自動装着工具が示されている。 こ の自動装着工具は、 側面略コ字状のクリ ップホルダー 1 0と、 タリップホルダー 1 0のガイ ドプレート 1 1 と、 シートパッ ドの内部に埋め込まれた吊込みワイヤ の軸線 （図示せず） を係止する差込みアーム 1 2と、 クリ ップホルダー 1 0の駆 動シリンダ 1 3と、 ガイ ドブレー卜 1 1並びに駆動シリンダ 1 3を設置するべ一 スフレーム 1 4と、 ベースフレーム 1 4の取っ手 1 5と、 駆動シリンダ 1 3の作 動スィッチとして機能する引き金 1 6を有している。

図 1に示したクリ ップ Cは、 フック部 3が外方に向けられ、 チャック部 2が略 コ字状クリ ップホルダー 1 0の開口内に嵌め合わされてクリ ップホルダー 1 0に セッ トされる。 図示実施形態においては、 図 3に示したように、 クリ ップ Cのチ ャック部 2をクリ ップホルダー 1 0の開口内へ上方よりガイ ドさせつつ容易に嵌 め合わせることができるようにするために、 略コ字状クリ ップホルダー 1 0の上 側辺 1 0 aの先端内側には斜めに傾斜した面取り部 1 O bを設けられている。 クリ ップホルダー 1 0は、 延長口ッ ド 1 0 cを有し、 この延長口ッド 1 0 cを スリ一ブナッ ト 1 7を介して駆動シリンダ 1 3のロッド 1 3 aに接続することに より、 クリップホルダー 1 0は駆動シリンダ 1 3のロッド 1 3 aに接続されてい る。 より詳述すると、 スリーブナッ ト 1 7の内周面にはその全長に亘つてネジが 形成され、 これに対し、 延長口ッド 1 0 cの軸回りとシリンダロッ ド 1 3 aの軸 周りには夫々逆ねじが形成されている。 スリーブナツ ト 1 7の一端部にクリ ップ ホルダ一 1 0の延長口ッ ド 1 0 cが螺合され、 スリーブナツ ト 1 7の他端部に駆 動シリンダ 1 3のロッド 1 3 aが螺合され、 これにより、 クリ ップホルダー 1 0 は、 それの実効長さを調整することができるようにスリーブナツ 卜 1 7を介して 駆動シリンダ 1 3のロッド 1 3 aに接続されている。 また、 クリ ップホルダー 1 0は、 それの下側辺 1 0 dがガイ ドブレート 1 1の板面上に載置された状態とな つているので、 駆動シリンダ 1 3の駆動に伴って、 クリップホルダー 1 0は、 ガ イ ドプレート 1 1で案内されつつガイ ドブレート 1 1上を摺動するようになって いる。

図 4に示したように、 ベースフレーム 1 4の先端側にはガイ ドプレート 1 1の 高さを設定するためのブロック 1 1 aが設けられている。ガイ ドプレート 1 1は、 タリ ップホルダー 1 0の横幅と略等しい横幅を有する平板材でなり、 クリ ップホ ルダー 1 0の移動方向と同方向に延在するようにベースフレーム 1 4のブロック 1 1 aで片持ち保持されている。 また、 ガイ ドブレート 1 1の先端部は、 略円弧 を呈するように広幅となって側方へ若干突出している。ガイ ドブレート 1 1には、 図 4及び図 5に示したように、 先端部の側縁部からクリップホルダー 1 0の下側 辺 1 0 dよりも高く上方へ立ち上がった直線状のガイ ド縁部 1 1 bが設けられ、 このガイ ド縁部 1 1 bにより、 クリ ップホルダ一 1 0に保持されたクリ ップの横 ずれが防止されるようになつている。

更に、 ガイ ドプレート 1 1の先端部には、 その先端部の側縁部の側面に沿って 伸びてガイ ドブレート 1 1より前方へ突出した差込みアーム 1 2が設けられてい る。 この差込みアーム 1 2の先端部 1 2 aは、 ガイ ドプレート 1 1の先端部の側 縁部から斜め上方へ伸びるように折り曲げられている。この差込みアーム 1 2は、 それの先端部 1 2 aをシ一トパッ ドの内部に埋め込まれた吊込みワイヤの軸線直 下まで挿入可能な長さを持つよう形成されている。 また、 差込みアーム 1 2の先 端部 1 2 aには、吊込みワイヤの軸線を係止する切欠溝 1 2 bが形成されている。 差込みアーム 1 2の切欠溝 1 2 bは、 図 6に示したように、 ガイ ドブレ一ト 1 1と平行でクリ ップホルダー 1 0で保持されたクリ ップ Cのフック部 3の湾曲部 を通る仮想線 Lに対して直交して差込アームを通る垂線上に溝底の略中央が位置 するようにアーム 1 2の先端部 1 2 aの部位に形成されている。

再び図 1を参照すると、 駆動シリンダ 1 3は、 シリンダ本体 1 3 bを有し、 そ のシリンダ本体 1 3 bが前後側より L字状の立付けブラケッ ト 1 3 c , 1 3 dで 保持された状態で、 それら立付けブラケット 1 3 c , 1 3 dを介してべ一スフレ ーム 1 4上に支持されている。 駆動シリンダ 1 3には、 圧縮空気供給源 （図示せ ず） に一端部を接続されたエアーホース 1 3 eの他端部が接続されている。 この エアーホース 1 3 eは、 取っ手 1 5の内部を通ってシリンダ本体 1 3 bに接続さ れている。 エアーホース 1 3 eを介して圧縮空気供給源から供給される圧縮空気 を駆動源として駆動シリンダ 1 3は駆動するよう構成されている。

取っ手 1 5は、 上部側をベースフレーム 1 4の下面にあてがってベースフレー ム 1 4の後部の下側に取り付けられている。 この取っ手 1 5は、 引き金 1 6を駆 動シリンダ 1 3の作動スィッチとして備える銃把状のものでなり、 工具全体がハ ンドガン型を呈するよう組み立てられている。

このように構成するクリップの自動装着工具では、 工具全体を取っ手 1 5で持 つて操作するようにできる。 その操作にあたっては、 図 7で示すようにフック部 3の向きをクリ ップホルダー 1 0の下側辺 1 0 dに合わせてフック部 3を外方に 向け、 クリ ップ Cをチヤック部 4でクリ ップホルダー 1 0の開口内に嵌合せ装填 する。

次に、 工具全体を吊込みワイヤ Wの軸線に対して垂直か或いはやや横斜めに保 ち、 差込みアーム 1 2をシートパッ ドの内部に埋め込まれた吊込みワイヤ Wの軸 線直下まで挿入させて吊込みワイヤ Wの軸線を差込みアーム 1 2の切欠溝 1 2 b で係止する。 吊込みワイヤ Wの軸線を差込みアーム 1 2の切欠溝 1 2 bで係止し たならば、 工具全体を軽く引き戻す。 その吊込みワイヤ Wの引張り状態を保ったままに、 駆動シリンダ 1 3を引き金 1 6の操作で作動させ、 クリ ップホルダー 1 0をガイ ドプレート 1 1の板面に沿 つて前進動させれば、 フック部 3を差込みアーム 1 2の切欠溝 1 2 bで係止した 吊込みワイヤ Wの軸線に自動的に掛け止めることができる。 このクリ ップホルダ 一 1 0の前進動時に、 クリップ Cをガイ ドプレート 1 1のガイ ド縁 1 1 bに沿つ て移動させることができるため、 クリ ップ Cが横ズレすることを阻止できる。 ワイヤ Wに対するクリ ップ Cの掛止め後、 工具全体を反時計方向または時計方 向に軽く捻れば、 差込みアーム 1 2の切欠溝 1 2 bを吊込みワイヤ Wの軸線より 外すことができるので、 工具全体を引き戻せると共に、 クリップ Cを吊込みワイ ャ Wの軸線に掛け止めたままクリ ップホルダー 1 0より取り外すことができる。 吊込みワイヤ Wの軸線に掛け止められたクリ ップ Cには、 図 8で示すようにシ 一ト表皮 Hの端末に取り付けられた吊込みコード Tの玉縁 Fをチヤック部 2で挟 込み保持させれば、 シートパッド Pを覆うシート表皮 Hの端末をシートパッド P の内部に埋め込まれた吊込みワイヤ Wの軸線とで吊込み止着することができるよ うなる。

本明細書中で使用した用語及び表現は、 本発明を説明するために便宜上用いた に過ぎないものであって、 本発明を何ら制限するものではない。 そのような用語 及び表現を用いたからと言って、 そのことに、 上述した本発明の構成要素及び特 徴と均等なもの又はその一部を排除することを意図するものではない。 権利が要 求されている本発明の範囲内で、 種々の変更を加えることが可能であることは明 らかである。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . シートパッ ドを覆うシート表皮の吊込みコードとシ一トパッ ドの内部に埋 め込まれた吊込みワイヤの軸線とに止着されるクリ ップをワイヤの軸線に自動的 に掛止め保持させるためのクリップの自動装着工具であって、

前記クリ ップが、 吊込みワイヤの軸線に掛止め保持されるフック部を有し、 前記自動装着工具が、

ベースフレームと、

前記ベースフレームの後端部上に配置された駆動シリンダと、

前記ベースフレームの先端側より前方へ伸びたガイ ドブレートと、

前記駆動シリ ンダのロッ ド先端に連結されて、 前記駆動シリンダの駆動によつ て前記ガイ ドプレートの板面に沿って摺接移動可能で、 前記フック部が外方に向 けられた状態で前記クリップが開口内に嵌合せ装填される略コ字状のクリ ップホ ルダーと、

前記ガイ ドブレー卜の先端部の側縁に沿って伸びて前記ガイ ドブレ一卜の前 記先端部より斜め上方へ折れ曲がって前記先端部より前方へ突出し、 シートパッ ドの内部に埋め込まれた吊込みワイヤの軸線直下まで挿入可能で、 吊込みワイヤ の軸線を係止する切欠溝を備えた差込みアームを有し、

クリップを装填したクリ ップホルダーの開口側を差込みアームの切欠溝で係止 した吊込みワイヤの軸線に向けて、 クリ ップホルダーをガイ ドブレ一卜の板面に 沿つて駆動シリンダで移動可能に組み立ててなることを特徴とするシート表皮吊 込み用クリ ップの自動装着工具。

2 . 前記略コ字状のクリ ップホルダーの上側辺の先端内側に斜めに傾斜した面 取り部を設けたことを特徴とする請求項 1に記載のクリ ップ自動装着工具。

3 . タリ ップの横ズレを防止するガイ ド縁を前記ガイ ドプレートの先端部の側 縁より立ち上がり形成したことを特徴とする請求項 1に記載のクリ ップ自動装着 工具。

4 . 前記ガイ ドプレートと平行で前記クリ ップホルダーによって保持された前 記クリ ップの前記フック部の湾曲部を通る仮想線に対して直交し前記差込アーム を通る垂線上に溝底の略中央が位置するように、 前記切欠溝が前記差込アームに 形成されていることを特徴とする請求項 1に記載のクリ ップ自動装着工具。

5 . 駆動シリンダを作動する引き金を備える銃把状の取っ手をベースフレーム に取り付けて、 ハンドガン型のクリ ップ自動装着工具として構成したことを特徴 とする請求項 1に記載のクリ ップ自動装着工具。