WO2007037063A1 - アップライトピアノ - Google Patents

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Masaru Sato
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Toyo Piano Mfg. Co., Ltd.
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Definitions

  • Patent Document 1 Japanese Utility Model Publication 5-38400
  • the present invention has been made in view of the problems of the above background art, It is an object of the present invention to provide an upright piano in which the positional relationship between the damper device and the strings does not go out of order even when the base plate or the shelf plate is removed due to time and the like, and the mounting position does not shift with time.
  • FIG. 6 is a front view (a) showing the configuration of the right end portion of the support structure for the damper device of the upright piano according to the embodiment of the present invention, and a sectional view taken along the line BB in FIG.
  • Damper 49 Damper device 51 Rotating fulcrum 53 Wizpen 55 Motion transmission device 57 Damper spoon
  • the left end base portion 71 is constituted by a wide rectangular vertical flat surface in which the left end portion of the frame 39 protrudes somewhat to the right (inward), and the upper and lower portions thereof are for end portions.
  • a screw hole 85 in which a female screw used for attaching the support fixture 79 is formed is formed.
  • the right end base portion 73 is formed by a wide rectangular vertical flat surface in which the right end portion of the frame 39 protrudes somewhat to the left (inside).
  • the upper and lower portions of the right end base portion 73 are formed with screw holes 85 used for attaching other end support brackets 79 similar to the left end base portion 71 !.
  • the intermediate support bracket 81 includes a rail support bracket 95 provided on the support rail 59 side, and an intermediate It consists of two members, a base mounting bracket 97 provided on the left base portion 75 side.

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Abstract

 修理時等のため親板や棚板を外しても、ダンパー装置と弦との位置関係が狂うことがなく、経時的な取付け位置のずれが生じにくいアップライトピアノを提供する。  ダンパー装置49を支持する支持レール59をフレーム39に対してのみ支持したので、修理等のため親板9や棚板19を外しても、ダンパー装置49と弦との位置関係が狂うのを防止することができる。またフレームは金属製であり経時的な変形が生じにくいからこれに伴う経時的に、ダンパー装置49と弦との位置関係が狂うのを防止することができる。

Description

明 細 書
アップライトピアノ
技術分野
[0001] 本発明はアップライトピアノに係り、特にハンマー装置とダンパー装置とが各々独立 して設けられ、且つハンマーが叩く弦の数を減らして音量を小さくする音量調節装置 を備えるアップライトピアノに関するものである。
背景技術
[0002] 特許文献 1に示すアップライトピアノでは、ハンマー装置とダンパー装置とが各々 独立して備えられている。
この種のアップライトピアノは、ソフトペダルを踏み込みハンマーを鍵盤の整列方向 に所定ストローク横スライドさせることによって、ハンマーが叩く弦の数を減らして音量 を小さくする音量調節装置を備えて 、る。このアップライトピアノでは横スライド方式の 音量調節装置の採用によりグランドピアノを連想させるような均一でクリア一な音の強 弱が付けられるようになり、アップライトピアノの性能は格段に向上している。
[0003] 特許文献 1:実公平 5 - 38400号公報
[0004] し力しながら、特許文献 1に開示されて!、るアップライトピアノでは、ダンパー装置を 支持する支持レールがフレームのみならず、ピアノ本体の木製で精度を出しにく 、左 右の親板と鍵盤が載置される棚板にも取り付けられているため、修理等のため親板 や棚板を外して、支持レールと親板や棚板とを分離してしまうと、ダンパー装置と弦と の位置関係が狂ってしまう問題がある。
[0005] ダンパー装置と弦との位置関係の調整は相当に微妙なものであり、ダンパー装置と 弦との位置関係を正しい状態に戻すには相当に高度な技術が必要である。
[0006] また、親板と棚板は永年の使用により反り等の変形が生じるおそれがあり、これに伴 つてダンパー装置の取付け位置をその都度調節しなければならないおそれもある。 発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0007] 本発明は上記の背景技術が抱える問題点を踏まえてなされたものであって、修理 時等のため親板や棚板を外しても、ダンパー装置と弦との位置関係が狂うことがなく 、経時的な取付け位置のずれが生じにくいアップライトピアノを提供することを目的と する。
課題を解決するための手段
[0008] 上記課題を解決するために、請求の範囲第 1項に記載した発明は、鍵を叩くことに よって当該鍵に対応したノヽンマーを動作させ所定の弦を叩いて音を発生させるハン マー装置と前記ハンマーの動作と連動してダンパーレバーを動作させて弦に当接し ていたダンパーを弦力も離間させるダンパー装置とが各々独立して設けられており、 且つ操作部材を操作してハンマーを鍵盤の整列方向に横スライドさせることによって ハンマーが叩く弦の数を減らして音量を小さくする音量調節装置とを備えるアップラ イトピアノにお 、て、前記ダンパー装置を支持する支持レールをフレームに対しての み支持させたことを特徴とするアップライトピアノである。
[0009] 請求の範囲第 2項に記載した発明は、請求の範囲第 1項に記載したアップライトピ ァノにおいて、前記フレームには前記支持レールの両端部と中間部を支持するため の取付けベース部が複数個所にぉ 、て設けられて 、ることを特徴とするアップライト ピアノである。
[0010] 請求の範囲第 3項に記載した発明は、請求の範囲第 2項に記載したアップライトピ ァノにおいて、前記支持レールは支持レールの両端部を支持する 2つの端部用支持 金具と、支持レールの中間部を支持する中間部用支持金具と、支持レールの別の中 間部を支持する支持ボルトを介して前記取付けベース部に取り付けられて 、ることを 特徴とするアップライトピアノである。
[0011] 請求の範囲第 4項に記載した発明は、請求の範囲第 3項に記載したアップライトピ ァノにおいて、前記中間部用支持金具は前記支持レール側に設けられるレール支 持金具と、前記取付けベース部側に設けられるベース取付金具との二部材によって 構成されており、前記レール支持金具はベース取付金具に対して高さ方向に調整可 能な状態で取り付けられていることを特徴とするアップライトピアノである。
[0012] 請求の範囲第 5項に記載した発明は、請求の範囲第 3項または第 4項に記載したァ ップライトピアノにおいて、前記中間部用支持金具を取り付ける取付けベース部は庇 状に前方へ水平に張り出した形状を有して 、ることを特徴とするアップライトピアノで ある。
発明の効果
[0013] 本発明のアップライトピアノによれば、修理等のため親板や棚板を外しても、ダンバ 一装置と弦との位置関係が狂うのを防止することができる。
またフレームは金属製であり経時的な変形が生じにくいから経時的にダンパー装置 と弦との位置関係が狂うのを防止することができる。
図面の簡単な説明
[0014] [図 1]アップライトピアノの内部に設けられるハンマー装置とダンパー装置を示す側断 面図である。
[図 2]本発明の実施の形態に係るアップライトピアノのダンパー装置の支持構造を示 す斜視図である。
[図 3]本発明の実施の形態に係るアップライトピアノのダンパー装置の支持構造の左 端部の構成を示す正面図(a)と同図中の A— A断面図 (b)である。
[図 4]本発明の実施の形態に係るアップライトピアノのダンパー装置の支持構造の中 間左部の構成を示す側断面図である。
[図 5]本発明の実施の形態に係るアップライトピアノのダンパー装置の支持構造の中 間右部の構成を示す側断面図である。
[図 6]本発明の実施の形態に係るアップライトピアノのダンパー装置の支持構造の右 端部の構成を示す正面図(a)と同図中の B— B断面図 (b)である。
[図 7]本発明の実施の形態に係るアップライトピアノのダンパー装置の支持構造が適 用されたフレームを示す正面図である。
符号の説明
[0015] 1 アップライトピアノ 3 ダンパー装置の支持構造 5 ピアノ本体
7 親板 9 天板 17 腕木 19 棚板 29 鍵
35 音量調節装置 37 弦 39 フレーム 41 ハンマー
43 ハンマー装置 45 ダンパーレバー 45a 下端部
47 ダンパー 49 ダンパー装置 51 回動支点 53 ゥイツペン 55 動作伝達装置 57 ダンパースプーン
59 支持レール 61 回動支点 63 ダンパー停止装置
65 ハンマーアクションレール 67 連結レバー
69 ダンパーロッド 71 左端ベース部(取付けベース部)
73 右端ベース部(取付けベース部) 75 中間左ベース部(取付けベース部)
77 中間右ベース部(取付けベース部) 79 端部用支持金具
81 中間部用支持金具 83 支持ボルト 85 ネジ穴
87 傾斜リブ 89 長穴 91 取付けボルト
93 受入れ穴 95 レール支持金具 97 ベース取付金具
99 取付けナット 101 水平部 103 垂直部
105 アジャストナット 107 ロックナット 109 長穴
発明を実施するための最良の形態
[0016] 本発明の実施の形態に係るアップライトピアノ 1を説明する。
ピアノ本体 5には、左右に設けられる縦に長い矩形平板状の 2枚の親板 7が備えら れている。左右の親板 7の中間付近の高さには前方に張り出す 2本の腕木 17が設け られており、 2本の腕木 17によって挟まれた空間の底部には同じく前方に張り出すよ うに矩形平板状の棚板 19が水平に架け渡されて 、る。
[0017] 棚板 19上には鍵 29が間口方向に整列した鍵盤が設けられている(図 1参照)。ピア ノ本体 5の前面下部には操作部材としての図示しないソフトペダルが設けられている ピアノ本体 5の内部には高い剛性をもつ金属製のフレーム 39が設けられている。こ のフレーム 39には鍵 29に対応した多数本の弦 37が張られている。
またフレーム 39の前方にはハンマー装置 43とダンパー装置 49が各々独立した別 体のユニットとして設けられている。ダンパー装置 49は支持レール 59に支持されて いる。
[0018] ハンマー装置 43は鍵 29を叩くことによって回動支点 51を回動中心として図 1中、 反時計方向に所定角度回動するゥイツペン 53と、ゥイツペン 53の動きに連動させて ハンマー 41を弦 37の方向に回動させる動作伝達装置 55等とを備えている。またノヽ ンマー 41の動きに連動してダンパー 47を動作させるためのダンパースプーン 57が 回動支点 51を境にして動作伝達装置 55が接続されている部位と反対側のウイッぺ ン 53の上面に立設されて!/、る。
[0019] ダンパー装置 49は鍵 29の数に対応した多数のダンパー 47と、当該ダンパー 47の 動作伝達手段である多数のダンパーレバー 45とを備えている。
指で鍵 29を叩くと、上述のようにゥイツペン 53が図 1中反時計方向に回動して当該 鍵 29に対応したハンマー 41を動作させて所定の弦 37を叩くハンマーアクションが実 行され、これと連動してダンパースプーン 57がダンパーレバー 45の下端部 45aを押 してダンパーレバー 45を、回動支点 61を中心にして図 1中、時計方向にダンバーレ バー 45を回動させる。
これに伴ってダンパー 47はハンマー 41が弦 37を叩く直前の段階で当接していた 弦 37から離れるダンパーアクションが実行する。
[0020] 音量調節装置は公知のものであり、ソフトペダルの 1つを踏み込むことによってハン マー 41を鍵盤の整列方向にハンマーアクションレール 65に沿って所定ストローク横 スライドさせる装置である。ハンマー 41が横スライドすることにより、当該ハンマー 41 力 S叩く弦 37の数が減り音量が小さくなる。この音量調節装置は音色を調節する機能 を併せ持つている。即ち、ハンマー 41にはフェルト製の打弦部が設けられているが、 奏者がソフトペダルの踏み込みを加減することにより打弦部の柔らかい箇所と硬い箇 所を選択して音色を調節できる。
[0021] 尚、ダンパー停止装置 63は、ソフトペダルの 1つを踏み込んで操作することによつ て図 1に示す連結レバー 67を上方に押し上げ、支持レール 59に沿うように支持レー ル 59の下方に設けられている長杆状のダンパーロッド 69をダンパーレバー 45側に 移動させる。これによりすべてのダンパーレバー 45が回動支点 61を中心に図 1中時 計方向に回動するようになり、すべてのダンパー 47が同時に弦 37から離間する。
[0022] ダンパー装置 49を支持する支持レール 59は、フレーム 39に対して支持されている 。具体的には、フレーム 39には図 7に示すように左端ベース部 71と、右端ベース部 7 3と、中間左ベース部 75と中間右ベース部 77の 4つの取付けベース部が設けられて おり、これらの取付けベース部 71、 73、 75、 77に対してそれぞれ端部用支持金具 7 9、中間部用支持金具 81、支持ボルト 83、他の端部用支持金具 79を取り付けること によって支持レール 59を支持するように構成されて 、る。
[0023] 左端ベース部 71はフレーム 39の左端部を幾分右方(内側)に張り出させた幅広の 矩形状の垂直な平坦面によって構成されており、その上部と下部には端部用支持金 具 79を取り付ける際に使用される雌ネジが刻設されたネジ穴 85が形成されている。 右端ベース部 73はフレーム 39の右端部を幾分左方(内側)に張り出させた幅広の 矩形状の垂直な平坦面によって構成されて 、る。この右端ベース部 73の上部と下部 には左端ベース部 71と同様の他の端部用支持金具 79を取り付ける際に使用される ネジ穴 85が形成されて!、る。
[0024] 中間左ベース部 75は左端ベース部 71及び右端ベース部 73より下方に位置してお り、フレーム 39の一部を庇状に前方に水平に張り出させた矩形状の水平な平坦面に よって構成されている。
中間左ベース部 75の上面には中間部用支持金具 81を取り付ける際に使用される 雌ネジが刻設された 2個のネジ穴 85が形成されている。
[0025] 中間右ベース部 77は上記各取付けベース部 71、 73、 75、 77のうち最も前方に位 置するフレーム 39に形成された傾斜リブ 87上に設けられている。
即ち、傾斜リブ 87の前端面の一部を平坦に加工することによって形成されており、 中間右ベース部 77の中心には支持ボルト 83を取り付けるための雌ネジが刻設され た 1個のネジ穴 85が形成されている。
[0026] 2枚設けられる端部用支持金具 79は同一形状、同一サイズのものであり、短冊状 の縦に長 、矩形平板状の部材を図示のように中央が高くなるように適宜折り曲げるこ とによって形成されている。
左端ベース部 71あるいは右端ベース部 73に取り付けられる上下の端片部にはそ れぞれ垂直方向(図 3 (a)、図 6 (a)中、上下方向)に延びる高さ調整用の長穴 89が 形成されている。
また端部用支持金具 79の一段高くなつた中央部の中心には取付けボルト 91の軸 部を受け入れる受入れ穴 93が形成されて ヽる。
[0027] 中間部用支持金具 81は支持レール 59側に設けられるレール支持金具 95と、中間 左ベース部 75側に設けられるベース取付金具 97との二部材によって構成されてい る。
レール支持金具 95はへの字状に屈曲した幅狭の長尺な平板状部材であり、その 上端部が支持レール 59に取付けボルト 91と取付けナット 99を使用して固定されてい る。
またレール支持金具 95の下端部には取付けボルト 91を受け入れる受入れ穴 93が 上下に 2個形成されている。
[0028] ベース取付金具 97は断面 L字形をしており、下部に位置する水平部 101には取付 けボルト 91を受け入れる 2個の受入れ穴 93が形成されている。また上方に向けて延 びる垂直部 103の上部には垂直方向に延びる高さ調整用の長穴 89が 2個直列状態 で設けられている。
[0029] 支持ボルト 83は雄ネジが刻設された軸部のみによって構成されて!、るボルトであり 、取付けナット 99を使用して中間右ベース部 77に対して固定されている。また支持レ ール 59を固定する取付けナット 99はフランジ付きのナットとフランジなしのナットの 2 種類が設けられており、フランジ付きのナットは支持レール 59の前後方向の固定位 置を調整するアジャストナット 105、フランジなしのナットは支持レール 59を固定する ロックナット 107である。
支持レール 59には図示のように間口方向に水平に延びる幅調整用の長穴 109が 4つ設けられており、支持レール 59の幅調整後、当該長穴 109を貫通する取付けボ ルト 91及び支持ボルト 83に対して取付けナット 99を螺合させることによって支持レー ル 59の幅方向の位置決めが行われる。
[0030] このアップライトピアノ 1では、ダンパー装置 49を支持する支持レール 59をフレーム 39に対してのみ支持したので、修理等のため親板 9や棚板 19を外しても、ダンパー 装置 49と弦 37との位置関係が狂うのを防止することができる。
またフレームは金属製であり経時的な変形が生じにくいからこれに伴う経時的に、 ダンパー装置 49と弦 37との位置関係が狂うのを防止することができる。
[0031] 以上、本発明を実施について詳述したが、本発明の具体的構成は図示の実施の 形態に限定されるものではなぐ本発明の要旨から外れない範囲での設計変更等が あっても本発明に含まれる。
例えば、左端ベース部 71と右端ベース部 73については、これらの平坦面に所定高 さの凸部を形成しておくことが可能であり、このようにした場合には端部用支持金具 7 9を省略して中間右ベース部 77のように支持ボルト 83を使用した支持レール 59の固 定が可能となる。

Claims

請求の範囲
[1] 鍵を叩くことによって当該鍵に対応したハンマーを動作させ所定の弦を叩いて音を 発生させるハンマー装置と前記ハンマーの動作と連動してダンパーレバーを動作さ せて弦に当接していたダンパーを弦力 離間させるダンパー装置とが各々独立して 設けられており、且つ操作部材を操作してハンマーを鍵盤の整列方向に横スライドさ せることによってハンマーが叩く弦の数を減らして音量を小さくする音量調節装置とを 備えるアップライトピアノにお 、て、前記ダンパー装置を支持する支持レールをフレ ームに対してのみ支持させたことを特徴とするアップライトピアノ。
[2] 請求の範囲第 1項に記載したアップライトピアノにおいて、前記フレームには前記支 持レールの両端部と中間部を支持するための取付けベース部が複数個所において 設けられて 、ることを特徴とするアップライトピアノ。
[3] 請求の範囲第 2項に記載したアップライトピアノにおいて、前記支持レールは支持 レールの両端部を支持する 2つの端部用支持金具と、支持レールの中間部を支持 する中間部用支持金具と、支持レールの別の中間部を支持する支持ボルトを介して 前記取付けベース部に取り付けられて 、ることを特徴とするアップライトピアノ。
[4] 請求の範囲第 3項に記載したアップライトピアノにおいて、前記中間部用支持金具 は前記支持レール側に設けられるレール支持金具と、前記取付けベース部側に設け られるベース取付金具との二部材によって構成されており、前記レール支持金具は ベース取付金具に対して高さ方向に調整可能な状態で取り付けられていることを特 徴とするアップライトピアノ。
[5] 請求の範囲第 3項または第 4項に記載したアップライトピアノにおいて、前記中間部 用支持金具を取り付ける取付けベース部は庇状に前方に水平に張り出した形状を有 して 、ることを特徴とするアップライトピアノ。
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