WO2006090744A1 - カメラ付き通信端末装置 - Google Patents

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WO2006090744A1
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Emi Ozaki
Toshinari Tanaka
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Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
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    • H04M1/72403User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality

Abstract

 カメラ動作時に発生する送受信妨害ノイズを抑制し、かつカメラ撮影画像のフリッカを抑制すること。制御部103は、カメラ制御部104のカメラ駆動周波数を使用した場合のカメラのフレームレートが、フリッカ抑制に悪影響を及ぼす場合、カメラ駆動パルスの数を変更することによりフレームレートを変更する制御を行う。つまり制御部103は、無線送受信部102で使用する無線チャネルを判定し、この判定結果に基づいて撮影データ転送用のクロック周波数、カメラ駆動用のクロック周波数およびフレームレートを変更する。これにより、カメラ動作時に発生する送受信妨害ノイズを抑制し、かつカメラ撮影画像のフリッカを抑制することができる。

Description

明 細 書
カメラ付き通信端末装置
技術分野
[0001] 本発明は、カメラ付き通信端末装置に関し、詳しくは、送受信妨害ノイズおよびフリ ッ力の発生を抑制することができる携帯電話装置等のカメラ付き通信端末装置に関 する。
背景技術
[0002] 携帯電話装置等のカメラ付き通信端末装置にお!/、ては、カメラ駆動時および撮影 データ転送時に各種のクロック周波数を使用している。
[0003] しかし、この種のカメラ付き通信端末装置では、カメラ駆動用のクロック周波数の整 数倍の周波数が、無線送受信部で使用するクロック周波数と一致すると、カメラ動作 時にノイズが発生して送信および受信妨害等を引き起こすことがある。
[0004] そこで、このようなカメラ付き通信端末装置にお 、ては、一般に、カメラモジュールを 導電性のシールド部材で遮断したシールド構造にしてノイズの発生を抑えるようにし ている。
[0005] し力しながら、このようなシールド構造によるノイズ抑制方法により小型および薄型 の通信端末装置において十分なシールド効果を得るには設計上の限界がある。この ため、この種のカメラ付き通信端末装置では、シールド構造以外のノイズ抑制方法が 必要となってきている。
[0006] このシールド構造以外のノイズ抑制方法として、無線送受信部で使用する無線周 波数に応じてカメラ駆動用のクロック周波数を変更する方法が知られている(例えば、 特許文献 1参照)。
[0007] また、ノイズの混入による受信品質の劣化を防止する方法として、受信中のタイミン グでは制御手段の CPU (Central Processing Unit)の処理を実行させないようにする 方法が知られている(例えば、特許文献 2参照)。
特許文献 1 :特開 2004— 179861号公報
特許文献 2:特開 2004— 193951号公報 発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0008] し力しながら、使用する無線周波数に応じてカメラ駆動用のクロック周波数を変更 する方法では、変更後のクロック周波数で動作するフレームレートおよび水平周波数 ではカメラ撮影画像のフリツ力を抑制できなくなることがある。水平周波数は、 lZiラ インの期間であり、カメラ駆動パルス (クロック)の周波数と 1ラインのカメラ駆動パルス の数により決定される。一般的に電子シャッター期間(電子シャッターを開放する期 間)は 1ライン(1H)期間の整数倍であるため、 1H期間が変更になると、電子シャツタ 一期間も変更され、従来のカメラ付き通信端末装置では、カメラ駆動用のクロック周 波数を変更したことによって変更後のフレームレートおよび水平周波数によっては、 電子シャッター期間が例えば lZioo秒との差分が発生してしまい、フリツ力を抑制で きない可能性がある。なお、カメラ駆動パルスとは、撮像素子力もカメラ出力信号を転 送するためのクロック、およびカメラ制御部力 通信端末装置の制御部へカメラ出力 信号を転送するためのクロックのことを指す。
[0009] また、従来のカメラ付き通信端末装置においては、誤検出を防ぐために、フレーム レートをある範囲の周波数であることを想定して、自動検出回路 (フリツ力の検出およ び 50HzZ60Hzの検出)を制御している。例をあげると、フレームレートが約 15Hzで ある場合、自動検出回路が 50HzZ60Hzの検出が可能なフレームレートは、 15. 0 5Hz力ら 15. 15Hzの範囲であり、この範囲から外れた場合、例えばフレームレート 力 2Hzである場合は検出できなくなる可能性がある。なお、自動検出回路は、フ リツ力が抑制されていない場合に、カメラ出力画像に濃淡の縞模様が発生し、この縞 模様が流れるように見えることを利用して、カメラ出力画像の縞模様の流れの速さや 方向、または縞模様の幅を検出して、 50Hzか 60Hzかを判定する。
[0010] 本発明の目的は、カメラ動作時に発生する送受信妨害ノイズを抑制し、かつカメラ 撮影画像のフリツ力を抑制することができるカメラ付き通信端末装置を提供することで ある。
課題を解決するための手段
[0011] 本発明のカメラ付き通信端末装置は、無線信号の送受信を行う無線送受信手段と 、カメラにより撮影を行うカメラ制御手段と、前記無線送受信手段および前記カメラ制 御手段を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記無線送受信手段にお V、て使用する通信チャンネルの情報を取得し、前記通信チャンネルの周波数が前記 カメラの駆動周波数によって発生するノイズの周波数と異なるようにカメラ駆動周波数 を変更し、かつ電子シャッター期間がフリツ力抑制できない可能性がある場合に、電 子シャッター期間を変更する構成を採る。
発明の効果
[0012] 本発明によれば、無線送受信部で使用する無線チャンネルに基づ ヽて撮影データ 転送用のクロック周波数、カメラ駆動用のクロック周波数、水平周波数およびフレーム レートを変更することにより、電子シャッター期間を変更することができるので、カメラ 動作時に発生する送受信妨害ノイズを抑制し、かつカメラ撮影画像のフリツ力を抑制 することができる。
図面の簡単な説明
[0013] [図 1]本発明の一実施の形態に係るカメラ付き通信端末装置の主要部の構成を示す ブロック図
[図 2]本発明の一実施の形態に係るカメラ付き通信端末装置におけるカメラ動作時の クロック周波数及び高調波と通信端末装置の送受信周波数との関係を示す図
[図 3]本発明の一実施の形態に係るカメラ付き通信端末装置におけるカメラ起動時の 主要動作を示すフローチャート
[図 4]本発明の一実施の形態に係るカメラ付き通信端末装置における無線接続時の 主要動作を示すフローチャート
[図 5]本発明の一実施の形態に係るカメラ付き通信端末装置におけるフリツ力抑制部 の構成を示すブロック図
[図 6]本発明の一実施の形態に係るカメラ付き通信端末装置におけるカメラ駆動周波 数の変更時の制御部の動作を示すフローチャート
[図 7]本発明の一実施の形態に係るカメラ付き通信端末装置におけるカメラの水平周 波数と電子シャッターの関係を示す図
[図 8]本発明の一実施の形態に係るカメラ付き通信端末装置におけるカメラの水平走 查タイミングチャート
[図 9]本発明の一実施の形態に係るカメラ付き通信端末装置におけるカメラの垂直走 查タイミングチャート
発明を実施するための最良の形態
[0014] 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[0015] 図 1は、本発明の一実施の形態に係るカメラ付き通信端末装置の主要部の構成を 示すブロック図である。
[0016] 図 1に示すように、本実施の形態に係るカメラ付き通信端末装置 100は、アンテナ 1 01、無線送受信部 102、制御部 103、カメラ制御部 104、撮像素子 105、 PLL (Phas e- Locked Loop)回路 106、記憶部 107、表示部 108、操作部 109を備えている。
[0017] 図 1において、アンテナ 101は、無線送受信部 102に接続されている。無線送受信 部 102は、制御部 103に接続されており、アンテナ 101が受信した受信信号を復調 処理して制御部 103に出力するとともに、制御部 103から送られてくる送信信号を所 定の送信周波数で変調してアンテナ 101を通して送信する。
[0018] 制御部 103は、無線送受信部 102から入力された復調信号を処理して、文字情報 および画像情報を表示部 108に表示するとともに、図示しないスピーカおよびマイク を制御して音声通話動作や発呼動作の制御を行う。
[0019] また、制御部 103は、操作部 109のキー操作により入力されるキー信号により、送 受信部 102、記憶部 107、表示部 108、カメラ制御部 104との間でデータ転送のため の制御を行う。
[0020] カメラ制御部 104には、撮像素子 105が接続されており、 PLL回路 106から所定周 波数のクロックが供給されている。また、カメラ制御部 104は、撮像素子 105を動作さ せるための駆動ノ ルス等を生成し、撮像素子 105が撮影した撮影データを取得して 、取得した撮影データを制御部 103へデータ転送する。
[0021] PLL回路 106は、制御部 103から入力されるコントロール電圧により、発振周波数 を制御する電圧制御発振器、任意の分周比に設定できるプログラマブル分周器、基 準発振周波数と分周結果の位相を比較する位相比較器、および LPF (Low-Pass Fil ter)などで構成されている。 [0022] 次に、本実施の形態のカメラ付き通信端末装置 100におけるカメラ起動時の主要 動作について説明する。
[0023] 本実施の形態のカメラ付き通信端末装置 100は、カメラ動作時に送受信妨害ノイズ が発生して送受信性能が劣化するおそれがある場合、送受信妨害ノイズの周波数を シフトさせるようにしている。
[0024] 図 2は、本実施の形態に係るカメラ付き通信端末装置 100におけるカメラ動作時の クロック周波数及び高調波と通信端末装置の送受信周波数との関係を示す図である 。図 2において、図 2の a、 b、 cは、基地局(不図示)の送信周波数帯域を示す。基地 局の送信周波数帯域は、通信端末装置 100の受信周波数帯域となる。また、図 2の d、 e、 fは、基地局の受信周波数帯域を示す。基地局の受信周波数帯域は、通信端 末装置 100の送信周波数帯域となる。
[0025] 図 2において、カメラ動作時のクロック周波数が flの時、クロック周波数の整数倍は 、 fl、 2*fl、 3*fl—m*fl、 (m+1) *fl、 (m+2) *fl、 (m+3) *flとなる(m は整数)。この場合、通信端末装置 100の受信周波数帯域 a、 b、 cの内、 a及び cの受 信周波数帯域において、カメラ動作時のクロック周波数 flの整数倍と一致する周波 数が存在することになる。具体的には、受信周波数帯域 aにおいては、 m*flになり 、受信周波数帯域 bにおいては、(m+1) *flになる。同様に、通信端末装置 100の 送信周波数帯域 d、 e、 fの内、 eの送信周波数帯域において、カメラ動作時のクロック 周波数 flの整数倍と一致する周波数が存在することになる。具体的には、送信周波 数帯域 eにおいては、(m+3)*flになる。
[0026] カメラ動作時のクロック周波数 flは、その整数倍の高調波成分が雑音となり、送受 信周波数と一致した場合に通信に対して妨害波となってしまうため、 PLL回路 106の 分周比を変更する処理等を行うことによりカメラ駆動用の周波数および撮影データ転 送用の周波数を変更して送受信妨害ノイズの周波数をシフトさせるようにしている。
[0027] 図 2においては、カメラ動作時のクロック周波数 flから f 2に変更した場合、クロック 周波数の整数倍は、 f2、 2*f2、 3*ί2···η*ί2、(n+l)*f2、(n+2) *f2、 (n+ 3) *f2となる (nは整数)。この場合、通信端末装置 100の受信周波数帯域 a、 b、 cの 内、 bの受信周波数帯域において、カメラ動作時のクロック周波数 f 2の整数倍と一致 する周波数が存在することになる。具体的には、受信周波数帯域 bにおいては、 n * f 2になる。同様に、通信端末装置 100の送信周波数帯域 d、 e、 fの内、 dの送信周波 数帯域にぉ 、て、カメラ動作時のクロック周波数 f 2の整数倍と一致する周波数が存 在することになる。具体的には、送信周波数帯域 dにおいては、(n+ 2) * f2になる。
[0028] カメラ動作時のクロック周波数 flおよび f2を通信端末装置 100の受信周波数帯域 a 、 b、 c、また、送信周波数帯域 d、 e、 fのそれぞれの帯域において、切替えることによ り、カメラ動作時のクロック周波数の整数倍と一致する周波数が受信及び送信周波 数帯域内に存在しないようにすることが可能である。具体的には、 a、 c、 eではカメラ 動作時のクロック周波数 f 2を用い、 b、 d、 fではカメラ動作時のクロック周波数 flを用 、ることになる。
[0029] 通信端末装置 100として、どこの送受信周波数を使用するかは、端末自身で認識 しているため、送受信周波数に応じて、カメラ動作時のクロック周波数を可変制御す ることは可能である。これにより、通信チャネルへの送受信妨害ノイズの影響を回避 することができる。
[0030] 図 3は、本実施の形態に係るカメラ付き通信端末装置におけるカメラ起動時の主要 動作を示すフローチャートである。
[0031] 本実施の形態のカメラ付き通信端末装置 100において、カメラを起動する際には、 図 3に示すように、まず、無線通信に使用している通信チャンネルに関する情報を取 得する(ステップ ST201)。
[0032] そして、このステップ ST201で通信チャンネルが妨害を受けないカメラ駆動用の周 波数を判断し、この通信チャンネルを妨害しないカメラ駆動周波数を決定する(ST2
02)。次に、決定したカメラ駆動周波数に合わせて ST203でフリツ力抑制可能な水 平周波数およびフレームレートに変更し、 ST204でカメラを起動させる。なお、通信 チャンネルは、通常、基地局から指定されて設定される。
[0033] 次に、本実施の形態のカメラ付き通信端末装置 100における無線接続時の主要動 作について説明する。図 4は、本実施の形態に係るカメラ付き通信端末装置におけ る無線接続時の主要動作を示すフローチャートである。
[0034] 図 4に示す動作は、カメラ動作中に基地局からの指示により通信チャンネルを変更 する場合の一例である。
[0035] 本実施の形態のカメラ付き通信端末装置 100が、カメラ動作中に基地局と接続して 無線通信を行う際には、まず、図 4に示すように、無線通信に使用する通信チャンネ ルに関する情報を取得する (ステップ ST301)。
[0036] 次いで、無線通信に使用する通信チャンネルが送受信妨害を受ける可能性がある 妨害チャンネルか否かを判断する (ステップ ST302)。
[0037] ここで、無線通信に使用する通信チャンネルの周波数がカメラ駆動用の周波数の 整数倍の周波数と重なって送受信妨害を受ける可能性があると判断された場合 (ス テツプ ST302において「YES」の場合)には、カメラ駆動用の周波数を、通信チャン ネルを妨害しないカメラ駆動周波数に変更する (ステップ ST303)。なお、このカメラ 駆動周波数の変更に応じて撮影データ転送用の周波数も変更する。次に、ステップ ST304で変更されたカメラ駆動周波数に合わせて、フリツ力抑制可能な水平周波数 およびフレームレートを変更する。
[0038] 一方、ステップ ST302において「NO」の場合、つまり無線通信に使用する通信チ ヤンネルの周波数がカメラ駆動用の周波数の整数倍の周波数と重ならず、通信チヤ ンネルが送受信妨害を受けないと判断された場合には、ステップ ST305に進んで力 メラ駆動周波数を変更しな 、ようにする。
[0039] その後、ステップ ST306で、通信相手との回線を接続し、所定の通信フローに従つ て通信相手と無線通信を開始する。
[0040] なお、カメラ動作中のカメラ駆動周波数の変更により撮影画像が乱れる可能性があ る場合は、カメラ駆動周波数を変更する前の撮影画像を記憶部 107に保存し、撮影 画像が乱れる可能性がある期間は、この記憶部 107に保存してぉ 、た撮影画像を表 示部 108に表示させる。
[0041] ここで、撮像素子を備えたカメラを用いて蛍光灯照明下で撮影を行う場合、電子シ ャッター期間が蛍光灯照明下での映像の明暗の周期の整数倍になっていないと、ラ イン単位で明るさが違ってしまい、濃淡の縞模様、いわゆるフリツ力(チラツキ)が発生 することが知られている。
[0042] この種のカメラ付き通信端末装置においては、一般的に、カメラの電子シャッター期 間を、 50Hz環境下では NZlOO秒、 60Hz環境下では NZ120秒になるように制御 することによってフリツ力を抑制する抑制手段が使われて 、る(Nは整数)。
[0043] し力しながら、このようなカメラ付き通信端末装置では、使用するフレームレートおよ び水平周波数によっては、電子シャッター期間が例えば 1Z100秒との差分が発生 し、フリツ力を抑制できない可能性がある。一般的に電子シャッター期間は 1ライン(1 H)期間の整数倍で制御しているため、水平周波数が変更になると 1H期間、電子シ ャッター期間も変更され、フリツ力が抑制できない可能性がある。
[0044] また、この種のカメラ付き通信端末装置においては、誤検出を防ぐために、フレーム レートをある範囲の周波数であることを想定して、自動検出回路 (フリツ力の検出およ び 50HzZ60Hzの検出)を制御して!/、る。
[0045] このため、この種のカメラ付き通信端末装置では、フレームレートが変わるとフリツ力 の 50HzZ60Hzの検出精度が悪くなつたり検出できなくなったりする可能性がある。
[0046] なお、カメラのフレームレートは、水平周波数と水平同期パルスの数、およびブラン キング期間によって決定される。また、水平周波数は、カメラ駆動パルス (クロック)の 周波数とブランキングを含む 1ラインのカメラ駆動ノ ルスの数により決定される。
[0047] 次に、本実施の形態のカメラ付き通信端末装置のフリツ力制御について図 5を用い て説明する。撮像素子 105から出力された画像データは AZD変換部 110でデジタ ル信号に変換される。この画像を用いてフリツ力自動検出部 111においてフリツ力の 検出、周波数検波を行い、 50HzZ60Hz環境下であることを判定する。なお、自動 検出回路は、ソフト制御も含まれる場合、ソフト制御のみで構成される場合がある。ま た、自動検出回路は、画像力も判定せず別のセンサを用いて 50HzZ60Hz環境下 であることを判定してもよい。フリツ力自動検出部 111において判定された周波数に 基づき、タイミング制御部 112は、電子シャッター期間を 50Hz環境下では NZlOO 秒、 60Hz環境下では NZ120秒に制御する。これにより、フリツ力を抑制することが 可能となる。無線感度劣化を抑制するためにカメラ駆動周波数を変更する場合は、 P LL回路 106においてカメラ駆動周波数を変更する。
[0048] 次に、本実施の形態のカメラ付き通信端末装置 100におけるカメラ駆動周波数の 変更時の動作について説明する。図 6は、本実施の形態に係るカメラ付き通信端末 装置におけるカメラ駆動周波数の変更時の制御部の動作を示すフローチャートであ る。
[0049] 本実施の形態のカメラ付き通信端末装置 100における制御部 103は、図 6に示す ように、ステップ ST401で無線送受信妨害ノイズを抑制するために、カメラ駆動周波 数を変更した場合、ステップ ST402において、この変更したカメラ駆動周波数で動 作させた場合にフリツ力抑制可能なフレームレートかどうか、つまり変更したカメラ駆 動周波数がフリツ力抑制可能な周波数か否かを判断する。
[0050] そして、制御部 103は、変更したカメラ駆動周波数力 生成するカメラフレームレー トおよび水平周波数がフリツ力抑制できな 、可能性がある場合 (ステップ ST402にお いて「NO」の場合)に、カメラ駆動パルスの数をフリツ力抑制可能なカメラ駆動パルス の数に変更する(ステップ ST403)。これにより、カメラのフレームレートがフリツ力抑 制可能なフレームレートに変更される。
[0051] 一方、変更したカメラ駆動周波数から生成するカメラフレームレートがフリツ力抑制 可能なフレームレートおよび水平周波数の場合 (ステップ ST402にお!/、て「YES」の 場合)には、制御部 103はステップ ST404に進んでカメラ駆動ノ ルスの数を変更し ないようにする。
[0052] 上述のように、本実施の形態のカメラ付き通信端末装置 100における制御部 103 は、カメラ制御部 104のカメラ駆動周波数を使用した場合の電子シャッター期間およ びカメラのフレームレートが、フリツ力抑制に悪影響を及ぼす場合、カメラ駆動パルス の数を変更することにより電子シャッター期間およびフレームレートを変更する制御を 行っている。電子シャッター期間およびフレームレートの変更は、図 5のタイミング制 御部 112で制御する。このように、カメラ駆動パルスの数を変更することによりフリツ力 制御ができるようになる。図 7のように電子シャッター期間 E1は 1H期間の整数倍であ るため、電子シャッター期間を変更するために水平周波数(1Z1H期間)を変更する ことにより、電子シャッター期間 E1を 50Hz環境下では NZ100秒、 60Hz環境下で は NZ120秒に制御することでフリツ力を抑制する。
[0053] 本実施の形態のカメラ付き通信端末装置 100においては、無線感度劣化を制御す るためにカメラ駆動周波数を変更した場合、水平周波数および垂直周波数 (フレーム レート)が変ってしまうため、これを制御することでフリツ力抑制する。
[0054] つまり、カメラ駆動パルスの数 (主にブランキング期間)を変えることで、水平周波数 の周期を変えることができる。
[0055] 例えば、シャッター制御は、水平周波数に基づく 1H期間の整数倍を電子シャツタ 一の期間に利用する場合、水平周波数を変えることで、 NZ100秒に近い値を設定 することができ、フリツ力の発生を抑制することができる。図 8のように 1H期間 H3は、 Hブランキング期間 HIと水平有効画素期間 H2より構成される。つまり、 1H期間 H3 =Hブランキング期間 HI +水平有効画素期間 H2である。よって、 HIまたは H2を 変更することで 1H期間 H3を変更することが可能である。 H2は水平有効画素期間で あり、実際にカメラの画像がユーザに見える領域である。 HIは Hブランキング期間で あり、ユーザには見えない領域である。そのため、 H3を変更する場合は、 H2を変更 してもよいが、 HIを変更することが望ましい。
[0056] 例えば、カメラ駆動周波数 MCLK= 27MHz, Hブランキングパルス数 327、水平 有効画素数 1280の場合、 1H期間 Η3=Η1 (327Ζ27ΜΗζ) +Η2 (1280 Χ 2Ζ2 7MHz) = 119. 04 禾少となり、電子シャッター期間を 84ラインとすれば、、 119. 04 秒 X 84ライン = 9. 99msとなり、電子シャッター期間を lZlOO秒(10ms)に近い 値に制御することができ、フリツ力を抑制することができる。
[0057] 無線感度劣化を抑制するために、カメラ駆動周波数 MCLK= 27. 3MHzに変更し た場合は、 1H期間 H3=H1 (327Z27. 3MHz) +H2 (1280 X 2/27. 3MHz) = 117. 73 μ \電子シャッター期間は 117. 73 秒 X 84ライン = 9. 889msとなり 、 1Z100秒との差分が発生し、フリツ力が抑制できない。そこで、 Hブランキングパル ス数を 345に変更することにより、 1H期間 H3=H1 (345/27. 3MHz) +H2 (128 0 X 2/27. 3MHz) = 119. 05 μ \電子シャッター期間は 119. 秒 Χ 84ライ ン = 10msとなり、 1/100秒に近い値に制御することができるため、フリツ力を抑制す ることがでさる。
[0058] また、水平周波数と水平同期パルスの数、およびブランキング期間を変更すること で、フレームレートを制御することができる。
[0059] これにより、フリツ力検出可能な範囲内のフレームレートを維持することができる。フ リツ力の自動検出機能を使用する場合、誤検出を防ぐために、フレームレートが自動 検出回路において検出可能な範囲の周波数であることが必要である。例をあげると、 フレームレートが約 15Hzである場合、 50Hz/60Hzの検出が可能なフレームレート は、 15. 05Hz力ら 15. 15Hzの範囲である場合、例えばフレームレートが 15. 2Hz である場合はこの範囲力 外れるため検出できなくなる力、検出精度が悪くなる可能 '性がある。
[0060] 図 9のように IV期間 V3は、 Vブランキング期間 VIと垂直有効ライン期間 V2より構 成される。つまり、 IV期間 V3=Vブランキング期間 VI +垂直有効ライン期間 V2で ある。よって、 VIまたは V2を変更することで IV期間 V3を変更することが可能である 。 V2は垂直有効ライン期間であり、実際にカメラの画像がユーザに見える領域である 。 VIは Vブランキング期間であり、ユーザには見えない領域である。そのため、 V3を 変更する場合は、 V2を変更してもよいが、 VIを変更することが望ましい。
[0061] 例えば、 Vブランキングパルス数 40、垂直有効ライン数 960、水平周波数 15. lkH zのとき、フレームレートは、 1/ (VI (40/15. lkHz) +V2 (960/15. lkHz) ) = 15. 1Hzである。無線感度劣化を抑制するためにカメラ駆動周波数を変更し、水平 周波数 15. 2kHzになると、フレームレートは 1Z (V1 (40Z15. 2kHz) +V2 (960 /15. 2kHz) ) = 15. 2Hzとなり、フレームレートのずれが生じてしまう。これを回避 するために Vブランキングパルス数を 48にすることで、フレームレートは 1Z (VI (48 /15. 2kHz) +V2 (960/15. 2kHz) ) = 15. 08Hzとすることができ、有る範囲の フレームレートを維持できる。
[0062] このように、本実施の形態のカメラ付き通信端末装置 100においては、無線送受信 部 102で使用する無線チャンネルを判定し、この判定結果に基づ 、て撮影データ転 送用のクロック周波数、カメラ駆動用のクロック周波数、水平周波数およびフレームレ ートを変更することができるので、電子シャッター期間を変更することができる。
[0063] 従って、本実施の形態のカメラ付き通信端末装置 100によれば、カメラ動作時に発 生する送受信妨害ノイズを抑制し、かつカメラ撮影画像のフリツ力を抑制することがで きる。
[0064] 本明糸田書 ίま、 2005年 2月 23日出願の特願 2005— 046995に基づく。この内容【ま すべてここに含めておく。
産業上の利用可能性
本発明に係るカメラ付き通信端末装置は、カメラ動作時に発生する送受信妨害ノィ ズを抑制し、かつカメラ撮影画像のフリツ力を抑制することができるので、カメラ付き携 帯電話装置として有用である。

Claims

請求の範囲
[1] 無線信号の送受信を行う無線送受信手段と、
カメラにより撮影を行うカメラ制御手段と、
前記無線送受信手段および前記カメラ制御手段を制御する制御手段と、を有し、 前記制御手段は、前記無線送受信手段にお!、て使用する通信チャンネルの情報 を取得し、前記通信チャンネルの周波数が前記カメラの駆動周波数によって発生す るノイズの周波数と異なるようにカメラ駆動周波数を変更し、かつ電子シャッター期間 力 リツ力抑制できない可能性がある場合に、電子シャッター期間を変更するカメラ 付き通信端末装置。
[2] 前記制御手段は、水平周波数を変更することにより電子シャッター期間を変更する 請求項 1に記載のカメラ付き通信端末装置。
[3] 前記制御手段は、電子シャッター期間が 50Hz環境下で NZ100秒、 60Hz環境下 で NZ120秒 (Nは整数)とならな 、場合に電子シャッター期間を変更する請求項 1 に記載のカメラ付き通信端末装置。
[4] 無線信号の送受信を行う無線送受信ステップと、
カメラにより撮影を行うカメラ制御ステップと、
前記無線送受信ステップおよび前記カメラ制御ステップの動作を制御する制御ステ ップと、を有するカメラ付き通信端末装置の撮影方法であって、
前記制御ステップは、前記無線送受信手段にぉ 、て使用する通信チャンネルの情 報を取得し、前記通信チャンネルの周波数が前記カメラの駆動周波数によって発生 するノイズの周波数と異なるようにカメラ駆動周波数を変更し、かつ電子シャッター期 間がフリツ力抑制できない可能性がある場合に電子シャッター期間を変更するカメラ 付き通信端末装置の撮影方法。
[5] 請求項 4記載のカメラ付き通信端末装置の撮影方法をコンピュータに実行させるプ ログラムが書き込まれた記憶媒体。
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