WO2006046478A1 - 管ライニング材の反転方法及び装置、並びに反転装置を用いた管路更生工法 - Google Patents

管ライニング材の反転方法及び装置、並びに反転装置を用いた管路更生工法 Download PDF

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Teruo Ariga
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Abstract

筒状の管ライニング材1が、第1と第2の圧力室50、55に導かれ、第2の圧力室の下端に設けた反転ノズル55aに取り付けられる。管ライニング材は、第1の圧力室の保持ジャッキ21で保持され、第1の圧力室が下降することにより、第2の圧力室に引き込まれる。管ライニング材が所定長さ圧力室に送り込まれたとき、第2の圧力室が気密に密閉され、第2の圧力室に流体圧を作用させることにより管ライニング材が反転ノズルを介して反転されて引き出される。その後、第1の圧力室が上昇し、同じ動作を繰り返して管ライニング材が順次反転されて第2の圧力室から引き出される。

Description

明 細 書
管ライニング材の反転方法及び装置、並びに反転装置を用いた管路更 生工法
技術分野
[0001] 本発明は、ライニングすべき管路内に反転挿入される管ライニング材を反転する方 法、その反転装置、並びに該反転装置を用いて管ライニング材を既設管に反転挿入 し、管路を更生する工法に関する。
背景技術
[0002] 地中に埋設された下水管、ガス管、通信ケーブル管、電力ケーブル管等の管路が 老朽ィ匕した場合、この管路を地中から掘出することなぐその内面にライニングを施し て該管路を補修する管ライニング工法が提案され、既に実用に供されている。
[0003] 上記管ライニング工法の 1つとして、外表面がプラスチックフィルムで気密的に被覆 された管状榭脂吸着材に未硬化の液状硬化性榭脂を含浸せしめて成る管ライニン グ材を用いて施工されるものが知られており、この工法においては、ライニング反転 装置を用いて管ライニング材を流体圧によって管路内に反転挿入した後、該管ライ ユング材を流体圧によって膨張させて管路の内面に押圧した状態で、管ライニング 材に含浸された硬化性榭脂を硬化させている。
[0004] 通常、管ライニング材は、平坦状にして折りたたんだ状態で密閉容器に収納され、 管ライニング材の一端を外側に取り出してこれを密閉容器に接続された反転ノズル の開口端外周に取り付け、密閉容器内に流体圧を作用させて反転させながら管路内 に挿入される (特許文献 1)。
[0005] また、管ライニング材の通過口に高流体圧を発生させることにより通過口の径を縮 小させ、管ライニング材を径の小さくなつた通過口と摩擦接触させて通過させることに より通過口部分を密閉構造にして管ライニング材を反転させることができる小型の反 転装置が知られて 、る (特許文献 2)。
特許文献 1 :特開 2003— 165158号公報
特許文献 2:特表平 5 - 504523号公報 (WO92/05944) 発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0006] し力しながら、特許文献 1に記載された構造では、管ライニング材を収納した密閉 容器内に流体圧を発生させて管ライニング材を密閉容器カゝら引き出し、これを反転ノ ズルを介して反転させているので、反転装置全体が大型となり、その全体を密閉構造 としなければならないので、製造コスト上昇の要因になっていた。
[0007] また、特許文献 2のような構成では、密封構造にすべき空間部分は小さくてすむが 、管ライニング材が通過する通過口を密封構造にする必要があり、密閉構造が不完 全であるとともに、管ライニング材が摩擦接触しながら通過口を通過するので、管ライ ユング材が損傷するという問題があった。
[0008] 本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、密封ないし気密に すべき空間部分が少なくてすみ、確実に密閉構造にして管ライニング材を反転させ ることが可能な管ライニング材の反転方法及び装置、並びに反転装置を用いた管路 更生工法を提供することをその課題とする。
課題を解決するための手段
[0009] 本発明(請求項 1)は、
反転ノズルの先端に筒状の管ライニング材の一端を取り付け、該反転ノズルを介し て流体圧の作用により管ライニング材を反転させる方法であって、
反転ノズルを設けた密封構造の圧力室に、管ライニング材が通過する通過口を設 け、
管ライニング材を前記通過口を通過させて管ライニング材の一端を反転ノズルに取 り付け、
保持手段により第 1の位置で管ライニング材を保持し、
該保持手段を第 2の位置に移動させることにより、保持手段で保持された管ライ- ング材を通過口を介して圧力室内に引き込み、
前記保持手段が第 2の位置に移動したとき、前記圧力室の通過口を密閉し、 密閉された圧力室に流体圧を作用させて圧力室内に引き込まれた管ライニング材 を反転ノズルを介して圧力室力 反転させて引き出すことを特徴とする。 [0010] また、本発明(請求項 4)は、
反転ノズルの先端に筒状の管ライニング材の一端を取り付け、該反転ノズルを介し て流体圧の作用により管ライニング材を反転させる方法であって、
管ライニング材を保持する保持手段を取り付けた第 iの圧力室と、反転ノズルを設 けた密封構造の第 2の圧力室とを設け、
前記第 2の圧力室の反転ノズルと反対側の位置に管ライニング材が通過する通過 口を形成し、
管ライニング材を前記第 1の圧力室並びに第 2の圧力室の通過口を通過させて管 ライニング材の一端を反転ノズルに取り付け、
管ライニング材を第 iの圧力室に設けた保持手段で保持し、
第 1の圧力室を第 1の位置力 第 2の圧力室の方向に第 2の位置まで移動させて第 1の圧力室の保持手段で保持された管ライニング材を第 2の圧力室の通過口を介し て第 2の圧力室内に引き込み、
前記第 1の圧力室が第 2の位置に移動したとき、第 2の圧力室の通過口を密閉し、 密閉された第 2の圧力室に流体圧を作用させて第 2の圧力室内に引き込まれた管 ライニング材を反転ノズルを介して第 2の圧力室力 反転させて引き出すことを特徴と する。
[0011] また、本発明(請求項 8)は、
反転ノズルの先端に筒状の管ライニング材の一端を取り付け、該反転ノズルを介し て流体圧の作用により管ライニング材を反転させる装置であって、
反転ノズルと反対側の位置に管ライニング材が通過する通過口を設けた密閉可能 な圧力室と、
第 1の位置で管ライニング材を保持する保持手段と、
前記保持手段で保持された管ライニング材が前記通過口を介して圧力室内に引き 込まれるように、保持手段を第 2の位置に移動させる移動手段と、
前記保持手段が第 2の位置に移動したとき、前記圧力室の通過口を密閉する密閉 手段と、
密閉された圧力室に流体圧を供給する流体圧供給手段とを有し、 前記流体圧の作用により圧力室内に引き込まれた管ライニング材を反転ノズルを介 して圧力室から反転させて引き出すことを特徴とする。
[0012] また、本発明(請求項 11)は、
反転ノズルの先端に筒状の管ライニング材の一端を取り付け、該反転ノズルを介し て流体圧の作用により管ライニング材を反転させる装置であって、
管ライニング材を保持する保持手段を取り付けた第 iの圧力室と、
反転ノズルと反対側の位置に管ライニング材が通過する通過口を設けた密閉可能 な第 2の圧力室と、
第 1の圧力室の保持手段で保持された管ライニング材が第 2の圧力室の通過口を 介して第 2の圧力室内に引き込まれるように、第 1の圧力室を第 1の位置力も第 2の圧 力室の方向に第 2の位置まで移動させる移動手段と、
前記第 1の圧力室が第 2の位置に移動したとき、前記第 2の圧力室の通過口を密閉 する密閉手段と、
密閉された第 2の圧力室に流体圧を供給する流体圧供給手段とを有し、 前記流体圧の作用により第 2の圧力室に引き込まれた管ライニング材を反転ノズル を介して第 2の圧力室力 反転させて引き出すことを特徴とする。
[0013] また、本発明(請求項 15)は、
請求項 8又は 11に記載の反転装置を用いて管ライニング材を反転させて既設管路 に挿入し該管路を更生する工法であって、
反転装置を、保持手段の移動方向が垂直方向になるように、マンホール上に配置 し、
保持手段ないし第 1の圧力室の第 1と第 2の位置間の移動に応じて反転装置の反 転ノズル力も順次反転して引き出された管ライニング材を、マンホール内に挿入し、 マンホール内に挿入された管ライニング材を、垂直方向力 水平方向に向きを変え て修復すべき管路内に挿入し、該管路の内面を管ライニング材で修復することを特 徴とする。
[0014] また、本発明(請求項 16)は、
請求項 8又は 11に記載の反転装置を用いて管ライニング材を反転させて既設管路 に挿入し該管路を更生する工法であって、
反転装置を、保持手段の移動方向が水平方向になるように、マンホール内に配置 し、
保持手段ないし第 1の圧力室の第 1と第 2の位置間の移動に応じて反転装置の反 転ノズル力も順次反転して引き出された管ライニング材を、修復すべき管路内に挿入 し、該管路の内面を管ライニング材で修復することを特徴とする。
発明の効果
[0015] 本発明では、管ライニング材を反転させるための圧力室は、最少下部圧力室に対 応する空間だけですむので、密閉構造にすべき部分が少なくなり、安価な構成で確 実な密閉構造により管ライニング材を効果的に反転させることができる。
[0016] また、圧力室に管ライニング材を引き込む工程と、引き込まれた管ライニング材を反 転させて引き出す工程が分離しているので、管ライニング材を反転させて引き出され るとき、管ライニング材が圧力室内でどこかに接触することがないので、管ライニング 材が損傷する危険性が減少する。また、圧力室ないし保持手段の移動ストローク分 引き込んでは、その分だけ反転させて引き出しているので、大量の管ライニング材を 一挙に反転させるのに比較して、反転動作が確実になる。
図面の簡単な説明
[0017] [図 1]本発明の反転装置の全体を、筐体を断面にして示した正面図である。
[図 2]反転装置の筐体内部を図 1の X方向から見た側面図である。
[図 3]反転装置の筐体内部の図 2の Y— Y'線に沿った断面図である。
[図 4A]保持ジャッキが解放位置にあるときの図 3の A—A'線に沿った断面図である。
[図 4B]保持ジャッキが保持位置にあるときの図 3の A—A'線に沿った断面図である。
[図 5A]管ライニング材が通過する通過口が開口状態となるときの図 3の B— B'線に 沿った断面図である。
[図 5B]管ライニング材が通過する通過口が密閉状態となるときの図 3の B— B'線に沿 つた断面図である。
[図 6A]エアバッグを内部に備えた密閉ボックスを上部圧力室から下部圧力室に向か う方向に見た上面図である。 [図 6B]エアバッグが膨張したときの図 6Aに対応する上面図である。
[図 6C]図 6Aの C— C'線に沿った断面図である。
[図 6D]図 6Aの D— D'線に沿った断面図である。
[図 6E]図 6Cの E— E'線に沿った断面図である。
[図 7]反転装置に空圧並びに油圧を供給する系を示した系統図である。
[図 8A]反転装置による管ライニング材の反転プロセスを示した説明図である。
[図 8B]反転装置による管ライニング材の反転プロセスを示した説明図である。
[図 8C]反転装置による管ライニング材の反転プロセスを示した説明図である。
[図 8D]反転装置による管ライニング材の反転プロセスを示した説明図である。
[図 8E]反転装置による管ライニング材の反転プロセスを示した説明図である。
[図 8F]反転装置による管ライニング材の反転プロセスを示した説明図である。
[図 9]上部圧力室が最低位置に移動したときの図 3に対応する断面図である。
[図 10]管ライニング材が反転して下部圧力室力も引き出されるときの図 9に対応する 断面図である。
[図 11]上部圧力室が図 9に示す状態力も最高位置に上昇したときの図 10に対応する 断面図である。
[図 12]本発明の反転装置を用いて既設管路を修復する状態を示した説明図である。
[図 13A]更にエアバッグを密閉ボックスの 2側面に設けた図 6Aに対応する上面図で ある。
[図 13B]各エアバッグを膨張させたときの図 6Bに対応する上面図である。
符号の説明
10 反転装置
21 保持ジャッキ
23、 26 保持部材
27 近接スィッチ
31 密閉板
31a 通過口
33 密閉ボックス 34、 35、 37、 38 エアノ ッグ
41 密閉板
41a 通過口
43 密閉ボックス
44、 45 エアバッグ
50 上部圧力室
51、 52、 53 昇降ジャッキ
55 下部圧力室
61 保持ジャッキ
63、 66 保持部材
67、 71、 72、 73、 74 近接スィッチ
80 シール部材
発明を実施するための最良の形態
[0019] 本発明は、反転ノズルの先端に一端が取り付けられた筒状の管ライニング材を流体 圧の作用により反転させるものであり、本発明では、管ライニング材が保持手段で保 持されて、反転ノズルを設けた密封構造の圧力室に通過口を介して引き込まれ、管 ライニング材が所定長さ圧力室に送り込まれたとき、通過口が密閉手段で気密に密 閉され、圧力室に流体圧を作用させることにより圧力室内に引き込まれた管ライニン グ材が反転ノズルを介して圧力室から反転されて引き出される。
[0020] 以下に,本発明を添付図面を参照して詳細に説明する。
実施例 1
[0021] 図 1、図 2において、本発明の管ライニング材反転装置 10は、上部圧力室 50と、こ の上部圧力室 50を昇降させる 4個の昇降ジャッキ 51〜53 (—個の昇降ジャッキは図 示ができないので、不図示)を周囲に取り付けた下部圧力室 55を、断面で示した筐 体 11内に収納しており、その全体は、支持板 14を介して基台 13に取り付けられてお り、基台 13上に固定された移動ジャッキ 12を介して回動軸 14aを中心に回動できる ように構成されている。反転装置は、移動ジャッキ 12により上部圧力室 50と下部圧力 室 55が垂直方向に並ぶ起立した垂直位置(実線)と両圧力室が水平に並ぶ水平位 置 (二点鎖線)間を移動することができる。
[0022] 反転装置 10は、通常水平位置にして移動車に搭載して現場に移動され、そこで、 垂直状態に起立される。反転装置 10が起立した位置では、下部圧力室 55の先端が 基台 13の開口部 13aに臨まされ、管ライニング材 1が、後述するように、ノイブ 56を 介して供給される流体 (空気)の流体圧で反転されて、マンホール (不図示)などに導 かれる。
[0023] 管ライニング材 1は、例えば、外表面がプラスチックフィルムで気密的に被覆された 管状榭脂吸着材に未硬化の液状硬化性榭脂を含浸せしめてなる公知の筒状の管ラ イニング材であり、本発明の反転装置を用いてマンホール力も管路内に反転挿入さ れた後、流体圧によって膨張され管路の内面に押圧した状態で、管ライニング材に 含浸された硬化性榭脂が硬化され、管路が修復される。通常、管ライニング材 1は、 これをリールに巻き取り、あるいは折りたたんだ状態で反転装置 10が設置される位置 に搬送され、開口部 11aを介して上部圧力室 50内に導かれる。
[0024] 上部圧力室 50 (第 1の圧力室)は、ほぼ円筒状の形状をしており、図 3に示すように 、その下端は開放していて、また上部には、管ライニング材 1が通過できる矩形状の 開口部 50aが形成されている。上部圧力室内部には、上方に保持ジャッキ 21が固定 されており、そのピストンロッド 21aには、図 4から理解できるように、ほぼ管ライニング 材 1の幅 Lの長さを有する矩形状の保持板 22が取り付けられている。また、保持板 2 2の管ライニング材 1に対向する面には、例えばゴムのような摩擦係数の大きな弾性 材カもなる保持部材 23が固定されている。また、保持ジャッキ 21と対向する上部圧 力室の面には、保持ロッド 24が固定され、その保持ロッド 24には、保持部材 23と同 様な形状で同じ材質からなる保持部材 26を固定した保持板 25が取り付けられている 。これらの保持ジャッキ 21、保持部材 23、 26などの要素により管ライニング材を保持 する保持手段が構成される。
[0025] 保持ジャッキ 21は、後述するように油圧ァクチユエータとして機能し、保持部材 23 を図 4Aに示した位置に移動させる解放位置と、図 4Bに示した位置に移動させる保 持位置を取る。保持ジャッキ 21が解放位置にあると、管ライニング材 1は解放され、 自由に移動できるようになり、一方保持位置にあると、保持部材 23が左方に移動し、 管ライニング材 1は、図 4Bに示したように、両保持部材 23、 26で強固に挟持され、移 動が拘束される。この保持位置と解放位置間の切り替えは、後述するように、ピストン 21bの近接を検知する近接スィッチ 27により切り替えられる電磁切替弁の切り替えに より行われる。
[0026] 上部圧力室 50は、 4個の昇降ジャッキ (移動手段) 51〜53により下部圧力室 (第 2 の圧力室) 55に対して垂直方向に最高位置間と最低位置間で上下される。昇降ジャ ツキ 51は、保持ジャッキ 21と同様に油圧動作し、ジャッキのシリンダ 51aは下部圧力 室 55の下方に固定された固定台 51dに取り付けられ、そのピストンロッド 51cは、上 部圧力室 50の上方に固定された固定台 51eに取り付けられる。昇降ジャッキ 52も、 昇降ジャッキ 51と同様な構造であり、そのシリンダ 52aは下部圧力室 55の下方に固 定された固定台 52dに取り付けられ、そのピストンロッド 52cは、上部圧力室 50 の上方に固定された固定台 52eに取り付けられる。他の 2個の昇降ジャッキも同様な 構造である。昇降ジャッキ 51、 52には、近接スィッチ 71、 72、 73、 74が設けられ、ピ ストン 51b、 52bの近接を検知する。他の 2個の昇降ジャッキにも同様な近接スィッチ が設けられている。
[0027] 一方、下部圧力室 55は、下部が円筒状の反転ノズル 55aとなっており、上部が円 筒部 55bとなっていてその間が円錐部 55cを形成している。下部圧力室 55は、上部 圧力室 50と、垂直方向に伸びる中心軸が同軸となるように配置され、上部圧力室 50 が昇降ジャッキにより昇降されても、両圧力室の軸芯がずれることがないように、構成 される。また、この上部圧力室 50の移動により全体の密閉構造が維持されるように、 下部圧力室 55の上部には、リング状のシール部材 80が取り付けられる。
[0028] 下部圧力室 55の中ほどには、図 5に示すような円形の密閉板 31がシール部材 (不 図示)を介して気密に取り付けられており、密閉板 31の中央には、管ライニング材 1 が通過できる大きさの通過口 3 laが形成される。また、この密閉板 31には、図 6に詳 細に示したような、中空の密閉ボックス 33がシール部材 (不図示)を介して気密に取 り付けられる。密閉ボックス 33は、長辺が Dl、短辺が Wl、高さが Hの直方体形状を しており、内部が、長辺 D2、短辺 W2、高さ Hの空洞となっていて、そこを通して管ラ イニング材が通過できるようになつている。また、密閉板 31に形成された通過口 3 la は、長辺が D2より小さな値 D3を有し、短辺が W2とほぼ同じ値の幅を有する矩形状 となっていて、密閉ボックス 33を密閉板に取り付けるとき、図 5に示したように、通過口 の短辺と密閉ボックスの空洞部の短辺が整合するように、また通過口の長辺と空洞部 の長辺の中心が一致するように、位置合わせされて取り付けられる。
[0029] また、図 6Aに示すように、密閉ボックス 33の内部には、管ライニング材 1の側面と対 向する両面にエアバッグ 34、 35が取り付けられる。エアバッグ 34、 35は柔軟なプラ スチックからなり、膨張したとき管ライニング材 1を挟持して通過口 31aを密閉するシ ールバッグ (パックバルブ)として機能する。エアバッグ 35の端部は、図 6Eに示すよう に、 W3の幅で内側に折り返され、その折り返された部分 35aが密閉ボックス 33の内 部側面に接着剤 36を介して気密に接着される。エアバッグ 35の他の各端部も、同様 に内側に折り返され、各折り返された部分 35b、 35c、 35dが接着剤 36により密閉ボ ックス 33の内部側面に気密に接着される。これにより、図 6Cに示したように、エアバッ グ 35は、四方が気密に密閉された状態となる。また、他のエアバッグ 34も、エアバッ グ 35と同じ形状で同じ材質力もなり、エアバッグ 35と同様に、各辺の端部が折り返さ れて接着剤 36により密閉ボックス 33の内部側面に気密に接着される。
[0030] なお、エアバッグの各折り返し部分の接着は、接着後エアバッグに流体圧 (空圧)を 作用させることにより確実にすることができる。また、密閉ボックス 33を、図 6Aの C— C'線に沿って 2部材に分割し、それぞれの部材にエアノッグを取り付けてから、切断 部を合わせて 2部材を接着することにより、密閉ボックスを形成するようにすると、エア ノ ッグの密閉ボックス 33への接着が容易になる。
[0031] また、密閉ボックス 33には、圧縮空気をエアバッグ 34、 35内に供給する空気供給 口 33a、 33bが形成され、後述するように、この供給口から圧縮空気が供給されると、 エアバッグ 34、 35は、図 6Aに示した、幾分誇張して描かれた収縮した状態から、図 6B、図 6Dに示すように膨張した状態になる。エアバッグ 34、 35が膨張すると、その 間の管ライニング材 1は、エアバッグ 34、 35により気密に挟持される。また、エアバッ グ 34、 35が膨張すると、その折り返し部分より先の部分が、図 6Eに一点鎖線で示す ように、鋭く立ち上がり、その立ち上がり部 34e (35e)は、密閉板 31の裏側(下部圧 力室内部側)に密着し、また側部の立ち上がり部分 34f、 34g ; 35f、 35gは、密閉ボ ックス 33の中空部内部の側面に密着するので、図 5Bに示す密閉板 31の通過口 31 aは、密閉状態となり、下部圧力室 55を、その部分で密閉構造にすることができる。こ のように、エアバッグは、通過口を開閉する一種のバルブの機能を有し、圧力室の管 ライニング材通過口を密閉する密閉手段を構成する。以下で、エアバッグが収縮して 密閉板 31の通過口 31aが開口状態になる位置を、エアバッグの開放位置といい、ェ ァバッグが膨張して密閉板 31の通過口 31aが密閉状態になる位置を、エアバッグの 閉鎖位置という。
[0032] このようなエアバッグによる密閉構造力 上部圧力室 50にも設けられており、下部 圧力室のものと同様に、通過口 41aが形成された密閉板 41、密閉ボックス 43、エア ノッグ 44、 45力らなっている。密閉板 41、その通過口 41a、密閉ボックス 43、並びに エアバッグ 44、 45は、下部圧力室 55の密閉板 31、その通過口 31a、密閉ボックス 3 3、エアバッグ 34、 35と同様な構成であり、エアバッグ 44、 45が開放位置になると、 通過口 41aは開口し、また、エアバッグ 44、 45が閉鎖位置になると、通過口 41aは密 閉状態となる。下部圧力室 55が密閉状態となっていて、かつエアバッグ 44、 45が閉 鎖位置にある場合には、各圧力室 50、 55間はシール部材 80で密閉されているので 、上部圧力室 50と下部圧力室 55全体が密閉構造となる。
[0033] また、下部圧力室 55にも、上部圧力室と同様に、ピストンロッド 6 laを備えた保持ジ ャツキ 61、保持部材 63、 66を保持する保持板 62、 65、それに保持ロッド 64、近接ス イッチ 67など力もなる保持機構が設けられており、保持ジャッキ 61、そのピストンロッ ド 61a、保持部材 63、 66、保持板 62、 65は、それぞれ、保持ジャッキ 21、ピストン口 ッド 21a、保持部材 23、 26、保持板 22、 25、保持ロッド 24、近接スィッチ 27と同様な 構造、同様な機能となっていて、保持ジャッキ 61が保持位置にあると、管ライニング 材 1は保持されて、その移動が拘束され、一方解放位置にあると、管ライニング材は、 拘束が解かれて移動が自由になる。
[0034] 図 7には、各ジャッキに油圧を供給する油圧系とエアバッグに空圧を供給する空圧 系の系統図が示されて 、る。
[0035] 油圧系では、モータ 102により駆動される油圧ポンプ 101により油圧媒体 (オイル) 力 昇降ジャッキ用電磁切替弁 105を介して昇降ジャッキ 52に、保持ジャッキ用電磁 切替弁 106を介して下部圧力室 55の保持ジャッキ 61に、また保持ジャッキ用電磁切 替弁 107を介して上部圧力室 50の保持ジャッキ 21に供給される。なお、油圧は圧力 計 103により計測され、過剰な油圧の場合には、リリーフ弁 104を介して油圧媒体が 戻され減圧される。また、図 7では、昇降ジャッキ 52への油圧系統しか図示されてい ないが、他の 3個の昇降ジャッキにも同様な系統で油圧媒体が供給されるものである 。また、油圧系には、保持ジャッキ 21、 61の保持圧力を検知して作動する圧カスイツ チ 120、 121が設けられている。
[0036] 空圧系では、制御用コンプレッサを介して蓄圧器 115に圧縮空気が貯蔵され、レギ ユレータ 108を介して調圧された圧縮空気がそれぞれ電磁切替弁 110、 112によりェ ァバッグ 45、 35に供給され、また、電磁切替弁 111、 113によりエアバッグ内の圧縮 空気が解放される。エアバッグ 44、 34に至る空圧系は、図示されていないが、同様 な構成で、これらのエアバッグにも、圧縮空気が供給され、またそれが解放される。な お、空圧系にも、エアバッグ内の空気圧を検知して作動する圧力スィッチ 116、 117 が設けられ、またサイレンサ 109が設けられる。
[0037] また、反転用コンプレッサ 125からバルブ 126を介してパイプ 56から反転用の圧 縮空気が下部圧力室 55に供給される。反転用コンプレッサ 125、ノ レブ 126、パイ プ 56などは、圧力室に流体圧 (空圧)を供給する流体圧供給手段を構成する。
[0038] このような構成で、電磁切替弁 105が保持位置力も一方の位置 (右側の位置)に切 り替えられると、油圧媒体が昇降ジャッキ 52の下部シリンダ室に供給され、また他の 昇降ジャッキも同様であるので、上部圧力室 50が上昇する。近接スィッチ 73がピスト ンの近接を検知すると、電磁切替弁 105が保持位置に切り替わり、上部圧力室 50は 、保持ジャッキ 21が最高位置 Hmaxとなる一点鎖線で示された位置 (第 1の位置)に 保持される。一方、電磁切替弁 105が他方の位置に切り替えられると、油圧媒体が 昇降ジャッキ 52の上部シリンダ室に供給され、また他の昇降ジャッキも同様であるの で、上部圧力室 50は下降する。近接スィッチ 74がピストンの近接を検知すると、電磁 切替弁 105が保持位置に切り替わり、上部圧力室 50は、保持ジャッキ 21が最低位 置 Hminとなる実線で示された位置 (第 2の位置)に保持される。
[0039] また、電磁切替弁 106がー方の位置 (右側の位置)に切り替えられると、油圧媒体 が保持ジャッキ 61の左方シリンダ室に供給され、ピストンロッドが右方に移動し、近接 スィッチ 67がピストンの近接を検知すると、電磁切替弁 106が保持位置に切り替わり 、保持ジャッキ 61は、解放位置に維持される。電磁切替弁 106が他方に切り替えら れると、油圧媒体が保持ジャッキ 61の右方シリンダ室に供給され、ピストンロッドが左 方に移動し、圧力スィッチ 121が所定の保持圧を検出すると、その保持圧を維持しな 力 Sらピストンロッドの移動が停止し、保持ジャッキ 61は保持位置に維持される。
[0040] また、電磁切替弁 107がー方の位置 (右側の位置)に切り替えられると、油圧媒体 が保持ジャッキ 21の左方シリンダ室に供給され、ピストンロッドが右方に移動し、近接 スィッチ 27がピストンの近接を検知すると、電磁切替弁 107が保持位置に切り替わり 、保持ジャッキ 21は、解放位置に維持される。電磁切替弁 107が他方に切り替えら れると、油圧媒体が保持ジャッキ 21の右方シリンダ室に供給され、ピストンロッドが左 方に移動し、圧力スィッチ 120が所定の保持圧を検出すると、その保持圧を維持しな 力 Sらピストンロッドの移動が停止、保持ジャッキ 21が保持位置に維持される。
[0041] 一方、空圧系統では、バルブ 126が開放されると、反転用の圧縮空気がパイプ 56 を介して下部圧力室 55に供給され、バルブ 126が閉じると、その供給が停止される。
[0042] また、電磁切替弁 110、 112が切り替えられると、圧縮空気がエアバッグ 45、 35に 供給され、他のエアバッグ 44, 34にも同様に圧縮空気が供給されるので、各ェアバ ッグは膨張して閉鎖位置に維持される。なお、このときの空気圧は、圧力スィッチ 116 、 117により、所定の密封圧に保持される。一方、電磁切替弁 111、 113が切り替え られると、エアバッグ 45、 35内の圧縮空気が解放され、エアバッグ 44、 34内の圧縮 空気も同様に解放されるので、各エアバッグは収縮して開放位置となる。
[0043] 以下、このように構成された反転装置の動作を、図 8などを参照して説明する。なお 、図 8A〜図 8Fは、動作を説明するものなので、その詳細な構成や位置関係は正確 なものでなぐ動作が理解し易いように模式的な形で図示されている。例えば、エア ノ ッグ 34、 35並びに 44、 45は、図 8では開閉弁の形で図示されている。また、昇降 ジャッキは、 2つのジャッキ 51、 52しか図示されていないが、他の 2つの昇降ジャッキ 53 (一つは符号なし)も同様な動作をする。
[0044] まず、電磁切替弁 105を切り替えて、図 8Aに示すように、昇降ジャッキ 51と 52を上 昇させ、保持ジャッキ 21が Hmaxの最高位置となる位置 (第 1の位置)に移動させる。 なお、この上部圧力室 50が上昇する間、対応する電磁切替弁を切り替えることにより 、上部圧力室 50の保持ジャッキ 21、下部圧力室 55の保持ジャッキ 61を解放位置に し、上部圧力室のエアバッグ 44、 45、下部圧力室のエアバッグ 34、 35を減圧させ、 開放位置にして、管ライニング材 1が下方に移動できる通路を形成する。
[0045] これにより、管ライニング材 1から反転ノズル 55aまでの通過できる経路が形成され るので、人力又は省力機器にて管ライニング材 1を反転ノズル 55aに導いた後、その 一端 laを折り返してリング又はバンド 2などで反転ノズル 55aの開口端外周に気密に 取り付ける。この状態が、図 3に対応している。
[0046] なお、管ライニング材の一端を反転ノズルまで導く作業は、後述するように、上部圧 力室の保持ジャッキ 21で管ライニング材を保持し、上部圧力室 50を下降させること により管ライニング材を内部に引き込むことができるので、管ライニング材の一部を保 持ジャッキ 21で保持して、上部圧力室 50を下降させて、所定量管ライニング材を引 き込んだ後、管ライニング材を解放し、続いて、上部圧力室を上昇させて、同じ動作 を繰り返すことにより、管ライニング材の一端 laを反転ノズル 55aまで導くようにするこ とちでさる。
[0047] このようにして、管ライニング材 1を反転ノズル 55aに取り付けたあと、図 8Bに示した ように、上部圧力室の保持ジャッキ 21を保持位置まで移動させて管ライニング材 1を 保持し、図 8Cに示したように、昇降ジャッキ 51、 52を下降させ、保持ジャッキ 21が最 低位置 Hminになる位置 (第 2の位置)まで上部圧力室 50を下降させる。このとき、上 部圧力室 50の通過口 41a、下部圧力室の通過口 31aは開放しており、また下部圧 力室の保持ジャッキ 61は解放位置にあるので、上部圧力室の保持ジャッキ 21により 保持された管ライニング材 1は、下部圧力室の通過口 31aを通過して下部圧力室 55 に引き込まれ、そこでその一部 lbが折りたたまれた状態、あるいは屈曲した状態とな つて下部圧力室 55に滞留する。この状態が図 9に対応している。
[0048] 続!、て、図 8Dに示したように、上部圧力室のエアバッグ 44、 45、下部圧力室のェ ァバッグ 34、 35に圧縮空気を供給することにより、エアバッグを閉鎖位置にしてそれ ぞれ通過部 41a、 31aを密閉し、上部圧力室 50と下部圧力室 55を密閉状態にすると ともに、下部圧力室の保持ジャッキ 61を保持位置に移動させて、下部圧力室内にあ る管ライニング材 1の一部を保持する。
[0049] そして、図 8Eに示したように、パイプ 56を介して下部圧力室 55に反転用の圧縮空 気を供給する。下部圧力室 55では、エアバッグ 34、 35により管ライニング材 1が気密 に挟持された状態となり、それにより密閉板 31の通過口 31aが気密に密閉されるの で、下部圧力室 55全体は、密閉状態となる。従って、下部圧力室には、パイプ 56か ら供給される圧縮空気による流体圧が作用し、それにより管ライニング材 1は、反転し て下部圧力室 55から引き出される。
[0050] この状態が図 10に対応しており、下部圧力室 55から反転して引き出される管ライ- ング材 1の量 (長さ)は、保持ジャッキ 21が最高位置 Hmax力も最低位置 Hminまで 移動するストローク長さに相当している。なお、パイプ 56から圧縮空気を供給するとき 、上部圧力室 50のエアバッグ 44、 45が通過口 41aを密閉状態に閉じ、上部圧力室 50全体が密閉状態となっているので、下部圧力室 55、特に通過口 31aの部分で完 全な密閉状態が保たれず万一空気漏れが生じても、下部圧力室の反転圧力が顕著 に減圧してしまうのを防止することができる。
[0051] このようにして管ライニング材 1が所定量反転して引き出されると、下部圧力室への 圧縮空気の供給が停止され、図 8Fに示したように、各保持ジャッキ 21、 61が解放 位置に移動するとともに、エアバッグ 34、 35、 44、 45が減圧されて通過口 31a、 41a が開口し、昇降ジャッキ 51、 52が最高位置に移動される。この状態が図 11に図示さ れており、各部材の位置は、管ライニング材 1が所定量引き出されている点を除き、 図 3 (図 8A)に対応している。続いて、図 8B〜図 8Fに示した動作を繰り返すことによ り、管ライニング材を、保持ジャッキ 21が最高位置力も最低位置まで移動するスト口 ーク分順次反転させて引き出すことが可能となる。
[0052] 次に、上記に説明したような反転装置を用いて管ライニング材を反転させて既設管 路に挿入し管路を更生する工法について説明する。
[0053] 図 12に示したように、反転装置 10を現場に搬送し、上部圧力室ないしその保持ジ ャツキの移動方向が垂直方向になるように、マンホール 130上に配置する。続いて、 保持ジャッキないし上部圧力室を第 1と第 2の位置間で移動させ、上述したように、上 部圧力室を所定量下降させて、保持ジャッキの移動に応じて保持ジャッキで保持さ れた管ライニング材を下部圧力室 55に引き込んでは、その分反転ノズル力も順次反 転して引き出すようにして、管ライニング材をマンホール 130内に反転挿入し、反転さ れた管ライニング材を、屈曲管 131 (シユータ)で、垂直方向から水平方向に向きを変 えて修復すべき管路 132内に挿入し、更生すべき管路 132の内面に密着させる。そ の後、よく知られているように、管ライニング材を温水によって加温する。管ライニング 材 1に含浸された熱硬化性榭脂がこの熱によって硬化するため、管路 132の内面は 、硬化した管ライニング材 1によってライニングされて更生される。
[0054] また、マンホールに比較して反転装置全体を小型にできる場合には、反転装置を 横に寝力せてマンホール内に挿入し、反転装置を、保持手段ないし上部圧力室の移 動方向が水平方向になるように、マンホール内に配置することができる。このような場 合には、反転ノズルの向きを管路 132の入口に向けて、保持手段ないし上部圧力室 の移動に応じて管ライニング材を反転ノズル力 順次反転して引き出し、修復すべき 管路内に挿入し、管路の内面を管ライニング材で修復することができる。
[0055] なお、上述した実施例で、昇降ジャッキで上部圧力室全体を移動させるのではなく 、直接保持手段 (保持ジャッキなど)を昇降させるようにすれば、上部圧力室を省略 することができ、更に小型の反転装置が得られる。
[0056] また、上述した実施例では、昇降ジャッキは、 4個設けるようにしている力 2個にし て径方向に対向して取り付けるようにしてもよぐ 3個、あるいは 4個以上の複数個を 円周方向に等間隔に配置して設けるようにしてもょ 、。
[0057] また、上述した実施例では、密閉ボックス内に 2個のエアバッグ 34、 35を設け、管ラ イニング材を 2方向から挟持するようにしている力 図 13A、図 13Bに示すように、さら に、密閉ボックス内の他の 2側面に、管ライニング材の移動方向にエアバッグ 34、 35 と同じ長さで延びるエアバッグ 37、 38を気密に取り付け、各エアバッグ 34、 35、 37、 38に同時に圧縮空気を供給することにより各エアバッグを膨張させて、図 13Bに示 すように、管ライニング材を 4方向から挟むようにすると、管ライニング材が通過する通 過口の密閉性を更に高めることができる。

Claims

請求の範囲
[1] 反転ノズルの先端に筒状の管ライニング材の一端を取り付け、該反転ノズルを介し て流体圧の作用により管ライニング材を反転させる方法であって、
反転ノズルを設けた密封構造の圧力室に、管ライニング材が通過する通過口を設 け、
管ライニング材を前記通過口を通過させて管ライニング材の一端を反転ノズルに取 り付け、
保持手段により第 1の位置で管ライニング材を保持し、
該保持手段を第 2の位置に移動させることにより、保持手段で保持された管ライ- ング材を通過口を介して圧力室内に引き込み、
前記保持手段が第 2の位置に移動したとき、前記圧力室の通過口を密閉し、 密閉された圧力室に流体圧を作用させて圧力室内に引き込まれた管ライニング材 を反転ノズルを介して圧力室力 反転させて引き出すことを特徴とする管ライニング 材の反転方法。
[2] 前記圧力室力 管ライニング材を反転させて引き出したあと、前記保持手段による 管ライニング材の保持を解除するとともに、通過口を開放して保持手段を第 1の位置 に戻し、続いて該第 1の位置で管ライニング材を再び保持し、保持手段の第 2の位置 への移動、通過口の密閉、流体圧の作用の各工程を繰り返すことにより、圧力室内 に引き込まれた管ライニング材を順次圧力室力 反転させて引き出すことを特徴とす る請求項 1に記載の管ライニング材の反転方法。
[3] 密閉された圧力室に流体圧を作用させるとき、反転ノズルと反対側に位置する圧力 室内の管ライニング材の端部を保持することを特徴とする請求項 1又は 2に記載の管 ライニング材の反転方法。
[4] 反転ノズルの先端に筒状の管ライニング材の一端を取り付け、該反転ノズルを介し て流体圧の作用により管ライニング材を反転させる方法であって、
管ライニング材を保持する保持手段を取り付けた第 iの圧力室と、反転ノズルを設 けた密封構造の第 2の圧力室とを設け、
前記第 2の圧力室の反転ノズルと反対側の位置に管ライニング材が通過する通過 口を形成し、
管ライニング材を前記第 1の圧力室並びに第 2の圧力室の通過口を通過させて管 ライニング材の一端を反転ノズルに取り付け、
管ライニング材を第 iの圧力室に設けた保持手段で保持し、
第 1の圧力室を第 1の位置力 第 2の圧力室の方向に第 2の位置まで移動させて第 1の圧力室の保持手段で保持された管ライニング材を第 2の圧力室の通過口を介し て第 2の圧力室内に引き込み、
前記第 1の圧力室が第 2の位置に移動したとき、第 2の圧力室の通過口を密閉し、 密閉された第 2の圧力室に流体圧を作用させて第 2の圧力室内に引き込まれた管 ライニング材を反転ノズルを介して第 2の圧力室力 反転させて引き出すことを特徴と する管ライニング材の反転方法。
[5] 前記第 2の圧力室力 管ライニング材を反転させて引き出したあと、前記保持手段 による管ライニング材の保持を解除するとともに、通過口を開放して第 1の圧力室を 第 1の位置に戻し、続いて該第 1の位置で管ライニング材を再び保持し、第 1の圧力 室の第 2の位置への移動、通過口の密閉、流体圧の作用の各工程を繰り返すことに より、第 2の圧力室に引き込まれた管ライニング材を順次第 2の圧力室力も反転させ て引き出すことを特徴とする請求項 4に記載の管ライニング材の反転方法。
[6] 密閉された第 2の圧力室に流体圧を作用させるとき、反転ノズルと反対側に位置す る第 2の圧力室内の管ライニング材の端部を保持することを特徴とする請求項 4又は 5に記載の管ライニング材の反転方法。
[7] 前記第 1の圧力室が第 2の位置に移動したとき第 1と第 2の圧力室全体が密閉構造 となるようにすることを特徴とする請求項 4から 6のいずれか 1項に記載の管ライニング 材の反転方法。
[8] 反転ノズルの先端に筒状の管ライニング材の一端を取り付け、該反転ノズルを介し て流体圧の作用により管ライニング材を反転させる装置であって、
反転ノズルと反対側の位置に管ライニング材が通過する通過口を設けた密閉可能 な圧力室と、
第 1の位置で管ライニング材を保持する保持手段と、 前記保持手段で保持された管ライニング材が前記通過口を介して圧力室内に引き 込まれるように、保持手段を第 2の位置に移動させる移動手段と、
前記保持手段が第 2の位置に移動したとき、前記圧力室の通過口を密閉する密閉 手段と、
密閉された圧力室に流体圧を供給する流体圧供給手段とを有し、
前記流体圧の作用により圧力室内に引き込まれた管ライニング材を反転ノズルを介 して圧力室力 反転させて引き出すことを特徴とする管ライニング材の反転装置。
[9] 前記圧力室力 管ライニング材を反転させて引き出したあと、前記保持手段による 管ライニング材の保持が解除され、保持手段が第 1の位置に戻され、再び管ライニン グ材の圧力室への引き込みが開始されることを特徴とする請求項 8に記載の管ライ- ング材の反転装置。
[10] 反転ノズルと反対側に位置する圧力室内の管ライニング材端部を保持する保持手 段が設けられることを特徴とする請求項 8又は 9に記載の管ライニング材の反転装置
[11] 反転ノズルの先端に筒状の管ライニング材の一端を取り付け、該反転ノズルを介し て流体圧の作用により管ライニング材を反転させる装置であって、
管ライニング材を保持する保持手段を取り付けた第 iの圧力室と、
反転ノズルと反対側の位置に管ライニング材が通過する通過口を設けた密閉可能 な第 2の圧力室と、
第 1の圧力室の保持手段で保持された管ライニング材が第 2の圧力室の通過口を 介して第 2の圧力室内に引き込まれるように、第 1の圧力室を第 1の位置力も第 2の圧 力室の方向に第 2の位置まで移動させる移動手段と、
前記第 1の圧力室が第 2の位置に移動したとき、前記第 2の圧力室の通過口を密閉 する密閉手段と、
密閉された第 2の圧力室に流体圧を供給する流体圧供給手段とを有し、 前記流体圧の作用により第 2の圧力室に引き込まれた管ライニング材を反転ノズル を介して第 2の圧力室力 反転させて引き出すことを特徴とする管ライニング材の反 転装置。
[12] 前記第 2の圧力室力 管ライニング材を反転させて引き出したあと、前記保持手段 による管ライニング材の保持が解除され、第 1の圧力室が第 1の位置に戻され、再び 管ライニング材の第 2の圧力室への引き込みが開始されることを特徴とする請求項 1
1に記載の管ライニング材の反転装置。
[13] 反転ノズルと反対側に位置する第 2の圧力室内の管ライニング材の端部を保持す る保持手段が設けられることを特徴とする請求項 11又は 12に記載の管ライニング材 の反転装
置。
[14] 前記第 1の圧力室が第 2の位置に移動したとき第 1と第 2の圧力室全体が密閉構造 となるようにすることを特徴とする請求項 11から 13のいずれか 1項に記載の管ライ- ング材の反転装置。
[15] 請求項 8又は 11に記載の反転装置を用いて管ライニング材を反転させて既設管路 に挿入し該管路を更生する工法であって、
反転装置を、保持手段の移動方向が垂直方向になるように、マンホール上に配置 し、
保持手段ないし第 1の圧力室の第 1と第 2の位置間の移動に応じて反転装置の反 転ノズル力も順次反転して引き出された管ライニング材を、マンホール内に挿入し、 マンホール内に挿入された管ライニング材を、垂直方向力 水平方向に向きを変え て修復すべき管路内に挿入し、該管路の内面を管ライニング材で修復することを特 徴とする管路更生工法。
[16] 請求項 8又は 11に記載の反転装置を用いて管ライニング材を反転させて既設管路 に挿入し該管路を更生する工法であって、
反転装置を、保持手段の移動方向が水平方向になるように、マンホール内に配置 し、
保持手段ないし第 1の圧力室の第 1と第 2の位置間の移動に応じて反転装置の反 転ノズル力も順次反転して引き出された管ライニング材を、修復すべき管路内に挿入 し、該管路の内面を管ライニング材で修復することを特徴とする管路更生工法。
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