WO2006001328A1 - カーボン製筒状容器 - Google Patents

カーボン製筒状容器 Download PDF

Info

Publication number
WO2006001328A1
WO2006001328A1 PCT/JP2005/011518 JP2005011518W WO2006001328A1 WO 2006001328 A1 WO2006001328 A1 WO 2006001328A1 JP 2005011518 W JP2005011518 W JP 2005011518W WO 2006001328 A1 WO2006001328 A1 WO 2006001328A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
carbon
silicon
cylindrical container
cylindrical
container
Prior art date
Application number
PCT/JP2005/011518
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
Junichirou Nakashima
Manabu Sakita
Hiroyuki Oda
Shigeki Sugimura
Original Assignee
Tokuyama Corporation
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokuyama Corporation filed Critical Tokuyama Corporation
Priority to US11/630,663 priority Critical patent/US20090311450A1/en
Priority to CA2572194A priority patent/CA2572194C/en
Priority to EP05753511A priority patent/EP1772430A4/en
Priority to JP2006528580A priority patent/JP4762900B2/ja
Priority to AU2005257313A priority patent/AU2005257313B2/en
Publication of WO2006001328A1 publication Critical patent/WO2006001328A1/ja
Priority to NO20070367A priority patent/NO20070367L/no

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B11/00Single-crystal growth by normal freezing or freezing under temperature gradient, e.g. Bridgman-Stockbarger method
    • C30B11/002Crucibles or containers for supporting the melt
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/12Travelling ladles or similar containers; Cars for ladles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/50Pouring-nozzles
    • B22D41/502Connection arrangements; Sealing means therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B35/00Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
    • C04B35/515Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics
    • C04B35/52Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on carbon, e.g. graphite
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D1/00Casings; Linings; Walls; Roofs
    • F27D1/04Casings; Linings; Walls; Roofs characterised by the form, e.g. shape of the bricks or blocks used
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2235/00Aspects relating to ceramic starting mixtures or sintered ceramic products
    • C04B2235/70Aspects relating to sintered or melt-casted ceramic products
    • C04B2235/94Products characterised by their shape
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2235/00Aspects relating to ceramic starting mixtures or sintered ceramic products
    • C04B2235/70Aspects relating to sintered or melt-casted ceramic products
    • C04B2235/96Properties of ceramic products, e.g. mechanical properties such as strength, toughness, wear resistance
    • C04B2235/963Surface properties, e.g. surface roughness
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/13Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]

Abstract

 本発明は、複数のカーボン製円筒部材をそれぞれの端部の周に沿って設けられたネジ部で互いに連結することで構築されるカーボン製筒状容器において、ひび割れなどを引き起こさない信頼性の高い方法で連結部の隙間を密閉して、原料ガスや溶融シリコンの漏出を防止することを目的としている。  本発明にカーボン製筒状容器は、複数のカーボン製円筒部材をそれぞれの端部の周に沿って設けられたネジ部で互いに連結することによって多段的に構築されてなり、  前記の互いに連結し合う円筒部材が、連結の際に内周壁側に環状の突合せ面を形成するような、内周壁から径方向に延在した環状平面をそれぞれ有し、  前記の突合せ面を形成するそれぞれの環状平面の表面粗さ(Ra)の和が1~100μmであることを特徴としている。                                                                               

Description

明 細 書
カーボン製筒状容器
技術分野
[0001] 本発明は、内表面がシリコン融液と接触する、複数のカーボン成型体よりなる新規 なカーボン製筒状容器であり、シラン類の分解'還元反応によるシリコンの析出反応 に、好適に用いられるカーボン製筒状容器に関する。
背景技術
[0002] 近年、半導体或いは太陽電池の分野において、シリコン製品の重要性は高まって いる。これに伴い、シリコン製品を効率良く生産するために、シリコンを取り扱う装置も 大型化され、シリコンを溶融させた状態のもの(シリコン融液)を取り扱う容器も複雑化 、大型化される傾向にある。
シリコン融液を取り扱う容器としては、例えばシリコンを溶融させインゴットやウェハ 一を製造する際に使用する容器や、容器の内表面でトリクロロシラン (SiHCl、以下
3
TCSという)やモノシラン(SiH )などのシラン類と、水素等の還元性ガスとを含むシリ
4
コン析出用原料ガスを接触させてシリコンを析出させる容器等が挙げられる。
[0003] これらシリコン融液を取り扱う容器の材質としては、石英やセラミック、カーボン等が 挙げられるが、加工性、耐久性、耐熱性、化学的安定性、不純物の混入等の点や、 使用目的によっては、カーボンが好適に使用されている。
具体的な例を示すと、シラン類と水素とを筒状容器 (反応容器)の内表面で反応さ せ、該内表面で析出したシリコンを溶融させ回収する多結晶シリコンの製造装置にお いて、シリコン融液が接触する前記筒状容器の材質には、カーボンが使用されている (特許文献 1参照)。
[0004] 前記筒状容器の構造としては、継ぎ目のな!/、一体成形物が、密閉性および耐久性 の点力 最も好ましいが、カーボンは大型で均一な物性の一体物を成形することは 困難であり、また例え容器が小さくても複雑な形状の一体物を成形することは難しい 。この為、従来のカーボン製筒状容器は、円筒状のカーボン成型体を複数個成形し 、それらをネジ継ぎ形態で連結させたり、結合体を使用して連結させることによって、 目的とする大きさ'形状の容器としていた。
[0005] このような連結型構造の筒状容器にお!ヽては、ネジ継ぎ形態で連結させる場合、個 々のカーボン成型体の加工精度を上げても、各部材間の突合せ部の間隙を完全に なくすことは不可能である。シリコン融液は浸透性が高いため、突合せ部のわずかな 隙間から器壁に入り込む。この入り込んだシリコン融液が多い場合には、該シリコン が器壁内で固化'膨張するため、カーボン成型体の強度範囲を超えて膨張すると、 カーボン成型体にひび割れを引き起こす等の問題があった。また、突合せ部の間隙 を透過して原料ガスやシリコン融液が漏洩すると、反応効率の低下、更には反応容 器の加熱装置、原料ガス供給管やその冷却装置、断熱材、その他反応装置部材が 著しく汚染 '損傷される等の問題が発生する。
[0006] 一方、結合体 (シール材)を使用して、カーボン成型体同士を接合させる方法も知 られている(特許文献 2参照)。この方法は、カーボン成型体の突合せ部の間隙に炭 素粉末とシリコン粉末とを充填し、加熱反応させて炭化ケィ素層(シール層)を形成す ることによって、カーボン成型体同士を接合させるものである。
特許文献 1:特開 2002 - 29726号公報
特許文献 2 :特開平 7— 257981号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0007] し力しながら、特許文献 2に記載された方法により、予め炭化ケィ素層を接合部とし て有するカーボン製筒状容器を、内表面がシリコン融液と接触する容器、例えば、多 結晶シリコン製造用の反応容器として用いると、昇降温操作サイクルを伴う長期間の 運転において、カーボン成型体または炭化ケィ素層にクラックが発生したり、長期間 の使用中に炭化ケィ素層が劣化して、シリコン融液が反応容器外に漏洩する問題点 かあつた。
[0008] このクラックが発生する原因は、接合部の炭化ケィ素層が厚くなると、カーボン成型 体と炭化ケィ素層との熱膨張の差により、カーボン成型体に大きな歪が加わるためで あると考えられる。また、炭化ケィ素層が劣化する原因は、前記方法により形成された 炭化ケィ素層は、シリコン融液の漏洩防止層としての機能は有するが、部分的に不 均質な組成を持っため、シリコン融液にわずかではあるが溶出するためであると考え られる。
[0009] 従って、本発明の目的は、内表面がシリコン融液と接触する、複数のカーボン成型 体よりなるカーボン製筒状容器において、シリコン融液の漏洩を防止することができる カーボン製筒状容器を提供することにある。特に、昇降温サイクルを伴う長期間の運 転を行うシリコンの製造において、シリコン融液の漏洩がない反応容器として使用す ることができるカーボン製筒状容器を提供することにある。
課題を解決するための手段
[0010] 力かる課題を解決する本発明は、以下の事項を要旨としている。
(1)複数のカーボン製円筒部材をそれぞれの端部の周に沿って設けられたネジ部 で互いに連結することによって多段的に構築されるカーボン製筒状容器であって、 前記の互いに連結し合う円筒部材が、連結の際に内周壁側に環状の突合せ面を 形成するような、内周壁力ゝら径方向に延在した環状平面をそれぞれ有し、
前記の突合せ面を形成するそれぞれの環状平面の表面粗さ (Ra)の和が 1〜: LOO μ mであることを特徴とするカーボン製筒状容器。
[0011] (2)前記環状平面の外周方向端部に形成された環状の間隙拡大部を有し、該間 隙拡大部にカーボン材を介在せしめたことを特徴とする(1)に記載のカーボン製筒 状谷器。
(3)内周壁表面が、炭化ケィ素化されてなる(1)または (2)に記載のカーボン製筒 状谷器。
発明の効果
[0012] 本発明に係るカーボン製筒状容器は、複数個のカーボン製の円筒部材をそれぞ れの端部の周に沿って設けられたネジ部で互いに連結することで構築され、内周壁 において連結部の隙間が密閉されている。したがって、たとえば本発明のカーボン製 筒状容器をシリコン製造に用いた際に、シリコン融液が器壁内に浸入'固化して連結 部が破損する恐れがない。また、原料ガスやシリコン融液が器壁を透過して漏洩する ことがないので反応効率がよぐ筒状容器周辺を汚染 ·損傷することもない。ネジ部は ひずみもなく確実に固定され、ゆるまないので、連結部の機械的強度が高い。多数 の部材を連結することによって、一体成型品に匹敵する密閉性、信頼性および強度 を備えた大型の筒状容器とすることができる。
発明を実施するための最良の形態
[0013] 以下、図面を参照しながら、本発明についてさらに具体的に説明する。
本発明のカーボン製筒状容器は、該筒状容器が複数のカーボン成型体より構成さ れたものであり、特に内表面がシリコン融液と接触する用途において好ましく用いら れる。
したがって、本発明のカーボン製筒状容器としては、たとえば、シリコン融液を保有 する容器や、シリコン融液を移送する導管、またシリコン製造用反応容器等が挙げら れる。
[0014] 本発明において、カーボン製筒状容器をシリコン製造用の反応容器として使用する 場合には、該筒状容器は、該筒状容器の内表面において、 TCS等と水素と反応させ てシリコンを生成させ、該内表面をシリコンの融点(1430°C)以上に加熱し、生成した シリコンの全部または一部を溶融させることができるものである。具体的には、特開 20 02— 29726号に記載の多結晶シリコン製造装置の筒状容器 (反応容器)と基本的 に同じ構造をとることができ、複数のカーボン成型体から構成される大型のものであ る。この場合、シリコン融液と該筒状容器の内表面が接触する態様は、一旦、シリコン を固体状で該表面に生成させた後、該シリコンを溶融させ、接触させることもできるし 、シリコンを該表面に生成させると同時に溶融させ、接触させることもできる。
[0015] 本発明のカーボン製筒状容器は複数の円筒部材を軸方向に連結することによって 構築される。図 1に本発明のカーボン製筒状容器の代表的な態様の斜視図を示す。 個々の円筒部材の端部にはネジ部が設けられており、各部材間で互いのネジ部をネ ジ込むことで筒状容器 1は多段的に構築される。図 2は、互いに連結される円筒部材 2および 3の連結部の断面を模式的に示したものである。連結部において、円筒部材 2および 3には周にそってネジ部 4および 5がそれぞれ設けられている。さらに、円筒 部材 2および 3は内周壁 6および 7から径方向に延在した環状平面 8および 9を有して いる。円筒部材 2および 3がネジ部によって連結されると環状平面 8および 9は重なり 合い、図 3に示すように内周壁側に環状の突合わせ面 10を形成する。 [0016] このような環状平面 8および 9の表面粗さ(Ra)の和(以後 Ra値と呼ぶ)は 1〜: LOO μ mとし、より好ましくは 1〜50 μ mとする。 Ra値がこのような値であることは、後述す るように容器内周壁がシリコン融液と接触する際に重要な意味を持つ。なお、 Raiお I S B0601に基づいて測定される。
上記のようにして構築された筒状容器は、各連結部の内周壁側において、環状平 面 8および 9の Ra値に起因する特定の大きさの隙間を有している。また、ネジ部をゆ るめることで個々の円筒部材に分解可能な状態にある。次に述べるようにシリコン製 造装置に組み込んでシリコン生成反応を行うことにより、このような隙間は全て密閉さ れ、連結部は分離不能に固定される。
[0017] 本発明のカーボン製筒状容器を用いたシリコン製造装置においては、筒状容器内 にシラン類を含む原料ガスを供給し、筒状容器を加熱して筒状容器の内周壁でシリ コン融液を生成させる。すると、シリコンと接触した内周壁面のカーボンが炭化ケィ素 化する。同時に、内周壁の各連結部に存在するわずかな隙間にもシリコン融液が入 り込み、炭化ケィ素化する。カーボンは炭化ケィ素化すると体積がおよそ 2倍になる。 Ra値が上記範囲にあれば、各連結部の内周壁側に存在する隙間は、炭化ケィ素化 による体積膨張によって完全に密閉される。 Ra値が大きすぎる場合は、上記炭化ケ ィ素化処理を行っても、各連結部の内周壁側に存在する隙間を完全には密閉するこ とができず、隙間が残る。炭化ケィ素化によって生成する炭化ケィ素層の厚さは数 1 00 m程度であるため、カーボン製である部材と炭化ケィ素層の熱膨張率の差によ つて発生するひずみはきわめて小さい。したがって、連結部にひずみが力かって割 れることはない。
[0018] 上記のようにして炭化ケィ素化が行われたカーボン製筒状容器は、内周壁に存在 した隙間が完全に密閉されている。したがって、以後のシリコン生成反応においては 、シリコン融液が器壁内に浸入 '固化して連結部が破損する恐れがない。また、原料 ガスやシリコン融液が器壁を透過して漏洩することがないので反応効率がよぐ筒状 容器周辺を汚染 ·損傷することもない。ネジ部はひずみもなく確実に固定され、ゆるま ないので、連結部の機械的強度が高い。したがって、筒状容器が多数の部材を連結 した大型のものであっても、上記炭化ケィ素化を行うことで、充分な機械的強度が得 られる。
[0019] 上記 Ra値は、各円筒部材の所定の環状平面に対して研削盤仕上げもしくはフライ ス盤仕上げを行い、必要に応じてさらに磨き仕上げを行うことにより達成される。 上記 Ra値を満たすような環状平面 8および 9の内周壁力 径方向への幅は、炭化 ケィ素化により密閉することから lmm以上でよいが、好ましくは 5mm以上、より好まし くは 10mm以上である。
[0020] 容器の直径は特に制限はなぐ製造装置の規模に応じて適宜選択できる。また容 器の長さは多数の部材を連結することで任意の長さにすることができる。
容器の形状は図 1に示すように、どの位置も一定の直径を有する形状とすることもで きるし、部位によって直径が異なる形状とすることもできる。
連結部に設けられるネジ部としては、一条ネジまたは二条ネジなどの多条ネジが用 いられる。ネジ山数は、図 2および 3では 3山のものが示されているがこれに限定され ず、容器のサイズや肉厚、使用するカーボンの強度等を考慮して、適宜選択される。
[0021] 容器を形成するカーボンの材質は、特に限定はされないが、連結部構造を有する ため熱膨張係数の測定方向による変化量が小さい等方性材質構造を有するカーボ ンが好ましい。
本発明のカーボン製筒状容器は、突合せ面 10を形成する環状平面の外周方向端 部に、環状の間隙拡大部を有し、該間隙拡大部にカーボン材 11を介在せしめること が特に好ましい。このようなカーボン材によって、突合せ面 10の外周端がカーボン材 11により封止された構造となる。この結果、シリコン融液が突合せ面 10に沿って筒外 方向に浸透してきても、カーボン材 11によって漏洩が阻止される。すなわち、本発明 者らの確認によれば、カーボン材 11がシリコン融液と接触し、その一部が炭化ケィ素 ィ匕されると、上述したように体積膨張が起こり、前記間隙拡大部に融液が到達した場 合でも、カーボン材 11による封止効果を有効に発現することがわ力つた。
[0022] 間隙拡大部は、環状平面の外周方向端部に段差を設けたり、あるいは波状の変形 部を設けることで形成される。たとえば図 4には、上部円筒部材 2の環状平面端部に 段差を形成することで切欠部を設けて間隙拡大部を形成して 、る例を示した。また、 切欠部は、円筒部材 2、 3の両方に形成してもよい(図 5)。また、間隙拡大部の断面 形状は特に限定はされず、直方体形状でも、山型の形状でもよぐその他の形状で あってもよい。さらに、たとえば図 6に示すように、上部円筒部材 2に山型の切欠部を 設け、下部円筒部材 3に山型の凸部を形成してもよい。さらにまた、間隙拡大部の上 下面を波状に加工してもよ 、(図 7参照)。
[0023] 間隙拡大部の容積は、カーボン材の常圧下での体積よりもやや小さめであることが 好ましい。カーボン材を間隙拡大部に介在させ、筒状部材同士をネジで接合するこ とで、カーボン材が圧縮されるため、カーボン材が隙間無く間隙拡大部に充填される 。この結果、カーボン材による封止効果がさらに向上する。
カーボン材を間隙拡大部に介在させ、筒状部材同士をネジで接合した後のカーボ ン材の密度は、 1. OgZcm3以上であることが好ましい。カーボン材の密度が 1. OgZ cm3未満の場合には、シリコン融液と接触した際、十分な炭化ケィ素層を形成できず 、カーボンがシリコン融液中に溶出してしまい、シリコン融液の漏洩を防止できない虡 がある。カーボン材の密度が 1. OgZcm3以上であることにより、シリコン融液との接触 により形成される炭化ケィ素層は、液の浸透防止力が強ぐシリコン融液中への炭化 ケィ素の溶出も抑制される強固な炭化ケィ素層とすることができる。更に、形成された 炭化ケィ素層が劣化したり、炭化ケィ素層にクラックが発生したとしても、残存する力 一ボン材が、再度、浸入するシリコン融液と反応して、新たな炭化ケィ素層を形成で きるものと考えられ、より一層耐久性を向上させることができる。
[0024] また、カーボン材の密度の上限は、カーボン材の圧縮性、カーボン成型体の突合 せ接合部の表面状態、カーボン材と接触するシリコン融液の量、カーボン成型体の 大きさ'形状等により適宜決定すればよいが、工業的なシリコンの製造においては、 2 . Og/cm3以下であることが好ましい。尚、カーボン材の密度を 2. Og/cm3以下に することにより、カーボン材に適度な弾力性が得られるため、間隙拡大部の上下面に カーボン材が密着し、シリコン融液が通過する空隙を効果的に埋めることができる。
[0025] 本発明において、カーボン成型体同士の突合せ部の間隙に、密度が 1. Og/cm3 以上のカーボン材を介在させるには、一定の粒度を有したカーボン粉末を噴霧させ 、カーボン材を介在させる方法も考えられるが、カーボン製筒状容器を施工する際の 操作性を考慮すると、パッキン及びガスケット材として用いられる黒鉛の層状構造で ある平板状成形物、またはカーボン粉体を圧縮成形した成形物を使用することが好 ましい。また、前記カーボン材の成形物において、圧縮性があるものを間隙に介在さ せれば、間隙拡大部の上下面にカーボン材が密着し、間隙を効果的に塞ぐことがで きる。
[0026] なお、接合部におけるカーボン材の密度は、カーボン材の重量と間隙拡大部の容 積とから計算される。
カーボン材の大きさ、すなわちカーボン材の厚み a、幅 bは、間隙拡大部の大きさと 略等しい。すなわちカーボン材の厚み aは、特に制限されるものではなぐ使用する力 一ボン成型体の材質、寸法、強度、間隙拡大部の形状、接触するシリコン融液の量 等により適宜設定すればよい。厚みが大きくなりすぎるとカーボン材と生成する炭化 ケィ素層との熱膨張差により、ひび割れが発生しやすくなるため、可能な限り厚みを 薄くすることが好ましい。工業的なシリコン製造用反応器においては、該厚み aは、好 ましくは 1. 0 μ m〜1000 μ m、更に好ましくは 1. 0 μ m〜100 μ mである。
[0027] またカーボン材の幅 bも、特に制限されるものではなぐ使用するカーボン成型体の 材質、寸法、強度、突合せ部の形状、接触するシリコン融液の量等により適宜設定す ればよい。中でも、工業的なシリコン製造用反応器においては、 5. 0〜30. Omm程 度が好ましい。
産業上の利用可能性
[0028] 本発明に係るカーボン製筒状容器は、複数個のカーボン製の円筒部材を連結する ことで構築され、内周壁において連結部の隙間が密閉されている。したがって、たと えば本発明のカーボン製筒状容器をシリコン製造に用いた際に、シリコン融液が器 壁内に浸入 '固化して連結部が破損する恐れがない。また、原料ガスやシリコン融液 が器壁を透過して漏洩することがないので反応効率がよぐ筒状容器周辺を汚染-損 傷することもない。ネジ部はひずみもなく確実に固定され、ゆるまないので、連結部の 機械的強度が高い。多数の部材を連結することによって、一体成型品に匹敵する密 閉性、信頼性および強度を備えた大型の筒状容器とすることができる。
<実施例 1〜5、比較例 1 >
筒状容器の材質が等方性カーボンであり、外径 75mm、内径 45mm、長さ 1000m mの円筒形で長さ方向に 5分割され、端部がネジ構造である筒状容器を接合した。 内周壁側突合せ面における環状平面の表面粗さおよび幅を表 1に示す。
[0029] こうして接合された筒状容器を多結晶シリコン製造装置に装着し、トリクロロシラン 1 Okg/Hと水素 40Nm3/Hとの混合ガスを筒状容器内部に流通させ、高周波加熱 によって筒状容器を 1450°C以上に昇温させ、多結晶シリコンを 100時間溶融状態 で析出させ筒状容器下端より連続的に落下させてシリコンを得た。反応後、製造装 置カゝら筒状容器を取り出し、筒状容器の状態を確認した。
[0030] 結果を表 1に示す。
[0031] [表 1]
Figure imgf000011_0001
図面の簡単な説明
[0032] [図 1]本発明の筒状容器の代表的な態様を示す斜視図を示す。
[図 2]本発明の筒状容器を構成する円筒部材の連結部の模式図を示す。
[図 3]本発明の筒状容器を構成する円筒部材の連結部の模式図を示す。
[図 4]突合せ面の外周方向端部にカーボン材を介在せしめた状態を示す。
[図 5]突合せ面の外周方向端部にカーボン材を介在せしめた状態を示す。
[図 6]突合せ面の外周方向端部にカーボン材を介在せしめた状態を示す。
[図 7]突合せ面の外周方向端部にカーボン材を介在せしめた状態を示す。
符号の説明
[0033] 1 筒状容器
2 円筒部材 円筒部材 ネジ部 ネジ部 内周壁 内周壁 環状平面 環状平面 突合せ面 カーボン材

Claims

請求の範囲
[1] 複数のカーボン製円筒部材をそれぞれの端部の周に沿って設けられたネジ部で互 いに連結することによって多段的に構築されるカーボン製筒状容器であって、 前記の互いに連結し合う円筒部材が、連結の際に内周壁側に環状の突合せ面を 形成するような、内周壁力ゝら径方向に延在した環状平面をそれぞれ有し、
前記の突合せ面を形成するそれぞれの環状平面の表面粗さ (Ra)の和が 1〜: LOO μ mであることを特徴とするカーボン製筒状容器。
[2] 前記環状平面の外周方向端部に形成された環状の間隙拡大部を有し、該間隙拡 大部にカーボン材を介在せしめたことを特徴とする請求項 1に記載のカーボン製筒 状谷器。
[3] 内周壁表面が、炭化ケィ素化されてなる請求項 1または 2に記載のカーボン製筒状 谷器。
PCT/JP2005/011518 2004-06-23 2005-06-23 カーボン製筒状容器 WO2006001328A1 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/630,663 US20090311450A1 (en) 2004-06-23 2005-06-23 Tubular container made of carbon
CA2572194A CA2572194C (en) 2004-06-23 2005-06-23 Carbon columnar container
EP05753511A EP1772430A4 (en) 2004-06-23 2005-06-23 TUBULAR CONTAINER OF CARBON
JP2006528580A JP4762900B2 (ja) 2004-06-23 2005-06-23 カーボン製筒状容器
AU2005257313A AU2005257313B2 (en) 2004-06-23 2005-06-23 Tubular container made of carbon
NO20070367A NO20070367L (no) 2004-06-23 2007-01-23 Rorformet beholder laget i karbon

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004185436 2004-06-23
JP2004-185436 2004-06-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2006001328A1 true WO2006001328A1 (ja) 2006-01-05

Family

ID=35781784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2005/011518 WO2006001328A1 (ja) 2004-06-23 2005-06-23 カーボン製筒状容器

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20090311450A1 (ja)
EP (1) EP1772430A4 (ja)
JP (1) JP4762900B2 (ja)
AU (1) AU2005257313B2 (ja)
CA (1) CA2572194C (ja)
NO (1) NO20070367L (ja)
WO (1) WO2006001328A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5653857B2 (ja) * 2011-07-25 2015-01-14 株式会社トクヤマ ポリシリコン受け容器
US10407310B2 (en) 2017-01-26 2019-09-10 Rec Silicon Inc System for reducing agglomeration during annealing of flowable, finely divided solids

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03279274A (ja) * 1990-03-28 1991-12-10 Ngk Insulators Ltd セラミック接合体
JP2002029726A (ja) * 2000-05-11 2002-01-29 Tokuyama Corp シリコン生成用反応装置
JP2003054933A (ja) * 2001-06-05 2003-02-26 Tokuyama Corp シリコン生成用反応装置
JP2003192461A (ja) * 2001-12-26 2003-07-09 Kyocera Corp 炭化珪素接合体及びその接合方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA677473A (en) * 1964-01-07 A. Parken Edward Joint for carbon tubes
US2894776A (en) * 1954-08-12 1959-07-14 Union Carbide Corp Electrode joint
US3822902A (en) * 1972-12-13 1974-07-09 Exxon Production Research Co Connection for pipe joints
US4332295A (en) * 1980-05-19 1982-06-01 Hague International Composite ceramic heat exchange tube
US4705307A (en) * 1984-09-21 1987-11-10 James B. N. Morris Tubular goods joint
DE3904200A1 (de) * 1989-02-13 1990-08-16 Kempchen & Co Gmbh Dichtungsanordnung, insbesondere hochdruck-dichtungsanordnung

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03279274A (ja) * 1990-03-28 1991-12-10 Ngk Insulators Ltd セラミック接合体
JP2002029726A (ja) * 2000-05-11 2002-01-29 Tokuyama Corp シリコン生成用反応装置
JP2003054933A (ja) * 2001-06-05 2003-02-26 Tokuyama Corp シリコン生成用反応装置
JP2003192461A (ja) * 2001-12-26 2003-07-09 Kyocera Corp 炭化珪素接合体及びその接合方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2006001328A1 (ja) 2008-04-17
AU2005257313B2 (en) 2009-05-21
CA2572194C (en) 2010-05-11
AU2005257313A1 (en) 2006-01-05
EP1772430A1 (en) 2007-04-11
CA2572194A1 (en) 2006-01-05
US20090311450A1 (en) 2009-12-17
JP4762900B2 (ja) 2011-08-31
NO20070367L (no) 2007-03-22
EP1772430A4 (en) 2011-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8998268B2 (en) Sinter bonded ceramic articles
KR100755575B1 (ko) 유리상 탄소제 이형 성형체, 그의 제조 방법 및 유리상 탄소제 성형체에의 연결 부재의 결합 구조
EP1365219B1 (en) Thermocouple protective tube
US20180363811A1 (en) Extended length tube structures
WO2002060834A1 (fr) Procede d&#39;assemblage de pieces en ceramique de haute purete
WO2006001328A1 (ja) カーボン製筒状容器
JP4818667B2 (ja) カーボン製筒状容器
RU2759000C1 (ru) Соединительные и герметизирующие запрессованные керамические детали
TW585930B (en) Corrosion-resistant member and a producing process thereof
JP3779348B2 (ja) 黒鉛部材の高純度化処理炉
JP4463541B2 (ja) シール剤および該シール剤を用いた反応容器の接合方法、反応容器
JP3683572B2 (ja) Cvd用反応容器
JP2000063177A (ja) 窒化アルミニウム質焼結体、金属埋設品および半導体保持装置
JP2000164572A (ja) 耐プラズマ性部材及びその製造方法
JP3941542B2 (ja) セラミックスと金属の気密接合構造及び該構造を有する装置部品
JP2006269820A (ja) 半導体熱処理炉用炉心管
JPH044748B2 (ja)
EP1357098A1 (en) Joining methode for high-purity ceramic parts
JP3861714B2 (ja) セラミックスヒータ及び該ヒータを用いた半導体/液晶製造装置
JP3803148B2 (ja) 積層部材の再生使用方法およびこれに使用する積層部材
JP4985215B2 (ja) 円筒形スパッタリングターゲットの製造方法
JP2014040345A (ja) ガスシール方法
JP2008159932A (ja) 基板保持体及びその製造方法
JP2006302884A (ja) セラミックスヒータ及び該ヒータを用いた半導体/液晶製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
AK Designated states

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): AE AG AL AM AT AU AZ BA BB BG BR BW BY BZ CA CH CN CO CR CU CZ DE DK DM DZ EC EE EG ES FI GB GD GE GH GM HR HU ID IL IN IS JP KE KG KM KP KR KZ LC LK LR LS LT LU LV MA MD MG MK MN MW MX MZ NA NG NI NO NZ OM PG PH PL PT RO RU SC SD SE SG SK SL SM SY TJ TM TN TR TT TZ UA UG US UZ VC VN YU ZA ZM ZW

AL Designated countries for regional patents

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): BW GH GM KE LS MW MZ NA SD SL SZ TZ UG ZM ZW AM AZ BY KG KZ MD RU TJ TM AT BE BG CH CY CZ DE DK EE ES FI FR GB GR HU IE IS IT LT LU MC NL PL PT RO SE SI SK TR BF BJ CF CG CI CM GA GN GQ GW ML MR NE SN TD TG

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2006528580

Country of ref document: JP

121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application
WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2572194

Country of ref document: CA

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

WWW Wipo information: withdrawn in national office

Ref document number: DE

REEP Request for entry into the european phase

Ref document number: 2005753511

Country of ref document: EP

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2005753511

Country of ref document: EP

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2005257313

Country of ref document: AU

ENP Entry into the national phase

Ref document number: 2005257313

Country of ref document: AU

Date of ref document: 20050623

Kind code of ref document: A

WWP Wipo information: published in national office

Ref document number: 2005257313

Country of ref document: AU

WWP Wipo information: published in national office

Ref document number: 2005753511

Country of ref document: EP

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 11630663

Country of ref document: US