明 細 書
新規イソキノリン誘導体 技術分野
本発明は医薬として有用な新規イソキノリン誘導体又はその塩に関する。 本発 明に係るイソキノリン誘導体は、 R h 0キナーゼ阻害作用を有し、 R h oキナー ゼが関与する疾患、 例えば、 緑内障等の眼疾患治療剤として有用である。 背景技術
低分子量 G T P結合タンパク質である R h oは種々の細胞膜受容体からのシグ ナルにより活性化される。 活性化された R h oは、 R h oキナーゼ情報伝達系及 びァクトミオシン情報伝達系を介して、 平滑筋収縮、 細胞の形態変化、 細胞運動 、 細胞分裂、 細胞間接着、 血小板凝集、 白血球凝集、 癌細胞の浸潤 ·亢進等、 種 々の細胞現象の分子スィツチとして機能する。
また、 これらの細胞現象が、 高血圧症、 狭心症、 喘息、 末梢循環障害、 早産、 動脈硬化症、 癌、 炎症性疾患、 自己免疫疾患、 A I D S、 受精及び受精卵の着床 、 骨粗鬆症、 脳機能障害、 細菌の消化管障害、 緑内障、 網膜症等の疾患に深く関 与していることが知られている。
したがって、 R h oを阻害することで、 前記の R h oが関与する疾患の予防及 ぴノ又は治療が可能になると考えられている。
一方、 R h oを介する情報伝達系の下流に存在する R h oキナーゼを阻害する ことによつても、 R h oによる種々の細胞現象を抑制できることが知られている すなわち、 R h oキナーゼを阻害する化合物は、 前記の R h oが関与する疾患 、 例えば、 高血圧症、 狭心症、 喘息、 末梢循環障害、 早産、 動脈硬化症、 癌、 炎 症性疾患、 自己免疫疾患、 A I D S、 受精及び受精卵の着床、 骨粗鬆症、 脳機能
障害、 細菌の消化管障害、 録内障、 網膜症等の有効な予防及び Z又は治療剤とな ると考えら lている (国嚓公 l WO 98/06433号パンフレット) 。
R h. oキナーゼ阻害剤は、 一般的に R h oの活性化に伴い活性化されるセリン /スレオニンキナーゼの阻害剤として定義されている。 その Rh oキナーゼ阻害 剤にま、 R OK a (ROCK— II) 、 R O K i3 (ROCK— I、 1 60 RO C K) 、 その他のセリンノスレオニンキナーゼ活性を有するタンパク質を阻害する 化合^等が含まれる。
公知の R h oキナーゼ阻害剤としては、 国際公開 WO 98 / 06433号パン フレツ トに開示されているアミ ド誘導体、 国際公開 WO 97 / 23 222号パン フレッ ト、 N a t u r e, 389-, 990— 994 ( 1 9 97 ) 及ぴ国際公開 W 099 /640 1 1号パンフレツトに開示されているイソキノリンスルホニル誘 導体、 国際公開 WO 0 1 / 56 988号パンフレツトに開示されているヘテロサ イク レアミノ誘導体、 国際公開 WO 02/1 00833号パンフレツトに開示さ れているィンダゾ一ル誘導体、 国際公開 WO 02/076976号パンフレツ ト 及び国際公開 WO 02/0 76 97 7号パンフレツトに開示されているキナゾリ ン誘尊体等が挙げられる。
ま 、 R h oキナーゼ阻害剤が緑内障の治療剤として有用であることが国際公 開 WO 00 / 09 1 6 2号パンフレツト及 国際公開 W〇 00 / 5 79 14号パ ンフレツ トに開示されている。
しかしながら、 上記いずれの文献にも本発明に係るインダゾール誘導体につい ての具体的な開示はない。 発明の開示
医築として有用な新規イソキノリン誘導体を創製すること、 また、 その誘導体 の新たな薬理作用を見出すことは非常に興味のある課題である.。
本 明者等は、 上記の課題を解決するために新規イソキノリン誘導体の合成研
究を行い、 数多くの新規化合物を創製することに成功した。
また、 本 明に係るィ /キノリン誘導体の医薬としての有用性を種々検討した ところ、 本イソキノリン誘導体は R h oキナーゼ阻害作用を有し、 R h oキナー ゼ 関与する疾患の治療剤として有用であることを見出した。
さらに、 本イソキノリン誘導体の R h oキナーゼが関与する具体的な疾患への 適用を検証するために、 本ィソキノリン誘導体の眼圧下降作用についても検討し た。—その結果、 本イソキノリン誘導体は優れた眼圧下降作用を有しており、 緑内 障等の眼疾患治療剤としても有用であることを併せて見出し、 本発明を完成させ た。
すなわち、 本発明は、 下記一般式 [ I ] で表される化合物又はその塩 (以下、 特記なき限り 『本発明化合物』 とする)' 及び本発明化合物を含有する医薬組成物 に関し、 より詳しくは、 本発明化合物を有効成分とする R h oキナーゼ阻害剤に 関する発明であり、 例えば、 緑内障等の眼疾患治療剤に関する発明である。
本発明化合物は、 以下 1 ~ 4 ) に示す化学構造的特徴を有する :
1 ) 下記一般式 (a ) 〜 ( f ) で表される環構造を主骨格とする。
3 ) 環 Xがァミノ基で S換きれたアルキル基又はシクロアルキル基を有する。
4 ) 前記 3) のァミノ基がアルキル基又はシクロアルキル基の 1位に置換して いる。
それら 1〜4) の各構造的特徴及ぴノ又はそれらの組み合わせが、 本発明化合 物の R h oキナ一ゼ阻害作用の発現に重要である。
[式中、 環 Xはベンゼン環、 又は 1若しくは複数の窒素原子を環内に有する単環 式芳香族複素環を示し ;
環 Yは下記一般式 (a) 、 (b) 、 (c) 、 (d) 、 (e) 、 又は (f )
で表される環を示し ;
R1と R2は同一又は異なって、 水素原子、 又は置換若しくは無置換アルキル基を示 し ;
R1と R2は結合して、 置換又は無置換シクロアルカン環を形成してもよく ;
R 3と R 4は同一又は異なって、 ハロゲン原子、 水素原子、 ヒドロキシ基、 置換若し くは無置換テルコキシ基 筐換若しくは無置換アルケニルォキシ基、 置換若しく は無置換アルキニルォキシ基、 置換若しくは無置換シクロアルキルォキシ基、 置 換若し くは無置換シクロアルケニルォキシ基、 置換若しくは無置換ァリールォキ シ基、 置換若しくは.無置換アルキル基、 置換若しくは無置換アルケニル基、 置換 若しく は無置換アルキニル基、 置換若しくは無置換シクロアルキル基、 置換若し くは無置換シクロアルケニル基、 置換若しくは無置換ァリール基、 カルボキシ基 又はそのエステル若しくはそのアミ ド、 ヒドロカルボ二ル基、 置換若しくは無置 換アルキルカルボ二ル基、 置換若しくは無置換ァリ一ルカルポニル基、 アミノ基 、 置換若しくは無置換アルキルアミノ基、 置換若しくは無置換ァリールアミノ基 、 メルカプト基、 置換若しくは無置換アルキルチオ基、 置換若しくは無置換ァリ 一ルチオ基、 スルフィン酸基又はそのエステル若しくはそのアミ ド、 ヒドロスル フィニル基、 置換若しくは無置換アルキルスルフィエル基、 置換若しくは無置換 ァリールスルフィニル基、 スルホン酸基又はそのエステル若しくはそのアミ ド、 ヒドロスルホニル基、 置換若しくは無置換アルキルスルホニル基、 置換若しくは 無置換ァリールスルホニル基、 ニトロ基、 シァノ基、 及び置換若しくは無置換単 環式複素環からなる群より選択される 1又は複数の基を示す。 以下、 同じ。 ] 本 ¾明は医薬として有用な新規ィソキノリン誘導体又はその塩を提供する。 特 に本 明に係るイソキノリン誘導体は、 優れた R h 0キナーゼ阻害作用を有し、 R h o キナーゼが関 する疾患、 例えば、 緑内障等の眼疾患治療剤として有用で ある。 図面の簡単な説明
図 1 は、 各投与群の眼圧の経時変化を示すグラフである。 眼圧は初期眼圧から の変 ί匕値で示す。 口は被験化合物 1投与群を、 〇はコントロール群を示す。
図 2は、 各投与群の眼圧の経時変化を示すグラフである。 眼圧は初期眼圧からの 変ィヒ値で示す。 口は被験化合物 2投与群を、 〇はコントロール群を示す。 発明を実施するための最良の形態
本明細書中で規定した各環、 原子又は基について以下に詳しく説明する。
『 1若しくは複数の窒素原子を環内に有する単環式芳香族複素環』 とは、 1又 は 2個の窒素原子を環内に含み、 かつ酸素原子及び 又は硫黄原子を含んでいて もよい単環式芳香族複素環を示す。 具体例として、 窒素原子を環内に有するピロ —リレ、 ピラゾール、 イミダゾール、 ピリジン、 ピリダジン、 ピリミジン、 ピラジ ン等が、 窒素原子と酸素原子を環内に有するォキサゾール、 イソォキサゾ一ル等 が、 窒素原子と硫黄原子を環内に有するチアゾ一ル、 イソチアゾール等が挙げら れる。
『シクロアルカン環』 とは、 炭素原子数 3〜 8個のシクロアルカン環を示す。 具体例として、 シクロプロパン、 シクロブタン、 シクロペンタン、 シクロへキサ ン、 シクロヘプタン、 シクロォグタン等が挙げられる。
『単環式複素環』 とは、 窒素原子、 酸素原子及び硫黄原子から選択される 1又 は複数のへテロ原子を環内に'有する飽和あるいは不飽和の単環式複素環を示す。 飽和の単環式複素環の具体例として、 窒素原子を環内に^するピロリジン、 ピ ラ ゾリジン、 イミダゾリジン、 トリァゾリジン、 ピぺリジン、 へキサヒドロピリ ダジン、 へキサヒドロピリミジン、 ピぺラジン、 ホモピぺリジン、 ホモピペラジ ン等が、 酸素原子を環内に有するテトラヒドロフラン、 テトラヒドロピラン等が 、 硫黄原子を環内に有するテトラヒドロチォフェン、 テトラヒドロチォピラン等 が、 窒素原子と酸素原子を環内に有するォキサゾリジン、 イソォキサゾリジン、 モルホリン等が、 窒素原子と硫黄原子を環内に有するチアゾリジン、 イソチアゾ リ ジン、 チオモルホリン等が挙げられる。
不飽和の単環式複素環の具体例として、 窒素原子を環内に有するジヒドロピロ
—ル、 ピロ一ル、 ジヒドロピラゾール、 ピラゾール、 ジヒドロイミダゾ一ル、 ィ ミダゾーノレ、''ジヒ ド口ト―リァゾール、 トリアゾ一ル、 テドラヒドロピリジン、 ジ ヒドロピリジン、 ピリジン、 テトラヒドロピリダジン、 ジヒドロピリダジン、 ピ リダジン、 テトラヒドロピリミジン、 ジヒドロピリミジン、 ピリミジン、 テトラ ヒドロビラジン、 ジ.ヒドロビラジン、 ピラジン等が、 酸素原子を環内に有するジ ヒドロフラン、 フラン、 ジヒドロピラン、 ピラン等が、 硫黄原子を環内に有する ジヒドロチォフェン、 チォフェン、 ジヒドロチォピラン、 チォピラン等が、 窒素 原子と酸素原子を環内に有するジヒドロォキサゾ一ル、 ォキサゾ一ル、 ジヒドロ イソォキサゾ一ル、 イソォキサゾ一ル、 ジヒドロォキサジン、 ォキサジン等が、 窒素原子と硫黄原子を環内に有するジヒドロチアゾ一ル、 チアゾ一ル、 ジヒドロ イソチア、ノール、 イソチアゾ一ル、 ジヒドロチアジン、 チアジン等が挙げられる
『ハロゲン原子』 とは、 フッ素、 塩素、 臭素又はヨウ素を示す。
『アルキル』 とは、 炭素原子数 1 ~ 6個の直鎖又は分枝のアルキルを示す。 具 体例として、 メチル、 ェチル、 n—プロピル、 n—プチル、 一ペンチル、 n— へキシル、 イソプロピル、 イソブチル、 s e c—プチル、 t e r ίーブチル、 ィ ソペンチノレ等が挙げられる。
『アルコキシ』 とは、 炭素原子数 1 ~ 6 iiの直鎖又は分枝のアルコキシを示す 。 具体例 として、 メ トキシ、 エトキシ、 _π—プロポキシ、 η—ブトキシ、 l—ぺ ン卜キシ、 n一へキシルォキシ、 イソプロポキシ、 イソブトキシ、 s e c—ブト キシ、 t e r t—ブトキシ、 イソペン卜キシ等が挙げられる。
『アルゲニルォキシ』 とは、 炭素原子数 2 ~ 8個の直鎖又は分枝のアルケニルォキ シを示す。 具体例として、 ビニルォキシ、 ァリルォキシ、 1 一プロぺニルォキシ 、 3—ブテニルォキシ、 3—ペンテニルォキシ、 4—へキセニルォキシ、 5—へ プテニル才キシ、 7 —ォクテニルォキシ、 1 —メチルビニルォキシ基等が挙げら れる。
『アルキニルォキシ』 とは、 炭素原子数 2 ~ 8個の直鎖又は分枝のアルキニルォキ シを示す。 体例として、 エヂニルォキシ、 2—プロピニルォキシ、 2—プチ二 ル才キシ、 3—ペンチニルォキシ、 4一へキシニルォキシ、 5—へプチ二ルォキ シ、 7—才クチニルォキシ、 2—メチルプチニルォキシ基等が挙げられる。
『シクロアルキルォキシ』 とは、 炭素原子数 3〜8個のシクロアルキルォキシ を示す。 具体例として、 シクロプロピルォキシ、 シクロブチルォキシ、 シクロべ ンチルォキシ、 シクロへキシルォキシ、 シクロへプチルォキシ、 シクロォクチル ォキシ等が挙げられる。
『シクロアルケニルォキシ』 とは、 炭素原子数 3〜8個のシクロアルケニルォ キシを示す。 具体例として、 シクロプロべニルォキシ、 シクロブテニルォキシ、 シクロペンテニルォキシ、 シクロへキセニルォキシ、 シクロへプテニルォキシ、 シクロォクテニルォキシ等が挙げられる。
『ァリールォキシ』 とは、 炭素原子数が 6〜; 1 4個の単環式又は 2環式若しくは 3 環式の縮合多環式芳香族炭化水素ォキシを示す。 具体例としてフエノキシ、 ナフチル オギシ、 アントリルォキシ、 フエナントリルォキシ等が挙げられる。
『ァルケニル』 とは、 炭素原子数 2 ~ 8個の直鎖又は分枝のアルケニルを示す 。 具体例として、 ピニル、 ァリル、 1一プロぺニル、 3—ブテニル、 3—ペンテ 二 レ、 4—へキセニル、 5—へプテニル、 7—ォクテニル、 1ーメチルビニル基 等^ S挙げられる。
『アルキニル』 とは、 炭素原子数 2 ~ 8個の直鎖又は分枝のアルケニルを示す 。 具体例として、 ェチニル、 2—プロピニル、 2—プチニル、 S—ペンチニル、 4—へキシニル、 5—へプチニル、 7—ォクチニル、 2—メチルブチニル基等が 挙^ ϊられる。
『シクロアルキル』 とは、 炭素原子数 3 ~ 8個のシクロアルキルを示す。 具体 例として、 シクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチル、 シクロォクチル等が挙げられる。
『シクロアルケニル』 とは、 炭素原子数 3〜 8個のシクロアルケニルを示す。 具体例として、 シクロプロべニル、 シクロブテニル、 シクロペンテニル、 シクロ へキセニル、 シクロへプテニル、 シクロォクテニル等が挙げられる。
『ァリール』 とは、 炭素原子数 6 ~ 1 4個の単環式又は 2環式若しくは 3環式 の縮合多環式芳香族炭化水素を示す。 具体例として、 フエニル、 ナフチル、 アン トリル、 フエナントリル等が挙げられる。
『_カルポキシ基のエステル』 とは、 カルポキシ基とアルキルアルコール、 ァリ —ルアフレコ一ル等とからなるエステルを示す。 アルキルアルコールの具体例とし て、 メタノール、 エタノール、 プロパノール、 ブタノール等が挙げられ、 ァリ一 ルアルコールの具体例として、 フエノール、 ナフトール等が挙げられる。
『カルポキシ基のアミ ド』 とは、 カルポキシ基とアンモニア、 1級又は 2級ァ ミン等とからなるアミ ドを示す。 アミンはアルキルァミンでも、 ァリールァミン でもよく、 アルキルァミンの具体例として、 メチルァミン、 ェチルァミン、 ェチ ルメチルァミン、 ジメチルァミン、 ジェチルァミン、 ジへキシルァミン等が挙げ られ、 ァリ一ルァミンの具体例として、 ァニリン、 ナフチルァミン、 メチルフエ ニルァミン、 ェチルフエニルァミン、 ジフエニルァミン等が挙げられる。
『ァ レキル力ルポニル』 とは、 炭素原子数 2 ~ 7個の直鎖又は分枝のアルキルカル ポニルを示す。 具体例として、 メチルカルボニル、 ェチルカルポニル、 一プロ ピル力ルポニル、 一ブチルカルボニル、 Ώ—ペンチルカルポニル、 —へキシ ルカルポニル、 イソプロピル力ルポニル、 イソプチルカルポニル、 s e c—プチ ルカルポニル、 ί e r ί—プチルカルポニル、 イソペンチルカルポニル等が挙げ られる。
『ァリールカルボニル』 とは、 炭素原子数が 7〜1 5個の単環式又は 2環式若しくは 3環式の縮合多環式芳香族炭化水素力ルポニルを示す。 具体例としてフエニルカル ポニル、 ナフチルカルポニル、 アントリル力ルポニル、 フエナントリルカルボニル等 が挙げられる。
『ァ>レキルアミノ』 とは、 モノ又はジアルキルアミノを示す。 具体例として、 メチルァ ミノ、 : E1チルアミノ、 ェチ)レ チルァミノ、 ジメチルァミノ、 ジェチルァミノ、 ジへキシ ルアミ Z等が挙げられる。
『ァリ一ルァミノ』 とは、 モノ又はジァリ一ルァミノを示す。 具体例として、 フエニル ァミノ、 ナフチルァミノ、 メチルフエニルァミノ、 ェチルフエニルァミノ、 ジフエニルァ ミノ等が、挙げられる。
『ア レキルチオ』 とは、 炭素原子数 1 ~ 6個の直鎖又は分枝のアルキルチオを示 す。 具体例として、 メチルチオ、 ェチルチオ、 _π—プロピルチオ、 一プチルチ ォ、 . 一ペンチルチオ、 一へキシルチオ、 イソプロピルチオ、 ィソブチルチオ 、 s e c一プチルチオ、 t e r t一プチルチオ、 イソペンチルチオ等が挙げられ る。
『ァ U—ルチオ』 とは、 炭素原子数が 6〜1 4個の単環式又は 2環式若しくは 3環式 の縮合多環式芳香族炭化水素チォを示す。 具体例としてフエ二ルチオ、 ナフチルチオ 、 アン卜リルチオ、 フエナントリルチオ等が挙げられる。
『ス レフイン酸基のエステル』 とは、 スルフィン酸基とアルキルアルコール、 ァリ —ルアクレコール等とからなるエステルを示す。 アルキルアルコールの具体例とし て、 メタノール、 エタノール、 プロパノール、 ブ夕ノール等が挙げられ、 ァリー ルアルコールの具体例として、 フエノール、 'ナフトール等が挙げられる。
『ス レフイン酸基のアミド』 とは、 スルフィン酸基とアンモニア、 1級又は 2級ァ ミン等とからなるアミ ドを示す。 アミンはアルキルァミンでも、 ァリ一ルァミン でもよく、 アルキルアミンの具体例として、 メチルァミン、 ェチルアミン、 ェチ ルメチノレアミン、 ジメチルァミン、 ジェチルァミン、 ジへキシルァミン等が挙げ られ、 ァリ一ルァミンの具体例として、 ァニリン、 ナフチルァミン、 メチルフエ ニルアミン、 ェチルフエニルァミン、 ジフエニルァミン等が挙げられる。
『アレキルスルフィエル』 とは、 炭素原子数 1〜 6個の直鎖又は分枝のアルキルス ルフィニルを示す。 具体例として、 メチルスルフィニル、 ェチルスルフィニル、
刀一プロピルスルフィニル、 nーブチルスルフィニル、 n一ペンチルスルフィ二 フレ、 一へ丰シルスルヅィニル、 ィソプロピルスルフィニル、 イソプチルスルフ ィニル、 s e c—ブチルスルフィニル、 ί e r ί—ブチルスルフィニル、 イソべ ンチルスルフィニル等が挙げられる。
『ァリールスルフィニル』 とは、 炭素原子数が 6 ~ 1 4個の単環式又は 2環式若しく 3環式の縮合多環式芳香族炭化水素スルフィニルを示す。 具体例としてフエニル スルフィニル、 ナフチルスルフィニル、 アントリルスルフィエル、 フエナントリルスルフ ィニル等が挙げられる。
『スルホン酸基のエステル』 とは、 スルホン酸基とアルキルアルコール、 ァリール アルコール等とからなるエステルを示す。 アルキルアルコールの具体例として、 メタノール、 エタノール、 プロパノール、 ブタノール等が挙げられ、 ァリールァ ^/コールの具体例として、 フエノール、 ナフトール等が挙げられる。
『スルホン酸基のアミド』 とは、 スルホン酸基とアンモニア、 1級又は 2級ァミン 等とからなるアミ ドを示す。 アミンはアルキルアミンでも、 ァリールァミンでも よく、 アルキルァミンの具体例として、 メチルァミン、 ェチルァミン、 ェチルメ チルァミン、 ジメチルァミン、 ジェチルァミン、 ジへキシルァミン等が挙げられ 、 ァリ一ルアミンの具体例として、 ァニリン、 ナフチルァミン、 メチルフエニル ァミン、' ェチルフエニルァミン、 ジフエニルァミン等が挙げられる。
『アルキルスルホニル』 とは、 炭素原子数 1〜 6個の直鎖又は分枝のアルキルスル ホニルを示す。 具体例として、 メチルスルホニル、 ェチルスルホニル、 一プロ ピルスルホニル、 Ώーブチルスルホニル、 η一ペンチルスルホニル、 η—へキシ レスルホニル、 イソプロピルスルホニル、 イソプチルスルホニル、 s e c—ブチ レスルホニル、 t e r tーブチルスルホニル、 ィソペンチルスルホニル等が挙げ られる。
『ァリールスルホニル』 とは、 炭素原子数が 6 ~ 1 4個の単環式又は 2環式若しくは 3環式の縮合多環式芳香族炭化水素スルホニルを示す。 具体例としてフエニルスル
ホニル、 ナフチルスルホニル、 アントリルスルホニル、 フエナントリルスルホニル等 が挙げられる。' "
『アルコキシィミノ』 とは、 炭素原子数 1〜 6個の直鎖又は分枝のアルコキシイミ ノを示す。 具体例として、 メトキシィミノ、 エトキシィミノ、 Ώ—プロポキシィ ミノ、 n—ブトキシィミノ、 —ペントキシィミノ、 n—へキシルォキシィミノ 、 イソプロボキシィミノ、 イソブトキシィミノ、 s e c—ブトキシィミノ、 t e r ί—ーブトキシィミノ、 イソペントキシィミノ等が挙げられる。
『ァリールォキシィミノ』 とは、 炭素原子数が 6〜1 4個の単環式又は 2環式若し くは 3環式の縮合多環式芳香族炭化水素ォキシィミノを示す。 具体例としてフエノ キシィミノ、 ナフチルォキシィミノ、 アントリルォキシィミノ、 フエナントリルォキシィ ミノ等が挙げられる。
『置換シクロアルカン環』 とは、 八ロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキシ基、 ァ リールォキシ基、 アルキル基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 力ルポキシ基又はそのェ ステル若しくはそのアミド、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリ一ルァミノ基、 ニトロ基 、 及びシァノ基から選択される 1又は複数の基を置換基として有するシクロアルカン環を 示す。
『置換単環式複素環』 とは、 その炭素原子部分がハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 ァ レコキジ基、 ァリールォキシ基、 アルキル基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 カルポキ シ基又はそのエステル若しくはそのアミド、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリールアミ ノ基、 メルカプト基、 アルキルチオ基、 ァリ一ルチオ基、 ホルミル基、 アルキルカルボ二 レ基、 ァリ一ルカルポニル基、 ニトロ基、 及ぴシァノ基から選択される 1又は複数の基を 置換基として有する単環式複素環基を示す。
『置換アルキル基』 とは、 ハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキシ基、 ァリールォ キシ基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 ハロゲン原子で置換されたァリール基、 アルコ キシ基で置換されたァリール基、 力ルポキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、 ァ ミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリールアミノ基、 ニトロ基、 シァノ基、 ヒドロキシィミノ
基、 アルコキシィミノ基、 及ぴァリ一ルォキシィミノ基から選択される 1又は複数の基を 置換基として^ *するアルキル基を示す。
『置換アルコキシ基』 とは、 ハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキシ基、 ァリ一 ルォキシ基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 ハロゲン原子で置換されたァリール基、 ァ ルコキシ基で置換されたァリール基、 力ルポキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド 、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリールアミノ基、 ニトロ基及びシァノ基から選択され る 1又は複数の基を置換基として有するアルコキシ基を示す。
『置換アルケニルォキシ基』 とは、 ハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキシ基、 ァリールォキシ基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 ハロゲン原子で置換されたァリール 基、 アルコキシ基で置換されたァリール基、 力ルポキシ基又はそのエステル若しくはその アミド、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリールアミノ基、 ニトロ基、 及びシァノ基から 選択される 1又は複数の基を置換基として有するアルケニルォキシ基を示す。
『置換アルキニルォキシ基』 とは、 ハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキシ基、 ァリールォキシ基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 八ロゲン原子で置換されたァリール 基、 アルコキシ基で置換されたァリール基、 カルボキシ基又はそのエステル若しくはその アミド、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリールアミノ基、 ニトロ基、 及びシァノ基から 選択される 1又は複数の基を置換基として有するアルキニルォキシ基を示す。
『置換シクロアルキルォキシ基』 とは、 ハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキシ 基、 ァリールォキシ基、 アルキル基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 力ルポキシ基又は そのエステル若しくはそのアミド、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリ一ルァミノ基、 二 トロ基、 及びシァノ基から選択される 1又は複数の基を置換基として有するシクロアルキ ルォキシ基を示す。
『置換シクロアルケニルォキシ基』 とは、 ハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキ シ基、 ァリールォキシ基、 アルキル基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 力ルポキシ基又 はそのエステル若しくはそのアミド、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリールアミノ基、 ニトロ基、 及びシァノ基から選択される 1又は複数の基を置換基として有するシクロアル
3
ケニルォキシ基を示す。
『置換ァ U—ルォキシ—基』 'とは、 ハロゲン原子、 ヒドロ'キシ基、 アルコキシ基、 ァ リールォキシ基、 アルキル基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 カルボキシ基又はそのェ ステル若しくはそのアミド、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリ一ルァミノ基、 ニトロ基 、 及ぴシァノ基から選択される 1又は複数の基を置換基として有するァリールォキシ基を 示す。
『—置換アルケニル基』 とは、 八ロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキシ基、 ァリー ルォキシ基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 ハロゲン原子で置換されたァリール基、 ァ ルコキシ基で置換されたァリ一ル基、 力ルポキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド 、 ァミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリ一ルァミノ基、 ニトロ基、 シァノ基、 及ぴカルポ二 ル基 (ォキソ基) から選択される 1又は複数の基を置換基として有するアルケニル基を示 す。
『置換アルキニル基』 とは、 ハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキシ基、 ァリー ルォキシ基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 ハロゲン原子で置換されたァリール基、 ァ ルコキシ基で置換されたァリール基、 力ルポキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド 、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリ一ルァミノ基、 ニトロ基、 及びシァノ基から選択さ れる 1又は複数の基を置換基として有するアルキニル基を示す。
『置換シクロアルキル基』 とは、 ハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキシ基、 ァ リールォキシ基、 アルキル基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 カルボキシ基又はそのェ ステル若しくはそのアミド、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリールアミノ基、 ニトロ甚 、 及びシァノ基から選択される 1又は複数の基を置換基として有するシクロアルキル基を 示す。
『置換シクロアルケニル基』 とは、 ハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキシ基、 ァリールォキシ基、 アルキル基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 カルボキシ基又はその エステル若しくはそのアミド、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリールアミノ基、 ニトロ 基、 及びシァノ基から選択される 1又は複数の基を置換基として有するシクロアルケニル
基を示す。
『置換ァ1 J—ル基』 とほ、'ハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 'テルコキシ基、 ァリ一ルォ キシ基、 アルキル基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 カルボキシ基又はそのエステル若 しくはそのアミド、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリ一ルァミノ基、 ニトロ基、 及びシ ァノ基から選択される 1又は複数の基を置換基として有するァリール基を示す。
『置換アルキルカルポニル基』 とは、 ハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキシ基 、 ァリールォキシ基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 ハロゲン原子で置換されたァリー ル基、 アルコキシ基で置換されたァリール基、 力ルポキシ基又はそのエステル若しくはそ のアミド、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリールアミノ基、 ニトロ基、 及びシァノ基か ら選択される 1又は複数の基を置換基として有するアルキル力ルポ二ル基を示す。
『置換ァリールカルボニル基』 とは、'ハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキシ基 、 ァリ一ルォキシ基、 アルキル基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 力ルポキシ基又はそ のエステル若しくはそのアミド、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリールアミノ基、 ニト 口基、 及びシァノ基から選択される 1又は複数の基を置換基として有するァリ一ルカルポ 二ル基を示す。
『置換アルキルアミノ基』 とは、 そのアルキル部分がハロゲン原子、 ヒドロキシ基 、 アルコキシ基、 ァリールォキシ基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 ハロゲン原子で置 換されたァリール基、 アルコキシ基で置換されたァリール基、 力ルポキシ基又はそのエス テル若しくはそのアミドアミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリールアミノ基、 ニトロ基、 及 びシァノ基から選択される 1又は複数の基を置換基として有するアルキルアミノ基を示す
『置換ァリ一ルァミノ基』 とは、 そのァリール部分がハロゲン原子、 ヒドロキシ基 、 アルコキシ基、 ァリールォキシ基、 アルキル基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 カル ポキシ基又はそのエステル若しくはそのアミド、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリール アミノ基、 ニトロ基、 及びシァノ基から選択される 1又は複数の基を置換基として有する ァリールアミノ基を示す。
『置換アルキルチオ基』 とは、 ハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキシ基、 ァリ ールォキシ基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 ハロゲン原子で置換されたァリール基、 アルコキシ基で置換されたァリール基、 力ルポキシ基又はそのエステル若しくはそのアミ ド、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリ一ルァミノ基、 ニトロ基、 及びシァノ基から選択 される 1又は複 の基を置換基として有するアルキルチオ基を示す。
『置換ァリ一ルチオ基』 とは、 ハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキシ基、 ァリ — ォキシ基、 アルキル基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 力ルポキシ基又はそのエス テル若しくはそのアミド、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリ一ルァミノ基、 ニトロ基、 及びシァノ基から選択される 1又は複数の基を置換基として有するァリールチオ基を示す 。
『置換アルキルスルフィニル基』 とは、 ハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキシ 基、 ァリールォキシ基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 ハロゲン原子で置換されたァリ —ル基、 アルコキシ基で置換されたァリール基、 力ルポキシ基又はそのエステル若しくは そのアミド、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリールアミノ基、 ニトロ基、 及ぴシァノ基 から選択される 1又は複数の基を置換基として有するアルキルスルフィニル基を示す。
『置換ァリ一ルスルフィニル基』 とは、 ハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキシ 基、 ァリールォキシ基、 アルキル基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 カルボキシ基又は そのェズテル若しくはそのアミド、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリールアミノ基、 二 トロ基、 及びシァノ基から選択される 1又は複数の基を置換基として有するァリ一ルスル フィニル基を示す。
『置換アルキルスルホニル基』 とは、 ハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキシ基 、 ァリールォキシ基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 ハロゲン原子で置換されたァリ一 ル基、 アルコキシ基で置換されたァリール基、 カルボキシ基又はそのエステル若しくはそ のアミド、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリールアミノ基、 ニトロ基、 及びシァノ基か ら選択される 1又は複数の基を置換基として有するアルキルスルホ二ル基を示す。
『置換ァリ一ルスルホニル基』 とは、 ハロゲン原子、 ヒドロキシ基、 アルコキシ基
、 ァリ一ルォキシ基、 アルキル基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 力ルポキシ基又はそ のエステル若しくはそのァ ド、'ァミノ基、 アルキルアミノ基、 ァリールアミノ基、 ニト 口基、 及びシァノ基から選択される 1又は複数の基を置換基として有するァリールスルホ 二ル基を示す。
本発明化合物が、 遊離の、 ヒドロキシ基、 アミノ基、 アルキルアミノ基又はァ リー レアミノ基を置換基として有する場合、 それらの基は保護基で保護されてい てもよい。
遊離のヒドロキシ基の保護基とは、 メトキシメチル基、 ベンジル基、 トリチル 基、 4ーメ トキシフエ二ルメチル基、 ベンジルォキシメチル基、 メチル基、 ァリ ル基等の置換若しくは無置換アルキル基又は無置換アルケニル基; 3—プロモテ トラヒ ドロビラ二ル基、 テトラヒドロビラニル基、 テトラヒドロフラニル基等の 置換若しくは無置換複素環基; トリフルォロアセチル基、 ァセチル基、 4一クロ 口ベンゾィル基、 ベンゾィル基等の置換若しくは無置換アルキル力ルポ二ル基又 は置換若しくは無置換ァリールカルボニル基; ベンジルォキシカルポニル基、 4 ーメ 卜キシベンジルォキシカルボニル基、 9一フルォレニルメトキシカルポニル 基、 トキシカルポニル基、 エトキシカルポニル基、 イソブトキシカルポニル基 、 t e r f —ブトキシカルボニル基、 ビニルォキシカルポニル基、 ァリルォキシ カルポニル基、 4—ニト口フエニルォキシカルポニル基、 フエニルォキシカルポ ニル基等の置換若しくは無置換アルキルォキシカルポニル基、 無置換アルケニル ォキシ力ルポニル基又は置換若しくは無置換ァリールォキシカルポニル基; トリ メチ レシリル基、. トリェチルシリル基、 トリイソプロビルシリル基、 t e r t— プチ レジメチルシリル基、 t e r ί一プチルジフエニルシリル基等の置換シリル 基;等の遊離のヒドロキシ基の保護基として汎用されるものを示す。
遊離の、 アミノ基、 アルキルアミノ基又はァリールァミノ基の保護基とは、 ベ ンジ レ基、 トリチル基、 ジフエニルメチル基、 (4ーメトキシフエ二ル)ジフエ二 ルメチル、 ァリル基等の置換アルキル基又は無置換アルケニル基; ヒドロカルポ
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ニル基すなわちホルミル基; トリクロロアセチル基、 トリフルォロアセチル基、 ァセチル基、' 4一クロ口ベンゾィル基、 ベンゾィル基、 'ピコリノィル基等の置換 若しくは無置換アルキルカルポニル基、 置換若しくは無置換ァリールカルポニル 基又は無置換複素環カルポニル基; 2 , 2 , 2—トリクロ口エトキシカルポニル 基、 ベンジルォキシカルポニル基、 ジフエ二ルメ トキシカルポニル基、 メトキシ カルポニル基、 イソブトキシカルポニル基、 ί e r ί—ブトキシカルポニル基、 3一二トロフエノキシカルボニル、 フエノキシ力ルポニル基等の置換若しくは無 置換アルキルォキシカルポニル又は置換若しくは無置換ァリールォキシカルポ二 ル基 ; ベンジルスルホニル基、 トリルスルホニル基、 メチルスルホニル基、 4一 クロ口フエニルスルホニル基、 2 , 4 , 6—トリメチルフエニルスルホニル基、 フエニルスルホニル基等の置換若しくは無置換アルキルスルホニル基又は置換若 しくは無置換ァリ一ルスルホニル基;等の遊離の、 アミノ基、 アルキルアミノ基 又はァリールァミノ基の保護基として汎用されるものを示す。
また、 一般式 Iで表される本発明化合物の Υ環が、 一般式 (c:) 、 (d ) 、 ( e ) 又は ( f ) で表される環の場合、 それら窒素原子は保護基で保護されていて もよい。
一般式 (c ) 、 ( d ) 、 ( e ) 又は ( f ) で表される環の窒素原子の保護基と しては、 ベンジル基、 トリチル基、 ジフエ二ルメチル基、 (4ーメトキシフエニル )ジフエニルメチル、 ァリル基等の置換アルキル基又は無置換アルケニル基; ヒド ロカルポニル基すなわちホルミル基; トリクロロアセチル基、 トリフルォロアセ チル基、 ァセチル基、 4一クロ口ベンゾィル基、 ベンゾィル基、 ピコリノィル基 等の置換若しくは無置換アルキルカルポニル基、 置換若しくは無置換ァリ一ルカ ルポニル基又は無置換複素環カルポニル基; 2, 2, 2—トリクロ口エトキシカ ルポニル基、 ベンジルォキシカルボ二ル基、 ジフエニルメ トキシカルボニル基、 メ トキシカルポニル基、 イソブトキシカルポニル基、 t e r i—ブトキシカルポ ニル基、 フエノキシカルボ二ル基、 3—ニトロフエノキシ力ルポニル基等の置換
若しくは無置換アルキルォキシカルポニル又は置換若しくは無置換'ァリ一ルォキ シカルボ二ル基; ベンジ—ルス'ルホニル基、 トリルスルホニル基、 メチルスルホニ Jレ基、 4 一クロ口フエニルスルホニル基、 2, 4 , 6 —トリメチルフエニルスル ぉニル基、 フエニルスルホニル基等の置換若しくは無置換アルキルスルホニル基 叉は置換若しくは無置換ァリールスルホニル基;等の一般式 (c:) 、 (d ) 、 ( e ) 又は ( f ) で表される環の窒素原子の保護基として汎用されるものを示す。 本発明化合物における 『塩』 とは、 医薬として許容される塩であれば、 特に制 P艮はなく、 塩酸、 臭化水素酸、 ヨウ化水素酸、 硝酸、 硫酸、 リン酸等の無機酸と の塩、 酢酸、 フマル酸、 マレイン酸、 コハク酸、 クェン酸、 酒石酸、 アジピン酸 、 乳酸、 メタンスルホン酸、 トリフルォロメタンスルホン酸、 p—トルエンスル ぉン酸、 トリフルォロ酢酸等の有機酸との塩、 リチウム、 ナトリウム、 カリウム 筝のアルカリ金属との塩、 カルシウム、 マグネシウム等のアルカリ土類金属との 塩、 アンモニア、 ヨウ化メチル等との四級塩等が挙げられる。
本発明でいう 『複数の基』 は、 それぞれの基が同一であっても異なるものであ つてもよい。 また、 ハロゲン原子、 水素原子、 及び単環式複素環も 『基』 の中に 含まれる。
本発明化合物に幾何異性体、 例えば、 シン—アンチ(syn-ant i)異性体又は光学 異性体が存在する場合は、 それらの異性体も本発明の範囲に含まれる。
本発明化合物の一般式 [ I ] の環 Yが、 一般式 (e ) 又は ( f ) の場合には、 その互変異性体 (e ' ) 又は ( f ' ) も本発明の範囲に含まれる。
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一般式 [ I ] で上記のように規定される本発明化合物において、 好ましい例と しては、 下 Eの 6つの選-択 Ki)から vi)のうちの 1つ又ば 2以上の組み合わせで規 定される化合物又はその塩が挙げられる :
0 環 Xがベンゼン環、 又は 1若しくは 2個の窒素原子を環内に有する単環式芳香族複 素環を示し; .
)環 Yが一般式 (a) 、 (b) 、 (d) 、 (e) 、 又は (f) で表される環を示し; ii R1と R2が同一又は異なって、 水素原子、 又は無置換アルキル基を示し;
WR1と R2は結合して、 無置換シクロアルカン環を形成し;
v) R3が水素原子、 無置換アルコキシ基、 置換アルキル基、 置換若しくは無置換アルケ ニル基、 力ルポキシ基若しくはそのアミド、 無置換アルキルカルポニル基、 アミノ基、 無置換アルキルアミノ基、 スルホン酸基、 ニトロ基、 シァノ基、 及び無置換単環式複素 環からなる群より選択される 1又は 2個の基を示し;
vi) R4がハロゲン原子、 水素原子、 アミノ基、 又は無置換アルキルアミノ基を示す 中でも、 好ましい例としては、 一般式 [I] において、
i) 環 Xがベンゼン環、 又は 1若しくは 2個の窒素原子を環内に有する単環式芳香族複 素環を示し;
11)環¥がー般式 (&) 、 (b) 、 (d) 、 (e) 、 又は (f) で表される環を示し; iii)R'と R2が同一又は異なって、 水素原子、 又は無置換アルキル基を示し; iv)R>と R2は結合して、 無置換シクロアルカン環を形成してもよく ;
v) R3が水素原子、 無置換アルコキシ基、 置換アルキル基、 置換若しくは無置換アルケ ニル基、 力ルポキシ基若しくはそのアミド、 無置換アルキルカルボ二ル基、 アミノ基、 無置換アルキルアミノ基、 スルホン酸基、 ニトロ基、 シァノ基、 及び無置換単環式複素 環からなる群より選択される 1又は 2個の基を示し;
vi)R4がハロゲン原子、 水素原子、 アミノ基、 又は無置換アルキルアミノ基を示す 化合物又はその塩が挙げられる。
一般式 [ I ] で上記のように規定される本発明化合物において、 別の好ましい 例としては、' 置換アルギル ¾がヒドロキシ基、 力ルポキジ基又はそのエステル若 しくはそのアミ ド、 アミノ基、 ヒドロキシィミノ基、 及び置換若しくは無置換ァ ルコキシィミノ基からなる群より選択される 1又は複数の基で置換されたアルキ ル基で、 及びノ又は、 置換アルケニル基が力ルポキシ基又はそのエステルからな る群より選択される 1又は複数の基で置換されたアルケニル基である化合物又は そ (^塩が挙げられる。
一般式 [ I ] で上記のように規定される本発明化合物において、 さらに好まし い例としては、 下記の 6つの選択肢 i)から vi)のうちの 1つ又は 2以上の組み合わ せで規定される化合物又はその塩が挙げられる :
i)環 Xがベンゼン環、 ピリジン環、 又はピリミジン環を示し;
11)環丫がー般式 (3 ) 、 (b ) 、 (d) 、 (e ) 、 又は (f ) で表される環を示し; i i R1と R2が同一又は異なって、 水素原子、 メチル基、 又はェチル基を示し;
iv) Riと R2が結合して、 シクロペンタン環を形成し;
v) R3が水素原子、 メトキシ基、 ヒドロキシメチル基、 1ーヒドロキシェチル基、 2— ヒドロキシェチル基、 3—ヒドロキシプロピル基、 2—ヒドロキシ一 1—メチルェチル 基、 カルボキシメチル基、 メトキシカルポニルメチル基、 2一エトキシカルボ二ルェチ ル基、 ァミノカルポニルメチル基、 アミノメチル基、 ヒドロキシィミノメチル基、 メト キシィミノメチル基、 エトキシィミノメチル基、 ベンジルォキシィミノメチル基、 1一 メチルビニル基、 2—カルボキシピニル基、 2—エトキシカルポ二ルビニル基、 カルボ キシ基、 ァミノカルポニル基、 メチルカルポニル基、 アミノ基、 ェチルァミノ基、 ジメ チルァミノ基、 スルホン酸基、 ニトロ基、 シァノ基、 ピロリジン環、 ピロール環、 ビラ ゾ一ル環、 及びォキサゾ一ル環からなる群より選択される 1又は複数の基を示し; vi) R 4が臭素原子、 水素原子、 アミノ基、 又はメチルアミノ基を示す。
中でも、 好ましい例としては、 一般式 [ I ] において、
1)環 Xがベンゼン環、 ピリジン環、 又はピリミジン環を示し;
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11)環丫がー般式 (& ) 、 (b ) , (d) 、 (e ) 、 又は (f ) で表される環を示し; i i R1と R2が同一又は異なって、 水素原子、 メチル基、 又はェチル基を示し; iv) !^1と R2が結合して、 シクロペンタン環を形成してもよく ;
v) R3が水素原子、 メトキシ基、 ヒドロキシメチル基、 1ーヒドロキシェチル基、 2— ヒドロキシェチル基、. 3—ヒドロキシプロピル基、 2—ヒドロキシー 1一メチルェチル 基、 カルポキシメチル基、 メトキシカルポニルメチル基、 2—エトキシカルポ二ルェチ ル基、 ァミノカルポニルメチル基、 アミノメチル基、 ヒドロキシィミノメチル基、 メト キシィミノメチル基、 エトキシィミノメチル基、 ベンジルォキシィミノメチル基、 1一 メチルビニル基、 2一力ルポキシビニル基、 2—エトキシカルポ二ルビニル基、 カルボ キシ基、 ァミノカルポニル基、 メチルカルポニル基、 アミノ基、 ェチルァミノ基、 ジメ チルァミノ基、 スルホン酸基、 ニトロ基、 シァノ基、 ピロリジン環、 ピロ一ル環、 ピラ ゾ一ル環、 及びォキサゾ一ル環からなる群より選択される 1又は複数の基を示し; vi) R 4が臭素原子、 水素原子、 アミノ基、 又はメチルアミノ基を示す
化合物又はその塩が挙げられる。
本発明化合物は前述したとおり、 以下 1〜4 ) に示す化学構造的特徴を有し、 また、 それら 1〜4 ) の各構造的特徴及び/又はそれらの組み合わせが、 本発明 化合物の R h oキナーゼ阻害作用の発現に非常に重要である。
1 ) 下記一般式 (a ) 〜 (f ) で表される環構造を主骨格とする。
2) 環 Xが前記一般式 (a) ~ ( f ) で表される環構造のベンゼン環部分に直 接結合している。
3) 環 Xがァミノ基で置換されたアルキル基又はシクロアルキル基を有する。
4) 前記 3) のァミノ基がアルキル基又はシクロアルキル基の 1位に置換して いる。
特に、 環 Xが前記一般式 (a) 〜 ( f ) で表される環の 6位に直接結合してい る本発明化合物が、 優れた R h oキナーゼ阻害作用を示し、 この位置に環 Xが置 換され 本発明化合物がより好ましい。
本発明化合物における特に好ましい具体例として、 以下に示す化合物又はその 塩が挙げられる。 尚、 特記なき限り化学構造式中の Meはメチル基を、 E tはェ チル基を、 Bnはベンジル基を、 Mb nは 4—メトキシペンジル基を表す。
• 6 - [4 - ( 1一アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] イソキノリン
• 6 - [4 - ( 1—ァミノ一 1ーメチルェチル) ブェニル] 一 5—ニトロイソキ ノリン — _ .
- 5——アミノー 6— [4 - ( 1一アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] イソキ ノリン
• 6 - [4 - ( 1ーァミノ一 1ーメチルェチル) フエニル] — 5— (ヒドロキシ スルホニル) イソキノリン
• 6— [4一 ( 1—アミノー 1—メチルェチル) フエニル] — 5— (ヒドロキシ ィミノメチル) イソキノリン
• 6— [4— ( 1一アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] 一 5一シァノイソキ ノリン
• 5—ァミノ力ルポ二ルー 6― [4 - ( 1—ァミノ一 1—メチルェチル)
] イソキノリン
- ( 1一メチル
. 6— [4— (1一アミノー 1—メチルェチル) フエニル] — 5— (メチルカル ポニル) イソキノリン
[4— ( 1—アミノー 1—メチルェチル) フエニル] — 2 H—イソキノリ -オン
6 - [4一 (1—ァミ
4—ブロモー 2 H イソキノリン一 1—オン
[4 - ( 1—アミ
5—二トロ一 2ff リン一 1一オン
6 - [4— (1ーァミ
5一ェチルアミノ 2 ff—イソキノリン一 1—オン
5—アミノー 6— [4— ( —アミノー 1—メチルェチル) フエニル] — 2 Η リン一 1—オン
6一 [4 - ( 1一アミ
5一 (ピロ一ル —ィル) 一 2 fi—イソキノリン一 1一オン
- 6 - '[ 4 - ( 1一アミノー 1—メチルェチル) フエニル] (4一メ卜キ シベンジルァミノ) イソキノリン
。 1 —アミノー 6— [4— ( 1一アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] イソキ ノリン
• 3—アミノー 6— [4— ( 1—アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] イソキ ノ >1ン
一 (メチルアミ
• 6 - [ 4一 ( 1—アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] 一 5 , 7—ジメ トキ シィソキノリン
• 6― [4 - ( 1一アミノー 1—メチルェチル) フエニル] 一 5— (メ トキシカ ルポニルメチル) イソキノリン
- 6 - [4— ( 1—アミノー 1—メチルェチル) フエニル] — 5— (カルポキシ メチル) イソキノリン
5—ァミノ力ルポ二ルメチルー 6— [4— (1ーァミノ一 ーメチルェチル) フエニル] ィソキノリン
• 6—
キシェ
• 6— [ 4 - ( 1ーァミノシク口ペンチル) フエニル] 一 5— (2—ヒドロキシ ェチル) イソキノリン
• 6 - [4— ( 1一アミノー 1ーメチルェチル) フ 一 5— (2—ヒド d キシー 1ーメチルェチル) イソキノリン
• £ー 6— [4 - ( 1 —アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] — 5— (2—ェ 卜キシカルポ二ルビニル) イソキノリン
' E—ら— [4一 ( 1 —アミノー 1—メチルェチル) フエニル] — 5— (2—力 ルポキシビニル) イソキノリン
一 ( 2—ェ卜キ
• 6― [4 - (1—アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] - 5 - (3—ヒドロ キシプロピル) イソキノリン
• 6― [4― ( 1—アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] — 5— (ジメチルァ ミノ) イソキノリン
6 - [4 - ( 1 アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] — 5— (ピロリジン 1一ィル) イソキノリン
6 - [4 - ( 1—アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] — 5— (ピロール' 一ィル) イソキノリン
• 6— [4 - ( 1一アミノー 1—メチルェチル) フエニル] 一 5— (ォキサゾ ルー 5一ィル) ィソキノリン
5 -アミノー 6 - [4— ( 1一アミノー 1ーメチルェチル) フエ二ル]— 3, 4 ジヒドロー 2 ίί—ィソキノリンー 1一オン
• 6 - [ 5— ( 1—ァミノ一 1—メチルェチル) ピリジン一 2—ィル] 一 5—二 トロイソキノリン
• 6― ( 5— ( 1—アミノエチル) ピリミジン一 2—ィル) 一 5—二トロイソキ ノリン
• 6一 [4— ( 1—アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] - 5 - (ヒドロキシ メチル) イソキノリン
6一 [4一 ( 1 一アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] - 5 - (アミノメチ ル) イソキノリン
• 6 - [4一 ( 1—アミノー 1—メチルェチル) フエニル] — 5—力ルポキシィ ソキノリン
• 6 - [4— ( 1一アミノー 1 ーメチルェチル) フエニル] - 5 - (メ トキシィ ミノメチル) イソキノリン
• 6 - [4 - ( 1一アミノー 1 ーメチルェチル) フエニル] 一 5— (ベンジルォ キシイミノメチル) イソキノリン
• 6一 [4 - ( 1ーァミノ— 1ーメチルェチル) フエニル] — 5— (ピラゾール 一 3一ィル) ィソキノリン
- 5—アミノー 6— [ 4 - ( 1 —アミノー 1 —メチルェチル) フエニル] — 1, 2 , 3, 4 —テトラヒドロイソキノリン
化合物 A 化合物 B 本発明化合物 合成経路 1 :化合物 Aと化合物 Bとを有機溶媒中、 金属触媒及び/又は塩基存 在下、 カツプリング反応させることで本発明化合物を得ることができる。
上記の製造方法において、 製造の便宜上、 保護基を使用した場合には、 その保 護基を汎用される方法にて除去することができる。
環 X及び/又は環 Yの置換基は、 当初から所望の置換基を導入しておいてもよ く、 また、 上記の方法により基本骨格を製造した後に、 酸化、 還元、 アルキル化 、 エステル化、 アミド化、 ォキシム化、 脱水反応、 アミノ化、 加水分解、 ハロゲ ン化、 環化反応、 脱保護反応及び/又はそれらの反応を組み合わせた汎用される
合成方法を使用して、 基本骨格に所望の置換基を導入してもよい。
本発明化^:物の合成中-間体の製造方法については、 後述の実施例 [製造例の 項] で詳述する。
本発明化合物の有用性を見出すため、 本発明化合物の Rh oキナーゼ阻害活性に ついて評価検討した.。 その詳細は後述の実施例 [薬理試験の項 (Rh oキナーゼ 阻害活性評価試験) ] で説明するが、 ジャーナル ·ォブ ·バイオロジカル, ケミ スト_リ一, 274卷, 3241 8頁, 1999年発行 [[; i. Biol. Chem. , 274, 32418 ( 1999)]に記載の貝淵等の方法及び市販の活性型 ROC ΚΠ [アップステイツ バ ィォテクノロジ一, カタログ 番号 14— 338, ( 5ユニット Ζ 50マイクロ リッ トル) upstate biotechnology, Catalog No.14 - 338, (5Unit/50 i 1)]付属の説 明書記載の方法に準じて、 本発明化合物の R h oキナーゼ阻害活性を評価検討し た。 その結果、 本発明化合物は優れた Rh 0キナーゼ阻害作用を有しており、 R h oキナーゼが関与する疾患の治療剤として非常に有用であることを見出した。 さらに本発明化合物の R h oキナーゼが関与する具体的な疾患への適用を検証 するために、 本発明化合物の眼圧下降作用についても検討した。 その詳細は後述 の実施例 [薬理試験の項 (眼圧下降作用測定試験) ] で説明するが、 力二クイザ ル (性別 :雄性、 一群 6匹) に本発明化合物を点眼投与したところ、 本発明化合 物は優れた眼圧下降作用を有しており、 緑内障等の眼疾患治療剤としても有用で あることを併せて見出した。
前述したように R h oキナーゼは、 高血圧症、 狭心症、 喘息、 末梢循環障害、 早産、 動脈硬化症、 癌、 炎症性疾患、' 自己免疫疾患、 A I DS、 受精及び受精卵 の着床、 骨粗鬆症、 脳機能障害、 細菌の消化管障害、 緑内障、 網膜症等の疾患と 深く関係していることが知られている。 したがって、 本発明化合物は Rh oキナ ーゼの関与するそれら疾患の治療剤として非常に有用である。
また、 本発明における Rh oキナーゼ阻害剤とは Rh 0の活性化に伴い活性化 されるセリンノスレオニンキナーゼを阻害する化合物を意味する。
さらに本発明における緑内障としては、 原発性開放隅角緑内障、 正常眼圧緑内 障、 房水産^過多緑内障 髙眼圧症、 急性閉塞隅角緑内 B、 慢性閉塞隅角緑内障 、 混合型緑内障、 ステロイ ド緑内障、 アミロイ ド緑内障、 血管新生緑内障、 悪性 録内障、 水晶体の嚢性緑内障、 台地状虹彩シンドローム (p l at eau i r i s syndrom ) 等が例示される。 .
本発明化合物は経口でも、 非経口でも投与することができる。 投与剤型として 、 錠剤、 カプセル剤、 顆粒剤、 散剤、 注射剤、 点眼剤等が挙げられ、 それらは汎 用される技術を組合わせて使用することで製剤化することができる。
例えば、 錠剤、 カプセル剤、 顆粒剤、 散剤等の経口剤は、 乳糖、 マンニトール 、 デンプン、 結晶セルロース、 軽質無水ケィ酸、 炭酸カルシウム、 リン酸水素力 Jレシゥム等の賦形剤、 ステアリン酸、 ズテアリン酸マグネシウム、 タルク等の滑 沢剤、 デンプン、 ヒドロキシプロピルセルロース、 ヒドロキシプロピルメチルセ ルロース、 ポリビニルピロリ ドン等の結合剤、 カルボキシメチルセルロース、 低 置換度ヒドロキシプロピルメチルセルロース、 クェン酸カルシウム等の崩壊剤、 ヒドロキシプロピルメチルセルロース、 マクロゴール、 シリコーン樹脂等のコー ティング剤、 パラォキシ安息香酸ェチル、 ベンジルアルコール等の安定化剤、 甘 味料、 酸味料、 香料等の矯味矯臭剤等を必要に応じて本発明化合物に組合わせて 調製す ¾ことができる。
また、 注射剤、 点眼剤等の非経口剤は、 例えば、 グリセリン、 プロピレンダリ コール、 塩化ナトリウム、 塩化カリウム、 ソルビトール、 マンニトール等の等張 ィ匕剤、 リン酸、 リン酸塩、 クェン酸、' 酢酸、 ε -アミノカプロン酸、 トロメタモ一 レ等の緩衝剤、 塩酸、 クェン酸、 リン酸、 酢酸、 水酸化ナトリウム、 水酸化カリ ゥム、 炭酸ナトリウム、 炭酸水素ナトリウム等の ρ Η調節剤、 ポリソルベート 8 0、 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 6 0、 マクロゴール 4 0 0 0、 精製大豆レ シチン、 ポリオキシエチレン ( 1 6 0 ) ポリオキシプロピレン (3 0 ) グリコー レ等の可溶化又は分散剤、 ヒドロキシプロピルメチルセルロース、 ヒドロキシプ
口ピルセルロース等のセルロース系高分子、 ポリビニルアルコール、 ポリピニル ピロリ ドン等の増粘剤、 ェデト酸、 ェデト酸ナトリウム等の安定化剤、 汎用のソ ルビン酸、 ソルピン酸カリウム、 塩化ベンザルコニゥム、 塩化べンゼトニゥム、 パラォキシ安息香酸メチル、 パラォキシ安息香酸プロピル、 クロロブタノール等 の保存又は防腐剤、 .クロロブ夕ノール、 ベンジルアルコール、 リ ドカイン等の無 痛化剤を必要に応じて本発明化合物に組合わせて調製することができる。
尚 ^ 注射剤又は点眼剤の場合、 pHは 4. 0〜8. 0に設定することが望まし く、 また、 浸透圧比は 1. 0付近に設定することが望ましい。
本発明化合物の投与量は、 症状、 年齢、 剤型等により適宜選択して使用するこ とができる。 例えば、 経口剤であれば通常 1日当たり 0. 0 1~ 1 000 mg、 好ましくは 1 ~ 10 Omgを 1回又は数回に分けて投与することができる。
また、 点眼剤であれば通常 0. 000 1 %~ 10 % (w/ V) 、 好ましくは 0 · 0 1 %~ 5 % (w/v) の濃度のものを 1回又は数回に分けて投与することがで ぎる。
以下に本発明化合物 (実施例 1~2 1) 及び合成中間体 (参考例 1~3 3) の 製造例、 製剤例ならびに薬理試験の結果を示す。 尚、 これらの例示は本発明をよ りょく理解するためのものであり、 本発明の範囲を限定するものではない。 また 、 実施例の物性における R f値は、 薄層クロマトグラフィー (メルク社製、 TL Cプレートシリカゲル 6 0 F2 S 4 (商品名) ) を用いて測定した値を表し、 特記 なき限り化学構造式中の M eはメチル基を、 E tはェチル基を、 B nはべンジル 基を、 Mb nは 4—メ トキシベンジル基を、 B o cは ί e r t—ブトキシカルポ ニル基を、 C b zはべンジルォキシカルボニル基を、 T f はトリフルォロメタン スルホニル基を、 TF Aはトリフルォロ酢酸を表す。 [製造例]
(参考例 1 )
ブロモ— 4一 ( 1ーシァノー 1ーメチルェチル) ベンゼン (参考化合物 1 の合成 . . .
1 —ブロモー 4— (シァノメチル) ベンゼン 1 0 0 g (5 1 Ommo 1 ) の JV , y—ジメチルホルムアミ ド 1 5 0 Om 1溶液に、 アルゴン気流下撹拌しながら 水素化ナトリウム (鉱物油 6 0 %分散物) 4 5 g ( 1 1 0 Ommo 1 ) を 0 で 分害 ϋ添加した。 次いでヨウ化メチル 9 5m 1 ( 1 5 0 Ommo 1 ) を撹拌下 0 °C で滴下し、 1 0°Cで 1時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を飽和塩化アンモニゥム水溶液 9 0 0 にゆつく り注加 し、 水 5 0 Om 1 を加えた後、 酢酸ェチル 2 0 0 Om 1で抽出した。 有機層を飽 和:^化ナトリウム水溶液で洗浄、 無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、 減圧濃縮す ることにより標記の化合物 1 1 0 gを茶褐色油状物として得た。 (収率 9 6 %) R : f 値: 0.78 (ϋ—へキサン :酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I, / z ) : 224, 226 (M + + 1 ) 。
'H—NMRスペクトル (CDC13, δρριη) : 1.71 (s, 6H), 7.32-7.38 (m, 2H), 7.49-7.54
以下、 参考化合物 1— 1の製造方法に準じて、 参考化合物 1一 2~4を製造し た。
1 —ブロモ— 4一 ( 1—シァノー 1一ェチルプロピル) ベンゼン (参考化合物 1一 2)
性状:薄橙色油状物。
R f 値: 0· 64 (_π—へキサン:酢酸ェチル =4 : 1 (V/V) ) 。
0
0^ω (τ - ζ f ^
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° ( Τ + + Z : ( z/tu ' ι 0) 4 Z ^^T .S9ST0/ 00Zdf/X3d £0SS£0/S00Z OAV
1—ブロモー 4一 ( 1—シァノー 1ーメチルェチル) ベンゼン (参考化合物 1 — 1) 1 00 g (45 Ό mmo 1 ) のトルエン 1 000 m l溶液に、 アルゴン気 流下撹拌しながらカリウムトリメチルシラノレート (純分 90 %) 250 g ( 1 8 0 Ommo 1 ) を室温で添加し、 加熱還流条件で 4. 5時間撹拌した。
反応終了後、 室温まで冷却し水 500 m 1を滴下した。 次いで室温で 25分間 拌後、 生成した固体を濾取し、 水 400m lで洗浄、 乾燥することにより標記 のィ 合物 99 gを白色粉末として得た。 (収率 92%)
融点 : 139- 141 。
f 値: 0.23 ( —へキサン:酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
ァススペクトル (C I, m/z ) : 242, 244 (M + + 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (CDC13, 5ppm) ': 1.56 (s, 6H), 5.18(brs, 1H), 5.52(brs, 1H) , 7.25-7.30 (m, 2H) , 7.46-7.51 On, 2H)。 以下、 参考化合物 2— 1の製造方法に準じて、 参考化合物 2— 2~3を製造し た。
4一 ( 1 —アミノカルボ二ルー 1一ェチルプロピル) 一 1一ブロモベンゼン ( 参考化合物 2 - 2)
性状 : 白色粉末。
R f 値: 0.42 ( —へキサン:酢酸ェチル = 1 : 1 (VZV) ) 。
マススペクトル (C I , m/z) : 270, 272 (M++ 1) 。
'H— NMRスペクトル (CDC13, Sppm) : 0.76 (dd, Jl=7.4Hz, J2=7.4Hz, 6H), 1.98 (q , J=7.4Hz, 2H), 1.99 (q, J=7.4Hz, 2H), 5.04-5.36 (m, 2H), 7.18-7.24 (m, 2H), 7.45-7.51 (m, 2H)。
4 - ( 1一アミノカルボニルシクロペンチル) — 1—ブロモベンゼン (参考化
4
合物 2 - 3)
性状:橙色 §末 ― '
融点: 154-155°C。
R f値: 0.20 ( Ώ—へキサン:酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C— I, m/z ) : 268, 270 (M++ 1) 。
'H— NMRスペクトル (CDC13, δρρπι) : 1.50-2.13(m, 6H), 2.40-2.55 (m, 2H), 4.9 5-5, 35 (m, 2H), 7.20-7.30 (m, 2H), 7.45-7.55 (m, 2H)。
5— ( 1ーァミノ力ルポ二ルー 1一メチルエヂル) 一 2—プロモピリジン (参 考化合物 2— 4) の合成
2—ブロモー 5— ( 1ーシァノー 1—メチルェチル) ピリジン (参考化合物 1 - 4) 1. 50 g ( 6. 6 6 mmo 1 ) のジメチルスルホキシド 1 5 m 1溶液に、 3 5 %過酸化水素水 9. 60m l (93. 3 mm o 1 ) 、 炭酸力リウム 1. 86 g (1 3. 5mmo 1 ) を Ot:で加え、 1 5分間撹拌した。 次いで、 冷却浴をは ずし、 水冷条件で 2時間撹拌した。 '
反応終了後、 反応溶液を水 20 Om 1に注加し、 1, 2—ジクロロェタン 50 Om lで抽出した。 有機層を水、 飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄し、 無水 硫酸マグネシウムで乾燥した後、 減圧濃縮することにより、 標記の化合物 1. 6 3 gを白色粉末として得た。 (収率 定量的)
R f値 : 0.17 (n—へキサン :酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I, m/z) : 243, 245 (M++ 1) 。
'Η— NMRスぺクトル (CDC13, 5ppm) : 1.61 (s, 6H), 5.36(brs, 2H), 7.47 (dd, Jl=8 . 3Hz, 12=0· 7Hz, IH), 7.59 (dd,〗1=8.3Hz,〗2=2· 7Hz, IH), 8.42 (dd, Jl = 2.7Hz, J2=0.7Hz
1H)。
(参考例 3 )
1—ブロモー 4— ( 1 - t e r t—ブトキシカルポニルアミノ一 1—メチルェ チル) ベンゼン (参考化合物 3— 1) の合成
4 - ( 1ーァミノカルボ二ルー 1—メチルェチル) 一 1—プロモベンゼン (参 考化合物 2— 1 ) 9 9 g (4 1 0 mm o 1 ) の t e r t—ブタノール 1 0 0 0m 1溶液に、 アルゴン気流下撹拌しながら [ビス (トリフルォロアセトキシ) ョー ド] ベンゼン 2 6 0 g (6 0 Ommo 1 ) を室温で添加し、 加熱還流条件で 3 0 分間撹拌した。 次いでピリジン 1 0 Om 1 ( 1 2 0 Ommo 1 ) を添加し、 加熱 還流条件で 1時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を減圧濃縮して、 得られた残渣に 1 0重量%クェン酸水 溶液 5 0 0 gを加え、 トルエン 2 0 0 0m lで抽出した。 有機層を飽和炭酸水素 ナトリゥム水溶液、 飽和塩化ナトリゥム水溶液で順次洗浄、 無水硫酸ナトリウム で乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた残渣に —へキサン 2 0 Om 1 を加えて 生成した固体を濾取し、 冷: π—へキサン 4 0 0m lで洗浄、 乾燥することにより 標記の化合物 7 7 gを薄茶色粉末として得た。 (収率 6 0 %)
融点: 92- 93 。
R f 値: 0.56 (22—へキサン:酢酸ェチル =4 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (E I , m/z ) : 313, 315 (M + ) 。
'H— NMRスペクトル (CDC13, δ ριη) : 1.36(brs, 9H), 1.59(s, 6H), 4.90(brs, 1H) , 7.24-7.29 (m, 2H), 7.39-7.45 (m, 2H)„
以下、 参考化合物 3— 1の製造方法に準じて、 参考化合物 3— 2〜 5を製造し た。
1 —ブロモー 4一 ( 1 - t e r ί—ブトキシカルポニルァミノ一 1ーェチルプ 口ピル) ベンゼン (参考化合物 3— 2)
性状 : 白色粉末。
融 4: 88- 91°C。
R f 値 : 0.61 (22—へキサン:酢酸ェチル =4 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I , m/z ) : 342, 344 (M++ 1 ) 。
'H—NMRスペクトル (CDC13, Sppm) : 0.74(dd, Jl=7.3Hz, J2=7.3Hz, 6H), 1.39 (b rs, 9H), 1.75-2.10(m, 4H), 4.73(brs, 1H), 7.17-7.23 (m, 2H), 7.40-7.46 (m, 2H)。
1 —プロモ— 4— ( 1 - ί e r t—ブトキシカルボニルアミノシクロペンチル ) ベンゼン (参考化合物 3 - 3 )
性状 :黒褐色粉末
融点 : 112-113°C
R f 値 : 0.50 (Ώ一へキサン:酢酸ェチル =4 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (E I, m/z) : 339, 341 (M + ) 。
'H— NMRスペクトル (CDC13, 5ppm) : 1.35(brs, 9H), 1.70-2.35 (m, 8H), 4.86 (br s, IK), 7.20-7.30 (m, 2H) , 7.35-7.45 (m, 2H)。
2 —ブロモー 5— ( 1— i e r t一ブトキシカルポニルアミノ一 1ーメチルェ チル ) ピリジン (参考化合物 3 - 4)
融点 : 100- 103°C。
R f 値 : 0.53 ( —へキサン:酢酸ェチル = 2 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I , m/z ) : 315, 317 (M + + 1 ) 。
'H— NMRスぺクトル (CDC13, δ ριη) : 1.37(brs, 9H), 1.61 (s, 6H), 4.95(brs, IH) , 7.41 (dd, J 1=8.3Hz, J 2=0." 7Hz, IH), 7.56 (dd, Jl=8.3Hz, J2=2.7Hz, IH), 8.40 (dd, Jl=2 .7Hz, J2=0.7Hz, 1H)。
1 一ブロモ— 4一. ( 1一べンジルォキシカルポニルアミノー 1—メチルェチル
) ベンゼン (参考化合物 3— 5 )
性状—:微黄色粉末。
融点: 102-103°C。
R f 値: 0.30 ( —へキサン:酢酸ェチル =4 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I, m/z ) : 348, 350 (M + + 1) 。
'H— NMRスぺクトル (CDC13, (5 pm) : 1.63(s, 6H), 5.01 (s, 2H), 5.15(brs, IH), 7 • 19-7.39 (m, 7H) , 7.42 (d, J=8.5Hz, 2H)。
(参考例 4 )
4 - ( 1 - t e r t一ブトキシカルポニルアミノ - 1ーメチルェチル) 一 1一 (4, 4, 5, 5—テトラメチル [ 1 , 3, 2] ジォキサポロラニル) ベンゼン (参考化合物 4一 1 ) の合成
1一ブロモ— 4— ( 1 - t e r t一ブトキシカルポニルアミノー 1ーメチルェ チル) ベンゼン (参考化合物 3— 1 ) 5 0 g ( 1 6 Ommo 1 ) のジェチルエー テル 8 0 0 m 1溶液に、 アルゴン気流下撹拌しながら 0. 9 5 M s e c—プチ ルリチウム/: π—へキサン溶液 3 7 0 m l (3 5 Ommo 1 ) を— 7 8°Cで滴下 し、 3 0分間撹拌した。 次いで 2—イソプロポキシ— 4, 4, 5, 5—テトラメ
チル [ 1, 3, 2 ] ジォキサポロラン 9 7m l (4 8 0 mm o 1 ) を一 7 8 で 滴下し、 _ 5 0°Cで 2時—間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液に飽和塩化アンモニゥム水溶液 3 0 0 g、 次いで水 4 5 O m l を注加し、 分液した。 水層は酢酸ェチル 3 0 0 m 1で再抽出し、 有機層を 合わせて飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄、 無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた残渣に 一へキサン 1 0 0m l を加えて生成した固体を 濾取し、 混合溶媒 (12—へキサン :酢酸ェチル = 4 : 1 (V/V) ) 1 0 0 m l 、 ια—へキサン 1 0 0 m lで順次洗浄、 乾燥することにより標記の化合物 3 3 g を白色粉末として得た。 (収率 5 8 %)
鬲虫点: 142- 144 。
R f 値 : 0.38 ( —へキサン :酢酸エヂル =4 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I, m/z ) : 362 (M++ 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (CDC13, <5 pm) : 1.10-1.50(m, 21H), 1.61 (s, 6H), 4.93(brs , 1H) , 7.37-7.42 (m, 2H) , 7.74-7.79 (m, 2H)。 以下、 参考化合物 4一 1の製造方法に準じて、 参考化合物 4一 2、 4を製造し た。
4一 ( 1 一 e r t—ブトキシカルポニルァミノ— 1 一ェチルプロピル) — 1 — (4, 4, 5 , 5—テトラメチル [ 1 , 3, 23 ジォキサポロラニル) ベンゼ ン (参考化合物 4一 2)
性状: 白色粉末。
融点: 141-144°C。
R f 値: 0.55 (n—へキサン:酢酸ェチル =4 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I, m/z ) : 390 (M++ 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (CDC13, Sppm) : 0.73(t, J=7.3Hz, 6H), 1.34(s, 12H), 1.38(
brs, 9H), 1.87-2.11 (m, 4H), 4.79 (brs, 1H), 7.29-7.36 (m, 2H), 7.73-7.78 (m, 2H)。
4一 ( 1 - ί e r ί—ブトキシカルボニルァミノシク口ペンチル) — 1一 , 4, 5, 5—テトラメチル [ 1 , 3, 2 ] ジォキサボロラニル) ベンゼン 考化合物 4一 3 ) の合成
酢酸力リウム 2 9 4mg (3. 0 mm o 1 ) 、 1, 1 ' —ビス (ジフエニルホ スフイノ) フエ口セン パラジウム (II) クロライ ド 塩化メチレン付加物 ( 1 : 1 ) 4 1 mg (0. 0 5 0 mm o 1 ) 、 ビス (ピナコラト) ジポロン 2 7 9 mg ( 1. 1 mm o 1 ) の 1, 4—ジォキサン 6. 0m l溶液に、 1—プロモ— 4 - ( 1 - t e r t一ブトキシカルポニルァミノシク口ペンチル) ベンゼン (参 考化合物 3— 3) 34 Omg ( 1. Ommo 1 ) を加え、 9 0 で 1 0時間加熱 撹拌した。
反応終了後、 反応溶液にトルエン 5 0 mし 水 2 5m l を加えセライ ト (商品 名) 濾過し、 得られた濾液をトルエンで抽出した。 有機層を無水硫酸マグネシゥ ムで乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトダラ フィー (溶出溶媒 : n—へキサン :酢酸ェチル = 6 : 1 (V/V) ) に付し、 目 的物を含む画分を減圧濃縮し、 Ώ一へキサンを加え生成した固体を濾取すること により、 標記の化合物 1 6 Omgを白色粉末として得た。 (収率 40 %) 融点 : 154- 155で。
R f 値: 0.40 ( 一へキサン:酢酸ェチル =4 : 1 (V/V) ) 。
マススぺクトル (E I, m/z ) : 387 (M + ) 。
'H— NMRスぺクトル (CDC13, δ ριη) : 1.00—1.50 (in, 21H), 1.70-2.30 (m, 8H), 4.8 7(brs, 1H), 7:'39(d, J=8.20z, 2H), 7· 75(d, J=8.2Hz, 2H)。
4一 ( 1—ベンジルォキシカルボニルアミノー 1—メチルェチル) 一 1一 (4 , 4, 5, 5—テ卜ラメチル [1, 3, 2 ] ジォキサポロラニル) ベンゼン (参 考化合物 4一 4)
性状: 白色粉末。
融点 : 96-98°Cc
R f 値: 0.48 ( —へキサン:酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
'Η— NMRスぺクトル (CDC13, δ ρηι) : 1.34 (s, 12H), 1.67(s, 3H), 1.71 (s, 3H) , 4.
73-4.95 (m, 2H), 5.42(brs, 1H), 7.02-7.47' (m, 7H), 7.76-7.80 (m, 2H)。
(参考例 5 )
2—プロモ— 5—ェチルピリミジン (参考化合物 5)
三臭化リン 5 0. 0 g (1 8 5 mmo 1 ) に、 2—クロロー 5—ェチルピリミ ジン 1 0. 0 g (7 0. Ommo 1 ) 加え、 1 0 0でで 2時間加熱撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を放冷し、 氷水を加えた。 炭酸カリウムを用いて水層の p Hをアルカリ性とした後、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を無水硫酸マグネシ ゥムで乾燥した後、 減圧濃縮することにより標記の化合物 1 3. 8 gを無色油状 物として得た。 (収率 定量的)
マススぺクトル (C I, m/z ) : 187, 189 (M+ + 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (CDC13> 5 pm) : 1.29 (t, J=7.6Hz, 3H), 2.64(q, J=7.6Hz, 2H ), 8.42 (s, 2H)。
(参考例 6 )
2—プロモー 5— (プロモメチル) ピリジン (参考化合物 6— 1) の合成
2—ブロモ一 5—·メチルピリジン 1 2 g (70 mm o 1 ) の 1, 2—ジクロ口 ェタン 1 00 m 1溶液に J —ブロモスクシンィミ ド 16 g (9 1 mm o 1 ) 、 2 , 2ノ ーァゾビス (イソブチロニトリル) 0. 40 g (2. 4mmo 1 ) を加え 、 8 5°Cで撹拌した。 1 5分後、 2, 2 ' -ァゾビス (イソプチロニトリル) 0. 4 0 g (2. 4mmo 1 ) を加えた。 更に 1 5分後、 2, '2' -ァゾビス (イソブ デロニトリル) 0. 40 g (2. 4mmo 1 ) を加えて 15分間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液に水を加え、 有機層を分離し、 無水硫酸マグネシウムで 乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ ― (溶出溶媒 ; 一へキサン :酢酸ェチル = 1 0 : 1-9 : 1 (V/V) ) に付 し、 目的物を含む画分を減圧濃縮することにより、 標記の化合物 1 5 gを白色粉 として得た。 (収率 89%)
R f 値: 0.63 ( 一へキサン:酢酸ェチル = 9 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I , mZ z ) : 250, 252, 254 (M + + 1 ) 。
'H— NMRスぺクトル (CDC1
3, 5ppm) : 4.42 (s, 2H), 7.49 (d, J=8.3Hz, 1H), 7.61 (d d, Jl=8.3Hz, J2=2.7Hz, 1H), 8.39 (d, J = 2.7Hz, 1H)。 5— ( 1 一アジドエチル) 一 2—ブロモピリミジン (参考化合物 6— 2) の合 成
2—ブロモー 5—ェチルピリミジン (参考化合物 5) 1 3. 0 g (6 9. 5m
mo l ) のジクロロェタン 1.0 Om 1溶液に、 W—ブロモスクシンイミ ド 1 4. 7 g ( 8 3. 4mmo 1 ) , 2 , 2 ' —ァゾビス (イソプチロニトリル) 0. 4 0 g ( 2. 4mmo 1 ) を加え、 8 5 °Cで 1 5分間加熱撹拌した。 ついで 2, 2 ' —ァゾビス (イソブチロニトリル) 0. 4 0 g (2. mmo 1 ) を加え、 8 5°Cで 1 5分間加熱撐拌した。 更に 2, 2 ' ーァゾビス (イソプチロニトリル) 0. 4 0 g (2. 4mmo 1 ) を加えて 8 5 で 3 0分間加熱撹拌した。
反一応終了後、 反応溶液を室温まで放冷後、 水を加えた。 有機層を分離した後、 無水硫酸ナトリゥムで乾燥した。 溶媒を減圧留去することにより 2—プロモー 5 - ( 1 一プロモェチル) ピリミジンの粗生成物 1 7. 6 gを褐色油状物として得 た。 (R f 値: 0.51 ( —へキサン:酢酸ェチル = 9 : 1 (VZV) ) ) 。
2—ブロモー 5— ( 1 一プロモェチル) ピリミジンの粗生成物 1 7. 6 gの N , ΛΓ—ジメチルホルムアミ ド 1 5 O m 1溶液に、 アジ化ナトリウム 6. 4 7 g ( 9 9. 6 mmo 1 ) を加え、 6 0 で 1 5分間加熱撹拌した。 次いで、 反応溶液に アジ化ナトリウムが溶けるまで少しずつ水を加え、 6 0 で 1時間加熱撹拌した 。
反応終了後、 反応溶液を室温まで放冷し、 酢酸ェチル /飽和塩化アンモニゥム 水溶液中に注加し、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を無水硫酸マグネシウムで乾 燥した後、 減圧濃縮し、 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ一 ( Ώ一へキサン :酢酸ェチル = 9 : ;!〜 7 : 3 (V/V) ) に付し、 目的物を含む 画分を減圧濃縮することにより標記の化合物 9. 3 5 gを橙色油状物として得た (収率 6 6 %) 。
R f 値: 0.35 (n—へキサン :酢酸ェチル = 9 : 1 (V/V) ) 。
マススぺクトル (C I , mZ z ) : 228, 230 (M+ + 1 ) 。
' Η— NMRスペク トル (CDC13, 5 pm) : 1.62 (d, J=6.8Hz, 3H), 4.71 (q, J=6.8Hz, 1H ), 8.54-8.55 (m, 2H)。
(参考例 7 )
2—プロ ¾一 5— (ジアン'メチル) ピリジン (参考化合物 7) の合成
2—プロモー 5— (プロモメチル) ピリジン (参考化合物 6— 1 ) 1 5. 0 g (6 0. 0 mmo 1 ) の ΛΓ, iV—ジメチルホルムアミド 1 5 0m l溶液にシアン化 カリウム 7. 8 0 g ( 1 2 0 mmo 1 ) を加え、 6 0 で 1 5分間撹拌した。 次 いで、 シアン化カリウムが完全に溶けるまで少しずつ水を加え、 6 0 で 1 5分 間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を酢酸ェチル /飽和塩化アンモニゥム水溶液に注加し、 有機層を分離し、 無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラタラフィー (溶出溶媒; ϋ—へキサン :酢 酸ェチル - 9 : 1 - 7 : 3 (V/V) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮す ることにより、 標記の化合物 9. 24 gを微黄色粉末として得た。 (収率 6 1 % )
R f 値: 0.15 (n—へキサン:酢酸ェチル =4 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I , m/ z ) : 197, 199 (M++ 1 ) 。
I Rスペクトル (KB r, cm— 1 ) : 2253。
'H— NMRスペクトル (CDC13, 5 pm) : 3.74(s, 2H), 7.52-7.61 (m, 2H), 8.34-8.36 (m, 1H)。
(参考例 8 )
2—プロモー 5一 ( 1 - t e r ί一ブトキシカルボニルアミノエチル) ピリミジ ン (参考化合物 8) の合成
2—プロモー 5— (1一アジドエチル) ピリミジン (参考化合物 6— 2) 6. 0 0 g (26. 3mmo 1 ) の混合溶媒 (エタノール:水 = 9 : 1 (V/V) 5 0 m 1溶液に、 塩化アンモニゥム 4. 0 g (7 5mmo 1 ) 、 亜鉛粉末 3. 0 g (46mmo 1 ) を加え、 発泡に注意しつつ 80 °Cで 1時間加熱撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を減圧濃縮し、 酢酸ェチル、 飽和炭酸水素ナトリウム水 溶液を加えた。 この溶液をセライ ト濾過し、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽 和塩化ナトリウム水溶液で洗狰後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留 去し、 5— (1—アミノエチル) — 2—ブロモピリミジンの粗生成物 6. 2 gを 赤紫油状物として得た。
次に、 この粗生成物の 1, 2—ジクロロェタン 1 0 Om 1溶液に、 氷冷下二炭 酸ジ ί e _r t—ブチル 6. 89 g (31. 6 mm o 1 ) を分割添加し、 1時間撹拌 した。
反応終了後、 反応溶液に水を加え、 有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、 溶 媒を減圧留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (Ώ一 へキサン :酢酸ェチル = 9 : 1 -7 : 3 (V/V) ) に付し、 目的物を含む画分 を減圧濃縮することにより標記の化合物 1. 86 gを淡黄色粉末として得た (収 率 23 %) 。
融点: 80-82
R f 値: 0· 69 —へキサン:酢酸ェチル = 3 : 2 (V/V) ) 。
マススペク トル (C I, m/z) : 302, 304 (M+ + 1 ) 。
'Η— NMRスペクトル (CDClj, 5ppm) : 1.41 (s, 9H), 1.50 (d, J=7.1Hz, 3H), 4.68-4 .83 (m, 1H), 4.89-4.99 (m, 1H), 8.53 (s, 2H)„
(参考例 9 )
6—メトキシー 5—二トロイソキノリン (参考化合物 9— 1) の合成
6—メトキシイソキノリン (ジエイ. ビー. ヘンドリクソン等 ジャーナル . ォ ブ · オーガニック '.ケミストリー 48卷、 3344頁、 1983年発行 [LB.He ndrickson et al. J. Org. Chem. , 48, 3344(1983)] 参照〉、 3. 0 g ( 19 mm o
1 の濃硫酸 30m l溶液に硝酸力リウム 2. 1 g (2 1 mm o 1 ) を 0 °Cで撹 拌下分割添加し、 1. 5時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を氷水に少しずつ注加し、 水酸化ナトリウム水溶液を用 いて pHを 1 1に調整した。 生成した固体を濾取し、 水で洗浄、 乾燥することに より標記の化合物 3. 8 gを黄色粉末どして得た。 (収率 定量的)
R f値: 0.10 ( 一へキサン:酢酸ェチル- 1 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I, m/z ) : 205 (M + + 1 ) 。
一 NMRスぺクトル (CDC13, ό ριη) : 4.10(s, 3Η)' 7.47 (d, J=9.3Hz, IH), 7.54-7 • 57 (m, IH), 8.15 (dd, Jl=9.3Hz, J2=0.7Hz, IH), 8.60 (d, J=6.1Hz, IH), 9.23 (d, J=0.7Hz , 1H)。 以下、' 参考化合物 9一 1の製造方法に準じて、 参考化合物 9一 2を製造した。
1—クロロー 6—ヒドロキシー 5—ニトロイソキノリン (参考化合物 9― 2 ) 性状:黄色粉末。
マススペクトル (C I , m/z ) : 225 (M + + 1 ) 。
'Η— NMRスぺクトル (DMS0- d6, δ ppm) : 7.54-7.58 (m, 2H), 8.32 (d, J=6.0Hz, IH) , 8.39 (d, J=9.5Hz, IH), 12.00(brs, 1H)。
(参考例 10 )
6—ヒドロキシ— 5—ニトロイソキノリン 1臭化水素酸塩 (参考化合物 1 0 一 1 ) の合
48 %臭化水素酸水溶液 20m lに 6—メトキシ— 5—二トロイソキノリン ( 参考化合物 9— 1) 3. 8 g ( 1 9mmo 1 ) を撹拌下室温で分割添加し、 加熱 還流条件で 1 5時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を冷却し、 生成した固体を濾取した。 濾取物を水洗し、 乾燥する とにより標記の化合物 3. 4 gを黄色粉末として得た。 (収率 9 5 % ) -
R f値: 0.34 (クロ口ホルム : メタノール- 5 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I, m/z) : 191 (M++ 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (DMS0 - d6, δ ppm) : 5.93(brs, IH), 7.43 (d, J=9.3Hz, IH), 7. 75-7.79 (m, IH), 8.28(dd, J 1=9.3Hz, J2=0.6Hz, IH), 8.46 (d, J=6.8Hz, IH), 9.39(s, IH)
5—ホルミル— 6—ヒドロキシイソキノリン 1臭化水素酸塩 (参考化合物 1 0— 2) の合成
48 %臭化水素酸水溶液 30m 1にアルゴン気流下 5—ホルミル— 6—メトキ シィソキノリン (参考化合物 1 5) 2. 9 g (1 6mmo 1 ) を撹拌下室温で分 割添加し、 加熱還流条件で 7. 5時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を減圧濃縮し、 残渣をメタノ一ルージェチルエーテルよ
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考化合物 1 6— 2 ) 280 mg (1. 3 mm o 1 ) の塩化メチレン 3. 0m l溶 液にアルゴン気流下 1. —0M'三臭化ホウ素 塩化メチレン溶液 5. 0m l (5. 0 mmo 1 ) を撹拌下 O :で滴下し、 室温で 14時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液をメタノールに撹拌下 0 °Cでゆっく り注加、 減圧濃縮す ることにより標記の化合物 34 Omgを茶色粉末として得た。 (収率 定量的) マススペクトル (C I, z ) : 186 (M++ 1) 。
スペクトル (DMS0-d
6, <5 pm) : 2.86-2.90 (m, 3H), 6.09-6.12(m, IH), 7. 58(d, J = 9.0H½, IH), 8.17(d, J=9. OHz, IH), 8.48 (d, J = 6.6Hz, IH), 8.52 (d, J = 6.6Hz, IH) , 9.00-9.02 (m, IH), 9.27 (s, IH)。 以下、 参考化合物 1 0— 4の製造方法に準じて、 参考化合物 10— 5〜 8を製 造した。 但し、 参考化合物 10— 6では、 取得固体を飽和重曹水にて中和後抽出 しているため、 脱塩されている。 6—ヒドロキシー 5— (メチルカルポニル) イソキノリン 1臭化水素酸塩 ( 参考化合物 10— 5)
'I生状:茶色粉末。
マススペクトル (C I , mZz) : 188 (M++ 1) 。
'H— NMRスペクトル (DMS0— d6, δ ppm) : 2.67(s, 3H), 7.68 (d, J=9. OHz, IH), 8.14 (d, Jl=7.1Hz, IH), 8.49 (d, J=9. OHz, IH), 8.52 (d, J=7.1Hz, IH), 9.69 (s, 1H)„
1—クロロー 6—ヒドロキシイソキノリン (参考化合物 10— 6)
'I生状:黄色粉末。 '
R f 値: 0.20 (Ώ一へキサン:酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススペク トル (C I , m/z ) : 180 (M + + 1 ) 。
Ή— NMRスペクトル (DMS0- d6, δ ppm) : 7.2,2 (d, 1=2.3Hz, IH), 7.33 (dd, J 1=9.3H
z, J2=2.3Hz, IH), 7.66 (d, J=5.4Hz, IH), 8.05-8.20 (m, 2H), 10.73 (s, 1H)。
3—力ルポキシー 6—ヒドロキシイソキノリン 1臭化水素酸塩 (参考化合物 1 0 - 7)
性状:黄色粉末。 .
マススペクトル (C I, mZz〉 : 190 (M++ 1 ) 。
'HrNMRスペクトル (DMS0-d6, <5 ppm) : 7.56-7.60 (m, 2H), 8.45 (d, J=8.5Hz, IH) , 8.76 (s, IH), 9.52(s, IH), 11.73(brs, 1H)。 6—ヒドロキシ一 1— (メチルァミノ) イソキノリン 1臭化水素酸塩 (参考 化合物 1 0— 8)
性状:黄色粉末。
マススぺク トル (C I , m/z ) : 175 (M + + 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (DMS0-d6, <5 ppm) : 3.10(d, J=4.9Hz, 3H), 7.07 (d, J=7.1Hz, IH), 7.17(d, J = 2.4Hz, IH), 7.23 (dd, J 1 = 9.2Hz, J2=2.4Hz, IH), 7.39 (d, J=7.1Hz, IH), 8 • 38 (d, J=9.2Hz, IH), 9.44-9.47 (m, IH), 11.01 (s, IH), 12.24(brs, 1H)。
6—ヒドロキシー 5— (メ卜キシカルボニルメチル) イソキノリン (参考化合 物 1 0— 9) の合成
6—メ トキシー 5— (メ トキシカルポニルメチル) イソキノリン (参考化合物 2 9 - 1) 1 6mg (0. 06 9mmo 1 ) の 48 %臭化水素酸水溶液 2. 0 m 1溶液を加熱還流条件で 25時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を減圧濃縮して得られた残渣にメタノール一エーテル混
合溶媒 ( 1 : 9 (V/V) ) を加え生成した固体を濾取し、 メタノール 2. 0m 1、 濃硫酸 Ϊ滴を加え 0 で 2時間加熱撹拌した。
反応終了後、 反応溶液に飽和重曹水を加え中和した後、 酢酸ェチルで抽出した 。 有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、 減圧濃縮することにより、 標記 の化合物 6. 9mg.をベージュ色粉末として得た。 (収率 46 %)
R f 値: 0.30 (酢酸ェチル) 。
マ スペクトル (C I, mZz) : 218 (M++ 1) 。
'H— NMRスペクトル (CDC", 5 pm) : 3.77 (s, 3H), 4.05(s, 2H) , 7.30 (d, J = 9.0Hz , IH), 7.69 (d, J=6.1Hz, IH), 7.86 (d, J=9.0Hz, IE), 8.51 (d, J=6.1Hz, IE), 9.12(s, IH) 。 以下、 参考化合物 1 0— 9の製造方法に準じて、 参考化合物 1 0— 1 0を製造 した。 6—ヒドロキシ一 5— (メ トキシカルボ二ルェチルー 1一ィル) イソキノリン
(参考化合物 1 0— 1 0)
性状:黄色粉末
R f 値: 0.45 (酢酸ェチル) 。
マススペクトル (C I, m/z ) : 232 (M++ 1) 。
)H— NMRスペク トル (CDC13I (5 ppm) : 1.63 (d, J=7.3Hz, 3H), 3.78 (s, 3H), 4.58 (q , J=7.3Hz, IH), 7.26 (d, J=8.8Hz, IH), 7.70 (d, J=6.5Hz, IH), 7.83 (d, J=8.8Hz, IH), 8.4 8(d, J=6.5Hz, IH), 9.10(s, 1H)。
(参考例 1 1 )
6—ブロモ— 5—二トロイソキノリン (参考化合物 1 1) の合成
ォキシ臭化リン 7. 5 g (26mmo 1 ) にアルゴン気流下 6—ヒドロキシ— 5—二トロイソキノ.リン 1臭化水素酸塩 (参考化合物 1 0— 1 ) 500 mg ( 2. 6mmo 1 ) を撹拌下室温で分割添加し、 1 50 °Cで 3時間撹拌した。
反_応終了後、 反応溶液を冷却し、 残渣を温水に少しずつ添加し、 水酸化ナトリ ゥム水溶液を用いて PHを 1 1とした後、 クロ口ホルムで抽出した。 有機層を飽 和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、 無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、 減圧濃縮 した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒 ;酢酸ェ チル) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮することにより標記の化合物 540 mgを淡黄色粉末として得た。 (収率 81 %)
融点 : 122- 125で。
R f 値: 0.56 —へキサン :酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I, / z ) : 253, 255 (M++ 1 ) 。
'Η— NMRスぺクトル (DMS0-d6, δ ppm) : 7.64(ddd, Jl=6.1Hz, J2=l.0Hz, J3=0.7H z, IH), 8.14(d, J=8.8Hz, IH), 8.40 (dd, Jl=8.8Hz, J2=0.7Hz, IH), 8.74 (d, J=6.1Hz, IH) , 9.56(d, J = l.0Hz, 1H)。
(参考例 12)
5 —ホルミル一 6— (トリフルォロメタンスルホニルォキシ) イソキノリン ( 参考ィヒ合物 1 2— 1) の合成
5 —ホルミル— 6—ヒドロキシイソキノリン 1臭化水素酸塩 (参考化合物 1
0 — 2 ) 3. 5 g ( 1 4mmo 1 ) の.混合溶媒 (塩化メチレン : トリエチルアミ ン = 1 : 1 (V/V) ) —1 0 0 m 1溶液にアルゴン気流 TJV—フエニルビス (ト リフルォロメタンスルホンイミ ド) 7. 3 g ( 2 O mmo 1 ) を撹拌下 0 で添 加し、 2時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液に水を加え、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和塩化 ナトリウム水溶液で洗浄し、 無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒; へキサ ン :酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮する ことにより標記の化合物 4. 0 gを黄色粉末として得た。 (収率 9 5 %)
R f 値: 0.38 —へキサン :酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I, m/z ) : 306 (M++ 1 ) 。
】H— NMRスぺクトル (CDC13, 6 pm) : 7.64 (d, J = 9.1Hz, 1H), 8.36 (dd, Jl = 9.1Hz, J2=0.7Hz, 1H), 8.79 (d, J=6.2Hz, 1H), 9.00(ddd, Jl=6.2Hz, J2=l. OHz, J3=0.7Hz, 1H), 9 .37-9.38 (m, 1H), 10.75(s, 1H)。 以下、 参考化合物 1 2— 1の製造方法に準じて、 参考化合物 1 2— 2〜 1 7を 製造した。
5― ( 1 —メチルビニル) - 6 - (トリフルォロメタンスルホニルォキシ) ィ ソキノリン (参考化合物 1 2— 2)
性状 :褐色油状物。
R f 値: 0.56 (n—へキサン:酢酸ェチル =4 : 1 (V/V) )
マススペクトル (C I , m/z ) : 318 (M++ 1 ) 。
JH— NMRスペクトル (CDC , δρρηι) : 2.16-2.17 (m, 3H), 5.18-5.19 (m, 1H), 5.7 1-5.73 (m, 1H), 7.52 (d, J=8.9Hz, 1H), 7.82 (ddd, Jl=6.1Hz, J2=l. OHz, J3=0.7Hz, 1H), 8 • 01 (dd, Jl=8.9Hz, J2=0.7Hz, 1H), 8.63 (d, J=6.1Hz, 1H), 9.31 (d, J = l. OHz, 1H)„
5 ーメチルカルポニ 6— (トリフルォロメタンスルホニルォキシ) イソキ ノリ ン (参考化合物 12— 3 )
性状 :赤色油状物。
R f 値: 0.26 (Ώ—へキサン :酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススペク トル (C I, m/z) : 320 (M++ 1 ) 。
'Η— NMRスぺクトル (CDC13, <5ppm) : 2.74(s, 3H), 7.61 (d, J=9.1Hz, IH), 7.70 (d dd, J 1=6.1Hz, J2=l.2Hz, J3=0.7Hz, IH), 8.17(dd, Jl=9.1Hz, J2=0.7Hz, IH), 8.67 (d, J = 6· 1Hz, IH), 9.36(d,〗 = 1.2Hz, 1H)。
6 — トリフルォロメタンスルホニルォキシー 2 Ji—イソキノリン一 1一オン ( 参考 Ϊヒ合物 12 - 4)
性状 : 白色粉末。
R f値 : 0.45 ( 一へキサン:酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I , m/z) : 294 (M++ 1 ) 。
Ή— NMRスペク トル (DMS0-d6, <5 ppm) : 6.66 (d, J=7.1Hz, IH), 7.31 (d, J=7.1Hz, IH), 7.54 (dd, J 1 = 8.8Hz, J2=2.4Hz, IH), 7.88 (d, J=2.4Hz, 1H), 8.34 (d, J = 8.8Hz, IH), 1 1.50(brs, 1H)。 ' 5—ニトロ一 6—トリフルォロメ夕ンスルホニルォキシ一 2 H "—イソキノリン 一 1一オン (参考化合物 12— 5)
性状 .· 黄色粉末。
R f値 : 0.65 (酢酸ェチル) 。
マススペクトル (C I , m/z) : 339 (M + + 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (DMS0 - d
6, δρρηι) : 6.46 (d, J=7.3Hz, IH), 7.53 (dd, J 1=7.3H z, J2=6.1Hz, IH), 7.81 (d, J=8.9Hz, IH), 8.61(d, J=8.9Hz, IH), 11.85-12.10(m, 1H)。
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1H)。
1— (メチルァミノ) 一 6— (トリフルォロメタンスルホニルォキシ) イソキ ノリン (参考化合物 1 2— 9)
'性状:無色油状物。
R f 値: 0.60 (酢酸ェチル: 一へキサン = 4 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I , m/z) : 307 (M++ 1) 。
iH— NMRスペク トル (CDCI3, δρριη) : 3.18(d, J=4.2Hz, 3H), 5.20-5.40 (m, IH), 6 • 94 (d, J = 5.9Hz, IH), 7.33 (dd, J 1=9. OHz, J2=2.4Hz, IH), 7.5.7 (d, J = 2.4Hz, IH), 7.83 (d , J=9. OHz, IH), 8.10(d, J=5.9Hz, IH)
5, 7—ジメ トキシー 6— (トリフルォロメタンスルホニルォキシ) イソキノ Uン (参考化合物 1 2— 1 0)
'I生状:茶褐色油状物。
R f 値: 0· 49 (酢酸ェチル) 。
マススペクトル (E I, m/z ) : 337 (M + ) 。
— NMRスぺク トル (CDC13, δ ppm) : 4.05 (s, 3H) , 4.08(s, 3Η), 7.16-7.17(m, IH ), 7.87 (ddd, Jl=5.9Hz, J2 = l. OHz, J3=0.7Hz, IH), 8.52 (d, J=5.9Hz, IH), 9.19 (d, J = l.0 Hz, 1H)。
5— (メ トキシカルボニルメチル) — 6— (トリフルォロメタンスルホニルォ キシ) ィソキノリン (参考化合物 1 2 - 1 1)
1生状:橙色粉末
R f 値: 0.55 (酢酸ェチル) 。
マススぺク トル (C I , m/z ) : 350 (M + + 1 ) 。
iH— NMRスペク トル (D S0-d6l δ ppm) : 3.63 (s, 3H), 4.31 (s, 2H), 7.76 (d, J=8.9
Hz, 1H), 8.05 (dd, Jl=6.1Hz, J2=l. OHz, IH), 8.36 (d, J=8.9Hz, IH), 8.67(d, J = 6.1Hz, IH ), 9.47 (d, J = l. OHz, IH)。 -
5— (メ トキシカルポ二ルェチルー 1一ィル) 一 6— (トリフルォロメタンス ルホニ レオキシ) イソキノリン (参考化合物 1 2— 12)
性状: 白色粉末
R f値 : 0.60 (n—へキサン :酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I, m/z ) : 364 (M++ 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (CDC13, δρρπι) : 1.71 (d, J=7.3Hz; 3H), 3.65(s, 3H), 4.54 (q , J=7.3Hz, 1H), 7.57 (d, J=9. OHz, IH), 7.73(ddd, Jl=6. IHz, J2=l. OHz, J3=0.9Hz, IH), 8 .02 (dd, Jl = 9. OHz, J2=0.9Hz, IH), 8.62(d, J=6.1Hz, IH), 9.32 (d, J=l. OHz, 1H)。
E- 5 - ( 2—エトキシカルポ二ルビニル) — 6— (トリフルォロメタンスル ホニル才キシ) イソキノリン (参考化合物 1 2— 1 3)
性状:淡黄色油状物。
R f値 : 0.61 (酢酸ェチル) 。
マススペクトル (C I , m/z) : 376 (M++ 1) 。
'Η— N.MRスぺクトル (CDC13, δ ριη) : 1.39(t, J = 7.2Hz, 3H), 4.35 (q, J = 7.2Hz, 2H ), 6.54 (d, J = 16.4Hz, IH), 7.60 (d, J=9. OHz, IH), 7.95(ddd, Jl = 6.1Hz, J2=l.0Hz, J3=0. 7Hz, IH) , 8.03 (d, J = 16.4Hz, IH), 8.08-8.12 (m, IH) , 8.68 (d, J=6.1Hz, IH) , 9.34 (d, J =l .0Hz, IH)。
5 - (メ トキシイミノメチル) - 6 - (トリフルォロメタンスルホニルォキシ ) イソキノリン (参考化合物 1 2— 14)
性状: 白色粉末。
R f値 : 0.45 (21—へキサン :酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
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性状:黄色油状物。
R f値: 0.5— 0 ( Ώ—へキ^ン :酢酸ェチル = 1 : 1 (V V) ) 。
マススペクトル (C I, m/z ) : 347 (M + + 1) 。
'Η— NMRスペクトル (CDC13, (5ppm) : 2.07-2.21 (m, 4H), 3.40-3.54 (m, 4H), 7.40 (d, J=8.9Hz, IH), 7.80 (dd, Jl=8.9Hz, J2=0.7Hz, IH), 7.85(ddd, Jl=5.9Hz, J2=0.7Hz, J
3=0.7Hz) , 8.57 (d, J=5.9Hz, IH) , 9.28 (d, J=0.7Hz, IH)。 (参考例 1 3 )
6—プロモー 5— (ヒドロキシスルホニル) ィソキノリン (参考化合物 1 3 ) の合成
6—ブロモイソキノリン (ダブリュー. グラーン等 ジャーナル · ォブ ' ケミカ ル · ソサエティ · パーキン · 卜ランスアクションズ 2卷、 437頁、 1 9 9 8 年発行 [W. Gralm et al. J. Chem. Soc. Parkin Trans., 2, 437 (1998)] 参照) 300 mg (1. 4mmo 1 ) を 30%SO3硫酸 2. 0 m 1に 0 で撹拌下分割添加し 、 室温で 2 3時間撹拌した。 次いで、 30 %303硫酸0. 5m lを追加し、 2時 間撹拌した。 さらに 30%SO3硫酸 1. Om lを追加し、 7. 5時間撹拌した。 反応終了後、 反応溶液を氷水にゆっく り注加、 水酸化ナトリウム水溶液を用い て p Hを 4に調整した後、 生成した固体を濾取した。 得られた固体をシリカゲル カラムクロマトグラフィー (溶出溶媒; クロ口ホルム : メタノール : 28 %アン モニァ水 =4 : 1 : 0. 1 (V/V/V) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃 縮することにより標記の化合物 330 mgを白色粉末として得た。 (収率 80 % )
融点: 3Q0°C以上。
R f 値: 0.05 (クロ口ホルム : メタノール = 5 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I , / z ) : 288, 290 (M++ 1) 。 '
'Η— NMRスぺクトル (DMS0-d6, δ ppm) : 8.14(d, J=8.8Hz, IH), 8.25 (dd, Jl=8.8H z, J2=0.7Hz, IH), 8.67 (dd, Jl=6.9Hz, J2=0.7Hz, IH), 9.60 (d, J=6.9Hz, IH), 9.76(s, IH )。
(参考例 1 4 )
5 一ブロモ— 6—メトキシイソキノリン (参考化合物 14) の合成
6 —メ トキシイソキノリン 6. 46 g (40. 6 mm o 1 ) の塩化メチレン 1 5 0 m l溶液に、 アルゴン気流下室温で塩化アルミニウム 1 2 g ( 9 0 mm o 1 ) をカロえ、 3 0分間撹拌した。 次いで 0 :で臭素 2. 5m l ( 4 9 mm o 1 ) を 加え、 2時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を水に注加し、 炭酸ナトリウムで中和した。 溶液をセラ イ ト滤過し、 クロ口ホルムで抽出した。 有機層は飽和塩化ナトリウム水溶液で洗 浄し、 無水硫酸ナトリウムで乾燥、 減圧濃縮した。 得られた残渣をシリカゲル力 ラムクロマトグラフィー (溶出溶媒; —へキサン :酢酸ェチル = 1 : 1 (V/ V) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮した。 得られた個体を濾取、 n—へ キサンで洗浄することにより標記の化合物 6. 34 を薄黄色粉末として得た。 (収率 6 6 %)
R f 値 : 0.16 —へキサン:酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (E I, m/z) : 237, 239 (M + ) 。
Ή— NMRスペクトル (CDC13) δρρπι) : .08 (s, 3H), 7.38 (d, J=9.0Hz, IH), 7.95 (d dd, Jl=6.1Hz, J2=0.7Hz, J3=0.7Hz, IH), 7.97(dd, Jl=9.0Hz, J2=0.7Hz.1H), 8.56 (d, J=
6
6.1Hz, IH), 9.13(d, J=0.7Hz, 1H)。
(参考例 1 5 )
5—ホフレミルー 6—メトキシイソキノリン (参考化合物 1 5) の合成
6—メ 卜キシイソキノリン 1 0 g (6 3 mmo 1 ) の塩化メチレン 300 m l 溶液にア レゴン気流下塩化アルミニウム 2 5 g ( 1 9 Ommo 1 ) を撹拌下室温 で分割添カロし、 3 0分間撹拌した。 次いで反応液を一 40 に冷却後、 ジクロロ メチルメチルエーテル 1 7m 1 ( 19 Ommo 1 ) を滴下し、 1時間撹拌した。 反応終了後、 反応溶液に氷水を少しずつ注加、 炭酸ナトリウムを用いて pHを 1 1に調整し、 クロ口ホルムで抽出した。 有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で 洗浄し、 無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた残渣をシリ 力ゲルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒; クロ口ホルム :酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) 〜酢酸ェチル) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮することによ り標記の ίヒ合物 1 0 gを薄黄色粉末として得た。 (収率 85%)
R f値': 0.37 (酢酸ェチル) 。 '
マススぺク トル (C I, m/z ) : 188 (M++ 1 ) 。
'H— NMRスペク トル (CDC13, δρρηι) : 4.12 (s, 3H) , 7.41 (d, J=9.1Hz, IH) , 8.19 (d d, Jl=9.1Hz, J2=0.7Hz, IH), 8.59 (d, J=6.1Hz, IH), 9.02(ddd, Jl=6.1Hz, J2=0.7Hz, J3= 0.7Hz, IH) , 9.14 (d, J=0.7Hz, IH) , 10.84 (s, IH)。
(参考例 1 6 )
5— ( 1 —ヒドロキシェチル) 一 6—メ トキシイソキノリン (参考化合物 1 6 ― 1 ) の合成
5一ホスレミルー 6—メ トキシイソキノリン (参考化合物 1 5 ) 1 3 g (7 0m mo 1 ) のジメ トキシェタン 50 Om 1溶液にアルゴン気流下 3. 0M臭化メチ ルマグネシウム ジェチルェ一テル溶液 36 m 1 ( 1 1 Ommo 1 ) を撹拌下 0 °Cで滴下し、 1. 5時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液に飽和塩化アンモニゥム水溶液をゆつくり注加した後、 酢酸ェチ レで抽出した。 有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄、 無水硫酸ナ トリウムで乾燥した後、 減圧濃縮することにより標記の化合物 14 gを黄褐色粉 末として得た。 (収率 99 %)
R f値: 0. 35 (酢酸ェチル) 。
マススぺク トル (C I, m/z ) : 204 (M++ 1 ) 。
'H— NMRスぺクトル (CDC13, δ ρι) : 1.65 (d, J=6.6Hz, 3H), 3.46-3.54 (m, IH), 4 .06 (s, 3H), 5.62-5.74 (m, IH), 7.38 (d, J=9.3Hz, IH), 7.94-7.96 (m, IH), 7.95 (d, J=6.3 Hz, IH) , 8.46 (d, J=6.3Hz, IH) , 9.14 (d, J=0.7Hz, IH)„
5—. (1 —ヒドロキシ一 1—メチルェチル) 一 6—メ トキシイソキノリン (参 考化合物 1 6— 2)
参考化合物 1 6— 1の製造方法に準じて、 標記の化合物を得た。 但し、 反応溶 媒としてテ トラヒドロフランを用いた。
性状:淡黄色粉末。
R f値: 0.47 (酢酸ェチル) 。
マススペクトル (C I , m/ z ) : 218 (M++ 1 ) 。
'Η— NMRスぺクトル "(CDC13, δ ρηι) : 1.88 (s, 6H), 3.'49(brs, IH), 4.00 (s, 3H), 7 .35 (d, J=9. OHz, IH) , 7.88 (d, J=9. OHz, IH) , 8.37-8.39 (m, IH) , 8.59 (d, J=6.3Hz, IH) , 9 .09(d, J=0.7Hz, 1H)。
(参考例 17 )
6 —メ トキシ一 5— (メチルカルボニル) ィソキノリン (参考化合物 1 7 ) の
5— ( 1—ヒドロキシェチル) 一 6—メ トキシイソキノリン (参考化合物 1 6 一 1 ) 1 4 g ( 6 9mmo 1 ) の混合溶媒 (水: アセトン = 1 : 1 (V/V) ) 3 0 0 m 1溶液に撹拌下 0°Cでジヨーンズ(Jones)試薬を溶液に赤色が残るまで滴 下し、 1 4時間撹拌した。 次いで反応溶液に撹拌下イソプロパノールを溶液の赤 色が、消失するまで滴下し、 3 0分間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を減圧濃縮してアセトンを留去、 炭酸ナトリウムを用い て ρΗ·を 1 1に調整し、 クロ口ホルムで抽出した。 有機層を飽和塩化ナトリウム 水溶液で洗浄、 無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた残渣 をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒; 酢酸ェチル) に付し、 目的 物を含む画分を減圧濃縮することにより標記の化合物 1 2 gを淡黄色粉末として 得た。 (収率 8 7 %)
融点: 113- 115で。
R f 値 : 0.45 (酢酸ェチル) 。
マススペクトル (C I, m/z ) : 202 (M + + 1 ) 。
'Η— NMRスペクトル (CDC13, δρριη) : 2.65(s, 3H), 4.04(s, 3H), 7.39 (d, J=9. OHz
, IH), 7.66(ddd, Jl = 6.1Hz, J2=l. OHz, J3=0.7Hz, IH), 8.05 (dd, Jl=9. OHz, J2=0.7Hz, IH ), 8.47 (d, J=6. 1Hz, IH),— 9.16(d, J=l. OHz, 1H)。
(参考例 18 )
6—ヒドロキシー 2 if—イソキノリン一 1 一オン (参考化合物 1 8— 1 ) の合
1—クロ口一 6—ヒドロキシイソキノリン (参考化合物 1 0— 6 ) 7 2 mg ( 0. 4 0 mm o 1 ) の酢酸 2. 0 m 1.溶液に酢酸アンモニゥム 3 1 0 m g (4. Ommo l ) を加え、 l O Otで 3. 5時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を減圧濃縮した。 残渣に水 1. 0 m l を加え、 生成した 沈殿物を濾取することにより、 標記の化合物 6 6 mgを白色粉末として得た。 ( 収率 定量的)
R f 値: 0.13 ( —へキサン:酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススぺクトノレ (C I , m/ z ) : 162 (M++ 1 ) 。
'H— NMRスペク トル (DMS0 - d6, δ ppm) : 6.36 (d, J=7.1Hz, IH) , 6.86 (d, 1=2.4Hz, IH), 6.90 (dd, J 1=8.8Hz, J2=2.4Hz, IH), 7.05 (dd, Jl=7.1Hz, J2=5.6Hz, IH), 8.01 (d, J= 8.8Hz, IH), 9.9O-10.60 (m, IH), 10.75-11.00 (m, 1H)。 以下、 参考 ί匕合物 1 8— 1の製造方法に準じて、 参考化合物 1 8— 2を製造し た。
6—ヒドロキシ一 5 —二トロー 2 Η—イソキノリン一 1 一オン (参考化合物
8 - 2)
7
性状:黄色粉末。
マススぺクトル (C I, m/z ) : 207 (M++ 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (DMS0-d6l δ ppm) : 6.16(d, J=7.3Hz, IH), 7.12(d, J=9. OHz, IH), 7.28 (dd, Jl=7.3Hz, J2=3.5Hz, IH), 8.21 (d, J=9. OHz, IH), 11.35-11.50 (m, IH), 11 .96(brs, 1H)。
(参考例 1 9 )
6—ヒ ドロキシー 1 一 (4—メ トキシベンジルァミノ) ィソキノリン (参考化 合物 1 9 一 1 ) の合成
1ーク ロロ一 6—ヒドロキシイソキノリン (参考化合物 1 0— 6) 7 2mg ( 0. 0 mm o 1 ) に 4ーメトキシベンジルアミン 0. 5 5 g (4. 0 mm o 1 ) 、 濃塩酸 0. 0 5 0m l を加え 1 O :で 4時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を水に注加し、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を無水硫 酸マグネシウムで乾燥、 減圧濃縮した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ トグラフィ一 (溶出溶媒; クロ口ホルム : '酢酸ェチル =4 : 1 (V/V) ) に付 し、 目的物を含む画分を減圧濃縮することにより標記の化合物 6 7mgを黄土色 粉末として得た。 (収率 6 1 %)
R :Hit: O.20 ( Ώ—へキサン:酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススペク トル (C I , m/ z ) : 281 (M++ 1) 。
'H— NMRスペクトル (DMS0-d6, δρρπι) : 3.70 (s, 3H) , 4.62 (d, J=5.6Hz, 2H) , 6.68 (d, 1=5.9Hz, IH), 6.84 (d, J = 8.8Hz, 2H) , 6.89 (d, J = 2.4Hz, 1H), 6.96 (dd, Jl=9. OHz, J2= 2.4Hz, IH) , 7.27 (d, J = 8.8Hz, 2H) , 7.60-7.70 (m, 2H) , 8.12 (d, J=9. OHz, IH) , 9.97 (s, IH
)o
2
1ーメチ''ルァミノ— 6—メトキシイソキノリン (参考化合物 19— 2) の合成
1一クロ口一 6—メトキシイソキノリン(アール. エー. ロビンソン等 ジャーナ ル · ォブ · アメリカン · ケミカル · ソサエティ 69卷、 1 939頁、 1 947 年発行 [R.A. Robinson et al. J. Am. Chem. Soc. , 69, 1939 (1947)] 参照) 50mg (0. 26mmo 1 ) に、 iV—メチルホルムアミ ド 5. 0 m 1、 水酸化力リゥム 0. 14 g (2. 6mmo 1 ) を加え、 1 50 で 30分間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を水 1 0 Om.lに注加し酢酸ェチル 100m 1で 2回抽 出した。 有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、 減圧濃縮した。 得られた残渣を シリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒 ; クロ口ホルム : メタノール = 1 9 : 1 (V/V) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮することにより標記 の化合物を微黄色油状物として得た。
R f値 : 0.20 (クロ口ホルム : メタノール = 9 : 1 (V/V) ) 。
マススぺクトゾレ (C I , m/z ) : 189 (M + + 1) 。
(参考例 20 )
1一アミノー 6—ヒドロキシイソキノリン 1 トリフルォロ酢酸塩 (参考化合 物 20 ) の合成
6—ヒドロキシ— 1— (4—メ トキシベンジルアミノ) イソキノリン (参考化 合物 1 9— 1) 1. 1 g (3. 9 mmo 1 ) にトリフルォロ酢酸 30 m 1を加え
、 室温で 1. 5時間撹拌した。
反応終了 ί¾、 反応溶 «を 圧濃縮した。 残渣に酢酸ェチル 5. 0 m l を加え、 生成した沈殿物を濾取することにより、 標記の化合物 0. 9 3 gを黄色粉末とし て得た。 (収率 8 6 %)
R f 値: 0.05 (クロ口ホルム : メタノール: 2 8 %アンモニア水 = 1 0 : 1 : 0. 1 (V/VZV) )
マススペクトル (C I , m/z ) : 161 (M + + 1 ) 。
'Η—匪 Rスぺクトル (DMS0-d6, δρρηι) : 7.06 (d, J=7.0Hz, 1H), 7.15(d, J = 2.4Hz, 1H), 7.22(dd, Jl = 9.2Hz, J 2 = 2.4Hz, 1H), 7.5 (d, J = 7.0Hz, 1H), 8.39 (d, J = 9.2Hz, 1H), 8 • 70(brs, 2H), 11.13(brs, 1H), 12.65(brs, 1H)„
(参考例 2 1 )
2—ホルミルアミノー 2— ( 3—メ トキシベンジル) マロン酸ジェチルエステ ル (参考化合物 2 1 ) の合成
水素化ナ卜リウム (鉱物油 6 2. 6 %分散物) 5. 9 6 g ( 1 5 5 mm o 1 ) (ON, Λ—ジメチルホルムアミ ド 2 0 0 m l溶液に、 アルゴン気流下、 0 °Cで撹 拌しながら 2 —ホルミルアミノマロン酸ジェチルエステル 3 0. 0 g ( 1 4 8 m mo 1 ) ( N, V—ジメチルホルムアミ ド 5 0 m 1溶液を滴下した。 滴下終了後 、 氷浴をはずし徐々に室温まで昇温した。 次いで 3—メトキシベン ルク口ライ ド 2 5. 5 g ( 1 6 3 mm o I ) の N, AT—ジメチルホルムアミ ド 5 0 m 1溶液 を滴下し、 室温で 2 5分間撹拌後、 6 0 で 3時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を氷水 7 0 0 m l に注加し、 酢酸ェチル 1 2 0 0 m 1で 抽出した。 有機層を水、 次いで飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、 無水硫酸マ グネシゥムで乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた粗結晶を混合溶媒 (酢酸ェチ
ル: —へキサン = 1 9 : 1 (V/V) ) 200m lで洗浄することにより標記 の化合物 4— 3. 0 gを白—色粉末として得た。 (収率 90%)
R f値: 0- 49 (n—へキサン:酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススペク トル (C I , m/z ) : 324 (M++ 1 ) 。
'Η— Nly [: Rスぺク トル (CDC , δ ppm) : 1.30(t, J = 7.1Hz, 6H), 3.64(s, 2H), 3.76 (s , 3H) , 4.28 (q, J = 7.1Hz, 2H) , 4.29 (q, J=7.1Hz, 2H) , 6.58-6.64 (m, 2H) , 6.70-6.75 (m, IH ), 6.76-6.80 (m, IH), 7.15-7.20 (m, IH), 8.19(d, J = l.2Hz, IH)。
(参考例 2 2)
6—メ卜キシ一 4 ίί—イソキノリン一 3, 3—ジカルポン酸ジェチルエステル (参考化合物 22 ) の合成
2ーホノレミルアミノ一 2— (3—メ トキシベンジル) マロン酸ジェチルエステ ル (参考 ίヒ合物 2 1) 42. 6 g (1 32mmo 1 ) にポリリン酸 400 gを加 え、 130 °Cで 30分間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を水 800 m 1に注加し、 炭酸カリウムで中和後、 酢酸 ェチル .1 1 0 Om lで抽出した。 有機層を水、 次いで飽和塩化ナトリウム水溶液 で洗浄し、 無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた残渣を シリカゲ レカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒; Λ—へキサン :酢酸ェチル = 2 : 1 (V/V) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮することにより標記の 化合物 34. 0 gを黄色油状物として得た。 (収率 85%)
R f値: 0.24 —へキサン:酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススペク トル (C I ' m/z ) : 306 (M++ 1 ) 。
'Η— NMRスペク トル (CDC13, 5ppm) : 1.25 (t, J = 7.1Hz, 6H), 3.37(s, 2H), 3.84(s , 3H), 4.22 (q, J=7.1Hz, 2H), 4.24 (q, J=7.1Hz, 2H), 6.73 (d, J = 2.3Hz, IH), 6.80 (dd, Jl=
W
8.3Hz,〗2=2.3Hz, IH), 7.30 (d, J=8.3Hz, IH), 8.43 (s, IH)。
(参考例 23 )
3—力ルポキシ一 6—メトキシー 3, 4ージヒドロイソキノリン (参考化合物 23) の合成
6—メトキシ一 4 if—イソキノリン一 3, 3—ジカルポン酸ジェチルエステル (参考化合物 2 2) 6. 40 g (2 1. 0 mm o 1 ) のェ夕ノール 1 30 m 1溶 液に 1 N水酸化ナトリウム水溶液 1 30m 1を加え、 室温で 1. 5時間撹拌した 反応終了後、 反応溶液に 1 N塩酸 1 6 Om 1を加えて酸性化し、 混合溶媒 (ク ロロホルム : メ タノール =3 : 1 (V/V) ) 1 200m lで抽出した。 有機層 を飽和塩化ナト リウム水溶液で洗浄し、 無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、 減 圧濃縮することにより標記の化合物 1. 13 gを黄色粉末として得た。 (収率 2 6 %)
マススペクトル (C I, m/z) : 206 (M++ 1) 。
)H— NMRスペクトル (DMS0-d6, <5 ppm) : 3.40-3.46 (m, 2H), 3.93 (s, 3H), 5.05(t, J = 6.9Hz, IH), 7.12(dd, Jl = 8.5Hz, J2=2.4Hz, IH), 7.18 (d, J=2.4Hz, IH), 7.97 (d, J = 8.5 Hz, IH), 9.17(s, IH), 13.65(brs, 1H)。
(参考例 24 )
3—エトキシカルポ二ルー 6—メ トキシイソキノリン (参考化合物 24) の合 成
3—カ レポキシー 6—メ トキシ一 3, 4ージヒドロイソキノリン (参考化合物 2 3) 1. 1 3 g ( 5. 5 Ommo 1 ) のエタノール 1 0 0 m 1溶液に濃硫酸 1 m l を加え、 加熱還流条件で 6時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和し、 減圧濃縮し た。 得られた残渣に水 1 0 0m l を加え、 酢酸ェチル 40 0m lで抽出した。 有 機層を水、 次いで飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、 無水硫酸マグネシウムで 乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた粗結晶 8 9 1 mgにトルエン 3 0 m 1 を加 え、 次いで 2, 3—ジクロロー 5, 6—ジシァノー 1 , 4一べンゾキノン 8 7 2 mg (3. 8 4mmo 1 ) を添加し、 アルゴン気流下、 室温で 2 0分間撹拌した 。
反応終了後、 反応液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液 5 Om 1 に注加し、 トル ェン 1 5 0 m 1 で抽出した。 有機層を水、 次いで飽和塩化ナトリウム水溶液で洗 浄し、 無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた残渣をシリ 力ゲルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒 ; 12—へキサン :酢酸ェチル = 2 : 1 (V/V) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮することにより標記の化合 物 2 3 lmgを橙色粉末として得た。 (収率 1 8 %)
R f 値: 0.41 (Ώ—へキサン:酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススペク トル (C I, m/z) : 232 (M++ 1 ) 。
'Η— NMRスぺクトル (CDC13, 5 pm) : 1.49(t, J=7.1Hz, 3H), 3.98(s, 3H), 4.53 (q , J=7.1Hz, 2H), 7.21 (d, J = 2.4Hz, IH), 7.36 (dd, Jl = 8.9Hz, J2 = 2.4Hz, IH), 7.94 (d, J=8. 9Hz, IH), 8.50 (s, IH), 9.20 (s, 1H)。
(参考例 2 5 )
3— { t r tーブ卜キシカルポニルァミノ) 一 6—ヒドロキシィソキノリン (化合物 2 5) の合成
3—力ルポキシー 6—ヒドロキシイソキノリン 1臭化水素酸塩 (参考化合物 1 0— 7) 27 0 mg (1. 00 mm o 1 ) の t e r t—ブタノ—ル 8 m 1溶液 にトリエチルァミン 230mg (2. 27 mmo 1 ) の t e r ίーブタノール 1 m 1溶液及ぴアジ化ジフエニルホスホリル 420 mg ( 1. 53 mmo 1 ) の ί e r ί:ーブタノ一ル 1 m 1溶液を加え、 アルゴン気流下、 加熱還流条件で 2. 5 時間撹拌した。
反応終了後、 反応液を減圧濃縮した。 得られた残渣に水 20m 1を加え、 酢酸 ェチル 50m 1で抽出した。 有機層を水、 次いで飽和塩化ナトリウム水溶液で洗 浄し、 無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた残渣をシリ 力ゲルカラムク口マトグラフィー (溶出溶媒; —へキサン :酢酸ェチル = 6 : 1 (V/V) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮した。 得られた粗結晶を混 合溶媒 (酢酸工チル: ·π—へキサン = 9 : 1 (V/V) ) 1 0m lで洗浄するこ とにより標記の f匕合物を白色粉末として得た。
R f値: 0.61 (Ώ —へキサン :酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) )
(参考例 26)
5—ァミノ— 6—プロモイソキノリン (参考化合物 26) の合成
6—ブロモ— 5—二トロイソキノリン (参考化合物 1 1) l O Omg (0. 0 40 mmo 1 ) の酢酸 2 m 1溶液に、 亜鉛粉末 1 0 m g (0. 1 5 mm o 1 ) を 撹拌下分割添加し、 3時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液に水、 クロ口ホルムを加え、 炭酸ナトリウムで中和した
後クロ口ホルムで抽出した。 有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗诤し、 無水 硫酸ナトリウムで乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた ¾渣をシリカゲルカラム クロマトグラフィー (溶出溶媒; 12—へキサン :酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮することにより標記の化合物 6 lmgを 微黄色粉末として得た。 (収率 69 %)
R f値: 0.17 (ϋ—へキサン :酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススぺクトル (C I, m/z ) : 223, 225 (M++ 1 ) 。
'Η— NMRスぺクトル (CDC13, 5 pm) : 4.70(brs, 2H), 7.28 (dd, Jl=8.8Hz, J2=0.7 Hz, 1H), 7.56(ddd, Jl = 6.1Hz, J2 = l.0Hz, J3=0.7Hz, 1H), 7.62 (d, J-8.8Hz, 1H), 8.54 (d, J=6.1Hz, 1H), 9. 16(d, J = l.0Hz, 1H)„
(参考例 2 7 )
6—プロモー 5 - (ジメチルァミノ) イソキノリン (参考化合物 27) の合成
5—ァミノ一 6—ブロモイソキノリン (参考化合物 26) 22 1 mg (0. 9 9mmo 1 ) の JV, ΛΓ—ジメチルホルムアミ ド 5 m 1溶液にアルゴン気流下撹拌 しながら水素 ί匕ナトリウム (鉱物油 60 %分散物) 140mg (3. 5 mm o 1 ) を 0でで添加した。 次いでヨウ化メチル 0. 1 90m l (2. 05 mm o 1 ) を滴下し、 20時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液に水を加え、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和塩化 ナトリウム水溶液で洗浄し、 無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒; Ώ一へキサ ン :酢酸ェチル = 2 : 1 (V/V) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮する ことにより標記の化合物 74mgを淡黄色油状物として得た。 (収率 30 %)
9
R f値: 0.49 ( —へキサン:酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススぺ ト レ (C I m/ z ) : 251, 253 (M + + 1 ) '。'
'H— NMRスペクトル (CDC13, (5ppm) : 3.03 (s, 6H), 7.61 (dd, Jl=8.8Hz, J2=0.7Hz , IH), 7.68 (d, J=8.8Hz, IH), 8.02(ddd, Jl=5.9Hz, J2=l. OHz, J3=0.7Hz, IH), 8.56 (d, J= 5.9Hz, IH), 9.19 (d, J = l. OHz, 1H)„
(参考例 28 )
5一 (2—メタンスルフィニルー 2—メチルスルファ二ルビニル) 一 6—メ ト キシィソキノリ ン (参考化合物 28— 1) の合成
5—ホルミリレー 6—メ トキシイソキノリン (参考化合物 1 5 ) 1. 7 g ( 9. 1 mm o 1 ) のテトラヒドロフラン 1 Om l溶液に、 40 %ベンジルトリメチル アンモニゥムヒ ドロキシド メタノール溶液 2. 0m l , メチルスルフィニルメ チルスルフイ ド 2. Om l ( 20 mmo 1 ) を加え、 6 5°Cで 4. 5時間加熱撹 拌した。 次いで、 40 %ベンジルトリメチルアンモニゥムヒドロキシド /メタノ ール溶液 1. 0 m 1、 メチルスルフィ二ルメチルスルフィ ド 1. 0m l (1 0m mo 1 ) を加え、 6 5 で1. 0時間加熱撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を水に注ぎ酢酸ェチルで抽出し、 有機層を無水硫酸マグ ネシゥムで乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた残渣をシリカゲルクロマトダラ フィー (溶出溶媒 ;酢酸ェチル: メタノール = 1 9 : 1 (VZV) に付し、 R f 値 0. 2 (酢酸ェチル) の画分を減圧濃縮することにより標記の化合物の異性体 1 1. 5 g (収率 58 %) を白色粉末として、 R iO. 1 (酢酸ェチル) の 画分を減圧濃縮することにより標記の化合物の異性体 2 0. 1 2 g (収率 4.
6 %) を白色粉末として得た。
(異性体 1 ) "
R f 値: 0.20 (酢酸ェチル) 。
マススぺクトル (C I , m/z ) : 294 (M++ 1 ) 。
iH— NMRスぺクト レ (CDC13, δρριη) : 2.05 (s, 3H), 2, 93 (s, 3H), 4.00 (s, 3H), 7.4 1 (d, J=9.2Hz, 1H), 7.52 (dd, Jl = 6.1Hz, J2=0.9Hz, IH), 7.87 (s, IH), 8.03 (d, J=9.2Hz, 1 H), 8.47 (d, J=6.1Hz, 1H), 9.17(d, J=0.9Hz, 1H)。
(異性体 2)
R f 値: 0.10 (酢酸ェチル) 。
マススペクトル (C I , / z ) : 294 (M + + 1 ) 。
— NMRスぺクト レ (CDC13, δ ppm) : 2.62 (s, 3H), 2, 67(s, 3H), 4.00 (s, 3H), 6.8 6(s, IH), 7.37 (d, J=9. OHz, 1H), 7.51-7.59 (m, 1H), 8.01(d, J = 9. OHz, IH), 8.49 (d, J = 5. 9Hz, IH), 9.17(s, 1H)。 5 ― ( 2—メタンスリレフィ二ルー 1ーメチル一 2—メチルスルファ二ルビニル ) — 6—メトキシイソキノリン (参考化合物 2 8— 2) の合成
メチルスルフィ二 jレメチルスルフィ ド 1 2 0 m g ( 1. O mmo 1 ) のテトラ ヒドロフラン 3. O m l溶液に、 アルゴン気流下撹拌しながら 1. 6 M Ώ—プ チルリチウム —へキサン溶液 1. O m l ( 1. 6 mm o 1 ) を— 1 8 °Cで滴 下し、 その後一 7 8 に冷却して 2 0分間撹拌した。 次いで、 6—メトキシ— 5 一 (メチルカルポニル) イソキノリン (参考化合物 1 7 ) 2 0 0 mg ( 1. 0 m mo 1 ) のテトラヒド ロフラン 2. Om l溶液を一 7 8 °Cで添加し、 4 0分間撹拌
8
した。 次いで、 無水酢酸 1 0 0 mg ( 1. 0 mm o 1 ) のテトラヒドロフラン 1. 0 m 1溶液を— 7 8で 加え、 : ^時間かけて室温まで昇瘟させ、 4時間室温で撹 拌した。
反応終了後、 反応溶液を飽和重曹水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を 無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた残渣をシリカゲル カラムクロマトグラフィー (溶出溶媒;酢酸ェチル: メタノール = 9 : 1 (V/ V) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮することにより標記の化合物 9 6m gを白色泡状物として得た。 (収率 3 1 %)
R f 値: 0· 25 (酢酸ェチル: メタノール = 9 : 1' (V/V) ) 。
マススペクトル (C I, mZz) : 308 (M++ 1) 。
'Η— NMRスぺク トル. (CDC", (5ppm) : 2.33 (s, 3H), 2, 49 (s, 3H), 2.59 (s, 3H), 4.0 2(s, 3H), 7.09 (d, J = 6.0Hz, 1H), 7.42 (d, J = 9.3Hz, 1H), 7.98-8.05 (m, 1H), 8.42 (d, J=6. 0Hz, 1H), 9.18(s, 1H)„
(参考例 2 9 )
6—メ 卜キシー 5— (メ トキシカルポニルメチル) イソキノリン (参考化合物 2 9 - 1) の合成
5― (2—メタンスルフィ二ルー 2ーメチルスルファ二ルビニル) — 6—メ ト キシイソキノリン (参考化合物 2 8— 1 ) の異性体 1 1. 4 g (4. 8 mmo 1 ) のメタノール 3 Om 1溶液に、 塩化水素 /メタノール溶液 6 2 g (塩化水素 2 0 g (5 5 Ommo 1 ) 含有) を加え、 室温で 2時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を酢酸ェチル 1 0 0m l /飽和重曹水 5 0m l に注ぎ、 炭酸カリウムを加え水層の P Hを 8に調整し、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた残渣にジイソプロ ピルエーテルを加えて ¾成した固体を濾取し、 ジィソフ。口ピルエーテルで洗浄す ることにより標記の化合物 7 6 Omgを白色粉末として得た。 (収率 6 8 ) R f 値: 0.55 (酢酸ェチル) 。
マススペクトル (C I , mノ z ) : 232 (M++ 1) 。
'Η— NMRスぺクトル (CDC13, δρρπι) : 3.69(s, 3H), 4.01 (s, 3H), 4.08(s, 2H), 7.3 9(d, J = 9.0Hz, 1H), 7.58-7.65 (m, 1H), 7.96 (d, J = 9.0Hz, 1H), 8.47 (d, J=6.1Hz, 1H), 9.1 5(d, J=0.7Hz, 1H)。
6—メ トキシ一 5— (メ 卜キシカルポニルェチル一 1 —ィル) イソキノリン ( 参考化合物 2 9— 2) の合成
反応温度を 6 0°Cとした他は参考化合物 2 9— 1の製造方法に準じて標記の化 合物を得た。
性状: 白色粉末
R f 値: 0.50 (酢酸ェチル) 。 '
マススペクトル (C I , mZz) : 246 (M++ 1) 。
'H— NMRスペクトル (CDC13, δρριη) : 1.53(d, J=7.1Hz, 3H), 3.64 (s, 3H), 3.98(s , 3H), 4.47 (q, J=7.1Hz, 1H), 7.37 (d, J = 9.0Hz, 1H), 7.62 (d, J=6.3Hz, 1H), 7.94 (d, J = 9. 0Hz, 1H) , 8.46 (d, J=6.3Hz, 1H) , 9.16 (s, 1H)。
(参考例 3 0 )
E- 5 - ( 2—エトキシカルポ二ルビニル) 一 6—ヒドロキシイソキノリン ( 参考化合物 3 0) の合成
5—ホルミル— 6—ヒドロキシイソキノリン 1臭化水素酸塩 (参考化合物 1 0 - 2) 1. 00 g ( 3. 94mmo 1 ) のトルエン 25m l溶液に、 アルゴン 気流下トリフエニルホスホラ二リデン酢酸ェチル 1. 6 5 g (4. 74mmo 1 ) 、 トリェチルァミン 1. 00m l (7. 1 7mmo 1 ) を撹拌下 0でで順次添 加し、 加熱還流条件で 3時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液に水を加え、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和塩化 ナトリウム水溶液で洗净、 無水硫酸ナトリウムで乾燥後、 減圧濃縮した。 得られ た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒 ;酢酸ェチル) に付し 、 目的物を含む画分を減圧濃縮することにより標記の化合物 808mgを黄色粉 末として得た。 (収率 8 4 %)
R f値: 0.28 (酢酸ェチル) 。
マススペクトル (C I, m/z ) : 244 (M++ 1 ) 。
(参考例 3 1) "
6—ヒドロキシ _ 5— (メ トキシィミノメチル) イソキノリン (参考化合物 3 1一 1 ) の合成
5—ホルミル— 6 -ヒ ドロキシイソキノリン 1臭化水素酸塩 (参考化合物 1 0— 2) 200 m g (0. 78 7 mmo 1 ) 、 O—メチルヒドロキシルアミン塩 酸塩 20 Omg (2. 3 9 mmo 1 ) のエタノール 5m 1溶液にアルゴン気流下
撹拌しながらトリェチルァミン 0. 6 0 0 m l (4. 3 1 mm o 1 ) を 0 °Cで添 加し、 室温 1 6時間撹持'した。
反応終了後、 反応溶液を減圧濃縮し、 水を加えて酢酸ェチルで抽出した。 有機 層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、 無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、 減 圧濃縮した。 得られた残 をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒; 酢酸ェチル) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮することにより標記の化合物 1 2 8m gを薄黄色粉末として得た。 (収率 8 1 %)
R f 値: 0.50 (酢酸ェチ レ) 。
マススペクトル (C I, m/z ) : 203 (M + + 1 ) 。
'H— NMRスペク トル (CDC13, δρρηι) : 4.07(s, 3H), 7.31 (d, J=8.9Hz, 1H), 7.69-7 .72 (m, 1H), 7.90 (dd, Jl=8. 9Hz, J2=0.7Hz, 1H), 8.51 (d, J=6.2Hz, 1H), 8.97(s, 1H), 9.1 0(d, J=0.7Hz, 1H), 11.24(s, 1H)。 以下、 参考化合物 3 1 - 1の製造方法に準じて、 参考化合物 3 1 — 2 ~ 3を製 造した。
5— (エトキシイミノメチル) 一 6—ヒドロキシイソキノリン (参考化合物 3 1 — 2.) '
性状:黄色粉末。
融点: 121- 123 。
R f 値: 0.30 (22—へキサン :酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I , m/z ) : 2Π (Μ + + 1) 。
'H— NMRスぺク トル (CDC13, δ ρπι) : 1. 0(t, 1=7.1Hz, 3H), 4.31 (q, J=7.1Hz, 2H
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酸無水物 2 3. 0m l ( 1 6 3mmo 1 ) 、 三フッ化ホウ素 ジェチルエーテル 錯体 2 1 m l (1 6 6 mm o 1 ) を 1 0 °Cを超えないように順次滴下し、 室温で 1 8時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を氷水に注加し、 分液した。 有機層は水で抽出し、 水層 を合わせて濃アンモニア水で中和した。 析出した固体を濾取、 水洗することによ り標記の化合物 6. 5 gを緑色粉末として得た。 (収率 5 8 %)
融点: 146- 149°C。
R f 値: 0.23 (酢酸ェチル) 。
マススペクトル (E I, ./ z ) : 205 (M + ) 。
!H— NMRスペクトル (DMS0- d6, δρρπι) : 3.87 (s, 3H) , 3.96 (s, 3H), 7.31 (s, IH), 7 .66 (d, J=5.6Hz, IH), 8.28 (d, J=5.6Hz, Hi), 9.03(s, IH), 9.75(brs, 1H)。
(参考例 3 3 )
6—メ トキシー 5— (ピロリジン一 1一ィル) イソキノリン (参考化合物 3 3 ) の合成
5—ブロモー 6—メトキシイソキノリン (参考化合物 1 4) 24 Omg ( 1. 0 1 mm o 1 ) 、 トリス (ジベンジリデンアセトン) ジパラジウム ( 0 ) 9 2m g (0. 1 0 mm o 1 ) 、 ナトリウム i e r t—ブトキシド 1 4 0mg ( 1. 4 6 mm o 1 ) 、 r a c - B I NAP 1 9 0mg (0. 3 1 mm o 1 ) のトルェ ン 5m 1溶液に、 ピロリジン 0. 2 0m l (2. 4 mm o 1 ) を加え、 8 Ot:で 8. 5時間加熱撹拌した。
反応終了後、 反応溶液に水を加え、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和塩化
ナトリウム水溶液で洗浄し、 無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた ¾渣をシリカゲルカラム クロマトグラフィー (溶出溶媒 ; 72 —へキサ ン :酢酸ェチル = 2 : 1 (V/V) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮する ことにより標記の化合物 206mgを橙色粉末として得た。 (収率 89 %) R f値: 0.25 ( —へキサン :酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I , m/z) : 229 (M++ 1) 。
'H— NMRスペクトル (CDC13, δρριη) : 1.97-2.08 (m, 4H), 3.20-3.35 (m, 4H), 3.98 (s, 3H), 7.35 (d, J=9. OHz, 1H), 7.79(dd, Jl=9. OHz, J2=0.9Hz, IH), 8.05(ddd, Jl=6. OHz , J2=l. OHz, J3=0.9Hz, IH), 8.42 (d, J=6. OHz, IH), 9.10 (d, X=l. OHz, 1H)。
(実施例 1 )
6 - [4一 ( 1 - ί e r tーブ卜キシカルボニルアミノ— 1ーメチルェチル) フエニル] イソキノリン (化合物 1 — 1) の合成
4― (1一 f e r i—ブトキシカルポニルアミノー 1—メチルェチル) - 1— (4, 4, 5, 5—テトラメチル [ 1, 3, 2] ジォキサポロラニル) ベンゼン (参考化合物 4— 1 ) 2. 1 g ( 5 . 8 mmo 1 ) と 6—ブロモイソキノリン 3 00 mg (1. 4 mmo 1 ) の混合物のジメ トキシェタン 30 m 1溶液に、 アル ゴン気流下テトラキス (トリフエニルホスフィン) パラジウム 1 7 Omg (0. 1 5mmo l ) 、 2 M炭酸ナトリウム水溶液 6. 0 m 1を室温で順次添加し、 加 熱還流条件で 1. 5時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液に水を加え、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和塩化
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6 — [4一 ( 1 — ί e r'i—ブトキシカルポニルアミノシクロペンチル) フエ • ニル] 一 5— (メトキシカルボニルメチル) イソキノリン (化合物 1 — 1 7 ) 性状: 白色粉末。
R f 値: 0.15 (トルエン:酢酸ェチル =4 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル '(C I, m/z ) : 461 (M++ 1 ) 。
'Η— NMRスペクトル (CDC13, δρριη) : 1.39(brs, 9H), 1.75-1.95 (m, 4H), 2.05-2. 40 (m, 4H), 3.70 (s, 3H), 4.02 (s, 2H), 4.91 (brs, IH), 7.30-7.40 (m, 2H) , 7.45-7.50 (m, 2 ― H), 7.56 (d, J=8.7Hz, IH), 7.69 (d, J=6.1Hz, IH), 7.95 (d, J =8.7Hz, IH), 8.60 (d, J = 6. IH z, IH), 9.28(s, 1H)。
6 - [4 - ( 1 - ί e r ί一ブトキシカルボ二ルー 1 —メチルェチル) フエ二 ル] - 5 - ( 1ーメトキシカルボニルェチル) イソキノリン (化合物 1 — 1 8 ) 性状:無色油状物。
R f 値: 0.30 (Λ—へキサン :酢酸ェチル = 1 : 1 (VZV) ) 。
マススペクトル (C I , m/z ) : 449 (M + + 1 ) 。
'Η— NMRスぺクトル (CDC13, δ ριη) : 1.40 (brs, 9H), 1.56 (d, J=7.1Hz, 3H), 1.69 (s, 6H), 3.61 (s, 3H) , 4.32 (q, J = 7.1Hz, IH), 5.01 (brs, IH), 7.35 (d, J = 8.3Hz, 2H) , 7.4 5-7.55 (m, 3H), 7.67 (dd, Jl=6.2Hz, J2=0.7Hz, IH), 7.90 (d, J=7.8Hz, IH), 8.52 (d, J=6. 2Hz, IH), 9.28(d, J=0.7Hz, 1H)。
E— 6— [4 - ( 1 - t e r t—ブトキシカルボニルアミノ一 1ーメチルェチ ル) フエニル] — 5— ( 2—エトキシカルボ二ルビニル) イソキノリン (化合物 1 - 1 9)
R f 値: 0.62 (酢酸ェチル) 。
マススペクトル (C I, m/z ) : 461 (M + + 1 ) 。
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(実施例 2 )
6— [ 5— ( 1一 t e r ί—ブトキシカルポ二ルァ ノー 1ーメチルェチル) ピリジン— 2—ィル] 一 5—二トロイソキノリン (化合物 2— 1) の合成
6—ブロモ— 5—ニトロイソキノリン (参考化合物 1 1) 4 8 0mg ( 1. 9 0 mmo 1 ) , 2—ブロモ— 5— ( 1一 i e r —ブ卜キシカルポニルアミノ一
1—メチルェチル) ピリジン (参考化合物 3— 4 ) 3 0 Omg ( 0. 9 5 2 mm o 1 ) 、 ジクロロビストリフエニルホスフィンパラジウム 1 3 4mg (0. 1 9 1 mmo 1 ) 、 銅粉末 240 m g (3. 7 8 mm o 1 ) のジメチルスルホキシド 5m 1溶液をアルゴン気流下、 1 0 0 で 2時間 拌した。
反応終了後、 反応溶液にクロ口ホルム、 1 0 %アンモニア水を順次加えた後、 セライ ト濾過し、 溶液をクロ口ホルムで抽出した。 有機層を飽和塩化ナトリウム 水溶液で洗浄し、 無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒 ; 一へキサン :酢酸ェ チル = 1 : 1 (V/V) 〜酢酸ェチル) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮す ることにより標記の化合物 1 3 2 mgを茶色油状物として得た。 (収率 34 %) R f 値 : 0.45 (酢酸ェチル) 。
マススペクトル (C I, ιηΖζ ) : 409 (M++ 1 ) 。 以下、 化合物 2— 1の製造方法に準じて、 化合物 2— 2を製造した。
6— [ 5— ( 1 - t e r f —ブトキシカルボニスレアミノェチル) ピリミジン一
2—ィル] — 5—二トロイソキノリン (化合物 2— 2)
性状:淡黄色粉末。
R ί値: 0.48 ( 一へキサン:酢酸ェチル = 3 : 2 (V/V) )
マススペクトル (C I , m/z ) : 396 (M+ + 1) 。
'H— NMRスペクトル (CDC13, <5ppm) : 1.43 (s, 9H) , 1.55-1.58 (m, 3Η) , 4.78-4.97 (m, 2Η), 7.67 (d, J=6.1Hz, IH), 8.23 (d, J=8.8Hz, IH), 8.53 (d, J=8.8Hz. IH), 8.73 (d, J = 6.1Hz, IH), 8.84 (s, 2H), 9.41 (s, 1H)。
(実施例 3 )
6 - [4 - ( 1—アミノー 1—メチルェチル) フエニル] イソキノリン . 2塩 酸塩 (化合物 3— 1 ) の合成
6 - [4一 ( 1 - t e r ί—ブトキシカルボニルアミノー 1ーメチルェチル) フエニル] イソキノリン (化合物 1一 1 ) 5 2 0mg ( 1. 3 mm o 1 ) のメタ ノール 1 0 m 1溶液に 4N塩化水素/ 1 , 4—ジォキサン溶液 2. 0 m 1 を撹拌 下 0 で滴下し、 室温で 1 6時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ トグラフィー (溶出溶媒 ; クロロホルム : タノール : 2 8 %アンモニア水 = 5 : 1 : 0. 0 1 (V/V/V) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮した。 残渣に 4 Ν塩化水素 /1, 4一ジォキサン溶液を添加し、 減圧濃縮して得られた
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5—ァミノ一 6— [4— ( 1—アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] イソキ ノリン 3¾酸塩 (化合杨3— 3) '
性状:黄色粉末。
融点: 230- 233 。
R f 値: 0.39 (クロ口ホルム : メタノール: 2 8 %ァンモニァ水- 5 : 1 : 0.
0 1 (V/V/V) ) 。
マススペクトル (C I, m/z ) : 278 (M + + 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (DMS0-d6, Sppm) : 1.71 (s, 6H) , 7.63 (d, J=8.5Hz, 2H) , 7.67 (d, J=8.3Hz, IH), 7.76 (d, J=8.5Hz, 2H), 7.79 (d, J=8.3Hz, IH), 8.61 (d, J=7.1Hz, IH), 8 .74— 8.87(m, 4H), 9.75(s, 1H)。
6— [4一 ( 1—アミノー 1—メチルェチル) フエニル] — 5— (ヒドロキシ スルホニル) イソキノリン 1塩酸塩 (化合物 3— 4)
性状:緑色粉末。
R f 値: 0.12 (クロ口ホルム : メタノール: 2 8 %アンモニア水 = 5 : 1 : 0. 0 1 (V/V/V) ) 。
マススペクトル (F AB, m/z ) : 343 (M++ 1) 。
!H— NMRスペクトル (DMS0-d6> δ ppm) : 1.69 (s, 6H) , 7.48-7.59 (m, 4Η), 7.67 (d, J=8.4Hz, IH), 8.39 (d, J=8.4Hz, IH), 8.52-8.65 (in, 3H), 8. 69(d, J=7.1Hz, IH), 9.43 (d, 1=1.1Hz, IH), 9.79 (s, 1H)0
6 - [4 - ( 1ーァミノ一 1ーメチルェチル) フエニル] — 5— (ヒドロキシ イミノメチル) イソキノリン 2塩酸塩 (化合物 3— 5 )
異性体 1 /異性体 2 = 4ノ 1混合物。
性状: 白色粉末。
融点: 210で以上 (分解) 。
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反応溶媒としてメタノールの代わりに塩化メチレンを用い、 反応試薬として 4 N塩化水素 1, 4一ジォキサン溶液の代わりに 3 0 %臭化水素酸 Z酢酸溶液を 用いた他は化合物 2— 1の製造方法に準じて標記の化合物を得た。
性状:淡黄色泡状物。
マススペクトル (C I , m/ z ) : 306 (M + + 1 ) 。
'Η - NMRスぺクトル (CD30D, δ ppm) : 1.58(s, 6H), 7.63(s, 4H) , 7.74(d, J=8.5Hz , IH), 7.92-7.95 (m, IH), 8.23 (d, J=8.5Hz, IH), 8.53 (d, J=6.1Hz, IH) , 9.30 (d, J = l. OHz , IH)。 6— [4— ( 1 一アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] - 5 - ( 1 —メチル ビニル) イソキノリン 2塩酸塩 (化合物 3 _ 8)
性状:薄黄色粉末。
融点: 280 以上。
R f 値: 0.31 (クロ口ホルム : メタノール : 2 8 %アンモニア水- 5 : 1 : 0. 0 1 (V/V/V) ) 。
マススぺクトル (C I, m/ z ) : 303 (M++ 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (DMS0-d6l δ ppm) : 1.70(s, 6H), 1.79-1.81 (m, 3H), 5.13-5. 14 Cm, IH), 5.61-5.62(m, IH), 7.59 (d, J=8.5Hz: 2H), 7.71 (d, J=8.5Hz, 2H), 7.88 (d, J=8 • 5Hz, IH), 8.27 (d, J=6.6Hz, IH), 8.48 (d, J=8.5Hz, IH), 8.69(d, J=6. 6Hz, IH), 8.81 (br s, 3H), 9.86(s, 1H)。
6一 [4— ( 1 —ァミノ 1 —メチルェチル) フエニル] - 5 - (メチルカル ポニル) イソキノリン 2塩酸塩 (化合物 3— 9)
性状: 白色粉末。
融点: 273- 276 (分解) 。
R f 値: 0.23 (クロ口ホルム : メタノール : 2 8 %アンモニア水 = 5 : 1 : 0.
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(dd, Jl=7.1Hz, J2=5.6Hz, IH), 7.69 (d, J=8.5Hz, 2H), 7.81 (dd, Jl=8.3Hz, T2 = l.7Hz, IH ), 7.88 (d, J =8.5Hz, 2H), 7: 99 (d, J=l.7Hz, IH), 8.25 (d, J=8.3Hz, 1H), 8.56 (brs, 3H), 1 1.20-11.35 (m, 1H)。
6— [4— ( 1一アミノー 1—メチルェチル) フエニル] — 4一ブロモ— 2fi 一イソキノリン _ 1一オン 1塩酸塩 (化合物 3— 12) 性状: 白色粉末。
R f値 : 0.30 (クロ口ホルム : メタノール: 28 %アンモニア水 = 1 0 : 1 : 0. 1 (V/V/V) ) 。
マススぺクトル (C I , m/z ) : 357, 359 (M++ 1 ) 。
'Η— NMRスペクトル (DMS0-d6, δ ppm) : 1.68(s, 6H), 7.62(s, IH), 7. 71 (d, J=8.5 Hz, 2H), 7.86-7.94 (m, 4H), 8.33 (d, J=8.1Hz, IH), 8.48 (brs, 3H), 11.63 (brs, 1H)。
6一 [4 - ( 1一アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] — 5 -二 トロ一 2JJ 一イソキノリン一 1一オン 1塩酸塩 (化合物 3— 13)
性状 :黄色粉末。
融点 : 2.88-290°C (分解) 。 ·
R f 値 : 0· 25 (クロロホルム : メタノール: 28%アンモニア水 = 1 0 : 1 : 0. 1 (V/V/V) ) 。
マススペクトル (C I, m/z ) : 324 (M + + 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (DMS0 - d6, 5 ppm) : 1.66 (s, 6H), 6.27 (dd, Jl = 7. 7Hz, J2=0.7 Hz, IH) , 7.44 (d, J=7.7Hz, IH) , 7.53 (d, J=8.5Hz, 2H) , 7.64 (d, J=8.3Hz, IH), 7.70 (d, J = 8.5Hz, 2H), 8.35(brs, 3H), 8.47 (dd, Jl=8.3Hz, J2=0.7Hz, IH), 11.79(brs, 1H)。
6— [4— ( 1—アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] — 5—ェチルァミノ
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6— [4 - ( 1— ί e r ί—ブトキシカルポニルアミノー 1—メチルェチル) フエニル] '一 5 , 7— メ キシイソキノリン (化合物 1一 1 4) 1 6 5 mg ( 0. 3 9 1 mmo 1 ) のメタノール 5 m 1溶液に、 4. 2 N塩化水素 Zェタノ一 ル溶液 1. Om l を室温で添加し、 1時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を減圧濃縮し、 得られた残渣をメタノール/ジェチルェ 一テルで再結晶化することにより標記の化合物 1 3 5 mgを薄黄色粉末として得 た。 (収率 8 3 %)
融点: 250°C以上 (分解) 。
R f 値: 0.48 (クロ口ホルム : メタノール: 2 8 %アンモニア水- 1 0 : 1 : 0. 1 (V/V/V) ) 。
マススペクトル (E I, m/ z ) : 322 (M + ) 。
'H— NMRスペクトル (DMS0-d6, (5 ppm) : 1.72 (s, 6H), 3.53 (s, 3H), 3.90 (s, 3H), 7 .51 (d, J=8.5Hz, 2H), 7.73 (d, J = 8.5Hz, 2H), 7.84(s, IH), 8.3 (d, J = 6.5Hz, IH) , 8.58 (d , J=6.5Hz, IH), 8.71-8.93 (m, 3H), 9.68 (s, 1H)。 以下、 化合物 3— 2 1の製造方法に準じて、 化合物 3— 2 2 ~40を製造した
6― [4 - ( 1ーァミノ一 1—メチルェチル) フエニル] — 5— (メ トキシカ ルポニルメチル) イソキノリン 2塩酸塩 (化合物 3— 22)
性状: 白色粉末
融点: 180- 185で (分解)
R f 値 : 0.60 (クロ口ホルム : メタノール: 2 8 %アンモニア水 = 1 0 : 1 : 0. 1 (V/V/V) ) 。
マススペクトル (C I , m/z ) : 335 (M++ 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (D謂- d6, 5 ppm) : 1.70 (s, 6H), 3.62 (s, 3H), 4.09 (s, 2H), 7
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キシェチル) イソキノリン 2塩酸塩 (化合物 3— 2 5)
性状:白色 末 ― '
融点: 257- 262°C (分解) 。
R f 値: 0.33 (クロ口ホルム : メタノール: 2 8 %アンモニア水 = 1 0 : 1 : 0. 1 (V/V/V) ) 。
マススペクトル (C I, m/z ) : 307 (M + + 1 ) 。
'Η— NMRスペクトル (CD30D, δ ppm) : 1.83 (s, 6H), 3.38(t, J=7. OHz, 2H), 3.72 (t , J = 7. OHz, 2H), 7.55-7.63 (m, 2H), 7.70-7.78 (m, 2H), 7.87 (d, J=8.4Hz, IH), 8.46 (d, J = 8.4Hz, IH), 8.63-8.68 (m, IH), 8.78 (d, J=6.8Hz, IH), 9.81 (s, 1H)。
6 — [4 - ( 1 —アミノー 1一ェチルプロピル) フエニル] — 5— ( 2—ヒ ド 口キシェチル) イソキノリン 2塩酸塩 (化合物 3— 2 6 )
性状: 白色粉末。
融点: 252- 256で。
R f 値 : 0.44 (クロ口ホルム : メタノール: 2 8 %アンモニア水 = 1 0 : 1 : 0. 1 (V/V/V) ) 。
マススぺクトル (C I, m/ z ) : 335 (M++ 1 ) 。
'H— N.MRスぺクトル (DMS0-d6l δ ppm) : 0.8 (dd, Jl=7.3Hz, J2=7.3Hz, 6H), 1.9 3-2.19 (m, 4H), 3.23(t, J=7.3Hz, 2H), 3.58(t, J=7.3Hz, 2H), 7.55 (d, J=8.3Hz, 2H), 7.6 2 (d, J = 8.3Hz, 2H) , 7.78 (d, J=8.5Hz, IH), 8.38(d, J=8.5Hz, IH), 8.54 (d, J=6.6Hz, IH), 8.63-8.82 (m, 4H), 9.81 (s, 1H)。
6 一 [4 - ( 1 一アミノシクロペンチル) フエニル] - 5 - ( 2—ヒドロキシ ェチル) イソキノリン 2塩酸塩 (化合物 3— 2 7)
性状:白色粉末
融点: 207- 213°C (分解) 。
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融点: 203- 207で。
R f 値 : 0.54 (クロ口ホルム : メタノール: 2 8 %アンモニア水- 1 0 : 1 : 0. 1 (V/V/V) ) 。
マススぺクトル (C I , m/ z ) : 334 (M + + 1 ) 。
'Η— NMRスペクトル (DMSO- d6, δρριη) : 1.27(t, J=7.1Hz, 3H), 1.71 (s, 6H), 4.25 (q, J=7.1Hz, 2H), 7.55 (d, J=8.5Hz, 2H), 7.77 (d, J=8.5Hz, 2H), 7.90 (d, J = 8.5Hz, IH), 8 .26 (s, IH), 8.51 (d, J=8.5Hz, IH), 8.70-8.90 (m, 4H), 8.95 (d, J=6.6Hz, IH), 9.78(s, IH
6 — [4— ( 1 一アミノー 1—メチルェチル) フエニル] — 5— (ピロリジン 一 1一ィル) イソキノリン 3塩酸塩 (化合物 3— 3 5)
,性状:橙色粉末。
融点: 250で以上 (分解) 。
R f 値 : 0.63 (クロロホルム : メタノール: 2 8 %アンモニア水 = 1 0 : 1 : 0. 1 (V/V/V) ) 。
マススペクトル (C I , m/z ) : 332 (M++ 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (DMS0-d6, δ ppm) : 1.70 (s, 6H), 1.82-1.93 (m, 4H), 3.06-3. 13(m, 4H), 7.51 (d, J=8.3Hz, 2H), 7.73 (d, J=8.3Hz, 2H), 7.82 (d, J=8.5Hz, IH), 8.28 (d, J = 8.5Hz, IH), 8.39 (d, J=6.6Hz, IH), 8.65 (d, J=6.6Hz, IH), 8.72-8.88 (m, 3H) , 9.88 (s, 1H)。
6― [4 - ( 1—アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] - 5 - (ピロ一ルー 1一ィル) イソキノリン 2塩酸塩 (化合物 3— 3 6)
性状:黄緑色粉末。
融点: 212- 214°C。
R f 値 : 0.52 (クロ口ホルム : メタノール: 2 8 %アンモニア水 = 1 0 : 1 : 0.
15
1 (V/V/V) ) 。
マススぺクト―ル (C I, m/z ) : 328 (M + + 1) 。
【H— NMRスペクトル (DMSO— d6, δ ppm) : 1.63 (s, 6H), 6.26-6.30 (m, 2H), 6.90-6. 93 (m, 2H) , 7.32 (d, J=6.3Hz, IH) , 7.37 (d, J=8.5Hz, 2H) , 7.55 (d, J=8.5Hz, 2H) , 8.04 (d, J=8.5Hz, IH), 8.5 (d, J=8.5Hz, IH), 8.62-8.78 (m, 4H), 9.78(s, 1H)。
6— [4一 ( 1一アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] — 5— (ォキサゾ一 ル— 5—^ Γル) イソキノリン 2塩酸塩 (化合物 3— 3 7)
性状:黄色粉末。
融点: 273-276 。
R f値 : 0.38 (クロ口ホルム : メタノール: 28 %アンモニア水 = 10 : 1 : 0. 1 (V/V/V) ) 。
マススペクトル (C I, m/z ) : 330 (M + + 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (DMS0-d6, δρριη) : 1.65(s, 6H), 7.28(s, IH), 7.39(d, J=8.5 Hz, 2H), 7.62 (d, J=8.5Hz, 2H) , 7.91 (d, J=6.6Hz, IH) , 8.04 (d, J=8.8Hz, IH), 8.55(s, IH ), 8.65 (d, J=8.8Hz, IH), 8.67 (d, J=6.6Hz, IH), 8.75 (brs, 3H), 9.86 (s, 1H)。
5 -アミノー 6 - [4一 ( 1ーァミノ一 1—メチルェチル) フエニル]一 3, 4 ージヒドロー 2 fi—イソキノリン— 1一オン 1塩酸塩 (化合物 3— 38) 性状: ベージュ色粉末
R f値 : 0.25 (クロ口ホルム : メタノール: アンモニア水 = 10 : 1 : 0. 1 (
V/V/V) ) 。
マススぺクトル (C I, m/z ) : 296 (M+ + 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (DMS0 - d6, δ ppm) : 1.68 (s, 6H) , 2.65-2.80 (m, 2Η) , 3.30-3. 50 (m, 2Η), 6.99 (d, J=8.1Hz, IH), 7.28 (d, J=8.1Hz, IH), 7.51 (d, J=8.5Hz, 2H), 7.65 (d, J=8.5Hz, 2H) , 7.80-7.90(m, IH), 8.49 (brs, 3H)。
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フエニル] 一 5— (ヒドロキシメチル) イソキノリン (化合物 8— 1 ) 7. 0 m g (0. 1 8mmo 1 ) の塩化メチレン 2. 0 m 1溶液にトリフルォロ酢酸 1. Om 1を室温で滴下し、 室温で 16時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を減圧濃縮して、 残渣をメタノールージェチルエーテル より再沈殿した。 生成した固体を濾取、 ジェチルェ一テルで洗诤、 乾燥すること により標記の化合物 3. Omgを薄褐色粉末として得た。 (収率 32%)
R f値: 0.33 (クロ口ホルム : メタノール: 28 %アンモニア水 = 5 : 1 : 0. 0 1 (V/V/V) ) 。
マススペクトル (C I, m/z) : 293 (M++ 1) 。
'Η— NMRスぺクトル (DMSO-d
6, <5 ppm) : 1.70(s, 6H), 4.79 (s, 2H), 7.64- 7.マ 1 On, 5H) , 8.23 (d, J=8.3Hz, IH) , 8.28 (d, J=6.5Hz, IH) , 8.46 (brs, 3H) , 8.66 (d, J=6.5Hz, IH)
以下、 化合物 3—41の製造方法に準じて、 化合物 3— 42を製造した。
6一 [4一 ( 1一アミノー 1—メチルェチル) フエニル] — 5— (アミノメチ ル) ィソキノリン 3 トリフルォロ酢酸塩 (化合物 3— 42)
性状:薄褐色油状物。
R f 値: 0.19 (クロ口ホルム : メタノール : 28 %アンモニア水 = 5 : 1 : 0. 0 1 (V/V/V) ) 。
マススペクトル (C I, m/z) : 292 (M++ 1) 。
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ミノメチル) イソキノリン 2トリフルォロ酢酸塩 (化合物 3— 44) の合成
6— [4 - ( 1 - t e r t一ブトキシカルボニルァミノ― 1—メチルェチル) フエニル] 一 5 - (メ トキシィミノメチル) ィソキノリン (化合物 1 - 2 1 ) 8 8 mg ( 0. 2 1 mm o 1 ) のメタノール 5 m 1溶液に、 4. 2 N塩化水素/ェ 夕ノール溶液 1. 0m l を室温で添加し、 3時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を減圧濃縮し、 得られた残渣を分取 HP L C (溶離液 ; 0. 0 3容量%トリフルォロ酢酸水溶液: ァセトニトリル = 8 0 : 2 0 (V/V ) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮することにより標記の化合物 9 4mg を白色粉末として得た。 (収率 8 2 %)
融点: 203-208°Cc
R f 値: 0· 54 (クロ口ホルム : メタノール: 2 8 %アンモニア水 = 1 0 : 1 : 0.
1 (ν/νκν) ) 。
マススペクトル (C I , m/ z ) : 320 (M + + 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (DMS0-d6, δ ppm) : 1.70 (s, 6H), 3.98 (s, 3H), 7.55 (d, J=8.5 Hz, 2H), 7.71 (d, J=8.5Hz, 2H), 7.76 (d, J=8.3Hz, 1H), 8.20(s, IH), 8.36 (d, J=8.3Hz, IH ), 8.50(brs, 3H), 8.69 (d, J=6.2Hz, IH), 8.79 (d, J=6.2Hz, IH), 9.54(s, 1H)。
6— [4 - ( 1一アミノー 1—メチルェチル) フエニル] 一 5— (ペンジルォ キシイミノメチル) イソキノリン 2 トリフルォロ酢酸塩 (化合物 3— 4 5 ) の 合成
分取 HP L Cの溶離液として、 0. 03容量%トリフルォロ酢酸水溶液: ァセ トニトリル = 80 : 20 (V/V) の代わりに 0. 03容量%トリフルォロ酢酸 水溶液: ァセトニトリル = 70 : 30 (V/V) を用いた他は化合物 3— 44の 製造方法に準じて標記の化合物を得た。
性状:淡黄色泡状物。
R f 値: 0.60 (クロ口ホルム : メタノール: 28 %アンモニア水 = 10 : 1 : 0. 1 (V/V/V) ) 。
マススぺク卜ル (C I , m/z ) : 396 (M++ 1) 。
'H— NMRスペクトル (DMS0-d6, δ ppm) : 1.70 (s, 6H), 5.25(s, 2H), 7.32-7.47 (m, 5H), 7.52 (d, J=8.5Hz, 2H), 7.70 (d, J = 8.5Hz, 2H), 7.7 (d, J=8.4Hz, IH), 8.24 (s, IH), 8 .33 (d, J=8.4Hz, IH), 8.43-8.62 (m, 5H), 9.50 (s, IH)。
6 - [4 - ( 1—アミノー 1—メチルェチル) フエニル] — 5— (ピラゾ' 3—ィル) イソキノリン 2トリフルォロ酢酸塩 (化合物 3— 46) の合成
分取 HP L Cの溶離液として、 0. 03容量%トリフルォロ酢酸水溶液: ァセ トニトリル = 80 : 20 (V/V) の代わりに 0. 03容量%トリフルォロ酢酸 水溶液: ァセトニトリル = 85 : 1 5 (V/V) を用いた他は化合物 3— 44の 製造方法に準じて標記の化合物を得た。
2
性状: 白色粉末。
R f 値: 0.19 (クロロ ルム : メタノール: 2 8 %アン ΐニァ水 = 1 0 : 1 : 0. 1 (V/V/V) ) 。
マススペクトル (C I , mZz ) : 329 (M + + 1) 。
>H— NMRスペクトル (DMS0-d6) δ ppm) : 1.61 (s, 6H), 6.16 (d, J=2.1Hz, IH), 7.38 (d, J=8.5Hz, 2H), 7.48 (d, J=8.5Hz, 2H), 7.65 (d, J=6.2Hz, IH), 7.76 (d, J=2.1Hz, IH), 7 • 86 (d, J=8.5Hz, 1H), 8.35-8.50 (m, 4H), 8.55 (d, J=6.2Hz, IH), 9.59 (s, 1H)„
(実施例 4 )
5—アミノー 6— [4― ( 1—アミノー 1ーメチルェチル) フエニル] ― 1 , 2, 3, 4ーテトラヒドロイソキノリン 3塩酸塩 (化合物 4)
6— [4一 ( 1—ァミノ一 1—メチルェチル) フエニル] — 5—ニトロイソキ ノリン 2塩酸塩 (化合物 3— 2) 84mg (0. 2 2 mm o 1 ) のメタノール 3. Om 1溶液に室温で 1 0 %パラジウム—活性炭 1 Omgを懸濁させ、 水素雰 囲気下 5時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液をセライ ト濾過し、 濾液を減圧濃縮した。 残渣に 4N塩 化水素/ 1 , 4一ジォキサン溶液を 0. 5 Om 1添加し、 減圧濃縮、 得られた粗 結晶をメタノ一ルージェチルエーテルより再沈殿した。 生成した固体を濾取、 ジ ェチルエーテルで洗浄、 乾燥することにより標記の化合物の塩酸塩 74mgを淡 黄色粉末として得た。 (収率 8 6 %)
マススペクトル (C I, m/z) : 282 (M+ + 1) 。
'Η— NMRスペクトル (DMS0-d6, δρριη) : 1.68 (s, 6H), 2.76-2.81 (m, 2H), 3.37-3
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(実施例 6 )
5 -アミノー 6— [4 - ( 1 ~ t e r ί一ブトキシカルポニルァミノ一 1 —メ テルエチル) フエニル] イソキノリン (化合物 6— 1) の合成
ーメチルェチル) フエニル] — 5—二トロイソキノリン (化合物 1— 2) 2 3 0 mg (0. 5 6m mo 1 ) のエタノール 1 Om 1溶液に室温で 1 0 %パラジウム—活性炭 6 6 m g を懸濁させ、 水素雰囲気下 1 8時間撹拌した。 次いで反応液をセライト濾過し、 溶液を減圧濃縮した後エタノール 1 Om 1及び 1 0 %パラジウム一活性炭 6 6 m gを懸濁させ、 水素雰囲気下 40でで 20時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液をセライ ト濾過し、 濾液を減圧濃縮した。 得られた残渣 を分取 HP L C (溶離液; 0. 0 3容量%トリフルォロ酢酸水溶液: ァセ卜ニト リル = 5 0 : 5 0 (V/V) ) に付し、 目的物を含む画分を水酸化カリウム水溶 液で中和後、 減圧濃縮によりァセトニトリルを留去し、 酢酸ェチルで抽出を行つ た。 有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、 無水硫酸ナトリウムで乾燥し た後、 減圧濃縮することにより標記の化合物 8 lmgを薄茶色泡状物として得た 。 (収率 3 8 %)
R f 値: 0.34 (クロ口ホルム : メタノール = 20 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I , m/z ) : 378 (M++ 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (CDC13, 5ppm) : 1.41 (brs, 9H), 1.69 (s, 6H), 4.37(brs, 2H) , 5. OKbrs, IH), 7.40-7.49 (m, 4H), 7.51-7.56 (m, 2H), 7.62 (d, J=6. OHz, IH), 8.52 (d, J
=6.0Hz, 1H), 9.19(s, 1H)。
5—アミノー 6— [4 - ( 1— ί e r t—ブトキシカルボニルァミノ一 1ーメ チルェチル) フエニル] — 2 fi—イソキノリン一 1—オン (化合物 6— 2) の合 成
6— [4— ( 1— ί e r —ブトキシカルボニルアミノー 1ーメチルェチル) フ ェニル]一 5—二トロ一 2 ff—イソキノリン一 1—オン (化合物 1— 9) 7 Omg (0. 1 7mmo 1 ) のエタノール 1 0m 1溶液に、 5 %パラジウム—炭素粉末 3 Omgを懸濁させ、 水素雰囲気下 5 5でで 8. 5時間撹拌した。
その後、 反応溶液をセライト濾過し、 減圧濃縮した。 得られた残渣をシリカゲ ルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒 ;酢酸ェチル: —へキサン = 1 : 1 (
V/V) ) に付し、 高極性 (R f 値 : 0.25 (酢酸ェチル: 一へキサン = 4 : 1 (V/V) ) ) の画分を減圧濃縮することにより標記の化合物 3 2mgを白色粉 末として得た。 (収率 48 %)
R f 値: 0.25 (酢酸ェチル: 22—へキサン =4 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I, m/ z ) : 394 (M++ 1) 。
'H— NMRスペクトル (DMS0 - d6, δρριη) : 1.35(brs, 9H), 1.55 (s, 6H), 5.11 (brs, 2 H), 6.78(d, J = 7.3Hz, 1H), 7.00-7.35 (m, 3H), 7.39 (d, J=8.4Hz, 2H), 7.46 (d, J=8.4Hz, 2 H), 7.53 (d, J=8.1Hz, 1H), 11.05-11.20 (m, 1H)。
6— [4一 ( 1 - t e r ί—ブトキシカルポニルアミノー 1—メチルェチル) フエニル] - 5ーェチルァミノ一 2 Η—イソキノリン一 1一オン (化合物 6— 3
25
) の合成
化合物 6— 2の製造において、 低極性 (R f 値 : 0.30 (酢酸ェチル : 一へキ サン =4 : 1 (V/V) ) ) の画分を減圧濃縮することにより標記の化合物 1 0 mgを白色粉末として得た。 (収率 1 4 %)
R f 値: 0.30 (酢酸ェチル: —へキサン =4 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I , m/z ) : 422 (M + + 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (DMS0-d6, Sppm) : 0.87(t, J=7.1Hz, 3H), 1.33(brs, 9H) , 1. 54(s, 6H), 2.72-2.81 (m, 2H), 4.25-4.35 (m, IH), 6.81 (d, J=7.6Hz, IH), 7.05-7.25 (m, 3 H), 7.35-7.50 (m, 4H), 7.78 (d, J=8.2Hz, IH), 11.15-11.25 (m, 1H)。
(実施例 7 )
6一 [4一 ( 1 - t e r t一ブトキシカルボニルァミノ一 1ーメチルェチ レ) フエニル] 一 5— (2—エトキシカルボニルェチル) イソキノリン (化合物 7 ) の合成 ·
£ー 6— [4一 ( 1一 t e r t一ブトキシカルボニルァミノー 1ーメチルェチ ) フエニル] — 5— ( 2一エトキシカルボ二ルビニル) イソキノリン (化合物 - 1 9 ) 8 0 0 mg (1. 7 3 mm o 1 ) の酢酸ェチル 1 0m l溶液に、 エタ ール 5m lで懸濁させた 5 %パラジウム一活性炭 (5 Ow t %含水品) 1. 0
26
gを室温で添加し、 水素雰囲気下 3 2. 5時間撹拌した。 次いで反応液をセライ ト濾過し、 溶液を減圧濃—縮した。 得られた残渣に酢酸ェチル 1 0m l、 ェ夕ノー ル 5m 1で懸濁させた 5 %パラジウム—活性炭 (5 0w t %含水品) 1. O gを 室温で順次添加し、 水素雰囲気下 7時間撹拌した。
反.応終了後、 反応溶液をセライ ト濾過し、 濾液を減圧濃縮した。 得られた残渣 をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒; 12—へキサン:酢酸ェチル = 1 : :!〜 1 : 2 (V/V) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮することに より標記の化合物 40 2 mgを無色油状物として得た。 (収率 5 0 %)
R f 値: 0.62 (酢酸ェチル) 。
マススペクトル (C I, m/ z ) : 463 (M++ 1 ) 。
Ή一 NMRスぺクトル (CDC13, δρρι) ': 1.21(t, J=7.2Hz, 3H), 1.40(brs, 9H), 1.70 (s, 6H), 2.48-2.56 (m, 2H), 3.31-3.39 Cm, 2H), 4.09 (q, J = 7.2Hz, 2H), 4.97(brs, IH), 7. 26-7.31 (m, 2H), 7.46 (d, J=8.1Hz, IH), 7.48-7.53 (m, 2H), 7.86 (d, J=6.1Hz, IH), 7.87( d, J=8.1Hz, IH), 8.61 (d, J=6.1Hz, IH), 9.27(s, 1H)。
(実施例 8 )
6 - [4 - ( 1 - t e r i—ブトキシカルポニルァミノ一 1一メチルエヂル) フエニル] - 5 - (ヒドロキシメチル) イソキノリン (化合物 8— 1 ) の合成
6 - [4 - ( 1 - t e r t—ブトキシカルポニルァミノ一 1ーメチルェチル) フエニル] — 5—ホルミルイソキノリン (化合物 1一 4) 8. 0 mg (0. 0 2 Ommo 1 ) のメタノール 1. 0 m 1溶液に水素化ホウ素ナトリウム 4. 0 mg (0. 1 lmmo 1 ) を撹拌下室温で添加し、 30分間撹拌した。
27
反応終了後、 反応溶液を減圧濃縮し、 水を加えて酢酸ェチルで抽出した。 有機 層を飽和塩 ί匕ナトリウム-水 液で洗浄し、 無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、 減 圧濃縮した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒; 酢酸ェチル) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮することにより標記の化合物 4. 7 mgを無色油状物として得た。 (収率 59 %)
マススぺクトル (C I, m/z ) : 393 (M++ 1 ) 。
'Η -匪 Rスぺクトル (CDC13, δρρι) : 1.40(brs, 9H), 1.69 (s, 6H), 4.96-5.05 (m, 3H), 7.40-7.44 (m, 2H), 7.50-7.54 On, 2H), 7.57 (d, J=8.4Hz, 1H), 7.97 (d, J=8.4Hz, 1H) , 8.10 (d, J=6.0Hz, 1H), 8.63(d, J=6.0Hz, 1H), 9.28(s, 1H)„ 以下、 化合物 8— 1の製造方法に準じて、 化合物 8— 2を製造した。
6 - [4一 ( 1 - ί e r 一ブトキシカルボニルァミノ一 1ーメチルェチル) フエニル] - 5 - ( 1ーヒドロキシェチル) イソキノリン (化合物 8— 2)
性状: 白色泡状物。
R f値: 0· 26 ( 一へキサン:酢酸ェチル = 1 : 1 (Vノ V) ) 。
マススペクトル (C I, m/z ) : 407 (M + + 1 ) 。
'Η - NMRスぺクトル (CDC13, 5ppm) : 1.39(brs, 9H), 1.68(s, 6H), 1.72 (d, J=6.8 Hz, 3H), 5.01 (brs, 1H) , 5.42 (q, J=6.8Hz, 1H) , 7.25 (d, J=8.5Hz, 2H) , 7.41 (d, J=8.2Hz, 1H), 7.47 (d, J = 8.5Hz, 2H), 7.86 (d, J=8.2Hz, 1H), 8.51 (d, J=6.2Hz, 1H), 8.63 (d, J = 6.2 Hz, 1H), 9.22(s, 1H)。
28
(実施例 9 )
6— [4 - ( 1 - t e r ί一ブトキシカルボニルァミノー 1ーメチルェチル) フエニル] 一 5— (2—ヒドロキシェチル) イソキノリン (化合物 9— 1) の合 成
6— [4— ( 1一 t e r t—ブトキシカルボニルアミノー 1—メチルエヂル) フエニル] 一 5— (メ トキシカルポニルメチル) ィソキノリン (化合物 1 - 1 5 ) 2 Omg (0. 046 mmo 1 ) のテトラヒドロフラン 2. Om l溶液に、 ァ ルゴン気流下水素化リチウムアルミニウム 8. 5 mg (0. 22 mmo 1 ) を 0 で加え、 50分間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液に ο で氷、 酢酸ェチル、 飽和食塩水を順次加え、 酢酸 ェチルで抽出した。 有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、 減圧濃縮した 。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒 :酢酸ェチル ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮することにより、 標記の化合物 1 1 mg を白色粉末として得た。 (収率 59%) "
R f値: 0.25 (酢酸ェチル) 。
マススペクトル (C I , m/z ) : 407 (M + + 1 ) 。
'Η— NMRスぺクトル (CDC13, δρριη) : 1.40(brs, 9H), 1.70 (s, 6H), 3.32(t, J = 7.3 Hz, 2H), 3.75-3.85 (m, 2H), 4.99(brs, 1H), 7.25-7.35 (ιη' 2H), 7.45-7.55 (m, 3H) , 7.88 ( d, J=8.6Hz, 1H), 7.91-7.94 (m, 1H), 8.60 (d, J=5.9Hz, 1H), 9.27 (d, J=0.7Hz, 1H)。 以下、 化合物 9— 1の製造方法に準じて、 化合物 9一 2~ 5を製造した。
29
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7Hz, 1H)。
(実施例 1 0 )
5—アミノメチルー 6— [4一 (1 - t e r t—ブトキシカルポニルアミノ 1一メチルエヂル) フエニル] イソキノリン (化合物 1 0) の合成
6— [4一 ( 1 - t e r ί—ブトキシカルポニルァミノ一 1—メチルェチル) フエニル] — 5—ホルミルイソキノリン (化合物 1一 4) 8 0 mg (0. 2 1 m mo 1 ) のメタノール lm 1溶液に酢酸アンモニゥム 3 Omg (0. 39 mm o 1 ) 、 トリァセトキシ水素化ホウ素ナトリウム 8 Omg (0. 3 8 mmo 1 ) を 室温で撹拌下順次添加し、 2時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を減圧濃縮し、 水を加えてクロ口ホルムで抽出し广こ。 有 機層を飽和塩化ナトリゥム水溶液で洗浄し、 無水硫酸ナトリゥムで乾燥し fこ後、 減圧濃縮した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (薛出溶 媒; クロロホルム : メタノール = 9 : 1 (V/V) ) に付し、 目的物を含む画分 を減圧濃縮することにより標記の化合物 8. 8mgを茶褐色油状物として ί た。 (収率 1 1 %)
マススペクトル (C I, m/z ) : 392 (M++ 1) 。
'H— NMRスペクトル (CDC13> 5ppm) : 1. 0 (brs, 9H), 1.69 (s, 6H), 4.22(s, 2H), 5 .09 (brs, IH), 7.33-7.38 (m, 2H) , 7.49-7.55 (m, 3H) , 7.94 (d, J = 8.4Hz, IH) , 8.02 (d, J=6 • 1Hz, IH), 8.62 (d, J=6.1Hz, IH), 9.29 (s, 1H)。
(実施例
z-s9s/7:si0sdi>d/ sssssooz OAV.
()3(S()aHHIHzz ίPsinl曰=— - - - - . - - > - o)oa)oq一8n8∞sH626nAίnSSJZ= . - - . - .. - - - -
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)(( U(I∞ ϊίρρォ ζ∞HIοΐSΙΠΡ∞iτζίHi.ΗΐHIΖZ = · .. - · - - - · - - · - - - - (ΗΟρΐIPΛZ 。 . - -
(実施例 13) '
6— [4一 ( 1一ベン—ジルォキシカルポニルァミノ一 1ーメチルェチル) フエ ニル] 一 5—力ルポキシイソキノリン (化合物 13) の合成
6 - [4 - ( 1一べンジルォキシカルボニルアミノー 1ーメチルェチル) っェ ニル] - 5ーホルミルイソキノリン (化合物 1 - 5 ) 1 5 mg ( 0. 0 35 mm o 1 ) のアセトン 2. 0m 1溶液に撹拌下 0°Cでジヨーンズ(Jones)試薬を溶液 こ 赤色が残るまで滴下し、 30分間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液をセライ ト濾過し、 減圧濃縮した。 得られた残渣をシ U 力ゲルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒; クロ口ホルム : メタノール = 9 : 1 (V/V) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮することにより標記の化合 物 1 5mgを黄色泡状物として得た。 (収率 定量的)
マススペクトル (C I, m/z ) : 441 (M++ 1 ) 。 (実施例 14)
5—ァミノカルボ二ルー 6— [4一 ( 1一べンジルォキシカルボニルァミノ一 1ーメチルェチル) フエニル] イソキノリン (化合物 14— 1) の合成
6 - [4 - ( 1一べンジルォキシカルボニルアミノー 1—メチルェチル) 二ル] — 5—力ルポキシイソキノリン (化合物 1 3 ) 1 3mg (0. 030
35
o 1 ) の塩化メチレン 1. 0m l溶液に、 アルゴン気流下塩化チォニル 0. 50 m 1を撹拌下室温で滴卞し、 加熱還流条件で 1時間撹拌した。 その後反応溶液を 減圧濃縮し、 残査のテトラヒドロフラン 1. 0m 1溶液に 28 %アンモニア水 0. 5 Om 1を撹拌下室温で滴下し、 30分間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を減圧濃縮することにより標記の化合物 1 3 m gを黄色 油状物として得た。 (収率 定量的)
マススペクトル (C I, m/z) : 440 (M++ 1 ) 。
5—アミノカルボ二ルメチルー 6 - [4― ( 1 - t e r f 一ブトキシカルポ二 ルァミノ一 1 —メチルェチル) フエニル] ィソキノリン (化合物 1 4— 2) の合
6— [4— ( l— i e r ί—ブトキシカルポニルアミノー 1—メチルェチル) フエニル] - 5 - (カルボキシメチル) イソキノリン (化合物 1 5 - 1 ) 2 8m g ( 0 , 06 7 mmo 1 ) のテトラヒドロフラン 5. Om l溶液に、 ァフレゴン気 流下 1, 1 '一力ルポニルジイミダゾール 1 3mg (0. 080 mm o 1 ) を加え 、 室温で 45分間撹拌した。 次いで、 28 %アンモニア水 5. Om lをカ卩え、 4 ο で 1時間加熱撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を無水硫酸 マグネシウムで乾燥した後、 減圧濃縮した。 得られた残渣をシリカゲルカラムク 口マトグラフィー (溶出溶媒:酢酸ェチル: メタノール = 9 : 1 (VZV) ) に 付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮し、 ジイソプロピルエーテルを加え生成した 固体を濾取することにより標記の化合物 7. Omgを白色粉末として得た。 (収
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, 7.23(brs, 1H), 7.35 (d, J=8.3Hz, 2H), 7.46 (d, J=8.3Hz, 2H), 7.50-7.70 (m, 2H) , 7.83 ( d, J=6.1Hz, IH), 8.09 (d, J =8.3Hz, 1H), 8.56 (d, J=6.1Hz, 1H), 9.34(s, 1H)。
£ー 6— [4 - ( 1 - t e r t一ブトキシカルポニルアミノー 1一メチルェチ ル) フエニル] — 5— (2—力ルポキシビニル) イソキノリン (化合物 1 5 — 2
) の合成
E- 6 - [4 - ( 1 - t e r ί—ブトキシカルボニルァミノ一 1—メチルェチ ル) フエニル] — 5— (2—エトキシカルポ二ルビニル) イソキノリン (化合物 1 - 1 9) 2 0 Omg (0. 43 4 mm o 1 ) の混合溶媒 (メタノール: 1 , 4
—ジォキサン = 1 : 1 (V/V) ) 3m l溶液に、 1 N水酸化ナトリウム水溶液 lm 1 を撹拌下室温で滴下し、 5時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を 1 N塩酸溶液を用いて中和し、 酢酸ェチルで抽出 した
。 有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄、 無水硫酸ナトリウムで乾燥後、 減 圧濃縮した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒 ; 酢酸ェチル〜クロ口ホルム : メタノール = 1 0 : 1 (VZV) ) に付し、 目的物 を含む画分を減圧濃縮することにより標記の化合物 1 7 Omgを黄色油状物とし て得た。 (収率 9 0 %)
R f 値: 0.31 (クロ口ホルム : メタノール = 1 0 : 1 (V/V) ) 。
(実施例 1 6 )
4—プロモー 6— [4— ( 1 - t e r t—ブトキシカルポニルァミノ— 1 —メ チルェチル) フエニル] 一 2 ff—イソキノリン一 1—オン (化合物 1 6) の合成
6— [4— (1 - t e r ί一ブトキシカルポニルァミノ― 1ーメチルェチ レ) フ ェニル]一 2 ίί—イソキノリン— 1一オン (化合物 1一 8) 3 8 mg (0. 1 0 m mo 1 ) の酢酸 2. 0m l溶液に、 酢酸ナトリウム 1 4mg (0. 1 7 mm o 1 ;) 、 臭素 5. 0 a 1 (0. 1 Ommo 1 ) を加え、 室温で 3 0分間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液に飽和重曹水を加え PHを 7に調整し、 酢酸ェチルで抽 出した。 有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、 減圧濃縮した。 得られた残渣を シリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒;酢酸ェチル: —へキサン = 1 : 1 (V/V) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮することにより標記の 化合物 1 7mgを白色粉末として得た。 (収率 3 7 %)
R f 値: 0.40 (酢酸ェチル: 一へキサン =4 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (C I , m/z ) : 457, 459 (M++ 1) 。
'H— NMRスペクトル (CDC13, δρρπι) : 1.39 (brs, 9Η) , 1· 66 (s, 6Η) , 4.98 (brs , IH) , 5.24(d, J=2.6Hz, IH), 6.61 (d, J = 2.6Hz, IH), 7.49 (d, J=8.5Hz, 2H), 7.55-7.65 (m, 3H) , 7.71 (dd, Jl=8.3Hz, J2=l.8Hz, IH), 8.22 (d, J=8.3Hz, 1H)。
(実施例 1 7 )
5—アミノー 6— [4— ( 1 - t e r t—ブトキシカルポニルァミノ— 1—メチ ルェチル) フエニル]一 3, 4ージヒドロー 2 H—イソキノリン一 1一オン
39
6— [4— ( 1 - t e r ί一ブトキシカルポニルアミノー 1ーメチルェチル) フ ェニル ]一 5—二トロ— 2 ίί—イソキノリン— 1一オン (化合物 1— 9) 8. 0 m g ( 0. 0 1 9mmo 1 ) のエタノール 1. 5m l溶液に、 5 %パラジウム一炭 素 4. Omgを懸濁させ、 水素雰囲気下 8 0°Cで 7 0時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液をセライ トに通し、 減圧濃縮した。 得られた残渣をシリ 力ゲルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒;酢酸ェチル: 一へキサン =4 : 1 (V/V) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮し、 標記の化合物 5. 0 m gを白色粉末として得た。 (収率 6 7 %)
R f 値: 0.10 (酢酸ェチル: 一へキサン =4 : 1 (V/V) ) 。
マススぺクトル (C I, m/z ) : 396 (M+ + 1 ) 。
1 H— NMRスぺクトル (CDC13, δ ρπι) -: 1.40 (brs, 9H), 1.67 (s, 6H), 2.82(t, J=6.8 Hz, 2H), 3.57-3.67 (m, 2H), 4.98(brs, IH), 5.91 (brs, IH), 7.1 (d, J=7.8Hz, IH), 7.34- 7.42 (m, 2H), 7.45-7.54 (m, 2H) , 7.63 (d, J=7.8Hz, IH)。 (実施例 1 8)
6— [4 - ( 1一 ί e r ί—ブトキシカルポニルアミノ一 1—メチルェチル) フエニル] - 5 - (ピロ一ルー 1一ィル) 一 2 fi—イソキノリン一 1—オン (化 合物 1 8— 1) の合成
5—アミノー 6 - [4 - ( 1 - t e r t一ブトキシカルボニルアミノ一 1—メ チルェチル) フエニル] — 2 fi—イソキノリン一 1一オン (化合物 6— 2 ) 2 0 mgのメタノール溶液 2. Om l に、 酢酸 2. Om l , 2, 5—ジメトキシテト
40
ラヒドロフラン 1. Om lを加え、 60でで 1時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液-に飽和重曹水を加え pHを 7に f 整した後、 酢酸ェチル で抽出した。 有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、 減圧濃縮した後、 粗結晶を 混合溶媒 ( 一へキサン :酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) で洗浄することによ り標記の化合物 14mgを白色粉末として得た。 (取率 6 1 %)
R f値: 0.75 (酢酸ェチル) 。
マススぺクトル (C I , m/z ) : 444 (M++ 1 ) 。
'H— NMRスペクトル (DMS0 - d6, δρριη) : 1.32(brs, 9H), 1.46 (s, 6H), 5.76 (d, J=8 .2Hz, IH), 6.13-6.15(m, 2H), 6.74-6.76 (m, 2H), 7.00-7.30 (in, 5H), 7.60 (d, J=8.2Hz, 1 H), 8.31 (d, J=9.0Hz, IH), 11. 2(brs, 1H)0 以下、 化合物 1 8— 1の製造方法に準じて、 化合物 18— 2を製造した。
6— [4— ( 1— t e r ί一ブトキシカルポニルァミノ― 1—メチルェチル) フエニル] — 5— (ピロ一ルー 1一ィル) ィソキノリン (化合物 1 8 - 2)
性状: 白色粉末。
R f値: 0.36 ( Ώ—へキサン:酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススぺクトル (C I , m/z ) : 428 (M + + 1 ) 。
'Η— NMRスペクトル (CDC13, δρριη) : 1.37(brs, 9H), 1.61 (s, 6H), 4.89(brs, IH) , 6.24-6.27 (m, 2H), 6.63-6.66 (m, 2H), 7.09-7.15(m, 2H), 7.20-7.27 (m, 3H), 7.75 (d, J =8.7Hz, IH), 8.07 (dd, Jl=8.7Hz, J2=0.7Hz, 1H), 8.53 (d, J=6.1Hz, IH), 9.32 (d, J = l. OH z, 1H)。
4
(実施例 1 9 ) "
6 - [ 4 - ( 1 - t e r ί—ブトキシカルポニルアミノー 1ーメチルェチル) フエニル] 一 5— (ォキサゾールー 5—ィル) イソキノリン (化合物 1 9) の合 成
6 - [4一 ( 1 - t e r ί—ブトキシカルポニルァミノ― 1 —メチルェチル) フエニル] — 5—ホルミルイソキノリン (化合物 1—4) 5 0 Omg ( 1. 2 8 mmo 1 ) のメタノール 1 Om 1溶液に、 アルゴン気流下 (p -トルエンスルホ ニル) メチルイソシアニド 3 0 Omg ( 1. 54 mmo 1 ) 、 炭酸カリウム 2 3 Omg ( 1. 6 6 mmo 1 ) を加え、 加熱還流下 2. 5時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を減圧濃縮し、 水を加えて酢酸ェチルで抽出した。 有機 層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、 無水硫酸マグネシウムで乾燥、 減圧濃 縮した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒; π— へキサン :酢酸ェチル = 1 : 1 (VZV) 〜酢酸ェチル) に付し、 目的物を含む 画分を減圧濃縮することにより標記の化合物 5 5 Omgを白色粉末として得た。 (収率定量的)
R f 値: 0.29 ( —へキサン:酢酸ェチル = 1 : 1 (V/V) ) 。
マススペクトル (E I, m/z ) : 429 (M + ) 。
'H— NMRスペクトル (CDC13, ά ppm) : 1.38(brs, 9H), 1.63 (s, 6H), 4.92(brs, IH) , 6.96 (s, IH), 7.15-7.21 (m, 2H), 7.34-7.41 (m, 2H), 7.55-7.62 (m, IH), 7.72 (d, J=8.4H z, IH), 7.94 (s, IH), 8.13(dd, Jl=8.4Hz,】2=0.7Hz, 1H), 8.57 (d, J=6.1Hz, IH), 9.33 (d, J=0.7Hz, 1H)。
42
(実施例 20)
6— [4一 ( 1 - t e r ί—ブトキシカルボニルァミノ一 1ーメチルェチ^)レ) フエニル] 一 5— (3ージメチルアミノアクロイル) イソキノリン (化合物 2 0 ) の合成
6 - [4 - ( 1 - t e r ί—ブ卜キシカルボニルァミノ― 1—メチルェチル) フエニル] 一 5—メチルカルポニルイソキノリン (化合物 1一 7 ) 2 0 Orag ( 0. 4 94mm o 1 ) の ΛΓ, AT—ジメチルホルムアミ ド 2. 5m l溶液に、 アル ゴン気流下 iV, i —ジメチルホルムアミ ドジメチルァセタール 0. 4 0 0 m l ( 3. 0 lmmo 1 ) を加え、 加熱還流条件で 2時間撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を減圧濃縮し、 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ トグラフィー (溶出溶媒;酢酸ェチル〜クロ口ホルム : メタノール = 2 0 : 1 ( V/V) ) に付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮した。 得られた残渣に へキ サンを加えて晶析し、 濾取することにより標記の化合物 1 6 7mgを淡赤色粉末 として得た。 (収率 7 3 %)
R f 値: 0.41 (クロ口ホルム : メタノール = 1 0 : 1 (V/V) ) 。
マススぺクトル (C I, m/z ) : 460 (M++ 1) 。
'H— NMRスペクトル (CDC13, δ ριη) : 1.39 (brs, 9Η) , 1.65 (s, 6Η) , 2.60 (brs, 3Ή) , 2.90 (brs, 3H) , 4.87-5.12(m, 2H), 7.39-7.52 (m, 5H), 7.63 (d, J = 8.4Hz, IH), 7.81-7.9 0(m, IH), 8.00 (d, J=8.4Hz, IH), 8.53 (d, J=6.1Hz, IH), 9.26 (d, J = l.0Hz, 1H)。
(実施例 2 1 )
43
6— [4 - ( 1 - t e r t一ブトキシカルボニルアミノー 1—メチルェチクレ) フエニル] 一 5— (ピラゾールー 3—ィル) イソキノリン (化合物 2 1) の合成
6 - [4— ( 1 - t e r ί—ブトキシカルボニルァミノ一 1ーメチルェチ レ) フエニル] 一 5— (3—ジメチルアミノアクロイル) イソキノリン (化合物 2 0 ) 8 5mg (0. 0 1 8 mmo 1 ) のテトラヒドロフラン 3m l溶液に、 ァ レゴ ン気流下ヒドラジン 1水和物 0. 1 0m l (2. 1 mmo 1 ) を加え、 7 0 °Cで 2時間加熱撹拌した。
反応終了後、 反応溶液を減圧濃縮し、 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ トグラフィ一 (溶出溶媒; クロ口ホルム : メタノール = 2 0 : 1 (V/V) ) に 付し、 目的物を含む画分を減圧濃縮することにより標記の化合物 7 Omgを油状 物として得た。 (収率 8 9 %)
R f 値: 0.36 (クロ口ホルム : メタノール = 1 0 : 1 (V/V) ) 。
マススぺクトル (C I, m/z ) : 429 (M + + 1 ) 0
'H— NMRスペクトル (CDC13, (5 ppm) : 1.38(brs, 9H), 1.60(s, 6H), 5.01 (brs, IH) , 6.13-6.23 (m, IH), 7.12-7.19(m, 2H), 7.25 - 7.33 (m, 2H) , 7.54 (d, J=2. OHz, IH), 7.58- 7.65 (m, 2H), 8.03 (d, J=8.5Hz, IH), 8.40-8.54 (m, IH), 9.27 (s, 1H)。
[製剤例]
本発明化合物の一般的な製剤例を以下に示す。
1) 錠剤
処方 1 1 0 Omg中
本発明化合物
乳糖
トウモロコシデンプン- ·
カルポキシメチルセルロースカルシウム
ヒドロキシプロピルセルロース
ステアリン酸マグネシウム
上記処方の錠剤に、 コ一ティング剤 (例えば、 ヒドロキシプロピルメチルセ Jレ ロース、 マクロゴール、 シリコーン樹脂等通常のコーティング剤) 2mgを用い てコーティングを施し、 目的とするコーティング錠を得る (以下の処方の錠剤ち 同じ) 。 また、 本発明化合物ならびに添加物の種類及び量を適宜変更することに より、 所望の錠剤を得ることができる。
2) カプセル剤 '
処方 2 1 5 Omg中
本発明化合物 5mg
乳糖 145mg
本発明化合物と乳糖の混合比を適宜変更することにより、 所望のカプセル剤を 得ることができる。
3) 点眼剤
処方 3 100 m 1中
10 Omg
90 Omg
20 Omg
適量
適量
適量 化合物ならびに添加物の種類及び量を適宜変更することにより、 所望の点眼
45
を得ることができる。
[薬理試験]'
A. Rh oキナーゼ阻害活性評価試験
本発明化合物の Rh oキナーゼ阻害剤としての有用性を調べるため、 ジャーナル ' ォプ ' バイオロジカル ' ケミストリー, 274卷, 3241 8頁, 1 9 9 9年 発行 [L Biol. Chem., 274, 32418 (1999)]に記載の貝淵等の方法及び市販の活性型 R OCKII [アップステイツ バイオテクノロジ一, カタログ 番号 14一 3 38,
( 5ュニット / 50マイクロリツトル) upstate biotechnology, Catalog No.1 -3 38, (5Unit/50ti 1)]付属の説明書記載の方法に準じて、 本発明化合物の Rh oキナ ーゼ阻害活性を評価検討した。 被験化合物としては、 化合物 3— 1、 化合物 3— 2、 化合物 3— 3、 化合物 3— 5、 化合物 3— 6、 化合物 3— 8、 化合物 3— 9 、 化合物 3— 1 0、 化合物 3— 1 1、 化合物 3— 12、 化合物 3— 1 3、 化合物 3 - 14, 化合物 3— 1 5、 化合物 3— 21、 化合物 3— 24、 化合物 3 — 2 5 、 化合物 3— 26、 化合物 3— 27、 化合物 3— 28、 化合物 3— 29、 化合物 3— 30、 化合物 3— 31、 化合物 3— 32、 化合物 3— 33、 化合物 3 — 34 、 化合物 3— 3 5、 化合物 3— 36、 化合物 3— 37、 化合物 3— 39、 化合物 3— 40、 化合物 3— 41、 化合物 3— 44及び化合物 3— 46を使用した。
(試薬の調製)
1) 緩衝溶液の調製
50 mM トリスヒドロキシァミノメタン (T r i s) (p H 7. 5) 、 2 mM エチレングリコールビス (/3—アミノエチルエーテル) 一 N, N, Ν, , N, 一 四酢酸 (EGTA) 、 1 mM エチレンジァミン四酢酸 (EDTA) 、 5mM 塩 化マグネシウム (MgC l2) 、 5mM j3—グリセロールホスフェイ ト及ぴ 2 mM ジチオスレィ トール (DTT) となるようこれらを混和して緩衝溶液を調製した 。
2) 300 ATP [r -32P] ATP溶液の調製
緩衝溶液で 1 OmM ATP溶液と市販の [r一32 P] ATP溶液 [NEN社 Code No. NEG-002A] の混合液を希釈して、 300 iM ATP [ァ一32 P] ATP溶液を 調製した。
3) 活性型 ROCKII溶液の調製
市販の活性型 RO CKII [upstate biotechnology, Catalog No.14 - 338, (5Uni /50^ 1) ] を緩衝溶液で 1/100希釈して、 活性型 RO CKII溶液を調製し;^
4) ImM 基質溶液の調製
S 6キナーゼ基質ペプチド(S6 Kinase Substrare Peptide) [アップステイツ ) ィォテクノロジ一, カタログ 番号 12— 124, ( 2ミリグラム) upstate bio technology, Catalog No.12-124, (2mg)] を蒸留水に溶解して ImM 基質溶液を言周 製した。
5) 被験化合物溶液の調製
被験化合物の 10 %ジメチルスルホキシド (DMSO) 溶液を調製した。
(評価方法)
1) マイクロチューブに被験化合物溶液を入れる。
2) マイクロチューブに 300 M ATP [r - 32P] ATP溶液を加えた後、 4"Cに冷却する。
3) 次いで、 各マイクロチューブに活性型 ROCKII溶液、 ImM基質溶液及 緩衝溶液をこの順で加えて混和し、 再度 4 °Cに冷却する。
4) マイクロチューブをインキュベーター (3 O ) に入れて 1 5分間反応さ る。
5 ) 4 に冷却した後、 各マイクロチューブに 250 mMリン酸溶液 ( 5 1 ) を加えて反応を停止する。
6 ) 各マイクロチューブから反応溶液 30 1を採取した後、 濾紙 (ワットマン P 8 1) にスポッ トして、 反応生成物 (リン酸化された基質) を濾紙に吸着さ ¾τ
る。
7 ) その濾 を 7 5mMリン酸溶液の入ったピーカーに移し、 5分間振攝するこ とで未反応の [ァ一32 P] ATPを洗い流す。 尚、 この洗浄操作は 4回行う。
8) 次いで、 濾紙をエタノールに浸けて脱水処理し、 液体シンチレーショ ンカウ ンターにより濾紙に吸着した反応生成物のエネルギー量 (放射活性) を測定する
( I C5。の算出)
I C50値は、 XL— f i t (I DB S) にて算出した。
(K i値の算出)
以下の計算式に従って、 K i値を算出する。 Sは反応液中に含まれる A T P濃 度を、 Kmはミカエリス一メンテン [Michaelis-Menten] 定数を表す。
K i = I C5。Z (1 + S/Km)
(結果及び考察)
被験化合物として、 化合物 3— 1、 化合物 3— 2、 化合物 3— 3、 化合物 3— 5、 化合物 3— 6、 化合物 3— 8、 化合物 3— 9、 化合物 3— 1 0、 化合物 3— 1 1、 化合物 3— 1 2、 化合物 3— 1 3、 化合物 3— 14、 化合物 3 - 1 5、 化 合物 3— 2 1、 化合物 3— 24、 化合物 3— 2 5、 化合物 3— 26、 化合物 3— 27、 化合物 3— 28、 化合物 3— 29、 化合物 3— 30、 化合物 3 - 3 1、 化 合物 3 - 32、 化合物 3— 33、 化合物 3— 34、 化合物 3— 35、 化合物 3 - 36、 化合物 3— 37、 化合物 3— 39、 化合物 3— 40、 化合物 3— 4 1、 化 合物 3— 44及び化合物 3— 46を使用した時の結果を表 1に示す。
表 1
表 1から明らかなように、 本発明化合物は、 いずれも優れた R h oキナ一ゼ阻 害作用を示した。 上記のことから、 本発明化合物は R h oキナーゼが閧与する疾 患の治療剤として非常に有用であることがわかった。
B . 眼圧下降作用測定試験
本発明化合物の緑内障治療剤としての有用性を調べるため、 力二クイザレ (性 別 :雄性、 一群 6匹) に本発明化合物を投与した時の眼圧下降効果を評価檢討し た。 被験化合物としては化合物 3— 6 (以下、 被験化合物 1とする) 及び化合物 3 - 13 (以下、 被験化合物 2とする) を使用した。
(被験化合物溶液の調製)
1) 被験化合物 1溶液の調製
被験化合物 1を 2. 6 %グリセリン液に溶解後、 水酸化ナトリウムを加えて!) Hを調整し (pH5. 0-7. 0) 、 濃度 1 %の被験化合物 1溶液を調製した。
2) 被験化合物 2溶液の調製
被験化合物 2を 0. 5 % Twe e n 80 (商品名) 含有 2. 6 %グリセリ ン液 に溶解後、 水酸化ナトリウムを加えて PHを調整し (pH3. 5〜4. 5) 、 濃 度 1 %の被験化合物 2溶液を調製した。
(眼圧下降評価試験方法)
1) 0. 4 %塩酸ォキシブプロ力イン点眼液を力二クイザルの両眼に一滴点眼し 局所麻酔をした。
2 ) 被験化合物溶液投与直前に眼圧を測定し初期眼圧とした。
3) 被験化合物溶液を実験動物の片眼に点眼した (対側眼は無処置) 。
4) 被験化合物溶液点眼の 2時間、 4時間及び 6時間後に 0. 4%塩酸ォキシブ プロ力イン点眼液を一滴両眼に点眼し局所麻酔後、 眼圧を測定した。 各時間の眼 圧は 3回測定し、 その平均値を算出した。
尚、 コントロールには被験化合物溶液に代えて、 基剤 (5 % Twe e n 80含有 2 - 6 %グリセリン液、 又は 2. 6%グリセリン液) のみを投与して、 他は七記 の 1〜4) と同じ方法で試験した。
(結果及び考察)
被験化合物として、 被験化合物 1を使用した時の結果を図 1に、 被験化合 2 を使用した時の結果を図 2に示す。 眼圧は初期眼圧からの変化値を示す。
図 1及び囪 2から明らかなように、 本発明化合物は、 いずれも優れた眼圧下降 作用を示した。 上記のことから、 本発明化合物は緑内障治療剤として特に有用で あることが分かった。 産業上の利用可能性
本発明は、 R h oキナーゼ阻害作用を有し、 R h oキナーゼが関与する疾患、 例えば 、 緑内障等の眼疾患治療剤として有用である新規ィソキノリン誘導体又はその塩を提供 するものである。
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