WO2004091207A1

WO2004091207A1 - データ再生装置、映像表示装置、それらを用いたソフトウェア更新システムおよびソフトウェア更新方法

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Publication number: WO2004091207A1
Application number: PCT/JP2004/004556
Authority: WO
Inventors: Toru Sasabe
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority date: 2003-04-02
Filing date: 2004-03-30
Publication date: 2004-10-21
Also published as: KR100737065B1; JPWO2004091207A1; KR20050109616A; CN1778107A; JP4283806B2; EP1610553A4; EP1610553A1; US20060215994A1; WO2004091207B1; US7565649B2; CN100473138C

Description

データ再生装置、映像表示装置、それらを用いたソフトウェア更新システムおよびソフトウエア更新方法技術分野

本発明は、データ再生装置、映像表示装置、それらを用いたソフトウェア更新システムおよびソフトウェア更新方法に関する。

明田

背景技術

テレビジョン受像機においてソフトウェアに不具合が生じた場合には、それを修正するためにソフトウェアを更新する必要がある。そこで、テレビジョン受像機のソフトウェアを更新するためのソフトウェア更新回路が提案されている。例えば、特開平 1 0— 1 6 4 4 4 6号公報に記載されたソフトウェア更新回路では、市場調整モ一ドにてテレビジョン受像機の種々の入出力端子からソフトウェア変更を可能にする切り替えスィツチが設けられている。

図 7は従来のソフトウエア更新回路を示すブロック図である。図 7において、ソフトウェア更新回路は、フラッシュ R O M (リードオンリメモリ）内蔵マイク口プロセッサ 1 0 1、切り替え回路 1 0 3および信号処理部 1 0 4を備える。

マイクロプロセッサ 1 0 1のフラッシュ R O Mには、ソフトウェア 1 0 9が書き込まれている。マイクロプロセッサ 1 0 1は、クロック 'デ一夕ライン切り替え信号 1 0 2を切り替え回路 1 0 3に出力する。切り替え回路 1 0 3は、ソフトウェアを更新するためのクロック ·デ一夕信号 1 0 8をマイクロプロセッサ 1 0 1に与える。

テレビジョン受像機は、 S映像入力端 1 0 5を有する。この S映像入力端子 1 0 5は、輝度信号入力端子部 1 0 6および色信号入力端子部 1 0 7を含む。 S 映像入力端子 1 0 5には、ソフトウェアを更新するためのポ一ドまたはパーソナルコンピュータ 1 1 0が接続される。図 7の例において、テレジョン受像機が市場調整モードに入ると、ソフトゥエア更新用ボードまたはパーソナルコンピュータ 1 1 0から更新用ソフトウェアが輝度信号入力端子部 1 0 6、色信号入力端子部 1 0 7および切り替え回路 1 0 3を経由してクロック ·データ信号 1 0 8としてマイクロプロセッサ 1 0 1に入力される。

このようにして、マイクロプロセッサ 1 0 1のソフトウェア 1 0 9がソフトウェァ更新用ポ一ドまたはパ一ソナルコンピュータ 1 1 0からのクロック ·デ一夕信号 1 0 8により更新される。

しかしながら、上記の従来のソフトウエア更新回路では、ソフトウェアを更新するためにサ一ビスマンが家庭を訪問してテレビジョン受像機を市場調整モードに設定した上で、特別なソフトウエア更新用ボードまたはパーソナルコンピュー夕 1 1 0をテレビジョン受像機の S映像入力端子 1 0 5に接続しなければならない。

また、上記のソフトウェア更新のための条件が満たされても。ソフトウェアの更新の操作は複雑であり、一般家庭において使用者が自分でソフトウェアを更新することはできず、必ずサービスマンが家庭を訪問しなければならない。発明の開示

本発明の目的は、使用者が映像表示装置のソフトウェアを容易に更新することを可能にするデ一タ再生装置を提供することである。

本発明の他の目的は、使用者がソフトウェアを容易に更新することができる映像表示装置を提供することである。

本発明のさらに他の目的は、使用者が映像表示装置のソフトウェアを容易に更新することを可能にするソフトウェア更新システムおよびソフトウェア更新方法を提供することがである。

本発明の一局面に従うデータ再生装置は、記録媒体に記録されたデータを再生するとともに、ソフ卜ウェアに従って動作する映像表示装置にィンターフェイスバスを通して接続可能なデータ再生装置であって、記録媒体から読み込まれた映像データおよび音声データをそれぞれ第 1の領域および第 2の領域を用いてィンターフェイスバスを通して映像表示装置に送信する送信部と、映像表示装置のソフトウヱァの更新時に、記録媒体から読み込まれた更新用ソフトウェアを第 1および第 2の領域とは異なる付加デ一夕の送信のための第 3の領域を用いてイン夕一フェイスバスを通して映像表示装置に送信するように送信部を制御するとともに、映像表示装置にソフトウェアの更新を指示する制御部とを備えたものであるそのデータ再生装置においては、記録媒体から読み込まれた映像データおよび音声データがそれぞれ第 1の領域および第 2の領域を用いてィンターフェイスバスを通して送信部により映像表示装置に送信される。それにより、映像表示装置において映像データに基づいて映像が表示されるとともに、音声デ一夕に基づいて音声が出力される。

映像表示装置のソフトウェアの更新時には、記憶媒体から読み込まれた更新用ソフトウェアが付加データの送信のための第 3の領域を用いてィンターフェイスバスを通して映像表示装置に送信されるように制御部により送信部が制御される。また、制御部により映像表示装置にソフトウェアの更新が指示される。それにより、映像表示装置のソフトウェアが更新用ソフトウェアを用いて更新される。このように、使用者はデータ再生装置を用いて映像表示装置のソフトウェアを容易に更新することが可能となる。

記録媒体には、ソフトウェアの更新に関する関連情報がさらに記録され、制御部は、映像表示装置のソフトウェアの更新時に、記録媒体から読み込まれた関連情報を第 1の領域および Zまたは第 2の領域を用いてィンターフェイスバスを通して映像表示装置に送信するように送信部を制御してもよい。

この場合、映像表示装置のソフトウェアの更新時に、記録媒体から読み込まれた関連情報が第 1の領域および/または第 2の領域を用いてィンターフェイスバスを通して映像表示装置に送信される。それにより、映像表示装置において、ソフトウエアの更新に関する関連情報を表示または出力することが可能となる。関連情報は音声データを含み、制御部は、映像表示装置のソフトウェアの更新時に、記録媒体から読み込まれた関連情報の音声デ一夕を第 2の領域を用いてィンターフェイスバスを通して映像表示装置に送信するように送信部を制御してもよい。

この場合、映像表示装置のソフトウェアの更新時に、記録媒体から読み込まれた関連情報の音声データが第 2の領域を用いてインターフェイスバスを通して映像表示装置に送信される。それにより.. 映像表示装置において、' ソフトウェアの更新に関する関連情報を音声として出力することが可能となる。

関連情報は映像データを含み、制御部は、映像表示装置のソフトウェアの更新時に、記録媒体から読み込まれた関連情報の映像データを第 1の領域を用いてィンタ一フェイスバスを通して映像表示装置に送信するように送信部を制御してもよい。

この場合、映像表示装置のソフトウェアの更新時に、記録媒体から読み込まれた関連情報の映像データが第 1の領域を用いてィンタ一フェイスバスを通して映像表示装置に送信される。それにより、映像表示装置において、ソフトウェアの更新に関する関連情報を映像として表示することができる。

関連情報は、. ソフトウェアの更新の操作手順を示す操作案内情報を含んでもよい。

この場合、映像表示装置のソフトウェアの更新時に、ソフトウェアの更新の操作手順を示す操作案内情報が第 1の領域および Zまたは第 2の領域を用いてィンターフェイスバスを通して映像表示装置に送信される。それにより、映像表示装置において、ソフトウェアの更新の操作手順を表示または出力することが可能となる。

インターフェイスバスは、映像データ、音声データおよび付加デ一夕を送信するデ一タラインと、クロック信号を送信するクロックラインと、制御信号を送信するコントロールラインとを含み、第 1の領域は映像デ一夕の映像期間であり、第 2および第 3の領域は映像データのブランキング期間内にあり、送信部は、クロックラインにクロック信号を出力するとともに、クロック信号に同期して第 3 の領域を用いて更新用ソフトウェアをデ一夕ラインを通して送信してもよい。この場合、記録媒体から読み込まれた映像データ、音声データおよび付加デー夕がデータラインを通して映像表示装置に送信され、ク口ック信号がクロックラインを通して送信され、制御信号がコントロールラインを通して送信される。更新用ソフトウェアは、クロック信号に同期して映像デ一夕のブランキング間内の付加データのための第 3の領域を用いて送信される。このようにして、デ一タ再生装置と映像表示装置とを接続するインターフェイスバスを用いて映像表示装置のソフトウェアを更新することができる。

更新用ソフトウエアは、ソフトウェアが更新されるべき対象を識別するための識別情報を含み、制御部は、識別情報に基づいて映像表示装置にソフトウエアの更新を指示してもよい。

この場合、識別情報に基づいて映像表示装置においてソフトウェアが更新されるべき対象を指示することができる。

制御部のためのソフトウェアを記憶する記憶装置をさらに備え、制御部は、識別情報が映像表示装置を示している場合には映像表示装置にソフトウェアの更新を指示し、識別情報が制御部のソフトウェアの更新を示している場合には記録媒体から読み込まれた更新用ソフトウェアを用いて記憶装置に記憶されるソフトウエアを更新してもよい。

この場合、識別情報が映像表示装置を示している場合には、制御部により映像表示装置にソフトウェアの更新が指示され、識別情報が制御部のソフトウェアの更新を指示している場合には、記録媒体から読み込まれた更新用ソフトウェアを用いて記憶装置に記憶されるソフトウェアが更新される。それにより、映像表示装置のソフトウェアおよびデータ再生装置の制御部のソフトウェアを選択的に更新することができる。

本発明の他の局面に従う映像表示装置は、ソフトウェアに従って動作する映像表示装置と、記録媒体に記録されたデータを再生するとともに映像表示装置にィンターフェイスバスを通して接続可能なデータ再生装置とを備え、データ再生装置は、記録媒体から読み込まれた映像データおよび音声データをそれぞれ第 1の領域および第 2の領域を用いてィン夕一フェイスバスを通して映像表示装置に送信する送信部と、映像表示装置のソフトウェアの更新時に、記録媒体から読み込まれた更新用ソフトウェアを第 1および第 2の領域とは異なる付加デ一夕の送信のための第 3の領域を用いてィン夕一フェイスバスを通して映像表示装置に送信するように送信部を制御するとともに、映像表示装置にソフトウェアの更新を指示する制御部とを含み、映像表示装置は、データ再生装置によりインターフェイスバスを通してそれぞれ第 1の領域および第 2の領域を用いて送信される映像デ一夕および音声データを受信する受信部と、受信部により受信された音声デ一夕に基づいて音声を出力する音声出力部と、受信部により受信された映像デ一夕に基づいて映像を表示する映像表示部と、映像表示部および音声出力部を制御する処理部と、処理部のためのソフトウェアを記憶する記憶部とを備え、処理部は、第 3の領域を用いてィン夕一フェイスバスを通して送信される更新用ソフトウェァが受信部により受信されかつデ一夕再生装置からソフトゥエアの更新が指示された場合に、受信部により受信された更新用ソフトウェアを用いて記憶部に記憶されたソフトウエアを更新するものである。

その映像表示装置においては、デ一夕再生装置によりそれぞれ第 1の領域および第 2の領域を用いて送信される映像データおよび音声データがインタ一フェイスバスを通して受信部により受信される。受信部により受信された音声データに基づいて音声出力部により音声が出力され、受信部により受信された映像データに基づいて映像表示部により映像が表示される。

また、付加デ一夕の送信のための第 3の領域を用いてィン夕一フェイスバスを通して受信部により更新用ソフトウェアが受信されかつデ一夕再生装置からソフトウエアの更新が指示された場合に、受信された更新用ソフトウェアを用いて記憶装置に記憶されたソフトウェアが更新される。このようにして、デ一タ再生装置を用いて映像表示装置のソフトウェアを容易に更新することができる。

処理部は、インターフェイスバスを通して第 1の領域および Zまたは第 2の領域を用いて送信されるソフトウェアの更新に関する関連情報を受信するように受信部を制御し、受信部により受信された関連情報に基づいて映像表示部に映像を表示させるとともに音声出力部に音声を出力させてもよい。

この場合、インターフェイスバスを通して第 1の領域および/または第 2の領域を用いて送信されるソフトウェアの更新に関する関連情報が受信部により受信される。受信された関連情報に基づいて映像表示部により映像が表示されるとともに、音声出力部により音声が出力される。それにより、使用者は、ソフトゥェァの更新に関する関連情報を映像および音声により容易に認識することが可能となる。

映像表示装置は、拡張機能を実行する拡張機能部と、拡張機能部を制御する他の処理部と、拡張機能用処理部のためのソフトウェアを記憶する他の記憶部とをさらに備え、処理部は、データ再生装置により他の処理部のソフトウェアの更新が指示された場合に、他の処理部に受信部により受信された更新用ソフトウェアを送信するとともに他の処理部にソフトウェアの更新を指示し、他の処理部は、処理部の指示に従って処理部から送信された更新用ソフトウェアを用いて他の記憶部に記憶されたソフトウェアを更新してもよい。

この場合、データ再生装置により映像表示装置の他の処理部のソフトウェアの更新が指示された場合に、受信された更新用ソフトウェアが他の処理部に送信されるとともに他の処理部にソフトウェアの更新が指示される。それにより、更新用ソフトウェアを用いて他の処理部により他の記憶部に記憶されたソフトウェアが更新される。このように、データ再生装置を用いて映像表示装置の複数の処理部のソフトウェアを容易に更新することができる。

映像表示装置はテレビジョン受像機を含んでもよい。この場合、デ一タ再生装置によりテレビジョン受像機のソフトウェアを容易に更新することができる。本発明のさらに他の局面に従うソフトウエア更新システムは、ソフトウェアに従って動作する映像表示装置と、記録媒体に記録されたデータを再生するとともに映像表示装置にィンターフェイスバスを通して接続可能なデータ再生装置とを備え、デ一夕再生装置は記録媒体から読み込まれた映像デ一夕および音声デ一夕をそれぞれ第 1の領域および第 2の領域を用いてィンターフェイスバスを通して映像表示装置に送信する送信部と、映像表示装置のソフトウェアの更新時に、記録媒体から読み込まれた更新用ソフトウェアを第 1および第 2の領域とは異なる付加デ一夕の送信のための第 3の領域を用いてィンタ一フェイスパスを通して映像表示装置に送信するように送信部を制御するとともに、映像表示装置にソフトウエアの更新を指示する制御部とを含み、映像表示装置は、デ一夕再生装置によりインタ一フェイスバスを通してそれぞれ第 1の領域および第 2の領域を用いて送信される映像デ一夕および音声データを受信する受信部と、受信部により受信された音声データに基づいて音声を出力する音声出力部と、受信部により受信された映像データに基づいて映像を表示する映像表示部と、映像表示部および音声出力部を制御する処理部と、処理部のためのソフトウェアを記憶する記憶部とを備え、処理部は、第 3の領域を用いてインターフェイスバスを通して送信される更新用ソフトウェアが受信部により受信されかつデータ再生装置からソフトゥエアの更新が指示された場合に、受信部により受信された更新用ソフトウェアを用いて記憶部に記憶されたソフトゥヱァを更新するものである。

デ一夕再生装置において、記録媒体から読み込まれた映像データおよび音声デ —夕がそれぞれ第 1の領域および第 2の領域を用いてィン夕一フェイスバスを通して送信部により映像表示装置に送信される。それにより、映像表示装置においては、データ再生装置によりそれぞれ第 1の領域および第 2の領域を用いて送信される映像デー夕および音声デー夕がインタ一フェイスバスを通して受信部により受信される。受信部により受信された音声データに基づいて音声出力部により音声が出力され、受信部により受信された映像データに基づいて映像表示部により映像が表示される。

映像表示装置のソフトウェアの更新時には、記憶媒体から読み込まれた更新用ソフトウェアが付加データの送信のための第 3の領域を用いてィンタ一フェイスバスを通して映像表示装置に送信されるように制御部により送信部が制御される。また、制御部により映像表示装置にソフトウェアの更新が指示される。それにより、映像表示装置において、受信された更新用ソフトウェアを用いて記憶装置に記憶されたソフトウェアが更新される。

このようにして、デ一夕再生装置を用いて映像表示装置のソフトウェアを容易に更新することができる。

本発明のさらに他の局面に従うソフトウェア更新方法は、記録媒体に記録されたデータを再生するとともに映像表示装置にィンターフェイスバスを通して接続可能なデータ再生装置を用いて映像表示装置のソフトウェアを更新するソフトゥエア更新方法であって、映像表示装置のソフトウェアの更新時に、データ再生装置により記録媒体から読み込まれた更新用ソフトウェアを映像データの送信のための第 1の領域および音声デー夕の送信のための第 2の領域を除く付加データの送信のための第 3の領域を用いてィンターフェイスバスを通して映像表示装置に送信するステップと、データ再生装置により映像表示装置にソフトウェアの更新を指示するステップと、データ再生装置から映像表示装置にソフトウェアの更新が指示された場合に、第 3の領域を用いてインターフェイスバスを通して送信される更新用ソフトウェアを映像表示装置により受信するステップと、受信された更新用ソフトウェアを用いて映像表示装置のソフトウエアを更新するステップとを備えたものである。

そのソフトウェア更新方法においては、映像表示装置のソフトウェアの更新時に、デ一夕再生装置により記録媒体から読み込まれた更新用ソフトウェアが映像データの送信のための第 1の領域および音声データの送信のための第 2の領域を除く付加データの送信のための第 3の領域を用いてィン夕一フェイスバスを通して映像表示装置に送信される。デ一夕再生装置から映像表示装置にソフトウェアの更新が指示された場合に、第 3の領域を用いてィン夕ーフェイスバスを通して送信される更新用ソフトウェアが映像表示装置により受信される。受信された更新用ソフトウェアを用いて映像表示装置のソフトウェアが更新される。

このようにして、データ再生装置を用いて映像表示装置のソフトウェアを容易に更新することができる。図面の簡単な説明

図 1は、本発明の一実施の形態に係るソフトウェア更新システムの構成を示すブロック図である。

図 2は、図 1の D V D再生機器のマイクロプロセッサの処理を示すフローチヤ ―トである。

図 3は、図 1の D V D再生機器のマイクロプロセッサの処理を示すフローチヤートである。

図 4は、図 1のテレビジョン受像機のマイクロプロセッサの処理を示すフローチャートである。

図 5は、図 1のテレビジョン受像機のマイクロプロセッサの処理を示すフローチャートである。

図 6は、図 1のテレビジョン受像機のマイクロプロセッサの処理を示すフロ一チヤ一卜である。

図 7は、従来のソフトウェア更新回路の構成を示すブロック図である。発明を実施するための最良の形態

図 1は本発明の一実施の形態に係るソフトウェア更新システムの構成を示すブロック図である。

図 1に示すように、ソフトウエア更新システムは、 D VD (デジタルバーサ夕ィルディスク) 再生機器 200およびテレビジョン受像機 300により構成される。テレビジョン受像機 300に DVD再生機器 200が接続されている。 CD —ROM (コンパクトディスク一ランダムアクセスメモリ） 20 1には、更新用ソフトウェアおよび操作案内情報が MP E G (Moving Picture coding Experts Group) 形式で記録されている。

ここで、更新用ソフトウェアとは、旧バ一ジョンのソフトウェアの不具合を修正するためのソフトウェア、機能強化または機能追加のためのソフトウェア、新バージョンのソフトウェア等である。また、操作案内情報とは、ソフトウェアの更新のために使用者が行うべき操作の手順を映像および音声で案内するための情報である。使用者が行うべき操作とは、例えば、更新すべきソフトウェアの選択、更新すべき機能の選択、 CD— ROM201の取り出し等である。

0 0再生機器200は、 MPEGデコード I C (集積回路） 202、送信用信号変換 I C 203、マイクロプロセッサ 204およびメモリ 205を含む。テレビジョン受像機 300は、受信用信号変換 I C 30 1、映像処理プロセッサ 302、音声 DAC (デジタル一アナログ変換器）回路 303、ディスプレイ 304、スピーカ 305、マイクロプロセッサ 306、メモリ 307、マイクロプロセッサ 308、メモリ 309および拡張機能部 3 10を含む。

D VD再生機器 2 0 0とテレビジョン受像機 3 0 0とは、 HDM I (High- Definition Multimedia Interface) 規格と呼ばれるデジ夕ルインターフェイス規格に従う HDM Iィン夕一フェイスケーブル CAにより接続されている。 HD M Iィン夕一フェイスケ一ブル CAは、デ一夕ライン D 1， D 2, D 3、ピクセルクロックライン CKおよびコントロールライン CTを含む。 HDM I規格によれば、映像データを送信するとともに、映像データのブランキング期間（垂直ブランキング期間および水平ブランキング期間）に補足データを送信することができる。補足データには、音声データ（音声パケット）、および I n f o F r ame (情報フレーム) と呼ばれるデータバケツ卜が含まれる。この I n f o F r ameを利用して種々の情報（付加デ一夕）を送信することができる。本実施の形態では、 I n f o F r ameを利用して更新用ソフトウェアが送信される。また、上記の操作案内情報は、ピクセルコンポーネント (映像デ —夕) と、 I n f o F r a m eに含まれる音声デ一夕とにより構成される。

更新用ソフトウェアは、複数のデータパケットに分割され、複数のブランキング期間の I η ί o F r a m eに分散して挿入される。各データバケツトに付加されるへッダに基づいて更新用ソフトゥエアが再整列されることにより更新用ソフトウエアが復元される。

DVD再生機器 200のマイクロプロセッサ 204は、送信用信号変換 I C 2 03を制御する。

MPEGデコード I C 202は、通常時には、 D V Dに M P E G形式で記録されたデ一夕をデコードし、ソフトウェアの更新時には、 CD— ROM20 1に M PEG形式で記録されたデータ（更新用ソフトウェア）をデコードする。送信用信号変換 I C 203は、 MP EGデコード I C 202によりデコードされたデ一夕をピクセルコンポーネントデータ（映像データ）と補足データとに分け、ピクセルクロックをピクセルクロックライン CKに出力するとともに、ピクセルクロックに同期してピクセルコンポ一ネントおよび補足データをデ一夕ライン D 1， D 2, D 3に出力する。

デ一タライン D 1は、ピクセルコンポーネント B (青色映像デ一夕）および補足データをピクセルクロックライン C Kのピクセルクロックに同期してテレビジヨン受像機 300に転送する。データライン D 2は、ピクセルコンポーネント G (緑色映像デー夕）および補足デー夕をピクセルクロックライン CKのピクセルクロックに同期してテレビジョン受像機 300に転送する。データライン D 3は、ピクセルコンポーネント R (赤色映像データ) および補足データをピクセルクロックに同期してテレビジョン受像機 300に転送する。テレビジョン受像機 300の受信用信号変換 I C 301は、デ一夕ライン D 1 , D 2, D 3により転送されるピクセルコンポーネントおよび補足データをピクセルクロックライン C Kのピクセルクロックに同期して受信する。映像処理プロセッサ 302は、受信用信号変換 I C 30 1により受信されたピクセルコンポ一ネン卜から映像信号を抽出し、映像信号に基づく映像をディスプレイ 304に表示させる。音声 D AC回路 303は、受信用信号変換 I C 30 1より受信された補足データに含まれる音声データをアナログの音声信号に変換し、音声信号に基づく音声をスピーカ 305に出力させる。

マイクロプロセッサ 306は、映像処理プロセッサ 302および音声 D AC回路 303を制御する。メモリ 307には、マイクロプロセッサ 306のソフトゥエアが記憶される。マイクロプロセッサ 308は、拡張機能部 3 10を制御する。メモリ 309には、マイクロプロセッサ 308のソフトウェアが記憶される。拡張機能部 3 1 0は、映像の表示および音声の出力というテレビジョン受像機 3

00の本来の機能に追加して設けられる機能を実行する。例えば、拡張機能部 3 10は、テレビ放送の録画機能、インターネットへの接続機能等である。

次に、図 1のソフトウエア更新システムの動作について図 2〜図 6のフローチャ一トを参照しながら説明する。

図 2および図 3は図 1の DVD再生機器 200のマイクロプロセッサ 204の処理を示すフローチヤ一トである。

ここで、 CD— ROM201には、更新用ソフトウェアおよび操作案内情報が MP EG形式で記録されている。この更新用ソフトウェアには、ソフトウェアが更新されるべきマイクロプロセッサ 204， 306, 308を示す I D (識別）情報が含まれる。

使用者が CD— ROM 201を DVD再生機器 200の C D _ R OMドライブ (図示せず) に挿入すると、 M P E Gデコード I C 202が C D _ R〇M 20 1 から読み込まれたデ一夕をデコードし、デコードされたデータを送信用信号変換

1 C 203に与える。送信用信号変換 I C 203は、デコードされたデータをピクセルコンポーネン卜と補足データとに分ける。

まず、マイクロプロセッサ 204は、 MP EGデコード I C 202により得られた補足データか I n f o F r ameを読み込む（ステップ S 1) 。次いで、マイクロプロセッサ 204は、読み込まれた I n f o F r ameに更新用ソフトウェアが含まれているか否かを判定する (ステップ S 2) 。

I n f o F r ameに更新用ソフトウエアが含まれている場合には、マイクロプロセッサ 204は、映像および音声による操作案内の表示および出力をコン卜ロールライン CTを通して通してテレビジョン受像機 300のマイクロプロセッサ 306に指示するとともに（ステップ S 3) 、送信用信号変換 I C 203を用いて操作案内情報をピクセルコンポーネントおよび補足データとしてデ一夕ライン D 1 , D 2, D 3を通してテレビジョン受像機 300に送信する (ステップ S 4) 。これにより、テレビジョン受像機 300のディスプレイ 304に操作の手順を示す映像が表示されるとともに、スピーカ 305から操作の手順を示す音声が出力される。

さらに、マイクロプロセッサ 204は、送信用信号変換 I C 203から読み込まれた I n f o F r ame内の I D情報がマイクロプロセッサ 204のソフトウエアの更新を指示しているか否かを判定する（ステップ S 5) 。

I D情報がマイクロプロセッサ 204のソフトウェアの更新を指示している場合には、マイクロプロセッサ 204は、 I n f o F r ame内の更新用ソフトゥエアを用いてメモリ 205に記憶されたソフトウエアを書き替えることによりメモリ 205のソフトウェアを更新し（ステップ S 6) 、処理を終了する。 . ステップ S 5において I D情報がマイクロプロセッサ 204のソフトウエアの更新を指示していない場合には、マイクロプロセッサ 204は、 I D情報に基づいてテレビジョン受像機 300のマイクロプロセッサ 306または 308のソフトウエアの更新をコントロールライン CTを通してテレビジョン受像機 300のマイクロプロセッサ 306に指示する（ステップ S 7) 。

その後、マイクロプロセッサ 204は、マイクロプロセッサ 306がデータを受信可能か否かを判定する (ステップ S 8) 。マイクロプロセッサ 306がデー夕を受信可能である場合には、マイクロプロセッサ 204は、送信用信号変換 I C 203を用いてマイクロプロセッサ 306または 308の更新用ソフトウエアをデ一夕ライン D l, D 2, D 3を通してテレビジョン受像機 300に送信する (ステップ S 9) 。

さらに、マイクロプロセッサ 204は、テレビジョン受像機 300のマイクロプロセッサ 306からコントロールライン CTを通して受信完了通知を受信したか否かを判定する (ステップ S 1 0) 。マイクロプロセッサ 204は、マイクロプロセッサ 204から受信完了通知を受信するまで、ステップ S 9の処理を継続し、マイクロプロセッサ 204から受信完了通知を受信すると、処理を終了するなお、ステップ S 2において I n f o F r am e内に更新用ソフトウエアが含まれない場合には、マイクロプロセッサ 204は処理を終了する。

図 4および図 5は図 1のテレビジョン受像機 300のマイクロプロセッサ 30 6の処理を示すフロ一チャートである。

テレビジョン受像機 300のマイクロプロセッサ 306は、コントロールライン CTをモニタし（ステップ S 2 1) 、コントロールライン CTを通して操作案内の表示および出力が指示されたか否かを判定する（ステップ S 22) 。操作案内の表示および出力が指示された場合には、マイクロプロセッサ 306は、受信用信号変換 I C 301を用いてデータライン D 1, D 2, D 3を通して操作案内情報を受信する（ステップ S 23) 。

次いで、マイクロプロセッサ 306は、コントロールライン CTを通してソフトウエアの更新が指示されたか否かを判定する（ステップ S 24) 。

ソフトウェアの更新が指示された場合には、マイクロプロセッサ 306は、デ一夕を受信可能か否かを判定する（ステップ S 25) 。データを受信可能な場合には、マイクロプロセッサ 306はコントロールライン CTを通して DVD再生機器 200のマイクロプロセッサ 204にデータを受信可能であることを通知する（ステップ S 26) 。

次に、マイクロプロセッサ 306は、受信用信号変換 I C 30 1を用いてデー夕ライン D l， D 2, D 3を通して更新用ソフトウェアを受信する（ステップ S 27) 。マイクロプロセッサ 306は、 D VD再生機器 200からの更新用ソフトウエアの受信が完了したか否かを判定する (ステップ S 28) 。

更新用ソフトウエアの受信が完了した場合には、マイクロプロセッサ 306は

4 、 DVD再生機器 200のマイクロプロセッサ 204にコントロールライン CT を通して受信完了通知を送信する（ステップ S 29) 。

次いで、マイクロプロセッサ 306は、 I n f o F r ame内の I D情報がマイク口プロセッサ 306のソフ卜ウェアの更新を指示しているか否かを判定する (ステップ S 30) 。

I D情報がマイクロプロセッサ 306のソフトウェアの更新を指示している場合には、マイクロプロセッサ 306は、 I η ί o F r ame内の更新用ソフトゥエアを用いてメモリ 307に記憶されたソフトウェアを書き替えることによりメモリ 307のソフトウエアを更新し (ステップ S 3 1) 、処理を終了する。

I D情報がマイクロプロセッサ 306のソフトウエアの更新を指示していない場合には、マイクロプロセッサ 306は、マイクロプロセッサ 308にシリアルバスライン SBを通してソフトウェアの更新を指示する（ステップ S 32) 。さらに、マイクロプロセッサ 306は、マイクロプロセッサ 308にシリアルバスライン SBを通して更新用ソフトウェアを送信する（ステップ S 33) 。

その後、マイクロプロセッサ 306は、マイクロプロセッサ 308からシリアルバスライン S Bを通して更新完了通知を受信したか否かを判定する（ステップ S 34) 。マイクロプロセッサ 308から更新完了通知を受信した場合には、マイク口プロセッサ 306は、 DVD再生機器 200のマイクロプロセッサ 204 にコントロールライン CTを通して受信完了通知を送信し（ステップ S 35) 、処理を終了する。

図 6は図 1のテレビジョン受像機 300のマイクロプロセッサ 3080の処理を示すフローチャートである。

マイクロプロセッサ 308は、マイクロプロセッサ 306からシリアルバスライン SBを通してソフトウェアの更新が指示されたかを判定する（ステップ S 4 1) 。マイクロプロセッサ 306からソフ卜ウェアの更新が指示された場合には、マイクロプロセッサ 308は、マイクロプロセッサ 306からシリアルバスライン SBを通して更新用ソフトウェアを受信する（ステップ S 42) 。

次いで、マイクロプロセッサ 308は、マイクロプロセッサ 306から受信した更新用ソフトウェアを用いてメモリ 309に記憶されたソフトウェアを書き替えることによりメモリ 309のソフトウェアを更新する（ステップ S 43) 。その後、マイクロプロセッサ 308は、マイクロプロセッサ 306にシリアルバスライン SBを通して更新完了通知を送信する（ステップ S 44) 。

このようにして、 CD -; OM 20 1に MP EG形式で記録された更新用ソフトウエアデータが I D情報に基づいて DVD再生機器 200のマイクロプロセッサ 204またはテレビジョン受像機 300マイクロプロセッサ 306, 308にダウンロードされ、メモリ 20 5 , 307, 309に記憶されたソフトウェアが更新される。

以上のように、本実施の形態に係るソフトウェア更新システムによれば、 MP EG形式で更新用ソフトウエアが記録された CD— ROM 20 1をテレビジョン受像機 300に接続された DVD再生機器 200に揷入するだけで D VD再生機器 200またはテレビジョン受像機 300の任意のマイクロプロセッサ 204， 306， 308のソフトウェアを容易に更新することができる。したがって、ソフトウェアの更新のためにサービスマンが各使用者の家庭を訪問して特殊な手法でソフトウェアを更新する必要がなくなる。その結果、サービスコストを大幅に削減することができる。

また、本実施の形態に係るソフトウェア更新システムでは、 DVD再生機器 2 00がテレビジョン受像機 300に HDM I規格に従うデータライン D 1 , D 2 ， D 3、ピクセルクロックライン CKおよびコントロールライン CTにより接続されるので、 DVD再生機器 200からテレビジョン受像機 300に映像データおよび音声データにより構成される操作案内情報を転送することができる。それにより、テレビジョン受像機 300によりソフトウェアの更新のための操作案内が映像および音声により出力される。したがって、使用者は、映像および音声による操作案内にしたがってソフトウェアの更新のための操作を容易に行うことができる。

本実施の形態では、 D VD再生機器 200のマイクロプロセッサ 204からテレビジョン受像機 300のマイクロプロセッサ 306にコントロールライン CT を用いてソフトウェアが更新されるべきマイクロプロセッサを指示しているが、これに限定されず、 DVD再生機器 200からテレビジョン受像機 300に送信される補足データに含まれる I n f o F r a m eを用いてソフトウエアが更新されるべきマイクロプロセッサをマイクロプロセッサ 3 0 6に指示してもよい。また、本実施の形態では、 D V D再生機器 2 0 0からテレビジョン受像機 3 0 0に映像デー夕および音声デー夕からなる操作案内情報を送信しているが、 D V D再生機器 2 0 0からテレビジョン受像機 3 0 0に音声データからなる操作案内情報を送信してもよく、あるいは映像デー夕からなる操作案内情報を送信してもよい。この場合、テレビジョン受像機 3 0 0から音声による操作案内のみが出力されるか、または映像による操作案内のみが出力される。

さらに、本実施の形態では、 D V D再生機器 2 0 0からデータライン D 1， D 2， D 3にピクセルコンポーネント B、ピクセルコンポーネント Gおよびピクセルコンポーネント Rが出力されるが、 D V D再生機器 2 0 0からデータライン D 1， D 2 , D 3に輝度データおよび 2つの色差デ一夕が出力されてもよい。

本実施の形態では、 D V D再生機器 2 0 0がデータ再生装置に相当し、テレビジョン受像機 3 0 0が映像表示装置およびテレビジョン受像機に相当する。また、送信用信号変換 I C 2 0 3が送信部に相当し、マイクロプロセッサ 2 0 4が制御部に相当し、メモリ 2 0 5が記憶装置に相当する。さらに、受信用信号変換 I C 3 0 1が受信部に相当し、映像処理プロセッサ 3 0 2およびディスプレイ 3 0 4が映像表示部に相当し、音声 D A C回路 3 0 3およびスピーカ 3 0 5が音声出力部に相当する。また、マイクロプロセッサ 3 0 6が処理部に相当し、メモリ 3 0 7が記憶部に相当し、マイクロプロセッサ 3 0 8が他の処理部に相当し、メモリ 3 0 9が他の記憶部に相当する。さらに、 I n f o F r a m eが第 3の領域に相当する。

Claims

請求の範囲

1 . 記録媒体に記録されたデータを再生するとともに、ソフトウェアに従って動作する映像表示装置にィンターフェイスパスを通して接続可能なデータ再生装置であって、

記録媒体から読み込まれた映像データおよび音声データをそれぞれ第 1の領域および第 2の領域を用いて前記インターフェイスバスを通して前記映像表示装置に送信する送信部と、

前記映像表示装置のソフトウエアの更新時に、記録媒体から読み込まれた更新用ソフトウェアを前記第 1および第 2の領域とは異なる付加データの送信のための第 3の領域を用いて前記ィンタ一フェイスバスを通して前記映像表示装置に送信するように前記送信部を制御するとともに、前記映像表示装置にソフトウェアの更新を指示する制御部とを備えた、データ再生装置。

2 . 記録媒体には、ソフトウェアの更新に関する関連情報がさらに記録され、前記制御部は、前記映像表示装置のソフトウェアの更新時に、記録媒体から読み込まれた関連情報を前記第 1の領域および Zまたは前記第 2の領域を用いて前記インターフェイスバスを通して前記映像表示装置に送信するように前記送信部を制御する、請求項 1記載のデータ再生装置。

3 . 前記関連情報は音声データを含み、

前記制御部は、前記映像表示装置のソフトウェアの更新時に、記録媒体から読み込まれた関連情報の音声データを前記第 2の領域を用いて前記インターフェイスバスを通して前記映像表示装置に送信するように前記送信部を制御する、請求項 2記載のデータ再生装置。

4 . 前記関連情報は映像データを含み、

前記制御部は、前記映像表示装置のソフトウェアの更新時に、記録媒体から読み込まれた関連情報の映像デ一夕を前記第 1の領域を用いて前記イン夕一フェイスバスを通して前記映像表示装置に送信するように前記送信部を制御する、請求項 2記載のデータ再生装置。

5 . 前記関連情報は、ソフトウェアの更新の操作手順を示す操作案内情報を含む、請求項 2記載のデータ再生装置。

6 . 前記インターフェイスバスは、映像デ一夕、音声デ一夕および付加デ一夕を送信するデータラインと、ク口ック信号を送信するクロックラインと、制御信号を送信するコントロールラインとを含み、

前記第 1の領域は映像データの映像期間であり、前記第 2および第 3の領域は映像データのブランキング期間内にあり、

前記送信部は、前記クロックラインにクロック信号を出力するとともに、クロック信号に同期して前記第 3の領域を用いて更新用ソフトウェアをデータラインを通して送信する、請求項 1記載のデータ再生装置。

7 . 前記更新用ソフトウェアは、ソフトウェアが更新されるべき対象を識別するための識別情報を含み、

前記制御部は、前記識別情報に基づいて前記映像表示装置にソフトウェアの更新を指示する、請求項 1記載のデータ再生装置。

8 . 前記制御部のためのソフトウェアを記憶する記憶装置をさらに備え、

前記制御部は、前記識別情報が前記映像表示装置を示している場合には前記映像表示装置にソフトウェアの更新を指示し、前記識別情報が前記制御部のソフトウェアの更新を示している場合には記録媒体から読み込まれた更新用ソフトゥェァを用いて前記記憶装置に記憶されるソフトウェアを更新する、請求項 7記載のデータ再生装置。

9 . データ再生装置にィンタ一フヱイスパスを通して接続可能な映像表示装置であって、前記データ再生装置により前記インターフェイスバスを通してそれぞれ第 1の領域および第 2の領域を用いて送信される映像データおよび音声データを受信する受信部と、

前記受信部により受信された音声データに基づいて音声を出力する音声出力部と、

前記受信部により受信された映像データに基づいて映像を表示する映像表示部と、

前記映像表示部および前記音声出力部を制御する処理部と、

前記処理部のためのソフトウェアを記憶する記憶部とを備え、

前記処理部は、前記第 1および第 2の領域と異なる付加データの送信のための第 3の領域を用いて前記インターフェイスバスを通して送信される更新用ソフトウェアが前記受信部により受信されかつ前記データ再生装置からソフトウェアの更新が指示された場合に、前記受信部により受信された更新用ソフトウェアを用いて前記記憶部に記憶されたソフトゥヱァを更新する、映像表示装置。

1 0 . 前記処理部は、前記インタ一フェイスバスを通して前記第 1の領域および Zまたは第 2の領域を用いて送信されるソフトウェアの更新に関する関連情報を受信するように前記受信部を制御し、前記受信部により受信された関連情報に基づいて前記映像表示部に映像を表示させるとともに前記音声出力部に音声を出力させる、請求項 9記載の映像表示装置。

1 1 . 拡張機能を実行する拡張機能部と、

前記拡張機能部を制御する他の処理部と、

前記拡張機能用処理部のためのソフトウェアを記憶する他の記憶部とをさらに備え、

前記処理部は、前記データ再生装置により前記他の処理部のソフトウェアの更新が指示された場合に、前記他の処理部に前記受信部により受信された更新用ソフトウェァを送信するとともに前記他の処理部にソフトゥェァの更新を指示し、前記他の処理部は、前記処理部の指示に従って前記処理部から送信された更新用ソフトウェアを用いて前記他の記憶部に記憶されたソフトウェアを更新する、請求項 9記載の映像表示装置。

1 2 . ソフトウェアに従つて動作する映像表示装置と、

記録媒体に記録されたデ一夕を再生するとともに前記映像表示装置にィン夕ーフェイスバスを通して接続可能なデータ再生装置とを備え、

前記データ再生装置は、

記録媒体から読み込まれた映像デ一夕および音声データをそれぞれ第 1の領域および第 2の領域を用いて前記ィンターフェイスバスを通して前記映像表示装置に送信する送信部と、

前記映像表示装置のソフトウェアの更新時に、記録媒体から読み込まれた更新用ソフトウェアを前記第 1および第 2の領域とは異なる付加データの送信のための第 3の領域を用いて前記インタ一フェイスバスを通して前記映像表示装置に送信するように前記送信部を制御するとともに、前記映像表示装置にソフ卜ウェアの更新を指示する制御部とを含み、

前記映像表示装置は、

前記データ再生装置により前記ィン夕一フェイスバスを通してそれぞれ前記第 1の領域および第 2の領域を用いて送信される映像データおよび音声データを受信する受信部と、

前記処理部は、前記第 3の領域を用いて前記インターフェイスバスを通して送信される更新用ソフトウェアが前記受信部により受信されかつ前記データ再生装置からソフトウェアの更新が指示された場合に、前記受信部により受信された更新用ソフトウェアを用いて前記記憶部に記憶されたソフトウェアを更新する、ソフトウェア更新システム。

1 3 . 前記映像表示装置はテレビジョン受像機を含む、請求項 1 2記載のソフトウェア更新システム。

1 4 . 記録媒体に記録されたデ一夕を再生するとともに前記映像表示装置にィンターフェイスバスを通して接続可能なデータ再生装置を用いて映像表示装置のソフトウェアを更新するソフトウェア更新方法であって、

前記映像表示装置のソフトウェアの更新時に、前記データ再生装置により記録媒体から読み込まれた更新用ソフトウェアを映像データの送信のための第 1の領域および音声データの送信のための第 2の領域を除く付加データの送信のための第 3の領域を用いて前記イン夕一フェイスバスを通して前記映像表示装置に送信するステップと、

前記デー夕再生装置により前記映像表示装置にソフトウェアの更新を指示する前記データ再生装置から前記映像表示装置にソフトウェアの更新が指示された場合に、前記第 3の領域を用いて前記インターフェイスバスを通して送信される更新用ソフトウェアを前記映像表示装置により受信するステップと、

前記受信された更新用ソフトウエアを用いて前記映像表示装置のソフトウェアを更新するステップとを備えた、ソフトウェア更新方法。