JP2010122742A - Hdmiデータ生成装置、データ記録装置、およびファームウェア記録媒体 - Google Patents

Hdmiデータ生成装置、データ記録装置、およびファームウェア記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 専用の装置を用いずとも容易で確実に、かつ、映像信号の伝送領域をも有効利用して、ファームウェアデータを書き込むことが可能となる。
【解決手段】本発明のHDMIデータ生成装置110は、対象機器のファームウェアを更新するためのファームウェアデータを、デジタル方式の音声信号に変換し、音声ファームウェアデータを生成する変換生成部250と、所定パターンを所定期間連続させた音声信号である音声ヘッダデータを生成するヘッダ生成部252と、音声信号として、音声ヘッダデータと音声ファームウェアデータとをその順に並べて有し、映像信号として、音声ファームウェアデータ信号と共に再生されるファームウェアの更新に関する映像情報を有する、HDMI規格に基づくHDMIデータを生成するデータ生成部254と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ファームウェアを更新するためのHDMIデータ生成装置、データ記録装置、およびファームウェア記録媒体に関する。
テレビやパーソナルコンピュータのモニタ等の電気製品において、そのハードウェアの基本的な制御を実行するためにファームウェアが固定的に組み込まれている。機能のアップデートやバグの修正のために、このファームウェアを更新しようと試みた場合、従来では、ファームウェアを更新するための汎用のインターフェースが想定されていないことから、ROMライタ等、更新専用の装置が必要であった。しかし、更新専用の装置は需要が少なく、生産コストや販売価格が高くなるので、一般のユーザが電気製品のファームウェアを更新する場合、高価な更新専用の装置を購入するか、更新専用の装置を有する専門の業者に依頼しなければならなかった。
そこで、ファームウェアの更新を容易に遂行するための幾つかの方法が提案されている。例えば、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)規格において、InfoFrameと呼ばれるデータ領域に、ファームウェアデータを書き込み、そのファームウェアデータをCDやDVDの再生装置から、HDMI入力端子を設けたデータ再生装置に送信することで、データ再生装置のファームウェアを更新させる技術が知られている(例えば特許文献1)。
また、ファームウェアデータを画像情報に変換し、CDやDVDの再生装置から、HDMI等の入力端子を通じて画像再生装置に送信し、画像再生装置のファームウェアを更新させる技術も公開されている(例えば特許文献2)。さらに、音声信号の入力端子を備えた電子機器に、音声信号に変換したファームウェアデータを送信し、電子機器のファームウェアを更新する技術も公開されている(例えば特許文献3)。
再公表2004−091207号公報 特開2006−98741号公報 特開2006−155208号公報
しかし、特許文献1に記載された技術を用いると、ファームウェアをInfoFrameに収容するため、そのInfoFrameに含まれたファームウェアデータを正しく送信するためには、送信側のCDやDVDの再生装置に専用の機能を追加するか専用の再生装置を製作しなければならず、やはり汎用の再生装置ではファームウェアの更新ができなかった。また、ファームウェアの更新対象である電気製品と、送信側のCDやDVDの再生装置との間にAVアンプ等のリピータ機器を介すると、InfoFrameはリピータ機器で消失してしまうため、更新対象の電気製品にInfoFrameが到達しないといった問題を招いていた。
さらに、特許文献2に記載された技術の場合、ファームウェアデータを画像情報に変換して送信するが、この画像情報は連続した動画であり、一般にMPEG(Moving Picture Experts Group)−2、MPEG−4、MPEG−4/AVC(Advanced Video Coding)等の非可逆圧縮が施されている。そのため、動画データとして許容される範囲内で復号後のデータが復号前と相異するおそれ、即ちファームウェアデータが完全な形で復号されないおそれが生じる。通常の画像データでは、多少のデータ変動は何ら問題がないが、ファームウェアデータではエラーになり兼ねない。
また、上述のように、HDMI規格では映像と音声の信号が同時に伝送される。しかし、特許文献3に記載された技術では、音声信号としてファームウェアデータを送信している間、映像信号は送信されない。そのため、映像を表示する機能を備えたTV等の場合、画面には何も表示されずにデータの伝送領域が無駄になってしまう。特に、この技術ではファームウェアデータは音声信号として送信するが、更新対象の装置に送信された音声信号が通常の音声であるかファームウェアデータであるかを識別する仕組みが考慮されていないため、ファームウェアの更新が正しく実行されないおそれがある。
本発明は、このような課題に鑑み、ファームウェア更新専用の再生装置を用いずとも汎用の再生装置で容易かつ確実にファームウェアデータを更新し、さらに、映像信号の伝送領域をも有効利用してファームウェア更新中の注意喚起や進行状況をユーザに伝達することが可能な、HDMIデータ生成装置、データ記録装置、およびファームウェア記録媒体を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のHDMIデータ生成装置の代表的な構成は、対象機器のファームウェアを更新するためのファームウェアデータを、デジタル方式の音声信号に変換し、音声ファームウェアデータを生成する変換生成部と、所定パターンを所定期間連続させた音声信号である音声ヘッダデータを生成するヘッダ生成部と、音声信号として、音声ヘッダデータと音声ファームウェアデータとをその順に並べて有し、映像信号として、音声ファームウェアデータ信号と共に再生されるファームウェアの更新に関する映像情報を有する、HDMI規格に基づくHDMIデータを生成するデータ生成部と、である。
本発明では、上述のファームウェアデータをデジタル方式の音声信号に変換しているため、その音声信号に変換されたファームウェアデータを例えばCDやDVD等に記録することで、ユーザは、専用の装置を購入することなく、また、専門の業者に依頼することもなく、汎用のCDやDVD等の再生装置を用いてファームウェアデータの書き込みをすることができる。また、HDMIデータの先頭には、音声信号の方式でありながら、音声では生成不能な一定のオフセット値を示す音声ヘッダデータが配置されるため、更新対象の電気製品にファームウェアデータが含まれることを確実に認識させることができる。
さらに、HDMI規格において、音声信号と同時に送信される映像信号に、音声ファームウェアデータに関する情報として、例えば、ファームウェアの書き込みを行っているため電源を切らないように注意を促したり、その進行状況に応じてファームウェア完了までの残り時間を推定したりする映像を乗せる。これにより、HDMI規格において音声信号と同時に必ず確保される映像信号の伝送領域を有効に利用し、ユーザにとって有益な情報を提供することができる。
本発明のデータ記録装置の代表的な構成は、対象機器のファームウェアを更新するためのファームウェアデータを、デジタル方式の音声信号に変換し、音声ファームウェアデータを生成する変換生成部と、所定パターンを所定期間連続させた音声信号である音声ヘッダデータを生成するヘッダ生成部と、音声信号として、音声ヘッダデータと音声ファームウェアデータとを有し、映像信号として、音声ファームウェアデータ信号と共に再生されるファームウェアの更新に関する映像情報を有する映像・音声データを生成するデータ生成部と、映像・音声データを記録媒体に記録する記録部と、である。
本発明では、上述のファームウェアデータをデジタル方式の音声信号に変換し、そのファームウェアデータを例えばCDやDVD等に記録する。ユーザは、専用の装置を購入することなく、また、専門の業者に依頼することもなく、汎用のCDやDVD等の再生装置を用いてファームウェアデータの書き込みをすることができる。また、HDMIデータの先頭には、音声信号の方式でありながら、音声では生成不能な一定のオフセット値を示す音声ヘッダデータが配置されるため、更新対象の電気製品にファームウェアデータが含まれることを確実に認識させることができる。
さらに、HDMI規格において、音声信号と同時に送信される映像信号に、音声ファームウェアデータに関する情報として、例えば、ファームウェアの書き込みを行っているため電源を切らないように注意を促したり、その進行状況に応じてファームウェア完了までの残り時間を推定したりする映像を乗せる。これにより、HDMI規格において音声信号と同時に必ず確保される映像信号の伝送領域を有効に利用し、ユーザにとって有益な情報を提供することができる。
本発明のファームウェア記録媒体は、音声信号として、所定パターンを所定期間連続させた音声信号である音声ヘッダデータと、対象機器のファームウェアを更新するためのファームウェアデータを、デジタル方式の音声信号に変換した音声ファームウェアデータと、音声ファームウェアデータのヘッダデータとなり、後続の音声信号が更新用のファームウェアデータであることを対象機器に認識させるための所定パターンを所定期間連続させた音声信号である音声ヘッダデータと、が記録されていると共に、音声ファームウェアの更新に関する映像情報が、音声ファームウェアデータ信号と共に再生される映像信号として記録することを特徴とする。
本発明では、ファームウェア記録媒体は、ファームウェアデータをデジタルの音声信号に変換した音声ファームウェアデータを記録する。ユーザは、汎用の再生装置を用いて、当該ファームウェア記録媒体を再生し、HDMI規格に基づく更新対象の電気製品に音声ファームウェアデータを送信し、ファームウェアを更新する。かかる構成により、ユーザは、専用の装置を購入することなく、また、専門の業者に依頼することなく、当該ファームウェア記録媒体を再生可能な汎用の再生装置を用いてファームウェアデータを更新することができる。また、HDMIデータの先頭には、音声信号の方式でありながら、音声では生成不能な一定のオフセット値を示す音声ヘッダデータが配置されるため、更新対象の電気製品にファームウェアデータが含まれることを確実に認識させることができる。
さらに、HDMI規格において、音声信号と同時に送信される映像信号に、音声ファームウェアデータに関する情報として、例えば、ファームウェアの書き込みを行っているため、電源を切らないように注意を促したり、その進行状況に応じてファームウェア完了までの残り時間を推定したりする映像を記録させる。これにより、HDMI規格において音声信号と同時に必ず確保される映像信号の伝送領域を有効に利用し、ユーザにとって有益な情報を提供することができる。
以上説明したように本発明は、ファームウェア更新専用の再生装置を用いずとも汎用の再生装置で容易かつ確実にファームウェアデータを更新し、さらに、映像信号の伝送領域をも有効利用してファームウェア更新中の注意喚起や進行状況をユーザに伝達することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
従来、機能のアップデートやバグの修正のために、テレビやモニタ等の電気製品のファームウェアを更新しようと試みたとしても、ファームウェアを更新するための汎用のインターフェースが想定されていないことから、ファームウェア更新専用の再生装置が必要であった。
本実施形態においては、このようなファームウェア更新専用の再生装置を用いずとも汎用の再生装置で容易かつ確実にファームウェアデータを更新し、さらに、映像信号の伝送領域をも有効利用してファームウェア更新中の注意喚起や進行状況をユーザに伝達することを目的とする。ここでは、まず、このような目的を達成可能なファームウェア更新システム全体を説明し、その後、HDMIデータ生成装置、再生装置およびHDMI受信装置としての画像表示装置の具体的構成、ならびにファームウェア記録媒体の概要を説明する。
(第1の実施形態:ファームウェア更新システム100)
図1は、ファームウェア更新システムの概略的な関係を示した説明図である。特に図1図1(a)、図1(b)は、本実施形態におけるファームウェア更新システム100(100A、100B)それぞれの概略的な関係を示し、図1(c)は、比較例としての従来のファームウェア更新システム10の概略的な関係を示す。
図1(c)において、比較例としてのファームウェア更新システム10は、ファームウェア生成装置12と、任意のケーブル14と、ファームウェア更新専用装置16と、画像表示装置18とを含んで構成される。ファームウェア生成装置12は、中央処理装置やHDDを含む本体、モニタ、キーボード等で構成される。ここで、ファームウェア生成装置12は、ファームウェアデータを生成し、そのファームウェアデータを、ケーブル14を通じてファームウェア更新専用装置16に送信する。
ファームウェア更新専用装置16は、専用のインターフェースに基づくケーブル14を通じて更新対象の装置、ここでは、画像表示装置18に、更新するファームウェアデータを送信する。画像表示装置18は、取得したファームウェアデータによって自体のファームウェアを更新する。
このように、比較例では、画像表示装置18のファームウェアを更新するため、ファームウェア更新専用装置16を用いなければならない。この場合、ユーザは、ファームウェア更新をサービスセンターなどに依頼することになり、ユーザ自身で簡単にはファームウェアの更新が行えなかった。
これに対して、図1(a)に示す、本実施形態におけるファームウェア更新システム100Aは、HDMIデータ生成装置およびデータ記録装置としてのHDMIデータ生成装置110と、ファームウェア記録媒体120と、再生装置130と、HDMI規格に準拠したHDMIケーブル140と、HDMI受信装置としての画像表示装置150とを含んで構成される。
HDMIデータ生成装置(データ記録装置)110は、ファームウェアデータを生成し、そのファームウェアデータを音声ファームウェアデータに変換し、ファームウェア記録媒体120にその音声ファームウェアを記録する。ファームウェア記録媒体120は、DVD、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)メモリカード、ポータブルHDD(Hard disk drive)などの記録媒体で構成される。
再生装置130は、CDプレーヤ、DVDプレーヤ、ブルーレイディスク再生装置、もしくはこれらCD、DVD等のメディアの再生機能を備えた撮像装置(デジタルカメラやビデオカメラ)等、汎用の再生装置で構成され、CDやDVD等のメディア、ここでは特にファームウェア記録媒体120から読み取ったデータを、通常の音声信号および映像信号として再生する。再生した音声信号および映像信号は、HDMIケーブル140を通じて画像表示装置150に送信される。
画像表示装置150は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ等で構成され、HDMI規格のコネクタから入力された画像信号および音声信号を再生する。本実施形態において、画像表示装置150は、HDMIケーブル140から受信した音声ファームウェアデータを用いて自体のファームウェアを更新する。画像表示装置150に関する詳細な動作は後程述べる。
また、図1(b)のファームウェア更新システム100Bのように、HDMIデータ生成装置110を、ファームウェア記録媒体120および再生装置130を介さず、HDMIケーブル140を通じて、画像表示装置150に直接接続し、音声ファームウェアデータをHDMIデータ生成装置110から画像表示装置150に直接送信することもできる。
以下、このようなファームウェア更新システム100を構成するHDMIデータ生成装置110、汎用的な再生装置130、HDMIデータ受信装置としての画像表示装置150の具体的な構成について説明する。
(HDMIデータ生成装置(データ記録装置)110)
図2は、HDMIデータ生成装置の構成を示すブロック図である。HDMIデータ生成装置110は、生成制御部200と、生成メイン記録部202と、生成操作部204と、生成記録I/F部206と、HDMI送信部208とを含んで構成される。
生成制御部200は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路上で、ファームウェアやプログラムを用いてHDMIデータ生成装置110全体を管理および制御する。生成メイン記録部202は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、生成制御部200で処理されるプログラムを記録する。
生成操作部204は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等のスイッチから構成され、ユーザの操作入力を受け付ける。
生成記録I/F部206は、後述するデータ生成部254が生成したデータをファームウェア記録媒体120に記録する。ユーザは、かかるファームウェア記録媒体120を汎用の再生装置130で再生することで、再生装置130にHDMIケーブル140を介して接続した更新対象の画像表示装置150のファームウェアを容易に更新できる。
HDMI送信部208は、後述するデータ生成部254が生成したデータを画像表示装置150に直接送信する場合に、画像表示装置150に対しHDMI端子(図示せず)を通じてHDMIデータを送信する。
また、生成制御部200は、変換生成部250、ヘッダ生成部252、データ生成部254としても機能する。
変換生成部250は、対象機器である画像表示装置(HDMI受信装置)150のファームウェアを更新するためのファームウェアデータを、デジタル方式の音声信号に変換し、音声ファームウェアデータを生成する。本実施形態では、デジタル方式として、非圧縮かつデータ処理の負荷が小さいPCM(Pulse Code Modulation)方式を例に挙げて説明するが、PCM方式に限らず、他の様々なデジタル方式を音声信号に適用することができる。また、音声ファームウェアデータは、PCM方式の16bitのデータ中、上位8bitを用いず、下位8bitにのみファームウェアデータを書き込む。かかる構成により、本実施形態におけるファームウェアデータの更新に非対応である非対応機器が、音声ファームウェアデータを音声と認識していまいそのまま音声として再生してしまったとしても、大音量の音声データが再生されてしまう事態を回避することができる。
ヘッダ生成部252は、所定パターン、例えば、0x0001(「0x」以降の数字は16進数を意味する)や0x0002を所定期間、例えば2秒連続させた音声信号である音声ヘッダデータを生成する。かかる音声信号は所定期間の前半を0x0001にし、後半を0x0002としたり、その並び順を逆にすることもできる。音声ヘッダデータも、音声ファームウェアデータと同様、PCM方式の16bitのデータ中、上位8bitを用いず、下位8bitのみを用いる。
データ生成部254は、音声信号として、ヘッダ生成部252が生成した音声ヘッダデータと、変換生成部250が生成した音声ファームウェアデータとをその順に並べて有し、映像信号として、音声ファームウェアデータ信号と共に再生されるファームウェアの更新に関する映像情報、例えばファームウェア更新中の注意喚起や進行状況を示す映像情報を有するデータとして、HDMI規格に基づくHDMIデータを生成する。本実施形態では、HDMI規格に基づくHDMIデータを例に挙げて説明したが、データ記録装置としてのデータ生成装置110において、データ生成部254が生成するデータは、かかるHDMI規格に限られず、音声と映像が同時に送信される規格に基づいたデータであればよい。
本実施形態では、ファームウェアデータをデジタルの音声信号に変換しているため、その音声信号に変換されたファームウェアデータ(音声ファームウェアデータ)を上述したようにCDやDVD等に記録することで、ユーザは、専用の装置を購入することなく、また、専門の業者に依頼することもなく、汎用のCDやDVD等の再生装置130を用いてファームウェアデータの書き込みをすることができる。
また、HDMIデータの先頭には、音声信号の方式でありながら、音声では生成不能な所定のオフセット値を示す音声ヘッダデータが配置されるため、更新対象の電気製品である画像表示装置150にファームウェアデータが含まれることを確実に認識させることができる。
さらに、HDMI規格において、音声信号と同時に送信される映像信号に、音声ファームウェアデータに関する情報として、例えば、ファームウェアの書き込みを行っているため電源を切らないように注意を促したり、その進行状況に応じてファームウェア完了までの残り時間を推定したりする映像を乗せる。これにより、HDMI規格において音声信号と同時に必ず確保される映像信号の伝送領域を有効に利用し、ユーザにとって有益な情報を提供することができる。
(HDMIデータ生成方法)
続いて、上述したHDMIデータ生成装置110を用いたHDMIデータ生成方法について説明する。
図3は、HDMIデータ生成方法の処理の流れを示したフローチャートである。HDMIデータ生成装置110の変換生成部250は、対象機器である画像表示装置150のファームウェアを更新するためのファームウェアデータをPCM方式の音声信号に変換した音声ファームウェアを生成する(S300)。そして、ヘッダ生成部252は、所定パターンを所定期間連続させた音声信号である音声ヘッダデータを生成する(S302)。その後、データ生成部254は、音声信号として、音声ヘッダデータと音声ファームウェアデータとをその順に並べ、映像信号として、音声ファームウェアデータに関する映像情報を加えたHDMIデータを生成する(S304)。そして、ユーザの操作入力に応じて、生成記録I/F部206が、生成されたHDMIデータをファームウェア記録媒体120に記録する(S306)。ここで、ファームウェア記録媒体120に代えて、HDMI送信部208が、生成されたHDMIデータを、HDMIケーブル140を介して画像表示装置150に直接送信することもできる。
かかる方法により生成されたファームウェア記録媒体120を、汎用の再生装置130上で再生し、HDMIケーブル140を介して更新対象の画像表示装置150に送信することで、画像表示装置150のファームウェアを更新する。これにより、ファームウェア更新専用の再生装置を用いずとも汎用の再生装置で容易かつ確実にファームウェアデータを更新し、さらに、映像信号の伝送領域をも有効利用してファームウェア更新中の注意喚起や進行状況をユーザに伝達することができる。
(ファームウェア記録媒体120)
続いて、上述のようなHDMIデータ生成方法を用いて生成されたファームウェア記録媒体120について説明する。
ファームウェア記録媒体120は、上述した様に、DVD、USBメモリ、SDメモリカード、ポータブルHDDなどの記録媒体で構成され、音声信号として、所定パターンを所定期間連続させた音声信号である音声ヘッダデータと、対象機器のファームウェアを更新するためのファームウェアデータを、デジタル方式の音声信号に変換した音声ファームウェアデータと、音声ファームウェアデータのヘッダデータとなり、後続の音声信号が更新用のファームウェアデータであることを対象機器に認識させるための所定パターンを所定期間連続させた音声信号である音声ヘッダデータと、が記録されていると共に、音声ファームウェアの更新に関する映像情報が、音声ファームウェアデータ信号と共に再生される映像信号として記録されている。ここでは、デジタル方式として、HDMIデータ生成装置110と同様、非圧縮かつデータ処理の負荷が小さいPCM方式を例に挙げて説明するが、PCM方式に限らず、他の様々なデジタル方式を音声信号に適用することができる。
(再生装置130)
図4は、再生装置としての撮像装置の一例を示した外観図である。図4(a)は所謂デジタルカメラを、図4(b)はビデオカメラを示している。再生装置(撮像装置)130は、携帯性を有し、本体402と、撮像レンズ404と、撮像操作部406と、ビューファインダ408とを含んで構成される。
本体402は、撮像レンズ404を通じて撮像された画像信号を再視聴可能に記録すると共に、撮像操作部406へのユーザ入力に応じてその記録タイミングや画角を調整する。また、ユーザからの野外、屋内、夜景等の撮像モードの切り換え入力を受付けてそれに対応した処理を実行する。ユーザは、撮像時において、ビューファインダ408に表示された画像を参照し、実録される画像信号を視認することができ、被写体を所望する位置および占有面積で捉えることが可能となる。かかるビューファインダ408は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等で構成される。
図5は、再生装置の構成を示すブロック図である。ここでは、再生装置130として撮像装置(ビデオカメラ)を挙げている。再生装置130は、撮像部420と、信号処理部422と、画像記録部424と、撮像操作部406と、画像処理部426と、撮像記録I/F部428と、画像出力部430と、撮像制御部432と、撮像メイン記録部434とを含んで構成される。
撮像部420は、被写体を撮像し画像信号を生成する。信号処理部422は、入力された信号に対して輝度信号や色信号を形成し、画像記録部424に格納する。画像記録部424は、SDRAM(Synchronous-DRAM)等のバッファメモリで構成され、画像データを一時的に記録する。撮像操作部406は、レリーズスイッチを含む操作キー、十字キー、ジョイスティック等のスイッチから構成され、ユーザの操作入力を受け付ける。画像処理部426は、画像記録部424からの画像信号を圧縮して記録用の画像データを生成するほか、ビューファインダ408に表示するビュー画像や記録用のデータを再生する際、画像データを伸長する。
撮像記録I/F部428は、画像処理部426を通じて符号化された記録信号(データストリーム)を任意の記録媒体に記録する。任意の記録媒体としては、DVDやBDといった光ディスク媒体や、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等の媒体を適用することができる。さらに、この記録媒体には上述したHDMIデータ生成装置110において生成されたファームウェア記録媒体120も含まれ、撮像記録I/F部428は、ファームウェア記録媒体120からHDMIデータを読み取ることもできる。
画像出力部430は、D/A変換器を含んで構成され、画像記録部424から取得したデジタルの画像信号を視聴可能な画像信号に加工して、ビューファインダ408に出力する。また、画像出力部430は、外部に画像出力を行うための映像端子を有しているため、別体のモニタ等様々な画像表示装置に接続することも可能である。本実施形態では、画像出力部430は、HDMIデータ受信装置としての画像表示装置150に接続され、撮像記録I/F部428がファームウェア記録媒体120から読み取ったHDMIデータを送信する。このHDMIデータの音声信号には音声信号に変換されたファームウェアデータ(音声ファームウェアデータ)が含まれる。
撮像制御部432は、半導体集積回路により再生装置130全体を管理および制御し、撮像等に必要となる各種演算を実行する。撮像メイン記録部434は、撮像制御部432で処理されるプログラム等を記録する。
図6は、ファームウェア更新システムの他の例を示した説明図である。再生装置130は、ファームウェア記録媒体120を再生すると、HDMIコネクタを通じてHDMIデータ、即ち、音声信号としての音声ヘッダデータおよび音声ファームウェアデータと、映像信号としての映像情報とを出力する。このようにファームウェアデータを音声信号として送信することで、図6のファームウェア更新システム100Cように、再生装置130と画像表示装置150の間に、AVアンプ160等のリピータ機器を接続したとしても、音声ファームウェアデータは消失等何らの影響を受けず、ファームウェアデータを更新対象の画像表示装置150に確実に送信することができる。
(画像表示装置150)
続いて、HDMIデータ生成方法を用いて生成されたHDMIデータを用いて、ファームウェアを更新することができるHDMIデータ受信装置としての第1の実施形態にかかる画像表示装置150について、説明する。
図7は、第1の実施形態にかかる画像表示装置のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。画像表示装置150は、表示制御部500と、表示メイン記録部502と、ファームウェア記録部504と、表示操作部506と、HDMI受信部508と、モニタ510と、音声出力部としてのスピーカ512とを含んで構成される。
表示制御部500は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路上で、ファームウェアやプログラムを用いて画像表示装置150全体を管理および制御する。表示メイン記録部502は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、表示制御部500で処理されるプログラムを記録する。
ファームウェア記録部504は、EEPROMで構成され、後述するファームウェア生成部554が生成した当該画像表示装置150のファームウェアデータを固定的に記録する。さらに、ファームウェア記録部504には、後述するファームウェア更新部556が当該ファームウェア記録部504にファームウェアデータを記録、更新するときに用いられる書込みプログラムも更新不能に記録されている。表示制御部502は、画像表示装置150の起動時または再起動時に、当該ファームウェア記録部504に記録されたファームウェアを読み込み、読み込んだファームウェアに従って画像表示装置150全体を制御する。
表示操作部506は、ボタンスイッチで構成され、電源ON/OFFの他、明るさ、コントラスト、ガンマ値、およびカラー調整等の表示品質の調整であるキャリブレーションを行うとき、ユーザからの操作入力を受け付ける。
HDMI受信部508は、所定パターンを所定期間連続させた音声信号である音声ヘッダデータと、ファームウェアを更新するためのファームウェアデータをデジタル方式の音声信号に変換した音声ファームウェアデータとを、その順に並べて備える音声信号と、音声ファームウェアデータ信号と共に再生されるファームウェアの更新に関する映像情報を備える映像信号とを有する、HDMI規格に基づくHDMIデータを受信する。
モニタ510は、後述するモニタ出力部550の制御によってHDMI受信部508が受信した映像信号に基づいた映像を表示する。本実施形態では、モニタ510として液晶ディスプレイを例に挙げているが、液晶ディスプレイに限らず、モニタ510として有機ELディスプレイ、ブラウン管モニタ等を適用することもできる。スピーカ512は、HDMI受信部508が受信した音声信号を、物理的な振動に変換して音声として出力する。
また、表示制御部500は、モニタ出力部550、ヘッダ検出部552、ファームウェア生成部554、ファームウェア更新部556、音声ミュート部558としても機能する。
モニタ出力部550は、HDMI受信部508によって受信された映像信号をモニタ510に出力する。また、モニタ出力部550は、ファームウェアの更新時に、ファームウェアの更新に関する映像情報をモニタ510に出力する。
ヘッダ検出部552は、HDMI受信部508によって受信された音声信号から、音声ヘッダデータを検出する。
ファームウェア生成部554は、ヘッダ検出部552が音声ヘッダデータを検出した場合、その音声ヘッダデータに続くPCM方式の音声信号を復号し、ファームウェアデータを生成する。
ファームウェア更新部556は、ファームウェア生成部554が生成したファームウェアデータによってファームウェア記録部504のファームウェアを更新する。
音声ミュート部558は、音声ヘッダデータとしてのDC(Direct Current)スタートヘッダ(以下、音声ヘッダデータをDCスタートヘッダと称す)が検出された場合に、スピーカ512の音声出力をミュートする。また、ヘッダ検出部552が、受信した音声信号からDCエンドヘッダを検出するか、音声信号の受信が中断されると、音声ミュート部558は、音声出力のミュートを解除する。かかる構成により、通常の音声データとは異なる、再生された音声ファームウェアデータがスピーカ512から出力されることはなく、ファームウェアデータの更新時にユーザにより快適な環境を提供できる。DCスタートヘッダとDCエンドヘッダについて、詳しくは後述する。
なお、音声ファームウェアデータは、前述したように、そのまま音声信号として再生されスピーカから出力されたとしても、大音量での再生とはならはない。よって、この音声ミュート機能は必要に応じて設ければよい。
続いて、再生装置130と画像表示装置150とのHDMI規格のデータの伝送手順を述べる。
図8は、HDMI規格のデータの伝送を説明した説明図である。ここでは、再生装置130のHDMIソース600から画像表示装置150のHDMIシンク604に伝送路602を通じてHDMIデータを送信する。伝送路602には、並列した2本のケーブルに同じ電気信号を逆位相で送信する高速差動伝送が用いられている。
音声/制御信号(音声信号)606は、パケット化処理部608によるパケット化処理を経て映像信号と共にTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)エンコーダ612に送信され、制御信号614に従ってエンコードされる。そして、TMDSチャネル(TMDSチャネル0〜2)616を介してTMDSデコーダ618に送られ、TMDSデコーダ618によってデコードされた後、パケット復元処理部620によって音声信号が復元され、映像信号と共に画像表示装置150の各部へ伝送される。
伝送路602には、TMDSチャネル616の他に、TMDSクロックチャネル622、ディスプレイデータチャネル(DDC:Display Data Channel)626、ホットプラグディテクト628、コンシューマエレクトロニクスコントロール(CEC:Consumer Electronics Control)630等が含まれる。TMDSクロックチャネル622は、TMDSデコーダ618のデコードに用いられる基準クロックが伝送される。ディスプレイデータチャネル626は、HDMIソース600がHDMIシンク604の仕様データ(EDID(Extended Display Identification Data))をEDID用ROM624から読み出す際、さらに、HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)を認証する際に利用される。ホットプラグディテクト628は、プラグアンドプレイ等の自動環境設定機能の遂行に用いられる。コンシューマエレクトロニクスコントロール630は、HDMIシンク604の機器をリモートコントロールするために用いられる。
本実施形態においては、パケット化処理部608が、音声ファームウェアデータとDCスタートヘッダをパケットに変換する。そして、上記と同様、TDMSエンコーダ612を介し、音声ファームウェアデータに関する映像信号と合わせ、TMDSチャネル616を用いて、HDMIシンク604のTMDSデコーダ618にHDMIデータとして送信する。HDMIシンク604では、受信したHDMIデータから音声信号を生成し、映像信号と共に、ファームウェアの更新に使用する。
図9は、第1の実施形態にかかるファームウェア更新のために送信されるHDMIデータの説明図である。特に、図9(a)は、音声ファームウェアデータのデータ種別を示し、図9(b)は、HDMIデータの構成を時系列に示し、図9(c)は、画像表示装置150のHDMIデータの出力と処理の状態を示し、図9(d)は、HDMIデータ受信中のモニタ510の表示例を示す。
図9(a)に示すように、本実施形態において音声ファームウェアデータは、再生装置130の種類を限定しないように、音声信号として最もよく用いられている2chPCM方式、48kHz、16bitのデータで形成する。
図9(b)において、HDMI受信部508が受信するHDMIデータの音声信号は、受信開始時700にDCスタートヘッダ、音声ファームウェアデータ、DCエンドヘッダ、更新終了音声データで構成され、それぞれ受信開始時700、データ受信&ファームウェア更新中702、更新終了時704のタイミングを形成する。DCスタートヘッダおよびDCエンドヘッダについて後ほど詳述する。
また、HDMI受信部508は、映像信号として、受信開始時700からデータ受信&ファームウェア更新中702にかけて、更新中映像データを受信する。
また、図9(c)に示すように、画像再生装置150のヘッダ検出部552がDCスタートヘッダを検出すると、音声に関しては、音声ファームウェアデータを受信している間、音声ミュート部558はスピーカ512の音声出力をミュートする。続いて、ヘッダ検出部552が後述するDCエンドヘッダを検出すると、音声ミュート部558は、ミュートを解除する。そして、終了音声として、ファームウェアの更新を行う旨を通知する注意喚起音、例えばビープ音をスピーカ512に出力する。
また、図9(d)に示すように、モニタ510は、入力された映像信号を出力する映像750の表示領域と、動的に生成したファームウェア更新処理の結果等の映像752を表示する領域に分けられる。図9(c)で示すように映像750の表示領域では、更新中映像として、同じくファームウェアの更新を行う旨と、例えば電源をOFFしないよう報知する注意喚起映像等を再生し、映像752の表示領域では、更新終了時732に、ファームウェアの更新の成否を示す情報、例えば「更新処理を正常に終了しました」や「すでに新しいバージョンが書かれています」「更新処理に失敗しました」等のメッセージを表示する。
その間に、内部処理としては、データ受信&ファームウェア更新中730に、HDMI受信部508は、音声ファームウェアデータを受信し、ファームウェア生成部554は、受信した音声ファームウェアデータから随時、ファームウェアデータを生成し、ファームウェア更新部556は、ファームウェア生成部554が生成したファームウェアデータで、ファームウェアを随時更新する。
さらに更新終了時732には、ファームウェアの更新が終了した旨を報知する終了音声をスピーカ512から出力し、同時に、映像として、ファームウェアの更新が終了した旨を報知する更新終了映像をモニタ510の映像752の表示領域に出力する。そして、DCエンドヘッダを検出後、所定時間、終了音声と終了映像とを再生する。
このように、HDMI規格において、音声信号と同時に送信される映像信号に、音声ファームウェアデータに関する情報として、例えば、ファームウェアの書き込みを行っているため、電源を切らないように注意を促したり、その進行状況に応じてファームウェア完了までの残り時間を推定したりする映像を受信して表示する。これにより、HDMI規格において音声信号と同時に必ず確保される映像信号の伝送領域を有効に利用し、ユーザにとって有益な情報を提供することができる。
図10は、音声ファームウェアデータのフォーマットを説明する説明図である。フォーマットの項目の名称800、サイズ802、概要804を表にまとめている。本実施形態において、音声ファームウェアデータは、HDMIデータ生成装置110の説明で記述した通り、PCM方式の16bitのデータ中、上位8bitが用いられ、下位8bitにのみファームウェアデータが書き込まれる(図中、16(8)と記載している箇所は、16bit中の下位8bitを用いていることを示す)。かかる構成により、本実施形態におけるファームウェアデータの更新に非対応である非対応機器が、音声ファームウェアデータを音声と認識していまいそのまま音声として再生してしまったとしても、大音量の音声データが再生されてしまう事態を回避することができる。
図10のDCスタートヘッダにおいて、音声信号で所定パターンの値を例えば2秒間継続することで、再生装置170は、音声ファームウェアデータの開始時点を検出することができる。所定パターンの値は、例えば連続した0x0001(16ビット値)等、通常の音声信号では起こりえない値である。このような所定パターン値を用いる事で、その後に続くデータが音声ファームウェアであることを確実に認識させることができる。DCエンドヘッダもDCスタートヘッダと同様、音声ファームウェアの送信が完了したことを確実に認識することができる。
また、データブロック長は、音声ファームウェアデータが格納されるデータブロックの長さを指定する。ここでは、LSB(Least Significant Byte)First(最下位のバイトから読み取る)方式で、4byteを使用して、データブロックの長さを指定する。図10において、1000ワード(1000x16bit)を指定する例として、「0x00E8、0x0003、0x0000、0x0000」と表記している。この下位8bitをLSBFirstで読み取ると「3E8」となり、これは16進数で0x03E8を意味し、10進数の1000を示している。
図10の表では、ファームウェアデータのフォーマットとして、メーカーコード、機種コード、チェックサム等を示したが、かかる項目に限られないことはいうまでもない。
また、これらのデータは、0レベル(0x0000)に対してプラス方向に偏ってしまう。そこで、16bit値のうち使用する下位8bitの値の最大値である0x00FFの中心値0x0080を、音声ファームウェアデータとして送信する前のデータから減算する。そして、画像表示装置150は、受信した音声ファームウェアデータの各16bit値に対して、0x0080を加算することで、元のデータを復元する。ただし、DCスタートヘッダ、DCエンドヘッダのように、所定パターンの値が継続する必要がある項目に関しては、所定パターンの値が変更されてしまうため、0x0080の加算および減算の処理は行わない。
このような処理を行うことで、送信するファームウェアデータの中心を0レベルに近づけることができ、上述のような非対応機器が通常の音声信号と誤認して再生してしまったとしても、音声の音量をより小さく抑えることができる。
さらに、ファームウェアデータ中に、例えば、データテーブルが含まれ、0x0001の値が連続してDCスタートヘッダやDCエンドヘッダとして誤認されるおそれがある場合に備え、RLL(Run-Length Limited coding)符号化によって予め0の連続を減らしておく。このような処理を行うことで誤認を防ぎ、ファームウェア更新中の誤動作を防止することができる。
上述したように、本実施形態ではファームウェアデータをデジタルの音声信号に変換した音声ファームウェアデータから、ファームウェアデータを抽出し、自体のファームウェア記録部504に反映させることができる。かかる構成により、ユーザは、汎用の再生装置130を用い、音声ファームウェアデータが記録されたCD、DVDおよびSDカード等を再生するだけで、当該HDMI受信装置としての画像表示装置150のファームウェアデータを更新することができる。従って、ユーザは、専用の装置を購入することなく、また、専門の業者に依頼することなく、CDプレーヤ、DVDプレーヤ、ブルーレイディスク再生装置、もしくはこれらCD、DVD等のメディアの再生機能を備えた撮像装置(デジタルカメラやビデオカメラ)等、汎用の再生装置130を用いてファームウェアデータの書き込みをすることができる。また、HDMIデータの先頭には、音声信号の方式でありながら、音声では生成不能な一定のオフセット値を示すDCスタートヘッダが配置されるため、ファームウェアデータが含まれることを確実に認識することができる。
(HDMIデータ受信方法)
続いて、上述した画像表示装置150を用いたHDMIデータ受信方法について説明する。
図11は、第1の実施形態にかかるHDMIデータ受信方法の処理の流れを説明したフローチャートである。
画像表示装置150のヘッダ検出部552が、再生装置130からHDMIケーブル140を介して受信した音声信号に、所定パターンが所定期間連続したDCスタートヘッダを検出すると(S900YES)、音声ミュート部558は、スピーカ512の音声出力をミュートにし、モニタ510に受信した映像信号による更新中映像データの再生を開始する(S902)。そして、HDMI受信部508が音声ファームウェアデータを受信しながら、ファームウェア生成部554は、随時、受信した音声ファームウェアデータから、ファームウェアデータを生成し、ファームウェア更新部556は、生成したファームウェアデータによって、ファームウェア記憶部504のファームウェアデータを随時更新する(S904)。ファームウェアデータの更新が完了すると、音声出力のミュートを解除し、映像を停止する(S906)。
かかる方法を用いて画像表示装置150のファームウェアを更新することで、ファームウェア更新専用の再生装置を用いずとも汎用の再生装置で容易かつ確実にファームウェアデータを更新し、さらに、映像信号の伝送領域をも有効利用してファームウェア更新中の注意喚起や進行状況をユーザに伝達することができる。
(第2の実施形態:画像表示装置1050)
上述した第1の実施形態では画像表示装置150が受信したデータを用いてそのままファームウェアを更新したが、第2の実施形態では、画像表示装置1050が、音声ファームウェアデータを一旦保持し、その音声ファームウェアデータが正しいことを確認した後、ファームウェアを更新する。以下に、第1の実施形態と同様の手順で、画像表示装置1050の具体的構成を説明し、その後、HDMIデータ受信方法を説明する。ただし、第1の実施形態で記述したものと実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図12は、第2の実施形態にかかる画像表示装置のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。画像表示装置1050は、表示制御部1000と、表示メイン記録部502と、ファームウェア記録部504と、表示操作部506と、HDMI受信部508と、モニタ510と、スピーカ512と、バッファ記録部1014とを含んで構成される。第1の実施形態における構成要素として既に述べた、表示メイン記録部502と、ファームウェア記録部504と、表示操作部506と、HDMI受信部508と、モニタ510と、スピーカ512とは、実質的に機能が同一なので重複説明を省略し、ここでは、構成が相違する表示制御部1000と、バッファ記録部1014とを説明する。
表示制御部1000は、第1の実施形態の表示制御部500と同様、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路上で、ファームウェアやプログラムを用いて画像表示装置150全体を管理および制御する。また、表示制御部1000は、モニタ出力部550、ヘッダ検出部552、ファームウェア生成部1054、ファームウェア更新部556、音声ミュート部558としても機能する。ここでも、第1の実施形態で既に説明したモニタ出力部550と、ヘッダ検出部552と、ファームウェア更新部556と、音声ミュート部558の重複説明は、省略し、ファームウェア生成部1054を主に説明する。
バッファ記録部1014は、SDRAM等のバッファメモリで構成され、ヘッダ検出部552がDCスタートヘッダを検出すると、DCスタートヘッダに続くDCエンドヘッダまでのPCM形式の音声信号を一時的に記録する。
ファームウェア生成部1054は、バッファ記録部1014に記録されたPCM方式の音声信号を復号し、チェックサム等によりエラーチェックを行い、異常が無ければファームウェアデータを生成する。異常があった場合、バッファ記録部1014の音声信号を消去し、ファームウェアデータを生成しない。
図13は、第2の実施形態にかかるファームウェア更新のために送信されるHDMIデータの説明図である。特に、図13(a)は、HDMIデータの構成を時系列に示し、図13(b)は、画像表示装置1050のHDMIデータの出力と処理の状態を示す。ここでは、第1の実施形態におけるHDMIデータの説明において記述した説明と重複する箇所は省略し、相違する構成および処理について主に説明する。
図13(a)において、図9(b)とは異なり、DCスタートヘッダを検出する受信開始時1100に続いて、音声ファームウェアデータを受信している間(データ受信時1102)は、ファームウェアの更新を行わない。そして、DCエンドヘッダを検出後、ファームウェア生成部1054は、ファームウェアを更新する(ファームウェア更新中1104となる)。このとき、音声信号として、更新中音声データを受信する。
また、図13(b)に示すように、画像再生装置1050のヘッダ検出部552が後述するDCスタートヘッダとしてのDCスタートヘッダを検出した後、データ受信時1130において、HDMI受信部508は、音声ファームウェアデータを受信し、受信した音声ファームウェアデータは、バッファ記録部1014に一時的に記録される。そして、ヘッダ検出部552がDCエンドヘッダを検出し、音声ファームウェアデータを受信し終えると、ファームウェア生成部1054は、受信した音声ファームウェアデータに対してチェックサム等によるエラーチェックを行い、エラーが無ければ、音声ファームウェアデータからファームウェアデータを生成する。
続いて、ファームウェア更新部556は、ファームウェア生成部1054が生成したファームウェアデータで、ファームウェアを更新する(ファームウェア更新中1132)。このとき、更新中音声として、例えば、ビープ音をスピーカ512から出力する。更新終了時1134においては、第1の実施形態と同様、ファームウェアの更新が終了した旨を報知する終了映像を、モニタ510の映像752の表示領域に出力する。
このように、本実施形態では第1の実施形態と異なり、音声ファームウェアデータは、全てを受信完了するまでバッファ記録部1014に一時的に記録される。そして、ファームウェア生成部1054は、受信した音声ファームウェアデータ全体を用いて、チェックサム等のエラーチェックを行う。そして、エラーのない場合のみファームウェアの更新を行う。かかる構成により、エラーの検出がより正確になり、エラーのある音声ファームウェアデータを用いてファームウェアを更新してしまう事態を回避でき、より確実にファームウェアを更新することができる。
(HDMIデータ受信方法)
続いて、上述した画像表示装置1050を用いたHDMIデータ受信方法について説明する。
図14は、HDMIデータ受信方法の処理の流れを説明したフローチャートである。
HDMI受信部508がHDMIデータを受信し(S1200YES)、ヘッダ検出部552が、受信したHDMIデータの音声信号からDCスタートヘッダを検出すると(S1202YES)、音声ミュート部558は音声出力をミュートにし、受信した音声信号を蓄積し始める(S1204)。また、DCスタートヘッダが検出されなければ(S1202NO)、通常通り映像と音声を再生する(S1206)。
そして、自装置と、受信したヘッダに含まれる対象機器の機種を示す機種コードが一致すると(S1208YES)、ヘッダやそれ以外のHDMIデータに指定された長さのデータを受信完了し、さらに、ヘッダ検出部552が、受信した音声信号からDCエンドヘッダを検出すると(S1210YES)、音声ミュート部558は、音声出力のミュートを解除し更新中音声を再生し、受信した音声信号の蓄積を停止する(S1212)。
蓄積された音声信号のビット列を行列として並べ、行方向と列方向それぞれのおけるチェックサムによってデータ異常が無いかを判定することで、音声ファームウェアデータ全体としてのエラーチェックを行う(S1214)。異常が無ければ(S1214YES)、ファームウェア生成部554は、蓄積された音声信号からファームウェアデータを生成し、ファームウェア更新部556は、ファームウェアを更新する(S1216)。異常があれば(S1214NO)、ファームウェアの更新は行わない。
自装置と、受信したヘッダに含まれる対象機器の機種を示す機種コードが一致せず(S1208NO)、自装置がリピータ機器である場合(S1218YES)、受信した音声信号を自装置より先(下流)の他の装置へ転送する(S1220)。自装置がリピータ機器ではない場合(S1218NO)、モニタ出力部550は、自装置が本HDMIデータに含まれるファームウェアデータによる更新対象ではない旨を、モニタ510に出力して通知する(S1222)。
そして、ヘッダやそれ以外のHDMIデータに指定された長さのデータを受信完了し、さらに、ヘッダ検出部552が、受信した音声信号からDCエンドヘッダを検出した場合、もしくは、HDMIデータの受信が中断した場合(S1224YES)、音声出力のミュートを解除し、受信した音声信号の蓄積を停止する(S1226)。
最後に、ファームウェアの更新の成否に関らず、蓄積した音声信号を消去し、映像を停止し、音声を出力していれば音声も停止し(S1228)処理を終了する。
このように、本実施形態のHDMIデータ受信方法では、音声ファームウェアデータは、全てを受信完了するまでバッファ記録部1014に一時的に記録される。そして、ファームウェア生成部1054は、受信した音声ファームウェアデータ全体を用いて、チェックサム等のエラーチェックを行う。そして、エラーのない場合のみファームウェアの更新を行う。かかる構成により、エラーの検出がより正確になり、エラーのある音声ファームウェアデータを用いてファームウェアを更新してしまう事態を回避でき、より確実にファームウェアデータを更新することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本明細書のHDMIデータ生成方法およびHDMIデータ受信方法における各工程は、必ずしもシーケンス図として記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいはサブルーチンによる処理を含んでもよい。
本発明は、ファームウェアを更新するためのHDMIデータ生成装置、データ記録装置、およびファームウェア記録媒体に利用することができる。
ファームウェア更新システムの概略的な関係を示した説明図である。 HDMIデータ生成装置の構成を示すブロック図である。 HDMIデータ生成方法の処理の流れを示したフローチャートである。 再生装置としての撮像装置の一例を示した外観図である。 再生装置としての撮像装置の構成を示すブロック図である。 ファームウェア更新システムの他の例を示した説明図である。 第1の実施形態にかかる画像表示装置のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。 HDMI規格のデータの伝送を説明した説明図である。 ファームウェア更新のために送信されるHDMIデータの説明図である。 音声ファームウェアデータのフォーマットを説明する説明図である。 第1の実施形態にかかるHDMIデータ受信方法の処理の流れを説明したフローチャートである。 第2の実施形態にかかる画像表示装置のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。 第2の実施形態にかかるファームウェア更新のために送信されるHDMIデータの説明図である。 第2の実施形態にかかるHDMIデータ受信方法の処理の流れを説明したフローチャートである。
符号の説明
110 …HDMIデータ生成装置(データ記録装置)
120 …ファームウェア記録媒体
140 …HDMIケーブル
150、1050 …画像表示装置(HDMI受信装置)
250 …変換生成部
252 …ヘッダ生成部
254 …データ生成部
350 …変換生成部
352 …ヘッダ生成部
354、1054 …HDMIデータ生成部(データ生成部)
504 …ファームウェア記録部
510 …HDMI受信部
514 …スピーカ(音声出力部)
550 …モニタ出力部
552 …ヘッダ検出部
554 …ファームウェア生成部
556 …ファームウェア更新部
558 …音声ミュート部

Claims (3)

  1. 対象機器のファームウェアを更新するためのファームウェアデータを、デジタル方式の音声信号に変換し、音声ファームウェアデータを生成する変換生成部と、
    所定パターンを所定期間連続させた音声信号である音声ヘッダデータを生成するヘッダ生成部と、
    音声信号として、前記音声ヘッダデータと前記音声ファームウェアデータとをその順に並べて有し、映像信号として、前記音声ファームウェアデータ信号と共に再生される前記ファームウェアの更新に関する映像情報を有する、HDMI規格に基づくHDMIデータを生成するデータ生成部と、
    を備えることを特徴とするHDMIデータ生成装置。
  2. 対象機器のファームウェアを更新するためのファームウェアデータを、デジタル方式の音声信号に変換し、音声ファームウェアデータを生成する変換生成部と、
    所定パターンを所定期間連続させた音声信号である音声ヘッダデータを生成するヘッダ生成部と、
    音声信号として、前記音声ヘッダデータと前記音声ファームウェアデータとを有し、映像信号として、前記音声ファームウェアデータ信号と共に再生される前記ファームウェアの更新に関する映像情報を有する映像・音声データを生成するデータ生成部と、
    前記映像・音声データを記録媒体に記録する記録部と、
    を備えることを特徴とするデータ記録装置。
  3. 音声信号として、
    対象機器のファームウェアを更新するためのファームウェアデータを、デジタル方式の音声信号に変換した音声ファームウェアデータと、
    前記音声ファームウェアデータのヘッダデータとなり、後続の音声信号が更新用のファームウェアデータであることを前記対象機器に認識させるための所定パターンを所定期間連続させた音声信号である音声ヘッダデータと、
    が記録されていると共に、
    前記ファームウェアの更新に関する映像情報が、前記音声ファームウェアデータ信号と共に再生される映像信号として記録されたファームウェア記録媒体。
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CN109766057A (zh) * 2019-01-07 2019-05-17 成都中电熊猫显示科技有限公司 固件数据处理方法及系统

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