JP2009272791A - 送信装置、情報送信方法、受信装置および情報処理方法 - Google Patents

送信装置、情報送信方法、受信装置および情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】受信側においてコンテンツデータに同期した表示処理等を容易に行う。
【解決手段】カムコーダ200は、テレビ300に、HDMIケーブル701のTMDSラインを介して、再生コンテンツデータを送信する。カムコーダ200は、テレビ300に、例えば、再生コンテンツデータの送信に先立って、ケーブル701内の双方向通信路を介して、再生コンテンツデータに同期した表示処理を行うための処理情報を送信する。処理情報には、処理単位毎に、インデックス情報が付加されている。再生コンテンツデータには、各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせて、当該処理情報に付加されているインデックス情報に対応したインデックス情報が付加されている。テレビ300は、受信コンテンツデータにおけるインデックス情報の付加タイミングで、当該インデックス情報に対応した処理情報に基づいて、撮影場所、日時等を、画像に重畳する。
【選択図】図1

Description

この発明は、送信装置、情報送信方法、受信装置および情報処理方法に関する。詳しくは、この発明は、第1の伝送路でコンテンツデータを送信し、第2の伝送路でコンテンツデータに同期した処理を行うための処理情報を送信する際、処理情報には処理単位毎にインデックス情報を付加し、コンテンツデータには各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせてインデックス情報を付加することにより、受信側においてコンテンツデータに同期した処理を容易に行い得るようにした送信装置等に係るものである。
近年、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダや、セットトップボックス、その他のAVソース(Audio Visual source)から、テレビ受信機、プロジェクタ、その他のディスプレイに対して、デジタル映像信号と、その映像信号に付随するデジタル音声信号とを、高速に伝送する通信インタフェースとして、HDMI(High Definition Multimedia Interface)が普及しつつある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−319503号公報
HDMIによる画像や音声のデータの送信に伴って、これらのデータに関連した処理情報を、イーサネット(登録商標)を通じて、送信することが考えられる。この場合、HDMIで送信される画像や音声のデータと、イーサネットで送信される処理情報との間に同期関係はない。そのため、受信側で、処理情報による処理を、画像や音声のデータに同期させて行うことが困難であった。
この発明の目的は、受信側でコンテンツデータに同期した処理を容易に行い得るようにすることにある。
この発明の概念は、
外部機器に第1の伝送路を介して、コンテンツデータを送信するデータ送信部と、
上記外部機器に、第2の伝送路を介して、上記コンテンツデータに同期した処理を行うための処理情報を送信する情報送信部とを備え、
上記情報送信部で送信される処理情報には、処理単位毎にインデックス情報が付加されており、
上記データ送信部で送信されるコンテンツデータに、上記情報送信部で送信される各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせて、該各処理情報に付加されている上記インデックス情報に対応したインデックス情報が付加されている
送信装置にある。
また、この発明の概念は、
外部機器から、第2の伝送路を介して、コンテンツデータに同期した処理を行うための処理単位毎にインデックス情報が付加された処理情報を受信する、インデックス情報が付加された処理情報を受信する情報受信部と、
上記外部機器から、第1の伝送路を介して、上記情報受信部で受信された各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせて、該処理情報に付加されている上記インデックス情報に対応したインデックス情報が付加された上記コンテンツデータを受信するデータ受信部と、
上記情報受信部で受信された各処理単位の処理情報による処理を、上記データ受信部で受信されたコンテンツデータに付加されたインデックス情報に基づいて行う情報処理部と
を備える受信装置にある。
送信装置においては、データ送信部により、外部機器(受信装置)に、コンテンツデータが第1の伝送路を介して送信され、情報送信部により、当該コンテンツに同期した処理を行うための処理情報が第2の伝送路を介して送信される。
例えば、コンテンツデータは第1の伝送路を通じて、複数チャネルで、差動信号により、外部機器に送信される。また、例えば、第2の伝送路は、第1の伝送路の所定ラインを用いて構成された双方向通信路であり、処理情報は当該双方向通信路を介して外部機器に送信される。例えば、双方向通信路は一対の差動伝送路であり、この一対の差動伝送路のうち少なくとも一方は直流バイアス電位によって外部機器の接続状態を通知する機能を有するもの(HDMIケーブルのHPDライン等)とされる。
例えば、データ送信部で外部機器に送信されるコンテンツデータは画像データを含み、情報送信部で送信される処理情報は当該画像データによる画像に所定の情報を重畳するための情報とされる。また、例えば、データ送信部で外部機器に送信されるコンテンツデータは音声データを含み、情報送信部で送信される処理情報は当該音声データによる音声出力を制御するための情報とされる。
情報送信部で送信される処理情報には、処理単位毎に、インデックス情報が付加される。また、データ送信部で送信されるコンテンツデータには、情報送信部で送信される各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせて、当該各処理単位の処理情報に付加されているインデックス情報に対応したインデックス情報が付加される。
受信装置においては、情報受信部により、上述したように外部機器(送信装置)から第2の伝送路を介して送られてくる処理情報が受信され、データ受信部により、上述したように第1の伝送路を介して送られてくるコンテンツデータが受信される。そして、情報処理部により、情報受信部で受信された各処理単位の処理情報による処理が、データ受信部で受信されたコンテンツデータに付加されたインデックス情報に基づいて行われる。
上述したように、この発明においては、送信装置から受信装置に、第1の伝送路でコンテンツデータを送信し、第2の伝送路でコンテンツデータに同期した処理を行うための処理情報を送信する際に、処理情報には処理単位毎にインデックス情報が付加され、コンテンツデータには各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせてインデックス情報が付加されるため、受信装置においてコンテンツデータに同期した処理を容易に行うことができる。
例えば、コンテンツデータは画像データを含み、処理情報は当該画像データによる画像に所定の情報を重畳するための情報である場合には、例えば、あるインデックス情報が付加された画像データによる画像が表示される際に、当該インデックス情報が付加されている処理単位の処理情報に基づいて、表示画像に、所定の情報、例えば撮影場所、撮影日時等のExif(Exchangeable Image File Format)情報を重畳できる。
また、例えば、コンテンツデータは音声データを含み、処理情報は音声データによる音声出力を制御するための情報である場合には、例えば、音声データのインデックス情報の付加タイミングで、音声出力をミューティングでき、あるいはミューティングを解除できる。
この発明によれば、第1の伝送路でコンテンツデータを送信し、第2の伝送路でコンテンツデータに同期した処理を行うための処理情報を送信する際、処理情報には処理単位毎にインデックス情報を付加し、コンテンツデータには各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせてインデックス情報を付加するものであり、受信側においてコンテンツデータに同期した処理を容易に行うことができる。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態としてのAVシステム100の構成例を示している。
このAVシステム100は、ビデオカメラレコーダ(カムコーダ)200と、テレビ受信機300とを有している。ビデオカメラレコーダ200は、HDMIのソース機器を構成している。テレビ受信機300は、HDMIのシンク機器を構成している。
ビデオカメラレコーダ200は、HDMIケーブル701を介して、テレビ受信機300に接続されている。ビデオカメラレコーダ200には、HDMI送信部(HDMITX)202および高速データラインインタフェース203が接続されたHDMI端子201が設けられている。テレビ受信機300には、HDMI受信部(HDMI RX)302および高速データラインインタフェース303が接続されたHDMI端子301が設けられている。HDMIケーブル701の一端はビデオカメラレコーダ200のHDMI端子201に接続され、このHDMIケーブル701の他端はテレビ受信機300のHDMI端子301に接続されている。
図1に示すAVシステム100において、ビデオカメラレコーダ200からテレビ受信機300に、再生されたコンテンツデータ(画像データ、音声データ)が送信される。このコンテンツデータは、ビデオカメラレコーダ200のHDMI送信部202から、HDMIケーブル701のTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)ラインを介して、テレビ受信機300のHDMI受信部302に送信される。テレビ受信機300には、ビデオカメラレコーダ200から送られてくるコンテンツデータにより、画像が表示され、音声が出力される。ここで、HDMIケーブル701は、第1の伝送路を構成している。また、HDMI送信部202はデータ送信部を構成し、HDMI受信部302はデータ受信部を構成している。
また、図1に示すAVシステム100において、ビデオカメラレコーダ200からテレビ受信機300に、コンテンツデータに同期した処理、この実施の形態においては、撮影場所、撮影日時等(Exif情報)の表示処理を行うための処理情報が送信される。この処理情報には、当該処理情報が表示処理を行うための処理情報であることを示す情報、および、撮影場所、撮影日時等の表示内容を示す情報が含まれている。この処理情報は、ビデオカメラレコーダ200からテレビ受信機300に、HDMIケーブル701の所定ラインを用いて構成される双方向通信路を介して、送信される。
この実施の形態において、双方向通信路は、HDMIケーブル701を構成するリザーブラインおよびHPD(Hot Plug Detect)ラインを用いて構成された一対の差動伝送路とされる。ここで、双方向通信路は、第2の伝送路を構成している。ビデオカメラレコーダ200の高速データラインインタフェース203およびテレビ受信機300の高速データラインインタフェース303は、上述の双方向通信路のインタフェースである。高速データラインインタフェース203は情報送信部を構成し、高速データラインインタフェース303は情報受信部を構成している。
ビデオカメラレコーダ200からテレビ受信機300に送信される処理情報には、処理単位毎に、インデックス情報、例えばインデックス番号が付加される。そして、ビデオカメラレコーダ200からテレビ受信機300に送信されるコンテンツデータには、各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせて、当該処理情報に付加されているインデックス情報に対応したインデックス情報が付加される。
図1に示すAVシステム100においては、上述したように、テレビ受信機300には、テレビカメラレコーダ200から送信されてくる画像データによる画像が表示される。図1に示すAVシステム100においては、この表示画像に重ねて、再生コンテンツデータに付加されたインデックス情報に基づいて、例えば撮影場所、撮影日時等が、適宜なタイミングで表示される。例えば、あるインデックス情報が付加されたフレームタイミングで、当該インデックス情報が付加されている処理単位の処理情報に基づいて、表示画像に、その表示画像に対応した撮影場所、撮影日時等を示す文字が重畳される。
なお、テレビ受信機300において、ユーザによる情報表示モードのON/OFF設定を可能とし、情報表示モードがON状態に設定されているとき、上述したように、再生コンテンツデータに付加されたインデックス情報に基づいて、表示画像に撮影場所、撮影日時等を示す文字が重ねて表示される、ようにしてもよい。
図2は、ビデオカメラレコーダ200の構成例を示している。ビデオカメラレコーダ200は、HDMI端子201と、HDMI送信部202と、高速データラインインタフェース203と、イメージャ210と、イメージャドライバ211と、撮像処理回路212と、カメラ制御CPU213と、静止画像処理回路214と、動画像処理回路215と、メモリカード216と、記録再生回路217と、記録メディア218とを有している。
また、ビデオカメラレコーダ200は、システム制御CPU220と、フラッシュROM221と、SDRAM222と、キー223と、マイクロホン230と、音声処理回路231と、LCD(Liquid Crystal Display)コントローラ232と、LCDパネル233と、タッチパネル234と、座標検出部235と、イーサネットインタフェース(Ethernet I/F)236と、ネットワーク端子237とを有している。なお、「イーサネット」および「Ethernet」は、登録商標である。
イメージャ210は、例えば、C−MOS撮像素子、あるいはCCD撮像素子により構成される。イメージャドライバ211は、イメージャ210を駆動する。撮像処理回路212は、イメージャ210で得られる撮像信号を処理して、被写体に対応した映像信号(撮像画像データ)を生成する。カメラ制御CPU213は、イメージャドライバ211および撮像処理回路212の動作を制御する。
静止画像処理回路214は、静止画の撮像時、撮像処理回路212で得られた画像データに対して、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式の圧縮符号化処理を施して、静止画像データを生成する。また、この静止画像処理回路214は、生成した静止画像データを、メモリカード216に書き込み、あるいはシステム制御CPU220を経由してフラッシュROM221に書き込む。
また、静止画像処理回路214は、インデックス用の静止画像データであるサムネイルのデータを生成し、メモリカード216に記録する。このサムネイルは、後述するように記録メディア218に記録される各映像信号に対応して生成される。このサムネイルは、例えば、再生時において、再生すべき映像信号をユーザに選択させるために使用されるGUI画面用の表示信号を作成するために使用される。
音声処理回路231は、マイクロホン230で得られた音声信号に対して、A/D変換等の処理を施して、撮像画像データに対応した音声データを得る。動画像処理回路215は、動画の撮像時、撮像処理回路212で得られた画像データに対して、音声処理回路231で得られた音声データと共に、記録メディアフォーマットに準じた圧縮符号化等の処理を施し、音声データが付加された動画像データを生成する。
記録再生回路217は、動画の撮像時、動画像処理回路215で生成された動画像データを、装填された記録メディア218に記録する。また、記録再生回路217は、動画の再生時、記録メディア218から動画像データを読み出し、復号化処理等を施して、再生画像データを得る。例えば、記録メディア218としては、光ディスク、ハードディスク、磁気テープ、半導体メモリなどが適用可能である。
LCDコントローラ232は、撮像処理回路212で得られた撮像画像データ、または記録再生回路217で生成された再生画像データに基づいて、LCDパネル233を駆動し、当該LCDパネル233に撮像画像(動画像)または再生画像(動画像)を表示する。また、LCDコントローラ232は、メモリカード216等から得られた再生画像データに基づいて、LCDパネル233を駆動し、当該LCDパネル233に、再生画像(静止画像)を表示する。
なお、システム制御CPU220は、LCDコントローラ232に供給される画像データ(映像信号)に、例えば、動画像処理回路215において、GUI(graphical user interface)画面用の表示信号を重畳する。このGUI画面用の表示信号は、再生時にあっては、再生動作等をユーザが操作するために使用されるGUI画面用の表示信号である。また、GUI画面用の表示信号は、撮像時にあっては、撮像動作、記録動作等をユーザが操作するために使用されるGUI画面用の表示信号である。
LCDコントローラ232に供給される画像データにGUI画面用の表示信号が重畳されることで、LCDパネル233に表示される撮像画像、あるいは再生画像は、GUI画面が重畳されたものとなる。そのため、ユーザは、LCDパネル233上に配置されたタッチパネル234を用いて、撮像時においては撮像動作、記録動作等、再生時においては再生動作等を操作可能となる。
タッチパネル234は、LCDパネル233の画面上の位置を指定する位置指定部を構成しており、LCDパネル233の画面上に配置されている。このタッチパネル234は、座標検出部235を介してシステム制御CPU220に接続されている。ユーザは、タッチパネル234を、指で直接触れるか、あるいはペンで触れるかして、画面上の位置を指定できる。
システム制御CPU220は、静止画像処理回路214、動画像処理回路215、記録再生回路217等の動作を制御する。システム制御CPU220には、フラッシュROM221、SDRAM222およびキー223が接続されている。フラッシュROM221は、システム制御CPU220の制御プログラム等を記憶している。また、SDRAM222は、システム制御CPU220の制御処理で必要なデータの一時記憶等に用いられる。
キー223は、上述したタッチパネル234と共に、ユーザ操作部を構成している。システム制御CPU220は、キー223の操作状態、あるいはタッチパネル234で指定された画面上の位置の情報(座標情報)を判断し、ビデオカメラレコーダ200の動作を制御する。ユーザは、キー223により、撮像(記録)動作、再生動作等の操作を行うことができる。
HDMI送信部202は、HDMIに準拠した通信により、ベースバンドの画像データ(映像信号)および音声データ(音声信号)を、HDMI端子201からHDMIケーブルに送出する。メモリカード216または記録メディア218から再生されたコンテンツデータ(画像データ、音声データ)は、システム制御CPU220を介してHDMI送信部202に供給される。HDMI送信部202の詳細は後述する。
高速データラインインタフェース203は、上述したように、HDMI端子201に接続されるHDMIケーブルの所定ライン(この実施の形態においては、リザーブラインおよびHPDライン)により構成された双方向通信路のインタフェースである。この高速データラインインタフェース203は、イーサネットインタフェース236とHDMI端子201との間に挿入されている。なお、イーサネットインタフェース236には、ネットワーク端子237が接続されている。
高速データラインインタフェース203は、システム制御CPU220からイーサネットインタフェース233を介して供給される送信データを、HDMI端子201からHDMIケーブルに出力する。また、この高速データラインインタフェース203は、HDMIケーブルからHDMI端子201を介して受信された受信データを、イーサネットインタフェース236を介してシステム制御CPU220に供給する。この高速データラインインタフェース203の詳細は後述する。
図2に示すビデオカメラレコーダ200の動作を説明する。
イメージャ210で得られた撮像信号は撮像処理回路212に供給されて処理され、この撮像処理回路212からは被写体に対応した画像データ(撮像画像データ)が得られる。静止画撮像時には、静止画像処理回路214では、撮像処理回路212から出力される画像データに対して、圧縮符号化処理等が施されて、静止画像データが生成される。この静止画像データは、メモリカード216等に記録される。
また、動画撮像時には、動画像処理回路215では、撮像処理回路212から出力される画像データに対して、音声処理回路231から出力される音声データと共に、記録メディアフォーマットに準じた圧縮符号化等の処理が施され、音声データが付加された動画像データが生成される。この動画像データは、記録再生回路217により、記録メディア218に記録される。
静止画および動画の撮像時には、LCDコントローラ232に、撮像動作、記録動作等をユーザが操作するために使用されるGUI画面用の表示信号が重畳された撮像映像信号が供給され、LCDパネル233にGUI画面が重畳された撮像画像が表示される。そのため、ユーザは、LCDパネル233上に配置されたタッチパネル234を用いて、撮像動作、記録動作等を操作できる。なお、ユーザは、キー223を用いても同様に撮像動作、記録動作等を操作できる。
静止画像の再生時には、メモリカード216等から静止画像データが読み出され、静止画像処理回路214で復号化等の処理が施されて再生画像データ得られる。この再生画像データはシステム制御CPU220および動画像処理回路215を介してLCDコントローラ232に供給され、LCDパネル233に、静止画像が表示される。
動画像の再生時には、記録再生回路217により記録メディア218から動画像データが読み出され、動画像処理回路215で復号化等の処理が施されて再生画像データが得られる。この再生画像データはLCDコントローラ232に供給され、LCDパネル233に、動画像が表示される。
静止画像および動画像の再生時には、LCDコントローラ232に、再生動作等をユーザが操作するために使用されるGUI画面用の表示信号が重畳された再生映像信号が供給され、LCDパネル233にGUI画面が重畳された撮像画像が表示される。そのため、ユーザは、LCDパネル233上に配置されたタッチパネル234を用いて、再生動作等を操作できる。なお、ユーザは、キー223を用いても同様に再生動作等を操作できる。
また、メモリカード216または記録メディア218から再生されたコンテンツデータ(画像データ、音声データ)は、システム制御CPU220からHDMI送信部202に送られる。そして、当該コンテンツデータは、HDMI送信部202に供給され、HDMI端子201に接続されたHDMIケーブルに送出される。
図3は、テレビ受信機300の構成例を示している。このテレビ受信機300は、HDMI端子301と、HDMI受信部302と、高速データラインインタフェース303と、アンテナ端子310と、デジタルチューナ311と、デマルチプレクサ312と、MPEG(Moving Picture Expert Group)デコーダ313と、映像・グラフィック処理回路314と、パネル駆動回路315と、表示パネル316と、音声処理回路317と、音声増幅回路318と、スピーカ319とを有している。
また、テレビ受信機300は、内部バス330と、CPU331と、フラッシュROM332と、DRAM333と、リモコン受信部334と、リモコン送信機335と、イーサネットインタフェース(Ethernet I/F)336と、ネットワーク端子337とを有している。
CPU331は、テレビ受信機300の各部の動作を制御する。フラッシュROM332は、制御ソフトウェアの格納およびデータの保管を行う。DRAM333は、CPU331のワークエリア等を構成する。CPU331は、フラッシュROM332から読み出したソフトウェアやデータをDRAM333上に展開してソフトウェアを起動し、テレビ受信機300の各部を制御する。CPU331、フラッシュROM332およびDRAM333は、内部バス330に接続されている。
リモコン受信部334は、リモコン送信機335から送信された、例えば赤外線のリモートコントロール信号(リモコンコード)を受信し、CPU331に供給する。ユーザは、リモコン送信機335を操作することで、テレビ受信機300の操作、さらにはこのテレビ受信機300にHDMIケーブルで接続されているその他のCEC対応機器の操作を行うことができる。
アンテナ端子310は、受信アンテナ(図示しない)で受信されたテレビ放送信号を入力する端子である。デジタルチューナ311は、アンテナ端子310に入力されたテレビ放送信号を処理して、ユーザの選択チャネルに対応した所定のトランスポートストリームを出力する。デマルチプレクサ312は、デジタルチューナ311で得られたトランスポートストリームから、ユーザの選択チャネルに対応した、パーシャルTS(Transport Stream)(映像データのTSパケット、音声データのTSパケット)を抽出する。
また、デマルチプレクサ312は、デジタルチューナ311で得られたトランスポートストリームから、PSI/SI(Program Specific Information/Service Information)を取り出し、CPU331に出力する。デジタルチューナ311で得られたトランスポートストリームには、複数のチャネルが多重化されている。デマルチプレクサ312で、当該トランスポートストリームから任意のチャネルのパーシャルTSを抽出する処理は、PSI/SI(PAT/PMT)から当該任意のチャネルのパケットID(PID)の情報を得ることで可能となる。
MPEGデコーダ313は、デマルチプレクサ312で得られる映像データのTSパケットにより構成される映像PES(Packetized Elementary Stream)パケットに対してデコード処理を行って映像データを得る。また、MPEGデコーダ313は、デマルチプレクサ312で得られる音声データのTSパケットにより構成される音声PESパケットに対してデコード処理を行って音声データを得る。
映像・グラフィック処理回路314は、MPEGデコーダ313で得られた映像データに対して、必要に応じて、スケーリング処理、グラフィックスデータの重畳処理等を行う。パネル駆動回路315は、映像・グラフィック処理回路314から出力される映像データに基づいて、表示パネル316を駆動する。表示パネル316は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma DisplayPanel)等で構成されている。
音声処理回路317は、MPEGデコーダ313で得られた音声データに対してD/A変換等の必要な処理を行う。音声増幅回路318は、音声処理回路317から出力されるアナログ音声信号を増幅してスピーカ319に供給する。
HDMI受信部302は、HDMIに準拠した通信により、HDMIケーブルからHDMI端子に入力される、ベースバンドの画像データ(映像信号)および音声データ(音声信号)を受信する。このHDMI受信部302の詳細は後述する。
高速データラインインタフェース303は、上述したように、HDMI端子301に接続されるHDMIケーブルの所定ライン(この実施の形態においては、リザーブラインおよびHPDライン)により構成された双方向通信路のインタフェースである。この高速データラインインタフェース303は、イーサネットインタフェース336とHDMI端子301との間に挿入されている。なお、イーサネットインタフェース336には、ネットワーク端子337が接続されている。
高速データラインインタフェース303は、CPU331からイーサネットインタフェース336を介して供給される送信データを、HDMI端子301からHDMIケーブルに出力する。また、この高速データラインインタフェース303は、HDMIケーブルからHDMI端子301を介して受信された受信データを、イーサネットインタフェース336を介してCPU331に供給する。この高速データラインインタフェース303の詳細は後述する。
図3に示すテレビ受信機300の動作を簡単に説明する。アンテナ端子310に入力されるテレビ放送信号はデジタルチューナ311に供給される。このデジタルチューナ311では、テレビ放送信号が処理されて、ユーザの選択チャネルに対応したトランスポートストリームが得られる。このトランスポートストリームは、デマルチプレクサ312に供給される。デマルチプレクサ312では、トランスポートストリームから、ユーザの選択チャネルに対応した、パーシャルTS(映像データのTSパケット、音声データのTSパケット)が抽出される。このパーシャルTSは、MPEGデコーダ313に供給される。
MPEGデコーダ313では、映像データのTSパケットにより構成される映像PESパケットに対してデコード処理が行われて映像データが得られる。この映像データは、映像・グラフィック処理回路314において、必要に応じて、スケーリング処理、グラフィックスデータの重畳処理等が行われた後に、パネル駆動回路315に供給される。そのため、表示パネル316には、ユーザの選択チャネルに対応した画像が表示される。
また、MPEGデコーダ313では、音声データのTSパケットにより構成される音声PESパケットに対してデコード処理が行われて音声データが得られる。この音声データは、音声処理回路317でD/A変換等の必要な処理が行われ、さらに、音声増幅回路318で増幅された後に、スピーカ319に供給される。そのため、スピーカ319から、ユーザの選択チャネルに対応した音声が出力される。
また、HDMI受信部302では、HDMIケーブルを介してHDMI端子301に入力される映像および音声のデータが得られる。映像データは映像・グラフィック処理回路314に供給される。音声データは、音声処理回路317に供給される。以降は、上述したテレビ放送信号の受信時と同様の動作となり、表示パネル316に画像が表示され、スピーカ319から音声が出力される。
図4は、ソース機器(ビデオカメラレコーダ200)のHDMI送信部(HDMIソース)と、シンク機器(テレビ受信機300)のHDMI受信部(HDMIシンク)の構成例を示している。
HDMI送信部は、一の垂直同期信号から次の垂直同期信号までの区間から、水平帰線区間および垂直帰線区間を除いた区間である有効画像区間(以下、適宜、アクティブビデオ区間ともいう)において、非圧縮の1画面分の画像の画素データに対応する差動信号を、複数のチャネルで、HDMI受信部に一方向に送信するとともに、水平帰線区間または垂直帰線区間において、少なくとも画像に付随する音声データや制御データ、その他の補助データ等に対応する差動信号を、複数のチャネルで、HDMI受信部に一方向に送信する。
すなわち、HDMI送信部は、トランスミッタ81を有する。トランスミッタ81は、例えば、非圧縮の画像の画素データを対応する差動信号に変換し、複数のチャネルである3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で、HDMIケーブルを介して接続されているHDMI受信部に、一方向にシリアル伝送する。
また、トランスミッタ81は、非圧縮の画像に付随する音声データ、さらには、必要な制御データその他の補助データ等を、対応する差動信号に変換し、3つのTMDSチャネル#0,#1,#2でHDMIケーブルを介して接続されているHDMI受信部に、一方向にシリアル伝送する。
さらに、トランスミッタ81は、3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で送信する画素データに同期したピクセルクロックを、TMDSクロックチャネルで、HDMIケーブルを介して接続されているHDMI受信部に送信する。ここで、1つのTMDSチャネル#i(i=0,1,2)では、ピクセルクロックの1クロックの間に、10ビットの画素データが送信される。
HDMI受信部は、アクティブビデオ区間において、複数のチャネルで、HDMI送信部から一方向に送信されてくる、画素データに対応する差動信号を受信するとともに、水平帰線区間または垂直帰線区間において、複数のチャネルで、HDMI送信部から一方向に送信されてくる、音声データや制御データに対応する差動信号を受信する。
すなわち、HDMI受信部は、レシーバ82を有する。レシーバ82は、TMDSチャネル#0,#1,#2で、HDMIケーブルを介して接続されているHDMI送信部から一方向に送信されてくる、画素データに対応する差動信号と、音声データや制御データに対応する差動信号を、同じくHDMI送信部からTMDSクロックチャネルで送信されてくるピクセルクロックに同期して受信する。
HDMI送信部とHDMI受信部とからなるHDMIシステムの伝送チャネルには、HDMI送信部からHDMI受信部に対して、画素データおよび音声データを、ピクセルクロックに同期して、一方向にシリアル伝送するための伝送チャネルとしての3つのTMDSチャネル#0乃至#2と、ピクセルクロックを伝送する伝送チャネルとしてのTMDSクロックチャネルの他に、DDC(Display Data Channel)83やCECライン84と呼ばれる伝送チャネルがある。
DDC83は、HDMIケーブルに含まれる図示せぬ2本の信号線からなり、HDMI送信部が、HDMIケーブルを介して接続されたHDMI受信部から、E−EDID(Enhanced Extended Display Identification Data)を読み出すために使用される。
すなわち、HDMI受信部は、HDMIレシーバ82の他に、自身の性能(Configuration/capability)に関する性能情報であるE−EDIDを記憶している、EDID ROM(Read Only Memory)85を有している。HDMI送信部は、HDMIケーブルを介して接続されているHDMI受信部から、当該HDMI受信部のE−EDIDを、DDC83を介して読み出し、そのE−EDIDに基づき、例えば、HDMI受信部を有する電子機器が対応している画像のフォーマット(プロファイル)、例えば、RGB、YCbCr4:4:4、YCbCr4:2:2等を認識する。
CECライン84は、HDMIケーブルに含まれる図示せぬ1本の信号線からなり、HDMI送信部とHDMI受信部との間で、制御用のデータの双方向通信を行うのに用いられる。
また、HDMIケーブルには、HPD(Hot Plug Detect)と呼ばれるピンに接続されるライン86が含まれている。ソース機器は、当該ライン86を利用して、シンク機器の接続を検出することができる。また、HDMIケーブルには、ソース機器からシンク機器に電源を供給するために用いられるライン87が含まれている。さらに、HDMIケーブルには、リザーブライン88が含まれている。
図5は、図4のHDMIトランスミッタ81とHDMIレシーバ82の構成例を示している。
トランスミッタ81は、3つのTMDSチャネル#0,#1,#2にそれぞれ対応する3つのエンコーダ/シリアライザ81A,81B,81Cを有する。そして、エンコーダ/シリアライザ81A,81B,81Cのそれぞれは、そこに供給される画像データ、補助データ、制御データをエンコードし、パラレルデータからシリアルデータに変換して、差動信号により送信する。ここで、画像データが、例えばR(赤),G(緑),B(青)の3成分を有する場合、B成分(B component)はエンコーダ/シリアライザ81Aに供給され、G成分(Gcomponent)はエンコーダ/シリアライザ81Bに供給され、R成分(R component)はエンコーダ/シリアライザ81Cに供給される。
また、補助データとしては、例えば、音声データや制御パケットがあり、制御パケットは、例えば、エンコーダ/シリアライザ81Aに供給され、音声データは、エンコーダ/シリアライザ81B,81Cに供給される。
さらに、制御データとしては、1ビットの垂直同期信号(VSYNC)、1ビットの水平同期信号(HSYNC)、および、それぞれ1ビットの制御ビットCTL0,CTL1,CTL2,CTL3がある。垂直同期信号および水平同期信号は、エンコーダ/シリアライザ81Aに供給される。制御ビットCTL0,CTL1はエンコーダ/シリアライザ81Bに供給され、制御ビットCTL2,CTL3はエンコーダ/シリアライザ81Cに供給される。
エンコーダ/シリアライザ81Aは、そこに供給される画像データのB成分、垂直同期信号および水平同期信号、並びに補助データを、時分割で送信する。すなわち、エンコーダ/シリアライザ81Aは、そこに供給される画像データのB成分を、固定のビット数である8ビット単位のパラレルデータとする。さらに、エンコーダ/シリアライザ81Aは、そのパラレルデータをエンコードし、シリアルデータに変換して、TMDSチャネル#0で送信する。
また、エンコーダ/シリアライザ81Aは、そこに供給される垂直同期信号および水平同期信号の2ビットのパラレルデータをエンコードし、シリアルデータに変換して、TMDSチャネル#0で送信する。さらに、エンコーダ/シリアライザ81Aは、そこに供給される補助データを4ビット単位のパラレルデータとする。そして、エンコーダ/シリアライザ81Aは、そのパラレルデータをエンコードし、シリアルデータに変換して、TMDSチャネル#0で送信する。
エンコーダ/シリアライザ81Bは、そこに供給される画像データのG成分、制御ビットCTL0,CTL1、並びに補助データを、時分割で送信する。すなわち、エンコーダ/シリアライザ81Bは、そこに供給される画像データのG成分を、固定のビット数である8ビット単位のパラレルデータとする。さらに、エンコーダ/シリアライザ81Bは、そのパラレルデータをエンコードし、シリアルデータに変換して、TMDSチャネル#1で送信する。
また、エンコーダ/シリアライザ81Bは、そこに供給される制御ビットCTL0,CTL1の2ビットのパラレルデータをエンコードし、シリアルデータに変換して、TMDSチャネル#1で送信する。さらに、エンコーダ/シリアライザ81Bは、そこに供給される補助データを4ビット単位のパラレルデータとする。そして、エンコーダ/シリアライザ81Bは、そのパラレルデータをエンコードし、シリアルデータに変換して、TMDSチャネル#1で送信する。
エンコーダ/シリアライザ81Cは、そこに供給される画像データのR成分、制御ビットCTL2,CTL3、並びに補助データを、時分割で送信する。すなわち、エンコーダ/シリアライザ81Cは、そこに供給される画像データのR成分を、固定のビット数である8ビット単位のパラレルデータとする。さらに、エンコーダ/シリアライザ81Cは、そのパラレルデータをエンコードし、シリアルデータに変換して、TMDSチャネル#2で送信する。
また、エンコーダ/シリアライザ81Cは、そこに供給される制御ビットCTL2,CTL3の2ビットのパラレルデータをエンコードし、シリアルデータに変換して、TMDSチャネル#2で送信する。さらに、エンコーダ/シリアライザ81Cは、そこに供給される補助データを4ビット単位のパラレルデータとする。そして、エンコーダ/シリアライザ81Cは、そのパラレルデータをエンコードし、シリアルデータに変換して、TMDSチャネル#2で送信する。
レシーバ82は、3つのTMDSチャネル#0,#1,#2にそれぞれ対応する3つのリカバリ/デコーダ82A,82B,82Cを有する。そして、リカバリ/デコーダ82A,82B,82Cのそれぞれは、TMDSチャネル#0,#1,#2で差動信号により送信されてくる画像データ、補助データ、制御データを受信する。さらに、リカバリ/デコーダ82A,82B,82Cのそれぞれは、画像データ、補助データ、制御データを、シリアルデータからパラレルデータに変換し、さらにデコードして出力する。
すなわち、リカバリ/デコーダ82Aは、TMDSチャネル#0で差動信号により送信されてくる画像データのB成分、垂直同期信号および水平同期信号、補助データを受信する。そして、リカバリ/デコーダ82Aは、その画像データのB成分、垂直同期信号および水平同期信号、補助データを、シリアルデータからパラレルデータに変換し、デコードして出力する。
リカバリ/デコーダ82Bは、TMDSチャネル#1で差動信号により送信されてくる画像データのG成分、制御ビットCTL0,CTL1、補助データを受信する。そして、リカバリ/デコーダ82Bは、その画像データのG成分、制御ビットCTL0,CTL1、補助データを、シリアルデータからパラレルデータに変換し、デコードして出力する。
リカバリ/デコーダ82Cは、TMDSチャネル#2で差動信号により送信されてくる画像データのR成分、制御ビットCTL2,CTL3、補助データを受信する。そして、リカバリ/デコーダ82Cは、その画像データのR成分、制御ビットCTL2,CTL3、補助データを、シリアルデータからパラレルデータに変換し、デコードして出力する。
図6は、HDMIの3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で各種の伝送データが伝送される伝送区間(期間)の例を示している。なお、図6は、TMDSチャネル#0,#1,#2において、横×縦が720×480画素のプログレッシブの画像が伝送される場合の、各種の伝送データの区間を示している。
HDMIの3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で伝送データが伝送されるビデオフィールド(Video Field)には、伝送データの種類に応じて、ビデオデータ区間(VideoData period)、データアイランド区間(Data Island period)、およびコントロール区間(Control period)の3種類の区間が存在する。
ここで、ビデオフィールド区間は、ある垂直同期信号の立ち上がりエッジ(active edge)から次の垂直同期信号の立ち上がりエッジまでの区間であり、水平ブランキング期間(horizontal blanking)、垂直ブランキング期間(verticalblanking)、並びに、ビデオフィールド区間から、水平ブランキング期間および垂直ブランキング期間を除いた区間であるアクティブビデオ区間(Active Video)に分けられる。
ビデオデータ区間は、アクティブビデオ区間に割り当てられる。このビデオデータ区間では、非圧縮の1画面分の画像データを構成する720画素×480ライン分の有効画素(Active pixel)のデータが伝送される。
データアイランド区間およびコントロール区間は、水平ブランキング期間および垂直ブランキング期間に割り当てられる。このデータアイランド区間およびコントロール区間では、補助データ(Auxiliary data)が伝送される。
すなわち、データアイランド区間は、水平ブランキング期間と垂直ブランキング期間の一部分に割り当てられている。このデータアイランド区間では、補助データのうち、制御に関係しないデータである、例えば、音声データのパケット等が伝送される。
コントロール区間は、水平ブランキング期間と垂直ブランキング期間の他の部分に割り当てられている。このコントロール区間では、補助データのうちの、制御に関係するデータである、例えば、垂直同期信号および水平同期信号、制御パケット等が伝送される。
ここで、現行のHDMIでは、TMDSクロックチャネルで伝送されるピクセルクロックの周波数は、例えば165MHzであり、この場合、データアイランド区間の伝送レートは約500Mbps程度である。
図7は、HDMI端子のピン配列を示している。このピン配列は、タイプA(type-A)の例である。
TMDSチャネル#iの差動信号であるTMDS Data#i+とTMDS Data#i−が伝送される差動線である2本のラインは、TMDS Data#i+が割り当てられているピン(ピン番号が1,4,7のピン)と、TMDS Data#i−が割り当てられているピン(ピン番号が3,6,9のピン)に接続される。
また、制御用のデータであるCEC信号が伝送されるCECライン84は、ピン番号が13であるピンに接続され、ピン番号が14のピンは空き(Reserved)ピンとなっている。また、E−EDID等のSDA(SerialData)信号が伝送されるラインは、ピン番号が16であるピンに接続され、SDA信号の送受信時の同期に用いられるクロック信号であるSCL(Serial Clock)信号が伝送されるラインは、ピン番号が15であるピンに接続される。上述のDDC83は、SDA信号が伝送されるラインおよびSCL信号が伝送されるラインにより構成される。
また、上述したようにソース機器がシンク機器の接続を検出するためのライン86は、ピン番号が19であるピンに接続される。また、上述したように電源を供給するためのライン87は、ピン番号が18であるピンに接続される。
図8は、ソース機器およびシンク機器の高速データラインインタフェースの構成例を示している。この高速データラインインタフェースは、LAN(Local Area Network)通信を行う通信部を構成する。この通信部は、HDMIケーブルを構成する複数のラインのうち、1対の差動ライン、この実施の形態においては、空き(Reserve)ピン(14ピン)に対応したリザーブライン(Ether−ライン)、およびHPDピン(19ピン)に対応したHPDライン(Ether+ライン)により構成された双方向通信路を用いて、通信を行う。
ソース機器は、LAN信号送信回路11、終端抵抗12、AC結合容量13,14、LAN信号受信回路15、減算回路16、プルアップ抵抗21、ローパスフィルタを構成する抵抗22および容量23、比較器24、プルダウン抵抗31、ローパスフィルタを形成する抵抗32および容量33、並びに比較器34を有している。ここで、高速データラインインタフェース(高速データラインI/F)は、LAN信号送信回路11、終端抵抗12、AC結合容量13,14、LAN信号受信回路15、減算回路16により構成されている。
電源線(+5.0V)と接地線との間には、プルアップ抵抗21、AC結合容量13、終端抵抗12、AC結合容量14およびプルダウン抵抗31の直列回路が接続される。AC結合容量13と終端抵抗12の互いの接続点P1は、LAN信号送信回路11の正出力側に接続されると共に、LAN信号受信回路15の正入力側に接続される。また、AC結合容量14と終端抵抗12の互いの接続点P2は、LAN信号送信回路11の負出力側に接続されると共に、LAN信号受信回路15の負入力側に接続される。LAN信号送信回路11の入力側には、送信信号(送信データ)SG11が供給される。
また、減算回路16の正側端子には、LAN信号受信回路15の出力信号SG12が供給され、この減算回路16の負側端子には、送信信号(送信データ)SG11が供給される。この減算回路16では、LAN信号受信回路15の出力信号SG12から送信信号SG11が減算され、受信信号(受信データ)SG13が得られる。
また、プルアップ抵抗21およびAC結合容量13の互いの接続点Q1は、抵抗22および容量23の直列回路を介して接地線に接続される。そして、抵抗22および容量23の互いの接続点に得られるローパスフィルタの出力信号は比較器24の一方の入力端子に供給される。この比較器24では、ローパスフィルタの出力信号が他方の入力端子に供給される基準電圧Vref1(+3.75V)と比較される。この比較器24の出力信号SG14は、ソース機器の制御部(CPU)に供給される。
また、AC結合容量14およびプルダウン抵抗31の互いの接続点Q2は、抵抗32および容量33の直列回路を介して接地線に接続される。そして、抵抗32および容量33の互いの接続点に得られるローパスフィルタの出力信号は比較器34の一方の入力端子に供給される。この比較器34では、ローパスフィルタの出力信号が他方の入力端子に供給される基準電圧Vref2(+1.4V)と比較される。この比較器34の出力信号SG15は、ソース機器の制御部(CPU)に供給される。
シンク機器は、LAN信号送信回路41、終端抵抗42、AC結合容量43,44、LAN信号受信回路45、減算回路46、プルダウン抵抗51、ローパスフィルタを構成する抵抗52および容量53、比較器54、チョークコイル61、抵抗62、並びに抵抗63を有している。ここで、高速データラインインタフェース(高速データラインI/F)は、LAN信号送信回路41、終端抵抗42、AC結合容量43,44、LAN信号受信回路45、減算回路46により構成されている。
電源線(+5.0V)と接地線との間には、抵抗62および抵抗63の直列回路が接続される。そして、この抵抗62と抵抗63の互いの接続点と、接地線との間には、チョークコイル61、AC結合容量44、終端抵抗42、AC結合容量43およびプルダウン抵抗51の直列回路が接続される。
AC結合容量43と終端抵抗42の互いの接続点P3は、LAN信号送信回路41の正出力側に接続されると共に、LAN信号受信回路45の正入力側に接続される。また、AC結合容量44と終端抵抗42の互いの接続点P4は、LAN信号送信回路41の負出力側に接続されると共に、LAN信号受信回路45の負入力側に接続される。LAN信号送信回路41の入力側には、送信信号(送信データ)SG17が供給される。
また、減算回路46の正側端子には、LAN信号受信回路45の出力信号SG18が供給され、この減算回路46の負側端子には、送信信号SG17が供給される。この減算回路46では、LAN信号受信回路45の出力信号SG18から送信信号SG17が減算され、受信信号(受信データ)SG19が得られる。
また、プルダウン抵抗51およびAC結合容量43の互いの接続点Q3は、抵抗52および容量53の直列回路を介して接地線に接続される。そして、抵抗52および容量53の互いの接続点に得られるローパスフィルタの出力信号は比較器54の一方の入力端子に供給される。この比較器54では、ローパスフィルタの出力信号が他方の入力端子に供給される基準電圧Vref3(+1.25V)と比較される。この比較器54の出力信号SG16は、シンク機器の制御部(CPU)に供給される。
HDMIケーブルに含まれるリザーブライン71およびHPDライン72は、差動ツイストペアを構成している。リザーブライン71のソース側端73は、ソース機器のHDMI端子の14ピンに接続され、当該リザーブライン71のシンク側端75はシンク機器のHDMI端子の14ピンに接続される。また、HPDライン72のソース側端74はソース機器のHDMI端子の19ピンに接続され、当該HPDライン72のシンク側端76はシンク機器のHDMI端子の19ピンに接続される。
ソース機器において、上述したプルアップ抵抗21とAC結合容量13の互いの接続点Q1は、HDMI端子の14ピンに接続され、また、上述したプルダウン抵抗31とAC結合容量14の互いの接続点Q2はHDMI端子の19ピンに接続される。一方、シンク機器において、上述したプルダウン抵抗51とAC結合容量43の互いの接続点Q3はHDMI端子の14ピンに接続され、また、上述したチョークコイル61とAC結合容量44の互いの接続点Q4はHDMI端子の19ピンに接続される。
次に、上述したように構成された、高速データラインインタフェースによるLAN通信の動作を説明する。
ソース機器において、送信信号(送信データ)SG11はLAN信号送信回路11の入力側に供給され、このLAN信号送信回路11から送信信号SG11に対応した差動信号(正出力信号、負出力信号)が出力される。そして、LAN信号送信回路11から出力される差動信号は、接続点P1,P2に供給され、HDMIケーブルの1対のライン(リザーブライン71、HPDライン72)を通じて、シンク機器に送信される。
また、シンク機器において、送信信号(送信データ)SG17はLAN信号送信回路41の入力側に供給され、このLAN信号送信回路41から送信信号SG17に対応した差動信号(正出力信号、負出力信号)が出力される。そして、LAN信号送信回路41から出力される差動信号は、接続点P3,P4に供給され、HDMIケーブルの1対のライン(リザーブライン71、HPDライン72)を通じて、ソース機器に送信される。
また、ソース機器において、LAN信号受信回路15の入力側は接続点P1,P2に接続されていることから、当該LAN信号受信回路15の出力信号SG12として、LAN信号送信回路11から出力された差動信号(電流信号)に対応した送信信号と、上述したようにシンク機器から送信されてくる差動信号に対応した受信信号との加算信号が得られる。減算回路16では、LAN信号受信回路15の出力信号SG12から送信信号SG11が減算される。そのため、この減算回路16の出力信号SG13は、シンク機器の送信信号(送信データ)SG17に対応したものとなる。
また、シンク機器において、LAN信号受信回路45の入力側は接続点P3,P4に接続されていることから、当該LAN信号受信回路45の出力信号SG18として、LAN信号送信回路41から出力された差動信号(電流信号)に対応した送信信号と、上述したようにソース機器から送信されてくる差動信号に対応した受信信号との加算信号が得られる。減算回路46では、LAN信号受信回路45の出力信号SG18から送信信号SG17が減算される。そのため、この減算回路46の出力信号SG19は、ソース機器の送信信号(送信データ)SG11に対応したものとなる。
このように、ソース機器の高速データラインインタフェースと、シンク機器の高速データラインインタフェースとの間では、双方向のLAN通信を行うことができる。
なお、図8において、HPDライン72は、上述のLAN通信の他に、DCバイアスレベルで、HDMIケーブルがシンク機器に接続されたことをソース機器に伝達する。すなわち、シンク機器内の抵抗62,63とチョークコイル61は、HDMIケーブルがシンク機器に接続されるとき、HPDライン72を、HDMI端子の19ピンを介して、約4Vにバイアスする。ソース機器は、HPDライン72のDCバイアスを、抵抗32と容量33からなるローパスフィルタで抽出し、比較器34で基準電圧Vref2(例えば、1.4V)と比較する。
ソース機器のHDMI端子の19ピンの電圧は、HDMIケーブルがシンク機器に接続されていなければ、プルダウン抵抗31が存在するために基準電圧Vref2より低く、逆に、HDMIケーブルがシンク機器に接続されていれば基準電圧Vref2より高い。したがって、比較器34の出力信号SG15は、HDMIケーブルがシンク機器に接続されているときは高レベルとなり、そうでないときは低レベルとなる。これにより、ソース機器の制御部(CPU)は、比較器34の出力信号SG15に基づいて、HDMIケーブルがシンク機器に接続されたか否かを認識できる。
また、図8において、リザーブライン71のDCバイアス電位で、HDMIケーブルの両端に接続された機器が、LAN通信が可能な機器(以下、「e−HDMI対応機器」という)であるか、LAN通信が不可能な機器(以下、「e−HDMI非対応機器」かを、相互に認識する機能を有している。
上述したように、ソース機器はリザーブライン71を抵抗21でプルアップ(+5V)し、シンク機器はリザーブライン71を抵抗51でプルダウンする。抵抗21,51は、e−HDMI非対応機器には存在しない。
ソース機器は、上述したように、比較器24で、抵抗22および容量23からなるローパスフィルタを通過したリザーブライン71のDC電位を基準電圧Vref1と比較する。シンク機器が、e−HDMI対応機器でプルダウン抵抗51があるときには、リザーブライン71の電圧が2.5Vとなる。しかし、シンク機器が、e−HDMI非対応機器でプルダウン抵抗51がないときには、リザーブライン71の電圧がプルアップ抵抗21の存在により5Vとなる。
そのため、基準電圧Vref1が例えば3.75Vとされることで、比較器24の出力信号SG14は、シンク機器がe−HDMI対応機器であるときは低レベルとなり、そうでないときは高レベルとなる。これにより、ソース機器の制御部(CPU)は、比較器24の出力信号SG14に基づいて、シンク機器がe−HDMI対応機器であるか否かを認識できる。
同様に、シンク機器は、上述したように、比較器54で、抵抗52および容量53からなるローパスフィルタを通過したリザーブライン71のDC電位を基準電圧Vref3と比較する。ソース機器が、e−HDMI対応機器でプルアップ抵抗21があるときには、リザーブライン71の電圧が2.5Vとなる。しかし、ソース機器が、e−HDMI非対応機器でプルアップ抵抗21がないときには、リザーブライン71の電圧がプルダウン抵抗51の存在により0Vとなる。
そのため、基準電圧Vref3が例えば1.25Vとされることで、比較器54の出力信号SG16は、ソース機器がe−HDMI対応機器であるときは高レベルとなり、そうでないときは低レベルとなる。これにより、シンク機器の制御部(CPU)は、比較器54の出力信号SG16に基づいて、ソース機器がe−HDMI対応機器であるか否かを認識できる。
図8に示す構成例によれば、1本のHDMIケーブルで映像と音声のデータ伝送と接続機器情報の交換および認証と機器制御データの通信とLAN通信を行うインタフェースにおいて、LAN通信が1対の差動伝送路を介した双方向通信で行われ、伝送路のうちの少なくとも片方のDC(直流)バイアス電位によってインタフェースの接続状態が通知されることから、物理的にSCLライン、SDAラインをLAN通信につかわない空間的分離を行うことが可能となる。その結果、DDCに関して規定された電気的仕様と無関係にLAN通信のための回路を形成することができ、安定で確実なLAN通信が安価に実現できる。
なお、図8に示したプルアップ抵抗21が、ソース機器内ではなく、HDMIケーブル内に設けられているようにしてもよい。そのような場合、プルアップ抵抗21の端子のそれぞれは、HDMIケーブル内に設けられたラインのうち、リザーブライン71、および電源(電源電位)に接続されるライン(信号線)のそれぞれに接続される。
さらに、図8に示したプルダウン抵抗51および抵抗63がシンク機器内ではなく、HDMIケーブル内に設けられているようにしてもよい。そのような場合、プルダウン抵抗51の端子のそれぞれは、HDMIケーブル内に設けられたラインのうち、リザーブライン71、およびグランド(基準電位)に接続されるライン(グランド線)のそれぞれに接続される。また、抵抗63の端子のそれぞれは、HDMIケーブル内に設けられたラインのうち、HPDライン72、およびグランド(基準電位)に接続されるライン(グランド線)のそれぞれに接続される。
図1に示すAVシステム100において、ビデオカメラレコーダ200の再生時において、メモリカード216または記録メディア218から再生されたコンテンツデータ(画像データ、音声データ)が、システム制御CPU220からHDMI送信部202に送られる。そして、当該コンテンツデータは、HDMI送信部202から、HDMIケーブル701のTMDSラインを介して、テレビ受信機300のHDMI受信部302に送信される。
テレビ受信機300において、HDMI受信部302で受信された映像データは映像・グラフィック処理回路314に供給される。また、HDMI受信部302で受信された音声データは、音声処理回路317に供給される。これにより、表示パネル316にはビデオカメラレコーダ200の再生画像が表示され、スピーカ319からはビデオカメラレコーダ200の再生音声が出力される。
また、図1のAVシステム100においては、ビデオカメラレコーダ200からテレビ受信機300に、上述の再生コンテンツデータに同期した表示処理を行うための処理情報が送信されてくる。ビデオカメラレコーダ200において、この処理情報は、システム制御CPU220から、イーサネットインタフェース236を通じて、高速データラインインタフェース203に送られる。そして、この処理情報は、高速データラインインタフェース203から、HDMIケーブル701内の双方向通信路を介して、テレビ受信機300の高速データラインインタフェース303に送信される。
ここで、処理情報に含まれる撮影場所、撮影日時等の表示内容を示す情報は、ビデオカメラレコーダ200において、メモリカード216、記録メディア218に、各コンテンツデータに関連付けされて記録されている。例えば、撮影日時は自動的に記録され、撮影場所やメモ等はユーザの入力操作により記録される。システム制御CPU220は、メモリカード216、記録メディア218から撮影場所、撮影日時等の表示内容を示す情報を読み出して、上述のコンテンツデータに同期した表示処理を行うための処理情報を作成する。
ビデオカメラレコーダ200からテレビ受信機300への処理情報の送信は、例えば、ビデオカメラレコーダ200からテレビ受信機300への上述の再生コンテンツデータの送信に先だって行われる。テレビ受信機300において、高速データラインインタフェース303で受信された処理情報は、イーサネットインタフェース336を介して、CPU331に供給され、例えば、DRAM333に格納される。この処理情報には、上述したように、処理単位毎に、インデックス情報、例えばインデックス番号が付加されている。
一方、HDMI受信部302で受信されたコンテンツデータ(画像データ、音声データ)には、各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせて、当該処理情報に付加されているインデックス情報に対応したインデックス情報が付加されている。コンテンツデータに付加されているインデックス情報は、HDMI受信部302で取り出されて、CPU331に送られる。
ここで、コンテンツデータに対するインデックス情報の付加方法について説明する。
(1)既存のVendor Specific InfoFrameパケットを用いる。
図9は、Vendor Specific InfoFrameパケットの構造を示している。このVendorSpecific InfoFrameパケットは、上述したデータアイランド区間に配置される。VendorSpecific Payload により、インデックス情報であること、およびインデックス情報を伝送する。
(2)既存Formatに拡張定義を設け、General Control パケット等の空きbitの多い既存のパケットを利用する。
図10(a)は、General Control パケットヘッダのデータ構造を示し、図10(b)は、GeneralControl サブパケットのデータ構造を示している。このGeneral Control パケットも、上述したデータアイランド区間に配置される。例えば、定義が割り当てられていないSB3以降に、インデックス情報の定義を割り当てることができる。
(3)新たなパケットを定義する。
図11(a)は、追加InfoFrameパケットヘッダのデータ構造の一例を示し、図11(b)は、InfoFrameパケットコンテンツのデータ構造を示している。この追加InfoFrameパケットも、上述したデータアイランド区間に配置される。この追加InfoFrameパケットのコンテンツ領域により、インデックス情報であること、およびインデックス情報を伝送する。
CPU331は、上述したようにHDMI受信部302からインデックス情報が送られてくる場合には、例えば、図12のフローチャートに示す手順で処理動作を行う。CPU331は、情報処理部を構成している。
すなわち、CPU331は、ステップST1において、HDMI受信部302からインデックス情報を受信すると、ステップST2の処理に移る。このステップST2において、CPU331は、DRAM333に格納されている処理情報に対して検索処理を行って、ステップST1で受信されたインデックス情報に対応したインデックス情報が付加されている、特定の処理単位の処理情報を取得する。
次に、CPU331は、ステップST3において、ステップST2で取得された処理情報に基づいて、当該処理情報に含まれる撮影場所、撮影日時等の情報に基づいて表示データを生成し、映像・グラフィック処理回路314で、画像データに重畳する。これにより、表示パネル316に表示される画像に、当該画像に対応した撮影場所、撮影日時等の情報が重ねて表示される。CPU331は、ステップST3の処理の後、ステップST4において、処理を終了する。
次に、テレビ受信機300における表示処理の一例を説明する。図13(a)は、ビデオカメラレコーダ200からテレビ受信機300に双方向通信路で送信される処理情報を示している。第1〜第3の各処理単位にインデックス番号1〜3が付加されている。なお、インデックス番号1〜3は、処理情報が表示処理を行うための処理情報であることを示す情報でもある。インデックス番号1の表示処理における表示内容は「12月5日 我孫子」である。また、インデックス番号2の表示処理における表示内容は「7月8日 那覇」である。また、インデックス番号3の表示処理における表示内容は「3月30日 品川」である。
図13(b)は、ビデオカメラレコーダ200からテレビ受信機300にTMDSラインで送信されるコンテンツデータに付加されているインデックス番号と、表示画像とのタイミング関係を示している。インデックス番号1は、画像Aを表示する画像データに付加されている。インデックス番号2は、画像Bを表示する画像データに付加されている。インデックス番号3は、画像Cを表示する画像データに付加されている。なお、画像A、画像B、画像Cは、それぞれ、静止画像、あるいは動画像を構成する所定の画像である。
図14は、テレビ受信機300におけるインデックス番号1〜3の表示処理のタイミングを示している。処理情報は、再生コンテンツデータの再生開始(時点Ts)に先立って、送信される。
画像Aを表示する画像データにはインデックス番号1が付加されている。そのため、テレビ受信機300では、この画像データの受信タイミング(時点Ta)で、インデックス番号1の表示処理が行われ、画像Aに「12月5日 我孫子」の日時、場所の情報が重畳されて表示される。
また、画像Bを表示する画像データにはインデックス番号2が付加されている。そのため、テレビ受信機300では、この画像データの受信タイミング(時点Tb)で、インデックス番号2の表示処理が行われ、画像Bに「7月8日 那覇」の日時、場所の情報が重畳されて表示される。
また、画像Cを表示する画像データにはインデックス番号3が付加されている。そのため、テレビ受信機300では、この画像データの受信タイミング(時点Tc)で、インデックス番号3の表示処理が行われ、画像Bに「7月8日 品川」の日時、場所の情報が重畳されて表示される。
図15は、テレビ受信機300の表示パネル316の表示例として、上述した画像Bに「7月8日 那覇」の日時、場所の情報が重畳された場合の表示例を示している。
上述したように、図1に示すAVシステム100においては、ビデオカメラレコーダ200の再生時において、ビデオカメラレコーダ200からテレビ受信機300に、HDMIケーブル701のTMDSラインを介して、再生コンテンツデータ(画像データ、音声データ)が送信されてくる。また、図1のAVシステム100においては、ビデオカメラレコーダ200からテレビ受信機300に、上述の再生コンテンツデータの送信に先立って、HDMIケーブル701のリザーブラインおよびHPDラインで構成される双方向通信路を介して、再生コンテンツデータに同期した表示処理を行うための処理情報が送信されてくる。
処理情報には、処理単位毎に、インデックス情報、例えばインデックス番号が付加されている。また、再生コンテンツデータ(画像データ、音声データ)には、各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせて、当該処理情報に付加されているインデックス情報に対応したインデックス情報、例えばインデックス番号が付加されている。そして、テレビ受信機300では、受信されたコンテンツデータにおけるインデックス情報の付加タイミングで、当該インデックス情報に対応した表示内容情報を用いた表示処理が行われる。
したがって、図1に示すAVシステム100においては、テレビ受信機300において、ビデオカメラレコーダ200から送信されてくる再生コンテンツデータ(画像データ、音声データ)に同期した、撮像場所、撮像日時等の表示処理を、容易に行うことができる。
なお、図1に示すAVシステム100において、テレビ受信機300では、HDMI受信部302で受信されたコンテンツデータにインデックス情報が付加されているとき、そのインデックス情報をHDMI受信部302からCPU331に送信する。そして、CPU331は、DRAM333からそのインデックス情報に対応した処理情報を取得し、当該処理情報に基づいて表示データを生成し、この表示データを、映像・グラフィック処理回路314で画像データに重畳する。
すなわち、テレビ受信機300では、HDMI受信部302で受信されたコンテンツデータにインデックス情報が付加されているとき、CPU331は、その後から、表示のための処理を開始する。この場合、例えば、HDMI受信部302で次に取り出されるインデックス情報が予め予測できれば、予め表示データを作成しておくことができる。これにより、テレビ受信機300においては、ビデオカメラレコーダ200から送信されてくる再生コンテンツデータに同期した表示処理を、速やかに行うことができる。
ここで、ビデオカメラレコーダ200からテレビ受信機300に、次に、再生コンテンツデータに付加されて送られると予測されるインデックス情報を示す情報(以下、「予測次インデックス情報」という)を、再生コンテンツデータに付加して送信することが考えられる。
例えば、図16は、ビデオカメラレコーダ200の再生時における、LCDパネル233の表示例を示している。この表示例においては、再生画像が表示される他に、「次のファイル」および「前のファイル」の再生ファイルの選択釦、さらには再生ファイルに対応したサムネイルが表示されている。
ユーザは、カーソルCAを「次のファイル」の選択釦上に移動して決定操作をすることで、現在再生中のファイルの次のファイルの再生を指示できる。また、ユーザは、カーソルCAを「前のファイル」の選択釦上に移動して決定操作をすることで、現在再生中のファイルの前のファイルの再生を指示できる。また、ユーザは、カーソルCAを所定のサムネイル上に移動して決定操作をすることで、当該所定のサムネイルに対応したファイルの再生を指示できる。
ビデオカメラレコーダ200においては、例えば、図16に示すように、カーソルCAが「次のファイル」の選択釦上にあるときには、以下の予測次インデックス情報が、テレビ受信機300に送信される。この場合、最初に、次のファイルの再生コンテンツデータに付加されて送信されるインデックス情報を示す予測次インデックス情報が、現在再生されているファイルの再生コンテンツデータに付加されて送信される。その次に、前のファイルの再生コンテンツデータに付加されて送信されるインデックス情報を示す予測次インデックス情報が、現在再生されているファイルの再生コンテンツデータに付加されて送信される。
例えば、現在の再生ファイルに対応したインデックス情報が「08」であり、次のファイルに対応したインデックス情報が「09」であり、さらに前のファイルに対応したインデックス情報が「07」であるときは、以下のように送信される。すなわち、最初に送信される予測次インデックス情報は「09」を示すものであり、その次に送信される予測次インデックス情報は「07」を示すものとされる。
また、ビデオカメラレコーダ200においては、例えば、カーソルCAが「前のファイル」の選択釦上にあるときには、以下の予測次インデックス情報が、テレビ受信機300に送信される。この場合、最初に、前のファイルの再生コンテンツデータに付加されて送信されるインデックス情報を示す予測次インデックス情報が、現在再生されているファイルの再生コンテンツデータに付加されて送信される。その次に、次のファイルの再生コンテンツデータに付加されて送信されるインデックス情報を示す予測次インデックス情報が、現在再生されているファイルの再生コンテンツデータに付加されて送信される。
また、ビデオカメラレコーダ200においては、例えば、図17に示すように、カーソルCAがインデックス情報「56」の再生ファイルに対応したサムネイル上にあるときには、以下の予測次インデックス情報が、テレビ受信機300に送信される。この場合、最初に、インデックス情報「56」を示す予測次インデックス情報が、現在再生されているファイルの再生コンテンツデータに付加されて送信される。その次に、インデックス情報「55」示す予測次インデックス情報、さらには、インデックス情報「57」示す予測次インデックス情報が、現在再生されているファイルの再生コンテンツデータに付加されて送信される。
インデックス情報および予測次インデックス情報の送信は、例えば、上述したように、新たなInfoFrameパケットを定義して行うことができる(図11参照)。例えば、インデックス情報が有効であるときは、Data Byte1のbit[7]が「1」とされ、予測次インデックス情報の伝送であるときは、Data Byte1のbit[0]が「1」とされる。また、例えば、予測次インデックス情報の伝送であるとき、Data Byte2のbit[7:0]で、優先順位が表される。そして、Data Byte3 以降にインデックス情報(インデックス番号)が格納される。
図18は、新たなInfoFrameの一例を示している。このInfoFrameパケットにおいては、Data Byte1のbit[7]が「1」であるので、インデックス情報が有効であることが分かる。また、Data Byte1のbit[0]が「1」であるので、予測次インデックス情報の伝送であることが分かる。また、Data Byte2のbit[7:0]から、この予測次インデックス情報の優先順位は第2位であることが分かる。
ビデオカメラレコーダ200からテレビ受信機300に送信されてくる再生コンテンツデータに、上述したように、インデックス情報の他に、予測次インデックス情報も付加されている場合、テレビ受信機300において、これらインデックス情報および予測次インデックス情報はHDMI受信部302で取り出されてCPU331に送信される。
CPU331は、HDMI受信部302から予測次インデックス情報が送信されてくる場合には、例えば、図19のフローチャートに示す手順で処理動作を行う。
すなわち、CPU331は、ステップST11において、HDMI受信部302から予測次インデックス情報を受信すると、ステップST12の処理に移る。このステップST12において、CPU331は、処理情報が格納されているDRAM333に格納されている処理情報に対して検索処理を行って、ステップST11で受信された予測次インデックス情報に対応したインデックス情報が付加されている、特定の処理単位の処理情報を取得する。
次に、CPU331は、ステップST13において、ステップST12で取得された処理情報に基づいて、当該処理情報に含まれる撮影場所、撮影日時等の情報に基づいて表示データを生成し、例えば、DRAM333に保持する。CPU331は、ステップST13の処理の後、ステップST14において、処理を終了する。
また、CPU331は、HDMI受信部302からインデックス情報が送られてくる場合には、例えば、図20のフローチャートに示す手順で処理動作を行う。
すなわち、CPU331は、ステップST21において、HDMI受信部302からインデックス情報を受信すると、ステップST22の処理に移る。このステップST22において、CPU331は、予測次インデックス情報に基づいて、既に、対応する表示データが生成されているか否かを判断する。
既に表示データが生成されているとき、CPU331は、ステップST23において、映像・グラフィック処理回路314で、画像データに表示データを重畳する。これにより、表示パネル316に表示される画像に、当該画像に対応した撮影場所、撮影日時等の情報が重ねて表示される。CPU331は、ステップST23の処理の後、ステップST24において、処理を終了する。
また、ステップST22で表示データが生成されていないとき、CPU331は、ステップST25の処理に移る。このステップST25において、CPU331は、DRAM333に格納されている処理情報に対して検索処理を行って、ステップS21で受信されたインデックス情報に対応したインデックス情報が付加されている、特定の処理単位の処理情報を取得する。
次に、CPU331は、ステップST26において、ステップST25で取得された処理情報に基づいて、当該処理情報に含まれる撮影場所、撮影日時等の情報に基づいて表示データを生成する。そして、CPU331は、ステップST23において、映像・グラフィック処理回路314で、表示データを画像データに重畳し、その後に、ステップST24において、処理を終了する。これにより、表示パネル316に表示される画像に、当該画像に対応した撮影場所、撮影日時等の情報が重ねて表示される。
図21は、上述したように、ビデオカメラレコーダ200からインデックス情報および予測次インデックス情報が送られてくる場合における、テレビ受信機300の処理動作の一例を示している。この例は、図16に示すように、カーソルCAが「次のファイル」の選択釦上に置かれる場合に対応した例である。
ビデオカメラレコーダ200からのインデックス情報[08]の受信タイミング(T1)では、このインデックス情報[08]に対応した処理情報がDRAM333から取得され、その処理情報に基づいて表示データが生成されて、画像データに重畳される。
その後、予測次インデックス情報[09]の受信タイミング(T2)で、インデックス情報[09]に対応した処理情報がDRAM333から取得され、その処理情報に基づいて表示データが生成されて、DRAM333に保持される。また、予測次インデックス情報[07]の受信タイミング(T3)で、インデックス情報[07]に対応した処理情報がDRAM333から取得され、その処理情報に基づいて表示データが生成されて、DRAM333に保持される。
その後、ビデオカメラレコーダ200からのインデックス情報[09]の受信タイミング(T4)では、既に、予測次インデックス情報[09]に基づいてインデックス情報[09]に対応した表示データが生成されてDRAMに保持されている。そのため、この受信タイミング(T4)では、単に、DRAM333から表示データが取り出されて、画像データに重畳される。
以下、予測次インデックス情報[10]の受信タイミング(T5)および予測次インデックス情報[08]の受信タイミング(T6)でも、同様に、表示データが生成保持され、その後のインデックス情報の受信に備えられる。
上述したように、ビデオカメラレコーダ200からテレビ受信機300に、予測次インデックス情報が送信されることで、テレビ受信機300では、予め対応する処理情報に基づいて表示データを生成しておくことができる。これにより、テレビ受信機300においては、ビデオカメラレコーダ200から送信されてくる再生コンテンツデータに同期した表示処理を、速やかに行うことが可能となる。
次に、この発明の他の実施の形態について説明する。図22は、他の実施の形態としてのAVシステム100Aの構成例を示している。このAVシステム100Aにおいて、図1に示すAVシステム100と対応する部分には同一符号を付し、適宜、その詳細説明を省略する。
このAVシステム100Aは、ディスクレコーダ400と、テレビ受信機300とを有している。ディスクレコーダ400は、HDMIのソース機器を構成している。テレビ受信機300は、HDMIのシンク機器を構成している。
ディスクレコーダ400は、HDMIケーブル701を介して、テレビ受信機300に接続されている。ディスクレコーダ400には、HDMI送信部(HDMITX)402および高速データラインインタフェース403が接続されたHDMI端子401が設けられている。テレビ受信機300には、HDMI受信部(HDMI RX)302および高速データラインインタフェース303が接続されたHDMI端子301が設けられている。HDMIケーブル701の一端はディスクレコーダ400のHDMI端子401に接続され、このHDMIケーブル701の他端はテレビ受信機300のHDMI端子301に接続されている。
図22に示すAVシステム100Aにおいて、ディスクレコーダ400からテレビ受信機300に、再生されたコンテンツデータ(画像データ、音声データ)が送信される。このコンテンツデータは、ディスクレコーダ400のHDMI送信部402から、HDMIケーブル701のTMDSラインを介して、テレビ受信機300のHDMI受信部302に送信される。テレビ受信機300には、ディスクレコーダ400から送られてくるコンテンツデータにより、画像が表示され、音声が出力される。ここで、HDMIケーブル701は、第1の伝送路を構成している。HDMI送信部402はデータ送信部を構成し、HDMI受信部302はデータ受信部を構成している。
また、図22に示すAVシステム100Aにおいて、ディスクレコーダ400からテレビ受信機300に、コンテンツデータに同期した処理、この実施の形態においては、音声のミューティング処理を行うための処理情報(ミューティング設定情報、ミューティング解除情報等)が送信される。この処理情報は、ディスクレコーダ400からテレビ受信機300に、HDMIケーブル701のリザーブラインおよびHPDラインを用いて構成される双方向通信路を介して送信される。ここで、双方向通信路は、第2の伝送路を構成している。ディスクレコーダ400の高速データラインインタフェース403およびテレビ受信機300の高速データラインインタフェース303は、上述の双方向通信路のインタフェースである。高速データラインインタフェース403は情報送信部を構成し、高速データラインインタフェース303は情報受信部を構成している。
ディスクレコーダ400からテレビ受信機300に送信される処理情報には、処理単位毎に、インデックス情報、例えばインデックス番号が付加される。そして、ディスクレコーダ400からテレビ受信機300に送信されるコンテンツデータには、各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせて、当該処理情報に付加されているインデックス情報に対応したインデックス情報が付加される。
図22に示すAVシステム100Aにおいては、上述したように、テレビ受信機300には、ディスクレコーダ400から送信されてくる音声データによる音声が出力される。図22に示すAVシステム100Aにおいては、再生コンテンツデータに付加されたインデックス情報に基づいて、音声ミューティングが制御される。例えば、あるインデックス情報が付加されたフレームタイミングで、当該インデックス情報が付加されている処理単位の処理情報に基づいて、音声ミューティングが設定され、あるいは、音声ミューティングが解除される。
なお、テレビ受信機300において、ユーザによるミューティングモードのON/OFF設定を可能とし、ミューティングモードがON状態に設定されているとき、上述したように、再生コンテンツデータに付加されたインデックス情報に基づいて、音声ミューティングが制御される、ようにしてもよい。
図23は、ディスクレコーダ400の構成例を示している。このディスクレコーダ400は、HDMI端子401と、HDMI送信部402と、高速データラインインタフェース403と、アンテナ端子410と、デジタルチューナ411と、デマルチプレクサ412と、記録部インタフェース413と、DVD/BDドライブ414と、HDD(Hard Disk Drive)415とを有している。
また、ディスクレコーダ400は、MPEGデコーダ416と、グラフィック生成回路417と、映像出力端子418と、音声出力端子419と、ディスクレコーダ400は、内部バス420と、CPU421と、フラッシュROM422と、DRAM423と、イーサネットインタフェース(Ethernet I/F)424と、ネットワーク端子425とを有している。
アンテナ端子410は、受信アンテナ(図示しない)で受信されたテレビ放送信号を入力する端子である。デジタルチューナ411は、アンテナ端子410に入力されるテレビ放送信号を処理して、所定のトランスポートストリームを出力する。デマルチプレクサ412は、デジタルチューナ411で得られたトランスポートストリームから、所定の選択チャネルに対応した、パーシャルTS(Transport Stream)(映像データのTSパケット、音声データのTSパケット)を抽出する。
また、デマルチプレクサ412は、デジタルチューナ411で得られたトランスポートストリームから、PSI/SI(Program Specific Information/Service Information)を取り出し、CPU421に出力する。デジタルチューナ411で得られたトランスポートストリームには複数のチャネルが多重化されている。デマルチプレクサ412で、当該トランスポートストリームから任意のチャネルのパーシャルTSを抽出する処理は、PSI/SI(PAT/PMT)から当該任意のチャネルのパケットID(PID)の情報を得ることで可能となる。
CPU421、フラッシュROM422、DRAM423、デマルチプレクサ412、イーサネットインタフェース424、および記録部インタフェース418は、内部バス420に接続されている。DVD/BDドライブ414およびHDD415は、記録部インタフェース413を介して内部バス420に接続されている。DVD/BDドライブ414およびHDD415は、デマルチプレクサ412で抽出されたパーシャルTSを記録する。また、DVD/BDドライブ414およびHDD415は、それぞれ、記録媒体に記録されているパーシャルTSを再生する。
MPEGデコーダ416は、デマルチプレクサ412で抽出された、あるいは、DVD/BDドライブ414またはHDD415で再生されたパーシャルTSを構成する映像PESパケットに対してデコード処理を行って映像データを得る。また、MPEGデコーダ416は、当該パーシャルTSを構成する音声PESパケットに対してデコード処理を行って音声データを得る。
グラフィック生成回路417は、MPEGデコーダ416で得られた映像データに対して、必要に応じてグラフィックスデータの重畳処理等を行う。映像出力端子418は、グラフィック生成回路417から出力される映像データを出力する。音声出力端子419は、MPEGデコーダ416で得られた音声データを出力する。
CPU421は、ディスクレコーダ400の各部の動作を制御する。フラッシュROM422は、制御ソフトウェアの格納およびデータの保管を行う。DRAM423は、CPU421のワークエリアを構成する。CPU421は、フラッシュROM422から読み出したソフトウェアやデータをDRAM423上に展開してソフトウェアを起動させ、ディスクレコーダ400の各部を制御する。
DVD/BDドライブ414またはHDD415の再生時、MPEGデコーダ416で得られた映像及び音声のデータは、HDMI送信部401に供給される。HDMI送信部402は、HDMIに準拠した通信により、ベースバンドの画像データ(映像信号)および音声データ(音声信号)を、HDMI端子401からHDMIケーブルに送出する。詳細説明は省略するが、HDMI送信部402は、上述したビデオカメラレコーダ200のHDMI送信部202(図2、図4参照)と同様に構成されている。
高速データラインインタフェース403は、上述したように、HDMI端子401に接続されるHDMIケーブルの所定ライン(この実施の形態においては、リザーブラインおよびHPDライン)により構成された双方向通信路のインタフェースである。この高速データラインインタフェース403は、イーサネットインタフェース424とHDMI端子401との間に挿入されている。なお、イーサネットインタフェース424には、ネットワーク端子425が接続されている。詳細説明は省略するが、高速データラインインタフェース403は、上述したビデオカメラレコーダ200の高速データラインインタフェース203(図2、図8参照)と同様に構成されている。
図23に示すディスクレコーダ400の動作を説明する。
アンテナ端子410に入力されるテレビ放送信号はデジタルチューナ411に供給される。このデジタルチューナ411では、テレビ放送信号を処理して、所定のトランスポートストリームが取り出され、当該所定のトランスポートストリームはデマルチプレクサ412に供給される。このデマルチプレクサ412では、トランスポートストリームから、所定のチャネルに対応した、パーシャルTS(映像データのTSパケット、音声データのTSパケット)が抽出される。このパーシャルTSは、記録部インタフェース413を介してDVD/BDドライブ414、あるいはHDD415に供給され、CPU421からの記録指示に基づいて記録される。
また、上述したようにデマルチプレクサ412で抽出されるパーシャルTS、または、DVD/BDドライブ414、あるいはHDD415で再生されるパーシャルTSは、MPEGデコーダ416に供給される。このMPEGデコーダ416では、映像データのTSパケットにより構成される映像PESパケットに対してデコード処理が行われて映像データが得られる。この映像データは、グラフィック生成回路417でグラフィックスデータの重畳処理等が行われた後に、映像出力端子418に出力される。また、MPEGデコーダ416では、音声データのTSパケットにより構成される音声PESパケットに対してデコード処理が行われて音声データが得られる。この音声データは、音声出力端子419に出力される。
DVD/BDドライブ414、あるいはHDD415で再生されたパーシャルTSに対応してMPEGデコーダ416で得られた画像および音声のデータはHDMI送信部402に供給され、HDMI端子401に接続されたHDMIケーブルに送出される。
図22に示すAVシステム100Aにおいて、ディスクレコーダ400の再生時において、DVD/BDドライブ414、あるいはHDD415で再生されたコンテンツデータ(画像データ、音声データ)が、MPEGデコーダ416からHDMI送信部402に送られる。そして、当該コンテンツデータは、HDMI送信部402から、HDMIケーブル701のTMDSラインを介して、テレビ受信機300のHDMI受信部302に送信される。
テレビ受信機300(図3参照)において、HDMI受信部302で受信された映像データは映像・グラフィック処理回路314に供給される。また、HDMI受信部302で受信された音声データは、音声処理回路317に供給される。これにより、表示パネル316にはディスクレコーダ400の再生画像が表示され、スピーカ319からはディスクレコーダ400の再生音声が出力される。
また、図22のAVシステム100Aにおいては、ディスクレコーダ400からテレビ受信機300に、上述の再生コンテンツデータに同期した音声ミューティング処理を行うための処理情報が送信されてくる。ディスクレコーダ400において、この処理情報は、CPU421から、イーサネットインタフェース424を通じて、高速データラインインタフェース403に送られる。そして、この処理情報は、高速データラインインタフェース403から、HDMIケーブル701内の双方向通信路を介して、テレビ受信機300の高速データラインインタフェース303に送信される。
ディスクレコーダ400からテレビ受信機300への処理情報の送信は、例えば、ディスクレコーダ400からテレビ受信機300への上述の再生コンテンツデータの送信に先だって行われる。テレビ受信機300において、高速データラインインタフェース303で受信された処理情報は、イーサネットインタフェース336を介して、CPU331に供給され、例えば、DRAM333に格納される。この処理情報には、上述したように、処理単位毎に、インデックス情報、例えばインデックス番号が付加されている。
一方、HDMI受信部302で受信されたコンテンツデータ(画像データ、音声データ)には、各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせて、当該処理情報に付加されているインデックス情報に対応したインデックス情報が付加されている。コンテンツデータに付加されているインデックス情報は、HDMI受信部302で取り出されて、CPU331に送られる。
CPU331は、上述したようにHDMI受信部302からインデックス情報が送られてくる場合には、DRAM333に格納されている処理情報から、当該インデックス情報に対応した特定の処理単位の処理情報を取得する。そして、CPU331は、取得された処理情報に基づいて、音声ミューティングの処理動作を行う。例えば、CPU331は、処理情報が音声ミュートを示すとき、音声増幅回路318を制御して、ミューティング状態とする。また、CPU331は、処理情報がノーマルを示すとき、音声増幅回路を制御して、ミューティング状態を解除する。
次に、テレビ受信機300におけるミューティング処理の一例を説明する。図24(a)は、ディスクレコーダ400からテレビ受信機300に双方向通信路で送信される処理情報を示している。第1、第2の各処理単位にインデックス番号1,2が付加されている。なお、インデックス番号1,2は、処理情報がミューティング処理を行うための処理情報であることを示す情報でもある。インデックス番号1の処理情報は「Normal」、つまりミューティング解除情報である。また、インデックス番号2の処理情報は「Audio Mute」、つまりミューティング設定情報である。
図24(b)は、ディスクレコーダ400からテレビ受信機300にTMDSラインで送信されるコンテンツデータに付加されているインデックス番号と、表示画像とのタイミング関係を示している。インデックス番号2は、例えば音声が切り替わる前の画像Aを表示する画像データに付加されている。インデックス番号1は、音声切り替わり後の画像Bを表示する画像データに付加されている。なお、画像A、画像Bは、それぞれ、動画像を構成する所定のフレーム画像である。
図25は、テレビ受信機300におけるインデックス番号1,2によるミューティング処理のタイミングを示している。処理情報は、再生コンテンツデータの再生開始(時点Ts)に先立って、送信される。
画像Aを表示する画像データにはインデックス番号2が付加されている。そのため、テレビ受信機300では、この画像データの受信タイミング(時点Ta)で、インデックス番号2によるミューティング処理、つまりミューティングの設定処理が行われ、音声はミューティング状態となる。
また、画像Bを表示する画像データにはインデックス番号1が付加されている。そのため、テレビ受信機300では、この画像データの受信タイミング(時点Tb)で、インデックス番号1によるミューティング処理、つまりミューティング解除処理が行われ、音声は出力状態となる。
図25に示すようにミューティングの設定および解除が行われることで、音声切り替わり前に音声はミューティング状態となり、音声切り替わり後にミューティング状態が解除されて音声出力状態となり、音声切り替わり目に発生するポップノイズが抑制される。
次に、テレビ受信機300におけるミューティング処理の他の例を説明する。図26(a)は、ディスクレコーダ400からテレビ受信機300に双方向通信路で送信される処理情報を示している。第1〜第3の各処理単位にインデックス番号1〜3が付加されている。なお、インデックス番号1〜3は、処理情報がミューティング処理を行うための処理情報であることを示す情報でもある。インデックス番号1の処理情報は「Normal」、つまりミューティング解除情報である。また、インデックス番号3の処理情報は「Audio Mute」、つまりミューティング設定情報である。また、インデックス番号2の処理情報は「X-Frame後にAudio Mute」、つまりxフレーム後にミューティング設定を行うという情報である。
図26(b)は、ディスクレコーダ400からテレビ受信機300にTMDSラインで送信されるコンテンツデータに付加されているインデックス番号と、表示画像とのタイミング関係を示している。インデックス番号3は、例えば音声が切り替わる前の画像Aを表示する画像データに付加されている。インデックス番号1は、音声切り替わり後の画像Bを表示する画像データに付加されている。インデックス番号2は、画像Aよりxフレームだけ前の画像Cを表示する画像データに付加されている。なお、画像A、画像B、画像Cは、それぞれ、動画像を構成する所定のフレーム画像である。
図27は、テレビ受信機300におけるインデックス番号1〜3によるミューティング処理のタイミングを示している。処理情報は、再生コンテンツデータの再生開始(時点Ts)に先立って、送信される。
画像Cを表示する画像データにはインデックス番号2が付加されている。そのため、テレビ受信機300では、この画像データの受信タイミング(時点Ta)で、インデックス番号2によるミューティング処理、例えば、出力レベルを徐々に小さくするフェードアウト処理が行われ、音声はフェードアウト状態となる。
また、画像Cからxフレーム後の画像Aを表示する画像データにはインデックス番号3が付加されている。そのため、テレビ受信機300では、この画像データの受信タイミング(時点Tb)で、インデックス番号3によるミューティング処理、つまりミューティングの設定処理が行われ、音声はミューティング状態となる。
また、画像Bを表示する画像データにはインデックス番号1が付加されている。そのため、テレビ受信機300では、この画像データの受信タイミング(時点Tc)で、インデックス番号1によるミューティング処理、つまりミューティング解除処理が行われ、音声は出力状態となる。
図27に示すようにミューティングの設定および解除が行われることで、音声切り替わり前に音声はミューティング状態となり、音声切り替わり後にミューティング状態が解除されて音声出力状態となり、音声切り替わり目に発生するポップノイズが抑制される。
なお、図27に示す処理タイミングでは、画像Cからxフレーム後の画像Aを表示する画像データにインデックス番号3が付加されている。しかし、画像Cを表示する画像データに付加されているインデックス番号1の処理情報でxフレーム後にミューティング設定をすることが明示されている。従って、画像Aを表示する画像データにインデックス番号3を付加しなくても、画像Aを表示する画像データのタイミングでミューティング設定を行うことは可能である。
図26(a)に示すインデックス番号1〜3の送信は、例えば、上述したように、新たなInfoFrameパケットを定義して行うことができる(図11参照)。例えば、インデックス情報が有効であるときは、Data Byte1のbit[7]が「1」とされ、有効フレーム指定伝送時には、Data Byte1のbit[1]が「1」とされる。また、例えば、有効フレーム指定伝送時であるとき、Data Byte2のbit[7:0]で、有効になるまでのフレーム数が表される。そして、Data Byte3 以降にインデックス情報(インデックス番号)が格納される。
図28は、新たなInfoFrameの一例を示している。このInfoFrameパケットにおいては、Data Byte1のbit[7]が「1」であるので、インデックス情報が有効であることが分かる。また、Data Byte1のbit[1]が「1」であるので、有効フレーム指定伝送時であることが分かる。また、Data Byte2のbit[7:0]で、有効になるまでのフレーム数が16フレームであることが分かる。
上述したように、図22に示すAVシステム100Aにおいては、ディスクレコーダ400の再生時において、ディスクレコーダ400からテレビ受信機300に、HDMIケーブル701のTMDSラインを介して、再生コンテンツデータ(画像データ、音声データ)が送信されてくる。また、図22のAVシステム100Aにおいては、ディスクレコーダ400からテレビ受信機300に、上述の再生コンテンツデータの送信に先立って、HDMIケーブル701のリザーブラインおよびHPDラインで構成される双方向通信路を介して、再生コンテンツデータに同期したミューティング処理を行うための処理情報が送信されてくる。
処理情報には、処理単位毎に、インデックス情報、例えばインデックス番号が付加されている。また、再生コンテンツデータ(画像データ、音声データ)には、各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせて、当該処理情報に付加されているインデックス情報に対応したインデックス情報、例えばインデックス番号が付加されている。そして、テレビ受信機300では、受信されたコンテンツデータにおけるインデックス情報の付加タイミングで、当該インデックス情報に対応したミューティング処理(ミューティング設定処理、ミューティング解除処理等)が行われる。
したがって、図22に示すAVシステム100Aにおいては、テレビ受信機300において、ディスクレコーダ400から送信されてくる再生コンテンツデータ(画像データ、音声データ)に同期した、ミューティング処理を、容易に行うことができる。これにより、例えば、音の切り替わり目に発生するポップノイズを精度よく抑制できる。
次に、この発明のさらに他の実施の形態について説明する。図29は、他の実施の形態としてのAVシステム100Bの構成例を示している。このAVシステム100Bにおいて、図1、図22に示すAVシステム100,100Aと対応する部分には同一符号を付し、適宜、その詳細説明を省略する。
このAVシステム100Bは、ディスクレコーダ400と、AVアンプ500と、テレビ受信機300とを有している。ディスクレコーダ400は、HDMIのソース機器を構成している。AVアンプ500は、HDMIのリピータ機器を構成している。テレビ受信機300は、HDMIのシンク機器を構成している。
ディスクレコーダ400で再生される音声信号には、マルチチャネル音声に係るコンテンツも存在するので、テレビ受信機300が当該マルチチャネル音声を復号化できないときには、図29に示すように、ディスクレコーダ400とテレビ受信機300との間に、リピータ機器としてのAVアンプ500を接続して解決する。AVアンプ500には、スピーカ群550が接続されている。このスピーカ群550は、例えば、5.1chサラウンドを実現する、聴取者の正面、右前方、左前方、右後方、左後方に位置するスピーカ、および低音出力用サブウーファスピーカで構成されている。
AVアンプ500には、HDMI受信部(HDMIRX)502および高速データラインインタフェース503が接続されたHDMI端子501が設けられている。また、このAVアンプ500には、HDMI送信部(HDMITX)505および高速データラインインタフェース506が接続されたHDMI端子504が設けられている。
ディスクレコーダ400とAVアンプ500は、HDMIケーブル702を介して接続されている。すなわち、HDMIケーブル702の一端はディスクレコーダ400のHDMI端子401に接続され、その他端はAVアンプ500のHDMI端子501に接続されている。また、AVアンプ500とテレビ受信機300は、HDMIケーブル703を介して接続されている。すなわち、HDMIケーブル703の一端はAVアンプ500のHDMI端子504に接続され、その他端はテレビ受信機300のHDMI端子301に接続されている。
図29に示すAVシステム100Bにおいて、ディスクレコーダ400からAVアンプ500を介してテレビ受信機300に、再生されたコンテンツデータ(画像データ、音声データ)が送信される。このコンテンツデータは、ディスクレコーダ400のHDMI送信部402から、HDMIケーブル702のTMDSラインを介して、AVアンプ500のHDMI受信部502に送信される。そして、AVアンプ500のHDMI送信部505から、HDMIケーブル703のTMDSラインを介して、テレビ受信機300のHDMI受信部302に送信される。テレビ受信機300には、ディスクレコーダ400から送られてくるコンテンツデータにより、画像が表示され、音声が出力される。ここで、HDMIケーブル702,703は、第1の伝送路を構成している。HDMI送信部402はデータ送信部を構成している。HDMI受信部502,302はデータ受信部を構成している。
なお、AVアンプ500に接続されているスピーカ群550から音声を出力する場合には、AVアンプ500において、HDMI受信部502で受信された音声データが処理されてスピーカ群550に供給され、当該スピーカ群550において音声が出力される。この場合、テレビ受信機300は、音声ミューティング状態とされる。
また、図29に示すAVシステム100Bにおいて、ディスクレコーダ400からAVアンプ500およびテレビ受信機300に、コンテンツデータに同期した処理を行うための処理情報が送信される。この実施の形態における処理情報は、音声ミューティング処理、および音声出力等に係る表示処理を行うための処理情報である。
この処理情報は、ディスクレコーダ400からAVアンプ500およびテレビ受信機300に、HDMIケーブル702,703のリザーブラインおよびHPDラインを用いて構成される双方向通信路を介して送信される。ここで、双方向通信路は、第2の伝送路を構成している。ディスクレコーダ400の高速データラインインタフェース403、AVアンプ500の高速データラインインタフェース503,506、およびテレビ受信機300の高速データラインインタフェース303は、上述の双方向通信路のインタフェースである。高速データラインインタフェース403は情報送信部を構成している。高速データラインインタフェース503,303は情報受信部を構成している。
図29に示すAVシステム100Bにおいては、上述したように、テレビ受信機300で、ディスクレコーダ400からの画像データによる画像が表示される。また、図29に示すAVシステム100Bにおいては、上述したように、テレビ受信機300またはAVアンプ500で、ディスクレコーダ400からの音声データによる音声が出力される。
図29に示すAVシステム100Bにおいては、再生コンテンツデータに付加されたインデックス情報に基づいて、テレビ受信機300およびAVアンプ500の音声ミューティングが制御される。例えば、あるインデックス情報が付加されたフレームタイミングで、当該インデックス情報が付加されている処理単位の処理情報に基づいて、音声ミューティングが設定され、あるいは、音声ミューティングが解除される。
また、図29に示すAVシステム100Bにおいては、テレビ受信機300の表示画像に重ねて、再生コンテンツデータに付加されたインデックス情報に基づいて、例えば、AVアンプ500で再生している方式等が、適宜なタイミングで表示される。
図30は、AVアンプ500の構成例を示している。このAVアンプ500は、HDMI端子501,504と、HDMI受信部502と、HDMI送信部505と、高速データラインインタフェース503,506とを有している。また、このAVアンプ500は、音声処理回路510と、音声増幅回路511と、音声出力端子512と、内部バス520と、CPU521と、フラッシュROM522と、DRAM523と、イーサネットインタフェース524と、ネットワーク端子525とを有している。
CPU521は、AVアンプ500の各部の動作を制御する。フラッシュROM522は、制御ソフトウェアの格納およびデータの保管を行う。DRAM523は、CPU521のワークエリア等を構成する。CPU521は、フラッシュROM522から読み出したソフトウェアやデータをDRAM523上に展開してソフトウェアを起動し、AVアンプ500の各部を制御する。CPU521、フラッシュROM522、DRAM523およびイーサネットインタフェース524は、内部バス520に接続されている。
HDMI受信部502は、HDMIに準拠した通信により、HDMI端子501に接続されている外部機器(ソース機器)から一方向に送信されてくるベースバンドの映像と音声のデータを受信する。HDMI受信部502は、音声データを音声増幅回路511に供給すると共に、画像と音声のデータをHDMI送信部505に供給する。
HDMI送信部505は、HDMIに準拠した通信により、HDMI受信部502から供給されたベースバンドの画像と音声のデータをHDMI端子504から送出する。これにより、AVアンプ500はリピータ機能を発揮する。詳細説明は省略するが、HDMI受信部502は、上述したテレビ受信機300のHDMI受信部302(図3、図4参照)と同様に構成されている。また、詳細説明は省略するが、HDMI送信部505は、上述したビデオカメラレコーダ200のHDMI送信部202(図2、図4参照)と同様に構成されている。
音声処理回路510は、HDMI受信部502受信された音声データを処理して、例えば、5.1chサラウンドを実現するための各チャネルの音声データを生成する処理、所定の音場特性を付与する処理、デジタル信号をアナログ信号に変換する処理等を行う。音声増幅回路511は、音声処理回路510から出力される各チャネルの音声信号を増幅して、音声出力端子512に出力する。なお、図示は省略しているが、音声出力端子512には、スピーカ群550を構成するフロントレフトスピーカ、フロントライトスピーカ、フロントセンタースピーカ、リアレフトスピーカ、リアライトスピーカおよびサブウーファスピーカが接続されている。
高速データラインインタフェース503,506は、上述したように、HDMI端子501,504に接続されるHDMIケーブルの所定ライン(この実施の形態においては、リザーブラインおよびHPDライン)により構成された双方向通信路のインタフェースである。この高速データラインインタフェース503,506は、イーサネットインタフェース524とHDMI端子501,504との間に挿入されている。なお、イーサネットインタフェース524には、ネットワーク端子525が接続されている。詳細説明は省略するが、高速データラインインタフェース503,506は、上述したビデオカメラレコーダ200の高速データラインインタフェース203(図2、図8参照)と同様に構成されている。
図30に示すAVアンプ500の動作を説明する。HDMI受信部502では、HDMIケーブルを介してHDMI端子501に入力されるベースバンドの画像および音声のデータが得られる。この画像および音声データは、HDMI送信部505に供給され、HDMI端子504に接続されたHDMIケーブルに送出される。
また、HDMI受信部502で受信された音声データは、音声処理回路510に供給される。この音声処理回路510では、音声データに対して、5.1chサラウンドを実現するための各チャネルの音声データを生成する処理、所定の音場特性を付与する処理、デジタル信号をアナログ信号に変換する処理等の必要な処理が施される。音声処理回路510から出力される各チャネルの音声信号は音声増幅回路511を介して音声出力端子512に出力される。
なお、図29に示すAVシステム100Bにおいて、ディスクレコーダ400からの音声データによる音声をテレビ受信機200のスピーカから出力する場合には、CPU321により音声増幅回路521が制御されてミューティング状態とされる。逆に、図29に示すAVシステム100Bにおいて、AVアンプ500で音声出力を行う場合には、テレビ受信機200は音声ミューティング状態とされる。
図29に示すAVシステム100Bにおいて、ディスクレコーダ400(図23参照)の再生時において、DVD/BDドライブ414、あるいはHDD415で再生されたコンテンツデータ(画像データ、音声データ)が、MPEGデコーダ416からHDMI送信部402に送られる。そして、当該コンテンツデータは、HDMI送信部402から、HDMIケーブル702のTMDSラインを介して、AVアンプ500のHDMI受信部502に送信される。さらに、このコンテンツデータは、AVアンプ500のHDMI送信部505から、HDMIケーブル703のTMDSラインを介して、テレビ受信機300のHDMI受信部302に送信される。
テレビ受信機300(図3参照)において、HDMI受信部302で受信された映像データは映像・グラフィック処理回路314に供給される。また、HDMI受信部302で受信された音声データは、音声処理回路317に供給される。これにより、表示パネル316にはディスクレコーダ400の再生画像が表示され、スピーカ319からはディスクレコーダ400の再生音声が出力される。
また、図29のAVシステム100Bにおいては、ディスクレコーダ400からAVアンプ500を介してテレビ受信機300に、上述の再生コンテンツデータに同期した音声ミューティング処理および表示処理を行うための処理情報が送信されてくる。ディスクレコーダ400(図23参照)において、この処理情報は、CPU421から、イーサネットインタフェース424を通じて、高速データラインインタフェース403に送られる。
そして、この処理情報は、高速データラインインタフェース403から、HDMIケーブル702内の双方向通信路を介して、AVアンプ500の高速データラインインタフェース503に送信される。さらに、この処理情報は、AVアンプ500の高速データラインインタフェース506から、HDMIケーブル703内の双方向通信路を介して、テレビ受信機300の高速データラインインタフェース303に送信される。
ディスクレコーダ400からテレビ受信機300への処理情報の送信は、例えば、ディスクレコーダ400からテレビ受信機300への上述の再生コンテンツデータの送信に先だって行われる。テレビ受信機300において、高速データラインインタフェース303で受信された処理情報は、イーサネットインタフェース336を介して、CPU331に供給され、例えば、DRAM333に格納される。この処理情報には、上述したように、処理単位毎に、インデックス情報、例えばインデックス番号が付加されている。
一方、HDMI受信部302で受信されたコンテンツデータ(画像データ、音声データ)には、各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせて、当該処理情報に付加されているインデックス情報に対応したインデックス情報が付加されている。コンテンツデータに付加されているインデックス情報は、HDMI受信部302で取り出されて、CPU331に送られる。
CPU331は、上述したようにHDMI受信部302からインデックス情報が送られてくる場合には、DRAM333に格納されている処理情報から、当該インデックス情報に対応した特定の処理単位の処理情報を取得する。そして、CPU331は、取得された処理情報に基づいて、音声ミューティング、あるいは表示の処理動作を行う。例えば、CPU331は、処理情報が「Mute」であるとき、音声増幅回路318を制御して、ミューティング状態とする。また、CPU331は、処理情報が「None」であるとき、音声増幅回路318を制御して、ミューティング状態を解除する。また、CPU331は、処理情報が表示処理を行うための処理情報であるとき、画像表示に重ねて、音声出力等に係る表示を行う。
次に、テレビ受信機300におけるミューティング処理の一例を説明する。図31(a)は、ディスクレコーダ400からAVアンプ500およびテレビ受信機300に双方向通信路で送信される処理情報を示している。第1〜第3の各処理単位にインデックス番号1〜3が付加されている。
なお、インデックス番号1,2は、処理情報がミューティング処理を行うための処理情報であることを示す情報でもある。インデックス番号1の処理情報は「None」、つまりミューティング解除情報である。インデックス番号2の処理情報は「Mute」、つまりミューティング設定情報である。また、インデックス番号3は、処理情報が表示処理を行うための処理情報であることを示す情報でもある。インデックス番号3の処理情報は、インデックス番号3の表示処理における表示内容は「AV Amp active & Dolby 5.1ch 再生」である。
図31(b)は、ディスクレコーダ400からテレビ受信機300にTMDSラインで送信されるコンテンツデータに付加されているインデックス番号と、表示画像とのタイミング関係を示している。インデックス番号2,3,1は、それぞれ、画像A、画像B、画像Cを表示する画像データに付加されている。なお、画像A、画像B、画像Cは、それぞれ、動画像を構成する所定のフレーム画像である。
図32は、テレビ受信機300におけるインデックス番号1〜3によるミューティング処理、表示処理のタイミングを示している。処理情報は、再生コンテンツデータの再生開始(時点Ts)に先立って、送信される。
画像Aを表示する画像データにはインデックス番号2が付加されている。そのため、テレビ受信機300では、この画像データの受信タイミング(時点Ta)で、インデックス番号2によるミューティング処理、つまりミューティングの設定処理が行われ、音声はミューティング状態となる。この場合、音声出力はテレビ出力からAVアンプ出力に切り替わる。なお、詳細説明は省略するが、AVアンプ500では、当該インデックス番号2に基づいて、ミューティング処理、つまりミューティングの解除処理が行われ、音声出力状態となる。
また、画像Bを表示する画像データにはインデックス番号3が付加されている。そのため、テレビ受信機300では、この画像データの受信タイミング(時点Tb)で、インデックス番号3による表示処理、つまり、AVアンプ500の再生方式を示す「AV Amp active & Dolby 5.1ch 再生」の表示が、表示画像に重畳される。
また、画像Cを表示する画像データにはインデックス番号1が付加されている。そのため、テレビ受信機300では、この画像データの受信タイミング(時点Tc)で、インデックス番号1によるミューティング処理、つまりミューティング解除処理が行われ、音声は出力状態となる。この場合、「AV Amp active & Dolby 5.1ch 再生」の表示は削除される、またこの場合、音声出力はAVアンプ出力からテレビ出力に切り替わる。なお、詳細説明は省略するが、AVアンプ500では、当該インデックス番号1に基づいて、ミューティング処理、つまりミューティングの設定処理が行われ、音声ミューティング状態となる。
上述したように、図29に示すAVシステム100Bにおいては、ディスクレコーダ400の再生時において、ディスクレコーダ400からAVアンプ500を介してテレビ受信機300に、HDMIケーブル702,703のTMDSラインを介して、再生コンテンツデータ(画像データ、音声データ)が送信されてくる。また、図29のAVシステム100Bにおいては、ディスクレコーダ400からAVアンプ500を介してテレビ受信機300に、上述の再生コンテンツデータの送信に先立って、HDMIケーブル702,703のリザーブラインおよびHPDラインで構成される双方向通信路を介して、再生コンテンツデータに同期したミューティング処理および表示処理を行うための処理情報が送信されてくる。
処理情報には、処理単位毎に、インデックス情報、例えばインデックス番号が付加されている。また、再生コンテンツデータ(画像データ、音声データ)には、各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせて、当該処理情報に付加されているインデックス情報に対応したインデックス情報、例えばインデックス番号が付加されている。そして、テレビ受信機300およびAVアンプ500では、受信されたコンテンツデータにおけるインデックス情報の付加タイミングで、当該インデックス情報に対応したミューティング処理および表示処理が行われる。
したがって、図29に示すAVシステム100Bにおいては、テレビ受信機300およびAVアンプ500において、ディスクレコーダ400から送信されてくる再生コンテンツデータ(画像データ、音声データ)に同期した、ミューティング処理、表示処理を、容易に行うことができる。
なお、上述の実施の形態において、ビデオカメラレコーダ200、あるいはディスクレコーダ400からテレビ受信機300等に双方向通信路で送信される処理情報は、コンテンツデータの再生開始前に、予めデオカメラレコーダ200、あるいはディスクレコーダ400からテレビ受信機300等に供給されるように説明した。しかし、この処理情報の送信は随時可能であり、その内容の更新も可能である。
また、上述実施の形態において、処理情報は、表示処理を行うための処理情報、ミューティング処理を行うための処理情報を示したが、その他のコンテンツデータに同期した処理を行うための処理情報であってもよく、以下の例も考えられる。
(1)同期を伴うHDMI仕様の補足
HDMI422伝送においては、8/10/12bit伝送が可能で有るが、語長を示す方法がない。信号語長により、後段回路の処理が異なる場合もあるため、双方向通信路で伝送される処理情報として、HDMI422伝送における伝送語長を伝送することにより、語長に適した処理が可能となる。
(2)同期を伴うHDMI機能の補間
HDMIでは、InfoFrameが定義されているが、必須はAVIとAudioのInfoFrameのみであり、他のInfoFrameはシステム制約等により伝送されない場合がある。このように、HDMI送信部もしくはHDMI受信部のデバイス制約等により伝送できない場合、必須以外のInfoFrameを、処理情報として伝送することも可能となる。
また、上述実施の形態においては、ソース機器がビデオカメラレコーダ200、ディスクレコーダ400であり、シンク機器がテレビ受信機300であり、リピータ機器がAVアンプ500である例を示した。しかし、この発明の適用範囲は、これらの機器に限定されない。これらの機器と同様の機器で構成されるその他のAVシステムにも、この発明を同様に適用できる。
また、上述実施の形態においては、各機器ともe−HDMI対応機器であって、ビデオカメラレコーダ200、ディスクレコーダ400からテレビ受信機300およびAVアンプ500への処理情報の送信を、HDMIケーブル内の双方向通信路を用いて行うものを示した。しかし、この発明は、各機器がe−HDMI対応機器でない場合であっても適用できる。その場合には、各機器を別のデジタルインタフェースを介して接続して処理情報を送信することになる。例えば、各機器をネットワーク端子介して接続し、イーサネットを介して処理情報を送信するようにしてもよい。また、処理情報を、通信速度は遅いが、CECラインを用いて送信することも考えられる。
また、上述実施の形態においては、各機器を接続する伝送路として、HDMI規格のインタフェースを前提として説明したが、その他の同様な伝送規格にも適用可能である。また、上述実施の形態においては、機器間をHDMIケーブルで接続したものを示したが、この発明は、電子機器間の接続を無線で行うものにも、同様に適用できる。
この発明は、受信側においてコンテンツデータに同期した処理を容易に行うことができるものであり、例えば、ソース機器およびシンク機器が接続されてなるAVシステム、あるいはソース機器およびシンク機器がリピータ機器を介して接続されてなるAVシステム等に適用できる。
この発明の実施の形態としてのAVシステムの構成例を示すブロック図である。 AVシステムを構成するビデオカメラレコーダ(ソース機器)の構成例を示すブロック図である。 AVシステムを構成するテレビ受信機(シンク機器)の構成例を示すブロック図である。 HDMI送信部(HDMIソース)とHDMI受信部(HDMIシンク)の構成例を示すブロック図である。 HDMIトランスミッタとHDMIレシーバの構成例を示すブロック図である。 TMDS伝送データの構造を示す図である。 HDMI端子のピン配列(タイプA)を示す図である。 ソース機器およびシンク機器の高速データラインインタフェースの構成例を示す接続図である。 Vendor Specific InfoFrameパケットの構造を示す図である。 General Control パケットヘッダのデータ構造およびGeneralControl サブパケットのデータ構造を示す図である。 追加InfoFrameパケットヘッダのデータ構造およびInfoFrameパケットコンテンツのデータ構造の一例を示す図である。 テレビ受信機においてHDMI受信部からインデックス情報が送られたCPUの処理手順を示すフローチャートである。 ビデオカメラレコーダからテレビ受信機に双方向通信路で送信される処理情報、およびビデオカメラレコーダからテレビ受信機にTMDSラインで送信されるコンテンツデータに付加されているインデックス番号と表示画像とのタイミング関係の一例を示す図である。 テレビ受信機におけるインデックス番号1〜3の表示処理のタイミングを示す図である。 テレビ受信機の表示パネルに表示された画像に日時、場所の情報が重畳された場合の表示例を示す図である。 ビデオカメラレコーダの再生時におけるLCDパネルの表示例(カーソルが「次のファイル」の選択釦上)を示す図である。 ビデオカメラレコーダの再生時におけるLCDパネルの表示例(カーソルがサムネイル上)を示す図である。 インデックス情報および予測次インデックス情報の送信を行うための新たなInfoFrameパケットのデータ構造の一例を示す図である。 テレビ受信機においてHDMI受信部から予測次インデックス情報が送信されたCPUの処理手順を示すフローチャートである。 テレビ受信機においてHDMI受信部からインデックス情報が送られたCPUの処理手順を示すフローチャートである。 ビデオカメラレコーダからインデックス情報および予測次インデックス情報が送られてくる場合における、テレビ受信機の処理動作の一例を示す図である。 この発明の他の実施の形態としてのAVシステムの構成例を示すブロック図である。 AVシステムを構成するディスクレコーダ(ソース機器)の構成例を示すブロック図である。 ディスクレコーダからテレビ受信機に双方向通信路で送信される処理情報、およびディスクレコーダからテレビ受信機にTMDSラインで送信されるコンテンツデータに付加されているインデックス番号と表示画像とのタイミング関係の一例を示す図である。 テレビ受信機におけるインデックス番号1,2の表示処理のタイミングを示す図である。 ディスクレコーダからテレビ受信機に双方向通信路で送信される処理情報、およびディスクレコーダからテレビ受信機にTMDSラインで送信されるコンテンツデータに付加されているインデックス番号と表示画像とのタイミング関係の一例を示す図である。 テレビ受信機におけるインデックス番号1〜3の表示処理のタイミングを示す図である。 インデックス番号1〜3の送信を行うための新たなInfoFrameパケットのデータ構造の一例を示す図である。 この発明の他の実施の形態としてのAVシステムの構成例を示すブロック図である。 AVシステムを構成するAVアンプ(リピータ機器)の構成例を示すブロック図である。 ディスクレコーダからテレビ受信機に双方向通信路で送信される処理情報、およびディスクレコーダからテレビ受信機にTMDSラインで送信されるコンテンツデータに付加されているインデックス番号と表示画像とのタイミング関係の一例を示す図である。 テレビ受信機におけるインデックス番号1〜3の表示処理のタイミングを示す図である。
符号の説明
100,100A,100B・・・AVシステム、200・・・ビデオカメラレコーダ、201・・・HDMI端子、202・・・HDMI送信部、203・・・高速データラインインタフェース、300・・・テレビ受信機、301・・・HDMI端子、302・・・HDMI受信部、303・・・高速データラインインタフェース、400・・・ディスクレコーダ、401・・・HDMI端子、402・・・HDMI送信部、403・・・高速データラインインタフェース、500・・・AVアンプ、501,504・・・HDMI端子、502・・・HDMI受信部、503,506・・・高速データラインインタフェース、505・・・HDMI送信部、701〜703・・・HDMIケーブル

Claims (14)

  1. 外部機器に第1の伝送路を介して、コンテンツデータを送信するデータ送信部と、
    上記外部機器に、第2の伝送路を介して、上記コンテンツデータに同期した処理を行うための処理情報を送信する情報送信部とを備え、
    上記情報送信部で送信される処理情報には、処理単位毎にインデックス情報が付加されており、
    上記データ送信部で送信されるコンテンツデータに、上記情報送信部で送信される各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせて、該処理情報に付加されている上記インデックス情報に対応したインデックス情報が付加されている
    送信装置。
  2. 上記データ送信部は、上記外部機器に、上記コンテンツデータを、複数チャネルで、差動信号により、上記第1の伝送路を介して送信する
    請求項1に記載の送信装置。
  3. 上記第2の伝送路は、上記第1の伝送路の所定ラインを用いて構成された双方向通信路であり、
    上記情報送信部は、上記外部機器に上記双方向通信路を介して、上記処理情報を送信する
    請求項2に記載の送信装置。
  4. 上記双方向通信路は一対の差動伝送路であり、該一対の差動伝送路のうち少なくとも一方は直流バイアス電位によって上記外部機器の接続状態を通知する機能を有する
    請求項3に記載の送信装置。
  5. 上記データ送信部で送信されるコンテンツデータは画像データを含み、
    上記情報送信部で送信される処理情報は、上記画像データによる画像に所定の情報を重畳表示するための情報である
    請求項1に記載の送信装置。
  6. 上記データ送信部で送信されるコンテンツデータは音声データを含み、
    上記情報送信部で送信される処理情報は、上記音声データによる音声出力を制御するための情報である
    請求項1に記載の送信装置。
  7. 外部機器に、コンテンツデータに同期した処理を行うための、処理単位毎にインデックス情報が付加された処理情報を送信する情報送信ステップと、
    上記外部機器に、上記情報送信ステップで送信された各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせて、該処理情報に付加されている上記インデックス情報に対応したインデックス情報が付加された上記コンテンツデータを送信するデータ送信ステップと
    を有する情報送信方法。
  8. 外部機器から、第2の伝送路を介して、コンテンツデータに同期した処理を行うための処理単位毎にインデックス情報が付加された処理情報を受信する、インデックス情報が付加された処理情報を受信する情報受信部と、
    上記外部機器から、第1の伝送路を介して、上記情報受信部で受信された各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせて、該処理情報に付加されている上記インデックス情報に対応したインデックス情報が付加された上記コンテンツデータを受信するデータ受信部と、
    上記情報受信部で受信された各処理単位の処理情報による処理を、上記データ受信部で受信されたコンテンツデータに付加されたインデックス情報に基づいて行う情報処理部と
    を備える受信装置。
  9. 上記データ受信部は、上記外部機器から、上記コンテンツデータを、複数チャネルで、差動信号により、上記第1の伝送路を介して受信する
    請求項8に記載の受信装置。
  10. 上記第2の伝送路は、上記第1の伝送路の所定ラインを用いて構成された双方向通信路であり、
    上記情報受信部は、上記外部機器から、上記双方向通信路を介して、上記処理情報を受信する
    請求項9に記載の受信装置。
  11. 上記双方向通信路は一対の差動伝送路であり、該一対の差動伝送路のうち少なくとも一方は直流バイアス電位によって上記外部機器の接続状態を通知する機能を有する
    請求項10に記載の受信装置。
  12. 上記データ受信部で受信されるコンテンツデータは画像データを含み、
    上記情報受信部で送信される処理情報は、上記画像データによる画像に所定の情報を重畳表示するための情報である
    請求項8に記載の送信装置。
  13. 上記データ受信部で受信されるコンテンツデータは音声データを含み、
    上記情報受信部で送信される処理情報は、上記音声データによる音声出力を制御するための情報である
    請求項8に記載の受信装置。
  14. 外部機器から、コンテンツデータに同期した処理を行うための処理単位毎にインデックス情報が付加された処理情報を受信する、インデックス情報が付加された処理情報を受信する情報受信ステップと、
    上記外部機器から、上記情報受信ステップで受信された各処理単位の処理情報による処理のタイミングに合わせて、該処理情報に付加されている上記インデックス情報に対応したインデックス情報が付加された上記コンテンツデータを受信するデータ受信ステップと、
    上記情報受信ステップで受信された各処理単位の処理情報による処理を、上記データ受信ステップで受信されたコンテンツデータに付加されたインデックス情報に基づいて行う情報処理ステップと
    を有する情報処理方法。
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