明細書 皮膚炎の治療または予防剤 技術分野
本発明は、 ピロ リジン骨格を有する c P L A2 (細胞質型 P L A2> 阻害剤を有 効成分として含有する皮膚炎の治療または予防剤に関する。 特に、 乾癬、 接触性 皮膚炎を含むアレルギー性皮膚炎、 およびァ トピー性皮膚炎の治療または予防剤 に関する。 背景技術
ホスホリパーゼ A2 (P LA2) は、 リ ン脂質の 2位のエステル結合を加水分解 する酵素の総称で、 生体膜リ ン脂質の新生と代謝に関わるとともに、 プロスタノ イ ドなどの脂質メデイエ一ター産生にいたるァラキドン酸カスケ一ドの開始酵素 と して機能する。 現在、 哺乳動物では多様な P L A2の存在が明らかにされてお り、 その局存性、 分子量、 基質特異性等に基づいて、 分泌型 P L A2 ( s P L A2)、 C a 2 +非依存型 P LA2 ( i P LA2) 、 細胞質型 P LA2 ( c P L A2) などの ファミ リ一に分類されている。 .
c P L A 2阻害剤である B MS- 2 2 9 7 2 4が、 ホルボールエステル( T P A) で誘導されたマウスの耳介皮膚慢性炎症モデルにおいて、 プロスタグラジン E2 やロイコ ト リェン B4 のレベルを下げるばかりではなく、 浮腫や好中球浸潤を抑 制することが非特許文献 1に報告されている。 また、 P L A
2阻害剤である BMS 一 1 8 1 1 6 2も上記モデルにおいてプロスタグラジン E2やロイコ ト リェン B4 のレベルを下げることが非特許文献 2に報告されている。
一方、 c P L A
2阻害活性を有し、 2位側鎖にチアゾリジンジオンを有するピ 口 リジン誘導体化合物が、 特許文献 1、 2、 .3ならびに非特許文献 3、 4、 およ び 5 に記載されている。 特許文献 3には c P L A
2阻害剤が抗不整脈作用を有す ることは記載されているが、 いずれの文献にもピロ リ ジン骨格を有する c P L A
2阻害剤が皮膚炎、 特に乾癬、 接触性皮膚炎を含むアレルギー性皮膚炎、 および ァトピー性皮膚炎の治療または予防に有効であることは記載されていない。
[特許文献 1 ]
国際公開第 9 7 / 0 5 1 3 5号パンフ レ ッ ト
[特許文献 2 ]
国際公開第 9 8 / 3 3 7 9 7号パンフレ ッ ト
[特許文献 3 ]
国際公開第 0 1 / 3 0 3 8 7号パンフ レ ヅ ト
[非特許文献 1 ]
ポール エル. スタンレー ( Paul L. Stanley) ら、 ザ ジャーナル ォ ブ フ ァーマコロ ジ一 アン ド ェクスペリ メ ンタノレ セラピューテイ クス ( The Journal of Pharmacology and Experimental Therapeutics) 2001年、 第 298卷、 第 1号、 p .376-385
[非特許文献 2 ]
ポール エル. スタンレ一 (Paul L. Stanley) ら、 ザ ジャーナル ォ プ フ ァーマコロ ジー アン ド ェクスペリ メ ン夕リレ セラピューテイ クス ( The Journal of Pharmacology and Experimental Therapeutics) 1994年、 第 71卷、 第 2号、 p .852-859
[非特許文献 3 ]
瀨野蒸 (KaoruSeno) ら、 ジャーナル ォプ メデイ シナル ケミス ト リー (Journal of Medicinal Chemistry) 2000年、 第 43卷、 第 6号、 p. 1042- 1044
[非特許文献 4 ]
ミハエル ェイチ . ゲルブ (Michael H. Gelb) ら、 バイオヒミカ ェ ト ノ、'ィオフイ ジ力 ァク夕(Biochimica et Biophysica Acta) 2001年、第 1513 卷、 p. 160-166
[非特許文献 5 ]
瀨野薰 (Kaoru Seno) ら、 バ オオルガニック アン ド メデイ シナル ケミス ト リー レターズ (Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters) 2001年, 第 11卷、 p. 587-590 発明の開示
ピロ リ ジン骨格を有する c P L A2阻害剤を有効成分として含有する皮膚炎の 治療または予防剤、 特に乾癬、 接触性皮膚炎を含むアレルギー性皮膚炎、 および ァトピー性皮膚炎の治療または予防剤を提供する。 本発明は、 1 ) 一般式 ( I )
(式中、 R 1は水素原子、 低級アルキル、 置換されていてもよいァリール、 非芳 香族炭化水素環も しくは非芳香族複素環と縮合しているァリール、 置換されてい てもよぃァラルキル、 置換されていてもよいァリールカルボニル、 または置換さ れていてもよいへテロアリール ; Zは— S―、 一 S O—、 — 0—、 一 O C H 2—、 一 C O NH—、 — C 0 NH C H 2—、 — N (R 1 6 ) 一 (式中、 R 1 6は水素原子、
低級アルキル、 C 3 ~ C 8シクロアルキル低級アルキル、 またはァラルキル) 、 ま たは単結合 ; ,
X 1は— (C H2) s -N (R 1 8) 一 C O— (式中、 R 1 8は水素原子または低級 アルキル、 sは 0〜3の整数) 、 一 CH 2N (R 1 9 ) C O CH= CH- (式中、 R 1 9は水素原子または低級アルキル) ;
A、 B、 および Eは、 それそれ独立して酸素原子または硫黄原子 ; '
Dは水素原子またはヒ ドロキシ低級アルキル ;
Y 1は一 ( C H 2) m C O—、 - ( C H 2 ) mC ONH—、 一 ( C H 2 ) m C S N H -、 - ( C H 2 ) m S 02 -、 - ( C H 2 ) m C O O -、 - ( C H 2 ) n N H C 0—、 — ( CH 2) nNH S 02—、 または単結合、 mは 0 ~ 3の整数、 nは 1〜 3の整数 ;
Y2は水素原子、 置換されていてもよい低級アルキル、 置換されていてもよい低 級ァルケニル、 置換されていてもよいシクロアルキル、 置換されていてもよいシ クロアルケニル、 置換されていてもよいァリール、 置換されていてもよいァラル キル、 置換されていてもよいへテロアリール、 置換されていてもよいへテロァリ ールアルキルまたは置換されていてもよいアミノ ;
波線 (~) は Dが Eに対してシスまたは トランスの関係にあることを示す) で表 わされる化合物、 その光学活性体 そのプロ ドラ ッグ、 も しくはその製薬上許容 される塩、 またはそれらの溶媒和物を有効成分と して含有する、 乾癬、 アレルギ 一性皮膚炎、 およびアトピー性皮膚炎から選ばれる疾患の治療または予防剤、 に 関する。
また、 詳.細には以下の 2 ) 〜 1 4 ) に関する。
(式中、 R 1 Z、 R 1 8、 Y2、 B、 および波線 (~) は 1 ) と同意義) で表わ される化合物、 その光学活性体、 そのプロ ドラッグ、 も しく はその製薬上許容さ れる塩、 またはそれらの溶媒和物を有効成分として含有する 1 ) 記載の治療また は予防剤。
3 ) 一般式 ( I I I ) :
(式中、 R Z、 R
19、 Υ
2、 Β、 および波線は 1 ) と同意義) で表わされる 化合物、 その光学活性体、 そのプロ ドラッグ、 も しくはその製薬上許容される塩、 またはそれらの溶媒和物を有効成分として含有する 1 )記載の治癩または予防剤。 4 ) 次に示す化合物群から選ばれる化合物、 その光学活性体、 そのプロ ドラヅ グ、 も しくはそれらの製薬上許容される塩、 またはそれらの溶媒和物を有効成分 として含有する、 乾癬、 アレルギー性皮膚炎、 およびアトピー性皮膚炎から選ば れる疾患の治療または予防剤。
5 ) 乾癬、 アレルギー性皮膚炎、 およびア トピー性皮膚炎から選ばれる疾患を治 療するための医薬を製造するための 1 )〜 4 ) のいずれかに記載の化合物の使用。
6 ) 1 ) 〜4) のいずれかに記載の化合物の治療上効果を示す量を人を含む哺乳 動物に投与することからなる、 哺乳動物の乾癬、 アレルギー性皮膚炎、 およびァ トピー性皮膚炎から選ばれる疾患を治療する方法。
7 ) 一般式 ( l a) :
(式中、 R 1は水素原子、 低級アルキル、 置換されていてもよいァリール、 非芳 香族炭化水素環も しくは非芳香族複素環と縮合しているァリール、 置換されてい てもよぃァラルキル、 置換されていてもよいァリールカルボニル、 または置換さ れていてもよいへテロァリ—ル ; Zは一 S—、 一S O—、 一 0—、 一O C H2—、 — C ONH—、 一 C ONH C H2—、 — N (R 1 6 ) - (式中、 R 1 6は水素原子、 低級アルキル、 C 3〜 C 8シクロアルキル低級アルキル、 またはァラルキル) 、 ま たは単結合 ;
X1は— (C H2) q - C 0 - (式中、 QLは 0 ~ 3の整数) 、 ― ( C H2) r - C 0 - N ( R 1 7 ) - (式中、 R 1 7は水素原子または低級アルキル、 rは 0 ~ 3の
整数) 、 — C H 2NH S 02—、 ― ( C H 2) s— N (R 1 8 ) — C O— (式中、 R 1 8は水素原子または低級アルキル、 sは 0 ~ 3の整数) 、 一 C H2NH C O C H 20—、 - C H 2 N (R 1 9 ) C O C H = C H- (式中、 R 1 9は水素原子または低 級アルキル) 、 — C H 2 NH C S―、 — C H2〇一、 — O C H 2—、 - C H 20 C H2—、 - C H 2 -N (R 2 °) — C H 2— (式中、 R'2 Qは水素原子、 低級アルキ ル、 またはァシル) 、 アルキレン、 アルケニ.レン、 または単結合; ·
X 2は置換されていてもよいァ リ レン、 置換されていてもよいへテロァリ レン、 複素環ジィル、 一 c≡ c一、 または単結合 ;
X3はアルキレン、 アルケニレン、 または単結合 ;
A、 B、 および Eは、 それそれ独立して酸素原子または硫黄原子 ;
Dは水素原子またはヒ ドロキシ低級アルキル ;
Yリまー ( CH 2) m C O -、 一 ( C H 2 ) mC ONH -、 - ( C H 2 ) m C S N H―、 一 ( C H 2 ) m S 02—、 - ( C H 2 ) m C 00—、 一 ( C H 2 ) n N H C 0—、 - ( C H 2 ) nNH S 02—、 または単結合、 mは 0〜3の整数、 nは 1 ~ 3の整数 ;
Y2は水素原子、 置換されていてもよい低級アルキル、 置換されていてもよい低 級ァルケニル、 置換されていてもよいシクロアルキル、 置換されていてもよいシ クロアルケニル、 置換されていて.もよぃァリール、 置換されていてもよいァラル キル、 置換されていてもよいへテロアリール、 置換されていてもよいへテロァリ —ルアルキルまたは置換されていてもよいアミノ ;
破線 (- --) は結合の存在または不存在を示し ;
波線 ( ~ ) は Dが Eに対してシスまたは トランスの関係にあることを示す) で表 わされる化合物、 その光学活性体、 そのプロ ドラ ッグ、 も しく はその製薬上許容 される塩、 またはそれらの溶媒和物を有効成分と して含有する、 乾癬、 アレルギ 一性皮膚炎、 およびアトピー性皮膚炎から選ばれる疾患の治療または予防剤。 8 ) 一般式 ( I I a) :
(式中、 1、 Z、 X 1、 X2、 X3、 Y2、 B、 および波線 (~) は 7 ) と同意義) で表わされる化合物、 その光学活性体、 そのプロ ドラッグ、 も しくはその製薬上 許容される塩、 またはそれらの溶媒和物を有効成分として含有する 7 ) 記載の治 療または予防剤。
9 ) 一般式 ( I l i a) :
(式中、 R 1 Z、 R 1 8、 X3、 Y 2、 Β、 および波線 (~) は 7 ) と同意義) で 表わされる化合物、 その光学活性体、 そのプロ ドラッグ、 も しくはその製薬上許 容される塩、 またはそれらの溶媒和物を有効成分と して含有する 7 ) 記載の治療 または予防剤。
1 0 ) 一般式 ( I V a) :
(式中、 R 1 Z、 R 1 9、 X3、 Y 2、 Β、 および波線は 7 ) と同意義) で表わさ れる化合物、 その光学活性体、 そのプロ ドラッグ、 も しくはその製薬上許容され る塩、 またはそれらの溶媒和物を有効成分と して含有する 7 ) 記載の治療または 予防剤。
(式中、 R 2および R 3は、 ともに水素原子、 または一方が置換されていてもよい ァリール、 置換されていてもよいへテロァリ一ル、 も しくは置換されていてもよ ぃシクロアルキル、 他方が水素原子も しくは.低級アルキル ; R 4、 R' 5、 G環、 J 環、 および L環はそれぞれ独立して置換されていてもよいァリール、 置換されて いてもよいへテロアリール、 置換されていてもよいシクロアルキル、 またはシク ロアルケニル ; 破線 (- --) は結合の存在または不存在を示し ; pは 0〜 2の整数 を示す) で表わされる基で表わされる化合物、 その光学活性体、 そのプロ ドラヅ グ、 も しく はその製薬上許容される塩、 またはそれらの溶媒和物を有効成分と し て含有する 7 ) 〜 1 0 ) のいずれかに記載の治療または予防剤。
(なお、 pが 0の場合は単結合を意味する)
1 2 ) Zが— S—または一 N ( R
1 6 ) 一 (式中、 R
1 6は 7 ) と同意義) 、 X
3が 単結合、 R
1が置換されていてもよいァラルキル、 Y
2が式 :
(式中、 R 5が.置換されていてもよいァリール) である化合物、 その光学活性体、 そのプロ ドラッグ、 も しくはその製薬上許容される塩、 またはそれらの溶媒和物 を有効成分として含有する 1 1 ) のいずれかに記載の治療または予防剤。
1 3 ) R 5が 2 , 4—ジフルオロフェニルである 1 2 ) に記載の治療または予防 剤。
1 4 ) 疾患が乾癬である 1 ) 〜 1 3 ) のいずれかに記載の治療または予防剤。
1 5 ) 疾患がアレルギー性皮膚炎である 1 ) ~ 1 3 ) のいずれかに記載の治療ま たは予防剤。
1 6 ) アレルギー性皮膚炎が接触性皮膚炎である 1 5 ) 記載の治療または予防剤。
1 7 ) 疾患がァ トピー性皮膚炎である 1 ) 〜 1 3 ) のいずれかに記載の治療また は予防剤。 ,
1 8 ) 乾癬、 アレルギー性皮膚炎、 およびア トピー性皮膚炎から選ばれる疾患を 治療するための医薬を製造するための 7 ) 〜1 3 ) のいずれかに記載の化合物の 使用。
1 9 ) 7 ) ~ 1 3 ) のいずれかに記載の化合物の治療上効果を示す量を人を含む 哺乳動物に投与することからなる、 哺乳動物の乾癬、 アレルギ一性皮膚炎、 およ びアトピー性皮膚炎から選ばれる疾患を治療する方法。
2 0 ) 1 ) 〜 1 3 ) のいずれかに記載の化合物、 その光学活性体、 そのプロ ドラ ッグ、 も しくはそれらの製薬上許容される塩、 またはそれらの溶媒和物、 の結晶 を得、 得られた結晶から製造される、 乾癬、 アレルギー性皮膚炎、 およびア ト ピ 一性皮膚炎から選ばれる疾患の治療または予防剤。 本発明治療剤または予防剤に含有される化合物は、 特定の異性体に限定するも のではなく、 全ての可能な異性体やラセミ体を含むものである。 具体的には、 ィ匕 合物が、 1 またはそれ以上のキラル中心を有する場合は、 光学活性体として存在 し得る。 同様に、 該化合物がアルケニルまたはアルケニレンを含む場合は、 シス およびトランス異性体の可能性が存在する。 R —および S —異性体、 シスおよび トランス異性体の混合物やラセミ混合物を含む R —および S—異性体の混合物は、 本発明の範囲に包含される。 不斉炭素原子はアルキル基のような、 置換基にも存 在し得る。 このような異性体はすべて、 それらの混合物と同様に本発明に包含さ れる。 特定の立体異性体が所望である場合は、 あらかじめ分割した不斉中心を有 する出発物質を、 立体特異的反応に付する当業者には公知の方法によ り製造する か、 または立体異性体の混合物を製造してから公知の方法により分割する方法に より製造する。 プロ ドラッグほ、 化学的または代謝的に分解できる基を有する本発明化合物の
誘導体であ り、 加溶媒分解によ り または生理学的条件下でィ ンビボにおいて薬学 的に活性な本発明化合物となる化合物である。 適当なプロ ドラッグ誘導体を選択 する方法および製造する方法は、例えば D e s i g n o f P r o d r u g s , E l s e v i e r , Am s t e r d am 1 9 8 5に記載されている。 本発明化 合物が力ルポキシル基を有する場合は、 もとになる酸性化合物と適当なアルコー ルを反応させることによって製造されるエステル誘導体、 またはもとになる酸性 化合物と適当なアミ ンを反応させることによって製造されるアミ ド誘導体のよう なプロ ドラ ッグが例示される。 プロ ドラッグと して特に好ま しいエステルとして は、 メチルエステル、 ェチルエステル、 n—プロピルエステル、 イソプロピルェ ステル、 n—ブチルエステル、 イソブチルエステル、 "t e r t—ブチルエステル、 モルホリノエチルエステル、 N, N—ジェチルグリコールアミ ドエステル等が挙 げられる。 本発明化合物がヒ ドロキシル基を有する場合は、 例えばヒ ドロキシル 基を有する化合物と適当なァシルハライ ドまたは適当な酸無水物とを反応させる ことによって製造されるァシルォキシ誘導体のようなプロ ドラッグが例示される。 プロ ドラッグとして好ましいァシルォキシと しては、 一 O C O C2H5、 - 0 C 0 (t一 B u) 、 — O C O C 1 5 H 3 1、 一 O C O (m— C O O N a - P h) 、 一〇 C O CH 2 C H2 C O ON a、 - O C O C H (NH2) C H3、 - O C O C H2N ( C H a ) 2等が挙げられる。 本発明化合物がアミノ基を有する場合は、 アミノ基を有 する化合物と適当な酸ハロゲン化物または適当な混合酸無水物とを反応させるこ とにより製造されるアミ ド誘導体のようなプロ ドラッグが例示される。 プロ ドラ ヅグとして特に好ま しいアミ ドと しては、 一 NH C O ( C H 2 ) 2 0 C H3、 一 N H C O CH .(NH2) C H3等が挙げられる。 本発明化合物が、 酸性または塩基性の官能基を有する化合物である場合は、 そ のもとの化合物より も水溶性が高く、 かつ生理的に適切な様々な塩を形成するこ とができる。 代表的な製薬上許容される塩には、 アルカリ金属 (リチウム、 ナ ト リ ウム、 カ リ ウム等) の塩、 アルカリ土類金属 (カルシウム、 マグネシウム) の
塩、 およびアルミニウム等の塩が含まれるがそれらに限定されない。 塩は溶液中 の酸を塩基で処理するか、 または酸をィオン交換樹脂に接触させるこ とによって 遊離の酸から簡便に製造される。 本発明化合物の比較的無毒の無機塩基及び有機 塩基の付加塩、 例えば、 該化合物と塩を形成するに十分な塩基性を有する窒素塩 基から誘導されるアミ ンカチオン、 アンモニゥム、 第四級アンモニゥムは製薬上 許容される塩の定義に包含される (例えば、 . S . M. B e r g eら, "P h a r ma c e u t i c a l S a l t s , " J . P h a r . S c i . , 6 6 , 1 - 1 9 ( 1 9 7 7 ) ) 。 さらに本発明化合物の塩基性基は適当な有機または無機の酸 と反応させてアセテート、 ベンゼンスルホネート、 ベンゾエート、 ビカルボネー ト、 ビスルフェート、 ビ夕一夕レート、 ボレート、 プロ ミ ド、 力ムシレー ト、 力 ーボネート、 クロライ ド、 クラブラネート、 シ ト レート、 ェデテート、 ェジシレ —ト、 'エス ト レ一ト、 ェシレート、 フルオライ ド、 フマレート、 グルセプテート、 ダルコネート、 グル夕メート、 グリコリアルサニレート、 へキシルレゾルシネ一 ト、 ヒ ドロキシナフ トエー ト、 アイオダイ ド、 イ ソチォネート、 ラクテー ト、 ラ ク トビオネート、 ラウレート、 マレ一ト、 マレエート、 マンデレート、 メシレー ト、 メチルプロ ミ ド、 メチルニト レート、 メチルスルフェート、 ムケート、 ナブ シレート、 ニトレー ト、 ォレエート、 ォキサレー ト、 パルミテート、 パン トセネ ート、 ホスフェート、 ポリガラク トウ口ネート、 サリシレート、 ステアレート、 スバセテー ト、. スシネート、 サルフェート、 夕ネート、 タルト レート、 トシレー ト、 トチフルォロアセテート、 ト リ フルォロメタ ンスルホネート、 ノ レレート等 の塩を形成する。 好ましくは、 塩酸、 臭化水素酸、 リ ン酸、 硫酸、 酢酸、 クェン 酸、 マレイン酸、 フマル酸、 ベンゼンスルホン酸、 p— トルエンスルホン酸等と の塩がすなわち、 クロライ ド、 ブロマイ ド、 ホスフェート、 サルフェート、 ァセ テート、 シ ト レート、 マレエ一ト、 フマレート、 ベンゼンスルホネート、 トシレ ートが挙げられる。
「 薬上許容される」 なる用語は、 製剤中の他の成分と適合し、 受容者にとつ て有害ではないことを意味する。
本明細書中、 「溶媒和物」 とは、 例えば有機溶媒との溶媒和物、 水和物等を包 含する。 水和物を形成する時は、 任意の数の水分子と配位していてもよい。 本明細書中、 「乾癬」 とは、 限局'孤立 '融合性で、 赤色調を呈し、 銀色の鱗屑 を伴った斑状丘疹を特徴とする疾患である。 病変は肘、 膝、 頭皮、 および体幹に 特に好発し、 顕微鏡的には特性的錯角化と表皮突起の延長を示す。 '
本明細書中、 「アレルギー性皮膚炎」 とは、 アレルゲンの刺激によって惹起さ せる生体反応のうち皮膚反応 (炎症) を意味する。 特に、 あるアレルゲンに対し 過敏症の人が、 アレルゲンに直接接触することにより生じる皮膚反応を接触性皮 膚炎と呼び、 アレルギー性皮膚炎に含まれる。
本明細書中、 「アト ピー性皮膚炎」 とは、 増悪 · 寛解を繰返す、 そう痒のある 湿疹を主病変とする疾患である。 患者の多くは、 1 ) 家族歴 · 既往歴 (気管支喘 息、 アレルギー性鼻炎 · 結膜炎、 アトピー性皮膚炎のうちのいずれ、 あるいは複 数の疾患) 、 または 2 ) IgE 抗体を産生し易い素因で、 示されるアトピー素因を 持つ。 診断の基準としては、 まず、 そう痒が挙げられる。 次に特徴的な皮疹は湿 疹病変であり、 急性病変と しては、 紅斑、 浸潤性紅斑、 丘疹、 漿液性丘疹、 鱗屑、 痂皮があげられ、 慢性病変としては、 浸潤性紅斑 * 苔癬化病変、 痒疹、 鱗屑、 痂 皮を挙げられる。 分布の特徴と しては、 左右対側性があげられ、 好発部位と して は、 前額、 眼囲、 口囲 · 口唇、 耳介周囲、 頸部、 四肢関節部、 体幹が挙げられる。 参考となる年齢による特徴としては、 乳児期には、 頭、 顔にはじま り しばしば体 幹、 四肢に下降し、 幼小児期には、 頸部、 四肢屈曲部の病変があげられ、 思春期 · 成人期には上半身 (顔、 頸、 胸、 背) に皮疹が強い傾向がある。 慢性 ,反復性経 過 (しばしば新旧の皮疹が混在する) としては、 乳児では 2 力月以上、 その他で は 6 力月以上を慢性とする。 これらの項目を満たすものを、 症状の軽重を問わず アトピー性皮膚炎と診断する。 本明細書中、 「低級アルキル」 とは、 直鎖状または分枝状の C i ~ C 1 αアルキ
ルを包含する。好ましくは直鎖状または分枝状の C i〜 C 6アルキルが挙げられる。 例えば、 メチル、 ェチル、 n—プロピル、 イソプロピル、 n—プチル、 イ ソブチ ル、 s e c —プチル、 t一プチル、 n—ペンチル、 イソペンチル、 n—へキシル、 n—へプチル、 n—ォクチル、 n—ノニル、 n—デシル、 ( 2 , 6—ジメチルへ ブタン) 一 4ーィル等が挙げられる。 ·
R i、 R 2、 R 3、 R i 7、 R 1 8、 R 1 9、 および R 2。における 「低級アルキル」 としては、 メチル、 ェチル、 n—プロピル、 イソプロピル、 ( 2, 6 —ジメチル ヘプタン) 一 4一ィルが好ま しい。 特に、 メチルが好ましい。
R 1 6における 「低級アルキル」 としては、 メチル、 ェチル、 イソプロピル、 ィ ソブチル、 イソペンチルが好ま しい。 好ま しくは、 イソプロピル、 イソブチル、 ィソペンチルが挙げられる。
R 1 6における 「 C 3〜 C 8シクロアルキル低級アルキル」 とは、 C 3〜 C 8シク 口アルキル (例えば、 シクロプロピル、 シクロペンチル、 シクロブチル、 シクロ へキシル、 シクロへプチル、 シクロォクチル) で置換された前記 「低級アルキル」 を意味する。 例えば、 シクロプロピルメチル、 シクロブチルメチル、 シクロペン チルメチル、 シクロへキシルメチルが挙げられる。
本明細書中、 「シクロアルキル」 とは、 C 3~ C 7 シクロアルキルを包含する。 例えばシクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シク 口へプチルが挙げられる。 好ま しくは、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シク 口へプチルが挙げられる。 特に、 シクロペンチル、 シクロへキシルが好ま しい。 本明細書中、 「低級アルケニル」 とは、 炭素原子数が 2 ~ 8個であり、 1個も しくは 2個以上の二重結合を有する、 直鎖または分枝鎖の 1価の炭化水素基を包 含する。 例えば、 ビニル、 ァリル、 プロぺニル、 クロ トニル、 イソペンテニル、 種々のブテニル異性体等が挙げられる。 好ま しく は、 C 2〜 C 6アルケニルが挙 げられる。 さらに好ましくは、 C 2〜 C .4アルケニルが挙げられる。
本 細書中、 「シクロアルケニル」 とは、 環内に不飽和結合を 1個有する C 3 ~ C 7シクロアルケニルを包含する。例えばシクロプロぺニル、 シクロペン夕ジェ
ニル、 シクロへキセニル等が挙げられる。 好ましくは、 シクロへキセニルが挙げ られる。 , 本明細書中、 「非芳香族複素環」 とは、 任意に選ばれる、 酸素原子、 硫黄原子 又は窒素原子を環内に 1個以上含む非芳香族の 5〜 7員環またはそれらが 2個以 上縮合した環を包含する。 例えば、 ピロ リジン、 ピぺリジン、 ピぺラジン、 ォク 夕ヒ ドロキノ リ ン、 テ トラヒ ドロフラン、 テ トラヒ ドロピラン等が挙げられる。 本明細書中、 「ァリール」 とは、 単環状も しくは縮合環状芳香族炭化水素基、 または該単環状芳香族炭化水素が 2個以上連続して存在する基を包含する。 例え ば、 フエニル、 1 —ナフチル、 2—ナフチル、 ビフエ二リル、 イ ンデニル、 2— P—テルフエ二リル、 2— m—テルフエ二リル、 2— o—テルフエ二リル、 アン ト リル、 フエナン ト リル等が挙げられる。 好ましくは、 フェニル、 1一ナフチル、 2—ナフチル、 アン ト リル、 フエナン ト リル、 2 —ビフエ二リル、 3 —ビフエ二 リル、 4ービフエ二リル、 2— p—テルフエ二リル、 2— m—テルフエ二リル、 2— o—テルフヱニリルが挙げられる。
本明細書中、 「非芳香族炭化水素環と縮合しているァリール」 とは、 前記 「シ クロアルキル」 と縮合したフエニル、 1 —ナフチル、 および 2 —ナフチルを包含 する。 例えば、 ィ ンダニル、 1 , ' 2 , 3 , 4—テ トラヒ ド口ナフチル、 ァセナフ チル等が挙げられる。 好ま しくは、 イ ンダニル、 1 , 2 , 3 , 4—テ トラヒ ドロ ナフチルが挙げられる。
本明細書中、 「非芳香族複素環と縮合しているァリール」 とは、 前記 「非芳香 族複素環」 と縮合したフエニル、 1—ナフチル、 および 2—ナフチルを包含する。 例えば、 イ ン ドリル、 イソイ ン ド リル、 2, 3 , 6 , 7 —テ トラヒ ドロー 1 H, 5 H—ピリ ド [ 3 , 2 , 1— i j ] キノ リル、 イ ソクロマニル、 クロマニル等が 挙げられる。 好ま しくは、 2 , 3 , 6 , 7—テ トラヒ ドロー 1 H, 5 H—ピリ ド [ 3, 2 , 1一 i j ] キノ リルが挙げられる。
本明細書中、 「ァラルキル」 とは、 前記 「低級アルキル」 に前記 「ァリール」
が置換したものを包含する。 例えば、 ベンジル、 フヱネチル、 3—フエ二ルー n —プロピル、 ベンズヒ ド リル、 ナフチルメチル、 2 —ナフチルェチル等が挙げら れる。 好ま しくは、 ベンジル、 ベンズヒ ドリル、 フエネチル、 ナフチルメチルが 挙げられる。 特に、 ベンジル、 ベンズヒ ドリルが好ましい。 本明細書中、 「アルキレン」 とは、 C i C gアルキルから導かれる 2価の基を 意味する。 例えば、 メチレン、 エチレン、 ト リメチレン、 テ トラメチレン、 ペン タメチレンが挙げられる。
本明細書中、 「ァルケ二レン」 とは、 C 2 ~ C 4アルケニルから導かれる 2価の 基を意味する。 例えば、 ビニレン、 プロぺニレン、 ブテニレンが挙げられる。 本明細書中、 「ァリ レン」 とは、 前記 「ァリール」 から導かれる 2価の基を意 味する。 例えば、 フエ二レン、 ナフチレン等が挙げられる。 さらに詳しくは、 1 , 2—フエ二レン、 1, 3—フエ二レン、 1 , 4—フエ二レン等が挙げられる。 本明細書中、 「ヘテロァリ レン」 とは、 下記 「ヘテロァリール」 から導かれる 2価の基を意味する。 例えば、 チォフェンジィル、 フランジィル等が挙げられる。 さらに詳しくは、 2 , 5—チォフェンジィル、 2 , 5 —フランジィル等が挙げら れる。
本明細書中、 「複素璟ジィル」. とは、 前記 「非芳香族複素環」 から導かれる 2 価の基を意味する。 例えば、 ピロ リジンジィル、 ピぺリジンジィル、 ピぺラジン ジィルが挙げられる。 さらに詳しくは、 1 , 4ーピペリジンジィル等が挙げられ る。
本明細書.中、 「ヒ ドロキシ低級アルキル」 とは、 前記 「低級アルキル」 にヒ ド 口キシが置換したものを意味する。 例えば、 ヒ ドロキシメチル、 1—ヒ ドロキシ ェチル、 2 —ヒ ドロキシェチル等が挙げられる。
本明細書中、 「ヘテロァリール」 とは、 5〜6員環で N、 0または S原子を環 内に 1個以上含む単環のへテロ芳香族またはそれらの環がフヱ二ルと縮合した環 を意味する。 例えば、 ピロール、 ピロ リル、 ピリ ジル、 チェニル、 フ リル、 ベン
ゾフ リル、 ベンゾチェ二ル、 イン ドリル等が挙げられる。 好ましくは、 ピリジル、 チェニル、 フ リル、 ベンゾ [ b ] チェニル、 ベンゾ [ b ] フラニル、 イ ン ド リノレ が挙げられる。
本明細書中、 「ヘテロァリールアルキル」 とは、 前記 「低級アルキル」 の任意 の位置に前記 「ヘテロァリ ール」 が 1 または 2以上置換したもので、 これらは可 能な全ての位置で置換しうる。 例えば、 チア.ゾリルメチル (例えば、' 4—チアゾ リルメチル) 、 チアゾリルェチル (例えば、 5—チアゾリル— 2—ェチル) 、 ベ ンゾチアゾリルメチル (例えば、 (ベンゾチアゾール一 2 —ィル) メチル) 、 ィ ン ドリルメチル (例えば、 (ィ ン ドール一 3 —ィル) メチル) 、 ィ ミダゾリルメ チル (例えば、 4—イ ミダゾリルメチル) 、 ベンゾチアゾリルメチル (例えば、 2 —ベンゾチアゾリルメチル) 、 イ ンダゾリルメチル (例えば、 1一イ ンダゾリ ルメチル) 、 ベンゾ ト リアゾリルメチル (例えば、 1 —ベンゾト リアゾリルメチ ル) 、 ベンゾキノ リルメチル (例えば、 2 —ベンゾキノ リルメチル) 、 ペンゾィ ミダゾリルメチル (例えば、 2 —べンゾイ ミダゾリルメチル) 、 ピリ ジルメチル (例えば、 2—ピリ ジルメチル、 3—ピリジルメチル、 4一ピリジルメチル) 等 が挙げられる。 本明細書中、 R 1における 「置換されていてもよいァリール」 とは、 フエニル C 2〜C 4アルケニル (例えば、 フエ二ルェテニル) 、 低級アルキル (例えば、 メ チル、 ェチル、 イ ソプロピル、 イソブチル、 t ーブチル) 、 シクロアルキル (例 えば、 シクロペン夕ニル、 シクロへキセニル) 、 ハロゲン (例えば、 フッ素、 塩 素、 臭素、 ヨウ素) 、 低級アルキルォキシ (例えば、 メチルォキシ、 ェチルォキ シ) 、 ト リハロ低級アルキル (例えば、 ト リ フルォロメチル、 ト リ クロロメチル) 、 ニトロ、 フエニル、 ナフチル (例えば、 1一ナフチル、 2 —ナフチル) 、 フエナ ンスリル (例えば、 9—フエナンスリル) 、 ベンゾー 1 , 3—ジォキソラニル (例 えば、 4一べンゾ一 1 , 3—ジォキソラニル、 5 —ベンゾー 1, 3—ジォキゾラ ニル) 、 ヘテロァリール (例えば、 3—ピリ ジル、 3—チェニル、 2 —べンゾチ
ェニル) 、 ァラルキル (例えば、 ベンジル、 フエネチル) 、 ァリールォキシ (例 えば、 フエニルォキシ) 、 ヒ ドロキシ、 ァミノ、 モノあるいはジ置換アミ ノ (例 えば、 ジメチルァミノ、 ジェチルァミノ、 フエニルァミノ、 N—メチルー N—フ ェニルァミ ノ、 N—メチルー N—ベンジルァミノ) 、 前記 「低級アルキル」 で置 換されていてもよいピペラジニル (例えば、 4ーメチルビペラジニル) 等で 1 ま たは 2個所以上置換されていてもよい前記 「ァリール」 を包含する。' 例えば、 フ ェニル、 2—ビフエニル、 3 —ビフエニル、 4—ビフエニル、 1一ナフチル、 2 —ナフチル、 2— p—テルフエニル、 2— m—テルフエニル、 2— o—テルフエ ニル、 2 —イソプロピルフエニル、 2— t一ブチルフエニル、 2—イソブチルフ ェニル、 2—シクロペンチルフエ二ル、 2—ブロモフエニル、 3—ブロモフエ二 ル、 2—ョードフエニル、 2— ( 4一べンゾ一 1 , 3—ジォキソラニル) フエ二 ル、 2— ( 5—べンゾ一 1, 3—ジォキゾラニル) フエニル、 2—フエノキシフ ェニル、 2—ペンジルフエニル、 2— ( 3—ピリ ジル) フエニル、 3—ジメチル ァミノフエ二ル、 3 —ジェチルァミノフエニル、 3 —フエニルァミノ フエニル、 3 - ( N—メチルー N—フエニルァミノ) フエニル、 2— ( 1—ナフチル) フエ ニル 、 2 - ( 2—ナフチル) フエニル、 3— ( ] L 一ナフチル) フエニル、 3 - ( 2 ーナフチル) フエニル、 4— (ェテニルフエ二ル) フエニル、 2 —ブロモ一 6— ィソプロピルフエニル、 2—イソプロピル一 6 —フエニル一フエニル、 2—イソ プロピル一 6—. ( 1 —ナフチル) フエニル、 2 —ブロモ一 6—二トロフェニル、
2 -メチルォキシ一 6— ( 1一ナフチル) フ工ニル、 2 , —メチル一 2 ービフエ ニル 、 2, 一イソプロピル一 2 —ビフエニル、 2 ' —メチルォキシー 2 ービフエ ニル 、 3, メチルー 2—ビフエニル、 3, ―ト リ フルォロメチル一 2 ービフエ ニル 、 3, 一ニ トロ一 2 —ビフエニル、 3, ―メチルォキシ一 2 —ビフェニル、
3 ' —ェチルォキシー 2 —ビフエニル、 3, ―ヒ ドロキシ一 2—ビフエニル、 3 ーメチルォキシー 2—ビフエ二ル、 6—フエ二ルー 2—ナフチル、 1 一ブロモ—
6一スェニルー 2—ナフチル、 1 , 6 —ジフェニル一 2—ナフチル、 4一フエ二 ル— 1 一ナフチル、 2— ( 4ーメチルピペラジニル) フエニル等が挙げられる。
本明細書中、 R 2、 R 3、 R 4、 R 5、 G環、 J璟、 および L環における 「置換 されていてもよいァリール」 とは、 ハロゲン (例えぱフヅ素、 塩素、 臭素、 ヨウ 素) 、 低級アルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 n—プロピル、 イソプロピル) 、 低級アルキルォキシ (例えば、 メチルォキシ、 ェチルォキシ) 、 ト リハロアルキ ル (例えば、 ト リ フルォロメチル) 、 アルキルォキシカルボニル (例えば、 メチ ルォキシカルボニル) 、 ァシル (例えば、 ァセチル) 、 ァミ ノ、 モノ も しくはジ 置換ァミノ (例えば、 ァシルァミノ、 メチルアミノ) 等で 1 または 2個所以上置 換されていてもよい前記 「ァリール」 を包含する。 '
本明細書中、 Y 2における 「置換されていてもよいァリール」 とは、 ハロゲン (例えばフ ッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素) 、 低級アルキル (例えば、 メチル、 ェチ ル、 n—プロピル、 イソプロピル) 、 低級アルキルォキシ (例えば、 メチルォキ シ、 ェチルォキシ) 、 ト リハロアルキル (例えば、 ト リ フルォロメチル) 、 アル キルォキシカルボニル (例えば、 メチルォキシカルボニル) 、 ァシル (例えば、 ァセチル) 、 ァミノ、 モノ も しくはジ置換アミノ (例えば、 ァシルァミノ、 メ.チ ルァミノ ) 等で 1 または 2個所以上置換されていてもよい前記 「ァリ一ル」 、 お よび一 C O R 5 (式中 R 5は前記と同意義) で置換されていてもよい前記 「ァリー ル」 を包含する。 さらに、 ァリールと縮合した非芳香族炭化水素環またはへテロ ァリ一ルと縮合した非芳香族炭化水素環と縮合していてもよい。
本明細書中、. R 1における 「置換されていてもよいァラルキル」 とは、 前記 「低 級アルキル」 が、 前記 「R 1における 「置換されていてもよいァリール」 」 およ び/または後記 「 R 1における Γ置換されていてもよいへテロアリール」 」 で 1 または 2個所以上置換したものを意味する。 例えば、 ベンジル、 フエネチル、 2 —ビフエニルメチル、 3 —ビフエニルメチル、 4ービフエニルメチル、 1 一ナフ チルメチル、 2—ナフチルメチル、 2— p—テルフエニルメチル、 2— m—テル フエニルメチル、 2— o—テルフエニルメチル、 ジフエニルメチル、 2—イソプ 口ピルフエニルメチル、 2— t —ブチルフエニルメチル、 2 —イソブチルフエ二 ルメチル、 2—シクロペンチルフエ二ルメチル、 2 —ブロモフエニルメチル、 3
一ブロモフエニルメチル、 2 —ョードフエニルメチル、 2— ( 4—べンゾ一 1 , 3 —ジォキソラニル) フエニルメチル、 2— ( 5—ベンゾー 1 , 3—ジォキゾラ ニル) フエニルメチル、 2 —フエノキシフエニルメチル、 2 —べンジルフエニル メチル、 2—フエネチルメチル、 2— ( 3—チェニル) フエニルメチル、 2— ( 2 —ベンゾチェ二ル) フエニルメチル、 2 — ( 3 —ピリジル) フエニルメチル、 3 ージメチルァミノ フエニルメチル 、 3 —ジェチルァミノ フエニルメチル、 3一フ ェニルァミ ノフエニルメチル、 3一 ( N—メチル一 N—フエニルァミ ノ) フェ二 ルメチル、 2— ( 1 —ナフチル) フエニルメチル、 2 - ( 2 —ナフチル) フェ二 ルメチル、 3— ( 1 一ナフチル) フエニルメチル、 3— ( 2—ナフチル) フェ二 ルメチル、 2— ( 9 -フエナンス リル) フエニルメチル、 4— (ェテニルフェ二 ル) フエニルメチル、 2—プロモ — 6—イソプロピルフエニルメチル、 2 ―ィ,ソ プロピル一 6—フエ二ル一フエ二ルメチル、 2—イソプロピル一 6— ( 1 ―ナフ チル) フエニルメチル 、 2—プロモー 6—二 トロフエニルメチル、 2—メチルォ キシ一 6— ( 1—ナフチル) フエニルメチル、 2, 一メチル一 2—ビフエ二ルメ チル、 2, 一イソプロピル一 2—ビフエニルメチル、 2 , 一メチルォキシ ― 2 - ビフエニルメチル、 3 ' 一メチル一 2—ビフエニルメチル、 4, —フルォ D ― 2
—ビフエニルメチル、 3 ' — 卜 リ フルォロメチルー 2 —ビフエニルメチルヽ 3 , 一二トロ一 2 —ビフエニルメチル、 3, 一メチルォキシー 2—ビフエ二ルメチル、
3 , 一ェチルォキシー 2—ビフェニルメチル 、 3 , 一ヒ ドロキシ一 2 —ビフエ二 ルメチル、 3—メチルォキシ一 2 —ビフエ二ルメチル、 6 —フエ二ルー 2—ナフ チルメチル、 1—ブロモ— 6一フェニルー 2 —ナフチルメチル、 1 , 6—ジフエ 二ルー 2—ナフチルメチル、 4一フエ二ルー 1一ナフチルメチル、 1 —フエニル
— 2 —ナフチルメチル、 1一フェニルフエ二ルメチル、 2 —フエニルフエニルメ チル、 2 , 6—ジフエニルフェ二ルメチル、 1 , 1 ージ ( 4—メチルォキシフエ ニル) フエニルメチル、 1 , 1一ジ ( 3 —フルォ口フエ二ル) フエニルメチル、
1 , 1 ージフエニル ( 3, 5 ージフルオロフェ二ル) メチル、 1 , 1—ジフエ二 ル ( 3 , 5—ジメチルフエ二ル) メチル、 1 , 1 —ジ ( 3—メチルフエニル) フ
ェニルメチル、 トシル、 1 , 1 ージフエニル ( 4—メチルォキシフエニル) メチ ル、 1 , 1 ージフエニル ( 4—メチルフエニル) メチル、 1, 1 , 1 — ト リ ( 4 —フルオロフェニル) メチル、 1, 1 ージフエニル ( 2 —メチルフエニル) メチ ル、 1 , 1 —ジフェニル ( 3 —メチルフェニル) メチル、 1 , 1 , 1 一 ト リ ( 4 一クロ口フエニル) メチル、 1 , 1—ジフエニル ( 3—イソプロピルフエニル) メチル、 1, 1 ージフエニル ( 2 —チェ二ル) メチル、 1 , 1 —ジブェニル ( 2 —フルオロフェニル) メチル、 1 , 1 ージフエニル ( 3 —スルオロフェニル) メ チル、 1, 1—ジフエ二ル ( 4—フルオロフェニル) メチル、 等が挙げられる。 本明細書中、 R 1における 「置換されていてもよいへテロアリール」 とは、 前 記 「II 1における 「置換されていてもよいァリール」 」 で示した置換基によって 置換されていてもよい前記 「ヘテロァリール」 を包含する。
本明細書中、 Y 2における 「置換されていてもよいへテロアリール」 とは、 ノヽ ロゲン (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素) 、 低級アルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 n—プロピル、 イソプロピル) 、 低級アルキルォキシ (例えば、 メチル ォキシ、 ェチルォキシ) 、 ト リハロアルキル (例えば、 ト リ フルォロメチル) 、 アルキルォキシカルボニル (例えば、 メチルォキシカルボニル) 、 ァシル (例え ば、 ァセチル) 、 ァミノ、 モノ も しくはジ置換アミノ (例えば、 ァシルァミノ、 メチルァミノ).等で 1 または 2個所以上置換されていてもよい前記 「ヘテロァリ —ル」 、 および一 C O R 5 (式中 R 5は前記と同意義) で置換されていてもよい前 記 「ヘテロァリール」 を包含する。 さらに、 ァリールと縮合した非芳香族炭化水 素環またはへテロァリ一ルと縮合した非芳香族炭化水素環と縮合していてもよい。 本明細書中、 R 2、 R 3、 R 4、 R G環、 J環、 および L環における 「置換 されていてもよいへテロアリール」 とは、 環上の炭素原子がハロゲン (例えば、 フ ヅ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素) 、 低級アルキル (例えば、 メチル、 ェチル) 、 低 級アルキルォキシ (例えば、 メチルォキシ、 ェチルォキシ) 、 アルキルォキシ力 ルポニル (例えばメチルォキシカルボニル) 等で置換されていてもよい前記 「へ
テロアリール」 を包含する。 ただし、 ヘテロ原子が窒素原子である場合は、 その 窒素原子が、 置換されていてもよい低級アルキルまたはァシル等で置換されてい てもよい。 本明細書中、 「置換されていてもよいァリ レン」 の'ァリ レンは前記 「ァリ レン」 と同義であり、 その置換基は前記 「R 2、 R 3、 R 4、 R 5、 G環、 : [環、 および L環における 「置換されていてもよいァリール」 」 で示した置換基と同様である。 例えば、 1 , 4—フエ二レン、 2 —ヒ ドロキシ一 1 , 4一フエ二レンが挙げられ る。 好ま しく は、 1 , 4—フエ二レンが挙げられる。
本明細書中、 「置換されていてもよいへテロァリ レン」 の置換基は、 前記 「R 2、 R 3、 R 4、 R 5、 G環、 J環、 および L環における 「置換されていても よい ァリール」 」 で示した置換基と同様である。 例えば、 2 , 5—チォフェンジィル、 2 , 5 —フランジィル、 2 , 5 —ピリジルジィルが挙げられる。 好ま しくは、 2 , 5—チォフェンジィルが挙げられる。
本明細書中、 「置換されていてもよいァリールカルボニル」 は、 前記 「置換さ れていてもよいァリール」 で置換されていてもよいカルボニルを意味する。
本明細書中、 「置換されていてもよい低級アルキル」、 「置換されていてもよいシ クロアルキル」、 「置換されていてもよい低級アルケニル」 、 「置換されていても よいシクロアルケ二ル」、 「置換されていてもよいへテロアリールアルキル」 、 お よび Y 2における 「置換されていてもよいァラルキル」 、 における置換基と して は、 低級アルキルォキシ、 低級アルキルォキシカルボニル、 カルボキシ、 モノア ルキル置換ァミノ、 ジアルキル置換アミノ等が挙げられる。
本明細書中、 「ァシル」 とは、 アルキル部分が前記 「低級アルキル」 であるァ ルキルカルボニルまたはァリール部分が前記 「ァリール」 であるァリールカルボ ニルを包含する。 さらに、 「ァリールカルボニル」 のァリール部分は、 低級アル キル、 ハロゲン等で置換されていてもよい。 例えば、 ァセチル、 プロピオニル、 ペンゾィル、 トルオイル等が挙げられる。
本明細書中、 「置換されていてもよいァミノ」 とは、 前記 「低級アルキル」 、 前記 「ァラルキル」 、 前記 「ァシル」 等で 1 または 2個所置換されていてもよい アミノを包含する。 例えば、 メチルァミノ、 ェチルァミノ、 n—プロピルアミノ、 ジメチルァミノ、 ジェチルァミノ、 ェチルメチルァミノ、 ベンジルァミノ、 ァセ チルァミノ、 ベンゾィルァミノ等が挙げられる。
本明細書中、 「ハロゲン」 とはフッ素、 塩素、 臭素、 またはヨウ素を意味する。 本明細書中、 「低級アルキルォキシ」 とは、 アルキル部分が前記 「低級アルキ ル」 である低級アルキルォキシを包含する。 例えば、 メチルォキシ、 ェチルォキ シ、 n—プロピルォキシ、 イソプロピルォキシ、 n —プチルォキシ、 イソブチル ォキシ、 s e c—プチルォキシ、 t 一ブチルォキシ等が挙げられる。 好ま しくは、 メチルォキシ、 ェチルォキシ、 n —プロピルォキシが挙げられる。
本明細書中、 「置換されていてもよい低級アルキルォキシ」 とは、 前記 「置換 されていてもよい低級アルキル」 における置換基を有していてもよい前記 「低級 アルキルォキシ j を意味する。 例えば、 —メチルォキシカルボニルメチルォキシ、 メチルォキシ力ルポニルェチルォキシ、 ェチルォキシカルボニルメチルォキシ、 ェチルォキシカルボニルェチルォキシ、 ジメチルアミノメチルォキシ、 ジメチル ァミノェチルォキシ等が挙ばられる。 発明を実施するための最良の形態
本発明の皮膚炎の治療または予防剤、 特に乾癬、 接触性皮膚炎を含むアレルギ 一性皮膚炎、 およびアトピー性皮膚炎の治療または予防剤は、 経口、 エアロゾル、 直腸、 経皮.、 皮下、 静脈内、 筋肉内、 鼻腔内を含む様々な経路によって投与でき る。 特に、 絰皮が好ましい。 本発明の製剤は、 治療有効量の化合物を製薬上許容 される担体または希釈剤とともに組み合わせる (例えば混合する) ことによって 製造される。 本発明の製剤は、 周知の、 容易に入手できる成分を用いて既知の方 法により製造される。
本発明の組成物を製造する際、 活性成分は担体と混合されるかまたは担体で希
釈されるか、 カプセル、 サッシエー、 紙、 あるいは他の容器の形態をしている担 体中に入れられる。 担体が希釈剤として働く時、 担体は媒体として働く固体、 半 固体、 または液体の材料であり、 それは錠剤、 丸剤、 粉末剤、 口中剤、 エリキシ ル剤、 懸濁剤、 ェマルジヨ ン剤、 溶液剤、 シロップ剤、 エリキシル剤、 エアロゾ ル剤 (液体媒質中の固体) 、 軟膏剤、 ゲル剤、 ク リーム剤、 ローショ ン剤、 パッ プ剤の型にすることができ、 例えば、 1 0 %までの活性化合物を含む。 本発明皮 膚炎の治療または予防作用を有する化合物、 特に乾癬、 接触性皮膚炎を含むァレ ルギ一性皮膚炎、 およびア トピー性皮膚炎の治療または予防作用を有する化合物 は、 投与に先立ち製剤化するのが好ましい。
当業者には公知の適当な担体はいずれもこの製剤のために使用できる。 このよ うな製剤では担体は、 固体、 液体、 または固体と液体の混合物である。 例えば、 静脈注射のために本発明化合物を 2 m g / m 1の濃度になるよう、 4 %デキス ト ロースダ 0 . 5 %クェン酸ナト リ ウム水溶液中に溶解する。 固形の製剤は粉末、 錠剤およびカプセルを包含する。 固形担体は、 香料、 滑沢剤、 溶解剤、 懸濁剤、 結合剤、 錠剤崩壊剤、 カプセル剤にする材料としても役立つ 1 またはそれ以上の 物質である。 経口投与のための錠剤は、 トウモロコシデンプン、 アルギン酸など の崩壊剤、 および/またはゼラチン、 アカシアなどの結合剤、 およびステアリ ン 酸マグネシウム、 ステアリ ン酸、.滑石などの滑沢剤とともに炭酸カルシウム、 炭 酸ナト リ ウム、. ラク トース、 リ ン酸カルシウムなどの適当な賦形剤を含む。 粉末剤では担体は細かく粉砕された活性成分と混合された、 細かく粉砕された 固体である.。 錠剤では活性成分は、 適当な比率で、 必要な結合性を持った担体と 混合されており、 所望の形と大きさに固められている。 粉末剤および錠剤は約 1 〜約 9 9重量%の本発明の新規化合物である活性成分を含んでいる。 適当な固形 担体は、 炭酸マグネシウム、 ステアリ ン酸マグネシウム、 滑石、 砂糖、 ラク トー ス、 ぺクチン、 デキス ト リ ン、 デンプン、 ゼラチン、 トラガカン トゴム、 メチル セルロース、 ナト リ ウムカルボキシメチルセルロース、 低融点ワックス、 ココア
バターである。
無菌液体製剤は懸濁剤、 ェマルジヨン剤、 シロップ剤、 およびエリ キシル剤を 含む。 活性成分は、 滅菌水、 滅菌有機溶媒、 または両者の混合物などの製薬上許 容し得る担体中に溶解または懸濁することができる。 活性成分はしばしば適切な 有機溶媒、 例えばプロピレングリコール水溶液中に溶解することができる。 水性 デンプン、 ナト リ ウムカルボキシメチルセルロース溶液、 または適切な油中に細 かく砕いた活性成分を散布することによってその他の組成物を製造するこ ともで きる o 軟膏剤は、 当業者には周知の軟膏基剤を加えても良い。 例えばワセ リ ン (例え ば白色ヮセリ ンゃ黄色ヮセ リ ンなど) 、 パラフィ ン (例えば流動パラフィ ンなど)、 プラスチベース、 ラノ リ ン、 動植物油、 天然ワックス、 ろう (例えばサラシミヅ ロウなど) などの油脂性基剤などを加えても良い。 また、 当業者には周知の界面 活性剤 (例えば、 ソルビタン脂肪酸エステル、 グリセリ ン脂肪酸エステル、 モノ ステアリ ン酸プロピレングリコールなど) を加えても良い。 溶媒 (例えば、 N— - メチル一 2 —ピリ ドン、 ベンジルアルコール、 炭酸プロピレン、 水など) を加え ることもできる。 さらに軟膏剤は、 上記した添加剤のみならず、 その他に薬剤学 的に許容される種々の添加剤を、本発明の目的を損なわない範囲で加えても良い。 例えば抗酸化剤 (例えば、 ァスコルビン酸、 クェン酸のようなカルボン酸類 ; ト コフヱロール、 ジブチルヒ ドロキシトルエンのようなフヱノール類を挙げること ができる) 、 保存剤 (例えば、 パラベン類など) 等を加えても差し支えない。 本 発明の軟膏剤を製造するには、 当業者に周知の方法で軟膏剤を調製すれば良い。 例えば溶融法で製造する場合、 油脂性基剤および界面活性剤を加温して融解し、 混和し、 半ば冷却した後、 基剤以外の医薬品を少量の溶媒または前記の溶解した 基剤溶液に溶かし、 残りの基剤を加えて全質均等になるまでかき混ぜて練り合わ せる 法で軟¾剤を調製すれば良い。
クリーム剤は、 例えば、 まず基剤を加熱攪拌下に製造し、 これに、 主薬又はこれ
を含有する溶液を、 加熱攪拌下に添加し、 生じた乳化液を室温に冷却して製造する。 ローショ ン剤は、 例えば、 油性基剤又は、 加温融解した油性基剤 水性基剤の混 合基剤に、 主薬又はこれを含有する溶液を加熱攪拌下に添加し、 次いで、 水性基剤 を添加して、 生じた液体を室温に冷却して製造する。
パップ剤に製剤化するには、 主薬の粉末と精油成分を混和し泥状に製すればよい。 上記と同様に各種外用剤を当業者周知の方法に従って製造することも'できる。
投与量は疾患の状態、 投与ルート、 患者の年齢、 または体重によっても異なり、 最終的には医師の判断に委ねられるが、 成人に経口で投与する場合、 通常 1〜 1 0 0 rag/ kg/日、 好ま しくは 1 0〜5 0 mgZkgノ日、 非経口で投与する場合、 通常 0 . 1〜; 1 O mg/ kg/日、 好ま しくは 1〜 5 mg/kg/日を投与する。 これ を 1 回あるいは数回に分割して投与すればよい。経皮で投与する場合、 0 . 0 1 % 乃至 1 5 %含有する軟膏を一日 1 回乃至数回適宜患部に塗布すればよい。 皮膚炎の治療または予防剤、 特に乾癬、 接触性皮膚炎を含むアレルギー性皮膚 炎、 およびア トピー性皮膚炎の治療または予防剤に有効であるかかどうかの確認 方法としては、 次に示す a ) 〜c ) の 3つの方法が挙げられる。 TPA誘発皮膚炎 モデルは皮膚炎一般のモデル、 特に乾癬などの増殖性皮膚炎モデルまたはア トピ 一性皮膚炎のモデルとして、 TNGB 誘発皮膚炎モデルはアレルギー性皮膚炎また はァ トピ一性皮膚炎のモデルとして、 DS-Nhマウス自然発症皮膚炎モデルはァ ト ピ一性皮膚炎のモデルと して、 c P L A 2阻害剤がそれぞれの疾患の治療または 予防剤として有用であることが確認できる。
a ) TPA誘.発皮膚炎モデル
実 験 に は 7 週 齢 の 雌 性 CD-I マ ウ ス を 用 い る 。 0.01% の 12-0- tetradecanoylphorbol-13-acetate (TPA) ァセ トン溶液を 10 Z Lずつ両耳の表裏 に 0, 2, 4, 7および 9 日目に塗布する。 c P L A 2阻害薬はァセ トン溶液と して 10 ZZ L :つを両耳の表裏に 7〜9 日目は 1 日 2回、 10 日目は 1回塗布する。 薬物最 終塗布の 6時間後に耳打抜き生検を採取し、その重量を測定して浮腫の指標と し、
直後に瞬間冷凍させて好中球浸潤の指標となる ミエロパーォキシダーゼ (MPO ) 活性およびエイコサノィ ドレベルの測定に用いる。
b ) TNCB誘発皮膚炎モデル
実験には 7週齢の雌性 BALB/cマウスを用いる。0.5%の Trinitrochlorobenzene (TNCB) ァセ トン溶液 10 Lずつを両耳の表裏に 0; 7, 9, 11, 14, 16, 18および 21 日目に塗布した。 c P L A 2阻害薬はァセト ン溶液として 10 ずつを両耳 の表裏に 9〜 18 日目は 1 日 2回 (土、 日を除く)、 21 日目は 1回塗布する。 TNCB 最終塗布の 6時間後に耳介の厚みを測定した後、 耳打抜き生検を採取し、 その重 量を測定して浮腫の指標と し、 直後に瞬間冷凍させて ミエロパ一ォキシダーゼ ( MPO) 活性およびエイコサノイ ドレベルの測定に用いる。
c ) λ9-Λ¾マウス自然発症皮膚炎モデル
重度の皮膚炎を自然発症状させた DS-N 雌マウス、 6-10 力月齢を使用する。 c P L A 2阻害薬は 0.5%の polyethyleneglycol(PEG)をベースに軟膏剤として調 製する。 0.1%プロ ト ピック軟膏 (登録商標 : 藤沢薬品工業株式会社) は対照薬物 として使用する。 実験 1 と 2の薬効評価試験期間中、 マウスは conventional環境 下で Otsuka MV injection (大塚製薬株式会社) と AMINOTRIPA 2 (登録商標 : 大塚製薬株式会社) を混和した液体飼料で飼育する。 また、 炎症部位における黄 色ブ ド ウ球菌除去のため Ftdmariii (登録商標 : 塩野義製薬株式会社) 200 mg/kg/dayを 5 日間腹腔内へ投与したのち、 試験物質の塗布を開始する。 各軟膏 剤は約 50 mgを顔面 (必要に応じて首または肩口) の炎症部位に平日 1 日 2回、 休日 1 日 1回の頻度で 22 日または 29 日間塗布する。 炎症の強さは次の基準 (炎 症度 0:変化なし、 1:やや赤みを帯び乾いた感じ、 2:赤く湿り気味、 3:赤く爛れて いる) によって判定する。 同時に、 各炎症部位はポラロイ ドカメラで撮影を行い、 コンピュータソフ トの WinROOF (登録商標 : 三谷商事) を用いて面積を測定す る。 さらに、 炎症の強さを最終判定したのちまたは翌日、 軟 剤の追加塗布約 4 時間锋に炎症組織が採取される。 組織はエイコサノィ ド (PGD2, PGE2, LTB4) の 分析のために素早く凍結する。
本発明である皮膚炎の治療または予防剤の有効成分であるピ π リ ジン誘導体は、 医薬品として利用する上で非常に優れた性質を有している (例えば、 染色体異常、 肝毒性などの毒性面、 吸収、 排出、 薬物動態、 代謝安定性など) また、 これらの ピロ リ ジン誘導体は大量合成が可能である。 また、 二部のピロ リジン誘導体はそ れ自体、 またはその製薬上許容される塩が結晶となり精製可能であり、 工業的に も合成可能である。 従って、 本発明である皮膚炎の治療または予防剤は医薬品と してふさわしい。 本発明である皮膚炎の治療または予防剤、 特に乾癬、 接触性皮膚炎を含むァレ ルギー性皮膚炎、 およびア トピ一性皮膚炎の治療または予防剤として用いられる ピロ リジン誘導体は特許文献 1、 2、 および 3 に記載の方法と同様に合成するこ とができる。 たとえば、 次に示す表 1〜表 4 3の化合物を合成するこ とができ、 また、 これらの化合物は、 乾癬、 接触性皮膚炎を含むアレルギー性皮膚炎、 およ びアトピー性皮膚炎の治療または予防剤として有用である。'
表中、 以下の略号を使用する。
M e : メチル
E t : ェチル .
i B u : イソブチル
QZ
lZOSOO/ OOZdf/X3d 89C680請 OAV
08
ζ拏
89C680請∑: OAV
18
ε lZ0S00/tO0Zdf/X3d 89C680/ 00Z OAV
Z2
t拏
UOSOO請 Zdf/ェ:) d 89C680請 OAV
88
TZ0S00/l700Zdf/X3d 89C680請 Z OAV
UOSOO請 Zdf/ェ:) d 89C680請 OAV
表 9
o T
89C680請 OAV
Z T拏 uosoo請 Zdf/ェ:) d 89C680請 OAV
表 1 3
TZ0S00/1O0Zdf/X3d 89£680/t00Z OAV
0S00/^00∑df/X3d 89C680/1700Z: OAV
9
A T拏
TZ0S00/l700Zdf/X3d 89C680/1O0Z OAV
9f
lZ0S00/^00idf/X3<I 89£680請 OAV
IZOSOO/^OOZdf/XDd 89£680請 Z OAV
8f
IC0C00/J-003df/X3d 89£680/^002 OAV
6f
TZ0S00/l700Zdf/X3d 89C680/1-00Z OAV
OS
TZ0S00/l700Zdf/X3d 89£680請 OAV
51
Z9
UOSOO請 Zdf/IDd 89C680/1-00Z O
83
TZ0S00/l700Zdf/X3d 89C680/1O0Z ΟΛ\
s 9 - a
0 9 - a s 10 ー 3
0 ε - e s s - a
0 T - a
9 S挲
TZ0S00/tO0Zdf/X3d 89£680/W0Z OAV
99
IZOSOO/^OOZdf/XDd 89£680請 Z OAV
99
8 S拏
T30S00/1-00Zdf/13d 89f 680/f"00Z OAV
化合物
— X 1— X 2— B
N o .
E— 9 0
E - 1 0 S
E - 1 1 S
E - 1 2 0
E - 1 3 S
E - 1 4 0
6S
請 Zdf/ェ:) d 89C680請 OAV
表 3 2
T9
liOSOO/tOOZdf/X3d 89£680/^00Ζ OAV
Z9
請 Zdf/ェ:) d 89C680請 OAV
89
lJ0S00/tO0rdf/X3d 89C680請 OAV
表 3 6
39
請 Zdf/IDd 89f 680/f 00Z OJW
99
8 ε挲
TZ0S00/ 00Zdf/X3d 89£680/^00Z OAV
ん 9
lZ0≤00/l700Zdf/X3d 89C680請 Ζ OW
89
0 拏
TZ0S00/l700Zdf/X3d 89C680請 OAV
s 9 - N
0 ΐ a ー W
s θ M ε - N
0 Θ M 2 - N s s M T - M
• o
a 9 ΐ H
呦^ W
TZ0S00/l700Zdf/X3d 89C680請 OAV
OL
89€68 /»Ό ε OAV
ΐ 3
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、 本発明はこれらによ り限定されるものではない。
実施例 1 ΊΤΑ誘発皮膚炎モデル
実 験 に は 7 週 齢 の 雌 性 CD-I マ ウ ス を 用 い た 。 0.01%の 12-0- tetradecanoylpliorbol-13-acetate (TPA) ァ ¾ トン溶液を 10 Lずつ両耳の表 裏に 0, 2, 4, 7および 9 日目に塗布した。 c P L A2阻害薬 AA-14 HC1 saltおよ び BB-1はァセ トン溶液として 10 Lずつを両耳の表裏に 7~9日目は 1日 2回、 10日目は 1回塗布した。 薬物最終塗布の 6時間後に耳打抜き生検を採取し、 その 重量を測定して浮腫の指標とし、 直後に瞬間冷凍させてミエ口パーォキシダーゼ (MPO) 活性およびエイコサノィ ドレベルの測定に用いた。 各データは平均土標 準誤差で示す。 統計的検討は Welchの t検定法によ り行い、 P< 0.05のとき有意 差あり と判定した。
表 44
耳浮腫 MPO活性 LTB4 PGE2
(mg) (U/組織) (ng/組織) (ng/組織) N 無処置 28.5±0.8 0.005±0.002 0.19±0.03 1.82±0.21 7 媒体 60.3±0.3 0.594±0.113 0.51±0·09 3.77±0.27 7
AA-14 0.1 57.1±2.4 0.530±0.110 0.18±0.03 * 2.12±0.50 7
HC1 salt 0.3 , 50.3 + 1.6 ** 0.410±0.090 0.25±0.06 * 1.53 ±0.19 ** 7
1.0 49.8±1.6 ** 0.190±0.043 * 0.27±0.03 * 1.46±0.12 ** 6
BB-1 0.1 57.7±2.6 0.496±0.047 0.52±0.10 2.58±0.46 7
0.3 48.3±1.8 ** 0.191±0.031 * * 0.13±0.01 ** 1.68±0.28 ** 7
1.0 43.6±1.6 ** 0.112±0.016 * * 0.20±0.03 * 1.62±0.62 * 7
BMS- 0.3 57.8±2.9 0.832±0.137 0.21±0.02 * 2.02±0.30 ** 7
229724 1.0 59.1±3.5 0.391±0.044 0.22±0.03 ** 1.27±0.26 ** 7
*; Pく 0.05, **; P < 0.01 対媒体
表 44に示すとおり、 AA-14HC1 saltおよび BB-1はともに TPA誘発皮膚炎症 を有意に抑制する。 また、 BMS-229724 の抑制効果と上記 2化合物の抑制効果を 比較すると、 その効果は顕著である。 さらに、 エイコサノィ ドレベルも有意に抑
制した。 実施例 2 TNCB誘発皮膚炎モデル
実験には 7週齢の雌性 BALB/cマウスを用いた。 0.5%の Trinitrochlorobenzene (TNCB) ァセ トン溶液 10 β Lずつを両耳の表裏に 0, 7, 9, 11, 14, 16, 18および 21 日目に塗布した。 c P L A 2阻害薬はァセ ト ン溶液と して 10 〃 Lずつを両耳 の表裏に 9~18 日目は 1 日 2回 (土日を除く ) 、 21 日目は 1 回塗布した。 TNCB 最終塗布の 6時間後に耳介の厚みを測定した後、 耳打抜き生検を採取し、 その重 量を測定して浮腫の指標と し、 直後に瞬間冷凍させて ミエ口パーォキシダーゼ ( MPO) 活性のおよびエイコサノィ ドレベルの測定に用いた。 各データは平均土 標準誤差で示す。 統計的検討は、 表 4 5 、 4 6においては Welchの t検定法によ り行い、 Pく 0.05のとき有意差あり と判定し、 表 4 7 においては Dunnett's testよ り行い、 P < 0.05のとき有意差あり と判定した。 表 4 5
*; P < 0.05, **; P < 0.01 対媒体
表 4 6
*; P < 0.05, * *; P < 0.01 対媒体 表 4 7
表 4 5に示すとおり、 M-17および AA- 14は TNCB誘発皮膚炎症を有意に抑制 した。 また、 PGE
2レベルに対して抑制傾向を示した。
表 4 6に示すとおり、 AA-14および BB-1は TNCB誘発皮膚炎症を用量依存的 に、 しかも^意に抑制した。 また、 LTB4レベルも用量依存的に、 しかも有意に抑 制した。
表 4 7に示すとおり、 AA-14は TNCB誘発皮膚炎症を用量依存的に、 しかも有 意に抑制した。 また、 同用量の BMS-229724と比較すると、 その抑制効果は顕著 である。
実施例 3 ^-N¾マウス自然発症皮膚炎モデル
重度の皮膚炎を自然発症状させた DS-Nh雌マウス、 6- 10 力月齢を使用した。 c P L A 2阻害薬の M- 17 と AA-14は 0.5%の polyethyleneglycol PEG)をベース に軟膏剤として.調製した。 0. 1%プロ トピック軟膏 (登録商標 : 藤沢薬品工業株式 会社) は対照薬物として使用した。 実験 1 と 2の薬効評価試験期間中、 マウスは conventional 環境下で、 Otsuka MV injection (大塚製薬株式会社) と AMINOTRIPA 2 (登録商標 : いずれも大塚製薬株式会社) を混和した液体飼料で 飼育した。 また、 炎症部位における黄色ブドウ球菌除去のため; Fu narm (登録商 標 : 塩野義製薬株式会社) 200 mg/kg/dayを 5 日間腹腔内へ投与したのち、 試験 物質の塗布を開始した。各軟膏剤は約 50 mgを顏面(必要に応じて首または肩口) の炎症部位に平日 1 日 2回、 休日 1 日 1回の頻度で 22 日または 29 日間塗布した。 炎症の強さは次の基準 (炎症度 0:変化なし、 1 :やや赤みを帯び乾いた感じ、 2:赤 く湿り気味、 3 :赤く爛れている) によって判定した。 同時に、 各炎症部位はポラ ロイ ドカメラで撮影を行い、 コンピュータソフ トの WinROOF (登録商標 : 三谷 商事) を用いて面積を測定した。 さらに、 炎症の強さを最終判定したのちまたは 翌日、 軟膏剤の追加塗布約 4時間後 炎症組織が採取された。 組織はエイコサノ ィ ド (PGD2, PGE2, LTB4) の分析のため素早く凍結された。データは平均値土 S .E で表記した。 統計学的解析は WUcoxon's signed rank test または Paired t -te st または Welch' ί-testで実施した。 P < 0.05のとき有意差あり と判定した。
表 4 8
処置 処置量およ 炎症の 炎症面積 例 び日数 強さ (cm2) 数
(Grade)
実験 1 ·
媒体 50 mg X 25 処 置 4.6±0.5 0·83±0.10 8 回 ノ 22 刖
曰 処 置 4.9±0.4 0.75±0.01 後
0.5% 50 mg 25 処 置 4.4±0.3 0.87±0.11 8 AA-14 回 /22 日
処 置 3.9±0.2 0.58+0.06
*
2
媒体 50 mg 3o 処 置 4.8±0.4 0,68±0.09 8 回 /22 曰 刖
処 置 4.8±0.3 0.64+0.08
0.5% 50 mg 3o 処 置 4.8±0.4 0.62±0.09 8 M-17 回 /22 日 I'J
処 置 4.2±0.3 0.37±0.05
*
0.2% 50 mg X 3D 処 置 4.7±0.5 0.69±0.08 8 AA-14 回 /22 日 刖
処 置 3.9±0.5 0.45±0.07 後 *
0.5% 50 mg 3D 処 置 4.9±0.4 0·62±0.07 8 AA-14 回 /22 日 刖
処 置 4.4±0.3 0.50±0.04 後
3
媒体 50 mg X 48 処 置 4.8±0.2 0.82±0.06 8 回ノ 29 日
処 置 5.1±0.2 0.95±0.07 後
0.5% 50 mg X 48 処 置 5.0±0.3 0.62±0.03 8 M-17 回 29 日 、
処 置 3.6+0.4 0.54±0.07
*
後
0.5% 50 mg 48 処 置 4.9±0.3 0.63+0.06 8 AA-14 回 Z29 日 刖
処 置 3.8+0.3 0.61±0.07
*
後
*; Pく 0.05, * * ; Pく 0.01 対 処置前 (Wilcoxon's signed rank test or Paired t -te st) #; Pく 0.05 対 媒体 (Welch' ί-te st) ,
実験 1では軟膏薬剤は 15 日目まで 1 日 1回塗布、 以降 22 日目まで 1 日 2回 (休 曰は 1 回) 塗布した。
実験 3 は Fulmariii (登録商標 : 塩野義製薬株式会社) 処置を行わず、 動物は固 形飼料で飼育した。
表 4 8に示したごと く、 0.5% M- 17および 0.5% AA- 14の各軟膏剤は炎症面積 と同じように炎症の強さを有意に減少させた。 また、 これらの化合物は炎症組織 におけるエイコサノィ ド量も有意に減少させた。 0.5% M- 17 軟膏剤および 0.5% AA- 1 軟膏剤の抑制効果は 0.1%プロ トピック軟膏 (登録商標 : 藤沢薬品工業株 式会社) と同じ程度であった。 製剤例
以下に示す製剤例 1〜 1 3は例示にすぎないものであり、 発明の範囲を何ら限 定することを意図するものではない。 「活性成分」 なる用語は、 式 ( I ) 'の化合 物、 そのプロ ドラッグ、 も しくはそれらの製薬上許容される塩、 またはそれらの 溶 和物を意味する。
製剤例 1 ·
硬質ゼラチンカプセルは次の成分を用いて製造する :
用量
( m カプセル)
活性成分 2 5 0
デンプン (乾燥) 2 0 0
ステアリ ン酸マグネシウム 1 0
合計 4 6 0 m g
製剤例 2
錠剤は下記の成分を用いて製造する :
用量
(m gノ錠剤)
活性成分 2 5 0
セルロース (微結晶) 4 0 0
二酸化ケイ素 (ヒユー 1 0 '
ステアリ ン酸 5
合計 6 6 5 m g
成分を混合し、 圧縮して各重量 6 6 5 mgの錠剤にする
製剤例 3
以下の成分を含有するエアロゾル溶液を製造する : 活性成分 0. 2 5
エタノール 2 5. 7 5
プロペラン ト 2 2 (クロロジフルォロメタン) 7 4. 0 0
合計 1 0 0. 0 0
活性成分とェ夕ノ一ルを混合し、この混合物をプロペラン ト 2 2の一部に加え、 一 3 0 °Cに冷却し、 充填装置に移す。 ついで必要量をステンレススチール容器へ 供給し、 残りのプロペラン トで希釈する。 バブルュニッ トを容器に取り付ける。 製剤例 4 ■
活性成分 6 0 m gを含む錠剤は次のように製造する :
活性成分 6 0 m g
4 5 m g
微結晶性セルロース 3 5 m g
ポリ ビニルピロ リ ドン (水中 1 0 %溶液) 4 m g
ナト リ ウムカルボキシメチルデンプン 4. 5 m g
ステアリ ン酸マグネシウム 0. 5 m g
滑石
合計 1 5 0 m g 活性成分、 デンプン、 およびセルロースは N o . 4 5メ ッシュ lj. S . のふる いにかけて、 十分に混合する。 ポリ ビニルピロ リ ドンを含む水溶液を得られた粉 末と混合し、 ついで混合物を N o . 1 4メッシュ U. S . ふるいに通す。 このよ うにして得た顆粒を 5 0 °Cで乾燥して N o . 1 8メ ッシュ U. S . ふるいに通す。 あらかじめ N o . 6 0メ ッシュ U. S . ふる-いに通したナト リ ウム:¾ルボキシメ チルデンプン、 ステアリ ン酸マグネシウム、 および滑石をこの顆粒に加え、 混合 した後、 打錠機で圧縮して各重量 1 5 0 m gの錠剤を得る。
製剤例 5
活性成分 8 O m gを含むカプセル剤は次のように製造する :
活性成分 8 0 m g
デンプン 5 9 mg
微結晶性セルロース 5 9 m g
ステアリ ン酸マグネシウム 2 m g
合計 2 0 0 m g
活性成分、 デンプン、 セルロース、 およびステアリ ン酸マグネシウムを混合し、 N o . 4 5メ ッシュ U. S . のふるいに通して硬質ゼラチンカプセルに 2 0 0 m gずつ充填する。 ·
製剤例 6 ·
活性成分 2 2 5 m gを含む坐剤は次のように製造する :
活性成分 2 2 5 m g
飽和脂肪酸グリセ リ ド 2 0 0 0 m g
合計 2 2 2 5 m g
活性成分を N o . 6 0メヅシュ ϋ. S . のふるいに通し、 あらかじめ必要最小 限に加熱して融解させた飽和脂肪酸グリセリ ドに懸濁する。ついでこの混合物を、 みかは 2 gの型に入れて冷却する。
製剤例 7
活性成分 5 0 m gを含む懸濁剤は次のように製造する :
活性成分 5 0 m g
ナト リ ウムカルボキシメチルセルロース 5 0 m g
シロップ 1 2 5 m l
安息香酸溶液 · 0 1 0 m i
香料 q . v .
色素 q . v .
精製水を加え合計 5 m l
活性成分を N o . 45メ ッシュ ϋ. S . のふるいにかけ ナ ト リ ウムカルボキ シメチルセルロースおよびシロップと混合して滑らかなぺ ス トにする。 安息香 酸溶液、 香料および色素を水の一部で希釈して加え、 攪拌する。 ついで水を十分 量加えて必要な体積にする。
製剤例 8
静脈用製剤は次のように製造する :
活性成分 1 0 0 m g
注射水 1 0 0 0 m l
上記成分の溶液は通常、 1分間に 1 m 1の速度で患者に静脈内投与される。 製剤例 9 '
凍結乾燥製剤 ( 1バイアル) は次のように製造する :
活性成分 1 2 7 m g
クェン酸ナ ト リ ウム 2水和物 ' 3 6 mg
マンニ トール 1 8 0 m g
上記成分を活性成分の濃度が 1 0 m g/gである注射液となるように水に溶 解する。 最初の凍結ステップを一 40 °Cで 3時間、 熱処理ステップを— 1 0 °Cで 1 0 Bf間、 再凍結ステヅプを一 4 0 °Cで 3時間行う。 その後、 初回の乾燥ステヅ プを 0 °C、 1 0 P aで 6 0時間、 2回目の乾燥ステップを 6 0 °C、 4 P aで 5時
間行う。 このようにして凍結乾燥製剤を得ることができる。
実施例 1 0
以下の成分を含有する経鼻剤を製造する。
活性成分 2mg
カルポキシビニールポリマ一 5mg
L-アルギニン . 10mg '
塩化ナ ト リ ウム 0.6mg
精製水 84.2mg
lOOmg
活性成分をカルボキシビニールポリマーに溶融後、 L-アルギニン、 塩化ナ ト リ ゥムを添加した。 p H調製を行い、 さらに精製水を添加することによ り粘度調整 して、 薬液を得た。
製剤例 1 1
以下の成分を含有する絰皮製剤を製造する。
活性成分 10mg ミ リスチン酸イ ソプロピル 990mg
lOOOmg
活性成分をミ リスチン酸イソプ Dピルに分散後、 アク リル系粘着剤 (例えば二 カゾール) に混合し、'貼付用支持体に添付することにより、 絰皮製剤を得た。 製剤例 1 2
以下の成分を含有する軟膏剤を製造する。
活性成分 10mg 流動パラフィ ン 75mg 白色ワセリ ン 915mg
lOOOmg
活性成分と流動パラフィ ンを分散させ、 白色ヮセリ ンと練合し軟膏剤を得た。
製剤例 1 3
以下の成分を含有する外用ク リーム剤を製造する。
活性成分 0.05 g
モノステアリ ン酸グリセリ ン 7.2
モノステアリ ン酸ソルビ夕ン 3.2 g
セ夕ノール - 7.3 S
白色ヮセリ ン 3.5 s
流動パラフィ ン 9.0 g
プロピルパラベン 0.05 g
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 60 4.0 g
プロピレングリコール 6.5 g
メチルノ"?ラベン 0.05 g
フ 適量
100 g
モノステアリ ン酸グリセリ ン、 モノステアリ ン酸ソルビタン、 セタノール、 白 色ワセリ ン、 流動パラフィ ン、 プロピルパラベン、 及び、 ポリオキシエチレン硬 化ヒマシ油 60の混合物を約 7CTCで加温溶解し、 これに活性成分を加え、 撹拌分 散した。 この混合液に、 プロピレングリコール、 及び、 メチルパラベンを精製水 (約 59.15g) に約 70°Cで溶解した水相成分を加え、 更に精製水を加えて全量を lOOg とした。 その後充分に撹拌して得られた乳液を、 室温まで撹拌しながら冷却 してク リーム製剤とする。
産業上の利用可能性
c P L A 2阻害剤を、 皮膚炎の治療または予防剤、 特に乾癬、 接触性皮膚炎を 含むアレルギー性皮膚炎、 およびア トピー性皮膚炎の治療または予防剤として利 用する,ことができることを見出した。