WO2004084056A1

WO2004084056A1 - ブラウザプログラム及びコンテンツ表示装置

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Publication number: WO2004084056A1
Application number: PCT/JP2004/003528
Authority: WO
Inventors: Masaru Okada; Kazuo Todashiro; Kaoru Komatsuda; Yukio Hasegawa; Shunji Ito; Ohki Chiba; Takeshi Sasaki; Yohei Inoguchi
Original assignee: Access Co., Ltd.
Priority date: 2003-03-18
Filing date: 2004-03-17
Publication date: 2004-09-30
Also published as: JP3789466B2; JPWO2004084056A1; EP1605336A1; EP1605336A4; US20060184875A1

Abstract

本発明は、ＴＶ装置やＤＶＤプレーヤなどのコンテンツ表示装置のためのブラウザプログラムである。このブラウザプログラムは、コンテンツ表示装置のコントローラに設けられた複数のボタンの少なくとも一部に対応して設けられた同数のウインドウを表示領域上に重ね合わせて表示し、各ウインドウにマークアップランゲージ文書を解釈した結果物の少なくとも一部を表示可能であり、且つ現在最上位層に表示されたウインドウに対応するボタン以外のボタンの一つが活性化されると、このボタンに対応するウインドウを最上位層で表示する。

Description

ブラゥザプログラム及びコンテンッ表示装置技術分野本発明は、ブラウザプログラムおよびコンテンツ表示装置に関し、より詳しくは、たとえばリモートコントローラのような明、ハードウェアボタン 'キーやこれらと同等の機能を有するソフトウェアポタン ·キーなどに田よる操 ί乍手段であって、設けられたボタン書

•キーが比較的少ない操作手段によって、インターネット ·サイトなどのマークアップランゲージ文書を閲覧することに適したブラゥザプロダラムおよびコンテンッ表示装置に関する。

背景技術ィンターネット技術の普及■発展により、多くのユーザが HTML文書などのマークァップランゲージ文書により作成された情報の樹共を受けることができるようになり、ユーザはマークアップランゲージ文書をパーソナノレコンピュータなどのクライアント上で動作するブラゥザで角釈し、クライアントの液晶ディスプレイなどのコンテンツ表示装置に表示する。このようなブラゥザによって複数の異なるマークアップランゲージ文書を同一のコンテンッ表示装置に表示する方式としては、従来の選択によるウィンドウ切替方式におけるウィンドウの最上位化という方式があった。これはユーザが閲覧したいウィンドウを選択する操作を行うと、ブラウザが選択したウィンドウを最上ィとして表示するものである。このため、関連のあるウィンドウを何回かの操作で選択しながらウィンドウを最上位化するという処理を行う。このような多重ウインドゥ切替方式によるマークアツブランゲージ文書の閲覧技術として、たとえば特開平 2 0 0 2— 2 3 9 1 2号公報（段落 [ 0 0 3 7：]〜 [ 0 0 4 0 ]、図 6 ) がある。発明の開示

上記のようなウィンドウ切り替え方式では、ウィンドウに対応する切り替え番号をュ一ザが画面から読み取り入力する必要があるため、従来のマウスによるタリックのようにユーザが直感的に操作できるものに比べて、切り替えのためのユーザ操作が煩雑となるという課題があった。

また、各ウィンドウ内に表示されるマークアップランゲージ文書の特長の 1つに、ァンカーによる別のページへのリンク機能がある。この機能によりブラウザでは、マウスによるクリックという簡単な操作で関係のあるページに次々とジャンプができるものである力マウスのようなボインティングデバイスを有さなレ、操作手段、たとえば Τ V装置のリモートコントローラのような操作手段を用いる;^は、リンクの選択が困難となるという問題もあった。本発明は、ユーザが直感的に操作可能なウィンドウ切り替え方式を実現でき、カゝっボインティングデバイスを有さない操作手段を用いる: ¾^であっても、マークァップランゲージ文書内のリンクを容易に選択可能なブラゥザを^することにある。上記課題を解決する手段として、本発明は以下のような特 ί敫を有する。

本発明の第 1の態様は、マーク了ップランゲージ文書を閲覧するためのブラゥザプログラムとして提案さ Lる。マークアップランゲージ文書は、 HTML (Hyper Text Markup Language) 文書、 XML (extensible markup language; 文書などのインター不ットに適したものであっても良いし、 BML (Broadcast markup language)文書、 B— XML文書のようなデータ放送のコンテンツを記述した文書であつても良い。

このブラウザプログラムは、複数のウィンドウをディスプレイ装置によって^される表示領域上に重ね合わせて表示する。ブラゥザプログラムは、各ウィンドウにマークアップランゲージ文書を解釈した結果物の少なくとも一部を表示可能であって、たとえばいわゆるタブブラウザのように複数のタブ力 S設けられており、タブを操作することによつて各タブに対応するコンテンッを表示するように動作するものである。本発明の態様は、操作手段に設けた複数のポタンの少なくとも一部に対応して設けられた同数のゥインドウを扱うことが可能となっており、各ウィンドウを扱う手段として、操作手段に設けられたボタンが使用される。

最上位層に表示されたウインドウに対応するボタン以外のボタンの一つが活性化されると、このボタンに対応するウインドウを最上位層で表示する。

なお、「操作手段に設けた複数のポタン」は、必ずしも操ィ恃段が有するポタンの全部である必要はなく、操作手段が有するハードウェアポタンの少なくとも一部（例えば、操作手段であるコントローラに設けられたハードウエアボタンの内、カラーボタンの全部又は一部）であってもよい。本発明の態様では、最上位層に表示されたウィンドウに ¾"応するボタンが活†生ィ匕されると、あらかじめ定められたウィンドウを最上位層で表示する以外の動作を行うように構成しても良い。ウィンドウを最上位層で表示する以外の動作は、ブラウザに関するものであればどのような動作であっても良い。たとえば、最上に表示されるウィンドウに表示されるマークアップランゲージ文書がフレーム構造を有する ¾\ フレーム間の切り替えを行うようにしても良い。

また、本発明の態様に係るブラウザプログラムは、現在最上に表示されたウィンドウ内に解釈の結果物として表示される ΙίίΙΒマークアップランゲージ文書の少なくとも一部が、一又は複数のフォーカス要素を含んでいる、このフォーカス要素のレ、ずれカゝが選択されると選択されたフォーカス要素であることを示す情報であるフォーカス表示情報を tin己最上位層に表示されたウインドウに対応付けられた色であるウインドゥ対応色により表示し、 tinsウインドウ対応色は各ウインドウ毎に異なるように定められているようにしてもよい。

「フォーカス要素」とは、マークアップランゲージ文書内に記述可能な要素であって、操作手段の操作により選択可能な要素を!/ヽ、、たとえば、アンカー、テキストボックス、チェックボックス、セレクトコンポーネント、 Iフレームなどである。

「フォーカス表示情報」は、アンカーが選択されていることをユーザに表示可能な情報であって、たとえばフォーカス要素であるアンカーに付されるアンダーライン、ハイライト（反 β示)、枠である。「フォーカス表示情報」は、フォーカス要素がどのような情報であるかに従って形態を変えて表示されてもよく、たとえばフォーカス要素が文字情報である： ^はフォーカス表示情報をその文字情報に付されたアンダーラインとして表示し、フォーカス要素が画像情報である齡は、フォーカス表示情報をその画像情報を囲む枠としてもよい。

「ウィンドウ対応色」は、各ウィンドウ毎に定められた一の色であり、一のウィンドゥのウィンドゥ対応色は他のウィンドウのウィンドウ対応色と異なるように定められている。例えば、ブラウザプログラムが第 1力ら第 4までの 4つのウィンドウを表示する m^, 第 1のウィンドウから第 4のウィンドウのウィンドウ対応色が「赤」、「青」、「緑 J、「黄」として定められるようになる。従って、最上位層に表示されたウィンドウが第 1のウィンドウ力ら第 2のウィンドウに切り替わると、フォーカス表示情報の色も「赤 J から「青」に切り替わることとなる。ウィンドウ対応色は各ウィンドウに付与されたタブの表示色と一 ¾ るかあるいは同系色となるように定められてもよいし、あるいは各ウィンドウに対応するボタンに付された色と一るかあるいは同系色となるように定められていてもよい。

このブラゥザが搭載される装置であるコンテンッ表示装置は、ブラゥザのプログラムを実行可能なハードウエア環境を有する装置であればどのような装置でも良く、たとえばデータ放送対応 TV装置、 TV装置のためのセットトップボックス、携帯電話機、 P DA (Personal Data Assistant)、パーソナルコンピュータ、ネットワーク対応家庭用ゲーム機、 HDDレコーダ、 DVDレコーダ/プレイヤ、 VT Rプレイヤなどである。なお、操作手段は、上記ブラウザが搭載される装置であるコンテンツ表示装置を操作可能なものであって、ボタンを有するものであればどのような操作手段であってもかまわない。たとえば、コンテンツ表示装置に無 ¾Xは有線にて接続可能なキーポート、携帯のダイャルポタン、 T V装置のリモートコントローラ（有線/無線を問わなヽ）などである。

本発明によれば、ユーザが直感的に操作可能なウインドウ切り替え方式を実現でき、力っポインティングデバイスを有さない操作手段を用いる；^であっても、マークアツブランゲージ文書内のリンクを容易に選択可能なブラゥザをできる。図面の簡単な説明

図 1は、本発明の実施の形態にかかるブラゥザを用いた閲覧システムの構成例を示す図である。

図 2は、本発明の実施の形態に力かる閲覧システムをユーザ力 S使用している様子を示す図である。

図 3は、本発明の実施の形態に力かるブラゥザを用いた閲覧システムの別の構成例を示す図である。

図 4 (A) は、 BML対応のリモートコントローラの例を示す斜視図であり、図 4 ( B) は、 BML対応ではないリモートコントローラの例を示す斜視図である。

図 5は、ソフトウエアボタンを供えたリモートコントローラの例を示す図である。図 6は、本発明の実施の形態にカゝかるブラゥザプログラムの表示画面例を示す図である。

図 7は、本発明の実施の形態にかかるブラゥザプログラムの表示画面例を示す図である。

図 8は、本発明の実施の形態にカゝかるブラゥザプロダラムを搭載したブラゥザ装置の構成例を示すプロック図である。

図 9は、本発明の実施の形態にカゝかるブラゥザ装置の機能プロック図である。図 1 0は、 HTMLブラウザ実行プロセスの動作例を示すフロー図である。

図 1 1は、ブラウザプログラムのより詳細な構成例について説明するための、機能プロック図である。

図 1 2は、ハードウエアボタンが押下された場合のブラゥザプログラムの動作例を示すフロー図である。

図 1 3は、新たなマークアップランゲージをオープンするスクリブトが記述されている場合の、ブラウザプログラムの動作例を示すフロー図である。

図 1 4は、ユーザが ff規マーク了ップランゲージ文書のオープンを要求する場合のプラウザプログラムの動作例を示すフ口図である。

図 1 5は、空タブがなレ、^^の動作にっレ、てユーザが予め設定するためのダイァ口グボックスの例を示す図である。

図 1 6は、フォーカス表示情報の表示処理例を示すフローチヤ一トである。

図 1 7は、フォーカス表示情報が表示された画面例を示す図である。

図 1 8は、図 1 7に続く画面であって、フォーカス表示情報が表示された画面例を示す図である。

図 1 9は、図 1 8に続く画面であって、フォーカス表示'髒艮が表示された画面例を示す図である。

図 2 0は、図 1 9に続く画面であって、フォーカス表示情報力 S表示された画面例を示す図である。発明を実施するための最良の形態

以下に、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。

図 1は、本実施の形態にカゝかるブラゥザを用いた閲覧システムの構成例を示す図である。

本閲覧システムは、データ放送によって言される BML文書 1 0 a及び Z又は W e bサイト 2 0からインターネット 3 0を経由して取得する HTML文書 1 0 bなどのマークアップランゲージ文書を表示可能なブラウザ（図略）を有する、コンテンツ表示装置である TV装置 4 0と、この TV装置 4 0の操作手段であるリモートコントローラ 5 0とで構成される。リモートコントローラ 5 0は複数のハードウェアポタンを有している。なお、本図に示す例では、 TV装置 4 0がブラウザを実行するためのハードウェアを内蔵しているものとする力 TV装置 4 0とは別にセットトップボックスのような情報処理装置を設けこの情報処理装置がブラゥザを実行する構成としてもかまわない。図 2は、本システムをユーザ力吏用している様子を示す図である。ユーザ 6 0は、リモートコントローラ 5 0を操作することによって、ブラウザ（図略）の操作を行い、ブラウザによって T V装置 4 0にデータ放送によって得られるコンテンッゃィンターネットから取得したコンテンツを次々選択しながら閲覧する。図 3は、本実施の形態にカゝかるブラゥザを用いた閲覧システムの別の構成例を示す図である。先に示した図 1の例では、液晶ディスプレイや C R Tなどの画像表示装置と一体であるコンテンッ表示装置の例として T V装置 5 0を用レ、た構成を示したが、コンテンッ表示装置は必ずしも画像表示装置と一体である必要はなく、画像表示装置とは別体であるコンテンツ表示装置を用いても、本実施の形態に力、かる閲覧システムやブラウザプログラムを実現することは可能である。

図 2に示冓成例では、コンテンツ表示装置 4 O A及びこれに接続された画像表示装置 4 0 Bによって、閲覧システム力構成されている。コンテンツ表示装置 4 O Aは、放送波を受信してこれをデコードもしくは復調して映像信号を取り出し、映像信号に基づいた画像を画像表示装置 4 0 Bに表示させるための変換デコーダ 4 0 A 1と、外部からのマークァップランゲージ文書のデータを受け取り、これを解釈した結果物を画像表示装置 4 O Bに表示させるためのブラウザ装置 4 0 A 2を有している。ブラウザ装置 4 0 A 2が受け取るマークアップランゲージ文書としては、 BMLや HTMLなどがあり、これらマークアップランゲージ文書のデータは、編己放送波の一部として ¾ί言されているものであっても良いし、放送波とは別のソース、たとえばインターネット、ローカルネットワーク内のストレージ、或いはコンテンッ表示装置 4 0 Αが読み取り可能な記録媒体などから取得されるものであってもかまわない。また、上記放送波やマークアップランゲージ文書のデータは、直接外部から受信するものであっても良いし、外部から受信したものをコンテンツ表示装置 4 O Aに設けられた記憶手段（ノヽードディスク、 DV Dなど）に一端記憶させ、その後記憶手段から読み出したものであってもかまわなレ、。図 4は、リモートコントローラ 5 0の例を示す図である。図 4 (A) は、データ放送対応、すなわち BML対応の TV装置のためのリモートコントローラであって、チャンネノレキー、その他キーに加えて、いわゆるカラーボタン 7 0 a〜7 0 dが設けられている。カラーポタンはあらかじめ赤、青、黄、緑などの特定の色が割り当てられており、 BML文書に表示されるボタンやリンク（以下、オブジェクトという）などがこれら色によって表示され、ある色のカラーポタンを押下することにより、対応する色のォブジェクトカ活性化され、これらオブジェクトについてあらかじめ定められた動作を行うようになつている。本実施の形態に力かるブラウザは、ユーザがこのカラーボタンを押下することにより、ブラウザの操作を行うことができるようにしてもよい。

図 4 (B) は、 BML対応ではないリモートコントローラ 5 0であって、カラーボタンを有していない。本実施の態、様に力かるブラウザは、このようなリモートコントローラであっても操作可能である。このようなリモートコントローラ 5 0の:^は、いずれかのハードウエアボタンをブラゥザ操作用に割り当てておくようにすればよい。図 4 ( B) に示す例では、たとえばハードウエアボタン 8 0 a〜8 0 dをブラゥザ操作用に割り当てることにより、ブラウザを操作する。

図 5は、いわゆるソフトウェアボタンを有するリモートコントローラ 5 0の例を示す図である。本実施の形態にカゝかる操作手段のポタンは、図 4 (A) (B) に示すようなハ一ドウエアボタンのみならず、図 5に示すような、ソフトウェアポタンであってもよい図 5に示すリモートコントローラ 5 0は、本体 5 0 Aに液晶ディスプレイ装置 5 0 B とその液晶ディスプレイ装置 5 0 B上に設けられた透明なタツチパネノンサ 5 0 Cとを有している。また、液晶ディスプレイ装置を動作させるための！?原スィッチ 5 O Dも設けられている。

駆動状態における液晶ディスプレイ装置 5 0 Bは、カラーボタン 7 0 a〜7 0 dを含むポタン、キー類が画像表示されている。ユーザは、所望のボタンに触れるようタツチパネルセンサ 5 0 Cに触れる。タツチパネルセンサ 5 0 Cは、ユーザの触れた位置を検出し、この位置に応じたボタンが活†生化されたものとしてコンテンッ表示装置 4 0 Aにそのボタンに対応するコマンド等を送信する。

図 6， 7は本実施の形態にかかるブラゥザの表示画面例を示す図である。

図 6では、 TV装置の画面 4 0 0內に、表示領域（ウィンドウ） 4 0 1と、表示領域 4 0 1内の表示内容を切り替えるためのタブ 4 0 2 a〜4 0 2 dが設けられている。タブ 4 0 2 a〜4 0 2 dはそれぞれ、リモートコントローラ 5 0のハードウェアボタン 7 0 a〜 7 0 d又は 8 0 a〜 8 0 dに対応付けられており、ユーザが対応するハードゥエアポタンを押下すると、そのハードウェアボタンに対応するタブが活性化され、タブに設定された処理（動作）が実行される。たとえば、タブ 4 0 2 dに設定された処理がそのタブに対応付けられたマークアップランゲージ文書の表示を表示領域内の最上位層にすることである^、図 6に示す状態においてハードウェアポタン 7 0 dが押下されると、同ハードゥエアポタンに対応するタブ 4 0 2 d力活个生化し、このタブに設定された処理である、そのタブに対応付けられたマーク了ップランゲージ文書の表示を表示領域内の最上位層にするという処理が実行されることとなる。図 7は、図 6に示す表示状態において、タブ 4 0 2 dに対応するハードウエアボタンがユーザによつて押下され、そのタブに対応付けられたマークアップランゲージ文書の表示を表示領域内の最上位層にするという処理が実行された状態の画面例を示してヽる。この伊!!では、タブ 4 0 2 dに対応するコンテンツが表示領域 4 0 1内に新たに描画されている状態を示している。

このようにして、ユーザは画面を見ながら、タブ 4 0 2 a〜4 0 2 dに対応するハードウエアボタンを押下することにより、マーク了ップランゲージ文書を次々に切り替えながら閲覧できるようになっている。

瞧例]

次に、上記のようなブラゥザを実現するためのハードウエア構成（以下、「ブラゥザ装置」と呼ぶ）の例について説明する。

図 8は、ブラウザ装置の構成例を示すブロック図である。ブラウザ装置は、本実施の形態にかかるブラウザを搭載した情報処3¾置であって、中央制御部 6 0 1と、 RAM

6 0 2と、 R OM6 0 3と、ディスプレイドライブ 6 0 4と、ディスプレイ 6 0 5と、ネットワークインターフェイス 6 0 6と、ユーザインターフェイス（U I ) デバイス ' インターフェイス 6 0 7と、フラッシュメモリ 6 0 8と、 I R受光部 6 0 9とを有している。 ,

中央制御部 6 0 1、 RAM 6 0 2、 R OM6 0 3、ディスプレイドライブ 6 0 4、ネットワークインターフェイス 6 0 5、ユーザインターフェイスデイス ·インターフエイス 6 0 6、フラッシュメモリ 6 0 7は互いにバス 6 1 0により接続されており、このバス 6 1 0を介して相互にデータの授受、コマンドの送受など力 S行われるようになっている。

RAM6 0 2は、中央制御部 6 0 1の演算結果や外部から取得したマークアップランゲージ文書データなどを一時的に保持格納する機能を有する。 ROM6 0 3は、 O S ( Operating System) やブラゥザ ' ソフトウェアのプログラムなどを保存する機能を有し、中央制御部 6 0 1が R OM 6 0 3からこれらプログラムを読み取り、プログラムに従つて処理を実行する。フラッシュメモリ 6 0 8は、外部から取得したデータや、 UR L 、アドレスなどを後の処理のために保持しておく機能を有する。ネットワークインターフェイス 6 0 5は、外部ネットワークとの接続を確立し、外部ネットワークとのデータの送受信を行う機能を有し、たとえばプロトコル ·スタック、 L ANボードなどによつて構成される。ユーザインターフェイスデバイス 'インターフェイス 6 0 7は、たとえば I R受光部 6 0 9を介してリモートコントローラ 6 1 1からの入力を受け取り、これを中央制御部 6 0 1に渡す H能を有する。 I R受光部 6 1 1は、リモートコントローラ 6 1 1力 S発した赤外信号を受光すると電気信号に変換してユーザインターフェイスデバイス 'インターフェイス 6 0 7に渡す機能を有する。

また、ディスプレイドライブ 6 0 4は、中央制御部 6 0 1からマークアップランゲ一ジ文書の解釈の結果物であるビットマップデータを受け取り、これに基づいてディスプレイを駆動する機能を有する。ディスプレイ 6 0 5は、液晶表示装置や C R T表示装置であって、ディスプレイドライブ 6 0 4からの駆動信号に基づレヽて画像を光学的に表示する機能を有する。なお、本例にぉレ、ては、リモートコントローラ 6 1 1は赤外 β信によりユーザ入力をブラウザ装置に伝える構成としたが、本発明におけるリモートコントローラ 6 1 1とブラゥザ装置間のデータ送受信が赤外信に限られる趣旨ではなく、有線 ·無線いずれの形式に限られずどのような通信形式を採用しても本発明の実現は可能である。図 9は、本実施の形態に力かるブラウザ装置の機能ブロック図であって、インターネットからの HTML文書と、データ放送からの BML文書をともに処理可能なブラウザ装置を示す図である。このブラゥザ装置には本実施の形態に力かるブラゥザプログラム 7 0 0が実装されている。すなわち、ブラウザプログラム 7 0 0のプログラムファイルは、図 8に示す R OM 6 0 3又はフラッシュメモリ 6 0 8に格納され、中央制御部 6 0 1によって読み出し、実行される。実行されたブラウザプログラム 7 0 0は、 HTML ブラゥザ実行プロセス 7 0 1および BMLブラゥザ実行プロセス 7 0 2を実現する。 R AM 6 0 2は、プログラムを実行するためのワーキングエリアを»する。また、フラッシュメモリ 6 0 8は、受信したデータを格納するデータエリアとしても利用され 4辱る。プロセス 7 0 1 , 7 0 2は、表示しょうとするマークアップランゲージ文書の觀によって適宜選択的に呼び出され、実行されるものである。

HTMLブラゥザ実行プロセス 7 0 1の主な処理を図 1 0に示す。図 1 0は、 HTM Lブラウザ実行プロセス 7 0 1の動作例を示すフロー図である。まず、 HTMLブラウザ実行プロセス 7 0 1は、 W e bサーバ 2 0から HTML文書 1 0 aを取得する（ステップ S 8 0 1 ) と、 HTML文書 1 0 aの構文角浙を行い、文字列 ·画像などの描画要素を抽出し、各描画要素をッリ一状の角晰ッリ一に変換する（HTMLパーサー；ステップ S 8 0 2) ₀次に、 HTMLノヽ。—サ一により得られた角淅ツリーに基づいて、描画要素を表示データに展開する（HTMLレンダリング：ステップ S 8 0 3)。ブラウザプログラム 7 0 0は展開した表示データをディスプレイドライノく 6 0 4に渡し、ディスプレィドライバ 6 0 4は、この表示データに従ってディスプレイ 6 0 5に HTML文書 1 0 aの内容を表示させる（ステップ S 8 0 4)。

なお、 BMLブラゥザ実行プロセス 7 0 2は図 1 0に示す処理とほぼ同様の処理を行うため、その説明を省略する。

次に、本実施の形態にかかるブラゥザのより詳細な構成について説明する。

図 1 1は、ブラゥザプログラムのより詳細な冓成例について説明するための、機能ブロック図である。

ブラゥザプログラムは、コントローノレ部 9 0 1を有している。コントローノレ部 9 0 1 はユーザインターフェイスデバイス 'インターフェイス 6 0 7からユーザ入力を受け取り、ユーザ入力に従って、ユーザインターフェイス（U I ) コントロールプロセス 9 0 2、ウィンドウオープンプロセス 9 0 3，履 E¾示プロセス 9 0 4、 UR L入力プロセス 9 0 5，タブウィンドウ切り替えプロセス 9 0 6、フレーム変更プロセス 9 0 7などブラウザの機能を実行するためのプロセス群から必要なプロセスを呼び出し、処理を実行させる。

ユーザィンターフェイスコント口一ノレプロセス 9 0 2は、ブラゥザ全体の制御を行う機能を有し、特に、赚上位層のウィンドウを把握管理し、押下されたハードゥエアポタンに応じてどのような処理をするかを決定し、この決定に従って他のプロセスの実行を行わせる機能を有する。

ウインドウオープンプロセス 9 0 3は、新たなマークァップランゲージ文書をオーブンする必要が生じた:^、どのウインドウに新たな文書の内容を表示させるかを制御する機能を有する。

履 M¾示プロセス 9 0 4は、過去に閲覧したマークアップランゲージ文書の一覧を表示する処理を行うものである。

UR L (Universal Resource Locator)入力プロセス 9 0 5は、ユーザから UR L入力を受け付けるための入力ボックスやウインドウを画面上に表示し、ユーザの U R L入力を促す処理を行う。なお、この U R L入力に従ってブラゥザが取得したマークァップランゲージ文書の内容は、表示領域 4 0 1に表示されても良いし、あるいは ξ¾ϊ表示されているマークァップランゲージ文書の内容の Τίί®に設定し、対応するタブが活性化された場合に表示する処理としても良い。

タブウィンドウ切り替えプロセス 9 0 6は、前記タブに対応するハードウェアボタン 7 0 a〜7 0 d、 8 0 a〜8 0 dの押下に応じて、対応するタプ 4 0 2 a〜4 0 2 dに設定された処理を実行するため、第 1ウィンドウ実行プロセス 9 0 8、第 2ウィンドウ実行プロセス 9 0 9、第 3ウィンドウ実行プロセス 9 1 0、第 4ウィンドウ実行プロセス 9 1 1に処理実行を指令する機能を有する。

ウインドウ実行プロセス 9 0 8〜 9 1 1のそれぞれはタブ 4 0 2 1〜4 0 2 4に対応しており、ハードウェアボタン 7 0 a〜7 0 d、 8 0 a〜8 0 dの押下を示す信号-コマンドに応じて、タブに設定されたマークアップランゲージ文書データの取得及冓文角鞭を実行し、タブに設定されたマークァッブランゲージ文書データに基づレヽて文 (J '画像などの描画要素を抽出し、各描画要素をツリー状の角晰ツリーに変換し（パージング)、この角蜥ツリーに基づいて描画要素を表示データ（例えば、ビットマップデータ ) に展開する（レンダリング)。以下、これらの表示データをレンダリングデータと呼ぶ。

フレーム変更プロセス 9 0 7は、最上 {媚に表示されるウィンドウに表示されるマークァップランゲージ文書がフレーム構造を有する、最上位層に表示されたウインドウに対応するハードゥエアポタンが押し下げられると、フレーム間の切り替えを行うものである。なお、フレーム変更処理は、上記のように独立したフレーム変更プロセス 9 0 7として用 1"る方法によらずとも良く、たとえば各ウィンドウ実行プロセス内のサブプロセスとして用意されていても良い。

ウィンドウ表示プロセス 9 1 2は、マークアップランゲージ文書データに基づいて得られたレンダリングデータを各ウインドウ実行プロセスから受け取り、ユーザィンターフェイスコントロールプロセス 9 0 2によって把握管理されている現在最上位層のウインドウに対応するレンダリングデータをブラゥザ内に表示する表示画像データ（例えば、ビットマップデータ）を生成し、これをディスプレイドライノ 6 0 4に渡す。ウィンドウ表示プロセス 9 1 2からディスプレイドライバ 6 0 5に渡される表示画像データは、たとえば図 6， 7に示すような表示領域（ウィンドウ） 4 0 1と、表示領域 4 0 1内の表示内容を切り替えるためのタブ 4 0 2 a〜4 0 2 dとを有するブラウザウィンドウがその表示領域内 4 0 1に最上 fid!のウインドウに対応する結果物を表示するデータである。

また、フラッシュメモリ 6 0 8は、起動時に各タブウィンドウに表示するマークアツプランゲージ文書の U R Lをスタートアツプ; データ 9 1 3として保存し、あるレヽは後に説明する空タブ（対応するウインドウに表示すべきマークアップランゲージ文書が定まっていない状態のタブを言う。以下同じ）が生じた：^に、当該タブに表示するマークアップランゲージ文書を指定するデータ 9 1 4 (「空タブ用データ」と呼ぶ）などを格納している。

[ブラゥザプログラムの動作例]

次に、本実施の形態にかかるブラゥザプログラムの主な動作例について説明する。

[最上位層以外のハードウエアボタンが押下された場合]

まず始めに、ハードウエアボタンが押下された場合のブラゥザの動作例について図 1 2を参照しながら述べる。

難第 1ウインドウ実行プロセス 9 0 8が最上 ί媚にある状態で、第 2ウィンドウ実行プロセス 9 0 9に対応するハードウエアボタンが押下された（ステップ S 1 0 0 1 ) とする。現最上ィ媚を把握管理しているユーザインターフェイスコントロールプロセス 9 0 2は、押下されたハードウェアポタンが最上位層としてオープンされているゥインドウに対応するもの力否かを判断する（ステップ S 1 0 0 2 )。

押下されたハードゥエアポタンが？ ¾E最上としてオープンされているウインドウに対応するものでない場合は、ユーザインターフェイスコントロールプロセス 9 0 2は、タブウィンドウ切り替えプロセス 9 0 6にタブウィンドウの切り替えを指示する。この指示を受け取ったタブウィンドウ切り替えプロセス 9 0 6は、第 2ウィンドウ実行プロセス 9 0 9にその処理の実行を命令する。この命令を受け取った第 2ウィンドウ実行プロセス 9 0 9は、所定のマークアップランゲージ文書データの取得を行い、 HTML パーサー（ステップ S 8 0 1 )処理及ぴ HTMLレンダリング（ステップ S 8 0 3 )処理を行い、その結果物としてレンダリングデータをウインドウ表示プロセス 9 1 2に渡す。他のウィンドウ実行プロセス 9 0 8， 9 1 0， 9 1 1も同様に対応するマークアップランゲージ文書を処理し、レンダリングデータをウインドウ表示プロセス 9 1 2に渡す各ウインドウ実行プロセスからレンダリングデータを受け取ったウインドウ表示プロセス 9 1 2は、ユーザインターフェイスコントローノレプロセス 9 0 2によって把握管理されている現在最上位層のウインドウに対応する表示画像データを生成し、これをディスプレイドライバ 6 0 4に渡す。ディスプレイドライバ 6 0 4はこの表示画像データに従って第 2ウィンドウ実行プロセス 9 0 9が取得したマークアップランゲージ文書の内容を最上 iidiとした状態をディスプレイ 6 0 5に表示させる（ステップ S 1 0 0 3 )。その結果、押下されたハードウエアボタン及びこのハードウエアボタンに対応するタブに関連づけられたマークァップランゲージ文書の内容が、先に表示されていた内容に代わつて最上位層に表示され、ユーザによつて閲覧可能な状態となる。

[最上 ίέϋのウインドウに対応するハードウエアボタンが押下された場合の処理例

]

一方、ステップ S 1 0 0 2において、押下されたハードウエアボタンが最上媚としてオープンされているウィンドウに対応するものであるは、ユーザインターフェイスコント口ールプロセス 9 0 2は、所定の処理を実行するよう他プロセスに命令を発する。このような処理をすることにより、同一のハードウェアボタンをタブウィンドゥの切り替え処理および他の処理との 2つの処理命令用ボタンとして使レ、分けることが可能となり、限られた個数のボタンし力有さないリモートコントローラを有効に利用することが可能となる。

この「所定の処理」として適用可能な処理は様々なものが考えられるが、たとえは最上位層に表示されているマークアップランゲージ文書がフレーム構造を有している場合は、フレーム間のアクティブ状態の切り替えを行うようにしても良い。また、マーク了ップランゲージ文書がフレーム構造でなヽ場合は、（ 1 )ユーザに新たなマークアップランゲージ文書の取得をさせるための UR L入力ダイアログを生成する；（2 ) βダイァログを表示する；（3 ) ブックマークされた UR L—覧を表示する、などの処理を実行させることが考えられる。

「所定の処理」の設定は、製品の出荷のときに製造元等が行っても、ユーザが行っても何れでも良い。

[空タブがある場合の動作例]

次に、本実施の形態にかかるブラゥザの空タブの扱いについて説明する。

本実施の形態に力かるブラゥザ装置は、リモートコントローラ 5 0 ( 6 1 1 ) の複数のハードウェアボタンと同数のタブを有している。しかしながら、ユーザがリンクをたどって様々なマークアップランゲージ文書を閲覧してゆく内、オープンとなっているマークァップランゲージ文書の数がタブの数より少なくなることも生じうる。このような m^, 余ったタブにつ、てはそのタブ自体を表示しない.表示を抑制すると言う処法も考えられるが、ユーザがハードウエアボタンとタブとの関係を直感的に趣军できるようにするには、ハードウェアボタンとタブとが常に同数であることが好ましい。そのため、本実施の形態では、余ったタブについても空タブとして表示しておく処理をする。このようにすることによりハードウェアボタンと同数のタブが画面上に常に表示されることとなる。

なお、空タブに対応するウインドウには、いずれの文書もオープンしないようにしても良いし、あるヽは空タプ用データ 9 1 4に対応するマーク了ップランゲージ文書をォープンするようにしても良い。

本実施の形態にカゝかるブラゥザ装置では空タブも表示するものとしているが、空タブに対応するウインドウを有効に活用することができれば、限られたウインドウ数でより多くの情報をユーザにできることとなり、ハードウエアリソースの有効活用となる。本実施の形態では、新たなマークアップランゲージ文書をオープンする:^、空タブに対応するウィンドウを利用する。新たなマークアップランゲージ文書をオープンする場合には、ブラウザが取得したマークアップランゲージ文書中に新たなウィンドウをォープンするスクリプトが記述されている場合と、ユーザがブラウザに新たなマークアツブランゲージ文書を要求した場合の 2通りの場合がある。

ほ Jfたなウインドウをオープンするスクリブトが記述されているの動作例] 図 1 3は、新たにオープンするマークァップランゲージ文書中に、新たなマークァップランゲージ文書をオープンするスクリプトが記述されているの、ブラウザ動作例を示すフロー図である。まず、ブラウザがあるマークアップランゲージ文書を取得した場合、その文書に新たなウィンドウをオープンするスクリプト力記述されているとする。ユーザィンターフェイスコントロールプロセス 9 0 2は、このスクリプトを検出する（ステップ S 1 1 0 1 ) とともに、空タブがしている力かを判定する（ステップ S 1 1 0 2 )。空タブがする：^は、この空タブに対応するウィンドウにスクリプトによってオープンされる情報を表示させるよう、空タブに対応するウインドウ実行プロセス 9 0 8〜 9 1 1に指令する。このようにすることにより画面上に不要なウインドウが開力れることがなくなり、ユーザが煩わされることがなくなる。またユーザはスクリプトによって開力れた文書内容を閲覧したいは、空タブに対応するハードゥエアポタンを押下することによって、随時内容を閲覧できるため情報を見逃すこともない。

一方、空タブがしない、スクリプトによって開力れる情報をどのように扱うかについては、いろいろな手法が考えられるが、一例としては（1 ) 最上ィ ¾1のウィンドウ以外のウィンドウでスクリプトによって開力れる情報をオープンする；（2)あるいは、ユーザにスクリプトによって開力^る情報をオープンするウィンドウを選択するよう促すダイァ口グを表示する、といつた方法が考えられる。

[ユーザが新規マークァップランゲージ文書のオープンを要求する場合] 次に、ユーザが新規マークァップランゲージ文書のオープンを要求する^のブラゥザの動作例を、図 1 4を参照しながら説明する。図 1 4は、ユーザが新規マークアップランゲージ文書のオープンを要求する場合のブラゥザの動作例を示すフロー図である。まず、ユーザが新規マークァップランゲ一、書のオープンをブラゥザに要求する。この要求は、たとえば図 1 2，ステップ S 1 0 0 4での所定の処理のように、難最上位層にあるウインドウのタブに対応するハードウエアボタンが押下された場合に UR L 入力ダイアログカ表示されることによって実行される。ユーザインターフェイスコントロールプロセス 9 0 2は、この要求を検出し（ステップ S 1 2 0 1 )、空タブが存在している力かを判定する（ステップ S 1 2 0 2)。空タブが ¾Eするは、この空タブに対応するウィンドウにユーザの要求に従ってオープンされる情報を表示させるよう、空タブに対応するウィンドウ実行プロセス 9 0 8 ~ 9 1 1に指令する（ステップ S 1 2 0 3 )。このようにすることにより画面上に不要なウィンドウが開力れることがなくなり、ユーザが煩わされることがなくなる。

一方、空タブがしない^、ユーザの要求によって開力、れる情報をどのように扱うかについては、いろいろな手法が考えられるが、一例としては（1 ) 最上位層のウインドウ以外のウィンドウでスクリプトによって開力れる情報をオープンする；（2 )あるいは、ユーザに要求に力かる情報をオープ^るウインドウを選択するよう促すダイァログを表示する、といった方法が考えられる。このような処理にすることにより、新たなウインドウにより既表示のウインドウ内の' ^が隠され、ユーザの情報閲覧が妨げられることを防止できる。

また、空タブがしない場合について、予めユーザが設定しておくという方法も適用可能である。図 1 5は、空タブがしなレ、; ^について予め動作をユーザに設定させるためのダイアログボックスの例である。ユーザはこのような画面に従って空タブがしない： ^にブラウザがどのように動作すべきかを設定しておくことができ、ユーザのニーズや好みに応じたブラゥザ動作制御を可能とする。

上記実施例では、本発明のブラウザ装置の具体例として TV装置を例示しているが、本発明は、例えば、ゲーム機、カーナビゲーシヨン装置、ビデオ装置、 DVDプレイヤ一などのように表示ディスプレイに情報を表示させるコンテンツ表示装置力 S含まれる。

[フォーカス表示情報の表示]

本実施の形態に力かるブラゥザにおいて、ウィンドウ 4 0 1力 S切り替わった齢、現在最上位層にあり、アクティブになっているウィンドウ 4 0 1に対応するタブ 4 0 2 a 〜4 0 2 dを輝かせることにより、ユーザにどのウインドウ 4 0 1が最上位層にあり、アクティブになっているのかを知らせるようになっているが、一般にユーザの視線はウィンドウ 4 0 1内に表示させるコンテンツに向けられているので、ウィンドウ外部に表示されるタブ 4 0 2 a〜4 0 2 dの表示のみでは、どのウィンドウ 4 0 1が現在最上位層にあり、アクティブになっているのかわかりにくいおそれがあった。

そこで、ウィンドウ 4 0 1内のアンカー（リンク）がフォーカス（選択）されたに、そのアンカーについてフォーカスさせていることをユーザに視覚的に知らせる情報であるフォーカス表示情報をそのウインドウ 4 0 1に対応する色であるウインドウ対応色により表示する。また、フォーカスされたアンカーの切替に従って、フォーカス表示情報が新たにフォーカスされたアンカーに移動するようになっている。フォーカスされたアンカーの切替は、たとえばリモートコントローラ 6 1 1に設けられた 4方向キー（図略）の操作によって行われる。

「フォーカス表示情報」は、アンカー力 S選択されていることをユーザに表示可能な情報であって、たとえばアンカーに付されるアンダーライン、ハイライト（反示)、ァン力を囲む枠などである。本実施の形態では、フォーカス表示情報としてアンカーを囲む枠を表示するものとして説明する。

「ウィンドウ対応色」は、各ウィンドウ毎に定められた一の色であり、一のウィンドゥ 4 0 1のウィンドウ対応色は他のウィンドウ 4 0 1のウィンドウ対応色と異なるように定められている。例えば、ブラウザプログラムが第 1から第 4までの 4つのウィンドゥ 4 0 1を表示する:^、第 1のウィンドウ 4 0 1から第 4のウィンドウ 4 0 1のウインドウ対応色が「赤」、「青」、「緑」、「黄」として定められる。従って、難最上鶴に表示されたウィンドウが第 1のウィンドウ 4 0 1力ら第 2のウィンドウ 4 0 1に切り替わると、ウィンドウ 4 0 1内の選択されたアンカーを囲むの枠の色が「赤」力、ら「青」に切り替わる。

なお、ウインドウ対応色は各ウインドウに付与されたタブの表示色と一 ¾1 "るかあるいは同系色となるように定められてもよいし、あるいは各ウィンドウに対応するハードウェアボタンに付された色と一！^るかあるレ、は同系色となるように定められてレヽてもよい。

図 1 6は、本実施の形態に力かるブラウザプログラムが、フォーカス表示情報であるアンカーを囲む枠を、現在最上位層に表示されたウインドウのウインドウ対応色で表示する処理例を示すフローチャートである。以下、図 1 6を参照しながらフォーカス表示情報であるアンカーを囲む枠を、現在最上ィ ίεϋに表示されたウインドウのウインドウ対応色で表示する処理について説明する。

まず、ブラウザプログラムは、フォーカス表示情報描画イベントが発生している力力を判定する（ステップ S 1 3 0 1 )。この判定はウィンドウ表示プロセス 9 1 2によつて行われる。フォーカス表示情報描画イベントとしては、以下のものが考えられる。

( 1 ) アクティブなタブが変更されたとき

( 2 ) ユーザがフォーカスを移動させたとき

( 3 ) ウィンドウ内に新たなコンテンッが表示されたとき

(4 ) 表示されていたメニューなどが消されて、隠れていたブラウザ画面（全部若しくは一部）が表示されたとき

なお、フォーカス表示情報描画イベントは上記 ( 1 ) 〜（4) に限定されるものではなく、その他フォーカス表示'! f¾であるアンカーを囲む枠を、最上に表示されたウインドウのウインドウ対応色で表示するために適したタイミングをフォーカス表示情報描画イベントの発生としてよい。

ウィンドウ表示プロセス 9 1 2がフォーカス表示情報描画イベントが発生していないと判定した場合は、ブラウザプログラムは、ステップ 1 3 0 1を繰り返す。

一方、ウィンドウ表示プロセス 9 1 2がフォーカス表示情報描画イベント力 S発生したと判定したは、ブラゥザプログラムは最上位層に表示されたウインドウ 4 0 1 のタブであるアクティブなタブ 4 0 2 a〜4 0 2 dはどのタブかを判定する（ステップ S 1 3 0 2 )。この判定は、ウィンドウ表示プロセス 9 1 2が U Iコントロールプロセス 9 0 2に問い合わせ、 U Iコントロールプロセス 9 0 2がアクティブなタブとしているタブをウィンドウ表示プロセス 9 1 2に通知することによって行われる。

ステップ S 1 3 0 2の判定に続いて、ブラウザプログラムは、フォーカス枠色テープノレを参照して、フォーカス表示情報である枠の枠色を決定する（ステップ S 1 3 0 3 ) 。ブラウザプログラムは、あらかじめフォーカス枠色テーブルを用意しており、フォー力ス枠色テーブルはタプを特定する情報と枠色を特定する情報とを対応させて記憶している。タブを特定する情報は、たとえばタブ番号「1」、「2」、「3」、「4」である。枠色を特定する情報は例えば、 R G B値で記載されていてもよいし、別途記憶されているカラーテーブルに示される色番号でもよい。フォーカス枠色テーブルは、タブを特定する情報と枠色を特定する情報とを対応させて記憶可能であればどのようなデータ形式でもよく、たとえは列型変数で実現される。ウィンドウ表示プロセス 9 1 2は、ァクティブなタブのタブ番号を U Iコントロールプロセス 9 0 2力、ら受け取り、これを添え字としてフォーカス枠色テーブルである配列型変数を参照し、その添え字に対応する枠色を特定する情報を枠の色として決定する。

ステップ S 1 3 0 3の枠色の決定に続いて、ブラゥザプログラムは、決定した枠色を使ってフォーカスされたアンカーを囲む枠を描画する（ステップ S 1 3 0 4)。この枠の描画処理はウィンドウ表示プロセス 9 1 2によって行われ、アクティブなウィンドウ 4 0 1内のコンテンツとともにビットマツ 7^式の画像データとしてディスプレイドライノ 6 0 4に渡され、表示される。なお、どのアンカーがフォーカスされているかは HT MLパーサー S 8 0 2の処理によって予め決定されている。なお、フォーカス表示情報である枠の色は、タブ 4 0 2 a〜4 0 2 dと一対一で対応していることが好ましい。これによりユーザはタプ 4 0 2 a〜4 0 2 dが切り替わったこと、およびどのウィンドウ 4 0 1が雞最上觀に表示されているかを直感的に把握することができるようになる。また、タブ 4 0 1を選択するためのリモートコントローラ 6 1 1に設けられたカラーボタンの色と、枠の色との関係がユーザに直感的に翻罕されるよう同一若しくは同系色の色であることが好ましい。

[フォー力ス表示情報の表示例]

次に、フォーカス表示情報である枠の表示例を図 1 7から図 2 0を参照しながら説明する。図 1 7から図 2 0は、ブラウザの表示画面であってフォーカス表示情報である枠を含む表示画面の例を示す図である。

図 1 7は、タブ 4 0 2 cがアクティブになっている状態における画面例である。この例では、ウィンドウ 4 0 1にインテリアに関するコンテンツが表示されているとともに、ウィンドウ 4 0 1内左上部にあるチェストの画像がフォーカスされたアンカーとなつており、チェストの画像に枠 1 4 0 1が表示されている。この例では、タブ 4 0 2 c及び枠 1 4 0 1の色がともに「黄色」となり、ユーザに枠とタブとの関係が直感的に把握できるようになつている。

図 1 8は、図 1 7に示す状態からユーザがリモートコントローラ 6 1 1の 4方向キーを操作することにより、新たなアンカーにフォーカスが移った状態を示す。この例では、ウィンドウ 4 0 1内の左上部にあるチェストの画像から右下部に表示されたチェア一の画像にフォーカスが移り、枠 1 4 0 1が表示されなくなっているとともにチェア一の画像を囲む枠 1 4 0 2が表示されている。枠 1 5 0 1は、タブ 4 0 2 c及び枠 1 4 0 1 と同様に「黄色」で表示される。この枠 1 5 0 1により、ユーザはタブ 4 0 2 cは切り替わっていないがフォーカスが移ったことを直感的に理解できるようになる。

次に、図 1 9に、図 1 8の状態からユーザがリモートコントローラ 6 1 1のカラーボタンを操作することにより、別のタブ 4 0 2 dがアクティブな状態となった状態を示す。ウィンドウ 4 0 1内にはスポーツに関するコンテンツが表示されているとともに、ゥインドウ 4 0 1内の左部にあるサッカー選手の画像がフォーカスされたアンカーとなつており、サッカー選手の画像に枠 1 6 0 1が表示されている。この例では、タブ 4 0 2 d及び枠 1 6 0 1の色がともに「緑色」となり、ユーザに枠とタブとの関係が直感的に把握できるようになつている。その結果、ユーザはウィンドウ内に表示される枠 1 6 0 1の色が従前の「黄色」から「 fe」に変わったことを知覚し、よってアクティブなタプが「緑色」で表示されているタブ 4 0 2 dに変わったことを直感的に認識する。図 2 0は、図 1 9に示す状態からユーザがリモートコントローラ 6 1 1の 4方向キーを操作することにより、新たなアンカーにフォーカス; ^移った状態を示す。この例では、ウィンドウ 4 0 1内の左部にあるサッカーの画像から中央部に表示された野球選手の画像にフォーカスカ S移り、枠 1 6 0 1力 S表示されなくなっているとともに野球選手の画像を囲む枠 1 7 0 1が表示されている。枠 1 7 0 1は、タブ 4 0 2 c及ぴ枠 1 6 0 1と同様に「½J で表示される。この枠 1 7 0 1により、ユーザはタブ 4 0 2 dは切り替わっていないがフォーカスが別のアンカーに移ったことを直感的に細军できるようになる。一般に、ユーザは常に画面を特にフォーカスされたアンカーを見ていることが多いのであるが、タブカ切り替わったときにフォー力ス表示情報の色をタブと対応した色に変えることにより、タブが切り替わったことを直感的に理角军可能とすることができる。

Claims

請求の範囲

1 . ディスプレイにコンテンツを表示するコンテンッ表示装置の操作手段に設けられた複数のボタンの少なくとも一部に対応して設けられた同数のウィンドウを ft己ディスプレイの表示領域上に重ね合わせて表示し、各ウィンドウにマークァップランゲージ文書を解釈した結果物の少なくとも一部を表示可能であり、且つ最上 ίϊεϋに表示されたウインドウに対応するボタン以外のボタンの一つが活性化されると、このボタンに対応するウインドウを最上位層で表示することを特徴とする、ブラゥザプログラム。

2. 請求項 1に記載のブラウザプログラムにおいて、最上位層に表示されたゥインドウに対応するボタンが活性化されると、あらかじめ定められたウィンドウを最上位層で表示する動作以外の動作を行う、ことを特徴とするブラゥザプログラム。

3. 請求項 2に記載のブラウザプログラムにおいて、 ξ¾£最上位層に表示されるゥインドウに表示されるマークアップランゲージ文書が、フレーム構造を有する^、前記あらかじめ定められたウインドウを最上位層で表示する動作以外の動作は、フレーム間の切り替えであることを特徴とするブラゥザプログラム。

4. 請求項 1力ら請求項 3のいずれかに記載のブラウザプログラムにおいて、 sin己操作手段はコンテンッ表示装置本体と分離独立したリモートコントローラであることを特徴とするブラウザプログラム。

5 . 請求項 1から請求項 4のいずれかに記載のプラゥザプログラムにおいて、最上位層に表示されたウインドウに觀の結果物として表示される廳己マークアップランゲージ文書の少なくとも一部が、一又は複数のフォーカス要素を含んでいる ^, このフォーカス要素のいずれ力が選択されると、選択されたフォーカス要素であることを示す情報であるフォーカス表示情報を Ιίί¾ 最上位層に表示されたウインドゥに対応付けられたウィンドウ対応色により表示し、

前記ウインドウ対応色は各ウインドウ毎に異なるように定められていることを特徴とする、ブラウザプログラム。

6. 操作手段に設けた複数のボタンの少なくとも一部に対応して設けられた同数のウィンドウをディスプレイの表示領域上に重ね合わせて表示させ、各ウィンドウにマークアップランゲージ文書を解釈した結果物の少なくとも一部を表示可能であり、且つ現在最上位層に表示されたウインドウに対応するボタン以外のボタンの一つが活性化されると、このボタンに対応するウィンドウを最上位層で表示させることを特徴とする、コンテンッ表示装置。

7. 請求項 6に記載のコンテンッ表示装置にぉ、て、最上 {媚に表示されたゥインドウに対応するボタンが活性化されると、あらかじめ定められたウィンドウを最上位層で表示する動作以外の動作を行う、ことを特徴とするコンテンッ表示装置。

8. 請求項 6に記載のコンテンッ表示装置にぉレ、て、 ξ¾£最上位層に表示されるゥインドウに表示されるマークアップランゲージ文書が、フレーム構造を有する、前記あらかじめ定められたウインドウを最上位層で表示する動作以外の動作は、フレーム間の切り替えであることを特徴とするコンテンッ表示装置。

9. 請求項 6から請求項 8のいずれかに記載のコンテンツ表示装置において、編己操作手段はコンテンツ表示装置本体と分離独立したリモートコントローラであることを特徴とするコンテンッ表示装置。

1 0 . 請求項 6から請求項 9のいずれかに記載のコンテンツ表示装置において、現在最上位層に表示されたウインドウ内に解釈の結果物として表示される廳己マークアップランゲージ文書の少なくとも一部が、一又は複数のフォーカス要素を含んでいる、このフォーカス要素のいずれ力が選択されると、選択されたフォーカス要素であることを示す情報であるフォー力ス表示情報を filf¾¾¾最上位層に表示されたウィンドゥに対応付けられた色であるウィンドゥ対応色により表示し、

前記ウインドウ対応色は各ウインドウ毎に異なるように定められていることを特徴とする、コンテンツ表示装置。

1 1 . 請求項 6から請求項 1 0の、ずれ力に記載のコンテンッ表示装置にぉ、て、デイスプレイを内蔵していることを特徴とするコンテンッ表示装置。

1 2. 請求項 6から請求項 1 0のレ、ずれ力に記載のコンテンツ表示装置において、デイスプレイは外部接続されることを特徴とするコンテンッ表示装置。