WO2004075629A1 - 緑化体 - Google Patents

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WO2004075629A1
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Minoru Yoshida
Shigeru Suzaki
Kazuo Kumura
Takaharu Yoshioka
Shinji Uchida
Yasuyuki Ueda
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Kyodo Ky-Tec Corp.
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    • A01G9/00Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
    • A01G9/02Receptacles, e.g. flower-pots or boxes; Glasses for cultivating flowers
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A01G9/033Flat containers for turf, lawn or the like, e.g. for covering roofs

Definitions

  • Patent Document 4 Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-57078 discloses a technique related to a configuration in which a water storage section for storing water is provided below a planting section where soil and the like are filled to grow plants. No.) flower pot.
  • the flowerpot is a waterpot member capable of storing water, a plantpot member installed on the waterpot member, and a plantpot member on which a plant is planted, and supplying water stored in the waterpot member to the plantpot member.
  • FIG. 1 (a) is a perspective explanatory view of the planting part and the water storage part in the separated state in the green body of the first embodiment
  • FIG. 1 (b) is a perspective view of the green body of the first embodiment
  • FIG. It is sectional explanatory drawing which shows the greening equipment by the greening body of 1st Embodiment
  • FIG.3 (a)-(c) is a perspective explanatory view which shows the example of a structure which locks a 2nd pillar-shaped member with an engaging part
  • FIG. 4 (a) is a perspective view of the planting part and the water storage part of the green plant of the second embodiment in a separated state
  • FIG. 4 (b) is a perspective view of the green plant of the second embodiment
  • the bottom part 202 of the water storage part 300 and / or the bottom part 202 of the planting part 200 are provided with legs that project downward.
  • the bottom surface 302 of the water storage section 300 can be maintained at a fixed distance from the laying surface 400, and drainage can be improved. It has the effect that it can be improved.
  • the green plant 1 of the fourth embodiment is provided with legs in the planting section 200 and the water storage section 300 having the same basic configuration as the green plant 100 of the third embodiment.
  • FIG. 8 shows 00.
  • the green plant 100 of the fourth embodiment is provided with a substantially circular or substantially columnar leg portion 209 projecting downward from the bottom surface 202 of the planting portion 200 and being provided in plan view.
  • a leg portion 309 is provided below the bottom surface 302 of the bottom portion 302, and the first columnar member 203, a leg portion is provided.
  • the part 209, the second columnar member 308, and the leg part 309 are provided at the same corresponding positions in plan view.
  • the second columnar member 308 is formed such that the height of the upper end thereof is lower than that of the leg portion 209 of the planting portion 200, and the planting portion 200 is formed into the water storage portion 300. In this state, the upper end surface of the second columnar member 308 abuts on the lower end surface of the leg portion 209 in a state of being placed on the base.
  • a constant drainage space can be formed between the laying surface 400 and the bottom surface 302 of the water storage portion 300, and the entire greenery can be formed. Since it is possible to form a continuous drainage space, for example, surplus water overflowing from the water storage section 300 can be reliably drained to the outside of the greening area, and the greenery 1 on the high gradient side of the greening equipment 1 It is possible to solve the problem that water is accumulated or stays outside rainwater due to rainfall or the like.
  • a concave portion is provided in the planting portion bottom surface 202, and the second columnar member 308 standing from the water storage portion bottom surface 302 is formed higher than the side wall 310 by the depth of the concave portion.
  • a structure may be employed in which the upper end of the second columnar member 308 is fitted and locked in the recess.

Abstract

植物を栽培可能な植栽部が貯水部上に設けられ、敷設面に敷設して緑化エリアを形成可能な緑化体であって、植栽部ヘ負荷される外力を直接受ける箇所から貯水部の底面若しくは敷設面まで略一連で設けられる柱状部材を有し、植栽部へ負荷される外力を前記柱状部材を介して敷設面で受けることを特徴とし、支持強度や安定性に優れ、良好な踏感覚が得られる。前記略一連で設けられる柱状部材は、例えば植栽部の底面から上方ヘ設けられる第1柱状部材と、植栽部の底面から下方へ設けられる第2柱状部材により構成する。

Description

明 細 書 緑化体 技術分野
本発明は、 水分を貯水する貯水部上に植物を栽培可能な植栽部が設けられ、 敷設 面に敷設して緑化工リアを形成可能な緑化体に係り、 主として植栽部へ負荷される 外力を支持する緑化体に関する。 背景技術
従来、 植栽部へ負荷される外力を支持する構成に関連する技術に、 特許文献 1 (特 開 2 0 0 2— 4 4 8 2号) の人工地盤がある。 前記人工地盤は、 コンクリー卜層の 表面に防湿性シートを敷設し、 その上面にパレッ トを並べて敷設すると共に、 パレ ッ トの上面から複数のピンを上方に向けて突設し、 前記複数のピンをパレツ 卜上を 歩く人の靴の下面を受けることができる間隔で設け、 パレツ ト上に略ピンの高さま で土を敷設してなるものである。
別の関連技術として特許文献 2 (特開平 1 1 _ 2 8 9 8 7 6号) には、 人工地盤 上に敷設される植栽用マッ トであって、 上部が開口するように凹設され、 底部近傍 に通水口を穿設されたセル内に、 前記セルの側壁の上端部を越えない高さの柱状部 材が立股されている植栽用マツ 卜が開示されている。
別の関連技術として特許文献 3 (特開平 1 0— 9 8 9 5 0号) には、 上板にパイ プ支柱を千鳥配置で溶接して設けると共にパイプ支柱の間に穴を設け、 上板の四辺 に囲い板を上方に向けてパイプ支柱と略同一高さで設け、 上板の下部に上板を支え る格子状に組まれた基板を設ける芝草の根保護器が開示されている。
また、 土等を充填して植物を栽培する植栽部の下方に水分を貯水する貯水部を設 ける構成に関連する技術に、 特許文献 4 (特開 2 0 0 1— 5 7 8 1 7号) の植木鉢 がある。 前記植木鉢は、 貯水可能な貯水鉢部材と、 貯水鉢部材の上に設置され、 植 木が植栽される植栽鉢部材と、 貯水鉢部材に貯められた水を植栽鉢部材内に供給す る布による水供給手段と、 植木鉢部材と貯水鉢部材の少なく とも一方に植木鉢部材 の底部分を支持する支持部材を備えるものである。
別の関連技術として特許文献 5 (実開昭 6 1— 2 0 1 4 0号) には、 受皿本体の 凹部に植木鉢の底面を支持する突出部を形成し、 前記突出部を針状の突起を多数突 設したものとした植木鉢受皿が開示されている。
また、 植物を楠栽する植栽部の下方に貯水部を設け、 植栽部へ負荷される外力を 支持する構成に関連する技術に、 特許文献 6 (特開 2 0 0 1— 7 8 5 8 2号) の植 物栽培コンテナがある。 前記植物栽培コンテナは、 底板と外周壁を有し、 上面が開 口するもので、 コンテナ内の上部にユニッ ト載置空間が、 その下部に育成材充填空 間が形成され、 前記ュニッ ト载置空間に载置されるュニッ ト材を支持する複数の柱 状部材が底板に立設され、 底板から下方へ脚部が形成されているものであり、 前記 植物栽培コンテナが貯水槽トレー上に載置される構成が開示されている。 発明の開示
ところで、 特許文献 1〜 3の技術は植栽部へ負荷される踏圧等の外力を支持する 面では有効であるが、 植物を植栽するパレツ ト等の植栽部へ水分を貯水して供給す る構成がないため、 頻繁に灌水する必要が生じ、 水道費が高額化し不経済になると いう不具合がある。 更に、 植物に水分を供給する必要がある時は長期間降雨がない 場合が多いが、 長期間降雨がない時には給水制限が行われることもあり、 その場合 には灌水を行えず植物を枯らしてしまうことになる。 更に、 植栽部の土が雨水を保 水することにだけで雨水を利用しているので、 雨水を有効利用しているとは言い難 い。
そのため、 特許文献 3、 4の技術のように、 貯水部で貯水した水分を植栽部に供 給する緑化体を敷設し、 屋上等に緑化エリアを形成することが行われているが、 他 方に於いて、 特許文献 3、 4の技術は貯水部を設けて前記不具合を解消するという 点では良いものの、 植栽部へ外力が負荷される場合、 例えば植栽部内に人が立ち入 つて踏圧が加えられた場合に、 踏圧等の外力で土壌が固化し、 植物の根がダメージ を受けてしまう。
そして、 特許文献 1〜 5の技術が有する不具合をある程度解消できるものとして、 植栽部の下方に貯水部を有し、 植栽部へ負荷される外力を支持する特許文献 6の植 物栽培コンテナ及ぴ貯水槽トレーがあるが、 前記植物栽培コンテナは、 底板から下 方に突出する脚部が柱状部材の下端と無関係な位置に存在し、 上方から負荷される 外力を柱状部材を介して植物栽培コンテナの底板のみで受けることになるため、 植 物栽培コンテナ內を人が歩いた場合に底板が下に撓み、 踏感覚が悪くなると共に、 支持強度や安定性に劣るという不具合がある。 特に、 貯水槽トレーの貯水量を多く するため、貯水槽トレーの側壁や植物栽培コンテナの脚部を高く形成する場合等に、 前記不具合は一層顕著になる。
本発明は上記不具合を解消するものであって、 上部に植栽部、 その下部に貯水部 を有する緑化体に於いて、 植栽部へ負荷される外力を確実に敷設面で支持すること が可能であり、 支持強度や安定性に優れ、 又、 良好な踏感覚が得られる緑化体を提 供することを目的とする。
本発明の緑化体は、 植物を栽培可能な植栽部が貯水部上に設けられ、 敷設面に敷 設して緑化工リァを形成可能な緑化体において、 該植栽部へ負荷される外力を直接 受ける箇所から核貯水部の底面若しくは該敷設面まで略一連で設けられる柱状部材 を有し、 該外力を該柱状部材を介して該敷設面で受けることを特徴とする。 例えば 貯水可能な空間を有する貯水部と、 貯水部上に載置され、 植物を栽培可能な植栽部 とを有する緑化体に、 植栽部の上面近傍から敷設面等まで略一連となる柱状部材を 設け、 或いは植栽部の上面近傍から敷設面等まで略垂設される柱状部材を設け、 植 栽部への外力を該柱状部材を介して敷設面で支持する。 尚、 本発明には、 植栽部と 貯水部が別体で着脱可能なものの他、 植栽部と貯水部が一体的に設けられるものも ¾ま し 。
さらに、 本発明の緑化体は、 前記略一連の柱状部材を、 前記植栽部の底面から上 方へ設けられる第 1柱状部材と、 該植栽部の底面から下方へ設けられる第 2柱状部 材により構成することを特徴とし、 植栽部へ負荷される外力を第 1柱状部材、 第 2 柱状部材を介して敷設面で支持する。 更には、 前記貯水部の底面近傍と前記第 2柱 状部材の下端近傍を係止する係止構造を設けると好適である。
また、 本発明の緑化体は、 前記略一連の柱状部材を、 前記貯水部の底面から前記 外力を直接受ける箇所まで上方へ立設して構成することを特徴とし、 植栽部へ負荷 される外力を前記柱状部材を介して敷設面で支持する。 前記柱状部材は、 例えば貯 水部の底面から上方に立設し、 植栽部の上端近傍まで延設する。
また、 本発明の緑化体は、 前記略一連の柱状部材を、 前記植栽部の底面から上方 へ立設する第 1柱状部材と、 前記貯水部の底面から上方へ立設する第 2柱状部材に より構成することを特徴とし、 植栽部へ負荷される外力を第 1柱状部材、 第 2柱状 部材を介して敷設面で支持する。 更には、 前記植栽部の底面近傍と前記第 2柱状部 材の上端近傍を係止する係止構造を設けると好適である。
さらに、 本発明の緑化体は、 前記略一連の柱状部材若しくは前記第 1柱状部材若 しくは前記第 2柱状部材が中空部を有しないことを特徴とする。
尚、 本発明には、 側壁と底面を有する略箱形で、 その底面から上方へ柱状部材が 設けられ、 柱状部材の上端が前記側壁の上端より低く形成されている植栽部であつ て、 少なく とも、 前記側壁の前記柱状部材の上端よりも高い位置の部分が可撓性で ある若しくは薄肉で形成されているものも含まれる。
本発明の緑化体或いは前記緑化体を 1若しくは複数敷設面に敷設した緑化設備は、 植栽部へ負荷される外力を直接受ける箇所から貯水部の底面若しくは敷設面まで略 一連の柱状部材を介し、 前記外力を確実に敷設面で受ける或いは支持することが可 能である。 従って、 支持強度が高く、 安定性に優れ、 又、 良好な踏感覚が得られる。 例えば植栽部が上面が開口した箱形のコンテナである場合に、 前記略一連の柱状部 材により、 外力のうちコンテナ底面で受ける力を減少し、 大部分の外力を敷設面で 確実に受けることができ、 且つコンテナ底面の変形を未然に防止でき、 又、 外力が 負荷されてもコンテナの底面はほとんど撓まないので、 非常に良い踏感覚が得られ る。
また、 略一連の柱状部材を、 植栽部の底面から上方へ設ける第 1柱状部材と下方 へ設ける第 2柱状部材で構成することにより、 例えば貯水部を単に略箱形の貯水槽 とすることができ、 貯水部の製造コス 卜を低減することが可能となる。 更に、 植栽 部を貯水部から取り外す場合に取り外し作業が容易となり、 緑化体や緑化設備或い は緑化エリアで気分転換による配置換え等が容易に行える。 又、 貯水部の底面近傍 に第 2柱状部材の下端近傍或いは下端を係止する係止部を設けると、 第 2柱状部材 或いは植栽部と貯水部との位置決めを容易且つ確実の行うことができる。
また、 別例として、 略一連の柱状部材を貯水部の底面から外力を直接受ける箇所 まで上方へ立設して構成することにより、 例えば植栽部に上面開口の略箱形で底面 に柱状部材の揷通孔を穿設した簡単な構造のコンテナを用いることができ、 植栽部 の製造コス トを低減することが可能となる。 更に、 また、 貯水部に直接柱状部材を 設けるため、 より強固に安定して植栽部への外力を支持することができる。
また、 別例として、 略一連の柱状部材を、 植栽部の底面から上方へ立設する第 1 柱状部材と、貯水部の底面から上方へ立設する第 2柱状部材で構成することにより、 例えば植栽部と貯水部を基本的に同一構造とし、 植栽部のみに後から通水孔を穿設 して形成すること等が可能となるので、 緑化体の製造コス 卜を低減することが可能 となる。 更に、 植栽部を貯水部から取り外す場合に取り外し作業が容易となり、 緑 化体や緑化設備或いは緑化工リァで気分転換による配置換え等が容易に行える。又、 植栽部の底面近傍に第 2柱状部材の上端近傍或いは上端を係止する係止部を設ける と、 第 2柱状部材或いは貯水部と植栽部との位置決めを容易且つ確実の行うことが できる。
更に、 上記柱状部材を中空部を有しない構造或いは中実構造とすると、 柱状部材 の強度を強化することができると共に、 中空部の存在による無駄な体積を生ずるこ とが無くなる。 そして、 例えば植栽部内の柱状部材の体積を極力小さくすることに より、 植栽部に多量の土壌等の育成材を充填することができ、 且つ植物が育ちにく い柱状部材の上面近傍の面積を狭くすることができ、 植物を良好に育成することが 可能となる。 また、 例えば貯水部内の柱状部材の体積を極力小さくすることにより、 より多くの水分を貯水部内に貯水し、 水道費をより節約することができ、 且つ雨水 をより有効に利用することが可能となる。
そして、 本発明の緑化体や緑化体による緑化設備を用いることにより、 上部に植 栽部、 その下部に貯水部を有する緑化体においても、 植栽部へ負荷される外力を確 実に敷設面で支持することが可能となり、 優れた支持強度や安定性が得られ、 又、 良好な踏感覚が得られる効果を奏する。 特に、 略一連の柱状部材により、 育成材等 が充填された植栽部の重量と植栽部への踏圧等の外力による荷重を敷設面で安定且 つ確実に支持することができ、 柱状部材への負荷による植栽部底面の破損防止ゃ貯 水部の破損防止を図ることができると共に、 植栽部に載った際に生ずる、 植栽部底 面などの変形で植栽部上がへこんでいるかのような踏感覚の悪さを無くすことがで きる。 また、 柱状部材により、 植栽部の育成材の固化防止や、 植物の根へのダメー ジ緩和等を図ることができる。 図面の簡単な説明
図 1 ( a ) は第 1実施形態の緑化体で分離状態の植栽部と貯水部の斜視説明図、 図 1 ( b ) は第 1実施形態の緑化体の斜視図であり、 図 2は第 1実施形態の緑化体 による緑化設備を示す断面説明図であり、 図 3 ( a ) 〜 (c ) は第 2柱状部材を係 止部で係止する構造例を示す斜視説明図であり、 図 4 ( a ) は第 2実施形態の緑化 体で分離状態の植栽部と貯水部の斜視説明図、 図 4 (b ) は第 2実施形態の緑化体 の斜視図であり、 図 5は第 2実施形態の緑化体による緑化設備を示す断面説明図で あり、 図 6 ( a ) は第 3実施形態の緑化体で分離状態の植栽部と貯水部の斜視説明 図、 図 6 ( b ) 第 3実施形態の緑化体の斜視図であり、 図 7は第 3実施形態の緑化 体による緑化設備を示す断面説明図であり、 図 8は第 4実施形態の緑化体による緑 化設備を示す断面説明図であり、 図 9 ( a ) 〜 ( c ) は脚部を係止する構造例を示 す斜視説明図であり、 図 1 0 ( a ) は第 2柱状部材を係止する他の構造例で、 係止 突部を省略した斜視説明図、 図 1 0 (b ) は同図 (a ) で第 1柱状部材を省略した 斜視説明図であり、 図 1 1 ( a ) は第 5実施形態の緑化体で分離状態の植栽部と貯 水部の斜視説明図、 図 1 1 ( b ) は第 5実施形態の緑化体の斜視図であり、 図 1 2 ( a ) 〜 ( f ) は第 6〜第 1 1実施形態の緑化体或いは緑化体及ぴ緑化設備を示す 断面説明図である。 発明を実施するための最良の形態
次に、 本発明の実施形態を図面に沿って説明するが、 本発明は以下の実施形態に 限定されるものではない。 以下の実施形態は、 貯水部上に植栽部を載置して設け、 貯水部の水分を吸水手段で吸水して植栽部に導き、 植物を栽培可能とした緑化体に 関するものであり、 前記緑化体は、 好適には屋上、 テラス、 ベランダなどの人工地 盤上に 1若しくは複数敷設され、 緑化設備或いは緑化エリアが形成される。
第 1実施形態の緑化体 1 0 0は、 図 1及び図 2に示すように、 植栽部 2 0 0 と貯 水部 3 0 0を有し、 植栽部 2 0 0が貯水部 3 0 0上に載置して設けられる。 植栽部 2 0 0は、 側壁 2 0 1 と底面 2 0 2を有し、 平面視略方形で上面開口の略箱形であ り、 又、 貯水部 3 0 0も、 側壁 3 0 1 と底面 3 0 2を有し、 平面視略方形で上面開 口の略箱形であり、植栽部 2 0 0と貯水部 3 0 0は略同一サイズで形成されている。 植栽部 2 0 0は、 貯水部 3 0 0の内部へ余剰水を排出し且つ空気を流通可能な通 水兼通気孔 (図示省略) が底面 2 0 2に穿設されていると共に、 前記通水兼通気孔 が穿設された位置以外の位置で底面 2 0 2から平面視略円形或いは略円柱状の第 1 柱状部材 2 0 3が上方に突出し、 側壁 2 0 1の上端よりも僅かに低い位置まで垂設 されている。 又、 第 1柱状部材 2 0 3 と平面視で同一位置で、 平面視略円形或いは 略円柱状の第 2柱状部材 2 0 4が底面 2 0 2から下方に突出して垂設され、 第 2柱 状部材 2 0 4は、 植栽部 2 0 0を貯水部 3 0 0上に載置した状態で、 その下端面が 貯水部 3 0 0の底面 3 0 2に当接する長さ或いはそれより極僅かに短い略当接する 長さに形成されている。
尚、 本実施形態の第 1柱状部材 2 0 3、 第 2柱状部材 2 0 4は共に略中実円柱形 で、 略同一径で形成され、 又、 第 1柱状部材 2 0 3 と第 2柱状部材 2 0 4は、 互い に鉛直方向^ ^一直線若しくは略一直線となるように、 或いは互いの中心軸が一直線 若しくは略一直線となるように設けられる。
更に、 植栽部 2 0 0には、 図 2に示すように、 底面 2 0 2に吸水部材 2 0 5を揷 通可能な揷通孔 (図示省略) が穿設され、 前記挿通孔に揷通される吸水部材 2 0 5 の毛細管現象により貯水部 3 0 0内の水分 3 0 4が植栽部 2 0 0内に導かれ、 植栽 部 2 0 0で良好に植物栽培を行えるようになつている。
貯水部 3 0 0には、 側面 3 1の上端に貯水部 3 0 0内の余剰水を外部に排出する ための凹部 3 0 3が形成され、 凹部 3 0 3により貯水部 3 0 0内の水分 3 0 4の水 面 3 0 5或いは水位が所定高さ (凹部 3 0 3の下端の高さ) 以上にならずに、 植栽 部底面 2 0 2と貯水部 3 0 0内の水分 3 0 4の上限水位との間に空気層が常に形成 される構成であり、 又、 前記空気層の空気は、 植栽部 2 0 0の底面 2 0 2に設けら れた上記通水兼通気孔から植栽部 2 0 0内に導かれるようになっている。
植栽部 2 0 0を貯水部 3 0 0上に載置して設けた緑化体 1 0 0では、 植栽部 2 0 0の第 2柱状部材 2 0 4の下端が貯水部 3 0 0の底面 2 0 2の上面に当接すると共 に、植栽部 2 0 0の側壁 3 0 1の下端が貯水部 3 0 0の側壁 3 0 1 の上端に当接し、 貯水部 3 0 0の凹部 3 0 3 と植栽部 2 0 0の側壁 2 0 1 の下端で形成される開口が 排水用開口として機能する。
緑化体 1 0 0を用いる際には、 例えば図 2に示すように、 敷設面 4 0 0に貯水部 3 0 0を敷設し、 その貯水部 3 0 0上に植栽部 2 0 0を載置して設け、 更に、 植栽 部 2 0 0内に育成材 2 0 6を充填し、育成材 2 0 6に或いは育成材 2 0 6上に芝生、 セダム、 コケ類、 蔓性植物、 木、 花など適宜の植物 2 0 7を植栽し、 必要な場合に は貯水部 3 0 0内に水分 3 0 4を入れる。 そして、 図 2に示すように、 例えば屋上 等の敷設面 4 0 0に複数の緑化体 1 0 0を敷き詰めて敷設し、緑化設備を構成する。 尚、 緑化体 1 0 0或いは緑化設備を屋上等に敷設する場合には、 軽量の育成材 2 0 6を用いることが好ましく、 例えばパーライ ト、 パーミキユウライ ト、 ピートモ ス、 パーク堆肥、 チャフコン、 木質腐朽有機物、 ゼォライ ト、 下水又は浄水場から 発生する汚泥、 或いは汚泥の焼却灰等を用いることができる。 また、 これらの内の 数種類を選定し、 更には根腐れ防止用の硅酸塩白土等を植物 2 0 7の種類、 環境等 に応じて適宜選定し、 これらを保水性、 排水性を良好にするためにパランス良く配 合したもの、 或いはスポンジやヤシガラ等の繊維材等の軽量育成材などを適宜育成 材 2 0 6 として用いることができる。
また、 貯水部 3 0 0に、 例えば図 3のよ うな第 2柱状部材 2 0 4の下端を係止す る係止部を設けると、 植栽部 2 0 0や第 2柱状部材 2 0 4の位置決め或いは前後左 右への移動を規制することができ良好である。 例えば図 3 ( a ) の係止部 3 0 6 a は、 第 2柱状部材 2 0 4の底面或いは下端面と略相似形で僅かに大きいサイズの円 周状等の周状の突条で、 底面 3 0 2に設けられる前記周突条の内側に第 2柱状部材
2 0 4の下端が嵌合され係止される構成であり、 又、 図 3 ( b ) の係止部 3 0 6 b は、 貯水部底面 3 0 2に例えば 4つ (好適には 3つ以上) 上方に突設される突起で、 前記突起は相互間に第 2柱状部材 2 0 4の下端を係入可能な位置に配設され、 前記 突起相互間に第 2柱状部材 2 0 4の下端が係入され係止される構成であり、 又、 図
3 ( c ) の係止部 3 0 6 cは、 貯水部底面 3 0 2に設けられる突部で、 第 2柱状部 材 2 0 4の底面に前記突部が入り込む凹部 2 0 4 aが設けられ、 前記突部が凹部 2 4 1に嵌合して第 2柱状部材 2 0 4の下端を係止する構成であるが、 この他にも適 宜の係止部或いは係止構造を用いることができる。 また、 植栽部 2 0 0が貯水部 3 0 0上に載置された状態で、 植栽部 2 0 0の側壁 2 0 1 と貯水部 3 0 0の側壁 3 0 1が平面視略同一位置或いは同一側面となるよう に構成すると、 側壁 2 0 1、 3 1 の近傍に柱状部材 2 3、 2 4が無い場合で、 側壁 2 0 1に歩行者の踏圧等の外力が負荷された場合にも、 側壁 2 0 1、 3 1を介して 踏圧等の外力を直線的に敷設面 4 0 0に導き、 前記外力或いはその大部分を敷設面 4 0 0で受けることができるので好適である。
上記第 1実施形態の緑化体 1 0 0或いは緑化設備は、 植栽部 2 0 0の上方からの 踏圧等の外力を、 略一直線状の第 1柱状部材 2 0 3と第 2柱状部材 2 0 4を介し、 敷設面 4 0 0に接触或いは密接している貯水部底面 3 0 2に直線的に導く ことがで きるので、 前記外力の全て若しくは大部分を確実に敷設面 4 0 0で支持し、 高い支 持強度や安定性が得られ、 植栽部 2 0 0や貯水部 3 0 0が破損する可能性も低くな る。 また、 第 1柱状部材 2 0 3と第 2柱状部材 2 0 4が平面視略同一位置に存在す るので、 第 1柱状部材 2 0 3へ負荷される外力で第 1柱状部材 2 0 3が沈むことや 植栽部底面 2 0 2が撓むこと等を防止することができ、 踏感覚を良好に保つことが できる。
次に、 本発明の第 2実施形態について上記第 1実施形態と異なる箇所の詳細を説 明する。 第 2実施形態の緑化体 1 0 0も、 図 4及び図 5に示すように、 植栽部 2 0 0が貯水部 3 0 0上に载 Eして設けられるものであるが、 植栽部 2 0 0には柱状部 材が設けられておらず、 貯水部 3 0 0の底面 3 0 2に上方に突出して複数の平面視 略円形或いは略円柱状の柱状部材 3 0 7が垂設され、 柱状部材 3 0 7は側壁 3 0 1 の上端より も高く鉛直方向に立設されている。 また、 植栽部 2 0 0の底面 2 0 2に は柱状部材 3 0 7の位置と対応する位置に柱状部材 3 0 7の平面視形状と略同形 · 同サイズの柱状部材揷通穴 2 0 8が穿設されており、 植栽部 2 0 0を貯水部 3 0 0 に載置した状態では、 柱状部材揷通穴 2 0 8に柱状部材 3 0 7が揷通され柱状部材 揷通穴 2 0 8内に柱状部材 3 0 7がそれぞれ位置し、 柱状部材 3 0 7の上端が植栽 部 2 0 0の側壁 2 0 1 の上端或いは植栽部 2 0 0の上面近傍に位置するようにな る。 他の構成は第 1実施形態と同様である。
上記第 2実施形態の緑化体 1 0 0或いは前記緑化体 1 0 0による緑化設備を使用 することにより、 上記第 1実施形態の効果を奏すると共に、 植栽部 2 0 0の構造を 簡略化することができるので、 コス トダウンを図ることができる。 また、 柱状部材 3 0 7が柱状部材揷通孔 2 8に揷通されることにより、 貯水部 3 0 0に対する植栽 部 2 0 0の位置決めを確実に行うことができ、 植栽部 2 0 0の前後左右方向への移 動を未然に防止することができる。,
次に、 本発明の第 3実施形態について上記第 1、 第 2実施形態と異なる箇所の詳 細を説明する。 第 3実施形態の緑化体 1 0 0も、 図 6及ぴ図 7に示すように、 植栽 部 2 0 0が貯水部 3 0 0上に載置して設けられるものであるが、 植栽部 2 0 0は、 第 1実施形態と同様に、 底面 2 0 2から上方に突出し、 第 1柱状部材 2 0 3が側壁
2 0 1の上端近傍まで鉛直方向に立設されている一方で、 底面 2 0 2から下方へは 柱状部材が設けられていない。 また、 貯水部 3 0 0の底面 3 0 2から上方に突出し、 平面視略円形或いは略円柱状の第 2柱状部材 3 0 8が側壁 3 0 1の上端位置まで鉛 直方向に立設されており、 植栽部 2 0 0を貯水部 3 0 0上に載置した状態で、 第 2 柱状部材 3 0 8の上端が植栽部 2 0 0の底面 2 0 2の下面に当接し、 且つ植栽部 2 0 0の第 1柱状部材 2 0 3の下端と略同一位置に位置するようになっている。 他の 構成は上記第 1、 第 2実施形態と同一である。 第 3実施形態の緑化体 1 0 0及びそ の緑化設備を使用することにより、 上記第 1実施形態と同様の効果が得られる。 以上、 本発明の第 1〜第 3実施形態の緑化体 1 0 0や緑化体 1 0 0による緑化設 備について説明したが、 本発明は上記第 1〜第 3実施形態に限定されるものではな く、 様々な拡張及び変形が可能である。
例えば、 第 1、 第 2、 第 3実施形態共に、 貯水部 3 0 0の底面 3 0 2又は/及び 植栽部 2 0 0の底面 2 0 2に下方へ突出する脚部を設けるようにしてもよく、 特に 貯水部 3 0 0に脚部を設けると、 貯水部 3 0 0の底面 3 0 2等を敷設面 4 0 0から —定距離離間した状態で維持することができ、 排水性が向上することができる等の 効果を発揮する。
具体的な構成例として、 基本的な構成が第 3実施形態の緑化体 1 0 0と同様の植 栽部 2 0 0及び貯水部 3 0 0に脚部を設ける第 4実施形態の緑化体 1 0 0を図 8に 示す。 第 4実施形態の緑化体 1 0 0には、 植栽部 2 0 0の底面 2 0 2から下方に突 出して平面視略円形或いは略円柱状の脚部 2 0 9が設けられていると共に、 貯水部
3 0 0の底面 3 0 2からも下方に脚部 3 0 9が設けられ、 第 1柱状部材 2 0 3、 脚 部 2 0 9、 第 2柱状部材 3 0 8、 脚部 3 0 9は平面視で同一の対応位置に設けられ ている。 そして、 第 2柱状部材 3 0 8は、 植栽部 2 0 0の脚部 2 0 9の突出分、 そ の上端の高さが低く形成され、 植栽部 2 0 0を貯水部 3 0 0に載置した状態で、 第 2柱状部材 3 0 8の上端面が脚部 2 0 9の下端面に当接する構成である。
上記第 4実施形態等の脚部を設ける構成により、 敷設面 4 0 0 と貯水部 3 0 0の 底面 3 0 2 との間に一定の排水空間を形成することができ、 緑化工リァ全体でも連 続した排水空間を形成することが可能になるので、 例えば貯水部 3 0 0から溢れる 余剰水を確実に緑化工リァ外に排水することができると共に、 緑化設備の高勾配側 の緑化体 1 0 0の外等に降雨等で水が貯まる或いは留まるなどの不具合を解消する ことができる。 尚、 逆に植栽部底面 2 0 2に凹部を設け、 貯水部底面 3 0 2から立 設する第 2柱状部材 3 0 8を前記凹部の深さ分側壁 3 0 1 より高く形成し、 前記第 2柱状部材 3 0 8の上端を前記凹部に嵌めて係止する構造としてもよい。
更に、 上記植栽部 2 0 0の脚部 2 0 9の下端を第 2柱状部材 3 0 8の上端に設け る場合には、 脚部 2 0 9の下端と第 2柱状部材 2 0 8の上端に係止部或いは係止構 造を設ける等、 第 2柱状部材 3 0 8の上端が植栽部 2 0 0の底面 2 0 2や底面 2 0 2の近傍で係止される構成とすると、 貯水部 3 0 0に対する植栽部 2 0 0の位置決 めを行うことができ、 植栽部 2 0 0の前後左右への移動を未然に防止することが可 能となるので好適である。
前記係止構造は適宜であるが、 例えば図 9 ( a ) のように、 第 2柱状部材 3 0 8 の上端に、 植栽部 2 0 0の脚部 2 0 9の底面と略相似形で僅かに大きい凹部 3 1 0 を形成し、 凹部 3 1 0に植栽部 2 0 0の脚部 2 0 9を挿入或いは嵌挿して係止する 構成や、 図 9 ( b ) のように、 第 2柱状部材 3 0 8の上端面の外周に略所定間隔で 3つ以上の突起 3 1 1 (図示例は 4つの突起 3 1 1 ) を設け、 突起 3 1 1の相互間 或いは周設された突起 3 1 1の内側に植栽部 2 0 0の脚部 2 0 9を挿入或いは嵌揷 して係止する構成や、 図 9 ( c ) のように、 第 2柱状部材 3 0 8の上端に突部 3 1 2を設けると共に、 植栽部 2 0 0の脚部 2 0 9の下端に凹部 2 1 0を形成し、 突部 3 1 2を凹部 2 1 0に挿入或いは嵌挿して係止する構成等とすることが可能であ る。
また、 上記実施形態の柱状部材 2 0 3、 2 0 4、 3 0 7、 3 0 8や脚部 2 0 9等 の平面視形状は略円形としたが、 かかる形状に限定されるものではなく、 例えば平 面視略四角形や三角形等の多角形、 楕円形等の様々な形状とすることが可能で、 そ れぞれ中実とすると好適であり、 更には平面視略十字形、 L字形、 I字形等線状の ものが好適であり、 且つ中実とするとより好適である。
即ち、 柱状部材 2 0 3等を線状形状或いはノ且つ中空部を設けない中実にするこ. とにより、 例えば植栽部 2 0 0内の柱状部材 2 0 3、 3 0 7等の場合には、 育成材 2 0 6の充填量を增やすことができ、 又、 育成材 2 0 6による保水量を增加し、 植 物 2 0 7の根の伸長する空間の体積を増加することが可能となるので、 植物 2 0 7 をより良好に育成することができる。 更に、 植物 2 0 7が育ちにくい柱状部材 2 0 3等の頂部若しくは頂面やその近傍の平面面積を小さくする、 或いは柱状部材 2 0 3等の頂面を挟む育成材 2 0 6相互間の距離を短くすることができるので、 より多 くの植物 2 0 7を良好に栽培することができ、 又、 例えば植物 2 0 7として芝生等 の匍匐植物を栽培した場合に、 柱状部材 2 0 3等の頂面も良好に匍匐し、 柱状部材 2 0 3等の頂面近傍に植物 2 0 7が存在しないため美観を損なうようなことを無く すことができる。 又、 貯水部 3 0 0内の柱状部材 3 0 7、 3 0 8、 2 0 4等を上記 形状にする場合には、 貯水可能な貯水上限量を増加或いは可能な限り多くすること が可能となり、 水道費の節約と雨水の再利用を図ることができる。
又、 植栽部 2 0 0内の柱状部材 2 0 3等の平面視面積を大きくする或いは Z且つ 本数を多くすると、 植栽部 2 0 0内の柱状部材 2 0 3等の相互間の距離を短くする ことが可能となり、 植栽部 2 0 0の柱状部材 2 0 3等の相互間の距離を植栽部 2 0 0上部で使用する芝刈り機の車輪など道具等が入り込まない距離にすることができ 良好である。 又、 貯水部 3 0 0内の柱状部材 3 0 8等の平面視面積を小さくする或 いは/且つ本数を少なくすると、 貯水量を増大し、 製造コス トを削減することがで き良好である。 又、 貯水部 3 0 0には、 植栽部 2 0 0の柱状部材 2 0 3等の全て或 いは一部に対応する柱状部材 3 0 8等を敷設面 4 0 0や底面 3 0 2まで一連にすれ ば良いので、 植栽部 2 0 0内の柱状部材 2 0 3等の平面視面積を大きく或いは Z且 つ本数を多く し、 且つ貯水部 3 0 0内の柱状部材 3 0 8等の平面視面積を小さく或 いは 且つ本数を少なくする構成にしてもよい。 更に、 上述の構成を適宜組み合わ せたもの等としてもよい。 上記線状形状の柱状部材等の例としては、 例えば図 1 0に示す構造としてもよい。 図 1 0の構造は、 第 3実施形態の第 1柱状部材 2 0 3を平面視略十字形に形成し、 第 2柱状部材 3 0 8を平面視略十字形で第 1柱状部材 2 0 3より も若干小さいサイ ズで形成し、 植栽部 2 0 0の底面 2 0 2に、 平面視略円形で下方に突出して設けら れ、 十字形の第 2柱状部材 3 0 8を係止或いは嵌合する溝 2 1 2が形成されている 係止突部 2 1 1を有し、 第 2柱状部材 3 0 8を係止突部 2 1 1の溝 2 1 2に嵌合或 いは係合して係止する構成である。 尚、 前記構造に於いて、 図 1 0 ( a ) には係止 突部 2 1 1を省略したもの、 図 1 0 ( b ) には第 1柱状部材 2 0 3を省略したもの を示している。 前記構成は、 図 9の係止構造よりも一層確実に植栽部 2 0 0の位置 決め効果を発揮することができると共に、 例えば植栽部 2 0 0のみでも、 前記略円 形の係止突部 2 1 1が脚部として機能するので充分に使用することができ、 敷設面 4 0 0と植栽部底面 2 0 2との間に排水空間を充分に形成することが可能である。 また、 上記実施形態では複数の柱状部材 2 0 3、 2 0 4、 3 0 7、 3 0 8や脚部 2 0 9等を平面視で所定間隔毎に 3行 3列で配設する等、 平面視で所定間隔毎に行 列配置する構成について示したが、 例えば千鳥配置で立設する等としてもよく、 又、 柱状部材 2 0 3等や脚部 2 0 9等を規則的に立設する他、 不規則で立設する構成に してもよい。 又、 複数の柱状部材 2 0 3等や脚部 2 0 9等の平面視形状や面積を全 て同一とせずに、 必要に応じて様々な形状や面積の柱状部材 2 0 3等や脚部 2 0 9 等の組み合わせとしてもよく、 例えば柱状部材 2 0 3等を千鳥配置や、 不規則配置 や、 前記組み合わせ等にすることで、 植栽部 2 0 0内に芝刈り機等の車輪などが入 り込み、 方向転換が困難となるような不具合を解消することができる。
また、 植栽部 2 0 0内の柱状部材と貯水部 3 0 0内の柱状部材の平面視形状や平 面視面積は同一形状や同一面積としないことも可能であり、 例えば第 1、 第 3実施 形態の第 1柱状部材 2 0 3 と第 2柱状部材 2 0 4、 3 0 8を異なる平面視形状にし てもよく、 様々な形状の組み合わせが可能である。 又、 立設する柱状部材の本数は、 第 1柱状部材 2 0 3と第 2柱状部材 2 0 4、 3 0 8 とで異なる本数にしてもよく、 又、 脚部 2 0 9等を有する構成で、 第 1柱状部材 2 0 3、 第 2柱状部材 3 0 8、 脚 部 2 0 9を相互に異なる本数、 或いは何れかが異なる本数で設けるようにしてもよ く、 植栽部 2 0 0の上端近傍から敷設面 4 0 0或いは貯水部底面 3 0 2まで略一連 となる柱状部材を少なく とも一部に有し、 前記略一連の柱状部材で植栽部 2 0 0に 負荷される外力を敷設面 4 0 0で支持可能な構成であればよい。
更に、 前記略一連の柱状部材は、 例えば脚部 2 0 9を有する第 4実施形態のよう な場合に、 第 1柱状部材 2 0 3の下端面に平面視で一部若しくは全て重ならず前記 下端面から若干ずれた平面視略同一位置に脚部 2 0 9を設け、 前記脚部 2 0 9で第 1柱状部材 2 0 3を介して負荷される荷重を支持するようにしてもよい。 例えば第 1柱状部材 2 0 3の平面視形状と脚部 2 0 9の平面視形状が異なって多少ずれる場 合等でも、 前記略一連の柱状部材により、 植栽部 2 0 0に負荷される外力を確実に 敷設面 4 0 0或い貯水部底面 3 0 2で支持可能な構成であれば本発明に含まれる。 また、 植栽部 2 0 0の第 1柱状部材 2 0 3等の上端面の位置は、 上記実施形態の ように植栽部 2 0 0の側壁 2 0 1の上端より も僅かに低い位置とせず、 植栽部側壁 2 0 1の上端と同一高さの位置、 或いは植栽部側壁 2 0 1の上端より高い位置にす ることも可能である。 又、 例えば第 3実施形態の変形である図 1 1の第 5実施形態 に示すように、 第 1柱状部材 2 0 3等の上端面の位置を植栽部側壁 2 0 1の上端と 同一高さとし、 植栽部 2 0 0 と貯水部 3 0 0を同一構成とすると、 植栽部 2 0 0と 貯水部 3 0 0を同一工程で製造し、 後工程で植栽部 2 0 0に対してのみ、 吸水棒等 の吸水部材 2 0 5の揷通穴と通水兼通気孔を穿設すればよいことになるので、 製造 工程を簡略化し、 コス トダウンを図ることができる。 尚、 前記構成では植栽部 2 0 0にも貯水部 3 0 0の凹部 3 0 3に相当する凹部 2 1 3が形成されることになる が、 緑化体 1 0 0を隣接して敷設した際に凹部 2 1 3は隣り合う他の植栽部 2 0 0 と連通するので、 緑化設備からの育成材 2 0 6の流出は防止される。
また、 植栽部 2 0 0に関し、 植栽部 2 0 0の第 1柱状部材 2 0 3等の上端面の位 置を植栽部側壁 2 0 1の上端より も高い位置にする場合には、 植栽部 2 0 0上を歩 行した際に、 植栽部側壁 2 0 1が足裏に当たる等の悪い踏感覚を解消することがで きる。 又、 逆に植栽部 2 0 0の第 1柱状部材 2 0 3等の上端面の位置を植栽部側壁 2 0 1の上端よりも低い位置にする場合には、 植栽部側壁 2 0 1が足裏に当たる等 の悪い踏感覚を与えてしまうため、 植栽部側壁 2 0 1の一部若しくは全部を可撓性 を有する材質や部材で形成する、 或いは薄肉で形成すると、 踏感覚の悪さを解消す ることができて好適である。 尚、 植栽部側壁 2 0 1の可撓性を有する材質や部材で 形成する部分、 或いは薄肉で形成する部分は、 第 1柱状部材 2 0 3等の上端面若し くはその近傍よりも高い箇所だけとする、 或いは植栽部側壁 2 0 1の上端部だけと すると、 植栽部 2 0 0の強度減少の防止を図れる等の効果があり好適である。 更に は、 植栽部 2 0 0の第 1柱状部材 2 0 3等の頂部を丸みを帯びた形状、 例えばァー ル形状とすると、 より踏感覚が向上して好適である。
また、 上記実施形態の緑化体 1 0 0の植栽部 2 0 0と貯水部 3 0 0は、 それぞれ 上面箱形の容器状で、 且つ植栽部 2 0 0と貯水部 3 0 0が 1対 1で対応する構成に ついて説明したが、 植栽部 2 0 0や貯水部 3 0 0を容器状とせずに構成とすること も可能であり、 又、 植栽部 2 0 0と貯水部 3 0 0が 1対 1で対応しない緑化体 1 0 0とすることも可能である。
例えば図 1 2 ( a ) の第 6実施形態のように、 2つ若しくは前後方向に 2つずつ 並んだ 4つなど複数の貯水部 3 0 0に対し、 1つの植栽部 2 0 0を対応して設ける 緑化体 1 0 0や、 図 1 2 ( b ) の第 7実施形態のように、 1つの貯水部 3 0 0に対 して複数の植栽部 2 0 0を載置して設ける緑化体 1 0 0とすると、 施工工程を削減 することが可能となる。
又、 図 1 2 ( c ) の第 8実施形態のように、 貯水槽 3 1 3の側壁 3 1 4を高く設 け、 貯水槽 3 1 3内で底面 3 0 2に立設する第 2柱状部材 3 0 8上に、 第 1柱状部 材 2 0 3が立設する平板の仕切板 2 1 4を載置し、 底面 3 0 2と側壁 3 1 4の下部 で囲まれた貯水部 3 0 0上に仕切板 2 1 4 と側壁 3 1 4の上部で囲まれた植栽部 2 0 0を設ける緑化体 1 0 0とすると、植栽部 2 0 0の構造を簡略化することができ、 より安価に製造することが可能となる。 更に、 図 1 2 ( d ) の第 9実施形態のよう に、 図 1 2 ( c ) と同様、 側壁 3 1 4が高く設けられている貯水槽 3 1 3を用い、 一つの貯水槽 3 1 3に対して第 2柱状部材 3 0 8上に複数の仕切板 2 1 4を載置 し、 貯水部 3 0 0上に植栽部 2 0 0を設ける緑化体 1 0 0とすると、 一層安価に製 造することが可能となり、 且つ施工工程を減らすことができる。
又、 図 1 2 ( e ) の第 1 0実施形態のように、 箱形の貯水部 3 0 0の側壁 3 0 1 及ぴ第 2柱状部材 3 0 8上に仕切板 2 1 4を载置して設け、 貯水部 3 0 0上に側壁 がない植栽部 2 0 0を設ける緑化体 1 0 0 とし、 緑化設備で緑化エリァを覆う縁石 等 5 0 0を植栽部側壁の代わり とすることにより、 一層製造コス トを削減すること ができる。 更に、 図 1 2 ( f ) の第 1 1実施形態のように、 複数の貯水部 3 0 0上 に 1枚の仕切板 2 1 4を載置して設け、 複数の貯水部 3 0 ◦上に 1つ或いは一体的 な植栽部 2 0 0を設ける緑化体 1 0 0 とすると、 よい一層製造コス トを削減するこ とができ、 且つ施工工程を減らすことが可能となる。 尚、 第 6〜第 1 1実施形態の 組み合わせや、 第 6〜第 1 1実施形態と第 1〜第 5実施形態の適宜を組み合わせと してもよレ、。
また、 柱状部材 2 0 3、 2 0 4、 3 0 7、 3 0 8や脚部 2 0 9等は、 底面 2 0 2、 3 0 2等にそれぞれ一体形成しても、 組み付けや接着剤による接着等により別体で 設けてもよレ、。
また、 上記実施形態では、 貯水効果を最大限発揮するために貯水空間を形成する 貯水部 3 0 0を用いているが、 貯水部 3 0 0 として、 保水材を充填する或いは保水 効果のある不織布などを充填する等による保水部や、 貯水空間と保水部を有するも の等、 適宜のものを用いることが可能である。
また、 植栽部 2 0 0には植物 2 0 7を植える構成の他、 例えば第 1柱状部材 2 0 3上に板上の石材、 ウッ ドデッキ等を載置してもよく、 特に保水石材を载置すると 保水石材からの蒸散効果を発揮できるため、 好適である。 また、 砂利などを充填す るだけの構成としてもよい。 産業上の利用可能性
本発明の緑化体は、 例えば屋上、 テラス、 ベランダなどに形成する緑化設備に利 用することができる。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . 植物を栽培可能な植栽部が貯水部上に設けられ、 敷設面に敷設して緑化エリア を形成可能な緑化体において、 該榷栽部へ負荷される外力を直接受ける箇所から該 貯水部の底面若しくは該敷設面まで略一連で設けられる柱状部材を有し、 該外力を 該柱状部材を介して該敷設面で受けることを特徴とする緑化体。
2 . 前記略一連の柱状部材を、 前記植栽部の底面から上方へ設けられる第 1柱状部 材と、 該植栽部の底面から下方へ設けられる第 2柱状部材により構成することを特 徴とする請求の範囲第 1項記載の緑化体。
3 . 前記貯水部の底面近傍と前記第 2柱状部材の下端近傍を係止する係止構造を設 けることを特徴とする請求の範囲第 2項記載の緑化体。 '
4 . 前記略一連の柱状部材を、 前記貯水部の底面から前記外力を直接受ける箇所ま で上方へ立設して構成することを特徴とする請求の範囲第 1項記載の緑化体。
5 . 前記略一連の柱状部材を、 前記植栽部の底面から上方へ立設する第 1柱状部材 と、 前記貯水部の底面から上方へ立設する第 2柱状部材により構成することを特徴 とする請求の範囲第 1項記載の緑化体。
6 . 前記植栽部の底面近傍と前記第 2柱状部材の上端近傍を係止する係止構造を設 けることを特徴とする請求の範囲第 5項記載の緑化体。
7 . 前記略一連の柱状部材若しくは前記第 1柱状部材若しくは前記第 2柱状部材が 中空部を有しないことを特徴とする請求の範囲第 1項、 第 2項、 第 3項、 第 4項、 第 5項又は第 6項記載の緑化体。
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