WO2004062039A1

WO2004062039A1 - 可動型コネクタおよびその製造方法

Info

Publication number: WO2004062039A1
Application number: PCT/JP2003/016295
Authority: WO
Inventors: Kiyohiko Chiran
Original assignee: J.S.T. Mfg. Co., Ltd.
Priority date: 2003-01-07
Filing date: 2003-12-19
Publication date: 2004-07-22
Also published as: KR101064862B1; AU2003289439A1; CN1732597A; KR20050089871A; TWI224887B; JP2004214090A; JP4012075B2; TW200414622A

Abstract

可動ハウジングと、この可動ハウジングの両側に可動ハウジングに沿って配置された一対のコンタクト固定部を有する固定ハウジングと、この固定ハウジングのコンタクト固定部と可動ハウジングとを相対変位可能に結合する複数のコンタクトと、固定ハウジングおよび可動ハウジングの対応する各一端または両端に設けられ、使用前において固定ハウジングおよび上記可動ハウジングを結合する捨てハウジングへの結合部とを備えた可動型コネクタ。各コンタクトは、固定ハウジングのコンタクト固定部側に配線基板への半田付けのためのリード部を有し、可動ハウジング側に相手側コネクタとの電気接続のための接点部を有する。

Description

明細書

可動型コネク夕およびその製造方法 · 技 fe分野

この発明は、配線譜反に取り付けられる電気コネクタであって、相手側のコネクタとの位置ずれを吸収できるフローテイング構造を有する可 βコネク夕およびその製造方法に関する。背景技術

ディジタルカメラなどの電子 miでは、複数枚の配 nai反が、コネクタを介して結合された状態で、筐体内に収容されている。一対の配反を 2個以上のコネク夕を介して結合されるなどには、一対の配反間でコネク夕の位置ずれが不可避的に生じる:^がある。位置ずれが生じた枕態では、各コネクタに応力がかかることになるから、そのままで ^¾用すれば、コネクタのリード（半田付け部）が配線から剥離したりして、導通不良に至る。

そこで、相互接続すべき配線 S反間のコネク夕の位置ずれを吸収するために、特開平 6— 3 2 5 8 2 5号公報に示されているような可戴 ι コネクタが用いられる。可動型コネクタは、配 II»反に固定される固定ハウジングと、この固定ハウジングに対して可動な状態（浮遊枕態）で取り付けられた可動ハウジングとを有している。固定ハウジングは、たとえば、き1犬を有し、この固定ハウジング内に可動ノヽゥジングが遊嵌されるようになっている。可動ハウジングは、電気接続のための複数のコンタクトを介して固定ハウジングに取り付けられ、コンタクトの弾性麵によって、固定ノ、ゥジングに対する可動ノヽゥジングの変位が許容さ当該可動型コネク夕に接続すベき相手側のコネクタとの位置ずれが吸収される。コンタクトには、固定ハウジング側に、配線 ¾1反への半田付けのためのリード部が設けられている。このリード部が配反に半田付けされることによって、コンタクトと配線纖反との電気接続が ¾ ^される。リ一ド部への—応力集中を防く、ために、通常、固定ハウジングを配 1¾反に固定するための製タブが設けられていて、この金属製夕ブが配線基板に半田付けされるようになつている。電子 «等の小型化に伴って配反も小型化されてきている。そのため、小さな配 us反上の限られた面積の実装面に多数の電気 ·電子部品を実装するためには、コネクタの小型化が不可欠である。

可動型コネクタの小型化のためには、固定ノヽウジングと可動ノヽウジングとのクリアランスを可能な限り小さくすることが好ましい。そこで、固定ハウジングと可動ハウジングとを一体 ^することが考えられる。一体 ^のためには、時において、固定ノヽゥジングと可動ノヽゥジングとがヽずれかの箇所で接続されることになるが、両ハウジング間のクリァランス部を複数の桟で結合するのが一般的であると考えられる。

このような桟は、 ^^後には、切除しなければならないのであるが、この切除時に生じる切除滓がハウジング表面に残り、この切除滓がコンタクトに付着すると、半田付け不良の原因となり、ひいては、電子 «等のネ不良を招くおそれがある。発明の開示

この発明の目的は、コンタクトの半田付け不良を招くことなく小型化が可能な可動型コネクタおよびその製造方法を提供することである。

この発明の可動型コネクタは、可動ハウジング（2 0) と、この可動ハウジングの両側に可動ハウジングに沿って配置された一対のコンタクト固定部 ( 1 1 ) を有する固定ハウジング（1 0 ) と、この固定ハウジングの上記コンタクト固定部と上記可動ハウジングとを相対変位可能に!^し、上記固定ハウジングのコン夕クト固定部側に配線 ¾反への半田付けのためのリード部（3 4 ) を有し、上記可動ハウジング側に相手側コネクタとの電気接続のための接点部（3 5 ) を有する複数のコンタクト（3 0) と、上記固定ハウジングおよび上記可動ハウジングの対応する各一端または両端に設けら; 使用前において上記固定ハウジングおよび上記可動ハウジングを!^する捨てハウジング（6 0 )への結^ ¾ ( 1 6 ) とを含む。

括弧内の英数字は後述の態における対購成要素等を表すが、このことは、この発明がその^ S 態に限定して解釈されるべきことを意図してはいない。以下、この項において同じ。この発明の可動型コネクタの製造方法は、可動ハウジングと、この可動ハウジングの両側に当該可動ノヽウジングに沿って配置された一対のコン夕クト固定部を有する固定ハウジングと、上言 3可動ハウジングおよび上言 3固定ハウジングをそれらの対応する各一端または両端で結合する捨てハウジングとを樹脂材料で一体成形する工程と、上記固定ハウジングのコンタクト固定部側に 1¾簡反への半田付けのためのリード部を有し、上記可動ノヽウジング側に相手側コネクタとの電気接続のための接点部を有する複数のコンタク卜によって、上記固定ハウジングのコン夕クト固定部と上記可動ハウジングとを齢する I呈と、上 ΐ てハウジングを切除する工程とを含む。

これらの発明によれば、固定ハウジングおよび可動ノ、ウジングは、対応する各一端または両端において、捨てハウジングを介してされた状態でして作製できる。そのため、固定ハウジングと可動ハウジングとの間のクリアランス部に桟を設けることなく、両者間の微小なクリアランスを正確に規定できる。捨てハウジングは、使用時には切除されることになるが、捨てハウジングの切除部位は、コンタクト固定部の近傍ではなく、固定ハウジングおよび可動ハウジングの対応する一 ί または両端であるから、切除滓に起因するコンタク卜の半田付け不良が生じる可能性は極めて低レ、。

このようにして、コンタクトの半田付け不良を招くことなく、固定ハウジングと可動ハウジングとの間のクリアランスを小さくして、可動型コネクタの小型化を図ることができる。

固定ハウジングの一対のコン夕クト固定部は、捨てハウジングの除去によって分離されるようになっていてもよいし、捨てハウジング以外の部位で、互いに結合されていてもよい。

上記可動型コネクタは、上記一対のコン夕クト固定部を相互に齢するとともに、配線 Si反への半田付け部 ( 4 4 ) を有する補強タブ（4 0 ) をさらに含むことが好ましい。この構成によれば、固定ハウジングが補強されるので、可動型コネクタの全体の弓蛍度を向上できる。

この可動型コネクタは、上記の方法の発明において、配 !^反への半田付け部を有する補強タブによって、上記一対のコンタクト固定部を結合する工程をさらに含む方法によつて作製できる。

また、上記の可動型コネクタは、可動ハウジングと、この可動ハウジングの両側に当該可動ノヽウジングに沿って配置された一対のコンタクト固定部を有する固定ハウジングと、上記可動ノヽゥジングぉよび固定ノヽウジングをそれらの対応する各一端または両端で結合する捨てハウジングとを、上記一対のコンタクト固定部を相互に結合するとともに、配反への半田付け部を有する補強夕ブをィンサ —トして、樹脂材料で一体する工程と、上記固定ハウジングのコンタクト固定部側に配線謝反への半田付けのためのリード部を有し、上記可動ハウジング側に相手側コネクタとの電気接続のための接点部を有する複数のコンタクトによつて、上記固定ノヽウジングのコンタクト固定部と上記可動ハウジングとを結合する工程と、上記捨てハウジングを切除する工程とを含む方法によって作製することもできる。

本発明における上述の、またはさらに他の目的、キ織および効果は、爾寸図面を参照して次に述べる形態の説明により明らかにされる。図面の簡単な説明

図 1 (a)はこの発明の一形態に係る可動型コネクタの平面図であり、図 1 (b)はその正面図であり、図 1 (c)はその底面図であり、図 1 (d)はその右側面図である。

図 2は、上記可動型コネクタの部分余昆図である。

図 3 ( a)は上記可動型コネク夕の使用状態を示す側面図であり、図 3 (b)は同じく使用状態を示す横断面図である。

図 4は、図 1 (b)の A— A線断面図である。

図 5は、コンタクトの斜視図である。

図 6 (a)は固定ノ、ウジングおよび可動ハウジングの一体成型品の平面図であり、図 6 (b)はその正面図であり、図 6 (c)はその底面図であり、図 6 (d)はその右側面図である。

図 7は、上記の可動型コネク夕の製造工程を説明するための流れ図である。発明の実施の形態

図 1 (a)はこの発明の一^ 5¾形態に係る可動型コネクタの平面図であり、図 1 (b)はその正面図であり、図 1 (c)はその底面図であり、図 1 (d)はその右側面図である。また、図 2は、上記可動型コネクタの部分斜視図であり、図 3 (a)は使用状態を示す側面図であり、図 3 (b)は同じく使用状態を示す横断面図である。図 1 (a)には、この可動型コネクタが配反に実装されたときに、この線纏の実装面（可翻コネクタが実装される面）を見下す平面図が表されている。以下の説明では、配l¾i反の実装面側（図 1 (b)の下側）を下方として説明する。なお、図中では、可誦コネクタが実際のポ去よりも大きく表されているが、この可動型コネクタの実際の寸法は、幅 6ミリメ一トル程度、長さ 1 2ミリメ一トル程度、高さ 3ミリメ一トル程度である。

この可動型コネク夕 1 0 0は、第 1の配 H¾反 1と第 2の配^ S反 2との接続のために、第 1の配線基板 1の実装面 1 a上に半田付けによって実装されて用いられる。第 2の配線繊 2の実装面 2 a上には、相手側コネクタ 5が半田付けによって実装されており、この相手側コネクタ 5と可コネクタ 1 0 0とを齢させることによって、第 1および第 2の配反 1， 2間の電気接続が纖されることになる。その際に、可コネクタ 1 0 0と相手側コネクタ 5との位置ずれが、可動型コネクタ 1 0 0によって吸収される。

可動型コネクタ 1 0 0は、帳方开^ Kの固定ハウジング 1 0と、この固定ノ、ウジング 1 0に遊嵌された長尺 ¾|犬の可動ハウジング 2 0と、固定ハウジング 1 0と可動ハウジング 2 0とに架橋するようにけられた電気接続用の複数のコン夕クト 3 0と、固定ハウジング 1 0の両端に設けられた補強タブ 4 0とを備えている。

可動ハウジング 2 0は、固定ハウジング 1 0に対して所定のクリアランスを確保した状態で設けられていて、固定ハウジング 1 0内において、配纖反の実装面に沿う二次元方向への変位が可能とされている。すなわち、コンタクト 3 0の弾性変形によって、可動ハウジング 2 0は、固定ハウジング 1 0に対する相対変位が許容されている。

固定ハウジング 1 0は、可動ハウジング 2 0の両側に沿う一対の長辺部がコン夕クト固定部 1 1とされている。このコンタクト固定部 1 1には、複数のコン夕クト 3 0が、当該コンタクト固定部 1 1と交差する姿勢で、互いに亍に等間隔で固定されている。一対のコンタクト固定部 1 1のには、補強タブ 4 0が結合される補強タブ固定部 1 3がそれそれ形成されている。一対のコンタクト固定部 1 1は、この態においては分離されており、この一対のコンタクト固定部 1 1の両端部を架橋してするように一対の補強タブ 4 0が固定されている。一対のコンタクト固定部 1 1の両^ ¾間には、補強夕ブ 4 0よりも下方において、可動ハウジング 2 0の両端面から突出した抜け止め凸部 2 6が位置している。抜け止め凸部 2 6は、相手側コネクタ 5の謹時に補強夕ブ 4 0の下部に当接し、可動ハウジング 2 0の移動を規制する。これにより、コンタクト 3 0へにな外力がカロえられることを防止している。

図 4は、図 1 (b)の A— A線断面図である。また、図 5は、コンタクト 3 0の斜視図である。コンタクト 3 0は、板の打ち抜きカロェによって作製されたものであり、固定ハウジング 1 0との $ ^のための固定ハウジング側結合部 3 1と、可動ハウジング 2 0との結合のための可動ハウジング側結 2と、固定ハウジング側結 ^153 1と可動ハウジング側結^ 3 2とを連結する! の連結 ' 部 3 3とを備えている。

固定ハウジング側^ ¾ 3 1は、配反の実装面と略直交する上下方向に延び、固定ハウジング 1 0の圧入孔 1 2に圧入される圧入片をなしており、その下端部には、配糸 Ι¾ί反の実装面と^亍に延びるリ一ド部 3 4が連設されている。このリード部 3 4が配 US板の実装面上のランドに半田付けされることになる。固定ハウジング側結^ g 1において、リード部 3 4とは反対側には、可動ハウジング 2 0に向かって (すなわち、梓形状の固定ハウジング 1 0の内方に向かつて）、連結部 3 3が連設されている。

連結部 3 3は、この |«態では、配@反の実装面と直交する平面に沿って上下に蛇行した蛇行开狱を有し、 2つの山部 3 3 a， 3 3 bと、この 2つの山部 3 3 a , 3 3 b間に形成された 1つの谷部 3 3 cとを有している。これにより、固定ノヽウジング 1 0と可動ノヽウジングとの間のクリアランスを小さくしながら、連結音 3 3の長さを長くとって、可動ハウジング 2 0の十分な変位量を確保している。しかも、連結部 3 3は、この細形態では、可動ノ、ウジング 2 0の内部にまで入り込んでおり、これにより、固定ハウジング 1 0と可動ハウジング 2 0との間のクリアランスを最小限に抑える構造となっている。

可動ハウジング側 ½^3 2は、連結部 3 3の内方側離 βから配鶴反の実装面に略直交する上方に立ち上がって連設さ可動ハウジング 2 0の圧入孔 2 3 に圧入される圧入片をなしている。この可動ハウジング側結^ ¾ 3 2の途中部からは、外方に向かって結部 3 3の上方へと張り出し、さらに、配1 ^反の実装面に略垂直な方向（実際には、若干外向きに傾斜した方向）へと延びる接点部 3 5が分岐している。この接点部 3 5は、内方への弾性が可能な状態とさ^ その外側面において相手側コネクタ 5のコンタクト 7 (図 3 (b)参照）に圧接することで、コンタクト 3 0 , 7間の電気接続が達成されるようになっている。固定ハウジング 1 0の一対のコンタクト固定 B l 1には、このコンタクト固定部 1 1を上下方向に貫通する複数（この例では 1 0個）の圧入孔 1 2がその長手方向に沿って整列して形成されている。この圧入孔 1 2に、複数（この例では 1 0本）のコンタクト 3 0の固定ハウジンク部 3 1がそれそれ圧入されている。

一方、可動ハウジング 2 0は、相手側コネクタ 5が齢（この態では外嵌）される嵌^ ¾ 2 1と、この ·Κ^Τ¾ 2 1の下方に連設さ ¾¾^152 1よりも幅広のベース部 2 2とを備えている。そして、 ¾^¾2 1の幅方向中寸近には、この 2 1を上下方向に貫通する複数の圧入孑し 2 3が、その長手方向に沿つて 2列（この例では各列に 1 0個。合計 2 0個。）に整列して形成されている。この複数の圧入孔 2 3に、複数（この例では 2 0本）のコン夕クト 3 0の可動ノ、ウジンク"側結 2がそれぞれ圧入されている。

さらに、可動ハウジング 2 0の両側面には、コン夕クト 3 0の接点部 3 5を変位可能にそれぞれ収容する接点収容溝 2 4が^間隔で形成されており、これらの接点収容溝 2 4は、接点部 3 5に沿うように上下方向に沿って形成されている。また、可動ハウジング 2 0のベース部 2 2の下面には、複数のコンタクト 3 0 の蛇狱の連結部 3 3を収容する連結部収容凹所 2 5が、側方に開放し、かつ可動ノ、ウジング 2 0の長手方向に連通して形成されている。補強夕ブ 4 0の構成は図 2に最もよく表されている。この補強夕プ 4 0は、金属板に対して打ち抜きカロェおよび折り曲げ加工することによって作製されたものであり、大略的に、一対のコンタクト固定部 1 1の¾¾間を架橋する上方に凸のアーチ形 I犬に形成されている。すなわち、補強タブ 4 0は、アーチ形 I犬の天部をなす梁部 4 5と、この梁部 4 5の両端から配線基板の実装面に向かって下方に垂下した垂下部 4 6と、この垂下部 4 6から配 IS反の実装面に沿って外側に連設された延長部 4 7とを有している。

そして、補強タブ 4 0は、固定ハウジング 1 0のコンタクト固定部 1 1の両端部にそれぞれ設けられた補強タブ固定部 1 3への固定のための一対の！^ 1 と、この一対の結 4 1の間に形成された切り欠き部 4 2と、両においてコン夕クト固定部 1 1の外方側側面に沿うように内向きに湾曲された一対の湾曲部 4 3と、湾曲部 4 3の下縁に設けら SSHai反への半田付けのための半田付け部 4 4とを有している。

これらのうち、結^ 4 1は、梁部 4 5から配糸！ ¾反の実装面に向かって垂下して形成された圧入片からなる。この ^r¾4 1は、垂下部 4 6よりも内側に設けられていて、この垂下部 4 6とともに補強夕ブ固定部 1 3を抱き抱えることにより、補強タブ 4◦を補強夕ブ固定部 1 3に固定させる。補強タブ固定部 1 3は、補強夕ブ 4 0を収容する補強夕ブ収 1 4を有している。この補強夕ブ収容溝 1 4は、補強夕ブ 4 0の垂下部 4 6、梁部 4 5および結 ^flH 1に向かって開放している。そして、補強夕ブ 4 0を補強夕ブ収 1 4に対して上方から圧入することにより、主として、結^ ¾ 4 1の先端付近において外方に突出して形成された圧入突起 4 1 aの働きにより、補弓萤夕ブ固定音 1 3が、補 ¾ 夕ブ収冓 1 4 の底面において抱き抱えられるようになっている。

また、切り欠き部 4 2は一対の！ 4 1と梁部 4 5の下縁とによってされ、抜け止め凸部 2 6は、この切り欠き部 4 2を揷通して、その上面が梁部 4 5 の下縁に対向することになる。相手側コネクタ 5の擁時には、梁部 4 5の下縁は、抜け止め凸部 2 6の上面が当接する当たり部となり、可動ハウジング 2 0の脱落を防止するとともに、コンタクト 3 0にな外力がかかることを防止する。さらに、一対の湾曲部 4 3は、上記一対の延長部 4 7を湾曲させることによつて形成されている。この一対の湾曲部 4 3により、補強タブ 4 0自身が強化されており、この補強タブ 4 0を小型に形成した:^でも、十分な搬を有することができる。さらに、一対の湾曲部 4 3は、コンクト固定部 1 1の外側の側面に沿って形成されており、このコンタクト固定部 1 1を補強している。これにより、コンタクト固定部 1 1を薄肉に形成して可画コネクタ 1 0 0の小型化を図る場合に、このような小型の可續コネクタ 1 0 0に十分な弓艘を付与することがでぎる。

コン夕クト固定部 1 1の外方俱 Ui目』面の両齢には、補強タブ収容凹所 1 5がそれそれ形成されており、この補強タブ収容凹所 1 5に湾曲部 4 3の名先が収容されるようになつている。なお、 1 7は、反に形成された位置決め孔に係合して当該可動型コネクタ 1 0 0を配 ϋ¾κ±で位置決めするための位置決め凸部である。

図 6 (a)、図 6 (b)および図 6 (c)は、上記可動型コネクタの製造工程を説明するための図である。より詳しくは、図 6 (a)は固定ハウジング 1 0および可動ノ、ウジング 2 0の一 ί本成型品 5 0の平面図であり、図 6 (b)はその正面図であり、図 6 (c)はその底面図であり、図 6 (d)はその右側面図である。

この一体成型品 5 0は、可動ノヽゥジング 2 0と、この可動ノ、ウジング 2 0の両側に沿って配置された一対のコンタクト固定部 1 1と、一対の捨てハウジング 6 0とを; f細旨材料で一 ί本成形したものである。一対の捨てハウジング 6 0は、可動ハウジング 2 0および一対のコンタクト固定音 1の両¾¾をそれそれ^している。より具体的には、捨てハウジング 6 0は、コンタクト固定部 1 1の両端面に沿う本体部 6 5と、この本ィ本部 6 5から一対のコンタクト固定部 1 1の端面 (補強タブ固定部 1 3の表面）に向かって平行に延びた一対の固定ハウジング結合脚部 6 1 , 6 2と、可動ハウジング 2 0の端面（抜け止め凸部 2 6の表面）に向かって延びた可動ノヽウジング結合脚部 6 3とを有している。

固定ノ、ゥジング結合脚部 6 1 , 6 2は、補強夕ブ固定部 1 3の表面（コンタクト固定部 1 1の長手方向に直交する表面）の捨てハウジング結^ SIU 6 (図 1 (d)および図 2を併せて参照）に結合されている。また、可動ハウジング^脚部 6 3は、可動ハウジング 2 0の抜け止め凸部 2 6の表面（可動ハウジング 2 0 の長手方向に直交する表面）の捨てハウジング結^ ¾ 2 7 (図 1 (d)および図 2 を併せて参照）に結合されている。

可動ハウジング 2 0および一対のコンタクト固定部 1 1の対応する端面において、捨てハウジング結^^ 2 7， 1 6は同一平面内（可動ハウジングおよびコンタクト固定部 1 1の長手方向に直交する平面内）に配置されている。そのため、捨てハウジング結 ^IU 6 , 2 7とハウジング ^脚部 6 1 , 6 2 , 6 3との分離は、切断^を用いて一括して行えるようになつている。

図 7は、上記の可動型コネクタの製造工程を説明するための流れ図である。まず、一対のコン夕クト固定部 1 1およひ可動ハウジング 2 0を捨てハウジング 6 0で結合した一体成型品 5 0を樹脂材料で赚する（ステヅプ S 1 )。

次に一対のコンタクト固定部 1 1を架橋するように、補強タブ 4 0を両端の補強タブ固定部 1 3に圧入し、これにより、一対のコンタクト固定部 1 1を!^ する（ステップ S 2 ) 。このとき、図 1 (d)および図 2に示されているとおり、可動ハウジング 2 0の捨てハウジング^ ¾2 7は、補強タブ 4 0のアーチ开狱部から端面方向に露出しており、かつ、コンタクト固定部 1 1および可動ハウジング 2 0の捨てハウジング！^ 1 6 , 2 7は、いずれも、補強タブ 4 0よりも、各長手方向に関して外方側に位置している。

こうして、補強タブ 4 0を取り付けた後に、複数のコンタクト 3 0が、コン夕クト固定部 1 1と可動ハウジング 2 0とを架橋するように植え込まれる（ステヅプ S 3 )。

その後、切断器具を用いることによって、捨てハウジング 6 0が、捨てハウジング結 ^§15 1 6 , 2 7において切除さ; コンタクト固定部 1 1および可動ハウジング 2 0から分離される（ステップ S 4 ) 。これにより、可動ハウジング 2 0 は、固定ハウジング 1 0に対して、両者間のクリアランスおよびコンタクト 3◦ の弾性変形によって許容される範囲で相対変位できる状態となり、可画コネクタ 1 0 0が完成する。

以上のようにこの実 ¾ 態によれば、 .可動ハウジング 2 0と一対のコン夕クト固定部 1 1とを一対の捨てハウジング 6 0を介して結合した状態で一体成形するので、それらの間のクリアランスを小さく設定して、可動型コネクタ 1 0 0の小型化を図ることができる。しかも、一対の捨てハウジング 6 0は、可動ハウジング 2 0およびコンタクト固定部 1 1の両端をそれぞ ^妾合しているので、その切除の際の切除滓は微量であるうえ、その切除滓がコンタクト 3 0の付近にはほとんど至ることがない。そして、捨てハウジング 6 0以外には、可動ハウジング 2 0とコンタクト固定部 1 1との!^ ¾が設けられていないので、切除滓に起因するコンタクト 3 0の半田付け不良が生じたりするおそれはない。

また、コンタクト 3 0は、！ilfiffif狱の連結部 3 3を有しているので、可動ハウジング 2 0とコンタクト固定部 1 1とのクリアランスを最小限に抑制しているにもかかわらず、その十分な変形量を確保することができ、相手側コネクタ 5との位置ずれを良好に吸収できる。

さらに、一対のコンタクト固定部 1 1を架橋する補強タブ 4 0によって、固定ハウジング 1 0を補強しているから、コンタクト固定部 1 1を薄肉に形成することができ、これによつて、可 βコネクタ 1 0 0のさらなる小型化が可肯とされている。

以上、この発明の一^^態について説明したが、この発明は他の形態で実施することもできる。たとえば、上記の^ SB態では、一対のコンタクト固定部 1 1、可動ハウジング 2 0および捨てハウジング 6 0の一 {本¾品 5 0を作製した後に補強タブ 4 0が圧入されるようになっているが、補強夕ブ 4 0を一対のコン夕クト固定部 1 1にィンサートした状態で（ィンサートした品を作製するようにしてもよい。すなわち、このようなインサート^ B工程を、図 7 のステップ S 1 , S 2の: E|呈に代えて fi¹うようにしてもよい。

また、上記の難形態では、一対のコンタクト固定部 1 1と可動ハウジング 2 0とが、両端部において捨てハウジング 6 0によって^されることとしたが、一対のコンタクト固定部 1 1および可動ハウジング 2 0とを、対応する一端部のみにおいて、捨てハウジング 6 0で結合することとしてもよい。

さらに、上記の態では、固定ハウジング 1 0は、互いに分離された一対のコンタクト固定部 1 1を有しているが、捨てハウジング 6 0以外の箇所で一対のコンタクト固定部 1 1同士を結合しておき、固定ハウジング 1 0を一部品で構成してもよい。また、上言 3の开態では、コンタクト 3 0が 2 0本設けられた 2 0ピン型の可動コネクタについて説明したが、ピン数は一例にすぎず、たとえば、長さを長くすることにより、 4 0ピン型ゃ 8 0ピン型などの任意のピン数の可動型コネク夕を構成することができる。

本発明の形態について詳細に説明してきたが、これらは本発明の技術的内容を明らかにするために用いられた具体例に過ぎず、本発明はこれらの具体例に限定して解釈されるべきではな本発明の精神および範園ま添付の請求の範囲によってのみ限定される。

この出願は、 2 0 0 3年 1月 7日に日本国特許庁に提出された特願 2 0 0 3 - 1 3 6 0号に対応しており、この出願の全開示はここに弓 I用により組み込まれるものとする。

Claims

請求の範囲

1 . 可動ハウジングと、

この可動ノヽゥジングの両側に可動ノヽゥジングに沿って配置された一対のコン夕クト固定部を有する固定ハウジングと、

この固定ハウジングの上言己コンタクト固定部と上記可動ハウジングとを相対変位可倉こ結合し、上言己固定ハウジングのコンタクト固定部側に配 H¾反への半田付けのためのリ一ド部を有し、上記可動ノヽゥジング側に相手側コネクタとの電気接続のための接点部を有する複数のコン夕クトと、

上記固定ノヽウジングおよび上記可動ノヽウジングの対応する各一端または両端に設けられ、使用前において上記固定ノヽゥジングおよび上記可動ノヽゥジングを結合する捨てハゥジングへの結^ g卩とを含む、可動型コネク夕。

2 . 上記一対のコンタクト固定部を相互に！^するとともに、配反への半田付け部を有する補強タブをさらに含む、請求項 1記載の可動型コネクタ。

3 . 可動ハウジングと、この可動ノヽウジングの両側に当該可動ノヽウジングに沿つて配置された一対のコンタクト固定部を有する固定ハウジングと、上記可動ハウジングおよび上記固定ノヽウジングをそれらの対応する各一端または両端で結合する捨てハウジングとを樹脂材料で一体赚する工程と、

上記固定ノヽウジングのコンタクト固定部側に配線 ¾ί反への半田付けのためのリード部を有し、上記可動ハウジング側に相手側コネクタとの電気接続のための接点部を有する複数のコンタクトによって、上言己固定ハウジングのコン夕クト固定部と上記可動ハウジングとを結合する I呈と、

上記捨てハゥジングを切除する工程とを含む、可動型コネク夕の製造方法。

4. 配線播反への半田付け部を有する補強タブによって、上記一対のコンタクト固定部を結合する工程をさらに含む、請求項 3記載の可動型コネクタの製造方法。

5 . 可動ハウジングと、この可動ノヽウジングの両側に当該可動ノヽウジングに沿つて配置された一対のコン夕クト固定部を有する固定ハウジングと、上記可動ハウジングおよび固定ハウジングをそれらの対応する各一端または両端で結合する捨てハウジングとを、上記一対のコンタクト固定部を相互に結合するとともに、配線 S反への半田付け部を有する補強夕ブをィンサ一トして、樹脂材料で一体腿する呈と、

上記固定ハウジングのコン夕クト固定部側に配線 ¾ί反への半田付けのためのリ一ド部を有し、上記可動ノヽゥジング側に相手側コネクタとの電気接続のための接点部を有する複数のコンタクトによって、上記固定ハウジングのコン夕クト固定部と上記可動ハウジングとを結合する: ¾呈と、

上記捨てハウジングを切除する工程とを含む、可動型コネク夕の製造方法。