WO2004058547A1 - 車両用盗難防止装置 - Google Patents

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Shinichi Tanaka
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Abstract

車両盗難防止装置は、イグニションキーシリンダにキーが挿入されていない状態でエンジン始動が可能なシステムが作動することに起因する盗難防止機能の誤作動を防止する。電源制御装置は、イグニションキーシリンダへキーが挿入され又は無線通信による認証照合が完了した場合にスタータモータにエンジン始動を行わせる。車両盗難防止装置は、イグニションキーシリンダへのキーの非挿入状態で電源制御装置からのIG信号がオン信号となった場合に警告器を作動させる。電源制御装置及び車両盗難防止装置に、エンジン始動時にプッシュ操作されるプッシュスタートスイッチを接続する。電源制御装置は、プッシュスタートスイッチの操作後、携帯機との無線通信による照合が完了した場合に、車両盗難防止装置へ供給するACC信号及びIG信号をその順でオン状態に切り替える。車両盗難防止装置は、ACC信号がオン状態となった場合にセキュリティ機能を無警戒状態へ切り替える。

Description

車両用耀防止装置 技術分野
本発明は、 車両用難防止装置に係り、 特に、 携帯機との無線通信による照合 の結果に基づいてエンジンの始動を行う始動装置を備える車両に搭載され、 該車 両の盗難を防止すべく所定の «防止機能を作動させる車両用 »防止装置に関 する。 背景技術
従来、 車両の盗難防止動作のためのセットモード時に例えばエンジンの始動を 不能とすると共に、 かかる状態でィグニションキーシリンダにキーが挿入されか っィダニションスィツチの導通が検知された場合に、 そのセットモ一ドを解除す ることによりエンジンの始動を可能とした車両用 »防止装置が知られている ( 例えば、特開平 7—1 5 6 7 5 4号公報参照)。このような車両用盗難防止装置に おいては、 正規の始動操作が行われた場合、 盗難防止機能が解除される。 このた め、 上記従来の盗難防止装置によれば、 正規の始動操作により盗難防止機能が動 作する事態を回避することができる。
ところで、 車両に搭載される車 と車両運転者に携帯される携帯機との無線 通信による照合が完了し、 かつ、 車内に設けられたエンジンスタートスィッチの 操作が行われた場合にエンジン始動を行うィグニションシステムが存在する。 か かるシステムにおいては、 イダニションキーシリンダにキーが揷入されていなく ても、 ィグニシヨンスィッチが導通し、 エンジンの始動を行うことができること が要求される。 このため、 このイダニシヨンシステムと共に上記した特許文献記 載の車両用難防止装置をも搭載する車両においては、 正規に始動操作が行われ た場合にも、 盗難防止機能を解除することができない事態が生じる。 したがって 、 防止機能が作動することに起因して、 車両運転者にとっての利便性が低下 するおそれがある。 発明の開示
本発明の総括的な自的は、 上述の問題を解消した改良された有用な車両用盗難 防止装置を提供することである。
本発明のより具体的な目的は、 ィグニションキーシリンダにキーを挿入するこ となく、 エンジン始動が可能なシステムが作動することに起因する盗難防止機能 の誤作動を防止することが可能な車両用盗難防止装置を提供することである。 上述の目的を達成するために、 本発明によれば、 車載機と携帯機との無線通信 による照合が完了しカゝっ始動操作手段の操作が行われた場合にエンジンの始動を 行う始動装置を備える車両に搭載され、 該車両の盗難を防止すべく所定の «防 止機能を作動させる車両用 «防止装置であって、 車両が、 始動装置によるェン ジン始動が行われる前に、 照合が完了していることを条件に車載電気■への通 電を行う車載機器通電手段を備えると共に、 車載機器通電手段による車載電気機 器への通電が開始された場合、 所定の «防止機能の作動を制限する作動制限手 段を備える車両用«防止装置が «される。
本発明において、 始動装置は、 «機と携帯機との無線通信による照合が完了 しかつ始動操作手段の操作が行われた場合にエンジンの始動を行う。 また、 車載 電気機器は、 始動装置によるエンジン始動が行われる前に、 車载機と携帯機との 無線通信による照合の完了を条件に通電される。 力かる通電が開始されると、 以 後、 所定の耀防止機能は作動制限され、 無警戒状態となる。 従って、 所定の盗 難防止機能の作動制限は、 エンジンが始動される前に実現される。 このため、 本 発明によれば、 無線通信に基づく始動装置によるェンジン始動に起因する «防 止機能の誤作動を防止することができる。
尚、本発明において、 「車載電気職」 とは、エンジンの始動を行う始動装置以 外に車両に搭載されているアクセサリ部品等のことである。
ところで、 通常、 ΐ¾機と携帯機との無線通信による照合 短時間で完了する 従って、 本発明による車両用盗難防止装置において、 始動操作手段は、 車載電 気 βへの通電許可状態とェンジンの始動許可状態とにその順で段階的に操作さ れるスタートスィツチであってもよく、 車,器通電手段は、 始動操作手段が車 载電気 βへの通電許可状態に操作されることにより車載電気 βへの通電を許 可すると共に、 鐘制限手段は、 始動操作手段が車載電気機器への通 mfF可状態 に操作された後、 所定期間内に車 通電手段による 電気 βへの通電が 開始された場合〖こ、 所定の «防止機能の作動を制限することとしてもよい。 こ のようにすれば、 その所定期間後に通電開始が行われても盗難防止機能の作動は 制限されないので、 »防止機能の作動による耐盗難性を高く維持することがで きる。
尚、 上述の車両用 »防止装置において、 始動操作手段は、 車内に設けられた 車両運転者により押下されるプッシュ式スタートスィッチであることとしてもよ い。
また、 上述の本発明による車両用盗難防止装置において、 車両が、 イダニショ ンキーシリンダにキーが挿入された状態でイダニション操作が行われた場合にェ ンジンの始動を行う機械式始動装置を備えると共に、 前記所定の «防止機能は 、 少なくとも、 前記イダニシヨンキーシリンダに前記キーが挿入されていない状 態でィグニションがオンされたことが検知された際に警告が発せられる機能を含 むこととしてもよい。 これにより、 無線通信に基づく始動装置によるエンジン始 動が行われた際にはィダニションキーシリンダにキーが挿入されていない状態で イダニションがオンされる状況が発生し得るが、 この場合においてもかかるェン ジン始動に起因して «防止機能による警告が発せられる事態を回避することが できる。
本発明のその他の目的、 特徴及び利点は、 添付の図面を参照しながら以下の詳 細な説明を読むことにより一層明瞭となるであろう。 図面の簡単な説明
図 1は、 本発明の一実施例である車両に搭載されるシステムの構成図である。 図 2は、 図 1に示すシステムにおいて、 機械式のエンジン始動が行われる際の 処理の動作タイムチャートである。
図 3は、 図 1に示すシステムにおいて、 無線通信による認証照合結果に基づい てエンジン始動が行われる際の処理の動作タイムチャートである。 図 4は、 図 1に示すシステムの車両盗難防止装置において実行される制御ルー チンのフローチヤ一トである。 発明を実施するための最良の形態
図 1は、 本発明の一実施例である車両に搭載されるシステムの構成図を示す。 図 1に示す如く、 本実施例において、 車両は、 電源制御装置 1 0及び車両盗難防 止装置 1 2を備えている。 電源制御装置 1 0には、 車載のパッテリ電源 1 4及び キースィツチ 1 6が接続されている。 キースィツチ 1 6は、 車両運転者が携帯す るィグニションキーを挿入するイダニションキーシリンダに配設されている。 キ 一スィッチ 1 6には、 アクセサリスィッチ (AC Cスィッチ)、 ィグニシヨンスィ ツチ(I Gスィッチ)、及びスタータスイッチが内蔵されている。 AC Cスィッチ 、 I Gスィツチ、 及びスタータスィツチは、 運転者がィグニションキーシリンダ に挿入したィダニションキーを正回転操作することによりその順序でオン状態に 移行し、 また、 逆回転操作することによりその逆の順序でオフ状態に移行する。 電源制御装置 1 0には、 また、 車両に搭載された、 車両動力であるエンジン 1 8の始動を行うスタータモータ 2 0および点火プラグ等のエンジン電装部品, 車 載アクセサリ β等が接続されている。 電源制御装置 1 0は、 キースィッチ 1 6 の AC Cスィツチがオン状態になった場合に、 車載アクセサリ機器へ向けてバッ テリ電源 1 4による電力を A C C端子を介して供給する。 また、 戆源制御装置 1 0は、 I Gスィッチがオン状態になった場合に、 エンジン電装部品へ向けてバッ テリ電源 1 4による電力を I G端子を介して供給する。 さらに、 制御装置 1 0は、 スタータスイッチがオン状態になった場合に、 スタータモータ 2 0へ向け てパッテリ 原 1 4による電力を S T端子を介して供給する。
M 制御装置 1 0は、 送受信アンテナ 2 2を有する車載送受信機 (図示せず) を備えている。 送受信アンテナ 2 2は、 車内のセンタコンソールフロア又はルー フセンタ等に配設されており、 車内全域をカバーする送信可能領域を有すると共 に、 少なくとも車内から送信される所定の信号を受信する。 また、 送受信アンテ ナを有する車両運転者の携帯する携帯機 2 4、 及び、 上記した車載送受信機は共 に、 自他を区別するための識別コードを格納するメモリを有している。 電源制御 装置 1 0の ί¾送受信機と携帯機 2 4とは、 遠隔的に、 すなわち、 ィグニシヨン キーシリンダにィグニションキーを挿入することなく互いに無線通信による識別 コードの認証照合 (以下、 車内照合と称す) を行うことを前提に車両の電源制御 を行うシステムを構成している。
尚、 携帯機 2 4は、 遠隔的に、 すなわち、 車両ドアに配設されたドアキーシリ ンダにイダニションキーを揷入することなく互いに無線通信による識別コードの 認証照合 (以下、 車外照合と称す) を行うことにより車両のドアロック ·アン口 ック制御を行うシステムを構成することとしてもよい。 すなわち、 携帯機 2 4を 携帯する車両運転者がその携帯機 2 4に対応する車両に近づいた際、 車外照合が 一致した場合には車両ドアがアンロックされ、 また、 車両運転者が車両から遠ざ つた際、 車外照合が行われなくなつたことにより車両ドアがロックされるシス テムを構成してもよい。
原制御装置 1 0には、 また、 車内に車両運転者が操作可能に配設されたプッ シュスタートスィツチ 2 6が接続されている。 尚、 プッシュスタートスィッチ 2 6は、 イダニシヨンキーシリンダと一体に構成されていることとしてもよい。 プ ッシュスタートスィッチ 2 6は、 車両 者により押下 (プッシュ) 操作された 場合に接地され、 電源制御装置 1 0へ向けて接地電圧によるオン信号を出力する 。 電源制御装置 1 0は、 プッシュスタートスィッチ 2 6に接続する端子に現れる 電圧に基づいて、 プッシュスタートスィツチ 2 6のプッシュ操作の有無を判別す る。 具体的には、 接地電圧が現れない場合にはプッシュスタートスィツチ 2 6が プッシュ操作されていないと判定され、 接地電圧が現れた場合にはプッシュスタ 一トスイッチ 2 6が車両運転者によりプッシュ操作されていると判定される。 上述のような鼇源制御装置 1 0にお 、て、 バッテリ電源 1 4による電力が供給 されていない状況下でプッシュスタートスィツチ 2 6がプッシュ操作されたと判 定されると、 まず、 送受信アンテナ 2 2から、 携帯機 2 4の応答を要求するリク ェスト信号が送信される。 上記の如く、 送受信アンテナ 2 2の送信可能領域は、 車内全域をカバーする。 このため、 プッシュスタートスィッチ 2 6をプッシュ操 作した運転者が携帯機 2 4を携帯しており、 携帯機 2 4が車内に存在する場合、 その携帯機 2 4は電源制御装置 1 0からのリクエスト信号を受信する。 携帯機 2 4は、 リクエスト信号を受信した場合、 自己の識別コードを秘匿性の 高い信号に変調し、 その変調信号を、 源制御装置 1 0のリクエスト信号に応答 するレスポンス信号として送受信アンテナから管源制御装置 1 0へ向けて送信す る。 電源制御装置 1 0は、 リクエスト信号を送信した後、 携帯機 2 4カ らのレス ポンス信号を受信した力否かを判別する。
繁源制御装置 1 0は、 上記の判別結果として、 携帯機 2 4からのレスポンス信 号を受信した場合には、 そのレスポンス信号を解読した後、 そのレスポンス信号 に含まれる携帯機 2 4の識別コードが自己の識別コードに一致する力否かの認証 照合 (車内照合) を行う。 その結果、 両識別コードが一致すると判別した場合に は、 車両に正規の運転者が乗車しているとして、 バッテリ電源 1 4による電力を A C C端子を介して車載アクセサリ機器へ向けて供給する。 一方、 電源制御装置 1 0は、 リクエスト信号送信後に携帯機 2 4からのレスポンス信号を受信しない 場合、 及び、 携帯機 2 4からのレスポンス信号を受信したがその識別コードが自 己の識別コードに一致しないと判別した場合には、 «アクセサリ機器への電力 供給 (通電) を行わず、 非供給状態を維持する。
また、 プッシュスタートスィッチ 2 6のプッシュ操作により車載アクセサリ機 器へのバッテリ量源 1 4による電力供給が開始された状況下、 再び (2回目の) プッシュスタートスィッチ 2 6のプッシュ操作が行われたと判定されると、 再度 、 詹源制御装置 1 0の送受信アンテナ 2 2からリクエスト信号が送信され、 携帯 機 2 4の応答が要求される。
そして、 電源制御装置 1 0は、 リクエスト信号を送信した後、 そのリクエスト 信号に応答して携帯機 2 4から送信されるレスポンス信号を受信したカゝ否かを判 別する。 その判別結果として、 携帯機 2 4からのレスポンス信号を受信した場合 には、 そのレスポンス信号に含まれる識別コードと自己の識別コードとの認証照 合を行う。 そして、 両識別コードが一致する場合には、 車両に正規の運転者が乗 車しているとして、 バッテリ電源 1 4による電力を I G端子を介してエンジン電 装部品へ向けて供給する。 一方、 リクエスト信号送信後に携帯機 2 4からのレス ポンス信号を受信しない場合、 及ぴ、 携帯機 2 4からのレスポンス信号を受信し たがその識別コードが自己の識別コードに一致しない場合には、 エンジン電装部 品への電力供給を行わず、 車載ァクセサリ «への電力供給を継続する。
また、 プッシュスタートスィッチ 2 6のプッシュ操作によりエンジン電装部品 へのパッテリ電源 1 4による電力供給が開始された状況下、 再び (3回目の) プ ッシュスタートスィツチ 2 6のプッシュ操作が行われたと判定されると、 再度、 電源制御装置 1 0の送受信アンテナ 2 2からリクエスト信号が送信され、 携帯機 2 4の応答が要求される。 尚、 このリクエスト信号の送信は、 ブレーキ操作が行 われている場合にのみ行われることが好ましく、 かかる構成においては、 ブレー キ操作が行われていない状況下で 3回目のプッシュスタートスィツチ 2 6のプッ シュ操作が行われた場合には、 その操作はオフ操作であるとして、 バッテリ ft源 1 4から電源制御装置 1 0を介した電力供給が中止され、 エンジン電装部品への 電力供給およぴ車載ァクセサリ機器への電力供給が停止される。
そして、 電 Γ源制御装置 1 0は、 リクエスト信号を送信した後、 そのリクエスト 信号に応答して携帯機 2 4から送信されるレスポンス信号を受信したカゝ否かを判 別する。 その判別結果として、 携帯機 2 4からのレスポンス信号を受信した場合 には、 そのレスポンス信号に含まれる識別コードと自己の識別コードとの認証照 合を行う。 そして、 両識別コードが一致する場合には、 車両に正規の 者が乗 車しているとして、 プッシュスタートスィッチ 2 6のプッシュ操作が継続する期 間中だけパッテリ電源 1 4による電力を S T端子を介してスタータモータ 2 0へ 向けて供給する。 一方、 リクエスト信号送信後に携帯機 2 4からのレスポンス信 号を受信しない場合、 及び、 携帯機 2 4からのレスポンス信号を受信したがその 識別コードが自己の コードに一致しない場合には、 スタータモータ 2 0への 電力供給を行わず、 エンジン電装部品への電力供給を継続する。
更に、 プッシュスタートスィッチ 2 6のプッシュ操作によりスタータモータ 2 0へのパッテリ鼇源 1 4による電力供給が開始された後、 再度 (4回目の) プッ シュスタートスィツチ 2 6のプッシュ操作が行われたと判定されると、 その操作 はオフ操作であるとして、 バッテリ電源 1 4から «|原制御装置 1 0を介した電力 供給が中止され、 ェンジン電装部品への電力供給およぴ車載ァクセサリ βへの 電力供給が停止される。
このように、 ft源制御装置 1 0は、 パッテリ flr源 1 4による電力が供給されて いなレ、状況からプッシュスタートスィッチ 2 6がプッシュ操作される毎に、 その 後に車■としての! !T源制御装置 1 0と携帯機 2 4との無線通信による車内照合 が完了すれば、 AC C端子を介した車載アクセサリ濃への電力供給、 I G端子 を介したエンジン電装部品への電力供給、 及び S T端子を介したスタータモータ 2 0への電力供給をそれぞれその順に実現することができる。
すなわち、 本実施例において、 源制御装置 1 0は、 車載アクセサリ βへの 電力供給、 エンジン電装部品への電力供給、 及びスタータモータ 2 0への電力供 給をそれぞれ、 ィグニションキーシリンダに挿入されたィグニションキーの回転 操作により AC。スィッチ、 I Gスィッチ、 又はスタータスイッチがオン状態に なることにより実現することができる。 また、 イダニシヨンキーシリンダにイダ ニシヨンキーが挿入されなくても、 具体的には、 電源制御装置 1 0は、 イダニシ ヨンキーシリンダに配設されたキースィッチ 1 6がオン状態にならなくても、 プ ッシュスタートスィッチ 2 6のプッシュ操作後に携帯機 2 4との無線通信による 車内照合が完了することにより実現することができる。
本実施例において、 車両盗難防止装置 1 2には、 各車両ドア及ぴラッゲージド ァに配設されたドア開閉検出スィツチ 3 0、 車両ボンネットに配設されたボンネ ット開閉検出スィツチ 3 2、 及び、 イダニションキーシリンダに配設されたキー 有無検出スィツチ 3 4が接続されている。 ドア開閉検出スィツチ 3 0は、 各車両 ドア及ぴラッゲージドアの開閉状態に応じた信号を出力する。 ボンネット開閉検 出スィツチ 3 2は、 車両ボンネットの開閉状態に応じた信号を出力する。 また、 キー有無検出スィツチ 3 4は、 イダニションキーシリンダにイダニションキーが 挿入されているカゝ否かに応じた信号を出力する。
各スィッチ 3 0, 3 2, 3 4の出力信号はそれぞれ、 車両盗難防止装置 1 2に 供給されている。 車両盗難防止装置 1 2は、 各スィッチ 3 0, 3 2 , 3 4の出力 信号に基づ!/、て各車両ドアゃラッゲージドア, 車両ボンネットの開閉状態を検出 すると共に、 イダニションキーシリンダにイダニションキーが挿入されているか 否かを判別する。 .
車両盗難防止装置 1 2には、 また、 電源制御装置 1 0の A C C端子及び I G端 子が接続されている。 車両難防止装置 1 2は、 電源制御装置 1 0の AC C端子 及び I G端子からそれぞれ供給される信号に基づいて、 アクセサリ «への 電力供給が行われている力否力 \ 及ぴ、 エンジン電装部品への電力供給が行われ ているカゝ否かを判別する。
車両耀防止装置 1 2には、 更に、 上記したプッシュスタートスィッチ 2 6が 通信ライン 3 6を介して接続されていると共に、 ホーンやランプ等の警告器 3 8 が接続されている。 車两«防止装置 1 2は、 プッシュスタートスィッチ 2 6に 接続する端子に現れる電圧に基づいて、 プッシュスタートスィッチ 2 6のプッシ ュ操作の有無を判別する。 また、 車両 «防止装置 1 2は、 車両の盗難が生ずる おそれがある場合に警告器 3 8を作動させることによりその βを防止する。 具体的には、 本実施例の車両盗難防止装置 1 2においては、 まず、 車両運転者 の携帯するイダニションキーが車両ドアに設けられたドアキーシリンダに挿入さ れ操作されることにより、 或いは、 車両運転者が携帯する携帯機 2 4と車載機と の無線通信による車外照合が完了することにより、 車両ドアがロック状態からァ ンロック状態に移行されると、 車両盗難の生ずるおそれがないとして、 警告器 3 8の作動を制限 '禁止する状態 (以下、 無警戒状態と称す) が実現される。 力かる無警戒状態から、 ィダニションキーがィグ -ションキーシリンダに挿入 されていな ヽと共に、 各車両ドア及びラッゲージドア, 車両ボンネットがすべて 閉められかつロックされている状態が所定時間 (例えば 3 0秒) 継続すると、 警 告器 3 8の作動を許可する状態 (以下、 警戒状態と称す) が実現される。
かかる警戒状態で、 1 ) イダニシヨンキーシリンダにイダニシヨンキーが揷入 されることなくかつ携帯機 2 4と車載機との無線通信による車外照合が完了する ことなく、 車両ドア又はラッゲージドアがアンロックされた場合、 2 ) 各ドアが アンロックされることなく、 ドア開閉検出スィッチ 3 0及びボンネット開閉検出 スィッチ 3 2により各ドア若しくは車両ボンネットが開状態にあることが検出さ れた場合、 又は、 3 ) キー有無検出スィッチ 3 4によりィグニシヨンキーシリン ダにィダニションキーが揷入されていないと判別される状態で I G端子から供給 される信号が I Gオン状態にあると判別された場合には、 車両盗難の生ずるおそ れがあるとして、 警告器 3 8が作動され、 ホーンが断続吹鳴され、 ハザードゥォ 一二ングランプが点滅される (警報状態)。 一方、 警戒状態で、 イダニシヨンキーがドアキーシリンダに揷入され操作ざれ ることにより或いは携帯機 2 4と車載機との無線通信による車外照合が完了する ことにより車両ドアがアンロックされた場合、 又は、 イダニシヨンキーシリンダ にィダニションキーが挿入された状態で I G信号が I Gオン状態にあると判別さ れた場合には、 車両 «の生ずるおそれがないとして無警戒状態が実現され、 警 告器 3 8の作動が制限あるいは禁止される。
従って、 本実施例の車両難防止装置 1 2によれば、 車両ドアゃラッゲージド ァ, 車両ボンネットが正規以外の方法でアンロックされ若しくは開けられ、 或い はィダニションキーシリンダにィグュションキーが揷入されていない状態で I G 信号がオン状態になることにより上記 1 ) 〜3 ) に示す何れかの条件が成立した 場合に、 警告器 3 8を作動させることにより車両自体の »および車内に存在す る物の «を防止することができる。
図 2は、 本実施例のシステムにおいて、 機械的に (すなわち、 ィグニシヨンキ ーシリンダに挿入されたィダニションキーの回転操作により) エンジン 1 8が始 動される際に実現される処理の動作タイムチャートの一例を示す。 上述の如く、 警戒状態で、 ィダニションキーシリンダにィダニションキーが揷入されていない にもかかわらず I G信号が I Gオン状態になると、 車両 βの生ずるおそれがあ るとして、 警告器 3 8が作動される。 一方、 警戒状態で、 図 2に示す如くイダ二 シヨンキーシリンダにイダニションキーが挿入された状態で I G信号が I Gオン 状態になると、 車両 βの生ずるおそれがないとして無警戒状態が実現され、 警 告器 3 8の作動が制限あるいは禁止される。 従って、 正規の機械的なエンジン始 動が行われる際に、 警告器 3 8が誤って作動する事態は起こり得ない。
しかしながら、 本実施例において、 エンジン始動は、 機械的に行われる以外に 、 プッシュスタートスィツチ 2 6のプッシュ操作後における 制御装置 1 0と 携帯機 2 4との無線通信による認証照合の結果に応じても行われる。 かかる無線 通信による認証照合結果に基づくエンジン始動が行われる場合には、 ィダニショ ンキーシリンダにイダニシヨンキーが挿入されていない。 従って、 警告器 3 8が 誤って作動する事態が起こり得る。
そこで、 本実施例においては、 力かる事態の発生を回避することにより、 プッ シュ操作後における 源制御装置 1 0と携帯機 2 4との無線通信による認証照合 結果に基づくエンジン始動が行われても、 そのエンジン始動に起因して車両盗難 防止装置 1 2のセキュリティ機能が誤作動することを防止する。 以下、 図 3及び 図 4を参照して、 本実施例について説明する。
図 3は、 本実施例のシステムにおいて、 無線通信による認証照合結果に基づい てエンジン 1 8が始動される際に実現される動作タイムチャートの一例を表した 図を示す。 本実施例において、 車両盗難防止装置 1 2には、 通信ライン 3 6を介 して、 エンジン 1 8の遠隔始動時にプッシュ操作されるプッシュスタートスイツ チ 2 6が接続されている。 このため、 車両 l防止装置 1 2は、 エンジン 1 8の 遠隔始動が行われる力否かをプッシュスタートスィツチ 2 6の状態に基づいて判 另 1Jすることができる。 また、 かかる無線通信による認証照合結果に基づくェンジ ン始動時、 富源制御装置 1 0力ら出力される A C C信号及び I G信号は、 鹭源制 御装置 1 0と携帯機 2 4との無線通信による認証照合が完了した場合にオン状態 となり、 その認証照合が完了しない場合にはオフ状態に維持される。
本実施例においては、 警戒状態で、 図 3に示す如く、 プッシュスタートスイツ チ 2 6がプッシュ操作された後、 車両 β防止装置 1 2に電源制御装置 1 0から 供給される AC C信号がオン状態になった場合、 すなわち、 車載アクセサリ β への通電が開始された場合にも、 車両 «の生ずるおそれがないとして無警戒状 態が実現される。 A C C信号のオン状態は、 警告器 3 8が作動する条件である I G信号の I Gオン状態が実現される前に実現される。 従って、 車両賺防止装置 1 2において、 プッシュスタートスィッチ 2 6のプッシュ操作によるエンジン始 動が行われた際、 警戒状態から無警戒状態への切り替えは、 イダニシヨンキーシ リンダにイダニションキーが揷入されていない状態で I G信号が I Gオン状態に なる前、 すなわち、 その状態に起因する警告器 3 8の作動が開始される前に行わ れる。
車両盗難防止装置 1 2において、 無警戒状態時には、 警告器 3 8の作動が制限 あるいは禁止される。 このため、 プッシュスタートスィッチ 2 6のプッシュ操作 後における 源制御装置 1 0と携帯機 2 4との無線通信による認証照合結果に基 づくエンジン始動が行われる際に、 ィダニションキーシリンダにイダニシヨンキ 一が挿入されていない状態で I G信号が I Gオン状態になる状況が形成されるこ とに起因して警告器 3 8が作動する事態を回避することができる。
尚、 本実施例の構成において、 プッシュスタートスィッチ 2 6のプッシュ操作 後に A C C信号がオフ状態からオン状態へ 亍するためには、 電源制御装置 1 0 と携帯機 2 4との無線通信による認証照合が完了することが必要であるが、 この 認証照合は通常その開始後短時間 (多くても 1 0秒程度) で完了する。 従って、 プッシュスタートスィッチ 2 6のプッシュ操作が行われた後、 警戒状態から無警 戒状態への切り替えが、 車両 l防止装置 1 2に電源制御装置 1 0から供給され る AC C信号がオン状態になった時期に関係なく無制限に行われるものとすると 、 車両 «防止装置 1 2におけるセキュリティ機能の作動により確保される耐盗 難性の低下を招く。
そこで、 本実施例において、 警戒状態から車両盗難の生ずるおそれがないとし て無警戒状態が実現されるのは、 プッシュスタートスィッチ 2 6のプッシュ操作 力,始された後、 所定時間 T内に、 車両 »防止装置 1 2に戆源制御装置 1 0か ら供給される A C C信号がオン状態になった場合に限られる。 すなわち、 プッシ ュスタートスィッチ 2 6のプッシュ操作後、 所定時間 Tが経過した後に A C。信 号がオン状態になっても、 警戒状態から無警戒状態への切り替えは行われない。 従って、 車両盗難防止装置 1 2のセキュリティ機能の作動による耐盗難性を高く 維持しつつ、 無線通信による認証照合結果に基づくエンジン始動に起因する警告 器 3 8の誤作動を回避することができる。
図 4は、 上記の機能を実現すべく、 本実施例において車両盗難防止装置 1 2が 実行する制御ルーチンの一例のフローチヤ一トである。 図 4に示すルーチンは、 車両盗難防止装置 1 2のセキュリティ機能について警戒状態が実現されている際 に繰り返し起動される。 図 4に示すルーチンが起動されると、 まずステップ 1 0 0の処理が実行される。
ステップ 1 0 0では、 キー有無検出スィツチ 3 4の出力信号に基づいてィダニ ションキーシリンダにィグニションキーが挿入されているカ否かが判別される。 ィダニションキーシリンダにィダニションキーが挿入されていると判別された場 合には、 ステップ 1 0 2の処理が実行される。 一方、 イダニシヨンキーシリンダ にイダニシヨンキーが挿入されていないと判別された場合には、 ステップ 1 0 6 の処理が実行される。
ステップ 1 0 2では、 鼇源制御装置 1 0力ら供給される I G信号が I Gオン状 態にある力否かが判別される。 その結果、 I G信号が I Gオン状態にないと判別 された場合には、 今回のルーチンは終了される。 一方、 I G信号が I Gオン状態 にあると判別された場合には、 ステップ 1 0 4の処理が実行される。
ステップ 1 0 4では、 警告器 3 8の作動が許容されるセキュリティ機能を解除 し、 その作動が制限 ·禁止されるように無警戒状態に切り替える処理が実行され る。 ステップ 1 0 4の処理が実行されると、 以後、 警告器 3 8の作動が制限ある いは禁止される。 ステップ 1 0 4の処理が終了すると、 今回のルーチンは終了さ れる。
ステップ 1 0 6では、 プッシュスタートスィツチ 2 6の状態がプッシュ操作が 行われたことによりオン状態にあるカゝ否かが判別される。 その結果、 オフ状態が 実現されていると判別された場合には、 今回のルーチンは終了される。 一方、 ォ ン状態が実現されていると判別された には、 ステップ 1 0 8の処理が実行さ れる。
ステップ 1 0 8では、 上記ステップ 1 0 6でプッシュスタートスィツチ 2 6の 状態がオン状態にあると判別された後、 所定時間 T秒 (例えば 1 0秒) 内に、 電 源制御装置 1 0から供給される A C C信号がオン状態になった力、否かが判別され る。 その結果、 所定時間 T秒内に AC C信号がオン状態にならなかったと判別さ れた場合には、 今回のルーチンは終了される。 一方、 所定時間 T秒内に A C C信 号がオン状態になった場合には、 次に上記ステップ 1 0 4において、 警告器 3 8 の作動が許容されるセキュリティ機能を解除し、 その作動が制限あるいは禁止さ れるように無警戒状態に切り替える処理が実行される。
図 4に示すルーチンによれば、 ィグニションキーシリンダにィグニションキー が挿入された状態で、 電源制御装置 1 0から供給される I G信号が I Gオン状態 になった場合、 及び、 イダニシヨンキーシリンダにイダニシヨンキーが揷入され ていない状態でも、 プッシュスタートスィツチ 2 6のプッシュ操作が開始された 後所定時間 T秒内に、 電源制御装置 1 0から供給される AC C信号がオン状態に なった場合に、 セキュリティ機能を無警戒状態に解除し、 警告器 3 8の作動を制 限あるいは禁止することができる。
力かる構成においては、 ィダニションキーシリンダにィダニションキーが挿入 されていない状態で I G信号が I Gオン状態になる状況が形成される前に、 車両 盗難防止装置 1 2のセキュリティ機能について警戒状態から無警戒状態への切り 替えが行われ、 その状況が形成されることに起因する警告器 3 8の作動が制限あ るいは禁止される。 従って、 本実施例のシステムによれば、 車両運転者が車両に 乗車した状態で車両盗難防止装置 1 2のセキュリティ機能が警戒状態になった後 にも、 源制御装置 1 0と携帯機 2 4との無線通信によるエンジン始動が行われ る際に、 イダニシヨンキーシリンダにイダニシヨンキーが挿入されていない状態 で I G信号が I Gオン状態になる状況が形成されることに起因して車両盗難の生 ずるおそれがあると判定するのを防止することができ、 警告器 3 8の誤作動を回 避することができる。
また、 電源制御装置 1 0と携帯機 2 4との無線通信によるエンジン始動が行わ れる際における無警戒状態から警戒状態への切り替えは、 プッシュスタートスィ ツチ 2 6のプッシュ操作が開始された後所定時間 T秒内に、 電源制御装置 1 0か ら供給される A C C信号がオン状態になった場合にのみ実現される。 従って、 本 実施例のシステムによれば、 車両建防止装置 1 2のセキュリティ機能の作動に よる耐盗難性を高く維持しつつ、 無線通信による認証照合結果に基づくエンジン 始動に起因する警告器 3 8の誤作動を回避することが可能となっている。
尚、 上記の実施例においては、 電源制御装置 1 0及びスタータモータ 2 0が 「 合動装置」、 「車載機器通電手段」、及び「機械式始動装置」 に相当する。 また、プ ッシュスタートスィッチ 2 6が「始動操作手段」、 「スタートスィッチ」、及び「プ ッシュ式スタートスィッチ」 に相当する。 更に、 車両盗難防止装置 1 2が図 4に 示すルーチン中のステップ 1 0 6及び 1 0 8の処理を実行した後、 ステップ 1 0 4の処理を実行することにより、 「作動制限手段」 が実現される。
ところで、 上記の実施例においては、 プッシュスタートスィッチ 2 6のプッシ ュ操作が開始され、 その状態がオフからオンへ切り替わった時点で、 flr源制御装 置 1 0と携帯機 2 4との無線通信による認証照合が開始されるが、 その認証照合 を、 プッシュスタートスィッチ 2 6のプッシュ操作が行われ、 その状態がオフか らオンへ切り替わった後、 オンからオフへ切り替わった時点で開始することとし てもよい。 この; ^には、 プッシュスタートスィッチ 2 6の状態がオンからオフ へ切り替わった後所定時間 T内に A C C信号がオン状態になつた場合に、 車両盗 難防止装置 1 2のセキュリティ機能を警戒状態から無警戒状態へ切り替えること とすればよい。
また、 上記の実施例においては、 プッシュスタートスィッチ 2 6のプッシュ操 作が行われる毎に驚源制御装置 1 0と携帯機 2 4との無線通信による照合を行い 、 車載アクセサリ機器への電力供給、 エンジン電装部品への電力供給、 及ぴスタ ータモータ 2 0への電力供給を行うこととしているが、 原制御装置 1 0と携帯 機 2 4との無線通信による照合を、 車載ァクセサリ βへの電力供給を行うべく 最初にプッシュスタートスィツチ 2 6のプッシュ操作が行われた際の一回だけ行 レ、、 その後所定期間内にプッシュスタートスィツチ 2 6のプッシュ操作が行われ た場合には上記した照合を行うことなくエンジン電装部品への電力供給及びスタ —タモータ 2 0への電力供給を行うこととしてもよい。
また、 上記の実施例においては、 バッテリ電源 1 4から 源制御装置 1 0を介 した電力供給が行われていない状況からエンジンを始動すべくスタータモータ 2 0への電力供給を行うためには、 車両運転者がプッシュスタートスィツチ 2 6の プッシュ操作を複数回行うことが必要であるが、 バッテリ ¾?原1 4から電源制御 装置 1 0を介した電力供給が行われていない状況からプッシュスタートスィツチ 2 6のプッシュ操作が一回行われるだけで、 車載アクセサリ βへの電力供給、 エンジン電装部品への電力供給、 及びスタータモータ 2 0への電力供給を順に実 現することとしてもよレ、。
また、 上記の実施例においては、 プッシュスタートスィッチ 2 6のプッシュ操 作が行われた後に電源制御装置 1 0と携帯機 2 4との無線通信による照合を行い 、 その照合が完了すれば、 車載アクセサリ機器への電力供給、 エンジン電装部品 への電力供給、 又はスタータモータ 2 0への電力供給を行うこととしているが、 プッシュスタートスィツチ 2 6のプッシュ操作が行われる前の所定期間内に電源 制御装置 1 0と携帯機 2 4との無線通信による照合が完了していれば、 そのプッ シュ操作が行われた後に無線通信による照合を行うことなく、 そのプッシュ操作 が行われた時点で車載ァクセサリ »への電力供給、 エンジン電装部品への電力 供給、 又はスタータモータ 2 0への電力供給を行うこととしてもよい。
また、 上記の実施例においては、 車載アクセサリ βへの電力供給、 エンジン 電装部品への電力供給、 及びスタータモータ 2 0への電力供給を実現するために は、 車両運転者がプッシュスタートスィツチ 2 6をプッシュ操作すれば十分であ るが、 かかるプッシュスタートスィッチ 2 6に代えて、 プッシュ操作された際或 いはプッシュ操作を行うことなくアクセサリオン、 I Gオン、 及ぴスタータオン へ回転操作可能であるプッシュダイアル式のスタートスィツチを設けることとし てもよい。 すなわち、 力かるスタートスィッチがアクセサリオン状態になった場 合に照合完了を前提として車載アクセサリ βへの電力供給を行い、 スタートス ィツチが I Gオン状態になった場合に照合完了を前提としてエンジン電装部品へ の電力供給を行い、 また、 スタートスィッチがスタータオン状態になった場合に 照合完了を前提としてスタータモータ 2 0への電力供給を行うこととしてもよい 更に、 上記の実施例においては、 イダニシヨンキーシリンダにイダニシヨンキ 一が揷入されていない状態で I G信号が I Gオン状態になる状況が形成された場 合に警告器 3 8が作動する車両盗難防止装置 1 2において、 無線通信による認証 照合結果に基づくエンジン始動が行われる際、 プッシュスタートスィツチ 2 6の プッシュ操作が行われた後、 源制御装置 1 0から車両 «防止装置 1 2に供給 される AC C信号がオン状態になった場合に、 車両 βの生ずるおそれがないと して無警戒状態が実現されるが、 プッシュスタートスィツチ 2 6のプッシュ操作 が行われた後、 戆源制御装置 1 0から車両 »防止装置 1 2に供給される I G信 号がオン状態になった時点で、 車両盗難の生ずるおそれがないとして警戒状態か ら無警戒状態へ させることとしてもよい。 力かる構成においては、 車両 β 防止装置 1 2は、 イダニシヨンキーシリンダにイダニシヨンキーが揷入されてい ない状態で I G信号が I Gオン状態になる状況が形成された後、 所定の遅延時間 が経過しても警戒状態が維持されている場合に、 警告器 3 8の作動を許可するこ ととなる。 この場合にぉレヽても、 無線通信による認証照合結果に基づくエンジン 始動に起因する警告器 3 8の誤作動を回避することが可能となる。
また、 上記の実施例においては、 車両盗難防止装置 1 2が、 イダニシヨンキー シリンダにイダニションキーが揷入されていない状態で I G信号が I Gオン状態 になる状況が形成された場合に警告器 3 8を作動させるが、 その警告器 3 8の作 動を、 ィグ -ションキーシリンダにィダニションキーが挿入されていない状態で AC C信号がオン状態になる状況又はスタータモータ 2 0に供給される S T信号 がオン状態になる状況が形成された場合に行う構成に適用することも可能である 。 力かる構成においては、 無線通信による認証照合結果に基づくエンジン始動が 行われた際、 プッシュスタートスィッチ 2 6のプッシュ操作が行われた後、 電源 制御装置 1 0から車両 »防止装置 1 2に供給される A C C信号、 I G信号、 又 は S T信号がオン状態になった場合に、 車両盗難の生ずるおそれがないとして警 戒状態から無警戒状態への切り替えが実現されれば、 無線通信による認証照合結 果に基づくエンジン始動に起因する警告器 3 8の誤作動を回避することが可能と なる。
本発明は上述の具体的に開示された実施例に限ることなく、 本発明の範囲内に おいて様々な変形例、 改良例をなすことができるであろう。

Claims

請求の範囲
1 . 車載機と携帯機との無線通信による照合が完了し力つ始動操作手段の操作 が行われた場合にエンジンの始動を行う始動装置を備える車両に搭載され、 該車 両の盗難を防止すベく所定の «防止機能を作動させる車両用盗難防止装置であ つて、
車両が、 前記始動装置によるエンジン始動が行われる前に、 前記照合が完了し ていることを条件に車載電気 βへの通電を行う車 ¾β通電手段と、
前記車载 β通電手段による前記車載電気 βへの通電が開始された場合、 前 記所定の盗難防止機能の作動を制限する作動制限手段と
を備える車両用盗難防止装置。
2. 請求の範囲第 1項記載の車両用盗難防止装置であって、
前記始動操作手段は、 前記車載電気 βへの通電許可状態とェンジンの始動許 可状態とにその順で段階的に操作されるスタートスィツチであり、
前記: ¾«通電手段は、 前記始動操作手段が前記車載電気機器への通 可 状態に操作されることにより前記車載電気 «への通電を許可すると共に、 前記作動制限手段は、 前記始動操作手段が前記車載電気機器への通 可状態 に操作された後、 所定期間内に前記車 器通電手段による前記車載電気 βへ の通電が開始された場合に、 前記所定の盗難防止機能の作動を制限する車両用盗 難防止装置。
3. 請求の範囲第 2項記載の車両用盗難防止装置であって、
前記始動操作手段は、 車内に設けられた車両運転者により押下されるプッシュ 式スタートスィツチである車両用«防止装置。
4. 請求の範囲第 3項記載の車両用盗難防止装置であって、
車両が、 ィグニションキーシリンダにキーが揷入された状態でィグニション操 作が行われた場合にェンジンの始動を行う機械式始動装置を備えると共に、 前記所定の盗難防止機能は、 少なくとも、 前記イダニシヨンキーシリンダに前 記キーが挿入されていない状態でイダニションがオンされたことが検知された際 に警告が発せられる機能を含む車両用 β防止装置。
5. 請求の範囲第 1項記載の車両用盗難防止装置であって、
前記始動操作手段は、 車内に設けられた車両 者により押下されるプッシュ 式スタートスィツチである車両用 β防止装置。
6. 請求の範囲第 5項記載の車両用盗難防止装置であって、
車両が、 ィグニションキーシリンダにキーが挿入された状態でィグニション操 作が行われた場合にエンジンの始動を行う機械式始動装置を備えると共に、 前記所定の盗難防止機能は、 少なくとも、 前記イダ-シヨンキーシリンダに前 記キーが挿入されていなレ、状態でィグニションがオンされたことが検知された際 に警告が発せられる機能を含む車両用 «防止装置。
7. 請求の範囲第 1項記載の車両用盗難防止装置であって、
車両が、 ィグニションキーシリンダにキーが挿入された状態でィグニション操 作が行われた場合にエンジンの始動を行う機械式始動装置を備えると共に、 前記所定の盗難防止機能は、 少なくとも、 前記イダニシヨンキーシリンダに前 記キーが挿入されていなレ、状態でィグニシヨンがオンされたことが検知された際 に警告が発せられる機能を含む車両用 «防止装置。
8. 請求の範囲第 2項記載の車両用盗難防止装置であって、
車両が、 イダニションキーシリンダにキーが挿入された状態でイダニション操 作が行われた場合にエンジンの始動を行う機械式始動装置を備えると共に、 前記所定の盗難防止機能は、 少なくとも、 前記イダニシヨンキーシリンダに前 記キーが挿入されていない状態でィグニションがオンされたことが検知された際 に警告が発せられる機能を含む車両用 «防止装置。
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