WO2004021642A1 - 通信装置、通信制御方法、およびプログラム - Google Patents

通信装置、通信制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

本発明は、ユーザに煩わしさを感じさせることなく、無線LAN通信を行うこと等ができるようにした通信装置、通信制御方法、およびプログラムに関する。テレビジョン受像機は、所定のネットワークを介して他の装置と通信を行う。また、テレビジョン受像機は、カードスロット10に、メモリカード13が装着されると、そのメモリカード13から無線LAN情報を読み出し、その無線LAN情報を、テレビジョン受像機に設定する。本発明は、例えば、無線LAN機能を有するテレビジョン受像機などに適用できる。

Description

明細書
通信装置、 通信制御方法、 およびプログラム 技術分野
本発明は、 通信装置、 通信制御方法、 およびプログラムに関し、 特に、 ユーザ に煩わしさを感じさせることなく通信を行うことができるようにする通信装置、 通信制御方法、 およびプログラムに関する。 背景技術
近年、 パーソナルコンピュータ等の情報処理装置間を無線 LAN(Local Area
Network)を用いて接続することが、 家庭内においても一般的になってきている c これを受けて、 既存の無線 LAN技術を備えた装置を装備し、 ネッ トワークを 介して、 WEB等で提供されるマルチメディアコンテンツを受信、 再生、 表示する テレビジョン受像機が開発されるようになってきている。
ところで、 現在、 国毎の電波法規制により多少異なるものの、 米を中心にし た家庭内で一般的に用いられている無線 LAN規格は、 IEEE802. il (IEEE
STD802.11-1997 Partll: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) specif ications参照) に準拠した 2.4GHz帯の無線伝 送である IEEE802. lib (IEEE STD802.1 lb-1999 Partll: Wireless LAN
Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) specifications: Higher-Speed Physical Layer Extension in the 2.4GHz Band参照) 、 ある いは IEEE802. llg (IEEE STD802. llg-2001 Draft参照) や、 5GHz帯の無線伝 送である IEEE802.11a (IEEE STD802.11a - 1999 Partll: Wireless LAN
Medium Access Control (MAC) and Physical し ayer (PHY) specifications: Higher-Speed Physical Layer in the 5GHz Band参'照) 【こ規定さ てレヽる。
これらの規格では、 各装置を同一ネットワーク内に無線接続するためには、 各 装置に同一の SSID(Service Set Identification)とよばれるビッ ト列を入力 する必要がある。 即ち、 SSIDは、 無線ネットワークを識別するための情報で、 同一の無線ネッ トワークに属する装置には、 同一の SSID を設定する必要がある。 また、 業界団体である WECA (Wireless Ethernet (R) Compat ibil ity
All iance)では、 無線 LAN規格に準拠した無線 LAN通信を行う各メーカの無線通 信装置どうしの互換性を保証する WiFi (Wireless Fidel ity)認定を取得するこ とを推奨している。 そして、 この WiFi認定を取得するには、 ネットワーク内の 無線通信装置どうしの通信データを暗号化するためのプロトコルとして、
WEP (Wired Equivalent Privacy)プロ トコルを採用することが現状は必須とな つている。
WEPによる暗号化については、 その脆弱性を指摘されてはいるものの、 一般的 には最低限のセキュリティを持たせるために必要であると認識されている。 この WEP暗号化を施した通信を行うには、 4 0ビットまたは 1 2 8ビッ トの WEPキー と呼ばれるビット列を各無線通信装置に共通に登録する必要がある。 即ち、 無線 通信装置どうしが、 暗号プロ トコルを採用して無線通信を行うには、 同一の暗号 キーを設定する必要がある。
ここで、 従来の無線通信装置では、 一般に、 ユーザが入力した文字列や数値列 などから、 SSIDや暗号キーが生成される。
また、 無線 LAN通信を行う無線通信装置の中には、 アクセスポイントと呼ば れる無線の中継装置となる無線通信装置がある。 この中継装置では、 アドホック (Ad-hoc)と呼ばれるピアトゥピア(peer-to- peer)で、 2つの無線通信装置どう しの間を LAN接続する為の動作モードと、 インフラス トラクチャ
(Infrastructure)と呼ばれる複数 ( 2以上) の無線通信装置どうしの間で LAN 接続する為の動作モードを、 ユーザが使用状況に応じて選択して設定する必要が ある。
従って、 無線通信装置を用いて、 無線 LANネットワークを構築する場合、 ュ 一ザは、 SSID、 喑号キー、 および動作モードを入力する必要がある。 なお、 通信プロトコルとして: [P (Internet Protocol)を採用する場合は、 ネ ットワークに参加するために、 既にネットワークに参加している装置と同一のサ ブネッ トマスク内にある、 ユニークな IP アドレスを設定する必要がある。 伹し、 近年、 この IPア ドレスの設定に関しては、 DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol)や、 Auto IP、 UPnP (Universal Plug and Play)などと呼ばれる、 IP アドレスを自動設定できる仕組みが開発され、 徐々に広まりつつあり、 ユーザが 設定する必要がなくなりつつある。
上述したように、 無線通信装置を、 無線 LANに接続するには、 ユーザが、 SSID、 暗号キー、 および動作モードを入力する必要がある。
従って、 例えば、 無線 LAN機能を内蔵するテレビジョン受像機である無線通 信装置を、 既に構築されている無線 LANネットワークに接続する場合でも、 ュ 一ザが接続しようとする無線 LANネットワークに設定してある SSIDや暗号キー を生成するための文字列や数値列を調べ、 同じ文字列や数値列をテレビジョン受 像機にも入力、 設定しなければならず、 ユーザに煩わしさを感じさせる課題があ つた。
さらに、 テレビジョン受像機は、 簡便な文字入力手段を持たないため、 例えば- 画面上に表示されたソフトウエアキーポードのようなユーザにとって面倒な入力 手段を操作して、 SSIDや暗号キー (あるいは、 それらを生成するための文字列 や数値列) を入力する必要があり、 不便であった。
また、 逆に、 無線 LAN機能を内蔵するテレビジョン受像機において、 SSIDや 暗号キーを生成するための文字列や数値列を変更した場合には、 そのテレビジョ ン受像機が接続している無線ネットワークにおけるすべての無線通信装置につい ても、 ユーザが、 SSID や暗号キーを手動で設定し直さなければならず、 やはり. ユーザに煩わしさを感じさせる課題があつた。 発明の開示 本発明は、 このような状況に鑑みてなされたものであり、 ユーザに、 無線 LAN に関する高度な知識と面倒な入力作業を強要せずに、 無線 LAN機能を内蔵する テレビジョン受像機等の無線通信装置を、 既存の無線 LANネットワークに接続 すること等ができるようにするものである。
本発明の通信装置は、 所定のネットワークを介して他の装置と通信を行う通信 制御手段と、 当該通信装置に着脱可能な記録媒体から、 ネットワークに接続する ために設定が必要である通信制御情報を読み出す記録媒体読み出し手段と、 記録 媒体から読み出された通信制御情報を、 通信制御手段に設定する通信制御情報設 定手段とを備えることを特徴とする。
通信制御情報を記憶する記憶手段を更に設け、 通信制御情報設定手段には、 記 憶手段に通信制御情報が記憶されているか判定させ、 記憶手段に通信制御情報が 記憶されていなかった場合に、 記録媒体から読み出された通信制御情報を通信制 御手段に設定させるようにすることができる。
通信制御情報設定手段には、 通信制御情報を設定する際に記録媒体読み出し手 段に記録媒体が装着されていなかった場合には、 通信制御情報が記録された記録 媒体を記録媒体読み出し手段に装着するようユーザに促す所定の表示を行うよう にさせることができる。
通信制御情報設定手段には、 通信制御情報を設定する際に、 記録媒体読み出し 手段に装着された記録媒体に通信制御情報が記録されていなかった場合には、 通 信制御情報が記録された他の記録媒体を記録媒体読み出し手段に装着するようュ 一ザに促す所定の表示を行うようにさせることができる。
通信制御情報設定手段には、 記録媒体から読み出された通信制御情報を通信制 御手段に設定して通信制御ェラーが発生した場合には、 通信制御情報が記録され た他の記録媒体を記録媒体読み出し手段に装着するようユーザに促す所定の表示 を行うようにさせることができる。 通信制御情報設定手段に設定された通信制御情報を変更する通信制御情報変更 手段と、 変更された通信制御情報を、 記録媒体に記録する記録媒体書き込み手段 とをさらに設けることができる。
通信制御手段には、 無線通信方式によりネッ トワークに接続する構成とさせる ようにすることができる。 ,
通 ί言 卸手段には、 IEEE (Inst itute of Electrical and El ectronics
Engineers) 802. 11の規格に準拠した無線通信方式により通信を行うようにさせ ることができる。
通信制御情報には、 無線通信方式のネッ トワークを識別する情報を含むように させることができる。
通信制御情報には、 無線通信によって送受信されるデータの暗号化に関する情 報、 または他の装置との無線接続の方法に関する情報を含むようにさせることが できる。
テレビジョン受像機であるようにすることができる。
本発明の通信制御方法は、 通信装置に着脱可能な記録媒体から、 所定のネット ワークに接続するために設定が必要である通信制御情報を読み出す記録媒体読み 出しステップと、 記録媒体から読み出された通信制御情報を、 所定の通信制御手 段に設定する通信制御情報設定ステップと、 通信制御情報に従い、 ネッ トワーク を介して他の装置と通信を行う通信制御ステップとを備えることを特徴とする。 ― 通信制御情報設定ステップには、 通信制御情報を設定する際に記録媒体が装着 されていなかった場合には、 通信制御情報が記録された記録媒体を記録媒体読み 出し手段に装着するようユーザに促す所定の表示を行うようにさせることができ る。
通信制御情報設定ステップには、 通信制御情報を設定する際に記録媒体に通信 制御情報が記録されていなかった場合には、 通信制御情報が記録された他の記録 媒体を記録媒体読み出し手段に装着するようユーザに促す所定の表示を行うよう にさせることができる。 通信制御情報設定ステップには、 記録媒体から読み出された通信制御情報に基 づいて通信を行った結果、 通信制御エラーが発生した場合には、 通信制御情報が 記録された他の記録媒体を記録媒体読み出し手段に装着するようユーザに促す所 定の表示を行うようにさせることができる。
本発明のプログラムは、 通信装置に着脱可能な記録媒体から、 所定のネットヮ ークに接続するために設定が必要である通信制御情報を読み出す記録媒体読み出 しステップと、 記録媒体から読み出された通信制御情報を、 所定の通信制御手段 に設定する通信制御情報設定ステップと、 通信制御情報に従い、 ネットワークを 介して他の装置と通信を行う通信制御ステップとを備えることを特徴とする。 本発明の通信装置、 通信制御方法、 およびプログラムにおいては、 通信装置に 着脱可能な記録媒体から、 所定のネットワークに接続するために設定が必要であ る通信制御情報が読み出され、 その通信制御情報が、 通信装置に設定され、 他の 装置と通信が行われる。 図面の簡単な説明
図 1は、 本発明を適用したテレビジョン受像機の一実施の形態の構成例を示す ハードウエアのブロック図である。
図 2は、 本発明を適用したテレビジョン受像機の一実施の形態の構成例を示す 平面図である。
図 3は、 メモリカード 1 3の論理構成を示す図である。
図 4は、 無線 L A N情報ファイルの内容を示す図である。
図 5は、 テレビジョン受像機を、 既存の無線 LANネットワークに接続する様 子を示す図である。
図 6は、 無線 LAN設定処理を説明するフローチヤ一トである。
図 7は、 無線 LAN設定処理を説明するフローチャートである。
図 8は、 テレビジョン受像機によるメッセージの出力例を示す図である。 図 9は、 無線 LAN装置 3 2 ( 3 3 ) のハードウェア構成例を示すブロック図 である。
図 1 0は、 無線 LAN情報処理を説明するフローチャートである。
図 1 1は、 書き込み処理を説明するフローチャートである。
図 1 2は、 読み出し処理を説明するフローチャートである。
図 1 3は、 設定変更処理を説明するフローチャートである。 発明を実施するための最良の形態
図 1は、 本発明を適用したディジタルテレビジョン受像機の一実施の形態の構 成例を示すブロック図であり、 図 2は、 そのテレビジョン受像機の外観構成例を 示す正面図である。
アンテナ 1は、 例えば、 地上波や、 BS (Broadcasting Satel lite) ,
CS (Communication Satel l ite)のテレビジョン放送信号を受信し、
TV (Televi sion)チューナ 2に供給する。 TVチューナ 2は、 制御 CPU (Central Processing Unit) 1 1の制御にしたがい、 アンテナ 1からのテレビジョン放送 信号から、 所定のチャンネルの信号を検波することにより抽出し、 復調部 3に供 給する。 復調部 3は、 制御 CPU 1 1の制御にしたがい、 ΊΎチューナ2からのテ レビジョン放送信号を復調し、 デマルチプレクサ 4に供給する。
デマルチプレクサ 4は、 復調部 3から供給されるテレビジョン放送信号が、 例 えば、 BSディジタル放送や CSディジタル放送などのディジタル放送の信号であ る場合、 制御 CPU 1 1の制御にしたがい、 その信号を、 MPEG (Moving Picture Experts Group)符号化された画像信号 (符号化画像信号) と音声信号 (符号化 音声信号) とに分離し、 符号化画像信号を、 画像復号部 5に供給するとともに、 符号化音声信号を、 音声復号部 6に供給する。
なお、 デマ/レチプレクサ 4は、 伊 Jえは RAM (Random Access Memory) 1 2力、 らバスを介して、 画像信号や音声信号が供給された場合も、 その画像信号と音声 信号を、 画像復号部 5と音声復号部 6にそれぞれ供給する。 JP2003/010484
8
画像復号部 5は、 制御 CPU 1 1の制御にしたがい、 デマルチプレクサ 4からの 符号化画像信号を MPEG復号することにより伸張し、 画像信号に復号する。 画像 復号部 5は、 さらに、 復号した画像信号を、 例えば NTSC (National Telev i sion System Committee)方式などの画像信号に変換し、 表示デバイスとしての
CRT (Cathode Ray Tube) 1 4に供給して表示させる。
音声復号部 6は、 制御 CPU 1 1の制御にしたがい、 デマルチプレクサ 4からの 符号化音声信号を MPEG復号し、 ディジタル音声信号を得て、
D/A (Digital/Analog)変換部 1 5に供給する。 D/A変換部 1 5は、 音声復号部 6 からのディジタル音声信号を D/A 変換することにより、 アナログ音声信号とし、 スピーカ 1 6に供給して出力させる。
ここで、 本実施の形態の一例では、 図 2に示すように、 テレビジョン受像機に おいて、 CRT 1 4を左右から挟むように、 L (Left)チャンネルと R (Right)チャン ネル用のスピー力 1 6が設けられている。
アンテナ 7は、 無線物理層処理部 8が出力する LANのフレームを、 電波とし て放射するとともに、 他の無線 LAN通信が可能な無線 LAN装置から送信されて くる電波を受信し、 無線物理層処理部 8に供給する。
無線物理層処理部 8は、 無線 MAC (Media Access Control)層処理部 9 (また は制御 CPU 1 1 ) から供給されるフレームについて、 物理層の処理を施し、 アン テナ 7に供給する。 即ち、 無線物理層処理部 8は、 例えば、 IEEE802. 11aの規 格に準拠した無線通信を行う場合は、 無線 MAC層処理部 9から供給されるフレ ームを OFDM (Orthogonal Frequency Divi s ion Multiplexing)変調し、 ンァ ナ 7に供給する。 また、 無線物理層処理部 8は、 例えば、 IEEE802. l ibの規格 に準拠した無線通信を行う場合は、 無線 MAC層処理部 9から供給されるフレー ムを DSSS (Direct Sequence Spectrum Spread)方式で変調し、 アンテナ 7に供 給する。
また、 無線物理層処理部 8は、 アンテナ 7から供給される信号について、 物理 層の処理を施し、 無線 MAC層処理部 9 (または制御 CPU 1 1 ) に供給する。 即ち、 無線物理層処理部 8は、 アンテナ 7から供給される信号を OFDM復調または DSSS 方式で復調し、 その結果得られるフレームを、 無線 MAC 層処理部 9に供給する。 無線 MAC層処理部 9は、 制御 CPU 1 1から供給される IPバケツトについて、 無線 MAC層の処理を施し、 無線物理層処理部 8に供給する。 即ち、 無線 MAC層 処理部 9は、 制御 CPU 1 1力 ら供給される IPパケットを、 例えば、
IEEE802. l la、 IEEE802. l lb、 または IEEE802. l lgの規格に準拠したフレームに フレーム化し、 無線物理層処理部 8に供給する。
また、 無線 MAC層処理部 9は、 無線物理層処理部 8から供給されるフレーム について、 無線 MAC層の処理を施し、 制御 CPU 1 1に供給する。 即ち、 無線 MAC 層処理部 9は、 例えば、 IEEE802. l la、 IEEE802. l ib, または IEEES02. l lgの規 格に準拠した方法で、 無線物理処理部 8から供給されるフレームを分解して IP バケツ トを構成し、 制御 CPU 1 1に供給する。
なお、 無線 MAC層処理部 9で行われるフレーム化とフレーム分解は、 制御 CPU 1 1で行うようにすることが可能である。 この場合、 無線物理層処理部 8と制御 CPU 1 1との間では、 無線 MAC層処理部 9を経由せずに、 データをやりとりする ことができる。
カードスロッ ト 1 0には、 メモリカード 1 3を着脱することができるようにな つている。 カードスロッ ト 1 0は、 バスに接続されており、 従って、 カードス口 V ト 1 0に装着されたメモリカード 1 3に対しては、 バスを介して、 データの読 み書きを行うことができるようになつている。
ここで、 本実施の形態では、 カードスロッ ト 1 0は、 図 2に示すように、 テレ ビジョン受像機の正面における CRT 1 4の下部に設けられており、 これにより、 カードスロッ ト 1 0に対するメモリカード 1 3の着脱を、 ユーザが容易に行うこ とができるようになつている。 なお、 図 1およぴ図 2では、 1つのカードスロッ ト 1 0を設けてあるが、 テレビジョン受像機には、 複数のカードスロッ トを設け ることが可能である。 制御 CPU 1 1は、 EEP画(El ectrical ly Erasabl e Programmable Read Only Memory) 1 7に記録されているプログラムを RAM I 2に展開 (ロード) して実行 することにより、 テレビジョン受像機を構成する各プロックを制御するとともに、 各種の処理を行う。 即ち、 制御 CPU 1 1は、 例えば、 RAM I 2に記憶されたデー タを読み出し、 IP バケツトにバケツト化して、 無線 MAC 層処理部 9に供給する。 また、 制御 CPU 1 1は、 例えば、 無線 MAC層処理部 9から供給される IPバケツ トをデコードし、 そのデコードの結果得られるデータを、 RAM I 2に供給する。 さらに、 制御 CPU 1 1は、 無線 LAN通信を行うための各種の設定等を行う。
ここで、 本実施の形態では、 制御 CPU 1 1力 上述したように、 IPパケット を生成することから、 無線 LAN の通信プロ トコルとして、 IP が採用されている。 但し、 通信プロ トコルとしては、 IP以外を採用することが可能である。
RAM 1 2には、 無線 LAN通信を行うのに必要な情報が記憶されることにより設 定される。 また、 RAM I 2には、 EEPR0M 1 7から読み出されたプログラムが展開 される。 さらに、 RAM I 2は、 制御 CPU 1 1が処理を行う上で必要なデータを一 時記憶する。
メモリカード 1 3は、 可搬型で小型の半導体メモリで、 カードスロット 1 0に 対して、 容易に着脱することができるように構成されている。 メモリカード 1 3 には、 無線 LAN通信を行うのに設定することが必要な SSID、 喑号キー、 動作モ ード、 さらには、 ネットマスク (サブネッ トマスク) 、 IPアドレスが記憶 (記 録) される。
EEPR0M 1 7は、 テレビジョン受像機が電源オフとされた状態でも保持する必 要のある情報を記憶する。 即ち、 EEPR0M 1 7は、 例えば、 制御 CPU 1 1が実行す るプログラムを記憶している。 また、 EEPR0M 1 7は、 無線 LAN通信を行うのに 必要な SSID、 喑号キー、 動作モード、 ネッ トマスク、 IPアドレスなどの各種の 情報を記憶する。
以上のように構成されるテレビジョン受像機においては、 次のようにして、 無 線 LAN通信が行われる。 P T/JP2003/010484
11
即ち、 無線 LAN通信を行うのに必要な情報が、 EEPR0M 1 7に記憶されている 場合には、 制御 CPU 1 1は、 EEPR0M 1 7から無線 LAN通信を行うのに必要な情 報を読み出し、 RAM I 2に記憶させることにより設定する。 以降は、 制御 CPU 1 1が、 RAM I 2に設定された情報を参照し、 無線 LAN通信が行われる。
一方、 無線 LAN通信を行うのに必要な情報が、 EEPR0M 1 7に記憶されていな い場合や、 無線 LAN通信を行うのに必要な情報が変更された場合、 さらには、 接続先の無線 LANネットワークが、 ユーザからの指示などによって変更された 場合、 制御 CPU l 1は、 接続したい無線 LANネットワークに接続するのに必要な 情報が記録されたメモリカード 1 3の、 カードスロット 1 0への装着を要求する メッセージを、 CRT 1 4またはスピーカ 1 6から出力させる。
そして、 ユーザが、 メモリカード 1 3を、 カードス口ッ ト 1 0に装着すると、 制御 CPU 1 1は、 メモリカード 1 3から情報を読み出し、 RAM I 2に設定する。 以降は、 制御 CPU 1 1が、 RAM I 2に設定された情報を参照し、 所望の無線 LAN ネットワークに接続する。 さらに、 制御 CPU 1 1には、 例えば、 メモリカード 1 3から読み出した情報を、 EEPR0M 1 7に記憶させるようにすることができる。 この場合、 次回の無線 LANネットワークの接続時においては、 メモリカード 1 3を、 カードスロット 1 0に装着しなくても、 EEPR0M 1 7力 ら、 無線 LANネッ トワークの接続に必要な情報 (無線 LAN通信に必要な情報) を読み出すことが できる。
また、 ユーザが、 図示せぬリモートコマンダ (以下、 適宜、 リモコンという) を操作することにより、 テレビジョン受像機に設定されている SSIDや暗号キー などを変更した場合は、 制御 CPU 1 1に、 その変更された情報を、 カードスロッ ト 1 0に装着されたメモリカード 1 3に書き込ませることができる。 この場合、 メモリカード 1 3を、 図 1のテレビジョン受像機と同様の無線 LAN通信機能を 有する他の無線通信装置に装着し、 そのメモリカード 1 3に記憶された情報にし たがって、 無線 LAN通信の設定を行うことにより、 その無線通信装置は、 テレ 2003/010484
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ビジョン受像機が接続しているのと同一の無線 LANネットワークに接続するこ とができる。
次に、 図 3は、 メモリカード 1 3の論理構造を示している。
メモリカード 1 3については、 そのファイルシステムとして、 例えば、
FAT (Fi l e Al location Table)システムが採用されている。 なお、 メモリカード 1 3について、 どのようなファイルシステムを採用するかは、 特に限定されるも のではない。
図 3の実施の形態では、 ルートディレク トリ rootの 1つ下位のディレク トリ として、 ディレク トリ DirAと Communi cat ionが設けられている。 また、 ディレ ク トリ DirAの 1つ下位のディレク トリ として、 ディレク トリ DirBが設けられ ている。 さらに、 ディレク トリ Communi cat ionの 1つ下位のディレク トリ とし て、 ディレク トリ Wirel essが設けられている。
メモリカード 1 3を、 どのようなディレク トリ構成とするかは、 特に限定され るものではないが、 図 3の実施の形態では、 通信関係の情報が格納されるディレ ク トリ として、 ノレ一トディレク トリ rootの 1つ下位階層に、 例えば
Communi cation等の名称のディレク トリを設けることが必須となっている。 さ らに、 図 3の実施の形態では、 通信関係の情報のうちの無線 LAN関係の情報が 格納されるディレク トリ として、 ディレク トリ Communicationの 1つ下位階層 に、 例えば Wire l es s等の名称のディレク トリを設けることが必須となっている。 そして、 ディレク トリ Wire lessには、 IP情報ファイルと無線 LAN情報ファ ィルが格納されるようになっている。
IP情報ファイルには、 通信プロ トコル IPによる通信を行うのに必要な IP情 報としての IP ァドレスとネッ トマスク (サブネッ トマスク) などが記述される。 無線 LAN情報フアイルには、 無線 LAN通信を行うのに必要な無線 LAN情報とし ての SS ID、 喑号キー、 および動作モードが記述される。
図 4は、 図 3の無線 LAN情報ファィルの具体例を示している。 PC蘭議麵
13
無線 LAN情報ファイルのファイル名としては、 あらかじめ決められたフアイ ル名である、 例えば、 〃WirelessConf ig. txt"が採用されている。 上述したよう に、 無線 LAN情報ファイルが格納されるディレク トリは、
/root/Communi cation/Wirel ess/で、 あらかじめ決められており、 無線 LAN情 報ファイルのファイル名も、 "Wirel essConfig. txt に、 あらかじめ決められて いるから、 メモリカード 1 3が装着可能な図 1のテレビジョン受像機等の装置で は、 /root/Communication/Wireless/WirelessConf ig. txtにアクセスしさ す れば、 無線 LAN情報を得ることができる。
なお、 無線 LAN情報ファイルと同様に、 図 3に示した IP情報ファイルのファ ィル名も、 あらかじめ決められており、 従って、 メモリカード 1 3が装着可能な 図 1のテレビジョン受像機等の装置では、 無線 LAN情報と同様に、 IP情報も得 ることができる。
無線 LAN情報ファイルには、 図 4に示すように、 無線 LAN情報としての SSID、 暗号キー、 および動作モードが記述される。
ここで、 無線 LAN情報ファイルにおいて、 SSIDは、 その SSIDによって識別 される無線 LANネットワークに付された名前 (ネットワーク名) と対応付けて 記述される。
また、 無線 LAN情報ファイルにおいて、 動作モードについては、 peer-to - peerモードで通信を行う力 \ または Infrastructureモード、で通信を行う力 カ 記述される。
さらに、 無線 LAN情報ファイルにおいて、 暗号キーについては、 暗号キーに よる暗号化を、 有効とするか、 または無効とするかが記述される。 さらに、 暗号 キーによる暗号化を有効とする場合には、 その暗号キーのキー長と、 暗号キーを アスキーコードまたは 1 6進数のうちのいずれとするか、 および暗号キーとなる 文字列が記述される。
次に、 図 5を参照して、 図 1のテレビジョン受像機を、 既存の無線 LANネッ トワークに接続する手順について説明する。 なお、 以下においては、 無線 LAN通信を行う際の通信プロ トコルとして、 例 えば、 IPを採用するものとして、 説明を行う。
図 5において、 例えば、 パーソナルコンピュータ等の無線 LAN装置 3 2と 3 3は、 無線 LANネッ トワーク 3 1を構成している。 従って、 無線 LAN装置 3 2 と 3 3では、 同一の無線 LANネットワーク 3 1に接続するために、 同一の無線 LAN情報、 即ち、 同一の SSID、 同一の暗号キー、 同一の動作モードが設定され ている。 さらに、 無線 LAN装置 3 2と 3 3それぞれには、 無線 LANネッ トヮー ク 3 1を介して IP通信を行うための IP情報、 即ち、 同一のネットマスクと、 そのネットマスクによって定められるサプネットに属するユニークな IPァドレ スが設定されている。
いま、 例えば、 無線 LANによる通信を行うのに何の設定もされていない図 1 のテレビジョン受像機を、 無線 LANネッ トワーク 3 1に参加させる場合には、 ユーザは、 メモリカード 1 3を、 無線 LAN装置 3 2のカードスロット 3 4に装 着する。
即ち、 無線 LANネットワーク 3 1を構成している無線 LAN装置 3 2は、 メモ リカード 1 3の着脱が可能なカードスロット 3 4を有しており、 ユーザは、 その カードスロッ ト 3 4に、 メモリカード 1 3を装着する。
なお、 図 5の実施の形態では、 無線 LAN装置 3 3も、 メモリカード 1 3の着 脱が—可^なカードスロッ ト 3 5を有している。 この場合、 メモリカード 1 3は、 無線 LAN装置 3 2のカードスロッ ト 3 4ではなく、 無線 LAN装置 3 3のカード スロッ ト 3 5に装着しても良い。
カードス口ット 3 4にメモリカード 1 3が装着された無線 LAN 装置 3 2では、 自身に設定されている無線 LAN情報と IP情報が、 メモリカード 1 3に書き込ま れる。
なお、 無線 LAN装置 3 2において、 メモリカード 1 3に書き込まれる IP情報 には、 例えば、 無線 LANネッ トワーク 3 1に接続している装置すベての IPァド レスが含まれる。 従って、 図 5の実施の形態では、 無線 LAN 装置 3 2において、 メモリカード 1 3に書き込まれる IP情報には、 無線 LAN装置 3 2と 3 3それぞ れの IPァドレスが含まれる。
ここで、 無線 LANネットワーク 3 1を構成している無線 LAN装置 3 2と 3 3 それぞれは、 IP通信を行うときの相手を特定するために、 その無線 LANネッ ト ワーク 3 1を構成しているすべての無線 LAN装置、 即ち、 図 5では、 無線 LAN 装置 3 2および 3 3の IPアドレスを認識している。 無線 LAN装置 3 2は、 この ように認識している無線 LAN装置 3 2と 3 3の IPァドレスを、 IP情報として、 メモリカード 1 3に書き込む。
その後、 ユーザは、 無線 LAN装置 3 2のカードスロット 3 4からメモリカー ド 1 3を取り出し、 図 1のテレビジョン受像機のカードスロット 1 0に装着する c 図 1のテレビジョン受像機では、 カードスロット 1 0に装着されたメモリカード 1 3力ゝら、 無線 LAN装置 3 2によって書き込まれた無線 LAN情報と IP情報を読 み出し、 その無線 LAN情報と IP情報を用いて、 無線 LAN接続と IP通信に必要 な設定を行う。
これにより、 図 1のテレビジョン受像機は、 無線 LANネットワーク 3 1を介 して、 無線 LAN装置 3 2や 3 3と通信することが可能となる。
なお、 以上のようにして、 図 1のテレビジョン受像機が、 無線 LANネットヮ ーク 3 1に接続することができるようになつた後は、 そのカードス口ット 1 0に、 メモリカード 1 3を装着し、 テレビジョン受像機に設定されている無線 LAN情 報と IP情報を、 メモリカード 1 3に書き込むことができる。
この場合、 例えば、 無線 LAN装置 3 3が、 無線 LANによる通信を行うのに何 の設定もされていないとして、 そのカードスロッ ト 3 5に、 メモリカード 1 3を 装着することにより、 無線 LAN装置 3 3において、 図 1のテレビジョン受像機 における場合と同様に、 メモリカード 1 3に記録された無線 LAN情報と IP情報 を用いて、 無線 LAN接続と IP通信に必要な設定を行うことができる。 これによ り、 無線 LANによる通信を行うのに何の設定もされていなかった無線 LAN装置 3 3も、 無線 LANネットワーク 3 1に接続することが可能となる。 次に、 図 5で説明したように、 図 1のテレビジョン受像機においては、 無線 LAN による通信を行うのに何の設定もされていない場合に、 メモリカード 1 3を、 カードスロット 1 0に装着することで、 無線 LANによる通信を行うための設定 が行われる。
そこで、 図 6および図 7のフローチャートを参照して、 図 1のテレビジョン受 像機で行われる、 無線 LANによる通信を行うための無線 LAN設定処理について 説明する。
例えば、 ユーザが、 リモコンを操作すること等によって、 テレビジョン受像機 の電源をオンにすると、 あるいは、 無線 LAN接続を要求すると、 制御 CPU 1 1は、 EEPROM 1 7に記憶されているプログラムのうちの、 無線 LAN設定処理を行うプ ログラムを、 RAM I 2に展開して実行することにより、 以下の無線 LAN設定処理 を行う。
即ち、 無線 LAN設定処理では、 まず最初に、 ステップ S 1において、 制御 CPU 1 1は、 EEPROM 1 7に、 無線 LAN情報が記憶されているかどうかを判定する。 ステップ S 1において、 EEPROM 1 7に、 無線 LAN情報が記憶されていると判定 された場合、 即ち、 例えば、 テレビジョン受像機が、 過去に、 無線 LANネット ワークに接続されたことがあり、 その接続に用いられた無線 LAN情報が、
EEPROM 1 7に記憶されている場合、 ステップ S 2乃至 S 5をスキップして、 ス
6に進み、 制御 CPU 1 1は、 EEPROM 1 7に記憶されている無線 LAN 報の SSIDを参照することにより、 その SSIDに対応付けられている無線 LANネ ットワークのネットワーク名 (図 4 ) の一覧を、 CRT 1 4に表示させ、 ステップ S 7に進む。
即ち、 EEPR0M 1 7には、 1つの無線 LANネットワークに関する無線 LAN情報 だけでなく、 複数の無線 LANネットワークに関する無線 LAN情報が記憶されて いる場合があり、 ステップ S 6では、 EEPROM 1 7に無線 LAN情報が記憶されて いるすべての無線 LANネッ トワークのネッ トワーク名が表示される。 一方、 ステップ S Iにおいて、 EEPR0M1 7に無線 LAN情報が記憶されていな いと判定された場合、 即ち、 例えば、 テレビジョン受像機の購入直後であり、 テ レビジョン受像機が、 過去に、 無線 LAN ネッ トワークに接続されたことがなく、 無線 LAN情報が EEPR0M 1 7に記憶されていない場合、 ステップ S 2に進み、 制 御 CPU 1 1は、 メモリカード 1 3の、 カードスロット 1 0への装着を要求するメ モリカード装着要求メッセージ (例えば、 「無線 LAN情報が記録されたメモリ カードを揷入して下さい」 など) を生成し、 例えば、 図 8に示すように、 CRT 1 4に画像として表示させ、 あるいは、 スピーカ 1 6から音声で出力させる。
そして、 ステップ S 3に進み、 制御 CPU 1 1は、 メモリカード 1 3力 カード スロット 1 0に装着されたか否かを判定する。 ステップ S 3において、 メモリ力 ード 1 3が、 カードスロット 1 0に装着されていないと判定された場合、 ステツ プ S 2に戻り、 以下、 同様の処理が繰り返される。
また、 ステップ S 3において、 メモリカード 1 3が、 カードスロット 1 0に装 着されたと判定された場合、 ステップ S 4に進み、 制御 CPU 1 1は、 カードス口 ット 1 0に装着されたメモリカード 1 3に、 無線 LAN情報が記録されているか どうかを判定する。
ここで、 メモリカード 1 3に、 無線 LAN情報が記録されているかどうかは、 図 3に示したように、 メモリカード 1 3のディレク トリ
/ root/Communication/Wireless/を参照し、 そこに、 無線 LAN情報フアイル "WirelessConfig. txt"があるかどうかによつて判断することができる。
ステップ S 4において、 メモリカード 1 3に、 無線 LAN情報が記録されてい ないと判定された場合、 ステップ S 5に進み、 制御 CPU 1 1は、 メモリカード 1 3への、 無線 LAN情報の記録を要求するメッセージを生成し、 CRT 1 4に表示さ せ (あるいは、 スピーカ 1 6から出力させ) 、 ステップ S 2に戻る。
ここで、 ステップ S 5において、 CRT 1 4に表示されるメッセージは、 例えば、 既存の無線 LANネッ トワークを構成している無線 LAN装置に、 メモリカード 1 3を装着し、 後述する無線 LAN情報処理を実行することにより、 無線 LAN情報 T/JP2003/010484
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をメモリカード 1 3に記録することを要求するものであり、 このメッセージを見 たユーザは、 例えば、 図 5に示したように、 無線 LAN装置 3 2と 3 3によって 無線 LANネットワーク 3 1が構成されている場合には、 テレビジョン受像機の スロッ ト 1 0からメモリカード 1 3を抜き、 無線 LAN装置 3 2のカードス口ッ ト 3 4 (または無線 LAN装置 3 3のカードスロッ ト 3 5 ) に、 メモリカード 1 3を装着して、 後述する無線 LAN情報処理を、 無線 LAN装置 3 2 (または 3 3 ) に行わせ、 メモリカード 1 3に、 無線 LAN情報を書き込む。 そして、 ユー ザが、 その無線 LAN情報が書き込まれたメモリカード 1 3を、 テレビジョン受 像機のカードスロッ ト 1 0に装着することにより、 ステップ S 4では、 メモリ力 ード 1 3に、 無線 LAN情報が記録されていると判定される。
ステップ S 4において、 メモリカード 1 3に、 無線 LAN情報が記録されてい ると判定された場合、 ステップ S 6に進み、 制御 CPU 1 1は、 メモリカード 1 3 に記憶されている無線 LAN情報の SSIDを参照することにより、 その SSIDに対 応付けられている無線 LANネットワークのネットワーク名 (図 4 ) の一覧を、 CRT 1 4に表示させ、 ステップ S 7に進む。
即ち、 メモリカード 1' 3には、 上述の EEPR0M 1 7における場合と同様に、 1 つの無線 LANネットワークに関する無線 LAN情報だけでなく、 複数の無線 LAN ネットワークに関する無線 LAN情報が記憶されている場合があり、 ステップ S 6では、 メモリカード 1 3に無線 LAN情報が記憶されているすべての無線 LAN ネットワークのネッ トワーク名が表示される。
ステップ S 6の処理後は、 ステップ S 7に進み、 制御 CPU 1 1は、 接続する無 線 LANネットワークの選択を要求するメッセージを、 CRT 1 4に表示させ、 ステ ップ S 8に進む。 ステップ S 8では、 制御 CPU 1 1は、 ユーザがリモコン等を操 作することにより、 接続する無線 LANネッ トワークを選択したかどうかを判定 する。 ステップ S 8において、 接続する無線 LANネットワークの選択が行われ ていないと判定された場合、 ステップ S 6に戻り、 以下、 同様の処理が繰り返さ れる。 また、 ステップ S 8において、 接続する無線 LANネットワークの選択が行わ れたと判定された場合、 ステップ S 9に進み、 制御 CPU 1 1は、 その選択が行わ れた、 接続しょうとしている無線 LANネッ トワーク (以下、 適宜、 接続先ネッ トワークという) が存在するか否かを判定する。 ステップ S 9において、 接続先 ネットワークが存在しないと判定された場合、 ステップ S 6に戻り、 これにより、 他の無線 LANネットワークの選択が、 ユーザに促される。
また、 ステップ 9において、 接続先ネッ トワークが存在すると判定された場合、 ステップ S 1 0に進み、 制御 CPU 1 1は、 接続先ネッ トワークに接続するのに必 要な無線 LAN情報が、 EEPROM l 7に記録 (記憶) されているかどうかを判定す る。 ステップ S 1 0において、 接続先ネットワークに接続するのに必要な無線 LAN情報が、 EEPROM l 7に記録されていると判定された場合、 ステップ S I 1を スキップして、 ステップ S 1 2に進み、 制御 CPU 1 1は、 接続先ネットワークに 接続するのに必要な無線 LAN情報を、 EEPROM l 7から読み出して、 RAM I 2に記 憶させることで設定し、 図 7のステップ S 2 1に進む。
また、 ステップ S 1 0において、 接続先ネットワークに接続するのに必要な無 線 LAN情報が、 EEPROM l 7に記録されていないと判定された場合、 ステップ S 1 1に進み、 制御 CPU 1 1は、 接続先ネッ トワークに接続するのに必要な無線 LAN情報が、 メモリカード 1 3に記録 (記憶) されているかどうかを判定する。 ステップ S 1 1において、 接続先ネッ トワークに接続するのに必要な無線 LAN 情報が、 メモリカード 1 3に記録されていないと判定された場合、 ステップ S 6 に戻り、 これにより、 他の無線 LAN ネッ トワークの選択が、 ユーザに促される。 また、 ステップ S 1 1において、 接続先ネッ トワークに接続するのに必要な無 線 LAN情報が、 メモリカード 1 3に記録されていると判定された場合、 ステツ プ S 1 2に進み、 制御 CPU 1 1は、 接続先ネッ トワークに接続するのに必要な無 線 LAN情報を、 メモリカード 1 3から読み出して、 RAM I 2に記憶させることで 設定し、 図 7のステップ S 2 1に進む。 図 7のステップ S 2 1では、 制御 CPU 1 1は、 RAM 1 2に設定された無線 LAN 情報にしたがい、 接続先ネッ トワークへの無線接続を開始する。 即ち、 制御 CPU 1 1は、 無線 MAC 層処理部 9、 無線物理層処理部 8、 およびアンテ 7を介して、 RAM 1 2に設定された無線 LAN情報のうちの SSIDによつて識別される無線 LAN ネットワーク (接続先ネッ トワーク) に、 同じく RAM I 2に設定された無線 LAN 情報のうちの動作モードカ S表す peer - to- peerまたは Infrastructureモードで 接続する。 さらに、 制御 CPU 1 1は、 RAM 1 2に設定された無線 LAN情報のうち の暗号キーによる暗号化を行いながら、 接続先ネットワーク経由での通信を行う。 以上のようにして、 無線 LANネットワークである接続先ネットワークに接続 した後は、 IPプロ トコル通信を行うための設定が行われる。
即ち、 ステップ S 2 1の処理後は、 ステップ S 2 2に進み、 制御 CPU 1 1は、 接続先ネッ トワーク内に、 IPア ドレスの動的割り当てを行う DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol)サーバが存在するかどうかを判定する。
ステップ S 2 2において、 接続先ネッ トワーク内に、 DHCPサーバが存在する と判定された場合、 ステップ S 2 3に進み、 制御 CPU 1 1は、 DHCP サーバから、 接続先ネッ トワークのネットマスク、 接続先ネッ トワークに参加している (接続 先ネッ トワークを構成している) 無線 LAN装置の IPアドレス、 および自身に割 り当てられる IPアドレスを、 アンテナ 7、 無線物理層処理部 8、 および無線 MAC層処理部 9を介して取得する。 さらに、 ステップ S 2 3では、 制御 CPU 1 1 は、 DHCPサーバから取得したネットマスクと自身の IPアドレスを、 RAM I 2に 記憶させることで設定し、 ステップ S 2 8に進む。
ステップ S 2 8では、 制御 CPU 1 1は、 接続先ネッ トワークを構成している無 線 LAN装置 (ここでは、 図 1のテレビジョン受像機も含む) の IPア ドレスの一 覧であるブラウズリストを、 ステップ S 2 3で DHCPサーバから取得した IPァ ドレスから作成し、 ステップ S 2 9に進む。
一方、 ステップ S 2 2において、 接続先ネットワーク内に、 DHCPサーバが存 在しないと判定された場合、 ステップ S 2 4に進み、 制御 CPU 1 1は、 メモリ力 2003/010484
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ード 1 3または EEPR0M 1 7に、 接続先ネッ トワークを構成する無線 LAN装置の IP情報 (IPアドレスとネットマスク) が記憶されているかどうかを判定する。 ステップ S 2 4において、 メモリカード 1 3および EEPR0M 1 7のうちのいずれ にも、 接続先ネットワークを構成する無線 LAN装置の IP情報が記憶されていな いと判定された場合、 即ち、 図 1のテレビジョン受像機が、 過去に、 接続先ネッ トワークに参加したことがなく、 メモリカード 1 3および EEPR0M 1 7のうちの いずれにも、 接続先ネッ トワークを構成する無線 LAN装置の IP情報が記憶され ていない場合、 ステップ S 2 5に進み、 制御 CPU 1 1は、 IP情報の取得を要求 するメッセージを、 CRT 1 4に表示し、 ステップ S 2に戻る。
ここで、 ステップ S 2 5において、 CRT 1 4に表示されるメッセージは、 例え ば、 既存の無線 LANネッ トワークを構成している無線 LAN装置に、 メモリカー ド 1 3を装着し、 後述する無線 LAN情報処理を実行することにより、 IP情報を メモリカード 1 3に記録することを要求するものであり、 このメッセージを見た ユーザは、 例えば、 図 5に示したように、 無線 LAN装置 3 2と 3 3によって無 線 LANネッ トワークが構成されている場合には、 テレビジョン受像機のスロッ ト 1 0からメモリカード 1 3を抜き、 無線 LAN装置 3 2のカードスロッ ト 3 4 (または無線 LAN装置 3 3のカードスロッ ト 3 5 ) に、 メモリカード 1 3を装 着して、 後述する無線 LAN情報処理を、 無線 LAN装置 3 2 (または 3 3 ) に行 わせ、 メモリカード 1 3に、 IP情報を書き込む。 そして、 ユーザが、 その IP情 報が書き込まれたメモリカード 1 3を、 テレビジョン受像機のカードスロッ ト 1 0に装着することにより、 ステップ S 2 4では、 メモリカード 1 3に、 IP情報 が記録されていると判定される。
なお、 ステップ S 2 5において CRT 1 4に表示されるメッセージは、 上述の図 6のステップ S 5において CRT 1 4に表示されるメッセージと同様に、 既存の無 線 LANネッ トワークを構成している無線 LAN装置に、 メモリカード 1 3を装着 し、 無線 LAN情報処理を実行することにより、 情報をメモリカード 1 3に記録 することを要求するものである。 既存の無線 LANネッ トワークを構成している 無線 LAN装置に、 メモリカード 1 3を装着し、 無線 LAN情報処理を実行した場 合、 後述するように、 メモリカード 1 3には、 既存の無線 LANネッ トワークの 無線 LAN情報と IP情報が記録されるようになっており、 従って、 ユーザが、 ス テツプ S 5において CRT 1 4に表示されたメッセージにしたがい、 既存の無線 LANネットワークを構成している無線 LAN装置に、 メモリカード 1 3を装着し、 無線 LAN情報処理を実行した場合には、 メモリカード 1 3には、 その既存の無 線 LANネッ トワークの無線 LAN情報と IP情報が記録される。 即ち、 この場合、 メモリカード 1 3には、 既存の無線 LANネットワークの無線 LAN情報と IP情報 が記録されているから、 その既存の無線 LANネッ トワークが接続先ネッ トヮー クとして選択されているときには、 ステップ S 2 4において、 メモリカード 1 3 に、 接続先ネットワークを構成する無線 LAN装置の IP情報が記憶されていない と判定されることはない。
一方、 ステップ S 2 4において、 メモリカード 1 3または EEPR0M 1 7のうち のいずれかに、 接続先ネッ トワークを構成する無線 LAN装置の IP情報が記憶さ れていると判定された場合、 即ち、 図 1のテレビジョン受像機が、 過去に、 接続 先ネッ トワークに参加したことがあり、 メモリカード 1 3または EEPR0M 1 7の うちのいずれかに、 接続先ネットワークを構成する無線 LAN装置の IP情報が記 憶されている場合、 ステップ S 2 6に進み、 制御 CPU 1 1は、 メモリカード 1 3 または EEPR0M 1 7から、 接続先ネッ トワークのネットマスク、 接続先ネットヮ ークに参加している (接続先ネットワークを構成している) 無線 LAN装置の IP ア ドレスを取得し、 ステップ S 2 7に進む。
ステップ S 2 7では、 制御 CPU 1 1は、 AutoIPの機能により、 自身に割り当 てられる IP Ύドレスおよびネットマスクを取得し、 その IPアドレスとネッ ト マスクを、 RAM I 2に記憶させることで設定し、 ステップ S 2 8に進む。
即ち、 EEPR0M 1 7は、 例えば、 LAN上で使用されていない IPア ドレスを取得 する AutoIPのプログラムを記憶しており、 ステップ S 2 7では、 制御 CPU 1 1 は、 EEPR0M 1 7から Auto IPのプログラムを読み出し、 RAM I 2上に展開して実 行することにより、 自身に割り当てられる IPァドレスおよびネットマスクを取 得する。
ステップ S 2 8では、 制御 CPU 1 1は、 接続先ネッ トワークを構成している無 線 LAN装置 (ここでは、 図 1のテレビジョン受像機も含む) の IPア ドレスの一 覧であるブラウズリストを、 ステップ S 2 6でメモリカード 1 3または EEPR0M 1 7から取得した IPァドレス、 およびステップ S 2 7で AutoIP機能によって 取得した IPァドレスから作成し、 ステップ S 2 9に進む。
ステップ S 2 9では、 制御 CPU 1 1は、 IPプロ トコル通信による接続先ネッ トワークへの参加を開始し、 即ち、 接続先ネッ トワークを構成する無線 LAN装 置との IPプロ トコル通信を開始し、 ステップ S 3 0に進む。 なお、 IPプロ トコ ル通信において、 通信相手の IPアドレスは、 ステップ S 2 8で作成されたブラ ゥズリストを参照することで認識される。
ステップ S 3 0では、 制御 CPU 1 1が、 接続先ネットワークとの接続に現在使 用している無線 LAN情報および IP情報と同一の無線 LAN情報および IP情報が、 EEPR0M 1 7に記憶されているかどうかを判定する。 ステップ S 3 0において、 現在使用している無線 LAN情報および IP情報と同一の無線 LAN情報およぴ IP 情報が、 EEPR0M 1 7に記憶されていると判定された場合、 ステップ S 3 1をス キップして、 無線 LAN設定処理を終了する。
また、 ステップ S 3 0において、 現在使用している無線 LAN情報および IP情 報と同一の無線 LAN情報および IP情報が、 EEPR0M 1 7に記憶されていないと判 定された場合、 制御 CPU 1 1は、 現在使用している無線 LAN情報およぴ IP情報 を、 EEPR0M 1 7に書き込み、 無線 LAN設定処理を終了する。
ここで、 ステップ S 3 1において、 接続先ネットワークとの接続に現在使用し ている無線 LAN情報および IP情報が、 EEPR0M 1 7に書き込まれた後は、 その後 に接続先ネットワークに接続するときに、 メモリカード 1 3は装着不要となる。 次に、 上述したように、 図 6のステップ S 5または図 7のステップ S 2 5にお いて、 CRT 1 4に、 メモリカード 1 3への、 無線 LAN情報または IP情報の記録 T JP2003/010484
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を要求するメッセージが表示された場合には、 ユーザは、 接続しょうとしている、 例えば、 図 5の既存の無線 LANネットワークを構成する無線 LAN装置 3 2の力 一ドスロッ ト 3 4 (または無線 LAN装置 3 3のカードスロッ ト 3 5 ) に、 メモ リカード 1 3を装着して、 無線 LAN情報処理を、 無線 LAN装置 3 2 (または 3 3 ) に行わせる。
そこで、 以下、 無線 LAN情報処理について説明するが、 その前に、 無線 LAN 装置 3 2のハードウェア構成について説明する。 なお、 無線 LAN装置 3 3につ いては、 そのハードウェア構成は、 無線 LAN装置 3 2と同様であるため、 その 説明は省略する。 ' 図 9は、 コンピュータである無線 LAN装置 3 2のハードウェア構成例を示し ている。
コンピュータである無線 LAN装置 3 2には、 プログラムをインストールする ことで、 各種の処理を行わせることができるが、 このプログラムは、 コンビユー タに内蔵されている記録媒体としてのハードディスク 1 0 5や R O M 1 0 3に予 め記録しておくことができる。
あるいはまた、 プログラムは、 フレキシブルディスク、 CD - ROM (Compact Disc Read Only Memory)ヽ MO (Magneto Optical)ディスク、 DVD (Digital Versati le Disc) , 磁気ディスク、 半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体 1 1 1に、 一 時的あるいは永続的に格納 (記録) しておくことができる。 このようなリムーバ ブル記録媒体 1 1 1は、 いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが できる。
なお、 プログラムは、 上述したようなリムーバブル記録媒体 1 1 1から無線 LAN装置 3 2にインス トールする他、 ダウンロードサイ トから、 ディジタル衛星 放送用の人工衛星を介して、 無線 LAN装置 3 2に無線で転送したり、 LAN、 ィン ターネットといったネッ トワークを介して、 無線 LAN 装置 3 2に有線で転送し、 無線 LAN装置 3 2では、 そのようにして転送されてくるプログラムを、 通信部 1 0 8で受信し、 内蔵するハードディスク 1 0 5にィンストールすることができ る。
無線 LAN装置 3 2は、 CPU (Central Processing Unit) 1 0 2を内蔵している。 CPU 1 0 2には、 バス 1 0 1を介して、 入出力ィンタフェース 1 1 0が接続され ており、 CPU 1 0 2は、 入出力インタフェース 1 1 0を介して、 ユーザによって、 キーボードや、 マウス、 マイク等で構成される入力部 1 0 7が操作等されること により指令が入力されると、 それにしたがって、 ROM (Read Only Memory) 1 0 3に格納されているプログラムを実行する。 あるいは、 また、 CPU 1 0 2は、 ハードディスク 1 0 5に格納されているプログラム、 衛星若しくはネットワーク から転送され、 通信部 1 0 8で受信されてハードディスク 1 0 5にインス トール されたプログラム、 またはドライブ 1 0 9に装着されたリムーバブル記録媒体 1 1 1から読み出されてハードディスク 1 0 5にィンス トールされたプログラムを、 RAM (Random Access Memory) 1 0 4にロードして実行する。 これにより、 CPU 1 0 2は、 各種の処理を行う。 そして、 CPU 1 0 2は、 その処理結果を、 必要に応 じて、 例えば、 入出力インタフェース 1 1 0を介して、 LCD (Liquid Crystal Display)やスピーカ等で構成される出力部 1 0 6から出力、 あるいは、 通信部 1 0 8から送信、 さらには、 ハードディスク 1 0 5に記録等させる。
なお、 図 9において、 通信部 1 0 8は、 図 1のアンテナ 7、 無線物理層処理部 8、 および無線 MAC層処理部 9が有する機能を、 少なくとも有している。
また、 図 9において、 ドライブ 1 0 9は、 メモリカード 1 3の着脱が可能な力 一ドスロッ ト 3 4 (図 5 ) を有している。
ここで、 無線 LAN情報処理を実行するプログラム (以下、 無線 LAN情報処理 プログラムという) は、 例えば、 CD - ROMなどのリムーパプル記録媒体 1 1 1に 記録され、 図 1のテレビジョン受像機に同梱されて、 ユーザに販売されるものと する。 従って、 ユーザは、 無線 LAN装置 3 2に、 無線 LAN情報処理を行わせる には、 リムーバブル記録媒体 1 1 1を、 ドライブ 1 0 9に装着し、 無線 LAN情 報処理プログラムをィンストールする必要がある。 0484
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なお、 無線 LAN情報処理プログラム、 さらには、 上述した図 6および図 7の 無線 LAN設定処理を行うプログラム、 および AutoIPのプログラムは、 例えば、 図 3に点線で示すように、 メモリカード 1 3のディレク トリ
/Co瞧 unicat ion/Wireless/に記憶させておき、 無線 LAN装置 3 2や図 1のテレ ビジョン受像機にィンス トールするようにすることが可能である。
次に、 図 1 0のフローチャートを参照して、 無線 LAN情報処理について説明 する。
なお、 無線 LAN情報処理は、 無線 LAN情報処理のプログラムをインス トール して実行することができる、 あらゆる装置に行わせることができる。 但し、 ここ では、 例えば、 無線 LAN装置 3 2が、 無線 LAN情報処理を行うものとして、 そ の説明を行う。
無線 LAN装置 3 2では、 まず最初に、 ステップ S 4 1において、 CPU 1 0 2力 メニュー画面を、 出力部 1 0 6に表示させ、 ステップ S 4 2に進む。
ここで、 メニュー画面は、 メモリカード 1 3に無線 LAN情報および IP情報を 書き込む書き込み処理、 メモリカード 1 3に書き込まれた無線 LAN情報および IP情報を読み出す読み出し処理、 および現在設定されている無線 LAN情報およ ぴ IP情報を変更する設定変更処理のいずれかを選択するためのもので、 メニュ 一画面には、 例えば、 これらの書き込み処理、 読み出し処理、 設定変更処理それ -ぞ一れを表すアイコンが表示される。
ステップ S 4 2では、 CPU 1 0 2は、 ユーザが入力部 1 0 7を操作することに より、 メニュー画面における書き込み処理か、 または読み出し処理を選択したか どうかを判定する。 ステップ S 4 2において、 書き込み処理または読み出し処理 のうちのいずれかが選択されたと判定された場合、 即ち、 ユーザが入力部 1 0 7 によって、 メニュー画面に表示された書き込み処理または読み出し処理をそれぞ れ表すアイコンのうちのいずれかを操作した場合、 ステップ S 4 3に進み、 CPU 1 0 2は、 メモリカード 1 3を、 ドライブ 1 0 9に装着することを要求するメッ セージを、 出力部 1 0 6に表示させ、 ステップ S 4 4に進む。 ステップ S 4 4では、 CPU 1 0 2力 ドライブ 1 0 9にメモリカード 1 3が装 着されたか否かを判定する。 ステップ S 4 4において、 メモリカード 1 3がドラ イブ 1 0 9に装着されていないと判定された場合、 ステップ S 4 3に戻り、 以下、 同様の処理が繰り返される。
また、 ステップ S 4 4において、 メモリカード 1 3がドライブ 1 0 9に装着さ れたと判定された場合、 ステップ S 4 5に進み、 CPU 1 0 2は、 ユーザが、 書き 込み処理または読み出し処理のうちのいずれを選択したのかを判定する。
ステップ S 4 5において、 ユーザが書き込み処理を選択したと判定された場合、 ステップ S 4 6に進み、 後述する書き込み処理が行われ、 その後、 無線 LAN情 報処理を終了する。 また、 ステップ S 4 5において、 ユーザが読み出し処理を選 択したと判定された場合、 ステップ S 4 7に進み、 後述する読み出し処理が行わ れ、 その後、 無線 LAN情報処理を終了する。
一方、 ステップ S 4 2において、 書き込み処理おょぴ読み出し処理のうちのい ずれかも選択されていないと判定された場合、 ステップ S 4 8に進み、 CPU 1 0 2は、 ユーザが入力部 1 0 7を操作することにより、 メニュー画面における設定 変更処理を選択したかどうかを判定する。 ステップ S 4 8において、 設定変更処 理が選択されていないと判定された場合、 ステップ S 4 2に戻り、 以下、 同様の 処理が繰り返される。
また、 ステップ S 4 8において、 設定変更処理が選択されたと判定された場合、 即ち、 ユーザが入力部 1 0 7によって、 メニュー画面に表示された設定変更処理 を表すアイコンを操作した場合、 ステップ S 4 9に進み、 後述する設定変更処理 が行われ、 その後、 無線 LAN情報処理を終了する。
次に、 図 1 1のフローチヤ一トを参照して、 図 1 0のステップ S 4 6で行われ る書き込み処理について説明する。
書き込み処理では、 まず最初に、 ステップ S 5 1において、 CPU 1 0 2は、 無 線 LAN装置 3 2に存在する無線 LAN情報と IP情報を検索し、 即ち、 図 9のハー ドウエア構成については、 例えば、 RAM I 0 4とハードディスク 1 0 5を対象に、 無線 LAN情報と IP情報を検索し、 ステップ S 5 2に進む。
ステップ S 5 2では、 CPU 1 0 2は、 ステップ S 5 1の検索結果に基づき、 無 線 LAN装置 3 2に、 無線 LAN情報と IP情報が存在するかどうかを判定する。 ス テツプ S 5 2において、 無線 LAN装置 3 2に、 無線 LAN情報と IP情報が存在し ないと判定された場合、 ステップ S 5 3に進み、 CPU 1 0 2は、 無線 LAN情報と IP情報が存在しない旨-のメッセージを、 出力部 1 0 6に表示させ、 リターンす る。
また、 ステップ S 5 2において、 無線 LAN装置 3 2に、 無線 LAN情報と IP情 報が存在すると判定された場合、 ステップ S 5 4に進み、 CPU 1 0 2は、 無線 LAN装置 3 2に存在する無線 LAN情報と IP情報を取得し、 即ち、 RAM 1 0 4ま たはハードディスク 1 0 5に記憶されている無線 LAN情報と IP情報を読み出し、 ステップ S 5 5に進む。
ステップ S 5 5では、 CPU 1 0 2は、 ドライブ 1 0 9に装着されているメモリ カード 1 3のディレク トリ/ Communication/Wireless/ (図 3 ) に、 ステップ S 5 4で読み出した無線 LAN情報を、 無線 LAN情報ファイルとして書き込み、 ス テツプ S 5 6に進む。 ステップ S 5 6では、 CPU 1 0 2は、 ドライブ 1 0 9に装 着されているメモリカード 1 3のディレク トリ /Communication/Wireless/ (図 3 ) に、 ステップ S 5 4で読み出した IP情報を、 IP情報ファイルとして書き込 み、 リターンする。
次に、 図 1 2のフローチヤ一トを参照して、 図 1 0のステップ S 4 7で行われ る読み出し処理について説明する。
読み出し処理では、 まず最初に、 ステップ S 6 1において、 CPU 1 0 2力 ド ライブ 1 0 9に装着されたメモリカード 1 3に、 無線 LAN情報および IP情報が 記録されているかどうかを判定する。
ステップ S 6 1において、 メモリカード 1 3に、 無線 LAN情報おょぴ IP情報 が記録されていないと判定された場合、 ステップ S 6 2に進み、 CPU 1 0 2は、 無線 LAN情報および IP情報が記録されていない旨のメッセージを、 出力部 1 0 6に表示させ、 リターンする。
また、 ステップ S 6 1において、 メモリカード 1 3に、 無線 LAN情報および IP情報が記録されていると判定された場合、 即ち、 メモリカード 1 3のディレ クトリ/ Communi cation/Wirel ess/ (図 3 ) に、 無線 LAN情報ファイルおよび IP 情報ファイルが存在する場合、 ステップ S 6 3に進み、 CPU 1 0 2は、 メモリ力 ード 1 3の無線 LAN情報ファイルから、 無線 LAN情報を読み出し、 例えば、 RAM 1 0 4またはハードディスク 1 0 5に記録して、 ステップ S 6 4に進む。
ステップ S 6 4では、 CPU 1 0 2は、 メモリカード 1 3の IP情報ファィルか ら、 IP情報を読み出し、 例えば、 RAM I 0 4またはハードディスク 1 0 5に記録 して、 リターンする。
なお、 無線 LAN情報処理を実行している無線 LAN装置 3 2では、 ステップ S 6 3と S 6 4でそれぞれ読み出された無線 LAN情報と IP情報に基づいて、 無線 LAN通信のための設定を行うことが可能である。
次に、 図 1 3のフローチヤ一トを参照して、 図 1 0のステップ S 4 9で行われ る設定変更処理について説明する。
設定変更処理では、 まず最初に、 ステップ S 7 1において、 CPU 1 0 2は、 無 線 LAN装置 3 2に現在設定されている無線 LAN情報を認識し、 その無線 LAN情 報を表示した画面 (以下、 適宜、 コントロールパネルという) を生成する。 さら に、 ステップ S 7 1では、 CPU 1 0 2は、 コントロールパネルを、 出力部 1 0 6 に表示させ、 ステップ S 7 2に進む。
ステップ S 7 2では、 CPU 1 0 2は、 ユーザが入力部 1 0 7を操作することに より、 コントロールパネルに表示された無線 LAN情報のうちの SSIDを変更する 変更入力があつたかどうかを判定する。 ステップ S 7 2において、 SSIDに対す る変更入力があつたと判定された場合、 ステップ S 7 3に進み、 CPU 1 0 2は、 その変更入力に対応して、 コントロールパネルに表示された SSIDを変更し、 ス テツプ S 7 4に進む。 また、 ステップ S 7 2において、 SSIDに対する変更入力がなかったと判定さ れた場合、 ステップ S 7 3をスキップして、 ステップ S 7 4に進み、 CPU 1 0 2 は、 ユーザが入力部 1 0 7を操作することにより、 コントロールパネルに表示さ れた無線 LAN情報のうちの喑号キーを変更する変更入力があつたかどうかを判 定する。 ステップ S 7 4において、 喑号キーに対する変更入力があつたと判定さ れた場合、 ステップ S 7 5に進み、 CPU 1 0 2は、 その変更入力に対応して、 コ ントロールパネルに表示された喑号キーを変更し、 ステップ S 7 6に進む。
また、 ステップ S 7 4において、 暗号キーに対する変更入力がなかったと判定 された場合、 ステップ S 7 5をスキップして、 ステップ S 7 6に進み、 CPU 1 0 2は、 ユーザが入力部 1 0 7を操作することにより、 コントロールパネルに表示 された無線 LAN情報のうちの動作モードを変更する変更入力があったかどうか を判定する。 ステップ S 7 6において、 動作モードに対する変更入力があつたと 判定された場合、 ステップ S 7 7に進み、 CPU 1 0 2は、 その変更入力に対応し て、 コントロールパネルに表示された動作モードを変更し、 ステップ S 7 8に進 む。
また、 ステップ S 7 6において、 動作モードに対する変更入力がなかったと判 定された場合、 ステップ S 7 7をスキップして、 ステップ S 7 8に進み、 CPU 1 0 2は、 ユーザが入力部 1 0 7を操作することにより、 コントロールパネルに表 示された無線 LAN 情報の変更を確定する確定入力があつたかどうかを判定する c ステップ S 7 8において、 確定入力がないと判定された場合、 ステップ S 7 2 に戻り、 以下、 同様の処理が繰り返される。
また、 ステップ S 7 8において、 確定入力があつたと判定された場合、 ステツ プ S 7 9に進み、 CPU 1 0 2は、 ステップ S 7 3 , S 7 5、 または S 7 7で変更 の行われた後の無線 LAN情報を、 不揮発性の記録媒体である、 例えばハードデ イスク 1 0 5に記録し、 さらに、 その変更後の無線 LAN情報にしたがい、 無線 LAN接続のための設定を変更して、 ステップ S 8 0に進む。 ここで、 設定変更処理が、 図 1のテレビジョン受像機で行われる場合には、 ス テツプ S 7 9において、 変更後の無線 LAN情報は、 例えば、 EEPR0M 1 7に記録 される。
ステップ S 8 0では、 CPU 1 0 2は、 ドライブ 1 0 9に、 メモリカード 1 3力 S 装着されているかどうか判定し、 装着されていないと判定した場合、 ステップ S 8 1に進み、 CPU 1 0 2は、 ドライブ 1 0 9へのメモリカード 1 3の装着を要求 するメッセージを、 出力部 1 0 6に表示させ、 ステップ S 8 0に戻る。
また、 ステップ S 8 0において、 ドライブ 1 0 9に、 メモリカード 1 3が装着 されていると判定された場合、 ステップ S 8 2に進み、 CPU 1 0 2は、 メモリ力 ード 1 3に、 変更後の無線 LAN情報を書き込み、 リターンする。
なお、 例えば、 無線 LAN装置 3 2において、 上述の設定変更処理を行い、 メ モリカード 1 3に、 変更後の無線 LAN情報を書き込んだ後に、 図 1のテレビジ ョン受像機において、 そのメモリカード 1 3を、 カードスロット 1 0に装着し、 図 1 2の読み出し処理を行うことで、 変更後の無線 LAN情報を、 図 1のテレビ ジョン受像機に設定することができる。 また、 図 1のテレビジョン受像機におい て、 設定変更処理を行うことで、 無線 LAN情報を、 容易に変更することができ る。
以上のように、 ユーザは、 メモリカード 1 3を、 既存の無線 LANネッ トヮー クを構成しているいずれかの無線 LAN装置に装着することで、 その既存の無線 LANネットワークに接続するために必要な無線 LAN情報と IP情報を、 メモリ力 ード 1 3に記録することができる。 そして、 図 1のテレビジョン受像機では、 メ モリカード 1 3に記録されている無線 LAN 情報、 さらには、 IP 情報を読み出し、 無線 LAN接続のための必要な設定を行うようにしたので、 ユーザは、 特別な知 識を有していなくても、 メモリカード 1 3をカードスロッ ト 1 0に装着すること で、 面倒な作業をすることなく (ユーザに煩わしさを感じさせることなく) 、 所 望の無線 LANネッ トワークに接続することが可能となる。 JP2003/010484
32
また、 例えば、 図 1のテレビジョン受像機において、 図 1 3の設定変更処理を 行うことにより、 無線 LAN情報を変更した場合には、 その変更後の無線 LAN情 報が記録されたメモリカード 1 3を、 他の無線 LAN装置としての、 例えば、 無 線 LAN装置 3 2や 3 3 (図 5 ) に装着して、 図 1 2の読み出し処理を行うこと で、 図 1のテレビジョン受像機と、 無線 LAN装置 3 2や 3 3によつて無線 LAN ネットワークを構成するのに必要な情報を、 容易に設定することができる。 ここで、 本明細書において、 制御 CPU 1 1 (図 1 ) や、 CPU 1 0 2 (図 9 ) に 各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処理ステップは、 必ずしもフ ローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、 並列 的あるいは個別に実行される処理 (例えば、 並列処理あるいはオブジェク トによ る処理) も含むものである。
なお、 本発明は、 無線 LANだけでなく、 無線と有線が混合した LANにも適用 可能である。 また、 本発明は、 LANと呼ばれる通信 (IEEE802. 11の規格に準拠 した通信) 以外の無線通信にも適用可能である。 さらに、 本発明は、 テレビジョ ン受像機以外の、 無線通信機能を有する、 あらゆる装置に適用可能である。 また、 メモリカード 1 3については、 あらかじめ所定の無線 LAN情報を記録 しておいたメモリカード 1 3を、 例えば、 図 1のテレビジョン受像機に同梱して 販売することが可能である。 産業上の利用可能性
以上の如く、 本発明によれば、 ユーザに煩わしさを感じさせることなく、 無線 通信を行う装置間において無線通信を行うことが可能となる。

Claims

請求の範囲
1 . 所定のネットワークを介して他の装置と通信を行う通信制御手段と、 当該通信装置に着脱可能な記録媒体から、 前記ネットワークに接続するために 設定が必要である通信制御情報を読み出す記録媒体読み出し手段と、
前記記録媒体から読み出された通信制御情報を、 前記通信制御手段に設定する 通信制御情報設定手段と
を備えることを特徴とする通信装置。
2 . 前記通信制御情報を記憶する記憶手段を更に備え、
前記通信制御情報設定手段は、 前記記憶手段に前記通信制御情報が記憶されて いるか判定し、 前記記憶手段に前記通信制御情報が記憶されていなかった場合に、 前記記録媒体から読み出された通信制御情報を前記通信制御手段に設定する ことを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の通信装置。
3 . 前記通信制御情報設定手段は、 通信制御情報を設定する際に前記記録媒体 読み出し手段に記録媒体が装着されていなかった場合には、 通信制御情報が記録 された記録媒体を前記記録媒体読み出し手段に装着するようユーザに促す所定の 表示を行う
ことを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の通信装置。
4 . 前記通信制御情報設定手段は、 通信制御情報を設定する際に、 前記記録媒 体読み出し手段に装着された記録媒体に通信制御情報が記録されていなかった場 合には、 通信制御情報が記録された他の記録媒体を前記記録媒体読み出し手段に 装着するようユーザに促す所定の表示を行う
ことを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の通信装置。
5 . 前記通信制御情報設定手段は、 前記記録媒体から読み出された通信制御情 報を通信制御手段に設定して通信制御エラーが発生した場合には、 通信制御情報 が記録された他の記録媒体を前記記録媒体読み出し手段に装着するようユーザに 促す所定の表示を行う
ことを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の通信装置。
6 . 前記通信制御情報設定手段に設定された通信制御情報を変更する通信制御 情報変更手段と、
変更された前記通信制御情報を、 前記記録媒体に記録する記録媒体書き込み手 段と
をさらに備えることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の通信装置。
7 . 前記通信制御手段は、 無線通信方式により前記ネットワークに接続する構 成とされた
ことを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の通信装置。
8 . 前記通信制御手段は、 IEEE (Institute of Electrical and
Electronics Engineers) 802. 11の規格に準拠した無線通信方式により通信を行 ラ
ことを特徴とする請求の範囲第 7項に記載の通信装置。
9 . 前記通信制御情報は、 前記無線通信方式の前記ネットワークを識別する情 報を含む
ことを特徴とする請求の範囲第 7項に記載の通信装置。
1 0 . 前記通信制御情報は、 無線通信によって送受信されるデータの暗号化に 関する情報、 または前記他の装置との無線接続の方法に関する情報を含む ことを特徴とする請求の範囲第 7項に記載の通信装置。
1 1 . テレビジョン受像機である
ことを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の通信装置。
1 2 . 通信装置に着脱可能な記録媒体から、 所定のネットワークに接続するた めに設定が必要である通信制御情報を読み出す記録媒体読み出しステップと、 前記記録媒体から読み出された通信制御情報を、 所定の通信制御手段に設定す る通信制御情報設定ステップと、
前記通信制御情報に従い、 前記ネットワークを介して他の装置と通信を行う通 信制御ステップと
を備えることを特徴とする通信制御方法。
1 3 . 前記通信制御情報設定ステップは、 通信制御情報を設定する際に前記記 録媒体が装着されていなかった場合には、 通信制御情報が記録された記録媒体を 前記記録媒体読み出し手段に装着するようユーザに促す所定の表示を行う
ことを特徴とする請求の範囲第 1 2項に記載の通信制御方法。
1 4 . 前記通信制御情報設定ステップは、 通信制御情報を設定する際に前記記 録媒体に通信制御情報が記録されていなかった場合には、 通信制御情報が記録さ れた他の記録媒体を前記記録媒体読み出し手段に装着するようユーザに促す所定 の表示を行う
ことを特徴とする請求の範囲第 1 2項に記載の通信制御方法。
1 5 . 前記通信制御情報設定ステップは、 前記記録媒体から読み出された通信 制御情報に基づいて通信を行った結果、 通信制御エラーが発生した場合には、 通 信制御情報が記録された他の記録媒体を前記記録媒体読み出し手段に装着するよ うユーザに促す所定の表示を行う
ことを特徴とする請求の範囲第 1 2項に記載の通信制御方法。
1 6 . 所定のネットワークを介して通信を行う通信装置の通信制御を、 コンビ ユータに行わせるプログラムであって、
前記通信装置に着脱可能な記録媒体から、 所定のネットワークに接続するため に設定が必要である通信制御情報を読み出す記録媒体読み出しステップと、 前記記録媒体から読み出された通信制御情報を、 所定の通信制御手段に設定す る通信制御情報設定ステツプと、
前記通信制御情報に従い、 前記ネットワークを介して他の装置と通信を行う通 信制御ステップと
を備えることを特徴とするプログラム。
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