JP4501819B2 - ネットワークシステム - Google Patents
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Description
イスを特定するために、IPアドレスのような制御用アドレスを書き込んだり、MACア
ドレスのような装置固有に割り当てられているハードウェアアドレスを用いる。このため
、デバイスを交換する場合や、デバイスの配置変更を行う場合、その都度、新規のデバイ
スにIPアドレスを付与する、若しくは新規のデバイスに割り当てられているMACアド
レスを登録するなどの初期設定が必要である。
に委託する必要があるため、保守費用の高騰を招いている。そこで、このような問題の解
決策の一つとして、ネットワークに接続されている各デバイスに自動的にIPアドレスを
割り当てるDHCPを用いたIPアドレス設定方法が知られている。ところが、このDH
CPを用いても、設置場所に応じてIPアドレスを設定するような場合は、予めIPアド
レスとMACアドレスとを関連づけておかなければならないため、デバイスの交換や配置
変更を行う度に、この関連づけの作業が必要となる。
ークに接続されている各デバイスが、電源投入時に、IPアドレスを管理する管理装置に
対してIPアドレスを自動送信することにより、管理装置に対するIPアドレスの設定作
業が不用なネットワークシステムが開示されている。
は必須である。
ケーブル)に搭載されている不揮発性メモリから自身の初期設定を行うための設定情報を
読み出し、当該設定情報に基づいて自動的に初期設定を行うことができる。すなわち、人
手を介して初期設定のための作業を行う必要がないため、ネットワークシステムの保守費
用の軽減を図ることができる。また、各デバイスの設置場所に応じた初期設定(制御用ア
ドレスの設定など)を行う場合にも有効である。
時、ケーブルセットの接続時、デバイスの初期設定開始時のうち、いずれか1つ若しくは
複数の条件を満たしたときに、設定情報を読み出すことが好ましい。
スの電源投入時、ケーブルセットの接続時、デバイスの初期設定開始時のうち、いずれか
1つ若しくは複数の条件を満たしたときに、設定情報を読み出すように構成することがで
きる。
データ長を含む通信条件、インターフェースタイプ、ケーブルセットの通信線配置、デバ
イスの制御用アドレス、デバイスのニックネーム、デバイスの動作モード、暗号化キー、
不揮発性メモリ固有のシリアル番号のうち、いずれか1つ若しくは複数の情報を含むこと
が好ましい。
条件、インターフェースタイプ、ケーブルセットの通信線配置、デバイスの制御用アドレ
ス(IPアドレスなど)、デバイスのニックネーム(ドメイン名など)、デバイスの動作
モード(デバイスが動作モードの選択を必要とする場合)、暗号化キー、不揮発性メモリ
固有のシリアル番号のうち、いずれか1つ若しくは複数の情報に基づく初期設定を行うこ
とができる。
の一部に対応付けされた情報に基づいて暗号化されていることが好ましい。
情報記憶手段と、設定情報記憶手段に記憶している設定情報を、当該不揮発性メモリに書
き込む設定情報書き込み手段と、ケーブルセットとデバイスとの間で通信を行うことによ
って設定情報記憶手段および不揮発性メモリに記憶されている設定情報の整合性を確認し
、整合性がとれない場合、設定情報読み出し手段および設定情報書き込み手段と協働し、
所定の法則にしたがって、設定情報記憶手段または不揮発性メモリに記憶されている設定
情報を他方に複写する複写手段と、をさらに備えていることが好ましい。
設定情報の整合性を保つことができる。また、「所定の法則」に応じて、初期設定を行う
際の利便性を高めることができる。
から設定情報が書き込まれていない方に複写する法則を含むことが好ましい。
デバイスに接続し、そのデバイスの設定情報を不揮発性メモリに複写することができる。
これにより、デバイスが交換された場合、その複写した設定情報をケーブルセットから新
規のデバイスに複写することで(但し、新規のデバイスに設定情報が書き込まれていない
場合)、交換前のデバイスに設定されていた設定情報を、新規のデバイスに移行すること
ができる。
メモリに記憶されている設定情報を出力する出力手段と、出力に対するユーザの指示を取
得するための指示取得手段と、を備え、所定の法則は、指示取得手段による指示にしたが
って情報を複写する法則を含むことが好ましい。
憶手段に記憶されている設定情報が一致しない場合でも、どちらの設定情報に合わせるか
をユーザの判断に委ねることができる。したがって、設定情報記憶手段に設定情報が書き
込まれているデバイスでも、新規のデバイスとして利用することができる。
設定情報読み出し手段および設定情報書き込み手段は、無線通信を介して設定情報の読み
書きを行うことが好ましい。また、RFIDからの設定情報読み出し手段および設定情報
書き込み手段の一部または全ては、ネットワークの設定情報のためのRFIDを読み書き
する以外にも、ユーザIDや商品IDの読み書きに用いることが望ましい。
うための通信線を必要としないため、汎用のケーブルを用いることができる。
ケーブルネームタグに搭載されていることが好ましい。
きると同時に、公開可能なデバイスのニックネーム等の情報を作業者が容易に確認できる
ようにすることが可能となる。
ポートを備え、ケーブルセットは、不揮発性メモリに対する設定情報の読み書きのために
用いられるケーブル側読み書き専用通信線と、デバイスとその他の通信を行うために用い
られるケーブル側通常使用通信線と、を備えると共に、接続ポートは、ケーブル側読み書
き専用通信線およびケーブル側通常使用通信線と、それぞれ接続されるデバイス側読み書
き専用通信線およびデバイス側通常使用通信線を備え、ケーブル側読み書き専用通信線を
備えていないケーブルセットが接続された場合、デバイス側読み書き専用通信線は機能せ
ず、デバイス側通常使用通信線のみ機能することが好ましい。
ル側読み書き専用通信線を備えていないケーブルが接続された場合でも、通常の通信(設
定情報の読み書き以外の通信)を行うことができる。
または全てが、ケーブル側読み書き専用通信線およびケーブル側通常使用通信線として兼
用されていることが好ましい。
線のために追加すべき通信線の本数を少なくする、若しくは無くすことができる。
び信号線が共通する1本の通信線で構成されていることが好ましい。
線のための通信線の本数を1本、若しくはGNDと合わせて2本に留めることができる。
側の端に取り付けられたプラグに搭載されていることが好ましい。
ひいては信号の劣化を少なくすることができる。また、不揮発性メモリはプラグ上に搭載
すればよいため、搭載(取付)を容易に行うことができる。
ーブル側通常使用通信線の両端に、各1本のケーブル側読み書き専用通信線が追加配置さ
れた構成であることが好ましい。
み書き専用通信線が追加されたものを本発明に適用することで、10本の通信線と接続可
能な接続ポートを有する本発明のデバイスは、通信線が8本の通常ケーブルと、通信線が
10本の本発明用ケーブルセット(不揮発性メモリが搭載されたケーブル)の両方を接続
することができる。
本発明に適用可能なケーブルセットを構成することができる。
接続される1以上のポートを備えたハブをさらに有し、ケーブルセットに不揮発性メモリ
を搭載する代わりに、ハブに、ポート別の不揮発性メモリを搭載することが好ましい。
ブルに不揮発性メモリを搭載する必要がない。また、ポート毎に、接続されるデバイスの
設置場所を決めておくことで、設置場所毎に設定情報が異なる場合でも、適切な設定情報
を設定することができる。
御用CPUと、個々のポートに接続されたネットワークデバイスと通信するためのネット
ワークコントローラと、を備えることが好ましい。
発性メモリと、通信の確立時に各ポートに接続されたネットワークデバイスと通信を行う
ネットワークコントローラ、それらを制御する制御用CPUを搭載したハブを利用するこ
とで、プラグやケーブルは汎用のものを用いることができる。
設定を行うための設定情報を読み出し、当該設定情報に基づいて自動的に初期設定を行う
ことができる。すなわち、人手を介して初期設定のための作業を行う必要がないため、ネ
ットワークシステムの保守費用の軽減を図ることができる。また、ポート毎に、接続され
るデバイスの設置場所を決めておくことで、設置場所毎に設定情報が異なる場合でも、適
切な設定情報を設定することができる。なお、デバイスとハブとをケーブル接続する場合
、そのケーブルは、汎用のものを用いることができる。
開始時に、1対1接続にて、ハブの各ポートに接続されているデバイスと通信を行い、設
定情報を伝達することが好ましい。
を行うため、制御が容易である。
データ長を含む通信条件、インターフェースタイプ、デバイスの制御用アドレス、デバイ
スのニックネーム、デバイスの動作モード、暗号化キー、不揮発性メモリ固有のシリアル
番号のうち、いずれか1つ若しくは複数の情報を含むことが好ましい。
条件、インターフェースタイプ、デバイスの制御用アドレス(IPアドレスなど)、デバ
イスのニックネーム(ドメイン名など)、デバイスの動作モード(デバイスが動作モード
の選択を必要とする場合)、暗号化キー、不揮発性メモリ固有のシリアル番号のうち、い
ずれか1つ若しくは複数の情報に基づく初期設定を行うことができる。
の一部に対応付けされた情報に基づいて暗号化されていることが好ましい。
情報記憶手段と、設定情報記憶手段に記憶している設定情報を、ハブに搭載されている不
揮発性メモリに書き込む設定情報書き込み手段と、ハブとデバイスとの間で通信を行うこ
とによって設定情報記憶手段および不揮発性メモリに記憶されている設定情報の整合性を
確認し、整合性がとれない場合、設定情報読み出し手段および設定情報書き込み手段と協
働し、所定の法則にしたがって、設定情報記憶手段または不揮発性メモリに記憶されてい
る設定情報を他方に複写する複写手段と、をさらに備えていることが好ましい。
設定情報の整合性を保つことができる。また、「所定の法則」に応じて、初期設定を行う
際の利便性を高めることができる。
から設定情報が書き込まれていない方に複写する法則を含むことが好ましい。
を接続し、そのデバイスの設定情報を不揮発性メモリに複写することができる。これによ
り、デバイスが交換された場合、その複写した設定情報をハブから新規のデバイスに複写
することで(但し、新規のデバイスに設定情報が書き込まれていない場合)、交換前のデ
バイスに設定されていた設定情報を、新規のデバイスに移行することができる。
メモリに記憶されている設定情報を出力する出力手段と、出力に対するユーザの指示を取
得するための指示取得手段と、を備え、所定の法則は、指示取得手段による指示にしたが
って情報を複写する法則を含むことが好ましい。
憶手段に記憶されている設定情報が一致しない場合でも、どちらの設定情報に合わせるか
をユーザの判断に委ねることができる。したがって、設定情報記憶手段に設定情報が書き
込まれているデバイスでも、新規のデバイスとして利用することができる。
ポートを備え、ケーブルセットは、RFIDと、デバイスと設定情報の読み書き以外の通
信を行うために用いられるケーブル側通常使用通信線と、を備えると共に、接続ポートは
、RFIDおよびケーブル側通常使用通信線と、それぞれ接続されるRFID読み書き装
置およびデバイス側通常使用通信線を備え、RFIDを備えていないケーブルセットが接
続された場合、RFID読み書き装置は機能せず、デバイス側通常使用通信線のみ機能す
ることが好ましい。
通常の通信(設定情報の読み書き以外の通信)を行うことができる。
ユーザIDまたは商品ID認証用のRFID読み書き装置と兼用されていることが好まし
い。
ることができる。
期設定を行うための設定情報を記憶しているRFIDタグと、を有する通信システムであ
って、デバイスは、RFIDから、無線通信を介して設定情報を読み出す設定情報読み出
し手段と、読み出した設定情報に基づいて、初期設定を行う初期設定手段と、を備えてい
ることを特徴とする。
れ、デバイスの初期設定を行うための設定情報を記憶しているRFIDタグと、を有する
通信システムの制御方法であって、デバイスが、RFIDから、無線通信を介して設定情
報を読み出すステップと、読み出した設定情報に基づいて、初期設定を行うステップと、
を実行することを特徴とする。
報を読み出し、当該設定情報に基づいて自動的に初期設定を行うことができる。すなわち
、人手を介して初期設定のための作業を行う必要がないため、デバイスの保守費用の軽減
を図ることができる。また、設置場所毎に設定情報が異なる場合でも、適切な設定情報を
設定することができる。さらに、無線通信機能を有するデバイスとRFIDタグのみの単
純な構成で良いため、システムを安価に構築することができる。
、または上記に記載の通信システムにおけるデバイスとして機能すると共に、電子機器に
着脱自在に取り付けられることを特徴とする。
または通信システムを構築することができる。
られることを特徴とする。
と共に、ケーブル側読み書き専用通信線およびケーブル側通常使用通信線を保持すること
を特徴とする。
法、または上記に記載の通信システムの制御方法における各ステップを実行させるための
ものであることを特徴とする。
ムを構築することができる。
ース装置、ケーブルセット、プラグ、通信線保持板、ネットワークシステムの制御方法、
通信システムの制御方法、プログラムについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する
。本発明は、初期設定を必要とするデバイスが、その外部に存在する(デバイスに接続さ
れるケーブル、若しくはそのデバイスの設置場所に搭載されている)不揮発性メモリから
自身の初期設定を行うための設定情報を読み出し、当該設定情報に基づいて自動的に初期
設定を行い得るように構成したものである。そこで、以下、本発明のネットワークシステ
ム等を、スーパーやコンビニエンス・ストア等の店舗にて利用されるPOSシステムに適
用した場合を例に挙げて説明する。
示すように、POSシステム1は、決済処理や周辺デバイスの制御を行うパソコンPOS
10と、レシートおよび/またはクーポン券の印刷を行うプリンタ20と、顧客に対して
金額の提示等を行うカスタマディスプレイ30と、金銭を収容するキャッシュドロア40
と、商品コードや金額等を入力するキーボード50と、複数のパソコンPOS10(同図
では1台のみ図示)、並びに複数のプリンタ20(同図では1台のみ図示)と接続される
ハブ60と、当該ハブ60を介して接続され、上記の端末を統括制御するPOSサーバ7
0と、を有している。
では、パソコンPOS10、プリンタ20、ハブ60およびPOSサーバ70に、それぞ
れパワーサプライPS1,PS2,PS3,PS4を介して電源供給されており、カスタ
マディスプレイ30、キャッシュドロア40およびキーボード50については、プリンタ
20からケーブルセットC3,C4,C5(不揮発性メモリモジュール付きLANケーブ
ル)を介して、電源供給されている。
ード21(図2参照)が着脱自在に取り付けられており、当該インターフェースボード2
1の交換によって、低コスト且つ容易に各種機能を拡張できるようになっている。また、
上記のカスタマディスプレイ30、キャッシュドロア40およびキーボード50は、当該
インターフェースボード21を介して接続されている。
情報が格納された不揮発性メモリモジュールM1〜M6が搭載されている。当該不揮発性
メモリモジュールMに格納されている情報、並びにその利用方法については、実施形態毎
に詳細に説明するが、まず第1実施形態では、この不揮発性メモリモジュールMを利用し
たデバイスの初期設定方法について説明する。初期設定を行うデバイスの種類は特に問わ
ないが、以下では、ケーブルセットC2を用いたプリンタ20の初期設定方法(ネットワ
ークシステム101,図5参照)を例に挙げて説明する。
2の外観斜視図である。同図に示すように、プリンタ20は、その背面部に、インターフ
ェースボード21を装着するための装着スロット22を設けると共に、上面部には、レシ
ートまたはクーポン(以下、「印刷物24」と称する)を排出する排出口23を備えてい
る。さらに、上面部手前側には、電源ボタンを始め各種操作を行うための操作ボタン25
を配置している。また、インターフェースボード21は、後述するケーブルセットC2の
プラグP1が挿入される接続ポート90(コネクタ91,図6参照)を備えている。
ネクタ)を有しており、プリンタ側のプラグP1は10本ピン、ハブ側のプラグP2は8
本ピンとなっている。通常、RJ45タイプのプラグは、8本ピンであるから、ハブ側の
プラグP2は汎用のものを利用できる。一方、プリンタ側のプラグP1は、この汎用のプ
ラグにある8本ピンの両端に1本ずつピン(通信線)を増設(追加配置)した構成となっ
ており、この2本のピンによって不揮発性メモリモジュールMに対する読み書きを行う。
図示省略)、10本ピンのプラグP1および8本ピンのジャックP3を有する変換アダプ
タAと、両端に8本ピンのプラグP1Bおよび8本ピンのプラグP2を備えた汎用のケー
ブルC2Bと、で構成されている。一方、変換アダプタAのプラグP1は、この汎用のプ
ラグP1Bにある8本ピンの両端に1本ずつピン(通信線)を増設(追加配置)した構成
となっており、この2本のピンによって不揮発性メモリモジュールMに対する読み書きを
行う。一方、変換アダプタAの汎用ケーブル側の8本ピンのジャックP3は、ハブ60で
使用される汎用のものを使用できる。
81周りの拡大平面図である。同図(a)は、プラグP1の上側(ピン配列面側)から見
た通信線保持板81の裏面、同図(b)は、プラグP1の下側(係止具付きの面側)から
見た通信線保持板81の表面を、それぞれ示している。また、両図において、図示矢印(
左側)はデバイス(プリンタ20)への差込方向を示している。したがって、図示右側は
ケーブル接続側である。
保持板81の裏面に保持されている。このうち、ピン番号1〜8の8本が、デバイス間の
通信を行うために用いられるケーブル側通常使用通信線83であり、その両側のピン番号
0,9の2本が、不揮発性メモリ122(図9参照)の読み書きのために用いられるケー
ブル側読み書き専用通信線82a,82bである。また、表面には、上記の不揮発性メモ
リ122がモジュール化された不揮発性メモリモジュールMが保持されている。
保持板81を貫通して表面側に引き出され、不揮発性メモリモジュールMの両端に形成さ
れているリードフレーム85と、ハンダづけによって接続されている。したがって、ケー
ブル接続されるのは、ピン番号1〜8の8本のケーブル側通常使用通信線83である。
揮発性メモリモジュールMが取り付けられた通信線保持板81の全体が樹脂モールドされ
ることにより製造される。このように、不揮発性メモリモジュールMをプラグP1内の通
信線保持板81に保持することにより、不揮発性メモリモジュールMの搭載を容易に行う
ことができると共に、ケーブル側読み書き専用通信線82a,82bを短くすることがで
き、ひいては信号の劣化を少なくすることができる。なお、通信線82a,82bの代わ
りに不揮発性メモリモジュールMのリードを引き出して直接プラグP1のピンに接続する
ことも当然可能である。
のとおり、ケーブルセットC2には、その両端にプラグP1,P2が取り付けられており
、プリンタ側のプラグP1は、不揮発性メモリモジュールM2、ケーブル側読み書き専用
通信線82およびケーブル側通常使用通信線83を有している。
IPアドレスおよび動作モード情報を記憶している。これらの情報は、専用の装置によっ
て書き込んだり消去したりすることが可能である。また、プリンタ20(後述する設定情
報記憶手段97)に記憶されているこれらの情報を読み出して不揮発性メモリモジュール
M2に書き込むことも可能である。「動作モード情報」とは、プリンタ20を、レシート
発行用として機能するレシートモードと、クーポン発行用として機能するクーポンモード
とのいずれに設定するかに関する情報である。
a,82b,図4参照)であり、後述するデバイス側読み書き専用通信線92と接続され
、不揮発性メモリモジュールM2と、後述する設定情報記憶手段97との通信に用いられ
る。また、ケーブル側通常使用通信線83は、ピン番号1〜8の通信線であり、プリンタ
20と、ケーブルセットC2の他端に接続される任意のデバイス(本実施形態の場合は、
ハブ60,図1または2参照)との通信に用いられる。
読み出し手段94、設定情報書き込み手段95、複写手段96、設定情報記憶手段97お
よび初期設定手段98を有している。なお、これら各手段94〜98は、プリンタ本体側
ではなく、インターフェースボード21によって機能するものである。
用通信線83と、それぞれ接続されるデバイス側読み書き専用通信線92およびデバイス
側通常使用通信線93を有している。また、プラグP1のモジュールタイプに合わせて、
RJ45タイプのコネクタ91(図6参照)が取り付けられている。
み書き専用通信線92を介して、不揮発性メモリモジュールM2から設定情報(IPアド
レスおよび動作モード情報)を読み出す。また、設定情報書き込み手段95は、同じくケ
ーブル側読み書き専用通信線82およびデバイス側読み書き専用通信線92を介して、設
定情報記憶手段97に記憶している設定情報を不揮発性メモリモジュールM2に書き込む
。
協働し、所定の法則にしたがって、不揮発性メモリモジュールM2または設定情報記憶手
段97に記憶されている設定情報を他方に複写する。「所定の法則」とは、本実施形態の
場合、いずれかに設定情報が書き込まれていて他方に書き込まれていない場合、設定情報
が書き込まれている方から書き込まれていない方に複写すること、並びに両方に設定情報
が書き込まれている場合、それら両方の設定情報を印刷物24(図2参照)に印刷し、そ
の印刷結果を確認したユーザの指示(操作ボタン25の押下,図2参照)にしたがって、
いずれかの情報を他方に複写することを指す。
設定情報を不揮発に記憶する。したがって、新規の状態(出荷後、初めてケーブルセット
C2が接続される前までの状態)では、何ら情報は書き込まれていない。
期設定を行う。本実施形態の場合、「初期設定」とは、IPアドレスの設定および動作モ
ードの設定を指す。
する。図6は、ケーブルセットC2およびインターフェースボード21の回路構成、図9
は、不揮発性メモリモジュールM2の回路構成を、それぞれ示している。
(プリンタ側のプラグP1は10本ピン、ハブ側のプラグP2は8本ピン)を有し、イー
サネット(登録商標)の100BASE―T4規格を採用している。当該100BASE
―T4規格は、ピン番号1−2、ピン番号3−6、ピン番号4―5、ピン番号7―8の4
ペアのツイストペアケーブルを利用し、このうち3つをデータ転送用(送受信用)、もう
1つをコリジョン検出用として用いている。
ジュールM2を有している。図9に示すように、不揮発性メモリモジュールM2は、1―
Wireライン(通信線1本の接続)で、電源供給および通信が可能となっており、設定
情報を格納するための不揮発性メモリ122と、当該不揮発性メモリ122との情報の読
み書きを制御するメモリコントローラ121と、これらに電源を供給する寄生電源回路1
23と、を有している。また、ケーブル側読み書き専用通信線82のピン番号0(通信線
82a)を1―Wireライン、ピン番号9(通信線82b)をGNDラインとして用い
ている。
信)のハイレベル期間に充電捕捉、ローレベル期間にデバイス電源のために逆流防止、と
いう具合に動作する。また、不揮発性メモリ122には、上記の設定情報の他、不揮発性
メモリモジュール固有の変更不能な64ビットシリアル番号が書き込まれており、最終製
品となるデバイス(ケーブルセットC2)の識別にも利用することができるようになって
いる。
備えられたRJ45タイプのモジュラ・コネクタ61(図2参照)と接続される。また、
ハブ60は、8本の通常使用通信線を介した通信を制御するハブコントローラ62を備え
ている。
が接続される10ピンRJ45タイプのモジュラ・コネクタ91、インターフェースボー
ド21に入出力される信号の制御を行うネットワーク制御回路110、並びにこれらを接
続する電源回路112と、を有している。
92を介して読み書きする設定情報に基づいて、初期設定を行うと共に、PHYコントロ
ーラ111およびデバイス側通常使用通信線93を介して、ハブ60(ハブコントローラ
)との通信制御を行う。なお、図5に示した設定情報読み出し手段94、設定情報書き込
み手段95、複写手段96、設定情報記憶手段97および初期設定手段98は、当該ネッ
トワーク制御回路110を主要部として機能するものである。
って制御されるネットワークシステム101の制御方法について説明する。ネットワーク
制御回路110は、インターフェースボード21にケーブルセットC2が接続されると(
接続ポート90(10ピンRJ45タイプコネクタ91)にケーブルセットC2のプラグ
P1が差し込まれると)(S11)、設定情報記憶手段97(図5参照)に設定情報が書
き込まれているか否かを判別する(S12)。設定情報記憶手段97に設定情報が書き込
まれている場合は(S12:Yes)、デバイス側読み書き専用通信線92およびケーブ
ル側読み書き専用通信線82を介して不揮発性メモリモジュールM2に設定情報が書き込
まれているか否かを判別する(S13)。
設定情報記憶手段97および不揮発性メモリモジュールM2の両方に設定情報が書き込ま
れている場合は(S13:Yes)、これらに書き込まれている設定情報をテキストデー
タとして印刷物24に印刷する(S14)。ユーザは、この印刷内容に基づいて、設定情
報記憶手段97と不揮発性メモリモジュールM2とのいずれに書き込まれている設定情報
を用いるかを決定し、プリンタ20の操作ボタン25(指示取得手段)を押下する。ここ
では、設定情報記憶手段97の設定情報を用いる場合「ボタン1」、不揮発性メモリモジ
ュールM2の設定情報を用いる場合「ボタン2」が押下されるものとする。
情報記憶手段97に書き込まれている設定情報を不揮発性メモリモジュールM2に書き込
み(複写して上書きし)(S16)、処理を終了する。すなわち、この場合初期設定は行
われず、プリンタ側(設定情報記憶手97段)が記憶していた既存の設定情報を利用する
こととなる。
モリモジュールM2に書き込まれている設定情報を設定情報記憶手段97に書き込む(複
写して上書きする)ことで、初期設定を行い(S17)、処理を終了する。
、不揮発性メモリモジュールM2に設定情報が書き込まれているか否かを判別し(S18
)、書き込まれている場合は(S18:Yes)、不揮発性メモリモジュールM2に書き
込まれている設定情報を設定情報記憶手段97に書き込む(複写する)ことで、初期設定
を行い(S17)、処理を終了する。また、設定情報記憶手段97および不揮発性メモリ
モジュールM2の両方に設定情報が書き込まれていない場合は(S18:No)、設定情
報の読み書きを行うことなく処理を終了する。
M2を搭載したケーブルセットC2の接続によって、所定の法則に従い、自動的に初期設
定を行うため、初期設定のための手間とコストの削減を図ることができる。また、POS
システム1のネットワークに接続されていたプリンタ20が故障した場合、ケーブルセッ
トC2を抜き差しして、このプリンタ20の設定情報をケーブルセットC2の不揮発性メ
モリモジュールM2に複写しておけば、新規に導入されたプリンタ20(設定情報記憶手
段97に情報が書き込まれていないもの)に同じ設定情報を書き込むことができるため、
設定場所(ある任意のケーブル)毎にIPアドレスが決まっている場合などに便利である
。
した場合を例示したが、図11に示すように、100BASE―TX規格のケーブルを利
用しても良い。当該100BASE―TX規格は、ピン番号1−2、ピン番号3−6の2
ペアのツイストペアケーブルを利用し、このうち一方のペアをデータ送信用に、他方をデ
ータ受信用に用いている。また、ケーブル側読み書き専用通信線82およびデバイス側読
み書き専用通信線93としては、ケーブル側通常使用通信線83およびデバイス側通常使
用通信線93として使用されていないピン番号5および8を利用し、ピン番号5を不揮発
性メモリモジュールM2の1―Wireライン、ピン番号8をGNDラインとして用いる
。
Wireラインを使用する必要もなく、電源線用ライン、信号線用ライン、GNDライン
と3本以上の通信線を、通常使用通信線83,93の他に追加配置する構成であっても良
い。また、読み書き専用通信線82,92を追加配置するのではなく、既存の通常使用通
信線83,93の一部または全てを読み書き専用通信線82,92として兼用するように
しても良い。
―Tの規格を利用しても良いし、イーサネット(登録商標)仕様以外のものであっても良
い。また、これに伴って、プラグやコネクタの形状も、上記の例に限定されるものではな
い。
たが、ケーブルカバーの内部または外部に搭載するようにしても良い。
cに書き込まれている設定情報に基づいて、プリンタ20の初期設定を行うようにしても
良い。図7に示すように、この場合、ケーブルセットとしては、両端に10ピンプラグP
1c,P2cを備えると共に不揮発性メモリモジュールMを搭載しないものを利用し(C
c)、ハブ60は、複数の10ピンRJ45タイプコネクタ61cと(2つのみ図示)、
当該コネクタ61c別(ポート別)に設けられたハブ標準回路65および不揮発性メモリ
モジュールMcを備えたものを用いる。但しこの場合は、ケーブル側読み書き専用通信線
82a,82bのケーブル長が長くなるため、信号の劣化を防ぐ手段を講じることが好ま
しい。
Cdを用いることも可能である。すなわち、ハブ60上に、コネクタ61別(ポート別)
の不揮発性メモリモジュールMd、各コネクタ61に接続されたネットワークデバイスと
の通信を行うネットワークコントローラ503、並びに不揮発性メモリモジュールMdと
のデータの入出力を制御する入出力コントローラ502(制御用CPU)を搭載する。そ
して、入出力コントローラ502は、電源投入後のリセット501が解除された時点もし
くはハブコントローラ62からのポート監視信号505が各コネクタ61(各ポート)へ
のネットワークデバイスの接続を伝えたときに、選択スイッチ504を切り換えると共に
、各コネクタ61に接続されているネットワークデバイスとネットワークコントローラ5
03を経由して通信し、不揮発性メモリモジュールMdに保存されている情報をプリンタ
側のネットワーク制御回路110に伝達する(設定情報伝達手段)。すなわち、ハブ60
とプリンタ20(インターフェースボード21)の通信開始時に、1対1接続にて、ハブ
60の各コネクタ61に接続されているネットワークデバイス110と通信を行い、不揮
発性メモリモジュールMdから読み出した設定情報を、接続されているネットワークデバ
イス110に伝達するようにしても良い。一方、プリンタ側のインターフェースボード2
1dは、その情報を取得し(設定情報取得手段)、これに基づいてネットワーク制御回路
110による初期設定処理(設定情報記憶手段97(図5参照)に保存されている内容の
書き換え、選択、複写等)を行う。この構成によれば、プリンタ20とハブ60だけの簡
易な構成で、またプラグやケーブルも汎用のものを用いて、本実施形態のネットワークシ
ステム101を構築することができる。また、インターフェースボード21dは、汎用の
8ピンコネクタ91dを採用できると共に、回路構成も図6や図7の例と比較して簡素化
することができる。
側読み書き専用通信線92およびケーブル側読み書き専用通信線82を用いるものとした
が、不揮発性メモリモジュールMとして、RFID(Radio Frequency Identification)
を利用し、これらの読み書き専用通信線82,92を省略した構成としても良い。但しこ
の場合は、RFIDとの無線通信を行うためのリーダ・ライタ(RFID読み書き装置)
をプリンタ側に搭載する必要がある。しかしながら、本実施形態のようにPOSシステム
1に適用される場合は、RFIDを搭載した会員カードの読み書きや、各種認証(ユーザ
ID、商品ID、クレジットカード等の認証)を行うためのリーダ・ライタを利用するこ
とで、不揮発性メモリモジュールMの読み書きを行うための特別な装置を追加する必要が
無く、システム構築に要するコストを抑えることができる。なお、この場合は、RFID
を備えていないケーブルセットが接続されると、プリンタ側に搭載されているリーダ・ラ
イタは機能せず、デバイス側通常使用通信線93のみ機能することとなる。
る場合にもRFIDを適用可能であり、この場合は、プリンタ20(インターフェースボ
ード21)と、ハブ60とが、無線通信によって接続される構成であっても良い。
由度を高めることができる。例えば、図12(a)に示すように、ケーブルに取り付ける
ケーブルネームタグ130(接続対象となるデバイス名等を記載した名札)に、RFID
140を搭載し、これに書き込まれた設定情報を読み出すようにしても良い。但しこの場
合は、ケーブルネームタグ130の位置が定まらず、会員カードの読み書き等の兼ね合い
もあるため、リーダ・ライタのアンテナを複数本とするなどして通信範囲を拡大させるこ
とが好ましい。
して貼付されるラベル131に、RFID140を埋め込むようにしても良い。この構成
によれば、不揮発性メモリモジュールMをより容易且つ安価に搭載することができる。
3に示すように、プリンタ設置台27など、プリンタ20の設置場所にRFID140の
タグを貼付しておき、当該RFID140と、アンテナ26を介したリーダ・ライタ(同
図は、リーダ・ライタが内蔵されている例を図示)との通信により、設定情報の読み書き
を行う通信システムに本発明を適用しても良い。この構成によれば、設置場所毎に設定情
報が異なる場合でも、適切な設定情報を設定することができる。さらに、リーダ・ライタ
を有するデバイス(プリンタ20)とRFID140のみの単純な構成で良いため、シス
テムを安価に構築することができる。
たはクーポンモード)を設定するものとしたが、動作モードは、3つ以上であっても良い
し、IPアドレスのみ、動作モードのみといったいずれか一方のみの設定でも良い。また
、設定情報としては、上記のIPアドレスや動作モード以外にも、通信スピード、パリテ
ィの有無やデータ長を含む通信条件、インターフェースタイプ、ケーブルセットC2の通
信線配置(電源線および通信線)、デバイスのニックネーム(ドメイン名など)、暗号化
キー、不揮発性メモリ固有のシリアル番号などを読み出し、これらを初期設定に利用する
ようにしても良い。
ードを備え、不揮発性メモリモジュールMは、当該パスワードを備えていないデバイスか
らの読み書きを禁止するようにしても良い。
情報の一部に対応付けされた情報に基づいて暗号化するようにしても良い。この場合、不
揮発性メモリモジュールMの固有の64ビットシリアル番号と、公開可能な製品コードを
使って、設定情報の一部または全てに暗号化を行った後、その64ビットシリアル番号を
、ネットワークを介してシリアル番号検証サーバ(図示省略)に送信し、その有効性や唯
一性を検証することが好ましい。また、製品コードを使って、所定のWebサーバから製
品固有の暗号キーを取得してその暗号キーとシリアル番号の組み合わせで暗号化するよう
にしても良い。また、このようにネットワークを介して暗号キーを取得する場合は、SS
Lのような暗号化通信を使うことが好ましい。これらの構成によれば、不揮発性メモリモ
ジュールMの不正な読み出しを防止することができる。
行を開始するものとしたが、プリンタ20の電源投入時またはプリンタ20の初期設定開
始時に、実行を開始するようにしても良い。また、これらケーブルセットC2の接続時、
プリンタ20の電源投入時またはプリンタ20の初期設定開始時のうち、複数の条件を満
たしたときに実行するようにしても良い。
に示すフローチャートが実行されるものとしたが、プリンタ本体側でその制御を行うよう
にしても良い。すなわち、図5のブロック図に示した接続ポート90、設定情報読み出し
手段94、設定情報書き込み手段95、複写手段96、設定情報記憶手段97および初期
設定手段98についても、本体側に備える構成であっても良い。
テム101を例示したが、不揮発性メモリモジュールM1を搭載したケーブルC1、また
は不揮発性メモリモジュールM6を搭載したケーブルC6(図1参照)を用いてパソコン
POS10の初期設定を行う場合にも、本発明を適用可能である。また、初期設定として
、通信条件や信号線のタイプを設定する場合は、不揮発性メモリM3付きのケーブルC3
、不揮発性メモリM4付きのケーブルC4、または不揮発性メモリM5付きのケーブルC
5を用いて、プリンタ20の初期設定を行っても良い。また、ケーブルC3,C4,C5
のそれぞれカスタマディスプレイ側、キャッシュドロア側、キーボード側(ケーブルC3
,C4,C5に対し、図示M3,M4,M5とは他端側)に不揮発性メモリモジュールM
を搭載し、それぞれカスタマディスプレイ30、キャッシュドロア40、キーボード50
の初期設定を行うことも可能である。すなわち、デバイスや設定情報の種類は問わない。
れたケーブルセットC2(不揮発性メモリモジュール付きケーブル)に搭載されている不
揮発性メモリモジュールMから自身の初期設定を行うための設定情報を読み出し、当該設
定情報に基づいて自動的に初期設定を行うことができる。すなわち、人手を介して初期設
定のための作業を行う必要がないため、ネットワークシステム101の保守費用の軽減を
図ることができる。
まれている場合は、両方に記憶されている設定情報を印刷出力して、どちらの設定情報に
合わせるかをユーザの判断に委ねることができる。したがって、設定情報記憶手段97に
設定情報が書き込まれているデバイスでも、新規のデバイス(交換後のデバイス)として
利用可能である。なお、設定情報の出力の形態は、デバイスによって変更可能であり、例
えばディスプレイの場合、設定情報を表示することで出力することが可能である。また、
単純な設定情報の場合は、LEDや電子音等により情報を出力することも可能である。
るため、不揮発性メモリモジュールMを搭載していないケーブルセットC、すなわちケー
ブル側読み書き専用通信線92を備えていないケーブルが接続された場合でも、中央の8
本の通信線(通常使用通信線)を用いて、通常の通信(設定情報の読み書き以外の通信)
を行うことができる。
、電源線および信号線が共通する1本の通信線(1―Wireライン)で構成されている
ため、ケーブル側読み書き専用通信線82およびデバイス側読み書き専用通信線92のた
めに増設する通信線の本数を1本、若しくはGNDラインと合わせて2本に留めることが
できる。
を行うデバイス側)の端に取り付けられたプラグP1に搭載されているため、ケーブル側
読み書き専用通信線82の長さを極力短くすることができる。また、不揮発性メモリモジ
ュールMはプラグPに搭載(通信線保持板81に保持,図4参照)すればよいため、搭載
(取付)を容易に行うことができる。
の第1実施形態では、不揮発性メモリモジュールMに設定情報を格納しておき、当該設定
情報を読み出して、デバイス(プリンタ20)の初期設定を行うものとしたが、本実施形
態では、不揮発性メモリモジュールM2に電源要求に関する電源情報や、回路構成に関す
る回路情報を格納しておき、これらの情報を読み出して、2つのデバイス間における電源
供給や通信を許可するか否かを判別するものである。
0並びにこれらを接続するケーブルセットC5を用いた電源供給システム201(図14
参照)を例に挙げて説明する。また、第1実施形態と共通する内容については、適宜説明
を省略する。
ある。上記のとおり、電源供給システム201は、キーボード50、プリンタ20および
ケーブルセットC5によって構成されるが、これらのうち、キーボード50が電源供給を
必要とするデバイス(第1デバイス)、プリンタ20が電源供給を行うデバイス(第2デ
バイス)に相当する。
3を有している。また、この通常使用通信線53には、電源供給を受けるための電源線と
、プリンタ20と通信を行うための信号線が含まれている。
ルセットC5は、当然キーボード側にもプラグを有しているが、発明の主旨とあまり関係
がないため、ここでは説明および図示を省略する。プラグP201は、不揮発性メモリモ
ジュールM5、ケーブル側読み書き専用通信線(ケーブル側読み出し専用通信線)282
およびケーブル側通常使用通信線283を備えており、これらケーブル側読み書き専用通
信線282およびケーブル側通常使用通信線283は、いずれも電源線と信号線が含まれ
ている。なお、ケーブル側読み書き専用通信線282は、第1実施形態と同様に、1―W
ireライン(電源線兼信号線)を利用可能である。
不揮発性メモリ122には、キーボード50の電源要求に関する電源情報と、キーボード
50の回路構成に関する回路情報とが書き込まれている。本実施形態では、ケーブルセッ
トC5がキーボード50と接続された状態、若しくはそのキーボード専用のケーブルセッ
トC5として販売されるものであるため、これらの電源情報および回路情報は、予め不揮
発性メモリ122に書き込まれている。なお、電源情報としては、インターフェースタイ
プ、消費電流、消費電力、通信線に含まれる電源線の配置、暗号化キー、不揮発性メモリ
モジュール固有の64ビットシリアル番号などが書き込まれる。また、回路情報としては
、通信スピード、パリティの有無やデータ長を含む通信条件、暗号化キー、不揮発性メモ
リモジュール固有の64ビットシリアル番号が書き込まれる。そして、これらの情報の一
部または全ては、不正に読み出されないように暗号化されている。
線(デバイス側読み出し専用通信線)292およびデバイス側通常使用通信線293を有
する接続ポート290の他、電源情報読み出し手段294、電源供給判別手段295、電
源供給制御手段296、回路情報読み出し手段297、通信判別手段298および通信制
御手段299を備えている。なお、これら電源情報読み出し手段294、電源供給判別手
段295、電源供給制御手段296、回路情報読み出し手段297、通信判別手段298
および通信制御手段299は、図6に示したインターフェースボード21のネットワーク
制御回路110を主要部として機能するものである。
合、10本ピンのコネクタ(ピン番号0および9がデバイス側読み書き専用通信線292
、ピン番号1〜8がデバイス側通常使用通信線293)を備える。
側読み書き専用通信線282を介して、不揮発性メモリモジュールMから電源情報を読み
出す。
に基づいて、プリンタ20がキーボード50に対して電源供給できるか否かを判別する。
ここでは、例えばプリンタ20(インターフェースボード21)の出力能力がキーボード
50の電源要求(消費電力や消費電流)に対して不足している場合や、プリンタ20(イ
ンターフェースボード21)の出力電圧が、キーボード50の電源要求に適合していない
場合、電源供給が不可能と判定する。また、電源供給判別手段295は、電源情報読み出
し手段294により電源情報の読み出しができなかった場合(例えば、不揮発性メモリモ
ジュールMが搭載されていない場合や、搭載されていても不揮発性メモリモジュールMが
破損している場合など)も、電源供給が不可能と判定する。
許可または禁止する。また、電源供給を禁止する場合は、その旨を印刷物24に印刷する
ことで、ユーザに対するエラー報知を行う。なお、プリンタ本体若しくはインターフェー
スボード21に動作状態を示すLEDを備えている場合、当該LEDの点灯または点滅に
よってエラー報知を行うようにしても良い。また、プラグP201にLEDを搭載し、デ
バイス側読み書き専用通信線292およびケーブル側読み書き専用通信線282を介して
、当該電源供給制御手段296がそのLEDの駆動指示を行うようにしても良い。その他
、電子音等によってエラー報知を行うことも可能である。
しと同様に、デバイス側読み書き専用通信線292およびケーブル側読み書き専用通信線
282を介して、不揮発性メモリモジュールMから回路情報を読み出す。
づいて、キーボード50とのデバイス側通常使用通信線293、ケーブル側通常使用通信
線283および通常使用通信線59を介した通信が可能であるか否かを判別する。ここで
は、例えばプリンタ20とキーボード50の通信スピード、パリティの有無およびデータ
長を含む通信条件が一致しない場合や、不揮発性メモリ122のメモリ仕様が回路情報読
み出し手段297によって読み出せないものである場合、通信が不可能と判定する。また
、通信が可能であるか否かの判別は、信号線毎に行うため、一部の信号線のみを通信可能
と判定する場合もある。さらに、通信判別手段298は、回路情報読み出し手段297に
より回路情報の読み出しができなかった場合(例えば、不揮発性メモリモジュールMが搭
載されていない場合や、搭載されていても不揮発性メモリモジュールMが破損している場
合など)も、通信が不可能と判定する。
止する。また、通信判別手段298が、一部の信号線を介した通信のみ可能と判定した場
合は、その信号線による通信を許可する。なお、電源供給制御手段296と同様に、通信
を禁止する場合および/または一部の信号線を介した通信のみ許可する場合は、ユーザに
対するエラー報知を行う。
ーク制御回路110,図6参照)によって制御される電源供給システム201の制御方法
について説明する。インターフェースボード21は、ケーブルセットC5が接続されると
(S21)、電源情報読み出し手段294および回路情報読み出し手段297により、不
揮発性メモリモジュールMから電源情報および回路情報を読み出す(S22)。続いて、
電源情報読み出し手段294によって読み出した電源情報に基づいて、電源供給判別手段
295によりキーボード50に対する電源供給が可能か否かを判別し(S23)、可能と
判定した場合は(S23:Yes)、電源供給制御手段296により電源供給を許可する
(S24)。また、電源供給が不可能と判定した場合は(S23:No)、電源供給制御
手段296によりエラー報知を行うと共に電源供給を禁止する(S25)。
別手段298によりキーボード50との通信が可能か否かを判別し(S26)、可能と判
定した場合は(S26:Yes)、通信制御手段299により通信を許可する(S27)
。また、通信が不可能(または一部の信号線を介した通信のみ可能)と判定した場合は(
S26:No)、通信制御手段299によりエラー報知を行うと共に、通信の禁止、また
は一部の信号線による通信のみ許可する(S28)。なお、通信を禁止する場合と、一部
の信号線による通信のみ許可する場合のエラー報知は、互いに異なる形態であることが好
ましい。また、電源供給を禁止する場合と、通信を禁止する場合(一部の信号線による通
信のみを許可する場合)とのエラー報知も、異なる形態であることが好ましい。
搭載したケーブルセットC5の接続によって、そのケーブルセットC5の先に接続された
デバイス(キーボード50)に対する電源供給が可能であるか否かを判別した上で、電源
供給を行うため、ヒューズが破損するなどの不具合を、未然に防止することができる。ま
た、通信が可能であるか否かについても判別し、その判別結果によって通信を許可するた
め、接続状態が不安定な状態のまま動作させてしまうこともない。一般に、POS用のキ
ーボード50は、MSRや表示器が搭載されているものなど多種多様であり、プリンタ2
0の電源出力能力とキーボード50の電源要求が適合していないにも拘わらず、接続され
てしまうことが少なくない。したがって、こういった不適切な接続による誤動作が問題と
なることがあるが、本発明を適用することで、そのような問題も解消することができる。
りその旨を印刷出力することによってエラー報知を行うものとしたが、その印刷内容に、
ユーザに対する指示を含めることが好ましい。例えば、インターフェースボード21のコ
ネクタが、キーボード50の電源要求に適合していない場合、コネクタ(電源供給電圧)
を変更するべきである旨の指示内容を印刷しても良い。また、インターフェースボード2
1が複数の接続ポートを有している場合は、電源要求が適合する別の接続ポートに対する
接続を促す内容を指示しても良い。さらに、上記のフローチャートに示したとおり、電源
供給が不可能な場合であっても、通信可能な場合は、通信のみを許可することもあるが、
この場合は、別電源を用意してキーボード50への電源供給を行う旨の指示内容を印刷し
ても良い。
20からケーブルセットC5を介してキーボード50に対する電源供給を行う場合を例示
したが(図1参照)、プリンタ20から電源ケーブルを介してキーボード50に対する電
源供給を行う場合にも適用可能である。この場合、通信ケーブルであるケーブルセットC
5に搭載された不揮発性メモリモジュールMには、電源情報として、接続されているデバ
イス(キーボード50)に対して電源供給の必要がない旨の情報を書き込んでおくことが
好ましい。この場合、プリンタ20(電源供給判別手段295)はその情報を読み出すこ
とによって、電源供給が不可能と判定することとなる。
源供給が可能であるインターフェースを利用する場合は、電源線を省略した構成でも良い
。
のみを有する電源ケーブルに本発明を適用しても良い。この場合、定格容量1500Wの
電源タップ(電源コンセント)を、電源供給を行う側の第2デバイスとし、電源タップに
接続されるデバイスを、電源供給を必要とする第1デバイスとした場合、電源タップは、
自身の定格容量以上の電源容量を必要とする第1デバイスに接続された電源ケーブルは接
続できないと判別することができ、誤動作等を未然に防止することができる。また、エラ
ー報知により、ユーザに対してその旨を報知することも可能である。
実行を開始するものとしたが、プリンタ20の電源投入時に、実行を開始するようにして
も良い。
に示すフローチャートが実行されるものとしたが、プリンタ本体側でその制御を行うよう
にしても良い。すなわち、図14のブロック図に示した接続ポート290、電源情報読み
出し手段294、電源供給判別手段295、電源供給制御手段296、回路情報読み出し
手段297、通信判別手段298および通信制御手段299についても、本体側に備える
構成であっても良い。
源供給システム101を例示したが、ケーブルセットC3,C4を介してカスタマディス
プレイ30、キャッシュドロア40に電源供給を行う場合にも本発明を適用可能である。
また、パワーサプライPSに、その消費電力を書き込んだ不揮発性メモリモジュールMを
搭載し、デバイスに対して電源供給可能か否かを判別する場合にも本発明を適用可能であ
る。
を格納しておき、当該不揮発性メモリ122に格納された情報を、プリンタ20が電源供
給や通信が可能か否かの判断に使用すると共に、自身の初期設定にも使用できるように構
成しても良い。その他、ケーブルの規格、通信線の配置、不揮発性メモリモジュールMや
RFIDの搭載方法など、適宜第1実施形態を適用可能である。
20)が、電源供給を必要とする第1デバイス(キーボード50)の電源要求に関する電
源情報を不揮発性メモリモジュールMから読み出し、当該電源情報に基づいて、電源供給
が可能であると判定した場合、すなわち電源供給される側の電源要求と電源供給を行う側
の電源出力能力とが適合する場合に、電源供給を許可するため、適切な電源供給を行うこ
とができる。これにより、不適切な電源供給によるオーバーロードやヒューズの破壊、誤
動作等を未然に防止することができる。
ラー報知を行うため、ユーザは、通信ができない理由等を知ることができる。
の第1実施形態では、不揮発性メモリモジュールMに設定情報を格納しておき、当該設定
情報を読み出して、デバイス(プリンタ20)の初期設定を行うものとしたが、本実施形
態では、不揮発性メモリモジュールMに、設定情報以外にもケーブルセットC2の固有の
アドレス(MACアドレス)を格納しておき、当該ケーブルセットC2に接続されたデバ
イスが、自身のMACアドレスを、不揮発性メモリモジュールMから読み出したケーブル
セットC2のMACアドレスに切り換えて動作するものである。
装置)、プリンタ20並びにこれらを接続するケーブルセットC2を用いたネットワーク
システム301を例に挙げて説明する。また、第1実施形態と共通する内容については、
適宜説明を省略する。
図である。上記のとおり、ネットワークシステム301は、ハブ60、プリンタ20およ
びケーブルセットC2によって構成される。
ポート69は、通常使用通信線63を有している。すなわち、図6に示した100BAS
E―T4規格のケーブルを用いた場合、8本ピンのコネクタを備えることとなる。
通信を規制することで、ネットワークシステム301のセキュリティを確保する、いわゆ
る「MACアドレス・フィルタリング」を設定するものである。ここでは、図17に示す
ように、ハブ60に接続されているデバイス(パソコンPOS10とプリンタ20)のM
ACアドレスではなく、ケーブルセットC2のMACアドレス(以下、「ケーブルアドレ
ス」と称する)を登録する。したがって、ハブ60には、ケーブルセットC6のケーブル
アドレス「00:11:22:33:44:55:66」と、ケーブルセットC2のケーブルアドレス「00:11:
22:33:44:55:77」との2つのアドレスが、予めユーザによって登録されているものとする
。
ットC2は、当然ハブ側にもプラグを有しているが、発明の主旨とあまり関係がないため
、ここでは説明および図示を省略する。プラグP1は、不揮発性メモリモジュールM2、
ケーブル側読み書き専用通信線(ケーブル側読み出し専用通信線)82およびケーブル側
通常使用通信線83を備えている。なお、ケーブル側読み書き専用通信線82は、第1実
施形態と同様に、1―Wireライン(電源線兼信号線)を利用可能である。
性メモリ122には、出荷前に予め上記のケーブルアドレス「00:11:22:33:44:55:77」が
書き込まれている。また、第1実施形態と同様に、専用の装置またはプリンタ20から読
み出した設定情報も書き込み可能となっている。
線(デバイス側読み出し専用通信線)92およびデバイス側通常使用通信線93を有する
接続ポート90の他、アドレス読み出し手段394、アドレス記憶手段395、アドレス
切換手段396、設定情報記憶手段97および初期設定手段98を備えている。なお、こ
れらアドレス読み出し手段394、アドレス記憶手段395、アドレス切換手段396、
設定情報記憶手段97および初期設定手段98は、図6に示したネットワーク制御回路1
10を主要部として機能するものである。
10本ピンのコネクタ(ピン番号0および9がデバイス側読み書き専用通信線92、ピン
番号1〜8がデバイス側通常使用通信線93)を備える。
読み書き専用通信線82を介して、不揮発性メモリモジュールMからケーブルアドレスお
よび設定情報を読み出す。
ュールMから読み出したケーブルアドレスを記憶する。
しているケーブルアドレスに切り換えるものである。この切換(アドレス記憶手段395
へのケーブルアドレスの記憶)は、不揮発性メモリモジュールM2を搭載したケーブルセ
ットC2が接続される度に実行される。したがって、接続されるケーブルセットC2によ
って、自身の見かけ上のMACアドレス(ケーブルセットC2で接続されているデバイス
からのARP要求に対して返答するMACアドレス)を変更することとなる。但し、本来
プリンタ20(インターフェースボード21)に割り当てられているMACアドレスは、
そのまま保存しておき、接続されたケーブルセットからケーブルアドレスを読み出すこと
ができなかった場合は、自身のMACアドレスとして機能する。
ールMから読み出した設定情報を記憶する。また、初期設定手段98は、設定情報記憶手
段97に記憶している設定情報に基づいて、初期設定を行う。なお、これら設定情報記憶
手段97および初期設定手段98の機能は、第1実施形態と同様であるため、詳細な説明
は省略する。
ーク制御回路,図6参照)によって制御されるネットワークシステム301の制御方法に
ついて説明する。なお、本フローチャートにおいても、初期設定に関する処理については
説明を省略する。
イス側読み書き専用通信線92およびケーブル側読み書き専用通信線82を介した通信に
より、不揮発性メモリモジュールM2にMACアドレス(ケーブルアドレス)が存在する
か否かを判別する(S32)。
より不揮発性メモリモジュールMからMACアドレスを読み出し(S33)、当該MAC
アドレスをアドレス記憶手段395に記憶して(S34)、自身のMACアドレスを、ア
ドレス記憶手段395に記憶しているMACアドレス、すなわちケーブルアドレスに切り
換える(S35)。すなわち、ケーブルセットC2が接続されている間は、自身のMAC
アドレスではなく、読み出したケーブルアドレスとして機能する。
o)、自身のMACアドレスで動作する(S36)。すなわち、不揮発性メモリモジュー
ルMが搭載されていないケーブル、若しくは搭載されていても不揮発性メモリ122にM
ACアドレスが書き込まれていない場合は、自身のMACアドレスとして機能する。
当てられているMACアドレスを、ハブ60に登録しておき、ケーブルセットC2に接続
されたプリンタ20は、自身のMACアドレスをケーブルセットC2のケーブルアドレス
に置き換えて機能するため、プリンタ20の故障等により、入替を行った場合でも、その
新規のプリンタ20のMACアドレスをハブ60に登録し直す必要がない。したがって、
MACアドレス・フィルタリング機能を有するハブ60を用いてネットワークが構築され
ている場合でも、プリンタ20の交換に伴う保守の手間を軽減することができる。
、ケーブルセットC2に固有に割り当てられているハードウェアアドレスであれば、MA
Cアドレス以外のアドレスも利用可能である。また、ハードウェアアドレスとして、不揮
発性メモリモジュールM2の64ビットシリアル番号を用いても良い。
が、これに限らず、ルータやアクセスポイントなど各種ネットワーク中継装置を利用して
も良い。さらに、ネットワーク接続を介して特定のデバイスとのみ通信することを目的と
したプログラム(セキュリティ用のファイアウォールプログラム)を組み込んだ装置を利
用しても良い。
たが、ケーブルカバーの内部または外部に搭載するようにしても良いし、ケーブルネーム
タグまたはラベルに埋め込んだRFIDを利用するようにしても良い(図12参照)。
性メモリモジュールMを搭載し、プリンタ20が、この不揮発性メモリモジュールMに書
き込まれているMACアドレス(ポートアドレス)を読み出して利用するようにしても良
い。この場合、ハブ60は、各不揮発性メモリモジュールMに書き込まれているポートア
ドレスを予め登録しておき、不揮発性メモリモジュールMからポートアドレスを読み出す
アドレス読み出し手段と、プリンタ20と通信を行い、読み出したポートアドレスを、プ
リンタ20に伝達するアドレス伝達手段と、を備える。また、プリンタ20は、アドレス
伝達手段によって伝達されたポートアドレスを取得するアドレス取得手段と、取得したポ
ートアドレスを記憶するアドレス記憶手段と、自身のハードウェアアドレスを、アドレス
記憶手段に記憶しているポートアドレスに切り換えるアドレス切換手段と、を備える。そ
して、ハブ60は、アドレス伝達手段によって、プリンタ20との通信開始時に、1対1
接続にて通信を行い、ポートアドレスを伝達する(回路構成については、図8参照)。但
しこの構成を採用する場合は、ケーブル側読み書き専用通信線82のケーブル長が長くな
るため、信号の劣化を防ぐ手段を講じることが好ましい。この構成によれば、プリンタ2
0とハブ60だけの簡易な構成で、本実施形態のネットワークシステム301を構築する
ことができる。
はなく、図13に示したように、プリンタ設置台27など、プリンタ20の設置場所に、
固有のMACアドレスが書き込まれたRFID140のタグを貼付しておき、当該RFI
D140との通信によりMACアドレスを読み出す通信システムに本発明を適用しても良
い。この構成によれば、デバイスのリーダ・ライタおよびRFIDタグのみの単純な構成
で良いため、システムを安価に構築することができる。
ワークシステム301を例示したが、不揮発性メモリモジュールM6付きのケーブルC6
(図1参照)を用いてパソコンPOS10のMACアドレスをケーブルアドレスに置き換
えるなど、ハブ60に接続されている他のデバイスにも適用可能である。
行を開始するものとしたが、プリンタ20の電源投入時若しくはデバイスの初期設定開始
時に、実行を開始するようにしても良い。
に示すフローチャートが実行されるものとしたが、プリンタ本体側でその制御を行うよう
にしても良い。すなわち、図16のブロック図に示した接続ポート90、アドレス読み出
し手段394、アドレス記憶手段395、アドレス切換手段396、設定情報記憶手段9
7および初期設定手段98についても、本体側に備える構成であっても良い。
や回路情報を格納しておき、これらに基づいて、プリンタ20が電源供給や通信が可能か
否かの判断を行った後、MACアドレスの切り換えや初期設定を行うようにしても良い。
その他、ケーブルの規格、通信線の配置、不揮発性メモリモジュールMやRFIDの搭載
方法など、適宜上記の実施形態を適用可能である。
ているケーブルセットC2の不揮発性メモリモジュールMからケーブルアドレスを読み出
し、自身のMACアドレスを、その読み出したケーブルアドレスに変更するため、デバイ
スを交換した場合であっても、ケーブルセットC2を新規のデバイスに接続するだけで、
ハブ60のアドレス・フィルタを気にすることなく、動作させることができる。すなわち
、新規のデバイスは、自身のMACアドレスに関係なく、接続されたケーブルセットC2
のケーブルアドレスとして機能するため、ハブ60のアドレス・フィルタによるセキュリ
ティを確保しつつも、新規のデバイスのハードウェアアドレスの登録または変更等の手間
を省くことができる。
め、不揮発性メモリモジュールMを搭載していない汎用のケーブルを介して接続されてい
る場合、すなわち、本発明のネットワークシステム301に接続されていない場合でも、
自身のハードウェアアドレスとして支障なく機能することができる。
各部(各機能)をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを
記録媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。記録媒体としては、CD−
ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマー
トメディア、メモリスティック等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバ
ーサタイルディスクおよびフレキシブルディスク、ハードディスク等を利用可能である。
システム201の例によらず、システム構成や装置構成等について、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で、適宜変更も可能である。
スロット,23:排出口,24:印刷物,25:操作ボタン,26:アンテナ,27:プ
リンタ設置台,30:カスタマディスプレイ,40:キャッシュドロア,50:キーボー
ド,60:ハブ,70:POSサーバ,82:ケーブル側読み書き専用通信線,83:ケ
ーブル側通常使用通信線,90:接続ポート,92:デバイス側読み書き専用通信線,9
3:デバイス側通常使用通信線,94:設定情報読み出し手段,95:設定情報書き込み
手段,96:複写手段,97:設定情報記憶手段,98:初期設定手段,101:ネット
ワークシステム(第1実施形態),110:ネットワーク制御回路,121:メモリコン
トローラ,122:不揮発性メモリ,123:寄生電源回路,140:RFID,201
:電源供給システム,301:ネットワークシステム(第3実施形態),C1〜C7:ケ
ーブルセット,M1〜M6:不揮発性メモリモジュール,P1〜P201:プラグ,PS
1〜PS4:パワーサプライ
Claims (4)
- 不揮発性メモリを搭載したネットワーク用のハブと、
前記ハブに接続されるデバイスと、を有するネットワークシステムであって、
前記ハブは、
前記デバイスに接続されるケーブルセットの他端が接続されるポートと、
前記ポート対応の不揮発性メモリと、
前記各不揮発性メモリを制御するための制御用CPUと、
前記ポートに接続された前記デバイスと通信するためのネットワークコントローラと、
搭載されている前記不揮発性メモリから、ハブ上の前記ポートに接続された前記デバイスの初期設定を行うための設定情報を読み出す設定情報読み出し手段と、
読み出した前記設定情報に基づいて、前記デバイスと通信を行い、読み出した前記設定情報を前記デバイスに伝える設定情報伝達手段と、を備え、
前記デバイスは、
前記設定情報伝達手段によって伝達された前記設定情報を取得する設定情報取得手段と、
取得した前記設定情報に基づいて、初期設定を行う初期設定手段と、
前記設定情報を不揮発に記憶する設定情報記憶手段と、
前記設定情報記憶手段に記憶している前記設定情報を、前記ハブに搭載されている不揮発性メモリに書き込む設定情報書き込み手段と、
前記ハブと前記デバイスとの間で通信を行うことによって前記設定情報記憶手段および前記不揮発性メモリに記憶されている設定情報の整合性を確認し、整合性がとれない場合、前記設定情報読み出し手段および前記設定情報書き込み手段と協働し、所定の法則にしたがって、前記設定情報記憶手段または前記不揮発性メモリに記憶されている設定情報を他方に複写する複写手段と、を備えていることを特徴とするネットワークシステム。 - 前記設定情報伝達手段は、前記ハブと前記デバイスとの通信開始時に、1対1接続にて、前記ハブの各ポートに接続されているデバイスと通信を行い、前記設定情報を伝達することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
- 前記所定の法則は、設定情報が書き込まれている方から設定情報が書き込まれていない方に複写する法則を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のネットワークシステム。
- 前記デバイスは、
前記設定情報記憶手段および前記不揮発性メモリに記憶されている設定情報を出力する出力手段と、
前記出力に対するユーザの指示を取得するための指示取得手段と、を備え、
前記所定の法則は、前記指示取得手段による指示にしたがって情報を複写する法則を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のネットワークシステム。
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