JPH0522365A - 通信処理装置 - Google Patents

通信処理装置

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JPH0522365A
JPH0522365A JP3200007A JP20000791A JPH0522365A JP H0522365 A JPH0522365 A JP H0522365A JP 3200007 A JP3200007 A JP 3200007A JP 20000791 A JP20000791 A JP 20000791A JP H0522365 A JPH0522365 A JP H0522365A
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JP
Japan
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line
communication processing
line parameter
communication
parameter information
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JP3200007A
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Inventor
Kazuyoshi Suzuki
一義 鈴木
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回線パラメータの設定、変更を容易とする。 【構成】 通信処理手段3が通信回線を介してデータの
通信処理を行なう際の回線パラメータは、回線ケーブル
9に設けられた回線パラメータ設定手段30に設定され
る。当該回線パラメータ設定手段30に設定された回線
パラメータは、回線パラメータ送出手段8により通信処
理手段3に対して送出される。回線パラメータ送出手段
8により送出された回線パラメータは、通信処理手段3
内に設けられた回線パラメータ受信手段31により受信
され、各種のハードウェアに設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の通信回線を収容
可能とし、各回線の通信速度、通信手順等を自動的に設
定できる通信処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、データ通信では、回線毎に、通
信相手装置との間で、通信速度、同期方式、通信手順等
の回線パラメータを取り決めなければならない。通信速
度とは、単位時間当りに送られる情報量であり、240
0bps、4800bpsといったものである。同期方
式とは、文字同期、フレーム同期等である。通信手順と
は、ベーシック手順、ハイレベルデータリンク制御手順
等である。更に、通信処理装置では、このような回線パ
ラメータの内容により、送受信クロックや処理プログラ
ムを選択している。
【0003】図2は、従来の通信処理装置の一例を示す
ブロック図である。図示の装置は、メインプロセッサ
(MP)1と、メインメモリ(MM)2と、通信プロセ
ッサ(CP)3と、回線対応部(LU)4a、…、4n
等から成る。メインプロセッサ1は、装置全体の制御を
行なう。
【0004】メインメモリ2は、RAM(ランダム・ア
クセス・メモリ)等から成り、プログラム等を格納す
る。通信プロセッサ3は、通信処理を行なう専用のプロ
セッサである。回線対応部4は、回線とのインタフェー
スを行なう。メインバス5は、メインプロセッサ1、メ
インメモリ2及び通信プロセッサ3を接続する。通信バ
ス6は、通信プロセッサ3及び回線対応部4a、…、4
nを接続する。
【0005】図3は、従来の回線対応部の基板を示す図
である。図示のように、回線対応部の基板は、ショート
線70やスイッチ71を具備している。そして、これら
のいずれかにより、各回線に対応した回線パラメータを
設定している。
【0006】図4は、ショート線の設定方法の説明図で
ある。図示のように、各ショート線毎に各速度2400
bps、4800bps、9600bps、14400
bpsを対応させている。そして、必要とする速度(図
示の例では、2400bps)の所のショート線をショ
ートする。これにより、通信処理装置の電源投入後、通
信プロセッサ3がショート線を読み、送受信クロックを
設定する。
【0007】図5は、スイッチの設定方法の説明図であ
る。図示のように、各スイッチ毎に各速度2400bp
s、4800bps、…を対応させている。そして、必
要とする速度(図示の例では、2400bps)の所の
スイッチをオンにする。これにより、図4と同様に、通
信処理装置の電源投入後、通信プロセッサ3がスイッチ
を読み、送受信クロックを設定する。
【0008】さらに、別な従来例を図6に示す。図6
は、図2のメインメモリ2内のメモリマップを示す図で
ある。図示のように、メインメモリ2内には、テーブル
61、送受信バッファ62、処理プログラム63、シス
テムゼネレーション(SG)エリア64等が格納されて
いる。
【0009】このうち、システムゼネレーションエリア
64は、回線パラメータ等を設定する領域である。即
ち、このシステムゼネレーションエリア64には、シス
テムゼネレーションの条件として、回線速度65、同期
方式66等の回線パラメータが、コード化されて格納さ
れている。電源投入後、システムゼネレーションエリア
64内のシステムゼネレーション条件がメインメモリ2
より通信プロセッサ3にダウンロードされ、通信プロセ
ッサ3がコードを解析し、送受信クロック等を設定す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術には、次のような問題があった。まず、図
4及び図5に示すショート線やスイッチの場合、回線毎
にいちいち回線パラメータを設定しなくてはならない煩
雑さがあるという問題があった。また、回線パラメータ
の設定時に、基板等を装置から外すことが必要なため、
ユーザが容易に設定作業や変更作業をすることができな
い等の問題があった。
【0011】一方、図6に示す回線パラメータをシステ
ムゼネレーションの条件としてソフトウェアに内蔵する
方法では、システムやユーザ毎にシステムゼネレーショ
ンの条件が異なるため、その都度ソフトウェアを作り替
えなければならないという問題があった。
【0012】本発明は、以上の点に着目してなされたも
ので、回線パラメータの設定部分を装置の外部に設ける
ようにし、ユーザによる設定、変更を可能とし、また、
ソフトウェアに依存せず、システムやユーザが異なって
も同じソフトウェアで通信処理可能である通信処理装置
を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の通信処理装置の
第1の発明は、通信回線を介してデータの通信処理を行
なう通信処理手段と、当該通信処理手段と前記通信回線
とを接続する回線ケーブルに設けられた回線パラメータ
設定手段と、当該回線パラメータ設定手段に設定された
回線パラメータを、前記通信処理手段に対して送出する
回線パラメータ送出手段と、当該回線パラメータ送出手
段が送出する回線パラメータを受信するため、前記通信
処理手段内に設けられた回線パラメータ受信手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0014】本発明の通信処理装置の第2の発明は、通
信回線を介してデータの通信処理を行なう通信処理手段
と、当該通信処理手段と前記通信回線とを接続する回線
ケーブル内に内蔵された記憶素子から成る回線パラメー
タ情報記憶手段と、当該回線パラメータ情報記憶手段に
記憶された回線パラメータに対応した情報を、前記通信
処理手段に対して送出する回線パラメータ情報送出手段
と、当該回線パラメータ情報送出手段が送出する回線パ
ラメータ情報を受信し、解析するため、前記通信処理手
段内に設けられた回線パラメータ情報解析手段とを備え
たことを特徴とするものである。
【0015】本発明の通信処理装置の第3の発明は、通
信回線を介してデータの通信処理を行なう通信処理手段
と、当該通信処理手段と前記通信回線とを接続する回線
ケーブル内に内蔵された記憶素子から成る回線パラメー
タ情報記憶手段と、当該回線パラメータ情報記憶手段に
記憶された情報と、通信回線を介して送られた受信デー
タとのいずれか一方を選択し、前記通信処理手段に接続
された受信データ信号線に送出する選択手段と、前記通
信処理手段の指示に従って当該選択手段の選択動作を制
御する選択制御手段と、受信データ信号線を介して受信
された回線パラメータ情報を解析するため、前記通信処
理手段内に設けられた回線パラメータ情報解析手段とを
設けたことを特徴とするものである。
【0016】
【作用】本発明の通信処理装置の第1の発明において
は、通信処理手段が通信回線を介してデータの通信処理
を行なう際の回線パラメータは、回線ケーブルに設けら
れた回線パラメータ設定手段に設定される。当該回線パ
ラメータ設定手段に設定された回線パラメータは、回線
パラメータ送出手段により通信処理手段に対して送出さ
れる。回線パラメータ送出手段により送出された回線パ
ラメータは、前記通信処理手段内に設けられた回線パラ
メータ受信手段により受信される。
【0017】本発明の通信処理装置の第2の発明におい
ては、通信処理手段が通信回線を介してデータの通信処
理を行なう際の回線パラメータに対応した情報は、回線
ケーブル内に内蔵された記憶素子から成る回線パラメー
タ情報記憶手段に記憶されている。当該回線パラメータ
情報記憶手段に記憶された回線パラメータに対応した情
報は、回線パラメータ情報送出手段により通信処理手段
に対して送出される。回線パラメータ情報送出手段によ
り送出された回線パラメータ情報は、前記通信処理手段
内に設けられた回線パラメータ情報解析手段により受信
され、解析される。
【0018】本発明の通信処理装置の第3の発明におい
ては、通信処理手段が通信回線を介してデータの通信処
理を行なう際の回線パラメータに対応した情報は、回線
ケーブル内に内蔵された記憶素子から成る回線パラメー
タ情報記憶手段に記憶されている。当該回線パラメータ
情報記憶手段に記憶された回線パラメータに対応した情
報は、通信処理手段に接続された受信データ信号線を介
して通信処理手段に送出される。受信データ信号線に送
出される情報は、回線パラメータ情報記憶手段に記憶さ
れた情報か、通信回線を介して送られた受信データのい
ずれか一方が、選択手段により選択される。この選択手
段の選択動作は、選択制御手段により前記通信処理手段
の指示に従って制御される。受信データ信号線を介して
受信された回線パラメータ情報は、通信処理手段内に設
けられた回線パラメータ情報解析手段により解析され
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明の通信処理装置の第1実施
例のブロック図である。図示の装置は、通信処理手段3
と、回線パラメータ設定手段30と、回線パラメータ送
出手段8と、回線パラメータ受信手段31等から成る。
通信処理手段3は、メインバス5を介して図示しないメ
インプロセッサに接続されるとともに、通信バス6を介
して回線対応部4iに接続されている。回線対応部4i
は、通信制御を行なうLSI7と、回線パラメータ送出
手段8とを備えている。
【0020】回線パラメータ送出手段8は、レジスタか
ら成り、信号線15から18までを介して送られる情報
がセットされる。一方、回線ケーブル9は、図示しない
通信回線と回線対応部4iとを接続する。この回線ケー
ブル9は、コネクタ10及び20により、回線対応部4
iと接続される。コネクタ10の信号線11から14ま
で及びコネクタ20の信号線21から24までは、通信
回線に接続されているデータ通信用の信号線である。従
来は、これらの信号線のみがコネクタに設けられてい
た。
【0021】コネクタ10の信号線15から19まで及
びコネクタ20の信号線25から29までは、回線パラ
メータ設定用の信号線である。これらの信号線には、回
線パラメータ設定手段30が接続されている。回線パラ
メータ設定手段30は、回線パラメータを設定するスイ
ッチから成り、回線ケーブル9に設けられている。回線
パラメータ受信手段31は、回線パラメータ送出手段8
が送出する回線パラメータを受信するために設けられた
ものであり、通信処理手段3内で実行されるプログラム
等から成る。
【0022】図7は、回線パラメータ設定手段の構成を
示す斜視図である。図示のように、回線パラメータ設定
手段30を構成するスイッチは、回線ケーブル9のシェ
ルの部分に格納されている。次に、図1、図7、図8及
び図9を用いて上述した装置の動作について説明する。
【0023】図8は、回線パラメータ設定手段と回線パ
ラメータ送出手段との接続を示す図であり、図9は、回
線パラメータ送出手段の内容を示す図である。図5に示
す従来のスイッチと同様に、各スイッチa,b,c,d
にそれぞれ通信速度2400、4800、9600、1
4400bpsと意味を持たせる。そして、希望する通
信速度のスイッチをオンすると、信号線15から18ま
でのうち、対応するスイッチに接続された信号線は、当
該スイッチ及び信号線29、19を介して0Vに接続さ
れる。
【0024】例えば、2400bpsのスイッチaをオ
ンすると、信号線15、25がスイッチa、信号線2
9、19を介して0Vに接続される。その結果、例え
ば、2400bpsの時は、図9に示すように、レジス
タ8に“0111”がセットされる。同様に、4800
bpsの時は、“1011”がセットされる。通信処理
手段3は、通信開始に先立ち、レジスタの値をリード
し、回線パラメータを解析する。例えば、値“011
1”から通信速度2400bpsを解析する。そして、
必要なハードウェアをセットする。
【0024】尚、信号線15から19まで、及び25か
ら29までは、現在使われているコネクタの未使用ピン
を使用してもよいし、また、別なコネクタを新たに追加
してもよい。また、スイッチは、以上説明したように、
1ビットずつ意味をもたせてもよいし、コード化(4ビ
ットの場合は16通りとなる)して意味を持たせてもよ
い。さらに、スイッチの代わりに電気的にオン、オフで
きるもの、例えば、ショート線等を用いてもよい。以上
のようにして、通信処理装置内の基板への回線パラメー
タの設定が不要になり、また、ソフトウェアもシステム
毎に変える必要がない。
【0025】図10は、本発明の通信処理装置の第2実
施例のブロック図である。図示の装置は、通信処理手段
3と、回線パラメータ情報記憶手段51と、回線パラメ
ータ情報送出手段36と、回線パラメータ情報解析手段
32等から成る。通信処理手段3は、メインバス5を介
して図示しないメインプロセッサに接続されるととも
に、通信バス6を介して回線対応部4iに接続されてい
る。回線対応部4iは、通信制御を行なうLSI7と、
回線パラメータ情報送出手段36と、レジスタ37とを
備えている。
【0026】回線パラメータ情報送出手段36は、レジ
スタから成り、クロック線19上のクロックに同期しつ
つ信号線18を介して送られる情報がセットされる。レ
ジスタ37は、通信処理手段3から通信バス6を介して
セット及びリセットすることができるものである。回線
パラメータ情報解析手段32は、回線パラメータ情報送
出手段36が送出する回線パラメータ情報を受信し、解
析するために設けられたものであり、通信処理手段3で
実行されるプログラム等から成る。
【0027】一方、回線ケーブル9は、図示しない通信
回線と回線対応部4iとを接続する。この回線ケーブル
9は、コネクタ10及び40により、回線対応部4iと
接続される。コネクタ10の信号線11から14まで及
びコネクタ40の信号線41から44までは、従来から
ある通信回線に接続されているデータ通信用の信号線で
ある。即ち、信号線11、41は、送信データ線SDで
ある。信号線12、42は、送信クロック線ST1であ
る。信号線13、43は、受信データ線RDである。信
号線14、44は、受信クロック線RTである。
【0028】コネクタ10の信号線15から19まで及
びコネクタ40の信号線45から49までは、回線パラ
メータ設定用の信号線である。これらの信号線には、回
線パラメータ情報記憶手段51、回線パラメータ情報送
出手段36、レジスタ37等が接続されている。制御線
15、45は、レジスタ37にセットされた通信処理手
段3の指示をカウンタ50及び回線パラメータ情報記憶
手段51に送る。この制御線15、45は、回線パラメ
ータを回線パラメータ情報記憶手段51からリードする
ときはロウレベル、それ以外の時はハイレベルとなる。
電源線16、17、46、47は、回線ケーブル9に電
源を供給する。
【0029】信号線18、48は、回線パラメータ情報
記憶手段51に記憶された情報を信号線54を介して回
線パラメータ情報送出手段36に送る。クロック線1
9、49は、カウンタ50及び回線パラメータ情報記憶
手段51にクロック信号を送る。カウンタ50は、16
進カウンタである。回線パラメータ情報記憶手段51
は、回線パラメータを内蔵したメモリであり、RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)等から成る。
【0030】次に、図10を用いて動作例を説明する。
電源投入後、通信開始に先立ち、通信処理手段3がレジ
スタ37に“0”をセットする。これにより、信号線1
5、45がロウレベルになり、カウンタ50、回線パラ
メータ情報記憶手段51を有効にする。ここで、回線対
応部4iからクロック線19、49を介してクロックが
入力されている。カウンタ50が有効になったため、当
該クロックに同期して“0”から1ずつカウントアップ
された16進数を回線パラメータ情報記憶手段51のア
ドレス用として出力する。回線パラメータ情報記憶手段
51は、入力されるアドレスに対応した情報を信号線5
4に出力する。この情報は、信号線48、18を介して
クロックに同期しつつ回線パラメータ情報送出手段36
に格納される。
【0031】通信処理手段3は、回線パラメータ情報解
析手段32によって回線パラメータ情報送出手段36か
ら回線パラメータ情報を読み出して解析し、各種ハード
ウェアを設定する。回線パラメータ情報記憶手段51が
全データを送出し、通信処理手段3が全データを受信完
了すると、レジスタ37に“1”を設定し、カウンタ5
0、回線パラメータ情報記憶手段51からの情報の送出
を無効とする。この後、通信処理手段3は、運用状態と
なる。
【0032】図11は、本発明の通信処理装置の第3実
施例のブロック図である。図示の装置は、通信処理手段
3と、回線パラメータ情報記憶手段51と、選択手段5
2と、選択制御手段38と、回線パラメータ情報解析手
段32等から成る。
【0033】選択手段52は、信号線45がロウレベル
のとき、信号線54と55を接続し、ハイレベルのと
き、信号線53と55を接続するセレクタである。信号
線53は、図示しない通信回線からの受信データ線に接
続されている。信号線55は、受信データ線43に接続
されている。信号線56は、送信クロック線42に接続
されている。その他の構成については、前述した図10
に示す第2実施例と同じであるので、重複する説明を省
略する。次に、図11と図12を用いて動作例を説明す
る。
【0034】図12は、本発明の第3実施例の動作を説
明するフローチャートである。電源投入後(ステップS
1)、図示しないメインプロセッサがイニシャライズを
完了すると(ステップS2)、通信処理手段3は、回線
パラメータが決定していないため、とりあえず、標準値
をLSI7及び周辺ハードウェアにセットする(ステッ
プS3)。このとき、送信、受信は、LSI7から送出
するクロックST1にて行なわれる。
【0035】次に、通信処理手段3が選択制御手段(C
P)38に“0”をセットする(ステップS4)。これ
により、信号線15、45がロウレベルになり、選択手
段52が信号線54と信号線55を接続するとともに、
カウンタ50、回線パラメータ情報記憶手段51を有効
にする。ここで、カウンタ50には、送信クロック線5
6が接続され、送信クロックST1が入力されている。
カウンタ50が有効になったため、信号線56の送信ク
ロックST1に同期して“0”から1ずつカウントアッ
プされた16進値を回線パラメータ情報記憶手段51の
アドレス用として出力する。回線パラメータ情報記憶手
段51は、入力されるアドレスに対応した情報を信号線
54に出力し、信号線55、43、13を介して受信デ
ータと同様にしてLSI7に入力する(ステップS
5)。
【0036】LSI7は、受信データと同様にして通信
処理手段3に回線パラメータ情報を転送する。通信処理
手段3は、LSI7からの受信データ、つまり回線パラ
メータ情報を解析し(ステップS6)、各種ハードウェ
アを設定する。回線パラメータ情報記憶手段(MEM)
51がデータ送出を完了し、通信処理手段3が全データ
を受信完了すると(ステップS7)、選択制御手段38
に“1”を設定する(ステップS8)。これにより、選
択手段52は、信号線53と55を接続する。通信処理
手段3が回線パラメータをすべて設定し終ると(ステッ
プS9)、運用状態となる(ステップS10)。
【0037】第2及び第3実施例では、回線パラメータ
の設定内容は、回線ケーブル内の回線パラメータ情報記
憶手段51だけに依存する。ここで、回線パラメータ情
報記憶手段51を構成するメモリはROMやプログラマ
ブルロジックアレイ等の情報を記憶できる素子であれば
よい。回線ケーブル9には、回線パラメータの設定内容
に対応した着色又は識別記号等が付されている。これに
より、ユーザが回線対応部4iに回線ケーブル9を接続
するだけで、当該回線ケーブル9に接続されたモデム等
に適した通信速度等の回線パラメータが設定される。ま
た、回線ケーブル9を他の回線対応部につなぎ直す場合
に、回線パラメータの再設定を行なう必要がない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信処理
装置によれば、回線パラメータの設定情報を装置内部に
持たず、回線ケーブル内に具備するようにしたので、例
えば、スイッチを切り換えるか、ケーブルを交換するだ
けで、回線パラメータが設定、変更でき、ユーザ自身に
よる設定、変更も可能となる。更に、装置内のハードウ
ェア、ソフトウェアには依存しないため、システム毎に
基板の設定、ソフトウェアの作り替えを必要としない等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信処理装置の第1実施例のブロック
図である。
【図2】従来の通信処理装置の一例を示すブロック図で
ある。
【図3】従来の回線対応部の基板を示す図である。
【図4】ショート線の設定方法の説明図である。
【図5】スイッチ線の設定方法の説明図である。
【図6】図2のメインメモリ内のメモリマップを示す図
である。
【図7】回線ケーブルに設けられたスイッチの斜視図で
ある。
【図8】スイッチとレジスタとの接続を示す図である。
【図9】レジスタの内容を示す図である。
【図10】本発明の通信処理装置の第2実施例のブロッ
ク図である。
【図11】本発明の通信処理装置の第3実施例のブロッ
ク図である。
【図12】本発明の第3実施例の動作を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
3 通信処理手段 8 回線パラメータ送出手段 30 回線パラメータ設定手段 31 回線パラメータ受信手段 32 回線パラメータ情報解析手段 36 回線パラメータ情報送出手段 38 選択制御手段 51 回線パラメータ情報記憶手段 52 選択手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介してデータの通信処理を行
    なう通信処理手段と、 当該通信処理手段と前記通信回線とを接続する回線ケー
    ブルに設けられた回線パラメータ設定手段と、 当該回線パラメータ設定手段に設定された回線パラメー
    タを、前記通信処理手段に対して送出する回線パラメー
    タ送出手段と、 当該回線パラメータ送出手段が送出する回線パラメータ
    を受信するため、前記通信処理手段内に設けられた回線
    パラメータ受信手段とを備えたことを特徴とする通信処
    理装置。
  2. 【請求項2】 通信回線を介してデータの通信処理を行
    なう通信処理手段と、 当該通信処理手段と前記通信回線とを接続する回線ケー
    ブル内に内蔵された記憶素子から成る回線パラメータ情
    報記憶手段と、 当該回線パラメータ情報記憶手段に記憶された回線パラ
    メータに対応した情報を、前記通信処理手段に対して送
    出する回線パラメータ情報送出手段と、 当該回線パラメータ情報送出手段が送出する回線パラメ
    ータ情報を受信し、解析するため、前記通信処理手段内
    に設けられた回線パラメータ情報解析手段とを備えたこ
    とを特徴とする通信処理装置。
  3. 【請求項3】 通信回線を介してデータの通信処理を行
    なう通信処理手段と、 当該通信処理手段と前記通信回線とを接続する回線ケー
    ブル内に内蔵された記憶素子から成る回線パラメータ情
    報記憶手段と、 当該回線パラメータ情報記憶手段に記憶された情報と、
    通信回線を介して送られた受信データとのいずれか一方
    を選択し、前記通信処理手段に接続された受信データ信
    号線に送出する選択手段と、 前記通信処理手段の指示に従って当該選択手段の選択動
    作を制御する選択制御手段と、 受信データ信号線を介して受信された回線パラメータ情
    報を解析するため、前記通信処理手段内に設けられた回
    線パラメータ情報解析手段とを設けたことを特徴とする
    通信処理装置。
JP3200007A 1991-07-15 1991-07-15 通信処理装置 Pending JPH0522365A (ja)

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JP3200007A JPH0522365A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 通信処理装置

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