WO2004018321A1 - 吐出装置 - Google Patents

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Kazuhiro Ichikawa
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Abstract

容器2に備えられたポンプ手段4により容器2内に収納された液体を吐出する。容器2は、液体を収容する中空部6と、中空部6を閉塞する膜状弾性部材5とを備える。膜状弾性部材5は、中空部6内の液体が吐出されて減少するに従って中空部6の内部に向って伸展する。

Description

明 細 書 吐出装置 技術分野
本発明は、 容器内部に収容された芳香剤、 香水、 整髪剤等の液体を、 容器の頂部に装着されたポンプにより吐出する吐出装置に関するもので ある。 背景技術
従来、 従来、 図 1 7に示す吐出装置 5 0が知られている。 この吐出装 置 5 0は、 底部に開口部 5 1を備える円筒状の容器 5 2と、 容器 5 2の 頂部 5 2 aに装着されたポンプ手段 5 3と、 容器 5 2の周壁内面に沿つ て摺動自在に設けられたガスケッ ト 5 4とによって構成されている。 ポ ンプ手段 5 3は、 押圧部 5 5を押圧して上下動を繰り返すことによりポ ンプ作用を発生させ、 容器 5 2内に収納された液体を吸引口 5 6から吸 引し、 押圧部 5 5に設けられた吐出口 5 7から吐出する。
ガスケッ ト 5 4は、 適度の弾性を有する合成樹脂により形成され、 外 周側には肉薄の舌片状に形成された圧接部 5 8を備えている。 ガスケッ 卜 5 4は、 容器 5 2の底部開口部 5 1から容器 5 2内に挿入され、 圧接 部 5 8が容器 5 2の周壁内面に圧接されることにより底部開口部 5 1を 密封する。
このように構成された従来の吐出装置 5 0においては、 ポンプ手段 5 3を操作することにより液体が吐出され、 容器 5 2内の液体の減少に伴 つてガスケッ ト 5 4が容器 5 2の頂部 5 2 aに向って移動する。 これに より、 容器 5 2内に空気を導入することなく、 液体を吐出させることが でき、 容器 5 2内に保管されている液体の変質等を防止することができ る。 そして、 該吐出装置 5 0は、 空気との接触による液体の変質等を防 止できることから、 香水や化粧品を収容するのに好適である。
しかし、 従来の吐出容器 5 2では、 ガスケッ ト 5 4が劣化すると密封 性が低下し、 容器 5 2内部の液体が外部に漏れるおそれがある。
また、 この種の吐出装置 5 0は、 通常、 容器 5 2は不透明な材料で形 成されているが、 収納されている液体の残量等を確認するために、 透明 な材料で形成することが考えられる。 しかしながら、 容器 5 2を透明な 材料で形成すると、 ガスケッ ト 5 4が見えるようになるため、 美観が低 下するおそれがある。
また、 この種の吐出装置 5 0においては、 容器 5 2内部を移動するガ スケッ ト 5 4により容器 5 2内の密封状態が維持されなければならない ので、 容器 5 2の内部の形状は、 ガスケッ ト 5 4の移動範囲の内径が一 定とされた円筒状に形成されている必要がある。 そして、 この種の容器 5 2を、 香水や化粧品を収容する容器として使用する場合に、 美観を向 上させるために容器 5 2の外形を円筒形状以外の形状に形成することが 考えられるが、 ガスケッ ト 5 4を密封状態で移動させるために容器内部 は円筒形状以外の形状とすることができない不都合がある。
更に、 前記ガスケッ ト 5 4は、 容器 5 2の軸線に対する傾きによる密 封性の低下や移動不良等を防止するために、 比較的大型に形成する必要 があり、 容器 5 2の容量が外観に比して少なくなる不都合がある。
かかる不都合を解消して、 本発明は、 容器の形状に左右されることな く容器の密封状態を確実に維持して容器内の液体を円滑に吐出させるこ とができると共に容器内の容量を十分に得ることができ、 しかも、 デザ ィン性の高い容器を採用可能として美観を向上させることができる吐出 装置を提供することを目的とする。 発明の開示
本発明は、 容器内に収納された液体を、 該容器に備えるポンプ手段に より吐出する吐出装置であって、 前記容器は、 前記液体を収容する中空 部と、 該中空部を閉塞する膜状弾性部材とを備え、 該膜状弾性部材は、 ポンプ手段により前記中空部内の液体が吐出されて減少するに従って該 中空部の内部に向って伸展することを特徴とする。
本発明の吐出装置は、 ガスケッ トに代えて、 前記容器の底部を前記膜 状弹性部材で閉塞しているので、 優れた密封性を得ることができる。 ま た、 本発明の吐出装置は、 ガスケッ トを備えていないので、 前記容器を 透明にしても、 ガスケッ トが見えることがなく、 外観品質としての美粧 性を損ねることがない。
本発明の吐出装置は、 従来のようなガスケッ トに代えて、 前記容器の 中空部を前記膜状弾性部材によって閉塞するので、 優れた密封性を得る ことができる。 該膜状弾性部材は、 前記中空部内の液体の減少に伴って 該中空部の内部に向ってドーム状に伸展し、 中空部内の液体に空気を接 触させることなく中空部内の液体を円滑に吐出させることができる。 本発明において、 前記膜状弾性部材は、 前記容器の底部側に設けられ て前記中空部を閉塞し、 該中空部内の液体の減少に伴い該中空部の内周 壁面に沿って伸展することを特徴とする。
前記膜状弾性部材は、 前記容器内の液体の減少に従って該容器の円筒 状の周壁内面に密着して頂部方向に伸展するが、 このとき該膜状弾性部 材の内周部は前記容器の頂部方向にドーム状に伸展する。 そして、 膜状 弾性部材は伸展するとき中空部の内周壁面に当接するので、 伸展した膜 状弹性部材と中空部の内周壁面との隙間に液体が残留することを防止し て効率良く吐出することができる。 また、 本発明における前記膜状弹性部材は、 十分な伸び量が得られて しかも高い耐久性を有する材料によって形成されることが好ましい。 そ こで、 前記膜状弾性部材の好ましい材料の一つとして、 水素添加スチレ ン系エラストマ一を挙げることができる。 水素添加スチレン系エラスト マーは延伸率が極めて高く、 破れ等が生じることなく容器の中空部ない で十分に大きく伸展させることができる。
また、 本発明において、 前記ポンプ手段は、 容器内に位置して容器内 の液体を吸引するポンプ部と、 該ポンプ部により吸引した液体を吐出す る吐出口を備えて押圧操作することにより該ポンプ部を作動させる押圧 部とを備え、 前記容器は、 前記ポンプ手段を取り付けるポンプ取付部を 備え、 該ポンプ取付部は、 ポンプ手段の容器内に位置するポンプ部を前 記中空部内において伸展する前記膜状弾性部材が当接するのを回避する 位置に収容するポンプ収容部を備えることを特徴とする。 これにより、 伸展する前記膜状弾性部材がポンプ部を閉塞することなく容器内の液体 を円滑に吐出させることができる。
前記容器は、 前記膜状弾性部材の外側を覆う蓋部材を備え、 該蓋部材 は容器の外側と膜状弹性部材に対向する側とで通気自在に連通する連通 孔部を備えることを特徴とする。 前記蓋部材は、 前記膜状弹性部材の外 側を覆うことにより、 該膜状弹性部材への外部からの接触を防止するこ とができ、 該膜状弾性部材の不用意な損傷を防止することができる。 該 蓋部材には、 前記連通孔部が設けられているので、 容器内の液体の減少 に伴って膜状弾性部材が中空部内に伸展するとき、 連通孔部を介して空 気が膜状弾性部材と蓋部材との間に円滑に導入され、 蓋部材によって膜 状弾性部材の伸展が阻害されることなく中空部内の液体を円滑に吐出さ せることができる。
また、 伸展した前記膜状弹性部材の前記ドーム状の形状は見た目に美 しいので、 前記容器を透明材料により形成することで、 伸展した前記膜 状弾性部材を視認することができ、 外観品質として優れた美粧性を得る ことができる。
そしてこのように、 本発明の吐出装置は、 前記膜状弾性部材を設けた ことによって、 容器の中空部の形状に左右されることなく容器の密封状 態を確実に維持して容器内の液体を円滑に吐出させることができる。 容 器の中空部の形状として、 具体的には、 円筒状又は多角筒状とすること ができる。 また、 前記中空部の形状を底部に向かって次第に広がる円錐 状又は多角錐状に形成することができる。 また、 本発明において、 前記 膜状弾性部材が、 前記中空部の一部を閉塞して該中空部内の液体が吐出 されて減少するに従つて該中空部の内部に向って大略球状に伸展すると きには、 前記容器は、 前記中空部の形状が前記膜状弾性部材の伸展形状 に対応する大略球状に形成することができる。
また、 本発明において、 前記膜状弾性部材は、 前記容器の底部に設け られて該底部の内周形状に対応する形状に形成されていると共に、 少な くとも中央部が周縁部より肉厚に形成されていることを特徴とする。 本発明者は、 容器内部における液体の減少に伴なう前記膜状弾性部材 の伸び具合いがその周縁部に比べて中央部が大となることを試験により 知見した。 即ち、 前記膜状弹性部材は、 ドーム状に伸展する過程におい て、 その周縁部から徐々に前記容器の周壁内面に密着しつつ伸展が進行 する。 このとき、 容器の周壁内面に密着した部分の膜状弾性部材は伸び が抑制されるのに対して、 膜状弹性部材の中央部は比較的強く引き伸ば される。 そして、 膜状弾性部材が伸びきつた状態となるとポンプ手段に よる吐出が円滑に行なえなくなるおそれがある。 そこで、 本発明におい ては、 膜状弾性部材を少なくともその中央部が周縁部より肉厚となる形 状とし、 該膜状弾性部材の中央部が十分に伸びるように構成した。 これ により、 該膜状弾性部材は中央部において伸びきることなくポンプ手段 による吐出を円滑に行なうことができる。
また、 前記膜状弾性部材は、 前記中空部の内周形状に対応して各角部 間の直線縁から各角部に向って次第に肉厚となり、 更に各角部から中央 部に向って次第に肉厚となることを特徴とする。 例えば、 容器の中空部 の形状が多角筒状又は多角錐状である場合には、 膜状弾性部材が伸展す る過程で、 中空部内の平坦面と角部とでは、 角部より先に平坦面への膜 状弾性部材の密着が生じる。 そこで、 膜状弹性部材の次第に肉厚となる 形状を中空部の底部の形状に対応させておくことにより、 膜状弾性部材 を容器形状に対応してバランスよく伸展させることができ、 ポンプ手段 による吐出を円滑に行なうことができる。
また、 本発明の前記容器は、 その略上半部に形成されて前記液体を収 容可能な第 1中空部と、 略下半部に形成されて前記液体を収容可能な第 2中空部とを備え、 前記第 1中空部と前記第 2中空部との境界位置には, 前記第 1中空部を閉塞する前記膜状弹性部材が設けられ、 前記第 2中空 部には、 その外部から該第 2中空部内に空気を導入自在とする連通孔部 が設けられ、 前記第 2中空部においては該第 2中空部内に伸展した前記 膜状弾性部材の内側に液体が収容され、 該膜状弾性部材は、 前記ポンプ 手段の吐出による容器内の液体の減少に応じて第 2中空部内においては 収縮し、 第 1中空部内においては容器頂部に向って伸展することを特徴 とする。
本発明の吐出装置によれば、 前記容器が第 1中空部と第 2中空部とに よって構成され、 前記膜状弹性部材が、 容器の底部ではなく第 1中空部 と第 2中空部との境界位置に設けられている。 そして、 容器内に液体が 充填されたときに、 第 1中空部の内部に液体が収容されると共に、 前記 膜状弾性部材が第 2中空部側に膨らむように伸展してその内側に液体が 収容される。
前記ポンプ手段が操作されて容器内の液体が吐出されると、 先ず、 該 液体の減少に応じて第 2中空部の膜状弾性部材が収縮する。 更に容器内 の液体が減少すると、 膜状弾性部材は第 1中空部と第 2中空部との境界 位置において元の形状に復元した後、 更なる液体の減少に応じて第 1中 空部側に膨らむように伸展する。 このように、 本発明の構成によれば、 液体の吐出時に膜状弾性部材が収縮した後第 1中空部と第 2中空部との 境界位置を介して伸展に転じるので、 容器の底部に膜状弾性部材を設け た場合に比して膜状弾性部材の伸び量を小とすることができ、 該膜状弹 性部材の不用意な破れ等を防止することができる。
更に、 本発明によれば、 上記構成によって、 容器の内部形状を円筒状 に形成することが不要となる。 即ち、 前記膜状弾性部材は、 その伸展に よって第 1中空部の形状及び第 2中空部の形状に沿って変形自在である ので、 第 1中空部と第 2中空部とを所望の形状とすることができ、 第 1 中空部と第 2中空部とが異なる形状であってもよい。
そこで、 本発明の容器形状の一態様として、 前記第 1中空部と前記第 2中空部との境界位置においてその内周壁全周にわたって縮径された縮 径部を形成し、 前記膜状弹性部材を該縮径部に設けることが挙げられる, 該容器内部の具体的形状の一例を挙げれば、 前記縮径部を介して前記第 1中空部と前記第 2中空部とを大略球状に形成することができる。 この ときには、 容器の外形状を内部形状に対応させて例えば一対の球体を合 体させた形状とすることが極めて容易に行なえ、 これによつて容器を視 覚的に美観が高い形状とすることができる。 そして、 該縮径部に前記膜 状弹性部材が設けられる。 ここで、 比較のために、 例えば膜状弾性部材 を容器の底部 (第 2中空部の底部) に設けた場合を説明すれば、 液体の 減少に応じて第 2中空部から膨らむように伸展した膜状弾性部材は、 第 1中空部に向って伸展するとき縮径部に当接され、 第 1中空部内部への 伸展が阻止されたり、 また、 第 2中空部と膜状弾性部材との間に液体が 封じ込められたりするおそれがある。 それに対して、 本発明によれば、 前記縮径部に膜状弹性部材が設けられていることによって、 伸展途中の 膜状弾性部材が縮径部に当接することがなく、 円滑に且つ確実に容器内 の液体を吐出させることができる。
更に、 第 1中空部と第 2中空部との境界位置に膜状弹性部材を設けた ときにも、 膜状弹性部材が伸展する過程において、 その周縁部から徐々 に前記容器の周壁内面に密着しつつ伸展が進行し、 容器の周壁内面に密 着した部分の膜状弹性部材の伸びが抑制されるお'それがあるので、 これ を解消するために、 膜状弾性部材を少なくともその中央部が周縁部より 肉厚となる形状とし、 該膜状弾性部材の中央部が十分に伸びるように構 成した。 これにより、 該膜状弾性部材は中央部において伸びきることな くポンプ手段による吐出を円滑に行なうことができる。 図面の簡単な説明
図 1は本発明の第 1の実施形態の吐出装置の構成を示す説明的断面図 図 2は第 1の実施形態の吐出装置の作動を示す説明的断面図、 図 3は図 1示の膜状弹性部材の構成を示す説明的断面図、 図 4は第 1の実施形態 における他の膜状弾性部材の構成を示す説明的断面図、 図 5は本発明の 第 2の実施形態の吐出装置の外観を示す説明的斜視図、 図 6は第 2の実 施形態における膜状弾性部材の形状を示す説明図、 図 7は本発明の第 3 の実施形態の吐出装置の外形状を示す説明的斜視図、
図 8は図 7 ( 1 ) の吐出装置の説明的縦断面図、 図 9は第 3の実施形態 における他の膜状弹性部材を示す説明的断面図、 図 1 0は本発明の第 4 の実施形態の吐出装置の外形状を示す説明的斜視図、 図 1 1は本発明の 第 5の実施形態の吐出装置の構成を示す説明的縦断面図、 図 1 2は第 5 の実施形態における他の膜状弹性部材を示す説明的断面図、 図 1 3は本 発明の第 6の実施形態の吐出装置の構成を示す説明的縦断面図、 図 1 4 は第 6の実施形態の吐出装置の作動を示す説明図、 図 1 5は第 6の実施 形態における他の膜状弾性部材を示す説明的断面図、 図 1 6は本発明の 第 7の実施形態を示す説明的断面図、 図 1 7は従来の吐出装置を示す説 明的断面図である。 発明を実施するための最良の形態
先ず、 本発明の第 1の実施形態について説明する。 第 1の実施形態の 吐出装置 1は、 図 1示のように、 円筒状の容器 2と、 容器 2の頂部 3に 装着されたポンプ 4手段と、 容器 2の底部に固定されて該底部を閉塞す る膜状弾性部材 5とを備えている。 容器 2の内部には液体を収容する中 空部 6が形成されている。
ポンプ手段 4は、 中空部 6内の液体を吸引するポンプ部 7と、 押圧操 作することにより該ポンプ部 7を作動させる押圧部 8とを備えている。 ポンプ部 7には、 中空部 6内の液体を吸引する吸引口 9が設けられてお り、 押圧部 8には、 該吸引口 9から吸引した液体を吐出する吐出口 1 0 が設けられている。 該ポンプ部 7は、 容器 2の頂部に形成された筒状の ポンプ収容部 1 1に収容されている。
膜状弹性部材 5は、 周縁部から中央部に向かって次第に肉厚となる形 状に形成されている。 そして、 膜状弾性部材 5の外周縁部は、 容器 2の 周壁外面に嵌着された底蓋部材 1 2 (本発明の蓋部材) により、 容器 2 との間に密封性を有して挟持されている。 底蓋部材 1 2は、 外部と膜状 弹性部材 5側とを連通する連通孔部 1 3を備えている。
中空部 6の内部に収容される液体としては、 例えば、 化粧用液、 液状 医薬品等を挙げることができる。
該吐出装置 1は、 ポンプ手段 4の押圧部 8を押圧して上下動を繰り返 すことにより中空部 6内の液体を吐出口 1 0から吐出することができる ( このときの吐出により中空部 6内の液体が減少すると、 中空部 6内が負 圧になる一方、 底蓋部材 1 2の連通孔部 1 3から流入する空気の大気圧 により、 膜状弾性部材 5が伸展する。
この結果、 膜状弹性部材 5は、 図 2に示すように、 外周部 5 bが容器 2の円筒状の周壁内面に密着し、 内周部 5 aが頂部 3方向にドーム状に 伸展する。 このとき、 膜状弾性部材 5の外周部 5 bは中空部 6の周壁内 面との接触摩擦により延伸が抑制されているが、 内周部 5 aは容器 2の 周壁内面と接触しないため自由に延伸し、 延伸量が犬になる。 しかし、 本実施形態では、 膜状弹性部材 5の内周部 5 aは外周部 5 bよりも肉厚 に形成されているので、 延伸量が大となっても破断するおそれがない。 なお、 ポンプ手段 4のポンプ部 7は前記ポンプ収容部 1 1に収容されて いるので、 中空部 6の内部で伸展した膜状弾性部材 5が吸引口 9に当接 して閉塞することが防止されており、 中空部 6内の液体を最後まで突出 することができる。
また、 内周部 5 aは延伸量が大となるに伴い次第に肉薄となり、 外部 の突起物等と接触して破断することが懸念される。 しかし、 本実施形態 では、 膜状弾性部材 5の外側に底蓋部材 1 2が配設されているので、 前 記のように肉薄となった膜状弾性部材 5の内周部 5 aが外部の突起物等 と接触しないように保護することができる。
膜状弹性部材 5は、 前記のように伸展するために、 5 0 0〜 2 0 0 0 %の破断伸びを備える柔軟な材料から形成されていることが望ましい, また、 膜状弾性部材 5は、 中空部 6の内部に収容された化粧用液や液状 医薬品といった液体と直接に接触するので、 その接触により膨潤、 硬化 等の変質を示さない耐薬品性を備えていることが望ましい。 さらに、 膜 状弾性部材 5は、 液体との接触により、 液体の色た香り等を変質させる ような成分が溶出させることがなく、 また、 逆に液体の成分を吸着しな いものであることが望ましい。
前記望ましい条件を備える材料として、 例えば、 水素添加スチレン系 エラストマ一を挙げることができる。 前記水素添加スチレン系エラスト マーは、 例えばスチレン—ブタジエン系またはスチレンーィソプレン系 の場合、 前記条件を満足させるために、 1 0重量%—トルエン溶液 ( 3 0 ) の粘度が 1 0 0 O m P · S以上の範囲にあり、 スチレンの含有量 が 1 5〜 3 5モル%の範囲にあることが好ましく、 さらに軟化剤を含ん でいることが好ましい。
また、 膜状弾性部材 5は、 容器 2の底部において、 底蓋部材 1 2によ り強固に固定されている。 即ち、 図 3 ( a ) に拡大して示すように、 膜 状弾性部材 5の外周縁に沿って起立する起立部 1 4が設けられ、 該起立 部 1 4が容器 2の底部端部 2 aと底蓋部材 1 2の周壁 1 5との間に挟持 されている。 これにより、 膜状弹性部材 5が高い柔軟性を備えていても 該膜状弾性部材 5を強固に固定することができる。 なお、 底蓋部材 1 2 は容器 2に接着剤により接着することが好ましいが、 それ以外には図示 しないが、 容器 2に底蓋部材 1 2を螺着するように構成してもよい。 また、 本実施形態の膜状弾性部材 5は、 図 3 ( a ) においては中空部 6の内方に向かって盛り上がり、 外側となる面が平坦になっているもの を示したが、 少なくとも内周部 5 aが外周部 5 bより肉厚となるような 形状であれば、 どのような形状であってもよい。 このような形状として 例えば、 図 3 ( b ) に示すように、 中空部 6側と外側とが共に凸面であ る場合、 或いは、 図 3 ( c ) に示すように、 中空部 6側が凸面で、 外側 が凹面である場合等を挙げることができる。 また、 膜状弾性部材 5は、 図 4に示すように、 外周部 5 bより肉厚の 内周部 5 aが段差を介して肉薄の外周部 5 bに連接された形状であって もよい。
また、 第 1の実施形態においては、 内外両面が円筒状の形状を備える 容器 2について説明しているが、 容器 2は少なくとも中空部 6が円筒状 であればよく、 外面形状はどのような形状であってもよい。
次に、 本発明の第 2の実施形態について説明する。 第 2の実施形態の 吐出装置 1 6は、 図 5に示すように、 容器 1 7の外形状が四角筒状とさ れ、 その内部に形成された液体を収容する中空部 1 8 (図 6参照) も四 角筒状に形成されている。 また、 図 6に示すように、 膜状弹性部材 1 9 は中空部 1 8の底部形状に対応して平面視四角形状に形成されており、 図 6に示すように、 周縁部から中央部に向って次第に厚みを増す形状に 形成されている。 詳細には、 膜状弹性部材 1 9は、 その各角部 1 9 aの 間に位置する直線縁 1 9 bから各角部 1 9 aに向って次第に厚みが増し. 更に中央部 1 9 cに向って厚みが増す形状とされている。 即ち、 本実施 形態のような四角形状の膜状弾性部材 1 9であるときには、 その周縁か ら対角線に向って次第に肉厚となる。 これにより、 液体の減少に伴って 伸展する膜状弹性部材 1 9は、 その伸展の過程において容器 1 7の角部 に円滑に密着するようになっている。 それ以外の構成は前述した第 1の 実施形態と同一である。
そして、 膜状弹性部材 1 9は、 平面視四角形状で四角筒状の中空部 1 8内に伸展することにより、 底面形状が四角形のドーム状に引き伸ばさ れる。 即ち、 こうして伸展された膜状弾性部材 1 9は、 図示しないが、 その各角部 1 9 a間の直線縁 1 9 b側から中空部 1 8の内壁に密着し、 各角部 1 9 aと中空部 1 8の内側角部との密着が少し遅れて生じる。 こ の間、 膜状弹性部材 1 9の中空部 1 8の内壁に密着した部分では中空部 1 8の内壁との摩擦によって伸びが抑制される。 一方、 膜状弾性部材 1 9の中空部 1 8の内壁に密着していない部分 (角部に対応する部分と中 央部 1 9 c ) が更に引き伸ばされる。 このとき、 膜状弾性部材 1 9は、 図 6に示すように、 その各角部 1 9 aの間に位置する直線縁 1 9 bから 各角部 1 9 aに向って次第に厚みが増し、 更に中央部に向って厚みが増 す形状とされているので、 中空部 1 8の内壁への密着が遅い部分ほど大 きな伸び量を得ることができる。 これにより、 中空部 1 8内の液体の量 が少なくなつて膜状弾性部材 1 9が比較的大きく引き伸ばされた状態と なっても、 該膜状弾性部材 1 9が引き伸ばし限界となることなく、 液体 の減少に追従し、 液体を最後まで円滑に吐出させることができる。
なお、 第 2の実施形態においては、 膜状弾性部材 1 9がその各角部 1 9 aの間に位置する直線縁 1 9 bから各角部 1 9 aに向って次第に厚み が増し、 更に中央部に向って厚みが増す形状であるものについて説明し ている。 しかし、 膜状弾性部材 1 9は少なくともその中央部 1 9 cが周 縁部より肉厚となる形状に形成されていればよく、 第 1の実施形態にお いて説明した図 4示の膜状弾性部材 5と同様の形状であってもよい。
また、 第 2の実施形態においては、 容器 1 7内の中空部 1 8の形状が 四角筒状であるものについて説明したが、 本発明によれば、 図示しない が、 三角筒状や六角筒状といった他の多角筒状の内部形状を有する容器 を採用することができる。 そして、 内部形状に対応して外形状を多角筒 状とすれば、 視覚的な美観を一層高めることができる。
また、 第 2の実施形態により示した容器 1 7は、 外形状と内部形状と が互いに対応するものを挙げたが、 本発明における容器の外形状は多角 筒状に限られるものではない。 この場合には、 容器を透明に形成すれば. 容器の外形状と異なる多角筒状の中空部 1 8が外部から視認可能となり . これによつても美観を向上させることができる。 次に、 本発明の第 3の実施形態について説明する。 第 3の実施形態の 吐出装置 2 0は、 図 7に示すように、 容器 2 1の外形状及びその内部に 設けられた中空部 2 2 (図 8参照) の形状が略円錐形状とされている。 容器 2 1の頂部 2 1 aには、 ポンプ手段 4が装着されており、 図 8に示 すように、 容器 2 1の底部には、 該底部を閉塞する膜状弾性部材 2 3が 設けられている。 更に、 膜状弾性部材 2 3の外側 (下側) には、 該膜状 弹性部材 2 3を覆う板状の底蓋部材 2 4が設けられている。 該底蓋部材 2 4には、 該底蓋部材 2 4と膜状弾性部材 2 3との間に空気を導入する ための連通孔部 2 5が形成されている。 該容器 2 1の外形状は底部に向 つて次第に外方に広がる略円錐形状であるので、 第 1の実施形態や第 2 の実施形態のような円筒形状或いは多角筒状の容器に比べて極めて倒れ 難く、 また、 視覚的に美観の高い形状となっている。
ポンプ手段 4は、 第 1の実施形態において説明したものと同様の構成 であるので説明を省略する。 また、 第 3の実施形態においても膜状弾性 部材 2 3はその材料として、 水素添加スチレン系エラストマ一が採用さ れている。
該吐出装置 2 0によれば、 先ず、 ポンプ手段 4による吐出により中空 部 2 2内の液体が減少すると、 図 8に仮想線示するように、 液体の減少 に応じて膜状弾性部材 2 3が中空部 2 2の上方に向ってドーム状に伸展 する。 このとき、 膜状弹性部材 2 3と底蓋部材 2 4との間には、 連通孔 部 2 5から空気が流入し、 膜状弾性部材 2 3は底蓋部材 2 4から離反し て円滑に引き伸ばされる。
更に、 容器 2 1の中空部 2 2の形状が円錐形状とされていることによ つて、 中空部 2 2の高さ寸法に対して中空部 2 2の底部の面積が広く形 成されている。 これにより、 中空部 2 2の内容量に対して膜状弹性部材 2 3の形状を大きく設けることができるので、 膜状弾性部材 2 3の引き 伸ばし限界をより大きくすることができる。 従って、 中空部 2 2内の液 体の量が少なくなつて膜状弾性部材 2 3が比較的大きく引き伸ばされた 状態となっても、 該膜状弾性部材 2 3が引き伸ばし限界となることなく . 液体の減少に追従し、 液体を最後まで円滑に吐出させることができる。
また、 容器 2 1の底部には底蓋部材 2 4が設けられていることにより . 膜状弾性部材 2 3への外部からの接触が防止されているので、 膜状弹性 部材 2 3の伸びが大となって肉薄となっても、 外部からの接触に起因す る不用意な破断を確実に防止することができる。
また、 膜状弾性部材 2 3は、 少なくともその中央部 2 3 bが周縁部 2 3 aより肉厚となる形状となっていることが好ましい。 具体的には、 図 9 ( a ) に断面視して示すように、 その周縁部 2 3 aから中央部 2 3 b に向って次第に肉厚となるように形成してもよく、 図 9 ( b ) に示すよ うに、 周縁部 2 3 aより肉厚の中央部 2 3 bが段差を介して肉薄の周縁 部 2 3 aに連接された形状であってもよい。 こうすることにより、 膜状 弹性部材 2 3の引き伸ばし限界を一層大とすることができる。 即ち、 ポ ンプ手段 4により吐出されることによって減少する液体に追従して膜状 弹性部材 2 3が伸展するときには、 図 8示のように、 周縁部 2 3 aから 徐々に中空部 2 2の周壁内面に密着する。 中空部 2 2の内面に密着した 部分の膜状弹性部材 2 3は、 中空部 2 2の内面との接触摩擦により伸び が抑制されるが、 膜状弾性部材 2 3の中央部 2 3 bは中空部 2 2の内面 と接触していないので更に大きく引き伸ばされる。 このとき、 膜状弹性 部材 2 3の中央部 2 3 bを肉厚とすることで、 十分な伸び量を得ること ができ、 液体の減少に円滑に追従して良好に伸展させることができる。 なお、 第 3の実施形態においては、 容器 2 1の内部形状が略円錐形状 であるものについて説明したが、 第 4の実施形態として、 図 1 0に示す ように、 外形状とその内部形状 (中空部 2 2の形状) が四角錐形状 (多 角錐形状) の容器 2 6を採用することができる。 容器 2 6の中空部 2 2 の形状が四角錐形状やその他の多角錐形状であっても、 中空部 2 2の高 さ寸法に対して底部の面積が広く形成されているので、 中空部 2 2の内 容量に対して大きな形状の膜状弹性部材 2 3となる。 従って、 中空部 2 2内の液体の量が少なくなつて膜状弾性部材 4が比較的大きく引き伸ば された状態となっても、 該膜状弾性部材 2 3が引き伸ばし限界となるこ となく、 液体の減少に追従し、 液体を最後まで円滑に吐出させることが できる。
また、 図示しないが、 膜状弾性部材 2 3は四角錐形状の中空部 2 2の 底部形状に対応して四角形となるので、 その形状に対応して周縁部 2 3 aから中央部 2 3 bにかけて次第に肉厚となるように形成してもよい。 即ち、 図 8を参照して説明すれば、 中空部 2 2の形状が四角錐であると, 膜状弾性部材 2 3が伸展する過程において中空部 2 2内の四つの角への 膜状弾性部材 2 3の密着よりも先に中空部 2 2内の平坦面の部分への膜 状弾性部材 2 3の密着が生じる。 これによつて、 中空部 2 2内の平坦面 の部分に密着した膜状弹性部材 2 3の伸びが抑制される。 このとき、 膜 状弾性部材 2 3を中空部 2 2の底部形状に対応して次第に肉厚となるよ うに形成しておく ことによって、 中空部 2 2の四つの角に対応する部分 の膜状弾性部材 2 3が中空部 2 2の四つの角に密着するまで十分な伸び 量を得ることができ、 膜状弾性部材 2 3をバランスよく伸展させること ができる。
また、 第 3の実施形態及び第 4の実施形態により示した容器 2 1, 2 6は、 外形状と中空部 2 2形状とが互いに対応するものを挙げたが、 本 発明における容器の外形状は円錐形状や多角錐形状に限られるものでは ない。 この場合には、 容器を透明に形成すれば、 容器の外形状と異なる 円錐形状や多角錐形状の中空部 2 2が外部から視認可能となり、 これに よっても美観を向上させることができる。
次に、 本発明の第 5の実施形態について説明する。 第 5の実施形態の 吐出装置 2 7は、 図 1 1示のように、 大略球状の容器 2 8と、 容器 2 8 の頂部 2 8 aに装着されたポンプ手段 4と、 容器 2 8の底部に固定され て該底部を閉塞する膜状弹性部材 2 9とを備えている。 容器 2 8は底部 が平坦であり、 容器 2 8の内部に備える中空部 3 0の形状も容器 2 8の 外形状に対応して大略球状に形成されている。 そして中空部 3 0の内部 には液体が収容される。 中空部 3 0の形状は、 後述するように中空部 3 0内において大略球状に伸展したときの膜状弾性部材 2 9の形状に対応 するように形成されている。 また、 容器 2 8の底部における膜状弹性部 材 2 9の下側には、 該膜状弾性部材 2 9を覆う板状の底蓋部材 3 1が設 けられている。 該底蓋部材 3 1には、 該底蓋部材 3 1 と膜状弾性部材 2 9との間に空気を導入するための連通孔部 3 2が形成されている。
ポンプ手段 4は、 第 1の実施形態において説明したものと同様の構成 であるので説明を省略する。 また、 第 5の実施形態においても膜状弾性 部材 2 9はその材料として、 水素添加スチレン系エラストマ一が採用さ れている。
次に、 第 5の実施形態の吐出装置 2 7の作動を説明する。 該吐出装置 1によれば、 先ず、 ポンプ手段 4を上下動させることにより液体が吐出 される。 このときの吐出により中空部 3 0内の液体が減少すると、 図 1 1に仮想線示するように、 それに応じて膜状弾性部材 2 9が中空部 3 0 内においてその上方に向って略球状に伸展する。 このとき、 膜状弹性部 材 2 9と底蓋部材 3 1との間には、 連通孔部 3 2から空気が流入し、 膜 状弹性部材 2 9は円滑に引き伸ばされる。
ここで、 前記中空部 3 0の形状は、 膜状弾性部材 2 9の伸展形状 (図 1 1中仮想線示する) に対応する大略球状に形成されている。 これによ り、 中空部 3 0内の液体の減少に伴って大略球状に伸展される膜状弾性 部材 2 9は中空部 3 0内の液体が殆ど無くなるまで、 中空部 3 0の内壁 に密着されない。 膜状弹性部材 2 9は、 その伸展過程において中空部 3 0の内面等に密着すると、 その密着部分は中空部 3 0の内壁との接触摩 擦によって伸びが抑制されるが、 第 5の実施形態のように中空部 3 0の 形状が膜状弾性部材 2 9の伸展形状に対応することによって、 膜状弾性 部材 2 9の伸展過程における中空部 3 0の内壁との接触が極めて少ない 従って、 中空部 3 0内部で伸展する膜状弾性部材 2 9は、 略均一に抵抗 無く引き伸ばされ、 液体の減少に良好に追従して液体を最後まで円滑に 吐出させることができる。
また、 膜状弾性部材 2 9は、 少なくともその中央部 2 9 bが周縁部 2 9 aより肉厚となる形状となっていることが好ましい。 具体的には、 図 1 2 ( a ) に断面視して示すように、 その周縁部 2 9 aから中央部 2 9 bに向って次第に肉厚となるように形成してもよく、 また、 図 1 2 ( b ) に示すように、 周縁部 2 9 aより肉厚の中央部 2 9 bが段差を介 して肉薄の周縁部 2 9 aに連接された形状であってもよい。 こうするこ とにより、 引き伸ばし限界を一層大とすることができる。 即ち、 ポンプ 手段 4により吐出されることによって減少する液体に追従して膜状弾性 部材 2 9が伸展するときには、 その周縁部 2 9 aよりも中央部 2 9 が 大きく引き伸ばされる。 このとき、 膜状弾性部材 2 9の中央部 2 9 bを 肉厚とすることで、 十分な伸び量を得ることができ、 液体の減少に円滑 に追従して良好に伸展させることができる。
また、 第 5の実施形態の容器 2 8は、 図 1 1に示すように、 内部形状 に合わせて外形状を大略球形状に形成することが極めて容易に行なえ、 視覚を通じて美観を喚起することができる。
また、 第 5の実施形態により示した容器 2 8は、 外形状と中空部 3 0 の形状とが互いに対応する大略球形状に形成されたものであるが、 本発 明はこれに限るものではなく、 図示しないが、 大略球形状の中空部 3 0 と異なる形状を容器の外形状としてもよい。 このとき、 容器を透明に形 成すれば、 大略球形状の中空部 3 0が容器の外部から視認可能となり、 これによつても美観を向上させることができる。
次に、 本発明の第 6の実施形態について説明する。 第 6の実施形態の 吐出装置 3 3は、 図 1 3に示すように、 外形状に対応する中空の内部形 状を有する容器 3 4と、 容器 3 4の頂部 3 4 aに装着されたポンプ手段 4とによって構成されている。 容器 3 4は、 図示するように略中央部の 全周にわたる縮径部 3 5が形成され、 一対の球体が合体したような所謂 ひょうたん型とされている。 容器 3 4の内部において、 縮径部 3 5を介 して上部 (略上半部) は略球形状の第 1中空部 3 6とされ、 縮径部 3 5 を介して下部 (略下半部) は平坦な底部を備える第 2中空部 3 7とされ ている。 縮径部 3 5に位置する第 1中空部 3 6と第 2中空部 3 7との間 には第 1中空部 3 6を閉塞して伸展自在の膜状弾性部材 3 8が設けられ ている。
該膜状弾性部材 3 8は、 図 1 3に示すように、 容器 3 4が空の状態で は略平板状に第 1中空部 3 6と第 2中空部 3 7との間を仕切っており、 第 1中空部 3 6を密封性を有して閉塞している。 そして、 容器 3 4の内 部に液体が充填されると、 図 1 4に示すように、 液体は、 膜状弾性部材 3 8によって閉塞された第 1中空部 3 6内に収容されると共に、 膜状弹 性部材 3 8が第 2中空部 3 7の内面に沿って伸展して、 液体が膜状弾性 部材 3 8の内部に収容される。
前記ポンプ手段 4は、 第 1の実施形態において説明したものと同様の 構成であるので説明を省略する。 また、 第 6の実施形態においても膜状 弾性部材 3 8はその材料として、 水素添加スチレン系エラストマ一が採 用されている。 また、 容器 3 4の第 2中空部 3 7の底部には、 該第 2中 空部 3 7と膜状弾性部材 3 8との間に空気を導入するための連通孔部 3 9が形成されている。
次に、 第 6の実施形態の吐出装置 3 3の作動を説明する。 該吐出装置 3 3によれば、 ポンプ手段 4を上下動させることにより液体を吐出する ことができる。 このときの吐出により容器 3 4内の液体が減少すると、 図 1 4に示すように、 それに応じて第 2中空部 3 7内の膜状弹性部材 3 8が収縮して第 2中空部 3 7の内面から離反し、 第 1中空部 3 6と第 2 中空部 3 7との間において一旦平板状に復元する。 このとき、 膜状弹性 部材 3 8と第 2中空部 3 7との間には連通孔部 3 9から空気が流入し、 膜状弾性部材 3 8は円滑に収縮される。
そして更に容器 3 4内の液体が減少すると、 図 1 4に示すように、 膜 状弾性部材 3 8は第 1中空部 3 6の内部に向って略球状に伸展し、 液体 の減少に良好に追従して液体を最後まで円滑に吐出させることができる, なお、 第 6の実施形態の容器 3 4における第 1中空部 3 6は略球状に 形成されている。 これによつて、 膜状弹性部材 3 8の伸展形状に略対応 する。 これによれば、 膜状弾性部材 3 8の伸展過程における第 1中空部 3 6の内面との接触が極めて少なく、 第 1中空部 3 6内部で伸展する膜 状弾性部材 3 8は、 その周縁部から中央部まで略均一に抵抗無く引き伸 ばされるので、 液体の吐出を円滑に行なうことができる。
ところで、 膜状弾性部材 3 8は、 その伸展過程において容器の内面等 に密着すると、 その接触摩擦によって伸びが抑制される。 そこで、 膜状 弾性部材 3 8を、 少なくともその中央部 3 8 aが周縁部 3 8 bより肉厚 となる形状に形成することにより、 引き伸ばし限界を一層大とすること ができる。 即ち、 吐出されることによって減少する液体に追従して膜状 弾性部材 3 8が伸展するとき、 膜状弾性部材 3 8の周縁部 3 8 bが第 1 中空部 3 6の周壁内面に密着しても、 膜状弾性部材 3 8の中央部 3 8 a は第 1中空部 3 6の内面と接触していないので十分な伸び量を得ること ができる。
前記形状を備える膜状弾性部材 3 8は、 図 1 5 ( a ) に断面視して示 すように、 その周縁部 3 8 bから中央部 3 8 aに向って次第に肉厚とな るように形成してもよく、 図 1 5 ( b ) に示すように、 周縁部 3 8 bよ り肉厚の中央部 3 8 aが段差を介して肉薄の周縁部 3 8 bに連接された 形状であってもよい。
また、 第 1中空部 3 6と第 2中空部 3 7 との境界位置に膜状弹性部材 3 8を設けることにより、 第 1中空部 3 6と第 2中空部 3 7との形状に 殆ど影響されることなく、 内部の液体を残らず効率良く吐出することが できる。 例えば、 図示しないが、 第 1中空部 3 6と第 2中空部 3 7との 形状を互いに異なるものとして、 その境界位置に膜状弾性部材 3 8を設 けることで、 美観に優れて香水や化粧品を収容するために好適とするこ とができる。
第 6の実施形態においては、 容器 3 4の第 1中空部 3 6と第 2中空部 3 7との境界位置に縮径部 3 5を備えるものについて説明したが、 それ 以外には第 7の実施形態として、 例えば図 1 6に示すように、 容器 4 0 を円筒状に形成し、 第 1中空部 4 1 と第 2中空部 4 2とを連続する円筒 形状としたものを挙げることができる。 この場合には、 前述した略球形 の第 1中空部 4 1 と異なり、 膜状弾性部材 3 8は、 その伸展に伴う第 1 中空部 4 1の内周面及び第 2中空部 4 2の内周面との接触面積が比較的 大きくなる。 そこで、 前述したように、 膜状弾性部材 3 8を、 少なくと もその中央部 3 8 aが周縁部 3 8 bより肉厚となる形状に形成すること により、 第 1中空部 4 1の内周面及び第 2中空部 4 2の内周面との接触 が小となる中央部 3 8 aの伸び量が十分に確保され、 液体を円滑に吐出 することができる。 しかも、 膜状弾性部材 3 8は第 1中空部 4 1 と第 2 中空部 4 2との境界位置にあって、 容器 4 0全体に液体が充填されてい るときには第 2中空部 4 2内に伸展状態とされ、 液体が減少すると第 1 中空部 4 1内に伸展するので、 容器 4 0の容量に対して約 1 / 2の伸び 量で内部の液体の減少に追従させることができるので、 例えば、 デザィ ン性を向上させるために容器を高さ方向に細長く形成しても膜状弾性部 材 3 8の破れ等を防止して液体を円滑に吐出させることができる。
このように、 本発明の構成を採用することにより、 容器の内部の液体 を円滑に吐出させることができるだけでなく、 容器のデザィン性を容易 に向上させることができる。
なお、 上記の各実施形態により示した容器 3 4, 4 0は、 外形状と内 部形状とが互いに対応するものを挙げたが、 本発明における容器の外形 状はひょうたん型や円筒状といった形状に限られるものではない。 この 場合には、 容器を透明に形成すれば、 容器の外形状と異なる形状の内部 が外部から視認可能となり、 これによつても美観を向上させることがで さる。 産業上の利用可能性
本発明は、 容器の密封状態を確実に維持して吐出することができるの で、 外気に接触して変質しやすい液状薬品を収納する容器として適して いる。 また、 デザイン性の高い容器を採用することが可能なので、 液状 の芳香剤、 香水、 整髪剤、 又は液状化粧品等を収納する容器として適し ている。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . 容器内に収納された液体を、 該容器に備えるポンプ手段により吐出 する吐出装置であって、 前記容器は、 前記液体を収容する中空部と、 該 中空部を閉塞する膜状弹性部材とを備え、 該膜状弾性部材は、 ポンプ手 段により前記中空部内の液体が吐出されて減少するに従って該中空部の 内部に向って伸展することを特徴とする吐出装置。
2 . 前記膜状弾性部材は、 前記容器の底部側に設けられて前記中空部を 閉塞し、 該中空部内の液体の減少に伴い該中空部の内周壁面に沿って伸 展することを特徴とする請求の範囲第 1項記載の吐出装置。
3 . 前記膜状弾性部材は、 水素添加スチレン系エラストマ一からなるこ とを特徴とする請求の範囲第 1項記載の吐出装置。
4 . 前記ポンプ手段は、 容器内に位置して容器内の液体を吸引するボン プ部と、 該ポンプ部により吸引した液体を吐出する吐出口を備えて押圧 操作することにより該ポンプ部を作動させる押圧部とを備え、 前記容器 は、 前記ポンプ手段を取り付けるポンプ取付部を備え、 該ポンプ取付部 は、 ポンプ手段の容器内に位置するポンプ部を前記中空部内において伸 展する前記膜状弾性部材が当接するのを回避する位置に収容するポンプ 収容部を備えることを特徴とする請求の範囲第 1項記載の吐出装置。
5 . 前記容器は、 前記膜状弾性部材の外側を覆う蓋部材を備え、 該蓋部 材は容器の外側と膜状弹性部材に対向する側とで通気自在に連通する連 通孔部を備えることを特徴とする請求の範囲第 1項記載の吐出装置。
6 . 前記容器は、 透明材料により形成されていることを特徴とする請求 の範囲第 1項記載の吐出装置。
7 . 前記容器は、 前記中空部の形状が円筒状に形成されていることを特 徵とする請求の範囲第 1項記載の吐出装置。
8 . 前記容器は、 前記中空部の形状が多角筒状に形成されていることを 特徴とする請求の範囲第 1項記載の吐出装置。
9 . 前記容器は、 前記中空部の形状が底部に向かって次第に広がる円錐 状に形成されていることを特徴とする請求の範囲第 1項記載の吐出装置,
1 0 . 前記容器は、 前記中空部の形状が底部に向かって次第に広がる多 角錐状に形成されていることを特徴とする請求の範囲第 1項記載の吐出
1 1 . 前記膜状弾性部材は、 前記中空部の一部を閉塞して該中空部内の 液体が吐出されて減少するに従って該中空部の内部に向って大略球状に 伸展し、 前記容器は、 前記中空部の形状が前記膜状弾性部材の伸展形状 に対応する大略球状に形成されていることを特徴とする請求の範囲第 1 項記載の吐出装置。
1 2 . 前記膜状弾性部材は、 前記容器の底部に設けられて該底部の内周 形状に対応する形状に形成されていると共に、 少なくとも中央部が周縁 部より肉厚に形成されていることを特徴とする請求の範囲第 1項記載の 吐出装置。
1 3 . 前記膜状弾性部材は、 前記中空部の内周形状に対応して各角部間 の直線縁から各角部に向って次第に肉厚となり、 更に各角部から中央部 に向って次第に肉厚となることを特徴とする請求の範囲 8又は 1 0項記 載の吐出装置。
1 4 . 前記容器は、 その略上半部に形成されて前記液体を収容可能な第 1中空部と、 略下半部に形成されて前記液体を収容可能な第 2中空部と を備え、 前記第 1中空部と前記第 2中空部との境界位置には、 前記第 1 中空部を閉塞する前記膜状弹性部材が設けられ、 前記第 2中空部には、 その外部から該第 2中空部内に空気を導入自在とする連通孔部が設けら れ、 前記第 2中空部においては該第 2中空部内に伸展した前記膜状弾性 部材の内側に液体が収容され、 該膜状弾性部材は、 前記ポンプ手段の吐 出による容器内の液体の減少に応じて第 2中空部内においては収縮し、 第 1中空部内においては容器頂部に向って伸展することを特徴とする請 求の範囲第 1項記載の吐出装置。
1 5 . 前記容器には、 前記第 1中空部と前記第 2中空部との境界位置に おいてその内周壁全周にわたって縮径された縮径部が形成されており、 前記膜状弹性部材は該縮径部に設けられていることを特徴とする請求の 範囲第 1 4項記載の吐出装置。
1 6 . 前記膜状弾性部材は、 少なくとも中央部が周縁部より肉厚に形成 されていることを特徴とする請求の範囲第 1 4項又は第 1 5項記載の吐 出装置。
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