JPH05147666A - 可変自噴式容器 - Google Patents

可変自噴式容器

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Publication number
JPH05147666A
JPH05147666A JP3339621A JP33962191A JPH05147666A JP H05147666 A JPH05147666 A JP H05147666A JP 3339621 A JP3339621 A JP 3339621A JP 33962191 A JP33962191 A JP 33962191A JP H05147666 A JPH05147666 A JP H05147666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
container
variable self
contents
nozzle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3339621A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Matsumuro
康彦 松室
Minoru Kuriki
稔 栗木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP3339621A priority Critical patent/JPH05147666A/ja
Publication of JPH05147666A publication Critical patent/JPH05147666A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吐出量の微調整が容易であって、しかも使用
する内容物の粘度についての制約のない可変自噴式容器
を提供する。 【構成】 可撓性のチューブ4を調整手段5のローラ5
1によって一部押潰することにより、チューブ4内にて
内容物が通過可能な断面積が変化し、これによって内容
物の通過量及び吐出量が微調整できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガスを使用しない自
噴式の可変自噴式容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】接着剤や歯みがき用の容器として粘度の
高い内容物を充填させた金属製のチューブや樹脂製のラ
ミネートチューブが広く使用されており、指で押し出す
等の操作によって内容物を簡単に吐出させることができ
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
チューブを用いた容器では、指先での押し具合で吐出量
の調整を行っていたので、微妙な押し加減で吐出量が大
きく変化し易い。しかもこのような容器では、連続的
で、極く少量ずつの吐出作業等を行うのが困難であり、
さらに塗布の斑が発生し易いといった不都合を生じてい
る。そこで、この発明は、上記した従来の欠点に鑑み、
吐出量の微調整が容易であって、しかも使用する内容物
の粘度に関し殆ど制約のない可変自噴式容器を提供する
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この請求項1に係
る発明は、膨張自在の膜からなる袋を容器内に収容し、
この袋に貯蔵された内容物を取出口から取出す可変自噴
式容器であって、内容物の吐出量を調整する調整手段を
設けたものである。また、この発明は、調整手段が、チ
ューブの配管方向に対して傾斜した方向に移動しチュー
ブの押潰断面を連続的に変更するローラを備えたもので
ある。また、この発明は、調整手段が、チューブを押潰
方向に移動可能なネジを備えたものである。
【0005】
【作用】この発明の可変自噴式容器は、可撓性のチュー
ブを調整手段によって部分的に押潰することにより、チ
ューブ内の内容物が通過可能な断面積を変更し、内容物
の通過量をさらには吐出量を微調整することができる。
【0006】
【実施例】以下この発明の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。図1はこの発明の第1実施例に係
る可変自噴式容器を示すものであり、この可変自噴式容
器は、容器本体1と、この容器本体1に収容した袋2
と、この袋2とノズル体3内の取出口3aとの間を連通
するチューブ4と、このチューブ4の一部を押潰する調
整手段5と、チューブ4と袋2との間に設けた弁体6と
から構成されている。袋2は、流体、特に粘性流体等の
内容物に対し耐性のある材料であって、しかも膨張自在
の膜で形成されており、上部の開口部2aが後に説明す
る弁6の一部を構成する弁座65と連通された状態で固
定されている。ノズル体3は、容器本体1の上部に設け
た開口部に固着されており、中空状でかつ先端側が窄ん
だテーパ状に形成されている。なお、このノズル体3
は、後に説明するローラ51,管体3fと同様に一般の
熱可塑性樹脂が使用可能であり、例えばアクリル樹脂,
ABS樹脂,ポリプロピレン樹脂,超高分子、高分子ポ
リエチレン樹脂,テフロン樹脂,ナイロン樹脂,ポリア
セタール樹脂,塩化ビニル樹脂,スチレン樹脂,シス1
・4ポリブタジエン樹脂,ウレタン樹脂等が考えられ
る。特にこのノズル体3は、ローラ51の軸52と共に
摺動性の向上を図るためナイロン樹脂,ポリアセタール
樹脂,ポリプロピレン樹脂等を使用して形成するのが好
ましい。
【0007】チューブ4は、後に説明する調整手段5の
一部を構成するローラ51によって断続的に押し潰すこ
とができるような可撓性を有する柔軟な管が使用されて
いる。そして、このチューブ4は、その一端が取出口3
aと連通したノズル体3内の取入口3eに固着されてい
ると共に、他端がノズル体3内の下部と一体に固設した
管体3fに固着されている。なお、このチューブ4の形
成材料としては天然ゴム,スチレンブタジエンゴム,ウ
レタンゴム,イソプレンゴム,ブタジエンゴム,ニトリ
ルゴム,エチレンプロピレンゴム等のゴム弾性体の他
に、熱可塑性エラストマーとしてスチレンブタジエンス
チレン共重合体,水素添加スチレンブタジエンスチレン
共重合体,フッ素ゴム,オレフィン系エラストマー,無
可塑塩化ビニール等が可能であるが、特にこれらに限定
されるものではない。
【0008】調整手段5は、チューブ4の一部を押潰し
て内容物が通過可能な断面を挾めることにより内容物の
吐出量を微調整するものであり、この実施例ではノズル
体3内をスライドするローラ51で構成されている。こ
の実施例のローラ51は、チューブ4の配管方向に対し
一定角度に傾斜した内壁3bに係合する軸52を有して
おり、指先等で移動させない限りチューブ4と内壁3b
との間に摩擦力で固定されるようになっている。そのた
め、このローラ51の外周面には微小な凹凸が形成され
ている。なお、このノズル体3には、指先等での操作の
ためローラ51の一部を外部へ突出するための長溝3c
が形成されていると共に、この長溝3cと対向するノズ
ル体3の内壁面にはチューブ4の中間部が固定支持され
る支持面3dが形成されている。弁体6は、チューブ4
と袋2との間の通路を開放し、袋2に貯蔵された内容物
を外部に取出すためのものである。この実施例では、ノ
ズル体3を図1中下方(点線方向)に押下すると、ノズ
ル体3に固着したステム3fがノズル体3と容器本体1
の開口部との間のシールを行うガスケット63中央の孔
を通過し、スプリング66の弾性力に抗して弁64を押
下し、これによって弁座65内の中空部65aとチュー
ブ4との間が連通するように構成されている。
【0009】従って、この実施例によれば、図1におい
てローラ51を指先等で押動してその位置を移動させる
ことにより、例えば吐出量を減ずるときには上方へ移動
させてチューブ4を大きく押潰して通路を大幅に挾めれ
ば良い。このようにローラ51を適宜移動することによ
り、吐出量が連続的に無段階に調整できる。なお、この
発明者が各種内容物について各種実験を行なったとこ
ろ、次表のような結果が得られた。ただし、この可変自
噴式容器ではノズル体3,ローラ51を共にポリアセタ
ールで形成すると共に、チューブ4を無可塑塩化ビニー
ル樹脂で形成し、袋2の標準内圧を2.5KG/cm2
内容物の標準充填量を70ccとして実験を行った。
【0010】
【表1】
【0011】次に、この発明の第2実施例について図2
を参照しながら説明する。なお、この実施例において図
1と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
この第2実施例の可変自噴式容器は、ノズル体3′が側
方に配向配置した取出口3a′を有すると共に、チュー
ブ4が略直角に折曲した状態で配設されており、かつ調
整手段5としてネジ53を用いたスクリュー式のもので
流量調整を行うように構成されている。チューブ4は、
その一端が取出口3a′と連通したノズル体3′内の取
出口3e′に固着されていると共に、他端がノズル体
3′に一体に固設した管体3f′に固着されている。調
整手段5は、ネジ53を固着した円板状の操作ノブ54
を回転することによってノズル体3′に螺合するネジ5
3の頭部53aが前後に移動し、これによってチューブ
を押潰してそのチューブ4内の内容物が通過する断面積
を変更させるようになっている。従って、この第2実施
例によれば、第1実施例のものに比べチューブ4を折曲
げてコンパクトに収納させてある分だけノズル体3′の
小型化が可能である。
【0012】なお、この実施例では弁体6として第1実
施例と同一のものが用いられているが、特にこれに限定
されるものではない。例えばノズル体3を連続的に押し
下げる手間を省く為に弁体6とノズル体3を一時的に固
定し、内容物を連続的に押し出す方法、例えば図1,図
2の3g内面にスクリュー溝を設け、その回転によりノ
ズル体3を一時的に下方へ移動させた状態で弁体6と固
定する等の方法も可能である。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
る可変自噴式容器によれば、可撓性チューブを調整手段
によって一部押潰して内容物が通過する管内の通過断面
積を変更し、これによって内容物の吐出量の微調整を極
めて容易に、しかも無段階に連続的に行うことができ、
特に使用量の僅かな頭皮料等の容器として好適である。
また、この発明に係る可変自噴式容器によれば、フロン
等の有害ガスを使用する必要がなく、しかも粘度につい
て特に制限がないので、各種粘度の内容物について自由
に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係る可変自噴式容器を
示す要部破断図。
【図2】この発明の第2実施例に係る可変自噴式容器を
示す要部破断図。
【符号の説明】
1 容器本体 2 袋 3,3′ ノズル体 4 チューブ 5 調整手段 51 ローラ 53 ネジ 6,6′ 弁体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨張自在の膜からなる袋を容器内に収容
    し、この袋に貯蔵された内容物を取出口から取出す可変
    自噴式容器であって、 内容物の吐出量を調整する調整手段を設けたことを特徴
    とする可変自噴式容器。
  2. 【請求項2】 調整手段が、チューブの配管方向に対し
    て傾斜した方向に移動しチューブの押潰断面を連続的に
    変更するローラを備えたことを特徴とする請求項1に記
    載の可変自噴式容器。
  3. 【請求項3】 調整手段が、チューブを押潰方向に移動
    可能なネジを備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    可変自噴式容器。
JP3339621A 1991-11-28 1991-11-28 可変自噴式容器 Pending JPH05147666A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3339621A JPH05147666A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 可変自噴式容器

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JP3339621A JPH05147666A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 可変自噴式容器

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JPH05147666A true JPH05147666A (ja) 1993-06-15

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JP3339621A Pending JPH05147666A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 可変自噴式容器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004018321A1 (ja) * 2002-08-26 2004-03-04 Kabushiki Kaisha Top 吐出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004018321A1 (ja) * 2002-08-26 2004-03-04 Kabushiki Kaisha Top 吐出装置
CN100447060C (zh) * 2002-08-26 2008-12-31 株式会社托普 排出装置

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