WO2003041923A1 - Bloc pour agrafes - Google Patents

Description

明 細 書 ステープノレパック 技術分野

この発明は、 電動ステープラに用いる捕充用のステーブルに関するものであり 、 特に、 パッケージのまま装填できるようにして取扱いの容易化を図ったステー プルパックに関するものである。 背景技術

従来は電動ステープラのステープルカ一トリッジ内のステープルを使い切った ときは、 ステープルカ一トリッジ全体 交換する使い捨て式が一般的であったが 、 資源の節約および廃棄物の削減を図ってステープルシートを補充できるように した詰替え式のステープルカ一トリッジが普及してきている。 補充用のステープ ルは、 直線ステープルを並列に接着したステーブルシートを積重ねて紙や樹脂シ ートの結束バンドで縛り、 紙箱に入れた形態で提供されていて、 紙箱からステー プルシートの束を取り出してステープルカートリッジに装填し、 バンドを取外し てステープルカ一トリッジのカバーを閉め、 ステープルカ一トリッジを電動ステ 一ブラへ装着する。 発明の開示

従来の補充用ステープルシートは、 装填後にステープルシートを束ねている結 束バンドを取外さなければならないが、 装填する前に誤ってバンドを取外してし まうと、 ステープルシートの束が分散して一回で装填できなくなったり、 取り落 としてステーブルシートが分裂したりすることがある。 そこで、 補充用ステープ ルシートの取扱いを容易化するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ り、 本発明は上記課題を解決することを目的とする。

この発明は、 上記目的を達成するために提案するものであり、 ステープル詰替 え式のステープ カートリッジへ装填して使用するステープ 4/パックであって、 直線ステープルを並列に接着したステープルシートを積重ねて箱型パック内に収 容したステープ パックにおいて、

箱型パックの上面の前後中間部から前端に至り、 前面上縁部に形成したステープ ル出口へ連続する上面窓と、 背面の左右中央に上下両端に亘つて設けた背面窓と 、 背面窓の下端に連続する底面窓とを設け、 ステープルカートリッジへ装填した 際に、 ステープル送り爪が上面窓を通じてステーブルシートへ接触し、 ステープ ルカ一トリッジ内の押圧板が底面窓を通じてステープルシートへ接触するように 形成したステープルパックを提供するものである。 図面の簡単な説明

図 1 (a)及ぴ 1 (b)は、 本発明の実施の一形態を示し、 図 1 (a)はステープルシ 一トを収納したステープルバックの斜視図、 図 1 (b)はステープルパックの斜視 図である。

図 2は、 ステープルカートリッジと電動ステープラの斜視図である。

図 3は、 ステープルカートリッジを示し、 スライ ドドアを開けた状態の斜視図 である。

図 4は、 電動ステープラヘステープルカートリッジを装着した状態の斜視図で める。 .

図 5は、 ステープルカ >~トリツジヘステープルパックを装填した状態の斜視図 である。

なお、 図中の符号、 1はステープルパック、 2はステープルシート、 3は上面窓 、 4は底面窓、 5は背面窓、 6はステープル出口、 13はステープルカートリッジ、 1 4は開口部、 15はガイドレール部、 16はスライ ドドア、 17は引張りコイルバネ、 1 8は圧縮コイルバネ、 1⁹は押圧板である。 発明を実施するための最良の形態

以下、 この発明の実施の一形態を図に従って詳述する。 図 1 (a)及び 1 (b)は、 ス テープルパック 1を示し、 図 1 (a)はステープルシート 2を収納した出荷時の状態を 示し、 図 1 (b)はステープ^/シート 2を使い切った空の状態を示している。 ステー プルパック 1はステープルシート 2の平面寸法に合わせて形成した紙製の箱であり 、 上面窓 3と底面窓 4と背面窓 5が形成されている。 底面窓 4は後述するステープル カートリッジの押圧板の形状に合わせて八角形であり、 背面左右中央の上下両端 に！:る縦長の背面窓 5とつながっている。 上面窓 3は前後中間部から前端に達して いてステープルカートリッジ内のステープル送り爪の作動範囲をカバーしている 。 前面 （図において紙面の奥側） の上端部には全幅に亘るスリット状の出口 6が 形成されていて、 図 1 (a)において最上段のステープルシートが出口 6を通じて前 方へ送出される。

次にステーブルパック 1を使用するステープルカ一トリッジについて説明する 。 図 2において 11は電動ステープラのドライバユニットであり、 複写機 （図示せ ず） の内部に複写機の印刷面の関係から通常とは上下を逆転した姿勢で配置され 、 ドライバュエツト 11から上方のクリンチヤュニット (図示せず) に向けてステ 一プルを射出する。 ドライバユニット 11のカートリッジ収容部 12へ着脱自在なス テープルカートリッジ 13は、 背面に開口部 14が形成されていて、 左右両側面の後 端に形成した縦方向のガイドレール部 15にスライドドア 16が係合している。 ステ 一プルカートリッジ 13の左右両側面の上部とスライドドア 16とに架設した引張り コイルバネ 17により、 スライドドア 16は上方へ引上げられている。 また、 ステー プルカートリッジ 13の内部には後述する押圧板が内蔵されており、 押圧板は内底 面に設置した圧縮コイルバネ 18により上方へ押し上げられている。 スライドドア 16の前面 （カートリッジ内部側の面） の中央下端部には溝 （図示せず） が形成さ れていて、 押圧板の後端部は溝の位置まで突出しており、 図 3に示すように、 ス ライドドア 16を下方へ押し下げると、 押圧板 19の後端部が溝に係合して図のよう に押圧板 19も同時に下降する。

図 4は電動ステープラのドライバュュット 11ヘステ プルカートリッジ 13を装 着した状態を示し、 ステープルカ一トリッジ 13ヘステープルパック 1を装填する にあたっては、 図のようにスライドドア 16ならびに押圧板 19を下方へ押し下げ、 ステープルカ一トリッジ 13の後方からステープルカ一トリッジ 13内ヘステープノレ パック 1を揷入する。 ステーブルパック 1揷入後にスライドドア I⁶の押し下げを解 除すると、 図 5に示すように、 スライドドア 16は引張りコイルバネ 17に引かれて 初期位置へ上昇し、 ステーブルパック 1の背面がカバーされる。 押圧板 19はステ 一プルパック 1の底面窓 4を通じてステープルシート 2の下面に弾接し、 ステープ ルパック 1全体をステープルカ一トリッジ 13の内部天井面へ押し付ける。 ステー プルカートリッジ 13内の上部にある送り爪 (図示せず) は、 ステープルパック 1 の上面窓 3に露出している最上段のステープルシート 2の上面に接触し、 電動ステ 一ブラのステーブル送り機構により前後に往復駆動されて最上段のステープルシ ートを前方へ送出す。 背面窓 5は、 ステープルシートの枚数の減少に伴って押圧 板 19が上昇していくときの逃げ溝として設けられている。

ステープルを使い切ったときは、 スライドドア 16及び押圧板 19を押し下げて空 のステープルパック 1を引き抜き、 新しいステープルパックを装填すれば直ちに 使用可能となる。

尚、 この発明は上記の実施形態に限定するものではなぐ、 この発明の技術的範 囲内において種々の改変が可能であり、 この発明がそれらの改変されたものに及 ぶことは当然である。

本出願は、 2001年 11月 15日出願の日本特許出願 （特願 2001-350670) に基づく ものであり、 その内容はここに参照として取り込まれる。 産業上の利用可能性

以上説明したように、 本発明のステーブルパックは、 ステープルカートリッジ の送り爪や押圧板がステープルシートへ接触できる窓とステープルシートの出口 とを形成し、 そのままステープルカートリッジへ装填できるようにしたので、 従 来の補充用ステープルシートとは異なり、 パッケージを開梱したり結束バンドを 取外したりする必要がないので装填が簡単であり、 取扱い性が向上する。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . ステープル詰替え式のステープルカートリッジへ装填して使用され、 並 列に接着された直線ステーブルからなるステープルシートを積重ねて箱型パック 内に収容するステープルパックであって、

箱型パックの上面の前後中間部から前端に至り、 前面上縁部に形成した ステープル出口へ連続する上面窓と、

背面の左右中央に上下両端に亘つて設けた背面窓と、

前記背面窓の下端に連続する底面窓と

からなり、

ステープルカートリッジへ装填した際に、 ステーブル送り爪が前記上面 窓を通じてステープルシートへ接触し、 かつ

ステープルカ一トリッジ内の押圧板が前記底面窓を通じてステープルシ 一トへ接触するように形成したステープルパック。

2 . 前記ステーブルパックが、 ステープルシートの平面寸法に合わせて形成 されている請求項 1記載のステープルパック。

3 . 前記ステープルパック力 紙製である請求項 1記載のステープルパック

4 . 前記底面窓が、 ステープルカートリッジの押圧板の形状に合わされてい る請求項 1記載のステ一プルパック。

5 . 前記ステーブル出口が、 前記ステープルパックの全幅に亘るスリットで ある請求項 1記載のステープノレパック。

6 . 前記背面窓が、 押圧板が移動するときの逃げ溝として設けられている請 求項 1記載のステープルパック。