WO2002041588A1

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Info

Publication number: WO2002041588A1
Application number: PCT/JP2000/009132
Authority: WO
Inventors: Mikio Maruyama; Shinichiro Tanaka
Original assignee: Mikio Maruyama; Shinichiro Tanaka
Priority date: 2000-11-20
Filing date: 2000-12-22
Publication date: 2002-05-23
Also published as: JP2002158805A; US20040091091A1; AU2001224011A1

Description

明細書課金サーバ、課金方法、課金するプログラムを格納した記録媒体、及び接続するプログラムを格納した記録媒体技術分野

本発明は、課金サーバ、課金方法、課金するプログラムを格納した記録媒体、及び接続するプログラムを格納した記録媒体に関する。特に本発明は、利用者の I P ァドレスがネットワークの接続時に割り当てられる通話元端末と通話先端末とを接続させるプログラムを格納した記録媒体、通話料金を課金する課金サーバ、課金方法、及び課金するプログラムを格納した記録媒体に関する。

また本出願は、下記の日本特許出願に関連する。文献の参照による組み込みが認められる指定国については、下記の出願に記載された内容を参照により本出願に組み込み、本出願の記載の一部とする。

出願番号特願 2 0 0 0 - 3 5 2 2 5 4 出願日平成 1 2年 1 1月 2 0日背景技術

インターネットでは、各端末に I Pアドレスが割り当てられ、各端末は I Pアドレスにより識別される。特開 2 0 0 0— 1 7 2 6 1 1号公報には、任意のテレビ電話装置が、インターネット接続のために一時的に貸与される動的 I Pァドレスを他のすベてのテレビ電話装置に通知する発明が開示されている。ここでは、相手装置の動的 I Pァドレスを用いて各テレビ電話装置は、相手のテレビ電話装置と直接データの送受信を行う。また特開平 1 0— 3 2 2 3 9 1号公報には、端末はインターネットと別の回線を通じて I Pァドレスを通信相手に送信する発明を開示している。通信相手は、インターネットと別の回線を通じて取得した I Pアドレスを用いて、インターネットを経由した通信の発信操作をすることで、要求者の端末と直接データの送受信を行う。

しかしながら、通話先の端末がネットワークに接続されていない場合には、通信を要求する要求者の情報を、インターネットを用いて相手に通知することができなレ、。そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる接続サーバ及び接続方法を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。発明の開示

即ち、本発明の第 1の実施の形態によると、利用者の I Pアドレスがネットヮークの接続時に割り当てられるネットワークを用レ、て通話する通話元端末と通信先端末との少なくとも一方に対して通話に応じた料金を課金する課金サーバであって、通話中に通話中であることを示す通話中情報を通話元端末及び通話先端末の少なくとも一方から定期的に受信する通話中情報受信部と、通話中情報に基づいて通話元端末及び通話先端末の少なくとも一方に通話料金を課金する課金部と、通話元端末及び通話先端末の少なくとも一方に表示すべき広告情報を一方の端末に送信する広告送信部とを備え、課金部は、広告送信部が送信した広告に対する一方の端末の利用者からのアクセスに基づいて通話料金を減じる。

通話元端末が通話先端末に対して通話を要求する電子メールを送信した場合に、通話元端末から通話の要求を行ったことを示す開始要求情報を受信する通話開始要求受信部をさらに備え、広告送信部は、開始要求情報を受信したことを条件として、通話元端末に対して広告の送信を開始してもよい。通話中情報受信部は、通話が開始されたときに、当該通話の開始を示す情報を通話元端末から受信し、通話の開始を示す情報を受信したときに広告情報の送信を中止する手段をさらに備えてもよレ、。広告送信部は、通話中に広告情報を通話元端末に送信してもよい。通話の終了後に広告情報を端末装置に表示させるプログラムを格納する広告表示プログラム保持部と、広告表示プログラム保持部に格納されたプログラムを通話元端末に送信するプログラム送信部とをさらに備えてもよい。通話の終了後に広告情報を端末装置に表示させるプログラムを格納する広告表示プロダラム保持部と、広告表示プログラム保持部に格納されたプログラムを通話先端末に送信するプログラム送信部とをさらに備えてもよレ、。

通話中情報受信部は、通話中に、通話中であることを示す通話中情報を、通話元端末及び通話先端末から定期的に受信してもよい。課金部は、通話元端末及び通話先端末の双方に通話料金を課金してもよレ、。通話中に通話時間を計算するプロダラムを格納する計算プログラム格納部と、プログラムを通話元端末または通話先端末に送信するプログラム送信部とをさらに備えてもよレ、。

広告情報が、通話元端末または通話先端末に表示された場合に、その旨を示す情報を受信する広告表示情報受信部をさらに備え、広告表示情報受信部が、情報を受信した場合に、課金部は通話料金の少なくとも一部を減じてもよい。広告情報は、ネットワーク上に設けられた詳細情報へジャンプするためのリンク情報を有し、通話元端末または通話先端末に表示された広告情報から詳細情報へジャンプされた場合に、課金部は、通話料金の少なくとも一部を減じてもよい。課金部は、広告情報の提供元に減じた通話料金の少なくとも一部を課金してもよレ、。

利用者の I Pァドレスがネットワークの接続時に割り当てられるネットワークを用いて通話する通話元端末と通信先端末との少なくとも一方に対して通話に応じた料金を課金するプログラムを格納した記録媒体であって、プログラムは、通話中に通話中であることを示す通話中情報を通話元端末及び通話先端末の少なくとも一方力ら定期的に受信する通話中情報受信モジュールと、通話中情報に基づいて通話元端末及び通話先端末の少なくとも一方に通話料金を課金する課金モジュールと、通話元端末及び通話先端末の少なくとも一方に表示すべき広告情報を一方の端末に送信する広告送信モジュールと、広告送信モジュールにおいて送信された広告に対する一方の端末の利用者からのアクセスに基づいて通話料金を減じる通話料金割引モジユーノレとを備える。

利用者の I Pァドレスがネットワークの接続時に割り当てられるネットワークを用いて通話する通話元端末と通信先端末との少なくとも一方に対して通話に応じた料金を課金する課金方法であって、通話中に通話中であることを示す通話中情報を通話元端末及び通話先端末の少なくとも一方から定期的に受信して、通話中情報に基づいて通話元端末及び通話先端末の少なくとも一方に通話料金を課金し、通話元端末及び通話先端末の少なくとも一方に表示すべき広告情報を一方の端末に送信して、広告に対する一方の端末の利用者からのアクセスに基づレ、て通話料金を減じる。利用者の I Pァドレスがネットワークの接続時に割り当てられるネットワークを用いて通話する通話元端末と通話先端末と接続させるプログラムを格納する記録媒体であって、プログラムは、通話元端末の利用者が通話の要求を入力した場合に、通話元端末の I Pァドレスをプロバイダから取得する I Pァドレス取得モジュールと、 I Pアドレスを示す情報と、通話先端末から通話元端末に対する通話の要求を指示する指示ボタンとを含む電子メールを生成して通話先端末へ送信する電子メ一ル送信モジュールとを備える。

通話元端末に表示すべき広告情報を受信する受信モジュールをさらに備えてもよレ、。受信モジュールは、通話が開始されるまでの間、広告情報を受信してもよい。受信モジュールは、通話中に広告情報を受信してもよレ、。通話が開始されたときに、当該通話の開始を示す情報を、通話料金を課金する課金サーバに送信する通話中情報送信モジュールをさらに備えてもょレ、。通話の終了後に広告情報を表示させる広告表示モジュールをさらに備えてもよい。

通話中に広告情報を表示させる広告表示モジュールをさらに備えてもよい。通話元端末において、通話前に広告情報を表示させる広告表示モジュールをさらに備えてもよい。通話中に、通話中であることを示す通話中情報を、通話料金を課金する課金サーバに定期的に送信する通話中情報送信モジュールをさらに備えてもよい。通話中に通話時間を計算する通話時間計算モジュールをさらに備えてもよレ、。通話時間計算モジュールにおいて計算された通話時間の合計を、通話料金を課金する課金サーバに送信する通話時間送信モジュールをさらに備えてもよい。

広告情報が、通話元端末に表示された場合に、その旨を示す情報を、通話料金を課金する課金サーバに送信する広告表示情報送信モジュールをさらに備えてもよい。通話中情報送信モジュールは、通話が終了したときに、通話の終了を示す情報を、課金サーバに送信してもよい。なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。図面の簡単な説明

図 1は、本実施の形態における接続システム全体の概略を示す図である。

図 2は、課金サーバ 2 0の機能構成を示すブロック図である。図 3は、課金サーバ 2 0のハードウエア構成を示すプロック図である。

図 4は、通信元端末 3 0に格納される接続プログラムの機能構成を示すプロック図である。

図 5は、広告情報データベース 2 2 6のデータフォーマツトを示す図である。図 6は、ユーザデータベース 2 3 0のデータフォーマットを示す図である。図 7は、広告提供元データベース 2 2 8のデータフォーマツトを示す図である。図 8は、通信元端末 3 0のユーザが通話の要求を入力したときの通信元端末 3 0の動作を示すフローチャートである。

図 9は、通話開始から通話終了までの通信元端末 3 0の動作を示すフローチヤートである。

図 1 0は、通話終了後の通信元端末 3 0の動作を示すフローチャートである。図 1 1は、課金処理を行う際の課金サーバ 2 0の動作を示すフローチャートである。

図 1 2は、通信元端末 3 0と通信先端末 4 0とが接続するときの処理画面の一例を示す図である。

図 1 3は、広告情報の表示画面の一例を示す図である。

図 1 4は、第 2の実施の形態に係る課金サーバ 2 0の機能構成を示すブロック図である。

図 1 5は、第 2の実施の形態に係る通信元端末 3 0の機能構成を示すプロック図である。発明を実施するための最良の形態

以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。

図 1は、本実施形態における接続システム全体の概略を示す。通信元端末 3 0は、通信元端末 3 0の I Pァドレスを用いて、通信先端末 4 0と直接接続する。通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0は通信機能を有する端末、例えばテレビ電話装置である。通信元端末 3 0は表示部 3 2を有し、通信先端末 4 0は、表示部 4 2を有する。プロバイダ 5 0は、通信元端末 3 0のユーザが契約しているインターネットサービスプロイバイダである。プロバイダ 6 0は、通信先端末 4 0のユーザが契約しているインターネットサービスプロバイダである。プロバイダ 5 0は、通信元端末 3 0 に I Pァドレスを割り当てる。

通信元端末 3 0は、割り当てられた I Pアドレス、及び通信先端末 4 0と通信する要求を含む電子メールをプロバイダ 6 0に送信する。.通信先端末 4 0は、プロバイダ 6 0から受信した電子メールに合成されている I Pアドレスを用いて通信元端末 3 0と接続する。通信元端末 3 0と通信先端末 4 0とが接続している間、通信元端末 3 0のユーザと通信先端末 4 0のユーザは、音声と画像データの送受信により通話することができる。課金サーバ 2 0は、通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0と通信し、通話料金の課金処理を行う。また課金サーバ 2 0は、広告情報を通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0に送信する。ここでは課金サーバ 2 0が課金処理及び広告情報の送信を行っているが、課金処理を行うサーバと異なるサーバが広告情報の図 2は、課金サーバ 2 0の機能構成を示すプロック図である。課金サーバ 2 0は、受信部 2 0 0と、送信部 2 0 6と、通話判断部 2 0 8と、広告閲覧判断部 2 1◦と、時間測定部 2 1 2と、課金部 2 1 4と、広告情報データベース 2 2 6と、広告提供元データベース 2 2 8と、ユーザデータベース 2 3 0と'を備える。広告情報データベース 2 2 6は、広告情報を格納する。広告提供元データベース 2 2 8は、広告提供元の情報を格納する。ユーザデータベース 2 3 0は、通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0のユーザの情報を格納する。

受信部 2 0 0は、通信先端末 4 0との通話の要求を含む電子メールを通信先端末 4 0に送信した旨を示す情報を、通信元端末 3 0から通信元端末 3 0の I Pァドレスとともに受信する。

通信元端末 3 0のユーザと通信先端末 4 0のユーザが通話している間、受信部 2 0 0は、定期的に通話中である旨を示す通話中情報を通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0から受信する。通話判断部 2 0 8は、受信部 2 0 0から受け取った通話中情報を送信部 2 0 6及び時間測定部 2 1 2に送る。送信部 2 0 6は、広告情報データベース 2 2 6から広告情報を読み出し、通信元端末 3 0または通信先端末 4 0に送信する。時間測定部 21 2は、通話判断部 208から受け取った通話中情報を課金部 214に送る。課金部 214は、受け取った通話中情報に基づいて通話料金を算出する。次に課金部 214は、算出した通話料金をユーザデータベース 230に書き込む。

さらに受信部 200は、広告情報を閲覧している旨を示す広告閲覧情報を通信元端末 30または通信先端末 40から受信し、広告閲覧判断部 210に送る。広告閲覧判断部 21 0は、受信部 200から受け取った広告閲覧情報を時間測定部 212 に送る。時間測定部 21 2は、広告閲覧判断部 210から受け取った広告閲覧情報を課金部 214に送る。課金部 214は、受け取った広告閲覧情報に基づいて、通話料金の割引額を算出する。次に課金部 214は、算出した割引額をユーザデータベース 230に書き込む。さらに課金部 214は、算出した割引額を広告提供元に課金すべく、広告提供元データベース 228に書き込む。ここでは、課金サーバ 2 0の各機能をひとまとまりの構成として記述したが、これらは実際にはひとまとまりである必要はない。

図 3は、課金サーバ 20のハードウエア構成を示す図である。課金サーバ 20は、 CPU700と、 ROM702と、 RAM704と、通信インターフェース 706 とを備える。 CPU 700は、 ROM702及び RAM704に格納されたプログラムに基づいて動作する。通信インターフェース 706は、インターネット 10を介して外部と通信する。格納装置の一例としてのハードディスクドライブ 710は、設定情報及ぴ CPU 700が動作するプログラムを格納する。

フロッピーディスクドライブ 71 2はフロッピーディスク 714からデータまたはプログラムを読み取り CPU 700に提供する。 CD— ROMドライブ 716は CD-ROM718からデータまたはプログラムを読み取り CPU 700に提供する。通信インターフェース 706は、インターネット 10に接続してデータを送受信する。

CPU 70◦が実行するソフトウエアは、フロッピーディスク 714または CD -ROM71 8等の記録媒体に格納されて利用者に提供される。記録媒体に格納されたソフトウエアは圧縮されていても非圧縮であっても良い。ソフトウエアは記録媒体からハードディスクドライブ 710にィンストールされ、 RAM704に読み出されて C P U 7 0 0により実行される。

記録媒体に格納されて提供されるソフトウェア、即ちハードディスクドライブ 7 1 0にインストールされるソフトウェアは、機能構成として、受信モジュール、送信モジュール、通話判断モジュール、広告閲覧判断モジュール、時間測定モジュール、及び課金モジュールを備える。これらの各モジュールがコンピュータに働きかけて、 C P U 7 0 0に行わせる処理は、それぞれ本実施の形態における課金サーバ 2 0における、対応する部材の機能及び動作と同一であるから説明を省略する。図 3に示した、記録媒体の一例としてのフロッピーディスク 7 1 4または C D— R OM 7 1 8には、本出願で説明する全ての実施形態における課金サーバ 2 0の動作の一部または全ての機能を格納することができる。

これらのプログラムは記録媒体から直接 R AMに読み出されて実行されても、一且ハードディスクドライブにインストールされた後に R AMに読み出されて実行されても良い。更に、上記プログラムは単一の記録媒体に格納されても複数の記録媒体に格納されても良い。又、符号化した形態で格納されていても良い。

記録媒体としては、フロッピーディスク、 C D— R OMの他にも、 D V D等の光学記録媒体、 MD等の磁気記録媒体、 P D等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、 I Cカードやミニチュア一カードなどの半導体メモリー等を用いることができる。又、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスクまたは R AM等の格納装置を記録媒体として使用し、通信網を介してプログラムを課金サーバ 2 0に提供してもよい。このような記録媒体は、課金サーバ 2 0を製造するためのみに使用されるものであり、 .そのような記録媒体の業としての製造および販売等が本出願に基づく特許権の侵害を構成することは明らかである。

次に、通信元端末 3 0について説明する。通信元端末 3 0のハードウエア構成は、図 3を用いて説明した課金サーバ 2◦のハードウエア構成と同様なので説明を省略する。図 4は、通信元端末 3 0に格納される接続プログラムの機能構成を示すプロック図である。接続プログラムは、 C D— R OMやフロッピーディスク等の記録媒体に格納して提供される。接続プログラムは、 I Pァドレス取得モジュール 3 0 0 と、電子メール作成モジュール 3 0 2と、電子メール送信モジュール 3 0 4と、受信モジュール 3 0 6と、広告表示モジュール 3 0 8と、送信モジュール 3 1 0と、時間測定モジュール 3 1 2と、通話判断モジュール 3 1 4とを備える。

通信元端末 3 0のユーザから通信先端末 4 0のユーザとの通話の要求を示す情報を通信先端末 4 0の電子メールァドレスとともに通信元端末 3 0に入力されると、 I Pァドレス取得モジュール 3 0 0は、プロバイダ 6 0と接続し、通信元端末 3 0 の I Pアドレスを取得する。 I Pアドレス取得モジュール 3 0 0は、取得した I P 了ドレスを電子メール作成モジュール 3 0 4に送る。電子メール作成モジュール 3 0 2は、 I Pァドレス取得モジュール 3 0 0から受け取った I Pァドレスを合成した電子メールを作成し、電子メール送信モジュール 3 0 4に送る。電子メール送信モジュール 3 0 4は、電子メール作成モジュール 3 0 2が作成した電子メールを、ユーザが入力した通信先端末 4 0の電子メールァドレス宛に送信する。

通話判断モジュール 3 1 4は、通信元端末 3 0のユーザが通信先端末 4 0のユーザと通話しているか否かを判断する。時間測定モジュール 3 1 2は、通信元端末 3 0のユーザが通信先端末 4 0のユーザと通話している場合に、通信元端末 3 0のュ一ザが通信先端末 4 0のユーザと通話している旨を示す通話情報を、通話判断モジユール 3 1 4から受け取る。時間測定モジュール 3 1 2は、ユーザが通話を開始してから一定時間経過毎に通話情報を送信モジュール 3 1 0に送る。送信モジュール 3 1 0は、時間測定モジュール 3 1 2から受け取った通話情報を、インターネット 1 0を介して課金サーバ 2 0に送信する。受信モジュール 3 0 6は、課金サーバ 2 0から広告情報を受信し、広告表示モジュール 3 0 8に送る。広告表示モジュール 3 0 8は、受け取った広告情報を表示部 3 2に表示させる。また通信元端末 3 0のハードウェア構成は、図 3の課金サーバ 2 0のハードウェア構成に加えて入力部及ぴ表示部をさらに備える点で異なるが、その他の構成及び機能は、課金サーバ 2 0 と同様であるので説明を省略する。

図 5は、広告情報データベース 2 2 6のデータフォーマットを示す。広告情報データベース 2 2 6は、広告情報を広告 I Dに対応付けて格納する。広告情報データベース 2 2 6は、広告 I Dフィールドと広告情報フィールドを有する。広告 I Dフィールドは、広告情報を識別する広告 I Dを格納する。広告情報フィールドは、広告情報を格納する。広告情報は、動画情報であることが好ましレ、。また広告情報は、広告の詳細情報へジャンプするためのリンク情報を含む。リンク情報が表示部 3 2 に表示されているときにユーザが詳細情報へのジャンプを指示すると、表示部 3 2 は、広告の詳細情報が表示されているインターネット上の w e bページを表示することができる。これにより、ユーザに送信する広告情報を比較的少ないデータ量にとどめ、さらに w e bページを利用して詳細情報をユーザに提供することができる。図 6は、ユーザデータベース 2 3 0のデータフォーマットを示す。ユーザデータベース 2 3 0は、ユーザ I Dフィールドと、通話時間フィーノレドと、通話料金フィ一ノレドと、広告閲覧割引料金フィールドと、詳細閲覧割引料金フィールドとを有する。ユーザ I Dフィールドは、通信元端末 3 0のユーザを識別するユーザ I Dを格納する。

通話時間フィールドは、ユーザが通話した累積時間を格納する。通話料金フィーノレドは、通話料金の累積額を格納する。広告閲覧割引料金フィールドは、広告の閲覧に基づいた通話料金の割引額を格納する。詳細閲覧割引料金フィールドは、広告の詳細情報の閲覧に基づいた通話料金の割引額を格納する。通話料金として、ユーザに請求する額は、広告閲覧割引料金及び詳細閲覧割引料金を、通話料金から割り引いた額である。ユーザデータベース 2 3 0は、広告閲覧割引料金、詳細閲覧割引料金、及び通話料金を格納するので、課金サーバ 2 0は、ユーザデータベース 2 3 0を利用して各ユーザの通話料金を決定することができる。このように、ユーザデータベース 2 3 0は、ユーザ毎に広告閲覧割引料金、詳細閲覧割引料金、及び通話料金を格納するので、課金サーバ 2 0は、通話料をユーザ毎に管理することができる。ユーザが広告を閲覧すると、閲覧時間に応じて通話料金が割引される。すなわち時間が長いほど、通話料金の割引額が上がる。またユーザが広告の詳細情報を閲覧すると、閲覧時間に応じてさらに通話料金は割引される。他の例としては、通話料金の割引額は、広告の内容によってことなってもよい。

図 7は、広告提供元データベース 2 2 8のデータフォーマットを示す。広告提供元データベース 2 2 8は、広告 I Dフィールドと、広告閲覧料金フィールドと、詳細閲覧料金フィールドとを有する。広告 I Dフィールドは、広告情報を識別する広告 I Dを格納する。広告提供元 I Dは、広告情報の提供元を識別する広告提供元 I Dを格納する。広告閲覧割引料金フィールドは、通信元端末 3 0及び通信先端末 4 oのユーザが広告情報を閲覧した時間または回数に応じた料金を格納する。ユーザが広告情報を閲覧するたびに閲覧時間または閲覧回数に応じてユーザの通話料金が割り引かれる。割り引かれた額が広告提供元に対して課金される。広告閲覧割引料金フィールドは、広告提供元に課金された料金を格納する。

詳細閲覧割引料金フィールドは、通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0のユーザが広告の詳細情報を閲覧した時間または回数に応じた料金を格納する。ユーザが広告の詳細情報を閲覧するたびに閲覧時間または閲覧回数に応じて一ザの通話料金が割り引かれる。割り引かれた額が広告提供元に対して課金される。詳細閲覧割引料金フィールドは、広告提供元に課金された料金を格納する。

図 8は、通信元端末 3 0のユーザが通話の要求を入力したときの通信元端末 3 0 の動作を示すフローチャートである。通信元端末 3 0のユーザが通話の要求を、通信先端末 4 0の電子メールァドレスとともに入力した場合に（ S 1 0 0 )、通信元端末 3 0は、プロバイダ 5 0と接続する（S 1 0 1 )。次に I Pァドレス取得モジユーノレ 3 0 0は、プロバイダ 5 0から通信元端末 3 0の I Pアドレスを受信する（S 1 0 2 )。電子メール作成モジュール 3 0 2は、 I Pァドレス取得モジュール 3 0 0が受信した I Pアドレスを合成した電子メールを、作成する（S 1 0 4 )。このように通信元端末 3 0は、通信元端末 3 0の I Pァドレスを合成した電子メールを自動的に作成できるので、作成した電子メールを利用して、通信元端末 3 0の I Pァドレスを通信先端末 4 0に通知することができる。

次に電子メール作成モジュール 3 0 2は、通話するか否かを通信先端末 4 0に指示させる指示ボタンをさらに電子メールに合成する（S 1 0 6 )。通信先端末 4 0のユーザは、通信元端末 3 0から受信した電子メールに合成されている指示ボタンを用いて通信先端末 4 0と通話を開始するか否かを指示することができる。通信先端末 4 0のユーザが指示ボタンをクリックすると、電子メールに合成されている I P アドレスを用いて通信元端末 3 0との接続が確立する。このように、通信先端末 4 0のユーザは電子メールに合成された指示ボタンをクリックするといつた簡単な動作のみで、通信元端末 3 0のユーザと通話することができる。

次に電子メール送信モジュール 3 0 2は、 I Pァドレス及び指示ボタンを合成した電子メールを通信先端末 4 0に送信する（S 1 0 8 )。また電子メール送信モジュール 3 0 2は、通話する要求を示す電子メールを通信先端末 4 0に送信した旨を示す情報を課金サーバ 2 0に送信する（S 1 0 9 )。このとき課金サーバ 2 0は、通信先端末 4 0と通話する要求を示す電子メールを通信元端末 3 0から受信し、電子メールを受信したことを条件として通信元端末 3 0に広告情報を送信する。受信モジユーノレ 3 0 6は、課金サーバ 2 0から広告情報の受信を開始する（S 1 1 0 )。通信元端末 3 0は、通話を開始した後も課金サーバ 2◦から広告情報を受信し続け、通話終了後も広告情報の表示が停止されるまで受信し続ける。

広告表示モジュール 3 0 8は、広告を表示させる指示がユーザから入力された場合（S 1 1 2 ) に、受信モジュール 3 0 6が受信した広告情報を表示部 3 2に表示させる（S 1 1 4 )。受信モジュール 3 0 6が通信先端末 4 0から通話を開始する指示を示す情報を受信する（S 1 1 6 ) まで、表示部 3 2は、広告情報を表示する。次に通信先端末 4 0が通信元端末 3 0から受信した電子メールの指示ボタンをクリックすると通話が開始する（S 1 1 6 )。以上で通話が開始するまでの通信元端末 3 0の動作は終了する。このように、通信元端末 3 0が通信先端末 4 0からの指示を待つ間を利用して、通信元端末 3 0は、広告情報を課金サーバ 2 0から受信することができる。

本実施の形態では、通信元端末 3 0は、通話を開始した後も課金サーバ 2 0から広告情報を受信し続け、通話終了後も広告情報の I示が停止されるまで受信し続けるが、通話開始を条件として受信を中止してもよいし、通話終了を条件として受信を中止してもよい。さらに受信する広告情報は、 1つであっても良く、複数であつてもよい。通信元端末 3 0が受信する広告情報が 1つの場合には、 1つの広告情報の受信が終了したら受信を中止してもよい。また本実施の形態では、 S 1 1 4において、通信元端末 3 0は、通話が開始するまで広告情報を表示したが、他の例では、通話中においても広告情報を表示してもよい。

図 9は、通話開始から通話終了までの通信元端末 3 0の動作を示すフローチヤ一トである。通信先端末 4 0のユーザが通信元端末 3 0から受信した電子メールに合成されている指示ポタンを選択すると、通信先端末 4 0は、通信元端末 3 0の I P ァドレスを用いて通信元端末 3 0と接続し、通話が開始する（S 3 0 0 )。送信モジユーノレ 3 1 0は、通話が開始した旨を示す情報を課金サーバ 2 0に送信する。通話が開始してから一定時間が経過した場合に（S 3 0 2 )、送信モジュール 3 1 0は、通信元端末 3 0と通信先端末 4 0が通話している旨を示す通話情報を課金サーバ 2 0に送信する（S 3 0 4 )。次に通話判断モジュール 3 1 4が、通話が終了したと判断しなかった場合に（S 3 0 6 )、 S 3 0 2にジャンプする。 S 3 0 6において通話判断モジュール 3 1 4が、通話が終了したと判断した場合に、送信モジュール 3 1 0は、通話が終了した旨を示す情報を課金サーバ 2 0に送信し、通信元端末 3 0の動作は、終了する。このように通信元端末 3 0は、定期的に通話中である旨を示す通話中情報を課金サーバ 2 0に送信する。従って、課金サーバ 2 0は、通信元端末

3 0及び通信先端末 4 0から受信した通話時間に基づいて通話料金を計算することができる。

このように課金サーバ 2 0は、通話が開始する旨を示す情報と、通話が終了する旨を示す情報と、通話中情報とを通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0から受信するので、通話中にトラブルが生じて通話が中止された場合にも、課金サーバ 2 0は、通話料金を正確に課金することができる。またここでは、課金サーバ 2 0は、通話が開始する旨を示す情報及び通話が終了する旨を示す情報と、通話中情報との双方を受信しているが、通話が開始する旨を示す情報及び通話が終了する旨を示す情報のみを受信しても良いし、通話中情報のみを受信してもよい。

図 1 0は、通話終了後の通信元端末 3 0の動作を示すフローチャートである。広告表示モジュール 3 0 8は、広告を表示する指示がユーザから入力された場合に（S 4 0 2 )、広告情報を表示する（S 4 0 4 )。広告情報の表示を停止させる指示をュ一ザから入力されなかった場合に（S 4 0 6 )、時間測定モジュール 3 1 2は、時間を測定する。一定時間経過した場合に（S 4 0 8 )、送信モジュール 3 1 0は、広告情報の表示を開始してから一定時間が経過した旨を示す広告表示情報を課金サーバ

2 0に送信する（S 4 1 0 )。広告の詳細情報を表示する指示がユーザから入力された場合に（S 4 1 2 )、広告表示モジュール 3 0 8は、広告の詳細情報を表示する（S

4 1 4 )。 S 4 1 2において、広告の詳細情報を表示する指示が入力されるまで、 S 4 0 4から S 4 1 2の動作を繰り返す。広告の詳細情報の表示を停止させる指示をユーザから入力されなかった場合に（S 4 1 6 )、時間測定モジュール 3 1 2は、時間を測定する。一定時間経過した場合に（S 4 1 8 )、送信モジュール 3 1 0は、広告の詳細情報の表示を開始してから一定時間が経過した旨を示す詳細表示情報を課金サーバ 2 0に送信する（S 4 2 0 )。広告の詳細情報の表示を停止させる指示をュ一ザから入力されるまで、 S 4 1 4から S 4 2 0の動作を繰り返す。

S 4 0 2において広告を表示する指示がユーザから入力されなかった場合、 S 4 0 6において広告情報の表示を停止させる指示をユーザから入力された場合、及び S 4 1 6において広告の詳細情報の表示を停止させる指示をユーザから入力された場合に、通信元端末 3 0の動作は終了する。

図 1 1は、課金処理を行う際の課金サーバ 2 0の動作を示すフローチャートである。通信元端末 3 0のユーザと通信先端末 4 0のユーザが通話を開始した後、一定時間経過した場合に（ S 2 0 1 )、通話判断部 2 0 8は、通話中であることを示す通話中情報を受信部 2 0 0が通信元端末 3 0と通信先端末 4 0の双方から受信したか否かを判断する（S 2 0 2 )。このように課金サーバ 2 0は、定期的に通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0が通話中であるか否かを監視する。'受信部 2 0 0は、通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0が通話中である場合に、通話中情報を受信する。通話中であることを示す通話中情報を受信部 2 0 0が通信元端末 3 0と通信先端末 4 0 の双方から受信した場合に、課金部 2 1 4は、通信元端末 3 0に通話料金を課金する（S 2 0 4 )。通信元端末 3 0のユーザと通信先端末 4 0のユーザが通話している間、 S 2 0 0から S 2 0 4を繰り返し、通話料金を加算する。

通信元端末 3 0と通信先端末 4 0は、課金サーバ 2 0を介さず直接接続するので、課金サーバ 2 0は、通信元端末 3 0のユーザと通信先端末 4 0のユーザが通話した通話料金を算出することが困難である。しかし、本実施の形態において課金サーバ 2 0は、定期的に通信元端末 3 0と通信先端末 4 0の双方から通話中情報を受信するので、課金サーバ 2 0は、容易に通話料金を算出することができる。

次に通話が終了した際の課金サーバ 2 0の動作を説明する。 S 2 0 2において受信部 2 0 0が通信元端末 3 0と通信先端末 4 0の双方から通話中情報を受信しなかつた場合、すなわち通信元端末 3 0と通信先端末 4 0の通話が終了した場合に、広告閲覧判断部 2 1 0は、通信元端末 3 0と通信先端末 4 0の各々のユーザが広告を閲覧しているか否かを判断する（S 2 0 6 )。ユーザが広告を閲覧している場合に、課金部 2 1 4は、閲覧しているユーザの通話料金を割り引く（S 2 0 8 )。一方、ュ一ザが広告を閲覧しない場合は、課金サーバ 2 0の動作は終了する。ここでユーザとは、通信元端未 3 0のユーザと通信先端末 4 0のユーザの双方を示す。

次に広告閲覧判断部 2 1 0は、ユーザが広告の詳細情報を閲覧しているか否かを判断する（S 2 1 0 )。ユーザが広告の詳細情報を閲覧した場合に、課金部 2 1 4は、ユーザの通話料金を割り引く（S 2 1 2 )。一方、ユーザが広告の詳細情報を閲覧しなかった場合に、 S 2 1 4にジャンプする。次に時間測定部 2 1 2は、ユーザが広告を閲覧し始めてから一定時間経過した場合に（S 2 1 4 )、 S 2 0 6にジャンプする。このようにユーザが広告情報及び広告の詳細情報を閲覧している旨を示す情報を、受信部 2 0 0が定期的に受信した場合に、課金部 2 1 4は、ユーザの通話料金を割り引くことができる。

送信部 2 0 6が通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0に送信した広告情報の全てが、表示部 3 2及び表示部 4 2に表示されなかった場合に、通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0は、広告情報を格納しておき、次回の通話のときに表示部 3 2及び表示部 4 2に表示させてもよレ、。また S 2 0 2において、課金サーバ 2 0は、通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0の双方から通話中情報を受信しているが、他の例としては、通信元端末 3 0または通信先端末 4 0から通話中情報を受信したことを条件として、課金してもよレ、。

図 1 2 (A) は、通信元端末 3 0が通話の要求を通信先端末 4 0に送信するときに、表示部 3 2に表示される処理画面の一例を示す。通信元端末 3 0のユーザは、表示された内容に従って通話先メールァドレスフィーノレド 3 0 0に通信先端末 4 0 のメールアドレスを入力する。また通信元端末 3 0のユーザは、通話元ユーザ I D フィーノレド 3 1 0に通信元端末 3 0を識別するユーザ I Dを入力する。入力が完了し、通信元端末 3 0のユーザが送信ボタン 3 2 0をクリックすると、通信元端末 3 0は、自動的に通話先メールァドレスフィーノレド 3 0 0に入力されたメールァドレス宛の電子メールを作成し、通話先メールアドレスフィールド 3 0 0に入力されたメールアドレス宛に送信する。このように、通信元端末 3 0のユーザは、簡単な入力を行うだけで、通信先端末 4 0に対して通話要求を送信することができる。

図 1 2 ( B ) は、電子メール送信モジュール 3 0 4が通信先端末 4 0に送信した電子メールの一例を示す。通信先端末 4 0のユーザは、通信元端末 3 0と通話する場合には通話ボタン 4 1 0をタリックする。通信先端末 4 0のユーザが通話ボタン 4 1 0をクリックすると、電子メールに合成された通信元端末 3 0の I Pアドレスを用いて自動的に通信先端末 4 0と通信元端末 3 0とが直接接続される。このように通信先端末 4 0のユーザは、指示ボタンをクリックするだけで、通信元端末 3 0 と接続することができるため、容易に通信元端末 3 0のユーザと通話することがでさる。

図 1 3 (A) は、広告を表示する際の表示部 3 2及び表示部 4 2に表示される表示画面の一例を示す。通信元端末 3 0のユーザと通信先端末 4 0のユーザの通話が終了し、広告情報を閲覧する指示が通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0において入力されると自動的に表示部 3 2及び表示部 4 2の広告表示部 3 3 0に広告情報が表示される。このとき、受信部 2 0 0は、通信元端末 3 0または通信先端末 4 0から広告情報を閲覧している旨を示す情報を定期的に受信する。ユーザが広告中止ボタン 3 4 0をクリックすると、広告の表示は中止される。一方、ユーザが詳細広告をみるポタン 3 5 0をクリックすると、図 1 3 ( B ) に示す画面が表示される。図 1 3 ( B ) は、広告の詳細情報を表示する際の通信元端末 3 0と通信先端末 4 0の表示画面の一例を示す。広告表示部 3 3 0には、図 1 0 (A) の広告表示部 3 3 0に表示された広告の詳細情報が表示される。このとき、受信部 2 0 0は、通信元端末 3 0または通信先端末 4 0から広告の詳細情報を閲覧している旨を示す情報を定期的に受信する。ユーザが戻るボタン 3 7 0をクリックすると、図 1 0 (A) に示す画面に戻る。一方、ユーザが広告中止ボタン 3 8 0をクリックすると、広告の詳細情報の表示は中止される。

次に本発明における第 2の実施の形態を説明する。第 1の実施の形態では、課金サーバ 2 0は、定期的に通信元端末 3 0と通信先端末 4 0が通話中であるか否かを判断し、通話時間を計算していたが、第 2の実施の形態では、これに換えて通話時間を計算するプログラムを通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0に送信し、プロダラムを端末側で起動させることにより、通話時間を取得する。また第 1の実施の形態では、通信元端末 3◦において広告表示モジュール 3 0 8が広告情報を表示していたが、第 2の実施の形態ではこれに換えて、広告を表示させる広告表示プログラムを課金サーバ 2 0が保持し、通信元端末 3 0に広告情報とともに送信する。図 1 4は、第 2の実施の形態に係る課金サーバ 2 0の機能構成を示すブロック図である。本実施の形態の課金サーバ 2 0は、通話時間計算プログラム 2 2 2及び広告表示プログラム保持部 2 2 0をさらに備える。この点で本実施の形態の課金サーバ 2 0は、第 1の実施の形態と異なる。また本実施の形態の課金サーバ 2 0は、広告閲覧判断部 2 1 0及び時間測定部 2 1 2を備えない点で第 1の実施の形態と異なる。これ以外の課金サーバ 2 0の構成及び動作は第 1の実施の形態とにおける課金サーバ 2 0の構成及び動作と同様であるので説明を省略する。

通話時間計算プログラム保持部 2 2 2は、通信元端末 3 0と通信先端末 4 0の通話時間を計算する通話時間計算プログラムを格納する。送信部 2 0 6は、通話時間計算プログラム保持部 2 2 2から通話時間計算プログラムを読み出し、通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0に送信する。通話時間計算プログラムは、通信元端末 3 0 または通信先端末 4 0において起動する。通話時間計算プログラムは、通話時間計算モジュ一ノレ 3 1 8と、通話判断モジュール 3 1 4と、送信モジュール 3 1 0との連携により、通話時間を計算し、計算した通話時間を通話終了後に課金サーバ 2 0 へ送信する。受信部 2 0 0は、通話終了後に通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0から通話時間を示す情報を受信する。通話判断部 2 0 8は、通話時間を示す情報を受け取り、課金部 2 1 4に送る。これにより、課金サーバ 2 0は、定期的に通信元端末 3 0のユーザと通信先端末 4 0のユーザが通話中であるか否かを監視することなく、通話時間計算プログラムが計算した通話時間を通話終了後に通信元端末 3 0及ぴ通信先端末 4 0から受信するだけで、通話時間を取得することができる。受信部 2 0 0は、通話時間計算プログラムが計算した通話時間を、次回の通話のときに通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0から受信しても良い。また、受信部 2 0 0は、ある一定期間の通話時間の合計を一定期間毎に通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0から通話中に限らず受信しても良い。受信部 2 0 0は、一定額の通話料金を超過した場合に、通話時間を受信しても良い。

また、通話時間計算プログラムは、ユーザが広告情報を閲覧した時間及びユーザが広告の詳細情報を閲覧した時間を計算してもよい。この場合、受信部 2 0 0は、閲覧後に計算した時間を通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0から受信する。受信部 2 0 0は、次回の通話の時に、ユーザが広告情報を閲覧した時間及びユーザが広告の詳細情報を閲覧した時間を通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0から受信してもよレ、。

広告表示プログラム保持部 2 2 0は、広告表示プログラムを格納する。ここで広告表示プログラムとは、課金サーバ 2 0が通信元端末 3 0または通信先端末 4 0に送信した広告情報を、それぞれ通信元端末 3 0の表示部 3 2または通信先端末 4 0 の表示部 4 2に表示させるプログラムである。

このように、本実施の形態においては、通話時間計算プログラムが通話時間を計測するので、本実施の形態の課金サーバ 2 0は、第 1の実施の形態における広告閲覧判断部 2 1 0及び時間測定部 2 1 2を備えなくてもよレ、。本実施の形態におけるこれ以外の構成及び動作は、第 1の実施の形態において、図 1から図 1 3を用いて説明した課金サーバ 2 0の構成及び動作と同様であるから説明を省略する。通話時間計算プログラム及び広告表示プログラムを受信した場合の通信元端末 3 0の機能構成を示すブロック図を図 1 5に示す。

次に、第 2実施形態における通信元端末 3 0について説明する。通信元端末 3 0 のハードウェア構成は、図 3を用いて説明した課金サーバ 2 0のハードウェア構成と同様なので説明を省略する。図 1 5は、第 2の実施の形態に係る通信元端末 3 0 に格納される接続プログラムの機能構成を示すブロック図である。接続プログラムは、 C D— R OMやフロッピーディスク等の記録媒体に格納して提供される。本実施の形態に係る通信元端末 3 0は、図 4で説明した第 1の実施の形態の通信元端末 3 0に加えて、通話時間計算モジュール 3 1 8及び広告表示時間計算モジュール 3 1 6をさらに備え、時間測定モジュール 3 1 2を備えない。この点で第 1の実施の形態と異なる。本実施の形態では、通信元端末 3 0または通信先端末 4 0は、通話時間計算モジュール 3 1 8及び広告表示時間計算モジュール 3 1 6を課金サーバ 2 0から受信している力 S、これに換えて他の例としては、通信元端末 3 0または通信先端末 4 0が通話時間計算モジュール 3 1 8及び広告表示時間計算モジュール 3 1 6を備えても良い。これによれば、通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0は、通話時間計算プログラムを受信することなく、通話時間を計算することができる。通話時間計算モジュール 3 1 8は、通話判断モジュール 3 1 4から通信元端末 3 0が通信先端末 4 0と通話している旨を示す情報を受け取ると、通信元端末 3 0と通信先端末 4 0とが通話した通話時間を計算し、送信モジュール 3 1 0に通話時間を送る。送信モジュール 3 1 0は、課金サーバ 2 0に通話時間を送信する。広告表示時間計算モジュール 3 1 6は、通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0が広告情報を表示した広告表示時間を計算し、計算した広告表示時間を送信モジュール 3 1 0に送る。送信モジュール 3 1 0は、課金サーバ 2 0に広告表示時間を送信する。このように通話時間計算モジュール 3 1 8が通話時間を計算することによって、課金サーバ 2 0は、通話時間を計算しなくても通話時間を取得することができる。また広告表示時間計算モジュール 3 1 6が広告情報の表示時間を計算することによつて、課金サーバ 2 0は、広告表示時間を計算しなくても、通信元端末 3 0または通信先端末 4 0に表示された広告の表示時間を取得することができる。ここで送信モジュール 3 1 0は、通話時間計算プログラムが計算した通話時間を、次回の通話のときに課金サーバ 2 0に送信しても良い。また、送信モジュール 3 1 0は、ある一定期間の通話時間の合計を一定期間毎に通話中に限らず課金サーバ 2 0に送信しても良い。送信モジュール 3 1 0は、一定額の通話料金を超過した場合に、通話時間を課金サーバ 2 0に送信してもよい。

以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形 ϋに記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。例えば、本実施の形態において、通信元端末 3 0は、通話後に広告を表示しているが、通話前に広告を表示しても良い。この場合、通信元端末 3 0が通話要求を送信した直後から通信先端末 4 0のユーザが指示ボタンをクリツクするまで広告を表示させる。さらに通信元端末 3 0及び通信先端末 4 0は、通話中に広告を表示させてもよい。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。産業上の利用の可能性

上記説明から明らかなように、本発明によれば通信を要求する要求者の情報を、インターネットを用いて容易に相手に通知するプログラムを格納した記録媒体、及び課金方法を提供することができる。

Claims

請求の範囲

1 . 利用者の I Pァドレスがネットワークの接続時に割り当てられるネットヮークを用いて通話する通話元端末と通信先端末との少なくとも一方に対して前記通話に応じた料金を課金する課金サーバであって、

前記通話中に通話中であることを示す通話中情報を前記通話元端末及び前記通話先端末の少なくとも一方から定期的に受信する通話中情報受信部と、

前記通話中情報に基づいて前記通話元端末及び前記通話先端末の少なくとも一方に通話料金を課金する課金部と、

前記通話元端末及び前記通話先端末の少なくとも一方に表示すべき広告情報を前記一方の端末に送信する広告送信部と

を備え、

前記課金部は、広告送信部が送信した前記広告に対する前記一方の端末の利用者からのアクセスに基づいて前記通話料金を減じることを特徴とする課金サーバ。

2 . 前記通話元端末が前記通話先端末に対して通話を要求する電子メールを送信した場合に、前記通話元端末から前記通話の要求を行ったことを示す開始要求情報を受信する通話開始要求受信部をさらに備え、

前記広告送信部は、前記開始要求情報を受信したことを条件として、前記通話元端末に対して前記広告の送信を開始することを特徴とする請求項 1に記載の課金サーバ。

3 . 前記通話中情報受信部は、前記通話が開始されたときに、当該通話の開始を示す情報を前記通話元端末から受信し、

前記通話の開始を示す情報を受信したときに前記広告情報の送信を中止する手段をさらに備えることを特徴とする請求項 2に記載の課金サーバ。

4 . 前記広告送信部は、前記通話中に前記広告情報を前記通話元端末に送信することを特徴とする請求項 1に記載の接続サーバ。

5 . 前記通話の終了後に前記広告情報を端末装置に表示させるプログラムを格納する広告表示プ口グラム保持部と、

前記広告表示プ口グラム保持部に格納された前記プログラムを前記通話元端末に送信するプロダラム送信部と

をさらに備えることを特徴とする請求項 1に記載の課金サーバ。

6 . 前記通話の終了後に前記広告情報を端末装置に表示させるプログラムを格納する広告表示プ口グラム保持部と、

前記広告表示プログラム保持部に格納された前記プログラムを前記通話先端末に送信するプログラム送信部と

7 . 前記通話中情報受信部は、前記通話中に、通話中であることを示す通話中情報を、前記通話元端末及び前記通話先端末から定期的に受信することを特徴とする請求項 1に記載の課金サーバ。

8 . 前記課金部は、前記通話元端末及び前記通話先端末の双方に通話料金を課金することを特徴とする請求項 1に記載の課金サーバ。

9 . 前記通話中に通話時間を計算するプログラムを格納する計算プログラム格納部と、

前記プログラムを前記通話元端末または通話先端末に送信するプログラム送信部と

1 0 . 前記広告情報が、前記通話元端末または前記通話先端末に表示された場合に、その旨を示す情報を受信する広告表示情報受信部をさらに備え、

前記広告表示情報受信部が、前記情報を受信した場合に、前記課金部は前記通話料金の少なくとも一部を減じることを特徴とする請求項 1に記載の課金サーバ。

1 1 . 前記広告情報は、前記ネットワーク上に設けられた詳細情報へジャンプするためのリンク情報を有し、

前記通話元端末または前記通話先端末に表示された前記広告情報から前記詳細情報へジャンプされた場合に、前記課金部は、前記通話料金の少なくとも一部を減じることを特徴とする請求項 1に記載の課金サーバ。

1 2 . 前記課金部は、前記広告情報の提供元に減じた前記通話料金の少なくとも一部を課金することを特徴とする請求項 1に記載の課金サーバ。

1 3 . 利用者の I Pアドレスがネット.ワークの接続時に割り当てられるネットヮークを用いて通話する通話元端末と通信先端末との少なくとも一方に対して前記通話に応じた料金を課金するプログラムを格納した記録媒体であって、

前記プログラムは、

前記通話中に通話中であることを示す通話中情報を前記通話元端末及び前記通話先端末の少なくとも一方から定期的に受信する通話中情報受信モジュールと、前記通話中情報に基づいて前記通話元端末及び前記通話先端末の少なくとも一方に通話料金を課金する課金モジュールと、

前記通話元端末及び前記通話先端末の少なくとも一方に表示すべき広告情報を前記一方の端末に送信する広告送信モジユールと、

広告送信モジュールにおいて送信された前記広告に対する前記一方の端末の利用者からのアクセスに基づいて前記通話料金を減じる通話料金割引モジュールとを備えることを特徴とする記録媒体。 ·

1 4 . 利用者の I Pァドレスがネットワークの接続時に割り当てられるネットヮ一クを用いて通話する通話元端末と通信先端末との少なくとも一方に対して前記通話に応じた料金を課金する課金方法であって、

前記通話中に通話中であることを示す通話中情報を前記通話元端末及び前記通話先端末の少なくとも一方から定期的に受信して、

前記通話中情報に基づいて前記通話元端末及び前記通話先端末の少なくとも一方に通話料金を課金し、 . ，

前記通話元端末及び前記通話先端末の少なくとも一方に表示すべき広告情報を前記一方の端末に送信して、

前記広告に対する前記一方の端末の利用者からのァクセスに基づいて前記通話料金を減じることを特徴とする課金方法。

1 5 . 利用者の I Pァドレスがネットワークの接続時に割り当てられるネットヮークを用いて通話する通話元端末と通話先端末と接続させるプログラムを格納する記録媒体であって、

前記プログラムは、

前記通話元端末の利用者が通話の要求を入力した場合に、前記通話元端末の I P ァドレスをプロバイダから取得する I Pァドレス取得モジュールと、前記 I Pアドレスを示す情報と、前記通話先端末から前記通話元端末に対する前 ' 記通話の要求を指示する指示ボタンとを含む電子メールを生成して前記通話先端末へ送信する電子メール送信モジュールと

を備えることを特徴とする記録媒体。

5 1 6 . 前記通話元端末に表示すべき広告情報を受信する受信モジュールをさらに備えることを特徴とする請求項 1 5に記載の記録媒体。

1 7 . 前記受信モジュールは、前記通話が開始されるまでの間、前記広告情報を受信することを特徴とする請求項 1 6に記載の記録媒体。

1 8 . 前記受信モジュールは、前記通話中に前記広告情報を受信することを特徴 0 とする請求項、 1 6に記載の記録媒体。

1 9 . 前記通話が開始されたときに、当該通話の開始を示す情報を、通話料金を課金する課金サーバに送信する通話中情報送信モジュールをさらに備えることを特徴とする請求項 1 5に記載の記録媒体。

2 0 . 前記通話の終了後に前記広告情報を表示させる広告表示モジュールをさら 5 に備えることを特徴とする請求項 1 6に記載の記録媒体。

2 1 . 前記通話中に前記広告情報を表示させる広告表示モジュールをさらに備えることを特徴とする請求項 1 6に記載の記録媒体。

2 2 . 前記通話元端末において、前記通話前に前記広告情報を表示させる広告表示モジュールをさらに備えることを特徴とする請求項 1 6に記載の記録媒体。

0 2 3 . 前記通話中に、通話中であることを示す通話中情報を、通話料金を課金する課金サーバに定期的に送信する通話中情報送信モジュールをさらに備えることを特徴とする請求項 1 5に記載の記録媒体。

2 4 . 前記通話中に通話時間を計算する通話時間計算モジュールをさらに備えることを特徴とする請求項 1 5に記載の記録媒体。

5 2 5 . 前記通話時間計算モジュールにおいて計算された通話時間の合計を、通話料金を課金する課金サーバに送信する通話時間送信モジュールをさらに備えることを特徴とする請求項 2 4に記載の記録媒体。

2 6 . 前記広告情報が、前記通話元端末に表示された場合に、その旨を示す情報を、通話料金を課金する課金サーバに送信する広告表示情報送信モジュールをさらに備えることを特徴とする請求項 2 2に記載の記録媒体。

2 7 . 前記通話中情報送信モジュールは、前記通話が終了したときに、当該通話の終了を示す情報を、前記課金サーバに送信することを特徴とする請求項 1 9に記載の記録媒体。