JP2003152910A - 携帯機器による映像配信システム - Google Patents

携帯機器による映像配信システム

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JP2003152910A
JP2003152910A JP2001345603A JP2001345603A JP2003152910A JP 2003152910 A JP2003152910 A JP 2003152910A JP 2001345603 A JP2001345603 A JP 2001345603A JP 2001345603 A JP2001345603 A JP 2001345603A JP 2003152910 A JP2003152910 A JP 2003152910A
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relay station
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JP2001345603A
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Sozo Yamamoto
創造 山本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末などによって豊富に得ることのでき
る映像音声情報のリアルタイムでの配信と利用を促進す
る映像配信システムを提供する。 【解決手段】 中継局102を介して携帯機器などで構
成される送信局101と受信局103とが1対多の関係
で接続する構成を持ち、送信局101には受信局103
の接続状況や受信局103からの送信要求などを伝える
手段を備え、受信局から接続料金を徴収し、それを送信
局101に還元する手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人が所有する携
帯または固定の情報機器を発信元として、画像音声情報
をリアルタイムで配信するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯端末によるインターネットの利用が
盛んになり、画像や音声の情報を携帯電話やPDAとよ
ばれる小型携帯情報機器で受信することは近年一般化し
ている。
【0003】これらの機器は、電話網や無線LANを用
いたインターネット接続手段と画像表示デバイスを備え
多くの場合にはカメラも備えている。このような特質を
生かして、個人間の1対1の音声や画像の通信は、容易
に行えるようになってきた。
【0004】一方、インターネットの技術の発展によ
り、多くの利用者が高速の通信路を利用することが可能
となっており、映像や音声の配信を受けることも一般的
になって来ている。このようなサービスはストリーミン
グサービスと呼ばれ、ストリーミングサービスに適合し
たサーバを設置し、配信はこれを発信元として行う。
【0005】インターネットによる情報の配信は、個人
が容易に行えるようになっているが、これの実際の配信
元は個人が所有している機器そのものではなく、ISP
と呼ばれるサービスプロバイダである。個人が所有する
情報を発信するためには、特定のサーバに情報を転送す
る必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術による情報通信手段によれば、個人間の画像音
声情報の1対1の通信、個人が所有する情報の公開が可
能になっているが、個人の端末を起点とする画像音声情
報の一般への発信は実現されていない。
【0007】また、音声情報とは異なり、画像情報につ
いては個人が持つ情報を一般に発信することが有益であ
る可能性が高い。
【0008】更に、電話による通話が1対1の関係でな
されるものであるのに対し、撮影された画像には、個人
の存在を感じさせず一般に公開することが適当であるも
のも多く存在する。
【0009】一方、インターネットの世界では、ネット
ワークの高速化とストリーミングサービスの普及によ
り、音声や動画像をインターネットから享受することが
できるようにはなっているが、これらサービスは多くは
あらかじめ編集されたコンテンツであり、リアルタイム
の画像配信を行っているサービスは限られている。
【0010】しかし、場所を指定して、その場所で撮影
された映像音声をリアルタイムで受信することができれ
ば、さまざまなメリットが享受できる可能性がある。例
えば、自分で足を運ぶことが難しい観光地や名所等の状
況をリアルタイムで受信したり、道路の状況を知ること
はできる。
【0011】上記目的を達成するためには、以下のよう
なシステムを構築することが必要である。すなわち、個
人の発する画像音声情報を、あるセンターにおいてリア
ルタイムで中継し、要求する受信者に届けるシステムで
ある。
【0012】上記システムでは、主に受信者が通信料を
負担し、それを送信者に還元することにより、受信者側
が送信のソースを指定するために必要な情報を得ること
が可能となる。これにより、送信側の一方的なサービス
ではなく、受信者側から送信を要求できるため、運用の
柔軟性が高まるという効果がある。
【0013】また、上記システムに送信元の個人情報を
特定せずに受信者が送信元を特定できるようにすること
により、同様の効果を得ることができる。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
る映像配信システムでは、送信局は映像音声を送信する
送信手段と、送信先の中継局からの情報を受け付ける受
信情報取得手段をもつ。中継局から得られる情報には、
中継局を介して現在接続している受信局の数が含まれ
る。受信局は、この受信情報を中継局に送信する手段を
有する。そして中継局では、該当の送信局からの映像音
声を受信している受信局の状態を監視し、現在接続して
いる受信局の数などを判定する接続計数手段と、送信局
および受信局の要求を受けて送信局と受信局との間の接
続を接続を管理する接続管理手段を備える。
【0015】本出願の第2の発明にかかる映像配信シス
テムでは、送信局が受信情報取得手段から受け取る情報
にはさらに、接続を要求している受信局からの要求が含
まれる。受信局は送信局の位置情報や中継の可否を示す
情報をもとに、送信局に対して中継局を介して受信要求
を送付する手段を持つ。
【0016】本出願の第3の発明にかかる映像配信シス
テムでは、本出願の第1の発明または第2の発明にかか
る映像配信システムの構成に加え、中継局は送信局およ
び受信局を対象とした課金手段を有する。すなわち、受
信側から接続の時間に応じた接続料金を徴収し、送信側
にその一部を還元する。
【0017】本出願の第4の発明にかかる映像配信シス
テムでは、本出願の第1の発明または第2の発明または
第3の発明にかかる映像配信システムの構成に加え、中
継局は情報保存手段を備える。中継局は送信局から送信
される映像音声をここに保存することができる。接続計
数手段によって判定される同時接続数を逐次監視し、接
続数がある一定の条件を超えて多い状態になった場合に
は、そのコンテンツを保存する。
【0018】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
の実施の形態1による映像配信システムの構成を示す図
である。
【0019】送信局101は、映像音声の送信源として
作用し、図2に示す構成となっている。
【0020】中継局102は、送信局101と受信局1
03の間を媒介する作用を持ち、図3に示す構成となっ
ている。
【0021】受信局103は、映像音声情報を受信する
主体であり、図4に示す構成となっている。
【0022】映像配信システムにおいては、1つの中継
局102に対して送信局101と受信局103はそれぞ
れ複数接続することができる。送信局101と中継局1
02との間の接続形態は問わないが、映像音声を含む情
報を相互に交換することができなければならない。
【0023】送信局101に電話を含む携帯端末を想定
していることから、代表的にはこの接続は携帯電話網と
なる。また中継局102と受信局103との間の接続に
ついても送信局101と中継局102との間の接続と同
様の条件があれば良いが、代表的には通常のインターネ
ット接続を想定できる。そして、さまざまな接続形態の
間の変換は中継局102が受け持つものとする。
【0024】図2は、本発明の実施の形態1による映像
配信システムを構成する送信局101の構成を示す図で
ある。
【0025】入力手段201は、映像音声情報の端末へ
の入力を行う。すなわちカメラ部やマイクおよびアンプ
部がこの入力手段を構成する。
【0026】送信手段203は、入力手段201によっ
て入力された映像音声情報を中継局102に対して送信
する。電話網やインターネット接続、電波による情報送
信手段など、一定の回線幅と双方向の通信を可能とする
メディアであれば何でも良い。
【0027】処理手段202は、操作手段204からの
操作を受けて映像音声の送信等を制御する。
【0028】操作手段204は、送信の開始と終了など
を制御するための操作情報を入力する。
【0029】受信情報取得手段205は、中継局102
から送信局101に対して送信される情報を取得し、そ
れを利用者に提示するための手段である。前記情報に
は、現在その送信局101の情報を受信している受信局
103の数や、受信局103から送信局101に向けて
送信されるメッセージなどが含まれる。
【0030】図3は、本発明の実施の形態1による映像
配信システムを構成する中継局102の構成を示す図で
ある。
【0031】受信手段301は、送信局101から映像
音声情報を受信するものであり、これは通常複数の送信
局101との同時接続が可能であるよう構成する。
【0032】処理手段302は、全体の制御を行う制御
手段であり、計算機等がこれを構成する。具体的な作用
については後述する。
【0033】送信手段303は受信局103に対して映
像音声情報を送信するものであり、これも通常複数の同
時接続が可能であるように構成する。
【0034】操作手段304は、中継局102全体の制
御を行うための管理者の入力を行うためのものである。
【0035】接続計数手段305は、各送信局101に
接続している受信局103の数をリアルタイムで計数す
る。
【0036】接続管理手段306は、送信局101およ
び受信局103からの要求を受け付け、相互の映像音声
情報の通信接続を管理する。
【0037】図4は、本発明の実施の形態1による映像
配信システムを構成する受信局の構成を示す図である。
【0038】受信手段401は、中継局102から送信
される映像音声情報を受信するための通信手段であり、
インターネット接続や放送網の受信がこの役を果たす。
【0039】処理手段402は、受信局103全体の動
作を制御する作用を持ち、マイクロプロセッサ等がこれ
に含まれる。
【0040】表示手段403は、受信手段401によっ
て受信した映像音声情報を利用者に提示する作用を果た
すもので、表示装置や音声出力手段がこれに含まれる。
【0041】操作手段404は、中継局102との接続
や受信局103の選択、送信局101への要求の送信な
ど、利用者の意図を入力するための入力手段である。
【0042】次に、上記構成からなる映像配信システム
全体の動作について説明する。
【0043】まず送信局101は、利用者の操作によっ
て中継局102への接続を行う。接続にあたっては送信
局101の場所、撮影対象、コメント等の付加情報を添
えて、受信側の選択の補助に供する。
【0044】中継局102では、現在提供されている送
信局101の情報を受信局103側に提供する。前記情
報には、現在提供されている送信局101の一覧が、付
加情報とともに含まれる。
【0045】受信局103は、接続する前に中継局10
2に問い合わせを行って、そのときに提供されている送
信局101の一覧を付加情報とともに取得することがで
きる。
【0046】また中継局102は、現在の接続状況を監
視しているため、それぞれの送信局101ごとに接続し
ている受信局103の数を合わせて表示することもでき
る。これにより受信局103は、送信局101の「人
気」をもとに受信すべき局の選択を行うことができる。
さらに、中継局102は、受信局103に対して送信局
101の代表画像など、必要に応じて情報を提供するこ
とができる。
【0047】受信局103は、上記情報に応じて送信局
101を選択し接続を要求する。要求は中継局102に
伝えられて、中継局102の接続管理手段306の作用
により指定の送信局101との情報送信のための接続を
行う。
【0048】また、受信局103側の接続と切断に応じ
て、接続数が変化するが、前記変化は逐次該当の送信局
101に伝えられ、これによってどれだけの数の受信局
103が送信している映像音声を受信しているかを送信
局101の利用者が知ることができる。
【0049】また、送信局101および受信局103
は、それぞれ利用者の匿名性を持つことが求められ、か
つ管理者の立場を持つ中継局102は、利用者を特定し
うることが必要である。
【0050】上記配慮は、公共性を保ち、また著作権の
保護や公序良俗の保証をするためには必須である。
【0051】受信者は、匿名の送信者からの情報を受信
しようとするのであるが、選択のためには何らかの信用
の根拠が求められる。このため、受信者による送信者の
点数付け(レイティング)を行い、その点数を送信局1
01の付加情報の1つとして含めることで、受信局での
選択を補助することが有効である。
【0052】一方、不適切な撮影対象の映像が不特定多
数に流れることを防ぐためには、そのための機構を備え
ることが必要である。前記対策としては、撮影が不適切
な場所では撮影を禁止するような信号を流したり、不適
切な映像音声を送信した送信局101に対して何らかの
ペナルティーを課すことが有効である。
【0053】(実施の形態2)本発明の実施の形態2の
映像配信システムの構成は、実施の形態1の映像配信シ
ステムの構成と共通するので説明を省略し、動作に限っ
て説明する。
【0054】実施の形態1に対しての本実施の形態の特
徴は、受信局103側から送信局101側に対して接続
を要求することができるという点にある。
【0055】本実施の形態では、送信局101が中継局
102に対して送信を開始することから受信局103と
の接続が開始するのではなく、受信局103からの要求
に応じて送信を開始する場合がある。
【0056】送信局101は、送信可能な状態にある場
合には、送信可能であることを中継局102に対して通
知する。
【0057】上記通知は、例えば送信局101となる携
帯端末の設定によって行うことができる。そして、状況
に応じては、送信局101となりうる端末は送信を拒否
することもできる。
【0058】また、送信を許可する状況では、送信局1
01はその端末の存在する場所や状況を中継局102に
通知する。前記通知のための情報は、例えばGPSによ
る位置測定や、周辺温度、湿度、光度、気圧などの測定
によってもたらされる。また、送信局の利用者によるコ
メントなどの付加情報もこれに含ませるが可能である。
【0059】受信局103は、実施の形態1で示したよ
うな送信をまさに行っている送信局101を選択するだ
けではなく、現在送信を行っていないが潜在的に送信す
る意図がある送信局101を選択して、前記送信局10
1に対して中継局102を介して送信を要求することが
できる。このため、受信局103の操作手段404は、
送信局101への送信の要求を指示できるように構成さ
れる。
【0060】中継局102は、受信局103から送信局
101への要求を受信局103から受け、これを指定の
送信局101に伝達する機能を備える。
【0061】さらに送信局101は、受信局103から
の要求がある場合には、それを利用者に通知する機能を
備える。
【0062】上記機能を実現するためには、例えば携帯
機器の表示デバイス上に現在届いている送信要求の数を
示しても良いし、また受信局103からのメッセージ、
たとえば「○○の様子を見せてください。」のようなも
のを表示しても良い。このときに利用者に対して注意を
促す方法は、送信局101である機器の設計による。
【0063】上記要求を受け、送信局101では、利用
者が送信開始の操作を行うと、中継局102への映像音
声の送信が開始される。前記処理後、実施の形態1と同
様に送信局101と受信局103との間の接続が確立
し、伝送が開始される。
【0064】(実施の形態3)本発明の実施の形態3の
映像配信システムの構成は、実施の形態1の映像配信シ
ステムの構成と共通するので説明を省略し、動作に限っ
て説明する。
【0065】実施の形態1または実施の形態2に対して
の本実施の形態の特徴は、映像音声情報の送信を行うに
あたっての利用者への課金とコストの還元を行う仕組み
を導入した点である。
【0066】電話などの一般の通信では、発信者が通信
のコストを負担するのが通常であるが、本実施の形態で
は、複数の受信者が接続しうることから、受信する側も
コストを負担する。
【0067】送信する側は、まず一定のコストを負担し
て中継局102に接続する。送信局101側は、接続す
る受信局103が無ければ還元が無くコスト負担のみに
なってしまうために、このコストはより良質なコンテン
ツを確保することにつながる。
【0068】送信局101または中継局102は、送信
されている映像音声情報の単価を設定する。単価の設定
は条件により、接続時間あたりの価格設定や、接続回数
に応じた価格設定を行う。
【0069】受信局103は、送信局101と接続する
前に、中継局102から送信局101の情報とともに価
格情報を取得し、これを送信局101選択の条件に含め
ることができる。受信局103が送信局101との接続
を選択すると、課金確認画面を経てサービスが開始され
る。
【0070】接続時間による課金を行う場合には、通常
の電話を用いた情報サービスなどと同様に、中継局10
2において接続先と接続時間、接続回数などを計数し、
受信局103への課金を行う。受信局103への課金額
には、さらに別の設定を行うことも可能である。例えば
多くの受信局103が接続している場合には、単価を割
り引くような運用ができる。
【0071】受信局103から徴収した料金は、送信局
101に還元される。送信局101への還元は設定され
た単価に一定のレートを乗じて計算する。これにより、
送信局101側では、中継局102との接続のために支
払う接続料金を回収することができる。
【0072】さらに多数の受信局103の接続があった
場合には、より高額の還元を受けることができる。中継
局102は、受信局103から徴収した料金の一部や接
続時に利用者に提示される広告などから収入を得る。
【0073】中継局102はまた送信局101および受
信局103を多く集めることができれば、送信局101
または受信局103に対して提示する画面に広告を配す
ることによって収入を得ることもできる。この接続数
は、常に中継局102で管理されているため、接続数に
応じた広告主に対する料金徴収を行うこともできる。
【0074】(実施の形態4)本発明の実施の形態4の
映像配信システムの構成は、実施の形態1の映像配信シ
ステムの構成と共通するので説明を省略し、動作に限っ
て説明する。
【0075】図5は、本発明の実施の形態4による映像
配信システムを構成する中継局102の構成を示す図で
ある。図3に示す中継局102の構成と共通する構成要
素については、同じ名称および番号を与えて説明を省略
する。
【0076】情報保存手段307は、送信局101から
受信した映像音声情報を保管する手段である。典型的に
はハードディスクドライブやストリーマなどの装置によ
って構成することができる。
【0077】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。本実施の形態は、他の実施の形態ではリアルタイム
での映像音声情報の配信に力点をおいているのに対し、
より人気の高い、あるいは公共性の高い映像音声情報を
保存することによって、より多くの利用者にその内容を
配信することを目的としている。
【0078】受信局103の利用者は、保存されたコン
テンツの中から、人気の高かったコンテンツを選択し
て、それを視聴することができる。
【0079】中継局102における接続計数手段305
の作用について説明する。実施の形態1に示した動作と
ほぼ同様となるが、各送信局101に対して中継局10
2を介して接続している受信局の数をリアルタイムで計
数する点で異なる。
【0080】中継局102では、あらかじめ情報を保存
するための条件を設定しておく。この条件には、同時接
続数やその変化度を含める。
【0081】例えば保存を開始するための最低の接続数
をN1,保存を終了するための接続数をN2とすると、
一般にN1>=N2の関係になるが、ある送信局への接
続がN1を超えて大きくなったときから、その接続数が
N2を割って小さくなるまでの期間の画像情報を、人気
の高いコンテンツとして保存する。
【0082】処理手段302は上記判断を行い、人気コ
ンテンツとして判断した期間の画像情報を情報保存手段
307に保存する。
【0083】保存されたコンテンツは、受信局102か
ら選択して再生することができる。この機構は、通常の
ネットワークを介した情報提供サービスと同じ手段によ
って構成することができるが、受信可能なコンテンツを
選択でき、オンデマンドでの画像音声情報の配信を行
う。
【0084】受信局102の利用者に提示される情報に
は、送信局101のID、送信時間、接続した受信局1
03の数の履歴、受信局103の利用者からのコメント
などが含まれる。利用者にとっては、リアルタイム性は
損なわれるが、より人気の高いコンテンツを確実に視聴
することができる。
【0085】非リアルタイムでの視聴に対しても、接続
数のカウントを行う。ここでカウントされた接続につい
ては、コンテンツの属性として蓄積される。
【0086】ただし、一時保存できるコンテンツの総量
には制限を設けなければならない。このため、保存され
たコンテンツのうち、一定期間における受信利用の頻度
が著しく落ちたものなど、不要と判断されたコンテンツ
に対しては、新しいコンテンツを置くことができるよう
消去するか圧縮して保存のスペースを空ける動作を行
う。
【0087】非リアルタイムでの視聴についても、上記
処理と同様に課金を行うことも可能である。この場合に
はリアルタイムの場合よりも安価な設定となる。
【0088】
【発明の効果】本出願の第1の発明にかかる映像配信シ
ステムによれば、受信局は中継局から情報を得てその時
に送信されている送信局の状況を逐次知ることができる
ので、適切に送信局を選択して、これに接続することが
できる。送信局を起点とした1対多の画像音声情報の配
信が可能となるので、リアルタイムの画像音声情報の配
信を個人単位で行うことが可能となる。
【0089】本出願の第2の発明にかかる映像配信シス
テムによれば、受信局が送信待機中の送信局の情報を中
継局から取得し、送信局に対して送信開始を要求する手
段を設け、送信局はこれに応じて利用者に送信の開始を
促す手段を備えたため、受信局は受動的に配信されてい
る情報を享受するだけではなく、積極的に欲しい情報を
送信局に対して要求し、それを得ることができる。これ
により、通信の自由度が増す。
【0090】本出願の第3の発明にかかる映像配信シス
テムによれば、接続に応じて受信局利用者からの課金を
行い、徴収した代金を送信者に還元する仕組みを導入し
たので、中継局の運用を安定して行うことが可能にな
る。
【0091】本出願の第4の発明にかかる映像配信シス
テムによれば、接続数を監視し、接続数が一定以上にな
った場合にはそのコンテンツを一時的に保存する手段を
備え、さらに保存されたコンテンツを受信局に対して提
供する手段を備えたため、より人気の高いコンテンツを
自動的に保存し、それを受信局の利用者に提供すること
で、さらに送信局から発せられる情報の利用効率を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る映像配信システム
の構成を示す図
【図2】本発明の実施の形態1に係る映像配信システム
の送信局の構成を示す図
【図3】本発明の実施の形態1に係る映像配信システム
の中継局の構成を示す図
【図4】本発明の実施の形態1に係る映像配信システム
の受信局の構成を示す図
【図5】本発明の実施の形態4に係る映像配信システム
の中継局の構成を示す図
【符号の説明】
101 送信局 102 中継局 103 受信局 201 入力手段 202、302、402 処理手段 203、303 送信手段 204、304、404 操作手段 205 受信情報取得手段 301、401 受信手段 305 接続計数手段 306 接続管理手段 307 情報保存手段 403 表示手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つまたは複数の送信局、中継局、およ
    び1つまたは複数の受信局から構成される映像配信シス
    テムであって、送信局は、映像音声情報を入力する手段
    と映像音声情報を送信する送信手段と、送信先の中継局
    からの情報を受け付ける受信情報取得手段と、中継局か
    らの情報を受け付ける受信情報取得手段とを備え、中継
    局は、受信情報を中継局に送信する手段と、接続中の送
    信局および受信局の数などを計数する接続計数手段と、
    送信局および受信局の要求を受けて相互の接続を管理す
    る接続管理手段とを備えることを特徴とする映像配信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 送信局の受信情報管理手段が受信する情
    報は、該当の送信局に現在接続中の受信局の数を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の映像配信システム。
  3. 【請求項3】 1つまたは複数の送信局、中継局、およ
    び1つまたは複数の受信局から構成される映像配信シス
    テムであって、送信局は、映像音声情報を入力する手段
    と映像音声情報を送信する送信手段と、送信先の中継局
    からの送信要求を含む情報を受け付ける受信情報取得手
    段と、中継局からの情報を受け付ける受信情報取得手段
    とを備え、中継局は、受信情報を中継局に送信する手段
    と、接続中の送信局および受信局の数などを計数する接
    続計数手段と、送信局および受信局の要求を受けて相互
    の接続を管理する接続管理手段とを備え、受信局は、送
    信局に対して中継局を介して受信要求を送付する手段を
    備えることを特徴とする映像配信システム。
  4. 【請求項4】 送信局は送信局の位置情報や送信の可否
    の情報を持ち、これを中継局に通知する手段を備えこと
    を特徴とする請求項3記載の映像配信システム。
  5. 【請求項5】 受信局は、中継局への接続によって送信
    局の位置情報や送信の可否の情報を一覧する手段を有
    し、これによって送信局の選択を行うことを特徴とする
    請求項3記載の映像配信システム。
  6. 【請求項6】 中継局はさらに、送信局および受信局を
    対象とした課金手段を有し、受信側から接続の時間に応
    じた接続料金を徴収し、送信側にその一部を還元するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項3記載の映像配信
    システム。
  7. 【請求項7】 同一の送信局に対する受信局の接続の増
    加に伴って、受信局への課金を漸減し送信局への還元を
    漸増することを特徴とする請求項7記載の映像配信シス
    テム。
  8. 【請求項8】 中継局はさらに、映像音声情報をデータ
    として保存する情報保存手段を備え、接続計数手段によ
    って判定される同時接続数を逐次監視し、接続数がある
    一定の条件を超えた場合には、そのコンテンツを保存す
    ることを特徴とする請求項1、請求項3または請求項6
    に記載の映像配信システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7574196B2 (en) 2003-06-30 2009-08-11 Nokia Corporation Method and a system for charging a streaming connection in a mobile packet radio system

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US7574196B2 (en) 2003-06-30 2009-08-11 Nokia Corporation Method and a system for charging a streaming connection in a mobile packet radio system

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