JP5405132B2 - 動画配信サーバ、携帯端末 - Google Patents

動画配信サーバ、携帯端末 Download PDF

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本発明は、動画配信サーバに関する。
従来から、インターネットなどの通信網を介して、端末(クライアント)へと動画を配信する動画配信サーバが知られている。
動画配信サーバは、例えば、ある端末から動画のアップロードを受け付けて動画を送信可能な状態にしておき、別の端末から配信の要求を受けると動画を配信するものである。
動画配信の方式としては、大きく分けてオンデマンド配信とライブ配信の2種類の配信方式が知られている。
オンデマンド配信とは、動画配信サーバに予め動画ファイルを格納しておき、端末から動画の配信の要求を受けると、格納している動画ファイルを最初から再生できるよう配信するものである(非特許文献1参照)。オンデマンド配信では、端末のユーザーは見たいときに見たい動画を自由に再生することができる。
これに対してライブ配信とは、現在撮像中の動画を、リアルタイムに配信するものである(非特許文献2参照)。ライブ配信では、通常、動画を最初から再生することや、一時停止や早送りができないという制約が課せられるものの、ユーザーは現在進行中の出来事をリアルタイムに見ることができる。このようなライブ配信は、即時性・同時性が求められるイベントの配信に向いている。
また、ライブ配信においては、受信者(視聴者)をより多く集めるために、事前にライブ配信の予定を広く知らせておくことが通常である。
リアルネットワークス株式会社「ライブ配信とは」、インターネット<URL:http://realstream.jp/streaming/live.html[2009年1月22日閲覧]> リアルネットワークス株式会社「オンデマンド配信とは」、インターネット<URL: http://realstream.jp/streaming/vod.html[2009年1月22日閲覧]>
しかし、配信者が大規模な事業者ではなく一般ユーザーである場合とっては、上述のようなライブ配信の開始前に周知する手法は負担が大きく、効率良く視聴者を集めるのは難しいと考えられる。
また、動画配信を行うユーザーにおいては、撮像している動画を周囲の人々に見せたいというニーズがあり、視聴者側にも自分の居る場所の周囲で起こっている出来事に関する動画を見たいというニーズがあると考えられる。
このような周囲の人々に見せたい周囲の出来事を見たいというニーズに応えるためには、配信者を行う側および配信を受ける側の使用する端末が特に持ち運びできる携帯端末である場合、両者の携帯端末の所在は転々と変化し得ることも考慮する必要がある。
本発明は、このような背景の下になされたものであって、携帯端末のユーザーが携帯端末で撮像中または撮影した動画を、手軽に周囲に向けて配信できる動画配信サーバを提供することを目的とする。
本発明に係る動画配信サーバは、第1の携帯端末の位置を示す位置情報と、第1の携帯端末から当該第1の携帯端末の撮像手段を介して生成された動画データとを受信する受信手段と、受信された位置情報に基づいて、前記位置情報に示される位置を含むエリアを決定する決定手段と、決定されたエリアに存在する1以上の第2の携帯端末宛へと、前記動画データを識別する識別情報を含む通知処理を行う通知手段と、前記第2の携帯端末から前記通知処理に基づいた配信要求を受けると、前記動画データを配信する配信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る動画配信サーバによれば、第1の携帯端末のユーザーは、動画を撮像しているときに、動画の配信に関する通知を周囲の第2の携帯端末に向けて行うことができる。
動画配信システム1の構成を示す図 動画配信システム1において、動画アップロード受け付けから通知メール送信までのデータの流れのイメージを示す図 動画配信システム1において、動画配信するデータの流れのイメージを示す図 携帯電話機2aの機能ブロック図 動画配信サーバ100の機能ブロック図 基地局200の機能ブロック図 動画配信元の携帯電話機2a、動画配信サーバ100、および動画の配信を要求する携帯電話機2b間のやりとりを示すシーケンス図 ステップS11におけるディスプレイ15の表示画面を示す図 通知メール60を示す図 ステップS18におけるディスプレイ15の表示画面を示す図 ステップS11に対応しステップS12をスキップし得るディスプレイ15の表示画面を示す図
(実施の形態)
以下、本実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、動画配信システム1の構成を示す図である。
動画配信システム1は、無線通信網にて接続された5台の携帯電話機2a〜2e、動画配信サーバ100、基地局200を備える。
図2,図3は、動画配信システム1におけるデータの流れのイメージを示す図である。
動画配信システム1の概要としては、次の(1)から(7)の通りである。図2は(1)〜(4)までの流れに対応し、図3は(5)〜(6)までの流れに対応している。
(1)携帯電話機2aは、ユーザーAから配信開始の指示を受け付ける。
(2)携帯電話機2aは、自機の位置を取得し、取得された位置情報を含む位置情報パケット50を動画配信サーバに送信する。また、携帯電話機2aのカメラ機能を用いて撮影(撮像)した動画の動画データのストリームパケット52の送信を開始する。
(3)動画配信サーバ100は、位置情報パケット50を受信し、受信した位置情報パケット50に含まれる位置情報に基づいてエリアXを決定し、エリアX内に存在する携帯電話機2b〜2eを特定する。そして、特定された携帯電話機2b〜2e宛に通知メール60を送信する。
(4)携帯電話機2b〜2eは、それぞれのユーザーB〜Eに通知メール60の受信を知らせる。
(5)携帯電話機2b,2d,2eは、それぞれ視聴を希望するユーザーB,D,Eから配信要求指示の操作を受け付けると、配信要求を動画配信サーバ100に送る。
(6)配信要求を受けた動画配信サーバ100は、配信要求元の携帯電話機2b,2d,2eに、動画データのストリームパケット54の配信を開始する。このとき、配信するストリームパケット54は、そのとき受信しているストリームパケット52に基づくものである。また、動画配信サーバ100は、配信中の携帯電話機の台数をカウントし、台数の数つまり視聴者の人数を示す視聴者数情報を配信元の携帯電話機2aに送信する。
(7)携帯電話機2aは、ユーザーAから配信停止の指示を受け付けると、ストリームパケット52の配信を停止する。ストリームパケット52の受信がなくなった動画配信サーバ100は、動画配信を中止する。
なお、動画配信システムは、携帯電話機2aが撮影中の動画を携帯電話機2b〜2eへと配信するものである。
次に、動画配信システム1を構成する携帯電話機2a〜2e、動画配信サーバ100、基地局200の機能ブロックについて順に説明する。
図4は、携帯電話機2aの機能ブロック図である。
携帯電話機2aは、通話部10、位置情報取得部12、表示制御部14、操作受付部16、エンコード部18、デコード部22、送信部24、受信部26、制御部28を備える。
なお、携帯電話機2b〜2eの機能ブロックも携帯電話機2aと同様であるため説明を省略する。
無線通信部10は、例えば、高周波の無線通信回路を含んで構成されており、一般的な通信機能などを実現する。また、基地局200と定期的にデータをやりとりする。このため定期的なやりとりにより、基地局200の端末管理部204(図6参照)は、現在無線通信を行っている端末が何であるかを管理することが可能である。
位置情報取得部12は、通信中の基地局のBSSID(Basic Service Set Identifier)を取得する。BSSIDは携帯電話機2aの位置の手がかりとなる位置情報である。
表示制御部14は、ディスプレイ15の表示を制御する。ディスプレイ15は、例えば液晶方式であり画面サイズは3.5インチである。
操作受付部16は、操作キー17から操作内容を受け付ける。操作キー17は、例えば、ダイヤルキーや機能キーを含んでいる。
エンコード部18は、カメラ19が撮影する動画やマイク20が録音する音声を所定の形式にエンコードし、動画データを生成する。このエンコードは、カメラ19の動画撮影に並行して行われる。言い換えると、カメラ19の動画撮影の開始から終了までの間行われることとなる。
デコード部22は、動画データなどをデコードする。動画データに含まれる動画はディスプレイに出力し、動画データに含まれる音声はスピーカ23に出力する。なお、出力の際には、動画データを構成するストリームパケット54が、再生に必要な量になるまでパケットを貯めてから出力する(バッファリング)。
送信部24は、位置情報取得部12が取得した位置情報を送信する。また、エンコード部18によるエンコードに並行して、エンコードにより生成された動画データをストリーム形式のストリームパケット52として順次送信する。
受信部26は、動画データを構成するストリームパケット54や視聴者数情報を受信する。
制御部28は、制御プログラムを格納するROM、制御プログラムを実行するCPU、実行の作業領域となるRAMから構成され、各部を制御する。
図5は、動画配信サーバ100の機能ブロック図である。
動画配信サーバ100は、受信部102、エリア決定部104、端末特定部106、メール作成部108、メール通知部110、動画格納部112、動画配信部114、カウント部116、送信部118、制御部120を備える。
受信部102は、動画配信元の携帯電話機2aから位置情報や、ストリームパケット52を受信する。
エリア決定部104は、受信した位置情報であるBSSIDを基に、通知メール60を送信すべきエリアXを決定する。
端末特定部106は、決定されたエリアXに存在する携帯端末を基地局とやりとりすることで特定する。また、携帯端末の端末固有IDごとのメールアドレスを予め記憶した対応テーブルを利用して、端末固有IDが特定されると、対応するメールアドレスを取得することができる。
メール作成部108は、通知メール60を作成する。
メール通知部110は、作成された通知メール60を端末特定部106により特定されたメールアドレス宛に送信する。
動画格納部112は、受信部102が受信したストリームパケット52を蓄積し、動画配信用のコンテンツとして格納する。
動画配信部114は、動画格納部112に格納されたコンテンツを、その所在を示すURLと対応付けて配信可能な状態におく。そして、動画配信部114はURLを用いた配信要求を受けると、動画格納部112のURLにより指定される所在から対応するコンテンツを取り出し、コンテンツに基づいたストリームパケット54を配信要求元へと順次配信する。
カウント部116は、動画配信部114が現在配信している台数を計数する。具体的には、配信要求部114が配信要求を受けると台数をインクリメントし、配信要求元の携帯電話機から配信要求の中止を受け付けたり、配信要求元の携帯電話機との接続が切断されるなどすると台数をデクリメントする。
送信部118は、カウント部116により計数された台数を動画配信元の携帯電話機2aへと送信する。
制御部120は、制御プログラムを格納するROM、制御プログラムを実行するCPU、実行の作業領域となるRAMから構成され、各部を制御する。
図6は、基地局200の機能ブロック図である。
基地局200は、セル方式の基地局であり、無線通信部202、端末管理部204、各部を制御する制御部206を備える。
無線通信部202は、例えば、無線通信回路を含んで構成されており、携帯電話機などの無線通信端末との間で無線通信を行う。
端末管理部204は、無線通信部202が現在無線通信を行っている端末を管理する。例えば、無線通信部202がカバーする範囲内に携帯電話機2a〜2eが存在していれば、端末管理部204は、携帯電話機2a〜2eそれぞれの端末固有IDを記憶する。
次に、具体的な動作について、図7のシーケンス図に基づいて説明する。
図7は、動画配信元の携帯電話機2a、動画配信サーバ100、および動画の配信を要求する携帯電話機2b間のやりとりを示すシーケンス図である。
まず、携帯電話機2aは動画配信開始を受け付ける(S11)。具体的には図8のような表示画面を介して受け付けを行う。すなわち、図8は、ステップS11においてディスプレイ15の表示画面を示す図である。ディスプレイ15の表示画面においては、カメラ19が動画撮影を開始したときの映像を予め表示するウインドウ32、動画撮影開始を受け付ける「Start」キー34、表示画面から抜けるための「Exit」キー36、が表示されている。
操作受付部16は操作キー17を介して「Start」キー34の選択を受け付けると、位置情報取得部12は位置情報を取得し(S12)、制御部28はカメラ19に動画撮影開始を指示し、動画撮影に並行してエンコード部18はカメラ19が撮影した動画データをエンコードする(S13)。
そして、携帯電話機2aの送信部24は動画配信サーバとのコネクション確立後(S14,S21)、位置情報を送信する(S15,S22)。また送信部24は、エンコード部18により生成された動画データをストリーム形式のストリームパケット52として順次送信する(S16)。動画のアップロードを受け付けた動画配信サーバ100においては、動画格納部112は、受信部102が受信したストリームパケット52を蓄積し、動画配信用のコンテンツとして格納する。そして、動画格納部112に格納されたコンテンツを、その所在を示すURL"http://example.com/a-san.asx"と対応付けて配信可能な状態におく(S23)。
動画配信サーバ100では、受信部102が位置情報を受信すると(S22)、受信した位置情報に含まれるBSSIDを特定する。そして、エリア決定部104は、BSSIDを有する基地局200がカバーする範囲に相当する領域を、通知メール60を送信すべきエリアXとして決定する(S24)。そして、端末特定部106は、エリアXをカバーする基地局200から基地局200が現在無線通信を行っている端末の端末固有IDの一覧(携帯電話機2a〜2eの端末固有ID)を取得する。そして取得した端末固有IDを、端末固有IDとメールアドレスとの対応テーブルに参照して、取得した端末固有IDの一覧に対応するメールアドレスの一覧を特定する(S25)。
メール作成部108は、特定されたメールアドレス(携帯電話機2b〜2eのメールアドレス)を宛先とし、通知メール60を作成する。メール通知部110は作成された通知メール60を送信する(S26,S31)。
なお、携帯電話機2aへは通知の必要がないので、メール通知部110は携帯電話機2aに対応するメールアドレスへは通知メール60を送らない。このような携帯電話機2aのメールアドレスの除外は、例えば動画アップロード受付時(S23)に、携帯電話機2aの端末固有IDを取得しておき、この端末固有IDに対応するメールアドレスを宛先から取り除くことでできる。
図9に携帯電話機2b宛に送られた通知メール60を示す。
図9に示すように、通知メール60は内容として、メッセージ62とURL64とを含む。メッセージ62は、「以下の生放送が開始されました!」という動画の配信が開始した旨、「動画配信主:Aさん」という動画配信元の携帯電話機2aのユーザー名、「エリア:○○県○○市○○町○○周辺」という動画配信元の携帯電話機2aをカバーする基地局200の位置などを含んでいる。
URL64は、動画のネットワーク上の所在を示している。携帯電話機2bの送信部24は、ユーザーBからURL64の選択を受け付けると、動画配信サーバ100へと"http://example.com/a-san.asx"の配信を要求する旨を送信する(S32)。動画配信サーバ100の動画配信部114は、配信要求を受けた"a-san.asx"のコンテンツに基づいたストリームパケット54の配信を携帯電話機2bに向けて開始する。携帯電話機2bの受信部26は、ストリームパケット54を受信し、デコード部22は、受信したストリームパケット54が再生に必要な量にまで貯まると、動画の再生を開始し、ユーザーBは動画の視聴を開始できることとなる。
なお、動画配信サーバ100のカウント部116は、携帯電話機2bから動画配信要求を受けると、カウント部116は、計数中の台数に台数1台をインクリメントする。そして送信部118はインクリメント後の台数を示す視聴者数情報を携帯電話機2aに送信する(S28)。
携帯電話機2aは、受信部26において視聴者数情報を受信し、受信した視聴者数情報に基づいて表示制御部14は、ディスプレイ15の画面に表示している視聴者数を更新する(S17,S18)。
図10は、ステップS18におけるディスプレイ15の表示画面を示す図である。ディスプレイ15の表示画面においては、カメラ42が撮影中の動画を示すウインドウ42、動画撮影停止を受け付ける「Pause」キー44、動画撮影終了を受け付ける「Stop」キー46、視聴者数欄48が表示されている。
視聴者数欄48は、「3人が視聴中」という内容であり、視聴者数欄48を見た携帯電話機2aは自己が配信している動画の視聴者人数を知ることができる。
なお、新たな配信要求による視聴者の増加または接続切断による視聴者の減少があれば、カウント部116は視聴者人数を示す台数をインクリメント/デクリメントすることなどにより、視聴者数欄48の人数も増減することとなる。
また、動画を再生中の携帯電話機2b,2d,2eにも、同様に視聴者人数を通知するようにしても構わない。
ディスプレイ15の表示画面において、操作受付部16が操作キー17を介して「Pause」キー44を受け付けると、動画が撮影され、コネクション切断となる(S19,S20)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、動画配信サーバ100は、動画配信元の携帯電話機2aの位置情報を手がかりに、宛先を特定して通知メールを送信するので、携帯電話機2aのユーザーAは手軽に自分の周囲に存在する携帯電話機2b〜2eのユーザーB〜Eに配信開始の旨を通知することができる。また、通知を受けたユーザーB〜Eは、自分の周囲に存在するユーザーAが配信する動画を視聴することができる。
また、携帯電話機2aから動画配信サーバ100へは、動画アップロード開始より先に位置情報を送信するので動画配信サーバ100からの通知を配信開始の時点より手前に行うことができる。このため、ユーザーAの配信の開始にあたって通知が遅れて冒頭の部分が誰にも見られない(視聴者がゼロ名)というような可能性を低減できる。
<補足>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の内容に限定されず、本発明の目的とそれに関連又は付随する目的を達成するための各種形態においても実施可能であり、例えば、以下であっても構わない。
(1)実施の形態では、動画配信サーバ100は、携帯電話機2aから位置情報を取得するとして説明したが、必ずしも動画配信サーバ100において、携帯電話機の位置情報を携帯電話機から受信しなくてもよい。
例えば、動画配信サーバ100は、携帯電話機2aからは位置情報を受信せずに端末固有IDだけを受信し、この端末固有IDを基地局200を含む他の基地局に問い合わせることで、携帯電話機2aを管理する基地局が基地局200であると特定でき、基地局200のカバーする範囲内に携帯電話機2aが存在すると推定することができる。
また、このように携帯電話機2aから位置情報を取得するかどうかをユーザーAから受け付けるとしてもよい。
図11はステップS11に対応するディスプレイ15の表示画面を示す図である。画面内の上部には、「位置送る」キー37と「位置送らない」キー38とが表示されている。このキー37,38の選択に基づいて位置情報を取得するかどうかを異ならせる。
なお、位置情報を取得しない場合には、ステップS12(図7)の処理スキップをして、動画配信サーバ100は上述のように携帯電話機2a以外から位置情報を取得する。あるいは、位置情報を取得しない場合、動画配信サーバ100は、通知メールを送信せず、受信したデータを保存する。この場合、通知メールを送信しないので、ユーザーは周囲の人に通知をするか否かを選択することができる。
(2)実施の形態では、端末特定部106によりどの携帯電話機宛に通知メール60を送信すべきか特定し、動画配信サーバ100から携帯電話機2b〜2e宛に直接送信するとして説明したが、間接的に、すなわち動画配信サーバ100が基地局200へと通知送信を依頼するようにしても構わない。
具体的には、エリア決定部104が決定したエリアXが基地局200がカバーする範囲に相当するエリアであれば、動画配信サーバ100から基地局200へと、端末管理部204の管理下にある端末へと通知を送信する旨の依頼を送信し、依頼を受けた基地局200から通知を送信するというものである。例えば、基地局200から通知を送信する場合には、基地局200がWiMAX規格に対応していればブロードキャスト・メッセージなどの方式を利用することができる。
なお、この間接的な送信の場合には、動画配信サーバ100は、通知メールを送信すべき携帯電話機を一意には特定しないこととなる。
(3)実施の形態では、携帯電話機2aの位置情報取得部12はBSSIDを取得するとして説明したが、携帯電話機2aにGPS機能を搭載しておき、位置情報取得部12はGPS機能を用いて緯度経度を取得するようにしてもよい。
この場合、例えば、位置情報取得部12が「東経135度0分0秒、北緯35度0分0秒」の位置情報を取得すると仮定すると、動画配信サーバ100のエリア決定部104では、上記「東経135度0分0秒、北緯35度0分0秒」の地点をカバーする基地局を特定し、当該基地局がカバーする範囲をエリアXとして決定することができる。
また、GPSの場合には、比較的小さい誤差で位置を特定できるため、通知メール60(図9)のメッセージ62に表示するエリアの住所をより詳細にすることができ、携帯電話機2b〜2eのユーザーB〜Eに、視聴するかどうかの判断材料とすることができる。
(4)実施の形態では、エリア決定部104は、BSSIDを有する基地局200がカバーする範囲に相当する領域を、エリアXとして決定したが(S24)、例えば、基地局200がカバーする範囲に相当する領域に隣接する範囲をカバーする基地局(隣接セル基地局)をエリアXとして通知すべきエリアXを拡大するようにしても構わない。
(5)実施の形態では、通知メール60は、動画の所在を示すURLを記載するとして説明したが、動画を識別できる情報であれば所在(Locator)に限られない。例えば、動画の名前や動画配信主の名前などを用いてもよい。要は配信要求する動画を特定できる識別子(Identifier)、つまり、URI(Uniform Resource Identifier)であれば足りる。
(6)実施の形態では、視聴者を集められるように配信の旨を動画データの受信より前に通知することを記載した。
しかしながら、これに限定されない。例えば、ユーザーの携帯電話機からの動画データの受信を開始時に通知することとしてもよい。この場合には、動画配信元のユーザーからすれば上述のような通知は視聴者を集めるために有用である。
更にまた、ユーザーの携帯電話機からの動画データの受信が終了した後に通知することとしてもよい。この場合には、携帯電話機(第1の携帯端末)のユーザーは、動画を撮像したときに、動画の配信に関する通知を周囲の携帯電話機(第2の携帯端末)に向けて行うことができる。
(7)実施の形態では、位置情報送信(S15)、動画アップロード開始(S16)の順番で行う例を説明したが、例えば、動画アップロード開始時に、位置情報を送信するようにしてもよい。
また、動画アップロードを終了した後で、位置情報を送信するようにしてもよい。この場合、図7でいうと、ステップS15の位置情報送信が、ステップS19の動画配信終了受付の次に来ることとなる。
(8)実施の形態では、携帯端末の一例として携帯電話機を例に挙げて説明したが、例えば携帯情報端末(PDA)にも適用することができる。
本発明の動画配信サーバによれば、ユーザーは携帯端末で撮影中の動画を、手軽に周囲に向けて配信できるため有用である。
1 動画配信システム
2a 動画配信元の携帯電話機
2b〜2e 配信要求元の携帯電話機
12 位置情報取得部
15 ディスプレイ
16 操作受付部
18 エンコード部
19 カメラ
22 デコード部
24 送信部
26 受信部
34 「Start」キー
46 「Stop」キー
52,54 ストリームパケット
60 通知メール
64 URL
100 動画配信サーバ
102 受信部
104 エリア決定部
106 端末特定部
108 メール作成部
110 メール通知部
112 動画格納部
114 動画配信部
116 カウント部
200 基地局
204 端末管理部

Claims (7)

  1. 第1の携帯端末の位置を示す位置情報と、第1の携帯端末から当該第1の携帯端末の撮像手段を介して生成された動画データとを受信する受信手段と、
    受信された位置情報に基づいて、前記位置情報に示される位置をカバーする基地局がカバーするエリアを配信エリアとして決定する決定手段と、
    前記配信エリアに存在する1以上の第2の携帯端末宛へと、前記動画データを識別する識別情報を含む通知処理を行う通知手段と、
    前記第2の携帯端末から前記通知処理に基づいた配信要求を受けると、前記動画データを配信する配信手段と、
    を備えることを特徴とする記載の動画配信サーバ。
  2. 前記受信手段は、前記位置情報を、前記動画データの受信に先立って受信し、
    前記通知手段は、前記配信手段による配信に先立って前記通知処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の動画配信サーバ。
  3. 前記識別情報は、前記動画データの所在を示すURLを含み、
    前記配信手段は、前記第2の携帯端末からURLを用いた配信処理を受けると、URLに示される所在に存する動画データを配信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画配信サーバ。
  4. 前記配信要求に基づいて、前記配信手段が動画を配信中の第2の携帯端末の台数をカウントするカウント手段と、
    カウントされた数を、前記第1の携帯端末宛に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の動画配信サーバ。
  5. 前記決定手段により決定されたエリアに存在する1以上の第2の携帯端末を特定する特定手段を備え、
    前記通知手段は、特定された第2の携帯端末宛へと前記通知処理を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画配信サーバ。
  6. 前記受信手段は、前記動画データをストリーム形式にて受信し、
    前記配信手段は、前記動画データをストリーム形式にて配信することを特徴とする請求項1に記載の動画配信サーバ。
  7. 第1の携帯端末と、1以上の第2の携帯端末と、動画配信サーバとを含む動画配信システムであって、
    第1の携帯端末は、
    動画を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段を介して生成された動画データを格納する格納手段と、
    自機の位置情報を取得する取得手段と、
    取得された位置情報と前記動画データとを送信する送信手段とを備え、
    動画配信サーバは、
    前記第1の携帯端末の送信手段により送信された前記位置情報と前記動画データとを受信する受信手段と、
    受信された位置情報に基づいて、前記位置情報に示される位置をカバーする基地局がカバーするエリアを配信エリアとして決定する決定手段と、
    前記配信エリアに存在する1以上の第2の携帯端末宛へと、前記動画データを識別する識別情報を含む通知処理を行う通知手段とを備え、
    第2の携帯端末は、
    前記通知手段による通知を受信する受信手段と、
    通知に含まれる前記識別情報を用いて動画の配信を要求する要求手段とを備え、
    動画配信サーバは、
    第2の携帯端末から前記識別情報を用いた配信要求を受けると、前記識別情報により識別される動画データを配信する配信手段と、
    を備えることを特徴とする動画配信システム。
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