WO2002005158A1

WO2002005158A1 - Système et procédé de fourniture de produits

Info

Publication number: WO2002005158A1
Application number: PCT/JP2001/005799
Authority: WO
Inventors: Katsunori Kakimoto; Makoto Goto
Original assignee: Medical Yukon Publishing Co., Ltd.
Priority date: 2000-07-06
Filing date: 2001-07-04
Publication date: 2002-01-17
Also published as: AU2001269435A1; JP2002024637A

Description

明細書商品提供システムおよびその方法技術分野

本発明は、情報ネットワークを介した商品の提供技術に関し、特に、インターネットにおけるバーチャルショップの商品提供に適用して有効な技術に関するものである。背景技術

いわゆる、インターネットなどの情報ネットワークの普及に伴い、仮想店舗 (バーチャルショップ）のホームページを利用して商品を購入する通信販売が拡大しつつある。

本発明者が検討したところによれば、バーチャルショップを利用して、たとえば、スキンケア商品、健康食品、あるいは栄養補給材であるサブリメントなどを購入する際には、利用者がインターネットを介して希望の商品が掲載されているバーチャルショップのホームページにアクセスして端末の表示部に表示させ、該ホームページの電子カタログに記載されている商品の効能などを参考にして、最適と思われる商品を利用者自身が判断し、購入している。

なお、この種のバ一チャルショップについて詳しく述べてある例としては、 2 0 0 0年 3月 2 0日、日経 B P社発行、日経 B P社出版局（編）、「日経 B P デジタル大辞典 2 0 0 0— 2 0 0 1年版」 P 1 0 2 2があり、この文献には、インターネットによるオンラインショッビングについて記載されている。

ところが、上記のようなオンラインショッピングにおける商品の購入方法では、次のような問題点があることが本発明者により見い出された。

すなわち、ホームページに記載された商品の情報だけを参考にし、利用者自身が判断して購入するので、スキンケア商品、健康食品、サプリメントなどの症状によって選択される商品が異なる場合、利用者の症状にあった商品が選択されない恐れが生じてしまう。

また、バーチャルショップによっては、改善したい症状などをメールで送信すると利用者に回答が返信される相談室などが設けられている場合もあるが、利用者が一方的に質問をするだけで回答者に充分な情報が伝わらず、誤つた商品が提案されてしまう恐れもある。

本発明の目的は、利用者の体質を短時間で高精度に判定し、最適な商品を提案することのできる商品提供システムおよびその方法を提供することにある。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。発明の開示

本発明の商品提供システムは、体質を判定するチェックシートの回答、および選択した商品データ、ならびに購入データからなる商品発注データを入力してネットワークに送信し、かつ該ネットワークを介して転送された体質の判定結果、前記商品の情報を表示する複数の利用者端末と、該利用者端末からネットワークを介してチェックシートの回答が入力された際には、判定プログラムに基づいて利用者の体質を判定するとともにその判定結果に見合つた商品を選択し、判定結果と選択した商品の情報とをネットワークを介して利用者端末に返信し、ネットワークを介して利用者端末から商品発注デー夕が送信された際には、その商品の発注を受け付けるシステムサーバとを備えたことを特徴とする。また、本発明の商品提供方法は、利用者端末に表示された体質を判定するチェックシートの回答をネットワークを介してシステムサーバに入力するステツプと、その回答からシステムサーバが、判定プログラムに基づいて、利用者の体質を判定するとともにその判定結果に見合った商品を選択し、判定結果と選択した商品の情報とをネットワークを介して利用者端末に返信し、利用者端末に表示させるステップと、該利用者端末から商品の選択、および購入データの入力を行い、ネットワークを介して前記システムサーバに送信して商品を発注するステップとを有することを特徴とする。

さらに、本発明の商品提供方法は、利用者端末に表示された体質を判定するチェックシートの回答をネットワークを介してシステムサーバに入力するステップと、その回答からシステムサーバが、判定プログラムに基づいて、利用者の体質を予め設定された 2以上のタイプのうち、どのタイプに属するかを判定し、判定したタイプの解説、ならびにそのタイプに見合った商品の情報をネットワークを介して利用者端末に返信し、該利用者端末に表示させるステップと、利用者端末から商品の選択、および購入データの入力を行い、ネットワークを介してシステムサーバに送信し、その商品を発注するステツプとを有することを特徴とする。

また、本発明の商品提供方法は、利用者端末に表示された利用者の肌体質を判定するチェックシートの回答をネットワークを介してシステムサーバに入力するステップと、その回答からシステムサーバが、判定プログラムに基づいて、利用者の肌体質を予め設定された 2以上のタイプのうち、どのタイプに属するかを判定し、そのタイプに見合ったスキンケア商品を選択し、判定されたタイプとスキンケア商品の情報とをネットワークを介して利用者端末に返信し、該利用者端末に表示させるステップと、利用者端末からスキンケア商品の選択、および購入データの入力を行い、ネットワークを介してシステムサーバに送信し、スキンケア商品を発注するステップとを有することを特徴とする。

さらに、本発明の商品提供方法は、利用者端末に表示された利用者のポディタイプを判定するチェックシートの回答をネットワークを介してシステムサーバに入力するステップと、その回答からシステムサーバが、判定プログラムに基づいて、利用者のボディタイプを予め設定された 2以上のタイプのうち、どのタイプに属するかを判定し、そのタイプに見合った健康食品を選択し、判定されたタイプと健康食品の情報とをネットワークを介して利用者端末に返信し、該利用者端末に表示させるステップと、利用者端末から健康食品の選択、および購入データの入力を行い、ネットワークを介してシステムサーバに送信し、健康食品を発注するステップとを有することを特徴とする。

以上のことにより、利用者端末に表示されたチエツクシートに回答するだけでシステムサーバが判定プログラムに基づいて利用者の体質や症状を短時間で的確に判断し、それら体質や症状に見合った商品を提案するので、利用者に最適な商品を短時間で効率よく提供することができる。図面の簡単な説明

図 1は、本発明の一実施の形態による商品提供システムの構成図、図 2は、本発明の一実施の形態による利用者端末に表示されるプログラムメニューの一例を示す説明図、図 3は、美肌プログラムが選択された際に端末に表示される美肌に関する解説、および利用者の肌体質を判定するチェックシートの解説の説明図、図 4は、美肌プログラムが選択された際に端末に表示されるチェックシートの説明図、図 5は、端末に表示される判定グラフ、ならびに判定結果の説明図、図 6は、端末に表示されるタイプ毎の解説の一例を示す説明図、図 7は、端末に表示されるおすすめの漢方薬図鑑のページの説明図、図 8は、端末に表示されるおすすめのクッキングレシピのページの説明図、図 9は、端末に表示される商品紹介のページの説明図、図 10は、商品提供システムによる体質判定から商品発注までのフローチャート、図 1 1は、ダィエツトプログラムが選択された際に端末に表示されるダイエツ卜に関する解説、およびボディタイプを判定するチェックシートの解説の説明図、図 1 2〜図 14は、ダイエットプログラムが選択された際に端末に表示されるチエックシートの説明図、図 1 5は、端末に表示されるそれぞれボディタイプにおける判定グラフの説明図、図 1 6は、端末に表示された判定結果、ならびに判定されたタイプの解説を示す説明図である。発明を実施するための最良の形態

本発明を詳細に説明するために、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。

本実施の形態において、商品提供システム 1は、複数の端末（利用者端末） 2、システムサーバ 3、ならびにコンピュータ 4から構成されている。端末 2は、ワークステーション、パーソナルコンピュータ、あるいは携帯可能でパケット通信などの通信機能を有した携帯電話機や PDA (P e r s o n a 1 D i g i t a l As s i s t an t s) などの携帯端末情報通信機器などである。

複数の端末 2は、電話回線、無線回線、あるいは専用回線などの回線 K 1 を介してィンターネッ卜プロバイダのプロバイダサーバ P Sなどに接続されている。プロバイダサーバ S P、およびシステムサーバ 3は、インターネット Nに接続されている。

システムサーバ 3には、ィンターネット Nを通じて不特定多数の利用者に閲覧してもらうマルチメディアコンテンツ、いわゆるホームページが格納されており、端末 2などから要求された情報などを一元的に管理して提供する。このシステムサーバ 3に格納されたホームページは、美容と健康に役立つ情報提供を目的としたものであり、アクセスした利用者の体質を判定するプログラム、体質毎の対処法を説明するプログラムなどが東洋医学を基礎にして備えられている。

さらに、このホームページにリンクして、判定された利用者の体質に適したスキンケア商品、栄養補助食品などの商品紹介が搭載されたホームページが設けられている。

端末 2には、 WWW (W o r 1 d W i d e W e b ) ブラウザなどのィンターネット通信プログラムなどが格納されており、利用者は、イン夕ーネット通信プログラムを用いてシステムサーバ 3にアクセスし、ホームページなどを閲覧する。

また、コンピュータ 4は、専用回線、あるいは電話回線などの回線 K 2を介してシステムサーバ 3が接続されている。コンピュータ 4は、商品セン夕などに設置されており、利用者が端末 2からシステムサーバ 3のホームべ一ジ上でオーダーした際に入力された商品購入や発送手配などのデータを格納し、管理する。

次に、本実施の形態の作用について、図 1、図 2〜図 9のホームページの説明図、および図 1 0のフローチャートを用いて説明する。

まず、利用者は、端末 2に格納されたインターネット通信プログラムを立ち上げてプロバイダサーバ P Sを介してシステムサ一バ 3にアクセスする (ステップ S 1 0 1 )。

インターネット通信プログラムによって端末 2がシステムサーバ 3に接続されると、該端末 2には、図 2に示すように、ホームページの最初の画面であるプログラムメニューが表示される（ステップ S 1 0 2 )。

利用者は、表示されたプログラムメニューの中から希望するプログラムにマウスポインタを合わせて、マウスに設けられたポタンをクリックすることにより選択する（ステップ S I 0 3 )。ここでは、図 2のプログラムメニューにおける「あなたの美肌プログラム」が選択されたものとする。

「あなたの美肌プログラム」が選択されると、端末 2には、図 3、図 4に示すように、美肌に関する解説、利用者の肌体質を判定するチェックシートの解説、および判定に用いられるチェックシートが表示される（ステップ S 1 0 4 )。図 4における肌体質のチェックシートは、約 3 0問程度の質問からなり、これら質問が記載された質問欄の左側には、チェックボックスが設けられている。

利用者は、端末 2に表示されたチェックシートの質問から該当するチェックボックスを選択する。チェックボックスは、チェックシートの質問項目から必要なものを選択する仕組みであり、該チェックボックスにマウスポィン夕を合わせてクリックすることにより、その項目が選択されてチェックマークがっくものである。

そして、すべての質問の回答が終了すると、利用者は、チェックシートの下方に設けられた「判定」ポタンにマウスポインタを合わせてクリックする (ステップ S 1 0 5 )。

判定ポタンがクリックされることにより、システムサーバ 3に利用者のチエックシートへの入力結果が送信される。システムサーバ 3は、格納された診断プログラムに基づいて入力結果を演算して診断し（ステップ S 1 0 6 )、その診断結果、および診断結果の解説を端末 2に表示させる（ステップ S 1 0 7 )。

診断結果は、図 5に示す判定グラフ、判定結果、ならびに図 6に示す判定されたタイプの解説から構成されている。判定グラフは、分類されたタイプ 1〜タイプ 5における確信度を棒グラフによって表示したものである。

また、その棒グラフの下方には、棒グラフによって表示された 5つのタイプのうち、最も確信度が高いタイプが判定結果として表示されている。図 5 では、タイプ 1の確信度が最も高いので、判定結果としてタイプ 1が表示されている。

この判定結果の下方には、タイプ 1〜タイプ 5における肌体質の解説がそれぞれ表示されている。ここでは、タイプ 1〜タイプ 5のすベての解説を表示しているが、判定結果に表示されたタイプの解説だけを判定結果の下方に表示するようにしてもよい。

さらに、これらタイプ 1〜タイプ 5の下方には、おすすめ商品を紹介したページ、おすすめ漢方薬図鑑を掲載したページ、およびおすすめクッキングレシピを掲載したページが結びつけられたハイパーリンクのアイコンがそれぞれ表示されており、これらアイコンの何れか 1つをマウスポインタを合わせてクリックすることによって指定されたホームページに接続される。

ここで、診断プログラムに基づく診断方法について説明する。

肌体質は、前述のようにタイプ 1〜 5に分類されており、チェックシートの個々の質問には、これらタイプ別にスコアがそれぞれ割り付けられている。たとえば、チェックシートの質問 Q 1において、タイプ 1には 0点、タイプ 2は 1 0点、タイプ 3には 5点、タイプ 4は 1 0点、タイプ 5には 1 5点が、それぞれ割り付けられている。

そして、システムサーバ 3は、チェックされたチェックボックスに割り付けられたスコアを基にタイプ毎に個別に確信度計算し、それらの計算結果を確信度として棒グラフに表示するとともに、最も確信度の高いタイプを検出し、判定結果として表示する。

また、 2つ以上のタイプの確信度が同点となった場合には、たとえば、チエックボックスにチェックされた質問のうち、同点となったタイプ毎に、 1 0点以上の全スコアを合計し、スコアの合計が多い方のタイプにスコア 1 0 点を加算して確信度計算し、判定結果のタイプとして表示する。

さらに、同点となったタイプ毎に 1 0点以上の全スコアを合計し、なおかつ同点になった場合は、 1 5点以上の全スコアを合計し、スコアの合計が多い方のタイプにスコア 1 0点を加算して確信度計算し、判定結果のタイプとして表示する。

そして、利用者は、診断結果に該当する肌体質タイプの解説を読んだ後、おすすめ商品を紹介したページである「あなたにおすすめの商品紹介ぺージ」のアイコンにマウスポインタを合わせて選択する（ステップ S 1 0 8 )。このとき、利用者は、おすすめ漢方薬図鑑、あるいはおすすめクッキングレシピを掲載したページがリンクされたアイコンをマウスボイン夕を合わせて閲覧するようにしてもよい。

「あなたにおすすめの漢方薬図鑑」のページは、図 7に示すように、それぞれのタイプ毎におすすめの漢方薬の写真や効能などの解説が記載されている。「あなたにおすすめのクッキングレシピ」のページでは、図 8に示すように、それぞれのタイプ毎に漢方薬を用いたクッキングレシピが記載されている。

そして、ステップ S 1 0 8の処理において、「あなたにおすすめの商品紹介ページ」のアイコンが選択されると、システムサーバ 3に格納されたスキンケア商品紹介画面のプログラムが起動され、端末 2には、それぞれのタイプ毎による商品紹介のページが表示される（ステップ S 1 0 9 )。

この商品紹介のページには、図 9に示すように、スキンケア商品として、洗顔料、化粧水、美容液、ならびに健康食品などの各美肌商品の写真や解説などが掲載されている。利用者が商品を購入する際には、商品紹介のページに設けられた商品購入画面表示のポタンにマウスポインタを合わせてクリックし（ステップ S 1 1 0 )、端末 2に商品購入画面を表示させる（ステップ S 1 1 1 )。

利用者は、商品購入画面から希望の商品を選択し、購入する際に必要な購入データを入力する（ステップ S 1 1 2 )。購入データは、たとえば、利用者の住所、氏名、年齢、ならびに電話番号などである。

利用者が購入する商品、および購入データが送信され、システムサーバ 3 に受け付けられると、該システムサーバ 3は、決済方法選択画面を端末 2に表示させる（ステップ S 1 1 3 )。

利用者は、端末 2に表示された決済方法選択画面から希望する決済方法を選択する。決済方法としては、たとえば、クレジット力一ド、郵便振替、商品代引きなどである。クレジットカードによる決済の場合には、端末 2からクレジットカード番号を入力する（ステップ S 1 1 4 )。

これらステップ S 1 1 2〜S 1 1 4の処理において、希望の商品、購入デ一夕、決済方法のデータが正常に入力されたことをシステムサーバ 3が確認すると、これらのデータが該システムサーバ 3に格納され、商品購入の受付が終了する（ステップ S 1 1 5 )。また、データが正常に入力されていない場合、システムサーバ 3は利用者にデータを再入力させるコメントを端末 2に表示させる。

システムサーバ 3によって受け付けられた商品購入に関するデータは、回線 K 2を介してコンピュータ 4に送信される。商品センタでは、コンピュー夕 4に格納された商品購入に関するデータに基づいて商品を手配し、利用者が指定した場所に発送する（ステップ S 1 1 6 )。よって、利用者の肌体質にあった美肌商品を的確に提供することができる。

また、ステップ S 1 0 3の処理において、利用者が、図 2のプログラムメニューにおける「あなたのダイエットプログラム」を選択した場合について、図 1 1〜図 1 6を用いて説明する。

まず、「あなたのダイエットプログラム」が選択されると、端末 2には、図 1 1に示すダイエットに関する解説、利用者のボディタイプを判定するチェックシートの解説、および判定に用いられるチェックシートが表示される。このボディタイプのチェックシートは、「あなたの胃腸の強弱度チェック」、「あなたの冷え症度チェック」、ならびに「あなたの運動不足度チェック」の

3つのステップのチェックシートからなる。

「あなたの胃腸の強弱度チェック」は、図 1 2に示すように、約 2 0問程度の質問からなり、これらの質問が記載された質問欄の右側には、「はい」、「どちらでもない」、「いいえ」の 3つのチェックボックスが設けられている。また、「あなたの冷え症度チェック」は、図 1 3に示すように、約 1 0問程度の質問からなり、これらの質問が記載された質問欄の右側には、同様に、

「はい」、「どちらでもない」、「いいえ」の 3つのチェックボックスが設けられている。

さらに、「あなたの運動不足度チェック」は、図 1 4に示すように、約 1 0 問程度の質問からなり、同様に、質問欄の右側には、「はい」、「どちらでもない」、「いいえ」の 3つのチェックボックスが設けられている。

利用者は、端末 2に表示された 3つのチェックシートにおけるすべての質問に該当するチェックボックスを選択する。チェックシートの回答が終了すると、利用者は、「判定」ポタンにマウスポインタを合わせてクリックし、システムサーバ 3にチェックシートの入力結果を送信する。

システムサーバ 3は、格納された診断プログラムに基づいて入力結果を演算して診断する。システムサーバ 3は、演算して得られた診断結果、およびその診断結果の解説を端末 2に表示させる。

診断結果は、図 1 5に示す判定グラフ、ならびに図 1 6に示す判定結果、判定されたタイプの解説から構成されている。判定グラフは、ボディタイプを 8つに分類し、それらボディタイプが、どのような領域（痩せる領域肥る領域）にあるのかをビジュアル的にそれぞれ示したものである。

また、その判定グラフの下方には、システムサーバ 3によって演算された該当するボディタイプが判定結果として表示されている。この判定結果の下方には、ボディタイプ 1〜ボディタイプ 8の解説がそれぞれ表示されている。ここでは、ボディタイプ 1〜ボディタイプ 8のすベての解説を表示したが、判定結果に表示されたタイプの解説だけを判定結果の下方に表示するようにしてもよい。

さらに、ボディタイプ 1〜ボディタイプ 8の下方には、おすすめ商品を紹介したページを掲載したページを結びつけるハイパーリンクのアイコンがそれぞれ表示されており、これらアイコンの何れか 1つをマウスポインタを合わせてクリックすることによって指定されたホームページに接続される。ここで、診断プログラムに基づく診断方法について説明する。

ボディタイプの診断プログラムは、東洋医学を基礎として「胃腸の強弱度」、「冷え症度」、「運動不足度」により、ボディタイプを判定する方法を採用している。

前述したようにボディタイプのチェックシートでは、 1つの質問に対して、「はい」、「どちらでもない」、「いいえ」の 3つのチェックボックスが設けられていて、これら 3つのチェックボックス毎に「胃腸の強弱度」であれば胃腸の強弱についてスコアが割り付けられる。

たとえば、「胃腸の強弱度」チェックシートの質問 Q 1の「はい」は 0点、「どちらでもない」は 2点、「いいえ」は 4点が割り付けられる。そして、システムサーバ 3は、チェックボックスにチェックされた質問に割り付けられたスコアを、「胃腸の強弱度」、「冷え症度」、「運動不足度」毎の個別に合計する。

それらの合計したスコアに基づいて「胃腸の強弱度」、「冷え症度」、「胃腸の強弱度」を段階評価し、この段階評価結果に基づきボディタイプを判定結果として表示する。

また、判定グラフを表示する際、同時に、システムサーバ 3が算出した ' 「胃腸の強弱度」「冷え症度」、「運動不足度」の段階評価結果を棒グラフなどに表示するようにしてもよい。そして、診断結果に該当するボディタイプの解説を読んだ後、ボディタイプ 1〜 3に該当する利用者は、おすすめ商品を紹介したページである「おすすめの商品紹介ページ」のアイコンにマウスボイン夕を合わせて選択する (ステップ S 1 0 7 )。

また、ダイエットプログラムにおいて、ボディタイプ 4〜8 (図 1 5 ) に該当する利用者はダイエツトが不要なので、おすすめ商品が紹介されているページにリンクするアイコンは設けられていない。

そして、ボディタイプ 1〜 3のいずれかに該当する利用者が、「おすすめの商品紹介ページ」のアイコンを選択すると、システムサ一バ 3に格納されたダイエット商品紹介画面のプログラムが起動され、端末 2には、それぞれのタイプ毎によるダイエット商品（健康食品）紹介のページが表示される利用者が商品を購入する際には、商品紹介のページに設けられた商品購入画面表示のポタンにマウスポインタを合わせてクリックし、端末 2に商品購入画面を表示させる。

利用者は、商品購入画面から希望の商品を選択し、たとえば、利用者の住所、氏名、年齢、ならびに電話番号などの購入データを入力する。これらのデータは、送信先のシステムサーバ 3に受け付けられ、該システムサーバ 3 は、決済方法選択画面を端末 2に表示させる。

利用者は、端末 2に表示された決済方法選択画面から希望する決済方法を選択する。クレジットカードにより決済する場合には、端末 2からクレジットカード番号を入力する。

希望の商品の選択、購入データ、および決済方法などのデータが正常に入力されると、システムサーバ 3による商品購入の受付が終了する。システムサーバ 3は、商品購入に関するデータを回線 K 2を介して商品センタに設置されたコンピュータ 4に送信する。商品センタでは、コンピュータ 4に格納された商品購入に関するデ一夕に基づいて商品を手配し、利用者が指定した場所に商品を発送する。よって、利用者のボディタイプにあったダイエット商品を的確に提供することができる。

また、ここでは、美肌プログラムとダイエットプログラムとについて記載したが、図 2に示す他のプログラムメニューにおいても、同様に、システムサーバ 3がチェックシートの回答から確信度を算出し、最も確信度が高い夕イブを判定結果とし、そのタイプに見合った商品を提供している。

それにより、本実施の形態によれば、ホームページ上に掲載されたチエツクシートに回答するだけで利用者の体質や症状を短時間で的確に判断し、それら体質や症状に見合った商品を提案するので、利用者に最適な商品を短時間で効率よく提供することができる。

また、本実施の形態では、東洋医学を基礎にしたスキンケア商品、および健康食品を提供する場合について記載したが、これら商品以外にも、図 2に示した発毛、白髪体質や花粉症体質などの様々な体質をチェックし、それらの体質に見合つた商品を提供することができる。

以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。産業上の利用可能性

以上のように、本発明にかかる商品提供システムおよびその方法は、利用者端末に表示されたチェックシートに回答するだけでシステムサーバが判定プログラムに基づいて利用者の体質や症状を短時間で的確に判断し、それら体質や症状に見合った商品を提案することができ、利用者に最適な商品を短時間で効率よく提供することができる。

Claims

請求の範囲

1 . 体質を判定するチェックシートの回答、および選択した商品データ、ならびに購入データからなる商品発注データを入力してネットワークに送信し、かつ前記ネットワークを介して転送された体質の判定結果、前記商品の情報を表示する複数の利用者端末と、

前記利用者端末から前記ネットワークを介して前記チェックシ一卜の回答が入力された際には、判定プログラムに基づいて、利用者の体質を判定するとともにその判定結果に見合った商品を選択し、前記判定結果と前記選択した商品の情報とを前記ネットワークを介して前記利用者端末に返信し、前記ネットワークを介して、前記利用者端末から前記商品発注データが送信された際には、前記商品の発注を受け付けるシステムサーバとを備えたことを特徵とする商品提供システム。

2 . 利用者端末に表示された体質を判定するチェックシートの回答をネットヮ一クを介してシステムサーバに入力するステップと、

その回答から前記システムサーバが、判定プログラムに基づいて、利用者の体質を判定するとともにその判定結果に見合った商品を選択し、前記判定結果と前記選択した商品の情報とを前記ネットワークを介して前記利用者端末に返信し、前記利用者端末に表示させるステップと、

前記利用者端末から前記商品の選択、および購入データの入力を行い、前記ネッ卜ワークを介して前記システムサーバに送信し、前記商品を発注するステップとを有することを特徴とする商品提供方法。

3 . 利用者端末に表示された体質を判定するチェックシートの回答をネットワークを介してシステムサーバに入力するステップと、

その回答から前記システムサーバが、判定プログラムに基づいて、利用者の体質を予め設定された 2以上のタイプのうち、どのタイプに属するかを判定し、判定したタイプの解説、ならびにそのタイプに見合った商品の情報を前記ネットワークを介して前記利用者端末に返信し、前記利用者端末に表示させるステップと、

前記利用者端末から前記商品の選択、および購入データの入力を行い、前記ネットワークを介して前記システムサーバに送信し、前記商品を発注するステツプとを有することを特徴とする商品提供方法。

4 . 利用者端末に表示された利用者の肌体質を判定するチェックシートの回答をネットワークを介してシステムサーバに入力するステツプと、

その回答から前記システムサーバが、判定プログラムに基づいて、利用者の肌体質を予め設定された 2以上のタイプのうち、どのタイプに属するかを判定し、そのタイプに見合ったスキンケア商品を選択し、前記判定された夕イブと前記スキンケア商品の情報とを前記ネットワークを介して前記利用者端末に返信し、前記利用者端末に表示させるステップと、

前記利用者端末から前記スキンケア商品の選択、および購入データの入力を行い、前記ネットワークを介して前記システムサーバに送信し、前記スキンケア商品を発注するステップとを有することを特徴とする商品提供方法。

5 . 利用者端末に表示された利用者のボディタイプを判定するチェックシートの回答をネットワークを介してシステムサーバに入力するステップと、その回答から前記システムサーバが、判定プログラムに基づいて、利用者のボディタイプを予め設定された 2以上のタイプのうち、どのタイプに属するかを判定し、そのタイプに見合った健康食品を選択し、前記判定された夕イブと前記健康食品の情報とを前記ネットワークを介して前記利用者端末に返信し、前記利用者端末に表示させるステップと、

前記利用者端末から前記健康食品の選択、および購入データの入力を行い、前記ネットワークを介して前記システムサーバに送信し、前記健康食品を発注するステップとを有することを特徴とする商品提供方法。