JPH10334326A - 情報付き自動販売機 - Google Patents

情報付き自動販売機

Info

Publication number
JPH10334326A
JPH10334326A JP18164697A JP18164697A JPH10334326A JP H10334326 A JPH10334326 A JP H10334326A JP 18164697 A JP18164697 A JP 18164697A JP 18164697 A JP18164697 A JP 18164697A JP H10334326 A JPH10334326 A JP H10334326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
general
information
vending machine
drugs
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18164697A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Fujii
忠司 藤井
Nobuyuki Togashi
伸行 冨樫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SYST CONSULTING SERVICE KK
Original Assignee
SYST CONSULTING SERVICE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SYST CONSULTING SERVICE KK filed Critical SYST CONSULTING SERVICE KK
Priority to JP18164697A priority Critical patent/JPH10334326A/ja
Publication of JPH10334326A publication Critical patent/JPH10334326A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者に提供する一般薬または一般薬であった
ものの安全性と有効性を確保すると共に、一般薬または
一般薬であったものの販売方法及び販売装置特に自動販
売機に係るシステムの提供に関するものである。 【解決手段】 一般薬等に関する情報を記憶し処理する
手段を有するコンピュータ及びプログラムからなるコン
ピュータシステムと、情報を表示するための手段を有す
るCRT等の表示装置と、表示された情報より一般薬等
を選択するための表示装置上に設置されたタッチパネル
等の入力手段とを有し更に選択された一般薬等を販売す
る手段を有する自動販売機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬局・薬店等にお
いて患者に提供する薬の安全性と有効性を確保し一般薬
を選択するための情報を提供するシステムであって、一
般薬の販売方法及び販売機に関するものである。さら
に、従来は薬事法により一般薬としての認可が必要であ
ったものが規制の緩和により一般薬でなくなったものに
関する販売方法及び販売機も含むものである。
【0002】
【従来の技術】従来一般薬の販売は薬剤師と患者が相対
して販売されており、自動販売機は業として製造しまた
は薬局店頭等に設置されてはいない。この理由は一般薬
を含め医薬品の販売に関しては規則の定めにより患者に
対する薬剤師の服薬指導を必要とし、薬剤師を含め医療
関係者は患者に提供する薬の安全性と有効性に関しては
責任を有するからである。従ってこの分野に関しては専
門的資格を必要とするという事で従来から自動販売の範
囲には含められておらず、薬の自動販売機や販売方法に
関しても深く検討されておらず技術事例も少なく販売方
法に関しては次の事例が見られる。特開平5−8915
0は、市販薬の検索機能を有するPOSシステムに関す
るもので、薬を購入する顧客に対し顧客の訴える症状に
あった薬を顧客自身が納得して選べるように必要な薬の
情報を提供する事を目的としている。このシステムは顧
客の症状の情報を入力する事によりその症状に適した市
販薬一覧リストをレシートに印字する。顧客はこの情報
を参考としてそのリストから選択し顧客本人が好む薬を
選ぶ事ができまた薬局は売上げ向上につながるという特
徴を有するものである。しかしこのシステムはPOSシ
ステムと上位システムが一体となり機能を発揮するもの
であり、またPOSシステムより入力されるべき症状の
情報の質・量が不明でこれらを含め他の情報の入力も必
要であり、またレシートに印字される市販薬の情報は副
作用等を考慮した検索結果ではなくすべてのものが適切
であるとは言えない。当然ながら本システムは自動販売
機に関するものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したように一般薬
の販売に関しては薬の安全性と有効性を確保するため当
該分野の専門性を必要とし薬局という特定の店舖で一定
の時間内に販売されるのが通常である。しかしながら一
般薬を使用する者はその本人が使用する一般薬の情報を
充分に取得する事を希望しまた本人に都合のよい場所や
時間、例えば帰宅途時や症状が現れた夜間あるいは時間
的余裕のある休日などに買えたらと思う時がある。従っ
てこの両者の特徴を考慮し両者の希望を一定限度におい
て満たすものとして一般薬の自動販売に関する販売手法
が考えられる。現在は規則の定めにより自動販売機等は
採用されていないが、将来は一定範囲の一般薬に関して
はそのような販売が認められる事も考えられる。また現
在は一般薬であるが人体に対する作用が緩和で服薬指導
を要しないものが将来規制の緩和により一般薬の分類か
らはずされ、例えば医薬部外品類似や栄養補助食品等の
カテゴリー内で何ら規制なくコンビニエンスストアでも
販売されるものがある事も考えられる。従ってこのよう
な状況変化の予想も踏まえ薬局等及び購入者双方にとっ
て便利で有用な一般薬あるいは一般薬であったものの自
動販売に関する販売手法及び販売機を充分に検討してお
く必要がある。
【0004】従来の自動販売機の販売方法について説明
する。従来の清涼飲料類あるいはたばこ等の自動販売機
は購入の際商品を選択するのは容易であると言える。清
涼飲料類の場合は温かいものあるいは冷たいものでコー
ヒー、お茶にするかは購入する者の意志で決まりまたど
の銘柄の商品にするかは通常商品のサンプルや商品名等
が自動販売機上に表示されており従ってそれらの中から
本人の意思で好むものを選ぶ事ができる。選択した商品
を購入しようとする時は、料金を入れ該当する商品に対
応したボタンを押す事により自動販売機は選択された商
品を取出し口まで運ぶ。従って購入する者は通常商品の
サンプル等を見ながら選択できる。また商品に関する情
報としては商品のサンプルの外観や商品名及び当該商品
の価格等であって特に商品の説明を要するものであると
いう事はまれであろう。
【0005】しかしながら一般薬の場合は前記したよう
に専門性を要するものでありまたその商品の種類は多岐
にわたっている。例えばかぜ薬と言ってもせきに効くも
のとか解熱鎮痛用とか症状に応じて適切なものを選ぶ必
要があり、また同一商品でも散剤や錠剤あるいはカプセ
ルのものとか液剤とか種々の剤形があるのが通常であ
る。そして購入しようとする者はその一般薬の効能・効
果、成分、用法、用量及び作用等を事前に確認して選択
するものである。従って一般薬の購入にあたっては、前
記したように使用する一般薬の安全性と有効性を確認し
ながら購入しようとする者が好むものを容易にかつ確実
に選択できる仕組が必要である。以下の説明において
は、一般薬または一般薬であったものを一般薬等と記載
する。
【0006】先ず薬の安全性と有効性の確保の必要性に
ついて説明する。患者は医師による診察後医師の処方し
た一般薬を薬局で購入し服用するのが通常であるが、そ
の安全性確保のため当該医師による処方設計、薬局にお
ける処方せん管理が行われている。しかしながら現在の
患者と医薬品(医療用医薬品と一般薬の総称)を取り巻
く状況は複雑であり、医・薬分業により病院外でかつか
かりつけでなくともよい任意の薬局・薬店での薬の入手
による薬害の可能性や、医療用医薬品の併用による重複
・相互作用の発生、医療用医薬品と一般薬あるいはこれ
らと現在種々開発されまたは販売されている民間薬や健
康食品・栄養補助食品を含む各種食品類、嗜好品との相
互作用の発生の他患者本人の既往症、体質に基づく副作
用等これらの弊害を防ぐにはあまりにも情報過大で複雑
であり、患者個人では対処しきれない場合が通常であ
る。従って薬局における薬剤師の任務は極めて重大であ
り、処方せんの内容については医師の責任の下になされ
ているとはいえ、薬剤師は患者の質問に答える等患者に
対し適正な服薬指導をしなければならない。また医薬品
の処方・販売時には薬害を防ぎ医薬品の安全性と有効性
を確保するため前記した多くの要因を考慮し情報を的確
に処理する必要がある。特に2以上の医薬品の併用によ
る重複・相互作用あるいは各種食品類との相互作用また
は既往症や体質・体調、小児、妊婦、高齢者等を考慮し
た投薬にも注意を払う必要があり薬局において統一的に
適正な服薬指導及び情報の提供を行う必要がある。以上
の事は専門家である薬剤師により適切な指導が必要とさ
れる所以であり、その役割は地域医療の分野では更に増
えこそすれ減る事はない。しかしながら一般薬の一部に
ついてはあまりその高度の専門性を要しない物もあるで
あろうという事も言えなくはない。
【0007】また現在は調剤薬を専門とする薬局の他、
一般薬をベースとしながら多種類の商品や食品を扱う新
しい業態の薬局・薬店が店舗を拡大しつつある。このよ
うな店舖では薬剤師がいるとはいえ多人数の顧客が来店
の際には時間的制限から個々の顧客に充分対応できない
場合等、あるいは専門的知識の欠如している他の販売員
が商品を取り扱う場合、またはまれな場合には薬剤師自
身の知識の欠如や適当な情報を入手出来ないため重複・
相互作用の判断、商品の適否に対し的確に対応しきれな
い場合もあり信頼感に乏しい場合がある。従ってこのよ
うな場合多種類の商品の中から患者の症状等に合わせ適
切に一般薬を選択できるシステムがあれば便利である。
【0008】本発明の目的は、患者に提供する一般薬等
の安全性と有効性を確保し一般薬等を選択するための情
報を提供するシステムであって、一般薬等の販売方法及
び販売機、特に自動販売機に係るシステムの提供に関す
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、一般薬等に関する情報を記憶し処理する手段
を有するコンピュータ及びプログラムからなるコンピュ
ータシステムと、情報を表示するための手段を有するC
RT等の表示装置と、表示された情報より一般薬等を選
択するための表示装置上に設置されたタッチパネル等の
入力手段とを有し更に選択された一般薬等を販売する手
段を有する自動販売機である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に本発明の情報付き自動販売
機の一部を構成するコンピュータシステムの基本構成、
図2にそのコンピュータシステムを搭載した本発明の情
報付き自動販売機を示す。図1において1はシステムを
操作する者を示し、システムを操作する者1は、一般薬
等の販売員、及び一般薬等を必要とする患者、購入者
等、また本システムの取り扱いまたは内容に関し教育を
受ける者も含む。2は一般薬等の情報を記憶する記憶装
置を内蔵するコンピュータ(パソコン、マイクロコンピ
ュータ等を含む)で3の表示装置と接続されておりコン
ピュータで処理した情報を3の表示装置上に表示する事
ができる。表示装置3は、CRT、液晶等を用いた表示
装置で必要な情報を表示するのに適したものであればよ
く該当する場合にはスピーカ等の音響出力装置も内臓し
ており表示する情報と連動して音声等を出力する事がで
きる。表示装置3は、システムの目的及び表示する情報
の性質・量により複数個を用いる場合があってもよい。
2のコンピュータへの入力及び操作には、処理・表示の
制御、操作を可能とする指示入力装置として例えばマウ
ス、プッシュボタン、キーボード、タッチパネル、音声
入力装置、光入力装置等があるがユーザが操作しやすい
ものの一つであるタッチパネル4が表示装置3上に設置
されている。従ってシステムを操作する者1はタッチパ
ネル4を指先で押す事によりこの指示情報がコンピュー
タシステムに取り込まれ本システムを簡単に制御・操作
する事ができる。表示装置というときは一体となったタ
ッチパネルを含む場合があるものとする。図2において
5は情報付き自動販売機の筐体を示しその中には販売す
る一般薬等の包装を格納しその他自動販売に必要な機能
・機構を有している。3及び4は各々図1で説明した表
示装置及びタッチパネルを示し、コンピュータ2は情報
付き自動販売機5の内部に格納されている。6は料金で
ある紙幣及び貨幣の挿入口及び挿入された料金の合計額
の表示器を示し、7は購入した一般薬等の取出し口及び
釣銭の返却口を示す。
【0011】先ず課題を解決する手段に関して一般薬等
に関する情報について説明する。一般薬に関する情報と
いうときは当該一般薬の商品名、成分、効能・効果、用
法、用量、作用などの一般薬に関する記述情報の他、当
該一般薬の包装外形・剤形等の一般薬本来の画像情報や
当該一般薬に関する解説、使用方法、コマーシャル等の
画像・音声情報等をも含む場合があるものとする。表示
装置3が文字情報等の表示に適したものである時は表示
される情報は文字情報等のみであり、また表示装置3が
画像情報等の表示にも適したものである時は表示される
情報には画像情報等をも含める事ができる。一般薬であ
ったものに関する情報は、一般薬としての前記一般薬に
関する情報ほど詳細は含まなくともよいが少なくとも製
造メーカによる用法・用量、価格等の商品説明は含むも
のとし該当する場合には更に成分、効能、注意等の情報
も含むものとする。情報の項目例えば効能については、
当該商品が医薬品でないという理由で効能の文字を用い
るのは不適当であり別の表現が用いられる場合もあろう
が本発明では説明上そのような場合を含め効能で代表さ
せる。
【0012】前記一般薬に関する情報は、厚生省の認可
に基づきその関連団体・機関がまとめた情報に基づくも
のであってよく、さらに他の医療関連団体・機関が関与
し編集したものであってもよい。その内容は少なくとも
一般薬の商品名、成分、効能、用法・用量、剤形、価格
等に関する情報の他該当する場合には副作用、警告、注
意、禁忌、相互作用に関する情報を含んでいる。これら
の情報は本システムの記憶装置の中の一般薬等情報ファ
イルに格納される。この一般薬等情報ファイルは図3に
示すファイルで構成されているものである。一般薬であ
ったものの情報も製造メーカの商品説明に基づき同じく
図3に示すファイルで構成される。
【0013】一般薬に関する情報のうち相互作用情報に
該当する情報には、当該一般薬と相互作用を呈する他の
一般薬の名称あるいは一般薬を特定できる成分の名称が
含まれている。これらの名称により一般薬の特定が容易
にでき、または成分の名称により当該成分を有する一般
薬を特定する事ができる。一般薬は医療用医薬品と異な
り通常2以上の複数成分を有するという特徴を持つ。従
って異なる商品名であるが同一の成分を有するものも多
くまた同一薬効グループとして分類されるが併用すると
相互作用を呈するものもある。従って正確な一般薬に関
する知識が無い一般の患者は知らず知らずのうちに一般
薬同士で重複・相互作用を引き起こしている場合があ
る。一般薬とはいえその安全性及び有効性については厳
密にチェックされてしかるべきものである。
【0014】副作用、警告、注意、禁忌、妊婦、小児及
び高齢者に関する情報については、少なくとも当該一般
薬の情報のその部分に当該情報が存在するときは、副作
用、警告、注意、禁忌に関しては表示し確認される情報
の対象ではあるが妊婦,小児及び高齢者に関する情報は
患者本人が妊婦、小児及び高齢者に該当しない場合は取
捨選択されてよい。副作用、警告、注意、禁忌は当該一
般薬の単独の服用に関する情報を示すものであるが、当
該一般薬を2以上服用した場合は重複の服用となり、従
って副作用等の情報の中には重複に関する情報を含んで
いるものもある。重複に関しては、同一成分を有する同
一または他の一般薬の重複投与または同一作用を呈する
他の成分を有する他の一般薬との併用として定義され
る。
【0015】以上一般薬に関する情報について説明した
が患者本人に関する情報も一般薬の購入時考慮されても
よい。患者本人に関する情報とは、既往症、体質、食品
類及び嗜好品であって購入しようとする一般薬と相互作
用を呈するものが存在する場合もある。
【0016】既往症は、患者本人に関する情報であっ
て、患者の過去または現在の病歴であり例えば糖尿病、
心臓病等である。患者がこれらの既往症を有している時
は、当該一般薬が副作用、警告、注意、禁忌他に関する
情報がこれら既往症の名称等を含まないか否かを検索
し、含むときは当該情報を表示する処理も可能である。
【0017】体質は同じく患者本人に関する情報であっ
て患者の過去または現在の体質、特にアレルギー症、花
粉症、虚弱等に関するものであり、既往症と同様に扱わ
れる。例えば解熱鎮痛剤を選択する時は自己の体質によ
りピリン系または非ピリン系のいずれかを選択した方が
よい場合がある。食品は患者が食する物であり、いわゆ
る健康食品の他特定栄養食品、栄養補助食品等をも含
む。これら食品はその食品が有する機能、生理作用によ
る相乗効果が期待される物であるが一部には一般薬と共
に食する場合注意を要する物があり、例えば医療用医薬
品の場合であるがワルファリンと納豆あるいはクロレラ
や、ニソルジフィンとグレープジュース他がある。また
嗜好品は患者が嗜好するたばこ、コーヒー、アルコール
等であるが、睡眠導入剤と酒等のように注意すべき組合
わせがある事がある。
【0018】次に一般薬に関する情報の検索処理につい
て説明する。一般薬に関する情報で記憶装置内の一般薬
等情報ファイルに格納された情報は、その情報から必要
なもの例えば商品名を検索・表示する手段は、その目的
のために作成された検索・表示プログラムと表示装置3
により達成される。検索は一般薬等情報ファイルを検索
するための要素(キーワード)を与える事で実行され、
例えば、かぜ薬で、成分がアスピリンを含まず、解熱用
で、せきにも効くものがほしければ、要素として、か
ぜ、解熱、せきを選び検索しその結果これらの要素を一
般薬に関する情報に含む情報が提示されそしてその中か
ら成分としてアスピリンを含むものを排除する事により
目的の情報を得る事ができる。更に剤形として錠剤のも
のを欲するのであれば、錠剤を要素として既に選られた
情報をさらに検索し錠剤の剤形を有する情報を得る事が
できる。以上の処理は一般薬の選択処理の際に要素が決
まった後の一般薬等情報ファイルを検索する場合に用い
られる。
【0019】次に一般薬の一般的な選択方法について説
明する。通常一般薬に関する情報は当然ながらその一般
薬が有する効能を発揮する対象である病気やその症状に
関する情報を有しており、またその効能を発揮する患者
の体の部位に関する情報例えば頭とか胸とかを有してい
る場合も多い。通常医師は患者の訴える症状やその症状
が現れる体の部位等から病気を診断し更に必要な種々の
精密検査を実施して得た検査情報に基づき総合的にその
病気を診断し、その病気を治療するあるいはその病状を
和らげる医薬品を処方する。また漢方の場合には患者の
訴える症状とその症状が現れる体の部位・体質等から総
合的に判断しその症状に効能・効果を有する漢方薬を調
剤・配合する。これらの事から症状と体の部位は一般薬
の選択にあたって非常に重要な要因または情報であると
いう事がいえる。通常どのような症状が現れるかの一例
を図4に症状一覧として示す。図4に示す症状は種々の
症状を一定の基準で分類したものであり更に詳細に症状
が分類されるが、図4に示す分類では体の部位の名称を
伴う症状例えば頭、胸、腹、胃等も多く症状と体の部位
は密接な関連性を持っているものが多い事が分る。従っ
て一般薬の選定にあたっては少なくともこれら症状と体
の部位名の2つの要素を考慮して選定されるのが通常で
あろうが専門性を要する事と非常に多くの要因と症状が
あるためこれらを考慮して一般薬を適切に選択するとい
うシステムを作るのは容易な事ではなく、この一般薬を
適切に選ぶという事は医師または薬剤師の専門的知識、
経験に基づくノウハウによるものである。
【0020】従って本発明ではこれら医師または薬剤師
のノウハウをシステム化するという事ではなく別の観点
からもっと簡便で分かりやすい方法で解決する事を考え
る。即ち、先ず患者自身が本人の症状及びその症状の現
れている体の部位より、可能な範囲で本人の病気を推定
し、その病気に効能のある一般薬が属すると思われる分
類名を選択する方法であって、本システムは安全性と有
効性を確保しながら患者と一体となりガイドすると共に
一般薬の選択を行うための必要な情報を提供して行くも
のである。一般薬に関しては、ある基準で一般薬が分類
されており、その分類に従って選択していくと一般薬の
安全性と有効性を確保しながら容易にかつ確実に目的の
一般薬を選択する事ができれば便利である。図5にその
分類に関する例を2例示す。この2例は、1例が医療関
係者の観点からのすべての一般薬についての分類であ
り、他の一例が一般消費者が多用する一般薬の観点から
の分類とも考えられる。従って本システムの対象である
一般薬の販売に関しては一般消費者からの観点での分類
に従うのが適当であると考えられ、また薬局においては
当該薬局独自の販売に関する基準や一般消費者の動向を
考慮して分類を変えるのもよいと言える。例えばビタミ
ン剤が売れる時は滋養強壮保健薬で分類するよりはビタ
ミン剤で分類する方が一般消費者には分かり易いと言え
る。また季節等により売れ行きが変化するものは分類か
ら出し入れする事も考えられる。以上説明したように一
般薬の選択に関しては先ずこのような専門家でない一般
消費者の観点からの分類の中から薬を使用する者がその
分類の1つを選択する事から開始する事とする。
【0021】一般薬の分類の選択の後に次に選択すべき
要素としては、当該分類に属する症状であり患者の訴え
る具体的・詳細な症状である。この症状の段階で患者の
訴える症状に該当するものを選択した段階でほぼ一般薬
の選択を行える要素の選択は行われたと言えるが、一般
薬によっては更に散剤や錠剤等の剤形を選択するとかま
たは患者に関する情報、即ちアレルギー症歴などに関す
る副作用を防止するための情報を必要とする場合もあ
る。
【0022】本システムでは一般薬を選択するための処
理は、選択の要素を決定するためのメニュー表示プログ
ラム及び選択された要素から該当する一般薬を図3に示
す一般薬等情報ファイルより検索し表示するプログラム
により行われる。このメニュー表示プログラムは一般薬
の選択を容易にするためガイドするメニュー画面を表示
し一般薬を選択する要素を決定してゆく。メニューの選
択の要素数が少なくまた一般薬の数が多くない時は検索
するまでもなく選択の要素に一般薬を割当て表示させる
事もできる。そのガイドするメニューの画面構成の一例
を図6に示す。
【0023】図6において第1段階の第1メニューは、
一般薬の特定の商品名を入力する画面で入力した商品名
から一般薬に関する情報を図3に示す一般薬等情報ファ
イルから検索しその情報を表示するものである。第2の
メニュー画面は前記した一般薬の分類から選択するもの
であり、患者自身が本人の症状及びその症状の現れてい
る体の部位より本人の病気を推定しその病気に効能のあ
る一般薬が属すると思われる分類名を選択する場合に相
当するものである。
【0024】図6において、第2段階のメニューは患者
の具体的で詳細な症状に関する画面である。この症状に
関する画面で該当する症状を選択する事によりパスeに
該当する時は該当する一般薬を1個または複数個選択す
る事ができる。第2段階の症状についてはその症状に効
能・効果を有する薬(以下薬効)の表現をしてもよい。
またパスf、gに該当する場合には更に一般薬の安全性
と有効性を確認するための第3段階のメニュー画面、即
ち誤選択による副作用防止のための注意情報、または第
4段階である成分の画面を必要とする一般薬もある。ま
たパスhとして一般薬の剤形に関する第5段階のメニュ
ー画面を備えてもよい。メニュー画面のうち第1及び第
2段階のメニューはパスcを除き必須であるが第3から
第5段階までのメニューは必ずしもこのメニューをその
順に経由しないと一般薬の情報を表示できないという事
でもなくまた必須でないものもある。そのような場合は
段階の順が入れ替わってもよく、異なる段階のメニュー
が同一画面上に表示されてもよくまた段階を取捨選択す
る余地もある。例えば第2段階の終了で1個または複数
個の一般薬の情報をまず一旦表示し第3段階に相当する
誤選択による副作用防止のための注意情報も合わせ表示
して選択させるとか、または1個または複数個の一般薬
の情報をまず一旦表示し更に絞り込み選択する第3段階
から第5段階までのメニューを同一画面上に表示すると
かしてもよい。このような場合当然ながら第2段階まで
の操作で選択された一般薬の情報を一旦表示するわけで
あるので表示される一般薬の数は多くなるので選択に迷
う事にもなるが、一般薬の情報に到達するためのメニュ
ー画面の操作は2段階ですむ事にもなる。
【0025】更に図6に示す画面構成において、第6段
階のその他メニューとして、副作用防止と同様に既往
症、体質、食品、嗜好品に関するメニューも追加する事
もできる。一般薬の内容により、システムを操作する者
が操作し選択が容易であるメニュー画面の構成にする事
ができる。またこの他種々の選択・入力メニュー画面も
考えられてよい。例えば薬を購入する者がブランド志向
であるとかまたは価格について基準を持っている者とか
である場合更に選択を絞る事も可能である。あるいは薬
局の方からは薬の販売戦略の観点から種々の販売情報を
集めるためアンケートを含めたメニュー画面を考える事
も可能である。
【0026】以上一般薬について選択の手順を説明した
が、一般薬であったものも同様の考え方が適用されてよ
い。以前一般薬であり現在は薬事法上のその認可を必要
としないものとなっているものは一般的に副作用の少な
いものと言える。しかしながら前記したように一般薬と
食品類等との相互作用を生じる場合に該当する事も考え
られ、また効能のある飲料という事ですべてのものが3
本、5本と一度に多く飲めばそれだけ効くというもので
はない。一般薬と同じく購入しようとする者の体調等に
合わせ適切なものを選択し該当する場合には用法・用量
を遵守する事が大切である。例えば疲労回復のため日常
よく使用されるドリンク剤を例に取ると、ドリンク剤と
言っても各メーカはその成分については種々工夫してお
りビタミンB1、またはCを有するもの、タウリンを有
するものあるいは生薬を有するもの等特徴を持たせてい
る。従ってそのドリンク剤をよく理解し適切に使用すべ
きであって前記した各種メニュー画面を一般薬であった
ものに適用してもよい。この場合例えば第一段階のメニ
ューとして一般薬の分類に該当するものとして、ドリン
ク剤、ビタミン剤、湿布薬といった分類が考えられる。
【0027】また、課題を解決するための手段のうち選
択された一般薬等を販売する手段については、従来の清
涼飲料類あるいは缶コーヒー等の自動販売機の機能・機
構がそのまま使え少なくともそのような自動販売機に図
1の基本構成を組み込む事で販売する手段となりうる。
即ち、本システムにより一般薬等の選択が終了しその一
般薬等の購入に必要な料金が払い込まれた場合は前記し
た自動販売機の商品選択ボタンが押され所定の料金が払
い込まれたのと同一の取り扱いをする機構とすればよく
当該機構について次に説明する。
【0028】図7に従来の自動販売機の販売のシーケン
スを示す。図7において商品を購入しようとする者は自
動販売機上に表示された商品のサンプル等を見て本人の
好む商品を選択し(Step10)、そして料金を確認
した後(Step11)、料金を入れる(Step1
2)。自動販売機は挿入された料金を本物かどうか一つ
一つ確認し(Step13)、本物でない時は挿入され
たものを返却する(Step17)が本物である時は挿
入された料金全部の合計を計算し表示する(Step1
4)。購入しようとする者は所定の料金を入れ表示され
た合計額が購入しようとする料金以上である時は当該商
品に相当するボタンを押す(Step15)。この段階
で自動販売機に対しては商品の選択が伝達され自動販売
機は当該選択された商品を取出し(Step16)、商
品を取出し口まで運び(Step18)、必要な釣銭を
計算し釣銭を返却する(Step19)。以上により従
来の自動販売機の販売シーケンスが終了する。
【0029】次に本発明である図2に示す情報付き自動
販売機5の動作を図8を用い説明する。一般薬等を購入
しようとする者は、情報付き自動販売機5上に設置され
ている表示装置3上に表示されたメニュー画面に従いタ
ッチパネル4を指先で押しながらガイドに沿って操作し
必要な情報を得ながら1の一般薬等を選択し(Step
30)、選択した1の一般薬等について表示装置3上に
表示されている当該一般薬等の価格を確認する(Ste
p31)。そして購入する場合は表示装置3上に表示さ
れている一般薬等の名称を押す(Step32)。この
段階で購入しようとする一般薬等の名称及び料金がコン
ピュータ2より情報付き自動販売機5に送信される(S
tep33)。次に一般薬等を購入しようとする者は、
表示装置3上に表示されている価格に基づき相当する料
金を6の挿入口に挿入する(Step34)。情報付き
自動販売機5は挿入された料金を本物かどうか一つ一つ
確認し(Step35)、本物でない時は挿入されたも
のを返却する(Step40)が本物である時は挿入さ
れた料金全部の合計を計算し表示する(Step3
6)。次に情報付き自動販売機5はその内部に格納され
ているコンピュータ2から送信された一般薬等の名称、
価格に関する情報と挿入された料金の合計額とから当該
一般薬等の格納場所からの取出しが可能かどうかを判断
し挿入された料金が当該一般薬等の料金以上の時は当該
一般薬等をその格納場所から取出し(Step37)、
情報付き自動販売機5の下部に設置されている取出し口
7まで運び(Step38)必要な釣銭を計算し釣銭を
返却する(Step39)。以上により選択した1の一
般薬等の情報付き自動販売機の販売シーケンスが終了す
る。選択した1の一般薬等を複数個購入する場合にはS
tep30において複数個の選択が行える画面とし、S
tep33においてこれらの合計金額及び個数を一般薬
等の名称と共に情報付き自動販売機5に送信すればよ
い。
【0030】一般薬等を従来の手法による自動販売機に
よる自動販売の対象とした場合の選択ミス及び誤操作に
より起こされる問題について説明する。清涼飲料類ある
いは缶コーヒー等のブランドについては、テレビのコマ
ーシャルなどで広く知られている場合が多く、選択ミス
は起こりにくくまた選択に迷うものでもない。これら清
涼飲料類、缶コーヒー等の自動販売機は販売している商
品が100円程度でありまた同種の商品が並べられてい
るため間違えて操作したために購入しようとしたものと
異なる商品を出したとしても代替品として飲む事ができ
また金銭的被害も少ない。しかし一般薬等の場合は間違
えて自動販売機を操作し別の一般薬等を出した場合代替
品とならないものもあり、また使用した場合むしろ不測
の薬害を起こす可能性もあり、それらを含め選択ミス及
び誤操作をして別の一般薬等を出した場合の金銭的被害
は許容できる範囲では無いかもしれない。従って一般薬
等の自動販売システムに関しては、購入しようとする一
般薬等の情報は充分確認できまた購入しようとする者が
納得できる仕組でなければならず本発明のシステムがそ
の有効性を発揮する。
【0031】
【実施例】実施例1として、図2に示す情報付き自動販
売機5による一般薬の販売を説明する。実施例1におけ
るコンピュータ2の動作及び処理のフローチャートを図
9にまた画面構成及び選択の要素を図10、11に示
す。図9においてメニュー表示プログラムは先ずスター
ト画面を表示装置3上に表示する(Step50)。表
示された画面例を図12に示す。システムを操作する者
は図12に表示された情報特にアレルギー体質・妊婦等
の注意情報を理解し操作を続けるため指先でスタート画
面上の“続ける”ボタンを押す。この入力指示によりメ
ニュー表示プログラムは次に第1段階のメニュー画面を
表示する(Step51)。第1段階のメニュー画面の
例を図13に示す。システムを操作する者は表示装置3
上に表示されている第1段階のメニューである一般薬の
分類の画面内の分類を示す6個の枠(栄養保健薬、かぜ
関連薬、消化器官薬、外皮用薬、一般検査薬、その他の
お薬と表示されているもの)のいずれかを選択し指先で
押す。図13に示す一般薬の分類は6種類でありその分
類を示す枠の中にはその一般薬の分類に該当する症状や
当該分類に属する一般薬の薬効など一般薬の分類を理解
し選択し易いようにするため分類名以外の他の表現も追
加されている。
【0032】メニュー表示プログラムは指先で押され選
択された一般薬の分類に応じ第2段階のメニュー画面を
表示する(Step52)。第2段階のメニュー画面の
例を図14に示す。図14の画面は図13に示す分類の
画面において“かぜ関連薬”を選択した場合に表示され
るものである。図14に示す画面では症状・薬効が5グ
ループに分類されており、それらはかぜ、熱・痛み、せ
き・たん、鼻炎、口・のどの5グループである。システ
ムを操作する者がこれらの5グループのうち、熱・痛み
を選択した場合は解熱鎮痛剤が対象となるためピリンア
レルギーによる副作用を注意すべきでありこの誤選択に
よる副作用防止のための情報の画面を表示する必要があ
る(Step53)。従ってメニュー表示プログラムは
第3段階のメニュー画面を表示する(Step54)。
第3段階のメニュー画面の例を図15に示す。図15で
は解熱鎮痛剤の誤選択による副作用防止のための注意情
報を説明しており一般薬の成分がピリン系あるいは非ピ
リン系のいずれかを選択する必要性をガイドしている。
この画面でピリン系を選択した場合の次段階のメニュー
画面を表示する(Step54から57まで)。次段階
のメニュー画面の例を図16に示す。図16に示す画面
においては、第4段階の成分メニュー及び第5段階の剤
形メニュー画面での選択が同時にできる画面レイアウト
となっており選択の操作を容易にする事を考慮してい
る。また第6段階のその他の画面も表示されており大手
ブランドを選ぶか、あるいはまた価格の好みの選択を選
べるように構成されている。そしてこの図16に示す画
面の選択により今までの第1段階から第6段階までの選
択操作に該当する選択要素が決定されその選択要素を満
足する一般薬が図3に示す一般薬等情報ファイルより選
択され、そのように選択された一般薬の情報を表示する
(Step58)。一般薬の情報の表示の一例の画面を
図17に示す。システムを操作する者はこれら表示され
た3個の一般薬の商品から最終的に購入しようとするも
のを1個選択する事になる。選択した1個の商品を指先
で押し購入を確定する。コンピュータ2は購入する商品
名及びその料金を情報付き自動販売機5に送信する(S
tep59)。この後は前記した従来の自動販売機の販
売シーケンスに対応して情報付き自動販売機5が動作す
る。
【0033】以上説明したように本システムは患者の症
状に応じた一般薬の選択に対して適切にガイドする事を
可能とし、より安全で有用な一般薬に関する情報の提供
をするものである。ガイドは、前記したように一般薬の
包装・剤形の画像の表示装置3上への表示はもとより画
面と連動した音声による情報の提供・ガイドや当該一般
薬に関する解説・使用方法・コマーシャル等の画像・音
声情報またはヴァーチャルな販売員によるガイドをも含
んでもよく一般薬の安全性及び有効性を確保する趣旨に
沿うガイドであり、かつシステムを操作する者がより理
解し易く適切に一般薬を選択できる情報を提供するもの
であればそれらはすべて本発明の目的に合致している。
また実施例1の機器構成にプリンタを追加した場合は選
択した一般薬に関する情報を印刷する事ができる。
【0034】また本実施例により説明したように、一般
薬を購入しようとする者が専門的知識が無くても本シス
テムによりガイドされ一般薬の安全性と有効性を確認し
ながら適切に一般薬を選択する事を可能とするものであ
る。またこの選択は多種類の商品の中から迅速に行う事
を可能とし該当する場合には商品の包装・剤形など画像
情報が表示され納得して一般薬を購入する事を可能とす
る。また薬局・薬店などにおいては本システムを店頭等
に設置する事により一般薬の説明について省力化をねら
う事が可能である。更に薬局・薬店にとっては各分類の
目玉となる商品を積極的に優先順位をあげて推奨する事
も可能であり画像・音声情報でより効果的に訴える事も
可能である。
【0035】本実施例は一般薬について説明したが一般
薬であったものもそのものが属する分類名を第一段階の
一般薬の分類メニューに加える事により一般薬及び一般
薬であったもの双方のガイドシステムを実施する事を可
能とし、あるいは本実施例と同様にメニュー画面を構成
する事により一般薬であったものだけのガイドシステム
を実施する事も可能とするものである。
【0036】本システムの設置場所は、病院、薬局・薬
店はもとより一般薬等を扱う所、クリニック等の医療関
係施設または健康食品、栄養補助食品、嗜好品等を共に
扱う所であってよく本システムの目的に適した所ならど
こでもよい。さらに一般薬等の教育や取り扱いの教育に
適した所であってもよい。また規則が認める場合にはい
わゆる飲料、たばこなどの自動販売機を設置する事がで
きる場所のうち適当なものが考慮されてよい。
【0037】実施例2を図18に示す。実施例2は実施
例1におけるシステムを情報付き自動販売機5の内部に
組み込む一体構成とせず別置きとしたものである。図1
8においてコンピュータ2と情報付き自動販売機5とを
ケーブル10により接続する事により各々が情報のやり
取りをする事を可能としており、また全体としての機能
・動作は実施例1の図9に示す場合と同様である。コン
ピュータ2を別置きとしたためコンピュータ2には本シ
ステム以外の他のプログラムをも格納する事が可能とな
り、従って例えば他の商品ガイドシステムを格納する事
により本システムとは別の他の商品ガイドシステム等を
操作する事も可能となる。また別置きとする事によりコ
ンピュータ2により複数台の情報付き自動販売機5及び
他の商品用の情報付き自動販売機を制御する事も可能と
するものである。
【0038】以上実施例2において説明したように本情
報付き自動販売機は従来の自動販売機の機能・機構を用
いながら一般薬等の自動販売をも行う事ができる。従っ
て24時間の販売も可能であり設置場所は薬局・薬店店
頭に限らず購入者に便利で設置するのに適した場所であ
ればよい。また本販売システムは一般薬等以外の他の商
品を含めた自動販売も可能とするものである。
【0039】実施例3を図19に示す。実施例3におい
て情報付き自動販売機5の機能は図9に示す実施例1の
場合と同様であるが、情報付き自動販売機5と遠隔のコ
ンピュータ11とは通信機能を有しており各々が通信を
する事を可能としている。通信回線・方式などの形態は
情報付き自動販売機5と遠隔のコンピュータ11との間
の必要な通信に適したものであればよく図19に示す場
合は通信用のケーブル10により接続されている。シス
テムを操作する者1が情報付き自動販売機5の所有者で
ある時は遠隔よりコンピュータ11を操作し情報付き自
動販売機5の内部に装備されているコンピュータ2に対
し、情報付き自動販売機5に関する一般薬等の販売状況
・在庫状況に関する情報を送信するよう指示を出す事を
可能とするものである。システムを操作する者1が複数
の情報付き自動販売機5を複数個所に設置している時は
これら複数の情報付き自動販売機の販売状況・在庫状況
に関する情報を同じく入手する事ができる。
【0040】システムを操作する者1が一般薬等を購入
しようとする者である時は、一般薬等を購入しようとす
る者1が遠隔のコンピュータ11より通信を介する事に
より情報付き自動販売機5内に格納されている在庫の商
品名や情報付き自動販売機5が設置されている場所に関
する情報をコンピュータ2より入手する事を可能とし、
またコンピュータ2は実施例1で説明したメニュー画面
を通信を介してコンピュータ11に送信する事により、
コンピュータ11でも実施例1で説明した同一メニュー
画面に従い一般薬等の選択を行う事を可能とするもので
ある。従って一般薬等を購入しようとする者は事前に遠
隔より一般薬等の選択に関し種々の情報を得ているため
必要な一般薬等の購入を在庫切れでない情報付き自動販
売機5の設置場所において達成する事ができる。図19
に示す場合はコンピュータ11の入力装置としてはタッ
チパネルの代わりに例えばキーボードまたはマウスでも
よい。
【0041】以上本実施例で説明したように一般薬等を
販売する者は遠隔より複数の情報付き自動販売機を集中
管理する事が可能であり各情報付き自動販売機の商品在
庫状況はもとより売行き・売れ筋も把握する事が可能と
なる。また一般薬等を購入しようとする者は遠隔より購
入しようとする一般薬等の必要な情報を得かつ安全性と
有効性を確認しながら一般薬等を所定の場所で購入する
事ができる。
【0042】実施例4を図20、21及び22に示す。
実施例4は従来の自動販売機において図6に示すメニュ
ーの構成の考えを適用したものである。図20に示すの
は一般薬等のうち第1段階の分類に関し例えばドリンク
剤、ビタミン剤、湿布薬の分類で分類されるものまたは
分類されていたものに図6に示す画面構成のうち第2段
階の症状・薬効、第4段階の成分、第5段階の剤形、第
6段階のその他で一般薬等に関する情報を整理したもの
の一例を示したものであり、各一般薬等の商品の選択は
実施例1で説明したようにこれらの組合わせで行え、そ
の選択をメニュー画面ではなく押しボタンで構成される
表示装置で可能とするものである。
【0043】図21に情報付き自動販売機の正面に設置
される押しボタン群をしめす。図21に示すのは分類の
うちビタミン剤に関するもので図22に示す具体的商品
について情報付き自動販売機上に表示されるものを示し
ている。図21の各矩形は押しボタンまたは表示器を示
し、横第一列は成分、第二列は症状、第三列は剤形、第
四列は商品名に割り当てられている。例えば成分の列は
各々図22に示すビタミン剤の成分のいずれかを主成分
とするものである事を表示し、症状の列は同じく販売す
るビタミン剤の対象となる症状を表示し,剤形の列は格
納されている商品の剤形を表示し,商品名の列は格納さ
れ販売する商品名を表示している。この場合成分の列の
一つの成分ボタン“B1主薬製剤”が押されるとB1を
主薬とする商品が選択された事になりその商品に該当す
る商品名、症状及び剤形の押しボタンまたは表示器が点
灯する。図22に示す場合はB1の成分に該当するもの
は1商品(アリナミンA5)であるため症状の列の“神
経・筋肉痛”、剤形の列の“錠剤”及び商品名の列の
“アリナミンA5”に該当するものを点灯させる。
【0044】B1を主薬製剤とするものが2以上ある場
合の動作は、成分の列の一つの成分ボタン(B1主薬製
剤)が押されるとその成分を有するすべての商品を選択
しその商品に該当する症状、剤形、商品名の列の押しボ
タンまたは表示器を点灯させる。従って次に症状の列の
点灯している症状の中から1つの症状、更に剤形の列の
剤形を選びそれらのボタンまたは表示器を押し選択する
と、今までの選択操作に該当する商品が選択され商品名
の列の1つの商品名ボタンが点灯する。さらに商品名の
列において2個以上点灯している時はその中のボタン1
個を押し商品を確定する。その商品説明を聞きたい時は
商品説明のボタンを押し音声による説明を聞く。そして
価格の矩形の部分に表示された価格を確認し購入する場
合は購入ボタンを押し選択を終了し、所定の料金を入れ
る事になる。この例は成分から選択を開始していく場合
を説明している。もちろん第一列を症状に、第二列を成
分に定義してもよく同様の動作をさせる事が可能であ
る。
【0045】各列の定義は前記の例示の説明で示すよう
に一義的に決めるのではなく例えば第一列を商品名に定
義してよい。この場合は第一列に示す商品の押しボタン
の1つを押すとその商品に該当する、症状、成分、剤形
が決まり該当する他の列の押しボタンが点灯する。これ
によりその商品の特徴が一義的に表示される。この場合
は図6においてcのパスに相当し、該当する商品の情報
を第二から第四列の押しボタンまたは表示器で表示する
場合に該当する。従ってこの場合は第二から第四列の表
示は押しボタンによるものでなくともよく単なる表示器
でもよい。
【0046】以上のように図22に示すビタミン剤につ
いて説明したがドリンク剤、湿布薬についても同様であ
る。図22において押しボタンの数、配置、その上に表
示される文字、説明は前記説明に限らず任意であり、少
なくとも分類、成分、症状を選択の要素としてよく更に
必要な場合は剤形も要素としてもよい。成分、症状、剤
形は商品の名称に含まれる場合もありまたは商品説明と
して商品の押しボタンまたは他の列の押しボタン上に併
記されてもよい。従ってこのような場合は各列の押しボ
タンは、分類、商品の種類、商品説明の形態により一部
省略できる。その他操作に必要なものまたは説明、確認
に必要な押しボタンは設置されてよい。また音声出力装
置が備えられている時は音声による商品説明があってよ
く、更にプリンタを設置すると選択した商品の商品説明
を印刷する事も可能となる。
【0047】実施例5を図23に示す。図23に示す情
報付き自動販売機5は、図2に示す情報付き自動販売機
5に一般薬等の包装・剤形等の外観(サンプル)表示及
びボタン8または一般薬等の名称ボタン9を複数個装備
したものである。この場合本システムは装備された一般
薬等の包装・剤形等の外観(サンプル)表示及びボタン
8または一般薬等の名称ボタン9のいずれかを押す事に
よる一般薬等の選択操作を可能としその選択信号がコン
ピュータ2に伝えられる。そしてコンピュータ2は当該
一般薬等に関する情報を表示装置3上に表示する事がで
きる。この操作は図6に示すメニュー画面の構成のcの
パスを経由する一般薬等の選択に相当するものであり、
cのパスにより特定の1の一般薬等が選択された場合に
該当するので各段階のメニュー画面を経ることなく直ち
に当該商品の所定の情報を表示装置3上に表示する事を
可能とするものである。またこれら包装・剤形等の外観
(サンプル)表示及びボタン8または一般薬等の名称ボ
タン9等に現した一般薬等に関する情報が一般薬等の購
入にあたり充分なものであると判断され従って表示装置
3上に当該一般薬等に関する情報をあらためて表示する
必要性が薄いと判断される時は、従来の自動販売機の機
能・機構による販売手法により販売されてよい。この場
合は情報付き自動販売機5内に格納されている一般薬等
の一部にコンピュータ2の処理を必要としないものがあ
る場合に該当する。
【0048】実施例6を図24及び図25に示す。図2
4に示す情報付き自動販売機5は一般薬等の商品の情報
を表示装置3上に表示する事を可能とするものである。
実施例5において記載した説明で、一部一般薬等につい
てはコンピュータ2を経由せず当該ボタンを押す事で販
売されるものもある場合を説明した。実施例6では、情
報付き自動販売機5に格納されている一般薬等のすべて
が、図6におけるパスが図25に示すようにすべてパス
cに相当するものを対象としたものである。従って図2
4に示す場合は一般薬等の包装・剤形等の外観(サンプ
ル)表示及びボタン8または一般薬等の名称ボタン9の
いずれかを選択し押す事により限られた必要な一般薬等
の文字情報を表示装置3上に表示する事を可能としてお
り、一般薬等を購入しようとする者はその表示された情
報を見て必要な情報を得る事ができ所定の料金を入れれ
ば選択された1の一般薬等を取出し口まで運ぶ事を可能
としている。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
本情報付き自動販売機は従来の自動販売機の機能・機構
を用いながら一般薬等の自動販売をも可能とし一般薬等
を購入しようとする者は一般薬等の安全性と有効性を確
認しながら容易にかつ確実に一般薬等を選択・購入する
事ができる。また24時間の販売も可能であり設置場所
は薬局・薬店店頭に限らず購入者に便利で設置するのに
適した場所であればよい。また本販売システムは一般薬
等以外の他の商品を含めた自動販売も可能である。また
本発明によれば、当該一般薬等の包装、剤形等の画像情
報の表示をする事により、文字情報よりは分かり易くま
た効果的な情報の提供を行う事ができる。また画像情報
の他画面と連動する音声情報や他の画像情報をも合わせ
表示する事により、より効果的な商品説明を提供する事
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の販売機のコンピュータシステムの概略
を示した図である。
【図2】本発明の販売機の概略を示した図である。
【図3】一般薬等に関する情報ファイルで一般薬等の情
報を格納するファイルを示した図である。
【図4】症状を分類した一覧表を示した図である。
【図5】一般薬の分類一覧を示した図である。
【図6】各段階のメニュー画面及びメニュー画面から一
般薬の情報への到達パスを示した図である。
【図7】従来の自動販売機の販売シーケンスを示した図
である。
【図8】一般薬等の情報付き自動販売機の販売シーケン
スを示した図である。
【図9】実施例1におけるコンピュータシステムの動作
を示した図である。
【図10】実施例1における各段階のメニュー画面の内
容及び選択要素を示した図である。
【図11】実施例1における各段階のメニュー画面の内
容及び選択要素を示した図である。
【図12】実施例1におけるメニュー表示プログラムの
スタートを示した図である。
【図13】実施例1における第1段階のメニュー画面を
示した図である。
【図14】実施例1における第2段階のメニュー画面を
示した図である。
【図15】実施例1における第3段階のメニュー画面を
示した図である。
【図16】実施例1における第4、第5及び第6段階の
メニュー画面を示した図である。
【図17】実施例1における選択をした一般薬の情報画
面を示した図である。
【図18】実施例2の情報付き自動販売機の例を示した
図である。
【図19】実施例3の情報付き自動販売機の例を示した
図である。
【図20】実施例4のビタミン剤、ドリンク剤及び消炎
鎮痛・湿布薬の各段階の要素を示した図である。
【図21】実施例4における情報付き自動販売機の正面
の表示部分を示した図である。
【図22】実施例4における商品に対応した各段階の要
素を示した図である。
【図23】実施例5を示した図である。
【図24】実施例6を示した図である。
【図25】実施例6における情報付き自動販売機におい
て商品の外観表示部と商品の対応を示した図である。
【符号の説明】
1 システムを操作する者 2 コンピュータ 3 表示装置 4 タッチパネル 5 情報付き自動販売機 6 料金挿入口及び挿入料金合計額表示器 7 取出し口及び料金返却口 8 外観(サンプル)表示及びボタン 9 名称ボタン 10 ケーブル 11 コンピュータ 12 一般薬等

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一般薬等に関する情報を記
    憶し処理する手段を有するコンピュータ及びプログラム
    からなるコンピュータシステムと、情報を表示するため
    の手段を有する表示装置と、表示された情報より一般薬
    等を選択するための入力手段とを有し更に選択された一
    般薬等を販売する手段を有する自動販売機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の一般薬等の自動販売機
    において、コンピュータシステムと表示装置及び入力手
    段を有する販売機とが別置きとなる事を特徴としまたコ
    ンピュータシステムが複数の別置きのそのような販売機
    を制御する事を特徴とする一般薬等の自動販売機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の一般薬等の自動販売機
    において、通信手段を装備する事により遠隔より1また
    は2以上の一般薬等の自動販売機の販売状況などを把握
    する事を可能とする請求項1記載の一般薬等の自動販売
    機。
  4. 【請求項4】 一般薬等の選択を成分、症状、剤形な
    どに相当する押しボタンを選択する事によりその選択に
    該当する一般薬等の商品を販売する事を可能とし、また
    は一般薬等の商品に相当する押しボタンを選択する事に
    よりその商品の成分、症状、剤形などに相当する押しボ
    タンまたは表示器が点灯する事を特徴とする一般薬等の
    自動販売機。
  5. 【請求項5】 一般薬等の商品名、包装・剤形等の外
    観に相当する押しボタンを選択する事によりその商品に
    関する情報を表示する事を特徴とする一般薬等の自動販
    売機。
JP18164697A 1997-06-04 1997-06-04 情報付き自動販売機 Pending JPH10334326A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18164697A JPH10334326A (ja) 1997-06-04 1997-06-04 情報付き自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18164697A JPH10334326A (ja) 1997-06-04 1997-06-04 情報付き自動販売機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10334326A true JPH10334326A (ja) 1998-12-18

Family

ID=16104393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18164697A Pending JPH10334326A (ja) 1997-06-04 1997-06-04 情報付き自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10334326A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001097682A1 (fr) * 2000-06-23 2001-12-27 Vision Optic Co., Ltd. Procede et appareil d'emission d'informations automatiques concernant des lentilles
WO2001097683A1 (fr) * 2000-06-23 2001-12-27 Vision Optic Co., Ltd. Dispositif telecommande de traitement d'informations relatives a des lunettes et procede associe
WO2002005158A1 (fr) * 2000-07-06 2002-01-17 Medical Yukon Publishing Co., Ltd. Système et procédé de fourniture de produits
WO2002069286A1 (fr) * 2001-02-23 2002-09-06 Masashi Yamasaki Procede permettant d'obtenir une boisson au gout d'un utilisateur
JP2003288634A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Sanyo Electric Co Ltd サプリメント供給装置
JP2011503722A (ja) * 2007-11-08 2011-01-27 グラクソスミスクライン・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー 医療用品施与システムおよび方法
US7937290B2 (en) 2004-12-27 2011-05-03 Shiri Bahir Method and system for the sale of medical items

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001097682A1 (fr) * 2000-06-23 2001-12-27 Vision Optic Co., Ltd. Procede et appareil d'emission d'informations automatiques concernant des lentilles
WO2001097683A1 (fr) * 2000-06-23 2001-12-27 Vision Optic Co., Ltd. Dispositif telecommande de traitement d'informations relatives a des lunettes et procede associe
WO2002005158A1 (fr) * 2000-07-06 2002-01-17 Medical Yukon Publishing Co., Ltd. Système et procédé de fourniture de produits
WO2002069286A1 (fr) * 2001-02-23 2002-09-06 Masashi Yamasaki Procede permettant d'obtenir une boisson au gout d'un utilisateur
JP2003288634A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Sanyo Electric Co Ltd サプリメント供給装置
US7937290B2 (en) 2004-12-27 2011-05-03 Shiri Bahir Method and system for the sale of medical items
JP2011503722A (ja) * 2007-11-08 2011-01-27 グラクソスミスクライン・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー 医療用品施与システムおよび方法
JP2014081954A (ja) * 2007-11-08 2014-05-08 Glaxosmithkline Llc 医療用品施与システムおよび方法
US8930207B2 (en) 2007-11-08 2015-01-06 Glaxosmithkline Llc Medical product dispensing systems and methods
US11094406B2 (en) 2007-11-08 2021-08-17 Glaxosmithkline Consumer Healthcare (Uk) Ip Limited Medical product dispensing systems and methods
US11816948B2 (en) 2007-11-08 2023-11-14 Glaxosmithkline Consumer Healthcare (Uk) Ip Limited Medical product dispensing systems and methods

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11816948B2 (en) Medical product dispensing systems and methods
JP3631744B2 (ja) 健康管理システム及び健康管理方法
US6717598B1 (en) Medical navigator and systems therefor
WO2003036421A2 (en) Interactive product selection system
AU2002335101A1 (en) Interactive product selection system
US20140156295A1 (en) System for determing a suitable consumable product
JPH10334169A (ja) 一般薬のガイドシステム
JPH10334326A (ja) 情報付き自動販売機
JP2004157978A (ja) 薬品類の相互作用チェックシステム
US20110153342A1 (en) Nonprescription Medication Consumer Tool
JP2004272618A (ja) サプリメント調合システム
JP3084618B2 (ja) 薬局・薬店情報システム
JP2005038215A (ja) 商品情報提供システム
CN115064242A (zh) 基于ai+互联网医院处方审核及取药新模式
JP2004202075A (ja) 薬剤診断システム
Martin et al. Identifying over-the-counter information to prioritize for the purpose of reducing adverse drug reactions in older adults: A national survey of pharmacists
Feldman et al. A patient price guide for prescription medication
AU2004101011A4 (en) Process of Dispensing Pharmaceuticals
US7328919B2 (en) System and method to reduce uncertainty in procuring over-the-counter medication
US20210142388A1 (en) Product Selection Packaging and Method of Use Thereof
AU2003203618B2 (en) Dispensing pharmaceuticals
Walji et al. Natural health product regulations: perceptions and impact
AU2013201317B2 (en) Medical product dispensing systems and methods
Ushir et al. Consumer Perception Towards Online Pharmacy And Offline Pharmacy With Reference To Mumbai City
JP2002024390A (ja) オンラインショッピングシステム