WO2001046903A1

WO2001046903A1 - Support de carte memoire

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Publication number: WO2001046903A1
Application number: PCT/JP2000/008727
Authority: WO
Inventors: Tetsuya Kaneshiro
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority date: 1999-12-22
Filing date: 2000-12-08
Publication date: 2001-06-28
Also published as: TW508536B

Description

明細書メモリカードホルダ技術分野

本発明は、メモリカードの収納保管や、メモリカードを記録再生装置に対して読み取り可能にセットするメモリカードホルダ（以下、ホルダと略称する）に関する。

メモリカードは、音楽信号、画像情報などの各種の情報を内蔵 I Cを用いて記録するよう構成されている。背景技術

メモリカードは、各種の情報の記録媒体として利用され、そのサイズが小さいうえに枚数が増大してくることに伴い、それを収納保管するホルダも、取扱性に便利であり、また、紛失予防性に優れたものが要求される。

一方、メモリカードに記録されている各種情報の読み取りに、既存の再生装置を使用可能としたものがあるが、その装置による読み取り精度の向上が望まれている。

また、従来のホルダは、単一のメモリ力一ドしか装填できないから、読み取りできる情報の量がメモリカードの容量によって決まる。

したがって、本発明の主たる目的は、取扱性と紛失予防性に優れたホルダを提供することである。

本発明の他の目的は、既存の再生装置を用いて精度よく読み取れるホルダを提供することである。

本発明のさらに他の目的は、大容量の情報の読み出しを可能とし、かつ、互換性及び汎用性に優れたホルダを提供することである。

本発明のさらにまた他の目的、特徴、利点は後述から明らかであろう。発明の開示

本発明は、上記目的を達成するため、メモリカードより大きいディスク状記録媒体の寸法仕様と同一仕様に形成したホルダ本体に、メモリカードの表裏面をホルダ本体の表裏面に沿わせた姿勢で、かつ、メモリカードがホルダ本体の外形内に納まる状態で保持する力一ド支持部を備えている。

本発明の場合、メモリカードをディスク状記録媒体に保持させて取り扱うことで、薄くて小さいメモリ力一ドを単体で保管する場合に比較して容易に取り扱うことができる。また、メモリカードを保持させたホルダ本体を、ディスク状記録媒体を整理保管する目的で汎用されている収納ケースに整列収容することで、メモリカードを出し入れしゃすい状態で収容保管することができる。さらに、メモリカードの紛失のおそれがなくなり、取扱い性に優れたものとしている。

本発明は、好ましくは、ホルダ本体に複数のカード支持部を備えることで多くのメモリ力一ドを容易に収容保管することができるものとしてよい。

本発明は、好ましくは、ディスク状記録媒体がコンパクト ·ディスク（以下、 C D ) として汎用されている C D収納ケースを利用してメモリ力一ドを収容保管することができるようにしてもよい。

本発明は、好ましくは、ディスク状記録媒体が C Dであり、複数の前記カード支持部力放射状に設けられているものとして単一のホルダ本体に多くのメモリカードを保持させることができるようにしてもよい。

本発明は、好ましくは、ディスク状記録媒体をフロッピィ ·ディスク（以下、 F D ) として汎用されている F D収納ケースを利用してメモリ力一ドを収容保管することができるようにしてもよい。

本発明は、好ましくは、ディスク状記録媒体をミニ 'ディスク（以下、 M D ) として汎用されている M D収納ケースを利用してメモリカードを収容保管することができるようにしてもよい。

本発明は、好ましくは、ディスク状記録媒体をマグネット ·オプティカル（以下、 M O ) ディスクとして汎用されている M O収納ケースを利用してメモリカードを収容保管することができるようにしてもよい。

本発明は、好ましくは、カード支持部に保持されたメモリカードの表面を全体的に露出させてホルダ本体にメモリカードが保持されているかどうかが一見して判るとともに、メモリ力一ド表面に記録内容などを記載しておくことで、保持されているメモリ力一ドの内容を容易に認識することができるようにしてもよい。

本発明は、好ましくは、一対のカード支持部を、ディスク厚さ方向に上下重複して形成して M Oディスクの縦横寸法を F Dと同等とし、その厚さを F Dより大きくして M O ディスクの寸法仕様に合わせたホルダ本体に対してその厚さ方向に 2枚のメモリカードを保持させ、 F Dの寸法仕様に合わせたホルダ本体における収容可能枚数の 2倍の枚数の収容が可能となるようにしてもよい。

また、本発明は、ホルダ本体に、メモリ力一ドを脱着可能に装填する複数のカード装着部と、前記カード装着部に装填されたメモリカードから情報の読み出しを行う第 1の手段と、前記メモリカードから読み出された情報を前記ディスク状記録媒体の記録情報として外部に対して読み出し可能な状態に変換する第 2の手段とを備え、かつ、前記第 2の手段の外部情報読み出し位置を、前記ディスク状記録媒体の記録面に相当する前記ホルダ本体の位置に設けてもよい。

これにより、複数のメモリカードに対して、ディスク状記録媒体用として汎用されている再生装置を用いて精度よく情報の読み出しを行うことができるとともに、複数のメモリカードを用いることで大容量の情報の読み出しを可能にすることができるようにしてもよい。図面の簡単な説明

図 1は、本発明の最良（第 1 ) の実施形態に従うホルダの平面図である。

図 2は、図 1のホルダの斜視図である。

図 3は、図 1のホルダの使用状態を示す斜視図である。

図 4は、本発明の第 2の実施形態に従うホルダの平面図である。

図 5は、図 4のホルダの斜視図である。

図 6は、フロッピーディスクの斜視図である。

図 7は、本発明の第 3の実施形態に従うホルダの斜視図である。

図 8は、図 7の M〇ディスクの斜視図である。

図 9は、本発明の第 4の好ましい具体例に従うホルダの斜視図である。

図 1 0は、図 9のホルダの斜視図である。

図 1 1は、本発明の第 5の実施形態に従うホルダの平面図である。

図 1 2は、図 1 1に示されるホルダの斜視図である。

図 1 3は、図 1 1に示されるホルダを用いた再生形態を示す概略図である。図 1 4は、本発明の第 6の実施形態に従うホルダの平面図である。

図 1 5は、図 1 4に示されるホルダの斜視図である。

図 1 6は、既存の F Dの斜視図である。

図 1 7は、前記第 6の実施形態の変形した形態を示す平面図である。

図 1 8は、本発明の第 7の実施形態に従うホルダの平面図である。

図 1 9は、図 1 8に示されるホルダの斜視図である。

図 2 0は、既存の M Oディスクの斜視図である。

図 2 1は、本発明の第 8の実施形態に従うホルダの斜視図である。

図 2 2は、既存の M Dの斜視図である。

図 2 3 ( a ) は、表面側から見たメモリカードの斜視図である。

図 2 3 ( b ) は、裏面側から見たメモリカードの斜視図である。発明を実施するための最良の形態

以下、本発明の最良の実施形態（以下、第 1の実施形態という）について図 1を参照して詳細に説明する。

まず、本発明の第 1の実施形態を説明する前に、この実施形態に従うホルダで支持されるメモリカードの構成について図 2 3 ( a ) ( b ) を参照して説明する。

メモリカード 1は、縦横寸法 3 0数 mm X 2 0数 mmで、厚さ約 2 mmの矩形プレー卜状に樹脂成形されて、 I Cを内蔵している。

メモリカード 1において、 2は、内蔵 I Cに情報を入出力する複数の並列配置された入出力端子、 3は、情報の書き込みを阻止するスライド爪、 4は、ラベルである。このラベル 4には挿入方向を支持するマーク 5が付されている。

6は、誤挿入防止用の傾斜カット部、 7は、メモリカード 1を使用する機器のカード挿入孔に挿入する際のガイド溝、 8は、機器などからの抜き出しを容易にするための爪掛け溝 8である。

図 1ないし図 3に、本発明の実施形態 1に従うホルダ Aが示されている。

ホルダ Aは、 C D仕様に構成され、ホルダ本体 1 1を有する。

ホルダ本体 1 1は、外径および中心孔 1 2の径が C Dのそれと同一となるように樹脂成形され、外周に沿う複数箇所に矩形状のカード支持部 1 3が放射状に切り欠き形成されている。

カード支持部 1 3において、その横幅はメモリカード 1の横幅と同一に設定され、その奥行きはメモリカード 1の縦長さより少し大きく設定され、その左右側辺には、メモリカード 1のガイド溝 7に嵌合するガイドレール 1 4が突出形成されている。

メモリカード 1は、カード支持部 1 3の左右ガイドレール 1 4にガイド溝 7を嵌合案内されてホルダ本体 1 1の外周部から挿抜可能とされている。

さらに、カード支持部 1 3において、その奥端の右角部には、メモリカード 1の前記傾斜カット部 6に対応する傾斜角部 1 5が形成されている。これによつて、メモリカード 1が正しく挿入されると、メモリカード 1全体がホルダ本体 1 1の外径内に収まり、前後逆向き、あるいは、左右逆向きに挿入されると、メモリカード 1がホルダ本体 1 1 から突出して挿入方向の誤りが判るようされている。

力一ド支持部 1 3とメモリカード 1との嵌合は、嵌合部位の摩擦によってメモリカード 1の勝手な抜け出しが阻止される程度に設定されている。

上記ホルダ Aの場合、第 1の作用効果として、図 3に示されるように、標準仕様の C Dケース 1 6の中心ボス 1 7に、ホルダ本体 1 1の中心孔 1 2が圧入嵌合されることで、普通の C Dと同様に C Dケース 1 6に格納され、 1つの C Dケース 1 6に最大 6枚のメモリカード 1の収容保管が可能となっている。

第 2の作用効果として、 C Dケースを市販の収納ケースに差し並べて収容することで、多量のメモリ力一ド 1を収容保管することができる。

第 3の作用効果として、ホルダ Aに保持されたメモリカード 1は、その表面が全面的にホルダ Aの表面に露出されているので、ラベル 4に記録内容や整理ナンバーなどを適宜記載しておくことで、容易に保管状態や保管位置を認識することができる。

(他の実施形態）

以下、他の実施形態（第 2ないし第 8 ) について説明する。

図 4および図 5に、本発明の第 2の実施形態に従うホルダ Aが示されている。図 4および図 5において図 1ないし図 3と同一の部分には同一の符号が付され、同一の符号に係る部分の詳しい説明は省略される。

図 4および図 5において、 Aはホルダ、 1はメモリカード、 6は傾斜カット部、 1 3 はカード支持部、 1 4はガイドレール、 1 5は傾斜角部である。ホルダ Aは、 F D仕様に構成されている。

ホルダ本体 1 1の縦横寸法および厚さは、図 6に示される F D 2 1のそれと夫々同一となるように樹脂成形されている。

ホルダ本体 1 1は、平面視矩形形状であり、外周辺に沿った複数、この例では 8箇所にカード支持部 1 3が形成されている。

ホルダ Aにおける他の構成は、第 1の実施形態のホルダ Aのそれと同じであるから、その構成の説明は省略する。

ホルダ Aは、前記第 1の作用効果と同様にして、標準仕様の F Dケースに 1枚づっ格納することができるとともに、このホルダ Aを市販の収納ケースに差し並べて収容することで、多量のメモリカード 1を収容保管することができる。

第 2の実施形態における他の作用効果は、前記第 2および第 3のそれらと同様であるから、その説明は省略する。

図 7に、本発明の第 3の実施形態に従うホルダ Aが示されている。図 7において、図 1ないし図 4と同一の部分には同一の符号を付し、同一の符号に係る部分の説明は省略する。

図 7において、 Aはホルダ、 1はメモリカード、 6は傾斜カット部、 8は爪掛け溝、 1 3は力一ド支持部、 1 4はガイドレール、 1 5は傾斜角部である。

ホルダ Aは、 M〇ディスク仕様に構成されている。

ホルダ本体 1 1は、縦横寸法および厚さ力図 8に示す M Oディスク 2 2のそれと夫々同一となるように樹脂成形され、その前端辺と後端辺に沿った複数箇所（例では 6箇所）に、矩形状に形成された上下 2段の力一ド支持部 1 3が形成されている。

力一ド支持部 1 3の横幅はメモリ力一ド 1の横幅と同一に設定されるとともに、上段のカード支持部 1 3の奥行きはメモリカード 1の縦長さより十分大きく設定され、下段のカード支持部 1 3の奥行きはメモリカード 1の縦長さより少し大きく設定され、上下のカード支持部 1 3に夫々メモリ力一ド 1が挿入保持されても、下段のメモリカード 1 の爪掛け溝 8が露出して、下段のメモリ力一ド 1を先に取り出すことが可能となっている。

各カード支持部 1 3それぞれにおいて、メモリカード 1のガイド溝 7に嵌合するガイドレール 1 4や、傾斜角部 1 5が形成されている。第 3の実施形態におけるホルダ Aは、上述の実施形態と同様にして、標準仕様の MO ケースに 1枚づっ格納することができるとともに、市販の MO用の収納ケースに差し並ベて収容することで、多量のメモリカード 1を収容保管できる。

図 9に、本発明の第 4の実施形態に従うホルダ Aが示されている。図 9において、図 1ないし図 8と同一の部分には同一の符号を付し、同一の符号に係る部分の説明は省略する。

図 9において、 Aはホルダ、 1はメモリカード、 6は傾斜カット部、 1 3は力一ド支持部、 1 4はガイドレール、 1 5は傾斜角部である。

ホルダ Aは、 MD仕様に構成されている。

ホルダ本体 1 1は、縦横寸法および厚さが、図 1 0に示す MD 2 3のそれと夫々同一となるように樹脂成形され、その左右の側辺に沿った複数の、この例では 4箇所に、矩形状のカード支持部 1 3が形成されている。

ホルダ Aの他の構成は、第 1の実施形態におけるそれと同様であるから、その説明は省略する。

このホルダ Aは、上述の実施形態と同様に、標準仕様の MDケースに 1枚づっ格納することができるとともに、複数のホルダ Aを市販の MD用の収納ケースに差し並べて収容することで、多量のメモリカード 1を収容保管できる。

図 1 1ないし図 1 3に、本発明の第 5の実施形態に従うホルダが示されている。図 1 1ないし図 1 3において、図 1ないし図 1 0と同一の部分には同一の符号を付し同一の符号に係る部分の説明は省略する。

これらの図において、 Aはホルダ、 1はメモリカード、 2は入出力端子、 6は傾斜力ット部、 7はガイド溝、 1 1はホルダ本体、 1 2は中心孔、 1 3はカード支持部、 1 4 はガイドレール、 1 5は傾斜角部、 1 8はコネクタ端子、 1 9 Aは光学変調素子、 2 0 は回路装置部、 2 1はターンテーブル、 2 2はクランプ、 2 3は光学ヘッド、 24はM PU、 2 5は尺八1^、 2 6はエンコーダ、 2 7は電圧増幅器である。

ホルダ Aは、 CD仕様に構成されている。

ホルダ本体 1 1は、 CDの外径と同一外径のディスク部 1 1 Aと、 CDのそれと同じ大きさの中心孔 1 2を有するハブ 1 1 Bとからなる。

ディスク部 1 1 Aとハブ 1 1 Bは、相対回転可能に軸受部 1 1 Cを介して連結されて 7

1枚のディスク状に構成されている，

ディスク部 1 1 Aの周方向複数箇沂に等間隔をもってカード支持部 1 3が放射状に切り欠き形成されている。

各カード支持部 1 3において、その横幅および奥行きおよびガイドレール 1 4、傾斜角部 1 5は、第 1の実施形態のそれと同じである。

カード支持部 1 3の奥端には、装着されたメモリカード 1裏面の入出力端子 2に接触導通するコネクタ端子 1 8が配備されている。

ホルダ Aに保持されたメモリカ--ド 1は、その表面が全面的にホルダ Aの表面に露出されているので、第 1の実施形態における第 3の作用効果と同じ作用効果を奏する。

ホルダ本体 1 1におけるディスク部 1 1 Aの表面には、メモリ力一ド 1から取り出した情報を光ディスク再生装置で読み取れる状態に変換する光学変調素子 1 9 Aが半径方向に沿って設けられている。

ディスク部 1 1 Aには、回路装置部 2◦が内蔵されている。

この回路装置部 2 0は、メモリカード 1からコネクタ端子 1 8を介して出力された情報を読み取る情報読取回路、読み取られた情報を光学変調用信号に変換する信号変換回路および電源を含む。

前記情報読取回路と、コネクタ端子 1 8と、電源とにより、カード支持部に装填されたメモリカードから情報の読み出しを行う第 1の手段が構成される。

前記信号変換回路と、光学変調素子 1 9 Aと、電源とより、メモリカード 1から読み出された情報をディスク状記録媒体の記録情報として外部に対して読み出し可能な状態に変換する第 2の手段が構成される。

このホルダ Aを光ディスク再生装置に装填すると、ハブ 1 1 Bが、光ディスク再生装置のターンテーブル 2 1上に位置決めされ、光ディスク再生装置のクランプ 2 2で挟持され、ターンテーブル 2 1の駆動に伴ってハブ 1 1 Bが回転する。この時、ハブ 1 1 B だけが回転し、ハブ 1 1 Bに軸受部 1 1 Cを介して支持されたディスク部 1 1 Aは回転することなく停止している。

光ディスク再生装置に備えられた光学ヘッド 2 3は、レーザー光を光学変調素子 1 9 Aに対して照射しながら、外周側に向かって一定の速度で移動して、光学変調素子 1 9 Aからの反射光情報を読み取つていく。光学変調素子 1 9 Aから反射光情報を読み取るためには、光学変調素子 1 9 Aと、光学ヘッド 2 3とを正確に位置合わせする必要がある。このような位置合わせは、 C D状をしたホルダ Aを再生装置に装填する際に作業者が行えばよい。

次に、上記読み取り動作の詳細について図 1 3を参照して説明する。回路装置部 2 0 は、具体的にはマイクロプロセッサユニット（M P U) 2 4とランダムアクセスメモリ ( R AM) 2 5とによりメモリカードの情報 1を読み取る回路を構成し、また、ェンコーダ 2 6と電圧増幅器 2 7とにより読み取られた情報を光学変調用信号に変換する回路を構成する。

各メモリカード 1から取り出された情報は、ディスク部 1 1 Aに内蔵された M P U 2 4によって読み取られ、 R AM 2 5に蓄積される。

R A M 2 5から取り出された情報は、エンコーダ 2 6で E F M変調された後、電圧増幅器 2 7に送り出され、読み出された情報に基づいて光学変調素子 1 9 Aの電極に交番電圧が印加され、その屈折率が変化される。

図示しないが、光学変調素子 1 9 Aの裏面全体には反射面が形成されるとともに、光学変調素子 1 9 Aの表面全体には透明保護層が形成されている。

光学へッド 2 3が光学変調素子 1 9 Aの屈折率変化を順次読み取ることで、メモリ力一ド 1から取り出された情報が読み取られる。

この場合、複数のメモリカード 1内の任意のものだけを読み出したり、読み出し順序を任意に設定したりすることができるようにしておくとよい。

ディスク部 1 1 Aの外周部に金属リングなどの重量物を付設しておくと、ハブ 1 1 B の回転に追従せずディスク部 1 1 Aを固定させることができる。

光学変調素子 1 9 Aの周方向の幅をできるだけ大きくとることで、光学へッド 2 3のトレース軌跡からの脱落を防止できる。

C Dの記録面に相当するディスク部 1 1 Aの位置に、光学変調素子 1 9 Aの読み取り面を配置しているので、光学へッド 2 3は通常の C Dから情報を読み取る際の焦点位置と全く焦点位置からホルダ本体 1 1の情報を読み取ることができ、その分、読み取り精度は高くなる。

図 1 4および図 1 5に、本発明の第 6の実施形態に従うホルダ Aが示されている。図 1 4および図 1 5において、図 1ないし図 1 3と同一の部分には同一の符号を付し同一の符号に係る部分の説明は省略する。

これらの図において、 Aはホルダ、 1はメモリカード、 2は入出力端子、 6は傾斜力ット部、 7はガイド溝、 1 1はホルダ本体、 1 3はカード支持部、 1 4はガイドレール、 1 5は傾斜角部、 1 8はコネクタ端子、 1 9 Bは磁気変調素子、 2 0は回路装置部、 3 1は F D、 3 2はカートリッジ、 3 3 , 3 4はスライドシャツ夕一、 3 5は開口である。ホルダ Aは、 F D仕様に構成されている。

ホルダ本体 1 1は、縦横寸法および厚さが、図 1 6に示される F D 3 1におけるカートリッジ 3 2のそれらと同一となるように樹脂成形され、その外周辺に沿った複数のこの例では 5箇所に、矩形状のカード支持部 1 3が形成され、最大 6枚のメモリカード 1 を装着できるよう構成されている。

ホルダ本体 1 1には、図 1 6に示される F D 3 1における力一トリッジ 3 2に装備されているスライドシャツ夕一 3 3と同様なスライドシャツ夕一 3 4がスライド開閉自在に装着される。

スライドシャッター 3 4で隠された開口 3 5の内部に、磁気変調素子 1 9 Bが固定配備されている。

磁気変調素子 1 9 Bは、 F D 3 1に内装されるディスクに記録面と同等の位置に配備され、ホルダ Aを F D装置に装填した際に、磁気ヘッドが磁気変調素子 1 9 Bに精度よく対向するようになっている。

メモリカード 1からコネクタ端子 1 8を介して出力されたデ一ダを読み取る回路、読み取られた情報を磁気変調用信号に変換する回路および電源がホルダ本体 1 1に内蔵されている。これら回路および電源は、回路装置部 2 0として、ホルダ本体 1 1に内蔵されている。

F D 3 1の記録面に相当するホルダ本体 1 1位置に、磁気変調素子 1 9 Bの読み取り面が配置されている。

この実施形態の場合、メモリカードの情報を読み取る回路とコネクタ端子 1 8と電源とにより前記第 1の手段が構成され、また、読み取られた情報を磁気変調用信号に変換する回路と、磁気変調素子 1 9 Bと電源とより前記第 2の手段が構成される。

図 1 7に示すように、スライドシャツ夕一 3 4を廃止すれば、最大 7枚のメモリカード 1を装着することが可能なホルダ Aを構成することができる。図 1 8および図 1 9に、本発明の第 7の実施形態に従うホルダ Aが示されている。図 1 8および図 1 9において、図 1ないし図 1 7と同一の部分には同一の符号を付し同一の符号に係る部分の説明は省略する。

これらの図において、 Aはホルダ、 1はメモリカード、 2は入出力端子、 6は傾斜力ット部、 7はガイド溝、 1 1はホルダ本体、 1 3は力一ド支持部、 1 4はガイドレール、 1 5は傾斜角部、 1 8はコネクタ端子、 1 9 Cは光磁気変調素子、 2 0は回路装置部、 4 1は M Oディスク、 4 2はカートリッジ、 4 3、 4 4はスライドシャツ夕一、 4 5は開口である。

このホルダ Aは、 M Oディスク仕様に構成されている。

ホルダ本体 1 1は、縦横寸法および厚さが、図 2 0に示される M Oディスク 4 1のそれらと同一となるように樹脂成形され、その後端辺に沿った複数箇所（例では 3箇所）に、矩形状に形成された上下 2段のカード支持部 1 3が凹入形成され、最大 6枚のメモリカ一ド 1を装着できるよう構成されている。

各カード支持部 1 3それぞれの構成は、上述の実施形態と同様であり、また、この力一ド支持部 1 3は図 7と同様な上下 2段構成とされている。

ホルダ本体 1 1には、 M Oディスク 4 1のカートリッジ 4 2に装備されているスライドシャッタ一 4 3と同様なスライドシャッタ一 4 4がスライド開閉自在に装着されるとともに、このスライドシャツ夕一 4 4で隠された開口 4 5の内部に、光磁気変調素子 1 9 Cが固定配備されている。

光磁気変調素子 1 9 Cは、 M〇ディスク 4 1に内装されるディスクの記録面と同等の位置に配備され、ホルダ Aを M Oディスク用再生装置に装填した際に、光学ヘッドが光磁気変調素子 1 9 Cに精度よく対向するようになっている。

メモリ力一ド 1からコネクタ端子 8を介して出力されたデーダを読み取る回路、読み取られた情報を光磁気変調用信号に変換する回路および電源がホルダ本体 1 1に内蔵されている。

これら回路および電源は、回路装置部 2 0として、ホルダ本体 1 1に内蔵されている。 M Oディスク 4 1の記録面に相当するホルダ本体 1 1位置に、光磁気変調素子 1 9 C の読み取り面が配置されている。

この実施形態においても第 1の手段の構成は上述の実施形態と同様であり、また、第 2の手段については、読み取られた情報を光磁気変調用信号に変換する回路と光磁気変調素子 1 9 Cとを備えた点で特徴がある。

なお、スライドシャツ夕一 4 4を省略すれば、さらに多くのメモリカード 1を装着できる形態にすることができる。

図 2 1に本発明の第 8の実施形態に従うモリカードホルダ Aが示されている。

図 2 1において、図 1ないし図 2 0と同一の部分には同一の符号を付し同一の符号に係る部分の説明は省略する。

この図において、 Aはホルダ、 1はメモリカード、 6は傾斜カット部、 1 1はホルダ本体、 1 3はカード支持部、 1 4はガイドレール、 1 5は傾斜角部、 1 8はコネクタ端子、 1 9 Dは光磁気変調素子、 2 0は回路装置部、 5 1は1^ 0、 5 2はカートリッジ、 5 3、 5 4はスライドシャッター、 5 5は開口である。

このホルダ Aは、 M D仕様に構成されている。

ホルダ本体 1 1は、縦横寸法および厚さが、図 2 2に示されている M D 5 1の力一トリッジ 5 2それらと同一となるように樹脂成形され、その一側辺に沿った 2箇所に、力 —ド支持部 1 3が形成されている。

各カード支持部 1 3の構成は、上述の実施形態と同様である。

ホルダ本体 1 1には、 M D 5 1におけるカートリッジ 5 2に装備されているスライドシャッター 5 3と同様なスライドシャツ夕一 5 4がスライド開閉自在に装着されるとともに、このスライドシャッター 5 4で隠された開口 5 5の内部に、光磁気変調素子 1 9 Dが固定配備されている。

光磁気変調素子 1 9 Dは、 M D 5 1に内装されるディスクの記録面と同等の位置に配備され、ホルダ Aを M D用再生装置に装填した際に、光学ヘッドが光磁気変調素子 1 9 Dに精度よく対向するようになっている。

メモリ力一ド 1からコネクタ端子 1 8を介して出力されたデーダを読み取る回路、読み取られた情報を光磁気変調用信号に変換する回路および電源がホルダ本体 1 1に内蔵されている。

これら回路および電源は、回路装置部 2 0 8として、ホルダ本体 1 1に内蔵されている。 M Dディスク 5 1の記録面に相当するホルダ本体 1 1位置に、光磁気変調素子 1 9 Dの読み取り面が配置されている。この実施形態では、上述実施形態と同様な第 1および第 2の手段を備える。スライドシャッター 5 4の省略も上述と同様である。

上記した各例の実施形態では、メモリ力一ド 1をその面に沿って抜き差ししてカード支持部 1 3に嵌合保持させるようにしているが、メモリカード 1をカード支持部 1 3の上から面方向に圧入して弾性的に嵌合保持させるように構成することも可能である。

2枚のメモリカード 1を重複して保持可能な厚さの M O仕様のホルダ Aにおいては、ホルダ本体 1 1の表裏面にカード支持部 1 3を夫々形成して、背中合わせに 2枚のメモリカード 1を重複して保持させることも可能である。

保持したメモリ力一ド 1の抜け出し防止手段としては、上記のように嵌合摩擦力を利用する他に、挿入したメモリカード 1が弾性的に乗り越える小突起をカード支持部 1 3 の入口部位に形成しておけば、一層確実な抜け出し防止を行うことができる。

なお、メモリカード 1からの読み出しのみを行う場合を例示したが、メモリカード 1 への書き込みをも行えるように構成すると、一層便利に使用できる。その場合には、第 1、第 2の手段を構成する各部品に次の機能を付加すればよい。すなわち、第 2の手段を構成する各部品に C D、 F D、 M Oディスク、 M Dの記録情報として外部からこのメモリカードホルダ 1 1に書き込まれる情報を読み取る機能と、読み取った情報をメモリカードの記録情報として書き込み可能な状態に変換する機能を付加する。

なお、この場合における読み取る機能は付加光学変調素子 1 9 A、磁気変調素子 1 9 B、光磁気変調素子 1 9 C、 1 9 Dに付加すればよい。さらには、第 1の手段を構成する各部品に、メモリカード 1の記録情報として書きこみ可能な状態に変換された情報をメモリカード 1に書きこむ機能を付加する。産業上の利用可能性

本発明によれば、メモリカードの収納保管や、メモリカードを記録再生装置に対して読み取り可能にセットするホルダとして好適に利用される。

Claims

請求の範囲

1 . メモリカードより大きいディスク状記録媒体の寸法仕様と同一仕様に形成したホルダ本体を有し、このホルダ本体が、メモリカードの表裏面をホルダ本体の表裏面に沿わせた姿勢で、かつ、メモリカードがホルダ本体の外形内に納まる状態で保持する力 ―ド支持部を備えているメモリカードホルダ。

2 . 前記カード支持部が、前記ホルダ本体に対して、複数、設けられている請求項 1記載のメモリカードホルダ。

3 . 前記ディスク状記録媒体が、コンパクト 'ディスクである請求項 1記載のメモリカードホルダ。

4 . 前記複数のカード支持部が、放射状に設けられている請求項 3記載のメモリ力 ―ドホルダ。

5 . 前記ディスク状記録媒体が、フロッピィ 'ディスクである請求項 1記載のメモリカ一ドホルダ。

6 . 前記ディスク状記録媒体が、ミニ 'ディスクである請求項 1記載のメモリ力一ドホルダ。

7 . 前記ディスク状記録媒体が、マグネット ·オプティカル ·ディスクである請求項 1記載のメモリカードホルダ。

8 . 前記メモリカードの表面が、前記カード支持部に保持された状態で、外部に露出する請求項 1記載のメモリカードホルダ。

9 . 前記カード支持部が、ディスク厚さ方向に対して少なくとも上下 2段重ねで設けられている請求項 7記載のメモリカードホルダ。

1 0 . 前記ホルダ本体が、

前記力一ド支持部に支持されているメモリカードに対して情報の読み出し動作を行う第 1の手段と、

前記メモリカードから読み出された情報を前記ディスク状記録媒体の記録情報として外部に対して読み出し可能な状態に変換する第 2の手段と、

を備え、

かつ、前記第 2の手段の外部情報読み出し位置が、前記ディスク状記録媒体の記録面に相当する前記ホルダ本体の位置に設定されている、請求項 1記載のメモリカードホルダ。

1 1 . 前記第 2の手段が、前記ディスク状記録媒体の記録情報として外部からこのメモリカードホルダに書き込まれる情報を読み取って前記メモリカードの記録情報として書きこみ可能な状態に変換する機能をさらに有し、

前記第 1の手段が、前記第 2の手段で前記メモリ力一ドの記録情報として書きこみ可能な状態に変換された情報を前記メモリ力一ドに書きこむ機能をさらに有する請求項 1 0記載のメモリ力一ドホルダ。

1 2 . 前記カード支持部が、複数、周方向に等間隔で分散配置されている請求項 1 記載のメモリ力一ドホルダ。

1 3 . 前記上下に重複して設けられているメモリカードが、面方向に位置ずれさせて配置されている請求項 9記載のメモリ力一ドホルダ。